JP4816207B2 - 情報処理システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システムおよび方法に関し、特に、より説得力のある推薦理由を提示することができるようにする情報処理システムおよび方法に関する。
サーバ−クライアントシステムにおいて、サーバ装置が、書籍やテレビジョン番組などのあるアイテムをクライアント装置のユーザに推薦するとき、クライアント装置の画面上に、推薦するアイテムの情報とともに、推薦理由を表示させることが従来より行われている。
推薦理由の表示は、例えば、次の2つの方法に基づいて行われる。
1.協調フィルタリング
ある本を選択したユーザに対して、サーバ装置は、そのユーザと、同じものを選択した他の人、あるいは同じような嗜好を持つ他の人が興味を持っている本を推薦し、「あなたが選んだ、この本を選んだ人は他にXXXという本も購入しています。」というような理由を提示する。
すなわち、ここでは、「XXXという本」を推薦する理由として、いま推薦を受けているユーザと同様に、「この本」を選んだ人が購入したから、という事実が示されている。
2.推薦に寄与した単語を強調して提示
例えば、番組の推薦を受けようとしているユーザがスポーツ番組をよく視聴している場合(クライアント装置における視聴履歴をサーバ装置が取得している場合)、サーバ装置は、スポーツ番組を推薦し、「あなたのよく見るジャンルの『スポーツ』番組です。」というような理由を提示する。
すなわち、ここでは、あるスポーツ番組を推薦する理由として、ユーザがよく視聴する番組のジャンルと、推薦する番組のジャンルが「スポーツ」で同じだから、ということが示されている。
同様に、推薦を受けようとしているユーザが旅行に興味をもっている場合(アンケートに答えてもらうなどして、旅行に興味があることをサーバ装置があらかじめ取得している場合)、サーバ装置は、温泉旅行番組を推薦し、「あなたのよくみる番組のキーワード『温泉』『健康』『旅』」というような理由を提示する。
すなわち、ここでは、ある温泉旅行番組を推薦する理由として、その番組の内容が、ユーザの興味のある「温泉」、「健康」、「旅」に関係があるから、ということがキーワードを用いて示されている。
番組の推薦理由を提示する技術については特許文献1に開示されている。また、人にあるものを推薦するときに、その理由を教えることの重要性については非特許文献1に開示されている。
特開2004−355340号公報 Jonathan L. Herlocker, Joseph A. Konstan, and John Riedl Dept. of Computer Science and Engineering University of Minnesota explaining Collaborative Filtering Recommendations
以上のような推薦理由の文章は、定型の文章の一部を、ユーザの選択内容やユーザの嗜好に応じて置き換えただけの単純な文章であるから、文章としての面白みに欠けるという課題があった。とはいえ、推薦理由を提示する文章として、高度な文章をサーバ装置に自動的に生成させることは難しい。
実際の店舗において店員が商品を推薦する際、その理由を客に説明するのと同様に、サーバ−クライアントシステムにおいても、推薦理由を提示することは、ユーザを納得、安心させ、推薦された商品を購入したユーザからのクレームを減らすなどの効果が期待されることから非常に重要なことである。また、推薦する対象が音楽などの趣味嗜好に関係してくるものの場合、趣味嗜好が多様化していることから、特に、推薦理由をある程度詳細に提示して、ユーザを納得させる必要があるものと考えられる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、より説得力のある推薦理由を提示することができるようにするものである。
本発明の情報処理システムは、ユーザ装置とサーバ装置がネットワークを介して接続されることによって構成される。前記ユーザ装置は、再生したコンテンツのデータを解析し、前記コンテンツの特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、コンテンツの特徴量と単語の対応関係を表す辞書に基づいて、前記特徴量抽出手段により抽出された前記コンテンツの特徴量に対応する単語を選択する言語化手段と、前記言語化手段により選択された単語を含む嗜好情報を生成する嗜好情報生成手段と、前記嗜好情報生成手段により生成された前記嗜好情報を前記サーバ装置に送信する送信手段と、前記サーバ装置において選択されたアイテムの内容を説明する文章を表示させるための情報である画面情報が前記サーバ装置から送信されたとき、前記画面情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記画面情報に基づいて、前記サーバ装置において選択されたアイテムの内容を説明する文章を表示させる表示制御手段とを備える。また、前記サーバ装置は、複数のアイテムの内容を説明する文章を記憶する文章記憶手段と、前記文章記憶手段に記憶されているそれぞれの文章からキーワードを選択するキーワード選択手段と、前記キーワード選択手段により選択された前記キーワードを、選択元になった文章により内容が説明されるアイテムのメタデータとして記憶するメタデータ記憶手段と、前記ユーザ装置から送信された前記嗜好情報を受信する受信手段と、前記文章記憶手段に記憶されている文章により内容が説明されるアイテムのうち、前記受信手段により受信された前記嗜好情報に含まれる単語を前記キーワードとして前記メタデータに有するアイテムを選択し、選択したアイテムの内容を説明する文章に含まれる単語のうち、前記嗜好情報に含まれる単語が他の単語と異なる形式で表示されるように前記画面情報を生成する画面情報生成手段と、前記画面情報生成手段により生成された前記画面情報を前記ユーザ装置に送信する送信手段とを備える。
ここで、アイテムには、ネットワークを介して、または、所定の記録媒体に記録させた形でユーザに提供可能なデータだけでなく、有体物として存在するハードウエア(物品)も含まれる。例えば、テレビジョン番組、映画、写真、音楽等(動画像、静止画像、音声、または、それらの組合せ等)のいわゆるコンテンツ、家電製品、食料品などもアイテムに該当する。
前記サーバ装置には、アイテムの詳細情報を記憶する詳細情報記憶手段をさらに設けることができる。この場合、前記サーバ装置の前記画面情報生成手段には、さらに、前記受信手段により受信された前記嗜好情報に含まれる単語を前記キーワードとして前記メタデータに有するアイテムの詳細情報を含む前記画面情報を生成させることができる。
