JP4816257B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、n相(nは3以上の整数)の多相ブラシレスモータを駆動制御するモータ制御装置に関する。
従来のモータ制御装置としては、例えばモータ駆動回路の全ての相に電流検出手段を備え、モータ制御部に全ての相の電流検出回路で検出された検出信号に基づくモータ電流値の総和をモータの相数で除することにより補正値を算出する補正値算出手段と、その補正値をモータ電流値から減ずることにより当該モータ電流値を補正するモータ電流値補正手段とを備え、モータの各相に実際に流れる電流値に基づいてモータを駆動するようにした電動パワーステアリング装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−59786号公報(第1頁、図2)
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来例にあっては、電流指令値に対する平滑処理、位相補償処理やゲイン調整などを行う調整手段や、電流指令値と電流検出値との偏差演算後の平滑処理、位相補償処理やゲイン調整などを行う調整手段で発生する量子化誤差によるノイズの影響を取り除くことができず、ノイズによって騒音の発生やトルクリップルが大きくなるという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、ノイズによる騒音の影響やトルクリップルを低減することができるモータ制御装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に係るモータ制御装置は、n相(nは3以上の整数)のブラシレスモータをモータ駆動回路で駆動制御するモータ制御装置であって、前記ブラシレスモータの各相電流を検出するモータ電流検出手段と、前記ブラシレスモータの各n相の電流指令値を出力する電流指令値演算手段と、前記電流検出手段で検出された各相電流と前記電流指令値演算手段から出力される各相電流指令値との電流偏差を演算するn個の電流偏差演算手段と、該電流偏差演算手段から出力されるn相の電流偏差の平均値を補正値として算出する補正値算出手段と、前記n個の偏差演算手段のうちのn−1個の偏差演算手段から出力される電流偏差に前記補正値算出手段で算出された補正値を減算してから電流制御を行ってn−1相の電圧指令値を出力する電流制御手段と、前記電流制御手段から出力されるn−1相の電圧指令値から残りの1相分の電圧指令値を算出する電圧指令値算出手段とを備え、前記電流制御手段から出力されるn−1相の電圧指令値及び前記電圧指令値算出手段で算出された残りの1相の電圧指令値を前記モータ駆動手段に供給して量子化誤差によるノイズを分散するようにしたことを特徴としている。
この請求項1に係る発明では、補正値算出手段で、偏差演算手段から出力される電流偏差の平均値を算出し、これを補正値として電流偏差演算手段から出力されるn−1相分の電流偏差に加算してから電流制御してn−1相の電圧指令値を出力し、このn−1相の電圧指令値から電圧指令値算出手段で残りの1相分の電圧指令値を算出し、これらn相の電圧指令値をモータ駆動手段に出力するので、各相に対して平滑処理、位相補償処理、ゲイン調整等の調整処理を行う時に発生する量子化誤差によるノイズの影響が分散されてノイズの影響による耳障りな波打ち音を抑制することができると共に、トルクリップルを減少させることができる。
また、請求項2に係るモータ制御装置は、請求項1に係る発明において、前記電流偏差演算手段は、n個の電流偏差に対して個別に平滑処理、位相補償処理、ゲイン調整処理等の量子化誤差を伴う調整処理を行う電流偏差調整手段を有し、該電流偏差調整手段の出力を前記補正手段に入力するように構成されていることを特徴としている。
さらにまた、請求項4に係るモータ制御装置は、請求項1乃至3の何れか1つに係る発明において、前記電流偏差演算手段は、電流指令値演算手段から出力されるn相の電流指令値に対して個別に平滑処理、位相補償処理及びゲイン調整処理の少なくとも1つの量子化誤差を伴う調整処理を行う指令値調整手段を有し、該指令値調整手段の出力と前記電流検出手段で検出したn相の電流検出値との偏差を演算するように構成されていることを特徴としている。
