JP4797484B2 - Flr領域を有する半導体素子 - Google Patents

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Description

本発明は、抵抗素子を内蔵する半導体素子、特に小面積で能動素子及び抵抗素子を構成する半導体領域全周の耐圧を向上できる半導体素子に関する。
ダイオード又はトランジスタ等の能動素子及び能動素子に電気的に接続される抵抗素子を一体に集積化した半導体装置は公知である。例えば、特許文献1は、多数の半導体層を形成した半導体基板の上面に絶縁膜を介して多結晶シリコン(ポリシリコン)から成る膜抵抗素子を設けた半導体装置を示す。多結晶シリコンから成る抵抗素子を形成するには、イオン注入や複雑で微細な加工技術を必要とし且つ所要の抵抗値を得るために比較的大きな面積で形成するため、半導体装置の大型化を招来する。特に、集積度の低い半導体装置では抵抗素子による半導体装置の大型化が大きな問題となる。また、特許文献2に開示されるように、半導体基板内に形成された拡散層によって抵抗素子を形成する半導体装置が提案されている。
しかしながら、拡散層によって抵抗素子を形成する半導体装置では、一般的に高い抵抗値を有する電流経路の長い拡散抵抗素子の形状が大型化するため、小型の半導体装置を作成することが困難となる。このため、本特許出願人は、能動素子を構成する半導体領域の一部を拡散抵抗素子として使用する新規な半導体構造を開発し、特許文献5として示される特許出願を行った。この半導体構造では、半導体構造の深さ方向に能動素子を形成し、半導体構造の主面と並行な横方向に抵抗素子を形成するため、半導体素子を大型化せずに、能動素子と抵抗素子とを併有する半導体素子を形成できる。
特開平7−326772号公報(第3頁、図1) 特公昭51−22794号公報(第4頁、図5−b) 特開平5−299640号公報(第4頁、図6) 特開平11−297994号公報(第8頁、図6及び図7) 特開2004−296803公報
ところで、能動素子を構成する半導体領域で抵抗素子を形成する前記半導体素子では、能動素子を高耐圧化するため、抵抗素子の耐圧を向上する必要がある。例えば特許文献3に開示される半導体装置に示されるフィールドプレート構造及び特許文献4に開示される半導体装置に示されるFLR(フィールド・リミッティング・リング[Field Limiting Ring])構造を設けて半導体装置の耐圧を向上することが知られている。FLRは、PN接合を包囲してPN接合の外側に環状に形成され、PN接合の周辺部から延伸する空乏層をPN接合の外側に広げることにより、PN接合近傍の電界集中を緩和しPN接合の耐圧を向上する作用がある。特許文献5は、ダイオード又はトランジスタ等の能動素子と抵抗素子とを小面積で単一の半導体基板内に形成する際に、半導体拡散領域の深さ方向に能動素子として利用し、半導体基板の主面と並行な導体拡散領域の平面方向に抵抗素子として作用する半導体素子構造を開示する。
この場合、半導体領域に形成される抵抗素子の両端子間を電気的に分離するため、全周に亘りフィールドプレートを形成できず、抵抗素子を構成する半導体領域の耐圧をフィールドプレートにより向上することは不可能である。一方、半導体領域の全周に亘り形成されるFLR構造により、半導体領域全周の耐圧を向上することは可能であるが、半導体領域が大型化する難点がある。即ち、FLR構造を備えた抵抗素子内に小さな曲率を有する屈曲形状及び緻密に配置された渦巻形状に抵抗素子を形成することが困難となり、高い抵抗値を有する抵抗素子を小面積の半導体領域内に形成することができない。