前記サーバ装置には、単語の対応関係を記述した辞書を記憶する辞書記憶手段をさらに設けることができる。この場合、前記サーバ装置の前記画面情報生成手段には、さらに、前記文章記憶手段に記憶されている文章により内容が説明されるアイテムのうち、前記受信手段により受信された前記嗜好情報に含まれる単語と前記辞書記憶手段に記憶されている前記辞書において対応付けられている単語を前記キーワードとして前記メタデータに有するアイテムを選択させ、選択したアイテムの内容を説明する文章に含まれる単語のうち、前記嗜好情報に含まれる単語と前記辞書記憶手段に記憶されている前記辞書において対応付けられている単語が他の単語と異なる形式で表示されるように前記画面情報を生成させることができる。
本発明の情報処理方法は、ユーザ装置とサーバ装置がネットワークを介して接続されることによって構成される情報処理システムの情報処理方法である。前記ユーザ装置が、再生したコンテンツのデータを解析し、前記コンテンツの特徴量を抽出し、コンテンツの特徴量と単語の対応関係を表す辞書に基づいて、抽出した前記コンテンツの特徴量に対応する単語を選択し、選択した単語を含む嗜好情報を生成し、生成した前記嗜好情報を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置において選択されたアイテムの内容を説明する文章を表示させるための情報である画面情報が前記サーバ装置から送信されたとき、前記画面情報を受信し、受信した前記画面情報に基づいて、前記サーバ装置において選択されたアイテムの内容を説明する文章を表示させ、前記サーバ装置が、複数のアイテムの内容を説明する文章を文章記憶手段に記憶し、前記文章記憶手段に記憶されているそれぞれの文章からキーワードを選択し、選択した前記キーワードを、選択元になった文章により内容が説明されるアイテムのメタデータとして記憶し、前記ユーザ装置から送信された前記嗜好情報を受信し、前記文章記憶手段に記憶されている文章により内容が説明されるアイテムのうち、受信した前記嗜好情報に含まれる単語を前記キーワードとして前記メタデータに有するアイテムを選択し、選択したアイテムの内容を説明する文章に含まれる単語のうち、前記嗜好情報に含まれる単語が他の単語と異なる形式で表示されるように前記画面情報を生成し、生成した前記画面情報を前記ユーザ装置に送信するステップを含む。
本発明によれば、より説得力のある推薦理由を提示することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る推薦システムの構成例を示すブロック図である。
この推薦システムは、サーバ装置1とユーザ装置2がネットワーク3を介して接続されることによって構成される。図1には、1つのユーザ装置2が示されているが、当然、複数のユーザ装置2がネットワーク3に接続されるようにしてもよい。
サーバ装置1は、各種のアイテムに関する情報を管理しており、情報を管理しているアイテムの中から、ユーザ装置2のユーザの嗜好にあう所定のアイテムを選択し、選択したアイテムに関する情報をネットワーク3を介してユーザ装置2に提供する。
ユーザ装置2においては、サーバ装置1から送信されてきた情報に基づいて推薦画面が表示される。推薦画面には、推薦されたアイテムに関する詳細な情報だけでなく、推薦理由も表示される。推薦理由は、例えば、推薦に寄与した単語や文章が目立つように、他の単語や文章と異なる形式で区別して表示(ハイライト表示)された、推薦対象のアイテムについて書かれた解説文により提示される。
すなわち、サーバ装置1には、それぞれのアイテムについて書かれた解説文があらかじめ用意されており、それが、推薦理由の提示に用いられる。
ユーザ装置2は、ユーザの嗜好を表す嗜好情報を管理しており、管理している嗜好情報をサーバ装置1に提供することによって、ユーザの嗜好にあうアイテムの推薦を要求する。アイテムの推薦の際には、推薦を要求するアイテムのジャンルを指定する情報などもユーザ装置2からサーバ装置1に通知される。
また、ユーザ装置2は、サーバ装置1から送信されてきた情報に基づいて推薦画面を表示させる。ユーザは、ユーザ装置2に表示された推薦画面から、推薦されたアイテムをダウンロードしたり、推薦されたアイテムの購入を申し込んだりすることができる。
図2は、ユーザ装置2により表示される推薦画面の例を示す図である。
以下、推薦を要求するアイテムのジャンルが音楽CDである場合について主に説明するが、推薦を要求したアイテムのジャンルが音楽CD以外のジャンルである場合も同様にして、推薦するアイテムの選択と、推薦画面の表示がサーバ装置1とユーザ装置2によりそれぞれ行われる。
図2に示す音楽CDの推薦画面の例においては、サーバ装置1が情報を管理している音楽CDの中から、ユーザの嗜好にあう音楽CDとしてアーティスト名「ピョーク」、タイトル「ポスト」の音楽CDが推薦されており、このアーティスト名とタイトルが表示されている。
推薦画面には、アーティスト名とタイトルの他に、推薦された音楽CDに関する詳細な情報である詳細情報11と、推薦理由12が表示される。
図2の例においては、詳細情報11として、推薦された音楽CDのジャケットの画像と、その音楽CDに含まれる曲のタイトルが表示されている。なお、図2において、点線は、説明の便宜上示しているものであり、実際に画面に表示されるものではない。
また、図2の例においては、推薦理由12として、ある音楽解説者により書かれた音楽CD「ポスト」についての解説文が表示されている。この解説文に含まれる文章のうち、点線で囲む文章12A乃至12Cは、例えば、赤色などの目立つ色、太い線の文字で強調表示されるように、他の文章と異なる形式で表示される文章である。文章12A乃至12C以外の他の文章は、黒色などの、赤色に較べて目立たない色で表示される。
また、文章12Aに含まれる単語である「オリジナリティ」、文章12Bに含まれる単語である「奥深さ」、および、文章12Cに含まれる単語である「ユニーク」に下線が引かれており、これにより、ユーザ装置2のユーザが、他の単語と区別することができるようになされている。
この、下線が引かれている3つの単語は、ユーザの嗜好にあう音楽CDとして音楽CD「ポスト」を選択する際に、その選択に特に寄与した単語である。従って、ユーザは、下線が引かれている単語から、または、それを含む文章から、推薦理由を確認することができる。
例えば、ユーザ装置2のユーザが、一般的な曲とは異なる曲調の曲をよく聴いており、ユーザは「独創性が高い」ということが嗜好情報により表されていたことから、解説文に「オリジナリティ」、「ユニーク」などの単語が含まれる音楽CD「ポスト」が推薦する音楽CDとして選択された場合、図2に示すように、「独創性」に意味的に関係のある単語である「オリジナリティ」、「ユニーク」が、推薦に寄与した単語となる。
この場合、ユーザ装置2のユーザは、自分が独創性のある音楽をよく聴くから、「オリジナリティ」、「ユニーク」などの単語によって特徴が解説される音楽CD「ポスト」が、推薦されたことを確認することができる。