なおさらに、請求項5に係るモータ制御装置は、請求項1乃至4の何れか1つに係る発明において、前記ブラシレスモータの相の逆起電圧を算出する各相逆起電圧算出手段と、前記電流制御手段及び前記電圧指令値算出手段から出力されるn相電圧指令値と前記各相逆起電圧算出手段のn相の逆起電圧とを個別に加算して前記モータ駆動回路に出力する逆起電圧加算手段とを備えていることを特徴としている。
本発明によれば、各相に対して平滑処理、位相補償及びゲイン調整の少なくとも1つの調整処理を行う時に発生する量子化誤差によるノイズの影響が分散されてノイズの影響による耳障りな波打ち音を抑制することができると共に、トルクリップルを減少させることができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を電動パワーステアリング装置に適用した場合の一実施形態を示す全体構成図であって、図中、1は図示しないステアリングホイールに伝達される操舵トルクTを検出する操舵トルクセンサ、2は車両の車速Vsを検出する車速センサである。
操舵トルクセンサ1で検出した操舵トルクTと車速センサ2で検出した車速Vsとが電流指令値演算手段としての電流指令値演算部3に入力され、この電流指令値演算部3から出力される3相電流指令値Ia*〜Ic*が電流フィードバック制御部4に入力されて電流フィードバック制御されて電圧指令値Van〜Vcnが出力される。この電流フィードバック制御部4から出力される電圧指令値Van〜Vcn及び後述する各相逆起電圧推定値Ea〜Ecが逆起電圧加算手段としての逆起電圧加算部5に入力され、この逆起電圧加算部5で、両者を加算して電圧指令値Va*〜Vc*を算出する。この逆起電圧加算部5から出力される電圧指令値Va*〜Vc*がモータ駆動手段としてのモータ駆動回路6に供給され、このモータ駆動回路6から出力されるモータ駆動電流Ia〜Icが3相ブラシレスモータ7の各相に供給される。
そして、モータ駆動回路6から出力されるモータ駆動電流Ia〜Icが夫々モータ電流検出部8a〜8cで検出されると共に、3相ブラシレスモータ7の各相の端子電圧Va〜Vcが端子電圧検出回路9a〜9cで検出される。モータ電流検出部8a〜8cで検出されたモータ駆動電流Ia〜Ic及び端子電圧検出回路9a〜9cで検出された各相の端子電圧Va〜Vcが各相逆起電圧算出手段としての各相逆起電圧算出部10に供給されてa相〜c相の逆起電圧推定値Ea〜Ecが算出され、算出された逆起電圧推定値Ea〜Ecが逆起電圧加算部5に入力される。
指令値演算部3は、入力される操舵トルクT及び車速Vsをもとに図2に示す電流指令値算出マップを参照して操舵補助電流指令値IM *を算出する操舵補助電流指令値算出部11と、この操舵補助電流指令値算出部11で算出した操舵補助電流指令値IM *をベクトル制御してd−q軸の電流指令値Id及びIqを算出するベクトル制御部12と、このベクトル制御部12から出力される電流指令値Id及びIqを2相/3相変換して3相電流指令値Ia*、Ib*及びIc*を算出する2相/3相変換部13とを備えている。
ここで、操舵補助電流指令値算出部11の操舵補助電流指令値算出マップは、図2に示すように、横軸に操舵トルクTをとり、縦軸に操舵補助電流指令値IM *をとると共に、車速検出値Vをパラメータとした放物線状の曲線で表される特性線図で構成されている。そして、操舵トルクTが“0”からその近傍の設定値Ts1までの間は操舵補助電流指令値IM *が“0”を維持し、操舵トルクTが設定値Ts1を超えると最初は操舵補助電流指令値IM *が操舵トルクTの増加に対して比較的緩やかに増加するが、さらに操舵トルクTが増加すると、その増加に対して操舵補助電流指令値IM *が急峻に増加するように設定され、この特性曲線が、車速が増加するに従って傾きが小さくなるように複数本設定されている。
ベクトル制御部12では、後述する3相ブラシレスモータに一体に連結されたモータ回転位置を検出するモータ回転位置検出手段としてのレゾルバ15から出力される回転角検出信号に基づいてモータ回転角θを算出する回転角検出部16から出力されるモータ回転角θ及びモータ回転角θを微分する微分回路17から出力されるモータ角速度ωが入力され、これらに基づいてd−q軸演算処理を行って、d軸電流Id及びq軸電流Iqを算出してこれらを2相/3相変換部13に出力する。
