JP4776840B2 - 情報感知装置を備えたベアリング - Google Patents
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Description
本発明は、「コーダ」と称されるパルスを発生する回転手段と、コーダ内蔵型ベアリングを始めとするベアリングの回転速度、角度位置および回転方向のような情報を入手することができる「センサ」と称される検出デバイスとを備えたベアリングの技術分野に関する。
【0002】
上記ベアリングは、例えば、車輪アンチロック・システムを備えた自動車の車輪用に使用することができる。
本発明は特に、磁気コーダを内蔵すると共にそれと機能的に関連するセンサがマグネトレジスタまたはホール効果センサのタイプであるベアリングに関するが、これに限定されない。
【0003】
本明細書においては、「ホール効果センサ」は、通常ウェーハの形をした半導体である、少なくとも一つの感知素子を備えたセンサを意味する。この場合、電流Iに対して角度θに生じる誘導Bの存在下で、電流Iが感知素子を通って流れると、電流Iおよび誘導Bに垂直な方向に、V=K.I.B.sinθに等しい電圧Vが発生する。この場合、Kは、「ホール定数」と呼ばれ、この定数は、感知素子の材料および幾何学的形状により異なる。Kは温度によっても変化する。
【0004】
本明細書においては、「マグネトレジスタ」は、磁界の強さを感知するバリスタ、すなわち、そのオーム値が磁界の強さにより変化する半導体材料から形成された抵抗器を意味する。
【0005】
ホール・センサは能動センサであると見なされる。何故なら、このセンサの情報は、電磁力に関するものであるからである。
位置を並進すなわち移動させるためにこれらのホール・センサを使用する場合には、誘導を発生する磁石が、測定対象の一次的数値が作用すると同時に、測定した2次的数値を修正する感知素子となる。すなわち、センサが直接感知する測定値である誘導に垂直な従来の構成部材である。
【0006】
従来技術においては、内蔵型磁気コーダと、およびホール効果センサまたはマグネトレジスタタイプのセンサとを備えた多くの設計のベアリングが知られている。
【0007】
例えば、下記の文献を参照することができる。
フランス特許出願:第2,667,947号;2,669,432号;2,669,728号;2,671,633号;2,678,691号;2,678,692号;2,690,989号;2,693,272号;2,694,082号;2,702,567号;2,710,985号;2,718,499号。
【0008】
ヨーロッパ特許出願:第375,019号;420,040号;420,041号;438,624号;487,405号;488,853号;498,298号;518,157号;521,789号;522,933号;531,924号;557,931号;557,932号;647,851号;693,689号;701,132号;701,133号;714,029号;74,857号;751,311号;753,679号;767,385号。
【0009】
また、例えば、本出願人発行の下記文献を参照することもできる。
フランス特許出願:第2,639,689号;2,640,706号;2,645,924号;2,730,283号;2,732,458号;2,717,266号;2,701,298号。
【0010】
ヨーロッパ特許出願:第371,836号;376,771号;484,195号;394,083号;607,719号;616,219号;619,438号;631,140号;652,438号;671,628号;725,281号;735,348号。
【0011】
ベアリングの内部レースウェイまたは外部レースウェイの回転速度と、上記レースウェイの回転方向との両方を知りたい場合には、回転方向を定義するために、電気的に90度位相がズレている2つの信号を使用できることが分かっている。
【0012】
説明を分かりやすくするために、本明細書では、同じ周波数の2つの正弦波信号は、これらの信号の位相がπ/2、すなわち90度、すなわち一回転の1/4、ズレている場合、すなわち上記2つの信号のうちの一方がゼロを通過するときに他方の信号がそのピークにある場合、これら2つの信号は、直角位相の関係にあるものとする。
【0013】
それ故、例えば、本出願人の特許出願FR−A−2,599,794は、一つの実施形態においてはn+0.5nの間隔だけ離れている2つのホール効果センサまたはマグネトレジスタである、固定素子を持つ情報センサを備えたベアリングを開示している。この場合、nは磁石の長さである。
【0014】
特許出願FR−A−395,783は、一つまたはそれ以上のホール効果センサを備えた、回転速度または回転角度の少なくともいずれか一方を測定するためのセンサ装備型のベアリングを開示している。
【0015】
上記タイプのデバイスの場合には、定義された固定距離だけ離間して基板上に設置されるかまたはシリコン上に直接埋設された、2つのホール効果感知素子またはマグネトレジスタから、位相がズレた信号が発生する。上記距離はコーダの関数である。
【0016】
センサの原理により、素子間の距離が固定されているので、電極の距離を適合できない場合には、感知素子からのデジタル信号は直交位相にならない。
それ故、従来技術のデバイスは下記の欠点を持つ。
電極の長さが固定される場合、その電極の長さの範囲、それ故、デュアルセンサ(すなわち、感知センサが2つある場合)と共に使用できるコーダの範囲が、デジタル出力信号の直交位相に関する許容範囲により制限される。
【0017】
電極の長さが素子間の距離に対応する場合には、出力信号に関する許容範囲は、センサ技術および感知素子の位置の精度の関数である。
特許出願第WO−97/01660号、またはFR−A−97/12033が開示している補間原理に関連するアナログ信号を送るデュアルセンサの場合には、2つのアナログ信号の直交位相に関する必要な精度により、電極距離が正確に素子間の距離に対応する磁気コーダへの、上記センサの使用が制限される。
