JP4786984B2 - ヤゲン位置設定装置 - Google Patents
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Description
前記演算制御回路は、前記「決定」スイッチと「戻る」スイッチとの選択を知らせる確認のメッセージを前記表示手段に表示させて、前記「決定」スイッチが選択されたときに、変更された前記近似ヤゲンカーブに基づいて前記ヤゲン頂点Ya,Yxの差ΔaをΔa=(ΔL−Δs)/2として求め、差Δaの1/2の距離をコバ厚が厚い箇所で前記ヤゲンカーブYC1が通るヤゲン頂点位置Yaから前側屈折面側へヤゲン頂点位置を移動させてヤゲン頂点位置Yxを決定しヤゲンカーブYC2を決定することを特徴とする
図2において、1はフレーム形状測定装置、2はフレーム形状測定装置1からの眼鏡用形状データを基に被加工レンズを眼鏡レンズの形状に研削加工する玉摺機(レンズ研削加工装置)である。
(1)フレーム形状測定装置1
フレーム形状測定装置(レンズ枠形状データ入力手段)1は、図4に示した様に、上面10aの中央に開口10bを有する測定装置本体10と、測定装置本体10の上面10aに設けられたスイッチ部11を有する。このスイッチ部11には、左右の測定モード切り換え用のモード切換スイッチ12,測定開始用のスタートスイッチ13,及びデータ転送用の転送スイッチ14を有する。
操作機構16は、支持枠17,18の取付孔21,22に回転自在に保持された操作軸23と、操作軸23の一端部(支持枠18側の端部)に固定された従動ギヤ24と、支持枠18及び測定装置本体10の正面10cを貫通する回転軸25と、回転軸25の一端部に固定され(又は一体に設けられ)且つ従動ギヤ24に噛合する駆動ギヤ26と、回転軸25の他端部に取り付けられた操作レバー27を有する。図中、23aは操作軸23に設けた偏平部で、この偏平部23aは操作軸23の両端部近傍まで設けられている。
この枠保持機構15,15´は同じ構造であるので、枠保持機構15についてのみ説明する。
この測定部移動機構100は、枠保持機構15,15´の配設方向に間隔をおいてシャーシ101上に固定した支持板102,103と、支持板102,103間の上部に渡架したガイドレール104を有する。尚、このガイドレール104は2本設けられているが、他方の図示は省略している。また、この2本のガイドレール104,(他方図示せず)は、紙面と直交する方向に間隔をおいて平行に配設されていいる。尚、図7,8は図4の測定部移動機構を概略的に示している。
図7に示したフレーム形状測定部200は、スライドベース105を貫通し且つこのスライドベース105に回転自在に保持された回転軸201と、回転軸201の上端部に取り付けられた回転ベース202と、回転軸201の下端部に固定されたタイミングギヤ203と、回転軸201に隣接してスライドベース105上に固定されたベース回転モータ204と、ベース回転モータ204の出力軸204aに固定されたタイミングギヤ205と、タイミングギヤ203,205間に掛け渡されたタイミングベルト206を有する。尚、出力軸204aは、スライドベース105を貫通して下方に突出している。207,208は回転ベース202の両端部に突設された支持板である。
計測部210は、支持板207,208の上部間に渡架した2本のガイドレール211,(他方図示せず)と、このガイドレール211,(他方図示せず)に長手方向に移動自在に保持された上スライダ212と、上スライダ212の移動方向の一端部を上下に貫通する測定軸213と、測定軸213の下端部に保持されたローラ214と、測定軸213の上端部に設けられたL字状部材215と、L字状部材215の上端に設けられた測定子(フィラー)216を有する。この測定子216の先端は測定軸213の軸線と一致させられている。尚、この測定軸213は、上スライダ212に上下動自在且つ軸線回りに回転自在に保持されている。
