JP4792408B2 - リコイルスタータ - Google Patents

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Description

本発明はリコイルロープを引っ張ることによりロープリールを回転させて、該ロープリールの回転を遠心クラッチ等のクラッチ機構を介してエンジンのクランク軸に連結された駆動プーリに伝達させることによりエンジンを始動させるリコイルスタータに関する。
ロープリールに巻回されたリコイルロープを牽引することによりロープリールを回転させ、該ロープリールの回転により回転されるカムの回転を遠心クラッチ等のクラッチ機構を介してエンジンのクランク軸に結合されたフライホイールマグネット又は駆動プーリ等の回転部材に伝達し、該回転部材を介してエンジンのクランク軸を回転してエンジンを始動させるようにしたリコイルスタータにおいて、上記ロープリールとカムとの間に緩衝蓄力手段を介在させて、該緩衝蓄力手段によってエンジン側の急激な負荷の変動による衝撃をロープリール側に伝達させないようにするとともに、ロープリールの回転力を緩衝蓄力手段に蓄力させて、緩衝蓄力手段に蓄力した回転力を放出させることによってエンジンの始動を容易に行えるようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
上記従来の機構は、リコイルロープの牽引により回転されるロープリールと、クラッチ機構を介してエンジンのクランク軸に連結されている起動プーリへ回転力を伝達させるカムと、緩衝蓄力手段としてのゼンマイを収容しているゼンマイケースとをケース内に形成した支軸によってそれぞれ回転自在に支持させるとともに、ロープリールとゼンマイケース間に一方向ラチェット機構を形成してロープリールのエンジン始動方向の回転をゼンマイケースに伝達させるように構成されており、リコイルロープを牽引してロープリールを回転すると一方向ラチェット機構を介してゼンマイケースを一体に回転させてロープリールの回転をゼンマイケースを介して起動プーリに伝達させ、エンジンの始動抵抗により起動プーリの回転が停止するとゼンマイにロープリールの回転力が蓄力されるようにしている。更にゼンマイケースの逆方向への回転を防止するために支軸とゼンマイケースとの間にワンウエイクラッチを形成している。
特開2001−132591号公報
上記従来技術によれば、ケース内の支軸に緩衝蓄力手段のゼンマイを収容したゼンマイケースと、リコイルロープを巻回したロープリール及びエンジンのクランク軸側へ回転力を伝達させる起動プーリとをそれぞれ回転自在に支持させ、ロープリールとゼンマイケースの間にロープリールのエンジン始動方向の回転をゼンマイケースに伝達させるための一方向ラチェット機構を形成し、更に、ゼンマイケースと支軸の間にゼンマイケースをエンジン始動方向にのみ回転させるためのワンウエイクラッチを形成しているので、部品構成が多く且つ複雑となってリコイルスタータのコストをアップさせるとともに、外径形状特に軸方向の寸法が大きくなりリコイルスタータの小型軽量化を阻害する要因となっていた。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決して、緩衝蓄力手段を備えてエンジンの始動が容易に行えるとともに、部品点数が低減できて低コスト化及び小型軽量化が可能なリコイルスタータを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため本発明の請求項1に係る発明は、エンジンに配置されるリール支軸が形成されたケースと、前記リール支軸に回動可能に支持されるとともに外周に形成されたリール部にリコイルロープが巻回されたロープリールと、該リコイルロープを巻き取る方向に前記ロープリールを回転付勢するリコイルゼンマイと、エンジン側に結合された駆動プーリとクラッチ機構を介して係合することにより駆動プーリへ回転を伝達させるようにしたカムと、前記ロープリールとカムとの間に介在された緩衝蓄力手段とにより構成され、前記緩衝蓄力手段に蓄力したロープリールの回転をカムを介して駆動プーリに伝達させてエンジンを始動させるようにしたリコイルスタータにおいて、前記ロープリールとカムとの間に、前記ロープリールがエンジン始動方向に回転する際にはロープリールとカムとを離反させ、ロープリールが前記リコイルゼンマイに蓄力された回転力によってエンジン始動方向と逆方向に回転される際にはロープリールとカムとを連結してカムをロープリールと一体に逆方向に回転させるようにしたラチェット機構を設けるとともに、該ラチェット機構は、ロープリールの外周部の側面に設けられた支軸に支持されるとともに、その一端基部にロープリールの略径方向に長く、上記支軸を揺動かつ摺動可能に嵌め込んだ長穴を備え、その他端にカムの外周に形成した係合部材と係合するラチェット爪を備えたラチェット部材と、該ラチェット部材の一端基部の外周面を、凹凸面が形成された上記ケースの内周面に摺動接触するように付勢させる付勢手段とにより構成され、上記ラチェット部材を、上記ロープリールの回転に伴って上記ラチェット部材の一端基部の支軸が上記長穴内を摺動しながら、上記一端基部の外周面が前記ケースの凹凸面と摺動接触する際の抵抗により、上記ラチェット部材を上記支軸を中心に揺動させるとともに、ロープリールがエンジン始動方向に回転する際には揺動するラチェット部材はラチェット爪がカムから遠ざかる方向に回転してカムの係合部材と係合せず、ロープリールがエンジン始動方向と逆方向に回転する際には揺動するラチェット部材はラチェット爪がカム側に近づく方向に回転してカムの係合部材と係合するように揺動させることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記ケースの凹凸面は、ケースの内周面に連続形成されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2において、前記ケースの凹凸面は、該ケースの内周面に間隔をおいて円弧状凹部を連続的に形成したものであることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る発明によれば、ロープリールがエンジン始動方向に回転する際にカムと離反されるとともに、逆方向の回転時にはカムと係合してカムをロープリールと一体に逆方向に回転させるようにしたラチェット機構が前記ロープリールとカムとの間に形成されており、従来のようにロープリールとカムとの間に独立に回転するゼンマイケース等の回転部材と、この回転部材を一方向にのみ回転を許容するワンウエイクラッチ機構を必要とせず、構造が単純化され、コストの低減及びリコイルスタータの小型軽量化が可能となる。
また、緩衝蓄力手段を、一端がロープリールに他端がカムにそれぞれ係止された蓄力ゼンマイで構成することにより、緩衝能力が大きく設定でき緩衝効果が大きくよりスムーズなエンジンの始動ができる。そして、蓄力能力も大きく設定できエンジンの始動に必要な回転速度を充分に蓄力させることができる。
さらに、ラチェット機構を、ロープリールの外周部側面に長穴を介してその一端基部が揺動可能にかつ摺動可能に軸支されたラチェット部材により構成し、該ラチェット部材の該一端基部の外周面を、凹凸面が形成されたケースの内周面に摺動接触するようにすることにより、上記ロープリールの回転に伴って上記ラチェット部材の一端基部の長穴が支軸を移動しながら、上記一端基部の外周面が前記ケースの凹凸面と摺動接触する際の抵抗により、上記ラチェット部材を上記支軸を中心に回転して揺動させるとともに、ロープリールがエンジン始動方向に回転する際には、揺動するラチェット部材のラチェット爪はカムの係合部材と係合せず、ロープリールがエンジン始動方向と逆方向に回転する際には揺動するラチェット部材の他端のラチェット爪はカムの係合部材と係合するように揺動させるようにしたので、リコイルスタータの信頼性の高い安定した作動が確保される。
また、請求項2に係る発明によれば、前記ケースの内周面には凹凸面が連続形成されているので、前記ラチェット部材は前記内周面に摺動接触して揺動運動することができる。
また、本発明の請求項3に係る発明は、前記ケースの凹凸面は、該ケースの内周面に間隔をおいて円弧状凹部を連続的に形成したものであるから、前記内周面に摺動接触して揺動運動するラチェット部材の揺動は正確で安定した規則性のあるものであり、ロープリールの回転方向に応じたラチェット爪のカム係合部材に対する係合・離脱の正確性を一層高めることができる。
以下、図1ないし図6を参照して本発明の実施形態を説明する。本発明のリコイルスタータは図1にその縦断側面が示されるように、リコイルスタータの主要構成を内部に収容するとともにエンジンの側面部を覆うように形成されたケース1の内側面に図示されないエンジンのクランク軸と対向するようにリール支軸2が形成されており、このリール支軸2に外周にリコイルロープ3を巻回したロープリール4が回転自在に装着されている。
