JP4787634B2 - 音楽フォント出力装置、フォントデータベース及び言語入力フロントエンドプロセッサ - Google Patents

音楽フォント出力装置、フォントデータベース及び言語入力フロントエンドプロセッサ Download PDF

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Description

本発明は、音楽フォント出力装置、フォントデータベース及び言語入力フロントエンドプロセッサに関し、特に、文字と共に音楽を出力する音楽フォント出力装置、フォントデータベース及び言語入力フロントエンドプロセッサに関する。
コンピュータ等の情報処理装置で文字を表示する場合、キーボードなどの文字入力機器から入力された文字コードに対応する文字が表示装置に表示される。ユーザは、入力された文字を視覚で認識して文字、単語又は文章の内容を把握する。文字で構成される情報の内容把握は、ネットワークを介して送信されたファイル等を表示装置に表示する場合も同様であり、ユーザは、送信して表示された文字を視覚で認識して文章等の内容を把握する。
そこで、文章の内容を把握する時間を短縮したり支援するため、文書の内容を音声で読み上げる発明が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、所定の単語の発生を禁止して、テキストデータの文章 を音声 信号に変換して音声出力するテキスト音声 変換装置が記載されている。
また、文章を読み上げるだけでなく、予め定めた記号が入力された場合に該記号と対応づけられている効果音を出力する発明が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2では、文章に絵文字が含まれている場合、文章を読み上げると共に絵文字の部分で効果音が挿入して出力される。
また、文字の表示と音楽を関連づける技術として、例えば、タッチパネルのようにキーストロークが浅い入力装置等で、文字が入力されたことをユーザに報知するため、キータッチ毎に操作音が鳴らされる技術が実施されている。
国際公開第WO1997/037344号パンフレット 特開2003−150507号公報
しかしながら、特許文献1記載の発明のように音声を読み上げる場合、文章の内容を全て聞かないと内容を正確に把握することが困難である。長い文章の内容を理解する場合、要約だけを把握したい場合が少なくない。また、文章の読み上げは、単語や文節毎に区切らないと読み上げられた音声に違和感が生じるため、文字の入力と同時に文章を読み上げることは困難である。
また、特許文献2記載の発明のように、絵文字に対応する効果音を発する場合、該絵文字が文章の内容を表しているとは限らず、かえって内容の把握を阻害するおそれがある。文章の内容に即した効果音を用意するため、絵文字及び対応する効果音を増加させると、効果音の記憶容量が膨大となり、抽出に時間がかかると共にコスト増となる問題が生じる。また、絵文字及び対応する効果音を増加させると。ユーザは対応づけられた効果音を記憶することが困難となり、使い勝手が低下してしまう。
キー操作の度に操作音を鳴らす場合においても、操作音は入力される文字又は文書の内容と何ら関係ないため、ユーザは操作音を聞いても内容の把握をすることはできない。
本発明は、上記問題に鑑み、聴覚により効率的に文字又は文章の内容をイメージ可能とする音楽フォント出力装置、フォントデータベース及び言語入力フロントエンドプロセッサを提供することを目的とする。
上記問題に鑑み、本発明は、記号コード(例えば、文字コード)に対応する文字又は記号の描画情報が記憶されたフォントデータベースと、文字又は記号から構成される用語の用語コードに対応づけて音楽データを記憶する音楽データ記憶手段と、前記記号コードに対応する前記描画情報に基づき文字又は記号を表示装置に表示する記号表示手段(例えば、ラスタライザ13)と、前記用語コードに対応する前記音楽データに基づき音楽を出力する音楽出力手段と(例えば、音源IC15)、前記用語コードを含む電子メールを受信する受信手段と、前記電子メールに含まれる前記用語コードに対応した前記音楽データが前記音楽データ記憶手段に記憶されているか否かを判定する手段と、前記電子メールに含まれる文に形態素解析を施し、主語と述語に対応する前記用語コードを抽出する手段と、を有し、前記音楽出力手段は、前記音楽データ記憶手段に記憶されている、主語と述語の前記用語コードに対応した前記音楽データに基づき、主語と述語の前記用語コードに対応した音楽を、続けてかつ他の前記用語コードに優先して出力する、ことを特徴とする音楽フォント出力装置を提供する。
本発明によれば、聴覚により効率的に文字又は文章の内容をイメージ可能とする音楽フォント出力装置を提供することができる。なお、記号とは、一定の事柄を指し示すために用いる知覚の対象をいい、文字やアルファベット、数字、絵文字などコンピュータに表示される全ての知覚対象が含まれる。また、日本語、中国語、韓国語など言語の別は問わない。また、イメージとは心の中に思い浮かべる像である。
また、本発明の一形態において、前記音楽出力手段は、形態素解析の結果に応じて、複数の音楽の出力間隔を調整する、ことを特徴とする。
また、本発明の一形態において、前記音楽出力手段は、形態素解析の結果、係り受け関係がない複数の前記用語コードに基づく音楽の出力間隔を、係り受け関係がある複数の前記用語コードに基づく音楽の出力間隔よりも長くする、ことを特徴とする。
また、本発明の一形態において、前記音楽出力手段は、前記電子メールの着信音として前記音楽データに基づき音楽を出力する、ことを特徴とする。
本発明によれば、電子メールが着信した時に、電子メールの文書が含む用語に基づき音源データを生成し出力するので、ユーザは着信音により電子メールの内容を理解又は推測することができる。
また、本発明の一形態において、前記電子メールに含まれる前記用語コードに対応した前記音楽データが前記音楽データ記憶手段に記憶されていない場合、前記音楽出力手段は、前記音楽データに基づく音楽でなく予め記憶する着信音を出力する、ことを特徴とする。
