JP4784094B2 - レンチキュラーレンズシート、面光源装置、透過型表示装置 - Google Patents

レンチキュラーレンズシート、面光源装置、透過型表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、液晶表示装置等の照明に用いられるレンチキュラーレンズシート、面光源装置、及び、それらを用いた透過型表示装置に関するものである。
透過型の液晶ディスプレイ(LCDパネル)等を背面から照明する面光源として各種方式の面光源装置が提案、実用化している。面光源装置には、主として、面光源でない光源を面光源に変換する方式によりエッジライト型と直下型とがある。
例えば、直下型では、背面より並列の冷陰極管(発光管)を用いて光を導入するようになっており、冷陰極管とLCDパネル等の透過型表示部との距離を適度に空け、その間に拡散板を用い、それに、光を収束させるシートを複数組み合わせて使用していた。
このような従来の方式では、必要とする光学シートの枚数が多い割に収束特性が不十分であり、それを補うためにLCDパネルを改良して、斜め方向からの入射光に対しても画質を落とさない構造としていた。
しかし、この方式では、光の利用効率が低下する上、LCDパネルの構成も複雑となり、コスト増の要因になるという問題があった。
特に、直下型では、冷陰極管に近接した部分であるか否か(冷陰極管に至近の位置であるか、並列に並んだ冷陰極管の間隙部分に至近の位置であるか)によって光強度(輝度)にムラが発生し易い。これを抑えるために冷陰極管とLDCとの間隔を大きく取ってしまうとディスプレイの厚さが厚くなってしまうという問題があった。また、ムラを抑えるために拡散を強くしたり、透過量を制限したりすると、光の使用量が低減してしまうという問題があった。
例えば、特許文献1及び2に記載の面光源装置では、遮光部分(ライティングカーテン,遮光ドット層)を設けることで均一性を維持しているが、この手法では、上述のように光の使用量が減少してしまっていた。
また、両面にレンチキュラーレンズを設けたシートを使用する方式も例えば、特許文献3で報告されているが、これは、2方向の拡散制御を行うための構成で、光を収束する機能はない。従って、冷陰極管との位置関係によってLCDの場所毎に光軸がばらつくことにより、画面を観察する位置によって明るさのムラが発生したりするという問題もあった。
特開平05−119703号公報 特開平11−242219号公報 特開平06−347613号公報
本発明の課題は、画面を観察する位置によらずムラのない均一な照明を行うことができるレンチキュラーレンズシート、面光源装置、透過型表示装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、直下型の面光源装置に設けられ、入射面側に凸状に形成された入射側単位レンズ形状が多数配列された入射側レンズ部(14a)と、出射面側に凸状に形成された出射側単位レンズ形状が多数配列された出射側レンズ部(14b)と、を備え、前記入射側単位レンズ形状と前記出射側単位レンズ形状とは、シート面に沿って一方向に並んでおり、その並ぶ方向が同一方向であり、前記入射側レンズ部による半値角は、5°以上20°以下の範囲内であり、前記入射側単位レンズ形状が配列される入射側ピッチ(P1)と前記出射側単位レンズ形状が配列される出射側ピッチ(P2)とは、大きさが異なっており、前記入射側ピッチと前記出射側ピッチの内で大きい側のピッチは、小さい側のピッチの2.4倍以上であり、前記入射側レンズ部は、短軸がシート面に対して直交して連続する略楕円筒の一部である1種類の前記入射側単位レンズ形状が配列されており、前記入射側レンズ部による半値角は、5°以上20°以下の範囲内であり、前記出射側レンズ部は、長軸がシート面に対して直交して連続する略楕円筒の一部である1種類の前記出射側単位レンズ形状、又は、複数種類の前記出射側単位レンズ形状の集合である単位レンズ集合が繰り返し配列されており、光源から出射した光を拡散して均一化するレンチキュラーレンズシート(14)である。