そして、一端がロープリール4に固定されて該ロープリール4の外周に形成されたリール部4aに巻回されているリコイルロープ3の他端側が、ケース1の外方に引き出されており(図2等参照)、このリコイルロープ3の他端側を牽引することによりロープリール4がリール支軸2を中心として回転駆動される。
ロープリール4の側面とケース1の内面に形成されたリール支軸2の基部側の外周面との間には、リコイルロープ3の牽引によりエンジン始動方向に回転されたロープリール4を逆方向に回転させて、リール部4aから引き出されたリコイルロープ3をロープリール4に巻き戻すためのリコイルゼンマイ5が配置されている。
リコイルゼンマイ5の内周側の一端側は前記リール支軸2に、そして外周側の他端部が前記ロープリール4に固定されており、リコイルロープ3を牽引してロープリール4がエンジン始動方向に回転される際に前記リコイルゼンマイ5に回転力が蓄力されて、リコイルロープ3を離すことによりリコイルゼンマイ5に蓄力された回転力でロープリール4を逆方向に回転させてケース1の外側へ引き出されたリコイルロープ3をロープリール4に巻き戻すように作動する。
前記リール支軸2の先端側にはエンジンのクランク軸に取り付けられる図示されない駆動プーリに形成されたクラッチ機構と係合されるカム片6aが外周面に形成されたカム6が回転自在に装着されており、このカム6はリール支軸2の端部に螺合されているネジ7により前記ロープリール4とともにリール支軸2に回転自在に支持されている。
図示されない駆動プーリに形成されているクラッチ機構はバネによってカム6に形成されているカム片6aの方向に回動付勢されている図示されない遠心ラチェットを有した遠心クラッチ機構として構成されており、カム6がエンジン始動方向に回転される際に遠心ラチェットがカム片6aと係合して駆動プーリがエンジン始動方向に回転されるようになされている。
したがって、エンジンが始動して図示されないクランク軸を介して駆動プーリが回転されると、図示されない遠心ラチェットは遠心力によってバネ付勢力に抗して回動してカム片6aから離反されてエンジン側からの回転をリコイルスタータ側に伝達させないようになされている。
図1に図示されるように、前記ロープリール4のリール部4aの反対側の側面には凹部8が形成されており、該凹部8内に緩衝蓄力手段を構成している蓄力ゼンマイ10が収容されている。蓄力ゼンマイ10は前記凹部8内に収容されてその外周側の一端が該凹部8の環状内周面9に固定され、内周側の端部が前記カム6に係合されている。
これによって、ロープリール4とカム6とが蓄力ゼンマイ10を介して連結され、ロープリール4の回転が蓄力ゼンマイ10を介してカム6に伝達される。そして、エンジン始動抵抗によりカム6の回転が阻止されてカム6とロープリール4間に相対的な回転が生ずることによって、ロープリール4の回転力が蓄力ゼンマイ10に蓄力される。
図1や図2等に図示されるように、前記カム6とロープリール4との間には、ロープリール4がエンジン始動方向(図2における矢印方向)に回転される際には離反されるとともに、ロープリール4がエンジン始動方向と逆の方向に回転される際に互いに係合してカム6をロープリール4と一体にエンジン始動方向と逆方向に回転させるラチェット機構11が形成されている。
ラチェット機構11は、ロープリール4の外周部側面に形成された支軸12に揺動自在に支持されたラチェット部材13により構成されており、ラチェット部材13の先端に形成されたラチェット爪13aがカム6の外周面に形成された係合部材6bの係合面6cの1つと係合することによりカム6をロープリール4と一体にエンジン始動方向と逆の方向に回転させるようになされている。
ラチェット部材13は、図2等の参照により理解できるように、その基部13bに長穴13cを備えており、前記支軸12にこの基部13bの長穴13cが嵌め込まれることで該支軸12を回動支点Xとして回動可能にかつ該基部13bの長穴13cを介して摺動可能に支持されている。そして、基部13bの前記長穴13cを利用した摺動は前記ラチェット部材13の回動支点Xを略径方向で相対的に移動可能とするものであり、このために前記回動支点Xの略径方向となる相対移動を達成するため前記長穴13cはラチェット部材13の前記装着において略径方向に長く延びる穴として前記一端基部13bに形成されている。
そして、ラチェット部材13の基部13bの外周面は略六角形の形状をしていてその外側、つまりケース1の内周部側を向く角部13dもしくは該角部13dの2つの形成面13e,13fが、ケース1の内周部の摺動面1aに摺接するようにバネ14により付勢されている。
