JP4792502B2 - 情報記録媒体、情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、情報記録再生装置及び記録方法、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

情報記録媒体、情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、情報記録再生装置及び記録方法、並びにコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えばDVD等の情報記録媒体、例えばDVDレコーダやDVDプレーヤ等の情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、並びに情報記録再生装置及び方法、並びにコンピュータをこのような情報記録装置、情報再生装置又は情報記録再生装置として機能させるコンピュータプログラムの技術分野に関する。
例えばDVD−RやDVD−RW等の記録可能な情報記録媒体上に、エンボスピットを予め形成する技術が、例えば特許文献1に開示されている。記録可能な記録媒体上にエンボスピットを予め形成することで、ファイナライズ時に記録するデータ量を削減することにつながり、結果として、ファイナライズに要する時間の短縮を図ることができる。或いは、記録可能な記録媒体上にエンボスピットを予め形成することで、例えば映画等のデータの不正コピーを防止することができる。
特許文献1では特に、読取可能な(言い換えれば、再生可能な)リーダブルエンボスピットと、読取不可能な(言い換えれば、再生不可能な)アンリーダブルエンボスピットとを組み合わせることで、エンボスピットが形成されるエリア部分の直後に位置するエリア部分へのデータの記録を可能としている。具体的には、DVDレコーダ等の情報記録装置は、アンリーダブルエンボスピットが形成されるエリア部分に形成されているランドプリピット等を読み取ることができるため、該ランドプリピットからアドレス情報を取得することで、エンボスピットが形成されるエリア部分の直後に位置するエリア部分へのデータが記録可能となっている。
特開2001−307329号公報
しかしながら、情報記録媒体上にエンボスピットを予め形成することは、以下のような技術的な問題点を新たに生じさせる。具体的には、アンリーダブルエンボスピットが読取不可能であることに起因して、例えばDVDプレーヤ等の情報再生装置が、アンリーダブルエンボスピットが形成されるエリア部分の直後に位置するエリア部分を再生することができないという技術的な問題点が生ずる。これは、情報再生装置が、ランドプリピットではなく、読み取った情報に基づいてアドレス情報を取得することに起因している。つまり、情報記録媒体上にエンボスピットを予め形成することは、好適な再生動作に悪影響を与えるという技術的な問題点を新たに生じさせる。
本発明は、例えば上述した従来の問題点に鑑みなされたものであり、例えばファイナライズに要する時間を短縮しつつ、記録情報の好適な再生を可能とならしめる情報記録媒体、情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、情報記録再生装置及び記録方法、並びにコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の情報記録媒体は、記録方向に沿ってこの順に設けられたリードインエリア、データエリア及びリードアウトエリアを備え、前記リードインエリア内には、記録方向に沿ってこの順に、第1プリ記録エリア、第2プリ記録エリア、第1記録エリア及び第2記録エリアが設けられており、前記第1記録エリア及び前記第2記録エリアの夫々には、グルーブトラック及びランドトラックが形成されており、前記第1プリ記録エリアには、物理アドレス情報を含む再生可能なプリフォームド情報が前記グルーブトラックに相当する位置にエンボスピットにより予め記録され、且つ予め割り当てられるプリフォームドアドレス情報が前記ランドトラックに相当する位置に記録されておらず前記第2プリ記録エリアには、前記プリフォームドアドレス情報が前記ランドトラックに相当する位置にランドプリピットにより予め記録され、且つ再生不可能なプリフォームド情報が前記グルーブトラックに相当する位置にエンボスピットにより予め記録されており前記第1記録エリアは、前記物理アドレス情報を含む第1記録情報が前記グルーブトラック上に記録される領域であり前記第2記録エリアは、所定の第2記録情報が前記グルーブトラック上に記録される領域である
上記課題を解決するために、本発明の情報記録装置は、上述した本発明の情報記録媒体に、前記第1記録情報及び前記第2記録情報を記録する情報記録装置であって、前記第2プリ記録エリアに予め記録される前記プリフォームドアドレス情報を参照することで、前記物理アドレス情報を含む前記第1記録情報を前記第1記録エリアに記録する第1記録手段と、前記第2記録情報を前記第2記録エリアに記録する第2記録手段とを備える。
上記課題を解決するために、本発明の情報記録方法は、上述した本発明の情報記録媒体に、前記第1記録情報及び前記第2記録情報を記録する情報記録方法であって、前記第2プリ記録エリアに予め記録される前記プリフォームドアドレス情報を参照することで、前記物理アドレス情報を含む前記第1記録情報を前記第1記録エリアに記録する第1記録工程と、前記第2記録情報を前記第2記録エリアに記録する第2記録工程とを備える。
上記課題を解決するために、本発明の情報再生装置は、上述した本発明の情報記録媒体であって、前記第1記録エリアに前記第1記録情報が記録されており且つ前記第2記録エリアに前記第2記録情報が記録されている情報記録媒体を再生する情報再生装置であって、前記第1記録エリアに記録される前記第1記録情報を再生する第1再生手段と、前記第1再生手段により再生された前記第1記録情報に含まれる前記物理アドレス情報を参照することで、前記第2記録エリアに記録された前記第2記録情報を再生する第2再生手段とを備える。
上記課題を解決するために、本発明の情報再生方法は、上述した本発明の情報記録媒体であって、前記第1記録エリアに前記第1記録情報が記録されており且つ前記第2記録エリアに前記第2記録情報が記録されている情報記録媒体を再生する情報再生方法であって、前記第1記録エリアに記録される前記第1記録情報を再生する第1再生工程と、前記第1再生工程において再生された前記第1記録情報に含まれる前記物理アドレス情報を参照することで、前記第2記録エリアに記録された前記第2記録情報を再生する第2再生工程とを備える。
上記課題を解決するために、本発明の第1のコンピュータプログラムは、上述した本発明の情報記録装置に備えられたコンピュータを制御するコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記第1記録手段及び前記第2記録手段として機能させる。
上記課題を解決するために、本発明の第2のコンピュータプログラムは、上述した本発明の情報再生装置に備えられたコンピュータを制御するコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記第1再生手段及び前記第2再生手段として機能させる。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされよう。
本実施例に係る光ディスクの一の基本構造を示した概略平面図であり、該光ディスクの概略断面図と、これに対応付けられた、その半径方向における記録領域構造の図式的概念図である。 本実施例に係る光ディスクの他の基本構造を示した概略平面図であり、該光ディスクの概略断面図と、これに対応付けられた、その半径方向における記録領域構造の図式的概念図である。 本実施例に係る光ディスクのリードインエリア内の構成を概念的に示すエリア構造図である。 本実施例に係る情報記録再生装置の基本的な構成を概念的に示すブロック図である。
符号の説明
100 光ディスク
102 リードインエリア
1021 イニシャルゾーン
1022 バッファーゾーン
1023 RW物理フォーマット情報ゾーン
200 情報記録再生装置
353 信号記録再生手段
以下、本発明の情報記録媒体、情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、並びにコンピュータプログラムの実施形態について説明を進める。
(情報記録媒体の実施形態)
本発明の情報記録媒体に係る実施形態は、記録方向に沿ってこの順に設けられたリードインエリア、データエリア及びリードアウトエリアを備え、前記リードインエリア内には、記録方向に沿ってこの順に、第1プリ記録エリア、第2プリ記録エリア、第1記録エリア及び第2記録エリアが設けられており、前記第1記録エリア及び前記第2記録エリアの夫々には、グルーブトラック及びランドトラックが形成されており、前記第1プリ記録エリアには、物理アドレス情報を含む再生可能なプリフォームド情報が前記グルーブトラックに相当する位置にエンボスピットにより予め記録され、且つ予め割り当てられるプリフォームドアドレス情報が前記ランドトラックに相当する位置に記録されておらず前記第2プリ記録エリアには、前記プリフォームドアドレス情報が前記ランドトラックに相当する位置にランドプリピットにより予め記録され、且つ再生不可能なプリフォームド情報が前記グルーブトラックに相当する位置にエンボスピットにより予め記録されており前記第1記録エリアは、前記物理アドレス情報を含む第1記録情報が前記グルーブトラック上に記録される領域であり前記第2記録エリアは、所定の第2記録情報が前記グルーブトラック上に記録される領域である
本発明の情報記録媒体に係る実施形態によれば、第1プリ記録エリア及び第2プリ記録エリアにプリフォームド情報が予め記録されている。特に、第1プリ記録エリアには、例えば情報記録装置により読み取られるプリフォームドアドレス情報が記録されておらず、他方、第2プリ記録エリアには、プリフォームドアドレス情報が予め記録されている。本実施形態では特に、第2プリ記録エリアに隣接する第1記録エリアには、物理アドレス情報を含む第1記録情報が、例えば情報記録装置により記録される。物理アドレス情報は、少なくとも当該情報記録媒体を再生する情報再生装置に再生可能(即ち、読取可能)である。第1記録エリアに隣接する第2記録エリアには、所定の第2記録情報が、情報記録装置により記録される。
このように、本実施形態に係る情報記録媒体によれば、プリフォームド情報が予め記録されている第1プリ記録エリア及び第2プリ記録エリアを備えているため、予め定められたデータに関しては、その全てを情報記録装置が必ずしも記録しなくても済むようになり、ファイナライズ時に記録する必要があるデータのサイズを削減することができる。これにより、ファイナライズに要する時間の短縮を図ることができる。
更に、例えば情報記録装置が第1記録エリアにアクセスする際には、第1記録エリアの手前にある第2プリ記録エリアに記録されているプリフォームドアドレス情報を参照することで、第1記録エリアの先頭部分から好適に第1記録情報を記録することができる。具体的に説明すると、情報記録装置が所望のエリア部分にアクセスする際には、該所望のエリア部分の手前のエリア部分より順にサーチすることで、サーチ先が所望のエリア部分に到達する前にアドレス情報等を好適に検出している必要がある。この動作を考慮すると、本実施形態によれば、第1記録エリアの手前に、プリフォームドアドレス情報が記録される第2プリ記録エリアが配置されているため、情報記録装置は、第2プリ記録エリアをサーチすることで、アドレス情報等を好適に検出することができる。このため、情報記録装置が第1記録エリアの先頭部分にアクセスすることができないという不都合を好適に防ぐことができる。これにより、第1記録エリアの全体に第1記録情報を記録することができる。
加えて、例えば情報再生装置が第2記録エリアにアクセスする際には、第2記録エリアの手前にある第1記録エリアに記録されている第1記録情報に含まれる物理アドレス情報を参照することで、第2記録エリアの先頭部分から好適に第2記録情報を再生することができる。具体的に説明すると、情報再生装置が所望のエリア部分にアクセスする際には、該所望のエリア部分の手前のエリア部分より順にサーチすることで、サーチ先が所望のエリア部分に到達する前にアドレス情報等を好適に検出している必要がある。特に、情報再生装置は、一般的には、情報記録装置が読取可能なプリフォームドアドレス情報を再生することができない。この動作を考慮すると、本実施形態によれば、第2記録エリアの手前に、情報再生装置により再生可能な物理アドレス情報を含む第1記録情報が記録される第1記録エリアが配置されているため、情報再生装置は、第1記録エリアをサーチすることで、アドレス情報等を好適に検出することができる。これにより、情報再生装置が第2記録エリアの先頭部分にアクセスすることができないという不都合を好適に防ぐことができる。これにより、第2記録エリアの全体を再生することができる。
このように、本実施形態に係る情報記録媒体は、第1プリ記録エリア及び第2プリ記録エリアを設けることでファイナライズに要する時間を短縮しつつ、第1プリ記録エリア及び第2プリ記録エリアに隣接する或いは近接するエリア部分への記録動作時及び再生動作を好適に行わせることができるという大きな利点を有している。これは、単にエンボスピットを情報記録媒体上に形成する上述の背景技術によれば、到底享受することができない、本実施形態に係る情報記録媒体に特有の効果である。
加えて、本実施形態の情報記録媒体によれば、ランドトラック及びグルーブトラックが形成される情報記録媒体において、上述した各種効果を好適に享受することができる。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様は、前記プリフォームド情報及び第1記録情報は、ダミー情報である。
この態様によれば、第1プリ記録エリア、第2プリ記録エリア及び第1記録エリアにダミー情報(例えば、“00h情報”等の固定的な情報)が記録されても、上述した各種効果を好適に享受することができる。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様は、前記第1記録エリアは、前記第2記録エリアにアクセスするための緩衝エリアである。
この態様によれば、情報再生装置は、第2記録エリアにアクセスする前に、第1記録エリアをサーチすることで、第2記録エリアの先頭部分から好適に第2記録情報を再生することができる。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様は、前記第1プリ記録エリア及び前記第2プリ記録エリアは、リードインエリア中のイニシャルゾーンであり、前記第1記録エリアは、リードインエリア中のバッファーゾーンであり、前記第2記録エリアは、リードインエリア中の物理フォーマット情報ゾーンである。
この態様によれば、後に図面を参照して詳細に説明する情報記録媒体において、上述した各種効果を好適に享受することができる。
この態様では、当該情報記録媒体は、DVD規格に準拠しているように構成してもよい。
このように構成すれば、DVD規格に準拠している情報記録媒体において、上述した各種効果を好適に享受することができる。
(情報記録装置の実施形態)
本発明の情報記録装置に係る実施形態は、述した本発明の情報記録媒体に係る実施形態(但し、その各種態様を含む)、前記第1記録情報及び前記第2記録情報を記録する情報記録装置であって、前記第2プリ記録エリアに予め記録される前記プリフォームドアドレス情報を参照することで、前記物理アドレス情報を含む前記第1記録情報を前記第1記録エリアに記録する第1記録手段と、前記第2記録情報を前記第2記録エリアに記録する第2記録手段とを備える。
本発明の情報記録装置に係る実施形態によれば、第1記録手段の動作により、第1記録エリアに第1記録情報が記録される。同様に、第2記録手段の動作により、第2記録エリアに第2記録情報が記録される。
特に、第1記録手段は、第1記録エリアにアクセスする際には、第1記録エリアの手前にある第2プリ記録エリアに記録されているプリフォームドアドレス情報を参照することで、第1記録エリアの先頭部分から好適に第1記録情報を記録することができる。
更に、第1記録手段は、情報再生装置により再生可能な物理アドレス情報を含む第1記録情報を第1記録エリアに記録している。このため、例えば情報再生装置が第2記録エリアにアクセスする際には、第2記録エリアの手前にある第1記録エリアに記録されている第1記録情報に含まれる物理アドレス情報を参照することで、第2記録エリアの先頭部分から好適に第2記録情報を再生することができる。
加えて、プリフォームド情報が予め記録されているため、ファイナライズに要する時間を短縮することができる。
このように、本実施形態に係る情報記録装置によれば、上述した本実施形態に係る情報記録媒体が有する効果と同様の効果を好適に享受することができる。
(情報記録方法の実施形態)
本発明の情報記録方法に係る実施形態は、述した本発明の情報記録媒体に係る実施形態(但し、その各種態様を含む)、前記第1記録情報及び前記第2記録情報を記録する情報記録方法であって、前記第2プリ記録エリアに予め記録される前記プリフォームドアドレス情報を参照することで、前記物理アドレス情報を含む前記第1記録情報を前記第1記録エリアに記録する第1記録工程と、前記第2記録情報を前記第2記録エリアに記録する第2記録工程とを備える。
本発明の情報記録方法に係る実施形態によれば、上述した本発明の情報記録装置に係る実施形態が有する各種効果と同様の効果を享受することができる。
尚、上述した本発明の情報記録装置に係る実施形態における各種態様に対応して、本発明の情報記録方法に係る実施形態も各種態様を採ることが可能である。
(情報再生装置の実施形態)
本発明の情報再生装置に係る実施形態は、述した本発明の情報記録媒体に係る実施形態(但し、その各種態様を含む)であって、前記第1記録エリアに前記第1記録情報が記録されており且つ前記第2記録エリアに前記第2記録情報が記録されている情報記録媒体を再生する情報再生装置であって、前記第1記録エリアに記録される前記第1記録情報を再生する第1再生手段と、前記第1再生手段により再生された前記第1記録情報に含まれる前記物理アドレス情報を参照することで、前記第2記録エリアに記録された前記第2記録情報を再生する第2再生手段とを備える。
本発明の情報再生装置に係る実施形態によれば、第1再生手段の動作により、第1記録エリアに記録される第1記録情報が再生される。同様に、第2再生手段の動作により、第2記録エリアに記録される第2記録情報が再生される。
特に、第2再生手段は、第2記録エリアにアクセスする際には、第2記録エリアの手前にある第1記録エリアに記録されている第1記録情報に含まれる物理アドレス情報を参照することで、第2記録エリアの先頭部分から好適に第2記録情報を再生することができる。
このように、本実施形態に係る情報再生装置によれば、上述した本実施形態に係る情報記録媒体が有する効果と同様の効果を好適に享受することができる。
(情報再生方法の実施形態)
本発明の情報再生方法に係る実施形態は、述した本発明の情報記録媒体に係る実施形態(但し、その各種態様を含む)であって、前記第1記録エリアに前記第1記録情報が記録されており且つ前記第2記録エリアに前記第2記録情報が記録されている情報記録媒体を再生する情報再生方法であって、前記第1記録エリアに記録される前記第1記録情報を再生する第1再生工程と、前記第1再生工程において再生された前記第1記録情報に含まれる前記物理アドレス情報を参照することで、前記第2記録エリアに記録された前記第2記録情報を再生する第2再生工程とを備える。
本発明の情報再生方法に係る実施形態によれば、上述した本発明の情報再生装置に係る実施形態が有する各種効果と同様の効果を享受することができる。
尚、上述した本発明の情報再生装置に係る実施形態における各種態様に対応して、本発明の情報再生方法に係る実施形態も各種態様を採ることが可能である。
(コンピュータプログラムの実施形態)
本発明のコンピュータプログラムに係る第1実施形態は、述した本発明の情報記録装置に係る実施形態(但し、その各種態様を含む)備えられたコンピュータを制御するコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記第1記録手段及び前記第2記録手段として機能させる。
本発明のコンピュータプログラムに係る第1実施形態によれば、当該コンピュータプログラムを格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラムをコンピュータに読み込んで実行させれば、或いは、当該コンピュータプログラムを、通信手段を介してコンピュータにダウンロードさせた後に実行させれば、上述した本発明の情報記録装置に係る実施形態を比較的簡単に実現できる。
尚、上述した本発明の情報記録装置に係る実施形態における各種態様に対応して、本発明のコンピュータプログラムに係る第1実施形態も各種態様を採ることが可能である。
本発明のコンピュータプログラムに係る第2実施形態は、述した本発明の情報再生装置に係る実施形態(但し、その各種態様を含む)備えられたコンピュータを制御するコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記第1再生手段及び前記第2再生手段として機能させる。
本発明のコンピュータプログラムに係る第2実施形態によれば、当該コンピュータプログラムを格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラムをコンピュータに読み込んで実行させれば、或いは、当該コンピュータプログラムを、通信手段を介してコンピュータにダウンロードさせた後に実行させれば、上述した本発明の情報再生装置に係る実施形態を比較的簡単に実現できる。
尚、上述した本発明の情報再生装置に係る実施形態における各種態様に対応して、本発明のコンピュータプログラムに係る第2実施形態も各種態様を採ることが可能である。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から更に明らかにされる。
以上説明したように、本発明の情報記録媒体に係る実施形態は、第1プリ記録エリアと、第2プリ記録エリアと、第1記録エリアと、第2記録エリアとを備える。本発明の情報記録装置に係る実施形態によれば、第1記録手段と、第2記録手段とを備える。本発明の情報記録方法に係る実施形態によれば、第1記録工程と、第2記録工程とを備える。本発明の情報再生装置に係る実施形態によれば、第1再生手段と、第2再生手段とを備える。本発明の情報再生方法に係る実施形態によれば、第1再生工程と、第2再生工程とを備える。本発明のコンピュータプログラムに係る第1実施形態は、コンピュータを本発明の情報記録装置に係る実施形態として機能させる。本発明のコンピュータプログラムに係る第2実施形態は、コンピュータを本発明の情報再生装置に係る実施形態として機能させる。従って、ファイナライズに要する時間を短縮しつつ、記録情報の好適な再生を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
初めに、図1及び図2を参照して、本発明の情報記録媒体に係る実施例としての光ディスクについて説明を進める。ここに、図1(a)は、本実施例に係る光ディスクの一の基本構造を示した概略平面図であり、図1(b)は、該光ディスクの概略断面図と、これに対応付けられた、その半径方向における記録領域構造の図式的概念図であり、図2(a)は、本実施例に係る光ディスクの他の基本構造を示した概略平面図であり、図2(b)は、該光ディスクの概略断面図と、これに対応付けられた、その半径方向における記録領域構造の図式的概念図である。
図1(a)及び図1(b)に示されるように、本実施例に係る光ディスク100aは、例えば、DVDと同じく直径12cm程度のディスク本体上の記録面に、センターホール101を中心として、リードインエリア102、データエリア105、及びリードアウトエリア108が設けられている。そして、光ディスク100aは、透明基板110上に記録層等が積層されている。そして、この記録層の各記録領域には、例えば、センターホール101を中心にスパイラル状或いは同心円状に、例えば、グルーブトラック及びランドトラック等のトラックが交互に設けられている。また、このトラック上には、データがECCブロックという単位で分割されて記録される。ECCブロックは、記録情報がエラー訂正可能なデータ管理単位である。
或いは、図2(a)及び図2(b)に示されるように、本実施例に係る光ディスク100bは、例えば、DVDと同じく直径12cm程度のディスク本体上の記録面に、センターホール101を中心として、リードインエリア102又はリードアウトエリア118、データエリア105及び115、並びにミドルエリア109及び119が設けられている。そして、光ディスク100bは、透明基板110上に記録層等が積層されている。そして、この記録層の各記録領域には、例えば、センターホール101を中心にスパイラル状或いは同心円状に、例えば、グルーブトラック及びランドトラック等のトラックが交互に設けられている。また、このトラック上には、データがECCブロックという単位で分割されて記録される。ECCブロックは、記録情報がエラー訂正可能なデータ管理単位である。
特に、本実施例に係る光ディスク100bは、図2(b)に示されるように、例えば、透明基板110に、2つの記録層(即ち、L0層及びL1層)が積層された構造をしている。このような二層型の光ディスク100の記録再生時には、図2(b)中、下側から上側に向かって照射されるレーザ光LBの集光位置をいずれの記録層に合わせるかに応じて、L0層におけるデータの記録再生が行なわれるか又はL1層におけるデータの記録再生が行われる。特に、L0層においては内周側から外周側に向かってデータが記録され、他方L1層においては外周側から内周側に向かってデータが記録される。即ち、本実施例に係る光ディスク100bは、オポジットトラックパス方式の光ディスクに相当する。但し、パラレルトラックパス方式の光ディスクであっても、以下に説明する構成を採用することで、以下に述べる各種効果を享受することができる。
尚、本実施例においては、単一の記録層を備える光ディスク100a及び2つの記録層を備える光ディスク100bを具体例とする説明を進める。以下の説明では、光ディスク100a及び100bを、単に光ディスク100と称して説明を進める。しかしながら、以下に説明する構成は、3つ以上の記録層を備える多層型の光ディスクに対して適用してもよいことは言うまでもない。
続いて、図3を参照して、本実施例に係る光ディスク100の詳細な構成について説明する。ここに、図3は、本実施例に係る光ディスク100のリードインエリア102内の構成を概念的に示すエリア構造図である。
尚、以下の説明では、光ディスク100がDVD規格に準拠している場合に、本発明を光ディスク100に適用した場合の構成について説明を進める。但し、DVD規格に準拠した光ディスク100に類似した構成を有する光ディスクに対して本発明を適用させてもよいことは言うまでもない。
図3に示すように、リードインエリア102は、本発明における「第1プリ記録エリア」及び「第2プリ記録エリア」の一具体例を構成するイニシャルゾーン(Initial zone)1021と、本発明における「第1記録エリア」の一具体例を構成するバッファーゾーン(#0)(Buffer zone #0)1022と、本発明における「第2記録エリア」の一具体例を構成するRW物理フォーマット情報ゾーン(RW Physical format information zone)1023と、リファレンスコードゾーン(Reference code zone)1024と、バッファーゾーン(#1)(Buffer zone #1)1025と、コントロールデータゾーン(Control data zone)1026と、エクストラボーダーゾーン(Extra Border Zone)1027とを備えている。
本実施例では特に、イニシャルゾーン1021の前半部分1021aは、読み取り可能なリーダブルエンボスピットにより、固定的なダミーデータ(例えば、00hデータ)が予め記録されている。イニシャルゾーン1021の前半部分1021aには、プリフォーマットアドレス(本発明における「プリフォームドアドレス情報」の一具体例)を示すLPP(Land Pre Pit)は形成されていない。言い換えれば、イニシャルゾーン1021の前半部分1021aにLPPが形成されていないがゆえに、エンボスピットとLPPが干渉する不都合が生じることはなく、その結果、リーダブルエンボスピット(本発明における「再生可能なプリフォームド情報」の一具体例)を形成することができる。
他方、イニシャルゾーン1021の後半部分1021bは、読み取り不可能なアンリーダブルエンボスピットにより、固定的なダミーデータ(例えば、00hデータ等)が予め記録されている。イニシャルゾーン1021の後半部分1021bには、プリフォーマットアドレスを示すLPP(Land Pre Pit)が形成されている。言い換えれば、イニシャルゾーン1021の後半部分1021bにLPPが形成されていることに起因して、エンボスピットとLPPが干渉するため、エンボスピットを形成したとしてもアンリーダブルなエンボスピット(本発明における「再生不可能なプリフォームド情報」の一具体例)となる。
バッファーゾーン(#0)1022には、グルーブトラック及びランドトラックが形成されており、後述の情報記録再生装置により、固定的なダミーデータ(例えば、00hデータ等)が記録される。つまりバッファーゾーン(#0)1022は固定的なダミーデータが記録されるエリアであるが、イニシャルゾーン1021のようにエンボスピットにより予めデータが記録されるエリアではなく、後述の情報記録再生装置によりデータを記録するエリアとしている。
尚、後述の情報記録再生装置は、データを記録する際には、データと共に物理アドレス情報(本発明における「物理アドレス情報」の一具体例)を記録する。
RW物理フォーマット情報ゾーン1023には、グルーブトラック及びランドトラックが形成されており、後述の情報記録再生装置により、マニュファクチャリング情報(Manufacturing information)や、物理フォーマット情報(Physical format information)が記録される。
ここで、後述の情報記録再生装置がバッファーゾーン(#0)1022にダミーデータを記録する際の動作について説明する。この場合、初めに、イニシャルゾーン1021からバッファーゾーン1022に向かってサーチ動作が行われる。このとき、情報記録再生装置は、イニシャルゾーン1021の後半部分1021bに形成されているLPPを参照することで、アドレス情報を取得することができる。このため、情報記録再生装置がバッファーゾーン(#0)1022にアクセスした時点で、情報記録再生装置は既にアドレス情報を好適に取得している。このため、情報記録再生装置は、バッファーゾーン(#0)1022の先頭部分からダミーデータを記録することができる。つまり、バッファーゾーン(#0)1022の先頭部分にダミーデータを記録することができないという不都合を好適に防ぐことができる。同様に、情報記録再生装置は、バッファーゾーン(#0)1022に続くRW物理フォーマット情報ゾーン1023の先頭部分から各種データを記録することができる。
他方、後述の情報記録再生装置がRW物理フォーマット情報ゾーン1023に記録された各種データを再生する際の動作について説明する。この場合、初めにバッファーゾーン(#0)1022からRW物理フォーマット情報ゾーン1023に向かってサーチ動作が行われる。このとき、情報記録再生装置は、バッファーゾーン1022に記録されているダミーデータと共に記録される物理アドレス情報を取得することができる。このため、情報記録再生装置がRW物理フォーマット情報ゾーン1023にアクセスした時点で、情報記録再生装置は既にアドレス情報を好適に取得している。このため、情報記録再生装置は、RW物理フォーマット情報ゾーン1023の先頭部分から各種データを再生することができる。つまり、RW物理フォーマット情報ゾーン1023の先頭部分に記録された各種データを再生することができないという不都合を好適に防ぐことができる。
特に、再生専用の情報再生装置は、LPPを参照することができないため、データと共に記録されている物理アドレス情報を参照しなければ、アドレス情報を取得することができない。このため、上述の如く、RW物理フォーマット情報ゾーン1023の手前に、バッファーゾーン1022を設ける構成を光ディスク100が有していることで、再生専用の情報再生装置であっても、RW物理フォーマット情報ゾーン1023の先頭部分から各種データを再生することができる。
このように、エンボスピットが形成されるエリア(例えば、イニシャルゾーン1021)に続いて、情報記録再生装置がデータを記録する必要があるエリア(例えば、バッファーゾーン(#0)1022)が配置される場合において、情報記録再生装置がデータを記録する必要があるエリアの手前にLPPが形成され且つアンリーダブルエンボスピットが形成されたエリアを配置することで、情報記録再生装置がデータを記録する必要があるエリアへの記録を好適に行うことができる。
そして、情報記録再生装置がデータを記録する必要があるエリアが、情報記録再生装置(特に、再生専用の情報再生装置)が読み取る必要があるエリア(例えば、RW物理フォーマット情報ゾーン1023)の手前に配置されているため、情報記録再生装置が読み取る必要があるエリアへの記録を好適に行うことができる。言い換えれば、情報記録再生装置が読み取る必要があるエリアの手前に、情報記録再生装置によって物理アドレス情報と共にデータが記録されるエリアであって且つ情報再生装置がアドレス情報を取得するためのエリアが配置されているため、情報記録再生装置が読み取る必要があるエリアへの記録を好適に行うことができる。
更には、本来ファイナライズ時にダミーデータを記録する必要があるイニシャルゾーン1021には、エンボスピットによりダミーデータが予め記録されているため、ファイナライズに要する時間を短縮することができる。
尚、イニシャルゾーン1021のうちのアンリーダブルエンボスピットが形成される領域(つまり、イニシャルゾーン1021の後半部分1021b)のサイズは、情報記録再生装置によりプリフォーマットアドレスを取得することができる程度のサイズであることが好ましい。上述の例では、イニシャルゾーン1021の後半部分1021bは、例えば16ECCブロックのサイズを有している。
一方、バッファーゾーン(#0)1022のサイズは、情報記録再生装置により物理アドレス情報を取得することができる程度のサイズであることが好ましい。上述の例では、バッファーゾーン(#0)1022は、例えば32ECCブロックのサイズを有している。
そして、2つの記録層を備える光ディスク100bにおいて、データが記録された状態での各エリアの開始物理アドレス情報を示す物理セクターナンバーは、例えば、イニシャルゾーン1021が024440h、バッファーゾーン(#0)1022が02E200h,RW物理フォーマット情報ゾーン1023が02E400h、リファレンスコードゾーン1024が02F000h、バッファーゾーン(#1)1025が02F020h、コントロールデータゾーン1026が02F200h、エクストラボーダーゾーン1027が02FE00hである。
また、上述の実施例では、イニシャルゾーン1021、バッファーゾーン(#0)1022及びRW物理フォーマット情報ゾーン1023を一具体例として説明を進めた。しかしながら、エンボスピットが形成されるエリアと、情報記録再生装置がデータを記録する必要があるエリアと、情報記録再生装置が読み取る必要があるエリアとが連続的に配置される場合に、上述した構成を採用してもよいことは言うまでもない。
続いて、図4を参照して、本発明の情報記録装置及び情報再生装置の実施例としての情報記録再生装置200について説明する。ここに、図4は、本実施例に係る情報記録再生装置200の基本的な構成を概念的に示すブロック図である。尚、情報記録再生装置200は、光ディスク100にデータを記録する機能と、光ディスク100に記録されたデータを再生する機能とを備える。光ディスク100にデータを記録する機能が、本発明の情報記録装置の一具体例を構成しており、光ディスク100に記録されたデータを再生する機能が、本発明の情報再生装置の一具体例を構成している。このため、情報記録再生装置200が、光ディスク100にデータを記録する機能のみを備えていれば、情報記録装置にもなり得ることは言うまでもない。同様に、情報記録再生装置200が、光ディスク100に記録されたデータを再生する機能のみを備えていれば、情報再生装置にもなり得ることは言うまでもない。
図4に示すように、情報記録再生装置200は、実際に光ディスク100がローディングされ且つデータの記録やデータの再生が行なわれるディスクドライブ300と、該ディスクドライブ300に対するデータの記録及び再生を制御するパーソナルコンピュータ等のホストコンピュータ400とを備えている。
ディスクドライブ300は、光ディスク100、スピンドルモータ351、光ピックアップ352、信号記録再生手段353、CPU(ドライブ制御手段)354、メモリ355、データ入出力制御手段306、及びバス357を備えて構成されている。また、ホストコンピュータ400は、CPU359、メモリ360、操作/表示制御手段307、操作ボタン310、表示パネル311、データ入出力制御手段308、及びバス358を備えて構成される。
スピンドルモータ351は光ディスク100を回転及び停止させるもので、光ディスク100へのアクセス時に動作する。より詳細には、スピンドルモータ351は、図示しないサーボユニット等によりスピンドルサーボを受けつつ所定速度で光ディスク100を回転及び停止させるように構成されている。
光ピックアップ352は、光ディスク100への記録再生を行うために、例えば半導体レーザ装置とレンズ等から構成される。より詳細には、光ピックアップ352は、光ディスク100に対してレーザービーム等の光ビームを、再生時には読み取り光として第1のパワーで照射し、記録時には書き込み光として第2のパワーで且つ変調させながら照射する。
信号記録再生手段353は、本発明における「第1記録手段」、「第2記録手段」、「第1再生手段」及び「第2再生手段」の一具体例を構成しており、スピンドルモータ351と光ピックアップ352を制御することで光ディスク100に対して記録再生を行う。より具体的には、信号記録再生手段353は、例えば、レーザダイオードドライバ(LDドライバ)及びヘッドアンプ等によって構成されている。レーザダイオードドライバは、光ピックアップ352内に設けられた図示しない半導体レーザを駆動する。ヘッドアンプは、光ピックアップ352の出力信号、即ち、光ビームの反射光を増幅し、該増幅した信号を出力する。より詳細には、信号記録再生手段353は、OPC処理時には、CPU354の制御下で、図示しないタイミング生成器等と共に、OPCパターンの記録及び再生処理により最適なレーザパワーの決定が行えるように、光ピックアップ352内に設けられた図示しない半導体レーザを駆動する。
メモリ355は、記録再生データのバッファ領域や、信号記録再生手段353で使用出来るデータに変換する時の中間バッファとして使用される領域などディスクドライブ300におけるデータ処理全般及びOPC処理において使用される。また、メモリ355はこれらレコーダ機器としての動作を行うためのプログラム、即ちファームウェアが格納されるROM領域と、記録再生データの一時格納用バッファや、ファームウェアプログラム等の動作に必要な変数が格納されるRAM領域などから構成される。
CPU(ドライブ制御手段)354は、信号記録再生手段353及びメモリ355と、バス357を介して接続され、各種制御手段に指示を行うことで、ディスクドライブ300全体の制御を行う。通常、CPU354が動作するためのソフトウェア又はファームウェアは、メモリ355に格納されている。
データ入出力制御手段306は、ディスクドライブ300に対する外部からのデータ入出力を制御し、メモリ355上のデータバッファへの格納及び取り出しを行う。情報記録再生装置300とSCSIや、ATAPIなどのインタフェースを介して接続されている外部のホストコンピュータ400から発行されるドライブ制御命令は、データ入出力制御手段306を介してCPU354に伝達される。また、記録再生データも同様にデータ入出力制御手段306を介して、ホストコンピュータ400とやり取りされる。
操作/表示制御手段307はホストコンピュータ400に対する動作指示受付と表示を行うもので、例えば記録又は再生といった操作ボタン310による指示をCPU359に伝える。CPU359は、操作/表示制御手段307からの指示情報を元に、データ入出力手段308を介して、情報記録再生装置300に対して制御命令(コマンド)を送信し、ディスクドライブ300全体を制御する。同様に、CPU359は、ディスクドライブ300に対して、動作状態をホストに送信するように要求するコマンドを送信することができる。これにより、記録中や再生中といったディスクドライブ300の動作状態が把握できるためCPU359は、操作/表示制御手段307を介して蛍光管やLCDなどの表示パネル311にディスクドライブ300の動作状態を出力することができる。
メモリ360は、ホストコンピュータ400が使用する内部記憶装置であり、例えばBIOS(Basic Input/Output System)等のファームウェアプログラムが格納されるROM領域、オペレーティングシステムや、アプリケーションプログラム等の動作に必要な変数等が格納されるRAM領域などから構成される。また、データ入出力制御手段308を介して、図示しないハードディスク等の外部記憶装置に接続されていてもよい。
以上説明した、ディスクドライブ300とホストコンピュータ400を組み合わせて使用する一具体例は、映像を記録再生するレコーダ機器等の家庭用機器である。このレコーダ機器は放送受信チューナや外部接続端子からの映像信号をディスクに記録し、テレビなど外部表示機器にディスクから再生した映像信号を出力する機器である。メモリ360に格納されたプログラムをCPU359で実行させることでレコーダ機器としての動作を行っている。また、別の具体例では、ディスクドライブ300はディスクドライブ(以下、適宜ドライブと称す)であり、ホストコンピュータ400はパーソナルコンピュータやワークステーションである。パーソナルコンピュータ等のホストコンピュータとドライブはSCSIやATAPIといったデータ入出力制御手段306及び308を介して接続されており、ホストコンピュータ400にインストールされているライティングソフトウェア等のアプリケーションが、ディスクドライブ300を制御する。
本実施例に係る情報記録再生装置200は、上述した光ディスク100に対する記録動作や再生動作を行う。このため、上述した光ディスク100の各種効果を好適に享受することができる。
また、上述の実施例では、情報記録媒体の一例として光ディスク100及び情報記録再生装置の一例として光ディスク100に係るレコーダ或いはプレーヤについて説明したが、本発明は、光ディスク及びそのレコーダ或いはプレーヤに限られるものではなく、他の高密度記録或いは高転送レート対応の各種記録媒体並びにそのレコーダ或いはプレーヤにも適用可能である。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う情報記録媒体、情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、並びにコンピュータプログラムもまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。

Claims (11)

  1. 記録方向に沿ってこの順に設けられたリードインエリア、データエリア及びリードアウトエリアを備え、
    前記リードインエリア内には、記録方向に沿ってこの順に、第1プリ記録エリア、第2プリ記録エリア、第1記録エリア及び第2記録エリアが設けられており、
    前記第1記録エリア及び前記第2記録エリアの夫々には、グルーブトラック及びランドトラックが形成されており、
    前記第1プリ記録エリアには、物理アドレス情報を含む再生可能なプリフォームド情報が前記グルーブトラックに相当する位置にエンボスピットにより予め記録され、且つ予め割り当てられるプリフォームドアドレス情報が前記ランドトラックに相当する位置に記録されておらず、
    前記第2プリ記録エリアには、前記プリフォームドアドレス情報が前記ランドトラックに相当する位置にランドプリピットにより予め記録され、且つ再生不可能なプリフォームド情報が前記グルーブトラックに相当する位置にエンボスピットにより予め記録されており、
    前記第1記録エリアは、前記物理アドレス情報を含む第1記録情報が前記グルーブトラック上に記録される領域であり、
    前記第2記録エリアは、所定の第2記録情報が前記グルーブトラック上に記録される領域である
    ことを特徴とする情報記録媒体。
  2. 前記プリフォームド情報及び前記第1記録情報は、ダミー情報であることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 前記第1記録エリアは、前記第2記録エリアにアクセスするための緩衝エリアであることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  4. 前記第1プリ記録エリア及び前記第2プリ記録エリアは、前記リードインエリア中のイニシャルゾーンであり、
    前記第1記録エリアは、前記リードインエリア中のバッファーゾーンであり、
    前記第2記録エリアは、前記リードインエリア中の物理フォーマット情報ゾーンであることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  5. 当該情報記録媒体は、DVD規格に準拠していることを特徴とする請求項に記載の情報記録媒体。
  6. 請求項1に記載の情報記録媒体に、前記第1記録情報及び前記第2記録情報を記録する情報記録装置であって、
    前記第2プリ記録エリアに予め記録される前記プリフォームドアドレス情報を参照することで、前記物理アドレス情報を含む前記第1記録情報を前記第1記録エリアに記録する第1記録手段と、
    前記第2記録情報を前記第2記録エリアに記録する第2記録手段と
    を備えることを特徴とする情報記録装置。
  7. 請求項1に記載の情報記録媒体に、前記第1記録情報及び前記第2記録情報を記録する情報記録方法であって、
    前記第2プリ記録エリアに予め記録される前記プリフォームドアドレス情報を参照することで、前記物理アドレス情報を含む前記第1記録情報を前記第1記録エリアに記録する第1記録工程と、
    前記第2記録情報を前記第2記録エリアに記録する第2記録工程と
    を備えることを特徴とする情報記録方法。
  8. 請求項1に記載の情報記録媒体であって、前記第1記録エリアに前記第1記録情報が記録されており且つ前記第2記録エリアに前記第2記録情報が記録されている情報記録媒体を再生する情報再生装置であって、
    前記第1記録エリアに記録されている前記第1記録情報を再生する第1再生手段と、
    前記第1再生手段により再生された前記第1記録情報に含まれる前記物理アドレス情報を参照することで、前記第2記録エリアに記録された前記第2記録情報を再生する第2再生手段と
    を備えることを特徴とする情報再生装置。
  9. 請求項1に記載の情報記録媒体であって、前記第1記録エリアに前記第1記録情報が記録されており且つ前記第2記録エリアに前記第2記録情報が記録されている情報記録媒体を再生する情報再生方法であって、
    前記第1記録エリアに記録されている前記第1記録情報を再生する第1再生工程と、
    前記第1再生工程において再生された前記第1記録情報に含まれる前記物理アドレス情報を参照することで、前記第2記録エリアに記録された前記第2記録情報を再生する第2再生工程と
    を備えることを特徴とする情報再生方法。
  10. 請求項に記載の情報記録装置に備えられたコンピュータを制御するコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記第1記録手段及び前記第2記録手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  11. 請求項に記載の情報再生装置に備えられたコンピュータを制御するコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記第1再生手段及び前記第2再生手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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