このような推薦理由が表示されることにより、ユーザは、定型文の一部が置き換えられただけのような単純な文章が提示される場合に較べて、推薦理由について、より納得感を得ることができる。例えば、図2の推薦理由12に替えて、「あなたの聴いている音楽と似ています。」などのような単純な文章を推薦理由として表示した場合、ユーザはどの辺が似ているのかを知ることができず、説得力に欠く。
また、サーバ装置1側としても、あらかじめ用意された解説文を用いることにより、推薦理由を表す高度な文章をその都度生成する必要がなくなり、容易に、高度な文章からなる推薦理由を提示することができる。
さらに、解説文は、推薦するアイテムの特徴などを表すものでもあるから、サーバ装置1は、それを提示することにより、アイテムの特徴などと推薦理由を併せてユーザに提示することができる。このことは、ユーザ装置2が、表示範囲が比較的狭いディスプレイを有する機器である場合、特に有用なものとなる。
以上のような推薦画面の表示を行わせるサーバ装置1と、推薦画面を表示するユーザ装置2の動作についてはフローチャートを参照して後述する。
図3は、図1のサーバ装置1のハードウエア構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)21は、ROM(Read Only Memory)22に記憶されているプログラム、または、記憶部28からRAM(Random Access Memory)23にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM23にはまた、CPU21が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU21、ROM22、およびRAM23は、バス24を介して相互に接続されている。このバス24にはまた、入出力インタフェース25も接続されている。
入出力インタフェース25には、キーボード、マウスなどよりなる入力部26、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部27、ハードディスクなどより構成される記憶部28、ネットワーク3を介しての通信処理を行う通信部29が接続されている。
入出力インタフェース25にはまた、必要に応じてドライブ30が接続される。ドライブ30には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア31が適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが必要に応じて記憶部28にインストールされる。
なお、ユーザ装置2も、図3に示す構成と同様の構成を有する。以下、適宜、図3の構成を、ユーザ装置2の構成として引用して説明する。
図4は、サーバ装置1の機能構成例を示すブロック図である。図4に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図3のCPU21(サーバ装置1のCPU)により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
解説文データ記憶部31は、サーバ装置1が情報を管理するそれぞれのアイテムについての解説文(解説文のデータ)を記憶する。解説文には、アイテムの内容を客観的に説明する文章の他、批評家による批評などの主観的な文章も含まれる。例えば、音楽CDを販売するWebサイトで、商品である音楽CDの説明文として用いられている文章、EPG(Electronic Program Guide)を掲載するWebサイトで、テレビジョン番組の説明文として用いられている文章などがサーバ装置1に取り込まれ、それらの音楽CDやテレビジョン番組の解説文として解説文データ記憶部31に記憶される。
所定のWebサイトなどで用いられた文章が解説文としても用いられること、いわば使い回されることにより、サーバ装置1の管理者は、推薦理由を提示するために、新たに解説文などを作成する手間を省くことができる。
サーバ装置1への解説文の取り込みは、サーバ装置1の管理者により手動で行われるようにしてもよいし、解説文を書いた人の端末から、ネットワーク3を介してアップロードされることによって行われるようにしてもよい。
キーワード選択部32は、解説文データ記憶部31に記憶されている解説文を参照し、推薦する音楽CDを選択する際のマッチングに用いる単語を、解説文に含まれる単語の中からキーワードとして選択する。
図5は、キーワード選択部32によるキーワードの選択の例を示す図である。
ある音楽CDについて、「圧倒的なオリジナリティを誇る〜」の文章からなる解説文51が解説文データ記憶部31に記憶されている場合、白抜き矢印の先に示すように、「オリジナリティ」、「日本人」、「奥深さ」、・・・などの単語が、推薦する音楽CDを選択する際の、嗜好情報とのマッチングに用いるキーワードとしてキーワード選択部32により選択される。また、「すごい」などのように、ユーザの嗜好などを表すものではなく、マッチングに用いることができない一般的な単語はキーワード選択部32によりキーワードから除外される。
キーワード選択部32により選択されたキーワードはメタデータ生成部35に出力される。
図4の説明に戻り、コンテンツ記憶部33はコンテンツ(それぞれの音楽CDに記憶されているデータ)を記憶する。
特徴量抽出部34は、コンテンツ記憶部33に記憶されているコンテンツを解析することによって、それぞれのコンテンツの特徴を表す特徴量を抽出する。
図6は、特徴量抽出部34による特徴量の抽出の例を示す図である。
実線で囲んで示す波形のコンテンツ61がコンテンツ記憶部33に記憶されている場合、その波形が解析され、白抜き矢印の先に示す「テンポ:80」(x1)、「リズム変化:120」(x2)、「低音:20」(x3)、「高音:50」(x4)、・・・のように、それぞれの特徴が特徴量抽出部34により数値化される。
このようにして特徴量抽出部34により数値化された特徴量はメタデータ生成部35に出力される。
図4の説明に戻り、メタデータ生成部35は、それぞれのアイテム毎(音楽CD毎)に、キーワード選択部32から供給されてきたキーワードと、特徴量抽出部34から供給されてきた特徴量からメタデータを生成し、生成したメタデータをメタデータ記憶部36に記憶させる。
図7は、メタデータの例を示す図である。
図7に示すように、メタデータは、キーワード選択部32により選択されたキーワードである「オリジナリティ」、「日本人」、・・・と、特徴量抽出部34により抽出された特徴量である「x1」、「x2」、「x3」、・・・から構成される。キーワードと特徴量からなるこのようなメタデータが、ユーザ装置2から送信されてきた嗜好情報とのマッチングに用いられる。なお、このようなメタデータは、サーバ装置1の管理者により作成されるようにしてもよい。
