JP4806137B2 - 接着剤を用いた車両用シートの製造方法及び製造装置 - Google Patents

接着剤を用いた車両用シートの製造方法及び製造装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は接着剤を用いた車両用シートの製造方法に係り、特にパターンを備えた車両用シートにおいて、表皮材とパッドとの接合を良好にした接着剤を用いた車両用シートの製造方法及び製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、接着剤を用いた車両用シートにおいては、上下型の間に表皮材及びパッドを配置して、接着剤をこれら表皮材及びパッドの間に介在させて一体に接合する技術が知られている。
【0003】
表皮材とパッドとの接合においては、表皮材或いはパッドの対向面の少なくとも一方に接着剤を塗布して、表皮材及びパッドを圧着型を用いて加圧したり、或いは加熱型及び冷却型を用いて加熱及び冷却して、表皮材とパッドを接着させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、座席にパターン形状がある場合に、接着剤が塗布された後で、表皮材及びパッドが当接した状態で、パターン形状における表皮材とパッドの位置決めを行う必要があり、別途位置決め手段を必要とする。殊にパターン形状が深い溝部である場合には、溝位置において、Cリング、スプリング等を用いて吊り込んで位置決めする技術等が必要であった。
【0005】
本発明の目的は、パターンを有する車両用シートにおいて、異なる表皮材の縫い合わせ部とパッドを簡単且つ精度良く位置合わせして、見栄えの良い車両用シートを製造することが可能な、接着剤を用いた車両用シートの製造方法及び製造装置を提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、車両用シートのパターンが単純な直線ではなく曲線となっている車両用シートにおいて、表皮材とパッドの接着における位置合わせを行なうことに好適な接着剤を用いた車両用シートの製造方法及び製造装置を提供することにある。
【0007】
上記課題は、本発明の請求項1に係る接着剤を用いた車両用シートの製造方法によれば、複数の表皮材を縫い合わせ部で縫合してパターン形状が形成された表皮材と、パターン形状の溝が形成されたパッドと、を反応型ホットメルト接着剤により互いに接着させてなる車両用シートの製造方法において、前記表皮材またはパッドの接合面の少なくとも一方の面に接着剤を塗布する塗布工程と、前記パッドに前記表皮材を仮に組み付ける仮組付工程と、前記パターン形状の溝に合わせて形成された枠体と、該枠体のパッドを向いた側に設けられ先端が曲面形状に形成された複数の突起と、を備えた表皮材保持用治具を使用して、前記表皮材の縫い合わせ部からパッドの溝側へ前記表皮材保持用治具の突起を押し込んで表皮材をパッドに対して位置決め及び保持する工程と、前記位置決めされた表皮材及びパッドに対して表皮材側から加熱型によって加熱する加熱工程と、該加熱工程の後で冷却型によって表皮材の表面から冷却する冷却工程と、を備え、前記表皮材保持用治具の枠体には複数の孔が設けられており、前記加熱工程で導入される前記蒸気または熱風と、前記冷却工程で吸引される空気または導入される冷風と、が該孔を挿通し、前記加熱工程及び前記冷却工程は、前記複数の孔の各々が前記パッドの溝よりも上方に位置した状態で行われることにより解決される。
【0008】
このように、本発明の車両用シートの製造方法によれば、表皮材とパッドの接着を行う前に、表皮材保持用治具を使用して、表皮材の位置決め及び保持を行うため、表皮材の縫い合わせ部とパッドのパターン形状の溝とを精度良く位置合わせして、見栄えの良い車両用シートを製造することが可能となる。また、治具の枠体を、表皮材が被せられたパッド上に配置するだけで位置決めを行うことができるので、効率よく、表皮材の縫い合わせ部とパッドのパターン形状の溝を一致させて、位置決めを行うことが可能となる。また、前記表皮材保持用治具の枠体には複数の孔が設けられており、前記加熱工程で導入される前記蒸気または熱風と、前記冷却工程で吸引される空気または導入される冷風と、が該孔を挿通するように構成されているので、効率よく加熱及び冷却を行うことが可能となる。
