JP4810295B2 - 情報処理装置及びその制御方法、画像処理装置、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法、画像処理装置、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置及びその制御方法、画像処理装置、プログラム、記憶媒体に関し、特に、複合現実感に係る技術に関する。
現実世界と仮想世界とを違和感なく自然に結合する複合現実感(MR: Mixed Reality)の技術を応用したシステム(MRシステム)が数多く知られている。このようなMRシステムは、カメラなどの撮像装置によって撮影した現実世界の画像(実写画像)に対し、CGで描画した仮想空間の画像(仮想画像)を結合した複合現実感画像を、HMDなどの表示装置に表示する。これにより、MRシステムのユーザに複合現実感を提供している。ただし、CGはコンピュータグラフィックス(Computer Graphics)の略称であり、HMDはヘッドマウントディスプレイ(Head-Mounted Display)の略称である。
これらのMRシステムは、実写画像の変化に追従させるかたちで仮想画像を生成するために、ユーザの視点位置姿勢をリアルタイムで取得する必要がある。この視点位置姿勢の取得には、6自由度位置姿勢センサ装置が広く用いられている。MRシステムは、6自由度位置姿勢センサ装置によって計測したユーザの視点位置姿勢を仮想空間での仮想の視点位置姿勢に変換し、CGによって仮想画像を描画して、実写画像と結合する。これにより、MRシステムのユーザは、あたかも現実空間の中に仮想の物体が存在しているかのような画像を観察することができる。
MRシステムを使用するユーザは、HMDなどの頭部固定型ディスプレイ装置を装着するのが一般的である。HMDには、観察者の視点位置姿勢と光学的に略一致するように、ビデオカメラが内蔵されている。HMDを利用したMRシステムでは、HMDを装着したユーザ(観察者)自身の視点の位置姿勢で実写画像を撮像し、同じ位置姿勢から観測される仮想空間画像を生成するため、観察者の没入感を高めることが可能となる。
一方、HMDを利用したMRシステムでは、複合現実感画像を観察することができるのは、HMDを装着した観察者のみであり、HMDを装着しない第三者は複合現実感画像を観察することができない。そのため、観察者に提示している複合現実感画像と同じ画像を、CRTやプロジェクタ、大型ディスプレイなどの据え置き型ディスプレイ装置に表示させ、不特定の第三者に提示することが行われる。これによって、HMDを装着しない第三者も、HMDを装着した観察者と同様の複合現実感を体験することが可能となる。
このとき、第三者は、観察者の視点で生成された複合現実感画像を観察する。観察者が移動したり、頭を傾けた場合には、仮に第三者が静止していたとしても、第三者には、観察者の位置姿勢の変化に応じた複合現実感画像が提示される。従って、例えば、観察者が、物体をのぞき込むなど、頭を傾けるような動作を取る場合は、観察者のHMDに傾いた複合現実感画像が提示されるのと同時に、第三者が見る据え置き型ディスプレイ装置に対しても、傾いた複合現実感画像が提示されることになる。この複合現実感画像は、観察者のHMDに表示されるべく生成されているため、当然、観察者にとっては適切な複合現実感画像である。しかし、このときの第三者は、観察者と同じ傾きで据え置き型ディスプレイを見るわけではないため、第三者にとっては、自らの頭の傾きとは一致しない、不自然に傾いた複合現実感画像であるように知覚されることになる。さらに、HMDを装着する観察者は、時々刻々と頭部の位置姿勢を変化させているため、据え置き型ディスプレイ装置を観察する第三者にとっては、前述した不自然さが増長され、提示される複合現実感画像に違和感を感じる場合がある。
すなわち、以上述べたようなMRシステムにおいて、頭を傾けている観察者にとっては適切な複合現実感画像であっても、観察者とは視点の位置姿勢の異なる第三者にとっては、適切ではない複合現実感画像となる場合がある。そのため、観察者に対しては観察者の位置姿勢変化に応じた複合現実感画像を提示しながらも、第三者に対しては、観察者の位置姿勢変化による傾きがない複合現実感画像を提示することが求められていた。
特許文献1には、撮像面の姿勢を検出することによって、記録される画像の上下を一定に保つように制御する電子カメラが開示されている。
特開平10−164426号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電子カメラが行う処理は、撮像手段の回転方向、角度を検出し、当該検出に基づいて画像を回転するのみである。このため、HMDを装着する観察者と、HMDを装着しない第三者に対して、それぞれ適切な複合現実感画像を提示することができなかった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、HMDを装着する観察者と、HMDを装着しない第三者に対して、それぞれ適切な複合現実感画像を提示することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によれば、表示装置に接続された情報処理装置であって、
撮像装置により撮像された実画像を取得する取得手段と、
前記撮像装置の姿勢に基づいて仮想画像を生成する生成手段と、
前記実画像の傾きを検出する検出手段と、
検出された前記実画像の傾きに基づいて、前記実画像及び前記仮想画像を補正する補正手段と、
それぞれ補正された前記実画像及び前記仮想画像に基づいて合成画像を生成する合成手段と、
前記合成画像を前記表示装置へ出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置が提供される。
また、本発明によれば、表示装置に接続された情報処理装置であって、
撮像装置により撮像された実画像を取得する取得手段と、
前記実画像の傾きを検出する検出手段と、
検出された前記実画像の傾きに基づいて、前記実画像を補正する補正手段と、
前記撮像装置の姿勢と検出された前記実画像の傾きとに基づいて、仮想画像を生成する生成手段と、
補正された前記実画像と、前記仮想画像とに基づいて合成画像を生成する合成手段と、
前記合成画像を前記表示装置へ出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置が提供される。
また、本発明によれば、表示装置に接続された情報処理装置であって、
撮像装置により撮像された実画像を取得する取得手段と、
前記撮像装置の姿勢に基づいて仮想画像を生成する生成手段と、
前記実画像及び前記仮想画像に基づいて合成画像を生成する合成手段と、
前記実画像の傾きを検出する検出手段と、
検出された前記実画像の傾きに基づいて、前記合成画像を補正する補正手段と、
補正された前記合成画像を前記表示装置へ出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置が提供される。
また、本発明によれば、表示装置に接続された情報処理装置であって、
撮像装置により撮像された実画像を取得する取得手段と、
前記撮像装置の姿勢に基づいて仮想画像を生成する生成手段と、
前記実画像の傾きを検出する検出手段と、
検出された前記実画像の傾きに基づいて、前記実画像を補正する補正手段と、
補正された前記実画像と、前記仮想画像とに基づいて合成画像を生成する合成手段と、
補正された前記合成画像を前記表示装置へ出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置が提供される。
本発明によれば、HMDを装着する観察者と、HMDを装着しない第三者に対して、それぞれ適切な複合現実感画像を提示することが可能な技術を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
(画像処理装置の概略構成)
第1実施形態では、HMDを装着し複合現実感を体験している観察者が観察する映像を、HMDと据え置き型のディスプレイとに出力する構成について説明する。この場合、HMDには通常の複合現実感画像を、据え置き型のディスプレイには、傾きが補正された複合現実感画像を表示する。
図10は本実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。図10中の矩形は本実施形態に係る構成を実現するモジュールを示し、矢印は、画像または信号のモジュール間での流れを示している。
