JP4807578B2 - キャップ付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ネジキャップの不都合な弛みの発生を防止する、合成樹脂製のキャップ付き容器の関するものである。
ネジキャップの弛み止め機能を有する合成樹脂製のキャップ付き容器の従来技術として、容器首部に最終ねじ込みピッチ間隔に相当する幅を有する容器側突起を複数個設ける一方、キャップにその最終ねじ込み段階において複数個の容器側突起を乗り越えるキャップ側突起を設けた構成のものが知られている。
特開2003−276747号公報
この上記した従来技術にあっては、キャップの最終ねじ込み段階、すなわち螺合組付き限位置において、キャップ側突起が容器側突起を乗り越えて、このキャップ側突起が容器側突起に、螺脱方向側から係止し、これによって容器に対するキャップの螺合組付きの弛み発生を阻止する。
しかしながら、上記した従来技術にあっては、キャップ側突起と容器側突起との相互乗り越えが、キャップ側突起と容器側突起の一方もしくは両方の、強引な局部変形により達成されるものであるので、キャップ側突起と容器側突起の少なくとも一方が、きわめて早い時期に永久変形し、これにより係止機能、すなわち弛み防止機能を喪失する、と云う問題があった。
例えば、合成樹脂製チューブ容器の場合、チューブ容器として要求される機能を支障なく発揮すべく、一般には、容器を軟質ポリエチレン製とし、キャップ体を、成形性および外観が良いポリプロピレン製とするが、軟質ポリエチレンに比べてポリプロピレンが硬いため、容器側突起とキャップ側突起との相互乗り越えにより、容器側突起が早期に潰れ変形し、弛み防止機能が喪失する。
また、キャップ側突起および容器側突起の永久変形の発生を防止すべき、両突起の剛性を高めたものにあっては、キャップ側突起が容器側突起を乗り越えるのに大きな操作力を要することになり、キャップの開閉操作が行い難くなる、と云う問題があった。
さらに、キャップ側突起に大きな弾性変形量を付与すべく、このキャップ側突起を設けた壁部分を肉薄にしたものにあっては、この肉薄壁部分が、繰り返しの変形により白化し、これが弾力を低下させると共に、キャップの外観体裁を劣化させる、と云う問題があった。
そこで、本願発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、合成樹脂製ネジキャップの容器に対する螺合組付きの弛み止めに、弾性体の弾力を利用することを技術的課題とし、もって安定して確実な弛み止め作用を得ると共に、合成樹脂製ネジキャップの外観体裁の劣化を生じさせないことを目的とする。
本願発明の合成樹脂製のキャップ付き容器の主要構成は、口筒部の雄ネジを刻設した外周面下端部に、突片状の容器体側係止部を設けた容器体と、周壁内周面に雌ネジを刻設した、有頂円筒形状に成形された本体部に、少なくとも本体部の周壁の下端部外周面を覆って、エラストマー製の外装部を、被覆形成したキャップ体とから構成されている。
キャップ体は、容器体に対して螺合組付き限まで組付いた位置で、外装部の弾力を利用して、容器体の容器体側係止部に螺脱方向から係止するキャップ体側係止部を、その周壁の下端部に位置させている。
エラストマーとしては、大きな弾性と充分な柔軟性とを有していると共に、滑り性が良くない表面を形成する、スチレン・ブタジエン・スチレンブロックコポリマー、オレフィン系エラストマー、ウレタン系エラストマー、さらにはポリエステル系エラストマー等が使用される。
このエラストマー製の外装部は、本体部周壁の下端部外周面に被覆形成されているので、周壁の下端部に位置しているキャップ体側係止部は、常に外装部により外側から支えられていることになる。
また、キャップ体側係止部は、周壁の下端部に位置しているので、弾性変位し易い状態で形成するのが容易であり、これにより外装体の弾力を、無駄なく効果的に受けることができる。