【0009】
前記表皮材保持用治具は、前記突起を前記表皮材の縫い合わせ部からパッドの溝側へ押し込み、パッドのパターン形状の溝と表皮材の縫い合わせ部を一致させるので、確実に位置決めを行うことが可能である。
【0010】
そして、特に本発明では、突起の先端が曲面形状に形成されており、突起は縫い合わせ部にのみ刺さり、表皮材には刺さりにくくなっているので、表皮材を傷つけることがない。
【0011】
なお、本発明では、突起の間に設けられた複数の溝部により、枠体が表皮材上ですべりにくくなり、枠体のずれを防止することが可能となる。
【0013】
なお、車両用シートの製造工程において、表皮材をパッドに対して位置決め及び保持して、表皮材とパッドを接着する工程の前に、表皮材の縫い合わせ部と、パッドの溝部の位置合わせをしておくようにしても良い。すなわち、請求項2に係る車両用シートの製造方法は、複数の表皮材を縫い合わせ部で縫合してパターン形状が形成された表皮材と、パターン形状の溝が形成されたパッドと、を反応型ホットメルト接着剤により互いに接着させてなる車両用シートの製造方法において、前記表皮材またはパッドの接合面の少なくとも一方の面に接着剤を塗布する塗布工程と、前記パッドに前記表皮材を仮に組み付ける仮組付工程と、少なくとも前記パターン形状の溝に合わせて形成された枠体を備えたパターン位置合わせ用治具を使用して、表皮材とパッドの位置合わせを行う工程と、前記パターン形状の溝に合わせて形成された枠体と、該枠体のパッドを向いた側に設けられ先端が曲面形状に形成された複数の突起と、を備えた表皮材保持用治具を使用して、前記表皮材の縫い合わせ部からパッドの溝側へ前記突起を押し込んで、前記位置合わせされた表皮材をパッドに対して位置決め及び保持する工程と、前記表皮材及びパッドに対して表皮材側から加熱型によって加熱する加熱工程と、該加熱工程の後で冷却型によって表皮材の表面から冷却する冷却工程と、を備えたことを特徴とする。
【0015】
また、前記表皮材の位置合わせを行う工程において、前記パターン位置合わせ用治具は、前記枠体を前記表皮材が被せられたパッドに対して押圧する方向または離間する方向に軸支する軸支部と、前記表皮材及びパッドのパターン形状に前記枠体が一致するように前記表皮材が被せられたパッドを保持する保持部とを備えた押圧機構により、前記パッドのパターン形状の溝と前記表皮材の縫い合わせ部が前記枠体に押圧されながら一致させる構成としても良い。
【0016】
また、上記課題は本発明の請求項に係る製造装置によれば、複数の表皮材を縫い合わせ部で縫合してパターン形状が形成された表皮材と、パターン形状の溝が形成されたパッドと、を反応型ホットメルト接着剤により互いに接着させてなる車両用シートの製造装置であって、前記パターン形状の溝に合わせて形成された枠体と、該枠体のパッドを向いた側に設けられ先端が曲面形状に形成された複数の突起と、を備え、前記突起を前記表皮材の縫い合わせ部からパッドの溝側へ押し込み、パッドのパターン形状の溝と表皮材の縫い合わせ部の位置決めを行うとともに表皮材を保持する表皮材保持用治具と、前記表皮材が被せられたパッド上から蒸気または熱風を導入して前記表皮材及びパッドを加熱する加熱型と、前記表皮材の表面から空気の吸引または冷風の導入を行って前記表皮材及びパッドを冷却する冷却型と、を備え、前記表皮材保持用治具の枠体には、前記蒸気または熱風と、前記吸引される空気または冷風とを挿通させるための複数の孔が設けられており、前記加熱型による加熱及び前記冷却型による冷却は、前記複数の孔の各々が前記パッドの溝よりも上方に位置した状態で実施されることにより解決される。
【0017】
また、上記課題は本発明の請求項に係る製造装置によれば、複数の表皮材を縫い合わせ部で縫合してパターン形状が形成された表皮材と、パターン形状の溝が形成されたパッドと、を反応型ホットメルト接着剤により互いに接着させてなる車両用シートの製造装置であって、少なくとも前記パターン形状の溝に合わせて形成された枠体を備え、パッドのパターン形状の溝と表皮材の縫い合わせ部の位置合わせを行うパターン位置合わせ用治具と、前記パターン形状の溝に合わせて形成された枠体と、該枠体のパッドを向いた側に設けられ先端が曲面形状に形成された複数の突起と、を備え、前記表皮材が被せられたパッド上から前記ピンを前記表皮材の縫い合わせ部からパッドの溝側へ押し込み、前記位置合わせされた表皮材をパッドに対して位置決め及び保持する表皮材保持用治具と、前記表皮材が被せられたパッド上から蒸気または熱風を導入して前記表皮材及びパッドを加熱する加熱型と、前記表皮材の表面から空気の吸引または冷風の導入を行って前記表皮材及びパッドを冷却する冷却型と、を備えたことにより解決される。