複合現実感提示装置(情報処理装置)100は、本実施形態における画像処理装置の主要な機能を果たすモジュールである。複合現実感提示装置100は、HMD200が備える撮像部101、位置姿勢計測部102からの入力を元に複合現実感画像を生成し、HMD200および据え置き型ディスプレイ装置300に出力する。なお、HMD200が備える撮像部101、位置姿勢計測部102については後述する。
なお、複合現実感提示装置100は、実際には、パーソナルコンピュータやワークステーション等の情報処理装置により実現することができる。この場合、複合現実感提示装置100は、装置全体の処理を制御するCPUや、RAM、ROM、(ハード)ディスク装置等の記憶装置を備えており、プログラムコードの実行により処理を制御する。ただし、複合現実感提示装置100の実現方法はこれに限られず、例えば、同等の処理を行う半導体集積回路として構成することも可能である。
以下に詳細に説明するように、複合現実感提示装置100は、撮像部101により撮像された実画像を取得し、HMD200(撮像部101)の姿勢に基づいて仮想画像を生成し、実画像の傾きを検出する検出する。更に、検出された実画像の傾きに基づいて、実画像及び仮想画像を補正し、それぞれ補正された実画像及び仮想画像に基づいて合成画像を生成し、合成画像を据え置き型ディスプレイ装置300へ出力する。
HMD200(第2表示装置)は、観察者が頭部に装着あるいは固定して用いるHMDなどのディスプレイ装置であり、HMD200に入力される画像を観察者の眼前に光学的に表示する。本実施形態では、HMD200は内部にビデオカメラを備えており、当該ビデオカメラは、観察者の視点位置姿勢と光学的に略一致するように設置されている。HMD200に内蔵されるビデオカメラは、観察者の視点位置から観測される実写画像を取得し、複合現実感提示装置100に出力する。また、HMD200は、観察者の視点位置姿勢を計測する機能を備えており、計測した位置姿勢の情報を複合現実感提示装置100に出力する。なお、HMD200は観察者が頭部に装着する形態のディスプレイ装置に限られるものではない。例えば、観察者が手などの部位で把持して観察する形態のディスプレイ装置でもHMD200と同じ機能を果たすことが可能である。
据え置き型ディスプレイ装置(表示装置)300は、プラズマディスプレイなどの大型のディスプレイ装置であり、複合現実感提示装置100から出力される画像を、画面に表示する。据え置き型ディスプレイ装置300は、HMD200を使用している観察者以外の第三者に対し、複合現実感画像を観察することを可能にする。
尚、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアにより、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
また、本実施形態では、説明の便宜のため、本実施形態に係る画像処理装置を上記の3つのモジュールで実現した構成について述べるが、画像処理装置の構成はこれに限られない。例えば、上記の3つのモジュールを同一の装置により実現するように構成してもよい。或いは、例えば、複合現実感提示装置100を、HMD200又は据え置き型ディスプレイ装置300の中に組み込んで実現するように構成してもよい。或いは、例えば、複合現実感提示装置100の機能を、複数の情報処理装置上で仮想的に実現される構成要素に分散し、当該情報処理装置の並列処理により実現するようにしてもよい。
(画像処理装置の機能構成)
次に、本実施形態にかかる画像処理装置の機能構成について、図1を参照して説明する。図1は本実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。
図1において、撮像部101は、観察者視点から観測される実写画像(実画像)を取得する。本実施形態においては、HMD200にビデオカメラが内蔵されており、撮像部101の機能を実現している。撮像部101が取得した実写画像は画像回転部106aおよび第1画像合成部107に出力される。
位置姿勢計測部102は、HMD200に備えられ、観察者視点の3次元空間中での位置および姿勢を計測し、傾き検出部104および仮想画像生成部105に出力する。位置姿勢計測部102は、6自由度センサなどの計測機器によって実現されるが、これに限られるものではない。例えば、空間中に配置された、3次元位置が既知である指標(マーカ)を撮像部101に撮像させ、撮像された画像中から指標の座標を検出することによって、視点の位置および姿勢を算出することが可能である。このようにして算出した位置および姿勢を傾き検出部104や仮想画像生成部105に出力するようにしてもよい。この場合、位置姿勢計測部102は、撮像部101から実写画像を入力することとなる。
仮想情報記憶部103は、仮想画像生成部105が仮想画像を生成するための仮想空間情報を保持しており、仮想画像の生成時に仮想画像生成部105に仮想空間情報を供給する。本実施形態では、仮想世界に配置されるCGオブジェクトの3次元形状の情報、配置情報、光源情報、物体の材質、テクスチャ画像など、仮想空間を3次元CGとして描画するために必要な情報を仮想空間情報として保持している。ただし、3次元形状の情報には、頂点座標、面の構成情報、法線ベクトル等が含まれる。
傾き検出部104は、位置姿勢計測部102からHMD200を装着した観察者の視点の姿勢に係る情報を入力し、当該姿勢の情報に基づいて実写画像の傾きを検出し、画像回転部106a、bに出力する。本実施形態においては、HMD200に取り付けられている位置姿勢計測部102から入力された姿勢の情報から、視線を回転軸としたときの回転角であるロール角を抽出することによって、実写画像の傾きを検出する。このロール角の抽出は、位置姿勢計測部102から入力された姿勢の情報から、三次元空間中の回転行列を算出し、この行列をロール角・ピッチ角・ヨー角の各成分に分解することによって行う。傾き検出部104は、この抽出したロール角を画像回転部106a、bに出力する。なお、位置姿勢計測部102が計測する姿勢にロール角が含まれ、位置姿勢計測部102がロール角を直接出力できる場合には、傾き検出部104は、入力したロール角をそのまま画像回転部106a、bに出力する。本実施形態では画像回転部を2つ備え、傾き検出部104はロール角を2つの画像回転部106a、bの両方に対して出力する。
仮想画像生成部105は、位置姿勢計測部102および仮想情報記憶部103からの情報をもとに、CGを描画して仮想画像を生成する。仮想画像生成部105は、生成した仮想画像を画像回転部106bおよび画像合成部107に出力する。より具体的には、仮想画像生成部105は、位置姿勢計測部102から入力された位置姿勢を仮想空間を観測する視点として設定する。そして、その視点に基づいて仮想情報記憶部103が保持しているCGオブジェクトを仮想空間に配置した後に、CGでレンダリングを行うことによって、仮想画像を生成する。
画像回転部106aまたは106bのそれぞれは、傾き検出部104から入力される画像の傾きに基づいて、撮像部101または仮想画像生成部105から出力される画像に対して、画像の傾きを打ち消すような回転変換を適用する。本実施形態においては、傾き検出部104から観察者視点でのロール角(視線を回転軸としたときの回転角)が入力されるので、入力された画像はロール角の逆方向に回転することになる。
図2は画像回転部106が行う処理について説明する図である。例えば、画像回転部106に回転前画像10と、ロール角−45°が入力されたものとする。画像回転部106は、図2の回転前画像10に対し、ロール角−45°を打ち消すように、回転変換を行う。すなわち、画像回転部106は、回転前画像10を+45°回転させ、回転後画像20を出力する。
回転前画像10の各画素の座標を(u,v)T、回転後画像20の各画素の座標を(u',v')T、入力したロール角をθとしたとき、回転後画像20の各画素は以下の式で求められる。ただし、(u,v)T=(0,0)Tを回転中心とする。
Figure 0004810295
回転中心は、例えば、画像の中央または画像中で対応する撮像部101の光学中心の座標などを用いることができる。撮像部101の光学中心は、撮像部101のキャリブレーションなどで算出することが可能である。この光学中心の算出の具体的な手法は、公知であるため、説明を省略する。
本実施形態に係る画像処理装置は2つの画像回転部106a、106b(これらをまとめて106で示す)を備える。1つ目の画像回転部(第1画像回転部)106aは、撮像部101が出力する実写画像および傾き検出部104が出力するロール角を入力し、回転後画像20を2つ目の画像合成部(第2画像合成部)108に出力する。2つ目の画像回転部(第2画像回転部)106bは、仮想画像生成部105が出力する仮想画像および傾き検出部104が出力するロール角を入力し、回転後画像20を2つ目の画像合成部(第2画像合成部)108に出力する。