そして、2相/3相変換部13で3相電流指令値Ia*、Ib*及びIc*に変換して電流フィードバック制御部4に出力する。
この電流フィードバック制御部4は、図3に示すように、電流指令値演算部3の2相/3相変換部13から出力される3相電流指令値Ia*、Ib*及びIc*が個別に入力され、電流指令値Ia*、Ib*及びIc*に対してノイズ除去のための平滑フィルタ処理、安定性、応答性を補償するための位相補償処理及びゲイン調整の少なくもと1つなどの調整処理を行う指令値調整部21a、21b及び21cと、これら指令値調整部21a、21b及び21cから出力される調整済み指令値Ia*′、Ib*′及びIc*′とモータ電流検出部8a、8b及び8cで検出したモータ駆動電流Ia、Ib及びIcとの電流偏差ΔIa、ΔIb及びΔIcを演算する電流偏差演算手段としての電流偏差演算部22a、22b及び22cと、これら電流偏差演算部22a、22b及び22cから出力される電流偏差ΔIa、ΔIb及びΔIcが個別に入力されて、電流偏差ΔIa、ΔIb及びΔIcに含まれるノイズ成分を抑制するための平滑処理、位相補償及びゲイン調整の少なくとも1つを行う電流偏差調整手段としての電流偏差調整部23a、23b及び23cと、これら電流偏差調整部23a、23b及び23cから出力される調整済みの電流偏差ΔIa′、ΔIb′及びΔIc′が入力されてこれらに基づいて補正値Cを算出する補正値算出手段としての補正値算出部24と、この補正値算出部24から出力される補正値Cを電流偏差調整部23a及び23cから出力される調整済み電流偏差ΔIa′及びΔIc′から減算する減算部25a及び25cと、これら減算部25a及び25cから出力される減算値に対して例えば比例積分制御処理(PI制御処理)を行って電圧指令値Van及びVcnを出力する電流制御手段としての電流制御部26a及び26cと、これら電流制御部26a及び26cから出力される電圧指令値Van及びVcnに基づいて残りの電圧指令値Vbnを算出する電圧指令値算出部27とを備えている。
補正値算出部24は、電流偏差調整部23a〜23cから出力される調整済みの3相の電流偏差ΔIa′〜ΔIc′を加算して総和を算出する加算器ADD1と、この加算器ADD1から出力される3相電流偏差ΔIa′〜ΔIc′の総和を相数n=3で除して電流偏差平均値を算出する平均値演算部MOとを有し、この電流偏差平均値を補正値Cとして減算部25a及び25cに出力する。
また、電圧指令値算出部27は、電流制御部26a及び26cから出力される電圧指令値Van及びVcnを加算する加算器ADD2と、この加算器ADD2から出力される加算値の符号を反転させる符号反転器CIとを備え、a相電圧指令値Van及びc相電圧指令値Vcnを加算した加算値の符号を反転することにより、3相電圧指令値の残りの1相即ちb相電圧指令値Vbnを算出することができる。
また、モータ駆動回路6は、逆起電圧加算部5から出力される3相の電圧指令値Va*〜Vc*が入力され、これら3相電圧指令値Va*〜Vc*をもとにパルス幅変調を行うパルス幅変調制御部61と、このパルス幅変調制御部61から出力されるパルス幅変調信号によって6個の電界効果トランジスタ等のスイッチング素子のゲートが制御されて3相モータ電流Ia〜Icを3相ブラシレスモータ7に出力するインバータ回路62とを備えている。
さらに、各相逆起電圧算出部10は、電流検出部8a〜8cで検出されたモータ駆動電流Ia〜Icと端子電圧検出回路9a〜9cで検出された各相の端子電圧Va〜Vcが個別に入力されたa相逆起電圧算出部10a、b相逆起電圧算出部10b及びc相逆起電圧算出部10cとを有し、これら逆起電圧算出部10a〜10cで下記(1)〜(3)式の演算を行って算出したa相〜c相逆起電圧推定値Ea〜Ecを逆起電圧加算部5を構成する加算器51a〜51cに個別に入力する。
Ea=Va−(Ra+s・La)・Ia …………(1)
Eb=Vb−(Rb+s・Lb)・Ib …………(2)
Ec=Vc−(Rc+s・Lc)・Ic …………(3)