【0018】
前記突起の間には複数の溝部が設けられていると良い
【0019】
た、前記パターン位置合わせ用治具は、前記枠体を前記表皮材が被せられたパッドに対して押圧する方向または離間する方向に軸支する軸支部と、前記表皮材及びパッドのパターン形状に前記枠体が一致するように前記表皮材が被せられたパッドを保持する保持部とからなる押圧機構を備えていると好適である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
【0021】
図1乃至図16は本発明方法及び装置の一実施例を示すもので、図1は車両用シートの斜視図、図2は接着剤塗布装置を示す説明図、図3及び図4は接着範囲を示す説明図、図5は図3のA−A線断面図、図6は表皮材とパッドの組付を示す説明図、図7はパッドの固定方法を示す断面図、図8は表皮材保持用治具及び押圧機構を示す説明図、図9及び図10は表皮材保持用治具の要部拡大図、図11はパターン形状とその中心を示す説明図、図12は加熱工程を示す説明図、図13は冷却工程を示す説明図、図14はパターン位置合わせ用治具及び押圧機構を示す説明図、図15はパターン位置合わせ用治具の枠体の要部拡大図、図16は座部用のパッドの固定治具を示す説明図である。
【0022】
本例の車両用シートSは、シートバック10及びシート座部20から構成されている。本例では、シートバック10を例にして説明する。シートバック10は、表皮材30と、表皮材30により被覆されるパッド40とを備えており、座面部11、側部12、座面部11の周縁に位置する土手部13等で構成されており、所定位置にパターン形状Lが形成されている。
【0023】
表皮材30は、布や皮等の複数の表皮部材を縫製等により縫い合わせ部31を有して、表面側にパターン形状Lが形成されている。また、パッド40には、パターン形状Lに応じた溝部41が形成されている。
【0024】
表皮材30は、袋状に形成されており、パッド40を被覆可能に形成されている。表皮材30とパッド40は、表皮材30の縫い合わせ部31と、パッド40の溝部41とを一致させて、接着剤により接着されている。
【0025】
上記構成からなる本例の接着剤を用いた車両用シートSの製造方法は、接着剤の塗布工程と、表皮材30とパッド40との仮組付工程と、表皮材保持用治具80による表皮材30とパッド40の位置決め及び保持を行う工程と、表皮材30及びパッド40を加熱する加熱工程と、加熱工程の後の冷却工程と、を主たる工程としている。
【0026】
本例の接着剤の塗布工程は、図2で示すように、パッド40の上面である表皮材30との接合面に接着剤塗布装置60により塗布する。本例では、接着剤として、溶融した反応型ホットメルトの接着剤を使用する。本例で用いる反応型ホットメルト接着剤としては、例えばホットメルト接着中に活性二重結合を有して、紫外線、電子線等によって硬化するもの、エポキシ基及び潜在性硬化材を有して熱硬化するもの、NCO基,Si(OR)基を有して水分によって硬化するもの、SH基及び金属酸化物触媒を有し酸素によって硬化するもの等を挙げることができ、特にウレタン系の湿式硬化型の接着剤が好ましい。
【0027】
具体的には、ポリエステル系イソシアネートプレポリマーを主成分とする湿式硬化型ホットメルト接着剤であり、上市されているものを用いることができる(例えば「ハイボンY965−6A」登録商標,日立化成ポリマー株式会社)。なお、本例でのパッドへの接着剤の塗布量は、50〜70g/m程度とされる。
【0028】
図3はフロントシートにおいて、また図4はリヤシートにおいて、シートバック10及びシート座部20それぞれにおける接着範囲を示すものである。図3及び図4において、接着範囲は斜線で示されている。このように、接着剤は、パッド40のほぼ全面に塗布される。
【0029】