図4の説明に戻り、推薦部37は、通信部29を制御することによって、ネットワーク3を介してユーザ装置2と通信を行う。推薦部37は、例えば、ユーザ装置2から音楽CDの推薦が要求されたとき、その要求に応じてユーザの嗜好にあう所定の数の音楽CDを選択する。音楽CDの推薦が要求されたとき、ユーザ装置2からは、ユーザの嗜好を表す嗜好情報が送信されてくる。
後述するように、嗜好情報には、ユーザの嗜好を言語化することによって得られた単語が含まれており、例えば、その嗜好情報に含まれる単語と同じ単語がキーワードとしてメタデータに含まれる音楽CD、または、嗜好情報に含まれる単語と対応付けられている単語がキーワードとしてメタデータに含まれる音楽CDが、ユーザの嗜好にあう音楽CDとして選択される。このとき、嗜好情報に含まれる単語と同じ、または、それと対応付けられている単語が、推薦に寄与した単語となる。
また、嗜好情報には、ユーザの嗜好を数値化して得られた特徴量も含まれており、音楽CDの選択の際には、その特徴量と、音楽CDのメタデータに含まれる特徴量のマッチング結果が参照される。例えば、推薦する音楽CDのメタデータに含まれる特徴量のうち、嗜好情報に含まれる特徴量とマッチしたことから推薦に寄与したといえる特徴量がある場合、その特徴量も言語化され、言語化された単語、あるいは、言語化された単語と対応付けられている単語も、推薦に寄与した単語となる。
また、推薦部37は、選択した音楽CDの詳細情報を詳細情報記憶部38から、解説文を解説文データ記憶部31からそれぞれ読み出し、詳細情報と、推薦に寄与した単語に下線を付加するなどして表示形式に加工を加えた解説文を含む、図2に示すような推薦画面を表示させるための推薦画面情報を生成する。推薦部37は、生成した推薦画面情報をユーザ装置2に送信し、推薦画面を表示させる。
詳細情報記憶部38は、それぞれの音楽CDの詳細情報を記憶する。
対応辞書記憶部39は、単語の対応関係を記述した辞書を記憶する。対応辞書記憶部39により記憶される辞書には、例えば、「オリジナリティ」と「独創性」、「エネルギッシュ」と「力強い」といったように、意味的に同じ単語同士の対応付けなどが記述されており、推薦する音楽CDを選択する際に推薦部37により参照される。
図8は、ユーザ装置2の機能構成例を示すブロック図である。図8に示す機能部のうちの少なくとも一部も、図3のCPU21(ユーザ装置2のCPU)により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
操作履歴記憶部71は、ユーザの操作履歴を記憶する。ユーザ装置2が音楽の再生機能を有している場合、例えば、ユーザの指示に応じて再生した音楽の識別情報、再生回数、音楽に付加されているジャンルなどを表すメタデータが記憶される。
特徴量抽出部72は、例えば、操作履歴記憶部71に記憶されている操作履歴を解析することによって、または、再生された音楽のデータを解析することによって、ユーザの好む音楽の特徴量を抽出する。例えば、特徴量抽出部72は、ユーザがどのような曲を好むのかを表す情報や、ユーザが好む曲のテンポ、リズム変化、低音の出現量、高音の出現量などを数値化したものを特徴量として抽出する。特徴量抽出部72により抽出された特徴量は言語化部73と嗜好情報生成部74に出力される。
言語化部73は、特徴量抽出部72から供給されてきた特徴量のうち、ユーザの嗜好を表すと考えられる特徴量を言語化し、得られた単語を嗜好情報生成部74に出力する。
図9は、特徴量の言語化の例を示す図である。
図9に示すように、例えば、「テンポがはやい曲が好き」ということが、特徴量抽出部72から供給されてきた特徴量により表される場合、言語化部73は、それを、「エネルギッシュ」などのように、特徴量により表されるユーザの特徴を表すものであって、音楽CDの解説文などでも一般的に用いられるような単語に言語化し、得られた単語である「エネルギッシュ」を、嗜好情報生成部74に出力する。
すなわち、言語化部73は、「テンポがはやい曲が好き」と「エネルギッシュ」のような特徴量と言語の対応関係を示す辞書を有している。この辞書は、例えば、サーバ装置1の管理者から提供されるものである。
図8の説明に戻り、嗜好情報生成部74は、特徴量抽出部72から供給されてきた特徴量と、言語化部73から供給されてきた単語から、ユーザの嗜好を表す嗜好情報を生成し、生成した嗜好情報を嗜好情報記憶部75に記憶させる。
図10は、嗜好情報の例を示す図である。
図10に示すように、嗜好情報は、言語化部73により言語化されることによって得られた単語である「独創的」、「奥深い」、・・・と、特徴量抽出部72により抽出された特徴量である「y1」、「y2」、「y3」、・・・から構成される。例えば、ユーザが、一般的な曲とは異なる曲調の曲をよく聴いていることが特徴量抽出部72により抽出された特徴量により表されている場合、図10に示すような、「独創的」が、ユーザの嗜好を表す単語として嗜好情報に含まれる。
嗜好情報記憶部75は、嗜好情報生成部74により生成された嗜好情報を記憶する。
推薦要求部76は、通信部29を制御することによって、ネットワーク3を介してサーバ装置1と通信を行う。推薦要求部76は、例えば、ユーザからの指示に応じて、嗜好情報記憶部75に記憶されている嗜好情報をサーバ装置1に送信し、ユーザの嗜好にあう音楽CDの推薦を要求する。
また、推薦要求部76は、サーバ装置1から推薦画面情報が送信されてきたとき、それを受信し、受信した推薦画面情報に基づいて、推薦画面をディスプレイ(図3の出力部27)に表示させる。
次に、以上のような構成を有するサーバ装置1とユーザ装置2の動作について説明する。
はじめに、図11のフローチャートを参照して、ユーザ装置2のディスプレイに推薦画面を表示させるサーバ装置1の処理について説明する。
ステップS1において、推薦部37は、ユーザの嗜好にあう音楽CDを推薦することがユーザ装置2から要求されたとき、その要求を受け、推薦の要求とともに送信されてきた嗜好情報を受信する。
ステップS2において、推薦部37は、メタデータ記憶部36に記憶されているメタデータと、ユーザ装置2から送信されてきた嗜好情報のマッチングを、適宜、対応辞書記憶部39に記憶されている辞書を参照して行い、推薦する音楽CDを選択する。上述したように、例えば、嗜好情報に含まれる単語と同じ、または対応する単語がキーワードとして含まれるメタデータを有する音楽CD、嗜好情報に含まれる特徴量とマッチする特徴量が含まれるメタデータを有する音楽CDが、推薦する音楽CDとして選択される。
推薦部37は、推薦する音楽CDを選択したとき、ステップS3において、選択に寄与したキーワードと特徴量を一時的に記憶し、ステップS4に進み、選択した音楽CDの解説文を解説文データ記憶部31から読み出す。また、このとき、推薦部37は、選択した音楽CDの詳細情報を詳細情報記憶部38から読み出す。
