JP4781237B2 - エッジコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、エッジコネクタに関するものである。
従来、プリント回路基板等の基板の側端、すなわち、エッジ部をプラグ部分として直接挿入して嵌(かん)合させる形式の直接型コネクタとして、エッジコネクタが使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
図14は従来のエッジコネクタを示す斜視図である。
図に示されるように、エッジコネクタは、合成樹脂等の絶縁性材料から成るハウジング801と、金属等の導電性材料から成り、前記ハウジング801に保持される複数の端子802とを有する。そして、ハウジング801の下面からは端子802の接触部803が下向きに突出している。また、810はプリント回路基板等の基板であり、エッジ部に複数の接続電極811が配設されている。なお、tは基板810の厚さである。
この場合、ハウジング801の中央部には、端子802の配列方向に延在し、ハウジング801を厚さ方向に貫通する角孔(あな)804が形成されている。そして、該角孔804には上方から基板810の厚さtよりも大きな厚さwを備えるスペーサ805が挿入され、該スペーサ805の先端は、ハウジング801の下面から突出して両側の端子802の接触部803同士の間に押込まれた状態となっている。そのため、対向する接触部803は、スペーサ805の先端によって押広げられ、その間隔は、基板810の厚さtよりも大きなw以上となっている。
図に示されるように、スペーサ805によって接触部803が押広げられた状態で、基板810が下方から接触部803の間に挿入される。この場合、対向する接触部803は、その間隔が基板810の厚さtよりも大きいので、挿入される基板810に当接して座屈したり、変形したりすることがない。また、スペーサ805は、挿入される基板810によって押上げられる。そのため、前記接触部803は、相互の間に押込まれていたスペーサ805がなくなるので、それ自体が備えるばね力によって相互の間隔を狭めるように変形し、基板810を両側から挟込む。これにより、エッジコネクタは基板810に固定される。また、接触部803は、それ自体が備えるばね力によって接続電極811に押圧した状態となり、電気的に確実に接続される。
特開平4−126383号公報
しかしながら、前記従来のエッジコネクタにおいては、スペーサ805によって端子802の接触部803が押広げられた状態で保持されているので、接触部803にあらかじめ付与される予圧としてのプリロードを適切に保持することが困難である。すなわち、スペーサ805が基板810の厚さtよりも大きな厚さwを備えるので、接触部803の間隔は、基板810の厚さtよりも相当大きくなってしまう。そのため、例えば、エッジコネクタが倉庫に保管される場合のように、接触部803が押広げられた状態で長期間に亘(わた)り保持されると、クリープ変形が生じ、接触部803は、間隔が大きな状態から元の形状に適切に復帰することができず、十分な力で基板810を両側から挟込むことができなくなってしまう。その結果、接触部803と基板810の接続電極811との電気的接続状態が不確実なものになる可能性が高くなる。
また、基板810を挿入する際に、スペーサ805が接触部803同士の間から抜出るまでは接続電極811に接触部803が当接しないので、移動する接続電極811に接触部803が当接することによって発生するワイピング効果、すなわち、接続電極811の汚れ、異物等が接触部803に擦られて除去される効果が発揮されなくなってしまう。そのため、接触部803と基板810の接続電極811との電気的接続状態が不確実なものになる可能性が更に高くなる。
本発明は、前記従来のエッジコネクタの問題点を解決して、対向する端子の接触部の間隔が挿入される基板の厚さよりわずかに狭くなるように端子を保持するプリロードキャップを取外し可能に取付けることによって、端子に付与されるプリロードを適切な大きさに保持することができ、長期間放置しても端子にクリープ変形が生じることがなく、端子が十分力を発揮して基板の接続電極を挟持することができ、基板の挿入作業の際に端子から受ける抵抗が減少して挿入作業が容易となり、端子の変形及び損傷が発生することがなく、ワイピング効果によって端子の接触部と接続電極との電気的接続状態が良好で耐久性の高いエッジコネクタを提供することを目的とする。