求項の発明は、請求項に記載のレンチキュラーレンズシートにおいて、前記出射側レンズ部(14b)の前記1種類の出射側単位レンズ形状、又は、前記複数種類の出射側単位レンズの内で高さが最も高い単位レンズ形状の高さをH、幅をW、前記出射側レンズ部の屈折率をNとしたときに、arcsin(1/N)<arctan(1/((2H/W)−0.1))を満足すること、を特徴とするレンチキュラーレンズシート(14)である。
請求項の発明は、請求項1又は請求項2に記載のレンチキュラーレンズシートにおいて、前記入射側単位レンズ形状、及び/又は、前記出射側単位レンズ形状の間には、平坦形状、凹形状、微細凹凸形状のいずれかが形成されていること、を特徴とするレンチキュラーレンズシートである。
請求項の発明は、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のレンチキュラーレンズシートにおいて、板厚が1mm以下であること、を特徴とするレンチキュラーレンズシート(14)である。
請求項の発明は、透過型表示部(11)を背面から照明する面光源装置であって、複数の光源を並べた光源部(13)と、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のレンチキュラーレンズシート(14)と、を備える面光源装置である。
請求項の発明は、透過型表示部(11)と、請求項に記載の面光源装置(12,13,14)と、を備える透過型表示装置である。
請求項の発明は、請求項に記載の透過型表示装置において、前記レンチキュラーレンズシート(14)の出射側には、光拡散性を有する拡散シートを配置することなく前記透過型表示部(11)が積層されていること、を特徴とする透過型表示装置である。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)直下型の面光源装置に設けられ、光源から出射した光を拡散して均一化するレンチキュラーレンズシートであるので、照明光を十分に拡散することができ、均一な照明をすることができる。
(2)入射側レンズ部による半値角は、5°以上20°以下の範囲内であるので、ムラを消すために十分なレンズ効果を得ながらも、ピーク輝度の低下を最小限に抑えることができる。
(3)入射側ピッチと出射側ピッチの内で大きい側のピッチは、小さい側のピッチの2.4倍以上であるので、モアレの発生を防止することができる。
(4)出射側レンズ部は、長軸がシート面に対して直交して連続する略楕円筒の一部である1種類の単位レンズ形状、又は、複数種類の単位レンズ形状の集合である単位レンズ集合が繰り返し配列されているので、簡単な形状であって製造を容易に行うことができる。
(5)出射側レンズ部は、arcsin(1/N)<arctan(1/((2H/W)−0.1))を満足するので、照明光を小さな出射角度で出射することができ、斜めから観察したときに上述のムラが観察されないようにすることができるとともに、光の利用効率を高めることができる。
(6)入射側単位レンズ形状、及び/又は、出射側単位レンズ形状の間には、平坦形状、凹形状、微細凹凸形状のいずれかが形成されているので、法線方向に近い入射角度で入射する光の一部については、法線方向に近い出射角度で出射させることができ、光源に至近の位置における輝度の極端な低下を抑制することができ、均一性を高めることができる。また、これら、平坦形状、凹形状、微細凹凸形状から斜め方向に向かう光は、隣接する単位レンズに入射し、光の収束性を高めることができる。
(7)板厚が1mm以下であるので、押出し成型により両面を同時に成型することができる。
(8)レンチキュラーレンズシートの出射側には、光拡散性を有する拡散シートを配置することなく透過型表示部が積層されているので、薄型、かつ、安価な透過型表示装置とすることができる。
ムラのない均一な照明をするという目的を、光学シートの枚数を増加することなく、また、光学シートの枚数を減らしながら実現した。
図1は、本発明による透過型表示装置の実施例を示す図である。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
本実施例における透過型表示装置10は、LCDパネル11,反射板12,発光管13,レンチキュラーレンズシート14,反射型偏光性シート15等を備え、LCDパネル11に形成される映像情報を反射板12,発光管13,レンチキュラーレンズシート14,反射型偏光性シート15を備える面光源装置により背面から照明する透過型の液晶表示装置である。
