JP4748753B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は記録装置に関し、特に、例えば、インクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のインターネットの普及と共に、インクジェットプリンタ、レーザビームプリンタ等の記録装置により、記録を行う機会が増大している。加えて、近年、環境問題が注目されるに伴い、各種装置に対する消費電力の低減が求められるようになってきた。
【0003】
この消費電力低減に関しては、従来より多数の発明がなされており、米国特許第5784598号、米国特許第5560017号(日本国特表平7-507406号)、米国特許第5457516号(日本国特許第2925951号)、日本国特許第3003506号、特開平11‐227304号公報などは代表的なものである。
【0004】
この消費電力低減を達成する具体的手段として、記録装置の動作モードを記録中モードと待機モードに区分し、待機モード時には制御回路部の動作クロック(CLK)を低減させるもの(米国特許第5784598号、米国特許第5560017号(日本国特表平7-507406号)、特開平11‐227304号公報)、待機モード時には消費電力が大きい機能ブロックの動作を停止させるもの(米国特許第5457516号(日本国特許第2925951号))、待機モードの設定方法に関するもの(日本国特許第3003506号)が提案されている。
【0005】
このように従来の技術に従えば、記録装置の動作モードを2つに区分し、各モードに応じて消費電力状態を制御する。
【0006】
一方、近年の記録装置はホストコンピュータ(以下、ホストという)と多様な形態で接続し動作可能となってきた。例えば、ホスト自身で動作するオペレーティングシステム(OS)での違い、即ち、Windows98/Windows NT/Windows CE/Mac.等のOSの違いがあり、ホスト自身の違い、即ち、STB(Set top BOX)、ゲーム機、或いはパソコン(PC:Personal Computer)等の違いがあり、更には、例えば、ホストインタフェース(I/F)の違い、即ち、USB/Bluetooth/IEE1394/IEEE1284/ネットワーク等の違いがある。
【0007】
これらに加えて、記録装置の動作にも多様性がある。即ち、待機モードから記録モードへの移行を、ホストからのデータ受信に応じて待機モードから記録モードへ移行する方法もあれば、記録装置の操作パネル等を介したマンマシン操作による方法などもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例では、各接続形態においては同一の動作制御部が動作するわけではなく、個々の接続形態に対応した制御部を備えていた。この為、待機モードとはいえ、複数の動作制御部を動作可能にするとある程度の電力消費が発生し、効果的な消費電力の低減が実現できないという問題がある。
【0009】
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、複数の接続形態を備えた記録装置において、その接続形態に応じて最小の消費電力にて待機可能な記録装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の記録装置は、以下のような構成からなる。
【0011】
即ち、所定の条件に基づいて記録動作を行うための動作モードから前記動作モードより消費電力が低い待機モードへの移行が可能な記録装置であって、ホストから記録データを受信する複数のインタフェースと、前記記録装置への電源投入を行うスイッチと、前記スイッチの操作に基づいて開始した前記動作モードから前記待機モードに移行するまでに前記ホストから記録データを前記複数のインタフェースの少なくとも1つを介して受信したかどうかを判別する判別手段と、前記動作モードにおいて、記録データの最後の受信に用いられたインタフェースを識別する識別手段と、前記判別手段によって前記複数のインタフェースのいずれを介しても受信がなかったことが判別された場合に前記複数のインタフェースに対する動作を全て停止させる第1の設定を行い、前記判別手段によって前記複数のインタフェースの少なくとも1つを介して受信があったことが判別された場合に前記識別手段によって識別された前記最後の受信に用いられたインタフェース以外のインタフェースに対する動作を停止