JP4801454B2 - 昇降棚 - Google Patents

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Description

本発明は、昇降棚に関する。
昇降棚として従来から知られているものとして、吊棚本体を固定周囲枠に対し、平行四節リンク機構による揺動動作により、手前下方の引き出し状態と後上方の収納状態とに切り換えて使用するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−24152号公報
しかし、従来の昇降棚は、例えば、台所等に設置されている場合、吊棚本体は手前下方へ引き出して使用するため、引き出し状態のままでは、吊棚本体が調理台・流し台の使用の妨げになる。従って、調理台・流し台を使用するには、吊棚本体を上方へ収納しなければならず面倒であり、また、吊棚本体を引き出して物品を出し入れしながら手前で作業を行うことができず不便であった。
さらに、吊棚本体を昇降させる際に、吊棚本体の引き出し状態と収納状態の停止時の衝撃により吊棚本体に収納してある物品が倒れる虞があった。
そこで、本発明は、吊棚本体を物品の出し入れが可能な状態としたままでも、手前の作業空間を充分に確保することができる昇降棚を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る昇降棚は、固定部と、該固定部に上下ガイド手段を介して上下直線状に昇降するように付設された吊棚本体と、手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて先端部が上下揺動可能として上記固定部に枢着された左右のアーム部材と、左右の該アーム部材から下方手前へ延伸状に該アーム部材側に取着した取手アームと、を具備し、上記吊棚本体は左右の上記アーム部材に連動手段を介して連動連結され、左右の上記アーム部材の先端部が上記円弧状軌跡を描きつつ上下揺動するのに連動して上記吊棚本体が上下直線状に昇降するように構成したものである。
また、左右の上記アーム部材は、平行リンク機構の一部を形成している。
また、取手アームは、上記アーム部材の上記上下揺動にかかわらず常に一定の方向姿勢を保つように構成したものである。
また、左右の上記アーム部材は、平行リンク機構の一部を形成し、該アーム部材は上下略180 °揺動可能に枢着され、上記取手アームを等速に手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて上下揺動するように操作した場合、該取手アームがその円弧状軌跡の上端位置近傍と下端位置近傍を揺動するときの上記吊棚本体の昇降速度を最小となるように設定し、取手アームが円弧状軌跡の上下中間位置近傍を揺動するときの上記吊棚本体の昇降速度を最大となるように設定した。
また、左右の上記アーム部材は、平行リンク機構の一部を形成し、該アーム部材は上下略180 °揺動可能に枢着され、吊棚本体を最上点まで上昇させた状態ではバネ部材の弾発力と略鉛直状の該アーム部材により該吊棚本体は自重にて自然降下せずに保持され、かつ、該吊棚本体を最下点まで下降させた状態では略鉛直状の該アーム部材により該吊棚本体はバネ部材の弾発力に抗して上昇せずに保持されるように構成したものである。
また、本発明に係る昇降棚は、固定部と、該固定部に平行リンク機構を介して手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて上下揺動可能に付設された左右の揺動板と、該左右の揺動板から下方手前へ延伸状に固着した操作用の取手アームと、上記固定部に上下ガイド手段を介して上下直線状に昇降するように付設された吊棚本体と、を備え、該吊棚本体は上記左右の揺動板に連動手段を介して連動連結され、該連動手段は、上記吊棚本体の左右外壁面に付設された略水平状のレール部材と、上記左右の揺動板に回転自在に取着されると共に上記レール部材に沿って転動可能なローラと、を有するものである。
また、変形量に正比例して弾発力を生じさせるバネ部材を上記平行リンク機構の上記固定周囲枠への枢支軸心とは異なる位置に配設された回転トルク発生軸心に配設し、上記バネ部材の弾発力による回転トルク発生軸心廻りの回転トルクを変更して所定トルクを上記枢支軸心廻りに作用させる回転トルク変更手段を介して、該枢支軸心と回転トルク発生軸心とが連結されている。
また、上記平行リンク機構を平行六節リンク機構とし、上記左右の揺動板は、該平行六節リンク機構を介して手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて上下揺動可能に上記固定部に付設されている。