この測定子位置決手段250は、支持板207,208の下部間に渡架された2本のガイドレール251,(他方図示せず)と、ガイドレール251,(他方図示せず)に長手方向に移動自在に保持された下スライダ252と、下スライダ252の下方に位置させて回転ベース202に固定された駆動モータ253と、駆動モータ253に近接させて回転ベース202の側面の略中央部付近に突設された係止ピン(ストッパ)254を有する。
玉摺機2は、図2に示した様に、被加工レンズの周縁を研削加工する加工部60(詳細図示略)を有する。この加工部60には、キャリッジの一対のレンズ回転軸間に被加工レンズを保持させて、このレンズ回転軸の回動とキャリッジの上下回動をレンズ形状情報(θi,ρi)に基づいて制御し、被加工レンズの周縁を回転する研削砥石で研削加工するものである。この構造は、周知であるのでその詳細な説明は省略する。
このレンズ厚測定装置はパルスモータ336の駆動により前後動されるステージ331を有し、このステージ331には被加工レンズLを挟持するフィラー332,334が設けられている。このフィラー332,334は、バネ338,338で互いに接近する方向に付勢されて、常にレンズLに前面(前屈折面)及び後面(後屈折面)に当接するようになっている。また、フィラー332,334は図10(A)に示すように回転自在に軸支された半径rの円板332a,334aを有している。
操作パネル部61には、図3に示した様に、レンズ周縁及びレンズ周縁のヤゲン研削加工のための「オート」モードとマニュアル操作用の「モニター」モード等の切換を行う加工コース用のスイッチ64、眼鏡枠(フレーム)材質選択のための「フレーム」モード用のスイッチ65、旧レンズを活かして新しいフレームに入れ替える加工のための「枠替え」モード用のスイッチ66、鏡面加工のための「鏡面」モード用のスイッチ67が設けられている。
次に、この様な構成の装置の演算制御回路91による制御について説明する。
(i)眼鏡枠(眼鏡フレーム)MFのフレーム形状測定装置1への保持
この様な構成により、眼鏡(メガネ)の眼鏡枠(眼鏡フレーム)MFの形状を測定する場合には、図9,10に示した玉型ホルダ111をホルダ支持片109から取り外しておく。尚、この様な構成において、フレームガイド部材48,48の傾斜ガイド板部48c,48cは、上端に向うにしたがって互いに開く方向に傾斜している。
(ii)玉型形状測定<眼鏡フレームのレンズ枠(玉型)の形状測定>
一方、フレーム形状測定装置1の電源をONにすると、フレーム形状測定装置1の図示しない演算手段(演算制御回路)である演算/判断手段(演算/判断制御回路)にマイクロスイッチ110,222,223,225からの信号が入力される。そして、演算手段によりマイクロスイッチ110,222,223,225の検出状態が判断される。尚、図11(a)においては軸昇降操作部材259の長片259aがスプリング261のバネ力により係止ピン257に当接しており、この位置では測定子216が待機位置(イ)に位置している。また、測定は、例えば、眼鏡枠MFのレンズ枠LFを測定した後にレンズ枠RFを測定するように設定しておいた状態で説明する。
また、図7(a)の様に玉型ホルダ111を用いて型板やデモレンズ等の玉型の形状を測定する場合には、測定部移動用モータ107を作動させて、スライドベース105を図7中左方に移動させる。これにより、起立駆動片219aの先端が玉型ホルダ111の玉型フィラー起立用板部111bに当って、スプリング221のバネ力に抗して玉型用測定子219が回動軸220を中心に時計回り方向に回動させられる。これにともなって、マイクロスイッチ222がOFFする。