記号コードに対応する文字又は記号の描画情報が記憶されたフォントデータベースと、 文字又は記号から構成される用語の用語コードに対応づけて音楽データを記憶する音楽データ記憶手段と、前記記号コードに対応する前記描画情報に基づき文字又は記号を表示装置に表示する記号表示手段と、前記用語コードに対応する前記音楽データに基づき音楽を出力する音楽出力手段と、前記用語コードを含む電子メールを受信する受信手段と、前記電子メールに含まれる前記用語コードに対応した前記音楽データが前記音楽データ記憶手段に記憶されているか否かを判定する手段と、文字の品詞、及び、擬音に対し出力順の優先順位の設定を受け付ける手段と、を有し、前記音楽出力手段は、前記音楽データ記憶手段に記憶されている、前記用語コードに対応した前記音楽データの音楽を、前記用語コードの品詞の前記優先順位が高い順に出力する、ことを特徴とする音楽フォント出力装置を提供する。
本発明によれば、フォントデータベースに用語間の優先順位を設けることで、用語に対応した音楽の出力に優先順位を付与することができ文章の意味をより伝えやすくすることができる。
聴覚により効率的に文字又は文章の内容をイメージ可能とする音楽フォント出力装置、フォントデータベース及び言語入力フロントエンドプロセッサを提供することを目的とする。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
本実施例では、文字コードが発生する度に文字を表示すると共に、当該文字コードに対応する効果音を出力する場合について説明する。これにより、ユーザは文字を入力するだけで、文字が有するイメージの効果音を文字を入力した装置から出力することができるので、効果音を聞くだけで文字や文章の内容を想像することができる。
図1は、本実施例の音楽フォント出力装置のブロック図を示す。文字入力装置11は、例えばキーボードであり、指でボタンを操作することでコンピュータに文字を入力する。キーボードには、英字、カナ、数字、記号などが刻印されたボタン(キー)が並んでおり、ユーザがキーを押すと、対応するキーコード(例えば、ASCIIコード)がコンピュータに送られる。1つのキーには複数の文字が割り当てられているおり(例えば、「A」と「ち」)、シフトキーやコントロールキーなどの補助キーとの組み合わせや入力モードを選択することで、どの文字を入力するか選べる。文字入力装置11には種々の種類があるが、本実施例では文字に対応したキーコードを発生するものであればよく、タッチパネルや手書き文字入力、音声キーボード等であってもよい。キーコードはBIOS(Basic Input Output System)により対応する文字コードに変換されFEP(Front End Processor)12に送出される。
FEP12は、一連の文字コードを日本語や中国語等、ローマ字やひらがな以外の文字を用いた所定の言語に変換する、いわゆる、かな漢字変換を行う。例えば、文字入力装置11で、K・U・R・U・M・Aと入力された場合、FEP12は辞書18を参照して一連の文字コードを「くるま」と変換すると共に、所定の操作や設定に応じて「車」や「久留間」等の漢字へ変換することを可能にする。「くるま」と変換した場合には「く」「る」「ま」それぞれに対応する3つの文字コードが、「車」と変換した場合は「車」に対応する1つの文字コードが生成される。なお、文字コードには、JISコード、シフトJISコード、Unicode等、種々の文字コードがあるが、本実施例はどの文字コードにおいても好適に適用できる。生成された文字コードはラスタライザ13に送出される。
ラスタライザ13は、文字コードに対応する文字をディスプレイ14に表示できるように、色付きの小さな点の集まりとして表現する。ラスタライザ13は、フォントデータDB17を有しており、文字コードに対応するフォントデータをフォントデータDB17から抽出する。
図2は、フォントデータDB17に格納されているフォントデータと後述する音楽データの一例を示す。フォントデータDB17には、文字コード毎にフォントデータが格納されている。フォントデータは、点の座標とそれを結ぶ線や面の方程式のパラメータ、および塗りつぶしなどの描画情報を示している。ラスタライザ13は、文字コードに対応するフォントデータを抽出して、描画情報に基づく文字を指定された文字サイズの点の集まりとして形成する。
また、ラスタライザ13は、サウンドライザ10を有するように構成される。サウンドライザ10は、文字コードに対応する音楽をスピーカ16を介して出力できるように、音楽データに基づいて音源データを生成する。
図2に示したように、フォントデータDB17には、文字コード毎に音楽データが格納されている。音楽データは、一音ずつの音程、長さ、強さ、持続時の変化の仕方などを設定した音楽情報を示している。サウンドライザ10は、文字コードに対応する音楽データを抽出して、音楽上方に基づく音源データ(例えば、FM音源データ、PCM音源データ、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)音源データ)を生成する。
音楽データには、文字の意味をイメージさせる音楽情報が格納されている。例えば、文字「車」に対応して格納された音楽データは、スピーカから出力すると「ぶーん」という車が走行する音楽となる。同様にして、例えば、
・文字「烏(からす)」に対しては、「カーカー」という烏が鳴く音楽データが、
・文字「雨」に対しては、「ざーざー」という雨が降る音の音楽データが、
・文字「炎」に対しては、「ボーボー」という火が燃える音の音楽データが、
・文字「海」に対しては、「ザブーン」という波の音の音楽データが、
・文字「走」に対しては、「たったったった」という走る音の音楽データが、
それぞれ格納されている。
したがって、サウンドライザ10は、入力された文字のイメージの音楽を出力する音源データを生成できる。サウンドライザ10は、音源IC15に好適な音源データを生成し、生成した音源データを音源IC15に送出する。音源IC15は、音源データに基づき予め定められた音色の音楽を、アンプで増幅した後スピーカ16を介して出力する。
なお、音楽データとして音源データをフォントデータDB17に格納しておいてもよい。かかる場合、音源データを、直接、音源IC15に送出して音楽を出力する。また、音源データと音源IC15の組み合わせが好適でない場合、サウンドライザ10は、音源IC15に適した音源データに変換する。
以上の構成に基づき、音楽フォント出力装置がキー入力に基づいて文字を表示させると共に音楽を出力する処理の手順を図3のフローチャート図に基づき説明する。
ユーザは、文字だけをディスプレイ14に表示する場合と同様に、文字入力装置11から所望の文字を入力する(S11)。図3では、「KURUMADEIKUYO」と入力した。