【0018】
これらの欠点は、各ベアリング・サイズに対応してセンサを特定の位置に装着しなければならないことを意味する。
本発明は、ベアリング内の可動レースウェイの回転方向を検出するための装置に関する。上記装置を使用すれば、上記レースウェイの角度位置および回転速度も検出することができる。上記装置は、いくつかのベアリング・サイズに共通して使用される。
【0019】
それ故、本発明の目的は、情報感知装置を備えたベアリングであって、可動レースウェイと固定レースウェイとを有し、磁気パルスを発生する環状手段が可動レースウェイと関連し、上記パルスを検出するためのデバイスが固定レースウェイと関連し、検出デバイスが基板に関連する2つより多くの整列感知素子を備えると共に、検出デバイスが磁気パルスを発生する環状手段からエアギャップの距離のところに感知素子を配置することができる基板の位置決め手段を備えるベアリングを提供することである。
【0020】
感知素子は、感知素子が検出する信号を処理するための電子回路を備えたセンサに内蔵される。そのうえ、上記センサは、例えば、ASICタイプの集積回路を形成することが可能である。
【0021】
一つの実施形態の場合には、基板は、PCBタイプのプリント回路基板の形に形成される。
他の実施形態の場合には、基板は、柔軟なポリマー・フィルムの形に形成される。
【0022】
検出デバイスの入出力接続部は基板に関連する。それ故、検出デバイスは、センサ、基板および入出力接続部を備える。
基板の位置決め手段は、基板を収容することができる半径方向のプリズム状の溝が形成されたベアリングと同軸の環状部材を備える。環状部材は、検出デバイスの入出力接続部を収容するように設計されている、例えばベアリングの固定レースウェイに対して環状部材の半径方向の延長部に位置する、ハウジングを備える。
【0023】
別の場合には、環状部材は、ベアリングをフレームまたはケーシングに固定するための、フランジの形をした半径方向の延長部を持つように形成される。
環状部材は、例えば、固定レースウェイに圧力ばめされたベアリングと同軸の第2のスリーブにより固定レースウェイと関連している。
【0024】
別の場合には、上記スリーブは、固定レースウェイの外径上に装着された軸方向の延長部を持すると共に、スリーブは、フレームまたはケーシングにベアリングを固定するための、フランジの形をした半径方向の延長部を持つように形成される。
【0025】
さらに、基板を損傷から保護するために、ハウジングの同心スパン内かつスリーブの外面上に、キャップを密封状態に装着することが可能である。
一つの実施形態の場合には、検出デバイスの入出力接続部は、例えば、プラグ接続式のコネクタを備える。
【0026】
他の実施形態の場合には、検出デバイスの入出力接続部は、多重ワイヤ・ケーブルを備える。
パルス発生手段は、フェライト粒子を含む合成材料からできている環状部材であって、それに隣接する2つの磁界に対して、所与の磁界とは反対の磁化方向を持つ複数の隣接磁界により形成される環状部材である。
【0027】
パルス発生手段は、可動レースウェイ上に圧力ばめされている、ベアリングと同軸のスリーブによる固定接続部を備える。密封装置は、そのヒールが環状部材の外面と関連し、その摩擦リップが上記回転スリーブの外端部上に弾性により支持される、動的ジョイントにより形成することができる。
【0028】
密封ジョイントは、ベアリングの直径より小さい直径を持ち、例えば、ベアリングの同じ口径に対して、密封ジョイントは、より小さな外径を持つ一連の標準化ベアリングから選択される。
【0029】
整列感知素子は、ホール効果センサ、マグネトレジスタ、および巨大マグネトレジスタからなるグループから選択され、互いに等しい距離をおいて設置される。
【0030】
検出デバイスは、少なくとも2つのサブセットに分割された偶数である2N個の感知素子を備える。例えば、上記検出デバイスは、4つのサブセットに分割された4つの4P感知素子の倍数である数を備える。
【0031】
感知素子のサブセットを形成するために選択される感知素子の数の選択は、EEPROM、ツェナー・ザッピング、または等価のタイプのプログラミングにより、入出力接続部により行われる。
【0032】
センサは、各感知素子が検出する信号から、直角位相内で検出デバイスから出力される少なくとも2つのアナログ信号を形成するための加算手段と反転手段とを備える。
【0033】
検出デバイスからの出力信号は、引算により環状手段からの磁界の連続分力を除去することにより入手することができる。
検出デバイスから同じ振幅を持つ出力信号を得るために、上記アナログ信号が増幅される。センサは、コーダの解像度より優れた解像度を持つデジタル信号を送るための感知素子が検出したアナログ信号を補間するためのデバイスも備える。検出デバイスの出力信号の補間または増幅の少なくともいずれか一方は、入出力接続部によりセンサで行われる。
【0034】
それ故、コーダの種々の電極長さに対する検出デバイスの適合は、ベアリング上に検出デバイスが装着された後で行われる。
本発明の他の目的および利点は、添付の図面を参照しながら実施形態の下記の説明を読めば明らかになるだろう。
【0035】
ベアリング1は通常、回転中等しい距離を保つ、回転本体4により分離されている可動レースウェイ2と固定レースウェイ3を備える。
ベアリング1は、可動レースウェイの角度位置、回転速度および回転方向のような情報を感知するための装置5を備える。
【0036】
情報感知装置5は、可動レースウェイ2に関連するコーダと呼ばれる磁気パルス6を発生するための手段と、固定リング3に関連するセンサと呼ばれるこれらのパルスを検出するためのデバイス7とを備える。
【0037】
