JP4802559B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像記録装置に関し、更に詳しくは、長尺の記録媒体、例えば、ロール状に巻き回しされた記録媒体上に画像記録を行い、画像記録された記録媒体をシート状に切断する画像記録装置に関する。
近年、インクジェット記録装置、溶融熱転写型記録装置、昇華型熱転写記録装置等の画像記録装置において画質への要求が高まっている。
通常、画像記録装置においては、画像記録は記録ヘッドによる走査毎に記録媒体を所定量送ることにより行われるが、画像記録に伴う記録媒体の停止位置と記録媒体の切断部位とが異なることが多く、この様な場合における記録媒体の切断に関し以下のような技術が知られている。
1つは、従来技術1として図23に示すように、記録ヘッド10を走査する毎にロール紙11を搬送ローラ12、13で所定の送り量(ピッチ)搬送して画像記録を行い、画像間、例えば、画像1と画像2との間の切断部位が切断手段14の切断位置に達したら、ロール紙11の搬送を停止して切断部位を切断し、切断後、ロール紙11を記録位置まで再搬送して画像記録を再開するものである。
例えば、走査毎に搬送するピッチを3mm、記録ヘッド10による記録開始位置から切断手段14の切断位置までを100mm、画像記録されたロール紙11の先端から最初の切断部位までの長さを127mmとした場合、記録ヘッド10の走査による記録と搬送ローラ12、13によるピッチ3mmの搬送を75回繰り返し、即ち、225mm搬送し、記録ヘッド10の76回目の走査を行った後ロール紙11を、2mm(227mm−225mm)搬送して切断部位を切断位置まで搬送した後一旦停止して切断部位を切断し、切断完了後、差分1mm(3mm−2mm)搬送して画像記録を再開する。
1つは、従来技術2として図24に示すように、記録ヘッド20を走査する毎にロール紙21を搬送ローラ22、23、24で搬送して画像記録を行うとともに、画像間にカットマークを記録して、カットマーク検知センサ25がカットマークを検出した後所定のタイミングで搬送ローラ24の搬送を停止してロール紙21の切断部位を切断手段26により切断するとともに、切断中も画像記録を継続して行い、搬送ローラ23と24との搬送量の差を、搬送ローラ23、24の間に弛ませ吸収するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−310849号公報
しかしながら、図23の画像記録装置では、画像記録を行うための停止位置とは異なる位置で記録媒体の搬送を一旦停止して記録媒体を切断し、切断後、画像記録位置まで再搬送するために2回送りとなり、高画質な画像記録に要求される極めて高精度(例えば、10μm〜20μm)の搬送に影響するために、画質が劣化するという不具合が発生する。
また、図24の画像記録装置においは切断に伴う画像劣化は防止できるが、カットマークを利用しているため、カットマーク検知センサの設置に伴うコストアップ、カットマーク検知センサの感度不足や画像との誤認知による誤検出、カットマーク前後の切除に伴う用紙の無駄等の問題も有している。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、その目的は、大きなコストアップすることなく、かつ、カットマークを用いることによる誤検出の恐れなく、記録媒体の切断に伴う記録媒体の停止、搬送による画質の低下を防止する画像記録装置を提供することにある。
本発明の目的は、以下の構成により達成することが出来る。
(請求項1)
ロール状の記録媒体に対して画像記録を行う記録ヘッドと、
該記録ヘッドを記録媒体搬送方向に対して直角方向に往復走査する走査手段と、
前記記録ヘッドの走査毎に前記記録媒体を所定のピッチP1だけ搬送する第1搬送手段と

前記記録ヘッドよりも記録媒体搬送方向上流側の所定位置で、前記記録媒体の先端を検知する検知手段と、
前記記録ヘッドで記録された前記記録媒体を切断する切断手段と、
前記第1搬送手段及び前記記録ヘッドよりも記録媒体搬送方向下流側で、かつ、前記切断
手段よりも上流側に配置され、前記検知手段で検知される記録媒体の所定の切断部位を前記切断手段の切断位置まで搬送する第2搬送手段と、を備えた画像記録装置において、
前記検知手段で検知される記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離がピッチP1より大きい場合には、前記記録ヘッドの走査ごとに前記第1搬送手段と前記第2搬送手段とにより前記記録媒体をピッチP1だけ搬送し、
前記検知手段で検知される記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離がピッチP1以下に達したときは、前記第1搬送手段により前記記録媒体をピッチP1だけ搬送するとともに、前記第2搬送手段により前記記録媒体を前記記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離P2だけ搬送した後、前記切断手段で前記記録媒体の切断部位を切断し、その後、前記第2搬送手段により前記記録媒体を差分(P1−P2)だけ更に搬送するように制御する制御手段を有することを特徴とする画像記録装置。
(請求項2)
前記記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離がピッチP1以下に達したと
きには、
前記制御手段は、前記記録ヘッドが前記記録媒体に対向する位置より外側に退避されるよ
うに前記走査手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
(請求項3)
前記記録ヘッドによる画像記録領域に前記記録媒体を吸引する記録媒体吸引手段を備え、
前記記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離がピッチP1以下に達したと
きには、前記制御手段は、前記記録媒体吸引手段による前記記録媒体の吸引を停止するよ
うに制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像記録装置。
(請求項4)