図8は、FLR構造を備えた従来の半導体素子を示す。この半導体素子は、第1の導電型を有するP+型の第1の半導体領域(1)と、第1の導電型とは反対の第2の導電型を有するN−型の第2の半導体領域(2)と、第1の導電型と同一のP+型の第3の半導体領域(3)とを備えている。第2の半導体領域(2)の両端付近に第1の導電型を有するP型の半導体領域のFLR領域(4)が設けられる。FLR領域(4)は、第1の半導体領域(1)を全周にわたり閉環状に包囲する。第3の半導体領域(3)は、半導体基体(5)を形成し、半導体基体(5)の上面(5a)には、第1の開口部(6a)及び第2の開口部(6b)を有する二酸化珪素等の絶縁膜(6)が設けられ、半導体基体(5)の底面(5b)には底面電極(7)が設けられる。図10に示すように、FLR領域(4)は、第1の半導体領域(1)から離間して第2の半導体領域(2)内に形成され、FLR領域(4)と第1の半導体領域(1)との間に第2の導電型と同一のN−型の半導体領域から成る電界緩和領域(8)が形成される。
第1の電極(21)は、第1の開口部(6a)を通じて第1の半導体領域(1)に電気的に接続され且つ絶縁膜(6)上に設けられ、第2の電極(22)は、第2の開口部(6b)を通じて第1の半導体領域(1)に電気的に接続され且つ絶縁膜(6)上に設けられる。第1の電極(21)の下方では、第1の半導体領域(1)と第2の半導体領域(2)との間に第1のダイオード(23)が形成され、第2の半導体領域(2)と第3の半導体領域(3)との間に第2のダイオード(24)が逆極性で形成される。第1のダイオード(23)と第2のダイオード(24)は、能動素子としてクランプダイオード(25)を構成する。これと同時に、第1の半導体領域(1)は、第1の電極(21)と第2の電極(22)との間で長さ方向に抵抗素子(26)を形成する。従って、図8に示す半導体構造は、第1の電極(21)と第2の電極(22)との間に接続された抵抗素子(26)と、第1の電極(21)とグランドとの間に接続されたクランプダイオード(25)とを有する図9に示す電気回路を構成する。第1の電極(21)は、第1のダイオード(23)のアノード電極として機能すると共に、抵抗素子(26)の一方の電極としても機能する。第2の電極(22)は、第1の電極(21)に比較して面積が小さい。第1の電極(21)の下方の第1の半導体領域(1)の第1の電極接続領域(11)と、第2の電極(22)の下方の第1の半導体体領域(1)の第2の電極接続領域(12)とを接続する帯状領域(13)は、第1の電極接続領域(11)と第2の電極接続領域(12)とを連絡する横方向には抵抗素子(26)として機能するが、底面電極(7)に向かう縦方向(深さ方向)には、第1の電極接続領域(11)及び第2の電極接続領域(12)と共に、第1のダイオード(23)のアノード領域としても機能する。
例えば、−600V程度の大きな負サージ電圧を図9に示す第1の電極(21)に印加し、第2の電極(22)の印加電圧を零Vに保持すると、第1の半導体領域(1)、第2の半導体領域(2)及び第3の半導体領域(3)により構成されるクランプダイオード(25)にサージ電流が流れるが、サージ電流の一部は、第1の半導体領域(1)の拡散抵抗素子(26)を通じて横方向に流れ、第1の半導体領域(1)に電位勾配が生ずる。この場合に、第1の電極(21)側での第1の半導体領域(1)と第2の半導体領域(2)との電位差は大きく、第2の電極(22)側での第1の半導体領域と第2の半導体領域(22)との電位差は相対的に小さい。
この結果、図11に示すように、第1の電極(21)に近い領域では、PN接合から延伸する空乏層がFLR領域(4)に到達して、半導体素子の外周側に空乏層が良好に延伸して、電界集中を良好に緩和できるが、図12に示すように、−300Vの電圧を印加した第2の電極(22)に近い領域では、FLR領域(4)の外周側に電界集中(30)が生じ易く、理想的な電界分布が得られない。これは、FLR領域(4)では、全周にわたり略均一な電位が形成されるため、電界バランスが崩れて、第2の電極(22)に近い領域のFLR領域(4)の外周側では、等電位線が密となる電界集中を発生するためである。従って、FLR領域(4)が良好な電界集中緩和作用を発生せず、耐圧を均一に向上させることができない。
そこで、本発明は、小面積で能動素子及び抵抗素子を構成する半導体領域全周の耐圧を向上できる半導体素子を提供することを目的とする。