そのために、本発明のエッジコネクタにおいては、相手側コネクタと嵌合するコネクタ本体と、該コネクタ本体から延出し、基板の両面に配設された接続電極に当接する接触部を含む端子とを有するエッジコネクタであって、前記コネクタ本体は、取外し可能なプリロードキャップを取付けるキャップ取付部を備え、前記接触部は互いに対向する列を成すように配列され、両側の接触部同士の間隔は、初期状態において、前記基板の厚さより小さく、前記プリロードキャップを取付けた状態において、初期状態より大きく、かつ、前記基板の厚さより小さく、前記キャップ取付部は、前記接触部の一方の列の外側及び前記接触部の他方の列の外側においてコネクタ本体の基板側の面に形成された凹部であり、前記プリロードキャップは、互いに同様の構造を備える第1プリロードキャップ及び第2プリロードキャップであって、前記接触部の一方の列に対応する第1プリロードキャップと、前記接触部の他方の列に対応する第2プリロードキャップとから成り、前記第1プリロードキャップは第1取付突起を備え、前記第2プリロードキャップは第2取付突起を備え、前記第1プリロードキャップ及び第2プリロードキャップは、前記第1取付突起が前記接触部の一方の列の外側に形成された前記凹部に挿入されるとともに、前記第2取付突起が前記接触部の他方の列の外側に形成された前記凹部に挿入されて、互いに向き合せた状態で前記コネクタ本体に取付けられる
本発明の他のエッジコネクタにおいては、さらに、前記接触部は先端に係止部を備え、前記プリロードキャップは端子保持部を備え、前記プリロードキャップを取付けた状態において、前記係止部は端子保持部に係止される。
本発明の更に他のエッジコネクタにおいては、さらに、前記第1プリロードキャップ及び第2プリロードキャップは、向き合せた状態で、前記接触部の互いに対向する列の外側を覆う筒を形成する。
本発明の更に他のエッジコネクタにおいては、さらに、前記コネクタ本体に取付けられたプリロードキャップのコネクタ本体からの延出量は、前記接触部のコネクタ本体からの延出量よりも長い。
本発明の更に他のエッジコネクタにおいては、さらに、前記プリロードキャップは、前記コネクタ本体に取付けられた状態で、基板を挿入可能な基板挿入開口を形成し、該基板挿入開口に基板が挿入され、両側の接触部同士の間隔が基板の挿入によって広げられると、前記コネクタ本体から取外し可能となる。
本発明によれば、エッジコネクタは、対向する端子の接触部の間隔が挿入される基板の厚さよりわずかに狭くなるように端子を保持するプリロードキャップを取外し可能に取付けるようになっている。これにより、端子に付与されるプリロードを適切な大きさに保持することができ、長期間放置しても端子にクリープ変形が生じることがなく、端子が十分力を発揮して基板の接続電極を挟持することができ、基板の挿入作業の際に端子から受ける抵抗が減少して挿入作業が容易となり、端子の変形及び損傷が発生することがなく、ワイピング効果によって端子の接触部と接続電極との電気的接続状態が良好で耐久性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるエッジコネクタを基板に実装した状態を示す第1の斜視図、図2は本発明の実施の形態におけるエッジコネクタを基板に実装した状態を示す第2の斜視図、図3は本発明の実施の形態におけるエッジコネクタを基板に実装した状態を示す第3の斜視図、図4は本発明の実施の形態におけるエッジコネクタを基板に実装した状態を示す横断面図であり図1におけるX−X矢視断面図である。
図において、1は本実施の形態におけるエッジコネクタとしてのコネクタであり、基板101の一側端(図における上側端)、すなわち、エッジ部が挿入される状態で前記基板101に実装される。該基板101は、例えば、コンピュータ等の電子機器、家庭電化製品等の電気機器等に使用されるプリント回路基板や、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)等と称される平板状ケーブルであり、いかなる種類のものであってもよいが、ここでは、プリント回路基板であるものとして説明する。そして、前記基板101の両面には、上側のエッジ部に沿って所定のピッチで配列された複数の接続電極151が露出している。該接続電極151は、基板101の図示されない導電トレースと導通している。なお、前記接続電極151のピッチ及び数は適宜設定することができる。
また、本実施の形態において、コネクタ1及びその他の部材に含まれる各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、コネクタ1及びその他の部材に含まれる各部が図に示される姿勢である場合に適切であるが、コネクタ1及びその他の部材に含まれる各部の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