FEP12は、入力されたキー「KURUMADEIKUYO」の文字コードに基づき、順次、日本語に変換する(S12)。変換された日本語は、単語毎(「車」、「で」、「行く」、「よ」)や文節毎に確定してもよいし、一文(車で行くよ)で確定してもよい。FEP12は確定後の各文字の文字コードを生成し、ラスタライザ13に送出する。
すなわち、FEP12は、「車」:3c56、「で」:2447、「行」:3954、「く」:242F、「よ」:2468、の文字コードを生成する。なお、文字コードはJISコードを使用した。
ラスタライザ13は、変換後の文字コードに対応するフォントデータをフォントデータDB17から抽出し、各文字コードに対応する文字を一文字ずつディスプレイ14に表示する(S13)。
また、サウンドライザ10は、フォントデータDB17を検索して、文字コードに対応する音楽データがあれば(ステップS14のYes)、文字コードに対応する音楽データを抽出し、音楽データに基づく音源データを生成する(S15)。例えば、「車」という文字に対して「ぶーん」という音が出力されるように、音楽データ0x12、0x15、0x90…から音源データが生成される。音源データが生成されたら音源IC15は、スピーカから該音楽を出力する(S16)。
音楽フォント出力装置は、入力される文字が終了するまでかかる処理を繰りかえす(S17)。なお、一文字ごとに音楽を出力しなくてもよく、一文に含まれる文字の音源データを蓄積しておき、一文の表示が終了したら一文中に含まれていた文字の音楽を順に出力してもよい。
本実施例によれば、文字が入力される毎に文字の意味をイメージできる音楽が出力されるので、ディスプレイ14を見なくとも容易に文書の内容を想像することが可能となる。音楽データはフォントデータと同様に制御コードとして格納されているので、音楽ファイル(WAVEやMP3等)を格納しておく場合に比べ、極めて小さな容量で格納できる。したがって、携帯電話やPDA等の携帯端末に搭載することも容易になる。
〔変形例〕
上記では、文字毎に音楽データを格納しておくこととしたが、音楽データは用語毎に格納されていてもよい。図4は、FEP12が有する辞書18に格納されている用語辞書の一例を示す。なお、用語とは、例えば自立語であり、自立語とは、実質的な事柄に対応する意味を持った語である。自立語には、名詞、動詞、形容詞、形容動詞等があるが、本実施例では主に名詞を例にして説明する。
辞書18には、用語コードに対応づけてフォントデータ及び音楽データが格納されている。用語コードは、例えば「ラーメン」という用語(名詞)を表すために用いられ、「ラ」「ー」「メ」「ン」の各文字の文字コードにより構成されている。フォントデータは図2と同様に、「ラ」「ー」「メ」「ン」の各文字毎に、点の座標とそれを結ぶ線や面の方程式のパラメータ、および塗りつぶしなどの描画情報を示している。
音楽データは、各用語に対応して、一音ずつの音程、長さ、強さ、持続時の変化の仕方などを設定した音楽情報を示している。音楽データには、用語の意味をイメージさせる音楽情報が格納されている。例えば、
・「ラーメン」に対応して「づーづー」というラーメンをすする音の音楽データが、
・「台風」に対しては、「ごーごー」という風が強く吹く音の音楽データが、
・「小鳥」に対しては、「ピーチク」という小鳥のさえずる音の音楽データが、
・「バイク」に対しては、「ぶるんぶるん」というエンジンの音の音楽データが、
・「電車」に対しては、「がとんごとん」という走行時の音の音楽データが、
・「時計」に対しては、「ちくたく」という時計の音の音楽データが、
それぞれ格納されている。
FEP12は、日本語変換の結果に応じて辞書18から用語に対応した音楽データをサウンドライザ10に送出するので、サウンドライザ10は、該音楽データに基づいて音源データを生成する。また、ラスタライザ13は、用語やその他の文字からなる文章をディスプレイ14に表示し、音源IC15は音源データに基づき音楽を出力する。
したがって、本変形例によれば、文章の意味をイメージさせやすい名詞等の自立語に対応した音楽を出力することができるので、より容易に文書内容をイメージすることができる。なお、用語のイメージの音楽を出力すると共に、文字毎に文字のイメージの音楽を出力してもよい。
実施例1では、文章を入力する場合に文字又は用語に対応する音楽が出力される場合について説明した。本実施例では、文章を含むファイルをディスプレイ等に表示する場合に文字又は用語をイメージさせる音楽を出力する場合について説明する。
図5は、本実施例の音楽フォント出力装置のブロック図を示す。なお、図5において図2と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図5のブロック図では、ファイル21がアプリケーション22に入力される構成を有する点で図2と異なる。また、図5のブロック図は、図4の用語辞書19をフォントデータDB17が有するように構成されている。
ファイル21は、ワープロソフトウェアやプレゼンテーションソフトウェア、電子メールソフトウェア、表計算ソフトウェア、ブラウザソフトウェア等で用いられる、文章を含む種々のフォーマットのデータファイルである。ファイル21は、光ディスクなどの記憶媒体を介してアプリケーション22に入力されてもよいし、ネットワークを介して受信されてもよい。
ファイル21は、所定のアプリケーション22に関連づけられており、アプリケーション22によりファイル21が含む文章が抽出される。アプリケーション22は、ウィンドウやフレームを形成して、アイコンやメニュー等をディスプレイ14に表示すると共に、抽出した文章をラスタライザ13に送出する。
ラスタライザ13は、文章を構成する各文字に対応するフォントデータをフォントデータDB17から抽出し、アプリケーション22が指示する場所に、各文字を指定された文字サイズの点の集まりとして形成する。
同様に、サウンドライザ10は、文章を構成する各文字に対応する音楽データをフォントデータDB17から抽出し、音楽データに基づく音源データを生成する。文章の中に、音楽データを有する文字が複数あれば、出現する順に音源データを生成し、順に蓄積する。
また、フォントデータDB17が、用語辞書19のように用語に対応づけて音楽データを格納している場合、サウンドライザ10はファイル21の文章が含む用語に対応づけられている音楽データを抽出する。音源IC15は、生成された音源データを順番にスピーカ16から出力する。
以上の構成に基づき、音楽フォント出力装置が入力されたファイルが含む文字を表示させると共に音楽を出力する処理の手順を図6のフローチャート図に基づき説明する。
