JP4782075B2 - スライドレールの装着方法、スライドレール部材およびスライドレール部材の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スライドレールの装着方法、スライドレール部材およびスライドレール部材の製造方法に関する。
ワンボックス車、ワゴン車およびRV(Recreational Vehicle)などの自動車の後部ドアには、スライドドアが用いられることが多い。このスライドドアは、ドアの裏側などに設けられたローラが、車体に形成されたスライドレール部上を転動することにより、車両の前後方向に移動する構造となっている。
車両の製造工程では、一般的に、スライドドアを車体に仮固定した後で塗装が行われる。この方法では、スライドレール部上に塗膜が形成されたり、塗料ミストが付着したりすることが多い。すると、スライドレール部上をローラが転動する際に、塗膜が剥がれて異音や錆を発生させたり、剥がれた塗膜や錆によって、スライドドアの開閉が困難になったり、さらには、開閉時にスライドドアが振動したりするなどの不具合が生じる。
そこで、塗装を終えた後でスライドレール部上に金属板などの部材を取り付け、ローラがこの部材の上を転動するようにして、スムーズなローラの回転を確保することが行われている。しかし、スライドレール部上に上記部材を取り付ける工程は煩雑であり、また、部材を製造・設置するのにコストがかかるという問題があった。
これに対して、特許文献1および2には、ローラが転動するスライドレールの面をマスキングしてから塗装する方法が記載されている。塗装後にはマスキングを除去すればよいので、この方法によれば、スライドレールに塗料を付着せずに済む。
特許第3689017号明細書 特開2005−052746号公報
ところで、車体側面の開口部下縁にある下部スライドレールは、スライドドアを取り付けた後ではドアの奥まった狭い位置にある。このため、下部スライドレールを設置してからマスキングテープを貼り付けるのは困難である。つまり、作業者が目視でスライドレールの全体を確認できないため、スライドレールに対してマスキングテープを位置合わせする作業に時間がかかる。また、マスキングテープの位置ずれも起こしやすい。さらに、スライドレールの部材にはステンレスが用いられることが多いため、作業者が作業の際にスライドレールによって指を切創するおそれもある。
本発明は、こうした点に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の目的は、スライドドアが仮固定された奥まった狭い位置に対して、スライドレールを設置したり、マスキングテープを貼付したりする必要がなく、塗料を付着せずに容易にスライドレールを装着することのできるスライドレールの装着方法を提供することにある。
また、本発明は、塗料の付着もなく設置容易なスライドレール部材を提供することにある。
さらに、本発明は、上記スライドレール部材の製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的および利点は、以下の記載から明らかとなるであろう。
本発明の第1の態様は、車両のスライドドアを支持するローラの走行路上に設けられるスライドレールの装着方法であって、
スライドレール板と、前記スライドレール板の一方の主面に設けられたマスキングテープと、前記スライドレール板の他方の主面に設けられた接着シートとを有するとともに、所定形状に加工されたスライドレール部材を、車体の塗装を行う前に、前記接着シートを介して前記車体に装着する工程と、
前記車体の塗装を終えた後に、前記マスキングテープを剥離してスライドレールとする工程とを備えることを特徴とするものである。
本発明の第1の態様において、前記所定形状は、打ち抜き法によって形成された平板形状とすることが好ましい。
本発明の第2の態様は、車両のスライドドアを支持するローラの走行路上に設けられるスライドレール部材であって、
スライドレール板と、
前記スライドレール板の一方の主面に設けられたマスキングテープと、
前記スライドレール板の他方の主面に設けられた接着シートとからなる積層体を有することを特徴とするものである。
本発明の第2の態様において、前記積層体は、打ち抜き法によって形成された平板形状であることが好ましい。
本発明の第2の態様において、前記接着シートは、接着シート基材の両面に接着剤層が設けられた構造を有することが好ましい。
本発明の第2の態様において、前記接着シートは導電性であることが好ましい。
