JP4803216B2 - 硬貨入出金装置 - Google Patents

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本発明は、硬貨の入金処理および出金処理を行う硬貨入出金装置に関し、特に満杯になった金種別収納庫に収納できない入金硬貨を回収庫に収納する硬貨入出金装置に関する。
従来の硬貨入出金装置は、入金口に投入された硬貨を入金搬送路で搬送し、鑑別部で鑑別された金種毎に金種別収納庫に収納して入金処理を行うようにしている。この入金処理において、金種別収納庫が所定の収納量に達し満杯になっていた場合、その金種別収納庫に収納すべき金種の硬貨は入金あふれ硬貨として装置内の奥部に設けられた回収庫に収納するようにしているものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、装置内の硬貨を回収する回収庫を硬貨出金口の下方に設け、硬貨出金口の底面の開口部を開閉させて硬貨を回収庫に収納するようにしているものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−48239号公報(段落「0042」〜段落「0043」、図1、図9) 特開平11−328478号公報(段落「0023」〜段落「0025」、図1)
しかしながら、上述した従来の技術において、図25に示すように回収庫114を装置の奥部に設けた場合、入金あふれ硬貨を硬貨出金口へ搬送させないためのシャッタ118および入金あふれ硬貨を回収庫114へ搬送させるためのシャッタ117を設け、その開閉の切替を行う必要があるため装置が複雑になってしまう問題があり、また硬貨の硬貨出金口113への搬送方向(出金方向)と回収庫114への搬送方向(回収方向)が異なり、回収動作時に硬貨の立ち上がり等による搬送異常が発生してしまうという問題がある。
また、図26に示すように金種別収納庫109と硬貨出金口113の間に切替スロープ119を設け、そのスロープ119を切り替えて入金あふれ硬貨を下方に設けた回収庫114へ収納させるようにしても、出金のための搬送路の距離(L)が伸びてしまうため出金動作に時間がかかってしまうという問題がある。
さらに、このような問題を解決するため、上述した特許文献2のように硬貨出金口の底面の開口部を開閉させて硬貨を回収庫に収納するようにしても入金あふれ硬貨が硬貨出金口に搬送されるため、操作者等がその硬貨に触手することが可能になり、安全性が確保できないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、操作者等が入金あふれ硬貨に触手することを防止して安全にその硬貨を回収庫に収納できるようにすることを目的とする。
そのため、本発明は、収納庫に収納された硬貨を搬送して回収庫に収納する硬貨入出金装置において、開閉自在な回収ゲートと、該回収ゲートを閉塞して貯留した硬貨を受取り可能にする開口部とを有し、収納庫と回収庫との間に配置され、前記回収ゲートを開放して前記収納庫から搬送された硬貨を落下させて前記回収庫へ収納させる硬貨出金口と、前記硬貨出金口の開口部を開閉するシャッタとを設け、収納庫から搬送された硬貨を回収庫に収納するとき、前記シャッタが前記硬貨出金口の開口部を閉塞し、前記回収ゲートを通過する硬貨に触手できないようにしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、硬貨出金口に搬送される硬貨は操作者等により触手されることがなく、入金あふれ硬貨を装置内の硬貨として取り扱うことができるようになり、安全性を確保することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による硬貨入出金装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例における硬貨入出金装置の側面説明図、図2は第1の実施例における硬貨入出金装置の全体斜視図、図3は第1の実施例における硬貨入出金装置の平面説明図である。
図2において、1は硬貨釣銭機等の硬貨入出金装置、2は紙幣釣銭機等の紙幣入出金装置、3はPOSレジスタである。以下に硬貨入出金装置1の構成を説明するものとし、紙幣入出金装置2およびPOSレジスタ3は、本発明に直接関係しないのでその説明を省略する。
図1および図3において、4は硬貨入金口であり、顧客から受け取った入金硬貨を投入する部位である。
5は硬貨入金口4に投入され、図示しない繰出し機構により順次繰出された硬貨を搬送する入金搬送部であり、モータとプーリ等により駆動される無端状のゴムベルトによって硬貨を押さえながら搬送面上を滑らせて移動させる。
7は認識部であり、入金された硬貨の金種や真偽を鑑別するものである。