(iii)玉型形状情報に基づく被加工レンズのレンズ厚測定
そして、玉摺機のデータ要求のスイッチ81がONされると、上述の様にしてフレーム形状測定装置1で求められた型板,デモレンズ等の玉型の玉型形状情報すなわち動径情報(θi,ρi)、或は、レンズ枠(玉型形状)の玉型形状情報(θi,ρi,Zi)が玉摺機2のレンズ枠形状メモリ(玉型形状メモリ)90に転送されて記憶される。
(iv)ヤゲンのチルト処理
次に、スイッチ64をON操作して加工コースを「オート」のモードにし、図12示した様なメニュー画面(ヤゲンシュミレーション画面)を演算制御回路91により液晶パネル62に表示させる。以下、この演算制御回路91によるヤゲンのチルト処理の制御が行われる。
1.初期設定
図16(b)に示したように設定変更モードで、カーソル71bを項目「チルト」に合わせ、「+」、「−」スイッチで、チルトモードを選択設定する。
2.チルトヤゲン操作方法
図16(a)のチルトを選択して決定すると、図17(a)のチルトモード画面になる。このモニター画面から図17(a)の説明「・モニター画面で、カーソルを項目「ヤゲン」に合わせ、キーボードの61「入力変更」スイッチ68を押す。
各チルトモードに入ると、チルトさせたい方向を決めるためのチルト基準軸が自動設定される。各チルトモードのチルト基準軸は次の通り(図18(a)、(b)、(c)参照)
チルトB:鼻側をチルト(耳側が基準)
チルト基準軸は水平方向(0度―180度方向)に自動設定チルトT:耳側をチルト(鼻側が基準)
チルト基準軸は水平方向(0度―180度方向)に自動設定チルトV:眉側をチルト(PD直下が基準)
チルト基準軸は垂直方向(90度―270度方向)に自動設定*チルト基準軸はアイポイントを通る。
図19はチルトモードに入る前とチルトBモードに入った後のモードを左右に示す。
チルト :チルト量を入力し、ヤゲンをチルトする。
ことを意味する。尚、「厚」と「薄」のヤゲン位置変更は操作の混乱を防ぐためできないものとする。そのため、カーブ(比率算出)を変更したい場合は、チルトモードに入る前、「厚」・「薄」のヤゲン位置を変更しヤゲンカーブ調整しておく。
(Vi)自動ヤゲン設定
ところで、図21の眼鏡レンズLの前側屈折面faの湾曲したレンズカーブにヤゲン軌跡(ヤゲンカーブ)を合わせることも考えられる。しかし、レンズカーブが眼鏡フレームのフレームカーブとある程度の差がある場合、眼鏡フレームのフレーム(レンズ枠)に仕上加工後の眼鏡レンズを見栄えよく枠入れできない可能性がある。この場合には、眼鏡レンズのコバ端面に形成するヤゲン軌跡(ヤゲンカーブ)を眼鏡フレームのフレームカーブに合わせることにする。
(A).チルト加工操作の為の液晶パネル62の表示
このチルト加工操作の為の液晶パネル62のレイアウト設定画面では、図1Aの液晶パネル62の下縁部の表示部H1,H2,H3,H6に図22に示したような「全体」,「−回転」,「+回転」,「戻す」等の表示をさせる。この「全体」,「−回転」,「+回転」,「戻す」はファンクションスイッチF1,F2,F3,F6に対応している。
・「チルト」はお客様に分かりやすいように、「厚」,「薄」,変更の延長と考えF1(ヤゲン位置)、1つのファンクションスイッチにまとめる。
・名称は「任意」や、「自由」と意味で「フリー」とする。
・ヤゲン位置「フリー」選択後は「厚」,[薄]位置の変更は出来ないようにするため、ホ゜ッフ゜アッフ゜時薄く表示する。
・「面取り」の設定はレイアウト画面で行うのみとし、モニター画面での設定は廃止する。
項目[面取り幅]を表示し、数値変更できるようにする。
(B)操作手順