前記第1搬送手段及び前記第2搬送手段は前記記録媒体をニップしながら搬送する第1ロ
ーラ対及び第2ローラ対を有し、
前記第2ローラ対の記録媒体保持力は前記第1ローラ対の記録媒体保持力よりも弱く設定
されるとともに、
前記第2ローラ対の搬送量は第1ローラ対の搬送量よりもわずかに大きく設定されている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像記録装置。
(請求項5)
前記切断手段により前記記録媒体を切断するときに、前記記録媒体がずれないように前記
第2搬送手段の記録媒体保持力を調整する保持力調整手段を有することを特徴とする請求
項1〜4のいずれか1項に記載の画像記録装置。
(請求項6)
ロール状の記録媒体に対して画像記録を行う記録ヘッドと、
該記録ヘッドを前記記録媒体に対して直角方向に相対的に往復走査する走査手段と、
前記記録ヘッドの走査毎に前記記録媒体を所定のピッチP1だけ搬送する第1搬送手段と

前記記録ヘッドよりも記録媒体搬送方向上流側の所定位置で、前記記録媒体の先端を検知する検知手段と、
前記記録ヘッドで記録された前記記録媒体を切断する切断手段と、
前記第1搬送手段及び前記記録ヘッドよりも記録媒体搬送方向下流側で、かつ、前記切断
手段よりも上流側に配置され、前記検知手段で検知される記録媒体の所定の切断部位を前記切断手段の切断位置まで搬送する第2搬送手段と、を備えた画像記録装置において、
前記第1搬送手段は前記記録ヘッドを挟んで記録媒体搬送方向の上流側及び下流側に設け
た前記記録媒体をニップしながら搬送するための記録ヘッド前ローラ対及び記録ヘッド後
ローラ対を有し、
前記検知手段で検知される記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離がピッチP1より大きい場合には、前記記録ヘッドの走査ごとに前記第1搬送手段と前記第2搬送手段とにより前記記録媒体をピッチP1だけ搬送し、
前記検知手段で検知される記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離がピッチP1以下に達したときは、前記第2搬送手段により前記記録媒体を前記記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離P2だけ搬送した後、前記切断手段で前記記録媒体の切断部位を切断するとともに、前記記録媒体の切断中も前記記録媒体への画像記録を継続して行うように制御する制御手段を有することを特徴とする画像記録装置。
(請求項7)
前記記録ヘッドによる画像記録領域に前記記録媒体を吸引する記録媒体吸引手段を備えた
ことを特徴とする請求項6に記載の画像記録装置。
(請求項8)
前記記録ヘッド後ローラ対と前記第2搬送手段との間に第2記録媒体吸引手段を備え、前
記記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離がピッチP1以下に達したとき
には、前記制御手段は、前記第2記録媒体吸引手段による前記記録媒体の吸引を停止する
ように制御することを特徴とする請求項6又は7に記載の画像記録装置。
(請求項9)
前記第2搬送手段は前記記録媒体をニップしながら搬送するための切断前ローラ対を有し

前記記録ヘッド後ローラ対の記録媒体保持力を記録ヘッド前ローラ対の記録媒体保持力よ
り弱く設定するとともに、前記記録ヘッド後ローラ対の搬送量を前記記録ヘッド前ローラ
対の搬送量よりもわずかに大きく設定し、
前記切断前ローラ対の記録媒体保持力を前記記録ヘッド後ローラ対の記録媒体保持力より
も弱く設定するとともに、前記切断前ローラ対の搬送量を前記記録ヘッド後ローラ対の搬
送量よりもわずかに大きく設定することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載
の画像記録装置。
(請求項10)
前記切断手段により前記記録媒体を切断するときに、前記記録媒体がずれないように前記
第2搬送手段の記録媒体保持力を調整する保持力調整手段を有することを特徴とする請求
項6〜9のいずれか1項に記載の画像記録装置。
請求項1による発明によれば、第1搬送手段は、記録媒体切断前後も含めて常に一定のピッチP1だけ搬送するので、従来技術1(図23)のように、切断位置で一旦停止してから記録位置まで再搬送することによる搬送精度の低下、それに伴う画質の劣化を防止することが可能になる。
また、従来技術2(図24)のように、カットマークを利用していないので、検知センサを設ける必要がなくコストダウンになり、また、誤検知による誤切断を防止できる。更に、カットマークを切除する必要がないので記録媒体が節約できる。
請求項2の発明によれば、記録ヘッドが記録媒体に対向する位置よりも外側に退避するので、切断のために第1搬送手段と第2搬送手段との間に搬送量の差が生じて、この間で弛みが発生したとしても、記録ヘッドと記録媒体とが接触することを防止でき、記録媒体が汚れたり、記録ヘッドが損傷したりすることを防止出来る。
請求項3の発明によれば、記録ヘッドによる画像記録領域に記録媒体を吸引する記録媒体吸引手段を備えることにより、記録媒体が浮き上がって搬送不良を起こしたり、記録ヘッドと衝突して記録ヘッドや記録媒体が損傷することを防止できる。
また、記録媒体の切断部位と切断手段の切断位置との距離がピッチP1以下に達したときには、記録媒体吸引手段による記録媒体の吸引が停止されるため、記録媒体が浮き上がって弛みを持つことが可能となり、第1、第2搬送手段の搬送量の差を吸収できる。
請求項4の発明によれば、第2ローラ対の搬送量が第1ローラ対の搬送量よりもわずかに大きく設定されているので、記録媒体が第1ローラ対と第2ローラ対との間で弛んでしまうことを防止できる。
また、第2ローラ対の記録媒体保持力が第1ローラ対の記録媒体保持力よりも弱く設定されているので、第1ローラ対の搬送量が実質的に記録媒体の搬送量を支配し、切断前後で第2ローラ対の搬送量に誤差が生じても記録位置における記録媒体搬送量の誤差を抑制でき画質劣化を防止できる。
請求項5の発明によれば、切断手段により記録媒体を切断するときに、記録媒体がずれないように第2搬送手段の記録媒体保持力を調整することにより、切断面が曲がったり、画像記録再開時に画像がずれてしまうことを防止できる。
