JP4775109B2 - 印刷装置、その制御方法、そのプログラム及びネットワーク印刷システム - Google Patents

印刷装置、その制御方法、そのプログラム及びネットワーク印刷システム Download PDF

Info

Publication number
JP4775109B2
JP4775109B2 JP2006139025A JP2006139025A JP4775109B2 JP 4775109 B2 JP4775109 B2 JP 4775109B2 JP 2006139025 A JP2006139025 A JP 2006139025A JP 2006139025 A JP2006139025 A JP 2006139025A JP 4775109 B2 JP4775109 B2 JP 4775109B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print server
power supply
supply voltage
print
printing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006139025A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007307790A (ja
Inventor
正浩 小岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2006139025A priority Critical patent/JP4775109B2/ja
Publication of JP2007307790A publication Critical patent/JP2007307790A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4775109B2 publication Critical patent/JP4775109B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

本発明は、印刷装置、その制御方法、そのプログラム及びネットワーク印刷システムに関する。
従来より、ネットワークに接続されたプリントサーバと、そのプリントサーバに接続され該プリントサーバに電源を供給する印刷装置とを備えたネットワーク印刷システムが知られている。例えば、特許文献1には、プリントサーバが動作クロック周波数を設定するにあたり、電源供給能力の高い高速プリンタに対しては高周波数を設定して高い処理能力を提供し、電源供給能力の低い低速プリンタに対しては低周波数を設定して消費電流を抑え且つそのプリンタに見合った処理能力を提供することが開示されている。
特許第3472086号
ところで、特許文献1では、プリントサーバは単にプリンタの電源供給能力の高低に基づいて動作クロック周波数を設定しているため、プリンタの稼働状態にかかわらずプリンタにデータを最高速で送信する。例えば、プリンタが印刷処理実行中にプリントサーバがプリンタへデータを最高速で送ったとすると、プリンタのバッファメモリの空き領域がすぐになくなってしまい、プリントサーバからデータの送信ができなくなるため、プリントサーバにおいてデータ送信待ちが発生する。このデータ送信待ちが長くなると、プリントサーバのデータバッファの空き領域が無くなり、その結果ネットワーク上のコンピュータからのデータ送信を抑制するためのフロー制御が行われる。一旦この状態になると、プリンタのバッファメモリに貯まった印刷データが印刷処理により消費されバッファメモリが空になったあとになってしばらくしてからプリントサーバからデータが送信されてくることが起こり得る。この場合、プリンタでの印刷処理が一旦中断されたあと再開されることになり、印刷処理の中断の前後で色ムラが発生しやすいという問題が生じる。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、プリントサーバに自己の稼働状態に適した速度で動作させることが可能な印刷装置、その制御方法及びそのプログラムを提供することを目的の一つとする。また、そのような印刷装置を含むネットワーク印刷システムを提供することを目的の一つとする。
本発明は、上述の目的の少なくとも一つを達成するために以下の手段を採った。
本発明の印刷装置は、
所定のネットワークに接続されたプリントサーバに接続され、該ネットワーク上のコンピュータデバイスから前記プリントサーバが受信した印刷データを該プリントサーバを介して受信し該印刷データに基づいて印刷する印刷装置であって、
前記プリントサーバが動作クロック周波数を設定するのに利用する周波数設定用信号を該プリントサーバへ出力する出力手段と、
自己の稼働状態を認識する稼働状態認識手段と、
前記認識された自己の稼働状態に基づいて前記周波数設定用信号を設定し該設定した周波数設定用信号が前記プリントサーバへ出力されるよう前記出力手段を制御する制御手段と、
を備えたものである。