本発明の第3の態様は、車両のスライドドアを支持するローラの走行路上に設けられるスライドレール部材の製造方法であって、
スライドレール板の一方の主面に、マスキングテープおよび接着シートのいずれか一方を設ける第1の工程と、
前記スライドレール板の他方の主面に、マスキングテープおよび接着シートのうち前記第1の工程で設けられなかった方を設けて、マスキングテープ、スライドレール板および接着シートからなる積層体を形成する第2の工程と、
前記積層体を所定形状に加工する第3の工程とを有することを特徴とするものである。
本発明の第3の態様において、前記第3の工程は、前記積層体を打ち抜き法によって平板形状に加工する工程であることが好ましい。
本発明の第1の態様によれば、車体に取り付ける前のスライドレール部材には予めマスキングテープおよび接着シートが設けられているので、車体取り付け部に容易に設置することができ、また、スライドレールを取り付けてからマスキングテープの位置合わせを行う必要がない。
本発明の第2の態様によれば、スライドレール板にマスキングテープおよび接着シートが設けられているので、車体取り付け部に容易に装着することができる。
本発明の第3の態様によれば、上述のスライドレール部材が容易に得られる。
以下では、本発明によるスライドレール部材を下部スライドレールに適用する場合について述べる。
図1は、本発明の実施形態のスライドレール部材が適用される車両のスライドドア付近の様子を模式的に示した図である。また、図2は、図1の部分Aの拡大図であり、下部スライドレールが取り付けられる車両部分を模式的に拡大したものである。さらに、図3は、本発明の実施形態におけるスライドレール部材の平面図である。尚、これらの図において、同じ符号を付した部分は同じものであることを示している。
図3に示すように、スライドレール部材101は、スライドドアローラの走行する形状に合わせて先端部が湾曲した平板形状となっている。
図1および図2に示すように、スライドレール部材101を車体側面の開口部下縁に取り付け、その後マスキングテープを除去することにより、スライドレール1が構成される。そして、スライドレール1に沿って、スライドドア2の裏側に設けられたローラ3が転動することにより、車両の前後方向へのスライドドア2の移動が可能となる。
上記したように、スライドレール1は、車両のスライドドア2を支持するローラ3の走行路上に設けられる。つまり、ローラ3は、スライドレール1の上を転動していく。この場合、スライドレール1は、主として、ローラ3の転動によって車体4の塗膜面にダメージが生じるのを防ぐ役割を果たしている。つまり、スライドレール1がなくてもスライドドア2の開閉は可能であるが、スライドレール1がないと、ローラ3が車体4の塗装面に直接触れて、塗装面に傷が付いてしまう。このため、意匠性が喪失する他、錆が生じたり、開閉時に異音が発生したりする。スライドレール1を設けることにより、ローラ3が塗装面に直接接触するのを防げるので、上記の不具合が生じるのを低減できる。
図4は、スライドレール部材101の部分断面図である。この図に示すように、スライドレール部材101は、スライドレール板201の一方の主面にマスキングテープ202が、他方の主面に接着シート203が、それぞれ設けられた構造を有する。マスキングテープ202は、マスキングテープ基材204と、マスキングテープ基材204とスライドレール板201を接着するテープ側接着剤層205とからなる。一方、接着シート203は、スライドレール部材201を車体に接着するためのものであり、スライドレール板201の側から第1接着剤層206、接着シート基材207および第2接着剤層208の順で積層された構造を有する。
尚、本明細書における「接着」は粘着を含む広義の概念であり、「接着剤」とは、ものとものを接合して一体化する材料を言う。したがって、接着剤には、初めは低粘度であるが、被着体を接合した後に、化学反応、溶媒揮発または温度変化などによって固化し、界面で高い接着力を発現するもの(狭義の接着剤)と、初めから高粘度で低弾性の半固体であり、被着体を接合した後もその状態が変わらないもの(粘着剤)とが含まれる。
スライドレール板201には、スライドドア2を開閉する際のローラ3の圧接に耐え得る材質のものを用いる。具体的には、金属、特にステンレスが好ましく用いられる。また、スライドレール板201は、スライドドア2の開閉によって変形やそりを生じない厚みとする。スライドドア2の重量や開閉の回数にもよるが、ステンレス板の場合、一般に1mm以上とすることが好ましく、1mm〜3mmとするのがよい。
