JP4778301B2 - プラズマジェット点火プラグおよびその点火装置 - Google Patents

プラズマジェット点火プラグおよびその点火装置 Download PDF

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Description

本発明は、プラズマを形成して混合気への点火を行う内燃機関用のプラズマジェット点火プラグおよびその点火装置に関するものである。
従来、内燃機関の一例としての自動車のエンジンの始動時やアイドリング運転時など、機関における負荷の低い運転時(以下、「低負荷運転時」という。)には燃焼が不安定となり失火を招きやすいため、空気と燃料の混合比(A/F比)を下げて着火しやすくしてストールを防止する制御が行われている。しかし、こうした制御が行われると燃費の低下を招くため、A/F比の高い混合気でも確実に着火して安定した燃焼を行えるように、点火プラグの着火性の向上が求められている。
ところで、着火性の高い点火プラグとして、プラズマジェット点火プラグが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このようなプラズマジェット点火プラグ(点火栓)は、中心電極と接地電極(側方電極)との間の火花放電間隙の周囲をセラミックス等の絶縁材で包囲して小さな容積の放電空間を形成した構造を有している。そして、中心電極と接地電極との間に高電圧を印加して火花放電を行い、このときに生じた絶縁破壊によって比較的低電圧で電流を流すことができるようになるため、さらにエネルギーを供給することで放電状態を遷移させ、これにより放電空間内で形成されるプラズマによって混合気への着火を行うものである。
プラズマは着火性が高く、低負荷運転時にも安定した燃焼を実現することができる反面、エネルギーが高いため、点火プラグの温度上昇も激しく電極の消耗を招きやすい。こうしたことから特許文献1では、低負荷運転時にはプラズマによる混合気への着火を行い、内燃機関の高速運転時など、機関における負荷の高い運転時(以下、「高負荷運転時」という。)には、火花放電のみを行い、プラズマの形成を抑制して電極の消耗を防止しつつ、着火性の向上を図っている。
特開昭56−98570号公報
しかしながら、特許文献1のプラズマジェット点火プラグは火花放電間隙の周囲が絶縁材により包囲された構造を有するため、火花放電による点火のみを行う高負荷運転時には放電空間に入り込んだ混合気に対し着火する形態となり、燃焼室内における混合気の流れの中に火炎核を形成することができず、燃焼の広がりの遅れや着火性の低下を招く虞があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、プラズマを形成する放電空間の外部にて火花放電間隙の一部を形成することで着火性および耐久性を向上することができるプラズマジェット点火プラグおよびその点火装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のプラズマジェット点火プラグは、中心電極と、軸線方向に延びる軸孔を有し、前記中心電極の先端を前記軸孔内に収容すると共に当該中心電極を保持する絶縁碍子と、前記絶縁碍子の径方向周囲を取り囲んで保持する主体金具と、一端が、前記主体金具の先端面に接合され、他端が、前記絶縁碍子の先端部に向けて指向すると共に、前記中心電極との間で火花放電間隙を形成する接地電極と、前記軸孔の先端側の開口部から連続するその軸孔の内周面と前記中心電極の先端面とで包囲された放電空間を形成し、前記火花放電間隙における火花放電の際にその放電空間において形成されるプラズマを、前記開口部から噴出するためのキャビティとを備え、前記火花放電間隙は、前記接地電極の他端と前記絶縁碍子の先端部の表面との間で放電する気中放電間隙と、前記絶縁碍子の先端部表面上の前記気中放電間隙の起点と前記開口部との間で、前記絶縁碍子の表面に沿って放電する外側沿面放電間隙と、前記キャビティ内において前記開口部と前記中心電極との間で、前記キャビティの内周面に沿って放電する内側沿面放電間隙とからなり、前記中心電極の先端面が、前記主体金具の先端面よりも前記軸線方向の先端側に配置されるとともに、前記接地電極の他端が、前記中心電極の先端面よりも前記軸線方向の先端側に配置されることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