JP2003501604A - 情報感知装置を備えたベアリング - Google Patents
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Abstract
Description
ベアリングを始めとするベアリングの回転速度、角度位置および回転方向のよう
な情報を入手することができる「センサ」と称される検出デバイスとを備えたベ
アリングの技術分野に関する。
輪用に使用することができる。 本発明は特に、磁気コーダを内蔵すると共にそれと機能的に関連するセンサが
マグネトレジスタまたはホール効果センサのタイプであるベアリングに関するが
、これに限定されない。
体である、少なくとも一つの感知素子を備えたセンサを意味する。この場合、電
流Iに対して角度θに生じる誘導Bの存在下で、電流Iが感知素子を通って流れ
ると、電流Iおよび誘導Bに垂直な方向に、V=K.I.B.sinθに等しい
電圧Vが発生する。この場合、Kは、「ホール定数」と呼ばれ、この定数は、感
知素子の材料および幾何学的形状により異なる。Kは温度によっても変化する。
タ、すなわち、そのオーム値が磁界の強さにより変化する半導体材料から形成さ
れた抵抗器を意味する。
報は、電磁力に関するものであるからである。 位置を並進すなわち移動させるためにこれらのホール・センサを使用する場合
には、誘導を発生する磁石が、測定対象の一次的数値が作用すると同時に、測定
した2次的数値を修正する感知素子となる。すなわち、センサが直接感知する測
定値である誘導に垂直な従来の構成部材である。
グネトレジスタタイプのセンサとを備えた多くの設計のベアリングが知られてい
る。
69,728号;2,671,633号;2,678,691号;2,678,
692号;2,690,989号;2,693,272号;2,694,082
号;2,702,567号;2,710,985号;2,718,499号。
1号;438,624号;487,405号;488,853号;498,29
8号;518,157号;521,789号;522,933号;531,92
4号;557,931号;557,932号;647,851号;693,68
9号;701,132号;701,133号;714,029号;74,857
号;751,311号;753,679号;767,385号。
45,924号;2,730,283号;2,732,458号;2,717,
266号;2,701,298号。
5号;394,083号;607,719号;616,219号;619,43
8号;631,140号;652,438号;671,628号;725,28
1号;735,348号。
ースウェイの回転方向との両方を知りたい場合には、回転方向を定義するために
、電気的に90度位相がズレている2つの信号を使用できることが分かっている
。
号は、これらの信号の位相がπ/2、すなわち90度、すなわち一回転の1/4
、ズレている場合、すなわち上記2つの信号のうちの一方がゼロを通過するとき
に他方の信号がそのピークにある場合、これら2つの信号は、直角位相の関係に
あるものとする。
の実施形態においてはn+0.5nの間隔だけ離れている2つのホール効果セン
サまたはマグネトレジスタである、固定素子を持つ情報センサを備えたベアリン
グを開示している。この場合、nは磁石の長さである。
サを備えた、回転速度または回転角度の少なくともいずれか一方を測定するため
のセンサ装備型のベアリングを開示している。
設置されるかまたはシリコン上に直接埋設された、2つのホール効果感知素子ま
たはマグネトレジスタから、位相がズレた信号が発生する。上記距離はコーダの
関数である。
できない場合には、感知素子からのデジタル信号は直交位相にならない。 それ故、従来技術のデバイスは下記の欠点を持つ。 電極の長さが固定される場合、その電極の長さの範囲、それ故、デュアルセン
サ(すなわち、感知センサが2つある場合)と共に使用できるコーダの範囲が、
デジタル出力信号の直交位相に関する許容範囲により制限される。
、センサ技術および感知素子の位置の精度の関数である。 特許出願第WO−97/01660号、またはFR−A−97/12033が
開示している補間原理に関連するアナログ信号を送るデュアルセンサの場合には
、2つのアナログ信号の直交位相に関する必要な精度により、電極距離が正確に
素子間の距離に対応する磁気コーダへの、上記センサの使用が制限される。
