JP4872323B2 - Htmlメール生成システム、通信装置、htmlメール生成方法、及び記録媒体 - Google Patents

Htmlメール生成システム、通信装置、htmlメール生成方法、及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、HTMLメール生成システム、通信装置、HTMLメール生成方法、及び記録媒体に関する。特に、本発明は、HTMLメールの文書入力時に、その文書の内容に応じて、感情を表す文字に装飾を掛けるHTMLメール生成システム、通信装置、HTMLメール生成方法、及び記録媒体に関する。
オペレータは、HTML(Hyper Text Markup Language)形式のメールを作成する場合、一般に、以下の方法で行っている。すなわち、オペレータは、文章作成時にあらかじめフォントのサイズ、色、表示位置などの装飾の種類を指定してから文章を入力する。あるいは、利用者は、すべての本文を作成し終えた後に、装飾を希望する箇所をその作成した文書から選択し、装飾を付けるという作業を繰り返し行う。
しかしながら、上述した手順は、1つのHTML形式のメールを作成するに辺り、非常に時間と手間がかかる作業である。
また、文書から語句を抽出しその語句の使用頻度に基づいて文書の特徴ベクトルを生成するという文書特徴抽出方法が、例えば、特開2000−181936号公報に開示されている。すなわち、文献1の文書特徴抽出方法は、文書から名詞の連続する語句(名詞bigram)を抽出し、出現回数をカウントする。そして、文献1の文書特徴抽出方法は、その出現回数を基に1つの語句を文書の特徴ベクトルとして生成する。
また、文字列を装飾対応のhtmlとしてHTMLメールを作成するという文書作成方法が、例えば、特開2004−157726号公報に開示されている。すなわち、オペレータが画面上でのHTMLメール作成時に、入力した文字を装飾するためにその文字列を選択し、更にファンクションキーの操作を行うと、携帯電話は、選択可能な絵文字を表示部に表示する。オペレータが画面上で希望の絵文字を選択すると、携帯電話は、その選択した文字列に絵文字を付加する。更にオペレータが表示画面を見ながらHTMLメールを選択すると、携帯電話は、付加されている絵文字に対応した装飾を、その選択した文字列に掛ける。
また、単語に対応する画像データなどを画像記憶部から抽出しそれに基づき電子メールを作成するという文書変換方法が、例えば、特開平11−110373号公報に開示されている。すなわち、文書変換装置は、入力された文章を、形態素解析して、単語を抽出する。更に、文書変換装置は、その抽出した単語を基に画像記憶部を検索し、単語に対応する画像を取得して、その取得した画像を貼り付けた文書を作成する。
一方、電子メールの文章を作成する場合、オペレータは、一般に、感情を表す語句(例えば、ありがとう、楽しい、うれしい、ごめん等の語句)を用いて文章を作成する。この作成した電子メールの文書内の感情を表す語句に、電子メールの内容に応じた装飾が掛けられていれば、その電子メールの文書内の感情を表す語句が、文書の内容に応じ、かつ目に見える形で表現されることになる。そのため、このような電子メールは、相手に感情表現を伝えることになり、便利なものである。
特開2000−181936号公報 特開2004−157726号公報 特開平11−110373号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術は、出現回数を基に特徴となる語句を抽出しているため、たまたま感情を示す語句を抽出することができるが、例え、たまたま感情を示す語句を抽出したとしても抽出した語句を装飾していない。そのため、上記特許文献1の技術は、HTMLメールの文書入力時に、感情を表現する語句(文字列)の装飾を掛けるようにするには、オペレータが手操作で行うことしかなく、非常に手間のかかる作業を解消することできない。この場合の手操作とは、例を挙げると、以下のことである。すなわち、オペレータがHTMLエディタにて装飾を付けたい部分に対して、あらかじめ文字色やサイズなどを指定してから文章を入力する。又は、オペレータがすべての文章を入力してから装飾を付けたい部分を範囲指定して、文字色やサイズを設定する。
また、特許文献2の技術は、オペレータが手操作で画面操作を行いながら、画面上から絵文字を選択して、希望する文字列に付加するようにしている。そのため、上記特許文献2の技術は、HTMLメールの文書入力時に、感情を表現する語句(文字列)の装飾を掛けるようにするには、オペレータが手操作で行うことしかなく、非常に手間のかかる作業を解消することできない。
また、上記特許文献3の技術は、入力された文章から単語を抽出してその抽出した単語に対応する画像を、電子メールの内容に関係なく、無条件で文書に貼り付けている。そのため、上記特許文献3の技術は、HTMLメールの文書入力時に、感情を表現する語句(文字列)の装飾を掛けるようにするには、オペレータが手操作で行うことしかなく、非常に手間のかかる作業を解消することできない。
そこで、本発明の目的は、上記問題点を鑑み、HTMLメールの文書入力時に、その文書の内容に応じて、感情を表す文字に装飾を自動的に掛けるHTMLメール生成システム、通信装置、HTMLメール生成方法、及び記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のHTMLメール生成システムは、HTMLメールを作成するHTML生成システムであって、HTMLメールの文書作成時に、作成されたテキスト形式の文書の中に感情が読み取れる1つもしくは複数の文字列が存在すると、その1つもしくは複数の文字列から文書の全体感情を決定する感情決定手段と、前記文字列に前記決定した全体感情に対応した装飾を掛けたHTML形式の文書にして表示部に表示する作成手段と、有していることを特徴としている。