8はリジェクト部であり、認識部7で偽と鑑別された硬貨を収納し、操作者によって取り出すことができるようになっている。
9(9a〜9f)は収納庫(以下、「金種別収納庫」とする。)であり、認識部7で金種が鑑別された硬貨を金種別に収納するものであり、本実施例では硬貨入金口4側から硬貨の径が小さい順に1円硬貨を収納する収納庫9a、50円硬貨を収納する収納庫9b、5円硬貨を収納する収納庫9c、100円硬貨を収納する収納庫9d、10円硬貨を収納する収納庫9e、および500円硬貨を収納する収納庫9fが配置されている。
また、金種別収納庫9a〜9fには収納した硬貨が所定の収納量に達したこと、すなわち金種別収納庫9a〜9fの満杯を検知するための図示しないセンサやカウンタ等の満杯検知手段が設けられている。
10は金種別収納庫9a〜9f上に配置されている搬送面であり、各金種別収納庫9a〜9fに該当する箇所にその該当硬貨の径よりわずかに大きい径で、次の金種別収納庫以降に入る硬貨の径より小さい径の選別孔11a〜11fが順次形成されている。つまり、上記した硬貨の径の小さい順にその選別孔11a〜11fが形成されている。
なお、選別孔11a〜11fを円形で図示したが、これに限定されるものではなく、角孔であってもよく、機能としては硬貨が落下できるか否かであれば形状は問わない。
12はモータとプーリ等で駆動される無端ベルト等で構成される出金搬送部であり、上記金種別収納庫9a〜9fから出金された硬貨を搬送する。
また、出金搬送部12は、いずれかの金種別収納庫9a〜9fが満杯であるため、その金種別収納庫9a〜9fに入金硬貨を収納することができない場合、その満杯の金種別収納庫9a〜9fから満杯を解除し、入金硬貨を収納するスペースを確保するため、必要な所定量の硬貨を入金あふれ硬貨として搬送することができるようになっている。このように満杯の金種別収納庫9a〜9fから所定量の硬貨を入金あふれ硬貨として搬送することにより、金種別収納庫9a〜9fの満杯を解除させることができるようになっている。
13は硬貨出金口であり、その上部に開口部が設けられており、出金搬送部12で搬送された出金硬貨を貯留して操作者等がその出金硬貨を受取ることができるようになっている。また、硬貨出金口13の底部にも開口部が形成され、その開口部を開閉させる回収ゲート16が設けられている。回収ゲート16が開口部を閉塞して硬貨出金口13の底部を形成すると出金搬送部12で搬送された出金硬貨を貯留することができ、また回収ゲート16が開口部を開放すると出金搬送部12で搬送された入金あふれ硬貨を後述する回収シュートを経由して回収庫に収納させることができるようになっている。
なお、回収ゲート16は図示しないモータ等の駆動手段や駆動伝達手段等により回動または摺動して開閉自在に構成されている。
14は回収庫であり、金種別収納庫9a〜9fが所定の収納量に達しほぼ満杯になっていた場合、その金種別収納庫9a〜9fに収納されている硬貨うち所定量の硬貨を入金あふれ硬貨として収納するものである。
15は回収シュートであり、硬貨出金口13に形成された開口部から落下する硬貨を回収庫14へ導く通路である。
17は硬貨出金口13の開口部を開閉する蓋体としてのシャッタであり、硬貨出金口13に貯留した硬貨を受け取ることができるように硬貨出金口13の上部の開口部を開放するためのものであり、また入金あふれ硬貨を回収庫14に収納するときその硬貨を操作者等により触手できないように硬貨出金口13の上部の開口部を閉塞するためのものである。
硬貨を出金するとき、図4に示すようにシャッタ17を開放して硬貨出金口13に貯留した出金硬貨を操作者等が受け取ることができるようにし、また入金あふれ硬貨を回収庫14に収納するとき、図1に示すようにシャッタ17を閉塞して硬貨出金口13を通過する硬貨に触手できないようにする。したがって、シャッタ17を閉塞することにより硬貨出金口13を通過する硬貨を装置内の硬貨として取扱うことができるようになる。
なお、シャッタ17は図示しないモータ等の駆動手段や駆動伝達手段、センサ等の位置検知手段等により制御され開閉(回動)自在に構成されている。
ここで、シャッタ17を図5の第1の実施例におけるシャッタの側面説明図、図6の第1の実施例におけるシャッタの閉塞動作の説明図、図7の第1の実施例におけるシャッタの開放動作の説明図に基づいて説明する。
図5において、19は硬貨入出金装置1のフレーム(機体)であり、20はフレーム19に固着され、硬貨を貯留するための硬貨出金口13の内壁を形成する出金皿である。
シャッタ17aおよびシャッタ17bは、シャッタ17を形成し、出金皿20上方の開口部、すなわち硬貨出金口13の上部に設けられた開口部を閉塞または開放するためのものである。なお、本実施例では、シャッタ17をふたつの蓋体としてのシャッタ17aおよびシャッタ17bで構成するものとして説明するが三以上の蓋体で構成するようにしてもよい。