この印刷装置では、自己の稼働状態を認識し、該認識した自己の稼働状態に基づいて、プリントサーバが動作クロック周波数を設定するのに利用する周波数設定用信号を設定し、該設定した周波数設定用信号がプリントサーバへ出力されるよう制御する。したがって、プリントサーバに自己の稼働状態に適した速度で動作させることができる。
本発明の印刷装置において、前記出力手段は、前記周波数設定用信号として電源電圧を前記プリントサーバへ出力し、前記制御手段は、前記認識された自己の稼働状態に基づいて前記電源電圧の大きさを設定し該設定した大きさの電源電圧が前記プリントサーバへ出力されるよう前記出力手段を制御し、前記プリントサーバは、前記電源電圧の大きさに基づいて前記動作クロック周波数を設定してもよい。こうすれば、周波数設定用信号として電源電圧を利用するため、周波数設定用信号としてプリントサーバと印刷装置との通信においてやり取りされる信号を利用する場合に比べて通信処理を行う必要がない分、処理能力に余裕が生まれる。このとき、プリントサーバは、電源電圧が大きいほど動作クロック周波数が高くなるように設定してもよい。
このように周波数設定用信号として電源電圧を用いる本発明の印刷装置において、前記制御手段は、前記認識された自己の稼働状態に基づいて前記電源電圧の大きさを設定するにあたり、前記認識された自己の稼働状態が印刷処理の実行中のときには前記プリントサーバから送られてくる単位時間当たりの印刷データのデータ量が前記印刷処理を中断することのない量となる動作クロック周波数に対応する電源電圧に設定してもよい。こうすれば、実行中の印刷処理が中断されることはないため、印刷処理の中断の前後で発生する色ムラが問題になることはない。
また、周波数設定用信号として電源電圧を用いる本発明の印刷装置において、前記制御手段は、前記認識された自己の稼働状態に基づいて前記電源電圧の大きさを設定するにあたり、前記認識された自己の稼働状態がスタンバイ状態のときには前記プリントサーバがスタンバイ状態となる動作クロック周波数に対応する電源電圧に設定してもよい。こうすれば、印刷装置とプリントサーバの両方をスタンバイ状態にすることができる。
本発明の印刷装置は、インクジェット印刷機構を備えるものとしてもよい。インクジェット印刷機構では、印刷処理の中断の前後で色ムラが発生し易いため、本発明を適用する意義が高い。
本発明の印刷装置の制御方法は、
所定のネットワークに接続されたプリントサーバに接続され、該ネットワーク上のコンピュータデバイスから前記プリントサーバが受信した印刷データを該プリントサーバを介して受信し該印刷データに基づいて印刷する印刷装置の制御方法であって、
(a)自己の稼働状態を認識するステップと、
(b)前記ステップ(a)で認識した自己の稼働状態に基づいて、前記プリントサーバが動作クロック周波数を設定するのに利用する周波数設定用信号を設定するステップと、
(c)前記ステップ(b)で設定した周波数設定用信号が前記プリントサーバへ出力されるよう制御するステップと、
を含むものである。
この印刷装置の制御方法では、自己の稼働状態を認識し、該認識した自己の稼働状態に基づいて、プリントサーバが動作クロック周波数を設定するのに利用する周波数設定用信号を設定し、該設定した周波数設定用信号がプリントサーバへ出力されるよう制御する。したがって、プリントサーバに自己の稼働状態に適した速度で動作させることができる。なお、この印刷装置の制御方法において、上述した印刷装置の種々の態様を採用してもよいし、また、上述した印刷装置の各機能を実現するようなステップを追加してもよい。
本発明のプログラムは、上述した印刷装置の制御方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実現させるためのものである。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。このプログラムを一つのコンピュータに実行させるか又は複数のコンピュータに各ステップを分担して実行させれば、上述した印刷装置の制御方法の各ステップが実行されるため、該印刷装置の制御方法と同様の作用効果が得られる。
本発明のネットワーク印刷システムは、
所定のネットワークに接続され、該ネットワーク上のコンピュータデバイスから印刷データを受信するプリントサーバと、
前記プリントサーバに接続され、該プリントサーバが受信した印刷データを該プリントサーバを介して受信し該印刷データに基づいて印刷する印刷装置と、
を備えたネットワーク印刷システムであって、
前記印刷装置は、前記プリントサーバが動作クロック周波数を設定するのに利用する周波数設定用信号を該プリントサーバへ出力する出力手段と、自己の稼働状態を認識する稼働状態認識手段と、前記認識された自己の稼働状態に基づいて前記周波数設定用信号を設定し該設定した周波数設定用信号が前記プリントサーバへ出力されるよう前記出力手段を制御する制御手段とを備えるものである。