ここで、前記コネクタ1は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されたコネクタ本体としてのハウジング11と、導電性を備える金属によって形成され、ハウジング11に装填(てん)された複数の端子51とを有する。前記ハウジング11は、基板101のエッジ部に沿って延在する断面が矩(く)形の細長い棒状の部材であり、基板101と反対側(図における上側)に延出するように一体的に形成された嵌合部12を有する。該嵌合部12は、後述される相手側コネクタ201と嵌合する部分であり、該相手側コネクタ201の嵌合凸部212が嵌入される嵌合凹部13を備える。該嵌合凹部13は、嵌合部12における基板101と反対側の面、すなわち、上面に開口する断面矩形の細長い溝状の凹部である。
そして、前記嵌合凹部13の内壁に沿って端子51が配設されている。図4に示されるように、ハウジング11及び嵌合部12を上下方向に貫通する端子収容溝16が複数形成され、該端子収容溝16の各々に各端子51が収容されて装填される。前記端子収容溝16のピッチ及び数は、基板101の接続電極151のピッチ及び数に対応するように、適宜変更することができる。なお、必ずしもすべての端子収容溝16に端子51が装填される必要はなく、基板101の接続電極151の配列に対応させて、端子51を適宜省略することができる。
なお、図1〜3においては、図示の都合上、複数の端子51及び接続電極151のうち、基板101の幅方向における両側に近い範囲に位置するいくつかのみが描画され、その他の描画が省略されている。
また、前記ハウジング11は、基板101側(図における下側)の両側端から外方に延出してハウジング11の長手方向に延在するように一体的に形成されたフランジ部14、及び、基板101側の端面の長手方向端部近傍において基板101側に延出するように一体的に形成されたガイド部15を有する。該ガイド部15は、基板101の幅方向(図1〜3における左右方向)の両端とハウジング11との位置関係を規定する部材であり、基板101のエッジ部における幅方向の両端縁に当接する。また、両側のガイド部15は、ハウジング11の長手方向に延出するように一体的に形成された第1延出部15a及び第2延出部15bを、各々、備える。ここでは、図2及び3に示されるように、第1延出部15aの延出量が第2延出部15bの延出量よりも大きくなっているが、第1延出部15a及び第2延出部15bの延出量は適宜変更することができる。そして、前記第1延出部15a及び第2延出部15bは、基板101のエッジ部の両面における幅方向の両端近傍に当接し、ハウジング11に対する基板101の厚さ方向の位置関係を規定する。このように、ガイド部15は、基板101の幅方向の両端をガイドし、ハウジング11に対する基板101の幅方向及び厚さ方向の位置関係を規定する。
さらに、前記ハウジング11は、基板101側の端面に形成された長手方向に延在するキャップ取付部17を備える。該キャップ取付部17は、端子収容溝16よりも外側に形成された溝状の凹部であり、後述されるプリロードキャップ21の取付突起22が挿入される。
そして、前記端子51は、図4に示されるように、上下方向に直線状に延在し、端子収容溝16に固定される本体部の下端に一体的に接続され、ハウジング11の基板101側の端面より下方に延出する接触部52、及び、前記本体部の上端に一体的に接続され、嵌合凹部13内において相手側コネクタ201の相手側端子254と接触する相手側用接触部53を有する。なお、前記接触部52は互いに対向する列を成すように配列されている。また、前記相手側用接触部53も同様である。
ここで、該相手側用接触部53は傾斜部53a及び凸部53bを備える。前記傾斜部53aは、本体部の下端からハウジング11の厚さ方向中心に向けて斜め下方に延在するように傾斜する部分である。また、前記凸部53bは、傾斜部53aの先端に接続され、相手側コネクタ201の相手側端子254に当接する部分である。コネクタ1に相手側コネクタ201が嵌合された状態では、両側の凸部53bの間隔が押広げられ、主として傾斜部53a及び本体部における傾斜部53aとの接続部分が弾性的に変形することによって発生する付勢力により、凸部53bが相手側端子254に押圧する。
また、前記接触部52は、全体として山形又はへ字状の形状を備え、第1傾斜部52a、凸部52b、第2傾斜部52c及び係止部52dを含んでいる。前記第1傾斜部52aは、本体部の下端からハウジング11の厚さ方向中心に向けて斜め下方に延在するように傾斜する部分である。また、前記第2傾斜部52cは、第1傾斜部52aの先端に接続され、該第1傾斜部52aと反対側に向けて傾斜する部分である。そして、前記凸部52bは、第1傾斜部52aと第2傾斜部52cとの接続部分であって、図に示される例においては、約90度に屈曲し、基板101の接続電極151に当接する部分である。また、前記係止部52dは、第2傾斜部52cの先端に接続され、初期状態においては、本体部とほぼ平行に延在し、プリロードキャップ21の端子保持部24に係止される部分である。
