JPH1130753A - 光学顕微鏡 - Google Patents

光学顕微鏡

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JPH1130753A
JPH1130753A JP9185015A JP18501597A JPH1130753A JP H1130753 A JPH1130753 A JP H1130753A JP 9185015 A JP9185015 A JP 9185015A JP 18501597 A JP18501597 A JP 18501597A JP H1130753 A JPH1130753 A JP H1130753A
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JP
Japan
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objective lens
cube
lens
observation
optical axis
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JP9185015A
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Atsuhiro Tsuchiya
敦宏 土屋
Masaru Fujiwara
勝 藤原
Sadashi Adachi
貞志 安達
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、小形化で、操作性に優れた光学顕微
鏡を提供する。 【解決手段】0.5×対物レンズ82と0.5×用補助
レンズキューブ73により極低倍対物レンズを構成し、
0.5×対物レンズ82を他の対物レンズ83とともに
レボルバ81に装着して観察光軸3に対し選択的に挿脱
可能にするとともに、0.5×用補助レンズキューブ7
3を他の蛍光キューブ74とともにターレット72に装
着して観察光軸3に対し選択的に挿脱可能にして、レボ
ルバ81により0.5×対物レンズ82を観察光軸3に
挿入すると、これに連動してターレット72により0.
5×用補助レンズキューブ73の観察光軸3に挿入する
ことで極低倍対物レンズによる観察を可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の対物レンズ
の切換え手段を有する光学顕微鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に顕微鏡は、複数の対物レンズを観
察光軸に挿脱可能に切換える対物レンズレボルバに着脱
可能に保持しており、この対物レンズレボルバを転換し
て観察光軸上の対物レンズを切換えることにより所望す
る倍率の観察を行うようにしている。
【0003】ところで、顕微鏡は、検鏡者が自然な姿勢
で観察を行うことができるアイポイントの高さ(机上面
から検鏡者の目までの距離)がほぼ決まっていることか
ら、顕微鏡の各部の大きさに制約を受けており、例え
ば、対物レンズの対物レンズレボルバへの取付け同付面
から試料面までの距離(以下、同焦距離と称する)も、
通常、45mm前後に納まるように考えられている。と
ころが、1倍以下の極低倍の対物レンズの場合、その焦
点距離が200mm前後と非常に長いため、このような
対物レンズを使用することがあると、対物レンズの全長
を同焦距離内に納めることはできず、このため、対物レ
ンズレボルバを転換して対物レンズを切換えるだけで、
観察する倍率を変更するようなことは不可能であった。
【0004】このような問題を解決するためのものとし
て、従来、特開平9−54253号公報に開示されるも
のが知られている。かかる公報のものは、複数の第1の
対物レンズのうち1つを極低倍用の対物レンズとすると
ともに、これら複数の第1の対物レンズを光路中に切換
えるレボルバ手段に対し、光路中に固定された第2の対
物レンズを配し、レボルバ手段により選択される第1の
対物レンズと第2の対物レンズを通して物体の観察像を
形成するものであって、第1の対物レンズと第2の対物
レンズの間の光路に、さらにレボルバ手段による極低倍
用の対物レンズの選択に連動して挿入される極低倍用補
助レンズを設け、これら極低倍用補助レンズと極低倍率
の対物レンズにより極低倍用の第1の対物レンズを形成
するようにしている。つまり、同焦点距離内に全長が納
まらない極低倍の対物レンズを、レボルバ手段に取り付
けた第1の対物レンズと極低倍用補助レンズの2つに分
けて、その合成焦点距離が200mm前後になるように
構成し、極低倍用補助レンズをレボルバ手段による極低
倍用対物レンズの選択に連動して光路中に挿脱されるこ
とで、観察倍率を極低倍を含めて変更できるようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる公報