明のプラズマジェット点火プラグは、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記キャビティの前記軸線方向における長さは、そのキャビティの内径よりも長いことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の点火装置は、請求項1または2に記載のプラズマジェット点火プラグに電圧を印加するための点火装置であって、前記火花放電間隙にて絶縁破壊による火花放電を発生させるための電圧を前記プラズマジェット点火プラグに印加する火花放電電圧印加手段と、前記火花放電電圧印加手段によって生じた前記火花放電に併せてプラズマを形成するため、前記火花放電間隙に供給するエネルギーを蓄えるコンデンサと、前記コンデンサを充電し、前記火花放電の際にプラズマを形成するためのエネルギーを蓄えさせる充電手段と、前記コンデンサと前記充電手段との電気的な接続のオン・オフを切り替える切替手段と、前記火花放電電圧印加手段による火花放電のみが行われる際には、前記充電手段による前記コンデンサへの充電が行われないようにし、前記火花放電電圧印加手段による火花放電と前記コンデンサによる前記火花放電間隙へのエネルギーの供給とが行われる際には、前記充電手段による前記コンデンサへの充電が行われるように、前記切替手段の切り替えを制御する切替手段制御手段とを備えている。
請求項1に係る発明のプラズマジェット点火プラグでは、プラズマを形成して開口部から噴出することのできるキャビティが形成された絶縁碍子の先端部に向けて、接地電極の他端が屈曲された構成であるため、この接地電極と中心電極との間に形成される火花放電間隙では、キャビティの外部において火花放電を行うことができる。つまり、燃焼室内の混合気は、キャビティ内だけでなくキャビティ外においても着火することができるため、プラズマを形成せず火花放電のみで着火を行う場合においても、キャビティ内で着火を行う形態のものと比べ、着火性を向上することができる。従って、例えば内燃機関の始動時やアイドリング運転時など、高い着火性が求められる状況ではプラズマを噴出して着火を行い、例えば内燃機関の高速運転時など、高い着火性が求められない状況では、火花放電のみによる着火を行うといった使い分けができる。
また、プラズマは高いエネルギーを有するためプラズマジェット点火プラグの電極は著しく過熱し消耗が激しくなる虞があるが、上記のように内燃機関の運転状態による点火方法の使い分けができれば、電極の消耗の度合いを小さくすることができ、プラズマジェット点火プラグの耐久性を高めることができる。さらに、プラズマ形成のための高エネルギーが消費される機会を減らすことができるため、バッテリーなど、エネルギー資源の消費を抑え、ひいては燃費を向上させることができる。
そして、火花放電間隙を、気中放電間隙と外側沿面放電間隙と内側沿面放電間隙とから構成すれば、プラズマを形成しない状況においても気中放電間隙と外側沿面放電間隙とで行われる火花放電によって効果的に混合気への着火を行うことができる。また、プラズマジェット点火プラグが汚損した場合でも、本発明のプラズマジェット点火プラグであれば高エネルギーのプラズマを噴出することができるので、絶縁碍子の先端部表面の清浄を行うことができる。
こうしたプラズマが確実に形成されるようにするには、請求項2に係る発明のように、キャビティの軸線方向における長さを、そのキャビティの内径よりも長く構成するとよい。キャビティの内径が深さ(長さ)と同じ、もしくはそれより大きい場合、形成されるプラズマが火柱のような形状、いわゆるフレーム状とならない虞がある。着火性向上のためには、消炎作用を生じさせる絶縁碍子や接地電極から離れた位置にて混合気に着火できることが好ましく、そのためには、プラズマがフレーム状となって噴出されることが望ましい。
また、請求項3に係る発明の点火装置では、請求項1または2に記載のプラズマジェット点火プラグによる点火方法を、上記のような内燃機関の運転状態によって使い分けることができる。これにより、プラズマジェット点火プラグの電極の耐消耗性を高めることができる。また、バッテリーなど、エネルギー資源の消費を抑え、燃費を向上させることができる。