させる第2の設定を行う設定手段と、前記設定手段により前記第1の設定が行われた場合には、前記待機モードにおいて前記複数のインタフェースに対する動作を停止するよう制御し、前記設定手段により前記第2の設定が行われた場合には、前記待機モードにおいて前記最後の受信に用いられたインタフェース以外のインタフェースに対する動作を停止するよう制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記スイッチの操作と、前記第2の設定が行われた場合において前記最後の受信に用いられたインタフェースが記録データを受信するときの信号の状態変化との内の少なくともいずれかに基づいて、前記記録装置を動作モードに移行させることを特徴とする。
【0012】
さて、上記識別手段は、さらに以下の特徴や構成を備えることが好ましい。
【0013】
即ち、前記識別手段は、待機モードに入る前の記録動作における記録データの受信経路から受信に用いられたインタフェースを識別する。
【0014】
前記所定の条件は、前記記録動作を完了後、所定時間が経過することを含むことが望ましい。
【0017】
なお、前記複数のインタフェースは、IEEE1284仕様のインタフェースと、USB仕様のインタフェースとを含むことが好ましい。
【0018】
また、前記インタフェースに対する動作は、システムクロックの供給を行う動作であることが好ましい。
【0019】
また、前記記録動作には、インクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドを用いることが好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0023】
図1は本発明の代表的な実施形態であるインクジェット方式に従って記録を行う記録ヘッドを備えた記録装置100の槻略構成を示す斜視図である。この実施形態では、図1に示すように記録ヘッド1はこれにインクを供給するインクタンク7とともに連結され一体となってインクカートリッジ20を構成する。なお、この実施形態ではインクカートリッジ20は後述するように記録ヘッド1とインクタンク7とが分離可能な構成となっているが、記録ヘッドとインクタンクとが一体化したインクカートリッジを用いても良い。
【0024】
また、インクタンク7の底面にはインク残量検出を行うための光学プリズムが設けられている。
【0025】
図1において、記録ヘッド1は図中下向きにインクを吐出する姿勢でキャリッジ2に搭載されており、キヤリッジ2をガイド軸3に沿って移動させながらインク液滴を吐出して記録用紙のような記録媒体(不図示)上に画像を形成していく。なお、キヤリッジ2の左右移動(往復移動)はキヤリッジモータ(CRモータ)4の回転によりタイミングベルト5を介して行われる。キヤリッジ2には係合爪6が設けられ、インクタンクの係合穴7aと係合して、キヤリッジ2にインクタンク7は固定される.
さて、記録ヘッド1走査分の記録が終了すると、記録動作を中断し、プラテン8上に位置する記録媒体をフイードモータ(LFモータ)9の駆動により所定量だけ搬送し、次いで再びキヤリッジ2をガイド軸3に沿って移動させながら次の1走査分の画像形成を行う。
【0026】
装置本体の右側には記録ヘッド1のインク吐出状態を良好に保つための回復動作を行う回復機器10が配設されており、その機器10には記録ヘッド1をキャップするキャップ11、記録ヘッド1のインク吐出面を拭うワイパ12、及び、記録ヘッド1のインク吐出ノズルからインクを吸引するための吸引ポンプ(不図示)などが設けられている。
【0027】
また、記録媒体を搬送するためのフイードモータ9の駆動力は本来の記録媒体搬送機構に伝達される他に、自動給紙装置(ASF)13へも伝達される。
【0028】
さらに、回復機器10の横側には赤外LED(発光素子)15及びフォトトランジスタ(受光素子)16から成るインク残量検出とインクタンク有無検出を行うための光学ユニット14が設けられている。これらの発光素子15と受光素子16とは記録用紙の搬送方向(矢印Fの方向)に沿って並ぶように取り付けられている。光学ユニット14は装置本体のシヤーシ17に取り付けられている。インクカートリッジ20がキヤリッジ2に搭載され、図1に示された位置より右方向へと移動すると、インクカートリッジ20は光学ユニット14上に位置するようになる。そして、インクタンク7の底面よりインクの状態を光学ユニット14によって検出することが可能となる.