また、上記平行リンク機構の複数本のアーム部材は、上記固定部に上下略 180°揺動可能に枢着され、上記取手アームを等速に手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて上下揺動するように操作した場合、該取手アームがその円弧状軌跡の上端位置近傍と下端位置近傍を揺動するときの上記吊棚本体の昇降速度を最小となるように設定し、取手アームが円弧状軌跡の上下中間位置近傍を揺動するときの上記吊棚本体の昇降速度を最大となるように設定したものである。
また、固定部が、上昇状態の吊棚本体が収納される少なくとも下方開口状の固定周囲枠から成る。
本発明は、次のような著大な効果を奏する。
本発明に係る昇降棚によれば、吊棚本体を下方へ出した下方使用状態としたままでも、固定周囲枠(固定部)の下方手前の作業空間を充分に確保することができる。従って、吊棚本体から物品を出し入れしながら、手前の作業台等で作業を行うことができ至便である。
円弧状軌跡を描いて上下揺動するアーム部材又は揺動板と、上下直線状に昇降する吊棚本体とを、連動手段を介して連動連結しているので、吊棚本体を上下停止(静止)位置近傍で減速させてから停止させることができる。このことにより、吊棚本体の上下停止時の衝撃を緩和して吊棚本体に収納・載置してある物品が倒れるのを防止することができる。また、多くの物品が収納・載置されて吊棚本体が重い場合であっても、吊棚本体を上下停止(静止)位置から小さな力で動かし始めることができ、吊棚本体を楽に昇降させることができる。かつ、上下位置にて吊棚本体は確実に停止(静止)する。
以下、実施の形態を示す図面に基づき本発明を詳説する。
図1は本発明に係る昇降棚の実施の形態を示す側面図である。
図1に於て2Zは固定部を示し、具体的にはこの固定部2Zは、壁面Wに背面が固定設置された下方開口状箱型の固定周囲枠を例示する。また、図1は、この固定周囲枠2の左右の側板部18のうち一方(左側)を取外し内部が見える状態を示す。
固定周囲枠2(固定部2Z)には、左右の揺動板3,3が平行リンク機構9を介して手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて上下揺動可能に付設され、左右の揺動板3,3に下方手前へ延伸状に操作用の取手アーム4が固設されている。なお、この取手アーム4も揺動板3と共に手前へ膨出する円弧状軌跡を描くように揺動可能となっている。このように、固定部2Zは箱状のものを図示したが、これに限らず、壁面Wそのもの、又は、壁面Wに固着した板材や枠材等であっても自由である(図示省略)。
また、物品を収納するための吊棚本体1が固定周囲枠2内に設けられている。吊棚本体1は、前面開放状の箱体であり、上下ガイド手段7を介して上下直線状に昇降するように固定周囲枠2に付設されている。
ガイド手段7は、固定周囲枠2の奥板部19の左右端縁に配設され、ガイド手段7は、例えば、固定周囲枠2に鉛直状に固着されたガイドレールと、吊棚本体1に固着されると共に上記ガイドレールに沿って往復摺動可能なスライド片とから構成されるリニアガイド機構である(図示省略)。また、スライド片に回転自在のローラを設け、ローラがガイドレールを転動するようにしてもよい。
吊棚本体1は左右の揺動板3,3に連動手段10を介して連動連結され、即ち、揺動板3の上記円弧状軌跡を描く揺動運動に連動して、吊棚本体1は上下直線状に昇降運動するように構成されている。そして、吊棚本体1は、取手アーム4を操作して、固定周囲枠2内に収納される上方収納状態と、固定周囲枠2の下方に降下して(前面開放して)使用可能な下方使用状態とに、切換可能となっている(図10〜図12参照)。なお、図1の二点鎖線は下方使用状態を示す。
連動手段10は、吊棚本体1の左右外壁面15,15に付設された略水平状のレール部材5と、左右の揺動板3,3 に回転自在に取着されると共にレール部材5に沿って転動可能なローラ6と、を有する。
具体的には、レール部材5は、吊棚本体1の左右外壁面15,15の上部に、それぞれ2本ずつ、略水平に上下に並設されている。また、左右の揺動板3,3には、それぞれ6個のローラ6が回転自在に付設され、6個のローラ6は、揺動板3に3個ずつ2列に並んで配設されている。つまり、3個のローラ6が1条のレール部材5に沿って走行するようになっている。そして、揺動板3は、ローラ6とレール部材5を介して、吊棚本体1に対し前後略水平方向に往復移動可能に取り付けられている。