本発明の実施形態においては、スライドレール部材101を車体に接着した後で塗装を行う。したがって、マスキングテープ202を構成する材料は、使用する塗料の溶剤に対して耐溶剤性を有するものでなければならない。また、スライドレール部材101は塗料の乾燥時に高温下に曝されるので、マスキングテープ202を構成する材料は、乾燥時の温度によって変質しないものであることも必要とされる。具体的には、塗料乾燥時の温度の上限が通常200℃未満であることから、融点が200℃以上の材料を使用することが好ましい。
上記条件を満たし得るマスキングテープ基材204の材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリイミドフィルム、ポリエーテルイミドフィルム、ポリアラミドフィルム、ポリエーテルケトンフィルム、ポリエーテル・エーテルケトンフィルム、ポリフェニレンサルファイドフィルムおよびポリ(4−メチルペンテン−1)フィルムなどが挙げられる。これらのフィルムは、単独で使用することもできるし、上記中の異なる種類のフィルムを積層して使用することもできる。さらには、上記フィルムと上記以外のフィルムとを積層して使用することもできる。上記フィルムの中でも、汎用性、耐熱性および寸法安定性等の点から、ポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましく用いられる。
また、マスキングングテープ202は塗装後に剥離される。ここで、スライドレール部材101が取り付けられるのは、図1および図2に示すように、車体側面にある開口部下縁の位置である。このため、作業者は、塗装後にある程度離れた位置からマスキングテープ202を引っ張って剥離せざるを得ない。それ故、マスキングテープ202には、剥離時に大きな応力がかかる。そこで、マスキングテープ基材204の材料としては、剥離の際に途中で切れたりしないように引裂強度の大きいものを用いる。マスキングテープ202が途中で切れてしまうと、奥まった狭い位置にマスキングテープ202の一部が取り残されることになり、除去作業に時間を要する結果となるからである。
マスキングテープ基材204の幅方向の引裂強度は、220mN/15mm以上である必要があり、好ましくは、230〜300mN/15mmである。マスキングテープ202は、長尺状になっているため、スライドレール板201からの剥離時のように大きな応力がかかると、幅方向に破断面が延在するテープ切れを起こしやすい。しかし、幅方向の引裂強度が220mN/15mm以上であるマスキングテープ基材204を用いることにより、剥離時のテープ切れを防止することができる。
マスキングテープ基材204が、例えば、押出し法などにより成膜された樹脂フィルムである場合、フィルム強度には方向性が現れる。一般に、流れ方向(マシン方向)よりも、幅方向(クロスマシン方向)の方が引裂強度が強くなる傾向にある。マスキングテープ202は、スライドレール部材101の形状に一致して細幅長尺であるので、塗装および乾燥を行った後では、マスキングテープ202の短辺方向にテープ切れが発生しやすい。したがって、マスキングテープ基材204は、クロスマシン方向がマスキングテープ202の短辺方向と一致するようにすることが好ましい。マスキングテープ基材204のクロスマシン方向の引裂強度は、220mN/15mm以上であることが好ましいが、マシン方向の引裂強度が220mN/15mm以上であれば、マシン方向が短辺方向となってもよい。
マスキングテープ基材204の厚みは、通常は20〜300μm程度であり、好ましくは30〜150μmである。マスキングテープ基材204の厚みが20μm未満では、上記引裂強度が得られ難い。一方、マスキングテープ基材204の厚みが300μmを超えると、後述する可視光透過率などが悪くなる。
テープ側接着剤層205を構成する接着剤の種類は、塗装工程および塗料乾燥工程に耐えて、スライドレール板201のマスキングを正常に行うことができるものであれば、特に限定されるものではない。但し、ステンレス製の被着体に対する180℃下1時間加熱後の粘着力(JIS Z0237に準拠)が4〜10N/15mmであることが好ましく、特に5〜9N/15mmであることが好ましい。ここで、「180℃」は、塗料乾燥時の温度を考慮したものであり、「ステンレス製の被着体」は、スライドレール板201の材質を考慮したものである。粘着力が4N/15mm未満であると、塗料乾燥工程中でマスキングテープ202の浮きが発生するおそれがある。一方、粘着力が10N/15mmを超えると、マスキングテープ202が被着体から剥がれ難くなり、テープ切れが発生し易くなる。