そして、図に示されるように、コネクタ1を基板101に実装した状態では、両側の凸部52bの間隔が押広げられ、主として第1傾斜部52a及び本体部における第1傾斜部52aとの接続部分が弾性的に変形することによって発生する付勢力により、凸部52bが接続電極151に押圧する。これにより、端子51と接続電極151との電気的接続状態が確実に維持される。また、両側の接触部52が基板101を挟込むことによって、コネクタ1を基板101に実装した状態が維持される。なお、必要に応じて、端子51と接続電極151とをはんだ付等の固着手段によって固着することもできる。この場合、端子51と接続電極151との電気的接続状態が確実に維持されるとともに、コネクタ1の基板101への実装状態もより確実に維持される。
次に、プリロードキャップ21の構成について説明する。
図5は本発明の実施の形態におけるエッジコネクタにプリロードキャップを取付ける前の状態を示す横断面図、図6は本発明の実施の形態におけるエッジコネクタにプリロードキャップを取付けた後の状態を示す横断面図である。
図に示されるように、コネクタ1には第1プリロードキャップ21A及び第2プリロードキャップ21Bが取付けられる。なお、本実施の形態において、第1プリロードキャップ21Aと第2プリロードキャップ21Bとは同様の構造を有するので、第1プリロードキャップ21Aに属するものに「第1」の呼称を付すとともに符号の末尾に「A」の文字を追加し、第2プリロードキャップ21Bに属するものに「第2」の呼称を付すとともに符号の末尾に「B」の文字を追加することによって識別を行うこととする。なお、第1プリロードキャップ21Aに属するものと第2プリロードキャップ21Bに属するものとを識別することなく説明する場合には、「第1」及び「第2」の呼称並びに「A」及び「B」の文字を省略することとする。
第1プリロードキャップ21A及び第2プリロードキャップ21Bは、ハウジング11の長手方向(図5及び6における図面に垂直な方向)に延在する細長い長方形状の本体部を備え、該本体部の長手方向両端には本体部と直交する方向に延在する第1端壁部23A及び第2端壁部23Bが、各々、接続されている。そして、前記第1プリロードキャップ21A及び第2プリロードキャップ21Bは、図6に示されるように、向き合せた状態でハウジング11の長手方向に延在する横断面が細長い矩形の四角筒を形成する。また、第1プリロードキャップ21A及び第2プリロードキャップ21Bがコネクタ1に取付けられた状態において、前記四角筒の細長い一対の側壁となる本体部は、ハウジング11の長手方向に沿って配列された両側の端子51の接触部52の外側を覆うようになっている。また、前記四角筒の短い一対の側壁となる端壁部23は、両端のガイド部15の外側を覆うようになっている。そして、第1プリロードキャップ21Aと第2プリロードキャップ21Bとの間に、細長い長方形状の基板挿入開口26が形成される。また、端壁部23のコネクタ1と反対側(図5及び6における左側)の内側端には、基板101の端部を基板挿入開口26内にガイドする傾斜面27が形成されている。
なお、プリロードキャップ21の本体部の端子51の延在方向(図6における左右方向)に関する長さ、すなわち、コネクタ1に取付けられた状態におけるプリロードキャップ21のハウジング11の端面からの延出量は、端子51の接触部52のハウジング11の端面からの延出量よりも長くなっている。そのため、端子51の接触部52は、プリロードキャップ21によって保護され、コネクタ1の保管及び搬送時において、オペレータの手指、工具、周囲の他の装置等に接触して損傷を受けることがない。
また、プリロードキャップ21は、本体部のコネクタ1側(図5及び6における左側)の端面からコネクタ1方向に延出して本体部の長手方向に延在するように一体的に形成された取付突起22を有する。そして、該取付突起22がハウジング11のキャップ取付部17に挿入されることによって、プリロードキャップ21はコネクタ1のハウジング11に取付けられる。
さらに、プリロードキャップ21は、本体部のコネクタ1と反対側の内側端から厚さ方向中心に向けて延出して本体部の長手方向に延在するように一体的に形成された端子保持部24を有する。また、該端子保持部24には、端子51の延在方向に延在して端子保持部24を貫通する端子挿入孔(こう)25が形成されている。そして、プリロードキャップ21がコネクタ1に取付けられた状態において、端子51の接触部52の係止部52dは、前記端子挿入孔25に挿入されて端子保持部24に係止される。この場合、該端子保持部24の厚さ方向中心に向けて延出量は、両側の接触部52の凸部52b同士の間隔が、図5に示されるような初期状態における値T1よりもやや大きな値T2となるように設定されている。
また、第1端子保持部24Aと第2端子保持部24Bとの間隔は、後述される基板101の厚さの値txよりも大きくなるように設定されている。これにより、基板挿入開口26の厚さ方向の寸法が基板101の厚さの値txよりも大きくなるので、基板101を容易に挿入することができる。