ユーザは、所望のアプリケーション22を立ち上げ、ファイル21を受信したりロードし、ファイル21をオープンする(S21)。例えば、アプリケーション22が電子メールソフトウェアであった場合、受信したEメールを開いた場合、本実施例の音楽フォント出力装置が作用する。
図7は、電子メールソフトウェアが起動してディスプレイ14に表示される画面の一例を示す。電子メールソフトウェアは、コマンド欄31、画面切替欄32、受信メール一覧33及び本文表示欄34とを有する。
ユーザが、読みたいメールを受信メール一覧33からマウス等で選択すると、選択されたメールのファイル21が含む文章「明日、海に行ってビールを飲もう!」の各文字の文字コードがラスタライザ13に送出される(S22)。
ラスタライザ13は、「明日、海に行ってビールを飲もう!」の各文字のフォントデータをフォントデータDB17から抽出し、各文字コードに対応する文字を指定された文字サイズの点の集まりとして形成し、一文字ずつディスプレイ14に表示する(S23)。図7に示すように、「明日、海に行ってビールを飲もう!」の文章が本文表示欄34に表示される。
また、サウンドライザ10は、「明日、海に行ってビールを飲もう!」の各文字コードに対応する音楽データをフォントデータDB17から抽出し、また、各用語に対応する音楽データを用語辞書19から抽出する(S24)。本実施例では、「海」、「飲」及び「ビール」について音楽データが抽出された。なお、図7では、音楽データが抽出された文字又は用語に下線を付した。
サウンドライザ10は、抽出した「海」、「飲」及び「ビール」の音楽データに基づき音源データを生成する(S25)。例えば、「海」という文字に対して「ザブーン」という音が、「飲」という文字に対して「ごくごく」という音が、「ビール」という用語に対して「シュポッ」という音が、それぞれ出力される音源データが生成される。音源データが生成されたら音源IC15は、スピーカから該音楽を出力する(S26)。
以上のように、本実施例によれば、予め作成されているファイルに含まれた文字や用語についても音楽を出力することができる。本実施例のように、Eメールから音楽を出力することで、内容の把握を容易にするだけでなく、聴覚により内容が伝達できる。すなわち、海に行ったときの気持ちやビールの味を想起させることができ、内容の伝達に極めて効果的となる。
また、例えば、プレゼンテーションソフトウェアにおいて、本実施例の音楽フォント出力装置を適用すれば、「達成」や「結果」など強調して伝達したい用語の表示と共に音楽を出力することができるので、聴衆に効果的にプレゼン内容を伝達できる。
本実施例では、音楽フォント出力装置の設定について説明する。実施例1又は2のように、音楽フォント出力装置によれば効果的に文章の内容を音楽で表現することができるが、例えば、図書館等では音楽を出力したくない場合がある。本実施例では、音楽フォント出力装置のオン/オフ等の種々の設定を可能とする。
図8は、音楽フォント出力装置の設定画面の一例を示す。音楽フォント出力装置は、FEP12と同様に常駐型であり、ディスプレ14のツールバーをクリックするなど所定の操作により起動する。
ユーザは「機能オン」又は「機能オフ」をマウス等で選択することで、音楽を出力するか否かを設定できる。また、「音楽出力」の項目では、“文字入力時”に音楽を出力するか否か、“ファイルオープン時”に音楽を出力するか否か、を設定できる。
また、「音楽出力タイミング」の項目では、“文字の入力毎”に音楽を出力するか、又は、“1文毎”に音楽を出力するか、を設定できる。“文字の入力毎”を選択した場合、文字が表示される毎に音楽が出力され、“1文毎”を選択した場合、句点が入力された後に、一文中に含まれる文字の音楽が順に出力される。なお、「音楽出力タイミング」の項目は、「音楽出力」の項目で、“文字入力時”を選択した場合に入力可能となる。
「音楽の登録」の項目は、ユーザが所望の音楽データを文字や用語に対応づけて登録することができる。例えば、ユーザが試しに聞きたい文字を、“文字入力”欄、“コード”欄、又は、“手書き入力”欄から入力する。そして、“出力”ボタンを押下して、出力された音楽が気に入らない場合や、音楽が登録されていない場合、「音楽データ選択」の項目から音楽データを登録する。
音楽データが予め登録されている登録元として“サーバ”又は“ファイル”が設定されているので、ユーザはサーバからダウンロードしたり、フォルダに格納されているファイルから音楽データを取得できる。ユーザは、“視聴”ボタンを押下して候補の音楽データを出力して、気に入った音楽であれば、「登録」ボタンを押下することで該音楽データを入力した文字に対応づける音楽データとして登録する。
本実施例によれば、ユーザが種々の設定をできると共に、所望の音楽データを登録することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、聴覚により効率的に文字又は文章の内容をイメージ可能とすることができる。音楽データは制御コードとして格納されているので記憶容量を圧迫せず、携帯端末等にも容易に搭載できる。文字入力装置から文字を入力する場合だけでなく、ファイルをオープンする場合にも音楽が出力されるので、ユーザは容易にファイルの内容を把握できる。
実施例2では、文章を含むファイルをディスプレイ等に表示する場合に、文字又は用語をイメージさせる音楽を出力したが、本実施例ではさらにその音楽を優先順位に従って順番に出力する場合について説明する。
本実施例の音楽フォント出力装置のブロック図は図5と同様であるが、用語辞書19が用語に対応づけられた音楽データと共に優先順位を有する点で異なる。
図9は本実施例の用語辞書の一例を示す。図9で優先順位は整数で表示されており、「1」が最も優先順位が高く、数字が大きくなるほど優先順位が低くなる。一文の中に、複数の用語が含まれている場合、サウンドライザ10は全ての音楽データ又は音源データを蓄積しておき、優先順位の高いものから順番にスピーカ16から出力する。
優先順位の設定について説明する。優先順位は例えば3〜10段階程度に設定可能であり、ユーザが各用語毎に任意に設定することができる。
図10(a)は、ディスプレイ14に表示される優先順位設定画面の一例を示す図である。図10(a)の画面は、実施例3で説明したような常駐型の音楽フォント出力装置を起動して、ユーザが優先順位を設定するための機能を呼び出すことで表示される。優先順位を設定するための優先順位設定プログラムは、図9の用語辞書から用語と優先順位を読み出し図10(a)のように表示する。