コーダ6は、偶数の電極を備える。例えば、多重電極磁気コーダ6としては、それに隣接する所与の磁界に対して、所与の磁界とは反対方向の磁化方向を持つ複数の連続磁界により形成されているバリウム・フェライト、またはストロンチウム・フェライト、または他の硬質な強磁性材料の粒子を含む合成材料からできている環状部材を使用することができる。
【0038】
コーダ6の電極の長さLPは、問題の読取り半径のところで測定した磁極の長さにより定義される。
このような構成の場合には、コーダ6による磁気誘導は、問題のエアギャップ内においては、正弦波であると見なすことができる。
【0039】
検出デバイス7は、例えば半田付により、センサ9をコーダ6と対向する定位置に固定すると共に入出力センサ11をも固定する基板8に取り付けられているセンサ9を備える。
【0040】
センサ9は、一方では、マグネトレジスタ・タイプ、またはホール効果センサ・タイプの偶数2N(N>1)の感知素子40をシリコン上に集積するモノリシックな電子回路に、他方では、感知素子40が検出する信号を処理するための電子回路をシリコン上に集積するモノリシックな電子回路の形に作られる。センサ9は、例えば、TSSOP20タイプのCMS缶内にパッケージされる。
【0041】
感知素子40は、互いの間に等しい距離dをあけて設置される。これらの素子は、ほぼ直線に沿って配置される。例えば、これらの感知素子40は、直線に近似できる円の弧上に配置することができる。
【0042】
この配置は、(2N−1)dに等しい長さを持つ感知素子40のアレイ10を形成する。
センサ9は、また、例えば、多重電極磁気コーダ6の回転速度、回転方向、および/または回転角度のような情報を入手し、それにより、このコーダ6を備えたベアリング1のレースウェイ2の回転速度、回転方向、および/または回転角度を入手するために、感知素子40から発せられたアナログ信号を処理して完全な直角位相の信号を得るための電子回路を備える。
【0043】
センサ9は、場合によっては、部分的にまたは完全に要件に従って設計された集積回路の名称である、ASIC(特定用途向け集積回路)と呼ばれる回路である特定の用途向けに個人化された集積回路を形成する。
【0044】
基板8は、検出デバイス7の入出力接続部11を基板8に関連づけるための電気的接続手段を備える。上記入出力接続部11により、特に、センサ9からの情報を収集し、上記センサ9のプログラミングを行うことができる。
【0045】
例えば、PCBタイプのプリント回路基板の形をした基板8を使用した場合には、センサ9の出力ラグを入出力接続部11に電気的に接続することができる。基板8は、例えば、FR4タイプの硬質材料から作ることもできるし、カプトン(商標)タイプの柔軟なポリマー・フィルムの形に形成することもできる。
【0046】
種々の大きさのベアリングに対して検出デバイス7を使用する立場からいえば、送られてきた信号は、コーダ6の電極の長さの広範囲にわたって完全な直角位相でなければならない。
【0047】
図1のセンサ9の一つの実施形態の場合には、4P感知素子40は、4つの象限のP感知素子40の形でセンサ9に集積される。(P=6)
アンプのような4つの加算手段12、または加算回路も、センサ9内に集積される。各象限の感知素子40は、感知素子9からの信号を加算するために、それぞれ、加算手段12の中の1つに接続部している。
【0048】
それ故、下記の4つの加算信号が得られる。
S1 =Se1 +...+Se p ;
S2 =Sep+1 +...+Se2p;
S’ 1 =Se2p+1+...+Se3p;
S’ 2 =Se3p+1+...+Se4p;
例えば、加算アンプおよび反転アンプに基づく電子回路13は、信号の下記の組合せを形成するために、センサ9内に集積される。
SIN=(S 1 −S 2 )−(S’ 1 −S’ 2 )
COS=(S 1 +S 2 )−(S’ 1 +S’ 2 )
図1の実施形態の場合には、センサ9は、同様に、補間デバイス41も含む。送られてきた信号SINおよび信号COSは、アナログ信号SINおよびCOSをデジタル出力信号に変換する補間デバイス41に電気的に接続している。
【0049】
センサ9から見た電極の長さLpがどうあろうと、信号SINおよび信号COSの直角位相は、何時でも90度に等しい。
さらに、磁気オフセットが、感知素子40全体上で等しいと仮定した場合には、信号SINおよび信号COSには適用されない。何故なら、上記信号は引算により入手されるからである。
【0050】
検出デバイス7の出力信号の解像度を増大する補間デバイス41の使用の立場から見た場合、アナログ信号SINおよびCOSも同様に、補間を可能にするために、同じ振幅を持たなければならない。
【0051】
電極の長さLpが、2Pdにより定義される基準長さLpoに等しい場合には、信号SINおよびCOSの振幅は同じである。しかし、電極の長さLpが、基準長さLpoと異なる場合には振幅は異なる。
【0052】
第1の変形実施形態の場合であって、LpoがLpより長い場合には、使用可能な電極の長さの数を増大するための手段が、例えば、EEPROMまたはツェナー・ザッピング・タイプのプログラミングにより、アレイ10の長さを2N中から使用する2M個の素子に短縮する(MはNより小さい)。
【0053】
本明細書においては、EEPROMは、電気的に消去可能で、再プログラミング可能なメモリを意味する。この場合、各セルは、例えば、MNOSトランジスタ、またはDIFMOSトランジスタまたは等価物により形成される。読出しおよび書込みトランジスタを使用することにより、MOSトランジスタをベースとするMNOS(金属窒化酸化半導体)トランジスタが、半導体メモリを形成する。
【0054】
ツェナー・ザッピング手段は、従来通りのツェナー調整を意味し、すなわち、強度が増大する定電流源が供給する逆バイアスのツェナー・ダイオードの選択的ショートにより、所与のバイナリ入力語に対するデデジタル化装置からの電圧のエラーの修正を意味し、このようにして入手した回路の全強度が、抵抗のターミナルにおける必要な修正電圧を発生する。