次に、上述した装置の記録制御を実行するための制御構成について説明する。
【0029】
図2は記録装置の制御回路の構成を示すブロック図である。図2に示されているように記録装置100はパソコン等の情報処理装置102と情報処理装置103に接続されている。
【0030】
さて、図2において、104は記録装置100のシステム制御をソフトウエアにより制御するCPU、105は記録装置100のシステム制御をハードウエアにより制御するASIC、106はCPU104の制御プログラムを格納したROM、107はCPU104とASIC105とROM106を機能的に結合するシステムバスでありデータ線の集合とアドレス線の集合及びその他の制御線の集合よりなる。また、108はASIC105からシステムバス107への入出力線群である。
【0031】
109はRAMでありCPU104のワーク領域、ホストから受信したデータの一時的なバッファ、記録ヘッド1へ転送する記録データの一時的なバッファとして使用する。110はRAM109の制御線群である。111は不揮発性のデータを格納可能なEEPROMであり、記録装置100の経時的な状態情報等を格納する。112はEEPROM111の制御線群である。
【0032】
113は発振器であり、CPU104及びASIC105の動作クロックを提供する。114は発振器113からの出力線、115はASIC105を経由してCPU104に供給されるクロック信号の供給線である。
【0033】
116はCPU104を起動する為の信号線(詳細は後述)、117と118は夫々情報処理装置102と情報処理装置103とを記録装置100と接続する制御線である。120はASIC105より出力される記録ヘッド1の駆動信号線である。そして、123は記録装置100の動作指示を行う為のスイッチや記録動作や記録装置の拭態に係る種々のメッセージを表示するLCDや記録装置の状態を知らせる種々の色のLEDランプを備えた操作部である。
【0034】
以上のような構成において、情報処理装置102、又は情報処理装置103より記録指令及び記録データが送出され、記録装置100がその送出された記録指令に従って記録データを受信、しかるべきデータ処理の後、記録データを記録ヘッド1へ送出する。記録ヘッド1への記録データ送出に際し、先ずLFモータ9を駆動し、記録紙などの記録媒体を予め所定の量だけ給紙し、その後CRモータ4を駆動することによりキャリッジ2の往復動作を開始する、同時にCRモータ4の駆動に同期して記録ヘッド1へ記録データを送出する。このような一連の動作を繰り返すことで記録媒体上に所望の画像が記録される。
【0035】
なお、CPU104は、例えば、NEC社製:NB85Eコアのように、クロック(CLK)供給が停止している状態で、NMI(Non Maskable Interrupt)信号が入力されると起動する仕様を備えている。
【0036】
図3はASIC105の詳細な構成を説明するブロック図である。
【0037】
但し、図3において、図1及び図2と同一の番号を付したものは同一の機能を備えた構成要素であるので、その説明は省略する。
【0038】
図3において、202はIEEE1284仕様により構成された第1のホストインタフェースであり、203はIEEE1284インタフェースの動作制御部である。一方、204はUSB仕様により構成された第2のホストインタフェースであり、205はUSBインタフェースの動作制御部である。
【0039】
206は接続形態識別部であり、この実施形態では、(1)データ受信を行ったインタフェースの判別、(2)各インタフェースにホストが接続されているか否かの判別、(3)CPU104の処理によりデータを送出したホストの種別判定、(4)第1のインタフェース202と第2のインタフェース203のデータ受信排他処理の機能を備える。
【0040】
207aは信号線群117を介して情報処理装置102からデータが送出され、特定の信号線の状態が変化(例えば、IEEE1284規格書に規定されているネゴシエーションフェーズへの移行動作)すると有効となる信号線、207bは同様に、信号線群118を介して情報処理装置103から無線にてデータが送出され、特定の信号線の状態が変化(例えば、USB規格に規定されているD+/D−信号の変化)すると有効となる信号線であり、207は信号線207aと207bで送られた信号の論理和をとる論理演算素子である。
【0041】
但し、信号線207aを介した信号は動作制御部203が動作可能な状態、即ち、クロック信号(C1)が供給されている場合に限り発せられるものであり、信号線207bに関しても同様である。
【0042】
208は信号線114を介して発振器113から供給されたクロック信号を各部に供給制御するシステムクロック配信部である。そして、209はシステムクロック配信部208からの出力信号であり、C1はIEEE1284動作制御部203へのクロック信号、C2はUSB動作制御部205へのクロック信号、C3はタイマカウンタ210へのクロック信号、C4は記録処理部211へのクロック信号、C5は記録ヘッド駆動部212へのクロック信号、C6はCPU104へのクロック信号である。
【0043】
210は記録ヘッド1の吸引動作を制御する為の記録装置100の不動作時間をカウントするタイマカウンタ、211は情報処理装置102、或いは情報処理装置103から送出された記録データに対し解像度変換等のデータ処理を施す記録データ処理部、212は記録ヘッド1を駆動する為の駆動パルス信号を発生する等の記録ヘッド駆動部である。
【0044】
なお、201はASIC105の構成要素各部を相互に接続するASICバスである。
【0045】
次に、以上の構成の記録装置を用いた消費電力削減処理について4つの実施形態を説明する。
【0046】
[第1実施形態(図4〜図5)]
ここでは、図4〜図5を参照してホスト(情報処理装置)から記録データを受信したインタフェース(I/F)の状態により適切な消費電力状態の待機モードを選択設定する例について説明する。
【0047】
図4はこの実施形態に従う待機モード設定処理の一連の動作を説明するフローチャートである。
【0048】