平行リンク機構9については後で詳しく説明するが、取手アーム4(揺動板3)の上記円弧状軌跡を描く上下揺動運動と、それに伴って連動する吊棚本体1の上下直線状の昇降運動との関係について以下説明する。
図1に於て、まず、取手アーム4が上記円弧状軌跡の上端位置近傍と下端位置近傍を揺動する場合、取手アーム4の円弧状軌跡上の移動距離に対し、取手アーム4の上下鉛直方向の移動距離が短くなる。つまり、この場合、取手アーム4の円弧状軌跡上の移動距離に対し、(取手アーム4と連動する)吊棚本体1の昇降距離も短くなる。
また、取手アーム4が円弧状軌跡の上下中間位置近傍を揺動する場合、円弧状軌跡上の移動距離と、上下鉛直方向の移動距離はほとんど同じである。つまり、この場合、吊棚本体1の昇降距離は取手アーム4の円弧状軌跡上の移動距離とほとんど同じとなる。
従って、取手アーム4をこの円弧状軌跡に沿って等速で操作した場合、取手アーム4が上記円弧状軌跡の上端位置近傍と下端位置近傍を揺動するときの吊棚本体1の昇降速度は最小となり、取手アーム4が円弧状軌跡の上下中間位置近傍を揺動するときの吊棚本体1の昇降速度は最大となるように設定されている。また、このように設定するために、取手アーム4(揺動板3)の円弧状軌跡の上端位置及び下端位置に於ける接線は、水平状となっていることが好ましい。
図4〜図6は、昇降棚の動作を説明するための側面図であり、図1と同様に固定周囲枠2の一方の側板部18を取外し、内部が見える状態を示す。図4は、揺動板3が円弧状軌跡に於て上端位置にある場合(吊棚本体1が上方収納状態にある場合)を示し、図6は、揺動板3が円弧状軌跡の下端位置にある場合(吊棚本体1が下方使用状態にある場合)を示す。そして、図5は、揺動板3円弧状軌跡の上下中間位置にある場合を示す。
図4〜図6に示すように、上記平行リンク機構9は固定周囲枠2に枢着された複数本のアーム部材Aを有する。
この場合、平行リンク機構9は、3本のアーム部材Aを有する平行六節リンク機構17として設けられている。言い換えれば、平行六節リンク機構17は、第一アーム部材21と、第二アーム部材22と、第三アーム部材23とを有している。
各アーム部材21,22,23は、固定周囲枠2の側板部18に固着された取付部材26に枢着され、各アーム部材21,22,23の取付部材26(固定周囲枠2)への枢支軸心を、第一軸心11、第二軸心12、第三軸心13とする。各軸心11,12,13は、軸心方向から見て三角形の頂点になるように配設されている。
また、各アーム部材21,22,23は、揺動板3に枢着され、各アーム部材21,22,23の揺動板3への枢着点を第一枢着点31、第二枢着点32、第三枢着点33とする。
即ち、第一アーム部材21・第二アーム部材22・第三アーム部材23と、各アーム部材21,22,23の上記軸心11,12,13及び上記枢着点31,32,33の六点により、平行六節リンク機構17が構成され、吊棚本体1の姿勢を常に水平に保っている。
そして、各アーム部材21,22,23は、固定周囲枠2に対し、各軸心11,12,13を中心として手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて上下揺動するようになっている。さらに、各アーム部材21,22,23は、上下略 180°に揺動可能になっている。
平行六節リンク機構17の動作を図7〜図9に於て説明する。
図7〜図9は、図4〜図6に対応する要部簡略した図であり、つまり、図7は(図示省略の)揺動板3が上端位置にある場合、図8は揺動板3が上下中間位置にある場合、図9は揺動板3が下端位置にある場合を示す。
まず、図7〜図9に於て、L1 ,L2 ,L3 は、各アーム部材21,22,23の軸心11,12,13と枢着点31,32,33とを結んだ直線であり、図7に於て、直線L1 ,L2 ,L3 (各アーム部材21,22,23)は、軸心11,12,13から鉛直上向きに配置されている。そして、図8に於て、直線L1 ,L2 ,L3 (各アーム部材21,22,23)は、水平状に配置され、さらに、図9に於て、軸心11,12,13から鉛直下向きに配置されている。従って、図9に示すように、各アーム部材21,22,23は、各軸心11,12,13からそれぞれ鉛直上向きに伸びる(一点鎖線で示す)鉛直基準線M1 ,M2 ,M3 を基準として 180°下方に揺動するように設定されている。
つまり、各アーム部材21,22,23が各軸心11,12,13廻りに上下 180°揺動可能となっていることで、揺動板3及びそれに固着された取手アーム4も、各軸心11,12,13廻りに上下 180°揺動可能となっている。
また、上記略 180°とは、 160°以上 180°以下をいう。