に開示されるものは、極低倍用補助レンズが第1の対物
レンズと第2の対物レンズの間の光路に設けられるとい
うだけで、極低倍用補助レンズの具体的配置に関して何
ら示されておらず、このために、 (1)例えば、極低倍用補助レンズ専用に新たにスペー
スを用意した場合は、上述したアイポイントが高くなる
だけでなく、顕微鏡全体も大きなものになってしまう。
【0006】(2)極低倍用補助レンズを光路に挿脱す
るための切換え機構を、極低倍用対物レンズ専用に用意
した上で、レボルバ手段の転換動作に連動するようにし
なければならず、構成が複雑でコストアップにつながり
好ましくない。
【0007】(3)観察倍率の変更は可能であるが、検
鏡法の切換えは、別途に切換え機構を設けて行わなくて
はならず、操作性が悪化する。一方、一般に極低倍の対
物レンズは、焦点距離が長く、レンズの曲率半径が大き
いため、特に、落射照明による観察の場合は、レンズの
面反射の繰り返しによるフレアー、ゴーストなどの本来
の像形成にとって有害なノイズを発生し易い。これを解
決するため、一般的には、落射照明光学系にポラライザ
を挿入し、対物レンズより後側(像側)で、かつ落射照
明光軸を観察光軸に同軸的に導入するためのハーフミラ
ーなどよりも後側(像側)の観察光学系にアナライザを
挿入し、さらに対物レンズ先端(最も試料側)にλ/4
板やデポラライザを挿入している。ところが、これらフ
レアー、ゴーストなどは、高倍対物レンズの場合は影響
が少ないため、ポラライザ、アナライザ、λ/4板、デ
ポラライザなどは不要であるばかりか、かえって明るさ
を損失するため無いほうが好ましい。そこで、λ/4
板、デポラライザについては、レボルバ手段に装着され
ている極低倍対物レンズ先端に装着しておけば、レボル
バ手段の転換とともに挿脱されるようになるため、問題
がなくなる。ところが、 (4)このようにしてもポラライザ、アナライザは、光
路中に挿入されたままなので、これらについても、極低
倍観察時は、光路中に挿入し、その他の観察時は、光路
から外すような機構が必要となり、操作が煩雑になると
ともに、構成が複雑でコストアップにつながる。本発明
は、上記事情に鑑みてなされたもので、小形化で、操作
性に優れた光学顕微鏡を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
それぞれ独立して観察光軸に挿脱可能な、少なくとも第
1および第2の対物レンズの2つに分けられた対物レン
ズを有し、該対物レンズを介して試料の観察像を形成可
能にした光学顕微鏡において、検鏡法に対応した複数の
キューブを有するとともに、前記第2の対物レンズを有
し、これらキューブおよび第2の対物レンズを選択的に
観察光軸に挿脱可能にするキューブ切換え手段を具備し
ている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載にお
いて、前記第1の対物レンズを選択的に観察光軸に挿脱
可能にする対物レンズ切換え手段を有し、この対物レン
ズ切換え手段に連動して、前記キューブ切換え手段の切
換えを行うようにしている。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載にお
いて、少なくとも前記第2の対物レンズは、キューブ切
換え手段に対し着脱自在に構成している。請求項1記載
の発明によれば、キューブ切換え手段により検鏡法に対
応した複数のキューブとともに、第2の対物レンズを選
択的に観察光軸に挿脱できるので、第2の対物レンズ専
用のスペースが必要でなく、省スペース化により顕微鏡
全体を小型にできる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、対物レンズ
切換え手段にキューブ切換え手段の切換えを連動させる
ようにできるので、対物レンズ切換え手段を切換えるこ
とにより、観察倍率を変更するだけでなく、それぞれキ
ューブを切換えて検鏡法も同時に切換えることができ
る。
【0012】請求項3記載の発明によれば、キューブ切
換え手段に対し第2の対物レンズを着脱できるので、第
2の対物レンズを所望する倍率のものに変更することが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明が適用される顕微
鏡の全体図を示すものである。図において、1は顕微鏡
本体で、この顕微鏡本体1は、基台101と、この基台
101に対し平行に突出したアーム102を有してい
る。また、顕微鏡本体1には、これら基台101、アー
ム102に対し平行にステージ2を設けている。このス
テージ2は、図示しない試料を載置するもので、観察光
軸3と垂直な平面内でX−Y方向に移動可能にしてい
る。
【0014】一方、顕微鏡本体1のアーム102側に、
落射光源4とコレクタレンズ5を有する落射照明光学系
6を設け、この落射照明光学系6による落射照明をキュ
ーブユニット7、対物レンズユニット8を介し観察光軸
3に沿ってステージ2上の試料を照射し、この時の蛍光
像を対物レンズユニット8、キューブユニット7を介
し、さらに結像レンズ9を介して図示しない接眼レンズ
またはテレビカメラなどの撮像手段により観察可能にし
ている。また、基台101側に透過光源10、コレクタ
レンズ11、ミラー12を有する落射照明光学系13を
設け、この落射照明光学系13による落射照明をコンデ
ンサレンズ14を介し観察光軸3に沿ってステージ2上
の試料を透過させ、この時の透過明視野観察像を対物レ
ンズユニット8、キューブユニット7、結像レンズ9を
介して図示しない接眼レンズまたはテレビカメラなどの
撮像手段により観察可能にしている。
【0015】対物レンズユニット8は、図2に示すよう
に、対物レンズ切換え手段としてのレボルバ81と、こ
のレボルバ81に保持される第1の対物レンズとしての
1個の極低倍の対物レンズ、例えば0.5×対物レンズ
82と複数(図面では1個のみしか図示せず)の通常倍
率の対物レンズ83からなっている。レボルバ81は、
顕微鏡本体1のアーム102に固定した固定部811
に、ボール812を介して回転部813を、所定角度傾
けた回転軸814を中心に回転自在に保持している。こ
の場合、固定部811は、観察光軸3に沿って透孔81
11を形成し、また、回転部813は、対物レンズ8
2、83のそれぞれの取り付け位置に、観察光軸3上で
固定部811の透孔8111に連通する複数のネジ孔8
131を形成している(図3参照)。また、回転部81
3は、外周縁にギヤ部8132を有し、このギヤ部81
32にモータ15の回転軸151のギヤ152を噛合し
ていて、このモータ15により回転軸814を中心に回
転されるようになっている。また、回転部813は、外
周縁部に沿って等間隔でクリック溝815を形成し、固
定部811に設けた位置決めクリックバネ816先端の
ボール817の嵌合により位置決めされるようにもなっ
ている。
【0016】0.5×対物レンズ82は、主枠821中
にレンズ822、823を嵌合するとともに、止め枠8
24、825の捩じ込みにより各レンズ822、823
を固定している。そして、このような0.5×対物レン
ズ82は、主枠821をレボルバ81の回転部813の
ネジ孔8131に着脱自在に装着している。また、対物
レンズ83は、通常倍率のもので、これら対物レンズ8
3もレボルバ81の回転部813のネジ孔(図示せず)
に着脱自在に装着している。
【0017】キューブユニット7は、図2に示すように
固定枠71とキューブ切換え手段としてのターレット7
2を有している。固定枠71は、図4に示すオスアリ7
11を形成していて、このオスアリ711を介して顕微
鏡本体1のアーム102に着脱自在に固定している。ま
た、固定枠71には、観察光軸3方向に沿って直立した
固定軸712を有し、この固定軸712にベアリング7
13を介してナット714で挟み込むようにターレット
72を回転可能に保持している。ターレット72は、図
4(a)に示すように固定軸712に保持された回転中
心部に、固定軸712に沿った方向のオスアリ721を
複数個(図示では4個)形成し、これらのオスアリ72
1を介して1個の補助対物レンズキューブとして、例え
ば0.5×用補助レンズキューブ73と複数(図示では
3個)の蛍光キューブ74を着脱自在に固定していて、
固定軸712を中心とした回転により、キューブ73、
74のうち1個を選択的に観察光軸3上に位置させるよ
うになっている。図面では、0.5×用補助レンズキュ
ーブ73が観察光軸3上に位置している場合を示してい
る。
【0018】また、ターレット72は、外周縁にギヤ部
722を有し、このギヤ部722にモータ16の回転軸
161のギヤ162を噛合していて、このモータ16に
より固定軸712を中心に回転されるようになってい
る。また、ターレット72は、図4(a)(b)に示す
ように外周縁部に沿って等間隔で一対のクリック棒72
3を突設し、固定枠71側に設けた位置決めクリックバ
ネ715先端のローラ716の一対のクリック棒723
間での嵌合により位置決めされるようにもなっている。
【0019】0.5×用補助レンズキューブ73は、キ
ューブ本体731に第2の対物レンズとして0.5×用
補助レンズ732、733、734をスペーサ735、
736を介して落とし込みにより嵌合し、押さえ環73
7により固定したものである。また、蛍光キューブ74
は、落射照明光学系6からの落射照明光を波長選択的に
透過する励起フィルタ741、励起フィルタ741を透
過した光をさらに波長選択的に対物レンズユニット8側
に反射するとともに、観察光軸3と同軸的に落射照明光
を導くダイクロイックミラー742および試料からの蛍
光像を波長選択的に透過する吸収フィルタ743を一体
的に保持したものである。
【0020】また、顕微鏡本体1は、モータ15による
レボルバ81の回転とモータ16によるターレット72
の回転を連動して制御する図示しないCPUを有してい
て、後述するように各検鏡法に応じて観察光軸3上に挿
入される0.5×対物レンズ82または対物レンズ83
に対応させて、ターレット72の0.5×用補助レンズ
キューブ73または蛍光キューブ74を自動的に観察光
軸3上に挿入できるようになっている。
【0021】次に、以上のように構成した実施の形態の
動作を説明する。落射蛍光観察を行う場合、あらかじめ
図示しない切換えスイッチによりモータ16を駆動して
キューブユニット7のターレット72を回転させ、所望
の観察波長の蛍光キューブ74を観察光軸3上に挿入
し、続けて、モータ15により対物レンズユニット8の
レボルバ81も回転させ、0.5×対物レンズ82以外
の所望の対物レンズ83を観察光軸3上に挿入する。
【0022】この状態で、落射照明光学系6の落射光源
4からの落射照明光は、コレクタレンズ5で集光され、
キューブユニット7の蛍光キューブ74の励起フィルタ
741により波長選択的に透過され、ダイクロイックミ
ラー742により波長選択的に反射されるとともに、観
察光軸3と同軸的に導かれ、所望倍率の対物レンズ83
を通してテーブル2上の試料面に照射される。また、試
料から発せられる蛍光像は、対物レンズ83を通し、蛍
光キューブ74にて波長選択的にダイクロイックミラー
742、吸収フィルタ743を透過され、結像レンズ9
を介して図示しない接眼レンズまたはテレビカメラなど
の撮像手段により観察される。
【0023】次に、透過明視野観察を行う場合は、あら
かじめ、キューブユニット7の3個の蛍光キューブ74
のうち、少なくとも1個をターレット72から外してお
く。まず、0.5×対物レンズ82以外の対物レンズ8
3により試料観察を行う場合には、モータ15によりレ
ボルバ81の回転させ、所定の対物レンズ83を観察光
軸3上に挿入する。続けて、モータ16によりターレッ
ト72を回転させて蛍光キューブ74を外した空孔を観
察光軸3上に挿入するようになる。
【0024】この状態から、透過照明光学系13の透過
光源10からの透過照明光は、コレクタレンズ11で集
光され、ミラー12でステージ2上の試料に向けて反射
され、コンデンサレンズ14によりさらに集光されて、
試料に照射される。また、試料を透過した観察光は、対
物レンズ83よりキューブユニット7の蛍光キューブ7
4を外した空孔を通り、結像レンズ9を介して図示しな
い接眼レンズまたはテレビカメラなどの撮像手段により
観察される。
【0025】次に、0.5×対物レンズ82を用いて観
察する場合は、モータ15によりレボルバ81を回転さ
せて0.5×対物レンズ82を観察光軸3上に挿入する
と、この時のモータ15によるレボルバ81の回転に連
動して、モータ16によりターレット72が回転され、
0.5×用補助レンズキューブ73が観察光軸3上に挿
入されるようになる。
【0026】この状態から、透過照明光学系13の透過
光源10からの透過照明光は、コレクタレンズ11で集
光され、ミラー12でステージ2上の試料に向けて反射
され、コンデンサレンズ14によりさらに集光されて、
試料に照射される。また、試料を透過した観察光は、
0.5×対物レンズ82より、さらにキューブユニット
7の0.5×用補助レンズキューブ73を通り、結像レ
ンズ9を介して図示しない接眼レンズまたはテレビカメ
ラなどの撮像手段により観察される。
【0027】なお、0.5×用補助レンズキューブ73
が観察光軸3上に挿入された状態で、0.5×対物レン
ズ82以外の対物レンズ83で観察を行うような場合
は、モータ15によりレボルバ81の回転させて対物レ
ンズ83を観察光軸3上に挿入すると、この時のモータ
15によるレボルバ81の回転に連動して、モータ16
によりターレット72が回転され、蛍光キューブ74を
外した空孔を観察光軸3上に挿入されるようになる。
【0028】また、これらモータ15によるレボルバ8
1の回転と、これに連動するモータ16によるターレッ
ト72の回転のそれぞれの制御は、初期設定の段階でメ
モリに入力されるキューブ73、74および対物レンズ
82、83のそれぞれの種類および位置の関係情報に基
づいて、実際の動きの中で図示しないセンサで認識され
るキューブ73、74および対物レンズ82、83のそ
れぞれの種類および位置の情報を参照しながら、図示し
ないCPUにより実行される。
【0029】次に、0.5×対物レンズ82から他の対
物レンズ83に倍率変換すると同時に、検鏡法も透過明
視野観察から落射蛍光観察に切換えるような場合は、透
過明視野観察の時点で、0.5×対物レンズ82と0.
5×用補助レンズキューブ73が観察光軸3上に挿入さ
れているので、まず、モータ15により対物レンズユニ
ット8のレボルバ81を回転させ、0.5×対物レンズ
82に代えて所望の倍率の対物レンズ83を観察光軸3
上に挿入し、これと連動させて、モータ16によりキュ
ーブユニット7のターレット72を回転させ、0.5×
用補助レンズキューブ73に代えて所望の観察波長の蛍
光キューブ74を観察光軸3上に挿入するようになる。
そして、これ以降は、上述した落射蛍光観察を行う場合
の手順と同様にして対物レンズ83による観察が行われ
るようになる。
【0030】また、ここでは、0.5×対物レンズ82
に代えて所望の倍率の対物レンズ83に切換える場合を
説明したが、対物レンズ83同士で切換える場合は、モ
ータ15によりレボルバ81を回転させ、これまでの対
物レンズ83に代えて他の倍率の対物レンズ83を観察
光軸3上に挿入し、これと連動させて、モータ16によ
りキューブユニット7のターレット72を回転させ、蛍
光キューブ74を外した空孔に代えて所望の観察波長の
蛍光キューブ74を観察光軸3上に挿入するようにすれ
ばよい。
【0031】なお、キューブユニット7のターレット7
2に着脱される蛍光キューブ74は、検鏡法に応じて図
5(a)〜(c)に示す落射暗視野キューブ(DF)7
5、落射明視野キューブ(BF)76、落射偏光キュー
ブ(PD)77に置き換えても、上述したと同様な効果
を期待できる。ここで、落射暗視野キューブ75は、輪
帯状ミラー751と暗視野筒部752を有し、落射光源
4からの照明光を輪帯状ミラー751により輪帯状の照
明光源束にして対物レンズに向けて反射し、試料からの
観察光を暗視野筒部752の内部を通して輪帯状の照明
光と分離するようにしたものである。また、落射明視野
キューブ76は、ハーフミラー761を有し、落射光源
4からの照明光をハーフミラー761で対物レンズに向
けて反射するとともに、試料からの観察光を透過するよ
うにしたものである。そして、落射偏光キューブ77
は、ビームスプリッタ771、ポラライザ772、アナ
ライザ773を有し、落射光源4からの照明光をポララ
イザ772により直線偏光し、ビームスプリッタ771
により対物レンズに向けて反射するとともに、試料から
の観察光を透過しアナライザ773で直線偏光するよう
にしていて、これらポラライザ772とアナライザ77
3を、その振動方向が90°位置の、いわゆるクロスニ
コルの状態で配置することで落射偏光観察を可能にした
ものである。
【0032】従って、このような第1の実施の形態によ
れば、0.5×対物レンズ82と0.5×用補助レンズ
キューブ73により極低倍対物レンズを構成し、0.5
×対物レンズ82を他の対物レンズ83とともにレボル
バ81に装着して観察光軸3に対し選択的に挿脱可能に
するとともに、0.5×用補助レンズキューブ73を他
の蛍光キューブ74とともにターレット72に装着して
観察光軸3に対し選択的に挿脱可能にして、レボルバ8
1により0.5×対物レンズ82を観察光軸3に挿入す
ると、これに連動してターレット72により0.5×用
補助レンズキューブ73の観察光軸3に挿入することで
極低倍対物レンズによる観察を可能にしている。これに
より、0.5×用補助レンズキューブ73は、他の蛍光
キューブ74とともにターレット72内に装着されるこ
とで、専用の取付けスペースを設ける必要がなくなり、
省スペース化により顕微鏡全体を小型にでき、また、ア
イポイントも高くならずに済み、自然な検鏡姿勢で観察
を行うことができる。また、各種検鏡法を切換えるター
レット72を利用して0.5×用補助レンズキューブ7
3の観察光軸3への挿脱を行うことができるので、0.
5×対物レンズ82による観察とこの他の対物レンズに
よる観察の切換えも簡単にできる。
【0033】また、レボルバ81の切換えにターレット
72の切換えを連動させるようにできるので、レボルバ
81を切換えることにより、観察倍率を変更するだけで
なく、それぞれ蛍光キューブ74や0.5×用補助レン
ズキューブ73を切換えて検鏡法も同時に切換えること
ができるので、繁雑な操作をなくし、操作性の向上を図
ることができる。特に、極低倍(ここでは0.5×)時
は、試料の退色を少なくするため明視野観察を行い、高
倍率の時のみ蛍光観察を行うような場合は有効である。
【0034】さらにターレット72に対して0.5×用
補助レンズキューブ73を着脱できるので、0.5×用
補助レンズキューブ73を他の所望する倍率、例えば
0.24×用〜1.0×用のものにも簡単に変更するこ
とができる。 (第2の実施の形態)次に、図6は、本発明の第2の実
施の形態の概略構成を示すもので、図2と同一部分に
は、同符号を付している。
【0035】この場合、キューブユニット7のターレッ
ト72は、4個の蛍光キューブ74を着脱自在に固定し
ていて、これら蛍光キューブ74のうち少なくとも1個
の蛍光キューブ74の真上(像側)のターレット72に
レンズ取付け枠781を接着固定し、このレンズ取付け
枠781に、第2の対物レンズとして0.5×用補助レ
ンズ782を着脱可能に設けている。つまり、ここでの
0.5×用補助レンズ782は、4個の蛍光キューブ7
4に対して最大4個まで装着可能になっている。
【0036】そして、このようなターレット72を固定
軸712を中心に回転させることにより、0.5×用補
助レンズ782を有するキューブ74を選択的に観察光
軸3上に位置させるようになっている。図面では、0.
5×用補助レンズ782が観察光軸3上に位置している
場合を示している。
【0037】このような構成において、まず、落射蛍光
観察を行う場合は、あらかじめ同一観察波長の少なくと
も2個の蛍光キューブ74をターレット72に装着し、
そのうち1つの蛍光キューブ74の真上に0.5×用補
助レンズ782を装着しておく。
【0038】この状態から、0.5×観察を行うには、
モータ16によりターレット72を回転させ、0.5×
用補助レンズ782を有する蛍光キューブ74を観察光
軸3上に挿入し、また、これに続けて、モータ15によ
り対物レンズユニット8のレボルバ81も回転させ、
0.5×対物レンズ82を観察光軸3上に挿入すれば、
0.5×による落射蛍光観察が可能になる。また、0.
5×以外の観察の場合は、モータ16によりターレット
72を回転させ、0.5×用補助レンズ782を有して
いない蛍光キューブ74を観察光軸3上に挿入し、続け
て、モータ15により対物レンズユニット8のレボルバ
81も回転させ、0.5×対物レンズ82以外の対物レ
ンズ83を観察光軸3上に挿入すれば、この時の対物レ
ンズ83による落射蛍光観察が可能になる。
【0039】次に、透過明視野観察を行う場合は、ター
レット72から少なくとも2個の蛍光キューブ74を外
し空孔とし、この蛍光キューブ74を外した空孔のうち
1か所に0.5×用補助レンズ782を装着しておく。
【0040】この状態から、0.5×観察を行うには、
モータ16によりターレット72を回転させ、0.5×
用補助レンズ782を有する空孔を観察光軸3上に挿入
し、続けて、モータ15により対物レンズユニット8の
レボルバ81も回転させ、0.5×対物レンズ82を観
察光軸3上に挿入すれば、0.5×による透過明視野観
察が可能になる。また、0.5×以外の観察の場合は、
モータ16によりターレット72を回転させ、蛍光キュ
ーブ74を外した空孔を観察光軸3上に挿入し、続け
て、モータ15により対物レンズユニット8のレボルバ
81も回転させ、0.5×対物レンズ82以外の対物レ
ンズ83を観察光軸3上に挿入すれば、この時の対物レ
ンズ83による透過明視野観察が可能になる。
【0041】従って、このようにすれば、0.5×用補
助レンズ782をターレット72の蛍光キューブ74装
着スペースでなく、このスペース上のターレット72に
装着したので、蛍光キューブ74と0.5×用補助レン
ズ782を観察光軸3上に同時に挿入できるようにな
り、これにより、0.5×用補助レンズ782を用いた
極低倍観察を透過明視野観察だけでなく、蛍光観察やそ
の他の各種検鏡についても行うこともできる。
【0042】なお、上述した説明では、落射蛍光観察お
よび透過明視野観察について、観察倍率を変更しながら
実行する場合を述べたが、これを組み合わせることで、
例えば、0.5×の透過明視野観察から、対物レンズ8
3による落射蛍光観察への切換えなど、倍率変更と検鏡
切換えを同時に行うことができる。また、図5で述べた
ように蛍光キューブ74以外の検鏡法のキューブと組み
合わせてもよい。さらには、ターレット72とレボルバ
81を連動させ、様々な組み合わせの切換えを行うこと
もできる。 (第3の実施の形態)次に、図7は、本発明の第3の実
施の形態の概略構成を示すもので、図2と同一部分に
は、同符号を付している。
【0043】この場合、0.5×用補助レンズキューブ
79は、落射光源4からの照明光を、その振動方向が紙
面に対し垂直の直線偏光にするポラライザ791、ポラ
ライザ791を透過した振動方向の直線偏光を選択的に
対物レンズユニット8に向けて反射するとともに、観察
光軸3と同軸的に落射照明光を導き、さらに試料からの
観察光のうちポラライザ791を透過した直線偏光の振
動方向に対し90°方向の直線偏光を選択的に透過する
偏光ビームスプリッタ792、偏光ビームスプリッタ7
92を透過した観察光をポラライザ791とクロスニコ
ル方向で、その振動方向が光軸3と直交する方向である
直線偏光にするアナライザ793および第2の対物レン
ズとして0.5×用補助レンズ794を有し、ターレッ
ト72に着脱可能になっている。
【0044】また、落射明視野キューブ80は、ハーフ
ミラー801を有し、0.5×用補助レンズキューブ7
9とともに、ターレット72に着脱可能になっている。
さらに、対物レンズユニット8のレボルバ81に着脱可
能に設けられる0.5×対物レンズ82は、最も試料側
の先端にλ/4板826を固定している。このλ/4板
826は、その光学軸の方向が、ポラライザ791、ア
ナライザ793の振動方向に対して45°の位置になる
ようにしている。
【0045】このような構成において、落射明視野観察
を行う場合は、ターレット72に落射明視野キューブ8
0とともに、0.5×用補助レンズキューブ79を装着
しておく。そして、まず、0.5×観察を行うには、モ
ータ16によりターレット72を回転させ、0.5×用
補助レンズキューブ79を観察光軸3上に挿入し、続け
て、モータ15により対物レンズユニット8のレボルバ
81も回転させ、0.5×対物レンズ82を観察光軸3
上に挿入する。
【0046】この状態で、落射光源4からの照明光は、
ポラライザ791により直線偏光となり、偏光ビームス
プリッタ792により対物レンズユニット8に向けて反
射され、0.5×用補助レンズ794、0.5×対物レ
ンズ82を透過され、さらにλ/4板826を透過され
ることで円偏光となり、試料に照射される。また、試料
で反射された観察光は、λ/4板826を透過され、ポ
ラライザ791を透過した時の照明光の直線偏光の振動
方向に対して90°方向の直線偏光に変換され、0.5
×対物レンズ82、0.5×用補助レンズ794を透過
され、さらに偏光ビームスプリッタ792を透過される
偏光方向とアナライザ793の振動方向の双方に一致し
た状態で透過されて結像レンズ9を介して図示しない接
眼レンズまたはテレビカメラなどの撮像手段により観察
される。
【0047】ここで、ポラライザ791を透過し直線偏
光となり0.5×対物レンズ82、0.5×用補助レン
ズ794の各レンズ面で反射される照明光は、λ/4板
826を透過しないため、偏光方向は、偏光ビームスプ
リッタ792の透過偏光方向、アナライザ793の振動
方向に対し90°であり、偏光ビームスプリッタ79
2、アナライザ793によりカットされて結像レンズ9
へは達せず、フレアーやゴーストは、防止される。
【0048】次に、0.5×対物レンズ82以外の対物
レンズ83を用いて観察する場合は、モータ16を駆動
してキューブユニット7のターレット72を回転させ、
落射明視野キューブ80を観察光軸3上に挿入し、続け
て、モータ15により対物レンズユニット8のレボルバ
81も回転させ、0.5×対物レンズ82以外の対物レ
ンズ83を観察光軸3上に挿入する。
【0049】この状態では、落射光源4から出射した照
明光は、落射明視野キューブ80のハーフミラー801
により対物レンズユニット8に向けて反射され、対物レ
ンズ83を透過して試料面に照射される。また、試料で
反射された観察光は、再度、対物レンズ83を透過さ
れ、ハーフミラー801を透過されて結像レンズ9を介
して図示しない接眼レンズまたはテレビカメラなどの撮
像手段により観察される。
【0050】従って、このようにすれば、ゴースト、フ
レアーの影響を受けやすい0.5×対物レンズ82によ
る落射明視野観察では、ポラライザ791、偏光ビーム
スプリッタ792、アナライザ793および0.5×用
補助レンズ794を一体に設けた0.5×用補助レンズ
キューブ79に切換え、0.5×対物レンズ82以外の
ゴースト、フレアーの影響を受けにくい高倍の対物レン
ズ83による観察時には、0.5×用補助レンズキュー
ブ79を他の蛍光キューブ74に切換えるだけで対処で
きるので、対物レンズの切換えにともなう繁雑な操作を
なくし、操作性の向上を図ることができる。なお、0.
5×用補助レンズキューブ79内の偏光ビームスプリッ
タ792に代えて光を分割できるハーフミラーなどを用
いてもよい。
【0051】なお、上述した第1〜第3の実施の形態で
は、キューブユニット7のターレット72と対物レンズ
ユニット8のレボルバ81は、連動するようにしたが、
これらは必ずしも連動させる必要はなく、また、電動駆
動でなく、手動切換えであってもよい。また、キューブ
ユニット7は、ターレット72による切換えになってい
るが、これに制限されることなく、スライダー式の直線
切換えであってもよい。さらに、上述では、対物レンズ
を0.5×対物レンズ82と0.5×用補助レンズ79
4の2個に分けて構成した例を述べたが、これらに制限
されるものでなく、例えば、キューブユニット7と結像
レンズ9と間に、さらにキューブユニットを配し、対物
レンズを3個に分けてそれぞれを連動させて切換えるよ
うにしてもよい。
【0052】また、本発明には、以下の発明も含まれる
ものである。請求項1記載の光学顕微鏡において、前記
第2の対物レンズは、光源からの照明光を選択的に透過
させるポラライザ、このポラライザからの透過光を試料
面に向けて反射し、かつ試料面からの観察光を透過させ
るビームスプリッタ、およびこのビームスプリッタから
の透過光を選択的に透過させるアナライザの3つの光学
素子とともに、前記キューブのうちの一つに一体的に配
置されていることを特徴とする。
【0053】このようにすれば、本来の像形成にとって
有害なノイズであるフレアー、ゴーストなどの影響を受
けやすい対物レンズに対してフレアー、ゴースト除去用
のポラライザ、アナライザを一体的に配置することによ
り、第2の対物レンズの切換え操作によって、これらフ
レアー、ゴースト除去用の光学素子が同時に挿入される
とともに、フレアー、ゴーストの影響を受けにくい対物
レンズに対しては、これら光学素子は挿入されないの
で、操作性が向上する。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、キ
ューブ切換え手段により検鏡法に対応した複数のキュー
ブとともに、第2の対物レンズを選択的に観察光軸に挿
脱できるので、第2の対物レンズ専用のスペースが必要
でなく、省スペース化により顕微鏡全体を小型にでき、
これにより、アイポイントが高くならずに済み、自然な
検鏡姿勢で観察を行うことができる。
【0055】対物レンズ切換え手段にキューブ切換え手
段の切換えを連動させるようにできるので、対物レンズ
切換え手段を切換えることにより、観察倍率を変更する
だけでなく、それぞれキューブを切換えて検鏡法も同時
に切換えることができるなど操作性に優れている。キュ
ーブ切換え手段に対し第2の対物レンズを着脱できるの
で、第2の対物レンズを所望する倍率のものに変更する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に適用される光学顕
微鏡全体を示す図、
【図2】第1の実施の形態の概略構成を示す図。
【図3】第1の実施の形態に用いられるレボルバの概略
構成を示す図。
【図4】第1の実施の形態に用いられるターレットの概
略構成を示す図。
【図5】第1の実施の形態に適用される各種キューブの
概略構成を示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図7】本発明の第3の実施の形態の概略構成を示す
図。
【符号の説明】
1…顕微鏡本体、 101…基台、 102…アーム、 2…ステージ、 3…観察光軸、 4…落射光源、 5…コレクタレンズ、 6…落射照明光学系、 7…キューブユニット、 71…固定枠、 711…オスアリ、 712…固定軸、 713…ベアリング、 714…ナット、 72…ターレット、 721…オスアリ、 722…ギヤ部、 723…クリック棒、 73…0.5×用補助レンズキューブ、 731…キューブ本体、 732、733、734…0.5×用補助レンズ、 735、736…スペーサ、 74…蛍光キューブ、 741…励起フィルタ、 742…ダイクロイックミラー、 743…吸収フィルタ、 75…落射暗視野キューブ、 76…落射明視野キューブ、 77…落射偏光キューブ、 781…レンズ取付け枠、 782…0.5×用補助レンズ、 791…ポラライザ、 792…偏光ビームスプリッタ、 793…アナライザ、 794…0.5×用補助レンズ、 80…落射明視野キューブ、 801…ハーフミラー、 8…対物レンズユニット、 81…レボルバ、 811…固定部、 812…ボール、 813…回転部、 814…回転軸、 815…クリック溝、 816…位置決めクリックバネ、 817…ボール、 82…0.5×対物レンズ、 821…主枠、 822、823…レンズ、 824、825…止め枠、 826…λ/4板、 83…対物レンズ、 9…結像レンズ、 10…透過光源、 11…コレクタレンズ、 12…ミラー、 13…落射照明光学系、 14…コンデンサレンズ、 15…モータ、 151…回転軸、 152…ギヤ、 16…モータ、 161…回転軸、 162…ギヤ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ独立して観察光軸に挿脱可能
    な、少なくとも第1および第2の対物レンズの2つに分
    けられた対物レンズを有し、該対物レンズを介して試料
    の観察像を形成可能にした光学顕微鏡において、 検鏡法に対応した複数のキューブを有するとともに、前
    記第2の対物レンズを有し、これらキューブおよび第2
    の対物レンズを選択的に観察光軸に挿脱可能にするキュ
    ーブ切換え手段を具備したことを特徴とする光学顕微
    鏡。
  2. 【請求項2】 前記第1の対物レンズを選択的に観察光
    軸に挿脱可能にする対物レンズ切換え手段を有し、 この対物レンズ切換え手段に連動して、前記キューブ切
    換え手段の切換えを行うことを特徴とする請求項1記載
    の光学顕微鏡。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記第2の対物レンズは、キ
    ューブ切換え手段に対し着脱自在に構成したことを特徴
    とする請求項1記載の光学顕微鏡。
JP9185015A 1997-06-18 1997-07-10 光学顕微鏡 Withdrawn JPH1130753A (ja)

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