JP4775006B2 - 超音波送受波器および超音波流量計 - Google Patents

超音波送受波器および超音波流量計 Download PDF

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Description

本発明は、超音波パスルの送受信を行う超音波送受波器およびこの超音波送受波器を用いて気体や液体の流量や流速の計測を行う超音波流量計に関するものである。
従来、この種の超音波流量計に用いる超音波送受波器は、図9に示すようにケース1の天面2に薄肉部3と厚肉部4を設け、この肉厚部4に圧電体5を接着固定することにより指向性に異方性を与えていた(例えば、特許文献1参照)。また図10に示すようにケース1に開ける穴6の形状の工夫やケース1の側壁に掘り込み7を設けることにより指向性に異方性を与えていた(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−32594号公報 特開2002−209294号公報
しかしながら、前記図9のような従来の構成では、ケースの天面の厚み情報を外部から観察することができないため指向性を推定することができない。また前記図10のような従来の構成では、ケースの側壁に設けた掘り込みから指向性は推定できるが、掘り込みが外部から観察できない例えば超音波流量計の流量測定部に一対の超音波送受波器を対向させて取り付ける場合には、一対の超音波送受波器の指向性を調整するのは困難である。このため指向性を所定の方向に設定することができず、送受信感度が低下するため計測精度が低下するという課題を有していた。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、超音波送受波器の外観から超音波送受波器の指向性情報を推定可能とする超音波送受波器を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の超音波送受波器は、天部と側壁部とフランジ部を有する有天筒状のケースと、その天部の内壁面に接続された圧電体と、圧電体を封止するようにフランジ部に接続された端子板からなる超音波送受波器において、超音波送受波器の外観から超音波送受波器の指向性情報を推定可能とする方向識別手段を構成したものである。
これにより一対の超音波送受波器を対向させて利用する場合、超音波送受波器の方向識別手段を用いれば超音波送受波器の指向性が所定の方向になるように配置することができる。
超音波送受波器の方向識別手段を用いれば超音波送受波器の外観から超音波送受波器の指向性情報を推定可能となり、超音波送受波器の指向性を所定の方向に制御することにより送受信感度の低下を防止することができ、測定精度の低下を防ぐことが可能となる。
第1の発明は、超音波の指向性に異方性を有し、圧電体をケース内に封止した超音波送受波器であって、超音波送受波器の外観から超音波送受波器の指向性情報を推定可能とす
る方向識別手段を備えたため、超音波送受波器の指向性を所定の方向に制御することが容易となり、送受信感度の低下を防止することができ、測定精度の低下を防ぐことが可能となる。
第2の発明は、特に、第1の発明の超音波送受波器は天部と側壁部とフランジ部を有する有天筒状のケースと、天部の内壁面に接続された圧電体と、圧電体を封止するようにフランジ部に接続された端子板からなり、その端子板の外側表面に方向識別手段を設けたため、超音波送受波器の指向性を所定の方向に制御することが容易となり、送受信感度の低下を防止することができ、測定精度の低下を防ぐことが可能となる。
第1の発明は、超音波の指向性に異方性を有し、天部と側壁部とフランジ部を有する有天筒状のケースと、前記天部の内壁面に接続された圧電体と、前記圧電体を前記ケース内に封止するように前記フランジ部に接続された端子板と、超音波送受波器の外観から前記指向性情報を推定可能とする方向識別手段とを備えた超音波送受波器であって、超音波送受波器の方向識別手段は端子板に設けた複数の外部電極端子の中の所定の2本を結んでできる直線とし、その方向識別手段が示す方向と超音波送受波器の指向性が所定の角度となるように設定するため、超音波送受波器の指向性を所定の方向に制御することが容易となり、送受信感度の低下を防止することができ、測定精度の低下を防ぐことが可能となる。
第2の発明は、特に、第1の発明の超音波送受波器の端子板に3本以上の外部電極端子を設ける場合であって、方向識別手段に用いる2本の外部電極端子は他の外部電極端子と異なる形状を備えたため、超音波送受波器の指向性を所定の方向に制御することが容易となり、送受信感度の低下を防止することができ、測定精度の低下を防ぐことが可能となる。