以下、本発明を具体化したプラズマジェット点火プラグおよびその点火装置の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、図1,図2を参照して、本実施の形態のプラズマジェット点火プラグの一例としてのプラズマジェット点火プラグ100の構造について説明する。図1は、プラズマジェット点火プラグ100の部分断面図である。図2は、プラズマジェット点火プラグ100の先端部分を拡大した断面図である。なお、図1において、プラズマジェット点火プラグ100の軸線O方向を図面における上下方向とし、下側をプラズマジェット点火プラグ100の先端側、上側を後端側として説明する。
図1に示すように、プラズマジェット点火プラグ100は、概略、絶縁碍子10と、この絶縁碍子10を保持する主体金具50と、絶縁碍子10内に軸線O方向に保持された中心電極20と、主体金具50の先端面57に基部32を溶接され、先端部31が絶縁碍子10の先端部11の外周面に向けて屈曲された2本の接地電極30と、絶縁碍子10の後端部に設けられた端子金具40とから構成されている。
絶縁碍子10は、周知のようにアルミナ等を焼成して形成され、軸線O方向に軸孔12を有する筒状の絶縁部材である。軸線O方向の略中央には外径が最も大きな鍔部19が形成されており、これより後端側には後端側胴部18が形成されている。また、鍔部19より先端側には後端側胴部18より外径が小さな先端側胴部17と、その先端側胴部17よりも先端側で先端側胴部17よりもさらに外径の小さな脚長部13とが形成されている。脚長部13の外周は先端側ほど縮径されており、プラズマジェット点火プラグ100が図示外の内燃機関に組み付けられた際には、この脚長部13は燃焼室に曝される。また、脚長部13と先端側胴部17との間は段状に形成されている。
図2に示すように、絶縁碍子10の軸孔12は脚長部13において縮径された軸孔縮径部15として形成されており、この軸孔縮径部15内には中心電極20が保持されている。また、軸孔12の先端側の開口部14に連続する軸孔12の部分は軸孔縮径部15よりもさらに小径に形成されている。この部位には、軸孔12の内周面(後述するキャビティ60の内周面61となる。)と中心電極20の先端部21の先端面(より具体的には中心電極20の先端部21にて中心電極20と一体に接合された電極チップ25の先端面26)とで包囲された放電空間が形成され、この放電空間において形成されるプラズマを開口部14から噴出するためのキャビティ60として構成されている。なお、キャビティ60は、その内径(図中内径dで示す。)よりも、その深さ、すなわち軸線O方向の長さ(図中長さeで示す。)の方が長くなるように構成されている。
次に、中心電極20は、インコネル(商標名)600または601等のNi系合金等で形成された円柱状の電極棒で、内部に熱伝導性に優れる銅等からなる金属芯23を有している。その先端部21には貴金属からなる円盤状の電極チップ25が、中心電極20と一体となるように溶接されている。前述したように中心電極20は電極チップ25をキャビティ60内に露出させた状態で軸孔縮径部15内に保持されている。中心電極20の後端側は鍔状に拡径されており、この鍔状の部分が軸孔12の軸孔縮径部15に連続する段状の部位に当接して位置決めされている。
また図1に示すように、中心電極20は、軸孔12の内部に設けられた金属とガラスの混合物からなる導電性のシール体4を経由して、後端側の端子金具40に電気的に接続されている。このシール体4により、中心電極20および端子金具40は、軸孔12内で固定されると共に導通される。そして端子金具40にはプラグキャップ(図示外)を介して高圧ケーブル(図示外)が接続され、後述する点火装置200(図3参照)から高電圧が印加されるようになっている。
次に、図2に示す接地電極30は、耐火花消耗性に優れた金属から構成されており、一例としてインコネル(商標名)600または601等のNi系合金が用いられる。この接地電極30は自身の長手方向の横断面が略長方形に形成されており、一端(基部32)が主体金具50の先端面57に溶接により接合されている。また、接地電極30の他端(先端部31)は、絶縁碍子10の先端部11に向けて屈曲されている。接地電極30は、本実施の形態では2本設けられており、軸線Oの位置を中心とした対称位置に配置されている。接地電極30の先端部31には、貴金属からなる電極チップ33がそれぞれ接合され、接地電極30と一体になっている。