上記のような粘着力を有する接着剤としては、例えば、ゴム系樹脂、アクリル系樹脂、エチレンー酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂またはシリコーン系樹脂等の樹脂を主成分とする感圧性接着剤などを使用することができる。これらの接着剤の中でも、耐熱性や耐久性などの点で、シリコーン系樹脂を主成分とする接着剤(シリコーン系接着剤)が好ましい。
シリコーン系接着剤としては、例えば、主成分としてポリメチルシロキサンやポリフェニルシロキサンを含み、所望により過酸化物等の架橋剤、粘着付与剤、可塑剤、充填剤等を含むものが挙げられる。
接着剤層12の厚みは、通常は5〜60μm程度であり、好ましくは10〜40μmである。
尚、スライドレール板201に接着される前のマスキングテープ202には、テープ側接着剤層205の上に剥離シート(図示せず)が設けられている。剥離シートとしては、従来より公知のものが用いられる。例えば、グラシン紙、コート紙およびキャストコート紙などの紙基材並びにこれらの紙基材にポリエチレンなどの熱可塑性樹脂をラミネートしたラミネート紙、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィルムおよびポリエチレンナフタレートフィルムなどのポリエステルフィルム、ポリプロピレンおよびポリエチレンなどのポリオレフィンフィルムなどのプラスチックフィルムに、シリコーン樹脂、アルキド樹脂およびフッ素樹脂等などの剥離剤を塗布したものなどが挙げられる。剥離シートの厚みは、特に限定されるものではないが、通常は20〜150μm程度である。
剥離シートを剥離したマスキングテープ202(マスキングテープ基材204とテープ側接着剤層205との積層体)の可視光線透過率は、40〜90%であることが好ましく、特に45〜85%であることが好ましい。また、このマスキングテープ202のヘイズは、5〜98%であることが好ましく、特に80〜96%であることが好ましい。マスキングテープ202が、貼付時に空気を巻き込んでしまうと、すなわち、テープ側接着剤層205とスライドレール板201との間に空気が入ってしまうと、塗料乾燥中にその部分が浮いて、マスキングテープ202が剥がれてしまうことがある。しかし、マスキングテープ202の可視光線透過率およびヘイズが上記の範囲内にあると、マスキングテープ202の貼付時に空気が巻き込まれたか否かの判別が容易になる。そして、空気の巻き込みがあると判定された場合には、貼り直す措置をとることができる。
マスキングテープ202の可視光線透過率およびヘイズを上記範囲に制御する方法としては、マスキングテープ基材204で、テープ側接着剤層205が形成されない側の面(表面)を粗くする方法や、マスキングテープ基材204(積層体の場合にはその一部の層であってもよい)および/またはテープ側接着剤層205の中に、炭酸カルシウム、アルミペーストおよびシリカゲルなどの充填剤や染料などを含有させる方法などが挙げられる。前者の場合、マスキングテープ基材204の表面の表面粗さ(Ra)は、0.05〜0.80μmであることが好ましく、特に0.08〜0.60μmであることが好ましい。このような表面粗さを得る方法としては、マスキングテープ基材204の表面に対してサンドブラスト加工を施す方法や、所定の粒径の粒子を含有するコーティング剤によるコート層をマスキングテープ基材204の表面に形成する方法などがあるが、特に限定されるものではない。
マスキングテープ202を製造するには、マスキングテープ基材204の一方の面に接着剤を直接塗布してテープ側接着剤層205を形成し、このテープ側接着剤層205を剥離シートに積層する方法が挙げられる。また、剥離シートの剥離処理面上に接着剤を塗布してテープ側接着剤層205を形成し、このテープ側接着剤層205をマスキングテープ基材204に接着してもよい。
接着シート203は、スライドレール板201を車体に強固に接着し、位置ずれを起こしたりしないことが必要である。このため、本発明の実施形態のように、接着シート基材207の両面に接着剤層(第1接着剤層206と第2接着剤層208)が設けられた両面テープが好ましく用いられる(図4参照)。