191は出金皿20の両側部の近傍のフレーム19に形成された支持部であり、その支持部191に設けられた回転軸192でシャッタ17aおよびシャッタ17bを図中矢印Aが示す方向に回動自在に支持している。この支持部191で回動自在に支持されるシャッタ17aおよびシャッタ17bは、その側面が略45度の角度を成す略扇形になるように形成されている。
シャッタ17aの回転軸192の近傍にはシャッタ17bの端部と当接する係止部18が形成されており、略水平状態のシャッタ17aをフレーム19の方向へ略45度回動させるとその係止部18がシャッタ17bに当接し、さらにシャッタ17aを回動させるとシャッタ17bはシャッタ17aとともに回動して出金皿20の上方を閉塞することができるようになっている。
次に、シャッタ17aおよびシャッタ17bの閉塞動作を図6に基づいて説明する。
図6(a)はシャッタ17aおよびシャッタ17bが開放している状態を示し、図6(b)はシャッタ17aが閉塞するときの状態を示し、図6(c)はシャッタ17aおよびシャッタ17bが閉塞している状態を示している。
図6(a)に示すようにシャッタ17aおよびシャッタ17bは、その上端部を出金皿20の上端部に合わせ、出金皿20の側方に位置するようにストッパ23で係止されて出金皿20の上方を開放する。
図示しない駆動手段等によりシャッタ17aが図6(b)の矢印Bが示す方向に略45度回動されると係止部18がシャッタ17bに当接し、シャッタ17bはシャッタ17aとともに回動し、図6(c)に示すように出金皿20の上方を閉塞する。
このとき、シャッタ17aおよびシャッタ17bを閉塞した状態に維持する場合、駆動手段としてのモータを励磁する。また、モータを励磁しない場合はシャッタ17aを図示しない係止部でロックするようにしてもよい。
次に、シャッタ17aおよびシャッタ17bの開放動作を図7に基づいて説明する。
図7(a)はシャッタ17aおよびシャッタ17bが閉塞している状態を示し、図7(b)はシャッタ17aおよびシャッタ17bが開放するときの状態を示し、図7(c)はシャッタ17aおよびシャッタ17bが開放している状態を示している。
図7(a)に示すようにシャッタ17aおよびシャッタ17bは出金皿20の上方に位置し、出金皿20の上方を閉塞する。
図示しない駆動手段等によりシャッタ17aが図7(b)の矢印Cが示す方向に回動されると係止部18が当接しているシャッタ17bはシャッタ17aとともにストッパ23に当接するまで回動する。シャッタ17bがストッパ23に当接して回動を停止した後、シャッタ17aはさらに矢印Cが示す方向に回動し、シャッタ17aおよびシャッタ17bは出金皿20の側方に位置するようにストッパ23で係止されて出金皿20の上方を開放する。
次に、上述したシャッタ17が設けられた硬貨出金口13を図8の第1の実施例におけるシャッタが開放状態の硬貨出金口の説明図、図9の第1の実施例におけるシャッタが開放状態の硬貨出金口のXX断面図、図10の第1の実施例におけるシャッタが閉塞状態の硬貨出金口の説明図、および図11の第1の実施例におけるシャッタが閉塞状態の硬貨出金口のYY断面図に基づいて説明する。
図8および図9に示すように硬貨出金口13は内壁としての出金皿20および外壁としての出金口枠21で形成され、シャッタ17が開放した状態ではその出金皿20と出金口枠21との間にシャッタ17aおよびシャッタ17bが重なり合うようにして収納されている。
したがって、シャッタ17を開放するとシャッタ17aおよびシャッタ17bは出金皿20と出金口枠21との間に収納されて硬貨出金口13の開口部の上方を開放し、出金皿20に貯留された出金硬貨を受取ることができるようになっている。
また、図10および図11に示すようにシャッタ17aおよびシャッタ17bが回動するとシャッタ17aおよびシャッタ17bは硬貨出金口13の開口部の上方を閉塞し、出金皿20を通過するあふれ硬貨に触手することができないようになっている。
なお、シャッタ17aおよびシャッタ17bが硬貨出金口13の開口部の上方を閉塞した状態では、シャッタ17bの下端部に設けられた出金口枠21の方向へ突出する突出部と出金口枠21の上端部に設けられたシャッタ17bの方向へ突出する突出部が係合するように構成され、シャッタ17bがフレーム19の方向に回動することを防止し、硬貨出金口13の開口部の上方を開放しないようになっている。
上述したように硬貨入出金装置1は構成され、図示しない記憶部に記憶された制御プログラムに基づいて図示しない制御部が硬貨入出金装置1全体の動作を制御する。
上述した構成の作用を図12の第1の実施例における入金あふれ硬貨の収納処理を示すフローチャートおよび図13の第1の実施例における出金処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
なお、以下に説明する各実施例における各部の動作は、図示しないメモリや磁気ディスク等の記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御部により制御される。
まず、入金あふれ硬貨の収納処理を図12に基づいて説明する。
なお、金種別収納庫9a〜9fには、物理的に210枚の硬貨を収納することができ、200枚の硬貨を収納すると満杯が検知され、入金あふれ硬貨としては150枚の硬貨を送り出すものとして説明する。
硬貨入出金装置1に硬貨を入金するため操作者等が入金硬貨を硬貨入金口4に投入すると硬貨入出金装置1の制御部は図示しないセンサ等の硬貨投入検知手段で硬貨入金口4に硬貨が投入されたことを検知して入金処理を開始する。
S1a:入金処理を開始すると制御部は金種別収納庫9a〜9fの満杯検知手段により満杯の金種別収納庫9a〜9fが存在するか否かを判定する。その結果、満杯(例えば、200枚以上)の金種別収納庫9a〜9fが存在すると判定すると処理をS4aへ移行し、存在しないと判定すると処理をS2aへ移行する。
なお、制御部が金種別収納庫9a〜9fの満杯検知手段により満杯の金種別収納庫9a〜9fが存在するか否かを判定するのは入金処理の開始時に限らず、入金処理中は常時監視し判定するものとする。
S2a:満杯の金種別収納庫9a〜9fが存在しないと判定した制御部は硬貨入金口4に投入された硬貨を繰出し機構により順次繰出して入金搬送部5へ送り出し、認識部7で鑑別された金種に基づいてそれぞれの硬貨を金種別収納庫9a〜9fへ搬送し、収納する。
S3a:制御部は硬貨投入検知手段で硬貨入金口4に投入された硬貨が未だ残っていることを検知すると処理をS1aへ移行し、処理を継続する。そして、硬貨入金口4に投入されたすべての硬貨を金種別収納庫9a〜9fへ搬送し、収納すると入金処理を終了する。
S4a:一方、満杯の金種別収納庫9a〜9fが存在すると判定した制御部は硬貨入金口4に投入された硬貨を繰出し機構により順次繰出して入金搬送部5へ送り出す動作を停止し、既に硬貨入金口4より繰出された硬貨はリジェクト部8へ導き、入金搬送部5に存在する硬貨はそのまま金種別収納庫9a〜9fへ搬送して収納する。
入金搬送部5へ送り出す動作を停止等すると制御部は図示しない駆動手段や駆動伝達手段でシャッタ17を回動させて硬貨出金口13上部の開口部を閉塞する。このとき制御部は、硬貨出金口13の近傍に設けられた液晶ディスプレイ等の図示しない表示部に「回収動作中」等の文言を表示し、操作者等に回収動作中であることを報知する。
本実施例では、満杯の金種別収納庫9a〜9fが存在すると判定したとき、制御部がシャッタ17を回動させて硬貨出金口13上部の開口部を閉塞するものとして説明するが、係員等の操作者に恐怖感を与えないようにするため入金処理を開始する前に予めシャッタ17を回動させて硬貨出金口13上部の開口部を閉塞させておいてもよい。
S5a:硬貨出金口13上部の開口部を閉塞させると制御部は図示しない駆動手段や駆動伝達手段で回収ゲート16を回動等させて硬貨出金口13の底部に設けられた開口部を開放する。
S6a:回収ゲート16を回動等させて硬貨出金口13の底部に設けられた開口部を開放すると制御部は入金あふれ硬貨(例えば、150枚の硬貨)を満杯の金種別収納庫9a〜9fから出金搬送部12へ送り出し、硬貨出金口13へ搬送する。
硬貨出金口13に搬送された入金あふれ硬貨は回収ゲート16により開放された硬貨出金口13の底部の開口部を通過し、回収シュート15を経由して回収庫14に収納される。
S7a:制御部は硬貨入金口4、入金搬送部5、出金搬送部12等に配置された図示しないセンサ等の搬送監視手段によりすべての入金あふれ硬貨を回収庫14へ搬送したか否かを判定する。その結果、すべての硬貨を搬送したと判定すると処理をS8aへ移行し、未だ搬送すべき硬貨が残っていると判定すると処理をS6aへ移行して入金あふれ硬貨の搬送を継続する。
S8a:すべての入金あふれ硬貨を搬送したと判定すると制御部は図示しない駆動手段や駆動伝達手段で回収ゲート16を回動等させて硬貨出金口13の底部に設けられた開口部を閉塞して入金あふれ硬貨の収納処理を終了する。
S9a:入金あふれ硬貨の収納処理を終了すると制御部は硬貨投入検知手段で硬貨入金口4に投入された硬貨が未だ残っていることを検知すると処理をS1aへ移行し、処理を継続する。
このように入金あふれ硬貨を回収庫14に収納するとき、シャッタ17を回動させて硬貨出金口13上部の開口部を閉塞するようにすることにより、硬貨出金口13に搬送される硬貨は操作者等により触手されることがなく、入金あふれ硬貨を装置内の硬貨として取り扱うことができるようになる。
次に、出金処理を図13に基づいて説明する。