ラチェット部材13の基部13bの前記角部13dが摺接するケース1の外周部1cの内周面には凹凸面が連続形成されている。この凹凸面は周面1aと円弧状凹部1bとによって構成されている。また、ロープリール4の外周部の側面縁部にはラチェット部材13の先端ラチェット爪13aの揺動角度を規制する凸状の揺動規制部4dが設けられている。
したがって、リコイルロープ3を牽引することによりロープリール4がエンジン始動方向に回転される時、もしくは引き出されたリコイルロープ3を巻き戻すことによりロープリール4がエンジン始動方向と逆方向に回転される際には、いずれも図2,3等に図示されるように、ラチェット部材13はロープリール4と一体に回転し、ラチェット部材13は、そのバネ14によりバネ付勢された基部13bの角部13dと該角部形成面13e,13fがケース1内周部の円弧状凹部1bと周面1aに摺動接触しながら回転することになる。
ラチェット部材13の回転は、バネ14により付勢された基部13bの長穴13cによる軸支における回動可能かつ摺動可能とする構造により、該ラチェット部材13をその基部角部13dもしくは該角部形成面13e,13fの円弧状凹部1bと周面1aへの交互摺接運動を介して揺動する。すなわち、ロープリール4の回転に伴ってラチェット部材13の一端基部の長穴13cが支軸12を移動しながら、上記一端基部の外周面の一部の角部13dがケース1の凹凸面と摺動接触する際の抵抗により、上記ラチェット部材13は支軸12を中心に回転して揺動する。その際、ラチェット部材13の揺動形態は、ロープリール4の回転に伴う支軸12に対する一端基部13bの長穴13cを利用した径方向移動を生起させ、これにより実質的に移動するラチェット部材13の回動支点Xの位置や、基部角部13dもしくは角部形成面13e,13fの前記円弧状凹部1bと周面1aとの摺動接触点の位置の変化等に関連して異なるものである。
そして、ロープリール4のエンジン始動方向への回転においては、ラチェット部材13の揺動は小さく、ラチェット部材13の先端ラチェット爪13aは前記揺動規制部材4dに対して当接したままの状態で保持され、この当接状態の保持は、ケース1に対してロープリール4が反時計方向に回転し、ラチェット部材13の基部13bが、その角部13dと角部形成面13eを介してケース内周部の周面1aに摺動接触することで該面1aの円弧状凹部1bにより該ラチェット部材13を支軸12を中心として時計方向に回動されることによるものである。
これに対して、ロープリール4のエンジン始動方向と逆方向の回転においては、ラチェット部材13の揺動は大きく、ラチェット部材13のラチェット爪13aがカム6の係合部材6bの外周部に当接する位置と揺動規制部材4dに当接する位置間の許容される揺動角度一杯に行われる。この大きな揺動は、ケース1に対して、ロープリール4が時計方向に回転し、ラチェット部材13の基部13bが、その角部13dと角部形成面13fを介してケース内周部の周面1aに摺動接触することで該面1aの円弧状凹部1bにより該ラチェット部材13が支軸12を中心として反時計方向に回動されることによるものであり、この大きなラチェット部材13の回動は、該ラチェット部材13先端のラチェット爪13aをカム6の係合部材6bに係合させるものである。
すなわち、このラチェット部材13の大きな揺動運動は、後述されるところであるがエンジン側の負荷が大きくカム6の回転が阻止された状態において、つまり、ロープリール4とカム6の互いの相対回転により生じた蓄力ゼンマイ10の巻き込み蓄力を保持するためのラチェット爪13aのカム6の係合部材13bの係合面13cの1つへの係合を可能ならしめる作動である。
ここで、上記実施形態のリコイルスタータの作動について図2乃至図5に基づいて説明する。
ところで、この種のリコイルスタータにおいては、リコイルロープを牽引することで、ロープリールがエンジン始動方向に回転され、蓄力ゼンマイを介してカムが回転され、カムのカム片が遠心ラチェットと係合して駆動プーリを回転させて駆動プーリに結合されたクランク軸を回転させるようになされており、エンジンの始動抵抗により駆動プーリの回転負荷が大きくなると駆動プーリの回転が阻止され、遠心クラッチが当接されているカムの回転も停止されるが、停止されたカムに対してロープリールが更に回転されて蓄力ゼンマイが巻き込まれて回転力が蓄力ゼンマイに蓄力される。エンジン側の急激な負荷の変動による衝撃は蓄力ゼンマイにより緩衝される。