まず、ステップS301では、信号線116によりCPU104のNMI入力(自動パワーON信号の入力)があったどうかを調べる。この信号入力があった場合にはCPU104が起動し、処理はステップS303に進むが、この信号入力が無い場合には処理はステップS302に進み、操作部123からパワーオン(PowerON)スイッチの入力待ちとなる。そして、そのスイッチがONとなれば処理はステップS303に進む。
【0049】
ステップS303では、記録装置100の初期化を行い、記録装置動作モードに移行する。続く、ステップS304では、情報処理装置から記録データ受信があるかどうかを調べる。
【0050】
ここで、記録データの受信が判別されると処理はステップS305に進み、その受信が無ければ処理はステップS307へ移行する。ステップS305ではホストとの接続形態を識別する。具体的には、IEEE1284動作制御部203からの制御線207a又はUSB動作制御部205からの制御線207bの信号変化により接続形態識別部206が識別する。
【0051】
ステップS306では記録動作の完了を待ち合わせ、記録動作完了を待って処理はステップS307へ移行する。
【0052】
ステップS307では先の記録が完了してから、所定時間(自動パワーOFF時間)が経過したか否かを調べる。ここで、その時間が経過していた場合は処理はステップS309へ進み、経過していない場合は処理はステップS308に進んで操作部123からパワーオフ(PowerOFF)スイッチの入力指示を監視する。そして、パワーオフが指示されないと処理はステップS304に戻る。これに対してパワーオフが指示されると処理はステップS309に進む。
【0053】
ステップS309では、複数の選択可能な省電力モードを決定する。
【0054】
そして、ステップS310では決定した省電力モードの情報をEEPROM111に格納し、さらにステップS311では記録装置100の各部に対して適切な状態設定を施し、待機モードへ移行する。
【0055】
なお、ステップS309とS311の詳細な処理については、図5を参照して説明する。
【0056】
図5は図4のステップS309、及びS311の詳細な処理を示すフローチャートである。ステップS309では最後に記録データを受信したインタフェース(I/F)は次の機会にも記録データを受信する可能性が高いことから、最後に記録データを受信したインタフェース(I/F)を優先的に選択されたインタフェースとみなし、省電力である待機モードの設定をする。このようにして、待機モード時には最後に記録データを受信したインタフェース(I/F)からのみ自動起動が可能となるよう設定し、その他の不要な要素において電力を消費しないよう動作クロックの供給を停止する。
【0057】
まずステップS401では最後に記録データを受信したインタフェース(I/F)がIEEE1284であったかどうかを調べる。ここで、そのインタフェースがIEEE1284のインタフェースである場合、処理はステップS402に進みシステムクロック配信部208から配信するシステムクロック(CLK)としてはクロックC1のみを供給するようにし、他のクロック供給を停止する。従って、この場合には、IEEE1284動作制御部203のみが動作状態で待機モードに移行することになる。なお、ステップS402の実際の処理は、ステップS309において確定されて、ステップS311において設定された条件で待機モードがCPUにより実行される時になされる。
【0058】
これに対して、インタフェースがIEEE1284ではない場合には処理はステップS403へ進む。
【0059】
次に、ステップS403では、最後に記録データを受信したインタフェース(I/F)がUSBであったかどうかを調べる。ここで、そのインタフェースがUSBのインタフェースである場合、処理はステップS404に進みシステムクロック配信部208から配信するシステムクロック(CLK)としてはクロックC2のみを供給するようにし、他のクロック供給を停止する。従って、この場合には、USB動作制御部205のみが動作状態で待機モードに移行することになる。なお、ステップS404の実際の処理は、ステップS309において確定されて、ステップS311において設定された条件で待機モードがCPUにより実行される時になされる。
【0060】
これに対して、インタフェースがUSBではない場合には処理はステップS405へ進む。ステップS405では、システムクロック配信部208からのシステムクロックの供給をすべて停止する。なお、ステップS405の実際の処理は、ステップS309において確定されて、ステップS311において設定された条件で待機モードがCPUにより実行される時になされる。このようにして、記録装置101のパワーオン(PowerON)スイッチがONとなった以降、いずれのインタフェース(I/F)からもデータ受信が無かった場合、即ち、電源投入がされたが使用されなかった場合は、クロックC1又はC2クロックの供給さえも停止させることが可能になる。
【0061】
従って以上説明した実施形態に従えば、ホストである情報処理装置からの供給される記録データが最後に受信されたのがどのインタフェースであるのかに従って、そのインタフェースを用いた動作に最低限必要な部分のみ動作可能として待機モードに入るので、最適な電力節約状態で待機することができる。
【0062】
[第2実施形態(図6)]
ここでは、各インタフェース(I/F)に信号ケーブルが接続されているかどうかに従って、ケーブルが接続されているインタフェースを優先的に選択されたインタフェースとみなし、省電力である待機モードの設定をする。この実施形態は第1実施形態で説明したステップS309の処理の実施形態に関するものなので、他の処理についての説明は省略する。
【0063】
図6はこの実施形態に従うステップS309の待機モード設定処理を説明するフローチャートである。
【0064】
まず、ステップS501では、IEEE1284ケーブルが接続されているかどうかを調べる。このことは、IEE1284規格書に規定されているように、Cタイプコネクタの場合は18番ピン(Host Logic High)の信号レベルを確認する事により可能である。即ち、18番ピンの信号レベルが“High”であれば接続がされており、“Low”であれば接続無しと判断される。