本発明の半導体素子は、第1の導電型を有する第1の半導体領域(1)と、第1の半導体領域(1)を包囲し且つ第1の半導体領域(1)に隣接して配置されて第1の導電型とは反対の第2の導電型を有する第2の半導体領域(2)とを備えている。第1の導電型の半導体領域から成るFLR領域(4)を第2の半導体領域(2)内に形成し、FLR領域(4)は、第1の半導体領域(1)を離間して包囲し且つ第1の半導体領域の延伸する方向に互いに離間して配置された複数のFLR領域(41,42,43)により構成される。更に、第1の半導体領域(1)は、第1の電極接続領域(11)と、第2の電極接続領域(12)と、第1の電極接続領域(11)と第2の電極接続領域(12)とを接続する帯状領域(13)とにより、第2の半導体領域(2)内に帯状に形成され、FLR領域(4)は、第1の半導体領域(1)の第1の電極接続領域(11)側に形成される第1のFLR領域(41)と、第1の半導体領域(1)の第2の電極接続領域(12)側に形成される第2のFLR領域(42)とを有し、第1のFLR領域(41)と第2のFLR領域(42)は、第1の半導体領域(1)が帯状に延伸する方向に互いに離間して配置され、第1の半導体領域(1)とFLR領域(4)の第1のFLR領域(41)との距離は、第1の半導体領域(1)とFLR領域(4)の第2のFLR領域(42)との距離よりも大きい。第1の半導体領域(1)を包囲するFLR領域(4)を第1の半導体領域(1)の長さ方向に互いに離間して電気的に分離して配置するので、第1の半導体領域(1)を包囲するFLR領域(4)の電位が全周にわたり均一にならず、第1の半導体領域(1)と第2の半導体領域(2)との界面に形成されるPN接合の電界集中を緩和するのに最適な電位に各FLR領域(4)を保持することができる。また、FLR領域(4)の第1のFLR領域(41)と第2のFLR領域(42)を互いに電気的に分離して形成するので、第1の半導体領域(1)を包囲するFLR領域(4)の電位が全周にわたり均一にならず、第1の半導体領域(1)と第2の半導体領域(2)との界面に形成されるPN接合の電界集中を緩和するのに最適な電位に各FLR領域(4)が保持される。更に、第1の半導体領域(1)と第1のFLR領域(41)との距離を第1の半導体領域(1)と第2のFLR領域(42)との距離よりも大きくすることで、FLR領域(4)による電界集中緩和効果をより効果的に発揮することができる。
均一な電位に固定されるFLR領域(4)を用いる従来の構造では、電界が不均一になるが、本発明では、間欠状に又は断続的にFLR領域を配置して理想的な電界バランスを得ることができるので、PN接合の耐圧を向上して、高耐圧で且つ小型の半導体素子を実現し、半導体素子の電気的特性の劣化を抑制し、信頼性を向上することができる。また、間欠状又は断続的に形成されるFLR領域により、1500V程度まで高耐圧化を実現できると共に、拡散抵抗と能動素子の共有化を実現できる。
本発明による半導体素子の実施の形態を図1〜図7について説明する。
図1〜図3に示すように、本発明による半導体素子の第1の実施の形態では、FLR領域(4)は、第1の半導体領域(1)の第1の電極接続領域(11)を包囲する第1のFLR領域(41)と、第1の半導体領域(1)の第2の電極接続領域(12)を包囲する第2のFLR領域(42)と、第1の電極接続領域(11)と第2の電極接続領域(12)とを接続する帯状領域(13)を包囲する第3のFLR領域(43)とを有する。第1のFLR領域(41)と第2のFLR領域(42)は、第2の半導体領域(2)を介して互いに離間して配置される。図10に示す従来の形状と同様に、第1の半導体領域(1)は、第2の半導体領域(2)内に帯状に形成されるが、FLR領域(4)の第1のFLR領域(41)と第2のFLR領域(42)とは、第1の半導体領域(1)が帯状に延伸する方向に互いに離間して配置されると共に、第1の半導体領域(1)と第1のFLR領域(41)との距離は、第1の半導体領域(1)と第2のFLR領域(42)との距離よりも大きい。