なお、図7と図9に於て、直線L2 と直線L3 は、実際は同一鉛直線状に配設されているが、理解し易くするため僅かにずらして図示してある。
さらに、上述したように、各軸心11,12,13を、軸心方向から見て三角形の頂点になるように配設したことにより、各直線L1 ,L2 ,L3 (各アーム部材21,22,23)は、 180°揺動する間に、全ての直線L1 ,L2 ,L3 が同一直線状に配設されることがない。
図4に戻って、取付部材26にはバネ部材8が付設されている。取付部材26は一部開口した箱型のカバー部材であり(図10参照)、バネ部材8は、取付部材26と固定周囲枠2の側板部18との間に取り付けられ収納されている。バネ部材8は、変形量に正比例して弾発力を生じさせる渦巻きバネであり、取付部材26に配設された回転トルク発生軸心14廻りに回転トルクT0 を発生させる(図8参照)。回転トルク発生軸心14は、平行六節リンク機構17の第一軸心11・第二軸心12・第三軸心13とは異なる位置に配設される。
バネ部材8の弾発力による回転トルク発生軸心14廻りの回転トルクT0 を、所定トルクTに変更して第一軸心11廻りに作用させる回転トルク変更手段16を備え(図8参照)、第一軸心11と回転トルク発生軸心14は、回転トルク変更手段16を介して連結されている。
この回転トルク変更手段16は、第一アーム部材21の一部に設けられた第一伝達部41と、バネ部材8の中心部に(軸部材等を介して)固着された第二伝達部42と、第一伝達部41と第二伝達部42とを連動連結する連結部材40と、を具備するものである。
言い換えれば、第一伝達部41は第一軸心11廻りに枢着され、第二伝達部42は回転トルク発生軸心14廻りに枢着されている。連結部材40は、その一端に配設される第四枢着点34にて第一伝達部41と枢着され、他端に配設される第五枢着点35にて第二伝達部42と枢着されている。
図4に於ける揺動板3が上端位置にある状態から下方へ揺動した場合、即ち、吊棚本体1を上方収納状態から下方使用状態へ切り換えた場合に、バネ部材8の復元弾発力により生じる回転トルクT0 を、回転トルク変更手段16が、第一軸心11廻りの所定トルクTに変更して生じさせ、所定トルクTが吊棚本体1の荷重による第一軸心11廻りの荷重回転トルクT1 に対抗する(図8参照)。
そして、図13に示すように、バネ部材8と回転トルク変更手段16とにより発生させる所定トルクTは、上述したように、吊棚本体1の上方収納状態から下方使用状態にわたって、荷重回転トルクT1 と略同じ大きさであって逆向き廻りのトルクが、第一軸心11廻りに生じるように設定されている。つまり、図13に於て、実線の曲線Tと一点鎖線の曲線T1 とが略一致している。なお、図13の横軸に示すθとは、各アーム部材21,22,23の鉛直上向き状態からの揺動角度である。
また、図4〜図5に示すように、固定周囲枠2の前カバー部20は、開閉自在の下部扉24を有し、下部扉24は前カバー部20の固定板25の下端部に(蝶番等を介して)揺動自在に付設されており、下部扉24が閉じた状態で、固定板25と下部扉24は同一鉛直面状に配置されている。
下部扉24の背面には取付片28が付設され、取付片28と第一アーム部材21とが連繋部材27を介して連動連結されている。連繋部材27は長尺の金属片から成り、連繋部材27の一端は取付片28と枢着され、他端は第一アーム部材21と枢着されている。
そして、第一アーム部材21が鉛直上向き状態から下方へ揺動するにつれて、言い換えれば、吊棚本体1が上方収納状態から下方へ降下するにつれて、下部扉24は手前へ揺動し、吊棚本体1が下方使用状態となったときに完全開放状となるように構成されている。つまり、下方使用状態で下部扉24が開くことにより、吊棚本体1の上部への物品の出し入れがし易くなっている。
また、図1に示すように、取手アーム4は、左右の揺動板3,3から下方延伸状に固着された一対の腕部37,37と、一対の腕部37,37の下端に水平状に付設された把持杆36(図10参照)と、を備える。さらに、腕部37は、下方前傾状の傾斜部44と、前後水平状の水平部38と、を有している。
さらに、取付部材26には、バネ部材8の弾発力を調整するバネ力調整部材39が取り付けられている。
また、図10〜図12に示すように、左右の平行六節リンク機構17,17の第一アーム部材21,21は、水平杆状の補強部材43にて連結されている。
図2と図3は本発明の昇降棚の正面図であり、図2は吊棚本体1が上方収納状態にある場合を示し、図3は吊棚本体1が下方使用状態であって固定周囲枠2の前カバー部20を取り外した状態を示す。