【0055】
第2の変形実施形態の場合には、2つの信号SINおよびCOSの振幅を同じにするために、これらの信号の他方に対して、一方の信号を電子的に増幅することができる。
【0056】
これらの増幅の等化の一つの実施形態の場合には、使用する感知素子40の数が、最初にプログラミングにより調整され、その後で、上記振幅が、信号SINおよびCOSを増幅することにより電子的に等価にされる。
【0057】
この実施形態の場合には、振幅の等化、それ故、異なる電極の長さへのセンサ9の適合は、ベアリング1上に検出デバイス7を装着した後で、入出力接続部11により行われる。
【0058】
電極の長さによる検出デバイス7のこのプログラミングの後で、それから、例えば、多重電極磁気コーダ6の回転速度、回転方向および/または回転角度のような情報を入手し、それにより、このコーダ6を支持しているベアリング1のレースウェイ2の回転速度、回転方向、および/または回転角度を入手することができるデジタル信号を形成するために、アナログ信号SINおよびCOSを補間デバイス41により補間することができる。
【0059】
センサ9(図示せず)の第2の実施形態の場合には、一組の2N個の感知素子40は、N個の感知素子40の2つのサブセットに分割される。
上記実施形態の場合のように、加算手段および反転手段は、検出デバイス7の出力のところで、2つの信号、S1 +S2 およびS1 −S2 を供給するように設計される。
【0060】
これら2つの信号は、完全な直角位相状態にある。
上記実施形態の場合のように、振幅の等化は、プログラミング、または信号の一方または他方を電子的に増幅することにより行われる。
それ故、これら2つの実施形態で説明した検出デバイス7は、いくつかのサイズのベアリングに対して使用することができる。何故なら、上記検出デバイス7は、プログラミングまたは振幅の等化により、広い範囲の電極の長さに適合するからである。検出デバイス7、すなわち、少なくとも1つのセンサ9、基板8および入出力接続部11は、いくつかのサイズのベアリング1に共通して使用することができる。
【0061】
例を挙げて説明すると、検出デバイス7は、3つの異なるレベルの長さにプログラミングにより調整することができる24個の感知素子40の3.45mmのアレイ10と、1つ以上の周期から1/2周期以下までの磁気信号の範囲にわたって1回転当り32の周期を持つコーダ6と向かい合って作動する13の調整ステップを含む振幅等化手段とを備え、9.750mmから48.954mmの間の78の読取り半径R1を選択することができる。
【0062】
読取り半径R1は、ベアリング1の回転軸と感知素子40のアレイ10との間に位置する測定軸上の距離として定義される。
同じ条件の下で、同じ検出デバイス7が、64の周期を持つコーダの前面で使用される場合には、19.51mmと87.96mmとの間の78の読取り半径R1を予見することができる。
【0063】
もっと一般的に説明すると、アレイ10に対してはすべての感知素子40がアレイ10の長さの約25%に等しい電極の長さLpmin まで能動状態にあるが、同じセンサ9は、アレイ10の長さより25%長いコーダの電極の長さ6Lpmax に対して動作することができる。この場合には、処理済みの磁気信号は、磁気信号の1つの周期より少し長い周期、すなわち、電極の長さの2倍より少し長い周期に対応する。それ故、比Lpmax /Lpmin は約5で、それ故、同じ比R1max /R1min 内の読取り半径の範囲へのセンサ9の適合は5に等しい。
【0064】
適合に対するこの能力により、同じ一連のベアリングからの多数のベアリングに対して同じセンサ9を使用することができる。それ故、検出デバイス7の1つの構成を使用することができ、基板8を、上記ベアリングの外径に対してほぼ同じ状況で、標準化した一連のベアリング内のいずれのベアリングも固定レースウェイ3に対して使用することができる。
【0065】
図2−図12は、本発明の情報感知装置(情報センサ)を備えるベアリングのいくつかの実施形態である。
これらの図は、ベアリングの回転軸と重なっている縦軸Xを示す。
軸方向、縦方向、前方および後方という用語は、この軸を基準としたものである。
【0066】
半径方向および横方向は、軸Xに垂直な面内で定義される。
内部位置は、軸Xの近くに位置していて、一方、外部位置は、軸Xから離れた場所に位置している。
図の実施形態の場合には、可動レースウェイ2は、ベアリング1の内部レースウェイであり、外側レースウェイ3は固定されている。
【0067】
従来の場合には、内側レースウェイ2は、ある口径を有し、2つの側面は、それぞれ、前方および後方を向いている。
外側レースウェイ3は、1つの外面を持ち、2つの側面は、それぞれ、前方および後方を向いている。
【0068】
図の実施形態の場合には、情報感知装置5は、ベアリング1上で組み立てられる前は、それぞれ独立している以下の3つの素子を備える。
・コーダ保持スリーブと呼ばれ、回転中、磁気パルス発生手段6を支持するスリーブ15
【0069】
・環状部材16の形に作られた、基板8を位置決めするための手段
・環状部材16をベアリング1に関連づけるための第2のスリーブ17
2つのスリーブ15、17、および環状部材16は、好適には、金属材料から作ることが好ましい。
軸Xを有するコーダ保持スリーブ15は、ベアリング1の可動レースウェイ2の口径と同じ口径を持つ。回転に対して固定するために、コーダ保持スリーブ15は、例えば、可動レースウェイ2の前面に圧力ばめされる。
【0070】
環状コーダ6は、環状の形をしており、接着剤または同等のものにより、コーダ保持スリーブ15の外面に固定される。コーダ6は、例えば、複数の隣接する磁界を持ち、各磁界は、それに隣接する2つの磁界の極性とは反対の極性を持つ。