しなければならないことを意味する。 本発明は、ベアリング内の可動レースウェイの回転方向を検出するための装置
に関する。上記装置を使用すれば、上記レースウェイの角度位置および回転速度
も検出することができる。上記装置は、いくつかのベアリング・サイズに共通し
て使用される。
ースウェイと固定レースウェイとを有し、磁気パルスを発生する環状手段が可動
レースウェイと関連し、上記パルスを検出するためのデバイスが固定レースウェ
イと関連し、検出デバイスが基板に関連する2つより多くの整列感知素子を備え
ると共に、検出デバイスが磁気パルスを発生する環状手段からエアギャップの距
離のところに感知素子を配置することができる基板の位置決め手段を備えるベア
リングを提供することである。
サに内蔵される。そのうえ、上記センサは、例えば、ASICタイプの集積回路
を形成することが可能である。
形成される。 他の実施形態の場合には、基板は、柔軟なポリマー・フィルムの形に形成され
る。
ンサ、基板および入出力接続部を備える。 基板の位置決め手段は、基板を収容することができる半径方向のプリズム状の
溝が形成されたベアリングと同軸の環状部材を備える。環状部材は、検出デバイ
スの入出力接続部を収容するように設計されている、例えばベアリングの固定レ
ースウェイに対して環状部材の半径方向の延長部に位置する、ハウジングを備え
る。
るための、フランジの形をした半径方向の延長部を持つように形成される。 環状部材は、例えば、固定レースウェイに圧力ばめされたベアリングと同軸の
第2のスリーブにより固定レースウェイと関連している。
向の延長部を持すると共に、スリーブは、フレームまたはケーシングにベアリン
グを固定するための、フランジの形をした半径方向の延長部を持つように形成さ
れる。
ーブの外面上に、キャップを密封状態に装着することが可能である。 一つの実施形態の場合には、検出デバイスの入出力接続部は、例えば、プラグ
接続式のコネクタを備える。
ブルを備える。 パルス発生手段は、フェライト粒子を含む合成材料からできている環状部材で
あって、それに隣接する2つの磁界に対して、所与の磁界とは反対の磁化方向を
持つ複数の隣接磁界により形成される環状部材である。
同軸のスリーブによる固定接続部を備える。密封装置は、そのヒールが環状部材
の外面と関連し、その摩擦リップが上記回転スリーブの外端部上に弾性により支
持される、動的ジョイントにより形成することができる。
ングの同じ口径に対して、密封ジョイントは、より小さな外径を持つ一連の標準
化ベアリングから選択される。
レジスタからなるグループから選択され、互いに等しい距離をおいて設置される
。
の感知素子を備える。例えば、上記検出デバイスは、4つのサブセットに分割さ
れた4つの4P感知素子の倍数である数を備える。
EPROM、ツェナー・ザッピング、または等価のタイプのプログラミングによ
り、入出力接続部により行われる。
力される少なくとも2つのアナログ信号を形成するための加算手段と反転手段と
を備える。
除去することにより入手することができる。 検出デバイスから同じ振幅を持つ出力信号を得るために、上記アナログ信号が
増幅される。センサは、コーダの解像度より優れた解像度を持つデジタル信号を
送るための感知素子が検出したアナログ信号を補間するためのデバイスも備える
。検出デバイスの出力信号の補間または増幅の少なくともいずれか一方は、入出
力接続部によりセンサで行われる。
上に検出デバイスが装着された後で行われる。 本発明の他の目的および利点は、添付の図面を参照しながら実施形態の下記の
説明を読めば明らかになるだろう。
いる可動レースウェイ2と固定レースウェイ3を備える。 ベアリング1は、可動レースウェイの角度位置、回転速度および回転方向のよ
うな情報を感知するための装置5を備える。
ス6を発生するための手段と、固定リング3に関連するセンサと呼ばれるこれら
のパルスを検出するためのデバイス7とを備える。
それに隣接する所与の磁界に対して、所与の磁界とは反対方向の磁化方向を持つ
複数の連続磁界により形成されているバリウム・フェライト、またはストロンチ
ウム・フェライト、または他の硬質な強磁性材料の粒子を含む合成材料からでき
ている環状部材を使用することができる。
さにより定義される。 このような構成の場合には、コーダ6による磁気誘導は、問題のエアギャップ
内においては、正弦波であると見なすことができる。
置に固定すると共に入出力センサ11をも固定する基板8に取り付けられている