更に、上記のHTMLメール生成システムにおいて、前記文字列毎に前記文字列が表す喜怒哀楽の感情情報と前記文字列の感情の強さを示す頻度値とを格納する辞書を備え、前記感情決定手段は、前記1つもしくは複数の文字列をキーにして前記辞書を検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する感情情報と頻度値とを抽出し、前記抽出した頻度値の中で前記頻度値の一番高い値に該当する感情情報を前記全体感情として決定することを特徴としても良い。
更に、上記のHTMLメール生成システムにおいて、前記文字列毎に前記文字列が表す喜怒哀楽の感情情報と前記文字列の感情の強さを示す頻度値とを格納する辞書と、前記全体感情に対応した装飾パターンを格納するデータベースと、を備え、前記感情決定手段は、前記1つもしくは複数の文字列をキーにして前記辞書を検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する感情情報と頻度値とを抽出し、前記抽出した頻度値の中で前記頻度値の一番高い値に該当する感情情報を前記全体感情として決定し、前記作成手段は、前記決定した全体感情をキーにして前記データベースを検索することにより文書の背景色を決定することを特徴としても良い。
更に、上記のHTMLメール生成システムにおいて、前記文字列毎に前記文字列が表す喜怒哀楽の感情情報と前記文字列の感情の強さを示す頻度値とを格納する辞書と、部分感情と全体感情とに対応した装飾パターンを格納するデータベースと、を備え、前記感情決定手段は、前記1つもしくは複数の文字列をキーにして前記辞書を検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する感情情報と頻度値とを抽出し、前記抽出した頻度値の中で前記頻度値の一番高い値に該当する感情情報を前記全体感情として決定し、前記作成手段は、前記抽出した感情情報を部分感情としその部分感情と前記決定した全体感情とをキーにして前記データベースを検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する装飾パターンを抽出することを特徴としても良い。
また、本発明の通信装置は、HTMLメールを作成する通信装置であって、HTMLメールの文書作成時に、作成されたテキスト形式の文書の中に感情が読み取れる1つもしくは複数の文字列が存在すると、その1つもしくは複数の文字列から文書の全体感情を決定する感情決定手段と、前記文字列に前記決定した全体感情に対応した装飾を掛けたHTML形式の文書にして前記表示部に表示する作成手段と、有することを特徴としている。
更に、上記の通信装置において、前記文字列毎に前記文字列が表す喜怒哀楽の感情情報と前記文字列の感情の強さを示す頻度値とを格納する辞書を備え、前記感情決定手段は、前記1つもしくは複数の文字列をキーにして前記辞書を検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する感情情報と頻度値とを抽出し、前記抽出した頻度値の中で前記頻度値の一番高い値に該当する感情情報を前記全体感情として決定することを特徴としても良い。
更に、上記の通信装置において、前記文字列毎に前記文字列が表す喜怒哀楽の感情情報と前記文字列の感情の強さを示す頻度値とを格納する辞書と、前記全体感情に対応した装飾パターンを格納するデータベースと、を備え、前記感情決定手段は、前記1つもしくは複数の文字列をキーにして前記辞書を検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する感情情報と頻度値とを抽出し、前記抽出した頻度値の中で前記頻度値の一番高い値に該当する感情情報を前記全体感情として決定し、前記作成手段は、前記決定した全体感情をキーにして前記データベースを検索することにより文書の背景色を決定することを特徴としても良い。
更に、上記の通信装置において、前記文字列毎に前記文字列が表す喜怒哀楽の感情情報と前記文字列の感情の強さを示す頻度値とを格納する辞書と、部分感情と全体感情とに対応した装飾パターンを格納するデータベースと、を備え、前記感情決定手段は、前記1つもしくは複数の文字列をキーにして前記辞書を検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する感情情報と頻度値とを抽出し、前記作成手段は、前記抽出した頻度値の中で前記頻度値の一番高い値に該当する感情情報を前記全体感情として決定し、前記抽出した感情情報を部分感情としその部分感情と前記決定した全体感情とをキーにして前記データベースを検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する装飾パターンを抽出することを特徴としても良い。
また、本発明のHTMLメール生成方法は、HTMLメールの作成を行うHTMLメール生成方法であって、HTMLメールの文書作成時に、作成されたテキスト形式の文書の中に感情が読み取れる1つもしくは複数の文字列が存在すると、その1つもしくは複数の文字列から文書の全体感情を決定し、前記文字列に前記決定した全体感情に対応した装飾を掛けたHTML形式の文書にすることを特徴としている。
更に、上記のHTMLメール生成方法において、前記文字列毎に前記文字列が表す喜怒哀楽の感情情報と前記文字列の感情の強さを示す頻度値とを格納する辞書を予め準備し、前記全体感情を決定する場合に、前記1つもしくは複数の文字列をキーにして前記辞書を検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する感情情報と頻度値とを抽出し、前記抽出した頻度値の中で前記頻度値の一番高い値に該当する感情情報を前記全体感情として決定することを特徴としても良い。