図2に於て、前カバー部20の下部扉24は、透明の板ガラス又は透明の樹脂板等が配設された窓部29を有し、窓部29を通して内部が見えるようになっている。
図3に示すように、吊棚本体1には物品を載置するための棚板30が取り付けられている。また、棚板30は複数個設けられていてもよい。
上述した本発明の昇降棚の使用方法(作用)について説明する。
図4に於て、まず、取手アーム4の把持杆36を手で持って下方へ引くと、揺動板3は円弧状軌跡を描いて下方前方へ揺動し始める(図5参照)。このとき、揺動板3はローラ6を介してレール部材5に沿って走行し、吊棚本体1に対して手前に移動する。また、吊棚本体1は揺動板3と連動して、上下ガイド手段7を介して降下する。さらに、このときの平行六節リンク機構17の第一アーム部材21の揺動に伴って、前カバー部20の下部扉24が手前に揺動する。
そして、(図5に示す状態から)さらに取手アーム4を下方へ引くと、揺動板3は円弧状軌跡を描いて下方奥側へ揺動する(図6参照)。このとき、揺動板3は吊棚本体1に対し奥側へ移動し、吊棚本体1は揺動板3と連動して降下する。取手アーム4を(図6に示す)最下点まで下げると、吊棚本体1は下方使用状態となり、前カバー部20の下部扉24は完全に開放した状態となる。
また、吊棚本体1を下方使用状態から上方収納状態へと切り換える場合は、取手アーム4を(図4に示す)最上点まで引き上げる。なお、このときの揺動板3、吊棚本体1、下部扉24の作用については、上述した上方収納状態から下方使用状態へとする場合の逆の作用となるので、説明を省略する。
また、吊棚本体1を上方収納状態と下方使用状態とに切り換える際に、取手アーム4は、(図1に示すように)手前へ膨出する円弧状軌跡を描くように揺動するが、取手アーム4をこの円弧状軌跡に沿って等速で操作した場合、吊棚本体1は上下停止位置近傍で減速し、その後停止する。
詳しくは、上述したように、取手アーム4が上記円弧状軌跡の上端位置近傍と下端位置近傍を揺動する場合、取手アーム4の円弧状軌跡上の移動距離に対し、取手アーム4の上下鉛直方向の移動距離が短くなる。つまり、この場合、取手アーム4(揺動板3)と連動する吊棚本体1の昇降距離も短くなる。
また、取手アーム4が円弧状軌跡の上下中間位置近傍を揺動する場合、円弧状軌跡上の移動距離と、上下鉛直方向の移動距離はほとんど同じである。つまり、この場合、吊棚本体1の昇降距離は取手アーム4の円弧状軌跡上の移動距離とほとんど同じとなる。
従って、取手アーム4をこの円弧状軌跡に沿って等速で操作した場合、取手アーム4が上記円弧状軌跡の上端位置近傍と下端位置近傍を揺動するときの吊棚本体1の昇降速度は最小となり、取手アーム4が円弧状軌跡の上下中間位置近傍を揺動するときの吊棚本体1の昇降速度は最大となる。
また、本発明は上述の図示の実施の形態に限定されず、(図示省略したが)以下のように設計変更するも自由である。つまり、先端が手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて先端部が上下揺動する左右各々1本のアーム部材200 に、取手アーム4を取付けても良く、そのアーム部材200 としては、平行リンク機構9の一部を形成する(前述した)第一アーム部材21,第二アーム部材22,第三アーム部材23の少なくとも左右各々1本を選択して、アーム部材200 とする。そのとき、取手アーム4の向き(方向姿勢)を一定に保つ───平行移動させる───ために、側板部18内面等に円弧状ガイド溝付き誘導部材を配設するのが良い。
また、左右各々1本のアーム部材200 を用いたとしても、上下略180 °揺動させることによって、吊棚本体1を最上点まで上昇させた状態ではバネ部材8の弾発力と略鉛直状の該アーム部材200 により該吊棚本体1は自重にて自然降下せずに保持され、かつ、該吊棚本体1を最下点まで下降させた状態では略鉛直状の該アーム部材200 により該吊棚本体はバネ部材8の弾発力に抗して上昇せずに保持されるようにする。つまり、変形量に正比例して弾発力を生じさせるバネ部材8を上記平行リンク機構9の上記固定周囲枠2への枢支軸心とは異なる位置に配設された回転トルク発生軸心14に配設し、上記バネ部材8の弾発力による回転トルク発生軸心14廻りの回転トルクT0 を変更して所定トルクTを上記枢支軸心廻りに作用させる回転トルク変更手段16を介して、該枢支軸心と回転トルク発生軸心14とが連結される既述の構成を、結合することで、このような最上点上昇状態と最下点下降状態を、各々、(ロック手段を別途付加することなく)保持可能である。