接着シート基材207に特に制限はなく、両面テープの支持基材として従来より使用されているものの中から適宜選択される。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンおよび各種オレフィン系共重合体などのポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレートおよびポリエチレンナフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、フッ素系樹脂並びにこれらの樹脂の混合物または積層物からなるプラスチックシート、アルミニウムおよびステンレスなどの金属箔などが挙げられる。尚、後述するように、スライドレール板201の端面にも電着塗装を施す場合には、導電性がある支持基材が好ましく用いられる。
接着シート基材207には、この上に設けられる接着剤層との密着性を向上させるために、場合に応じて、酸化法または凹凸化法などの表面処理を施すことができる。酸化法としては、例えば、コロナ放電処理、クロム酸処理(湿式)、火炎処理、熱風処理またはオゾン若しくは紫外線による処理などが挙げられる。一方、凹凸化法としては、例えば、サンドブラスト法または溶剤処理法などが挙げられる。これらの表面処理法は、接着シート基材207の種類に応じて適宜選ばれる。例えば、接着シート基材207がプラスチックからなる場合には、一般に、効果や操作性などの点からコロナ放電処理法が好ましく用いられる。また、プライマー処理を施すこともできる。
接着シート基材207の厚みは、通常は50〜1500μmの範囲、好ましくは100〜1000μmの範囲で決められる。
第1接着剤層206と第2接着剤層208に使用される接着剤層としては、例えば、合成ゴム系接着剤、アクリル樹脂系接着剤、ポリビニルエーテル樹脂系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤またはシリコーン樹脂系接着剤などが挙げられる。
合成ゴム系接着剤の具体例としては、スチレンーブタジエンゴム、イソプチレンーイソプレンゴム、ポリイソブチレンゴム、ポリイソプレンゴム、スチレンーイソプレンブロック共重合体、スチレンーブタジエンブロック共重合体、スチレンーエチレンーブチレンブロック共重合体またはエチレンー酢醍ビニル熱可塑性エラストマーなどが挙げられる。
アクリル樹脂系接着剤の具体例としては、アクリル酸およびメタクリル酸などの(メタ)アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ー2ーエチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチルおよびメタクリル酸ブチルなどの(メタ)アクリル酸アルキルエステル、アクリル酸ー2ーヒドロキシエチル、アクリル酸ー2ーヒドロキシプロピル、アクリル酸酸ー3ーヒドロキシプロピル、アクリル酸ー3ーヒドロキシブチルおよびアクリル酸ー4ーヒドロキシブチルなどの水酸基含有(メタ)アクリル酸アルキルエステル、並びに、必要に応じて、酢酸ビニルおよびプロピオン酸ビニルなどのビニルエステル、スチレン、ビニルピリジン、アクリロニトリルおよびメタクリロニトリルなどの共重合性単量体の2種以上の単量体の共重合体などが挙げられる。
ポリビニルエーテル樹脂系接着剤の具体例としては、ポリビニルエーテルまたはポリビニルイソブチルエーテルなどが挙げられる。
シリコーン樹脂系接着剤の具体例としては、ジメチルポリシロキサンなどが挙げられる。
上記の接着剤のうち、耐候性などの点から、アクリル樹脂系接着剤とシリコーン樹脂系接着剤が好ましい。特に、アクリル系共重合体を、イソシアナート系架橋剤、エポキシ系架橋剤およびキレート系架橋剤などの架橋剤で架橋させて得られる、アクリル樹脂系接着剤が好ましく用いられる.
また、上記接着剤層には、必要に応じて、粘着付与剤、軟化剤、老化防止剤、填料または染料および顔料などの着色剤などを配合することができる。
粘着付与剤としては、例えば、ロジン系樹脂、テルペンフェノール樹脂、テルペン樹脂、芳香族炭化水素変性テルペン樹脂、石油樹脂、クマロン・インデン樹脂、スチレン系樹脂、フェノール系樹脂またはキシレン樹脂などが挙げられる。
軟化剤としては、例えば、プロセスオイル、液状ゴムまたは可塑剤などが挙げられる。
填料としては、例えば、シリカ、タルク、クレーまたは炭酸カルシウムなどが挙げられる。
第1接着剤層206と第2接着剤層208の厚みは、特に制限されるものではないが、通常はそれぞれ5〜200μmであればよく、好ましくはそれぞれ10〜100μmである。
スライドレール板201の端面にも防錆性などの観点で電着塗装を施す場合には、金属粒子および導電性高分子材料などの導電性物質を、第1接着剤層206と第2接着剤層208に含有し、前述の導電性を有する接着シート基材207と組み合わせて用いることが好ましい。