図5は、図3のA−A線断面図である。図示されているように、接着剤は、パッド40の溝部41の内側にまで十分に塗布される。なお、上記接着剤の塗布において、スプレーを用いて人手によって塗布することもできる。また、本例では、パッド40に接着剤を塗布しているが、パッド40と接合する表皮材30側の接合面に接着剤を塗布してもよい。
【0030】
次に、表皮材30とパッド40との仮組付工程を示す。本例では、図6に示すように、表皮材30によりパッド40を被覆するとき、パッド40を基台70上に固定して作業を行う。
【0031】
表皮材30は裏面側が表に出るように設置され、表皮材30の上方側と、パッドの上方側とが向き合うように配置される。そして、パッド40の上方側から表皮材30の被覆を開始し、裏面に換わって表皮材30の表面が出るようにしながら、順次パッド40の下方側へ向けて表皮材30を被覆する。
【0032】
なお、パッド40の端部には、係合孔44が設けられ、また、パッド40が載置されている基台70には、パッド40の載置面と、パッド40の係合孔44に係合可能な係止ピン71が設けられている。そして、図7に示すように、係合孔44に係止ピン71を係合させることにより、表皮材30を被せるときにパッド40が動かないように固定することが可能となる。
【0033】
このようにして、パッド40に表皮材30が被覆され、パッド40と表皮材30が仮組付された組付体100が形成される。次いで、表皮材保持用治具80により、表皮材30とパッド40の位置決め及び保持を行う工程へと進む。この工程では、組付体100上から、パターン形状Lに合わせて表皮材保持用治具80の枠体81を配置して、表皮材30の位置決め及び保持を行う。
【0034】
表皮材保持用治具80の枠体81は、厚さ2mm〜5mmの板体から形成されており、図8に示すように、車両用シートSのパターン形状Lに合わせて形成されている。そして、図9に示すように、枠体81の一方側、即ち表皮材30に接触する側は先細りの形状をしており、さらに所定間隔毎に複数の突起82と、この突起82の間に複数の溝83が形成されている。
【0035】
突起82は、表皮材30の縫い合わせ部31に押し込むことができるが、表皮材30を突き刺さないように、図10に示すように、先端部82aが曲面形状(アール形状)になるように形成されている。
【0036】
突起82は、例えば高さXが略5.0mm、先端部の幅Yが0.8〜1.0mm、上端部の幅Zが1.0mm〜1.5mmの大きさになるように形成されている。また、突起82は、直線部では、50〜100mmのピッチで設けられている。また、コーナー部では、30〜50mmのピッチで設けられている。
【0037】
なお、上記突起82を、パターン形状Lを構成するラインの交点や、コーナーのセンター部に設けることにより、枠体81を表皮材30の縫い合わせ部31からパッド40の溝部41側へ押し込むとき、位置を確認し易くなり、より精度良く枠体81を配設することが可能となる。
【0038】
溝83は、略コ字状の凹溝であり、突起82の間に複数設けられている。突起82の間に溝83が設けられていることにより、枠体81を表皮材30の上に配置したとき、枠体81がすべりにくくなり、枠体81のずれを防止することが可能となる。
【0039】
なお、溝83は、例えばピッチ3mm、深さ及び幅1mm程度に形成されている。なお、溝83はコ字状に限らず、V字状やU字状など、適宜、形状を変更しても良いものである。
【0040】
そして表皮材保持用治具80の突起82を、目視しながら、表皮材30の縫い合わせ部31からパッド40の溝部41側へ押し込み、パッド40に突き刺し、パッド40の溝部41と表皮材30の縫い合わせ部31の位置決め及び保持を行う。突起82は表皮材30の縫い合わせ部31からパッド40へ突き刺すために、表皮材30を傷付けることがない。
【0041】
本例の表皮材保持用治具80の枠体81には、パッド40に塗布された接着剤を加熱するための蒸気または熱風や、パッドを冷却するために吸引された空気を通すための孔84が設けられている。したがって、次の加熱工程及び冷却工程において、蒸気や空気の流通が向上され、効率的に加熱及び冷却を行うことが可能となる。
【0042】
なお、本例では、表皮材保持用治具80を、押圧機構を用いて組付体100上に配置する。押圧機構は、枠体81を軸支する軸支部と、組付体100を保持する保持部と、枠体81を固定させる固定部から構成されている。