また、図示の平行六節リンク機構(17)の代りに、平行四節リンクを使用することも自由であるが、その場合、180 °回転させることが困難となるので、最上点上昇状態・最下点下降状態を保持するため、レール部材5,5を僅かに山型(ヘの字型)に形成し、山型の頂点を、レール部材5の後端近傍とすればその頂点でローラ6が停止して、吊棚本体1を最上点・最下点に確実に保持できる(ストッパーが作用できる)。
以上のように、本発明に係る昇降棚は、固定部2Zと、該固定部2Zに上下ガイド手段7を介して上下直線状に昇降するように付設された吊棚本体1と、手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて先端部が上下揺動可能として上記固定部2Zに枢着された左右のアーム部材200 と、左右の該アーム部材200 から下方手前へ延伸状に該アーム部材200 側に取着した取手アーム4と、を具備し、上記吊棚本体1は左右の上記アーム部材200 に連動手段10を介して連動連結され、左右の上記アーム部材200 の先端部が上記円弧状軌跡を描きつつ上下揺動するのに連動して上記吊棚本体1が上下直線状に昇降するように構成したので、吊棚本体1の下降状態でも、下方の手前に十分な作業空間を確保でき、吊棚本体1から収納物品を出し入れしつつ、手前の作業台にて作業が容易にできる。
そして、円弧状軌跡を描いて先端部上下揺動する左右のアーム部材200 と、上下直線状に昇降する吊棚本体1とを、連動手段10を介して連動連結しているので、吊棚本体1を上下停止(静止)位置近傍で減速させてから停止させることができる。このことにより、吊棚本体1の上下停止時の衝撃を緩和して吊棚本体1に収納・載置してある物品が倒れるのを防止することができる。また、多くの物品が収納・載置されて吊棚本体1が重い場合であっても、吊棚本体1を上下停止(静止)位置から小さな力で動かし始めることができ、吊棚本体1を楽に昇降させることができる。
また、取手アーム4は下方手前へアーム部材200 側から延伸状に配設されているので、取手アーム4は吊棚本体1が降下する際にも邪魔にならず、手前で楽に操作することができる。
また、左右の上記アーム部材200 は、平行リンク機構9の一部を形成し、該アーム部材200 は上下略180 °揺動可能に枢着され、吊棚本体1を最上点まで上昇させた状態ではバネ部材8の弾発力と略鉛直状の該アーム部材200 により該吊棚本体1は自重にて自然降下せずに保持され、かつ、該吊棚本体1を最下点まで下降させた状態では略鉛直状の該アーム部材200 により該吊棚本体1はバネ部材8の弾発力に抗して上昇せずに保持されるように構成したので、ロック手段を省略できて、安心して使用できる。
また、本発明の昇降棚は、固定周囲枠2(固定部2Z)と、固定周囲枠2(固定部2Z)に平行リンク機構9を介して手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて上下揺動可能に付設された左右の揺動板3,3と、左右の揺動板3,3から下方手前へ延伸状に固着した操作用の取手アーム4と、固定周囲枠2(固定部2Z)に上下ガイド手段7を介して上下直線状に昇降するように付設された吊棚本体1と、を備え、吊棚本体1は左右の揺動板3,3に連動手段10を介して連動連結され、連動手段10は、吊棚本体1の左右外壁面15,15に付設された略水平状のレール部材5,5と、左右の揺動板3,3に回転自在に取着されると共にレール部材5,5に沿って転動可能なローラ6と、を有するので、吊棚本体1を下方へ出した下方使用状態としたままでも、固定周囲枠2(固定部2Z)の下方手前の作業空間を充分に確保することができる。従って、吊棚本体1から物品を出し入れしながら、手前の作業台等で作業を行うことができ至便である。
円弧状軌跡を描いて上下揺動する揺動板3と、上下直線状に昇降する吊棚本体1とを、連動手段10を介して連動連結しているので、吊棚本体1を上下停止(静止)位置近傍で減速させてから停止させることができる。このことにより、吊棚本体1の上下停止時の衝撃を緩和して吊棚本体1に収納・載置してある物品が倒れるのを防止することができる。また、多くの物品が収納・載置されて吊棚本体1が重い場合であっても、吊棚本体1を上下停止(静止)位置から小さな力で動かし始めることができ、吊棚本体1を楽に昇降させることができる。
また、取手アーム4は下方手前へ延伸状に配設されているので、取手アーム4は吊棚本体1が降下する際にも邪魔にならず、手前で楽に操作することができる。