請求項6発明によれば、第1搬送手段は記録ヘッドを挟んで記録媒体搬送方向の上流側及び下流側に設けた記録媒体をニップしながら搬送するための記録ヘッド前ローラ対及び記録ヘッド後ローラ対を有しているので、記録媒体切断中も画像記録を行うことが出来るので、処理能力を向上させることが可能になる。
請求項7の発明によれば、記録ヘッドによる画像記録領域に記録媒体を吸引する記録媒体吸引手段を備えることにより、記録媒体が浮き上がって搬送不良を起こしたり、記録ヘッドと衝突して記録ヘッドや記録媒体が損傷することを防止できる。
請求項8の発明によれば、前記記録ヘッド後ローラ対と前記第2搬送手段との間に第2記録媒体吸引手段を備えることにより、この間で記録媒体が浮き上がって搬送不良を起こしたり、記録媒体切断位置がずれてしまうことを防止できる。
また、記録媒体の切断部位と切断手段の切断位置との距離がピッチP1以下に達したときには、第2記録媒体吸引手段による記録媒体の吸引が停止されるため、記録媒体が浮き上がって弛みを持つことが可能となり、第1搬送手段及び第2搬送手段の搬送量の差を吸収することが出来る。
請求項9の発明によれば、記録ヘッド後ローラ対の搬送量を記録ヘッド前ローラ対の搬送量よりもわずかに大きく設定することにより、記録媒体がこの間で弛んでしまうことを防止できる。
また、切断前ローラ対の搬送量を記録ヘッド後ローラ対の搬送量よりもわずかに大きく設定することにより、記録媒体がこの間で弛んでしまうことを防止できる。
更に、記録ヘッド後ローラ対の記録媒体保持力が記録ヘッド前ローラ対の記録媒体保持力よりも弱く設定され、かつ、切断前ローラ対の記録媒体保持力が記録ヘッド後ローラ対の記録媒体保持力よりも弱く設定されているため、記録ヘッド前ローラ対の搬送量が記録媒体搬送量を支配し、切断前後で切断前ローラ対の搬送量に誤差が生じても記録位置における記録媒体搬送量の誤差を抑制でき、画質劣化を防止できる。
請求項10の発明によれば、切断手段により記録媒体を切断するときに、記録媒体がずれないように第2搬送手段の記録媒体保持力を調整することにより、切断面が曲がったり、画像記録再開時に画像がずれてしまうことを防止できる。
以下、本発明の実施の形態の一例を説明する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の定義を限定するものではなく、また、以下の本発明の実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限定するものではない。
先ず、本発明に係わる第1の実施の形態の画像記録装置について図1を用いて説明する。
図1はインクジェット方式により画像を記録する画像記録装置100の概略断面図である。
なお、画像記録装置としてはインクジェット記録装置に限定されることなく、例えば、溶融熱転写型記録装置、昇華型熱転写記録装置等であっても良い。
図において、101はロール状の記録媒体であり、110、120は記録媒体101を搬送するための第1搬送手段、第2搬送手段である。第1搬送手段110は第1搬送モータ111、第1搬送モータ111により駆動され記録媒体101をニップ、搬送する1対のローラ対(第1ローラ対)112等で構成されている。
同様に、第2搬送手段120は第2搬送モータ121、第2搬送モータ121により駆動され記録媒体101をニップ、搬送する1対のローラ対(第2ローラ対)122等で構成されている。
第1搬送モータ111、第2搬送モータ121は、ピッチ送りが可能なものであれば良く、例えば、ステッピングモータ、サーボモータ等を使用することが出来る。
130は、第2ローラ対122が記録媒体101を保持する記録媒体保持力を調整するための保持力調整手段である。
なお、以降の説明において、記録媒体保持力の代わりにニップ力、保持力調整手段の代わりにニップ力調整手段ということもある。
140は、第1搬送手段110と第2搬送手段120との間に設けたインクジェット方式により記録媒体101に画像記録を行うための記録ヘッドであり、走査手段150により記録媒体搬送方向に対して直角方向に往復走査されるが、記録ヘッド140、走査手段150、ニップ力調整手段130の構成については後述する。
160は記録媒体101の先端を検知するための先端検知センサであり、第1搬送手段110と記録ヘッド140との間に設置されている。
170は、切断モータ171により移動刃172を記録媒体101の全幅に渡って記録媒体搬送方向に対して直交する方向に移動させることにより記録媒体101を切断するための切断手段である。
180は記録媒体吸引手段であり、第1搬送手段110と第2搬送手段120により形成される搬送路とほぼ同一平面をなし複数の吸引孔を持つ記録媒体吸引板181、記録媒体吸引ファン(以降、単に吸引ファンという)182等で構成されおり、記録媒体吸引板181に記録媒体101を吸引させながら搬送することにより画像記録時の記録媒体101のばたつきや浮き上がりを防止している。
次に、記録ヘッド140、走査手段150、ニップ力調整手段130について、図を参照しながら説明する。
先ず、図2、図3、図4を用いて記録ヘッド140について説明する。
図2は記録ヘッド140の斜視図、図3は図2の矢印X方向から見た図、図4は図2の矢印Z方から見た図である。
記録ヘッド140には、Y(黄色)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色のインクが貯留されるYインクタンク141、Mインクタンク142、Cインクタンク143、Kインクタンク144及び、各インクタンクからのインクを噴射するYノズル部145、Mノズル部146、Cノズル部147、Kノズル部147が設けられている。
各ノズル部にはインクが出射する複数のノズル145A、146A、147A、148Aが設けられている。
次に、記録ヘッド140を記録媒体搬送方向に対して直角方向に往復走査する走査手段150について図5を用いて説明する。
151は、記録ヘッド140が記録媒体搬送方向に対して直角方向に移動するように、記録ヘッド140に係合したガイドバーである。
152はワイヤであり、記録媒体101の幅よりも外側に設けたプーリ153、154に巻き回されているとともに、記録ヘッド140に結合されている。