次に、図1に示す主体金具50は、図示外の内燃機関のエンジンヘッドにプラズマジェット点火プラグ100を固定するための円筒状の金具であり、絶縁碍子10を取り囲むようにして保持している。主体金具50は鉄系の材料より形成され、図示外のプラズマジェット点火プラグレンチが嵌合する工具係合部51と、図示外の内燃機関上部に設けられたエンジンヘッドに螺合するねじ部52とを備えている。
また、工具係合部51から加締め部53にかけての主体金具50と、絶縁碍子10の後端側胴部18との間には円環状のリング部材6,7が介在されており、さらに両リング部材6,7の間にタルク(滑石)9の粉末が充填されている。工具係合部51より後端側には加締め部53が設けられており、この加締め部53を加締めることにより、リング部材6,7およびタルク9を介して絶縁碍子10が主体金具50内で先端側に向け押圧される。これにより、脚長部13と先端側胴部17との間の段状の部位が、主体金具50の内周面に突設された係止部56に環状のパッキン80を介して支持されて、主体金具50と絶縁碍子10とが一体にされる。さらに主体金具50と絶縁碍子10との間の気密はパッキン80によって保持され、燃焼ガスの流出が防止される。また、工具係合部51とねじ部52との間には鍔部54が形成されており、ねじ部52の後端側近傍、すなわち鍔部54の座面55にはガスケット5が嵌挿されている。
ところで、本実施の形態のプラズマジェット点火プラグ100において、接地電極30と中心電極20との間にて形成される火花放電間隙は、3つの連続する放電間隙、すなわち、気中放電間隙と、外側沿面放電間隙と、内側沿面放電間隙とから構成される。気中放電間隙は、接地電極30の先端部31の電極チップ33と、絶縁碍子10の先端部11との間にて絶縁破壊が生ずることによって放電が発生する部分であり、図2において矢印Aで示される間隙に相当する。この気中放電間隙の絶縁碍子10側の起点、すなわち、先端部11の外周面上で、接地電極30の先端部31との間で火花放電が行われる位置から、開口部14を介し、中心電極20に至るまで部分では、絶縁碍子10の表面に沿って放電が行われる。そのうち、キャビティ60の内周面61に沿って放電が行われる部分が、内側沿面放電間隙(図中矢印Cで示す。)として構成され、キャビティ60外、すなわち絶縁碍子10の先端部11の外表面に沿って放電が行われる部分が、外側沿面放電間隙(図中矢印Bで示す。)として構成される。
次に、上記構成のプラズマジェット点火プラグ100への高電圧の印加の制御を行う点火装置の一例としての点火装置200の構成について、図3を参照して説明する。図3は、点火装置200の電気的な回路構成を概略的に示す図である。
図3に示すように、点火装置200には、例えばCDI型の電源回路からなる火花放電回路部210が設けられ、逆流防止用のダイオード201を介し、プラズマジェット点火プラグ100の中心電極20に電気的に接続されている。火花放電回路部210は、自動車のECU(電子制御回路)に接続された制御回路部220によって制御され、火花放電間隙に高電圧(例えば−20kV)を印加することで絶縁破壊させて火花放電を生じさせる、いわゆるトリガー放電を行うための電源回路部である。本実施の形態ではトリガー放電の際に、接地電極30側から中心電極20側に電流が流れるように、火花放電回路部210における電位の向きやダイオード201の向きが設定されている。なお、火花放電回路部210が、本発明における「火花放電電圧印加手段」に相当する。
また、点火装置200には、上記同様、自動車のECU(電子制御回路)に接続された制御回路部240によって制御されるプラズマ放電回路部230が設けられており、同様に逆流防止用のダイオード202を介し、プラズマジェット点火プラグ100の中心電極20に接続されている。プラズマ放電回路部230は、火花放電回路部210によって行われるトリガー放電により絶縁破壊が生じた火花放電間隙に高エネルギーを供給してプラズマを形成させるための電源回路部である。