図1は、第1の電極(21)の下方の第1の半導体領域(1)の第1の電極接続領域(11)と、第2の電極(22)の下方の第1の半導体体領域(1)の第2の電極接続領域(12)とを接続する帯状領域(13)では、抵抗素子(26)を構成する第1の半導体領域の延伸する方向に、第3のFLR領域(43)を間欠的に又は断続的に形成する例を示す。帯状領域(13)の両側に沿う中間の第3のFLR領域(43)では、全長さに沿って第1の半導体領域(1)とFLR領域(4)との間隔は略等しいが、第1の半導体領域(1)の帯状領域(13)に沿って点在して配置される。
図4に示す本発明の第2の実施の形態では、第1の半導体領域(1)と第1のFLR領域(41)との距離は、第1の半導体領域(1)と第2のFLR領域(42)との距離よりも大きい。また、第3のFLR領域(43)と第1の半導体領域(11)との距離は、第1の半導体領域(1)と第2の半導体領域(2)との電位差が相対的に大きい第1の電極(21)の下方にある第1の電極接続領域(11)側で大きく、第2の電極(22)の下方にある第2の電極接続領域(12)側で小さい。なお、図4に示す実施の形態では、第1の半導体領域(1)と第1のFLR領域(41)との距離を、第1の半導体領域(1)と第2のFLR領域(42)との距離と同じとし、第3のFLR領域(43)と第1の半導体領域(1)との距離のみ、第1の電極接続領域(11)側で大きく、第2の電極接続領域(12)側が小さくてもよい。即ち、第1の半導体領域(1)と第3のFLR領域(43)との距離は、第1のFLR領域(41)に接近する程大きい。図5に示す本発明の第3の実施の形態では、第1の半導体領域(1)と第2の半導体領域(2)との電位差が相対的に大きい第1の電極(21)の下方にある第1の電極接続領域(11)側に、同心で2重のFLR領域(4)が設けられる。また、第1の半導体領域(1)と第3のFLR領域(43)との距離は、第1のFLR領域(41)に接近する程大きい。図6に示す本発明の第4の実施の形態では、第1の半導体領域(1)と第2の半導体領域(2)との電位差が相対的に大きい第1の電極(21)の下方にある第1の電極接続領域(11)側では、FLR領域(4)が多く、電位差が相対的に小さい第2の電極(22)の下方にある第2の電極接続領域(12)側では、少ないFLR領域(4)が設けられる。即ち、第1の半導体領域(1)と第3のFLR領域(43)との距離は、第1のFLR領域(41)に接近する程大きく、点在する第3のFLR領域(43)の数が増加する。
このように、本発明の実施の形態では、第1の電極接続領域(11)側では、第1の半導体領域(1)から離間する方向に複数の第1のFLR領域(41)を形成し、第2の電極接続領域(12)側では、第1の半導体領域(1)から離間する方向に第1の電極接続領域(11)側よりも少ない数の第2のFLR領域(42)が形成される。
本発明による第1の実施の形態から第4の実施の形態では、いずれもFLR領域(4)の第1のFLR領域(41)と第2のFLR領域(42)を互いに電気的に分離して形成するので、第1の半導体領域(1)を包囲するFLR領域(4)の電位が全周にわたり均一にならず、第1の半導体領域(1)と第2の半導体領域(2)との界面に形成されるPN接合の電界集中を緩和するのに最適な電位に各FLR領域(4)が保持される。特に、第1の半導体領域(1)のうち、第1の半導体領域(1)と第2の半導体領域(2)との間の電位差が高くなる領域では、FLR領域(4)を第1の半導体領域(1)から離して形成し、第1の半導体領域(1)と第2の半導体領域(2)との間の電位差が低くなる領域では、FLR領域(4)を第1の半導体領域(1)に近接させて形成することにより、FLR領域(4)による電界集中緩和効果をより効果的に発揮することができる。図7は、本発明による半導体素子の第2の電極(22)に−300Vの電圧を印加した場合に発生する等電位線を示す断面図である。同一の第2の電極(22)に対する電圧印加状態を示す図12と対比すると、図7に示す本発明による半導体素子では、図12に示す電界集中(30)が発生せず、電界集中を回避できることが明らかである。第1の半導体領域(1)の横方向に電位勾配が発生すると、最適な電位に保持されるFLR領域(4)によりPN接合(4)から延伸する空乏層が、FLR領域(4)により半導体素子の外周側に良好に拡張するので、電界集中領域の生成を防止できる。この結果、PN接合(4)の耐圧を向上して、高耐圧で且つ小型の半導体素子を実現することができる。