推薦部37は、ステップS5において、一時的に記憶しておいたキーワード(または、そのキーワードを含む文章)や、一時的に記憶しておいた特徴量を言語化して得られた単語が解説文に含まれている場合、その単語(または、その単語を含む文章)の色を変えたり、下線を付加するなどして、他の文章と表示形式が異なるものとなるように、推薦する音楽CDの解説文を加工する。
ステップS6において、推薦部37は、詳細情報記憶部38から読み出した詳細情報と、ステップS5で加工することによって得られた解説文の情報を用いて、推薦画面を表示するための推薦画面情報を生成し、生成した推薦画面情報をユーザ装置2に送信する。その後、処理は終了される。
以上の処理により、例えば、図10に示すような嗜好情報がユーザ装置2から送信されてきたとき、嗜好情報に含まれる「独創的」、「奥深い」、・・・と同じ単語、またはそれに対応付けられている単語がキーワードとしてメタデータに含まれている音楽CDの検索が、メタデータ記憶部36にメタデータが記憶されている音楽CDを対象として行われる。また、嗜好情報に含まれる特徴量「y1」、「y2」、「y3」、・・・に近い特徴量を含むメタデータを有する音楽CDの検索が行われる。
例えば、図7に示すようなメタデータがメタデータ記憶部36に記憶されており、対応辞書記憶部39に記憶されている辞書に「オリジナリティ」と「独創性」が対応付けられている場合や、嗜好情報とメタデータの双方に含まれる特徴量が近い場合、図7のメタデータを有する音楽CDが推薦する音楽CDとして選択され、メタデータに含まれる「オリジナリティ」のキーワードと、ユーザの特徴量に特に近いことから、選択に特に寄与した特徴量といえる例えば「x1」が一時的に記憶される。
この場合、「オリジナリティ」に下線が付加されたり、「オリジナリティ」を含む文章に色が付加されるなどして解説文が加工される。また、「オリジナリティ」と「ユニーク」が対応付けられている場合、「ユニーク」に下線が付加されたり、「ユニーク」を含む文章に色が付加されるなどして解説文が加工される。
さらに、特徴量「x1」が言語化されることによって得られた例えば「奥深さ」などの単語にも下線が付加されたり、「奥深さ」を含む文章に色が付加されるなどして解説文が加工される。
これにより、例えば、図2に示すような推薦理由12を表示するための推薦画面情報が生成され、ユーザ装置2に送信される。
次に、図12のフローチャートを参照して、推薦画面を表示するユーザ装置2の処理について説明する。
ステップS11において、推薦要求部76は、嗜好情報記憶部75に記憶されている嗜好情報をサーバ装置1に送信し、音楽CDの推薦を要求する。
ここで行われた要求に応じて、サーバ装置1においては、上述したような処理が行われ、推薦画面情報が送信されてくる。
推薦画面情報が送信されてきたとき、推薦要求部76は、ステップS12において、それを受信し、受信した推薦画面情報に基づいて推薦画面を表示させ、処理を終了させる。
以上の処理により、ユーザ装置2のディスプレイには、例えば、図2に示すような推薦画面が表示され、ユーザは、推薦理由などを確認して、この画面から、推薦された音楽CDを購入したりすることができる。
以上においては、一部の表示形式が加工された解説文全体を表示することによって、アイテムの説明に併せて推薦理由をユーザに提示するものとしたが、単に、推薦理由だけを提示することができればよい場合、解説文全体のうち、加工が施された部分だけが抜き出されて、ユーザに提示されるようにしてもよい。これによっても、「あなたが選んだ、この本を選んだ人は他にXXXという本も購入しています。」などのような文章と較べて面白みのある文章を推薦理由として提示することができる。
また、以上においては、アイテムのメタデータとユーザの嗜好を表す嗜好情報には、単語(キーワード)と特徴量が含まれ、それらが用いられることによって、推薦するアイテムがサーバ装置1により選択されるとしたが、推薦するアイテムの選択は上述したものに限られない。
すなわち、メタデータと嗜好情報に特徴量だけが含まれる場合、特徴量のマッチング結果だけから、推薦するアイテムが選択されるようにしてもよい。この場合、例えば、選択されたアイテムのメタデータに含まれる特徴量のうち、嗜好情報に含まれる特徴量に近い特徴量を言語化して得られる単語や、その単語に対応付けられている単語であって、推薦するアイテムの解説文に含まれる単語が、アイテムの選択に寄与した単語とされる。
なお、以上においては、サーバ装置1が図4に示す機能を有し、ユーザ装置2が図8に示す機能を有することによって、推薦理由の提示が実現されるものとしたが、サーバ装置1とユーザ装置2がそれぞれ有する機能の切り分けは、これに限られるものではない。
例えば、第1の切り分けとして、ユーザ装置2が有するのはアイテムの情報や推薦理由を表示する機能(ブラウザ機能)だけで、操作履歴などの情報を管理する機能も含めて、他の機能をサーバ装置1が有するようにしてもよい。
すなわち、この場合、図8の操作履歴記憶部71、特徴量抽出部72、言語化部73、嗜好情報生成部74、嗜好情報記憶部75は、サーバ装置1に設けられ、ユーザ装置2において所定の操作が行われる毎に、その内容を表す情報がサーバ装置1にアップロードされることになる。アップロードされた情報に基づいてサーバ装置1においてユーザの嗜好情報が生成され、ユーザ装置2(ブラウザ)からアイテムの推薦が要求されたとき、そのユーザの嗜好情報が用いられ、図4に示す各部により、アイテムの選択や推薦画面情報の生成が行われて、ユーザ装置2に送信される。
また、第2の切り分けとして、図4の推薦部37がユーザ装置2に設けられ、アイテムの選択自体がユーザ装置2自身により行われるようにしてもよい。この場合、例えば、ユーザ装置2には、ユーザ装置2が有している音楽データのメタデータを記憶する記憶部が用意されており、そのメタデータに基づいて、推薦部37によりアイテム(音楽データ)の推薦が行われる。そして、推薦画面情報の作成に用いられる解説文のデータなどは、必要に応じて、サーバ装置1からユーザ装置2の推薦部37により取得され、推薦部37により生成された推薦画面情報に基づいて、アイテムの情報や推薦理由の表示が行われる。
さらに、第3の切り分けとして、図4の解説文データ記憶部31の他、キーワード選択部32、特徴量抽出部34、メタデータ生成部35、メタデータ記憶部36なども必要に応じてユーザ装置2に用意され、サーバ−クライアント間で処理が行われるのではなく、いわば自己完結的に、ユーザ装置2により、アイテムの選択や推薦画面情報の生成が行われて、アイテムの情報や推薦理由の表示が行われるようにしてもよい。
また、以上においては、ユーザの特徴量に基づく言語化がユーザ装置2の言語化部73により行われて、推薦するアイテムの選択に用いられる単語として用意されるものとしたが、例えば、音楽コンテンツなどが所定のサーバからダウンロードされたときに、それとともに、その音楽コンテンツの特徴を表す単語がメタデータとしてダウンロードされることによって、ユーザ装置2に用意されるようにしてもよい。この場合、図8のユーザ装置2の推薦要求部76は、アイテムの推薦を要求するとき、送信する嗜好情報に、その、ダウンロードすることによって用意された単語情報を含めてサーバ装置1に送信することによって、アイテムの推薦を要求することになる。