【0043】
軸支部は、図8に示すように、枠体81の端部に設けられた支軸85aと、この支軸85aを保持する支軸保持部85bとから構成されており、組付体100に対して、枠体81を押圧する方向または離間させる方向に軸支するものである。
【0044】
そして、枠体81を開いた状態で、組付体100を配設する。組付体100を配設するときは、保持部によって組付体100を保持する。保持部は、組付体100の座面部上方側に設けられたヘッドレスト取付用の穴101に取り付けられる略コ字状の保持部材86aと、この保持部材86aの受け台86bから構成されている。
【0045】
すなわち、配設面88に組付体100を寝かせて配設したとき、保持部材86aは、受け台86bに保持されて固定される。これにより、配設面88上において、組付体100が動かないように固定することが可能となる。
【0046】
このようにして配設された組付体100に対して、枠体81が配設され、表皮材30の縫い合わせ部31と、パッド40の溝部41が合致するように位置決めがなされる。枠体81は、開いた状態から閉じる方向に移動され、次述する固定部87により固定される。
【0047】
固定部は、枠体81の、前記支軸85aとは反対側の端部に設けられた枠体側係合部87aと、基台87b上に設けられたピン87cとから構成されている。本例では、枠体側係合部87aに切欠部87dが設けられ、この切欠部87dとピン87cとが圧接するように構成されている。
【0048】
そして、枠体係合部87aの切欠部87dとピン87cが係合したとき、枠体81から配設面88までの距離が、組付体100の厚さよりも若干小さくなるように構成されている。したがって、枠体側係合部87aの切欠部87dをピン87cに係合させることにより、枠体81を組付体100に押圧させながら位置決めが行われる。
【0049】
なお、本例では、枠体81の固定部87として、切欠部87dが設けられた枠体側係合部87aと、基台87b上に設けられたピン87cとが係合して枠体81を固定する構成を示したが、これに限らず、枠体側係合部87aに一対の孔を設け、基台87b上にこの孔の上方側から係合可能な、側面視略L字形の鈎状部材を設け、前記孔に鈎状部材を係合させて固定する構成としても良い。
【0050】
上記構成により、枠体81をパッド40側に移動させて、パターン形状を一致させて、表皮材30とパッド40の位置決めをするとともに、表皮材30をパッド40に対して保持することが可能となる。本例では、位置決めを行うときに、表皮材30の表側から目視により、図11に示すポイントPを中心とするパターン形状Lの位置を確保し、加熱及び冷却を行う設備へのセット前に、最終製品の外観を確認しながら位置合わせをすることができる。
【0051】
表皮材30とパッド40の位置決め及び保持がなされたら、次に加熱工程及び冷却工程へ進む。図12に示すように、加熱工程では、組付体100に対して蒸気による加熱を行う。加熱型110の型面には、複数の貫通孔111が形成されており、また、加熱型110の所定位置には、図示しない連結管が取着されている。そして、この連結管から加熱型110へ蒸気或いは熱風が導入されるように構成されている。
【0052】
本例では、上記加熱型110により加熱する。このようにして、パッド40に塗布された反応型ホットメルト接着剤を再活性化させ溶融させることができる。このようにして、反応型ホットメルト接着剤を溶融した後、加熱型の蒸気を停止する。
【0053】
次に、図13に示すように、上記加熱工程の後で、組付体100へ加圧しながら冷却する冷却工程を行う。冷却工程では、冷却型120に接続された図示しない真空装置により、貫通孔121から空気を吸引して組付体100を冷却する。また、枠体81が組付体100に接している部分については冷風122を導入する。
【0054】
枠体81が接している部分は、溝部であるために、上記のように冷風122を導入することにより、効率的に冷却を行うことが可能となる。また、空気を吸引して冷却を行うことにより、組付体100のパッド40に存在する余分な蒸気を取り除くこともできる。本例の冷却工程では、圧力50g/cm以上で加圧を行う。
【0055】