また、変形量に正比例して弾発力を生じさせるバネ部材8を平行リンク機構9の固定周囲枠2(固定部2Z)への枢支軸心とは異なる位置に配設された回転トルク発生軸心14に配設し、バネ部材8の弾発力による回転トルク発生軸心14廻りの回転トルクT0 を変更して所定トルクTを枢支軸心廻りに作用させる回転トルク変更手段16を介して、枢支軸心と回転トルク発生軸心14とが連結されているので、吊棚本体1の揺動に応じて、バネ部材8の弾発力による回転トルクT0 を、上記枢支軸心廻りに作用する荷重回転トルクT1 と略均衡する所定トルクTに変更調整することができ、吊棚本体1の操作をスムーズにすることが可能となる。また、所定トルクTが吊棚本体1による荷重回転トルクT1 に対して大きく不足しないため、ダンパー等の下降速度を抑制する手段を用いることなく、吊棚本体1を不意に急降下させる虞がない。さらに、吊棚本体1が下方使用状態から不意に急上昇することを防止し、ロック手段を設けなくとも、吊棚本体1を静止させることが可能である。
変形量に正比例して弾発力を生じさせる通常のバネ部材8を用いても、上記枢支軸心廻りに生じさせる所定トルクTを非線形とすることが可能となり、特殊なバネを使用する必要がなく設備のコストダウンを図ることができる。
不要にバネ部材8を強いものにする必要がないため、各部材を小さく細くすることも可能であり、構造を簡素化できると共に軽量化が図れ、コストダウンが可能となり、取り付け作業もし易くなる。
また、平行リンク機構9を平行六節リンク機構17とし、左右の揺動板3,3は、平行六節リンク機構17を介して手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて上下揺動可能に固定周囲枠2(固定部2Z)に付設されているので、揺動板3を上下揺動できる範囲を大きくしても吊棚本体1を安定して昇降させることができる。即ち、固定周囲枠2(固定部2Z)に揺動可能に枢着された平行六節リンク機構17の3本のアーム部材(図7・図8・図9の各アーム部材21,22,23)がそれぞれ揺動(回転)しても、全てのアーム部材が同一直線状に配設されることがないので、平行六節リンク機構17は吊棚本体1の荷重を充分に支えることができる。
そして、揺動板3の上下揺動範囲を大きくすることができ、例えば、揺動板3を上下略 180°揺動可能に設定することができるので、吊棚本体1を上下停止(静止)位置近傍で充分に減速させてから停止させることができる。このことにより、吊棚本体1の上下停止時の衝撃を緩和して吊棚本体1に収納・載置してある物品が倒れるのを防止することができる。また、多くの物品が収納・載置されて吊棚本体1が重い場合であっても、吊棚本体1を上下停止(静止)位置から小さな力で動かし始めることができ、吊棚本体1を楽に昇降させることができる。
また、平行リンク機構9の複数本のアーム部材Aは、固定周囲枠2(固定部2Z)に上下略 180°揺動可能に枢着され、取手アーム4を等速に手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて上下揺動するように操作した場合、取手アーム4がその円弧状軌跡の上端位置近傍と下端位置近傍を揺動するときの吊棚本体1の昇降速度を最小となるように設定し、取手アーム4が円弧状軌跡の上下中間位置近傍を揺動するときの吊棚本体1の昇降速度を最大となるように設定したので、吊棚本体1を上下停止(静止)位置近傍で充分に減速させてから停止させることができる。このことにより、吊棚本体1の上下停止時の衝撃を緩和して吊棚本体1に収納・載置してある物品が倒れるのを防止することができる。
本発明に係る昇降棚の実施の形態を示す側面図である。 正面図である。 正面図である。 側面図である。 側面図である。 側面図である。 平行六節リンク機構の動作を説明するための要部簡略図である。 要部簡略図である。 要部簡略図である。 本発明に係る昇降棚の斜視図である。 斜視図である。 斜視図である。 グラフ図である。
符号の説明
1 吊棚本体
2 固定周囲枠
2Z 固定部
3 揺動板
4 取手アーム
5 レール部材
6 ローラ
7 上下ガイド手段
8 バネ部材
9 平行リンク機構
10 連動手段
14 回転トルク発生軸心
15 外壁面
16 回転トルク変更手段
17 平行六節リンク機構
200 アーム部材
A アーム部材
0 回転トルク
T 所定トルク

Claims (10)

  1. 固定部(2Z)と、該固定部(2Z)に上下ガイド手段(7)を介して上下直線状に昇降するように付設された吊棚本体(1)と、手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて先端部が上下揺動可能として上記固定部(2Z)に枢着された左右のアーム部材(200) と、左右の該アーム部材(200) から下方手前へ延伸状に該アーム部材(200) 側に取着した取手アーム(4)と、を具備し、