ただし、Ra〜Rcはモータの巻線抵抗、La〜Lcはモータのインダクタンス、sはラプラス演算子で、ここでは微分演算(d/dt)を表している。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、運転者が図示しないステアリングホイールを操舵することにより、ステアリングホイールに操舵トルクTが伝達されると、この操舵トルクTが操舵トルクセンサ1によって検出されると共に、そのときの車速Vsが車速センサ2で検出される。
そして、検出された操舵トルクT及び車速Vsが電流指令値演算部3の操舵補助電流指令値算出部11に入力されることにより、この操舵補助電流指令値算出部11で、操舵トルクT及び車速Vsをもとに図2に示す操舵補助電流指令値算出マップを参照して操舵補助電流指令値IM *を算出し、この操舵補助電流指令値IM *をベクトル制御部12に供給することにより、このベクトル制御部12で回転角検出部16から入力されるモータ回転角θ及び微分回路17から入力されるモータ角速度ωに基づいてd−q座標でのd軸電流指令値Id及びq軸電流指令値Iqを算出し、これらd軸電流指令値Id及びq軸電流指令値Iqを2相/3相変換部13で3相電流指令値Ia*、Ib*及びIc*に変換して電流フィードバック制御部4に出力する。
この電流フィードバック制御部4では、入力される3相電流指令値Ia*、Ib*及びIc*に対して、指令値調整部21a、21b及び21cで、平滑処理、位相補償処理及びゲイン調整処理の少なくとも1つの調整処理を行ってから電流偏差演算部22a、22b及び22cに入力し、これら電流偏差演算部22a、22b及び22cで調整済み指令値Ia*′、Ib*′及びIc*′から電流検出部8a、8b及び8cで検出したモータ電流Ia、Ib及びIcを夫々減算して電流偏差ΔIa、ΔIb及びΔIcを演算する。
そして、演算された電流偏差ΔIa、ΔIb及びΔIcに対して電流偏差調整部23a、23b及び23cで電流偏差ΔIa、ΔIb及びΔIcに含まれる振動を抑制するための平滑フィルタ処理、位相補償処理及びゲイン調整処理の少なくとも1つの電流偏差調整処理を行い、これらの調整済み電流偏差ΔIa′、ΔIb′及びΔIc′を補正値算出部24に入力する。この補正値算出部24では、入力される調整済み電流偏差ΔIa′、ΔIb′及びΔIc′を加算器ADD1で加算して、3相調整済み電流偏差の総和(=ΔIa′+ΔIb′+ΔIc′)を算出し、次いで平均値演算部MOで3相調整済み電流偏差の総和を“3”で除して電流偏差平均値を算出し、この電流偏差平均値を補正値Cとして、電流偏差調整部23a及び23cからの(n−1)相の調整済み電流偏差ΔIa′及びΔIc′が個別に入力された減算部25a及び25cに供給し、調整済み電流偏差ΔIa′及びΔIc′から補正値Cを減算し、これらの減算出力を電流制御部26a及び26cに供給して比例積分制御を行って電圧指令値Van及びVcnを算出する。
また、算出した電圧指令値Van及びVcnを電圧指令値算出部27に供給して、残りの1相であるb相の電圧指令値Vbnを算出し、算出した各相電圧指令値Van、Vbn及びVcnを逆起電圧演算部5に供給し、この逆起電圧演算部5で、電流フィードバック制御部4から出力される電圧指令値Van、Vbn及びVcnにモータ電流Ia〜Ic及びモータ端子電圧Va〜Vcに基づいて算出された逆起電圧推定値Ea、Eb及びEcを加算して3相の電圧指令値Va*、Vb*及びVc*を算出する。
そして、3相の電圧指令値Va*、Vb*及びVc*をモータ駆動回路6のパルス幅変調制御部61に出力することにより、インバータ回路62の各スイッチング素子のゲートを制御するパルス幅変調信号が出力されて、3相ブラシレスモータ7を操舵トルクT及び車速Vsに応じた最適な操舵補助力を発生するように駆動する3相のモータ駆動電流Ia、Ib及びIcが3相ブラシレスモータ7に出力される。このため、3相ブラシレスモータ7で最適な操舵補助力が発生され、これが例えば減速ギヤを介してステアリングホイールが連結されたステアリングシャフト又はステアリングギヤのピニオンシャフトに伝達されることにより、ステアリングホイールを軽い操舵トルクで操舵することができる。
ところで、電流フィードバック制御部4では、補正値算出部24で電流偏差調整部23a〜23cから出力される調整済み電流偏差ΔIa′〜ΔIc′の平均値を補正値Cとして算出し、これを(n−1)相の調整済み電流偏差ΔIa′及びΔIc′から減算し、その後に電流制御部26a及び26cで比例積分制御するようにしているので、調整部21a〜21c及び23a〜23cで生じる量子化誤差によるノイズを各相に分散してノイズによる波打ち音の発生を抑制すると共に、トルクリップルを低減することができる。