上記加熱工程及び冷却工程により、表皮材30とパッド40が接着され、高い接着強度を確保することが可能となる。
【0056】
なお、本例では、真空装置による吸引と、冷却空気等の噴出(エアーブロー)を同時に行う併用冷却を採用した例を示したが、空気吸引による冷却のみを行う構成、或いはエアーブローのみを行う構成であっても良い。さらにまた、本例では、加熱型110と冷却型120について別型として例を示したが、同一型であっても良い。
【0057】
また、本例では、接着剤として反応型ホットメルトを使用して、表皮材とパッドとを接着する構成を示したが、接着剤として、ウェブ状ホットメルトを使用しても良い。
【0058】
以上のように、接着剤により表皮材30とパッド40が接着されるが、本例ではパターン形状Lが合致するように、表皮材30とパッド40の位置決めを行い、このときパッド40の溝部41の深い位置まで、表皮材30縫い合わせ部31が入り込んだ状態で接合できるために、見栄えの良い車両用シートSを製造することができる。
【0059】
なお、車両用シートSの製造工程において、表皮材をパッドに対して位置決め及び保持して、表皮材とパッドを接着する工程の前に、表皮材の縫い合わせ部と、パッドの溝部の位置合わせをしておくようにしても良い。
【0060】
このときは、図14に示すパターン位置合わせ用治具90を使用する。パターン位置合わせ用治具90は、パターン形状Lに合わせた形状で、先細りに形成された枠体91を備えており、この枠体91を、表皮材30とパッド40を組み付けた組付体100に配置することにより、表皮材30の縫い合わせ部31とパッド40のパターン形状の溝部41の位置合わせを行う。なお、パターン位置合わせ用治具90についても、前記した表皮材保持用治具80と同様に、押圧機構を用いて配置しても良い。
【0061】
また、パターン位置合わせ用治具90について、本例の表皮材保持用治具80に設けられているようなピンや溝を設けた構成としても良い。このような構成とすることにより、枠体91が表皮材30の上でずれることなく、確実に表皮材30とパッド40の位置合わせを行うことが可能となる。
【0062】
上記実施例において、シートバック10の場合は、パッド40に表皮材30を被せる工程において、パッド40の端部に孔44を設けておき、この孔44をピン71で押さえることにより、パッド40を固定する構成を示したが、シート座部20の場合、図16に示すような、パッド40の固定治具130を用いると良い。
【0063】
固定治具130は、パッド40を載置する載置面131と、パッド40を固定するための係止部132と、表皮材30の端末部31を取着する表皮材固定部133とを備えている。係止部132は、パッド40の裏面側に設けられた孔(図示せず)に係合可能な係止ピンとして設けられている。
【0064】
そして、載置面131にパッド40を載置するとともに、係止部132としての係止ピンとパッド40の孔を係合させパッド40を固定させる。そして、パッド40に表皮材30を被せて、表皮材30の端末部31を表皮材固定部133に固定させる。このように、シート座部20の表皮材のように袋状に形成されていないものであっても、表皮材30とパッド40の組付を精度良く行うことが可能となる。
【0065】
また、固定治具130は、パッド40と同様な大きさに形成されているので、表皮材30とパッド40との仮組付を行ったあと、位置決め及び保持工程、加熱工程及び冷却工程に移行するとき、固定治具130を取り付けたまま各工程に移行させることが可能である。
【0066】
よって、位置決め及び保持工程、加熱工程及び冷却工程で使用する基台等について、固定治具130を固定可能な構成にしておくことにより、セット時間を大幅に短縮することができ、製造効率を向上させることが可能となる。
【0067】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、治具により、表皮材の表側から目視により最終製品の外観を確認しながら位置合わせをするため、表皮材の縫い合わせ部とパッドを精度良く位置合わせして、見栄えの良い車両用シートを製造できるだけでなく、製造における不良率を少なくし、修正工数を削減することができる。
【0068】