第3の発明は、特に、第1〜第2のいずれかの発明の超音波送受波器において、圧電体の形状が超音波送受波器の指向性に異方性を与えるため、圧電体の形状の均一化により超音波送受波器の指向性のばらつきを低減することが可能となる。
第4の発明は、ケースの天部の外壁面に整合層を備えた第1〜第3のいずれかの発明の超音波送受波器であるため、送受信感度を向上させることができ、測定精度を向上させることが可能となる。
第5の発明は、被測定流体が流れる流量測定部と、この流量測定部に設けられ超音波を送受信する第1〜第4のいずれかの発明の一対の超音波送受波器と、一方の前記超音波送受波器を駆動する駆動回路と、他方の前記超音波送受波器に接続され超音波パルスを検知する受信検知回路と、前記超音波パルスの伝搬時間を測定するタイマと、前記駆動回路と前記タイマを制御する制御部と、前記タイマの出力より流量を演算によって求める演算部とを備えた超音波流量計であって、前記超音波流量計では前記超音波送受波器の前記端子板の外側表面のみ観測可能となるよう配置されており、前記超音波送受波器の取付角度は一方の超音波送受波器の方向識別手段が示す方向と他方の超音波送受波器の方向識別手段が示す方向が所定の角度となるように設定したため、超音波送受波器の指向性を所定の方向に制御することが容易となり、送受信感度の低下を防止することができ、測定精度の低下を防ぐことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお図面中で同一符号を付しているものは同一なものであり、詳細な説明は省略する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における超音波送受波器を用いた超音波流量計の概略構成図である。図1において、8は被測定流体が流れる流量測定部、9、10は流量測定部8の流れの方向に対し斜めに対向して配置された超音波送受波器、11は超音波送受波器9、10の使用周波数を発信する発振回路、12は発振回路11に接続され超音波送受波器9、10を駆動する駆動回路、13は送受信する超音波送受波器を切り替える切替回路、14は超音波パルスを検知する受信検知回路、15は超音波パルスの伝搬時間を計測するタイマ、16はタイマ15の出力より流量を演算する演算部、17は駆動回路12とタイマ15に制御信号を出力する制御部である。
上記のように構成される超音波流量計の動作を説明する。本実施例では被測定流体を都市ガス、超音波流量計として家庭用ガスメータを想定し、流量測定部8を構成する材料をアルミニウム合金ダイカストとする。
また超音波送受波器9、10の使用周波数には約500kHzを選択する。発振回路11は例えばコンデンサと抵抗で構成され約500kHzの方形波を発信し、駆動回路11では発振回路11の信号から超音波送受波器9を駆動するため方形波が3波のバースト信号からなる駆動信号を出力可能とする。また測定手段には測定流量の分解能を向上するため、シングアラウンド法を用いる。
制御部17では駆動回路12に送信開始信号を出力すると同時に、タイマ15の時間計測を開始させる。駆動回路12は送信開始信号を受けると超音波送受波器9を駆動し、超音波パルスを送信する。送信された超音波パルスは流量測定部8内を伝搬し超音波送受波器10で受信される。受信された超音波パルスは超音波送受波器10で電気信号に変換され、受信検知回路14に出力される。受信検知回路14では受信信号の受信タイミングを決定し、制御部17に受信検知信号を出力する。制御部17では受信検知信号を受けると、あらかじめ設定した遅延時間td経過後に再び駆動回路12に送信開始信号を出力し、2回目の計測を行う。この動作をN回繰返した後、タイマ15を停止させる。演算部16ではタイマ15で測定した時間を測定回数のNで割り、遅延時間tdを引いて伝搬時間t1を演算する。
引き続き切替回路13で駆動回路12と受信検知回路14に接続する超音波送受波器を切り替え、再び制御部17では駆動回路12に送信開始信号を出力すると同時に、タイマ15の時間計測を開始させる。伝搬時間t1の測定と逆に、超音波送受波器10で超音波パルスを送信し、超音波送受波器9で受信する計測をN回繰返し、演算部16で伝搬時間t2を演算する。
ここで、超音波送受波器9と超音波送受波器10の中心を結ぶ距離をL、空気の無風状態での音速をC、流量測定部8内での流速をV、非測定流体の流れの方向と超音波送受波器9と超音波送受波器10の中心を結ぶ線との角度をθとすると、伝搬時間t1、t2は、