すなわち、説明を簡単にするために、電流制御部26a及び26cで比例制御(ゲインP>0)のみを行う場合を想定して説明する。
今、電流制御部26a及び26cの理想状態の3相入力をIna′、Inb′及びInc′とし、出力される理想状態の3相電圧指令値をVa′、Vb′及びVc′とする。
この状態では、A相、C相及びB相の入出力関係は、
A相 Van′=P・Ina′
C相 Vcn′=P・Inc′
B相 Vbn′=−Van′−Vcn′=−P(Ina′+Inc′)
Ina′+Inb′+Inc′=0
入力に誤差Wa、Wb及びWcがあるとすると入力Ina、Inb及びIncは、下記のように表すことができる。
A相 Ina=Ina′+Wa
B相 Inb=Inb′+Wb
C相 Inb=Inb′+Wc
このため、補正値算出部24で算出される補正値Cは、
C=(Ina+Inb+Inc)/3
=(Ina′+Inb′+Inc′+Wa+Wb+Wc)/3
で表され、Ina′+Inb′+Inc′=0であるので、
C=(Wa+Wb+Wc)/3
となる。
そして、各相電圧指令値Van、Vbn及びVcnは、
A相 Van=P(Ina−C)
=P(Ina′+2/3Wa−1/3Wb−1/3Wc)
C相 Vcn=P(Inc−C)
=P(Inc′−1/3Wa−1/3Wb+2/3Wc)
B相 Vbn=−Van−Vcn
=−P(Ina′+Inc′+1/3Wa−2/3Wb+1/3Wc)
各相の理想電圧指令値Van′、Vbn′及びVcn′からの誤差の絶対値は、
A相 |Van−Van′|=|P(Ina′+2/3Wa−1/3Wb−1/3Wc)−P・Ina′|
≦2/3P|Wa|+1/3P|Wb|+1/3P|Wc|
C相 |Vcn−Vcn′|=|P(Ina′+2/3Wa−1/3Wb−1/3Wc)−P・Ina′|
≦1/3P|Wa|+1/3P|Wb|+2/3P|Wc|
B相 |Vbn−Vbn′|=|−P(Ina′+Inc′+1/3Wa−2/3Wb+1/3Wc)
+P(Ina′+Inc′)|
≦1/3P|Wa|+2/3P|Wb|+1/3P|Wc|
となる。簡単のため、|Wa|=|Wb|=|Wc|=Wとすると、
A相 |Van−Van′|≦4/3P・W …………(4)
C相 |Vcn−Vcn′|≦4/3P・W …………(5)
B相 |Vbn−Vbn′|≦4/3P・W …………(6)
となる。つまり、各相均等にノイズの影響が出ることになる。
一方、モータトルクTmは下記(7)式のように表される。
Tm=Ia・Ear+Ib・Ebr+Ic・Ecr …………(7)
ただし、Ear、Ebr及びEcrは各相逆起電圧である。
ここで、各相のモータ電流と逆起電圧とは、前述した(1)式〜(3)式の関係を有するので、図4に示すように、同位相で逆起電圧が大きくなるとモータ電流も大きくなる。また、モータトルクTmは上記(7)式のモータトルク式から明らかなように各相におけるモータ電流と逆起電圧との積の総和となる。電圧指令値Va〜Vcが変動するとモータ電流Ia〜Icが変動することになり、トルクリップルが生じることになるが、本実施形態では、前述した(4)式〜(6)式で表されるように、各相の電圧指令値Van〜Vcnに均等にノイズの影響が出るので、トルクリップルを抑制することができる。同時に後述するように補正値算出部24及び減算器25a,25cを設けない従来例の場合に生じる波打ち音の発生を確実に防止することができる。
因みに、補正値算出部24及び減算器25a,25cを設けない場合には、各相電圧指令値Van〜Vcnは、
A相 Van=P・Ina=P(Ina′+Wa)
C相 Vcn=P・Inc=P(Inc′+Wc)
B相 Vbn=−Van−Vcn=−P(Ina′+Wa)−P(Inc′+Wc)
となり、各相の理想電圧指令値からの誤差の絶対値は、
A相 |Van−Van′|=|P(Ina′+Wa)−PIna′|=P|Wa|
C相 |Vcn−Vcn′|=|P(Inc′+Wc)−PInc′|=P|Wc|
B相 |Vbn−Vbn′|=|−P(Ina′+Wa)−P(Inc′+Wc)