それゆえ、容器体の口筒部に螺合したキャップ体が、螺合組付き限位置に達して、容器体側係止部が、キャップ体側係止部を、外側に押圧すると、キャップ体側係止部に外装部の弾力が、容器体側係止部からの押圧力に対抗して作用し、これによりキャップ体側係止部と容器体側係止部との間に、螺脱方向に対する係止力が発生することになる。
本発明の第1の主たる構成は、上記した主要構成に加えて、キャップ体側係止部を、外装部が外側に位置している周壁の下端部に、弾性変形が容易となる程度に肉薄とされた肉薄壁片を形成し、この肉薄壁片の内周面に、螺合組付き限位置で、容器体側係止部に螺脱方向から乗り越え係止する係止突片を設けて構成したものである。
この本発明の第1の主たる構成にあっては、突片状の容器体側係止部に対する係止突片の、螺脱方向からの係止が、キャップ体の弛み止めに効果的に作用する。
肉薄壁片を外装部が弾力的に補強しているので、この肉薄壁片を充分に肉薄とすることができ、その分、肉薄壁片の弾性変形範囲を大きくすることができる。
キャップ体側係止部は、外装部に覆い隠されているので、肉薄壁片の局部的な変形とか、変形疲労に伴う白化が、キャップ体の外観として現れることがない。
また、本発明の第1の主たる構成の別の構成は、肉薄壁片を、周壁の全周に亘って形成した、ことにある。
キャップ体側係止部の肉薄壁片を、周壁の全周に亘って形成したものにあっては、肉薄壁片の弾性変形を無理なく行わせることができ、その分、肉薄壁片の肉薄化程度を抑えることが可能となる。
また、本発明の第2の主たる構成は、前記した主要構成に加えて、キャップ体側係止部を、外装部が外側に位置している周壁の下端部に、切欠き窓を形成することにより、周方向に片持ち状に延びる、弾性変形が容易となる程度に肉薄とされた肉薄壁片を形成し、この肉薄壁片の先端部内周面に、螺合組付き限位置で、容器体側係止部に螺脱方向から乗り越え係止する係止突片を設けて構成したものである。
この本発明の第2の主たる構成にあっては、突片状の容器体側係止部に対する係止突片の、螺脱方向からの係止が、キャップ体の弛み止めに効果的に作用する。
肉薄壁片を外装部が弾力的に補強しているので、この肉薄壁片を充分に肉薄にすることができ、その分、肉薄壁片の弾性変形範囲を大きくすることができる。
キャップ体側係止部は、外装部に覆い隠されているので、肉薄壁片の局部的な変形とか、変形疲労に伴う白化とか、肉薄壁片を切欠き形成するための切欠き窓とかが、キャップ体の外観として現れることがない。
また、本発明の第3の主たる構成は、前記した主要構成に加えて、キャップ体側係止部を、外装部が外側に位置している周壁の下端部に切欠き窓を形成し、この切欠き窓内に位置して、螺合組付き限位置で容器体側係止部が食い込む、外装部に一体形成され嵌り込み部で構成したものである。
この本発明の第3の主たる構成にあっては、キャップ体が螺合組付き限位置に達すると、容器体側係止部が、外装部の一部である嵌り込み部で構成されたキャップ体側係止部に、弾性変形させて食い込み、この食い込みにより大きな係止力を発生させる。
本発明の別の構成は、外装部を、本体部をインサート材としたインサート成形品とした、ことにある。
外装部をインサート成形品としたものにあっては、外装部の本体部に対する組付きが、精度よく強固に達成されると共に、外装部の成形と本体部への組付けとを同時に達成できる。
また、本発明の別の構成は、外装部を、本体部の全外表面を覆って形成した、ことにある。
本体部の全外表面を覆って外装部を形成したものにあっては、キャップ体の全外表面を、エラストマーで形成することになるので、エラストマーの優れた触感と滑り難さを、キャップ体に付与することになる。
また、本発明の別の構成は、口筒部の外周面下端部に、雄ネジの突出高さと略等しい幅で段状に拡径した首段部を形成し、この首段部の外周面に容器体側係止部を設けた、ことにある。
首段部の外周面に容器体側係止部を設けたものにあっては、容器体側係止部の突出端部分が、口筒部の雄ネジよりも外側に位置することになるので、この容器体側係止部の突出端部分に係止するキャップ体側係止部が、容器体に対するキャップ体の螺合動作に邪魔となることがない。