このネットワーク印刷システムを構成する印刷装置では、自己の稼働状態を認識し、該認識した自己の稼働状態に基づいて、プリントサーバが動作クロック周波数を設定するのに利用する周波数設定用信号を設定し、該設定した周波数設定用信号がプリントサーバへ出力されるよう制御する。したがって、プリントサーバに自己の稼働状態に適した速度で動作させることができる。なお、このネットワーク印刷システムを構成する印刷装置は、上述した印刷装置の種々の態様を採用してもよいし、また、上述した印刷装置の各機能を実現するようなステップを追加してもよい。
本発明の一実施形態を図面を用いて以下に説明する。図1はネットワーク印刷システム10の概略構成を示す説明図、図2はプリントサーバ20を構成するクロック発生回路31の概略構成を示すブロック図、図3はプリンタ40の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態のネットワーク印刷システム10は、図1に示すように、プロトコルとしてTCP/IPを用いるイーサネット(登録商標)などに代表されるネットワーク60に接続されたプリントサーバ20と、このプリントサーバ20に接続されたインクジェット記録方式のプリンタ40とを備えている。
プリントサーバ20は、CPU21を中心としたマイクロコンピュータとして構成されており、プログラムなどを記憶するフラッシュROM22と、データを一時的に記憶するRAM23と、ネットワーク60に接続されたネットワークインタフェース24の設定を行うネットワークインタフェースコントローラ25と、プリンタ40に接続されたプリンタインタフェース26の設定を行うプリンタインタフェースコントローラ27と、プリンタインタフェース26を介してプリンタ40から供給される電源電圧の大きさを監視すると共に該電源電圧の大きさに応じた動作クロック周波数を発信器28から得られる信号に基づいて発生するクロック発生回路31とを備え、これらはバス30を介してデータのやり取りが可能なように接続されている。このプリントサーバ20は、更に、プリンタ40から供給される電源電圧から定電圧(例えば3.3V)を生成しプリントサーバ20の各部に供給する定電圧電源回路29も備えている。
クロック発生回路31は、図2に示すように、発信器28から出力される25MHzの周波数信号をクロック分周回路32aで16Hzの周波数信号に分周しこれを計時を行うための信号として出力するタイマ回路32と、発信器28から出力される25MHzの周波数信号をクロック逓倍回路33で逓倍して得られる800MHzの周波数信号を分周して200MHz,100MHz,66MHzの3種類の周波数信号を出力するクロック分周回路34と、プリンタ40から供給される電源電圧と予め定められた高電圧閾値(30V)とを比較して該比較結果を30Vフラグの値として出力する30V電圧比較器35と、プリンタ40から供給される電源電圧と予め定められた低電圧閾値(10V)とを比較して該比較結果を10Vフラグの値として出力する10V電圧比較器36と、30Vフラグ及び10Vフラグの各値に基づいて電源電圧の変化を検出し30Vフラグ及び10Vフラグの各値に対応したクロック周波数を選択するためのクロック選択信号を出力する電圧変化検出器37と、クロック選択信号を入力しクロック分周回路34で生成される3種類の周波数信号のうちクロック選択信号に対応するクロック周波数の信号を選択して出力するクロック出力セレクタ38と、プリンタ40から供給される電源電圧と予め定められた極小電圧閾値(3V)とを比較して電源電圧が極小電圧未満のときにはリセット信号を出力する3V電圧比較器39とを備えている。本実施形態では、通常、プリンタ40から供給される電源電圧は42V,20V,5Vのいずれかであり、表1に示すように、電源電圧が42Vのときには30Vフラグは値1、10Vフラグは値1でありこれらの値に対応した動作クロック周波数は200MHz(消費電流300mA)に設定され、電源電圧が20Vのときには30Vフラグは値0、10Vフラグは値1でありこれらの値に対応した動作クロック周波数は100MHz(消費電流180mA)に設定され、電源電圧が5Vのときには30Vフラグは値0、10Vフラグは値0でありこれらの値に対応した動作クロック周波数は66MHz(消費電流140mA)に設定される。
Figure 0004775109
プリンタ40は、図3に示すように、印刷を実行するインクジェット方式のプリンタエンジン41の制御を外部から入力した印刷データに基づいて行うプリンタASIC50と、プリントサーバ20に接続された入出力インタフェース51の設定を行う入出力コントローラ52と、印刷メニューなどの情報を表示したりユーザの指示を入力したりする操作パネル53と、プリンタ40の全体の制御を司るメインコントローラ54とを備え、これらはバス55を介して各種制御信号やデータのやり取りができるよう構成されている。このプリンタ40は、交流電源を整流して直流電源に変換したり直流電源の電圧を異なる電圧に変換したりする電源回路58を有し、電源回路58は、プリンタ40の各部へ直流電源を供給したり入出力インタフェース51を介してプリントサーバ20へ直流電源を供給したりする。