【0065】
ここで、IEEE1284ケーブルが接続されていれば処理はステップS502に進み、システムクロック配信部208からシステムクロック(CLK)としてクロックC1を配信し、その後、処理はステップS504へと進む。
【0066】
これに対して、IEEE1284ケーブルが接続されていなければ処理はステップS503へ進む。ステップS503ではシステムクロック配信部208からのクロックC1の供給を停止する。なお、ステップS503の実際の処理は、ステップS309において確定されて、ステップS311において設定された条件で待機モードがCPUにより実行される時になされる。これにより、クロックC1の供給が停止されるので、待機モードにおけるIEEE1284動作制御部203の消費電力が削減される。その後、処理はステップS504に進む。
【0067】
次に、ステップS504では、USBケーブルが選択されているかどうかを調べる。このことは、USB規格書に規定されているように、Vbus信号線に+5Vが供給されているか否かを調べることで判定できる。即ち、Vbus信号線の信号レベルが“High”であれば接続がされており、“Low”であれば接続無しと判断される。
【0068】
ここで、USBケーブルが接続されていれば、処理はステップS505に進み、システムクロック配信部208からシステムクロック(CLK)としてクロックC2を配信し、その後処理はステップS507へと進む。これに対して、USBケーブルが選択されていなければ処理はステップS506へ移行する。
【0069】
ステップS506ではシステムクロック配信部208からのクロックC2の供給を停止する。なお、ステップS506の実際の処理は、ステップS309において確定されて、ステップS311において設定された条件で待機モードがCPUにより実行される時になされる。これにより、クロックC2の供給が停止されるので、待機モードにおけるUSB動作制御部204の消費電力が削減される。その後、処理はステップS607に進む。
【0070】
最後に、ステップS507において、クロックC1、C2以外のシステムクロック配信部208からのシステムクロック(即ち、C3、C4、C5、C6)の供給をすべて停止する。なお、この供給停止は、待機モードがCPUにより実行される時になされる。これにより、ケーブル接続のあるIEEE1284動作制御部203、或いはUSB動作制御部205にのみクロックを供給し、待機モードへ移行する。
【0071】
従って以上説明した実施形態に従えば、ホストである情報処理装置から接続ケーブルがどのインタフェースに接続されているのかに従って、そのインタフェースを用いた動作に最低限必要な部分のみ動作可能として待機モードに入るので、最適な電力節約状態で待機することができる。
【0072】
[第3実施形態(図7)]
この実施形態の背景には、近年、セットトップボックス(STB)、ゲーム機等、所謂パソコン以外の機器を接続して記録が可能であることに対する配慮がある。一般に記録装置は、情報処理装置からカレンダー情報を取得し、これを記録ヘッドの吸引動作を行う指標として用いている。しかしながら、セットトップボックス、ゲーム機等の機器においては、パソコンほどの能力を備えていないものが大半であり、カレンダー管理を行えないものも存在する。このような場合、記録装置本体でタイマ管理する必要があり、図3で示したタイマカウンタ210に類する機能が必要となり、この機能を動作させるためにはある程度の電力も必要となる。
【0073】
このような背景を踏まえ、ここでは、記録装置100を接続するホストの能力又は、そのプリンタドライバソフトの仕様に応じて、記録装置100の待機モードにおける動作設定をする。なお、この実施形態は第1実施形態で説明したステップS309の処理の実施形態に関するものなので、他の処理についての説明は省略する。
【0074】
図7はこの実施形態に従うステップS309の待機モード設定処理を説明するフローチャートである。
【0075】
まず、ステップS601では、ホストである情報処理装置102又は情報処理装置103から転送された記録制御コマンド中に時間情報が含まれているかどうかを調べる。ここで、時間情報が含まれていないと判断された場合は、処理はステップS602に進み、システムクロック配信部208からシステムクロック(CLK)としてクロックC3をタイマカウンタ210へ供給し、他のシステムクロックの供給は停止する。
【0076】
これに対して、時間情報が含まれていた場合はタイマカウンタ210機能は不要の為、処理はステップS603に進み、システムクロック配信部208からのクロックC3供給を含め、全てのクロック供給を停止する。
【0077】
なお、これらの実際の処理は、ステップS309において確定されて、ステップS311において設定された条件で待機モードがCPUにより実行される時になされる。
【0078】
従って以上説明した実施形態に従えば、ホストの能力、即ち、時間情報供給能力の有無に従って、時間測定を行うのに最低限必要な部分のみ動作可能として待機モードに入るので、最適な電力節約状態で待機することができる。
【0079】
[第4実施形態(図8)]
ここでは、図8を参照して各インタフェース(I/F)の使用頻度を計数し、使用頻度が高いインタフェースを優先的に選択されたインタフェースとみなし、省電力である待機モードの設定をする。
【0080】
図8はこの実施形態に従う待機モード設定処理の一連の動作を説明するフローチャートである。ただし、図8において、図4のフローチャートにて説明したと同じ処理には同一のステップ参照番号を付しており、その説明は省略する。
【0081】
ステップS301〜S305の処理の後、ステップS305′では記録データ受信を行ったインタフェース(I/F)の識別結果を積算累積する。そして、待機モードの設定を行うステップS309′では、ステップS305′における累積結果に基づいて、最も使用頻度が高いインタフェース(I/F)に対応した動作制御部203或いは205にクロックC1はC2を供給するように決定する。また、ステップS305′で得られた累積結果は、ステップS310′でEEPROM111に格納する。
【0082】