優先順位設定画面は、上側に用語の先頭文字を選択するための先頭文字選択欄41を有し、先頭文字を選択するとその先頭文字で始まる用語の優先順位設定欄42が表示される。図10(a)では先頭文字として「あ」が選択された場合を示す。
優先順位設定欄42は、「あ」行の文字(あいうえお)を先頭文字とする用語が順番に表示される。用語の横に優先順位を入力する欄があるので、ユーザは指示に従い例えば1〜10の数値を入力することができる。
優先順位の入力が終了しユーザが終了ボタン43を押下すると、優先順位設定プログラムは、優先順位を用語辞書に格納する。これにより、ユーザが任意で優先順位を設定することができる。
また、優先順位の設定は、品詞毎に設定可能であってもよい。図10(b)は優先順位設定画面の別の一例を示す。同様に、ユーザが優先順位を設定するための機能を呼び出すと図10(b)のような画面が表示される。なお、図10(b)のような品詞毎の優先順位の設定は、図10(a)の優先順位設定画面の一機能としてもよい。
図10(b)では、品詞の例として名詞、動詞、形容詞(形容動詞)、副詞及び感動詞が表示されそれぞれに対応して優先順位の入力欄が表示されている。ユーザは自分の好みに応じて品詞毎に優先順位を入力できる。また、図10(b)では、品詞としての分類が困難であるが、品詞の一文類として擬音の優先順位の入力欄が表示されている。擬音(又は擬態語)は人や動物の声や物音をその音に似た形で描写したり、人や物の動き・様子を感覚的に描写したりするための言葉であり、例えば、「ひやり、どきどき、ぎらぎら、ドシュッ」などが該当する。擬音語は、音に似た響きを言葉で表現した用語なので、擬音語の優先順位を高く設定することで、文章の内容を音楽で出力した場合に有効である。
アプリケーション22が起動されファイル21が選択されると、アプリケーション22はファイル21が含む文章を抽出する。アプリケーション22は文章を抽出してラスタライザ13に送出するので、ラスタライザ13は文章を構成する各文字に対応するフォントデータをフォントデータDB17から抽出し、アプリケーション22が指示する場所に、各文字を指定された文字サイズの点の集まりとして形成する。
また、サウンドライザ10は図9の用語辞書を参照し、文章に含まれる各用語毎に対応する音楽データ及び優先順位を抽出し蓄積し、優先順位の高い順に音楽データをソートする。そして、サウンドライザ10は、ソートされた音楽データから順番に音源データを生成しスピーカ16から出力する。なお、音源データがそのまま用語辞書19に格納されている場合、直接音源データを抽出すればよい。
優先順位の同じ用語が一文に含まれていた場合、一文中に出現する順番に音楽を出力する。また、優先順位の高い順でなく低い順に音楽を出力してもよい。
図11は、音楽フォント出力装置が入力されたファイルが含む文字を表示させると共に、優先順位に基づき順番に音楽を出力する処理の手順のフローチャート図である。なお、アプリケーション22の一例として図7の電子メールソフトウェアを使用する。
ユーザは、所望のアプリケーション22を立ち上げ、ファイル(電子メール)21を受信しファイル21をオープンする(S31)。アプリケーション22は電子メールソフトウェアであるので、受信した電子メールを開いた場合、本実施例の音楽フォント出力装置が作動する。
ユーザが、読みたいメールを受信メール一覧33からマウス等で選択すると、選択された電子メールが含む文章「明日、海に行ってビールを飲もう!」の各文字の文字コードがラスタライザ13に送出される(S32)。
ラスタライザ13は、「明日、海に行ってビールを飲もう!」の各文字のフォントデータをフォントデータDB17から抽出し、各文字コードに対応する文字を指定された文字サイズの点の集まりとして形成し、一文字ずつディスプレイ14に表示する(S33)。図7に示すように、「明日、海に行ってビールを飲もう!」の文章が本文表示欄34に表示される。
また、サウンドライザ10は、「明日、海に行ってビールを飲もう!」の各用語に対応する音楽データ及び優先順位を用語辞書19から抽出する(S34)。本実施例では、「海」、「飲」及び「ビール」について音楽データ及び優先順位が抽出され、「海」の優先順位が1、「飲」の優先順位が3、「ビール」の優先順位が2である。
サウンドライザ10は、抽出した「海」、「飲」及び「ビール」の優先順位に基づき各用語の音楽データをソートする(S35)。したがって、音楽データ、「海」、「ビール」、「飲」の順番にソートされる。
ついで、サウンドライザ10は、音楽データに基づき音源データを生成し、順番にスピーカ16から出力する(S36)。実施例3に示したように、例えば、「海」という文字に対して「ザブーン」という音が、「ビール」という用語に対して「シュポッ」という音が、「飲」という文字に対して「ごくごく」という音が、順番に出力される。
文章に出現する順番では「ザブーン」、「ごくごく」、「シュポッ」という順番となるが、用語に優先順位を付与して優先順位に応じて音楽を出力することで、「ザブーン」、「シュポッ」、「ごくごく」、という順番で出力することができる。「ザブーン」の後に「ごくごく」という音楽が出力されると「海」に「飲」というイメージが結びつく可能性があるが、「ザブーン」の後に「シュポッ」という音楽を出力することで、「海」に「ビール」、さらには「ビール」に「ゴクゴク」という分かりやすいイメージを結びつけてユーザに聴かせることができる。
〔変形例〕
用語辞書に予め優先順位が登録されていない場合であっても、用語に対応する音楽を出力する順番を変えることができる。
例えば、一文を形態素解析して、主語と述語に相当する用語に音楽データが与えられていれば、主語と述語の用語の音楽を優先的に(最初に)出力してもよい。「猫が犬に追いかけられて走り出した」のような文章では、主語が「猫」、述語が「走り出した」であるので、猫に対応する音楽「ニャー」に続いて「タタタ」という音楽が出力され、ユーザは音楽を聴くことで文章の内容をイメージしやすくなる。
また、係り受け関係がない又は遠い用語間の音楽を出力する場合、係り受け関係のない用語の音楽を出力するまでの時間を長めにすることで、ユーザは文章の内容に沿った音楽のイメージを認識しやすくなる。例えば「明日、海へ行ってビールを飲もう」という文章であれば、「海」は「行く」に係り、「ビール」は「飲もう」に係る。用語辞書に「海」、「ビール」及び「飲」に対応する音楽データが格納されている場合、「海(ザブーン)」の音楽を出力した後、通常よりも時間間隔をあけ、「ビール(シュポッ)」と「飲(ごくごく)」の間は通常通りの時間間隔で出力すると、音楽を出力する時間間隔で用語間の意味の結びつきを知ることができる。