t1=L/(C+Vcosθ) (1)
t2=L/(CーVcosθ) (2)
で示される。(1)(2)式より音速Cを消去して、流速Vを求めると
V=L/2cosθ(1/t1−1/t2) (3)
が得られる。L、θは既知であるのでt1とt2を測定すれば流速Vが求められる。この流速Vと流量測定部8の面積をS、補正係数をKとすれば、流量Qは
Q=KSV (4)
で演算できる。
以上のような動作原理で流量計測を行う超音波流量計に用いる超音波送受波器について
、図2から図5を用いて説明する。
図2は実施の形態1の超音波送受波器の外観図、図3は超音波送受波器の断面図、図4は超音波送受波器に用いる圧電体の外観図である。図2において、超音波送受波器9(超音波送受波器9と超音波送受波器10は同じ構成)は、有天筒状のケース18と、ケース18の天部18aの外側に設けた整合層20と、ケース18のフランジ部18bに接続された端子板19からなる。また図3において、超音波送受波器9は、ケース18の天部18aの内側に接続された圧電体21と、外部電極端子22、23を備えた端子板19と、外部電極端子22と圧電体21を加圧接続する導電ゴム24からなる。また図4のように、超音波送受波器9に用いる圧電体21は、21aと21bの2つ面が電極面であり、長さはL、幅はW、厚みはTである。
例えば、超音波送受波器9に用いる圧電体21の長さをL=8mm、幅をW=3とすると、電極面21a(電極面21aと電極面21bは同じ構成)は長方形となる。この超音波送受波器9の指向性は指向性関数Rで表すことができる。
R=|sin(k・a・sinθ)/k・a・sinθ| (5)
Rは指向性関数、kは波数、a=L/2またはa=W/2
(5)式のように、指向性関数Rは圧電体21の長さLや幅Wによって決定される。この超音波送受波器9はL>Wとなっているので、長さLの指向性は鋭く、幅Wの指向性は広くなり、楕円形のような指向性となることが推定できる。このように、圧電体21を配置する方向により超音波送受波器9の指向性はほぼ推定可能となる。
この結果、超音波送受波器9、10に用いている圧電体21の電極面21aが互いに平行となるよう対向させた場合、送受信感度は最も大きくなる。しかし、圧電体21はケース18と端子板19によって封止されているため、電極面21aの方向を観察することができない。さらにケース18が円筒形であるため、電極面21aの方向は時計の針のごとく回転し、その方向は外観から推定することができない。
そこで、図5のように電極面21aの長辺をAA‘、端子板19に設けた外部電極端子22、23の中心を結ぶ線をBB’とし、長辺AA‘と外部電極端子22、23を結ぶ線BB’が平行となるよう超音波送受波器9を構成する。このように構成することによって、超音波送受波器9、10の外部電極端子22、23を結ぶ線BB’の方向を制御することにより、電極面21aの方向を制御することが可能となる。
ここで、流量測定部8に超音波送受波器9、10を取り付ける場合を考える。前述のように圧電体21の電極面21aを平行に対向させるため、外部電極端子22、23を結ぶ線BB‘の方向を制御する。しかし流量測定部8に超音波送受波器9、10を取り付ける場合、2個の超音波送受波器9、10の外部電極端子22、23を同時に観察することは難しい。そこで、流量測定部8の天面8a(あるいは底面8b)に基準線CC‘を設定し、この基準線CC’と外部電極端子22、23を結ぶ線BB’が平行となるように、超音波送受波器9、10をそれぞれ取り付ける。その結果、圧電体21の電極面21aを平行に対向させることが可能となり、送受信感度が高くなり、流量計測精度が向上する。
なお、実施の形態1では圧電体21は長さがL=8mm、幅がW=3mmの直方体としたが、楕円柱や三角柱等の多角柱のように形状に異方性のある圧電体であれば構わない。また、外部電極端子22、23を結ぶ線BB‘と電極面21aの長辺AA’が平行となるよう構成するとしたが、直角で構わないし、管理可能ならば任意の角度に設定しても構わない。また電極面21aの長辺をAA‘としたが、短辺をAA’としても構わない。また超音波送受波器9に整合層20を備える構成としたが、被測定流体によっては整合層20
を備える必要はない。
(実施の形態2)
図6は実施の形態2の端子板側から見た超音波送受波器の外観図である。8は流量測定部、8aは流量測定部8の天面、8bは流量測定部8の底面、19は端子板、21aは封止された圧電体21の電極面、22と23は端子板19に備えた外部電極端子で、以上は図5の構成と同様なものである。図5の構成と異なるのは、端子板19に3つめの外部電極端子25を設けた点である。