以上においては、一部の表示形式が加工された解説文がユーザに提示されるものとしたが、そのように表示形式が加工された解説文中の下線が引かれている単語をユーザが選択することができるようにしてもよい。例えば、サーバ装置1においては、ユーザにより選択された単語から他のアイテムが選択され、選択されたアイテムの情報がユーザに提示される。なお、単語とアイテム提供者との関連付けの程度を表す情報などがユーザ装置2内に記憶されている場合、ユーザ装置2側においてこのような処理が行われるようにすることも可能である。
下線が引かれている単語はアイテムの選択に寄与した単語であり、そのアイテムを推薦する理由を表す単語でもあるから、先に推薦されたアイテムと関連のある他のアイテムが、いわば推薦理由つながりで選択され、ユーザに推薦されることになる。
図13は、ユーザ装置2により表示される推薦画面の他の例を示す図である。図2と同じ部分には同じ符号を付してある。
図13に示す音楽CDの推薦画面の例においては、ユーザの嗜好にあう音楽CDとしてアーティスト名「Anga」、タイトル「ランタン」の音楽CDが推薦されており、このアーティスト名とタイトル、および、「ランタン」の音楽CDに含まれる曲のタイトルが詳細情報11として表示されている。
また、図13の例においては、推薦理由12として、音楽CD「ランタン」についての解説文が表示されている。この解説文に含まれる文章のうち、点線で囲む文章12D乃至12Fは、例えば赤色などの目立つ色で、他の文章と異なる形式で表示されている。
文章12Dに含まれる単語である「癒し系」と「ナチュラル」、文章12Eに含まれる単語である「澄んだ」と「崇高」、文章12Fに含まれる単語である「安らぎ」には下線が引かれており、これらの単語が、音楽CD「ランタン」の推薦に寄与した単語としてユーザに示されている。
例えば、このような画面が表示されているとき、ユーザ装置2のユーザは、マウスを操作するなどしてカーソルCを下線が引かれている単語の上に移動させ、所定の操作を行うことによって、その単語を選択することができる。どの単語が選択されたのかに関する情報は、ユーザ装置2からサーバ装置1に通知される。
図14は、文章12Eに含まれる「崇高」を選択したときに図13の画面に替えてユーザ装置2に表示される画面の例を示す図である。
図14に示されるように、図13の画面に替えて表示される画面には、その上方に『Angaの関連アーティスト 「崇高」つながり』の文字が表示され、下方に表示されているアーティスト名が、ユーザが図13の画面から選択した「崇高」の単語をつながりとして選択されたアーティストの名前であることが示されている。
サーバ装置1においては、下線を引いて表示する単語のそれぞれに代表語が関連付けられており、この代表語には、音楽CDの提供者であるアーティストが関連付けられている。したがって、下線が引かれている単語がユーザにより選択されたとき、サーバ装置1においては、その単語に関連付けられている代表語が検索され、続けて、検索結果として得られた代表語に関連付けられているアーティストが検索される。
図14の例においては、代表語(リンクキーワード)が「ハイクオリティー」であることが表示され、その右隣には、アーティスト(リンクアーティスト)の名前として「The Policeman」、「シェイク・袋小路」、「ウル・ウル」、「Bat」の4人のアーティストの名前が一覧表示されている。
すなわち、この例においては、ユーザにより選択された「崇高」が関連付けられている代表語は「ハイクオリティー」であり、その「ハイクオリティー」には、「The Policeman」、「シェイク・袋小路」、「ウル・ウル」、「Bat」のアーティスト(特徴量)が関連付けられているものとされている。
図15は、単語(下線が引かれて提示される単語)と代表語の関連付けの例を示す図であり、図16は、代表語とアーティストの関連付けの例を示す図である。
図15に示されるように、サーバ装置1においては、「ハイクオリティー」を代表語として、例えば、「崇高」、「完成度の高い」、「上質」、「成熟」、・・・などの単語が関連付けられる。また、図16に示されるように、代表語である「ハイクオリティー」には、「The Policeman」、「シェイク・袋小路」、「ウル・ウル」、「Bat」、・・・などのアーティストが関連付けられる。
このような関連付けがサーバ装置1においてなされている場合、「崇高」が選択されたときだけでなく、所定の音楽CDの解説文中に下線を引いて表示される「完成度の高い」、「上質」、「成熟」の単語が選択されたときにも、「The Policeman」、「シェイク・袋小路」、「ウル・ウル」、「Bat」が、「完成度の高い」、「上質」、「成熟」のそれぞれの単語つながりのアーティストとして提示されることになる。
なお、それぞれのアーティストには、代表語との関連の度合いを表す関連度があらかじめ設定されている。アーティストの一覧をユーザ装置2の画面に表示させるとき、その並び順は、代表語との関連度の高い順になる。図14の例においては、代表語との関連の度合いの高いアーティストの順に、「The Policeman」、「シェイク・袋小路」、「ウル・ウル」、「Bat」が示されている。
単語と代表語の関連付けを表す図15に示されるような辞書、代表語とアーティストの関連付けを表す図16に示されるような辞書は、サーバ装置1の対応辞書記憶部39にあらかじめ記憶されている。アーティストの一覧を表示させたり、そのアーティストによって提供される音楽CDをユーザが選択することができるようにしたりする処理がユーザ装置2において行われる場合、図16に示されるような辞書はユーザ装置2において管理される。
図14の説明に戻り、アーティストの一覧が表示されているとき、ユーザ装置2のユーザは、カーソルCをいずれかのアーティストの名前の上に移動させ、所定の操作を行うことによってそのアーティストを選択することができる。どのアーティストが選択されたのかに関する情報は、ユーザ装置2からサーバ装置1に通知される。
サーバ装置1においては、ユーザにより選択されたアーティストによって提供される音楽CDの中から、ユーザの嗜好に適した音楽CDが、上述したようにユーザの嗜好を表す嗜好情報と音楽CD(アイテム)のメタデータとのマッチングにより選択される。選択された音楽CDの情報は、推薦するアイテムの情報としてユーザに提示される。上述したように、図16に示されるような辞書がユーザ装置2において管理される場合、このマッチングや、マッチングによって選択された音楽CDの情報をユーザに提示するなどの処理がユーザ装置2により行われる。