LCDパネル11は、所謂透過型の液晶表示素子により形成されたライトバルブであって、30インチサイズ、800×600ドットの表示を行うことができる。発光管13の長手方向に沿った方向が、水平方向として使用され、発光管13が並ぶ方向が、垂直方向として使用される。
発光管13は、バックライトの光源部を形成する線光源の冷陰極管であり、本実施例では、略80mm間隔で等間隔に6本が並列に並べられている。また、発光管13と後述のレンチキュラーレンズシート14との距離は、50mmとなっている。
発光管13の背面には、反射板12を設けており、その設計により画面各部位への入射光照度を均一に近づけるようにしている。
反射型偏光性シート15は、LCDパネル11とレンチキュラーレンズシート14との間に配置され、視野角を狭めることなく輝度を上昇させるシートである。本実施例では、DBEF(住友スリーエム株式会社製)を使用している。
発光管13と反射型偏光性シート15との間には、レンチキュラーレンズシート14が設けられている。
図2は、レンチキュラーレンズシート14を示す斜視図である。
レンチキュラーレンズシート14は、発光管13から出射した光を拡散して均一化するシートであり、入射側には、入射側レンズ部14aが形成され、出射側には、出射側レンズ部14bが形成されている。
図3は、図2中のDD断面を拡大して示した図である。
入射側レンズ部14aは、短軸がレンチキュラーレンズシート14のシート面に対して直交して連続する楕円筒の一部の形状からなる入射側単位レンズ形状が並べて形成されているレンチキュラーレンズ形状である。入射側レンズ部14aの入射側単位レンズ形状は、半径20ミクロンの円筒面の一部形状である。したがって、本実施例では、図3に示した断面において、法線方向半径A1=シート面方向の半径B1であるが、法線方向半径A1とシート面方向の半径B1とが異なる楕円筒の一部形状としてもよい。
入射側レンズ部14aは、上述の形状により、入射する光を拡散するが、その半値角は、約8°である。この入射側レンズ部による拡散半値角は、5°以上20°以下の範囲内であることが望ましい。
なお、本発明中において、半値角とは、拡散半値角のことを指し、法線方向において測定した輝度を基準として、測定角度(出射角度と一致する方向の角度)を増やしながら輝度を測定し、輝度が法線方向輝度の1/2となる角度である。
ここで、入射側レンズ部の拡散半値角が異なるレンチキュラーレンズシートを用意して、入射側レンズ部の拡散半値角のピーク輝度とムラに与える影響を調べた結果を表1に示す。
Figure 0004784094
表1から分かるように、入射側レンズ部の拡散半値角が5°以下であると、十分なレンズ効果を得ることができないことから、ムラを消すことができず、また、20°以上となると、拡散が強すぎ、ピーク輝度の低下が激しくなってしまう。
出射側レンズ部14bは、長軸がレンチキュラーレンズシート14のシート面に対して直交して連続する楕円筒の一部の形状からなる出射側単位レンズ形状が並べて形成されているレンチキュラーレンズ形状である。出射側レンズ部14bの出射側単位レンズ形状は、図3に示した断面において、長半径がA2=400μm、短半径がB2=120μmの楕円筒の一部となっており、出射側ピッチP2(=W)=160μmで等間隔に並べられている。また、出射側レンズ部14bの出射側単位レンズ形状は、突出している部分の高さH=100μm,幅W(=P2)=160μmとなっている。
また、レンチキュラーレンズシート14の板厚は、0.7mmであり、屈折率N=1.55のMS樹脂(アクリルスチレン共重合物)により形成されている。本実施例におけるレンチキュラーレンズシート14は、上述のように板厚を1mm以下としたので、押出し成型により両面を同時に成型することができる。
なお、入射側単位レンズ形状及び出射側単位レンズ形状の並ぶ方向は、いずれも発光管13の並ぶ方向と一致している(図1参照)。
図4は、レンチキュラーレンズシート14に入射した光の典型的な軌跡を示した図である。
発光管13の直上では、角度の同じ照明光が多くなるが、レンチキュラーレンズシート14を配置することにより、その角度の同じ照明光が拡散される効果が非常に高くなり、レンチキュラーレンズシート14から出射する照明光は、均一化される。よって、本実施例における透過型表示装置10では、レンチキュラーレンズシート14とLCDパネル11との間に所謂マットフィルム等の光拡散性を有する拡散シートを配置しなくとも、均一な照明を行うことができる。