プリンタエンジン41は、プリントヘッド42とインクカートリッジ43を搭載したキャリッジ44と、駆動モータ45と従動モータ46に架け渡されキャリッジ44を主走査方向(図3のa方向)に移動可能なキャリッジベルト47と、印刷用紙Pをプリントヘッド42の奥から手前につまり副走査方向(図3のb方向)に搬送可能な搬送ローラ48と、主走査方向の右端に設けられプリントヘッド42のインク詰まりを解消する際のインクの強制吐出を行う場所として利用されるキャップ49とを備える。このプリンタエンジン41は、プリントヘッド42内の圧電素子に電圧をかけて該圧電素子を変形させることによりインクカートリッジ43内のインクを加圧して印刷用紙Pに向かってインクを吐出させるものである。なお、圧電素子の代わりに発熱抵抗体(例えばヒータなど)に電圧をかけてインクを加熱してインク内に気泡を発生させ該気泡によりインクを加圧する方式を採用してもよい。プリンタASIC50は、プリンタエンジン41の制御向けに作製された集積回路であり、メインコントローラ54から印刷指令を受けると、その印刷指令の対象となる印刷データに基づいて印刷用紙Pの印刷開始位置がプリントヘッド42と対向する位置に配置されるよう搬送ローラ48の回転を制御すると共に、該印刷開始位置から主走査方向に向かってプリントヘッド42からインクが吐出されるよう駆動モータ45とプリントヘッド42とを制御する。操作パネル53は、タッチパネル式の液晶ディスプレイであり、例えば画像ファイルを印刷するための印刷メニューを表示したり、その印刷メニューに表示した各種のボタンをユーザが押圧するのを検出し該検出信号をメインコントローラ54に送信したりする。メインコントローラ54は、CPU54aを中心としたマイクロコンピュータとして構成されており、プログラムなどを記憶するROM54bやデータを一時的に記憶するRAM54c、プリントサーバ20から送られてきた印刷データを一時的に蓄えると共に印刷速度に合わせて印刷データを出力するバッファメモリ54dなどを備える。電源回路58は、交流電源を整流して得られる直流電源の電圧をメインコントローラ54によって設定された電圧に変換して入出力インタフェース51を介してプリントサーバ20に供給したりプリンタ40の各部に供給したりする回路である。
次に、こうして構成された本実施形態のネットワーク印刷システム10を構成するプリンタ40の動作について説明する。図4は、プリンタ40のメインコントローラ54により実行される電源電圧供給ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定タイミングごと(例えば数secごと)に繰り返し実行される。電源電圧供給ルーチンが実行されると、メインコントローラ54は、まず、自己の稼働状態を認識する(ステップS100)。ここで、自己の稼働状態とは、フル稼働状態、ビジー状態、スタンバイ状態のいずれかの状態である。フル稼働状態とは印刷前に給紙したりヘッドクリーニングを実行したりしている状態などであり、ビジー状態とはプリンタエンジン41が印刷を実行したり排紙したりしている状態であり、スタンバイ状態とは級排紙やヘッドクリーニング、印刷などの動作を行っていない状態である。なお、ヘッドクリーニングとは、プリントヘッド42がキャップ49の直上位置に来るまで駆動モータ45を回転駆動してキャリッジベルト47によりキャリッジ44を移動させたあと、プリントヘッド42をキャップ49で覆った状態で図示しない吸引ポンプによりキャップ49内に負圧を発生させることによりプリントヘッド42の図示しないノズルに詰まった固形物を強制的に吐出する処理をいう。このヘッドクリーニングは、プリンタ40の電源オンの直後や予め定められたクリーニング実行タイミングが到来したときなどに実行される。また、フル稼働状態とビジー状態のときには、駆動モータ45を回転駆動する必要があるため電源回路58からプリンタ40の各部へ高電圧(42V)の電源が供給され、スタンバイ状態のときには、省エネルギー化を図るため電源回路58からプリンタ40の各部に低電圧(5V)の電源が供給される。
ステップS100で自己の稼働状態がフル稼働状態だったときには、プリントサーバ20が高速で動作してもプリンタ40側で支障が生じることがないため、電源回路58からプリントサーバ20へ供給する電源電圧を高電圧(42V)に設定し(ステップS110)、該設定された電源電圧をプリントサーバ20へ供給し(ステップS140)、本ルーチンを終了する。いま、図5の矢印aにおいて、プリンタ40のメインコントローラ54が電源オンの直後にフル稼働状態であると判定して高電圧(42V)をプリントサーバ20へ供給したとする。すると、プリントサーバ20の電圧変化検出器37は、30Vフラグの値及び10Vフラグの値が両方とも値0の状態から両方とも値1の状態に変化したことを検出し、表1に照らして200MHzのクロック周波数を選択するためのクロック選択信号をクロック出力セレクタ38に送信する。そのクロック選択信号を受信したクロック出力セレクタ38は、200MHzのクロック周波数を動作クロック周波数として出力する。その結果、プリントサーバ20は高速で動作することになる。