図17は、一覧表示されているアーティストの中から「The Policeman」を選択したときに図14の画面に替えてユーザ装置2に表示される画面の例を示す図である。図17に示される画面の構成は、図2、図13に示される画面の構成と基本的に同じ構成を有しており、同じ部分には同じ符号を付してある。
図17に示す音楽CDの推薦画面の例においては、アーティスト名「The Policeman」、タイトル「スリーアウト」の音楽CDが推薦されており、このアーティスト名とタイトル、および、「スリーアウト」の音楽CDに含まれる曲のタイトルが詳細情報11として表示されている。「スリーアウト」の音楽CDは、「The Policeman」が提供する音楽CDの中から、ユーザの嗜好にあう音楽CDとして、嗜好情報とアイテムのメタデータとのマッチングにより選択されたものである。
図17の例においては、推薦理由12として、音楽CD「スリーアウト」についての解説文が表示されている。この解説文に含まれる文章のうち、点線で囲む文章12Gは他の文章と異なる形式で表示されている。また、文章12Gに含まれる単語である「高い音楽性」には下線が引かれており、「高い音楽性」が、音楽CD「スリーアウト」の推薦に寄与した単語としてユーザに提示されている。
ユーザ装置2のユーザは、図17の推薦画面から「高い音楽性」を選択することによって、図13の推薦画面から「崇高」を選択したときと同様に、「高い音楽性」を起点として、それに関連のある音楽CDの検索をサーバ装置1に行わせるとができる。サーバ装置1においては、「高い音楽性」が選択されたとき、「高い音楽性」が関連付けられている代表語が検索され、代表語に関連付けられているアーティストが検索される。検索結果のアーティストの名前はユーザに提示され、所定のアーティストが選択されたとき、選択されたアーティストが提供する音楽CDの中から、ユーザの嗜好にあう音楽CDが選択される。
このように、ユーザ装置2のユーザは、推薦理由として表示される解説文の中から下線が引かれている単語を選択することを異なるアイテムの解説文が表示される毎に行うことによって、次々と、関連のあるアイテムの推薦を受けることができる。
「あなたが選んだ、この本を選んだ人は他にXXXという本も購入しています。」などといった推薦理由を提示して嗜好の似た他の人が購入したアイテムを推薦する、アイテムつながりの推薦に較べて、上述した、あるアイテムの推薦理由(下線を引いて表示される単語)そのものを起点とした、推薦理由つながりの推薦の方が、推薦される可能性のあるアイテムの幅が広くなり、より多くのアイテムの中から推薦するアイテムを選択することができるものと考えられる。
なお、解説文から選択された単語(下線を引いて表示される単語)は、その単語を選択したユーザにとって興味のある単語といえるから、選択された単語に応じてユーザの嗜好情報が更新されるようにしてもよい。
ここで、図18のフローチャートを参照して、単語からアーティストを検索し、検索結果として得られたアーティストが提供するアイテムの中から推薦するアイテムを選択するサーバ装置1の処理について説明する。
この処理は、図11の処理が行われた後に開始される。図11の処理が行われたとき、ユーザ装置2においては図12の処理が行われ、アイテムを推薦する図13に示されるような画面が表示される。
下線を引いて表示する単語の中からいずれかの単語がユーザ装置2のユーザにより選択されたとき、ステップS21において、サーバ装置1の推薦部37は、ユーザにより選択された単語を嗜好キーワードとして受け付ける。
ステップS22において、推薦部37は、嗜好キーワードが関連付けられている代表語を対応辞書記憶部39に記憶されている辞書を参照して選択する。
推薦部37は、ステップS23において、代表語に関連付けられているアーティストを対応辞書記憶部39に記憶されている辞書を参照して選択し、選択したアーティストの名前を、代表語との関連度の高い順に並べてユーザ装置2の画面に一覧表示させる。
いずれかのアーティストがユーザ装置2のユーザにより選択されたとき、ステップS24において、推薦部37は、そのアーティストの選択を受け付け、ステップS25以降の処理を行う。ステップS25からS29までの処理は、図11のフローチャートを参照して説明した、ステップS2乃至S6の処理と同様の処理である。
すなわち、ステップS25において、推薦部37は、メタデータ記憶部36に記憶されているメタデータと、ユーザ装置2から送信されてきた嗜好情報のマッチングを、適宜、対応辞書記憶部39に記憶されている辞書を参照して行い、推薦する音楽CDを、ユーザにより選択されたアーティストによって提供される音楽CDの中から選択する。
推薦部37は、ステップS26において、選択に寄与したキーワードと特徴量を一時的に記憶し、ステップS27に進み、選択した音楽CDの解説文を解説文データ記憶部31から読み出す。また、このとき、推薦部37は、選択した音楽CDの詳細情報を詳細情報記憶部38から読み出す。
推薦部37は、ステップS28において、一時的に記憶しておいたキーワード(または、そのキーワードを含む文章)や、一時的に記憶しておいた特徴量を言語化して得られた単語が解説文に含まれている場合、その単語(または、その単語を含む文章)の色を変えたり、下線を付加するなどして、他の文章と表示形式が異なるものとなるように、推薦する音楽CDの解説文を加工する。
ステップS29において、推薦部37は、詳細情報記憶部38から読み出した詳細情報と、ステップS28で加工することによって得られた解説文の情報を用いて、推薦画面を表示するための推薦画面情報を生成し、生成した推薦画面情報をユーザ装置2に送信する。その後、処理は終了される。
ユーザ装置2においては、嗜好キーワードに基づいて、推薦理由つながりで選択されたアイテムに関する情報が図17に示されるような画面によって表示され、ユーザは、そのアイテムの情報を確認することができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図3に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(登録商標)(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM22や、記憶部28に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、各ステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、1つの装置により構成されるものであってもよいし、複数の装置により構成される装置全体を表わすものであってもよい。システムが、複数の装置により構成される装置全体を表わすものである場合、それぞれの装置は、インターネットなどのネットワークを介して相互に接続されるようにすることも可能である。