155は走査モータであり、その出力軸はプーリ153に結合されており、走査モータ155の正逆の回転に伴い記録ヘッド140が記録媒体搬送方向に対して直角方向に往復移動する。
次に、ニップ力調整手段130について図6を用いて説明する。
図6は第2ローラ対122及びニップ力調整手段130の断面図であり、(a)、(b)、(c)はそれぞれニップ解除、ニップ弱、ニップ強の状態を示している。
図において、131は作動レバーであり、一端が第2ローラ対122の従動ローラ123の回転支持軸124に回転可能に係合するとともに、他端がニップ力調整モータ131の出力軸に結合した回転軸132に回転可能に支持されている。
133はコイルバネであり、コイル部が回転軸132に回転可能に支持されるとともに、一端が回転軸132に固定された円板134に設けたピン135に巻き付けられ、他端が作動レバー131のほぼ中央部に設けたピン136に巻き付けられている。
このような構成により、例えば、ニップ力調整モータ131を図の時計方向に回転することにより、円板134及びピン135も時計方向に回転し、コイルバネ133を介してピン136及び作動レバー131が時計方向に回転し、作動レバー131の時計方向の回転により従動ローラ123が持ち上げられ、図6(a)に示すように、従動ローラ123と第2ローラ対122の駆動ローラ124とのニップが解除される。
これとは逆に、ニップ力調整モータ131を図の反時計方向に回転することにより、コイルバネ133を介して従動ローラ123も図の反時計方向に回転し、ニップ力調整モータ131の回転角度を制御することにより、図6(b)、図6(c)に示すように、ニップ力が弱い状態、ニップ力が強い状態を形成することが出来る。
ニップ力調整モータ131としては、回転角度を制御可能なものであれば良く、例えば、ステッピングモータ、サーボモータ等を用いることが出来る。
次に、本実施の形態の画像記録装置100によって作成される記録媒体101の切断サイズ、画像記録装置100の各部材の位置関係について、図7、図8(a)を用いて説明する。
図7は記録媒体101のサイズ(切断長さ)を示す図、図8(a)は各部材の位置関係を示す説明図である。
図7に示すように、本実施の形態における記録媒体搬送方向に見た切断長さX1は、127mmであり、かつ、各画像間はX2(4mm)切除される。
また、本実施の形態における画像記録装置100の各部材の位置関係は図8(a)に示すように、先端検知センサ160から記録ヘッド140による画像記録開始位置までの長さL1は18mm、画像記録開始位置から第2ローラ対122のニップ位置までの長さL2は80mm、画像記録開始位置から切断手段170の切断位置までの長さL3は100mmである。
なお、記録ヘッド140の走査毎に第1搬送手段110が記録媒体101を搬送する長さ(ピッチ)P1は3mmである。
また、第1ローラ対112及び第2ローラ対122による記録媒体101の搬送中は、第2ローラ対122のニップ力が第1ローラ対112のニップ力よりも弱くなるように設定されているとともに、第2ローラ対122の搬送量は第1ローラ対112の搬送量よりもわずかに(例えば、1回の送り量3mm当たり10μm程度)大きく設定されている。
次に、上述した構成の画像記録装置100の動作について、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14を用いて説明する。
図8、図9、図10は各部材の位置関係及び各ステップの状態説明図、図11は画像記録装置100の制御構成図、図12、図13、図14はフローチャート図である。
先ず、図11を用いて画像記録装置100の制御構成を説明する。
HCは、画像記録装置100で記録する画像データを保存しているホストコンピュータである。
ホストコンピュータHCから送出される画像データはインターフェース部301を介して画像データを一次格納する画像メモリ302に取り込まれ、画像記録枚数、記録媒体のサイズ等のデータは画像記録装置100の各種制御を行うCPU、ROM、RAM等からなる制御手段300に取り込まれる。
制御手段300の命令に基づいて、画像メモリ302に格納された画像データはヘッドドライバ303に送出され、ヘッドドライバ303によりY、M、C、Kの4色の記録ヘッド140が駆動され記録媒体101に画像が記録される。
また、制御手段300は記録媒体101の先端を検知する先端検知センサ160の信号を受信するとともに、第1搬送モータ111、第2搬送モータ121、ニップ力調整モータ131、切断モータ171、吸引ファン182等の駆動制御を行う。
次に、フローチャート図(図12、図13、図14)、各部材の位置関係及び各ステップの状態説明図(図8、図9、図10)を用いて画像記録装置100の動作について説明を行う。
なお、以降の説明において、記録媒体を用紙ということもある。
図12において、制御手段300の制御が開始されると、ニップ力調整モータ131が所定方向に回転し、第2ローラ対122のニップを解除し(ST1)、第1搬送モータ111がONして第1ローラ対112が用紙の搬送を開始する(ST2)。
用紙は先端が先端検知センサ160に検知されるまで(ST3)搬送され(図8(a)参照)、検知されると以下の動作を行う(ST4)(図8(b)参照)。
・吸引ファン182をONする。
・第1ローラ対112を作動させ用紙を先端検知センサ160から画像記録開始位置までの距離L1(18mm)搬送した後第1搬送モータ111をOFFする。
・用紙搬送量をカウントする制御手段300内に設けた用紙搬送量カウンタFをリセットする。
・最初の切断部位を記憶するために、制御手段300内の切断部位カウンタCにX1+L3=127mm+100mm=227mmをセットする。
上記動作終了後、走査手段150により記録ヘッド140を走査しながら画像記録を行い(ST5)、第1ローラ対112、第2ローラ対122を回転させて用紙をピッチP1(3mm)だけ送るとともに、用紙搬送量カウンタFにP1を積算する(ST6)。