以上のように、本実施例の音楽フォント出力装置は、用語に対応した音楽の出力に優先順位を設けることでより文章の意味をより伝えやすくすることができる。
本実施例では、電子メールが含む用語に対応する音楽を電子メールの着信音として出力する場合について説明する。
パーソナルコンピュータ(以下、単にパソコンという)の場合、電子メールソフトウェアが新着の電子メールを受信すると、予め設定された所定の音楽ファイル(WAVEやMP3等)が再生して出力される。また、携帯電話の場合、携帯電話が電子メールを受信するとOS(Operating System)が予め設定された所定のMIDIデータなどの音源データを抽出し、音源ICを介して当該音楽を出力する。また、携帯電話では送信元のメールアドレスに応じて抽出する音源データを選択することもできる。
本実施例では、予め定められた着信音の代わりに電子メールの文章が含む用語に対応した音楽を出力する。図12は、本実施例の音楽フォント出力装置のブロック図を示す。なお、図12において図5と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図12ではファイル21の代わりに電子メール51が、アプリケーション22の代わりにメールソフトウェア又はOS52(以下、単にメール用プログラムと称す)を有する点で異なる。パソコンの場合、メール用プログラム52は電子メールソフトウェアであり、携帯の場合は電子メールの受信時に音楽をならしたりLEDを点灯させるOSが提供するプログラムである。
図13は、音楽フォント出力装置が電子メールを受信した場合に、着信音の代わりに電子メールが含む用語に対応した音楽を出力する処理手順のフローチャート図である。なお、図13では携帯電話が電子メール51を受信する場合について説明する。
携帯電話の電源が入っている場合、メール用プログラム52は電子メールの着信があるか否かの判定を繰り返す(S41)。そして、電子メールが着信すると、メール用プログラム52は、電子メールに含まれる文章をサウンドライザ10に送出する(S42)。本実施例では、例えば「明日、海へ行ってビールを飲もう」という文章がサウンドライザ10へ送出される。
サウンドライザ10は、文章を構成する各用語について用語辞書19から用語に対応づけて格納された音楽データを抽出する。この時の用語辞書19は、図4のように優先順位を有していなくても図9のように優先順位を有していてもよい。音楽データが抽出された場合はそれらを蓄積しておき、サウンドライザ10は音楽データが抽出されたことを示すフラグを当該電子メールに設定する。なお、音源データがそのまま用語辞書19に格納されている場合、直接音源データを抽出する。
そして、メール用プログラム52はフラグを参照して、電子メール中の用語に対応した音楽データが存在したか否かを判定する(S43)。電子メール中の用語に対応した音楽データが存在した場合(S43のYes)、サウンドライザ10は蓄積した音楽データに基づき音源データを生成し音源IC15に送出する。これにより、用語に対応した音楽がスピーカ16から出力される(S44)。したがって、本実施例では「ザブーン」、「シュポッ」、「ゴクゴク」という音楽が出力されるので、予め設定されている着信音ではなく、電子メールの文章の内容に応じた音楽を出力することができる。なお、着信音の音量や鳴動時間は設定された内容に応じて定まる。
また、電子メール中の用語に対応した音楽データが存在しない場合(S43のNo)、メール用プログラム52は予め設定されている音源データを抽出して音源IC15に送出する。これにより、通常の着信音がスピーカ16から出力される(S45)。例えば、「ピロローン」と出力される。
なお、ステップS42で用語に対応する音楽データが抽出された場合、そのまま音源データを生成し音楽を出力してもよい。この場合、サウンドライザ10は、音楽データが抽出されない場合にのみその旨をメール用プログラム52に通知する。
本実施例によれば、電子メールが着信した時に、電子メールの文書が含む用語に基づき音源データを生成し出力するので、ユーザは着信音により電子メールの内容を理解又は推測することができる。電子メール中の用語に対応した音楽データが存在しない場合、予め設定されている着信音が出力されるので、電子メールの着信に気づかないこともない。
これまでの実施例では携帯電話又はパソコンに搭載されたサウンドライザ10が音源データを生成しそのまま出力していた。本実施例ではサーバに搭載されたサウンドライザ10が音源データを生成してクライアントに送信し、クライアントが受信した音源データを再生する実施の形態について説明する。
図14は電子メールの配信システムの全体構成図を示す。携帯電話やPHS(以下、単に発信端末61という)の場合、発信端末61から発信された電波(電子メール)は所定の面積をカバーするように配置された基地局に受信され、電子メールは基地局が接続されたインターネットなどのネットワークを介してメールサーバ62に送信される。メールサーバ62は電子メールの送信先アドレスを解析し、ネットワークを介し受信先端末65の周辺にある基地局に電子メールを送信し、基地局から受信端末65に電子メールが送信される。また、パソコン64に電子メールを送信する場合、メールサーバ62はパソコン64が加入している例えばプロバイダのメールサーバ(不図示)に電子メールを送信し、プロバイダのメールサーバからパソコン64に電子メールが送信される。
本実施例では、発信端末61、及び、受信端末65又はパソコン64(以下、区別せず単に受信端末65という)のいずれも音源データを生成せず、メールサーバ62が電子メールの文章に応じて音源データを生成し、電子メール及び音源データを受信端末65に送信する。このため、メールサーバ62はフォントデータDB17を有するように構成される。
ところで、送信者が音源データの送信を所望しない場合もある。そこで、送信者は音源データを受信端末65に送信したい場合、電子メールを送信する時に音源データを受信端末65に送信することをメールサーバ62に依頼する。音源データの送信を依頼する場合、送信者は発信端末のメールソフトウェアに設けられたラジオボタンを選択する等の簡易な構成で実現できる。
ラジオボタンの選択等、送信者の指示がある場合、発信端末61のメールソフトウェアは、音楽付加依頼情報を当該電子メールと共にメールサーバ62に送信する。音楽付加依頼情報は、HTMLメール(例えばデコメール(登録商標))のように所定のタグに記述されるようにしてもよいし、ヘッダ部の例えば「Subject」に記述される「題名」の最後に特殊な記号を付加したり、添付ファイルとして送信される。