硬貨入出金装置1の制御部はPOSレジスタ3から硬貨の出金を指示する通知を受信して出金処理を開始するものとする。
S1b:硬貨入出金装置1の制御部は図示しない駆動手段や駆動伝達手段で回収ゲート16を回動等させて硬貨出金口13の底部に設けられた開口部を閉塞する。
S2b:硬貨出金口13の底部に設けられた開口部を閉塞すると制御部は図示しない駆動手段や駆動伝達手段でシャッタ17を回動させて硬貨出金口13上部の開口部を開放する。
S3b:硬貨出金口13上部の開口部を開放すると制御部は金種別収納庫9a〜9fから図示しない繰出し機構により硬貨を順次繰出し、出金搬送部12へ搬送する。出金搬送部12は繰出された硬貨を硬貨出金口13へ搬送、放出し、貯留させて出金処理を終了する。なお、操作者等は硬貨出金口13に貯留した硬貨を受取るものとする。
このように出金硬貨を硬貨出金口13へ搬送して放出する場合、シャッタ17を回動させて硬貨出金口13上部の開口部を開放するようにしたことにより、操作者等はその出金硬貨を受取ることができるようになる。
以上説明したように、第1の実施例では、入金あふれ硬貨を回収庫14に収納するとき、シャッタ17を回動させて硬貨出金口13上部の開口部を閉塞するようにすることにより、硬貨出金口13に搬送される硬貨は操作者等により触手されることがなく、入金あふれ硬貨を装置内の硬貨として取り扱うことができるようになり、安全性を確保することができるという効果が得られる。
また、入金あふれ硬貨を回収庫14に収納するとき、シャッタ17で閉塞した硬貨出金口13を経由させるようにしたことにより、少ない改造量で硬貨の収納量を増加させることもできるようになる。
第2の実施例の構成は、シャッタの構成が第1の実施例の構成と異なり、シャッタ等を構成する部材の隙間から硬貨やゴミが入り込むことを防止し、現金の違算や装置の故障を防止するように構成されている。その構成の異なる部分を図14および図16の第2の実施例におけるシャッタの断面図に基づいて説明する。なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図14において、31はシャッタ17が開放した状態のシャッタ17a、シャッタ17b、出金皿20および出金口枠21の端部を示している。また、図15において、32はシャッタ17が閉塞した状態のシャッタ17aとフレーム19の係合部、33はシャッタ17aとシャッタ17bの係合部、34はシャッタ17b、出金皿20および出金口枠21の端部を示している。
図16はシャッタ17が開放した状態のシャッタ17a、シャッタ17b、出金皿20および出金口枠21の端部31の断面を示している。図16に示すようにシャッタ17aの先端部は略T字状に両側に突出するように形成され、突出した一の側部が出金皿20の内側に突出することなく(該側部は出金皿20と出金口枠21との間に位置する)出金皿20と係合し、他の側部がシャッタ17bの端部と係合するように形成されている。
また、シャッタ17bの端部は階段状に形成され、シャッタ17aの略T字状に形成された端部の係合部と係合し、また出金口枠21の端部の突出した係合部と係合するように形成されている。
さらに、出金口枠21の端部はシャッタ17bに向けて突出する係合部が形成され、シャッタ17bの端部の近傍と係合するように形成されている。
このようにシャッタ17が開放した状態でシャッタ17a、シャッタ17b、出金皿20および出金口枠21はそれぞれ係合するように形成され、硬貨やゴミ等の異物がそれぞれの隙間に入り込むことを防止している。
また、シャッタ17が閉塞している状態においてもシャッタ等を構成する部材の隙間から硬貨やゴミ等の異物が入り込むことを防止する場合、図15および図17の第2の実施例におけるシャッタの断面図に示すように構成してもよい。
図15に示すようにシャッタ17が閉塞した状態のシャッタ17aとフレーム19の係合部32、シャッタ17aとシャッタ17bの係合部33、およびシャッタ17b、出金皿20ならびに出金口枠21の端部34は係合するように形成する。
図17はシャッタ17が閉塞した状態を示し、(a)はシャッタ17aとフレーム19の係合部32、(b)はシャッタ17aとシャッタ17bの係合部33、(c)はシャッタ17b、出金皿20および出金口枠21の端部34の断面を示している。
図17(a)に示すようにシャッタ17aの先端部はフレーム19の突出した係合部と係合するように形成され、また図17(b)に示すようにシャッタ17aの端部とシャッタ17bの端部はそれぞれ略L字状の屈曲部が形成され、その屈曲部が互いに係合するようになっている。
さらに、図17(c)に示すようにシャッタ17bの下端部には出金口枠21側に突出した係合部が形成され、その係合部が出金口枠21に突出するように形成された係合部と係合するようになっている。
上述した構成の作用について説明する。
図14に示すようにシャッタ17が開放した状態のシャッタ17a、シャッタ17b、出金皿20および出金口枠21の端部31は係合するように形成されているため、硬貨やゴミ等の異物がシャッタ17a、シャッタ17b、出金皿20および出金口枠21の間に入り込むことを防止することができるようになる。
また、シャッタ17aの先端部は出金皿20の内側に突出しないように形成してあるため、図18に示すように操作者等の指41で出金硬貨40を矢印Fが示す方向に取り出すとき、操作者等の指や爪、出金硬貨40をシャッタ17aに当接させることなく操作性を向上させることができるようになる。
さらに、図15に示すようにシャッタ17が閉塞した状態のシャッタ17aとフレーム19の係合部32、シャッタ17aとシャッタ17bの係合部33、およびシャッタ17b、出金皿20ならびに出金口枠21の端部34は係合するように形成されているため、硬貨やゴミが係合部32、係合部33、および端部34から入り込むことを防止することができるようになる。
以上説明したように、第2の実施例では、第1の実施例の効果に加え、シャッタ17が開放した状態のシャッタ17a、シャッタ17b、出金皿20および出金口枠21の端部31は係合するように形成することにより、硬貨やゴミ等の異物がシャッタ17a、シャッタ17b、出金皿20および出金口枠21の間に入り込むことを防止することができ、またシャッタ17が閉塞した状態のシャッタ17aとフレーム19の係合部32、シャッタ17aとシャッタ17bの係合部33、およびシャッタ17b、出金皿20ならびに出金口枠21の端部34は係合するように形成することにより、硬貨やゴミ等の異物が係合部32、係合部33、および端部34から入り込むことを防止することができ、硬貨の違算や装置の故障を防止することができるという効果が得られる。
また、シャッタ17aの先端部は出金皿20の内側に突出しないように形成したことにより、操作者等の指で出金硬貨を取り出すとき、操作者等の指や爪、出金硬貨をシャッタ17aに当接させることなく操作性を向上させることができるという効果が得られる。
第3の実施例の構成は、シャッタおよび回収ゲートの構成が第1の実施例の構成と異なる。その異なる部分を図19の第3の実施例における入金あふれ硬貨の収納処理時の硬貨入出金装置の側面説明図、図20の第3の実施例における出金処理時の硬貨入出金装置の側面説明図、図21の第3の実施例における開放状態のシャッタの断面図、図22の第3の実施例における閉塞状態のシャッタの断面図に基づいて説明する。なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図19および図20において、37は蓋体としてのシャッタであり、入金あふれ硬貨を回収庫14に収納するときその硬貨を操作者等により触手できないように硬貨出金口13の上部を閉塞し、また硬貨出金口13に貯留した出金硬貨を受け取ることができるように硬貨出金口13の上部を開放するためのものである。
さらに、このシャッタ37は、硬貨出金口13の上部を閉塞したとき硬貨出金口13の底部の開口部を開放し、硬貨出金口13の上部を開放したとき硬貨出金口13の底部の開口部を閉塞するように構成されている。
硬貨を出金するとき、図20に示すようにシャッタ37を開放して硬貨出金口13に貯留した出金硬貨を操作者等が受け取ることができるようにし、また入金あふれ硬貨を回収庫14に収納するとき、図19に示すようにシャッタ37を閉塞して硬貨出金口13を通過する硬貨に触手できないようにする。したがって、シャッタ37を閉塞することにより硬貨出金口13を通過する硬貨を装置内の硬貨として取扱うことができるようになっている。
なお、シャッタ37は図示しないモータ等の駆動手段や駆動伝達手段、センサ等の位置検知手段等により制御され開閉(回動)自在に構成されている。
ここで、シャッタ37の構成を図21の第3の実施例におけるシャッタが開放状態の硬貨出金口の断面図、図22の第3の実施例におけるシャッタが閉塞状態の硬貨出金口の断面図に基づいて説明する。
図21に示すように硬貨出金口13は出金皿20および出金口枠21で形成され、シャッタ37が開放した状態ではその出金皿20の内側にシャッタ37が配置され、そのシャッタ37は硬貨出金口13の底部の回収シュート15への落下口である開口部を閉塞するとともに出金搬送部12で搬送される出金硬貨を貯留するように構成されている。
したがって、シャッタ37を回動して開放すると硬貨出金口13の開口部の上方が開放されるとともに硬貨出金口13の底部の開口部が閉塞され、シャッタ37上に貯留された出金硬貨を受取ることができるようになっている。
また、図22に示すようにシャッタ37が回動するとシャッタ37は硬貨出金口13の開口部の上方を閉塞するとともに硬貨出金口13の底部の回収シュート15への落下口である開口部を開放するように構成されている。
したがって、シャッタ37を回動して閉塞すると硬貨出金口13の開口部の上方が閉塞されるとともに硬貨出金口13の底部の開口部が開放され、出金皿20を通過し、回収シュート15を経由して回収庫14に収納されるあふれ硬貨に触手することができないようになっている。
また、シャッタ37の外側には回収動作中の表示43がシール等で貼付されており、シャッタ37を回動して閉塞すると操作者に回収動作中である旨を報知することができるようになっている。
なお、第2の実施例と同様に、シャッタ37が開放した状態のシャッタ37および出金口枠21の端部が係合するように形成し、またシャッタ37が閉塞した状態のシャッタ37とフレーム19の係合部および出金口枠21の端部が係合するように形成してもよい。
上述した構成の作用を図23の第3の実施例における入金あふれ硬貨の収納処理を示すフローチャートおよび図24の第3の実施例における出金処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
まず、入金あふれ硬貨の収納処理を図23に基づいて説明する。
なお、金種別収納庫9a〜9fには、物理的に210枚の硬貨を収納することができ、200枚の硬貨を収納すると満杯が検知され、入金あふれ硬貨としては150枚の硬貨を送り出すものとして説明する。
硬貨入出金装置1に硬貨を入金するため操作者等が入金硬貨を硬貨入金口4に投入すると硬貨入出金装置1の制御部は図示しないセンサ等の硬貨投入検知手段で硬貨入金口4に硬貨が投入されたことを検知して入金処理を開始する。
S1c〜S3c:図12におけるS1a〜S3aと同様の処理なのでその説明を省略する。
S4c:一方、満杯の金種別収納庫9a〜9fが存在すると判定した制御部は図示しない駆動手段や駆動伝達手段でシャッタ37を回動させて硬貨出金口13上部の開口部を閉塞するとともに硬貨出金口13の底部に設けられた開口部を開放する。このとき制御部は、硬貨出金口13の近傍に設けられた液晶ディスプレイ等の図示しない表示部に「回収動作中」等の文言を表示し、操作者等に注意を喚起する。
本実施例では、満杯の金種別収納庫9a〜9fが存在すると判定したとき、制御部がシャッタ37を回動させて硬貨出金口13上部の開口部を閉塞するものとして説明するが、係員等の操作者に恐怖感を与えないようにするため入金処理を開始する前に予めシャッタ37を回動させて硬貨出金口13上部の開口部を閉塞させておいてもよい。
S5c、S6c:図12におけるS6a、S7aと同様な処理なのでその説明を省略する。
S6cにおいて、すべての硬貨を搬送したと判定すると入金あふれ硬貨の収納処理を終了する。
S7c:制御部は硬貨投入検知手段で硬貨入金口4に投入された硬貨が未だ残っていることを検知すると処理をS1cへ移行し、処理を継続する。
このように入金あふれ硬貨を回収庫14に収納するとき、シャッタ37を回動させて硬貨出金口13上部の開口部を閉塞するようにすることにより、硬貨出金口13に搬送される硬貨は操作者等により触手されることがなく、入金あふれ硬貨を装置内の硬貨として取り扱うことができるようになる。
また、シャッタ37と回収ゲートを一体にしたことにより、硬貨出金口13上部の開口部を閉塞すると同時に硬貨出金口13の底部に設けられた開口部を開放することができるようになる。
次に、出金処理を図24に基づいて説明する。
硬貨入出金装置1の制御部はPOSレジスタ3から硬貨の出金を指示する通知を受信して出金処理を開始するものとする。
S1d:制御部は図示しない駆動手段や駆動伝達手段でシャッタ37を回動させて硬貨出金口13上部の開口部を開放するとともに硬貨出金口13の底部に設けられた開口部を閉塞する。
S2d:硬貨出金口13上部の開口部を開放すると制御部は金種別収納庫9a〜9fから図示しない繰出し機構により硬貨を順次繰出し、出金搬送部12へ搬送する。出金搬送部12は繰出された硬貨を硬貨出金口13へ搬送、放出し、シャッタ37上に貯留させて出金処理を終了する。なお、操作者等は硬貨出金口13に貯留した硬貨を受取るものとする。
このように出金硬貨を硬貨出金口13へ搬送して放出する場合、シャッタ37を回動させて硬貨出金口13上部の開口部を開放するようにしたことにより、操作者等はその出金硬貨を受取ることができるようになり、出金硬貨を装置外の硬貨として取扱ことができるようになる。
また、シャッタ37と回収ゲートを一体にしたことにより、硬貨出金口13上部の開口部を開放すると同時に硬貨出金口13の底部に設けられた開口部を閉塞することができるようになる。
以上説明したように、第3の実施例では、第1の実施例の効果に加え、シャッタ37と回収ゲートを一体にしたことにより、硬貨出金口13上部の開口部を開放すると同時に硬貨出金口13の底部に設けられた開口部を閉塞することができるようになるという効果が得られる。
第1の実施例における硬貨入出金装置の側面説明図 第1の実施例における硬貨入出金装置の全体斜視図 第1の実施例における硬貨入出金装置の平面説明図 第1の実施例における出金時の硬貨入出金装置の側面説明図 第1の実施例におけるシャッタの側面説明図 第1の実施例におけるシャッタの閉塞動作の説明図 第1の実施例におけるシャッタの開放動作の説明図 第1の実施例におけるシャッタが開放状態の硬貨出金口の説明図 第1の実施例におけるシャッタが開放状態の硬貨出金口の断面図 第1の実施例におけるシャッタが閉塞状態の硬貨出金口の説明図 第1の実施例におけるシャッタが閉塞状態の硬貨出金口の断面図 第1の実施例における入金あふれ硬貨の収納処理を示すフローチャート 第1の実施例における出金処理を示すフローチャート 第2の実施例におけるシャッタの断面図 第2の実施例におけるシャッタの断面図 第2の実施例におけるシャッタの断面図 第2の実施例におけるシャッタの断面図 第2の実施例におけるシャッタの断面図 第3の実施例における入金あふれ硬貨の収納処理時の硬貨入出金装置の側面説明図 第3の実施例における出金処理時の硬貨入出金装置の側面説明図 第3の実施例におけるシャッタが開放状態の硬貨出金口の断面図 第3の実施例におけるシャッタが閉塞状態の硬貨出金口の断面図 第3の実施例における入金あふれ硬貨の収納処理を示すフローチャート 第3の実施例における出金処理を示すフローチャート 従来の硬貨入出金装置の側面説明図 従来の硬貨入出金装置の側面説明図
符号の説明
1 硬貨入出金装置
2 紙幣入出金装置
3 POSレジスタ
4 硬貨入金口
5 入金搬送部
7 認識部
8 リジェクト部
9a〜9f 金種別収納庫
10 搬送面
11a〜11f 選別孔
12 出金搬送部
13 硬貨出金口
14 回収庫
15 回収シュート
16 回収ゲート
17、37 シャッタ
20 出金皿
21 出金口枠

Claims (9)

  1. 収納庫に収納された硬貨を搬送して回収庫に収納する硬貨入出金装置において、
    開閉自在な回収ゲートと、該回収ゲートを閉塞して貯留した硬貨を受取り可能にする開口部とを有し、収納庫と回収庫との間に配置され、前記回収ゲートを開放して前記収納庫から搬送された硬貨を落下させて前記回収庫へ収納させる硬貨出金口と、
    前記硬貨出金口の開口部を開閉するシャッタとを設け、
    収納庫から搬送された硬貨を回収庫に収納するとき、前記シャッタが前記硬貨出金口の開口部を閉塞し、前記回収ゲートを通過する硬貨に触手できないようにしたことを特徴とする硬貨入出金装置。
  2. 請求項1の硬貨入出金装置において、
    前記シャッタは、前記硬貨出金口近傍の支持部で回動自在に支持された蓋体であることを特徴とする硬貨入出金装置。
  3. 請求項2の硬貨入出金装置において、
    前記シャッタは、前記硬貨出金口の開口部を開放したとき、前記硬貨出金口の内壁と外壁との間に収納されるようにしたことを特徴とする硬貨入出金装置。
  4. 請求項3の硬貨入出金装置において、
    前記シャッタおよび前記硬貨出金口の内壁ならびに外壁の端部に係合部を設け、
    前記シャッタを前記硬貨出金口の内壁と外壁との間に収納したとき、前記シャッタが該内壁および外壁と係合し、異物の進入を防止するようにしたことを特徴とする硬貨入出金装置。
  5. 請求項4の硬貨入出金装置において、
    前記シャッタの端部の係合部を、前記内壁と外壁の間に配置するように形成したことを特徴とする硬貨入出金装置。
  6. 請求項2から請求項4または請求項5の硬貨入出金装置において、
    前記シャッタの回動方向の両端部、機体および前記硬貨出金口の外壁に係合部を設け、
    前記シャッタは、前記硬貨出金口の開口部を閉塞したとき、機体および前記硬貨出金口の外壁と係合し、異物の進入を防止するようにしたことを特徴とする硬貨入出金装置。
  7. 請求項2から請求項5または請求項6の硬貨入出金装置において、
    前記シャッタは、複数の蓋体で形成されていることを特徴とする硬貨入出金装置。
  8. 請求項2から請求項5または請求項6の硬貨入出金装置において、
    前記シャッタは、前記硬貨出金口の開口部を開放したとき前記回収ゲートとして落下口を閉塞し、前記硬貨出金口の開口部を閉塞したとき前記回収ゲートとして落下口を開放するように形成された一の蓋体であることを特徴とする硬貨入出金装置。
  9. 請求項1から請求項7または請求項8の硬貨入出金装置において、
    前記硬貨は、満杯の金種別の収納庫に収納された硬貨であり、回収庫に収納して該金種別の収納庫の満杯を解除するための硬貨であることを特徴とする硬貨入出金装置。
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