【0071】
同様に、X軸を有する第2のスリーブ17は、外側のレースウェイ3に固定されるように、例えば圧力ばめによりレースウェイ3の前面に装着される。
スリーブ17の口径は、コーダ6の回転を妨害しないように設計されている。
【0072】
図の実施形態の場合には、スリーブ17は、その外面が、外側のレースウェイ3の外面を延びる軸方向の延長部を持つ。
この軸方向の延長部は、コーダ6を含む半径方向の平面を越えて延びるだけの十分な長さを持つ。このような構成になっているので、軸方向の延長部は、コーダ6を外部からの悪影響から保護する働きをすることができる。
【0073】
スリーブ17の主な役割は、検出デバイス7の基板8を保持している環状部材16を、ベアリング1の固定レースウェイ3に固定できるようにすることである。
【0074】
環状部材16は、外側のレースウェイ3の外径と同じ外径を持ち、内側のレースウェイ2の外径と同じ内径を持つ。
それ故、環状部材16は、その内径とその外径との間を延びる、後部側面と前部側面を持ち、2つの側面の間を軸方向に延びる、それぞれ内面および外面である2つの面を持つ。
【0075】
その軸がX軸に対して垂直な軸を持つプリズム状の溝18は、環状部材16の後部側面に形成される。プリズム状の溝18は、基板8を収容するように設計される。例えば、基板8は、プリズム状の溝18内に接着剤で固定される。
【0076】
X軸に沿って測定したプリズム状の溝18の深さは、環状部材16の後部側面を含む面の前に位置する半径方向の平面に、感知素子40が位置するような深さになっている。すなわち、プリズム状の溝18の深さは、感知素子40を内蔵するセンサ9の厚さより深い。
【0077】
基板8は、センサ9に内蔵されている感知素子40が、環状手段6からエアギャップの距離のところで、環状手段6に対向して、X軸を通る半径に垂直方向に配置されるようにプリズム状の溝18内に固定されている。
【0078】
それ故、スリーブ17上の環状部材16の組立体のこの設計により、環状手段6からエアギャップの距離のところで、環状手段6に対向して感知素子40を位置させることにより、その後部側面を通る環状部材16をベアリング1の固定レースウェイ3と関連づけることができる。
【0079】
この目的のために、スリーブ17は、固定用フランジの形に形成され、このスリーブ17に対して、環状部材16の位置が調整される。固定用フランジの前面に形成されたセグメント25は、環状部材16をスリーブ17に固定するために、環状部材16の後部側面上に形成された同心スパン内で係合するように設計されている。
【0080】
その後で、情報センサを含むベアリング1が、最初に、コーダ保持スリーブ15を可動レースウェイ2に関連づけ、次に、第2のスリーブ17を固定レースウェイ3と関連づけることにより装着される。その後、基板8を保持する環状部材16が、最後のスリーブ17と関連づけられる。
【0081】
環状部材16の内径は、環状部材16が、コーダ保持スリーブ15に接触しないように設計される。
さらに、便宜上、コーダ保持スリーブ15のX軸に沿った長さは、第2のスリーブ17と環状部材16により形成される組立体の長さとほぼ等しい長さにされる。
【0082】
基板8のプリズム状溝18内への装着は、一連の標準化ベアリング内については、感知素子40のアレイ10が、微調整のステップの際に、ベアリングの外径から同じ距離のところに位置するように行われる。この構成の場合には、問題のベアリングのサイズが何であろうとも、ベアリングの外径と、コーダ6の外径との間の差は、第2のスリーブ17の厚さと同様に一定に保たれ、その結果、感知素子40のアレイ10は、いつでも、コーダ6からエアギャップの距離のところに位置していて、コーダと対向している。
【0083】
情報センサを備えたベアリングの一つの実施形態の場合には、ベアリング1の固定レースウェイ3と可動レースウェイ2との間を密封しなければならない場合がある。
【0084】
ベアリング1の後部側面上では、密封は、ベアリング1のサイズに合わせたリップ19を備えた第1の密封ジョイントにより行われる。
ベアリング1の前部側面上では、密封は、環状部材16の前部側面と、コーダ保持スリーブ15との間で行わなければならない。この密封は動的ジョイント20により行われ、ジョイント20のゴム製ヒールが、環状部材16の前部側面上に設けられた溝20a内に埋設されていて、ジョイント20の摩擦リップ20bが、弾力により、コーダ保持スリーブ15の外面の端部に押しつけられる。
【0085】
ベアリング1を小型にするために、動的ジョイント20のサイズは、ベアリング1に特有のサイズより小さい。
密封ジョイント19は、ベアリング1の同じ口径については、もっと小さな外径を持つ一連の標準化したベアリングの中から選択することができる。
【0086】
例えば、本発明の情報感知装置5を備えた、ISO15.1998、「ベアリング−ラジアル・ベアリング−フットプリント・サイズ、一般計画」の口径が10mm、外径が35mmである直径シリーズ3に含まれる6300ベアリング1には、同じ規格の直径シリーズ2に含まれる口径が10mm、外径が30mmである6200ベアリングのものと同じ密封ジョイント20が設けられる。
【0087】
図面を参照しながら、図の情報感知ベアリング1の実施形態の種々の異なる特徴について以下に説明する。
図2および図3の第1の実施形態の場合には、プリズム状の溝18の軸に沿って延びる半径方向の延長部16aは、環状部材16の外面上に設けられる。
【0088】
この実施形態の場合には、基板8は、好適には、硬質の絶縁材料からできていることが好ましい。入出力接続部11は、感知素子40に対向する基板8の端部の近くに位置する。
【0089】
半径方向の延長部16aは、一方では、入出力接続部11を含む基板8の一部を収容し、他方では、入出力接続部11自身を収容することができるハウジング21を形成するために、入出力接続部11に対向して軸方向に前部の方向に延びる。