プラズマ放電回路部230には、エネルギーとしての電荷を蓄えておくコンデンサ231が設けられており、一端が接地され他端が上記ダイオード202を介して中心電極20に電気的に接続されている。また、コンデンサ231の他端には負極性の高電圧(例えば−500V)を発生させる高電圧発生回路233が接続されており、高電圧発生回路233による充電が行えるように構成されている。また、高電圧発生回路233は制御回路部240と接続され、この制御回路部240からの信号に基づき、出力電力を調整することが可能なものとなっている。本実施の形態ではコンデンサ231から火花放電間隙にプラズマ発生用のエネルギーが供給される際に、上記同様、接地電極30側から中心電極20側に電流が流れるように、高電圧発生回路233の電位の向きやダイオード202の向きが設定されている。なお、制御回路部240が、本発明における「切替手段制御手段」に相当し、その制御回路部240からの信号に基づいて出力電力の調整(切り替え)を行う高電圧発生回路233が、本発明における「切替手段」に相当する。また、この高電圧発生回路233は、その出力電力によってコンデンサ231の充電を行うものであり、本発明における「充電手段」に相当する。
なお、プラズマジェット点火プラグ100の接地電極30は、主体金具50(図1参照)を介し、接地されている。
次に、点火装置200に接続されたプラズマジェット点火プラグ100による混合気への着火の際の動作について説明する。本実施の形態の点火装置200では、例えば内燃機関の高速運転時など高負荷運転時には、火花放電間隙においてトリガー放電による火花放電のみが行われ、例えば内燃機関の始動時やアイドリング運転時など低負荷運転時には、トリガー放電に併せ形成されるプラズマの噴出が行われるように、プラズマジェット点火プラグ100の放電の制御を行っている。
図3に示す制御回路部240がECUから受信した運転状態の情報が低負荷運転時であることを示す情報であった場合、高電圧発生回路233から出力が行われる。火花放電間隙において絶縁破壊が生ずる前の時点では、ダイオード201,202により逆流が防止されているため、コンデンサ231と高電圧発生回路233とで形成される閉回路によりコンデンサ231が充電される。
制御回路部220は、ECUから点火時期を示す情報を受信すると、火花放電回路部210を制御して、プラズマジェット点火プラグ100に高電圧の印加を行う。これにより、接地電極30と中心電極20との間の絶縁が破壊され、トリガー放電が生ずる。このとき生ずる火花放電は、図2に示すように、接地電極30の先端部31(電極チップ33)と絶縁碍子10の先端部11との間の空気による絶縁を破壊し(気中放電間隙A)、先端部11側の放電の起点から先端部11の外表面に沿ってキャビティ60に向けて火花が走り(外側沿面放電間隙B)、キャビティ60の内周面61に沿って中心電極20の先端部21(電極チップ25)に向けて火花が走る(内側沿面放電間隙C)経路を辿る。
そして、トリガー放電によって火花放電間隙の絶縁が破壊されると、比較的低電圧で火花放電間隙に電流を流すことができるようになる。そのためコンデンサ231に蓄えられたエネルギーが放出され、火花放電間隙に供給される。これにより周囲を壁面に囲まれた小空間からなるキャビティ60内で、高エネルギーのプラズマが形成される。このプラズマは、キャビティ60の内径dが長さeより短いことから火柱のような形状、いわゆるフレーム状となって、絶縁碍子10の先端部11の開口部14から外方に、すなわち燃焼室内に向けて噴出される。そして燃焼室内の混合気に着火して形成された火炎核が成長し、燃焼が行われる。
なお、キャビティ60の内径dが長さeと同じもしくはそれより長い場合、形成されるプラズマがフレーム状にならない虞がある。着火性の向上のためには、プラズマがフレーム状となって、消炎作用を生じさせる絶縁碍子10や接地電極30から離れた位置にて混合気に着火できることが好ましく、そのためには、キャビティ60の内径dが長さeよりも短いことが望ましい。
一方、図3に示す制御回路部240がECUから受信した運転状態の情報が高負荷運転時であることを示す情報であった場合、高電圧発生回路233からの出力が行われない。すると、コンデンサ231が充電されることがないため、上記点火時期にはトリガー放電のみが行われることとなる。上記したように、この火花放電は気中放電間隙A、外側沿面放電間隙B、内側沿面放電間隙Cを辿るが、絶縁碍子10の先端部11の周囲に存在する混合気がその火花放電によって着火されるため、混合気の燃焼を行うことができる。
なお、本発明は各種の変形が可能なことはいうまでもない。例えば、火花放電回路部210は、いわゆる公知の容量放電式(CDI)点火回路を用いたが、例えばフルトランジスター式、ポイント(接点)式など、その他のいかなる点火方式による点火回路であってもよい。