以下、操作手順と液晶パネル(モニター画面)62の表示との関係について説明する。尚、図23の「フリー選択前(全***置にある例)」、図24の「フリー選択後」、図27の「チルト量入力開始位置」、図28の「チルト量入力中」、図29の「チルトヤゲンの確認」、図30の「チルト量の修正」、図31の「全***置の修正」、図33の「戻す」、図26,図29,図30,図32のスイッチ69,70等は、説明の便宜上記載したもので、実際には液晶パネル62には表示されない。
a.チルトモードの選択(モニター画面即ち液晶パネル62の表示)
図22のF1のヤゲン位置では、「全体」,「厚」,[薄],「フリー」の項目が図23の如くポップアップメニューPmで表示される。
b.チルト位置の設定(移動させるところ)
このヤゲン位置が「フリー」の状態において、 ファンクションスイッチF2「―回転」、F3「+回転」を押して、チルト位置を決定する。
c.チルト位置の確定からチルト量の入力
この状態から図1,図26に示した「−」スイッチ70,[+]スイッチ69を押すと、同時にチルト位置が確定しマークが表示され、 ヤゲンがチルトしていく。そして、チルト操作が以下のように開始される。
:図27のごとく「▼」マークがチルト位置のヤケ゛ン頂点Yp位置に現れる。
チルト量入力中
:チルト量のカウントアッフ゜タ゛ウン表示及び、それに合わせてヤケ゛ン頂点Yp位置が図28の如く前後シフトしていく。
*1 「−」、「+」スイッチ70,69が押されると確定マーク表示によってチルトモードに入ったことを示す。
d.チルトヤゲンの確認
図29はチルトヤゲンの確認を示したものである。
*1 「−回転」、「+回転」スイッチ(F2,F3)を押す。
チルト位置確定後は、「−回転」、「+回転」ファンクションスイッチ(F2,F3)を押してもヤケ゛ン位置を確認するための回転機能でしかない。(チルト位置は移動しない。)3段目の拡大ヤケ゛ン図もチルト位置ではなく、回転位置を示す。
e.チルト量の修正
「−」,「+」スイッチ70,69を押すと、図30に示したように自動的にチルト位置に復帰し、チルト量を入力できる。
f.全***置の修正
次に、図31に示したようにホ゜ッフ゜アッフ゜メニューPmを表示させて、項目「全体」を選ぶ。
g.戻す
この修正後は、図33の「戻す」に対応するファンクションスイッチF6(図1A,図22参照)で、全体,厚,薄,チルトの設定を全て解除し、元のオートヤゲンに戻す。
このヤゲン軌跡(ヤゲンカーブ)の修正に際しては、レンズ研削加工装置の液晶表示画面のレイアウト設定画面にメッセージを表示する。
1. フレーム/溝カーブ変更有りの場合(monitor_flg =1)
* 溝カーブは、フレームリーダーで取得できないので、デフォルトを5カーブとし、この値からの変更が生じた場合。
(1)フレーム/溝カーブを修正した場合
(2)レンズ前面カーブへ変更した場合
(3)レンズ後面カーブへ変更した場合
(ヤゲン)
”ヤゲンカーブをフレームカーブから変更しました。”
”「戻る」スイッチを押して、ヤゲン設定を確認してください。”
(溝)
”溝カーブをオート基準から変更しました。”
”「戻る」スイッチを押して、溝設定を確認してください。”
2. ヤゲン/溝位置をオート基準から変更した場合。(monitor_flg =2)
* 変更基準は、ヤゲンはフロントからのヤケ゛ン位置が0.5mm以下の場合、溝はフロントからの溝位置が溝幅の2分の1に溝深さに比率補正値を掛けたものを足したものに、さらに余裕値を足したもの以下の場合
(ヤゲン)
”ヤゲン位置をオート基準から変更しました。”
”「戻る」スイッチを押して、ヤゲン設定を確認してください。”
(溝)
”溝位置をオート基準から変更しました。”
”「戻る」スイッチを押して、溝設定を確認してください。”
3.ヤゲン/溝が外れた場合。(monitor_flg =4)