なお、受信者側が音源データの受信を所望しない場合、予めメールサーバ62にその旨の設定をしておけばよい。
図15はメールサーバ62に搭載された音楽フォント出力装置のブロック図を示す。なお、図15において図5と同一部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図15ではアプリケーション22の代わりにサービスプログラム66を有し、また、メールサーバ62は音楽を出力しないので音源IC15やスピーカ16を有さない。
サービスプログラム66は、電子メールから文章を抽出する機能及び生成された音源データを元の電子メールに添付することができればよい。例えば、メールサーバで使用されることがあるSendmail(登録商用)ソフトウェアを利用してもよい。なお、メールサーバ62における音源データの生成方法は実施例2、4又は5と同様であるので説明は省略する。
図16はメールサーバ62の音楽フォント出力装置が音源データを生成する処理手順を示すフローチャート図である。
まず、サービスプログラム66は、電子メールを受信する(S51)。電子メールの文章は、例えば「明日、海に行ってビールを飲もう」である。そしてサービスプログラム66は、電子メールと共に音楽付加依頼情報が送信されているか否かを判定する(S52)。
音楽付加依頼情報がなければ(S52のNo)、サービスプログラム66はメールソフトウェアに電子メールを渡して、そのまま電子メールが受信端末55に送信される(S55)。
音楽付加依頼情報がある場合(S52のYes)、サービスプログラム66は電子メール中の文章を抽出し、サウンドライザ10に送出する。サウンドライザ10は、用語に対応した音楽データをフォントデータDB17から抽出し、音源データを生成する(S53)。生成される音源データは「ザブーン」、「シュポッ」、「ゴクゴク」を音楽として出力させるものである。なお、メールサーバ62は比較的大容量のフォントデータDB17を有することができるので、用語に対応した音源データを直接抽出するように構成してもよい。
ついで、サービスプログラム66は音源データを電子メールに添付し、また、電子メールから音楽付加依頼情報を削除する(S54)。音楽付加依頼情報を削除することで、受信端末65に余計な情報を送信することが防止できる。サービスプログラム66は、音源データが添付された電子メールをメールソフトウェアに渡す。
メールソフトウェアは電子メール及び音源データを受信端末65に送信する(S55)。以上のようにして、電子メールと共に音源データが受信端末65に送信される。
図17は受信端末65が電子メールと共に音源データを受信して着信音として音楽を出力する手順を示すフローチャート図である。
携帯電話の電源が入っている場合、受信端末65のメール用プログラムは電子メールの着信があるか否かの判定を繰り返す(S61)。そして、電子メールが着信すると、メール用プログラムは、電子メールに音源データが添付されているか否かを判定する(S62)。
音源データが添付されているか否かの判定は、所定の拡張子の添付ファイルが添付されているか否かにより判定される。
電子メールに音源データが添付されていない場合(S62のNo)、メール用プログラムは予め設定されている音源データを抽出して音源ICに送出する。これにより、通常の着信音がスピーカ16から出力される(S64)。例えば、「ピロローン」と出力される。
電子メールに音源データが添付されている場合(S62のYes)、メール用プログラムは添付されている音源データに基づき音楽を出力する(S63)。すなわち、受信端末65のスピーカ16から「ザブーン」、「シュポッ」、「ゴクゴク」の音楽が出力される。これにより、電子メールの文章の内容に応じた音楽を着信音として出力することができ、着信音により電子メールの内容をイメージすることができる。
なお、本実施例では、電子メールに添付された音源データを着信音として出力したが、音源データが添付されている場合も予め設定されている着信音を出力し、電子メールがオープンされた時に添付された音源データにより音楽を出力してもよい。
本実施例によれば、発信端末及び受信端末のいずれにも音楽フォント出力装置が搭載されていなくても、文章の内容に応じた音楽を受信端末で出力することができ、受信者は音楽を聴くことで電子メールの内容をイメージすることができる。
〔ハードウェア構成について〕
音楽フォント出力装置が搭載される装置はパソコンや携帯電話など周知のコンピュータであればよい。図18は音楽フォント出力装置が搭載されるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
コンピュータは、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)71を備えており、このCPU71には、BIOSなどを記憶した読出し専用メモリであるROM(Read Only Memory)72と、各種データを書換え可能に記憶してCPU71の作業エリアとして機能するRAM(Random Access Memory)73とがバス75で接続されている。バス75には、フラッシュメモリやHDD等の外部記憶装置74と、CD(Compact Disc)−ROMやメモリカード等の記憶媒体78を読み取るドライブ装置76と、携帯電話網やLAN(Local Area Network)に接続するための通信装置77、入出力装置79が接続されている。
入出力装置79は、キーボードやマウスの操作による入力を受け付ける入力装置、ディスプレイ14や音源IC15及びスピーカ16などに相当する。
記号表示手段を実現するためのプログラム及び音源データ生成手段を実現するためのプログラムは、外部記憶装置74に格納されており、CPU71がこれらのプログラムを実行することで、記号表示手段(ラスタライザ13)、音源データ生成手段(サウンドライザ10)が実現される。また、フォントデータベース17、用語辞書19及びFEP12も外部記憶装置74に格納されている。アプリケーション22、メール用プログラム52又はサービスプログラム66も外部記憶装置74に格納されている。