尚、第2接着剤層208の表面は、スライドレール部材101を車体に取り付けるまで、剥離シート(図示せず)で被覆しておくことが好ましい。また、第1接着剤層206の表面も、スライドレール板201に接着されるまでは同様の剥離シートで被覆しておくことが好ましい。これにより、これらの接着剤層の表面にゴミなどが付着して、接着力が低下するのを防ぐことができる。剥離シートは、特に限定されるものではなく、前述したマスキングテープ202に用いるものと同様のものが種々使用できる。
第1接着剤層206と第2接着剤層208は、接着シート基材207の表面に接着剤を直接塗布して形成することができる。また、上述の剥離シートの剥離剤層が設けられている上に接着剤を塗布し、接着剤層を形成した後、この面を接着シート基材に接着し、次いで、剥離シートを剥がすことによって形成してもよい。接着剤の塗布方法は、特に制限されるものではなく、種々の方法を用いることができる。例えば、エアーナイフコーター、プレードコーター、バーコーター、グラビアコーター、ロールコーター、ロールナイフコーター、カーテンコーター、ダイコーター、ナイフコーター、スクリーンコーター、マイヤーバーコーターまたはキスコーターなどが挙げられる。接着シートは、スライドレール板を車体上に固定させるものであるため、後述するせん断力が高いものが好ましい。
次に、本発明におけるスライドレール部材の製造方法について述べる。
スライドレール部材は、スライドレール板の一方の主面に、マスキングテープおよび接着シートのいずれか一方を設ける第1の工程と、スライドレール板の他方の主面に、マスキングテープおよび接着シートのうち第1の工程で設けられなかった方を設けて、マスキングテープ、スライドレール板および接着シートからなる積層体を形成する第2の工程と、積層体を所定形状に加工する第3の工程とを有する。本発明の実施形態では、スライドレール板201の一方の主面にマスキングテープ202を、スライドレール板201の他方の主面に接着シート203をそれぞれ設け、次いで、この積層物を所定の形状に加工することでスライドレール部材101を製造できる。
まず、接着シート203の第1接着剤層206の上に設けられた剥離シート(図示せず)を剥がし、ラミネート機などを用いて、スライドレール板201の一方の主面に第1接着剤層206を接着する(第1の工程)。次いで、マスキングテープ202のテープ側接着剤層205の上に設けられた剥離シート(図示せず)を剥がし、スライドレール板201の他方の主面にテープ側接着剤層205を接着する(第2の工程)。これにより、上記の積層物が得られる。尚、第1接着剤層206とテープ側接着剤層205を接着する順序は上記と逆でもよい。また、同時に行ってもよい。
次に、得られた積層物を、車両のスライドドアを支持するローラの走行路上に設けられるのに適した形状に加工する(第3の工程)。本発明においては、打ち抜き法によって形成された平板形状に加工することが好ましい。例えば、カット装置などを用いて、積層物を図3の形状に打ち抜くことにより、スライドレール部材101とすることができる。この方法によれば、積層物に与える機械的・化学的ダメージを最小限にして加工することができる。尚、打ち抜き法以外にも、例えば、レーザなどを用いて平板形状に加工してもよい。また、プレス加工などによって立体形状に加工してもよい。
上記のようにして得られたスライドレール部材101は、スライドドア2が装着される前の所定位置に取り付けることができる。スライドレール部材101の取り付けは、具体的には、第2接着剤層208上に設けられた剥離シート(図示せず)を剥がし、この部分を車体に接着することによって行う。
本発明によるスライドレールの装着方法によれば、車体4に取り付ける前のスライドレール部材101には予め接着シート203およびマスキングテープ202が設けられているので、スライドレールを取り付けてからマスキングテープの位置合わせを行う必要がない。したがって、作業を短時間で行うことができ、作業者が指を切創するといった危険性を低減できる。また、マスキングテープ202の除去は塗装後に行うので、スライドレール板201に塗料が付着するのを防ぐことができる。これにより、スライドレール板201の上をローラ3が転動する際に、剥がれた塗膜によって、異音や錆が発生したり、スライドドア2の開閉が困難になったり、開閉時にスライドドア2が振動したりするなどの不具合をなくすことが可能となる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々変形して実施することができる。例えば、上記実施の形態では、スライドレール部材を下部スライドレールに適用する場合について述べた。しかし、本発明は、これに限られるものではなく、車両の所定位置に装着されるスライドレールであれば同様の効果が得られる。