第1画像合成部(第2合成手段)107は、撮像部101が取得した実写画像に仮想画像生成部105が生成した仮想画像を重畳し、複合現実感画像を生成する。第2画像合成部108は、第1画像回転部106aが出力する回転後の実写画像に、第2画像回転部106bが出力する回転後の仮想画像を重畳し、複合現実感画像を生成する。第1画像合成部107によって生成された複合現実感画像は第1表示部109に、第2画像合成部108によって生成された複合現実感画像は第2表示部110にそれぞれ出力される。
上記のように、本実施形態に係る画像処理装置は2つの画像合成部107、108を備える。第1画像合成部107は、撮像部101が出力する実写画像と、仮想画像生成部105が出力する仮想画像とを入力し、生成された複合現実感画像を第1表示部109に出力する。第2画像合成部108(第1合成手段)は、2つの画像回転部106a、106bが出力する回転後画像20をそれぞれ入力し、生成された複合現実感画像を第2表示部110に出力する。本実施形態において、第1画像合成部107、第2画像合成部108では、まず実写画像の上に仮想画像を重畳する。仮想画像のうち、背景となる部分については重畳処理を行わない。仮想画像の背景以外の部分が実写画像に重畳される。この重畳処理の結果、第1画像合成部107、第2画像合成部108が生成する複合現実感画像は、実写画像の上に、仮想空間のCGが存在する部分についてのみ、仮想画像が重畳されることになる。
なお、仮想画像のうち、仮想空間のCGが存在する部分についても、適宜、重畳しない部分を設けるようにして、特別な効果を持たせるようにしてもよい。例えば、実写画像から特定の色が存在する部分のみ、仮想画像を重畳させないような処理を行うことによって、仮想空間のCGが常に現実の物体の前に観測されるような現象を回避することが可能となる。なお、このような処理は、例えば、特開2003−296759号公報に開示されている手法を用いて実行することができる。なお、本実施形態において、第1画像合成部107、第2画像合成部108は、画像を入力および出力する先のモジュールが異なるだけであり、処理内容は同一である。
第1表示部(第2出力手段)109は、第1画像合成部107が出力する複合現実感画像を入力し、表示する。第2表示部(第1出力手段)110は、第2画像合成部108が出力する複合現実感画像を入力し、表示する。第1表示部109はHMD200に備えられており、HMD200を使用している観察者の視点から観測される複合現実感画像を表示する。すなわち、画像回転部106による回転変換を適用しない複合現実感画像を表示する。第2表示部110は据え置き型のディスプレイ装置300に備えられており、HMD200を使用している観察者の視点から観測され、画像の傾きを除去した複合現実感画像を表示する。すなわち、画像回転部106による回転変換を適用した複合現実感画像を表示する。本実施形態では、第2表示部110には第1表示部109よりも大型のディスプレイ装置を用いる。このことにより、HMD200を装着している観察者が見ている複合現実感画像を、HMD200を装着しない第三者に対して、提示することができるようになる。
(基本処理)
以上のような構成を備えた本実施形態に係る画像処理装置の制御について、図3を参照して以下説明する。図3は、本実施形態の画像処理装置が行う処理の流れを示すフローチャートである。なお、同フローチャートに従ったプログラムコードは、画像処理装置が備える不図示のディスク装置やRAMなどの記憶装置内に格納され、CPUにより読み出され、実行される。
まず、ステップS1010において、本実施形態に係る画像処理装置を起動し、必要な初期化を行う。必要な初期化には、CPUがプログラムコードや仮想空間情報をディスク装置から読み出し、RAMに格納する処理が含まれる。
次に、ステップS1020において、撮像部101は、HMD200を装着している観察者視点からの実写画像を取得する。
次に、ステップS1030において、位置姿勢計測部102は、HMD200を装着している観察者視点の位置姿勢を計測する。
次に、ステップS1040において、傾き検出部104は、ステップS1020において取得された実写画像の傾きを検出する。
次に、ステップS1050において、仮想画像生成部105は、ステップS1030において計測された位置姿勢を視点としてCGによって仮想空間の描画を行い、仮想画像を生成する。
次に、ステップS1060において、画像回転部106は、ステップS1020において取得された実写画像およびステップS1050において生成された仮想画像に回転変換を適用する。
次に、ステップS1070において、第1画像合成部107、第2画像合成部108は、実写画像および仮想画像を入力し、実写画像に仮想画像を重畳した複合現実感画像を生成する。先述したように、本実施形態では2つの画像合成部107、108を備え、第1画像合成部107は、ステップS1020において取得された実写画像とステップS1050において生成された仮想画像とを合成し、第1表示部109に出力する。第2画像合成部108は、ステップS1020において取得された実写画像とステップS1060において回転変換を適用された仮想画像とを合成し、第2表示部110に出力する。
次に、ステップS1080において、本処理を終了するか否かを判断し、YESの場合は、本実施形態における処理を終了する。または、NOの場合は、ステップS1020に戻り、処理を継続する。
なお、本実施形態において、ステップS1020からステップS1080までの一連の処理は、短時間のうちに行われ、これらの処理を一回完了するまでに要する時間は、通常、数ミリ秒から数百ミリ秒程度以内である。従って、本実施形態に係る画像処理装置は、ステップS1020からステップS1080までの処理を繰り返し実行することによって、短時間のうちに変化する複合現実感画像を連続的に表示する。それゆえ、観察者および第三者は複合現実感画像を一連の動画像として認識することが可能である。
以上、本実施形態における制御の流れについて説明したが、この順序は一例であり、一部の処理については順序を変更することが可能である。例えば、ステップS1020の処理はステップS1060よりも先に、ステップS1030はステップS1040よりも先に、ステップS1040はステップS1060よりも先に行われればよく、これらの条件を満たす範囲で任意に処理の順序を変更してもよい。ただし、ステップS1010、ステップS1070、ステップS1080については、順序を変更することはできない。
以上述べたように、複合現実感提示装置100は、撮像部101により撮像された実画像を取得し、HMD200(撮像部101)の姿勢に基づいて仮想画像を生成し、実画像の傾きを検出する検出する。更に、検出された実画像の傾きに基づいて、実画像及び仮想画像を補正し、それぞれ補正された実画像及び仮想画像に基づいて合成画像を生成し、合成画像を据え置き型ディスプレイ装置300へ出力する。このため、据え置き型ディスプレイ装置300には、検出された実画像の傾きに基づいて、補正された画像が出力することになる。従って、第1実施形態に係る構成によれば、頭部固定型表示装置(HMD)を装着する観察者と、頭部固定型表示装置を装着しない第三者に対して、それぞれ適切な複合現実感画像を提示することが可能となる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る画像処理装置は、HMDを装着し複合現実感を体験している観察者の映像をHMD200と据え置き型のディスプレイ300とに出力する。このとき、HMD200には通常の複合現実感画像を、据え置き型のディスプレイ300には、傾きが補正された複合現実感画像を表示する。第2実施形態の構成や制御の多くは第1実施形態と同じであるが、実写画像の傾きを検知する手法が第1実施形態と第2実施形態とで異なっている。第1実施形態に係る構成では、HMD200に備えられている位置姿勢計測部102によって取得された位置姿勢を用いて実写画像の傾きを検知しているが、第2実施形態に係る構成では、撮像部101から撮像された実写画像そのものを用いて傾きを検知する。
図4は本実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。第1実施形態に係る機能構成(図1)と比較すると、傾き検出部104は、位置姿勢計測部102から姿勢を入力する代わりに、撮像部101から実写画像を入力する点で異なっている。以下、本実施形態の構成について、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態では、撮像部101は、取得した実写画像を画像回転部106a、画像合成部107、傾き検出部104に出力する。また、本実施形態では、位置姿勢計測部102は、計測した位置姿勢情報を、仮想画像生成部105に出力する。