一方、ステップS100で自己の稼働状態がビジー状態だったときには、プリントサーバ20が高速で動作すると、プリントサーバ20からプリンタ40へ送られる単位時間当たりの印刷データのデータ量が多大となってバッファメモリ54dの空き領域がなくなりプリントサーバ20からの印刷データの送信が断続的になることがあるため、プリントサーバ20を中速で動作させるべく、電源回路58からプリントサーバ20へ供給する電源電圧を中間電圧(20V)に設定し(ステップS120)、該設定された電源電圧をプリントサーバ20へ供給し(ステップS140)、本ルーチンを終了する。いま、図5の矢印bにおいて、プリンタ40のメインコントローラ54がフル稼働状態からビジー状態に変化したと判定して中間電圧(20V)をプリントサーバ20へ供給したとする。すると、プリントサーバ20の電圧変化検出器37は、30Vフラグの値及び10Vフラグの値が両方とも値1の状態から30Vフラグが値0で10Vフラグが値1の状態に変化したことを検出し、表1に照らして100MHzのクロック周波数を選択するためのクロック選択信号をクロック出力セレクタ38に送信する。そのクロック選択信号を受信したクロック出力セレクタ38は100MHzのクロック周波数を動作クロック周波数として出力する。その結果、プリントサーバ20は中速で動作することになる。ここで、プリントサーバ20の動作クロック周波数が100MHzの場合、プリントサーバ20からプリンタ40に送られてきた印刷データがバッファメモリ54dに蓄積される速度と、バッファメモリ54dの印刷データが印刷処理されて減少していく速度との均衡が取れた状態となる。したがって、バッファメモリ54dの空き領域がなくなりプリントサーバ20からの印刷データの送信が断続的になるという事態が生じることはない。ちなみに、印刷データの送信が断続的になると、プリンタ40のバッファメモリ54dに貯まった印刷データの印刷処理が終了しバッファメモリ54dが空になったあとプリントサーバ20から印刷データが送信されてくることがあり、その場合にはプリンタ40での印刷処理が中断されたあと再開されることになるため印刷処理の中断の前後で色ムラが発生しやすい。しかし、本実施形態では、そもそも印刷データの送信が断続的になることがないため印刷処理が中断されることはなく、印刷処理の中断の前後で発生する色ムラが問題になることもない。
なお、電源回路58からプリントサーバ20へ供給する電源電圧の設定を高電圧(42V)から中間電圧(20V)に切り替えた直後は、プリントサーバ20へ供給される電源電圧はコンデンサの影響により高電圧から緩やかに中間電圧に向かって下降していき、その下降途中で30Vに達したとき(矢印B参照)、プリントサーバ20は動作クロック周波数を200MHzから100MHzに切り替えることになる。このように矢印bと矢印Bとの間にタイムラグが生じるが、このタイムラグにより特に支障が生じることはない。
また、ステップS100で自己の稼働状態がスタンバイ状態だったときには、省エネルギー化を図るためにプリントサーバ20も動作を休止させるべく、電源回路58からプリントサーバ20へ供給する電源電圧を低電圧(5V)に設定し(ステップS130)、該設定された電源電圧をプリントサーバ20へ供給し(ステップS140)、本ルーチンを終了する。いま、図5の矢印cにおいてプリンタ40のメインコントローラ54がビジー状態からスタンバイ状態に変化したと判定して低電圧(5V)をプリントサーバ20へ供給したとする。すると、プリントサーバ20の電圧変化検出器37は、30Vフラグが値0で10Vフラグの値1の状態から30Vフラグが値0で10Vフラグが値0の状態に変化したことを検出し、表1に照らして66MHzのクロック周波数を選択するためのクロック選択信号をクロック出力セレクタ38に送信する。そのクロック選択信号を受信したクロック出力セレクタ38は66MHzのクロック周波数を動作クロック周波数として出力する。その結果、プリントサーバ20は低速で動作することになる。
なお、電源回路58からプリントサーバ20へ供給する電源電圧の設定を中間電圧(20V)から低電圧(5V)に切り替えた直後は、プリントサーバ20へ供給される電源電圧はコンデンサの影響により中間電圧から緩やかに低電圧に向かって下降していき、その下降途中の電圧が10Vに達したとき(矢印C参照)、プリントサーバ20は動作クロック周波数を100MHzから66MHzに切り替える。このように矢印cと矢印Cとの間にタイムラグが生じるが、このタイムラグにより特に支障が生じることはない。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のプリンタ40が本発明の印刷装置に相当し、電源回路58が出力手段に相当し、メインコントローラ54が稼働状態認識手段及び制御手段に相当する。なお、本実施形態では、プリンタ40の動作やプリントサーバ20の動作を説明することにより本発明の印刷装置の制御方法や本発明のネットワーク印刷システムの一例も明らかにしている。
以上詳述した本実施形態によれば、プリンタ40は自己の稼働状態を認識し、該認識した自己の稼働状態に基づいてプリントサーバ20が動作クロック周波数を設定するのに利用する電源電圧を設定し、該設定した電源電圧がプリントサーバ20へ出力されるよう制御する。したがって、プリンタ40はプリントサーバ20に自己の稼働状態に適した速度で動作させることができる。