そして、プリロードキャップ21をコネクタ1に取付ける場合、図5に示されるように、第1プリロードキャップ21A及び第2プリロードキャップ21Bを別個に順次取付けることができる。まず、オペレータは、第1プリロードキャップ21Aをコネクタ1に対して、矢印P1で示されるように、相対的に移動させる。そして、第1取付突起22Aをハウジング11の上側のキャップ取付部17に挿入するとともに、上側の端子51の係止部52dを第1端子挿入孔25Aに挿入して第1端子保持部24Aに係止させる。続いて、オペレータは、手指等によって第2プリロードキャップ21Bを把持し、コネクタ1に対して、矢印P2で示されるように移動させる。そして、第2取付突起22Bをハウジング11の下側のキャップ取付部17に挿入するとともに、下側の端子51の係止部52dを第2端子挿入孔25Bに挿入して第2端子保持部24Bに係止させる。なお、ここでは、第1プリロードキャップ21Aを先に取付ける場合について説明したが、第2プリロードキャップ21Bを先に取付けることもできる。
これにより、プリロードキャップ21は、図6に示されるように、コネクタ1に取付けられる。この場合、前述のように、係止部52dが端子保持部24に係止されることによって、両側の凸部52b同士の間隔が初期状態における値T1よりもやや大きな値T2となるように広げられる。そのため、主として第1傾斜部52a及び本体部における第1傾斜部52aとの接続部分が弾性的に変形することによって発生する付勢力により、両側の係止部52dが第1端子保持部24A及び第2端子保持部24Bを挟込んだ状態となる。したがって、プリロードキャップ21のコネクタ1への取付が端子51の発生する付勢力によって確実に維持される。
また、端子51の側から観ると、係止部52dが端子保持部24に係止されることによって、主として第1傾斜部52a及び本体部における第1傾斜部52aとの接続部分が弾性的に変形させられるような負荷が予圧、すなわち、プリロードとして端子51に付与された状態となっている。この場合、両側の凸部52b同士の間隔のT2は、基板101の厚さの値txよりも小さく設定されている。そのため、プリロードキャップ21を取付けて端子51にプリロードを付与した状態においては端子51の変形量が小さいので、長期間放置しても端子51にクリープ変形が生じることがない。したがって、前述のように端子51を保護する機能を備えるプリロードキャップ21を取付けた状態でコネクタ1を長期間に亘って保管しても、端子51は、クリープ変形が生じることなく、十分な弾性力を維持することができる。
次に、コネクタ1を基板101に実装する動作について説明する。
図7は本発明の実施の形態におけるエッジコネクタに取付けたプリロードキャップに基板を挿入する前の状態を示す斜視図、図8は本発明の実施の形態におけるエッジコネクタに取付けたプリロードキャップに基板を挿入した状態を示す斜視図、図9は本発明の実施の形態におけるエッジコネクタに取付けたプリロードキャップに基板を挿入した状態を示す横断面図であり図8におけるY−Y矢視断面図、図10は本発明の実施の形態におけるエッジコネクタからプリロードキャップを取外した状態を示す斜視図である。
まず、オペレータは、プリロードキャップ21が取付けられたコネクタ1に対して基板101を相対的に移動させ、第1プリロードキャップ21A及び第2プリロードキャップ21Bが向き合った状態で形成する横断面が細長い矩形の四角筒内に基板101の接続電極151が配設されている側のエッジ部を挿入する。なお、図7に示される例においては、基板101のエッジ部の一端に矩形状の切欠部111が形成されている。該切欠部111は、ハウジング11のガイド部15の端縁に当接して、基板101の端子51間への挿入量を規定する。なお、前記切欠部111は、基板101のエッジ部の両端に形成してもよいし、省略してもよい。
この場合、プリロードキャップ21の端壁部23に形成された傾斜面27によって基板101のエッジ部の両端がガイドされるので、基板101のエッジ部を前記四角筒内に容易に挿入することができる。そして、基板101をコネクタ1の方向に更に移動させると、基板101のエッジ部の両端近傍は、ハウジング11のガイド部15の第1延出部15a及び第2延出部15bによってガイドされる。これにより、ハウジング11に対する基板101の幅方向及び厚さ方向の位置関係が規定されるので、図8及び9に示されるように基板101の挿入が完了した段階で、基板101のエッジ部の両面に露出している接続電極151は、対応する端子51の接触部52に対向する位置に確実にセットされる。
そして、基板101の挿入が完了した状態で、図9に示されるように、基板101は、両側の端子51の接触部52間に進入し、該接触部52の凸部52b同士の間隔を押広げている。前述のように、係止部52dが端子保持部24に係止された状態では、両側の凸部52b同士の間隔のT2が基板101の厚さの値txよりも小さいので、基板101によって凸部52b同士の間隔が押広げられ、係止部52dが端子保持部24から離脱した状態となっている。