また、本発明の別の構成は、螺合組付き限位置に達したキャップ体の本体部の一部に、螺合方向から突き当たるストッパ片を、容器体側係止部に隣接して設けた、ことにある。
容器体にストッパ片を設けたものにあっては、本体部の一部に対するストッパ片の突き当たりにより、容器体に対するキャップ体の、設定された螺合組付き限位置を越えての螺合変位がなく、容器体に対するキャップ体の螺合組付き姿勢を正確に規制する。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本願発明のキャップ付き容器にあっては、容器体側係止部が、キャップ体側係止部を、外側に押圧して、両係止部の間に、螺脱方向に対する係止力が発生し、この係止が、容器体に対するキャップ体の螺脱方向への回動に対して抵抗力として作用するので、キャップ体の妄りな螺合弛みの発生を確実に防止する。
また、キャップ体側係止部と容器体側係止部との間の係止は、エラストマー製の外装部の弾力を利用して得られるものであるので、常に安定して得られ、螺合弛みを長期間に亘って安定して防止する。
キャップ体側係止部を、肉薄壁片と係止突片とから構成した本発明の第1の主たる構成にあっては、キャップ体の弛み止めを効果的に達成すると共に、肉薄壁片の弾性変形範囲を大きくすることができるので、両係止部の係止を無理なく得ることができ、さらに肉薄壁片が、キャップ体の外観体裁を害することがない。
キャップ体側係止部の肉薄壁片を、周壁の全周に亘って形成したものにあっては、肉薄壁片の肉薄化程度を抑えることが可能となるので、無理に肉薄に成形する必要がなく、その分、成形が容易となる。
キャップ体側係止部を、切欠き形成された肉薄壁片と係止突片とから構成した本発明の第2の主たる構成にあっては、キャップ体の弛み止めを効果的に達成すると共に、肉薄壁片を無理なく弾性変形させることができるので、両係止部の係止を無理なく得ることができ、さらに肉薄壁片が、キャップ体の外観体裁を害することがない。
キャップ体側係止部を、外装部に一体成形された嵌り込み部で構成した本発明の第3の主たる構成にあっては、容器体側係止部の外装部の一部である嵌り込み部に対する食い込みにより、係止力を発生させるので、抵抗なく係止力を得ることができ、これによりキャップ体の円滑な着脱操作を得ることができる。
外装部をインサート成形品としたものにあっては、外装部の本体部に対する組付きが、精度よく強固に達成されると共に、外装部の成形と本体部への組付けとを同時に達成できるので、本体部と外装部とから構成されるキャップ体の製造を、良好にかつ効率よく達成できる。
本体部の全外表面を覆って外装部を形成したものにあっては、エラストマーの優れた触感と滑り難さを、キャップ体に付与することができるので、キャップ体の優れた使用感と操作性とを得ることができる。
首段部の外周面に容器体側係止部を設けたものにあっては、キャップ体側係止部が、容器体に対するキャップ体の螺合動作に邪魔となることがなく、キャップ体の良好な螺合着脱操作を得ることができる。
容器体にストッパ片を設けたものにあっては、容器体に対するキャップ体の螺合組付き姿勢を正確に規制することができるので、キャップ体の、弛み止めと同時に、容器体に対する螺合組付きの、正確な位置合せを達成できる。
以下、本発明の実施形態例を、図面を参照して説明する。
図示した実施形態例におけるキャップ付き容器は、有頂円筒形状の合成樹脂製本体部2と、この本体部2に、本体部2をインサート材としてインサート成形されて、被覆形成されたエラストマー製の外装体9とから構成されたキャップ体1と、壜体形状をし、口筒部15に注出口栓22を組付けた容器体14とから構成されている。
キャップ体1は、下面中央に栓凸部4を突設した頂壁3の周端縁から、内周面に雌ネジ7を刻設した周壁5を垂下設した本体部2と、この本体部2の全外表面を覆って肉厚に被覆形成された、大きな弾性と柔軟性とを有し、表面が滑りにくいエラストマー製の外装部9とから構成されている。
このキャップ体1の周壁5の下端部には、容器体側係止部18に、螺脱方向から係止するキャップ体側係止部10が形成されている。
下端を底部で塞いだ胴部21の上端に、上方に縮径した肩部20を介して、外周面に雄ネジ16を刻設した円筒状の口筒部15を連設して構成される合成樹脂製の容器体14は、口筒部15と肩部20との境界部分に、雄ネジ16の突出高さと略等しい幅の首段部17を周設し、この首段部17の外周面に、突片状の容器体側係止部18を設けて構成されている。
この容器体14の口筒部15の開口部には、この口筒部15の開口部に密嵌入する嵌着筒片24と、この嵌着筒片24の上端から先細に立ち上がって、上端の注出口を、螺合組付き限に組付いたキャップ体1の栓凸部4で密閉される注出筒片23と、口筒部15の上端面に載置して組付き限を設定すると共に、キャップ体1の周壁5内周面に形成した押さえ段部6からの押下げ力を受ける鍔片25とから構成される注出口栓22が組付けられている。
図1と図2は、キャップ体側係止部10の第一の実施形態例を示すもので、周壁5の下端部の一部を、中央部に係止突片11を残存させた状態で、内周面側を削って肉薄壁片12を形成して、キャップ体側係止部10を構成したものである。
この第一実施形態例にあっては、肉薄壁片12の外側に位置する外装部9部分が、この肉薄壁片12を弾性的に補強すると共に覆い隠すので、肉薄壁片12を充分に肉薄として、容器体側係止部18に対する係止突片11の乗り越え動作を円滑なものとすると共に、繰り返しの弾性変形により、肉薄壁片12に白化が発生しても、これを覆い隠す。
図3は、第一実施形態例の肉薄壁片12を、周壁5の下端部の一部ではなく、周壁5の下端部の全周に亘って形成した、キャップ体側係止部10の第二の実施形態例を示すもので、周壁5の下端部が、全周に亘って肉薄壁片12に形成されているので、肉薄壁片12自体が、単体で弾性変形し易い構造となり、容器体側係止部18に対する係止突片11の乗り越え動作がより円滑になる。
図4〜図6は、キャップ体側係止部10の第三の実施形態例を示すもので、先端に係止突片11を設けて肉薄に成形された肉薄壁片12を、周壁5の下端部の一部に切欠き窓8を形成することにより、片持ち状に残存形成して構成されている。
このキャップ体側係止部10の第三の実施形態例にあっては、第一の実施形態例と同様に、外装部9覆い隠されているので、切欠き窓8が、キャップ体1の外観体裁を損なうことがなく、また外装部9による弾力補強により、より肉薄化が可能であるので、この肉薄化により、容器体側係止部18に対する係止突片11の乗り越え動作が円滑になる。
図7は、キャップ体側係止部10の第三の実施形態例に、位置合せ機能部分であるストッパ片19を追加した変形例を示すもので、容器体側係止部18に隣接して段状のストッパ片19を、首段部17の外周面に形成し、このストッパ片19を、螺合組付き限位置で、螺着方向から、切欠き窓8を切欠き形成した周壁5の端面に突き当たるようにしている。
図8と図9は、キャップ体側係止部10の第四の実施形態例を示すもので、周壁5の下端部に四角窓状の切欠き窓8を形成し、この切欠き窓8を埋める形態で、外装部9の一部である嵌り込み部13を位置させて構成されている。
このキャップ体側係止部10の第四の実施形態例にあっては、嵌り込み部13が、充分な弾性と柔軟性とを有し、表面の滑り性が悪いエラストマー製であるので、キャップ体1が螺合組付き限に位置して、キャップ体側係止部10が容器体側係止部18に対向位置すると、突片状の容器体側係止部18が、キャップ体側係止部10である嵌り込み部13に食い込み、この食い込みと、嵌り込み部13の表面の滑る性の悪さとにより係止力を発生させて、弛み止め作用を発揮するのである。
なお、図示した実施形態例において容器体14は壜体状となっているが、容器体14は、壜体状に限定されることはなく、チューブ体状であっても良い。
本発明は、以上説明したように、エラストマー製の外装部の充分な弾性を、ネジの弛み止めに利用することができるので、ネジキャップに限らず、頻繁に着脱されるネジ結合機能部分に無理なく好適に利用することができる。