    上記吊棚本体(1)は左右の上記アーム部材(200) に連動手段(10)を介して連動連結され、左右の上記アーム部材(200) の先端部が上記円弧状軌跡を描きつつ上下揺動するのに連動して上記吊棚本体(1)が上下直線状に昇降するように構成したことを特徴とする昇降棚。
  2. 左右の上記アーム部材(200) は、平行リンク機構(9)の一部を形成している請求項1記載の昇降棚。
  3. 取手アーム(4)は、上記アーム部材(200) の上記上下揺動にかかわらず常に一定の方向姿勢を保つように構成した請求項1又は2記載の昇降棚。
  4. 左右の上記アーム部材(200) は、平行リンク機構(9)の一部を形成し、該アーム部材(200) は上下略180 °揺動可能に枢着され、上記取手アーム(4)を等速に手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて上下揺動するように操作した場合、該取手アーム(4)がその円弧状軌跡の上端位置近傍と下端位置近傍を揺動するときの上記吊棚本体(1)の昇降速度を最小となるように設定し、取手アーム(4)が円弧状軌跡の上下中間位置近傍を揺動するときの上記吊棚本体(1)の昇降速度を最大となるように設定した請求項1,2又は3記載の昇降棚。
  5. 左右の上記アーム部材(200) は、平行リンク機構(9)の一部を形成し、該アーム部材(200) は上下略180 °揺動可能に枢着され、吊棚本体(1)を最上点まで上昇させた状態ではバネ部材(8)の弾発力と略鉛直状の該アーム部材(200) により該吊棚本体(1)は自重にて自然降下せずに保持され、かつ、該吊棚本体(1)を最下点まで下降させた状態では略鉛直状の該アーム部材(200) により該吊棚本体(1)はバネ部材(8)の弾発力に抗して上昇せずに保持されるように構成した請求項1,2,3又は4記載の昇降棚。
  6. 固定部(2Z)と、該固定部(2Z)に平行リンク機構(9)を介して手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて上下揺動可能に付設された左右の揺動板(3)(3)と、該左右の揺動板(3)(3)から下方手前へ延伸状に固着した操作用の取手アーム(4)と、上記固定部(2Z)に上下ガイド手段(7)を介して上下直線状に昇降するように付設された吊棚本体(1)と、を備え、該吊棚本体(1)は上記左右の揺動板(3)(3)に連動手段(10)を介して連動連結され、該連動手段(10)は、上記吊棚本体(1)の左右外壁面(15)(15)に付設された略水平状のレール部材(5)(5)と、上記左右の揺動板(3)(3)に回転自在に取着されると共に上記レール部材(5)(5)に沿って転動可能なローラ(6)と、を有することを特徴とする昇降棚。
  7. 変形量に正比例して弾発力を生じさせるバネ部材(8)を上記平行リンク機構(9)の上記固定周囲枠(2)への枢支軸心とは異なる位置に配設された回転トルク発生軸心(14)に配設し、上記バネ部材(8)の弾発力による回転トルク発生軸心(14)廻りの回転トルク(T0 )を変更して所定トルク(T)を上記枢支軸心廻りに作用させる回転トルク変更手段(16)を介して、該枢支軸心と回転トルク発生軸心(14)とが連結されている請求項6記載の昇降棚。
  8. 上記平行リンク機構(9)を平行六節リンク機構(17)とし、上記左右の揺動板(3)(3)は、該平行六節リンク機構(17)を介して手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて上下揺動可能に上記固定部(2Z)に付設されている請求項6又は7記載の昇降棚。
  9. 上記平行リンク機構(9)の複数本のアーム部材(A)は、上記固定部(2Z)に上下略 180°揺動可能に枢着され、上記取手アーム(4)を等速に手前へ膨出する円弧状軌跡を描いて上下揺動するように操作した場合、該取手アーム(4)がその円弧状軌跡の上端位置近傍と下端位置近傍を揺動するときの上記吊棚本体(1)の昇降速度を最小となるように設定し、取手アーム(4)が円弧状軌跡の上下中間位置近傍を揺動するときの上記吊棚本体(1)の昇降速度を最大となるように設定した請求項6,7又は8記載の昇降棚。
  10. 固定部(2Z)が、上昇状態の吊棚本体(1)が収納される少なくとも下方開口状の固定周囲枠(2)から成る請求項1,2,3,4,5,6,7,8又は9記載の昇降棚。
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