センサ9を備える。
・タイプの偶数2N(N>1)の感知素子40をシリコン上に集積するモノリシ
ックな電子回路に、他方では、感知素子40が検出する信号を処理するための電
子回路をシリコン上に集積するモノリシックな電子回路の形に作られる。センサ
9は、例えば、TSSOP20タイプのCMS缶内にパッケージされる。
は、ほぼ直線に沿って配置される。例えば、これらの感知素子40は、直線に近
似できる円の弧上に配置することができる。
形成する。 センサ9は、また、例えば、多重電極磁気コーダ6の回転速度、回転方向、お
よび/または回転角度のような情報を入手し、それにより、このコーダ6を備え
たベアリング1のレースウェイ2の回転速度、回転方向、および/または回転角
度を入手するために、感知素子40から発せられたアナログ信号を処理して完全
な直角位相の信号を得るための電子回路を備える。
集積回路の名称である、ASIC(特定用途向け集積回路)と呼ばれる回路であ
る特定の用途向けに個人化された集積回路を形成する。
気的接続手段を備える。上記入出力接続部11により、特に、センサ9からの情
報を収集し、上記センサ9のプログラミングを行うことができる。
は、センサ9の出力ラグを入出力接続部11に電気的に接続することができる。
基板8は、例えば、FR4タイプの硬質材料から作ることもできるし、カプトン
(商標)タイプの柔軟なポリマー・フィルムの形に形成することもできる。
、送られてきた信号は、コーダ6の電極の長さの広範囲にわたって完全な直角位
相でなければならない。
限のP感知素子40の形でセンサ9に集積される。(P=6) アンプのような4つの加算手段12、または加算回路も、センサ9内に集積さ
れる。各象限の感知素子40は、感知素子9からの信号を加算するために、それ
ぞれ、加算手段12の中の1つに接続部している。
組合せを形成するために、センサ9内に集積される。 SIN=(S1 −S2 )−(S’1 −S’2 ) COS=(S1 +S2 )−(S’1 +S’2 ) 図11の実施形態の場合には、センサ9は、同様に、補間デバイス41も含む
。送られてきた信号SINおよび信号COSは、アナログ信号SINおよびCO
Sをデジタル出力信号に変換する補間デバイス41に電気的に接続している。
Sの直角位相は、何時でも90度に等しい。 さらに、磁気オフセットが、感知素子40全体上で等しいと仮定した場合には
、信号SINおよび信号COSには適用されない。何故なら、上記信号は引算に
より入手されるからである。
から見た場合、アナログ信号SINおよびCOSも同様に、補間を可能にするた
めに、同じ振幅を持たなければならない。
、信号SINおよびCOSの振幅は同じである。しかし、電極の長さLpが、基
準長さLpoと異なる場合には振幅は異なる。
能な電極の長さの数を増大するための手段が、例えば、EEPROMまたはツェ
ナー・ザッピング・タイプのプログラミングにより、アレイ10の長さを2N中
から使用する2M個の素子に短縮する(MはNより小さい)。
グ可能なメモリを意味する。この場合、各セルは、例えば、MNOSトランジス
タ、またはDIFMOSトランジスタまたは等価物により形成される。読出しお
よび書込みトランジスタを使用することにより、MOSトランジスタをベースと
するMNOS(金属窒化酸化半導体)トランジスタが、半導体メモリを形成する
。
強度が増大する定電流源が供給する逆バイアスのツェナー・ダイオードの選択的
ショートにより、所与のバイナリ入力語に対するデデジタル化装置からの電圧の
エラーの修正を意味し、このようにして入手した回路の全強度が、抵抗のターミ
ナルにおける必要な修正電圧を発生する。
にするために、これらの信号の他方に対して、一方の信号を電子的に増幅するこ
とができる。
が、最初にプログラミングにより調整され、その後で、上記振幅が、信号SIN
およびCOSを増幅することにより電子的に等価にされる。
7の適合は、ベアリング1上に検出デバイス7を装着した後で、入出力接続部1
1により行われる。
えば、多重電極磁気コーダ6の回転速度、回転方向および/または回転角度のよ
うな情報を入手し、それにより、このコーダ6を支持しているベアリング1のレ
ースウェイ2の回転速度、回転方向、および/または回転角度を入手することが
できるデジタル信号を形成するために、アナログ信号SINおよびCOSを補間
デバイス41により補間することができる。