先に述べたように、出射側レンズ部14bの出射側単位レンズ形状は、突出している部分の高さH=100μm,幅W=160μmとなっており、屈折率N=1.55であるから、これらの値は、以下の式(1)を満足している。
arcsin(1/N)<arctan(1/((2H/W)−0.1)) ・・・式(1)
この式(1)は、レンズ谷の端から高さの10%の位置で全反射した光がレンズ頂部で全反射するか否かを判断する式である。
図5は、本実施例におけるレンチキュラーレンズシート14における光の進み方を比較例と比べて示した図である。図5(a)は、本実施例の場合を示し、図5(b)は、比較例として、上記式(1)を満たさない形状を出射側に有するレンチキュラーレンズシートの場合を示している。
レンズ頂部には、色々な方向から光が到達するが、単位レンズ間の谷部において、ある一定方向から来た光が全反射し頂部から出射すると、斜め方向へ進んでしまう(図5(b)中の光線L2参照)ので、斜めから観察したときにムラに見えてしまう。式(1)を満足することにより、図5(a)中の光線L1のように、小さな出射角度で出射することができ、斜めから観察したときに上述のムラが観察されないようにすることができるとともに、光の利用効率を高めることができる。
本実施例において、入射側単位レンズ形状が配列される入射側ピッチP1=10μmであり、出射側単位レンズ形状が配列される出射側ピッチP2=160μmであるから、P2/P1=16となっている。ここで、入射側ピッチと出射側ピッチの内で大きい側のピッチは、小さい側のピッチの2.4倍以上であることが望ましい。
ここで、入射側ピッチと出射側ピッチの内で大きい側のピッチを小さい側のピッチにより割ったレンズピッチ比を変えたレンチキュラーレンズシートを用意し、モアレの有無を調べた結果を表2に示す。
Figure 0004784094
表2から、ピッチの差が少ないと、モアレが発生してしまうことが分かる。よって、レンズピッチ比は、2.4以上とすることが望ましいのである。
本実施例では、この条件である2.4倍以上を満足している。
なお、このレンズピッチ比が2.4倍未満であったとしても、1.5倍付近であれば、モアレが少ないことが実験により分かっているので、レンズピッチ比は、1.5倍付近としてもよい。
本実施例によれば、レンチキュラーレンズシート14を直下型の面光源装置に用いているので、十分な拡散効果を得ることができ、輝度ムラを解消することができる。また、レンチキュラーレンズシート14のみによって、十分な拡散効果を得ることができるので、従来必要であった所謂マットフィルム等の光拡散性を有する拡散シートを追加的に使用する必要がなく、薄型、かつ、安価にすることができる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)本実施例において、均一化シート14は、入射側レンズ部14aの入射側ピッチが小さく、出射側レンズ部14bの出射側ピッチが大きい例を示したが、これに限らず、この逆、すなわち、入射側レンズ部の入射側ピッチが大きく、出射側レンズ部の出射側ピッチが小さくてもよい。
(2)本実施例において、均一化シート14、反射型偏光性シート15を組み合わせて面光源装置、及び、透過型表示装置とした例を示したが、これに限らず、例えば、より強い拡散性を必要な場合には、拡散シートを追加してもよいし、これら以外の各種光学シートと均一化シート14とを組み合わせて面光源装置、及び、透過型表示装置を形成してもよい。
(3)本実施例において、出射側レンズ部14bは、1種類の出射側単位レンズ形状を並べて配置した例を示したが、これに限らず、例えば、複数種類の出射側単位レンズ形状を並べて配置してもよい。
図6は、複数種類の出射側単位レンズ形状を並べて配置した均一化シートを示す図である。
均一化シート20は、出射側に出射側単位レンズ形状21,22,23の3種類の出射側単位レンズ形状を1つの集合として、この集合が並べて形成されている。このような場合には、上記式(1)における高さHには、最も高さの高い出射側単位レンズ形状の高さを代入して、式(1)を満たすようにすればよい。