以下に、本発明の実施例を述べる。
<接着シート(1)の作製>
温度計、攪拌機、還流冷却管および窒素ガス導入管を備えた反応装置に、アクリル酸ブチルを50質量部、アクリル酸ー2ーエチルヘキシルを28質量部、酢酸ビニルを15質量部、アクリル酸を7質量部および酢酸エチルを100質量部仕込み、アゾビスイソブチロニトリルの開始剤の存在下で共重合させて、重量平均分子量80万のアクリル樹脂系感圧性接着剤を得た。
次いで、上質紙からなる剥離基材の片面に、剥離剤としてシリコーン樹脂を塗布して剥離剤層を形成し、得られた剥離シート(リンテック株式会社製、商品名:8K)の剥離剤層の上に、上記のアクリル樹脂系感圧性接着剤100質量部に対してイソシアナート系架橋剤(日本ポリウレタン株式会社製、商品名:コロネートL)を1質量部添加した混合物を、乾燥後の厚みが60μmとなるようにロールナイフコーターで塗布し乾燥させて、第1接着剤層を形成した。
接着シート基材として、コロナ処理を施した厚みが500μmの発泡ポリエチレンシート(積水化学工業社製、商品名:ボラーラXL−H# 07005 クロ)を用い、第1接着剤層の上に、この発泡ポリエチレンシートを貼り合わせた。次に、発泡ポリエチレンシートの反対側の主面に、上記と同様にして、上記と同じ感圧性接着剤を用い、乾燥後の厚みが60μmとなる第2接着剤層を形成した。その後、得られた接着シートのせん断力を試験した。
まず、温度23℃、湿度50%の環境下で、接着シートを幅15mm、長さ100mmの大きさに切断し、次いで、第1接着剤層面に、厚みが1.0mmで同じ大きさのSUS製スライドレール板を貼着した。次に、この積層体を他のSUS製板に貼り付けた。このとき、接着部分の面積を15mm×15mmとした。上記のようにして作製した試験片を、温度23℃、湿度50%の環境下で24時間放置した後、同じ環境下で引張り試験機を用いて引張強度300mm/分で接着シートのせん断力を測定した。その結果、得られた値は251N/15mmであった。
<接着シート(2)の作製>
接着シート基材として、厚みが200μmのアルミニウム箔を用い、この一方の主面に、接着剤にニッケルフレークが含有された導電性感圧性接着剤層(スリオンテック株式会社製、商品名:No.5060、厚さ80μm)をラミネートした。これにより、アルミニウム箔の一方の主面に、導電性の第1接着剤層が形成された。同様にして、上記導電性感圧接着剤層を用い、アルミニウム箔の他方の主面にも、第2接着剤層を形成した。得られた接着シートのせん断力を実施例1と同様にして測定したところ、283N/15mmであった。
<マスキングテープの作製>
マスキングテープ基材として、厚みが100μm、マシン方向の引裂強度が210mN/15mm、クロスマシン方向の引裂強度が250mN/15mm、融点が250℃であって、片面がサンドブラスト加工されたポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ株式会社製、商品名:マットルミラー♯100)を準備した。尚、引裂強度は、JIS P8112に準拠して測定したものである。
また、シリコーン系感圧性接着剤として、付加型シリコーン感圧性接着剤(東レダウコーニング社製、商品名:SD−4580)55質量部に、付加型シリコーン感圧性接着剤(東レダウコーニング社製、商品名:SD−4584)45質量部、触媒(東レダウコーニング社製、商品名:SRX212)1.8質量部を配合したものを準備した。
次に、マスキングテープ基材のサンドブラスト加工がされていない面に、シリコーン系感圧性接着剤を塗布後の厚みが20μmとなるように塗布し、150℃で1分間乾燥して感圧性接着剤層を形成した。得られた積層体を、マスキングテープ基材のマシン方向が長手方向に、クロスマシン方向が幅方向になるようにして、幅200mm、長さ1200mmに切断してマスキングテープとした。マスキングテープの可視光透過率およびヘイズは、JIS K6714に準じて基材側から測定した。その結果、可視光線透過率は84%であり、ヘイズは83%であった。また、粘着力の測定は、次のようにして行った。すなわち、マスキングテープをステンレス板に貼付して1時間放置後、180℃の恒温層内で1時間加熱してから、室温にて1時間放置した。その後、JIS Z0237に準じて、180度引き剥がし法で測定したところ、粘着力の値は6.5N/15mmであった。
実施例1.