40は、N個の感知素子40の2つのサブセットに分割される。 上記実施形態の場合のように、加算手段および反転手段は、検出デバイス7の
出力のところで、2つの信号、S1 +S2 およびS1 −S2 を供給するように設
計される。
一方または他方を電子的に増幅することにより行われる。 それ故、これら2つの実施形態で説明した検出デバイス7は、いくつかのサイ
ズのベアリングに対して使用することができる。何故なら、上記検出デバイス7
は、プログラミングまたは振幅の等化により、広い範囲の電極の長さに適合する
からである。検出デバイス7、すなわち、少なくとも1つのセンサ9、基板8お
よび入出力接続部11は、いくつかのサイズのベアリング1に共通して使用する
ことができる。
グラミングにより調整することができる24個の感知素子40の3.45mmの
アレイ10と、1つ以上の周期から1/2周期以下までの磁気信号の範囲にわた
って1回転当り32の周期を持つコーダ6と向かい合って作動する13の調整ス
テップを含む振幅等化手段とを備え、9.750mmから48.954mmの間
の78の読取り半径R1を選択することができる。
に位置する測定軸上の距離として定義される。 同じ条件の下で、同じ検出デバイス7が、64の周期を持つコーダの前面で使
用される場合には、19.51mmと87.96mmとの間の78の読取り半径
R1を予見することができる。
レイ10の長さの約25%に等しい電極の長さLpmin まで能動状態にあるが、
同じセンサ9は、アレイ10の長さより25%長いコーダの電極の長さ6Lpma x に対して動作することができる。この場合には、処理済みの磁気信号は、磁気
信号の1つの周期より少し長い周期、すなわち、電極の長さの2倍より少し長い
周期に対応する。それ故、比Lpmax /Lpmin は約5で、それ故、同じ比R1 max /R1min 内の読取り半径の範囲へのセンサ9の適合は5に等しい。
に対して同じセンサ9を使用することができる。それ故、検出デバイス7の1つ
の構成を使用することができ、基板8を、上記ベアリングの外径に対してほぼ同
じ状況で、標準化した一連のベアリング内のいずれのベアリングも固定レースウ
ェイ3に対して使用することができる。
いくつかの実施形態である。 これらの図は、ベアリングの回転軸と重なっている縦軸Xを示す。 軸方向、縦方向、前方および後方という用語は、この軸を基準としたものであ
る。
場所に位置している。 図の実施形態の場合には、可動レースウェイ2は、ベアリング1の内部レース
ウェイであり、外側レースウェイ3は固定されている。
れぞれ、前方および後方を向いている。 外側レースウェイ3は、1つの外面を持ち、2つの側面は、それぞれ、前方お
よび後方を向いている。
る前は、それぞれ独立している以下の3つの素子を備える。 ・コーダ保持スリーブと呼ばれ、回転中、磁気パルス発生手段6を支持するスリ
ーブ15
作ることが好ましい。 軸Xを有するコーダ保持スリーブ15は、ベアリング1の可動レースウェイ2
の口径と同じ口径を持つ。回転に対して固定するために、コーダ保持スリーブ1
5は、例えば、可動レースウェイ2の前面に圧力ばめされる。
ダ保持スリーブ15の外面に固定される。コーダ6は、例えば、複数の隣接する
磁界を持ち、各磁界は、それに隣接する2つの磁界の極性とは反対の極性を持つ
。
れるように、例えば圧力ばめによりレースウェイ3の前面に装着される。 スリーブ17の口径は、コーダ6の回転を妨害しないように設計されている。
3の外面を延びる軸方向の延長部を持つ。 この軸方向の延長部は、コーダ6を含む半径方向の平面を越えて延びるだけの
十分な長さを持つ。このような構成になっているので、軸方向の延長部は、コー
ダ6を外部からの悪影響から保護する働きをすることができる。
16を、ベアリング1の固定レースウェイ3に固定できるようにすることである
。
スウェイ2の外径と同じ内径を持つ。 それ故、環状部材16は、その内径とその外径との間を延びる、後部側面と前
部側面を持ち、2つの側面の間を軸方向に延びる、それぞれ内面および外面であ
る2つの面を持つ。
後部側面に形成される。プリズム状の溝18は、基板8を収容するように設計さ
れる。例えば、基板8は、プリズム状の溝18内に接着剤で固定される。
を含む面の前に位置する半径方向の平面に、感知素子40が位置するような深さ
になっている。すなわち、プリズム状の溝18の深さは、感知素子40を内蔵す
るセンサ9の厚さより深い。
