JP5037889B2 - 注出栓 - Google Patents

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Description

本発明は、容器の口部に装着される注出栓に関するものであり、オーバーキャップを取付ける際のクリック感を長期にわたって付与するとともに、該キャップの緩みを確実に防止しようとするものである。
洗顔料やトリートメント、歯磨き剤等を充填するのに使用される容器にはねじ止めタイプのカバーキャップが装着されたものが商品として販売されており、該キャップは、その開け閉めに際してはクリック感が得られ、かつ、取付けたキャップが簡単に緩むことがないようにストッパー機構も併せて設けられているのが普通であった(例えば、特許文献1参照)。
実公平7-54130号公報
ここに、クリック感を与える従来の手段としては、注出栓の外周壁及びキャップの内周壁のそれぞれに凸部を設け、キャップの取り付け取り外しに際して該凸部を相互に乗り越えさせるようにしており、この凸部はまた、キャップの緩みを防止するストッパーとしの機能を果たすようにもなっていた。
ところで、上記のような従来の凸部は、キャップを開閉する度に強く接触することから短期間のうちにその部位が摩耗してしまい、クリック感が得られなくなるとともに緩み止めとしての機能を果たさなくなる不具合があり、未だ改善の余地が残されていた。
本発明の課題は、容器内の内容物を使い切るまでクリック感を与えるとともにストッパーとしても有効にその機能を発揮させることができる注出栓を提案するところにある。
本発明は、容器内の内容物を排出する先端開口を有し、容器の口部に着脱自在に装着される注出栓体と、この注出栓体の外周壁にねじ止めされ該先端開口を閉塞するオーバーキャップとを備えた注出栓であって、
前記オーバーキャップの内周壁の下端部に、少なくとも一つの凸部を設け、
前記注出栓体の外周壁の下端部に、オーバーキャップのねじ込み完了域での乗り超えによりクリック感を付与するとともにオーバーキャップの緩みを防止する可撓性の小突起を設け、
前記注出栓体は、前記小突起に近接配置され、オーバーキャップの凸部に当接してそのねじ込みを停止するストッパーを有し、
前記小突起は、一端が注出栓体の外周壁に一体連結し、他端を自由端とする片持ち支持片からなり、
前記小突起とストッパーとの相互間を、反発力を有する部材にて連結することを特徴とする注出栓である。
さらに、前記小突起とストッパーとの相互間を、反発力を有する部材にて連結することが可能であり、反発力を有する部材としては、インサート成形によって形成されたエラストマーがとくに有利に適合する。
小突起を可撓性を有するもので構成すると、オーバーキャップの凸部が小突起を乗り越えるときに変位するためその相互間の接触圧力が小さくなり摩耗度合いが著しく軽減されることになる。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1、図2は本発明にしたがう注出栓の技術を示した参考図であり、この例では、容器の口部に着脱できるタイプのものとして表示したが、該注出栓は容器の口部に一体的に形成されたものであってもよい。
図1、図2における番号1は容器、2は注出栓体である。注出栓体2は容器1内の内容物を排出する先端開口2aを有しており、容器1の口部1aに縦溝1b及びその下端部の凸部1cにより回転不能に抜け止め保持される。また、3は注出栓体2の外周壁にねじ止めされ、注出栓体2の先端開口2aを閉塞させるオーバーキャップであって、注出栓体2と、このオーバーキャップ3とによって注出栓が構成される。オーバーキャップ3の内側の天壁には注出栓体2の先端開口2aの端面に当接してその相互間を液密状態に保持するシール環3aが設けられている(図2参照)。
また、4はオーバーキャップ3の内周壁の下端部に一体的に設けられた凸部(図2参照)、5は注出栓体2の外周壁の下端部に設けられた小突起である。この小突起5は一端5aが注出栓体2に一体連結し、他端5bが自由端となる片持ち支持片(可撓性を有する)からなっており、オーバーキャップ3のねじ込み完了域で該凸部4を乗り越えさせることによりクリック感を付与するとともにオーバーキャップ3の緩みを防止する。
また、6は注出栓体2の外周壁で小突起5に近接配置されたストッパーである。このストッパー6はオーバーキャップ3の凸部4に当接してそのねじ込みを停止する。
小突起5は他端5bが自由端になっており、オーバーキャップ3の凸部4がその部位を乗り越えるとき、容易に変位するためその相互間における接触圧力は小さく、しかも、該凸部4が乗り越えたのちにおいては元の状態に戻ることとなり、オーバーキャップ3の取付け、取り外しを繰り返し行なっても摩耗がほとんどなくなりクリック感や緩み止め効果が長期にわたって維持される。
3は本発明に従う注出栓小突起5についての技術を示した参考図である。小突起5は図1においては可撓性を生じさせるために片持ち支持片として示したが、図3に示すように外皮5cと、この外皮5cによって取り囲まれた空洞5dにて構成し、該空洞5dを利用して外皮5aを弾性変位させてもよい。そして本発明に従う注出栓は、図4に示すように、小突起5と、ストッパー6をインサート成形によって形成したエラストマーやゴムの如き軟質部材7にて連結するものであり、これによってもクリック感や緩み止め効果を長期にわたって維持することが可能となる。
軟質材7は反発力があるので、とくに、図4に示した構成のものでは、小突起5とストッパー6及び軟質部材7によって取り囲まれた空間の全部を軟質材で埋めてもよく、この点については限定されない。
クリック感、緩み止め効果が長期にわたって維持できる注出栓が提供できる。
本発明にしたがう注出栓の技術を示した参考図である。 図1に示した注出栓の断面を右側半分について示した図である。 本発明にしたがう注出栓の技術を示した参考図である。 本発明にしたがう注出栓の小突起示した図である。
符号の説明
1 容器
1a 口部
2 注出栓体
2a 先端開口
3 オーバーキャップ
3a シール環
4 凸部
5 小突起
5a 一端
5b 他端
6 ストッパー
7 軟質部材

Claims (2)

  1. 容器内の内容物を排出する先端開口を有し、容器の口部に着脱自在に装着される注出栓体と、この注出栓体の外周壁にねじ止めされ該先端開口を閉塞するオーバーキャップとを備えた注出栓であって、
    前記オーバーキャップの内周壁の下端部に、少なくとも一つの凸部を設け、
    前記注出栓体の外周壁の下端部に、オーバーキャップのねじ込み完了域での乗り超えによりクリック感を付与するとともにオーバーキャップの緩みを防止する可撓性の小突起を設け、
    前記注出栓体は、前記小突起に近接配置され、オーバーキャップの凸部に当接してそのねじ込みを停止するストッパーを有し、
    前記小突起は、一端が注出栓体の外周壁に一体連結し、他端を自由端とする片持ち支持片からなり、
    前記小突起とストッパーとの相互間を、反発力を有する部材にて連結することを特徴とする注出栓。
  2. 前記反発力を有する部材が、インサート成形によって形成されたエラストマーからなる、請求項1に記載の注出栓。
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