また、治具の枠体を、表皮材が被せられたパッド上に配置するだけで位置決めを行うことができるので、効率よく、表皮材の縫い合わせ部とパッドのパターン形状の溝を一致させて、位置決めを行うことが可能となる。
【0069】
本発明の治具は、突起を表皮材の縫い合わせ部からパッドの溝側へ押し込み、パッドの溝と表皮材の縫い合わせ部の位置決めを行うように構成されているので、精度良く、パターン形状に合わせて表皮材とパッドの位置合わせを行うことが可能となる。
【0070】
そして、特に本発明では、突起の先端が曲面形状に形成されており、突起は縫い合わせ部にのみ刺さり、表皮材には刺さりにくくなっているので、表皮材を傷つけることがない。さらに本発明では、突起の間に設けられた複数の溝部により、枠体が表皮材上ですべりにくくなり、枠体のずれを防止することが可能となる。
【0071】
また、治具の枠体には複数の孔が設けられており、加熱工程で導入される蒸気または熱風と、冷却工程で吸引される空気または導入される冷風が、この孔を挿通するように構成されているので、効率よく加熱及び冷却を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用シートの斜視図である。
【図2】接着剤塗布装置を示す説明図である。
【図3】接着範囲を示す説明図である。
【図4】接着範囲を示す説明図である。
【図5】図3のA−A線断面図である。
【図6】表皮材とパッドの組付を示す説明図である。
【図7】パッドの固定方法を示す説明図である。
【図8】表皮材保持用治具及び押圧機構を示す説明図である。
【図9】表皮材保持用治具の要部拡大図である。
【図10】表皮材保持用治具の要部拡大図である。
【図11】パターン形状とその中心を示す説明図である。
【図12】加熱工程を示す説明図である。
【図13】冷却工程を示す説明図である。
【図14】パターン位置合わせ用治具及び押圧機構を示す説明図である。
【図15】パターン位置合わせ用治具の枠体の要部拡大図である。
【図16】座部用のパッドの固定治具を示す説明図である。
【符号の説明】
10 シートバック
11 座面部
12 側部
13 土手部
20 シート座部
30 表皮材
31 縫い合わせ部
40 パッド
41 溝部
42 座面部
43 土手部
60 接着剤塗布装置
70 基台
71 係止ピン
80 表皮材保持用治具
81 枠体
82 突起
82a 先端部
83 溝
84 孔
85a 支軸
85b 支軸保持部
86a 保持部材
86b 受け台
87a 係合部
87b 基台
87c ピン
87d 切欠部
88 配設面
90 パターン位置合わせ用治具
91 枠体
100 組付体
110 加熱型
111 貫通孔
120 冷却型
121 貫通孔
122 冷風
130 シート座部用パッドの固定治具
L パターン形状
S 車両用シート

Claims (6)

  1. 複数の表皮材を縫い合わせ部で縫合してパターン形状が形成された表皮材と、パターン形状の溝が形成されたパッドと、を反応型ホットメルト接着剤により互いに接着させてなる車両用シートの製造方法において、
    前記表皮材またはパッドの接合面の少なくとも一方の面に接着剤を塗布する塗布工程と、
    前記パッドに前記表皮材を仮に組み付ける仮組付工程と、
    前記パターン形状の溝に合わせて形成された枠体と、該枠体のパッドを向いた側に設けられ先端が曲面形状に形成された複数の突起と、を備えた表皮材保持用治具を使用して、前記表皮材の縫い合わせ部からパッドの溝側へ前記表皮材保持用治具の突起を押し込んで表皮材をパッドに対して位置決め及び保持する工程と、
    前記位置決めされた表皮材及びパッドに対して表皮材側から加熱型によって加熱する加熱工程と、該加熱工程の後で冷却型によって表皮材の表面から冷却する冷却工程と、を備え
    前記表皮材保持用治具の枠体には複数の孔が設けられており、前記加熱工程で導入される前記蒸気または熱風と、前記冷却工程で吸引される空気または導入される冷風と、が該孔を挿通し、
    前記加熱工程及び前記冷却工程は、前記複数の孔の各々が前記パッドの溝よりも上方に位置した状態で行われることを特徴とする接着剤を用いた車両用シートの製造方法。
  2. 複数の表皮材を縫い合わせ部で縫合してパターン形状が形成された表皮材と、パターン形状の溝が形成されたパッドと、を反応型ホットメルト接着剤により互いに接着させてなる車両用シートの製造方法において、