*外れの基準は、ヤケ゛ンはフロントからのヤケ゛ン位置が0mm以下、溝は加工可否判定で行なっているため、ここでメッセージ表示しない。モニターで再スタート時に、溝が外れていれば加工可否判定で、エラーとなり溝位置変更を指示するメッセージが表示されることになる。
(ヤゲン)
”ヤゲンがコバから外れています。”
”「戻る」スイッチを押して、ヤゲン位置を変更してください。”
(溝)
メッセージ無し。
4.複合
1と2の両方(monitor_flg =3)
(ヤゲン)
”ヤゲンカーブをフレームカーブから変更しました。
(溝)
”溝カーブをオート基準から変更しました。”
”溝位置をオート基準から変更しました。
1と3の両方(monitor_flg =5)
(ヤゲン)
”ヤゲンカーブをフレームカーブから変更しました。
”「戻る」スイッチを押して、ヤゲン位置を変更してください。”
(溝)
この組み合わせは無し。
(ヤゲン)
”ヤゲン位置をオート基準から変更しました。
”「戻る」スイッチを押して、ヤゲン位置を変更してください。”
(溝)
この組み合わせは無し。
(ヤゲン)
”ヤゲンカーブをフレームカーブから変更しました。
”「戻る」スイッチを押して、ヤゲン位置を変更してください。”
(溝)
この組み合わせは無し。
また、眼鏡レンズのコバ厚形状データから、眼鏡レンズがプラスレンズかマイスレンズかを判定する。すなわち、眼鏡レンズの凹凸判定である。これは、眼鏡レンズの所定のコバ厚が厚いか薄いかに関するもので、任意の動径上のすくなくとも2点のコバ厚形状データにより、眼鏡レンズの凹凸判定を行なう。
ステップS1
入力変更スイッチを押して図17(c)の項目「ヤゲン」を選択すると、ヤゲンカーブの設定のためのモードに入り、図33のフローチャートに基づく制御が開始される。
ステップS2
このステップS2において演算制御回路91は、眼鏡フレームMFのレンズ枠LF(RF)のフレームカーブを眼鏡レンズLのコバ端面上に形成できるかどうかを判定(判断)し、眼鏡フレームMFのレンズ枠LF(RF)のフレームカーブを眼鏡レンズLのコバ端面上に形成できる場合にはステップS5に移行し、眼鏡フレームMFのレンズ枠LF(RF)のフレームカーブを眼鏡レンズLのコバ端面上に形成できない場合にはステップS3に移行する。
ステップS3
このステップS3において演算制御回路91は、フレームカーブを変更する。この場合、眼鏡フレームMFのレンズ枠LF(RF)のフレームカーブに近いヤゲンカーブ(ヤゲン軌跡)のうちで、コバ端面からヤゲンカーブ(ヤゲン軌跡)が外れないようなカーブを選択してステップS4に移行する。
ステップS4
このステップS4において演算制御回路91は、『ヤゲンカーブをフレームカーブから変更しました。 「戻る」スイッチを押して、ヤゲン設定を確認してください。』等のメッセージを液晶パネル62に表示して、このまま加工を実行してもよいかどうかを問い合わせる。そして、このまま加工を実行しない場合には「戻る」スイッチ((図示せず))を押してフレームカーブの変更を続行する。また、このまま加工を実行してもよい場合には「決定」スイッチ(図示せず)を押してステップS5に移行する。
ステップS5
このステップS5において演算制御回路91は、ステップS2から本ステップに移行した場合には眼鏡フレームMFのレンズ枠LF(RF)のフレームカーブをヤゲンカーブとして決定し、又、ステップS4から本ステップに移行した場合にはステップS4において変更したフレームカーブをヤゲンカーブとして決定し、図34のステップS6に移行する。
ステップS6
このステップS6において演算制御回路91は、眼鏡レンズLを水平・垂直でチルトさせたとき、即ち上述したようにチルトさせたい方向を決めるためのチルト基準軸として