更に、上記のHTMLメール生成方法において、前記文字列毎に前記文字列が表す喜怒哀楽の感情情報と前記文字列の感情の強さを示す頻度値とを格納する辞書と、前記全体感情に対応した装飾パターンを格納するデータベースと、を予め準備し、前記全体感情を決定する場合に、前記1つもしくは複数の文字列をキーにして前記辞書を検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する感情情報と頻度値とを抽出し、前記抽出した頻度値の中で前記頻度値の一番高い値に該当する感情情報を前記全体感情として決定し、前記決定した全体感情をキーにして前記データベースを検索することにより文書の背景色を決定することを特徴としても良い。
更に、上記のHTMLメール生成方法において、前記文字列毎に前記文字列が表す喜怒哀楽の感情情報と前記文字列の感情の強さを示す頻度値とを格納する辞書と、部分感情と全体感情とに対応した装飾パターンを格納するデータベースと、を予め準備し、前記1つもしくは複数の文字列を決定する場合に、前記1つもしくは複数の文字列をキーにして前記辞書を検索することにより前記文1つもしくは複数の文字列に対応する感情情報と頻度値とを抽出し、前記抽出した頻度値の中で前記頻度値の一番高い値に該当する感情情報を前記全体感情として決定し、前記抽出した感情情報を部分感情としその部分感情と前記決定した全体感情とをキーにして前記データベースを検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する装飾パターンを抽出することを特徴としても良い。
また、本発明の記録媒体は、コンピュータに、HTMLメールの作成処理を実行させるプログラムを記憶した記録媒体であって、HTMLメールの文書作成時に、作成されたテキスト形式の文書の中に感情が読み取れる1つもしくは複数の文字列が存在すると、その1つもしくは複数の文字列から文書の全体感情を決定し、前記文字列に前記決定した全体感情に対応した装飾を掛けたHTML形式の文書にするという処理を前記コンピュータに実行させるプログラムを記憶している。
更に、上記の記録媒体において、前記文字列毎に前記文字列が表す喜怒哀楽の感情情報と前記文字列の感情の強さを示す頻度値とを格納する辞書を記憶し、前記全体感情を決定する場合に、前記1つもしくは複数の文字列をキーにして前記辞書を検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する感情情報と頻度値とを抽出し、前記抽出した頻度値の中で前記頻度値の一番高い値に該当する感情情報を前記全体感情として決定する、という処理を前記コンピュータに実行させるプログラムを記憶しても良い。
更に、上記の記録媒体において、前記文字列毎に前記文字列が表す喜怒哀楽の感情情報と前記文字列の感情の強さを示す頻度値とを格納する辞書と、前記全体感情に対応した装飾パターンを格納するデータベースと、を記憶し、前記全体感情を決定する場合に、前記1つもしくは複数の文字列をキーにして前記辞書を検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する感情情報と頻度値とを抽出し、前記抽出した頻度値の中で前記頻度値の一番高い値に該当する感情情報を前記全体感情として決定し、前記決定した全体感情をキーにして前記データベースを検索することにより文書の背景色を決定する、という処理を前記コンピュータに実行させるプログラムを記憶しても良い。
更に、上記の記録媒体において、前記文字列毎に前記文字列が表す喜怒哀楽の感情情報と前記文字列の感情の強さを示す頻度値とを格納する辞書と、部分感情と全体感情とに対応した装飾パターンを格納するデータベースと、を記憶し、前記1つもしくは複数の文字列を決定する場合に、前記1つもしくは複数の文字列をキーにして前記辞書を検索することにより前記文1つもしくは複数の文字列に対応する感情情報と頻度値とを抽出し、前記抽出した頻度値の中で前記頻度値の一番高い値に該当する感情情報を前記全体感情として決定し、前記抽出した感情情報を部分感情としその部分感情と前記決定した全体感情とをキーにして前記データベースを検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する装飾パターンを抽出する、という処理を前記コンピュータに実行させるプログラムを記憶しても良い。
従って、上記発明は、HTMLメールの文書作成時に、作成されたテキスト形式の文書の中に感情の読み取れる文字列が存在すると、その文字列から文書全体感情を決定する。更に、上記発明は、その決定した全体感情に対応した装飾パターンを、感情を表す文字列に掛けたHTML形式の文書にしている。そのため、上記発明は、オペレータがテキスト形式の文書を作成するだけで自動的に感情を表す文字列に装飾を掛けたHTML形式の文書に変換することができる。更に、上記発明は、その装飾を掛けたHTML形式の文章を表示しているため、オペレータは、メール送信する前に自動変換したHTML形式の文書を確認することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。尚、本実施の形態では携帯電話機の場合で説明する。
図1は、本発明に係るメール自動生成方法を適用した通信装置を含むシステムの一実施の形態を示すブロック図である。
図1は、通信装置である携帯端末1と、記録媒体装置40と、記録媒体41とを含む。
携帯端末1は、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)、PHS(Personal Handyphone System)などのように、通信機能を備える携帯型の通信装置である。携帯端末1は、アンテナ2と、制御部11と、無線部12と、信号処理部13と、表示部14と、キー操作部15と、ROM16と、RAM17と、インタフェース部18と、カメラ19、スピーカ21と、マイクロフォン22とを含む。