ャップの距離のところで、環状手段6に対向して、X軸を通る半径に垂直方向に
配置されるようにプリズム状の溝18内に固定されている。
6からエアギャップの距離のところで、環状手段6に対向して感知素子30を位
置させることにより、その後部側面を通る環状部材16をベアリング1の固定レ
ースウェイ3と関連づけることができる。
リーブ17に対して、環状部材16の位置が調整される。固定用フランジの前面
に形成されたセグメント25は、環状部材16をスリーブ17に固定するために
、環状部材16の後部側面上に形成された同心スパン内で係合するように設計さ
れている。
5を可動レースウェイ2に関連づけ、次に、第2のスリーブ17を固定レースウ
ェイ3と関連づけることにより装着される。その後、基板8を保持する環状部材
16が、最後のスリーブ17と関連づけられる。
いように設計される。 さらに、便宜上、コーダ保持スリーブ15のX軸に沿った長さは、第2のスリ
ーブ17と環状部材16により形成される組立体の長さとほぼ等しい長さにされ
る。
は、感知素子40のアレイ10が、微調整のステップの際に、ベアリングの外径
から同じ距離のところに位置するように行われる。この構成の場合には、問題の
ベアリングのサイズが何であろうとも、ベアリングの外径と、コーダ6の外径と
の間の差は、第2のスリーブ17の厚さと同様に一定に保たれ、その結果、感知
素子40のアレイ10は、いつでも、コーダ6からエアギャップの距離のところ
に位置していて、コーダと対向している。
固定レースウェイ3と可動レースウェイ2との間を密封しなければならない場合
がある。
ップ19を備えた第1の密封ジョイントにより行われる。 ベアリング1の前部側面上では、密封は、環状部材16の前部側面と、コーダ
保持スリーブ15との間で行わなければならない。この密封は動的ジョイント2
0により行われ、ジョイント20のゴム製ヒールが、環状部材16の前部側面上
に設けられた溝20a内に埋設されていて、ジョイント20の摩擦リップ20b
が、弾力により、コーダ保持スリーブ15の外面の端部に押しつけられる。
グ1に特有のサイズより小さい。 密封ジョイント19は、ベアリング1の同じ口径については、もっと小さな外
径を持つ一連の標準化したベアリングの中から選択することができる。
ング−ラジアル・ベアリング−フットプリント・サイズ、一般計画」の口径が1
0mm、外径が35mmである直径シリーズ3に含まれる6300ベアリング1
には、同じ規格の直径シリーズ2に含まれる口径が10mm、外径が30mmで
ある6200ベアリングのものと同じ密封ジョイント20が設けられる。
徴について以下に説明する。 図2および図3の第1の実施形態の場合には、プリズム状の溝18の軸に沿っ
て延びる半径方向の延長部16aは、環状部材16の外面上に設けられる。
ることが好ましい。入出力接続部11は、感知素子40に対向する基板8の端部
の近くに位置する。
を収容し、他方では、入出力接続部11自身を収容することができるハウジング
21を形成するために、入出力接続部11に対向して軸方向に前部の方向に延び
る。
するプラグ接続式コネクタ22を備える。上記コネクタ22は、ピン23により
基板8に電気的に接続している。
により形成される。上記口径は、2つの連続している直径を持ち、一方の直径は
、基板8を収容することができ、他方の直径は、コネクタ22を収容することが
できる(図2参照)。
ボアに装着され、かつスリーブ17の外面上に密封状態に装着される。例えば、
キャップ24は、ハウジング21の同心スパンに密封状態に装着される。
半径方向の延長部15a内に設けられる。 前の実施形態の場合のように、基板8は、好適には、硬質の絶縁材料からでき
ていることが好ましく、入出力接続部11は、基板8の端部近くに、感知素子4
0に対向して位置していて、ハウジング21は、入出力接続部11に対向して延
びる。
ることができ、他方では、入出力接続部11自身を収容することができる。 検出デバイス7の入出力接続部11は、基板8に接続している柔軟な導線30
を備える。上記柔軟な導線30は、外装32を持つ多重ワイヤ・ケーブル31に
備えられる。
れているが、その際ハウジング21は、同様にケーブル31の通路を密封するパ
ッキン箱装置33により、同ケーブル31を正しい位置に保持する。
35により固定されている、金属製ケーブル・ブシュ34により環状部材16の
金属アースに電気的に接続している。