また、プリンタ40は、プリントサーバ20の動作クロック周波数を設定するための信号として電源電圧を利用するため、通信処理を行う必要がない分、処理能力に余裕が生まれる。
更に、プリンタ40は、自己の稼働状態が印刷実行中であるビジー状態のときには、プリントサーバ20から送られてくる単位時間当たりの印刷データのデータ量が印刷処理を中断することのない量となる動作クロック周波数(100MHz)に対応する電源電圧(20V)に設定するため、印刷処理の中断の前後で発生する色ムラが問題になることもない。
更にまた、プリンタ40は、自己の稼働状態がスタンバイ状態のときにはプリントサーバ20もスタンバイ状態となる動作クロック周波数(66MHz)に対応する電源電圧(5V)に設定するため、プリンタ40とプリントサーバ20の両方をスタンバイ状態にすることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
上述した実施形態では、プリントサーバ20はプリンタ40の電源電圧の大きさに応じて動作クロック周波数を設定するものとしたが、プリンタ40との間で所定の通信プロトコルに基づく通信処理を行い、該通信処理の中で動作クロック周波数を設定するための信号をプリンタ40からプリントサーバ20に送るようにしてもよい。但し、この場合にはCPU54aの能力の一部を通信処理に割く必要が生じるため、CPU54aの処理能力が低い場合には上述した実施形態のように動作クロック周波数を設定するための信号として電源電圧を利用するのが好ましい。
上述した実施形態では、プリンタ40からプリントサーバ20へ供給する電源電圧を高電圧(42V),中間電圧(20V),低電圧(5V)の3段階としたが、電源電圧を2段階にしてもよいし4段階以上にしてもよい。また、各電圧値は一例を示したに過ぎないため、別の値を採用しても構わない。
上述した実施形態では、プリントサーバ20の動作クロック周波数を高周波数(200MHz),中間周波数(100MHz),低周波数(66MHz)の3段階としたが、動作クロック周波数を2段階にしてもよいし4段階以上にしてもよい。また、周波数の値は一例を示したに過ぎないため、別の値を採用しても構わない。
上述した実施形態では、インクジェット方式のプリンタ40を例に挙げて説明したが、電子写真方式のレーザプリンタやドットインパクトプリンタなどに本発明を適用してもよいし、カラー印刷用のプリンタのほかモノクロ印刷用のプリンタに本発明を適用してもよい。
ネットワーク印刷システム10の概略構成を示す説明図。 プリントサーバ20のクロック発生回路31の概略構成を示すブロック図。 プリンタ40の概略構成を示すブロック図。 電源電圧供給ルーチンのフローチャート。 プリントサーバ20へ供給する電源電圧の推移を表す説明図。
符号の説明
10 ネットワーク印刷システム、20 プリントサーバ、21 CPU、22 フラッシュROM、23 RAM、24 ネットワークインタフェース、25 ネットワークインタフェースコントローラ、26 プリンタインタフェース、27 プリンタインタフェースコントローラ、28 発信器、29 定電圧電源回路、30 バス、31 クロック発生回路、32 タイマ回路、32a クロック分周回路、33 クロック逓倍回路、34 クロック分周回路、35 30V電圧比較器、36 10V電圧比較器、37 電圧変化検出器、38 クロック出力セレクタ、39 3V電圧比較器、40 プリンタ、41 プリンタエンジン、42 プリントヘッド、43 インクカートリッジ、44 キャリッジ、45 駆動モータ、46 従動モータ、47 キャリッジベルト、48 搬送ローラ、49 キャップ、50 プリンタASIC、51 入出力インタフェース、52 入出力コントローラ、53 操作パネル、54 メインコントローラ、54a CPU、54b ROM、54c RAM、54d バッファメモリ、55 バス、58 電源回路、60 ネットワーク、P 印刷用紙。

Claims (4)

  1. 所定のネットワークに接続されたプリントサーバに接続され、該ネットワーク上のコンピュータデバイスから前記プリントサーバが受信した印刷データを該プリントサーバを介して受信し該印刷データに基づいて印刷する印刷装置であって、
    前記プリントサーバが動作クロック周波数を設定するのに利用する周波数設定用信号を該プリントサーバへ出力する出力手段と、
    自己の稼働状態を認識する稼働状態認識手段と、
    前記認識された自己の稼働状態に基づいて前記周波数設定用信号を設定し該設定した周波数設定用信号が前記プリントサーバへ出力されるよう前記出力手段を制御する制御手段と、
    を備え
    前記出力手段は、前記印刷装置から前記プリントサーバへ供給される電源電圧を、前記周波数設定用信号として、前記電源電圧の大きさに基づいて前記動作クロック周波数を設定する前記プリントサーバへ出力し、