本実施形態において、傾き検出部104は、撮像部101から実写画像を入力し、画像の傾きを検出する。傾き検出部104は、検出した傾きを画像回転部106に出力する。傾き検出部104は、撮像部101から入力した画像から、視線を回転軸としたときの回転角であるロール角を算出する。傾き検出部104は、抽出したロール角を画像回転部106に出力する。
本実施形態において、傾き検出部104がロール角を算出する処理について、以下説明する。傾き検出部104は、撮像部101から入力した実写画像からオプティカルフローを算出する。オプティカルフローは画像上の各点の移動速度を示すものである。オプティカルフローを算出する手法については、勾配法、ブロックマッチング法などの複数の手法が広く知られている。このオプティカルフローの移動ベクトルの始点をA、終点をB、画像中心をOとする。本実施形態では、各移動ベクトルについて∠AOBのなす角を求め、この平均値をロール角として画像回転部106に出力する。
なお、本実施形態では、傾き検出部104が画像中のオプティカルフローに基づきロール角を算出しているが、これに限られるものではない。撮像部101が取得する画像から、観察者の視線周りの回転角を得られる手法であれば、いかなる手法を用いても、傾き検出部104の機能を実現することができる。
以上述べたように、本実施形態に係る構成においては、取得された実写画像を解析して傾きを検出する。このため、たとえ、HMD100が、姿勢を検出することができなくても、実写画像の傾きを検出して、適切に画像の補正を実行することが可能である。したがって、第2実施形態に係る構成によれば、頭部固定型表示装置を装着する観察者と、頭部固定型表示装置を装着しない第三者に対して、それぞれ適切な複合現実感画像を提示することが可能となる。なお、本実施形態において説明した実写画像の傾きを検出する手法は、第1実施形態に係る構成だけではなく後述する第3実施形態に係る構成においても適用可能であることは言うまでもない。
[第3実施形態]
第3実施形態に係る画像処理装置は、HMDを装着し複合現実感を体験している観察者の映像をHMD200と据え置き型のディスプレイ300とに出力する。このとき、HMD200には通常の複合現実感画像を、据え置き型のディスプレイ300には、傾きが補正された複合現実感画像を表示する。第3実施形態の構成や制御の多くは第1実施形態と同じであるが、仮想画像の傾きを補正する手法が第1実施形態と第3実施形態とで異なっている。第1実施形態に係る構成では、生成した仮想画像を回転させて補正するのに対して、第3実施形態に係る構成では、仮想空間を描画する姿勢を補正して、仮想画像を生成する。すなわち、傾きが補正された状態の仮想画像を生成する。
図5は本実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。第1実施形態の構成(図1)と比較すると、画像回転部106が1つになり、第2仮想画像生成部111が新たに追加されている。
本実施形態においては、複合現実感提示装置100は、撮像部101により撮像された実画像を取得し、この実画像の傾きを検出し、検出された実画像の傾きに基づいて、実画像を補正する。さらに、撮像部101(HMD200)の姿勢と検出された実画像の傾きとに基づいて、仮想画像を生成し、補正された実画像と、仮想画像とに基づいて合成画像を生成し、合成画像を据え置き型ディスプレイ装置300へ出力する。
以下、本実施形態の構成および制御について、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、位置姿勢計測部102は、計測した位置姿勢情報を、傾き検出部104、仮想画像生成部105、及び、第2仮想画像生成部111に出力する。また、本実施形態では、傾き検出部104は、検出した傾きを画像回転部106および第2仮想画像生成部111に出力する。
第2仮想画像生成部111は、位置姿勢計測部102、仮想情報記憶部103、傾き検出部104からの情報をもとに、CGを描画して仮想画像を生成する。生成された仮想画像は第2画像合成部108に送られる。第2仮想画像生成部111は、仮想画像生成部105と同様に、観察者視点に基づいて仮想情報記憶部103が保持しているCGオブジェクトを仮想空間に配置し、CGでレンダリングを行い、仮想画像を生成する。このとき、傾き検出部104からのロール角をもとに、位置姿勢計測部102から入力される姿勢からロール角の成分を除去する。具体的には、姿勢を表す三次元回転行列Rからロール角・ピッチ角・ヨー角を算出し、ピッチ角・ヨー角から再度三次元回転行列R’を算出する。すなわち、Rから求められる角度のうち、ロール角のみを破棄して(ロール角成分を0にして)R’を再構成する。結果として、第2仮想画像生成部111は、観察者の視線まわり(仮想画像の画像面上)の回転を除去した仮想画像を生成することになる。
位置姿勢計測部102が計測する姿勢にロール角が含まれており、位置姿勢計測部102がロール角を直接出力できる場合には、第2仮想画像生成部111では、入力したロール角を0°に設定して、CGのレンダリングを行えばよい。この場合、傾き検出部104からの入力は不要となる。
本実施形態において、第2画像合成部108は、画像回転部106が出力する実写画像に対する回転後画像20と、第2仮想画像生成部111から出力される仮想画像とをそれぞれ入力し、生成された複合現実感画像を第2表示部110に出力する。
なお、本実施形態に係る画像処理装置は、図3のステップS1050において、仮想画像生成部105および第2仮想画像生成部111は仮想画像を生成する。
上記のように、本実施形態においては、複合現実感提示装置100は、撮像部101により撮像された実画像を取得し、この実画像の傾きを検出し、検出された実画像の傾きに基づいて、実画像を補正する。さらに、撮像部101(HMD200)の姿勢と検出された実画像の傾きとに基づいて、仮想画像を生成し、補正された実画像と、仮想画像とに基づいて合成画像を生成し、合成画像を据え置き型ディスプレイ装置300へ出力する。
従って、本実施形態に係る構成では、第1実施形態と異なり、CGを描画する視点を回転させ、仮想画像自体を回転させないため、仮想画像には回転に伴う欠損が生じない。このため、本実施形態に係る構成によれば、頭部固定型表示装置を装着する観察者と、頭部固定型表示装置を装着しない第三者に対して、それぞれ適切な複合現実感画像を提示することが可能となる。
[第4実施形態]
第4実施形態に係る画像処理装置は、HMDを装着し複合現実感を体験している観察者の映像をHMD200と据え置き型のディスプレイ300とに出力する。このとき、HMD200には通常の複合現実感画像を、据え置き型のディスプレイ300には、傾きが補正された複合現実感画像を表示する。第4実施形態の構成や制御の多くは第1実施形態と同じであるが、第1実施形態のように、実写画像と仮想画像とを各々補正するのではなく、第4実施形態に係る構成では、実写画像に仮想画像を重畳した後に、画像の傾きを補正している。
図6は本実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。第1実施形態と比較すると、画像回転部106が1つになっており、第2画像合成部108が存在しない。
本実施形態では、複合現実感提示装置100は、撮像部101により撮像された実画像を取得し、撮像部101(HMD200)の姿勢に基づいて仮想画像を生成し、実画像及び仮想画像に基づいて合成画像を生成し、実画像の傾きを検出する。さらに、検出された実画像の傾きに基づいて、合成画像を補正し、補正された合成画像を据え置き型ディスプレイ装置300へ出力する。
以下、本実施形態の構成および制御について、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、仮想画像生成部105は、生成した仮想画像を画像合成部107に出力する。また、本実施形態では、第1画像合成部107は、撮像部101が出力する実写画像および仮想画像生成部105が出力する仮想画像とを入力し、生成された複合現実感画像を第1表示部109および画像回転部106に出力する。また、本実施形態では、画像回転部106は、第1画像合成部107が出力する複合現実感画像および傾き検出部104が出力するロール角とを入力し、回転後画像20を第2表示部110に出力する。