次に、用紙先端が第2ローラ対122に到達したかどうか、即ち、搬送量カウンタFの値がL2(80mm)を超えたかどうか判定し(ST7)、NOの場合には、ST5、ST6の動作を繰り返し、YESになった場合には(図8(c)参照)、ニップ力調整手段130により第2ローラ対122のニップ力を第1ローラ対112のニップ力よりも弱い値に設定する(ST8)、(図9(a)参照)。
続いて、図13に示すように、記録ヘッド140による画像記録を行い(ST9)、全ての画像記録が終了したかどうか判別する(ST10)。
NOの場合には、用紙の切断部位が切断手段170の切断位置近傍に到達して(図9(b)参照)、用紙搬送量カウンタFにピッチP1を加えると切断部位カウンタCの値を超えてしまうかどうか、即ち、用紙の切断部位と切断手段170の切断位置との距離がピッチP1(3mm)より大きいか、小さいか判別し、NOの場合、即ち、切断部位と切断位置との距離がまだピッチP1(3mm)より大きい場合には、ST12に進み、第1ローラ対112、第2ローラ対122で用紙をピッチP1(3mm)搬送し、用紙搬送量カウンタFにピッチP1(3mm)を加えた後、ST9に戻り、再びST11にて上述した判別を行い、YESの場合、即ち、用紙の切断部位と切断手段170の切断位置との距離がピッチP1以下に達したときはST13に進み以下の動作を行う(図9(c)参照)。
・走査手段130を制御して記録ヘッド140を用紙に対向する位置より外側に退避させる。
・吸引ファン182をOFFする。
・第1ローラ対112で用紙をP1(3mm)搬送する。
・第2ローラ対122で用紙の切断部位が切断手段170の切断位置に来るように、即ち、切断部位カウンタCから用紙搬送量カウンタFを引いた値(距離)P2だけ搬送する。
本実施の形態では、F=3mm×75回=225mm送った後画像記録を行い、第1ローラ対112で用紙を3mm搬送し、第2ローラ対122でP2=2mm(227mm−225mm)搬送する。
ST13の動作完了後、切断手段170で用紙を切断する時に用紙がずれないように、即ち、切断時用紙に発生する用紙搬送方向に対して直角方向の力に打ち勝つように、ニップ力調整手段130により第2ローラ対122のニップ力を強くして、切断手段170による用紙の切断部位を切断する(ST14)(図10(a)参照)。
切断完了後、第2ローラ対122のニップ力を弱めた後(ST15)、ST16に進み以下の動作を行う。
・ST13にて、第1ローラ対112と第2ローラ対122とで搬送量に差が生じたために、図9(c)に示すように弛みが生じるが、この弛みを解消するために、残量(差分)(P1−P2)だけ第2ローラ対122で搬送する。本実施の形態では、差分は1mm(3mm−2mm)となる(図10(b)参照)。
・吸引ファン182をONする。
・用紙搬送量カウンタFにF+P1、本実施の形態では、225mm+3mm=228mmをセットする。
・次の切断部位までの長さの値(X2またはX1)を切断部位カウンタCに加える。本実施の形態では、画像間で4mmの切除を行うので、X2=4mmを加える。
ST16が完了後、ST9に戻り画像記録を行い、ST10にて全画像記録完了したかどうか判別し、NOの場合には、1回目と同様に、ST11、ST12、ST9の動作を行う。
本実施の形態では、画像間X2(4mm)の切除及び用紙の切断(X1=127mm)を行うよう上述した各ステップの処理を所定回数繰り返す。
ST10にてYESになった場合、即ち、全画像の記録が終了した場合には、図14に示すように、ST17に進み、第1ローラ対112、第2ローラ対122により次の切断部位が切断位置に到達するまでの距離(C−F)搬送し、用紙搬送量カウンタFに切断部位カウンタCの値を設定する。即ち、切断部位カウンタCから全画像の記録が終了した時点の用紙搬送量カウンタFを引いた分(距離)だけ用紙を搬送し、切断部位を切断手段170の切断位置に一致させた後、用紙搬送量カウンタFに切断部位カウンタCの値をセットする。
続いて、第2ローラ対122のニップ力を強めて、用紙の切断を行った後(ST18)、全画像の切断が完了したかどうか判別し(ST19)、NOの場合には、ST20、ST17、ST18の動作を繰り返し、YESになった場合には、ST21に進み以下の動作を行い、一連の制御を終了する。
・第2ローラ対122のニップを解除する。
・第1ローラ対112を逆転させ、用紙先端を記録開始位置までの距離L3(100mm)戻す。
・吸引ファン182をOFFする。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
・第1搬送手段は、記録ヘッドの走査毎に記録媒体を切断前後も含めて常に一定のピッチP1だけ搬送するので、従来技術のように、切断位置で一旦停止してから記録位置まで再搬送することによる搬送精度の低下、それに伴う画質の劣化を防止することが可能になる。
・記録ヘッドが記録媒体に対向する位置よりも外側に退避するので、切断のために第1搬送手段と第2搬送手段との間に搬送量の差が生じて、この間で弛みが発生したとしても、記録ヘッドと記録媒体とが接触することを防止でき、記録媒体が汚れたり、記録ヘッドが損傷したりすることを防止することが出来る。
・記録ヘッドによる画像記録領域に記録媒体を吸引する記録媒体吸引手段を備えることにより、記録媒体が浮き上がって搬送不良を起こしたり、記録ヘッドと衝突して記録ヘッドや記録媒体が損傷することを防止できるとともに、記録媒体の切断部位と切断手段の切断位置との距離がピッチP1以下に達したときには、記録媒体吸引手段による記録媒体の吸引が停止されるため、記録媒体が浮き上がって弛みを持つことが可能となる。
・第2ローラ対の搬送量が第1ローラ対の搬送量よりもわずかに大きく設定されているので、記録媒体が第1ローラ対と第2ローラ対との間で弛んでしまうことを防止できる。
また、第2ローラ対の記録媒体保持力が第1ローラ対の記録媒体保持力よりも弱く設定されているので、第1ローラ対の搬送量が実質的に記録媒体の搬送量を支配し、切断前後で第2ローラ対の搬送量に誤差が生じても記録位置における記録媒体搬送量の誤差を抑制でき画質劣化を防止できる。
・記録媒体を切断するときに、切断手段による記録媒体搬送方向に対して直角方向の力が発生しても、記録媒体がずれないように第2搬送手段の記録媒体保持力を高く調整するために、切断面が曲がったり、画像記録再開時に画像がずれてしまうことを防止できる。