また、便宜上、制御回路部220と制御回路部240とを別体にしたが、一体に構成し、ECUとの通信についても一体化してもよい。あるいは火花放電回路部210およびプラズマ放電回路部230の制御をECUが直接行ってもよい。
また、接地電極30は、本実施の形態では2本設けたが、1本であっても3本以上であってもよい。
また、本発明では接地電極30側から中心電極20側に電流が流れる形態であるが、極性を入れ替え、中心電極20側から接地電極30側へ電流が流れるような電源や回路構成としてもよい。具体的には、高電圧発生回路233から発生される高電圧を正極性のものとし、ダイオード201,202の向きを逆方向とするとよい。なお、中心電極20に接合された電極チップ25は、その構成上、接地電極30に比較して小さいため、中心電極20側の電極の消耗を考慮すると、中心電極20側から接地電極30側へ電流が流れるような構成とすることが好ましい。
プラズマジェット点火プラグ100の部分断面図である。 プラズマジェット点火プラグ100の先端部分を拡大した断面図である。 点火装置200の電気的な回路構成を概略的に示す図である。
10 絶縁碍子
11 先端部
12 軸孔
14 開口部
20 中心電極
26 先端面
30 接地電極
31 先端部
32 基部
50 主体金具
57 先端面
60 キャビティ
61 内周面
100 プラズマジェット点火プラグ
200 点火装置
210 火花放電回路部
231 コンデンサ
233 高電圧発生回路
240 制御回路部

Claims (3)

  1. 中心電極と、
    軸線方向に延びる軸孔を有し、前記中心電極の先端を前記軸孔内に収容すると共に当該中心電極を保持する絶縁碍子と、
    前記絶縁碍子の径方向周囲を取り囲んで保持する主体金具と、
    一端が、前記主体金具の先端面に接合され、他端が、前記絶縁碍子の先端部に向けて指向すると共に、前記中心電極との間で火花放電間隙を形成する接地電極と、
    前記軸孔の先端側の開口部から連続するその軸孔の内周面と前記中心電極の先端面とで包囲された放電空間を形成し、前記火花放電間隙における火花放電の際にその放電空間において形成されるプラズマを、前記開口部から噴出するためのキャビティと
    を備え、
    前記火花放電間隙は、
    前記接地電極の他端と前記絶縁碍子の先端部の表面との間で放電する気中放電間隙と、
    前記絶縁碍子の先端部表面上の前記気中放電間隙の起点と前記開口部との間で、前記絶縁碍子の表面に沿って放電する外側沿面放電間隙と、
    前記キャビティ内において前記開口部と前記中心電極との間で、前記キャビティの内周面に沿って放電する内側沿面放電間隙と
    からなり、
    前記中心電極の先端面が、前記主体金具の先端面よりも前記軸線方向の先端側に配置されるとともに、
    前記接地電極の他端が、前記中心電極の先端面よりも前記軸線方向の先端側に配置されること
    を特徴とするプラズマジェット点火プラグ。
  2. 前記キャビティの前記軸線方向における長さは、そのキャビティの内径よりも長いことを特徴とする請求項1に記載のプラズマジェット点火プラグ。
  3. 請求項1または2に記載のプラズマジェット点火プラグに電圧を印加するための点火装置であって、
    前記火花放電間隙にて絶縁破壊による火花放電を発生させるための電圧を前記プラズマジェット点火プラグに印加する火花放電電圧印加手段と、
    前記火花放電電圧印加手段によって生じた前記火花放電に併せてプラズマを形成するため、前記火花放電間隙に供給するエネルギーを蓄えるコンデンサと、
    前記コンデンサを充電し、前記火花放電の際にプラズマを形成するためのエネルギーを蓄えさせる充電手段と、
    前記コンデンサと前記充電手段との電気的な接続のオン・オフを切り替える切替手段と、
    前記火花放電電圧印加手段による火花放電のみが行われる際には、前記充電手段による前記コンデンサへの充電が行われないようにし、前記火花放電電圧印加手段による火花放電と前記コンデンサによる前記火花放電間隙へのエネルギーの供給とが行われる際には、前記充電手段による前記コンデンサへの充電が行われるように、前記切替手段の切り替えを制御する切替手段制御手段と
    を備えたことを特徴とする点火装置。
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