以上のような構成を備えた本実施形態の制御について、以下説明する。図7は、本実施形態の画像処理装置が行う処理の流れを示すフローチャートである。第1実施形態の制御(図3)と比較すると、ステップS1060の処理が削除され、ステップS1075の処理が追加されている。
ステップS1070において、第1画像合成部107は、実写画像および仮想画像を入力し、実写画像に仮想画像を重畳した複合現実感画像を生成し、画像回転部106および第1表示部109に出力する。
次に、ステップS1075において、画像回転部106は、ステップS1070で生成された複合現実感画像に回転変換を適用し、第2表示部110に出力する。そして、ステップS1080へ進む。
上記のように、本実施形態では、複合現実感提示装置100は、撮像部101により撮像された実画像を取得し、撮像部101(HMD200)の姿勢に基づいて仮想画像を生成し、実画像及び仮想画像に基づいて合成画像を生成する。さらに、実画像の傾きを検出し、検出された実画像の傾きに基づいて、合成画像を補正し、補正された合成画像を据え置き型ディスプレイ装置300へ出力する。
このように、本実施形態に係る構成においては、画像の補正処理は第1画像合成部107から出力される合成画像のみに対してなされるため、比較的簡易な構成で本実施形態に係る構成を実現することが可能である。以上述べたように、本実施形態に係る構成によれば、頭部固定型表示装置を装着する観察者と、頭部固定型表示装置を装着しない第三者に対して、それぞれ適切な複合現実感画像を提示することが可能となる。
[第5実施形態]
第5実施形態に係る画像処理装置は、HMDを装着し複合現実感を体験している観察者の映像をHMD200と据え置き型のディスプレイ300とに出力する。このとき、HMD200には通常の複合現実感画像を、据え置き型のディスプレイ300には、通常の複合現実感画像、または、傾きが補正された複合現実感画像を表示する。第5実施形態の構成や制御の多くは第1実施形態と同じであるが、第5実施形態では、第1実施形態とは異なり、第2表示部110に表示される複合現実感画像に対して、画像の傾きを補正するか補正しないかをユーザが選択するための機能構成が追加されている。
図8は本実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。第1実施形態と比較すると、選択部112が追加されている。以下、本実施形態の構成および制御について、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
選択部112は、傾き検出部104の処理を有効にするか、無効にするかをユーザが選択するためのユーザインタフェースとして機能する。選択部112は、選択結果を示す制御信号を傾き検出部104に出力する。本実施形態では、スイッチ、キーボード、マウスなどのユーザが操作するための入力デバイスが、画像処理装置に接続される。ユーザの選択肢には、「画像の傾きを補正する」、又は、「画像の傾きを補正しない」の2種類が存在し、選択部112は入力デバイスへのユーザの入力に基づいて、傾き検出部104の処理の有効/無効を切り換える。選択部112は、これらの選択肢をディスプレイに表示し、ユーザの選択を受け付ける。ユーザが「画像の傾きを補正する」を選択した場合には、選択部112は、傾き検出部104に対して、処理を有効にする旨の制御信号を出力する。ユーザが「画像の傾きを補正しない」を選択した場合には、選択部112は、傾き検出部104に対して、処理を無効にする旨の制御信号を出力する。
本実施形態では、傾き検出部104は、選択部112から制御信号を入力し、検出した傾きを画像回転部106および第2仮想画像生成部111に出力する。傾き検出部104は、選択部112から入力した制御信号が、傾き検出部104の処理を無効にするものであった場合には、傾き検出部104は、ロール角として0°を画像回転部106に出力する。そうでない場合の傾き検出部104の処理内容は、他の実施形態と同様である。
以上述べたように、第5実施形態に係る構成によれば、第2表示部110に表示される複合現実感画像に対して、ユーザが画像の傾きを補正するか補正しないかを任意に選択することが可能となる。なお、本実施形態では、第1実施形態の構成に選択部112を追加した構成を例示的に説明したが、他の実施形態の構成に選択部112を追加し、ユーザが、補正することを選択した場合にのみ、上記の補正処理を行うようにしてもよい。
[第6実施形態]
第6実施形態に係る画像処理装置は、HMDを装着し複合現実感を体験している観察者の映像をHMD200と据え置き型のディスプレイ300とに出力する。このとき、HMD200には通常の複合現実感画像を、据え置き型のディスプレイ300には、通常の複合現実感画像、または、傾きが補正された複合現実感画像を表示する。第6実施形態の構成や制御の多くは第1実施形態および第5実施形態と同じである。しかし、第6実施形態では、第1実施形態とは異なり、第2表示部110に表示される複合現実感画像に対して、画像の傾きを補正するか補正しないかをユーザが選択するための機能構成が追加されている。さらに、第5実施形態では、傾き検出部104を制御することによって、画像の傾きの補正の有無を切り換えていたが、第6実施形態では、傾きを補正した画像と補整しない画像との出力を切り換えることによって、結果的に画像の傾きの補正の有無を切り換える。
図9は本実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。第1実施形態と比較すると、選択部112が追加されている。以下、本実施形態の構成および制御について、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態において、選択部112は、2つの画像合成部107、108から各々複合現実感画像を入力し、いずれかの複合現実感画像を選択して、第2表示部110に出力する。ただし、この複合現実感画像の選択はユーザの指示入力に基づいて行う。
即ち、選択部112は、画像の補正を行うか否かをユーザが選択するためのユーザインタフェースとしても機能する。
本実施形態では、スイッチ、キーボード、マウスなどのユーザが操作するための入力デバイスが、画像処理装置に接続される。ユーザの操作には「画像の傾きを補正する」または「画像の傾きを補正しない」の2種類があり、選択部112は入力デバイスへのユーザの入力に基づいて、いずれかの複合現実感画像を選択する。選択部112は、これらの選択肢をディスプレイに表示し、ユーザの選択を受け付ける。ユーザが「画像の傾きを補正する」を入力した場合には、選択部112は、2番目の画像合成部(第2画像合成部)108からの入力される複合現実感画像を出力する。ユーザが「画像の傾きを補正しない」を入力した場合には、選択部112は、1番目の画像合成部(第1画像合成部)107から入力される複合現実感画像を出力する。
以上述べたように、第6実施形態によれば、第2表示部110に表示される複合現実感画像に対して、ユーザが画像の傾きを補正するか補正しないかを任意に選択することが可能となる。なお、本実施形態では、第1実施形態の構成に選択部112を追加した構成を例示的に説明したが、他の実施形態の構成に選択部112を追加し、ユーザが、補正することを選択した場合にのみ、上記の補正処理を行うようにしてもよい。
[第7実施形態]
第7実施形態に係る画像処理装置は、HMDを装着し複合現実感を体験している観察者の映像をHMD200と据え置き型のディスプレイ300とに出力する。このとき、HMD200には通常の複合現実感画像を、据え置き型のディスプレイ300には、通常の複合現実感画像、または、傾きが補正された複合現実感画像を表示する。第7実施形態の構成や制御の多くは第5実施形態と同じである。しかし、第7実施形態では、第5実施形態とは異なり、第2表示部110に表示される複合現実感画像に対して、仮想情報記憶部103が保持するCGの属性に応じて、画像の傾きを補正するか補正しないかを自動的に制御するための機能構成が追加されている。
図11は本実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。第5実施形態と比較すると、選択部112は、仮想情報記憶部103から入力を受ける点で相違する。以下、本実施形態の構成および制御について、第5実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