アンテナ2は、音声データ、メディアデータ等のデータの送受信を、図示していない無線網を介して行う。この場合のアンテナ2は、例えば、ホイップアンテナ、ロッドアンテナ、ヘリカルアンテナ、パッチアンテナ等の無指向性アンテナであっても良いし、ダイポールアンテナや逆Lアンテナなどの指向性アンテナであっても良い。
無線部12は、制御部11の制御の下で、アンテナ2を介して他の装置とのデータのやり取りを行う。
信号処理部13は、制御部11の下で、無線部12へ送出する信号または無線部12からの信号を処理する。
キー操作部15は、各種キー、ボタン等を有しており、制御部11の下で、オペレータによる各種キー操作を受け付ける。
表示部(例えば、液晶パネル)14は、制御部11の下で、各種情報を表示する。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)によりROM16又はRAM17に格納されているプログラムを実行することによりプログラム制御で動作する。更に、制御部11は、無線部12、信号処理部13、表示部14、キー操作部15、インタフェース部18、及びカメラ19を制御する。
ROM16は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性の再書き込みのできるメモリである。ROM16は、前述の制御部11に接続され、受信した文字メッセージ(以下「メール」という。)の表示や各種表示を行うための文字フォント、絵文字などのデータを格納する。更に、ROM16は、HTMLメール生成プログラム161を含む各種プログラムを格納している。更に、ROM16は、感情分類キーワード辞書104(後述説明)と、装飾パターンデータベース105(後述説明)とを格納している。
RAM17は、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。RAM17は、前述の制御部11に接続され、受信したメールのデータ、画像のデータを記録する。また、RAM17は、カメラ19で撮影した写真画像のデータを記録するための画像記録部と、送受信メールやアドレスなどの文字データを記録する文字記録部とを有する(画像記録部と文字記録部とで電話帳が構成されていてもよい。)。また、RAM17は、制御部11が動作する場合の作業領域として利用される。
カメラ19は、風景、人物等を撮影するためのカメラである。この場合のカメラ19は、例えば、CCD(Charge Coupled Devices)を用いたデジタルカメラを用いる。
スピーカ21は、音声を出力する。
マイクロフォン22は、音声、周辺の音等を入力する。チャット専用画面を有する。
制御部11は、携帯電話機1を統括制御するものである。制御部11は、CPU111とHTMLメール生成部30とを含んでいる。このHTMLメール生成部30は、CPU111によりプログラム制御で動作する。すなわち、HTMLメール生成部30は、ROM16に格納されているHTMLメール生成プログラム161を実行することにより、HTMLメールの生成を行う。
インタフェース部18は、制御部11の制御の下で、媒体装置40とのデータのやり取りを行う。従って、本実施の形態例では、インタフェース部18は、記録媒体41に格納されているHTML生成プログラム等をROM16内のエリアに格納するためのインタフェースとして利用される。
記録媒体装置40は、例えば、CD-ROM drive装置、rewritable drive装置、DVD burning drive装置等の装置であって、記録媒体41を読み取ることができる装置である。
記録媒体41は、例えば、CD−ROM、CD−R、DVD等の記録媒体である。この記録媒体41には、HTMLメール生成プログラムと、感情分類キーワード辞書と、装飾パターンデータベースとが予め書き込まれている。
携帯端末1のオペレータが、HTMLメール生成のサービスを受けたいときに、予め、記録媒体41に書き込まれているHTMLメール生成プログラムを携帯端末1にインストールする必要がある。すなわち、オペレータが媒体装置40に記録媒体41をセットし、記録媒体41に書き込まれているHTMLメール生成プログラムのインストールの指示をキー操作部15から行う。すると、制御部11は、媒体装置40を介してHTMLメール生成プログラムと感情分類キーワード辞書と装飾パターンデータベースとを読み取る。そして、制御部11は、読み取ったHTMLメール生成プログラムと感情分類キーワード辞書と装飾パターンデータベースとをROM16に記憶する。なお、ユーザが必ずしも携帯端末1の購入後にHTMメール生成プログラムと辞書とデータベースとをインストールする必要はなく、製造業者が、携帯端末1の工場出荷時に、インストールして記憶させておいても良い。または、販売業者が、携帯端末1の販売時に、HTMメール生成プログラムと辞書とデータベースをROM16にインストールして記憶させておいても良い。また、サービス提供者が記録媒体41に書き込まれているHTML生成プログラムを図示していないサーバ装置にインストールしておく。そしてユーザが、そのインストールしたサーバ装置からアンテナ2を介して、プログラムと辞書とデータベースとを携帯端末1にダウンロードして、ROM16に書き込んでも良い。
図2は、図1に示した制御部11のHTMLメール生成部30を含むメール生成回路の例を示すブロック図である。
本HTMLメール生成部30は、メールエディタ101と、HTMLメール作成部102と、形態素解析部103とを含んでいる。また、ROM16は、HTMLメール生成部30が動作する上で必要な情報として、感情分類キーワード辞書104と、装飾パターンデータベース105とを含んでいる。