    前記制御手段は、前記認識された自己の稼働状態に基づいて前記電源電圧の大きさを設定し該設定した大きさの電源電圧が前記プリントサーバへ出力されるよう前記出力手段を制御する手段であり、前記認識された自己の稼働状態に基づいて前記電源電圧の大きさを設定するにあたり、前記認識された自己の稼働状態が印刷処理の実行中のときには、前記プリントサーバから前記印刷装置に送られてきた印刷データがバッファメモリに蓄積される速度と、バッファメモリの印刷データが印刷処理されて減少していく速度との均衡がとれた状態となるように動作クロック周波数に対応する電源電圧を設定する、
    印刷装置。
  2. 所定のネットワークに接続されたプリントサーバに接続され、該ネットワーク上のコンピュータデバイスから前記プリントサーバが受信した印刷データを該プリントサーバを介して受信し該印刷データに基づいて印刷する印刷装置の制御方法であって、
    (a)自己の稼働状態を認識するステップと、
    (b)前記ステップ(a)で認識した自己の稼働状態に基づいて、前記プリントサーバが動作クロック周波数を設定するのに利用する周波数設定用信号を設定するステップと、
    (c)前記ステップ(b)で設定した周波数設定用信号前記プリントサーバへ出力するステップと、
    を含み、
    前記ステップ(b)は、前記認識された自己の稼働状態に基づいて前記印刷装置から前記プリントサーバへ供給される電源電圧の大きさを設定し、該設定した大きさの電源電圧を前記周波数設定信号として、該電源電圧の大きさに基づいて前記動作クロック周波数を設定する前記プリントサーバへ出力するステップであり、前記認識された自己の稼働状態に基づいて前記電源電圧の大きさを設定するにあたり、前記認識された自己の稼働状態が印刷処理の実行中のときには、前記プリントサーバから前記印刷装置に送られてきた印刷データがバッファメモリに蓄積される速度と、バッファメモリの印刷データが印刷処理されて減少していく速度との均衡がとれた状態となるように動作クロック周波数に対応する電源電圧を設定する、
    印刷装置の制御方法。
  3. 請求項に記載の印刷装置の制御方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実現させるためのプログラム。
  4. 所定のネットワークに接続され、該ネットワーク上のコンピュータデバイスから印刷データを受信するプリントサーバと、
    前記プリントサーバに接続され、該プリントサーバが受信した印刷データを該プリントサーバを介して受信し該印刷データに基づいて印刷する印刷装置と、
    を備えたネットワーク印刷システムであって、
    前記プリントサーバは、前記印刷装置から供給される電源電圧の大きさに基づいて動作クロック周波数を設定するサーバであり、
    前記印刷装置は、請求項1に記載の印刷装置である、
    ネットワーク印刷システム。
JP2006139025A 2006-05-18 2006-05-18 印刷装置、その制御方法、そのプログラム及びネットワーク印刷システム Expired - Fee Related JP4775109B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006139025A JP4775109B2 (ja) 2006-05-18 2006-05-18 印刷装置、その制御方法、そのプログラム及びネットワーク印刷システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006139025A JP4775109B2 (ja) 2006-05-18 2006-05-18 印刷装置、その制御方法、そのプログラム及びネットワーク印刷システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007307790A JP2007307790A (ja) 2007-11-29
JP4775109B2 true JP4775109B2 (ja) 2011-09-21

Family

ID=38841075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006139025A Expired - Fee Related JP4775109B2 (ja) 2006-05-18 2006-05-18 印刷装置、その制御方法、そのプログラム及びネットワーク印刷システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4775109B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2024039404A (ja) * 2022-09-09 2024-03-22 キヤノン株式会社 記録装置とその制御方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0212323A (ja) * 1988-06-29 1990-01-17 Nec Corp 印刷データ送信方式
JPH0781186A (ja) * 1993-06-30 1995-03-28 Canon Inc 情報処理システムの省電力化装置
JPH0863306A (ja) * 1994-08-24 1996-03-08 Fuji Xerox Co Ltd 印刷装置