バイス7の出力信号にアクセスすることができるように、基板8に接続している
。
1の軸との間の距離は、標準化シリーズに含まれる種々のベアリングに対して一
定に維持することができる。
下に説明する。これらの図面においては、入出力接続部11は図示していない。
何故なら、プラグ接続式コネクタ22または多重ワイヤ・ケーブル31のいずれ
を備えることもできるからである。
るスリーブ17は、図示していないフレームまたはケーシングにベアリングを固
定することができるフランジの形をした半径方向の延長部17aと一体形成され
る(図5参照)。
固定する手段を通過させることができる。 図6の第2変形例の場合には、固定フランジ17aは、上記レースウェイ3の
外径に合わせたスリーブ26により、ベアリング1の外側のレースウェイ3の外
径上を軸方向に延びる。
連の直径の中から選択される。 第3の変形例の場合には、基板8を保持する環状部材16は、図示していない
フレームまたはケーシングにベアリング8を固定することができる、フランジの
形をした半径方向の延長部16aと一体形成される(図7参照)。
固定する手段を通過させることができる。 この変形例の場合には、環状部材16は、スリーブ17上の回転軸と同心の肩
部31により、スリーブ17上の中心に位置する(図8参照)。
、柔軟な絶縁フィルムの形をしている。 プリズム状の溝18の軸に沿って延びる半径方向の延長部16aは、環状部材
16の外面上に設けられる。
け形成されている場合と比較した場合よりもかなり広い表面に基板8を固定する
ように、半径方向の延長部内を延びる。
びる。凹部36は、基板8を正しい位置に保持するために、基板8の周囲で重合
した絶縁樹脂で有利に充填される。
的強度を増大させるために凹部36の内面上に形成される。 基板8は、環状部材16の金属塊に接続している金属外装フィルムを含む感知
素子9を収容する面に対向する面8a上に設置される。
接接続しているプラグ接続式コネクタ22を備える。 感知素子9とコネクタ22との間で測定した基板8の長さは、上記2つの実施
形態の場合と比較するとかなり長い。基板8は柔軟性を持っているので、この特
徴により、例えば、コネクタ22を信号処理装置に直接接続することができる。
状部材16は、図示していないフレームまたはケーシングにベアリング1を固定
することができる、フランジの形をした半径方向の延長部16aと一体形成され
る。
固定する手段を通過させることができる。 環状部材16の外側には、溝18が、薄くて変形可能な金属支持体39を挿入
することができる凹部36まで延びている。
状を変えることができる。 肩部36aは、封鎖キャップを取り付けることにより凹部36に重合性樹脂を
容易に充填することができるように、凹部36に設けられる。
デバイスの出力に送られたアナログ信号の略図である。
ンサを備えたベアリングの第1の実施形態の部分縦断面図である。
る。
サを備えたベアリングの第2の実施形態の部分縦断面図である。
形をした半径方向の延長部と一体形成されている、情報センサを備えたベアリン
グの第1および第2の実施形態の第1の変形例の部分縦断面図である。
定用フランジの形に形成されている、情報センサを備えたベアリングの第1およ
び第2の実施形態の第2の変形例の部分縦断面図である。
部材と一体形成されている、情報センサを備えたベアリングの第1および第2の
実施形態の第3の変形例の部分断面図である。
態の第3の変形例をA−Aに沿って切断した部分背面図である。
ベアリングの第3の実施形態の部分縦断面図である。
分背面図である。
延長部材と一体形成されている、情報センサを備えたベアリングの第3の実施形
態の変形例の部分縦断面図である。
形例をA−Aに沿って切断した部分背面図である。
Claims (35)
- 【請求項1】 情報感知装置(5)を含むベアリング(1)であって、可動
レースウェイ(2)と固定レースウェイ(3)とを備え、磁気パルスを発生する
ための環状手段(6)が前記可動レースウェイ(2)と関連し、前記パルスを検
出するためのデバイス(7)が前記固定レースウェイ(3)に関連するベアリン
グにおいて、前記検出デバイス(7)が基板(8)に関連する2つより多くの整
列感知素子(40)を備えると共に、検出デバイス(7)が磁気パルスを発生す
るための環状手段(6)からエアギャップの距離のところに前記感知素子(40
)を配置することができる前記基板(8)の位置決め手段を備えることを特徴と
するベアリング。 - 【請求項2】 請求項1記載のベアリングにおいて、前記感知素子(40)
がセンサ(9)に内蔵されていることを特徴とするベアリング。 - 【請求項3】 請求項2記載のベアリングにおいて、前記センサ(9)が、
前記感知素子(40)が検出した信号を処理するための電子回路も含むことを特
徴とするベアリング。 - 【請求項4】 請求項2または請求項3記載のベアリングにおいて、前記セ
ンサ(9)が、例えば、ASICタイプの集積回路を形成することを特徴とする
ベアリング。 - 【請求項5】 請求項1−請求項4の何れか1項記載のベアリングにおいて
、前記基板(8)が、PCBタイプのプリント回路基板の形に形成されることを
特徴とするベアリング。 - 【請求項6】 請求項1−請求項4の何れか1項記載のベアリングにおいて
、前記基板(8)が、柔軟なポリマー・フィルムの形に形成されることを特徴と
するベアリング。 - 【請求項7】 請求項1−請求項6の何れか1項記載のベアリングにおいて
、前記検出デバイス(7)の前記入出力接続部(11)が、基板(8)に関連す
ることを特徴とするベアリング。 - 【請求項8】 請求項7記載のベアリングにおいて、前記検出デバイス(7
)が、前記センサ(9)、基板(8)および前記入出力接続部(11)を備える
ことを特徴とするベアリング。 - 【請求項9】 請求項1−請求項8の何れか1項記載のベアリングにおいて
、前記基板(8)の前記位置決め手段が、前記基板(8)を収容することができ
る半径方向のプリズム状の溝(18)が形成されている前記ベアリングと同軸の
環状部材(16)を備えることを特徴とするベアリング。 - 【請求項10】 請求項9記載のベアリングにおいて、前記環状部材(16
)が、前記検出デバイス(7)の前記入出力接続部(11)を収容するように設
計されているハウジング(21)を備えることを特徴とするベアリング。 - 【請求項11】 請求項10記載のベアリングにおいて、前記入出力接続部
(11)を収容するように設計されているハウジング(21)が、前記ベアリン
グ(1)の前記固定レースウェイ(3)に対して、前記環状部材(16)の半径
方向の延長部(16a)内に位置することを特徴とするベアリング。 - 【請求項12】 請求項9−請求項11の何れか1項記載のベアリングにお
いて、前記環状部材(16)が、フレームまたはケーシングにベアリング(1)
を固定することができるフランジの形をした半径方向の延長部(16a)と一体
形成されることを特徴とするベアリング。 - 【請求項13】 請求項9−請求項12の何れか1項記載のベアリングにお
いて、前記環状部材(16)が、強制的に前記固定レースウェイ上に装着されて
いる前記ベアリング(1)と同軸の第2のスリーブ(17)により前記固定レー
スウェイ(3)と関連することを特徴とするベアリング。 - 【請求項14】 請求項13記載のベアリングにおいて、前記スリーブ(1
7)が、前記固定レースウェイ(3)の外径に見合う軸方向の延長部を持つこと
を特徴とするベアリング。 - 【請求項15】 請求項13または請求項14記載のベアリングにおいて、
前記スリーブ(17)が、フレームまたはケーシングにベアリング(1)を固定
することができるフランジの形をした半径方向の延長部(17a)と一緒に形成
されることを特徴とするベアリング。 - 【請求項16】 請求項13−請求項15の何れか1項記載のベアリングに
おいて、前記基板(8)を損傷から保護するために、前記ハウジング(21)の
同心スパン内かつ前記スリーブ(17)の外面上に、キャップ(24)が密封状
態に装着されることを特徴とするベアリング。 - 【請求項17】 請求項1−請求項16の何れか1項記載のベアリングにお
いて、前記検出デバイス(7)の前記入出力接続部(11)が、例えば、プラグ
接続式のコネクタ(22)を備えることを特徴とするベアリング。 - 【請求項18】 請求項1−請求項16の何れか1項記載のベアリングにお
いて、前記接続デバイス(7)の前記入出力接続部(11)が、多重ワイヤ・ケ
ーブル(30)を備えることを特徴とするベアリング。 - 【請求項19】 請求項1−請求項18の何れか1項記載のベアリングにお
いて、前記パルス発生手段(6)が、フェライト粒子を含む合成材料からできて
いる環状部材であって、それに隣接する2つの磁界に対して、所与の磁界の磁化
方向とは反対の磁化方向を持つ複数の隣接する磁界により形成される環状部材で