選択部112は、傾き検出部104の処理を有効にするか、無効にするかを選択する。選択部112は、選択結果を示す制御信号を傾き検出部104に出力する。本実施形態では、選択部112は、仮想情報記憶部103の内容に応じて、傾き検出部104の処理の有効・無効を選択する。本実施形態では、仮想情報記憶部103が、文字情報を含むCGオブジェクトを仮想画像生成部105に出力する場合には、傾き検出部104の処理を無効にする。それ以外の場合には、傾き検出部104の処理を有効にする。なお、選択部112が行う、傾き検出部104の処理の有効・無効の判断は、例えば、仮想情報記憶部103に仮想情報に係るオブジェクトの種類を示す情報を格納しておき、当該情報に基づいて実行するように構成することができる。あるいは、例えば、公知の文字認識技術を利用して仮想情報を解析し、文字を認識することができた場合は傾き検出部104の処理を無効とし、認識できなかった場合は有効とすることができる。
本実施形態では、仮想画像生成部105は、HMD200を装着した観察者に対して、視点移動が伴う場合でも、文字情報が移動しないようなかたちで、常に第1表示部110に表示される画像中の向きを基準として文字情報の仮想画像を生成する。そのため、本実施形態では、仮想情報記憶部103が、文字情報を含むCGオブジェクトを仮想画像生成部105に出力する場合には、画像の傾きを補正しないようにすることで、文字情報を含む複合現実感画像を第2表示部110に適切に表示制御する。文字情報を含まない複合現実感画像については、第1実施形態と同様に、傾きを補正する。
なお、本実施形態では、選択部112は、仮想情報記憶部103が、文字情報を含むCGオブジェクトを仮想画像生成部105に出力する場合に、傾き検出部104の処理を無効にする選択を行っているが、これに限られない。例えば、文字以外の他の属性に応じて、有効・無効の判定を選択するようにしてもよい。
また、第6実施形態の選択部112に対して、仮想情報記憶部103から入力を受けるようにして、選択部112は、2つの画像合成部107から各々複合現実感画像を入力し、複合現実感画像を選択して、第2表示部110に出力するようにしてもよい。このとき、画像の傾きを補正する処理の有無に関する制御は、本実施形態のように行う。その場合においても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
以上述べたように、第7実施形態によれば、画像の傾きを補正するか補正しないかの切り替えを、仮想情報記憶部103が保持するCGオブジェクトの属性に応じて、自動的に制御することが可能となる。なお、本実施形態では、第1実施形態の構成に選択部112を追加した構成を例示的に説明したが、他の実施形態の構成に選択部112を追加し、ユーザが、補正することを選択した場合にのみ、上記の補正処理を行うようにしてもよい。
[第8実施形態]
第8実施形態に係る画像処理装置は、HMDを装着し複合現実感を体験している観察者の映像をHMD200と据え置き型のディスプレイ300とに出力する。このとき、HMD200には通常の複合現実感画像を、据え置き型のディスプレイ300には、通常の複合現実感画像、または、傾きが補正された複合現実感画像を表示する。第8実施形態の構成や制御の多くは第3実施形態と同じであるが、第8実施形態では、第3実施形態とは異なり、仮想情報記憶部103が保持するCGの属性に応じて、特定の属性のCGの部分のみ画像の傾きを補正しない。
図12は本実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。第3実施形態と比較すると、さらに第3仮想画像生成部113が追加されている。以下、本実施形態の構成および制御について、第3実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
第3仮想画像生成部113は、位置姿勢計測部102および仮想情報記憶部103からの情報をもとに、CGを描画して仮想画像を生成する。第3仮想画像生成部113は、生成した仮想画像を第2画像合成部108に出力する。第3仮想画像生成部113の具体的な処理内容については仮想画像生成部105と同じであるが、本実施形態では、仮想情報記憶部103が保持するCGオブジェクトのうち、文字情報を含むCGオブジェクトについてのみ描画を行う。
本実施形態において、第2仮想画像生成部111は、仮想情報記憶部103が保持するCGオブジェクトのうち、文字情報を含まないCGオブジェクトについてのみ描画を行う。それ以外の処理の詳細については、第3実施形態と同じである。なお、文字情報の有無の判断は、第7実施形態において説明した手法を用いて実行することができる。
第2画像合成部108は、画像回転部106が出力する実写画像に対する回転後画像20と、第2仮想画像生成部111が出力する傾きが補正された仮想画像、第3仮想画像生成部113が出力する傾きが補正されない仮想画像とをそれぞれ入力する。そして、生成された複合現実感画像を第2表示部110に出力する。
本実施形態では、仮想情報記憶部103が保持するCGオブジェクトのうち、文字情報を含まないCGオブジェクトについては傾きの補正を行い、文字情報を含むCGオブジェクトについては傾きの補正を行わないようにしているが、これに限られない。例えば、文字情報以外の他の属性を用いて、傾きの補正を行うCGオブジェクトと傾きの補正を行わないCGオブジェクトを分類してもよい。
以上述べたように、第8実施形態によれば、仮想情報記憶部103が保持するCGの属性に応じて、画像の傾きを補正するか否かを自動判定し、当該判定に基づいて補正処理を制御する。即ち、画像の傾きを補正しないことが望ましいCGについては画像の傾きを補正せず、それ以外のCGについては、画像の傾きを補正した状態の複合現実感画像を提示する。これにより、CGの属性に応じて適切な画像を据え置き型ディスプレイ装置300に提供することができる。なお、本実施形態では、第1実施形態の構成に選択部112を追加した構成を例示的に説明したが、他の実施形態の構成に選択部112を追加し、ユーザが、補正することを選択した場合にのみ、上記の補正処理を行うようにしてもよい。
[第9実施形態]
第9実施形態に係る画像処理装置は、HMDを装着し複合現実感を体験している観察者の映像をHMD200と据え置き型のディスプレイ300とに出力する。このとき、HMD200には通常の複合現実感画像を、据え置き型のディスプレイ300には、傾きが補正された複合現実感画像を表示する。第9実施形態の構成や制御の多くは第1実施形態と同じであるが、第9実施形態では、第1実施形態とは異なり、実写画像のみ傾きの補正を行い、仮想画像については傾きの補正を行わない。例えば、仮想情報記憶部103が保持するCGオブジェクトが文字情報のみであると判定できる場合には、実写画像についてのみ傾きの補正を行う。
図13は本実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。第1実施形態と比較すると、画像回転部106が1つになっている点で異なっている。以下、本実施形態の構成について、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態では、複合現実感提示装置100は、撮像部101により撮像された実画像を取得し、撮像部101(HMD200)の姿勢に基づいて仮想画像を生成し、実画像の傾きを検出し、検出された実画像の傾きに基づいて、実画像を補正する。さらに、補正された実画像と、仮想画像とに基づいて合成画像を生成し、補正された合成画像を据え置き型ディスプレイ装置300へ出力する。
本実施形態において、仮想画像生成部105は、位置姿勢計測部102および仮想情報記憶部103からの情報をもとに、CGを描画して仮想画像を生成する。仮想画像生成部105は、生成した仮想画像を第1画像合成部107に出力する。
本実施形態において、第2画像合成部108は、画像回転部106が出力する回転後の実写画像に仮想画像生成部105が出力する補正がなされていない仮想画像を重畳する。第2画像合成部108によって生成された複合現実感画像は第2表示部110に出力される。
以上述べたように、第9実施形態に係る構成によれば、CGオブジェクトが文字情報のみであると規定できるような場合については、実写画像についてのみ傾きの補正を行うことが可能となる。
[第10実施形態]
第10実施形態に係る画像処理装置は、HMDを装着し複合現実感を体験している観察者の映像をHMD200と据え置き型のディスプレイ300とに出力する。このとき、HMD200には通常の複合現実感画像を、据え置き型のディスプレイ300には、傾きが補正された複合現実感画像を表示する。第10実施形態の構成や制御の多くは第1実施形態と同じであるが、第10実施形態では、第1実施形態とは異なり、傾きの補正を適用した複合現実感画像に対し、有効領域のトリミング処理を行う点が異なる。本実施形態に係る構成においては、このような処理により、複合現実感画像の欠損を生じさせないようにすることが可能である。