本発明の一実施形態に係る推薦システムの構成例を示すブロック図である。 推薦画面の例を示す図である。 サーバ装置のハードウエア構成例を示すブロック図である。 サーバ装置の機能構成例を示すブロック図である。 キーワードの選択の例を示す図である。 特徴量の抽出の例を示す図である。 メタデータの例を示す図である。 ユーザ装置の機能構成例を示すブロック図である。 特徴量の言語化の例を示す図である。 嗜好情報の例を示す図である。 サーバ装置の推薦画面表示制御処理について説明するフローチャートである。 ユーザ装置の推薦画面表示処理について説明するフローチャートである。 推薦画面の他の例を示す図である。 アーティスト名の一覧が表示される画面の例を示す図である。 単語と代表語の関連付けの例を示す図である。 代表語とアーティストの関連付けの例を示す図である。 推薦画面のさらに他の例を示す図である。 サーバ装置の関連アーティスト検索処理について説明するフローチャートである。
符号の説明
1 サーバ装置, 2 ユーザ装置, 31 解説文データ記憶部, 32 キーワード抽出部, 33 コンテンツ記憶部, 34 特徴量抽出部, 35 メタデータ生成部, 36 メタデータ記憶部, 37 推薦部, 38 詳細情報記憶部, 39 対応辞書記憶部, 71 操作履歴記憶部, 72 特徴量抽出部, 73 言語化部, 74 嗜好情報生成部, 75 嗜好情報記憶部, 76 推薦要求部

Claims (4)

  1. ユーザ装置とサーバ装置がネットワークを介して接続されることによって構成される情報処理システムにおいて、
    前記ユーザ装置は、
    再生したコンテンツのデータを解析し、前記コンテンツの特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
    コンテンツの特徴量と単語の対応関係を表す辞書に基づいて、前記特徴量抽出手段により抽出された前記コンテンツの特徴量に対応する単語を選択する言語化手段と、
    前記言語化手段により選択された単語を含む嗜好情報を生成する嗜好情報生成手段と、
    前記嗜好情報生成手段により生成された前記嗜好情報を前記サーバ装置に送信する送信手段と、
    前記サーバ装置において選択されたアイテムの内容を説明する文章を表示させるための情報である画面情報が前記サーバ装置から送信されたとき、前記画面情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記画面情報に基づいて、前記サーバ装置において選択されたアイテムの内容を説明する文章を表示させる表示制御手段と
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    複数のアイテムの内容を説明する文章を記憶する文章記憶手段と、
    前記文章記憶手段に記憶されているそれぞれの文章からキーワードを選択するキーワード選択手段と、
    前記キーワード選択手段により選択された前記キーワードを、選択元になった文章により内容が説明されるアイテムのメタデータとして記憶するメタデータ記憶手段と、
    前記ユーザ装置から送信された前記嗜好情報を受信する受信手段と、
    前記文章記憶手段に記憶されている文章により内容が説明されるアイテムのうち、前記受信手段により受信された前記嗜好情報に含まれる単語を前記キーワードとして前記メタデータに有するアイテムを選択し、選択したアイテムの内容を説明する文章に含まれる単語のうち、前記嗜好情報に含まれる単語が他の単語と異なる形式で表示されるように前記画面情報を生成する画面情報生成手段と、
    前記画面情報生成手段により生成された前記画面情報を前記ユーザ装置に送信する送信手段と
    を備える
    情報処理システム。
  2. 前記サーバ装置は、アイテムの詳細情報を記憶する詳細情報記憶手段をさらに備え、
    前記サーバ装置の前記画面情報生成手段は、さらに、前記受信手段により受信された前記嗜好情報に含まれる単語を前記キーワードとして前記メタデータに有するアイテムの詳細情報を含む前記画面情報を生成する
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記サーバ装置は、単語の対応関係を記述した辞書を記憶する辞書記憶手段をさらに備え、
    前記サーバ装置の前記画面情報生成手段は、さらに、前記文章記憶手段に記憶されている文章により内容が説明されるアイテムのうち、前記受信手段により受信された前記嗜好情報に含まれる単語と前記辞書記憶手段に記憶されている前記辞書において対応付けられている単語を前記キーワードとして前記メタデータに有するアイテムを選択し、選択したアイテムの内容を説明する文章に含まれる単語のうち、前記嗜好情報に含まれる単語と前記辞書記憶手段に記憶されている前記辞書において対応付けられている単語が他の単語と異なる形式で表示されるように前記画面情報を生成する
    請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. ユーザ装置とサーバ装置がネットワークを介して接続されることによって構成される情報処理システムの情報処理方法において、
    前記ユーザ装置が、
    再生したコンテンツのデータを解析し、前記コンテンツの特徴量を抽出し、
    コンテンツの特徴量と単語の対応関係を表す辞書に基づいて、抽出した前記コンテンツの特徴量に対応する単語を選択し、
    選択した単語を含む嗜好情報を生成し、
    生成した前記嗜好情報を前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置において選択されたアイテムの内容を説明する文章を表示させるための情報である画面情報が前記サーバ装置から送信されたとき、前記画面情報を受信し、
    受信した前記画面情報に基づいて、前記サーバ装置において選択されたアイテムの内容を説明する文章を表示させ、
    前記サーバ装置が、
    複数のアイテムの内容を説明する文章を文章記憶手段に記憶し、
    前記文章記憶手段に記憶されているそれぞれの文章からキーワードを選択し、
    選択した前記キーワードを、選択元になった文章により内容が説明されるアイテムのメタデータとして記憶し、
    前記ユーザ装置から送信された前記嗜好情報を受信し、
    前記文章記憶手段に記憶されている文章により内容が説明されるアイテムのうち、受信した前記嗜好情報に含まれる単語を前記キーワードとして前記メタデータに有するアイテムを選択し、選択したアイテムの内容を説明する文章に含まれる単語のうち、前記嗜好情報に含まれる単語が他の単語と異なる形式で表示されるように前記画面情報を生成し、
    生成した前記画面情報を前記ユーザ装置に送信する
    ステップを含む情報処理方法。
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