本発明の前記実施の形態では、更に変更が可能である。例えば、前記実施の形態では、第1の電極接続領域(11)と第2の電極接続領域(12)の両方をFLR領域(4)により包囲するが、第1の電極接続領域(11)と第2の電極接続領域(12)の両方又は一方にフィールドプレートを形成してもよい。この場合、帯状領域(13)に沿う複数の第3のFLR領域(43)を間欠的又は断続的に形成する。第1のFLR領域(41)及び第2のFLR領域(42)を直線状に接続させずに、第1の半導体領域(1)の第1の電極接続領域(11)側及び第2の電極接続領域(12)をそれぞれ包囲して点在させて第1のFLR領域(41)及び第2のFLR領域(42)を設けてもよい。
本発明は、抵抗素子と能動素子とを内蔵する半導体素子への適用に適する。
本発明の第1の実施の形態による半導体素子の平面図 図1のA−A線に沿う断面図 図1のB−B線に沿う断面図 本発明の第2の実施の形態による半導体素子の平面図 本発明の第3の実施の形態による半導体素子の平面図 本発明の第4の実施の形態による半導体素子の平面図 本発明による半導体素子の第2の電極に低電位を付与した場合に発生する等電位線を示す断面図 従来の半導体素子の断面図 図8に示す半導体素子の電気回路図 図8に示す半導体素子の平面図 図8に示す半導体素子の第1の電極に電位を付与した場合に発生する等電位線を示す断面図 図8に示す半導体素子の第2の電極に負の高電位を付与した場合に発生する等電位線を示す断面図
符号の説明
(1)・・第1の半導体領域、 (2)・・第2の半導体領域、 (4)・・FLR領域、 (41)・・第1のFLR領域、 (42)・・第2のFLR領域、 (43)・・第3のFLR領域、

Claims (3)

  1. 第1の導電型を有する第1の半導体領域と、前記第1の半導体領域を包囲し且つ前記第1の半導体領域に隣接して配置されて前記第1の導電型とは反対の第2の導電型を有する第2の半導体領域とを備え、
    第1の導電型の半導体領域から成るFLR領域を前記第2の半導体領域内に形成し、
    前記FLR領域は、前記第1の半導体領域を離間して包囲し且つ前記第1の半導体領域の延伸する方向に互いに離間して配置された複数のFLR領域により構成され、
    前記第1の半導体領域は、第1の電極接続領域と、第2の電極接続領域と、前記第1の電極接続領域と第2の電極接続領域とを接続する帯状領域とにより、前記第2の半導体領域内に帯状に形成され、
    前記FLR領域は、前記第1の半導体領域の第1の電極接続領域側に形成される第1のFLR領域と、前記第1の半導体領域の第2の電極接続領域側に形成される第2のFLR領域とを有し、
    前記第1のFLR領域と第2のFLR領域は、前記第1の半導体領域が帯状に延伸する方向に互いに離間して配置され、
    前記第1の半導体領域と前記FLR領域の第1のFLR領域との距離は、前記第1の半導体領域と前記FLR領域の第2のFLR領域との距離よりも大きいことを特徴とするFLR領域を有する半導体素子。
  2. 前記FLR領域は、前記第1のFLR領域と第2のFLR領域との間に点在して配置される第3のFLR領域を有する請求項1に記載の半導体素子。
  3. 前記第1の半導体領域と前記FLR領域の第3のFLR領域との距離は、前記FLR領域の第1のFLR領域に接近する程大きい請求項2に記載の半導体素子。
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