従って以上説明した実施形態に従えば、ホストである情報処理装置からの供給される記録データの受信に用いるインタフェースの使用頻度に従って、その使用頻度の高いインタフェースの動作に最低限必要な部分のみ動作可能として待機モードに入るので、最適な電力節約状態で待機することができる。
【0083】
さて、以上説明した実施形態では、ホストとの接続形態を識別する手段として、受信順序、ケーブル接続の有無、受信頻度、情報処理装置の能力の差などを例とて説明したが、本発明はこれによって限定されるものではなく、複数の状態を取りえる接続形態を識別可能である場合には本発明を適用することができる。
【0084】
尚、以上説明した実施形態において説明した各種判定、各種設定は図3において示したハードウエア機能、及びCPU104が実行するソフトウエアによって実現される。
【0085】
また、以上説明した実施形態におけるクロック供給の制御は、図3において示した要素に限定されず、DRAM(不図示)、及びその他の制御回路等、待機モードにおいて動作不要の構成要素にはクロック供給しないものとする。
【0086】
さらに、前述の実施形態では、消費電力を削減する手段として、システムクロック配信を制御することを例として説明したが本発明はこれによって限定されるものではない。例えば、装置の各機能部に供給するクロックの周波数を低減すること、又は、各機能部に供給する電源を遮断すること等によっても同様の効果を得ることができる。
【0087】
またさらに、以上説明した実施形態では情報処理装置に対するインタフェースをIEEE1284とUSBとで説明したが本発明はこれによって限定されるものではない。例えば、他のインタフェース、例えば、RS-422、IEEE1394、及び、IrDA、Bluetooth、IEEE802.11b等の無線インタフェースに対しても適用可能である。
【0088】
またさらに、以上説明した実施形態ではインクジェット記録装置を例として説明したが本発明はこれによって限定されるものではない。例えば、他の記録方式、電子写真方式、熱転写方式、熱昇華方式などによって記録を行う記録装置にも本発明は適用できる。
【0089】
なお、以上の実施形態において、記録ヘッドから吐出される液滴はインクであるとして説明し、さらにインクタンクに収容される液体はインクであるとして説明したが、その収容物はインクに限定されるものではない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めたり、その画像品質を高めたりするために記録媒体に対して吐出される処理液のようなものがインクタンクに収容されていても良い。
【0090】
しかしながら以上の実施形態は、特にインクジェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いることにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0091】
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許第4723129号明細書、同第4740796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状にすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0092】
このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細書、同第4345262号明細書に記載されているようなものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載されている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0093】
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成としても良い。
【0094】
さらに、記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているような複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0095】
加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着されることで、装置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0096】
また、以上説明した記録装置の構成に、記録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加することは記録動作を一層安定にできるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などがある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0097】
さらに、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってでも良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもできる。
【0098】
以上説明した実施の形態においては、インクが液体であることを前提として説明しているが、室温やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0099】
加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれにしても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のような、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も本発明は適用可能である。このような場合インクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明においては、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0100】
さらに加えて、本発明に係る記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けられるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良い。
【0101】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0102】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0103】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0104】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ホストから記録データを複数の接続インタフェースの少なくとも1つを介して受信し、これら複数の接続インタフェースとホストとの接続状態或いは受信された記録データに基づいて、その受信に用いられた接続インタフェース或いはホストの種別を識別し、その識別された識別結果に基づいて、記録装置の待機モードにおける動作に必要な装置構成要素以外の構成要素に対する動作を停止するよう設定し、その記録装置が待機モードとなったときは、その設定に従って記録装置の待機モードにおける動作に必要な装置構成要素以外の構成要素に対する動作を停止するよう制御するので、ホストとのインタフェース接続形態やホストの種類に応じて、待機モードにおける電力消費を必要最小限にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるインクジェット方式に従って記録を行う記録ヘッドを備えた記録装置の槻略構成を示す斜視図である。
【図2】記録装置の制御回路の構成を示すブロック図である。
【図3】ASIC105の詳細な構成を説明するブロック図である。
【図4】本発明の第1実施形態に従う待機モード設定処理の一連の動作を説明するフローチャートである。
【図5】図4のステップS309、及びS311の詳細な処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施形態に従う待機モード設定処理を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の第3実施形態に従う待機モード設定処理を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の第4実施形態に従う待機モード設定処理の一連の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 記録ヘッド
100 記録装置
102、103 情報処理装置
104 CPU
105 ASIC
206 接続形態識別部
208 システムクロック配信部

Claims (6)

  1. 所定の条件に基づいて記録動作を行うための動作モードから前記動作モードより消費電力が低い待機モードへの移行が可能な記録装置であって、
    ホストから記録データを受信する複数のインタフェースと、
    前記記録装置への電源投入を行うスイッチと、
    前記スイッチの操作に基づいて開始した前記動作モードから前記待機モードに移行するまでに前記ホストから記録データを前記複数のインタフェースの少なくとも1つを介して受信したかどうかを判別する判別手段と、
    前記動作モードにおいて、記録データの最後の受信に用いられたインタフェースを識別する識別手段と、
    前記判別手段によって前記複数のインタフェースのいずれを介しても受信がなかったことが判別された場合に前記複数のインタフェースに対する動作を全て停止させる第1の設定を行い、前記判別手段によって前記複数のインタフェースの少なくとも1つを介して受信があったことが判別された場合に前記識別手段によって識別された前記最後の受信に用いられたインタフェース以外のインタフェースに対する動作を停止させる第2の設定を行う設定手段と、
    前記設定手段により前記第1の設定が行われた場合には、前記待機モードにおいて前記複数のインタフェースに対する動作を停止するよう制御し、前記設定手段により前記第2の設定が行われた場合には、前記待機モードにおいて前記最後の受信に用いられたインタフェース以外のインタフェースに対する動作を停止するよう制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記スイッチの操作と、前記第2の設定が行われた場合において前記最後の受信に用いられたインタフェースが記録データを受信するときの信号の状態変化との内の少なくともいずれかに基づいて、前記記録装置を動作モードに移行させることを特徴とする記録装置。
  2. 前記識別手段は前記待機モードに入る前の記録動作における記録データの受信経路から前記受信に用いられたインタフェースを識別することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記所定の条件は、前記記録動作を完了後、所定時間が経過することを含むことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 前記複数のインタフェースは、IEEE1284仕様のインタフェースと、USB仕様のインタフェースとを含むことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  5. 前記インタフェースに対する動作は、システムクロックの供給を行う動作であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  6. 前記記録動作は、インクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドによってなされることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
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