実施例1の音楽フォント出力装置のブロック図である。 フォントデータDBに格納されているフォントデータと音楽データの一例である。 キー入力に基づいて文字を表示させると共に音楽を出力する処理の手順を示すフローチャート図である。 用語に対応づけて音楽データが格納された用語辞書の一例である。 実施例2の音楽フォント出力装置のブロック図である。 ファイルが含む文字を表示させると共に音楽を出力する処理の手順を示すフローチャート図である。 電子メールソフトウェアの画面の一例である。 音楽フォント出力装置の設定画面の一例である。 優先順位を有する用語辞書の一例である。 ディスプレイに表示される優先順位設定画面の一例を示す図である。 音楽フォント出力装置が入力されたファイルが含む文字を表示させると共に、優先順位に基づき順番に音楽を出力する処理手順を示すフローチャート図である。 実施例5における音楽フォント出力装置のブロック図である。 音楽フォント出力装置が電子メールを受信した場合に、着信音の代わりに電子メールが含む用語に対応した音楽を出力する処理手順のフローチャート図である。 電子メールの配信システムの全体構成図である。 メールサーバに搭載された音楽フォント出力装置のブロック図である。 メールサーバの音楽フォント出力装置が音源データを生成する処理手順を示すフローチャート図である。 受信端末が電子メールと共に音源データを受信して着信音として音楽を出力する手順を示すフローチャート図である。 音楽フォント出力装置が搭載されるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
符号の説明
10 サウンドライザ
11 文字入力装置
12 FEP
13 ラスタライザ
14 ディスプレイ
15 音源IC
16 スピーカ
17 フォントデータDB
18 辞書
19 用語辞書

Claims (9)

  1. 記号コードに対応する文字又は記号の描画情報が記憶されたフォントデータベースと、
    文字又は記号から構成される用語の用語コードに対応づけて音楽データを記憶する音楽データ記憶手段と、
    前記記号コードに対応する前記描画情報に基づき文字又は記号を表示装置に表示する記号表示手段と、
    前記用語コードに対応する前記音楽データに基づき音楽を出力する音楽出力手段と、
    前記用語コードを含む電子メールを受信する受信手段と、
    前記電子メールに含まれる前記用語コードに対応した前記音楽データが前記音楽データ記憶手段に記憶されているか否かを判定する手段と、
    前記電子メールに含まれる文に形態素解析を施し、主語と述語に対応する前記用語コードを抽出する手段と、を有し、
    前記音楽出力手段は、前記音楽データ記憶手段に記憶されている、主語と述語の前記用語コードに対応した前記音楽データに基づき、主語と述語の前記用語コードに対応した音楽を、続けてかつ他の前記用語コードに優先して出力する、
    ことを特徴とする音楽フォント出力装置。
  2. 前記音楽出力手段は、形態素解析の結果に応じて、複数の音楽の出力間隔を調整する、
    ことを特徴とする請求項1記載の音楽フォント出力装置。
  3. 前記音楽出力手段は、形態素解析の結果、係り受け関係がない複数の前記用語コードに基づく音楽の出力間隔を、係り受け関係がある複数の前記用語コードに基づく音楽の出力間隔よりも長くする、
    ことを特徴とする請求項2記載の音楽フォント出力装置。
  4. 前記音楽出力手段は、前記電子メールの着信音として前記音楽データに基づき音楽を出力する、
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の音楽フォント出力装置。
  5. 前記電子メールに含まれる前記用語コードに対応した前記音楽データが前記音楽データ記憶手段に記憶されていない場合、
    前記音楽出力手段は、前記音楽データに基づく音楽でなく予め記憶する着信音を出力する、
    ことを特徴とする請求項4記載の音楽フォント出力装置。
  6. ネットワークを介して接続された発信端末から受信した電子メールを、ネットワークを介して接続された受信端末に送信するメールサーバにおいて、
    文字又は記号から構成される用語の用語コードに対応づけて音楽データを記憶する音楽データ記憶手段と、
    前記用語コードを含む電子メールを受信する受信手段と、
    前記電子メールに含まれる前記用語コードに対応した前記音楽データが前記音楽データ記憶手段に記憶されているか否かを判定する手段と、
    前記電子メールに含まれる文に形態素解析を施し、主語と述語に対応する前記用語コードを抽出する手段と、
    前記音楽データ記憶手段に記憶されている、主語と述語の前記用語コードに対応した前記音楽データを、続けてかつ他の前記用語コードに対応した前記音楽データよりも先に前記電子メールに添付する音楽データ添付手段と、
    前記音楽データが添付された前記電子メールを前記受信端末に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とするメールサーバ。
  7. 前記発信端末から、前記音楽データの添付を依頼する音楽付加依頼情報を前記電子メールと共に受信する、
    ことを特徴とする請求項6記載のメールサーバ。
  8. 請求項6又は7に記載のメールサーバから受信した前記電子メールの着信音として、該電子メールと共に受信した前記音楽データに基づく音楽を出力する音楽出力手段と、
    記号コードに対応する文字又は記号の描画情報が記憶されたフォントデータベースと、
    前記記号コードに対応する前記描画情報に基づき文字又は記号を表示装置に表示する記号表示手段と、
    を有する、ことを特徴とする音楽フォント出力装置。
  9. 記号コードに対応する文字又は記号の描画情報が記憶されたフォントデータベースと、
    文字又は記号から構成される用語の用語コードに対応づけて音楽データを記憶する音楽データ記憶手段と、
    前記記号コードに対応する前記描画情報に基づき文字又は記号を表示装置に表示する記号表示手段と、
    前記用語コードに対応する前記音楽データに基づき音楽を出力する音楽出力手段と、
    前記用語コードを含む電子メールを受信する受信手段と、
    前記電子メールに含まれる前記用語コードに対応した前記音楽データが前記音楽データ記憶手段に記憶されているか否かを判定する手段と、
    文字の品詞、及び、擬音に対し出力順の優先順位の設定を受け付ける手段と、を有し、
    前記音楽出力手段は、前記音楽データ記憶手段に記憶されている、前記用語コードに対応した前記音楽データの音楽を、前記用語コードの品詞の前記優先順位が高い順に出力する、
    ことを特徴とする音楽フォント出力装置。
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