メールエディタ101は、テキスト形式及びHTML形式のメールを編集する。
HTMLメール作成部102は、テキスト形式メールからHTML形式メールを作成する。HTMLメール作成部102は、感情決定部1021と、作成部1022とを含む。
感情決定部1021は、作成されたテキスト形式のメール文書の中から感情のある単語(文字列)を抽出する。感情決定部1021は、その抽出した単語を基に、単語自身の感情(本実施の形態例では、単語の部分感情ともいう)とメール文書の全体感情を抽出し、決定する。
作成部1022は、決定された全体感情から背景色を抽出し、決定する。作成部1022は、抽出された感情のある文字列に、決定された部分感情と全体感情とに対応した装飾パターンを抽出して決定する。作成部1022は、決定した装飾パターンを用いて、テキスト形式の文書をHTML形式のメール文書に変換し、その変換したHTML形式のメール文書を表示部14に表示する。
形態素解析部103は、テキスト形式のメールの本文を解析し、単語(文字列)単位に切り出す。
感情分類キーワード辞書104は、ROM16内に割り当てられている。この感情分類キーワード辞書104は、形態素解析部103にて取り出した単語(文字列)に対応できるように、感情を分類して保存している。すなわち、感情分類キーワード辞書104は、例えば、図4に示すように、表記毎に、その表記に対応した感情と頻度とを含んでいる。この場合、表記は、単語(文字列)を示しており、形態素解析部103が切り出した単語(文字列)に対応する。感情は、単語(文字列)自身の感情を示す。頻度は、単語(文字列)自身の感情の強さを示しており、例では、高い値ほど感情が強い。更に、感情分類キーワード辞書104には、形態素解析部103が図4で示した単語以外に語尾も識別できるように、表記欄に語尾(例えば、「は」であれば、その「は」と語尾を示す識別情報とを含む。但し、感情と頻度は記載されていない)も保存されている。
装飾パターンデータベース105は、ROM16内に割り当てられている。この装飾パターンデータベース105は、分類された感情に対応するHTMLの装飾パターンを保持している。装飾パターンには、全体の背景色の装飾と感情を示す単語自身の装飾とが存在する。そのために、装飾パターンデータベース105は、背景色データベース1051と部分装飾データベース1052とを含んでいる。
背景色データベース1051は、全体感情に対応する背景色を全体感情毎に格納している。すなわち、背景色データベース1051は、例えば、図5(a)に示すように、全体感情毎に、その全体感情に対応した背景色を含んでいる。なお、全体感情とは、メール全体の感情表現を示す。
部分装飾データベース1052は、部分感情毎に全体感情に対応した装飾パターン(例えば、色、フォントの大きさ、表示表現、配置)を格納している。すなわち、部分装飾データベース1052は、例えば、図5(b)に示すように、部分感情毎に、その部分感情と全体感情に対応した装飾パターンを含んでいる。なお、図5(b)中のテロップの装飾を指定された文字列は、表示部14の画面上で文字列の範囲内で右から左へ文字が1文字ずつ流れるような表示を行い、これを繰り返す。更に、テロップされた単語が続く場合は、その続いた文字列全体がテロップの対象となる。
形態素解析部103は、電子メールの本文内にテキスト形式で記載された文書を、単語単位に切り出す。この場合の動作としては、形態素解析部103は、テキスト形式で記載された文章を形態素化することにより、最小の文字列を抽出する。この場合、形態素解析部103は、テキスト形式の電子メールの本文から、感情分類キーワード辞書104に登録された単語(表記の欄)に一致する部分の文字列を検索して一致する部分の文字列を抽出することにより、単語単位に切り出す。なお、形態素解析部103は、例えば、特開平7−311769号公報記載の技術を利用しても良く、本発明では、特に規定しない。
ここで、形態素とは、これ以上に細かくすると意味がなくなってしまう最小の文字列のことを示す。また、テキスト形式とは、レイアウト情報や装飾情報を持たない、純粋に文字のみで構成されるデータ形式のことを示す。HTML(HyperText Markup Language)は、SGML(Standard Generalized Markup Language)を基にして開発されたマークアップ言語であり、Webページを作成する場合などに用いられる。SGMLは、1960年代にアメリカで考案された、文書の電子化のための規格である。
HTMLメール生成部30は、HTMLメールの文書入力時に感情が読み取れる文字列が存在すると、文字列に感情に対応した装飾を掛け、その掛けた文字列を含む文書を表示部14に表示する。この場合、HTMLメール生成部30は、切り出された文字列を基に、装飾パターンデータベース105から、文字列が表す喜怒快楽の感情と頻度を抽出し、その抽出した文字列から頻度の高い感情をメールの全体の感情を示すとして抽出する。更に、HTMLメール生成部30は、文字列が表す喜怒哀楽の感情とメールの全体感情とを基に、装飾パターンデータベース105から装飾パターンを抽出し、その抽出した装飾パターンを用いて文字列に装飾を掛ける。
次に、本発明を実施するための最良の形態の動作について図面を参照して説明する。
次に、図3及び図7を中心に参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。
図3は、図2に示したHTMLメール作成部30の動作を示すフローチャートである。すなわち、制御部11がHTMLメール生成プログラム161を実行した場合の動作を示すフローチャートである。図7(a)は、テキスト形式の電子メールの本文の内容を示す。図7(b)は、図7(a)の本文から切り出された単語を感情テーブル106の抽出語欄に書き込んだ場合の感情テーブル106の内容を示す図である。図7(c)は、図7(b)に登録されている単語をキーにして、感情分類キーワード辞書から感情と頻度を抽出した結果を、感情テーブル106に書き込んだ場合の感情テーブル106の内容を示す図である。図7(d)は、図7(a)のテキスト形式の電子メール本文からHTML形式の電子メール本文に変換した場合のHTMLメール本文の内容を示す図である。
まず、オペレータがHTMLメールを作成するために、携帯端末1の表示部14に表示されたメニュー画面から「メール作成」を選択すると、制御部11は、メールエディタ101を実行する。すると、メールエディタ11は、テキスト形式の電子メール本文を、表示部14とキー操作部15を介してオペレータに入力させる。オペレータがテキスト形式の電子メールの作成(例えば、図7(a)参照)が終わると、メールエディタ101は、テキスト形式で記載された電子メール(図7(a))をHTMLメール作成部102に渡す(図3のステップS201)。
HTMLメール作成部102は、テキスト形式の電子メール(図7(a))を形態素解析部103に渡す。すると、形態素解析部103は、テキスト形式の電子メールの本文を、感情分類キーワード辞書104を検索することにより単語単位に切り出し、その単語単位に切り出した情報をHTMLメール作成部102に渡す。HTMLメール作成部102は、単語単位に切り出された情報を抽出語として受け取る(図3のステップS202)。
抽出語を受け取ったHTMLメール作成部102は、制御を感情決定部1021に渡す。
HTMLメール作成部102の感情決定部1021は、作業を行うためにRAM17内に感情テーブル106(例えば、図6を参照)を作成し、その受け取った抽出語を感情テーブル106の抽出語欄に上から順に書き込む。この場合、抽出語を書き込んだ感情テーブル106は、例えば、図7(b)のようになる。なお、図7(b)の抽出語欄には、語尾が記載されていないが、語尾を含んだ(例えば、「今日」を「今日は」)文字列にしても良い。また、図7(b)の抽出語欄のように、語尾を省略する場合には、切り出した文字列(この場合、語尾を合成した文字列)がわかるように抽出語欄に併記して書くようにしても良い。
感情決定部1021は、抽出語(切り出された単語)をキーにして、感情分類キーワード辞書104(図2)を検索し、それぞれの単語に対応する感情と頻度とを抽出する。更に、感情決定部1021は、感情テーブル106の感情欄と頻度欄に、抽出したそれぞれの単語の感情と頻度を、抽出語(単語)毎に書き込んでいき、感情テーブル106を完成する(例えば、図7(c)を参照)。すなわち、感情決定部1021は、感情テーブル106を完成させることにより、感情を表現する単語の部分感情が決定したことになる。この場合、例えば、図7(c)において、感情「嬉しい」が単語「ありがとう」の部分感情を示し、感情「楽しい」が単語「楽しかった」および「お出かけ」の部分感情を示す。なお、図7(c)の感情テーブル内の感情欄の「−」は、感情表現のないことを示し、頻度欄の「−」は、感情がないことを示す。従って、図7(a)の電子メールの本文は、3つの喜怒快楽を示す単語を含むことになる。なお、感情テーブル内の「−」の表示は、「0」であっても良いし、ブランクであっても良い。
次に、感情決定部1021は、感情テーブル106内に感情を示す1つ又は複数の単語が存在するかを、感情テーブル106内の頻度を検索することにより判断する。存在すると、感情決定部1021は、作成した感情テーブル106内の抽出語(切り出された単語)のうち、最も感情の頻度の高い単語とその単語に対応する感情とを抽出する。この場合、感情決定部1021は、この抽出した頻度の高い感情がメール全体の感情を示していると判断する(図3のステップS203)。この感情決定部1021の判断がメール文書の全体感情を決定したことになる。 すなわち、図7
(c)の感情テーブル106を参照すると、頻度情報が500である「ありがとう」という単語が、「嬉しい」という感情表現を示している。感情決定部1021は、この「うれしい」という感情を、メール全体の感情として決定することになる。
図5(a)は、図2に示した装飾パターンデータベース105のうちの背景色データベース1051の一実施の形態を示す図である。図5(b)は、装飾パターンデータベース105のうちの部分装飾データベース1052の一実施の形態を示す図である。
次に、感情決定部1021は、作成部1022に制御を渡す。HTMLメール作成部102の作成部1022は、決定された全体感情をキーにして、装飾パターンデータベース105(図2)の中にある背景色データベース1051(図5(a))を検索し、該当する全体の背景色を抽出し、決定する。さらに、作成部1022は、切り出された単語の部分感情と全体感情とをキーにして部分装飾データベース1052(図5(b))を検索し、該当する装飾パターンを抽出する。この場合、作成部1022は、感情テーブル106に登録されている抽出語に対応する感情を部分感情とし、その部分感情と決定された全体感情とをキーにして部分装飾データベース1052を検索し、それぞれの抽出語(単語)に該当する装飾パターンを部分装飾データベース1052から抽出し決定する。このようにして、作成部1022は、メールの背景色を反映させ、かつ喜怒哀楽を示す単語にそれぞれの装飾パターン情報を反映させながら、テキスト形式のメールをHTML形式のメールに変換する。更に、作成部1022は、このようにして作成したHTML形式のメール文書を表示部14に表示する(図3のステップS204)。
最後に、作成部1022は、HTMLメール作成部102に制御を返す。すると、HTMLメール作成部102は、変換されたHTML形式のメール(図7(d))をメールエディタ101(図2)に戻して完了となる(図3のステップS205)。
以上説明したように、制御部11が、テキスト形式の電子メールを形態素の解析を行うことにより単語単位に切り出し、その切り出した単語を基に、感情分類キーワード辞書104と装飾パターンデータベース105を検索することにより、装飾パターンを、抽出しているため、自動的にHTML形式のメールを作成することが可能となる。すなわち、オペレータは強調したい言葉を範囲選択して、装飾の種類を変更するという作業を繰り返し行う必要がなく、本発明の実施の形態は、その煩わしい操作を自動的に行うことが可能となる。
上記実施の形態は、メール全体の感情に対してHTML形式メールの背景として背景色のみを対象としている。しかし、上記の実施の形態において、その背景色の代わりに、予め対象としている感情毎に分類された画像データベースを用意しておき、HTMLメール作成部102がメールの全体の感情に従い、画像データベースを検索して画像を抽出し、背景としてその抽出した画像を挿入しても良い。また、上記実施の形態は、取り出された感情に対して1つの装飾パターンしか用意していないが、予め数パターン用意しておくことで、複数のHTML形式のメールを提示し、ユーザに好みにより選ばせるようにしても良い。
上記実施の形態は、携帯端末において説明したが、携帯型でないPersonal Computer等の通信機器に利用しても良い。更に、HTML作成プログラムを記録した記録媒体を出荷した場合、オペレータは、通信機能を備えたコンピュータを保有していれば、記録媒体41に格納したHTML作成プログラムをコンピュータにインストールすることにより、HTML作成のサービスを受けることができる。
上記実施の形態は、RAM17を揮発性のメモリを前提として説明したが、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリであっても良い。
上記実施の形態は、HTMLメール生成プログラムと感情分類キーワード辞書と装飾パターンデータベースをROM16に格納するようにしたが、RAM17または図示していない不揮発性の記録媒体装置(例えば、磁気ディスク等)に格納するようにしても良い。
以上説明したように、本実施の形態における制御部11がHTMLメールの文書作成時に、作成されたテキスト形式の文書の中に感情の読み取れる文字列が存在すると、その文字列から文書全体感情を決定する。更に、本実施の形態における制御部11が、その決定した全体感情に対応した装飾パターンを、感情を表す文字列に掛けたHTML形式の文書にしている。そのため、本実施の形態は、オペレータがテキスト形式の文書を作成するだけで自動的に感情を表す文字列に装飾を掛けたHTML形式の文書に変換することができる。更に、制御部11がその装飾を掛けたHTML形式の文章を表示しているため、オペレータは、メール送信する前に自動変換したHTML形式の文書を確認することができる。
本発明の実施の形態におけるメール自動生成方法を適用した通信装置を含むシステム全体の構成を示すブロック図である。 図1の制御部内のHTMLメール生成部を含むHTML生成回路の構成を示すブロック図である。 図2のHTMLメール作成部が動作する場合のフローチャートである。 図2の感情分類キーワード辞書の構成を示す図である。 (a)は、図2の装飾パターンデータベースのうちの背景色データベースの構成例を示す図である。(b)は、図2の装飾パターンデータベースのうちの部分装飾データベースの構成例を示す図である。 図1のRAMのあるエリアに作業領域として割り当てられた初期状態の感情テーブルの構成例を示す図である。 (a)は、テキスト形式で書かれた電子メールの本文である。(b)は、図6の感情テーブルに切り出した単語が書き込まれた場合の構成例を示す図である。(c)は、図7(a)の本文から切り出した単語である抽出語に対応して、感情と頻度を抽出した場合の結果を示す感情テーブルの構成例を示す図である。(d)は、図7(a)のテキスト形式の電子メール本文からHTML形式の電子メール本文に変換した場合の図である。
符号の説明
1 携帯端末
2 アンテナ
11 制御部
12 無線部
13 信号処理部
14 表示部
15 キー操作部
16 ROM
17 RAM
18 インタフェース部
19 カメラ
21 スピーカ
22 マイクロフォン
30 HTMLメール生成部
40 記録媒体装置
41 記録媒体
101 メールエディタ
102 HTMLメール作成部
103 形態素解析部
104 感情分類キーワード辞書
105 装飾パターンデータベース
106 感情テーブル
111 CPU
161 HTMLメール生成プログラム
1021 感情決定部
1022 作成部

Claims (16)

  1. HTMLメールを作成するHTML生成システムであって、
    HTMLメールの文書作成時に、作成されたテキスト形式の文書の中に感情が読み取れる1つもしくは複数の文字列が存在すると、前記文字列ごとの部分感情を決定し、その1つもしくは複数の前記文字列の部分感情から文書の全体感情を決定する感情決定手段と、
    前記文字列に前記決定した部分感情に対応した装飾を掛け、前記テキスト形式の文書に対して、前記文字列に前記決定した全体感情に対応した装飾を掛けたHTML形式の文書にして表示部に表示する作成手段と、有することを特徴とするHTMLメール生成システム。
  2. 前記文字列毎に前記文字列が表す喜怒哀楽の感情情報と前記文字列の感情の強さを示す頻度値とを格納する辞書を備え、
    前記感情決定手段は、前記1つもしくは複数の文字列をキーにして前記辞書を検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する感情情報と頻度値とを抽出し、
    前記抽出した頻度値の中で前記頻度値の一番高い値に該当する感情情報を前記全体感情として決定することを特徴とする請求項1記載のHTMLメール生成システム。