本実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略は、第1実施形態(図1)と同じである。以下、本実施形態の構成について、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態において、第2画像合成部108は、2つの画像回転部106が出力する回転後の実写画像に、もう1つの画像回転部106が出力する回転後の仮想画像を重畳し、さらにトリミング処理を行い、複合現実感画像を生成する。第2画像合成部108は、生成した複合現実感画像を第2表示部110に出力する。本実施形態において、第2画像合成部108が行うトリミング処理について、以下、説明する。
本実施形態において、画像回転部106が出力する回転後の複合現実感画像には、欠損が生じている。図14は、回転前画像11を回転させた画像である回転後画像21に欠損が生じている様子を模式的に示した図である。回転後画像21の斜線部で示された領域については、回転前画像11に存在しない領域であるため、回転後画像21で表現することができない。そのため、回転後画像21に欠損が生じる。
本実施形態では、図15のように、回転後画像20の有効領域をトリミングすることによって、トリミング後画像30を得る。図15は、第2画像合成部108が行うトリミング処理について説明する図である。ここで、トリミングとは、据え置き型ディスプレイ装置300へ出力する画像と据え置き型ディスプレイ装置300の表示領域との重複部分に含まれる矩形画像を抜き出す処理をいう。ただし、この矩形画像の一辺はこの表示領域のいずれかの一辺と並行である。
一般的に、回転後画像20の有効領域は、画像を回転させる角度(ロール角)によって異なる。本実施形態では、回転後画像20に対して、回転角とは無関係に、常にロール角90°となるときの有効領域をトリミングする。その結果、任意の回転角について、欠損の生じないトリミング後画像30を得ることができる。
また、本実施形態では、第1実施形態における画像処理装置の構成に追加するかたちで、複合現実感画像のトリミングを行っているが、第2、第4〜9実施形態における構成においても適用が可能である。ただし、第4実施形態における構成で適用する場合には、画像回転部106が先述のトリミング処理を行うことになる。
以上述べたように、本実施形態に係る構成においては、出力画像と据え置き型ディスプレイ装置300の表示領域との重複部分に含まれる矩形画像を、この矩形画像の一辺はこの表示領域のいずれかの一辺と並行となるように、抜き出して出力する。このため、本実施形態に係る構成によれば、画像の回転に伴う欠損のない複合現実感画像を提示することが可能となる。
[第11実施形態]
第11実施形態に係る画像処理装置は、HMDを装着し複合現実感を体験している観察者の映像をHMD200と据え置き型のディスプレイ300とに出力する。このとき、HMD200には通常の複合現実感画像を、据え置き型のディスプレイ300には、傾きが補正されている複合現実感画像を表示する。第11実施形態の構成や制御の多くは第1実施形態と同じであるが、第11実施形態では、第1実施形態とは異なり、ある基準値からの相対的な画像の傾きを検知し、補正する点で異なっている。例えば、HMD200を装着した観察者が、ある物体をのぞき込んでいるなど、観察者の頭部が傾いている状態を基準として、据え置き型ディスプレイ装置300に表示される複合現実感画像の傾きを補正することが可能となる。すなわち、据え置き型ディスプレイ装置300に表示される複合現実感画像が基準値だけ傾いている状態を一定に保つ。
本実施形態における概略機能構成は、第1実施形態(図1)と同じである。以下、本実施形態の構成について、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態において、傾き検出部104は、位置姿勢計測部102からHMD200を装着したユーザの視点の姿勢を入力し、実写画像の傾きを検出し、画像回転部106に出力する。本実施形態においては、HMD200に取り付けられている位置姿勢計測部102から入力した姿勢から、視線を回転軸としたときの回転角であるロール角を抽出することによって、実写画像の傾きを検出する。このとき、抽出したロール角から、回転基準値を減算し、減算後の値を画像回転部106に送出する。この回転基準値は、複合現実感提示装置100の内部に備えられている不図示のディスク装置やRAMなどに保持されており、本実施形態における画像処理装置の初期化時に値が設定される。なお、この回転基準値については、画像処理装置に別途入力手段を設け、ユーザからの操作によって、回転基準値を変更できるようにしてもよい。
以上述べたように、第11実施形態に係る構成によれば、据え置き型ディスプレイ装置300に表示される複合現実感画像が基準値だけ傾いている状態を一定に保つことが可能となる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態例について詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様を取ることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含む。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、次のものが含まれる。即ち、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)等が含まれる。
その他、プログラムの供給形態としては、次のようなものも考えられる。即ち、クライアント装置のブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明に係るコンピュータプログラム、或いは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをHD等の記録媒体にダウンロードする形態も考えられる。また、本発明に係るプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、次のような供給形態も考えられる。即ち、まず、本発明に係るプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布する。そして、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報の使用により暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて本発明に係る構成を実現する。このような供給形態も可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、次のような実現形態も想定される。即ち、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づいても前述した実施形態の機能が実現される。即ち、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
第1実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。 画像回転部が行う処理について説明する図である。 画像処理装置が行う処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。 第3実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。 第4実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。 画像処理装置が行う処理の流れを示すフローチャートである。 第5実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。 第6実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。 画像処理装置のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。 第7実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。 第8実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。 第9実施形態に係る画像処理装置の機能構成の概略を示すブロック図である。 回転後画像に欠損が生じている様子を模式的に示した図である。 トリミング処理について説明する図である。

Claims (17)

  1. 表示装置に接続された情報処理装置であって、
    撮像装置により撮像された実画像を取得する取得手段と、
    前記撮像装置の姿勢に基づいて仮想画像を生成する生成手段と、
    前記実画像の傾きを検出する検出手段と、
    検出された前記実画像の傾きに基づいて、前記実画像及び前記仮想画像を補正する補正手段と、
    それぞれ補正された前記実画像及び前記仮想画像に基づいて合成画像を生成する合成手段と、
    前記合成画像を前記表示装置へ出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 表示装置に接続された情報処理装置であって、
    撮像装置により撮像された実画像を取得する取得手段と、
    前記実画像の傾きを検出する検出手段と、
    検出された前記実画像の傾きに基づいて、前記実画像を補正する補正手段と、
    前記撮像装置の姿勢と検出された前記実画像の傾きとに基づいて、仮想画像を生成する生成手段と、
    補正された前記実画像と、前記仮想画像とに基づいて合成画像を生成する合成手段と、
    前記合成画像を前記表示装置へ出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 表示装置に接続された情報処理装置であって、
    撮像装置により撮像された実画像を取得する取得手段と、
    前記撮像装置の姿勢に基づいて仮想画像を生成する生成手段と、
    前記実画像及び前記仮想画像に基づいて合成画像を生成する合成手段と、
    前記実画像の傾きを検出する検出手段と、
    検出された前記実画像の傾きに基づいて、前記合成画像を補正する補正手段と、
    補正された前記合成画像を前記表示装置へ出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 表示装置に接続された情報処理装置であって、
    撮像装置により撮像された実画像を取得する取得手段と、
    前記撮像装置の姿勢に基づいて仮想画像を生成する生成手段と、
    前記実画像の傾きを検出する検出手段と、
    検出された前記実画像の傾きに基づいて、前記実画像を補正する補正手段と、
    補正された前記実画像と、前記仮想画像とに基づいて合成画像を生成する合成手段と、
    補正された前記合成画像を前記表示装置へ出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は、更に、第2表示装置に接続され、
    前記出力手段は、更に、前記実画像と前記仮想画像とに基づいて第2合成画像を生成し、当該第2合成画像を前記第2表示装置へ出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示装置は据え置き型ディスプレイであり、前記第2表示装置は持ち運び可能なディスプレイである
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記検出手段は、
    6自由度センサにより計測される前記撮像装置の姿勢、前記実画像に含まれるマーカ画像に基づく解析、又は、前記実画像により算出されるオプティカルフローのいずれかに基づいて前記検出を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. ユーザにより補正処理を行う旨の指示が入力された場合に前記補正を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記仮想画像が文字を含むか否かを判定する判定手段を更に備え、
    前記補正手段は、前記判定手段において、前記仮想画像が文字を含まない判定された場合に前記補正を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記表示装置へ出力する画像と該表示装置の表示領域との重複部分に含まれる矩形画像であって、該矩形画像の一辺は該表示領域のいずれかの一辺と並行である、矩形画像を抜き出す抜出手段を更に備え、
    前記出力手段は、前記抜出手段において抜き出された前記矩形画像を前記表示装置へ出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記補正は画像の回転を伴うことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. コンピュータを請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
  14. 表示装置に接続された情報処理装置が行う情報処理方法であって、
    前記情報処理装置が備える取得手段が、撮像装置により撮像された実画像を取得する取得工程と、
    前記情報処理装置が備える生成手段が、前記撮像装置の姿勢に基づいて仮想画像を生成する生成工程と、
    前記情報処理装置が備える検出手段が、前記実画像の傾きを検出する検出工程と、
    前記情報処理装置が備える補正手段が、検出された前記実画像の傾きに基づいて、前記実画像及び前記仮想画像を補正する補正工程と、
    前記情報処理装置が備える合成手段が、それぞれ補正された前記実画像及び前記仮想画像に基づいて合成画像を生成する合成工程と、
    前記情報処理装置が備える出力手段が、前記合成画像を前記表示装置へ出力する出力工程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  15. 表示装置に接続された情報処理装置が行う情報処理方法であって、
    前記情報処理装置が備える取得手段が、撮像装置により撮像された実画像を取得する取得工程と、
    前記情報処理装置が備える検出手段が、前記実画像の傾きを検出する検出工程と、
    前記情報処理装置が備える補正手段が、検出された前記実画像の傾きに基づいて、前記実画像を補正する補正工程と、
    前記情報処理装置が備える生成手段が、前記撮像装置の姿勢と検出された前記実画像の傾きとに基づいて、仮想画像を生成する生成工程と、
    前記情報処理装置が備える合成手段が、補正された前記実画像と、前記仮想画像とに基づいて合成画像を生成する合成工程と、
    前記情報処理装置が備える出力手段が、前記合成画像を前記表示装置へ出力する出力工程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  16. 表示装置に接続された情報処理装置が行う情報処理方法であって、
    前記情報処理装置が備える取得手段が、撮像装置により撮像された実画像を取得する取得工程と、
    前記情報処理装置が備える生成手段が、前記撮像装置の姿勢に基づいて仮想画像を生成する生成工程と、
    前記情報処理装置が備える合成手段が、前記実画像及び前記仮想画像に基づいて合成画像を生成する合成工程と、
    前記情報処理装置が備える検出手段が、前記実画像の傾きを検出する検出工程と、
    前記情報処理装置が備える補正手段が、検出された前記実画像の傾きに基づいて、前記合成画像を補正する補正工程と、
    前記情報処理装置が備える出力手段が、補正された前記合成画像を前記表示装置へ出力する出力工程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  17. 表示装置に接続された情報処理装置が行う情報処理方法であって、
    前記情報処理装置が備える取得手段が、撮像装置により撮像された実画像を取得する取得工程と、
    前記情報処理装置が備える生成手段が、前記撮像装置の姿勢に基づいて仮想画像を生成する生成工程と、
    前記情報処理装置が備える検出手段が、前記実画像の傾きを検出する検出工程と、
    前記情報処理装置が備える補正手段が、検出された前記実画像の傾きに基づいて、前記実画像を補正する補正工程と、
    前記情報処理装置が備える合成手段が、補正された前記実画像と、前記仮想画像とに基づいて合成画像を生成する合成工程と、
    前記情報処理装置が備える出力手段が、補正された前記合成画像を前記表示装置へ出力する出力工程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
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