【0090】
検出デバイス7の入出力接続部11は、ハウジング21の局部延長部内に位置するプラグ接続式コネクタ22を備える。上記コネクタ22は、ピン23により基板8に電気的に接続している。
【0091】
ハウジング21は、半径方向の延長部16a内に形成されている軸方向の口径により形成される。上記口径は、2つの連続している直径を持ち、一方の直径は、基板8を収容することができ、他方の直径は、コネクタ22を収容することができる(図2参照)。
【0092】
検出デバイス7を損傷から保護するために、キャップ24が、基板8の近くのボアに装着され、かつスリーブ17の外面上に密封状態に装着される。例えば、キャップ24は、ハウジング21の同心スパンに密封状態に装着される。
【0093】
図4の第2の実施形態の場合には、ハウジング21は、やはり環状部材16の半径方向の延長部16a内に設けられる。
前の実施形態の場合のように、基板8は、好適には、硬質の絶縁材料からできていることが好ましく、入出力接続部11は、基板8の端部近くに、感知素子40に対向して位置していて、ハウジング21は、入出力接続部11に対向して延びる。
【0094】
ハウジング21は、一方で、入出力接続部11を備えた基板8の一部を収容することができ、他方では、入出力接続部11自身を収容することができる。
検出デバイス7の入出力接続部11は、基板8に接続している柔軟な導線30を備える。上記柔軟な導線30は、外装32を持つ多重ワイヤ・ケーブル31に備えられる。
【0095】
ハウジング21は、その前部に、柔軟なケーブル31を収容するように設計されているが、その際ハウジング21は、同様にケーブル31の通路を密封するパッキン箱装置33により、同ケーブル31を正しい位置に保持する。
【0096】
柔軟なケーブル31の外装32は、ハウジング21の内部に設けられたナット35により固定されている、金属製ケーブル・ブシュ34により環状部材16の金属アースに電気的に接続している。
【0097】
基板8を収容しているハウジング21の後部では、柔軟な導線30は、検出デバイス7の出力信号にアクセスすることができるように、基板8に接続している。
【0098】
ハウジング21は、重合した絶縁樹脂で充填することができる。
これら2つの実施形態の場合には、感知素子40のアレイ10とハウジング21の軸との間の距離は、標準化シリーズに含まれる種々のベアリングに対して一定に維持することができる。
【0099】
図5−図8を参照しながら、これら2つの実施形態の3つの変形例について以下に説明する。これらの図面においては、入出力接続部11は図示していない。何故なら、プラグ接続式コネクタ22または多重ワイヤ・ケーブル31のいずれを備えることもできるからである。
【0100】
第1の変形例の場合には、ベアリング1の固定レースウェイ3に固定されているスリーブ17は、図示していないフレームまたはケーシングにベアリングを固定することができるフランジの形をした半径方向の延長部17aと一体形成される(図5参照)。
【0101】
孔部17bにより、上記フレームまたはケーシングに対してフランジ17aを固定する手段を通過させることができる。
図6の第2変形例の場合には、固定フランジ17aは、上記レースウェイ3の外径に合わせたスリーブ26により、ベアリング1の外側のレースウェイ3の外径上を軸方向に延びる。
【0102】
例えば、スリーブ26の外径は、上記規格ISO15−1998が規定する一連の直径の中から選択される。
第3の変形例の場合には、基板8を保持する環状部材16は、図示していないフレームまたはケーシングにベアリング1を固定することができる、フランジの形をした半径方向の延長部16aと一体形成される(図7参照)。
【0103】
孔部16bにより、上記フレームまたはケーシングに対してフランジ16aを固定する手段を通過させることができる。
この変形例の場合には、環状部材16は、スリーブ17上の回転軸と同心の肩部31により、スリーブ17上の中心に位置する(図8参照)。
【0104】
図9−図12の情報感知ベアリング1の第3の実施形態の場合には、基板8は、柔軟な絶縁フィルムの形をしている。
プリズム状の溝18の軸に沿って延びる半径方向の延長部16aは、環状部材16の外面上に設けられる。
【0105】
プリズム状の溝18は、プリズム状の溝18が環状部材16の後部側面上にだけ形成されている場合と比較した場合よりもかなり広い表面に基板8を固定するように、半径方向の延長部内を延びる。
【0106】
半径方向の延長部16aの外部は、基板8を収容するための凹部36内まで延びる。凹部36は、基板8を正しい位置に保持するために、基板8の周囲で重合した絶縁樹脂で有利に充填される。
【0107】
図9および図10の実施形態の場合には、2つの凹部37が、デバイスの機械的強度を増大させるために凹部36の内面上に形成される。
基板8は、環状部材16の金属塊に接続している金属外装フィルムを含む感知素子9を収容する面に対向する面8a上に設置される。
【0108】
検出デバイスの入出力接続部11は、感知素子9に対向する基板8の一部に直接接続しているプラグ接続式コネクタ22を備える。
感知素子9とコネクタ22との間で測定した基板8の長さは、上記2つの実施形態の場合と比較するとかなり長い。基板8は柔軟性を持っているので、この特徴により、例えば、コネクタ22を信号処理装置に直接接続することができる。
【0109】
図11および図12のこの第3の変形例の場合には、基板8を保持している環状部材16は、図示していないフレームまたはケーシングにベアリング1を固定することができる、フランジの形をした半径方向の延長部16aと一体形成される。
【0110】
孔部16bにより、上記フレームまたはケーシングに対してフランジ16aを固定する手段を通過させることができる。
環状部材16の外側には、溝18が、薄くて変形可能な金属支持体39を挿入することができる凹部36まで延びている。
【0111】
この金属支持体39は、情報感知ベアリング1のユーザの要求に応じてその形状を変えることができる。
肩部36aは、封鎖キャップを取り付けることにより凹部36に重合性樹脂を容易に充填することができるように、凹部36に設けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 センサ、および入力としてのセンサが検出した磁界、および検出デバイスの出力に送られたアナログ信号の略図である。
【図2】 プラグ接続式コネクタを備え、半径方向の延長部を持つ、情報センサを備えたベアリングの第1の実施形態の部分縦断面図である。
【図3】 図2の第1の実施形態のA−Aに沿って切断した部分背面図である。
【図4】 多重ワイヤ・ケーブルによる、軸方向の入出力を持つ、情報センサを備えたベアリングの第2の実施形態の部分縦断面図である。
【図5】 固定レースウェイに固定されているスリーブが固定用フランジの形をした半径方向の延長部と一体形成されている、情報センサを備えたベアリングの第1および第2の実施形態の第1の変形例の部分縦断面図である。
【図6】 固定レースウェイに固定されているスリーブがスリーブを持つ固定用フランジの形に形成されている、情報センサを備えたベアリングの第1および第2の実施形態の第2の変形例の部分縦断面図である。
【図7】 基板を有する環状部材が固定フランジの形をした半径方向の延長部材と一体形成されている、情報センサを備えたベアリングの第1および第2の実施形態の第3の変形例の部分断面図である。
【図8】 図7の情報センサを備えたベアリングの第1および第2の実施形態の第3の変形例をA−Aに沿って切断した部分背面図である。
【図9】 基板が柔軟な絶縁フィルムの形をしている、情報センサを備えたベアリングの第3の実施形態の部分縦断面図である。
【図10】 図11の情報センサを備えたベアリングの第3の実施形態の部分背面図である。
【図11】 基板を含む環状部材が固定フランジの形をしている半径方向の延長部材と一体形成されている、情報センサを備えたベアリングの第3の実施形態の変形例の部分縦断面図である。
【図12】 図11の情報センサを備えたベアリングの第3の実施形態の変形例をA−Aに沿って切断した部分背面図である。
Claims (28)
- 各ベアリング(1)が情報感知装置(5)を含む複数のベアリング(1)のセットであって、各ベアリング(1)が可動レースウェイ(2)と固定レースウェイ(3)とを備え、磁気パルスを発生するための環状手段(6)が前記可動レースウェイ(2)と関連し、前記パルスを検出するためのデバイス(7)が前記固定レースウェイ(3)に関連し、前記検出デバイス(7)が基板(8)に関連する2つより多くの整列感知素子(40)を備えると共に、複数のベアリング(1)のセットの各ベアリング(1)は磁気パルスを発生するための環状手段(6)からエアギャップの距離のところに前記感知素子(40)を配置することができる前記基板(8)の位置決め手段を備えることを特徴とする複数のベアリングのセットにおいて、
複数のベアリングのセットの各々のベアリング(1)は異なる大きさを有し、検出デバイス(7)は複数のベアリング(1)で同じであり、
前記2つより多くの整列感知素子(40)は互いの間に等しい距離をあけて配置されていることを特徴とするベアリングのセット。 - 請求項1記載のベアリングにおいて、前記感知素子(40)がセンサ(9)に内蔵されていることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項2記載のベアリングにおいて、前記センサ(9)が、前記感知素子(40)が検出した信号を処理するための電子回路も含むことを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項2または請求項3記載のベアリングにおいて、前記センサ(9)が集積回路を形成することを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項1−請求項4の何れか1項記載のベアリングにおいて、前記基板(8)が、PCBタイプのプリント回路基板の形に形成されることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項1−請求項4の何れか1項記載のベアリングにおいて、前記基板(8)が、柔軟なポリマー・フィルムの形に形成されることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項1−請求項6の何れか1項記載のベアリングにおいて、前記検出デバイス(7)の前記入出力接続部(11)が、基板(8)に関連することを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項7記載のベアリングにおいて、前記検出デバイス(7)が、前記センサ(9)、基板(8)および前記入出力接続部(11)を備えることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項1−請求項8の何れか1項記載のベアリングにおいて、前記基板(8)の前記位置決め手段が、前記基板(8)を収容することができる半径方向のプリズム状の溝(18)が形成されている前記ベアリングと同軸の環状部材(16)を備えることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項9記載のベアリングにおいて、前記環状部材(16)が、前記検出デバイス(7)の前記入出力接続部(11)を収容するように設計されているハウジング(21)を備えることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項10記載のベアリングにおいて、前記入出力接続部(11)を収容するように設計されているハウジング(21)が、前記ベアリング(1)の前記固定レースウェイ(3)に対して、前記環状部材(16)の半径方向の延長部(16a)内に位置することを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項9−請求項11の何れか1項記載のベアリングにおいて、前記環状部材(16)が、フレームまたはケーシングにベアリング(1)を固定することができるフランジの形をした半径方向の延長部(16a)と一体形成されることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項9−請求項12の何れか1項記載のベアリングにおいて、前記環状部材(16)が、強制的に前記固定レースウェイ上に装着されている前記ベアリング(1)と同軸の第2のスリーブ(17)により前記固定レースウェイ(3)と関連することを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項13記載のベアリングにおいて、前記スリーブ(17)が、前記固定レースウェイ(3)の外径に見合う軸方向の延長部を持つことを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項13または請求項14記載のベアリングにおいて、前記スリーブ(17)が、フレームまたはケーシングにベアリング(1)を固定することができるフランジの形をした半径方向の延長部(17a)と一緒に形成されることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項13−請求項15の何れか1項記載のベアリングにおいて、前記基板(8)を損傷から保護するために、前記ハウジング(21)の同心スパン内かつ前記スリーブ(17)の外面上に、キャップ(24)が密封状態に装着されることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項1−請求項16の何れか1項記載のベアリングにおいて、前記検出デバイス(7)の前記入出力接続部(11)がコネクタ(22)を備えることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項1−請求項16の何れか1項記載のベアリングにおいて、前記接続デバイス(7)の前記入出力接続部(11)が、多重ワイヤ・ケーブル(30)を備えることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項1−請求項18の何れか1項記載のベアリングにおいて、前記環状手段(6)が、フェライト粒子を含む合成材料からできている環状部材であって、それに隣接する2つの磁界に対して、所与の磁界の磁化方向とは反対の磁化方向を持つ複数の隣接する磁界により形成される環状部材であることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項1−請求項19の何れか1項記載のベアリングにおいて、前記環状手段(6)が、前記可動レースウェイ(2)上に圧力ばめされている、前記ベアリング(1)と同軸のスリーブ(15)による固定接続部を備えることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項20記載のベアリングにおいて、前記ベアリングが密封装置を備え、密封装置は、そのヒールが前記環状部材(16)の前記外面に関連し、その摩擦リップが前記回転スリーブの外端部上に弾力により支持される、動的ジョイント(20)により形成されることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項21記載のベアリングにおいて、前記密封ジョイント(19)が、前記ベアリング(1)の直径より小さい直径を持つことを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項22記載のベアリングにおいて、前記密封ジョイント(19)が、前記ベアリング(1)の同じ口径に対して、より小さな外径を持つ小さい一連の標準化ベアリングから選択されることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項1−請求項23の何れか1項記載のベアリングにおいて、前記整列感知素子(40)が、ホール効果センサ、マグネトレジスタおよび巨大マグネトレジスタからなるグループ内から選択されることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項1−請求項24記載のベアリングにおいて、前記検出デバイス(7)が、少なくとも2つのサブセットに分割されている、偶数である2N個の感知素子(40)を備えることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項25記載のベアリングにおいて、前記検出デバイス(7)が、4つのサブセットに分割されている4P個の感知素子(40)を備えることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項1−請求項26の何れか1項記載のベアリングにおいて、前記センサ(9)が、前記各感知素子(40)が検出した信号から、直角位相で前記検出デバイス(7)からの少なくとも2つのアナログ出力信号を形成するための加算手段と反転手段とを備えることを特徴とするベアリングのセット。
- 請求項1−請求項27の何れか1項記載のベアリングにおいて、前記センサ(9)が、前記感知素子(40)が検出した前記アナログ信号を補間するためのデバイス(41)を含むことを特徴とするベアリングのセット。
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