この状態において引き出されたリコイルロープを巻き戻すと、ロープリールがリコイルゼンマイに蓄力された回転力によってエンジン始動方向と逆方向に回転されてリコイルロープが巻き戻される。これらの作動は既に知られるところである。
本発明の実施形態においては、リコイルロープ3を牽引するとロープリール4が図示反時計方向のエンジン始動方向に回転され、ロープリール4と一体回転するラチェット部材13は、そのバネ付勢された基部13bの外側を向く角部13dもしくは該角部形成面13e,13fをケース1外壁の内周部の円弧状凹部1bと周面1aが交互に連続形成された摺動面に摺動接触して揺動運動しながら回転する。ラチェット部材13のこの揺動運動はラチェット部材13先端のラチェット爪13aが揺動規制部材4dに当接したままの状態を保持して行われる。
そして、エンジン側の始動抵抗による回転負荷が小さくカム6の回転抵抗が小さければ、ロープリール4のエンジン始動方向への回転はそのまま蓄力ゼンマイ10を巻き込むことなく、もしくは殆ど巻き込むことなくカム6に伝達され、カム6は蓄力ゼンマイ10による連結を介してロープリール4と一体に回転することになる。
これに対して図2に図示されるよう、エンジン側の始動抵抗による回転負荷が大きくカム6の回転が阻止されていると、ロープリール4の矢印で示される方向であるエンジン始動方向への回転は蓄力ゼンマイ10を巻き込んでカム6に伝達されるが該蓄力ゼンマイ10の巻き込み蓄力による回転力が所定の大きさになるまでカム6を回転することができない。つまり、ロープリール4とカム6は相対回転することになり、ロープリール4のこの回転により蓄力ゼンマイ10が巻き込まれて蓄力される。
ロープリール4の前記回転時のラチェット部材13の揺動は既述のように、実質的にラチェット爪13aを揺動規制部材4dに当接したままの状態に保持するので、カム6の係合部材6bの外周部に当接することはない。
そして、上記ロープリール4とカム6が相対回転された蓄力ゼンマイ10の巻き込みによる蓄力状態で、図3に図示されるように、引き出されたリコイルロープ3が巻き戻されてロープリール4がエンジン始動方向と逆方向に回転すると、既述のようにこの回転におけるラチェット部材13の揺動は大きくなるので、逆方向回転すると直ちに図4に図示するように前記ラチェット部材13の揺動に伴いラチェット部材13先端のラチェット爪13aがカム6の係合部材6bの外周部に接触する。
ラチェット爪13aの前記接触に続く動きは、図5に図示されるように該ラチェット爪13aをカム6の係合部材6bの係合面6cに係合する。したがって、ロープリール4とカム6は前記相対回転によりズレた相対位置を維持して両者を一体に結合して、つまり、蓄力ゼンマイ10の巻き込みによる蓄力を保持した状態でロープリール4とカム6が互いに一体に結合されてリコイルゼンマイ5の作用で逆方向回転してロープリール4は初期状態に戻される。
一度のリコイルロープ3の牽引によりエンジンの始動がなされる場合は別にして、一度の牽引でエンジンの始動がなされない時は、再び上述のリコイルロープ3の牽引がなされてロープリール4をエンジン始動方向に回転させて、さらに蓄力ゼンマイ10の蓄力を大きくして、該蓄力による回転力で蓄力ゼンマイ10を介してカム6を回転させ、カム6を図示されない遠心ラチェットと係合させて駆動プーリを介して再びエンジンを始動させるように回転力を加える。
この時、蓄力ゼンマイ10の蓄力による回転力が未だエンジンの始動抵抗を上回る状態に達していない時は、エンジン始動抵抗の反力がカム6に伝達されてカム6は回転できず、リコイルロープ3の巻き戻しに伴い再びロープリール4がエンジン始動方向と逆方向に回転してラチェット部材13のラチェット爪13aがカム6の係合部材6bに係合して蓄力ゼンマイ10がさらに蓄力された状態になり、この状態で、更に再度リコイルロープ3を牽引して上述の作動を繰り返すことになる。
一方、蓄力ゼンマイ10の蓄力による回転力がエンジンの始動抵抗を越えたときには、ロープリール4の回転力と蓄力ゼンマイ10に蓄力された回転力が放出されてカム6を介して図示されない駆動プーリに回転力が伝達されてクランク軸が一気に回転されてエンジンが始動される。
上記実施形態のリコイルスタータによれば、リコイルロープ3を比較的短く複数回牽引して緩衝蓄力作用により衝撃を吸収したエンジンの始動が行える。また、リコイルロープ3を比較的長く牽引して緩衝蓄力作用により衝撃を吸収したエンジンの始動が行える。このようにリコイルロープ3の引き出し長さと力を加える位置を調節することができるので、緩衝力作用と相俟って衝撃が少なく容易にエンジンを始動させることができる。
また、ラチェット機構11を、ロープリール4の外周部側面にその一端の基部13bを長穴13cを介して揺動可能にかつ摺動可能に軸支されたラチェット部材13により構成し、該ラチェット部材13の一端基部13b外側の角部13dもしくは該角部13dの形成面13e,13fを付勢手段によりケース1の外壁内周面の円弧状凹部1bと周面1aからなる摺動面に摺動接触するように押圧付勢させているので、ロープリール4の回転方向に応じてラチェット部材13のラチェット爪13aを揺動運動させるのでカム6の係合部材6bに対して確実に係合・離反させることができ安定した作動を行わせることができる。
本発明の実施形態のリコイルスタータの縦断側面図である。 本発明の実施形態におけるリコイルスタータのラチェット機構の作動態様を示す図であり、リコイルロープが牽引されて、ロープリールが固定状態にあるカムに対してエンジン始動方向に相対回転されている状態を示す図である。 図2と同様の図であり、牽引されていたリコイルロープが巻き戻されて、ロープリールが固定状態にあるカムに対してエンジン始動方向と逆方向に相対回転を始めた直後の状態を示す図である。 図2と同様の図であり、ラチェット部材の揺動するラチェット爪がカムの係合面に接触する直前の状態を示す図である。 図2と同様の図であり、ラチェット部材のラチェット爪がカムの係合面に係合して、ロープリールとカムの相対回転が阻止された状態を示す図である。 図5と同様の状態図である。
符号の説明
1 ケース
2 リール支軸
3 リコイルロープ
4 ロープリール
6 カム
10 蓄力ゼンマイ

Claims (3)

  1. エンジンに配置されるリール支軸が形成されたケースと、前記リール支軸に回動可能に支持されるとともに外周に形成されたリール部にリコイルロープが巻回されたロープリールと、該リコイルロープを巻き取る方向に前記ロープリールを回転付勢するリコイルゼンマイと、エンジン側に結合された駆動プーリとクラッチ機構を介して係合することにより駆動プーリへ回転を伝達させるようにしたカムと、前記ロープリールとカムとの間に介在された緩衝蓄力手段とにより構成され、前記緩衝蓄力手段に蓄力したロープリールの回転をカムを介して駆動プーリに伝達させてエンジンを始動させるようにしたリコイルスタータにおいて、
    前記ロープリールとカムとの間に、前記ロープリールがエンジン始動方向に回転する際にはロープリールとカムとを離反させ、ロープリールが前記リコイルゼンマイに蓄力された回転力によってエンジン始動方向と逆方向に回転される際にはロープリールとカムとを連結してカムをロープリールと一体に逆方向に回転させるようにしたラチェット機構を設けるとともに、
    該ラチェット機構は、ロープリールの外周部の側面に設けられた支軸に支持されるとともに、その一端基部にロープリールの略径方向に長く、上記支軸を揺動かつ摺動可能に嵌め込んだ長穴を備え、その他端にカムの外周に形成した係合部材と係合するラチェット爪を備えたラチェット部材と、該ラチェット部材の一端基部の外周面を、凹凸面が形成された上記ケースの内周面に摺動接触するように付勢させる付勢手段とにより構成され、
    上記ラチェット部材を、上記ロープリールの回転に伴って上記ラチェット部材の一端基部の支軸が上記長穴内を摺動しながら、上記一端基部の外周面が前記ケースの凹凸面と摺動接触する際の抵抗により、上記ラチェット部材を上記支軸を中心に揺動させるとともに、ロープリールがエンジン始動方向に回転する際には揺動するラチェット部材はラチェット爪がカムから遠ざかる方向に回転してカムの係合部材と係合せず、ロープリールがエンジン始動方向と逆方向に回転する際には揺動するラチェット部材はラチェット爪がカム側に近づく方向に回転してカムの係合部材と係合するように揺動させることを特徴とするリコイルスタータ。
  2. 前記ケースの凹凸面は、ケースの内周面に連続形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のリコイルスタータ。
  3. 前記ケースの凹凸面は、該ケースの内周面に間隔をおいて円弧状凹部を連続的に形成したものであることを特徴とする、請求項2に記載のリコイルスタータ。
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