なお、基板挿入開口26の厚さ方向の寸法が基板101の厚さの値txよりも大きくなるように設定されているので、基板101を端子保持部24に当接させることなく、スムーズに挿入することができる。
また、両側の接触部52の凸部52b同士の間隔が初期状態における値T1よりも大きなT2となるように設定されている状態、すなわち、端子51にプリロードを付与した状態で、基板101が両側の接触部52間に進入するので、初期状態における接触部52間に進入するよりも、基板101が端子51から受ける抵抗が小さくなる。そのため、基板101の挿入作業を容易に行うことができる。また、基板101が端子51から受ける抵抗が小さいので、基板101が損傷することがない。同様に、端子51が基板101から受ける反力も小さいので、端子51が変形したり損傷を受けたりすることがない。
そして、基板101が両側の接触部52間に進入する際に、端子51が弾性的に変形することによって発生する付勢力により凸部52bが接続電極151に押圧した状態で、凸部52bに対して接続電極151が移動する。そのため、移動する接続電極151に凸部52bが押圧した状態で当接することによってワイピング効果が発生し、接続電極151の汚れ、異物等が凸部52bに擦られて除去される。同様に、凸部52bの汚れ、異物等も接続電極151に擦られて除去される。したがって、端子51と基板101の接続電極151との電気的接続状態が良好なものとなる。
さらに、前記付勢力によって凸部52bが接続電極151に押圧するので、端子51と接続電極151との電気的接続状態が確実に維持される。また、両側の接触部52が基板101を挟込むことによって、コネクタ1を基板101に実装した状態が維持される。この場合、端子51にクリープ変形が生じることなく、端子51が十分な弾性力を維持しているので、前記付勢力は十分に大きい。したがって、凸部52bが十分に大きな力で接続電極151に押圧し、両側の接触部52が十分に大きな力で基板101を挟込むこととなる。
続いて、オペレータは、プリロードキャップ21をコネクタ1から取外す。この場合、第1プリロードキャップ21Aをコネクタ1に対して、矢印P3で示されるように、相対的に移動させ、さらに、第2プリロードキャップ21Bをコネクタ1に対して、矢印P4で示されるように、相対的に移動させる。前述のように、凸部52b同士の間隔が押広げられ、係止部52dが端子保持部24から離脱した状態となっているので、端子51の発生する付勢力がプリロードキャップ21に作用しておらず、該プリロードキャップ21は自由に移動可能となっている。そのため、図10に示されるように、プリロードキャップ21をコネクタ1から容易に取外すことができる。
なお、端子51と接続電極151とをはんだ付によって固着する場合には、あらかじめ接続電極151の表面にはんだ層を形成しておき、図10に示されるように、プリロードキャップ21をコネクタ1から取外した後に、該コネクタ1と基板101とを加熱炉に収容するなどして、前記はんだをリフローさせる。これにより、端子51と基板101の接続電極151との電気的接続状態がより一層確実に維持されるとともに、コネクタ1の基板101への実装状態もより一層確実に維持される。
次に、相手側コネクタ201について説明する。
図11は本発明の実施の形態におけるエッジコネクタの相手側コネクタを示す第1の斜視図、図12は本発明の実施の形態におけるエッジコネクタの相手側コネクタを示す第2の斜視図、図13は本発明の実施の形態におけるエッジコネクタに相手側コネクタを嵌合した状態を示す横断面図である。
本実施の形態において、相手側コネクタ201は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成された相手側ハウジング211と、導電性を備える金属によって形成され、相手側ハウジング211に装填された複数の相手側端子254とを有する。前記相手側ハウジング211は、概略矩形の細長い棒状の部材であり、図12に示されるように、コネクタ1との嵌合面(図12における下側面)に細長い長方形状の嵌合開口214が形成され、該嵌合開口214内に配設された嵌合凸部212を備える。図13に示されるように、コネクタ1と相手側コネクタ201とが嵌合した状態において、前記嵌合開口214内にコネクタ1の嵌合部12が嵌入し、該嵌合部12内に嵌合凸部212が嵌入する。
そして、図11に示されるように、相手側ハウジング211は、嵌合面と反対側の面(図11における上側面)に開口する導線挿入開口213を備える。該導線挿入開口213内には、同軸ケーブル等の導線251の先端が収容されている。この場合、図13に示されるように、導線251の先端には導線用端子253が接続され、該導線用端子253が導線挿入開口213内に係合されている。また、前記導線用端子253は対応する相手側端子254に接続されており、これにより、各導線251は相手側端子254と電気的に接続される。
なお、図11及び12においては、図示の都合上、複数の導線251及び相手側端子254のうち、相手側コネクタ201の幅方向における両側に近い範囲に位置するいくつかのみが描画され、その他の描画が省略されている。
そして、図13に示されるように、コネクタ1と相手側コネクタ201とを嵌合させると、両側の相手側用接触部53間に嵌合凸部212が進入することによって、両側の凸部53bの間隔が押広げられ、主として傾斜部53a及び本体部における傾斜部53aとの接続部分が弾性的に変形することによって発生する付勢力により、凸部53bが相手側端子254に押圧する。そのため、端子51と相手側端子254との電気的接続状態が確実に維持される。また、両側の相手側用接触部53が嵌合凸部212を挟込むことによって、コネクタ1と相手側コネクタ201との嵌合状態が確実に維持される。
なお、該相手側コネクタ201は、必ずしも同軸ケーブル等の導線251が接続されるものでなくてもよく、例えば、FPC、FFC等の平板状ケーブルが接続されるものであってもよい。
このように、本実施の形態において、コネクタ1のハウジング11は、取外し可能なプリロードキャップ21を取付けるキャップ取付部17を備え、端子51の接触部52は互いに対向する列を成すように配列され、両側の接触部52同士の間隔は、初期状態において、基板101の厚さより小さく、プリロードキャップ21を取付けた状態において、初期状態より大きく、かつ、基板101の厚さより小さい。
これにより、端子51に付与されるプリロードを適切な大きさに保持することができ、長期間放置しても端子51にクリープ変形が生じることがない。したがって、端子51が十分な力を発揮して基板101を挟持することができる。また、該基板101の挿入作業の際に端子51から受ける抵抗が減少して挿入作業が容易となり、かつ、端子51の変形及び損傷が発生することがない。さらに、ワイピング効果によって端子51の接触部52と接続電極151との電気的接続状態が良好になる。
また、接触部52は先端に係止部52dを備え、プリロードキャップ21は端子保持部24を備え、プリロードキャップ21を取付けた状態において、係止部52dは端子保持部24に係止される。これにより、端子51は、プリロードが付与され、弾性的に変形する。また、プリロードキャップ21のコネクタ1への取付が、端子51の発生する付勢力によって確実に維持される。
さらに、プリロードキャップ21は、第1プリロードキャップ21Aと第2プリロードキャップ21Bとから成り、前記第1プリロードキャップ21A及び第2プリロードキャップ21Bは、互いに同様の構造を備え、向き合せた状態でハウジング11に取付けられる。したがって、プリロードキャップ21の構成が簡素化され、低コストで製造することができる。また、プリロードキャップ21の取付作業が容易となる。
さらに、第1プリロードキャップ21A及び第2プリロードキャップ21Bは、向き合せた状態で、接触部52の互いに対向する列の外側を覆う筒を形成する。また、ハウジング11に取付けられたプリロードキャップ21のハウジング11からの延出量は、接触部52のハウジング11からの延出量よりも長い。これにより、端子51の接触部52は、プリロードキャップ21によって保護され、コネクタ1の保管及び搬送時において、オペレータの手指、工具、周囲の他の装置等に接触して損傷を受けることがない。
さらに、プリロードキャップ21は、ハウジング11に取付けられた状態で、基板101を挿入可能な基板挿入開口26を形成し、該基板挿入開口26に基板101が挿入され、両側の接触部52同士の間隔が基板101の挿入によって広げられると、ハウジング11から取外し可能となる。これにより、基板101の挿入作業が容易となり、かつ、プリロードキャップ21の取付作業が容易となる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態におけるエッジコネクタを基板に実装した状態を示す第1の斜視図である。 本発明の実施の形態におけるエッジコネクタを基板に実装した状態を示す第2の斜視図である。 本発明の実施の形態におけるエッジコネクタを基板に実装した状態を示す第3の斜視図である。 本発明の実施の形態におけるエッジコネクタを基板に実装した状態を示す横断面図であり図1におけるX−X矢視断面図である。 本発明の実施の形態におけるエッジコネクタにプリロードキャップを取付ける前の状態を示す横断面図である。 本発明の実施の形態におけるエッジコネクタにプリロードキャップを取付けた後の状態を示す横断面図である。 本発明の実施の形態におけるエッジコネクタに取付けたプリロードキャップに基板を挿入する前の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態におけるエッジコネクタに取付けたプリロードキャップに基板を挿入した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態におけるエッジコネクタに取付けたプリロードキャップに基板を挿入した状態を示す横断面図であり図8におけるY−Y矢視断面図である。 本発明の実施の形態におけるエッジコネクタからプリロードキャップを取外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態におけるエッジコネクタの相手側コネクタを示す第1の斜視図である。 本発明の実施の形態におけるエッジコネクタの相手側コネクタを示す第2の斜視図である。 本発明の実施の形態におけるエッジコネクタに相手側コネクタを嵌合した状態を示す横断面図である。 従来のエッジコネクタを示す斜視図である。
符号の説明
1 コネクタ
11、801 ハウジング
12 嵌合部
13 嵌合凹部
14 フランジ部
15 ガイド部
15a 第1延出部
15b 第2延出部
16 端子収容溝
17 キャップ取付部
21 プリロードキャップ
21A 第1プリロードキャップ
21B 第2プリロードキャップ
22 取付突起
22A 第1取付突起
22B 第2取付突起
23 端壁部
23A 第1端壁部
23B 第2端壁部
24 端子保持部
24A 第1端子保持部
24B 第2端子保持部
25 端子挿入孔
25A 第1端子挿入孔
25B 第2端子挿入孔
26 基板挿入開口
27 傾斜面
27A 第1傾斜面
27B 第2傾斜面
51、802 端子
52、803 接触部
52a 第1傾斜部
52b、53b 凸部
52c 第2傾斜部
52d 係止部
53 相手側用接触部
53a 傾斜部
101、810 基板
111 切欠部
151、811 接続電極
201 相手側コネクタ
211 相手側ハウジング
212 嵌合凸部
213 導線挿入開口
214 嵌合開口
251 導線
253 導線用端子
254 相手側端子
804 角孔
805 スペーサ

Claims (5)

  1. (a)相手側コネクタと嵌合するコネクタ本体と
    (b)該コネクタ本体から延出し、基板の両面に配設された接続電極に当接する接触部を含む端子とを有するエッジコネクタであって、
    (c)前記コネクタ本体は、取外し可能なプリロードキャップを取付けるキャップ取付部を備え、
    (d)前記接触部は互いに対向する列を成すように配列され、
    (e)両側の接触部同士の間隔は、初期状態において、前記基板の厚さより小さく、前記プリロードキャップを取付けた状態において、初期状態より大きく、かつ、前記基板の厚さより小さく、
    (f)前記キャップ取付部は、前記接触部の一方の列の外側及び前記接触部の他方の列の外側においてコネクタ本体の基板側の面に形成された凹部であり、
    (g)前記プリロードキャップは、互いに同様の構造を備える第1プリロードキャップ及び第2プリロードキャップであって、前記接触部の一方の列に対応する第1プリロードキャップと、前記接触部の他方の列に対応する第2プリロードキャップとから成り、
    (h)前記第1プリロードキャップは第1取付突起を備え、前記第2プリロードキャップは第2取付突起を備え、
    (i)前記第1プリロードキャップ及び第2プリロードキャップは、前記第1取付突起が前記接触部の一方の列の外側に形成された前記凹部に挿入されるとともに、前記第2取付突起が前記接触部の他方の列の外側に形成された前記凹部に挿入されて、互いに向き合せた状態で前記コネクタ本体に取付けられることを特徴とするエッジコネクタ。
  2. (a)前記接触部は先端に係止部を備え、
    (b)前記プリロードキャップは端子保持部を備え、
    (c)前記プリロードキャップを取付けた状態において、前記係止部は端子保持部に係止される請求項1に記載のエッジコネクタ。
  3. 前記第1プリロードキャップ及び第2プリロードキャップは、向き合せた状態で、前記接触部の互いに対向する列の外側を覆う筒を形成する請求項に記載のエッジコネクタ。
  4. 前記コネクタ本体に取付けられたプリロードキャップのコネクタ本体からの延出量は、前記接触部のコネクタ本体からの延出量よりも長い請求項1に記載のエッジコネクタ。
  5. 前記プリロードキャップは、前記コネクタ本体に取付けられた状態で、基板を挿入可能な基板挿入開口を形成し、該基板挿入開口に板が挿入され、両側の接触部同士の間隔が基板の挿入によって広げられると、前記コネクタ本体から取外し可能となる請求項1に記載のエッジコネクタ。
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