なお、第1の実施の形態において、ローラ対により用紙を搬送したが、搬送手段としては、用紙搬送可能なもであれば特に限定されるものではなく、例えば、サクションベルトやサクションローラ等により搬送しても良く、また、これらのものを組み合わせて使用しても良い。
また、記録媒体の吸引手段として吸引ファンを使用したが、静電気力を利用した静電吸引等の他の方式の吸引手段も使用出来る。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
先ず、図15を用いて、本実施の形態の画像記録装置200の概略を説明する。
図15はインクジェット方式により画像を記録する画像記録装置200の概略断面図である。
図からも明らかなように、用紙の搬送手段、用紙吸引手段を除く各手段は、第1の実施の形態と基本的に同一構成であるので、異なる部分についてのみ説明する。また、同一構成の手段、部材には同一参照符号を付してある。
第1の実施の形態と異なる箇所として2箇所あるが、その1つとして第1搬送手段110があり、第1搬送手段110は記録ヘッド140を挟んで用紙搬送方向の上流側及び下流側に設けた記録ヘッド前ローラ対112A及び記録ヘッド後ローラ対112Bを有し、これらのローラ対は第1搬送モータ111により駆動される。
残りの異なる箇所として、第2記録媒体吸引手段(第2吸引手段)210があり、第2吸引手段210は、記録ヘッド後ローラ対112Bと切断前ローラ対122(第1の実施の形態の第2ローラ対と同一機能を有する)との間に設けられている。
この様な構成の画像記録装置200の各部材の位置関係を図16(a)に示す。
先端検知センサ160から記録ヘッド140による画像記録開始位置までの距離L1は第1の実施の形態と同様に18mm、画像記録開始位置から切断前ローラ対122までの距離L2は100mm、画像記録開始位置から切断手段170の切断位置までの距離L3は120mmである。
なお、用紙101の切断サイズ、記録ヘッド140の走査毎に第1搬送手段110が用紙101を搬送する長さ(ピッチ)P1も第1の実施の形態と同じである。
また、記録ヘッド前ローラ対112A、記録ヘッド後ローラ112B、及び切断前ローラ対122の用紙搬送中の各ニップ力は、記録ヘッド前ローラ対112A>記録ヘッド後ローラ112B>切断前ローラ対122に設定されており、かつ、それぞれの搬送量は、切断前ローラ対122>記録ヘッド後ローラ対112B>記録ヘッド前ローラ対112Aに設定されている。但し、それぞれの搬送量の差はわずか(例えば、1回の送り量3mm当たり10μm程度)である。
次に、上記構成の画像記録装置200の制御構成、及び動作について制御構成図(図19)、フローチャート図(図20、図21、図22)、各部材の位置関係及び各ステップの状態説明図(図16、図17、図18)を用いて説明する。
制御構成は、図19に示すように、基本的な構成は第1の実施の形態と同じであり、異なる点は、制御手段400により制御される第2吸引ファン211が付加されたことである。
次に、画像記録装置200の動作について、フローチャート図(図20、図21、図22)、各部材の位置関係及び各ステップの状態説明図(図16、図17、図18)を用いて説明するが、フローチャート図において、第1の実施の形態と同じ動作を行うステップにおいては、同一のステップ番号を付してあり、これらについては説明を省略するものとする。
また、以降の説明において、記録ヘッド前ローラ対112A、記録ヘッド後ローラ対112Bは同一モータ(第1搬送モータ111)で同時駆動され、第1の実施の形態の第1ローラ対112と同じ機能を有するので、特にこれらを区別する必要がない限りにおいては、総称して第1ローラ対112として取り扱う。
同様に、切断前ローラ対122も、第1の実施の形態の第2ローラ対122と同じ機能を有するので、第2ローラ対122として説明する。
図20において、制御が開始されると、第1の実施の形態と同様に、ST1、ST2、ST3の各動作を行い(図16(a)参照)、ST4Bに進む。
ST4Bでは、第1の実施の形態のST4の動作に加え、第2吸引ファン211がONされるとともに、切断部位カウンタCには、247mm(127mm+120mm)がセットされる(図16(b)参照)。
続いて、図20、図21に示すように、ST5〜ST11では、第1の実施の形態と同じ動作を行うが(図16(c)〜図17(b)参照)、ST11でNOの場合には、ST12の動作を実施した後、ST12−2にて記録ヘッド140による記録を行い、ST10に戻る。
このような画像記録と用紙搬送が繰り返された後、ST11でYES(F+P1>C)になった場合には、ST13Bに進み以下の動作を行う(図17(c)参照)。
・第2吸引ファン211をOFFする。
・第1ローラ対112で用紙をP1(3mm)搬送する。
・第2ローラ対122で用紙切断部位を切断位置までの距離P2(C−F)搬送する。
本実施の形態では、P2=247mm−3mm×82=1mmになる。
ST13Bの動作完了後は、ST14Bに進み以下の動作を行う(図18(a)参照)。
・記録ヘッド140による走査、記録を行う。
・第2ローラ対122のニップ力を強くする。
・用紙の切断部位を切断する。
ST14Bの動作完了後、ST15にて第2ローラ対122のニップ力を弱めた後、ST16Bに進み以下の動作を行う。
・第2ローラ対122で残量(差分)(P1−P2)だけ搬送する。本実施の形態では、差分は2mm(3mm−1mm)となる(図18(b)参照)。
・第2吸引ファン211をONする。
・用紙搬送量カウンタFにF+P1をセットする。
本実施の形態では、Fに249mm(246mm+3mm)がセットされる。
・次の切断部位までの長さの値(X2またはX1)を切断部位カウンタCに加える。本実施の形態では、画像間で4mmの切除を行うので、X2=4mmを加える。
ST16Bが終了後、ST10に戻り全画像記録完了したかどうか判別し、NOの場合には、1回目と同様に、ST11以降の動作を行う。
本実施の形態では、画像間を4mm切断するので、ST11において、F(249mm)にP1(3mm)を加えるとC(247mm+4mm)を超えてしまうので、ST11でYESと判定されてST13Bに進み、ST16では切断部位カウンタCに次に画像の切断長さ127mmが積算される。
この様に、X1(127mm)、X2(4mm)の切断を所定回数繰り返した後、全画像の記録が終了すると(図21のST10にてYES)、第1の実施の形態と同様に、図22のST17、ST18、ST19、ST20の動作を行い、ST19にてYES(全画像の切断完了)となった場合には、ST21Bにて以下の動作を行い、一連の動作を終了する。
・第2ローラ対122のニップを解除する。
・第1ローラ対112を逆転させ、用紙先端を記録開始位置までの距離L3(120mm)戻す。
・吸引ファン182、第2吸引ファン211をOFFする。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
・第1搬送手段は記録ヘッドを挟んで記録媒体搬送方向の上流側及び下流側に設けた記録媒体をニップしながら搬送するための記録ヘッド前ローラ対及び記録ヘッド後ローラ対を有しているので、記録媒体切断中も画像記録を行うことが出来るので、処理能力を向上させることが可能になる。
・記録ヘッド後ローラ対と第2搬送手段との間に第2記録媒体吸引手段を備えることにより、この間で記録媒体が浮き上がって搬送不良を起こしたり、記録媒体切断位置がずれてしまうことを防止できる。
また、記録媒体の切断部位と切断手段の切断位置との距離がピッチP1以下に達したときには、第2記録媒体吸引手段による記録媒体の吸引が停止されるため、記録媒体が浮き上がって弛みを持つことが可能となり、第1搬送手段及び第2搬送手段の搬送量の差を吸収することが出来る。
・記録ヘッド後ローラ対の搬送量を記録ヘッド前ローラ対の搬送量よりもわずかに大きく設定することにより、記録媒体がこの間で弛んでしまうことを防止できる。
また、切断前ローラ対の搬送量を記録ヘッド後ローラ対の搬送量よりもわずかに大きく設定することにより、記録媒体がこの間で弛んでしまうことを防止できる。
更に、記録ヘッド後ローラ対の記録媒体保持力が記録ヘッド前ローラ対の記録媒体保持力よりも弱く設定され、かつ、切断前ローラ対の記録媒体保持力が記録ヘッド後ローラ対の記録媒体保持力よりも弱く設定されているため、記録ヘッド前ローラ対の搬送量が記録媒体搬送量を支配し、切断前後で切断前ローラ対の搬送量に誤差が生じても記録位置における記録媒体搬送量の誤差を抑制でき、画質劣化を防止できる。
・記録媒体を切断するときに、切断手段による記録媒体搬送方向に対して直角方向の力が発生しても、記録媒体がずれないように第2搬送手段の記録媒体保持力を高く調整するために、切断面が曲がったり、画像記録再開時に画像がずれてしまうことを防止できる。
なお、第2の実施の形態において、第2搬送手段はローラ対により用紙を搬送する構成したが、用紙搬送可能なもであれば特に限定されるものではなく、例えば、サクションベルトやサクションローラ等により搬送しても良く、また、これらのものを組み合わせて使用しても良い。
また、記録媒体の吸引手段として吸引ファンを使用したが、静電気力を利用した静電吸引等の他の方式の吸引手段も使用出来る。
第1の実施の形態における画像記録装置100の概略断面図。 記録ヘッド140の斜視図。 図2の矢印X方向から見た側面図。 図2の矢印Z方から見た底面図。 走査手段150の斜視図。 第2ローラ対122及びニップ力調整手段130の断面図。 記録媒体101のサイズ(切断長さ)を示す説明図。 第1の実施の形態における各部材の位置関係、及び画像記録装置100の作動状態の各ステップを示す説明図。 第1の実施の形態における画像記録装置100の作動状態の各ステップを示す説明図。 第1の実施の形態における画像記録装置100の作動状態の各ステップを示す説明図。 第1の実施の形態の画像記録装置100の制御構成図。 第1の実施の形態のフローチャート図(1)。 第1の実施の形態のフローチャート図(2)。 第1の実施の形態のフローチャート図(3)。 第2の実施の形態にける画像記録装置200の概略断面図。 第2の実施の形態にける画像記録装置200の各部材の位置関係、及び画像記録装置100の作動状態の各ステップを示す説明図。 第2の実施の形態にける画像記録装置200の画像記録装置100の作動状態の各ステップを示す説明図。 第2の実施の形態にける画像記録装置200の画像記録装置100の作動状態の各ステップを示す説明図。 第2の実施の形態にける画像記録装置200の制御構成図。 第2の実施の形態のフローチャート図(1)。 第2の実施の形態のフローチャート図(2)。 第2の実施の形態のフローチャート図(3)。 従来技術1の画像記録装置。 従来技術2の画像記録装置。
符号の説明
100 第1の実施の形態における画像記録装置
101 記録媒体
110 第1搬送手段
111 第1搬送モータ
112 第1ローラ対
120 第2搬送手段
121 第2搬送モータ
122 第2ローラ対、切断前ローラ対
130 ニップ力調整手段
131 ニップ力調整モータ
140 記録ヘッド
150 走査手段
155 走査モータ
160 先端検知センサ
170 切断手段
171 切断モータ
180 記録媒体吸引手段
182 吸引モータ
200 第2の実施の形態における画像記録装置
112A 記録ヘッド前ローラ対
112B 記録ヘッド後ローラ対
210 第2吸引手段
300 第1の実施の形態における制御手段
400 第2の実施の形態における制御手段

Claims (10)

  1. ロール状の記録媒体に対して画像記録を行う記録ヘッドと、
    該記録ヘッドを記録媒体搬送方向に対して直角方向に往復走査する走査手段と、
    前記記録ヘッドの走査毎に前記記録媒体を所定のピッチP1だけ搬送する第1搬送手段と

    前記記録ヘッドよりも記録媒体搬送方向上流側の所定位置で、前記記録媒体の先端を検知する検知手段と、
    前記記録ヘッドで記録された前記記録媒体を切断する切断手段と、
    前記第1搬送手段及び前記記録ヘッドよりも記録媒体搬送方向下流側で、かつ、前記切断
    手段よりも上流側に配置され、前記検知手段で検知される記録媒体の所定の切断部位を前記切断手段の切断位置まで搬送する第2搬送手段と、を備えた画像記録装置において、
    前記検知手段で検知される記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離がピッチP1より大きい場合には、前記記録ヘッドの走査ごとに前記第1搬送手段と前記第2搬送手段とにより前記記録媒体をピッチP1だけ搬送し、
    前記検知手段で検知される記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離がピッチP1以下に達したときは、前記第1搬送手段により前記記録媒体をピッチP1だけ搬送するとともに、前記第2搬送手段により前記記録媒体を前記記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離P2だけ搬送した後、前記切断手段で前記記録媒体の切断部位を切断し、その後、前記第2搬送手段により前記記録媒体を差分(P1−P2)だけ更に搬送するように制御する制御手段を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離がピッチP1以下に達したときには、
    前記制御手段は、前記記録ヘッドが前記記録媒体に対向する位置より外側に退避されるように前記走査手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記記録ヘッドによる画像記録領域に前記記録媒体を吸引する記録媒体吸引手段を備え、前記記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離がピッチP1以下に達したときには、前記制御手段は、前記記録媒体吸引手段による前記記録媒体の吸引を停止するように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像記録装置。
  4. 前記第1搬送手段及び前記第2搬送手段は前記記録媒体をニップしながら搬送する第1ローラ対及び第2ローラ対を有し、
    前記第2ローラ対の記録媒体保持力は前記第1ローラ対の記録媒体保持力よりも弱く設定されるとともに、
    前記第2ローラ対の搬送量は第1ローラ対の搬送量よりもわずかに大きく設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  5. 前記切断手段により前記記録媒体を切断するときに、前記記録媒体がずれないように前記第2搬送手段の記録媒体保持力を調整する保持力調整手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  6. ロール状の記録媒体に対して画像記録を行う記録ヘッドと、
    該記録ヘッドを前記記録媒体に対して直角方向に相対的に往復走査する走査手段と、
    前記記録ヘッドの走査毎に前記記録媒体を所定のピッチP1だけ搬送する第1搬送手段と

    前記記録ヘッドよりも記録媒体搬送方向上流側の所定位置で、前記記録媒体の先端を検知する検知手段と、
    前記記録ヘッドで記録された前記記録媒体を切断する切断手段と、
    前記第1搬送手段及び前記記録ヘッドよりも記録媒体搬送方向下流側で、かつ、前記切断
    手段よりも上流側に配置され、前記検知手段で検知される記録媒体の所定の切断部位を前記切断手段の切断位置まで搬送する第2搬送手段と、を備えた画像記録装置において、
    前記第1搬送手段は前記記録ヘッドを挟んで記録媒体搬送方向の上流側及び下流側に設け
    た前記記録媒体をニップしながら搬送するための記録ヘッド前ローラ対及び記録ヘッド後
    ローラ対を有し、
    前記検知手段で検知される記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離がピッチP1より大きい場合には、前記記録ヘッドの走査ごとに前記第1搬送手段と前記第2搬送手段とにより前記記録媒体をピッチP1だけ搬送し、
    前記検知手段で検知される記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離がピッチP1以下に達したときは、前記第2搬送手段により前記記録媒体を前記記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離P2だけ搬送した後、前記切断手段で前記記録媒体の切断部位を切断するとともに、前記記録媒体の切断中も前記記録媒体への画像記録を継続して行うように制御する制御手段を有することを特徴とする画像記録装置。
  7. 前記記録ヘッドによる画像記録領域に前記記録媒体を吸引する記録媒体吸引手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載の画像記録装置。
  8. 前記記録ヘッド後ローラ対と前記第2搬送手段との間に第2記録媒体吸引手段を備え、前記記録媒体の切断部位と前記切断手段の切断位置との距離がピッチP1以下に達したときには、前記制御手段は、前記第2記録媒体吸引手段による前記記録媒体の吸引を停止するように制御することを特徴とする請求項6又は7に記載の画像記録装置。
  9. 前記第2搬送手段は前記記録媒体をニップしながら搬送するための切断前ローラ対を有し、
    前記記録ヘッド後ローラ対の記録媒体保持力を記録ヘッド前ローラ対の記録媒体保持力より弱く設定するとともに、前記記録ヘッド後ローラ対の搬送量を前記記録ヘッド前ローラ対の搬送量よりもわずかに大きく設定し、
    前記切断前ローラ対の記録媒体保持力を前記記録ヘッド後ローラ対の記録媒体保持力よりも弱く設定するとともに、前記切断前ローラ対の搬送量を前記記録ヘッド後ローラ対の搬送量よりもわずかに大きく設定することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  10. 前記切断手段により前記記録媒体を切断するときに、前記記録媒体がずれないように前記第2搬送手段の記録媒体保持力を調整する保持力調整手段を有することを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の画像記録装置。
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