JP3472086B2 (ja) * 1997-06-25 2003-12-02 キヤノン株式会社 ネットワーク・インタフェース装置およびネットワーク・インタフェース方法
JP2003169242A (ja) * 2001-12-03 2003-06-13 Canon Inc 印刷機能付き電子カメラ、その制御方法および該制御方法を実現させるためのプログラム
JP2004110215A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Ricoh Co Ltd 印刷システム
JP4368637B2 (ja) * 2003-08-05 2009-11-18 株式会社リコー 多機能複合機、サーバ、環境負荷低減方法、および、プログラム
JP2005234962A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Sanyo Electric Co Ltd クロック切換装置
JP2005280063A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Seiko Epson Corp テレビプリンタ装置、データ送信方法及びプログラム
JP2006044003A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Canon Inc 印刷装置
JP2006092481A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置
JP2005119314A (ja) * 2004-11-15 2005-05-12 Ricoh Co Ltd インターフェイス装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007307790A (ja) 2007-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5663750A (en) Ink ejection device with ink saving mode used when remaining ink amount is small
US9446595B2 (en) Ink jet printing apparatus and method for controlling the same
EP2251203B1 (en) Printing apparatus and control method of printing apparatus
JP3209419B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2007116804A (ja) スイッチング電源及び該スイッチング電源を含む電子機器、並びにスイッチング電源の制御方法
US20220242113A1 (en) Printing apparatus and recovery method therefor
JP2007152581A (ja) 記録システム、記録方法、及びホスト装置
JP4775109B2 (ja) 印刷装置、その制御方法、そのプログラム及びネットワーク印刷システム
US10668718B2 (en) Inkjet recording apparatus and method for controlling an inkjet recording apparatus
JP2010287092A (ja) 画像形成システム
JP2001063088A (ja) インクジェット記録装置及びその回復処理方法
JP3695020B2 (ja) インクジェット記録装置
JP4748753B2 (ja) 記録装置
KR20170130309A (ko) 인쇄 장치 및 그 제어 방법
JP2007140959A (ja) プリンタシステム
JPH0844512A (ja) 印刷装置及びそれを接続する電子機器及びそれらの制御方法
JP2007106041A (ja) インクジェット記録装置
JP7337488B2 (ja) 記録装置、記録装置の制御方法、およびプログラム
JP2019116027A (ja) インクジェット記録装置
JP2002347310A (ja) 記録装置及び消費電力削減方法
JP2010274649A (ja) 記録装置及びその回復方法
JPH07276664A (ja) インク噴射装置
JP2005196327A (ja) 情報処理装置、印刷プログラム、記録装置
JP5541127B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2006352978A (ja) モータドライバ回路及び該回路の制御方法、並びに電子機器及び電子機器のモータロック検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4775109

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees