JP4788297B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル複合機やデジタル複写機、ネットワークプリンタ、ネットワークスキャナなどの画像処理装置に関し、特にその画像処理装置を利用するユーザのネットワーク認証に関する。
デジタル複合機等の画像処理装置でもユーザ認証は従来より行われている。古くはユーザ認証のための認証データベースを画像処理装置に設け、画像処理装置内でユーザ認証を行っていたが、近年では、ネットワーク上に認証サーバを設け、多数の画像処理装置のユーザ認証をその認証サーバで集中的に行う仕組みも広がりつつある。
例えば特許文献1には、複合機に設定された親展ボックス(個々のユーザ専用の記憶領域のこと)に対するアクセス認証を、外部のLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)サーバを用いて行うシステムが開示されている。
このような外部の認証サーバを用いたユーザ認証では、当然ながらその認証サーバに登録されたユーザのユーザID(識別情報)及びパスワード等の認証情報を入力する必要がある。例えばLDAPサーバでユーザ認証を行う場合、ユーザの識別情報(ユーザID)としてユーザのDN(Distinguished Name: 識別名)が用いられる。DNは、国(c)、組織(o)、組織単位(ou)、名前(cn)等の属性値の組み合わせであり、ユーザを一意には特定できるが文字数は多くなってしまう。このほか、Kerberos認証やSMB(Server Message Block)認証などといった別の認証方式でも、多数のユーザを一意に特定しようとすればユーザIDのデータ量は大きくなってしまう。
認証サーバによる認証の仕組みは、その発展の歴史が示すように、パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーションなどからの利用を想定している。PCやワークステーションであれば、キーボードやマウスなどといった操作性のよい入力デバイスを利用することができる。また一度入力された認証情報をキャッシュすることで、ユーザの入力を支援するソフトウエアなどもある。このようなことから、PC等ではユーザIDやパスワードの入力が比較的容易であった。
これに対し、複合機等の画像処理装置は、入力デバイスとして液晶タッチパネルや数字キーなどを備えるのみであり、これらはPC等の入力デバイスと比較して操作しやすさの点で劣る場合が多い。また、画像処理装置は、例えばオフィスやコンビニエンスストアなどに設置され、複数人で共用される場合が少なくない。このような共用の装置では、ユーザが入力した認証情報をキャッシュして再利用できるようにすることはセキュリティ上好ましくないため、ユーザは操作性のあまり良くない入力デバイスから長いユーザIDを入力することとなり操作が煩雑になる。
また、このような入力操作の煩雑さだけでなく、認証サーバに対するユーザIDは必ずしもユーザにとって覚えやすいものとは限らないという問題もある。特に多数のユーザを識別するためにユーザIDが長くなるとそのユーザにとっては覚えにくい。画像処理装置を利用するのに、このように覚えにくいユーザIDを入力しなければならないのは、ユーザにとって負担が大きい。
このようなユーザIDの入力の負担は、例えばユーザIDの情報を持った磁気カードやICカードを読み取るデバイスを画像処理装置に設けることで軽減できる。例えば、社員証のカードを画像処理装置で読み取ることで、ユーザ認証を行う例は多い。しかし、各社が様々な規格や種類の社員証カードを用いており、認証サーバ用のユーザIDをそのカードに記憶させることができるとは限らない。また、仮に記憶させることができたとしても、認証サーバ用のユーザIDがカードの記憶エリア内のどの場所に記憶されるかはカードの種類によって異なるため、画像処理装置に設けた読取装置がこれら様々な場所に記憶される認証サーバ用のユーザIDを的確に認識して読み取ることができるようにするのは困難であり、コストがかかる。
特開2003−256279号公報
本発明は、画像処理装置から外部の認証サーバに対してユーザ認証を求める際に、ユーザによるユーザIDの入力操作を簡単にできるようにする。
本発明に係る画像処理装置は、ディレクトリサーバで検索を行うための検索アカウント情報を記憶する手段と、認証サーバが受け入れるユーザIDの種類を示す認証ID種類と、ユーザに入力を求めるユーザIDの種類を示す入力ID種類とを記憶する手段と、ユーザから入力ID種類のユーザIDの入力を受け取るID入力手段と、検索アカウント情報を用いてディレクトリサーバにアクセスし、ユーザが入力したユーザIDとそのユーザIDの入力ID種類とを検索条件として、当該ユーザの認証ID種類のユーザIDを検索する認証ID検索手段と、検索した認証ID種類のユーザIDを用いて認証サーバからユーザ認証を受ける認証処理手段と、を備える。
本発明の1つの態様では、画像処理装置は、前記認証ID検索手段による検索で、前記認証ID種類のユーザIDが複数検索された場合、認証エラーと判定するエラー判定手段、を更に備える。
別の態様では、画像処理装置は、前記認証ID検索手段による検索で前記認証ID種類のユーザIDが複数検索された場合、それら複数のユーザIDを提示してユーザに選択させる選択手段、を更に備え、前記認証処理手段は、前記選択手段で選択されたユーザIDを用いて前記認証サーバからユーザ認証を受ける。
別の態様では、前記ID入力手段は、認証トークンのトークンIDを前記入力ID種類のユーザIDとして読み取る装置である。
更に別の態様では、前記ID入力手段は、ユーザが入力したデータに対し所定のデータを付加することで、前記入力ID種類のユーザIDを完成させる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係るジョブ処理システムの概略構成を示す図である。図に示すように、このシステムでは、複合機10,認証サーバ20,及びディレクトリサーバ30が、インターネットやLAN(ローカルエリアネットワーク)などのネットワーク40に接続されている。
複合機10は、スキャナ、プリンタ、コピー機等の機能を兼ね備えた装置である。複合機10は、ネットワーク40上の各種のサーバや複合機に処理を依頼したり、その処理結果を受け取って更に処理を行ったりするための情報処理機能を持っていてもよい。このようなネットワーク40上の他の装置との連携については、本出願人による特開2004−153472号公報にその一例が示されている。
複合機10は、ユーザの使用に当たって、認証を要求する。ユーザ認証が成功しないと複合機10の使用自体を許可しない場合や、複合機10の提供する機能(ネットワーク40上のサーバ等を利用する機能も含む)のうちの一部の機能を利用するのにユーザ認証を求める場合など、認証を要求するレベルには様々なものがあるが、どのような場合に認証を求めるかは、全体システム或いは複合機10の管理者等のポリシーによる。
この実施の形態では、このような複合機10の使用に当たってのユーザ認証を、ネットワーク40上に設けられた認証サーバ20での外部認証により行う。認証サーバ20は、LDAP認証、Kerberos認証、SMB認証などといった既存のネットワーク認証スキームを用いてユーザ認証を行う。認証サーバ20には、登録ユーザごとに、認証用ユーザIDと認証情報の組み合わせが登録される。認証情報は、例えばパスワードである。また、指紋データや虹彩データなどといった生体認証情報でもよい。
認証サーバ20のユーザ認証を受けるには、認証サーバ20が認識できる認証用ユーザIDを認証サーバ20に渡す必要がある。ところが、認証用ユーザIDは、例えばLDAP認証の場合、ユーザのDN(識別名)が用いられ、これは比較的長いデータであり、操作性がよいとは必ずしも言えない複合機10の入力デバイス(液晶タッチパネル上のGUIや数字ボタンなど)から入力するには労力を要し、また必ずしもユーザにとって覚えやすいものではない。Kerberos認証やSMB認証を用いる場合でも、認証用のユーザIDはユーザにとって覚えやすいものとは限らない。
そこで、この実施の形態では、ユーザには、ユーザにとって覚えやすい自分の電子メールアドレス、電話番号、又は社員番号などの情報をユーザIDとして複合機10に入力させる。そして、その入力されたユーザIDに対応する認証用ユーザIDを複合機10がディレクトリサーバ30から求め、認証サーバ20に渡すようにすることで、ユーザが認証用ユーザIDを複合機10に入力する面倒さを軽減する。
ディレクトリサーバ30は、LDAPなどに準拠しており、登録されたユーザについての各種属性情報を保持し管理している。図2に、ディレクトリサーバ30が保持し管理するユーザ情報の例を示す。この例はLDAPに準拠する場合の例であり、ディレクトリサーバ30には、ユーザごとに、そのユーザのDNに対応づけて、電子メールアドレス、携帯電話の電話番号、社員番号、ユーザが持つIDカード(例えば社員証など)のカードID、ユーザの公開鍵証明書などの各種属性情報が登録される。ディレクトリサーバ30は、ネットワーク40上のユーザからの要求に応じ、登録されたそれら属性情報を検索し、提供する。
ここで、ディレクトリサーバ30は、検索アカウントを持つユーザ(人間には限らない。複合機などの装置もサーバ30の「ユーザ」となり得る)からしか検索を認めない。すなわち、ディレクトリサーバ30は、検索を認めるユーザのアカウント情報(例えばユーザ名と認証情報を含む)を保持しており、ユーザから検索要求を受けた場合、そのユーザが正しい認証情報を提示した場合に限り、ユーザ情報の検索を許可する。
そこで、この実施の形態では、ディレクトリサーバ30に対して複合機10の検索アカウントを登録しておく(図1参照)。複合機10には、その検索アカウントのための認証情報(検索用認証情報12)を登録しておく。検索用認証情報12は、検索用アカウントのアカウント名と、パスワードその他の認証情報とを含む。
この実施の形態では、ユーザが複合機10に入力したユーザIDをディレクトリサーバ30に送り、そのユーザIDに対応する認証用ユーザIDを検索させる。複合機10にユーザが入力するユーザIDとしては、ディレクトリサーバ30に登録されている各種ユーザ属性のうちの一つを選ぶ。前に例示した電子メールアドレス、携帯電話の電話番号、社員番号などは、ユーザを実質的に一意に識別できる識別情報であるとともに、ユーザ自身が記憶していると想定できるものなので、このようなユーザ属性をユーザに入力させるユーザIDとして利用することが好適である。ディレクトリサーバ30のどのユーザ属性をユーザIDとしてユーザに入力させるかは、複合機10の管理者が決めて複合機10に検索キー情報14として設定する。「検索キー」情報と呼ぶのは、入力されたユーザIDをキーとしてディレクトリサーバ30がそのキーを有するユーザ情報の検索を行うからである。例えば、電子メールアドレスをユーザIDとして入力させる場合は、検索キー情報14は電子メールアドレスを示す属性名"mail"となる。複合機10は、ディレクトリサーバ30に検索を依頼する際、ユーザから入力されたユーザIDを検索キーの値として、そのユーザIDの属性種類を示す検索キー情報14と共にディレクトリサーバ30に送る。
また、ディレクトリサーバ30が認証サーバ20のための認証用ユーザIDがどのユーザ属性であるかを把握できるよう、複合機10は、認証用ユーザIDが該当するユーザ属性種類を示した抽出属性情報16を、検索依頼の際にディレクトリサーバ30に送る。「抽出属性」情報と呼ぶのは、検索キーを満足するものとして検索されたユーザ情報の中から抽出する属性を示す情報だからである。抽出属性情報16は、複合機10の管理者が複合機10に対してあらかじめ設定しておく。すなわち、認証サーバ20が受け入れる認証用ユーザIDの情報種類に該当する属性をディレクトリサーバ30に登録された属性群の中から求め、その属性名を抽出属性情報16に登録する。例えば、認証サーバ20が認証用ユーザIDとしてユーザの識別名(DN)を受け入れる場合、抽出属性情報16は"DN"となる。
次に、図3を参照して、この実施の形態におけるユーザ認証処理の流れを説明する。
複合機10は、ユーザ認証を要する処理がユーザから指示された場合、複合機10が備える表示装置に対し認証用の入力画面を表示する。複合機10の使用自体にユーザ認証を要求する場合は、例えば初期画面が認証用の入力画面となる。この入力画面には、ユーザIDの入力欄とパスワードの入力欄が含まれる。ユーザIDの入力欄には、入力させたいユーザIDの種別を示す説明、例えば電子メールアドレスを入力させる場合には「あなたの電子メールアドレス」などといった説明、を示すことで、ユーザが入力する情報の種別を分かりやすくする。入力を求めるパスワードは、認証サーバ20に登録された認証用のパスワードである。認証用ユーザIDは一意性を担保するためにユーザにとって必ずしも分かりやすいものが割り当てられるとは言えないが、パスワードはユーザの希望で決められるので、ユーザが覚えている可能性が高い。
なお、パスワードの代わりに、生体認証情報等の他の形式の認証情報の入力を求めるようにしてもよい。この場合、認証用の入力画面には、例えば付属の指紋読取デバイスに指紋を読み取らせるように促すメッセージや画像を表示するなど、認証情報の入力を促す情報を表示する。
このような入力画面に対し、ユーザからユーザID及び認証情報が入力されると(S1)、複合機10は、検索用認証情報12を用いてディレクトリサーバ30にログインする(S2)。ユーザID等の入力は、液晶タッチパネルなどの表示装置に示されたソフトキーボードや、数字キーなどを介してユーザの手入力により行われる。ディレクトリサーバ30は、受け取った検索用認証情報12が正当なものであるかを確認し、正当なものであればログインを認める(S3)。正当でなければ、ログインを認めず、エラー処理を行う。
ログインが認められた場合、複合機10は、検索キー(検索キー情報14と入力されたユーザID)、及び抽出属性情報16とをディレクトリサーバ30に送って検索を要求する(S4)。要求を受けたディレクトリサーバ30は、登録された各ユーザ情報のなかから、検索キー情報14が示す属性の値が、受け取った検索キーのユーザID値と等しいものを検索し、検索されたユーザ情報のうち、抽出属性情報16が示す属性の値を抽出する(S5)。抽出された値が認証用ユーザIDであり、ディレクトリサーバ30は検索結果としてその認証用ユーザIDを複合機10に返す。
複合機10は、ディレクトリサーバ30から受け取った認証用ユーザIDと、ユーザから入力された認証情報とを認証サーバ20に送ってユーザ認証処理を要求する(S6)。要求を受けた認証サーバ20は、受け取った認証用ユーザIDと認証情報との組み合わせが正当なものであるかを、自分に登録されている情報との比較で判定する(S7)。その結果、受け取った情報が正当であると判定した場合は認証結果としてユーザ認証が成功した旨を示す情報を、正当でないと判定した場合はユーザ認証が失敗した旨を示す情報を、複合機10に返す。
認証結果を受け取った複合機10は、その認証結果が認証成功を示すか否かを判定し(S8)、成功の場合はユーザのログインを認め、ユーザが要求した処理を実行する(S9)。また、認証失敗の場合は、認証が失敗した旨を知らせる画面を表示するなどの、所定のエラー処理を実行する(S10)。
以上に説明した処理において、複合機10とディレクトリサーバ30との間、及び複合機10と認証サーバ20との間の通信は、それぞれSSL(Secure Socket Layer)などの伝送路保護のためのプロトコルを用いて保護(暗号化)するようにすれば、認証情報等の機密度の高い情報が漏洩するリスクを低減できる。
また、ユーザに入力させるユーザIDとして、電子メールアドレスや携帯電話番号など、ユーザごとに一意であることが保証されている、あるいは一意である可能性が高いものを用いれば、通常はディレクトリサーバ30でそれに合致するユーザは一意に特定できる。しかし、何らかの事情で、ユーザの入力したユーザIDに対して複数のユーザが検索される場合があることを考慮してもよい。この場合、ディレクトリサーバ30は、例えば複数のユーザが検索された旨、或いは単にエラーの旨を示す情報を複合機10に返し、この情報を受け取った複合機10が表示装置に認証エラーが生じた旨のメッセージを表示するようにしてもよい。この場合、ログインのための認証処理は終了する。
また、別の方式として、ディレクトリサーバ30が検索した各ユーザの認証用ユーザIDを複合機10の表示装置に表示し、ユーザにその中から自分の認証用ユーザIDに該当するものを選択させるようにしてもよい。この場合、選択された認証用ユーザIDがパスワードと共に認証サーバ20に送られる。
また、以上の例では、ユーザが電子メールアドレスの全文字列を入力するなど、ユーザが入力用のユーザIDの全情報を複合機10に入力したが、実施の形態の方式はこれに限定されない。ユーザIDのうちの一部をユーザに入力させ、残りを複合機10が補うことも可能である。例えば、複合機10が企業内に設置され、その企業のスタッフしか使用しないような場合などには、電子メールアドレスのうちのアットマーク("@")以降のドメイン名を複合機10に記憶させておき、アットマークより前のメールアカウント部分のみをユーザに入力させるようにし、複合機10がそのメールアカウントの文字列にアットマーク以降の文字列を付加してディレクトリサーバ30に送るなどがその一例である。
また、以上の例では、複合機10に対しユーザが手入力でユーザIDを入力したが、その代わりに、ICカードやUSBメモリなどの認証用トークンを複合機10付属の読取装置に読み取らせるようにしてもよい。この場合、複合機10は、認証用トークンから読み取ったトークンID(ICカードの場合はカードID)を、ユーザが入力したパスワードと共にディレクトリサーバ30に送り、ディレクトリサーバ30はそのトークンIDに対応する認証用ユーザIDを検索し、複合機10に返す。ただし、ユーザが使用するトークンのトークンIDは、ユーザの一属性としてディレクトリサーバ30に登録されているものとする。カードID等のトークンIDは、一般にトークン自体の識別情報なので、トークンの持つ記憶エリアのどこを読み出せばよいかは規格などであらかじめ定まっており、読取装置側で対応がしやすい。そして、トークンIDと認証サーバ20の認証用ユーザIDとは一般に異なっており、仮に認証用ユーザIDをトークンに記憶させることができたとしても、その認証用ユーザIDがトークンの記憶エリアのどこに記憶されるかは、一般には定まっていないので、読取装置で適切に認証用ユーザIDを見つけて読み取るようにするには装置構成や処理内容の複雑化を招く。これに対し、この実施の形態のように、読み取りやすいトークンIDを、いわばディレクトリサーバ30で認証用ユーザIDに変換し、認証サーバ20での認証に用いるようにすれば、読取装置自体は単にトークンIDを読み取れればよく、簡素な構成で済む。
また、以上の例では、認証サーバ20とディレクトリサーバ30とが、別々の装置としてネットワーク40上に設置されていたが、これらを1つの装置にまとめてももちろんよい。例えば、ディレクトリ検索のプロトコルとしてLDAPを用い、認証のスキームとしてLDAP認証を用いる場合は、単一のLDAPサーバでディレクトリサービスと認証サービスを連携させて提供することもできる。
また、以上では、複合機10を例にとったが、複合機以外のプリンタやスキャナ、複写機などといった画像処理装置に対しても、上記実施の形態の認証処理方式は適用可能である。
実施の形態のシステム構成を示す図である。 ディレクトリサーバの管理するユーザ情報のデータ内容の例を示す図である。 実施形態のシステムの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 複合機、12 検索用認証情報、14 検索キー情報、16 抽出属性情報、20 認証サーバ、30 ディレクトリサーバ、40 ネットワーク。

Claims (5)

  1. ディレクトリサーバで検索を行うための検索アカウント情報を記憶する手段と、
    認証サーバが受け入れるユーザIDの種類を示す認証ID種類と、ユーザに入力を求めるユーザIDの種類を示す入力ID種類とを記憶する手段と、
    ユーザから入力ID種類のユーザIDの入力を受け取るID入力手段と、
    検索アカウント情報を用いてディレクトリサーバにアクセスし、ユーザが入力したユーザIDとそのユーザIDの入力ID種類とを検索条件として、当該ユーザの認証ID種類のユーザIDを検索する認証ID検索手段と、
    検索した認証ID種類のユーザIDを用いて認証サーバからユーザ認証を受ける認証処理手段と、
    を備える画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記認証ID検索手段による検索で前記認証ID種類のユーザIDが複数検索された場合、認証エラーと判定するエラー判定手段、
    を更に備える画像処理装置。
  3. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記認証ID検索手段による検索で前記認証ID種類のユーザIDが複数検索された場合、それら複数のユーザIDを提示してユーザに選択させる選択手段、を更に備え、
    前記認証処理手段は、前記選択手段で選択されたユーザIDを用いて前記認証サーバからユーザ認証を受ける、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記ID入力手段は、認証トークンのトークンIDを前記入力ID種類のユーザIDとして読み取る装置である、ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記ID入力手段は、ユーザが入力したデータに対し所定のデータを付加することで、前記入力ID種類のユーザIDを完成させる、
    ことを特徴とする画像処理装置。
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