スライドレール板として、厚み1.2mm、幅16cm、長さ110cmのステンレス板(TUS 430M)を用い、一方の主面に上記のマスキングテープをラミネーターで貼り付けた。次いで、ステンレス板の他方の主面に、接着シート(1)を第1接着剤層を介してラミネーターで貼り付けた。次に、この積層体をプレスカット機で先端部が湾曲した平板形状(図4と同様の形状、尚、部材幅a:13mm、長さb:100cm、幅c:15cm)に打ち抜き、スライドレール部材を作製した。
塗装前のワンボックスカーの後部スライドドアの下部スライドレールが設けられる位置に、得られたスライドレール部材を第2接着剤層を介して貼り付けた。その後、車体に電着塗装と外装塗装を施し、塗膜を乾燥させてから、スライドレール部材のマスキングテープを剥離した。マスキングテープは途中で切れることなく剥離できた。また、車体のドアレール部にスライドレールが容易に形成できた。
実施例2.
スライドレール板として、厚み1.2mm、幅16cm、長さ110cmのステンレス板(TUS 430M)を用い、一方の主面に接着シート(2)を第1接着剤層を介してラミネーターで貼り付けた。次いで、ステンレス板の他方の主面に、上記のマスキングテープをラミネーターで貼り付けた。次に、この積層体をプレスカット機で先端部が湾曲した平板形状(実施例1と同形状)に打ち抜き、スライドレール部材を作製した。
塗装前のワンボックスカーの後部スライドドアの下部スライドレールが設けられる位置に、得られたスライドレール部材を第2接着剤層を介して貼り付けた。その後、車体に電着塗装と外装塗装を施し、塗膜を乾燥させてから、スライドレール部材のマスキングテープを剥離した。マスキングテープは途中で切れることなく剥離できた。また、本実施例においては、スライドレール板の側面にも電着塗装が施されていた。
本実施の形態のスライドレール部材が適用される車両のスライドドア付近の模式図である。 図1の部分Aの拡大図である。 本発明の実施形態におけるスライドレール部材の平面図である。 本発明の実施形態のスライドレール部材の部分断面図である。
符号の説明
1 スライドレール
2 スライドドア
3 ローラ
4 車体
5 座席
101 スライドレール部材
201 スライドレール板
202 マスキングテープ
203 接着シート
204 マスキングテープ基材
205 テープ側接着剤層
206 第1接着剤層
207 接着シート基材
208 第2接着剤層

Claims (8)

  1. 車両のスライドドアを支持するローラの走行路上に設けられるスライドレールの装着方法であって、
    スライドレール板と、前記スライドレール板の一方の主面に設けられたマスキングテープと、前記スライドレール板の他方の主面に設けられた接着シートとを有するとともに、所定形状に加工されたスライドレール部材を、車体の塗装を行う前に、前記接着シートを介して前記車体に装着する工程と、
    前記車体の塗装を終えた後に、前記マスキングテープを剥離してスライドレールとする工程とを備えることを特徴とするスライドレールの装着方法。
  2. 前記所定形状は、打ち抜き法によって形成された平板形状であることを特徴とする請求項1に記載のスライドレールの装着方法。
  3. 車両のスライドドアを支持するローラの走行路上に設けられるスライドレール部材であって、
    スライドレール板と、
    前記スライドレール板の一方の主面に設けられたマスキングテープと、
    前記スライドレール板の他方の主面に設けられた接着シートとからなる積層体を有することを特徴とするスライドレール部材。
  4. 前記積層体は、打ち抜き法によって形成された平板形状であることを特徴とする請求項3に記載のスライドレール部材。
  5. 前記接着シートは、接着シート基材の両面に接着剤層が設けられた構造を有することを特徴とする請求項3または4に記載のスライドレール部材。
  6. 前記接着シートが導電性であることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のスライドレール部材。
  7. 車両のスライドドアを支持するローラの走行路上に設けられるスライドレール部材の製造方法であって、
    スライドレール板の一方の主面に、マスキングテープおよび接着シートのいずれか一方を設ける第1の工程と、
    前記スライドレール板の他方の主面に、マスキングテープおよび接着シートのうち前記第1の工程で設けられなかった方を設けて、マスキングテープ、スライドレール板および接着シートからなる積層体を形成する第2の工程と、
    前記積層体を所定形状に加工する第3の工程とを有することを特徴とするスライドレール部材の製造方法。
  8. 前記第3の工程は、前記積層体を打ち抜き法によって平板形状に加工する工程であることを特徴とする請求項7に記載のスライドレール部材の製造方法。
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