  3. 前記作成手段は、前記文字列に対して、前記全体感情と前記文字列の部分感情との組み合わせに対応した装飾を掛けることを特徴とする請求項1または2記載のHTMLメール生成システム。
  4. 前記文字列に対する装飾は、前記文字列の色の変更、前記文字列の位置の変更、前記文字列の大きさの変更、または前記文字列のテロップ装飾のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のHTMLメール生成システム。
  5. HTMLメールを作成する通信装置であって、
    HTMLメールの文書作成時に、作成されたテキスト形式の文書の中に感情が読み取れる1つもしくは複数の文字列が存在すると、前記文字列ごとの部分感情を決定し、その1つもしくは複数の前記文字列の部分感情から文書の全体感情を決定する感情決定手段と、
    前記文字列に前記決定した部分感情に対応した装飾を掛け、前記テキスト形式の文書に対して、前記文字列に前記決定した全体感情に対応した装飾を掛けたHTML形式の文書にして前記表示部に表示する作成手段と、有することを特徴とする通信装置。
  6. 前記文字列毎に前記文字列が表す喜怒哀楽の感情情報と前記文字列の感情の強さを示す頻度値とを格納する辞書を備え、
    前記感情決定手段は、前記1つもしくは複数の文字列をキーにして前記辞書を検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する感情情報と頻度値とを抽出し、
    前記抽出した頻度値の中で前記頻度値の一番高い値に該当する感情情報を前記全体感情として決定することを特徴とする請求項5記載の通信装置。
  7. 前記作成手段は、前記文字列に対して、前記全体感情と前記文字列の部分感情との組み合わせに対応した装飾を掛けることを特徴とする請求項5または6記載の通信装置。
  8. 前記文字列に対する装飾は、前記文字列の色の変更、前記文字列の位置の変更、前記文字列の大きさの変更、または前記文字列のテロップ装飾のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項5から7のいずれか1つに記載の通信装置。
  9. HTMLメールの作成を行うHTMLメール生成方法であって、
    HTMLメールの文書作成時に、作成されたテキスト形式の文書の中に感情が読み取れる1つもしくは複数の文字列が存在すると、前記文字列ごとの部分感情を決定し、
    その1つもしくは複数の前記文字列の部分感情から文書の全体感情を決定し、
    前記文字列に前記決定した部分感情に対応した装飾を掛け、前記テキスト形式の文書に対して、前記文字列に前記決定した全体感情に対応した装飾を掛けたHTML形式の文書にすることを特徴とするHTMLメール生成方法。
  10. 前記文字列毎に前記文字列が表す喜怒哀楽の感情情報と前記文字列の感情の強さを示す頻度値とを格納する辞書を予め準備し、
    前記全体感情を決定する場合に、前記1つもしくは複数の文字列をキーにして前記辞書を検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する感情情報と頻度値とを抽出し、
    前記抽出した頻度値の中で前記頻度値の一番高い値に該当する感情情報を前記全体感情として決定することを特徴とする請求項9記載のHTMLメール生成方法。
  11. 前記文字列に対して、前記全体感情と前記文字列の部分感情との組み合わせに対応した装飾を掛けることを特徴とする請求項9または10記載のHTMLメール生成方法。
  12. 前記文字列に対する装飾は、前記文字列の色の変更、前記文字列の位置の変更、前記文字列の大きさの変更、または前記文字列のテロップ装飾のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項9から11のいずれか1つに記載のHTMLメール生成方法。
  13. コンピュータに、HTMLメールの作成処理を実行させるプログラムを記憶した記録媒体であって、
    HTMLメールの文書作成時に、作成されたテキスト形式の文書の中に感情が読み取れる1つもしくは複数の文字列が存在すると、前記文字列ごとの部分感情を決定し、
    その1つもしくは複数の前記文字列の部分感情から文書の全体感情を決定し、
    前記文字列に前記決定した部分感情に対応した装飾を掛け、前記テキスト形式の文書に対して、前記文字列に前記決定した全体感情に対応した装飾を掛けたHTML形式の文書にするという処理を前記コンピュータに実行させるプログラムを記憶した記録媒体。
  14. 前記文字列毎に前記文字列が表す喜怒哀楽の感情情報と前記文字列の感情の強さを示す頻度値とを格納する辞書を記憶し、
    前記全体感情を決定する場合に、前記1つもしくは複数の文字列をキーにして前記辞書を検索することにより前記1つもしくは複数の文字列に対応する感情情報と頻度値とを抽出し、
    前記抽出した頻度値の中で前記頻度値の一番高い値に該当する感情情報を前記全体感情として決定する、という処理を前記コンピュータに実行させるプログラムを記憶した請求項13記載の記録媒体。
  15. 前記文字列に対して、前記全体感情と前記文字列の部分感情との組み合わせに対応した装飾を掛けることを特徴とする請求項13または14記載の記録媒体。
  16. 前記文字列に対する装飾は、前記文字列の色の変更、前記文字列の位置の変更、前記文字列の大きさの変更、または前記文字列のテロップ装飾のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項13から15のいずれか1つに記載の記録媒体。
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