「チルトB:鼻側をチルト(耳側が基準)
チルト基準軸は水平方向(0度―180度方向)に自動設定チルトT:耳側をチルト(鼻側が基準)
チルト基準軸は水平方向(0度―180度方向)に自動設定チルトV:眉側をチルト(PD直下が基準)」
のいずれかを設定して、このチルト基準軸により眼鏡レンズLをチルトさせ、ステップS7に移行する。
ステップS7
このステップS7において演算制御回路91は、水平・垂直の方向で偏心があるかどうかを確認し、ステップS8に移行する。
ステップS8
このステップS8において演算制御回路91は、
(−)マイナスレンズ又は(+)プラスレンズにおいて、偏心位置を確認し、コバ厚が薄い箇所及びコバ厚が厚い箇所を求めてステップS9に移行する。
ステップS9
このステップS9において演算制御回路91は、実際のヤゲン加工の為のヤゲンカーブを求める。
Δa=(ΔL−Δs)/2
として求める。
1・・・フレーム形状測定装置(レンズ枠形状データ入力手段)
91・・・演算制御回路(演算制御手段)
61・・・操作パネル部(ヤゲン形状データ入力手段)
62・・・液晶表示パネル(表示手段)
Claims (1)
- 眼鏡フレームのフレーム形状のデータを入力する形状データ入力手段と、
眼鏡レンズの前記フレーム形状に対応する位置のコバ厚のデータを入力するコバ厚データ入力手段と、
前記眼鏡レンズのコバ端面に形成するヤゲンのうち最大コバ厚Wmaxにおけるヤゲン頂点をYaとし、前記眼鏡レンズのコバ端面に形成するヤゲンのうち最小コバ厚Wminにおけるヤゲン頂点をYbとし、前記ヤゲン頂点Ya,Ybを通るヤゲンカーブをYC1としたとき、前記フレーム形状のデータから得られるフレームカーブを前記ヤゲンカーブYC1として、前記ヤゲンを設けるヤゲン位置を自動的に設定する演算制御回路と、
前記演算制御回路により設定されたヤゲンの状態を表示させる表示手段と、
を備えると共に、
前記演算制御回路は、前記ヤゲンのヤゲン軌跡が前記眼鏡レンズの前記コバ端面から外れるために、前記フレームカーブと一致した前記ヤゲンカーブYC1のヤゲンを前記眼鏡レンズのコバ端面に設定できない場合に、前記フレームカーブに近似し且つ前記コバ端面から前記ヤゲン軌跡が外れずに前記コバ厚内に入る近似ヤゲンカーブを新たに求めて、前記フレームカーブに一致したヤゲンカーブYC1を前記近似ヤゲンカーブに変更させて、前記フレームカーブに一致したヤゲンカーブを前記近似ヤゲンカーブに変更したことを知らせるメッセージを前記表示手段に表示させるヤゲン位置設定装置であって、
前記変更を決定する「決定」スイッチおよび前記変更を決定しないでフレームカーブの変更を再度続行させる「戻る」スイッチが設けられていると共に、
前記眼鏡レンズのヤゲン頂点Yaから前側屈折面faまでの距離をΔLとし、前記眼鏡レンズLのヤゲン頂点Ybから前側屈折面faまでの距離をΔsとし、実際の加工のためのヤゲンカーブをYC2とし、眼鏡レンズLの最大コバ厚Wmaxにおける前記ヤゲンカーブYC2のヤゲン頂点をYxとし、最大コバ厚Wmaxにおける前記ヤゲン頂点Ya,Yxの差をΔaとしたとき、
前記演算制御回路は、前記「決定」スイッチと「戻る」スイッチとの選択を知らせる確認のメッセージを前記表示手段に表示させて、前記「決定」スイッチが選択されたときに、変更された前記近似ヤゲンカーブに基づいて前記ヤゲン頂点Ya,Yxの差ΔaをΔa=(ΔL−Δs)/2として求め、差Δaの1/2の距離をコバ厚が厚い箇所で前記ヤゲンカーブYC1が通るヤゲン頂点位置Yaから前側屈折面側へヤゲン頂点位置を移動させてヤゲン頂点位置Yxを決定しヤゲンカーブYC2を決定することを特徴とするヤゲン位置設定装置。
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