あることを特徴とするベアリング。 - 【請求項20】 請求項1−請求項19の何れか1項記載のベアリングにお
いて、前記パルス発生手段(6)が、前記可動レースウェイ(2)上に圧力ばめ
されている、前記ベアリング(1)と同軸のスリーブ(15)による固定接続部
を備えることを特徴とするベアリング。 - 【請求項21】 請求項20記載のベアリングにおいて、前記ベアリングが
密封装置を備え、密封装置は、そのヒールが前記環状部材(16)の前記外面に
関連し、その摩擦リップが前記回転スリーブの外端部上に弾力により支持される
、動的ジョイント(20)により形成されることを特徴とするベアリング。 - 【請求項22】 請求項21記載のベアリングにおいて、前記密封ジョイン
ト(19)が、前記ベアリング(1)の直径より小さい直径を持つことを特徴と
するベアリング。 - 【請求項23】 請求項22記載のベアリングにおいて、前記密封ジョイン
ト(19)が、前記ベアリング(1)の同じ口径に対して、より小さな外径を持
つ小さい一連の標準化ベアリングから選択されることを特徴とするベアリング。 - 【請求項24】 請求項1−請求項23の何れか1項記載のベアリングにお
いて、前記整列感知素子(40)が、ホール効果センサ、マグネトレジスタおよ
び巨大マグネトレジスタからなるグループ内から選択されることを特徴とするベ
アリング。 - 【請求項25】 請求項1−請求項24の何れか1項記載のベアリングにお
いて、前記感知素子(40)が、互いに等しい距離をおいて設置されることを特
徴とするベアリング。 - 【請求項26】 請求項1−請求項25記載のベアリングにおいて、前記検
出デバイス(7)が、少なくとも2つのサブセットに分割されている、偶数であ
る2N個の感知素子(40)を備えることを特徴とするベアリング。 - 【請求項27】 請求項26記載のベアリングにおいて、前記検出デバイス
(7)が、4つのサブセットに分割されている4つの4Pの感知素子(40)の
倍数である数を備えることを特徴とするベアリング。 - 【請求項28】 請求項26または請求項27記載のベアリングにおいて、
感知素子(40)のサブセットを生成するために選択される、感知素子(40)
の数の選択が、EEPROM、ツェナー・ザッピングまたは同等のもののプログ
ラミングにより、前記入出力接続部(11)により行われることを特徴とするベ
アリング。 - 【請求項29】 請求項1−請求項28の何れか1項記載のベアリングにお
いて、前記センサ(9)が、前記各感知素子(40)が検出した信号から、直角
位相で前記検出デバイス(7)からの少なくとも2つのアナログ出力信号を形成
するための加算手段と反転手段とを備えることを特徴とするベアリング。 - 【請求項30】 請求項1−請求項29の何れか1項記載のベアリングにお
いて、前記検出デバイス(7)からの前記出力信号が、引算により前記環状手段
(6)による前記磁界の連続分力を除去することにより入手されることを特徴と
するベアリング。 - 【請求項31】 請求項1−請求項30の何れか1項記載のベアリングにお
いて、前記アナログ信号が、前記検出デバイス(7)から同一の振幅の出力信号
を入手するために増幅されることを特徴とするベアリング。 - 【請求項32】 請求項1−請求項31の何れか1項記載のベアリングにお
いて、前記センサ(9)が、前記感知素子(40)が検出した前記アナログ信号
を補間するためのデバイス(41)を含むことを特徴とするベアリング。 - 【請求項33】 請求項1−請求項32の何れか1項記載のベアリングにお
いて、前記検出デバイス(7)からの前記アナログ出力信号が、前記コーダ(6
)の解像度より優れた解像度でデジタル信号を送るように補間されることを特徴
とするベアリング。 - 【請求項34】 請求項31−請求項33の何れか1項記載のベアリングに
おいて、前記検出デバイス(7)からの前記出力信号の前記補間または増幅の少
なくともいずれか一方が、前記入出力接続部(11)により前記センサ(9)で
行われることを特徴とするベアリング。 - 【請求項35】 請求項1−請求項34の何れか1項記載のベアリングにお
いて、種々の前記コーダ(6)の電極の長さに対する前記検出デバイス(7)の
適合が、前記検出デバイス(7)が前記ベアリング(1)上に装着された後で行
われることを特徴とするベアリング。
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