    前記表皮材またはパッドの接合面の少なくとも一方の面に接着剤を塗布する塗布工程と、
    前記パッドに前記表皮材を仮に組み付ける仮組付工程と、
    少なくとも前記パターン形状の溝に合わせて形成された枠体を備えたパターン位置合わせ用治具を使用して、表皮材とパッドの位置合わせを行う工程と、
    前記パターン形状の溝に合わせて形成された枠体と、該枠体のパッドを向いた側に設けられ先端が曲面形状に形成された複数の突起と、を備えた表皮材保持用治具を使用して、前記表皮材の縫い合わせ部からパッドの溝側へ前記突起を押し込んで、前記位置合わせされた表皮材をパッドに対して位置決め及び保持する工程と、
    前記表皮材及びパッドに対して表皮材側から加熱型によって加熱する加熱工程と、該加熱工程の後で冷却型によって表皮材の表面から冷却する冷却工程と、を備えたことを特徴とする接着剤を用いた車両用シートの製造方法。
  3. 前記表皮材の位置合わせを行う工程において、前記パターン位置合わせ用治具は、前記枠体を前記表皮材が被せられたパッドに対して押圧する方向または離間する方向に軸支する軸支部と、前記表皮材及びパッドのパターン形状に前記枠体が一致するように前記表皮材が被せられたパッドを保持する保持部とを備えた押圧機構により、前記パッドのパターン形状の溝と前記表皮材の縫い合わせ部が前記枠体に押圧されながら一致されることを特徴とする請求項2記載の接着剤を用いた車両用シートの製造方法。
  4. 複数の表皮材を縫い合わせ部で縫合してパターン形状が形成された表皮材と、パターン形状の溝が形成されたパッドと、を反応型ホットメルト接着剤により互いに接着させてなる車両用シートの製造装置であって、
    前記パターン形状の溝に合わせて形成された枠体と、該枠体のパッドを向いた側に設けられ先端が曲面形状に形成された複数の突起と、を備え、前記突起を前記表皮材の縫い合わせ部からパッドの溝側へ押し込み、パッドのパターン形状の溝と表皮材の縫い合わせ部の位置決めを行うとともに表皮材を保持する表皮材保持用治具と、
    前記表皮材が被せられたパッド上から蒸気または熱風を導入して前記表皮材及びパッドを加熱する加熱型と、前記表皮材の表面から空気の吸引または冷風の導入を行って前記表皮材及びパッドを冷却する冷却型と、を備え
    前記表皮材保持用治具の枠体には、前記蒸気または熱風と、前記吸引される空気または冷風とを挿通させるための複数の孔が設けられており、
    前記加熱型による加熱及び前記冷却型による冷却は、前記複数の孔の各々が前記パッドの溝よりも上方に位置した状態で実施されることを特徴とする接着剤を用いた車両用シートの製造装置。
  5. 複数の表皮材を縫い合わせ部で縫合してパターン形状が形成された表皮材と、パターン形状の溝が形成されたパッドと、を反応型ホットメルト接着剤により互いに接着させてなる車両用シートの製造装置であって、
    少なくとも前記パターン形状の溝に合わせて形成された枠体を備え、パッドのパターン形状の溝と表皮材の縫い合わせ部の位置合わせを行うパターン位置合わせ用治具と、
    前記パターン形状の溝に合わせて形成された枠体と、該枠体のパッドを向いた側に設けられ先端が曲面形状に形成された複数の突起と、を備え、前記表皮材が被せられたパッド上から前記ピンを前記表皮材の縫い合わせ部からパッドの溝側へ押し込み、前記位置合わせされた表皮材をパッドに対して位置決め及び保持する表皮材保持用治具と、
    前記表皮材が被せられたパッド上から蒸気または熱風を導入して前記表皮材及びパッドを加熱する加熱型と、前記表皮材の表面から空気の吸引または冷風の導入を行って前記表皮材及びパッドを冷却する冷却型と、を備えたことを特徴とする接着剤を用いた車両用シートの製造装置。
  6. 前記パターン位置合わせ用治具は、前記枠体を前記表皮材が被せられたパッドに対して押圧する方向または離間する方向に軸支する軸支部と、前記表皮材及びパッドのパターン形状に前記枠体が一致するように前記表皮材が被せられたパッドを保持する保持部からなる押圧機構を備えたことを特徴とする請求項記載の接着剤を用いた車両用シートの製造装置。
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