+P(Ina′+Inc′)|
=|−PWa−PWc|≦P|Wa|+P|Wc|
説明を簡単にするため、|Wa|=|Wb|=|Wc|=Wとすると、
A相 |Van−Van′|=P・W
C相 |Vcn−Vcn′|=P・W
B相 |Vbn−Vbn′|=2P・W
となる。つまり、B相電圧指令値は他のA相電圧指令値及びC相電圧指令値と比べてノイズの影響が大きくなる。
このため、B相のモータ電流Ibの変動・乱れが大きくなり、前述した(7)式のモータトルク演算式からB相のモータ電流Ibの絶対値が大きくなるタイミングでB相の逆起電圧推定値Ebの絶対値も大きくなることから、ノイズによるトルクリップルが大きくなり、騒音が大きくなる。このような状況では、特に、ステアリングホイールをゆっくり操舵したときには、音が波打つように聞こえる異音となり、乗員に違和感を与えることになる。
しかしながら、本実施形態では、前述したように、A相、B相及びC相の電圧指令値Van、Vbn及びVcnにノイズの影響が均等に出るので、トルクリップルを減少させることができると共に、波打ち音の発生を確実に防止することができ、乗員に違和感を与えることを確実に防止することができる。
また、上記実施形態では、(n−1)相の電圧指令値Van及びVcnから残りの1相となるB相の電圧指令値Vbnを算出するので、各相個別のパラメータ変化に対応しながら、各相の制御系に制御偏差が残存することのない安定した制御系の解を得ることができる安定したモータ制御が可能となる。
なお、上記実施形態においては、3相ブラシレスモータ7の3相モータ駆動電流Ia〜Icをモータ電流検出部8a〜8cで検出する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図5に示すように、例えばB相のモータ電流検出部8bを省略し、これに代えて、モータ電流検出部8a及び8cで検出したA相及びC相モータ駆動電流Ia及びIcを加算器81で加算してから符号反転器82で符号反転することにより、B相モータ駆動電流Ibを算出し、算出したB相モータ駆動電流Ibを電流フィードバック制御部4の偏差演算部22b及び各相逆起電圧算出部10のB相逆起電圧算出部10bに供給するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、3相ブラシレスモータ7のモータ制御装置に本発明を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、4相以上の多相ブラシレスモータに本発明を適用することができ、この場合にも電流フィードバック制御部4で多相ブラシレスモータの相数nに対応する数の電流偏差調整部23a〜23nの出力を補正値算出部24の加算器ADD1で加算してから平均値演算部MOで相数nで除算して平均値を算出し、これを補正値Cとして(n−1)相の調整済み電流偏差ΔI1′〜ΔI(n−1)′から減算し、その減算値に電流制御部26(1)〜26(n−1)で電流制御して電圧指令値V1〜V(n−1)を算出し、残りの1相を電圧指令値算出部27で算出するようにすればよい。
さらに、上記実施形態においては、各相のモータ駆動電流Ia〜Icと各相端子電圧Va〜Vcとに基づいて各相逆起電圧推定値Ea〜Ecを算出する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、モータの回転角度θ及びモータ角速度ωを用いてA相〜C相の逆起電圧推定値Ea〜Ecを算出するようにしてもよく、また例えば2つの逆起電圧推定値Ea及びEcを先に求めておいてから残りの逆起電圧推定値EbをEb=Ea−Ecとして算出するようにしてもよい。
さらにまた、上記実施形態においては、モータ電流検出部8a〜8cがインバータ回路62とブラシレスモータ7との間に配設した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、インバータ回路内にモータ電流検出部を設けるようにしてもよい。
なおさらに、上記実施形態においては、A相及びC相の電流制御部26a及び26cを設ける場合について説明したが、これに限定されるものではなく、A相及びB相の電流制御部を設けたり、B相及びC相の電流制御部を設けたりしてもよいことは言うまでもない。