(4)本実施例において、入射側単位レンズ形状及び出射側単位レンズ形状は、いずれも連続して並べられている例を挙げて説明したが、これに限らず、例えば、入射側単位レンズ形状の間、出射側単位レンズ形状の間の少なくとも一方に、平坦部や、凹形状、又は、微細凹凸形状を形成し、光の均一性と収束性を向上させてもよい。
本発明による透過型表示装置の実施例を示す図である。 レンチキュラーレンズシート14を示す斜視図である。 図2中のDD断面を拡大して示した図である。 レンチキュラーレンズシート14に入射した光の典型的な軌跡を示した図である。 本実施例におけるレンチキュラーレンズシート14における光の進み方を比較例と比べて示した図である。 複数種類の出射側単位レンズ形状を並べて配置した均一化シートを示す図である。
符号の説明
10 透過型表示装置
11 LCDパネル
12 反射板
13 発光管
14 レンチキュラーレンズシート
14a 入射側レンズ部
14b 出射側レンズ部
15 反射型偏光性シート

Claims (7)

  1. 直下型の面光源装置に設けられ、
    入射面側に凸状に形成された入射側単位レンズ形状が多数配列された入射側レンズ部と、
    出射面側に凸状に形成された出射側単位レンズ形状が多数配列された出射側レンズ部と、
    を備え、
    前記入射側単位レンズ形状と前記出射側単位レンズ形状とは、シート面に沿って一方向に並んでおり、その並ぶ方向が同一方向であり、
    前記入射側単位レンズ形状が配列される入射側ピッチと前記出射側単位レンズ形状が配列される出射側ピッチとは、大きさが異なっており、前記入射側ピッチと前記出射側ピッチの内で大きい側のピッチは、小さい側のピッチの2.4倍以上であり、
    前記入射側レンズ部は、短軸がシート面に対して直交して連続する略楕円筒の一部である1種類の前記入射側単位レンズ形状が配列されており、
    前記入射側レンズ部による半値角は、5°以上20°以下の範囲内であり、
    前記出射側レンズ部は、長軸がシート面に対して直交して連続する略楕円筒の一部である1種類の前記出射側単位レンズ形状、又は、複数種類の前記出射側単位レンズ形状の集合である単位レンズ集合が繰り返し配列されており、
    光源から出射した光を拡散して均一化するレンチキュラーレンズシート。
  2. 請求項に記載のレンチキュラーレンズシートにおいて、
    前記出射側レンズ部の前記1種類の出射側単位レンズ形状、又は、前記複数種類の出射側単位レンズの内で高さが最も高い単位レンズ形状の高さをH、幅をW、前記出射側レンズ部の屈折率をNとしたときに、
    arcsin(1/N)<arctan(1/((2H/W)−0.1))
    を満足すること、
    を特徴とするレンチキュラーレンズシート。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のレンチキュラーレンズシートにおいて、
    前記入射側単位レンズ形状、及び/又は、前記出射側単位レンズ形状の間には、平坦形状、凹形状、微細凹凸形状のいずれかが形成されていること、
    を特徴とするレンチキュラーレンズシート。
  4. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のレンチキュラーレンズシートにおいて、
    板厚が1mm以下であること、
    を特徴とするレンチキュラーレンズシート。
  5. 透過型表示部を背面から照明する面光源装置であって、
    複数の光源を並べた光源部と、
    請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のレンチキュラーレンズシートと、
    を備える面光源装置。
  6. 透過型表示部と、
    請求項に記載の面光源装置と、
    を備える透過型表示装置。
  7. 請求項に記載の透過型表示装置において、
    前記レンチキュラーレンズシートの出射側には、光拡散性を有する拡散シートを配置することなく前記透過型表示部が積層されていること、
    を特徴とする透過型表示装置。
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