は、第一の実施形態例の、要部半縦断面図である。 は、第一の実施形態例の、要部拡大平断面図である。 は、第二の実施形態例の、要部拡大平断面図である。 は、第三の実施形態例の、要部半縦断面図である。 は、第三の実施形態例の、部分拡大斜視図である。 は、第三の実施形態例の、要部拡大平断面図である。 は、第三の実施形態例の、変形例の要部拡大平断面図である。 は、第四の実施形態例の、要部半縦断面図である。 は、第四の実施形態例の、要部拡大平断面図である。
1 ;キャップ体
2 ;本体部
3 ;頂壁
4 ;栓凸部
5 ;周壁
6 ;押さえ段部
7 ;雌ネジ
8 ;切欠き窓
9 ;外装部
10;キャップ体側係止部
11;係止突片
12;肉薄壁片
13;嵌り込み部
14;容器体
15;口筒部
16;雄ネジ
17;首段部
18;容器体側係止部
19;ストッパ片
20;肩部
21;胴部
22;注出口栓
23;注出筒片
24;嵌着筒片
25;鍔片

Claims (8)

  1. 口筒部の雄ネジを刻設した外周面下端部に、突片状の容器体側係止部を設けた合成樹脂製の容器体と、周壁内周面に雌ネジを刻設した、有頂円筒形状をした本体部に、少なくとも前記周壁の下端部外周面を覆って、エラストマー製の外装部を被覆形成したキャップ体とから成り、該キャップ体が容器体に対して螺合組付き限まで組付いた位置で、前記外装部の弾力を利用して、前記容器体側係止部に螺脱方向から係止するキャップ体側係止部を、外装部が外側に位置している周壁の下端部に、弾性変形が容易となる程度に肉薄とされた肉薄壁片を形成し、該肉薄壁片の内周面に、螺合組付き限位置で、容器体側係止部に螺脱方向から乗り越え係止する係止突片を設けて構成した合成樹脂製のキャップ付き容器。
  2. 肉薄壁片を、周壁の全周に亘って形成した請求項記載のキャップ付き容器。
  3. 口筒部の雄ネジを刻設した外周面下端部に、突片状の容器体側係止部を設けた合成樹脂製の容器体と、周壁内周面に雌ネジを刻設した、有頂円筒形状をした本体部に、少なくとも前記周壁の下端部外周面を覆って、エラストマー製の外装部を被覆形成したキャップ体とから成り、該キャップ体が容器体に対して螺合組付き限まで組付いた位置で、前記外装部の弾力を利用して、前記容器体側係止部に螺脱方向から係止するキャップ体側係止部を、外装部が外側に位置している周壁の下端部に、切欠き窓を形成することにより、周方向に片持ち状に延びる、弾性変形が容易となる程度に肉薄とされた肉薄壁片を形成し、該肉薄壁片の先端部内周面に、螺合組付き限位置で、容器体側係止部に螺脱方向から乗り越え係止する係止突片を設けて構成した合成樹脂製のキャップ付き容器。
  4. 口筒部の雄ネジを刻設した外周面下端部に、突片状の容器体側係止部を設けた合成樹脂製の容器体と、周壁内周面に雌ネジを刻設した、有頂円筒形状をした本体部に、少なくとも前記周壁の下端部外周面を覆って、エラストマー製の外装部を被覆形成したキャップ体とから成り、該キャップ体が容器体に対して螺合組付き限まで組付いた位置で、前記外装部の弾力を利用して、前記容器体側係止部に螺脱方向から係止するキャップ体側係止部を、外装部が外側に位置している周壁の下端部に切欠き窓を形成し、該切欠き窓内に位置して、螺合組付き限位置で容器体側係止部が食い込む、外装部に一体形成され嵌り込み部で構成したキャップ付き容器。
  5. 外装部を、本体部をインサート材としたインサート成形品とした請求項1〜4に記載のキャップ付き容器。
  6. 外装部を、本体部の全外表面を覆って形成した請求項1〜のいずれか1項に記載のキャップ付き容器。
  7. 口筒部の外周面下端部に、雄ネジの突出高さと略等しい幅で段状に拡径した首段部を形成し、該首段部の外周面に容器体側係止部を設けた請求項1〜のいずれか1項に記載のキャップ付き容器。
  8. 螺合組付き限位置に達したキャップ体の本体部の一部に、螺合方向から突き当たるストッパ片を、容器体側係止部に隣接して設けた請求項1〜のいずれか1項に記載のキャップ付き容器。
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