また、上記実施形態では、本発明を電動パワーステアリング装置に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、電動チルト装置、電動テレスコ装置、電動ブレーキ装置等の電動モータを使用する任意の制御機器に本発明を適用することができるものである。
本発明を電動パワーステアリング装置に適用した場合の一実施形態を示すブロック図である。 操舵補助指令値演算部で使用する操舵補助指令値算出マップを示す特性線図である。 図1の電流フィードバック制御部の具体的構成を示すブロック図である。 各相モータ駆動電流と各相逆起電圧との関係を示す特性線図である。 本発明の他の実施形態を示すブロック図である。
符号の説明
1…操舵トルクセンサ、2…車速センサ、3…電流指令値演算部、4…電流フィードバック制御部、5…電圧指令値算出部、6…モータ駆動回路、7…3相ブラシレスモータ、8a〜8c…モータ電流検出部、9a〜9c…端子電圧検出回路、10…各相逆起電圧算出部、11…操舵補助電流指令値演算部、12…ベクトル制御部、13…2相/3相変換部、21a〜21c…指令値調整部、22a〜22c…電流偏差演算部、23a〜23c…電流偏差調整部、24…補正値算出部、ADD1…加算器、MO…平均値演算部、25a,25b…減算器、26a,26c…電流制御部、27…電圧指令値算出部

Claims (5)

  1. n相(nは3以上の整数)のブラシレスモータをモータ駆動回路で駆動制御するモータ制御装置であって、
    前記ブラシレスモータの各相電流を検出するモータ電流検出手段と、前記ブラシレスモータの各n相の電流指令値を出力する電流指令値演算手段と、前記電流検出手段で検出された各相電流と前記電流指令値演算手段から出力される各相電流指令値との電流偏差を演算するn個の電流偏差演算手段と、該電流偏差演算手段から出力されるn相の電流偏差の平均値を補正値として算出する補正値算出手段と、前記n個の偏差演算手段のうちのn−1個の偏差演算手段から出力される電流偏差に前記補正値算出手段で算出された補正値を減算してから電流制御を行ってn−1相の電圧指令値を出力する電流制御手段と、前記電流制御手段から出力されるn−1相の電圧指令値から残りの1相分の電圧指令値を算出する電圧指令値算出手段とを備え、
    前記電流制御手段から出力されるn−1相の電圧指令値及び前記電圧指令値算出手段で算出された残りの1相の電圧指令値を前記モータ駆動手段に供給して量子化誤差によるノイズを分散するようにしたことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記電流偏差演算手段は、n個の電流偏差に対して個別に平滑処理、位相補償処理、ゲイン調整処理等の量子化誤差を伴う調整処理を行う電流偏差調整手段を有し、該電流偏差調整手段の出力を前記補正手段に入力するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記電流偏差調整手段は、電流偏差の振動を抑制する平滑処理、位相補償処理及びゲイン調整の少なくとも1つの調整処理を行うように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記電流偏差演算手段は、電流指令値演算手段から出力されるn相の電流指令値に対して個別に平滑処理、位相補償処理及びゲイン調整処理の少なくとも1つの量子化誤差を伴う調整処理を行う指令値調整手段を有し、該指令値調整手段の出力と前記電流検出手段で検出したn相の電流検出値との偏差を演算するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のモータ制御装置。
  5. 前記ブラシレスモータの相の逆起電圧を算出する各相逆起電圧算出手段と、前記電流制御手段及び前記電圧指令値算出手段から出力されるn相電圧指令値と前記各相逆起電圧算出手段のn相の逆起電圧とを個別に加算して前記モータ駆動回路に出力する逆起電圧加算手段とを備えていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のモータ制御装置。
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