例えば、端子板9に外部電極端子が3本あると外部電極端子22、23、25を結ぶ線BB’が3本引けるため、外部電極端子22、23、25を結ぶ線BB’と電極面21aの長辺AA‘とを平行に設定することが難しくなる。そこで、外部電極端子22、23の太さを太くし、外部電極端子25を細くする。このように太さの違う外部電極端子22、23、25を用いることにより、太い外部電極端子22、23を結ぶ線をBB‘とすれば、圧電体21の方向を制御することが可能となる。
以上のように構成された超音波送受波器の流量測定部8への取付方法、超音波流量計の動作原理は実施の形態1と同様なので省略する。
なお、実施の形態2では、外部電極端子22、23を太く、外部電極端子25を細くするとしたが、外部電極端子22、23と外部電極端子25が区別可能ならば、外部電極端子22、23、25の形状やガラスハーメチックの色などを変更しても構わない。また外部電極端子22、23、25を3本としたが、外部電極端子22、23の2本と他の外部電極端子が区別できるのであれば、外部電極端子は4本以上あっても構わない。
(実施の形態3)
図7は実施の形態3の端子板側から見た超音波送受波器の外観図である。8は流量測定部、8aは流量測定部8の天面、8bは流量測定部8の底面、19は端子板、21aは封止された圧電体21の電極面、22と23は端子板19に備えた外部電極端子で、以上は図5の構成と同様なものである。図5の構成と異なるのは、端子板19に方向識別手段として方向指示線26を設けた点である。
電極面21aの長辺AA‘と方向指示線26が平行になるよう端子板19を配置した後に、圧電体21を端子板19で封止する。このような位置関係となるように端子板19を配置すれば、圧電体21の方向を制御することができ、その結果超音波送受波器9の指向性を制御することが可能となる。
以上のように構成された超音波送受波器の流量測定部8への取付方法、超音波流量計の動作原理は実施の形態1と同様なので省略する。
なお、実施の形態3では、方向識別手段を方向指示線26としたが、方向指示が可能ならば文字や2次元バーコードなどの記号でも構わない。また電極面21aの長辺AA’と方向指示線26が平行となるよう構成するとしたが、直角で構わないし、管理可能ならば任意の角度に設定しても構わない。
また実施の形態1〜3では、圧電体21は長さLと幅Wが異なる寸法としたが、図8のように電極面21aに溝27を設けた形状でも構わない。また、圧電体21の長さLと幅Wを異なる寸法にすることで指向性に異方性を与えるとしたが、背景技術の構成(図9、図10)に方向識別手段を設けても構わない。
以上のように、本発明にかかる超音波送受波器は、超音波送受波器の外観から指向性情報を推定することが可能となるので、送受信感度の低下を防止することができ、測定精度の低下を防ぐことが可能となるので、家庭用のガスメータや水道メータや燃料電池の水素ガスの流量計測器や車のバックソナー等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における超音波流量計の概略構成図 実施の形態1の超音波送受波器の外観図 実施の形態1の超音波送受波器の断面図 実施の形態1の圧電体の外観図 実施の形態1の超音波送受波器の流量計測部への取り付け構成図 実施の形態2の端子板側から見た超音波送受波器の外観図 実施の形態3の端子板側から見た超音波送受波器の外観図 圧電体の一例を示す外観図 従来の超音波送受波器の断面図 従来の超音波送受波器の断面図
8 流量測定部
9 超音波送受波器
10 超音波送受波器
12 駆動回路
14 受信検知回路
15 タイマ
16 演算部
17 制御部
18 ケース
18a 天部
18b フランジ部
19 端子板
20 整合層
21 圧電体
22 外部電極端子
23 外部電極端子
25 外部電極端子
26 方向指示線

Claims (5)

  1. 超音波の指向性に異方性を有し、天部と側壁部とフランジ部を有する有天筒状のケースと、前記天部の内壁面に接続された圧電体と、前記圧電体を前記ケース内に封止するように前記フランジ部に接続された端子板と、超音波送受波器の外観から前記指向性情報を推定可能とする方向識別手段とを備えた超音波送受波器であって、
    前記方向識別手段は前記端子板に設けた複数の外部電極端子の中の所定の2本を結んでできる直線とし、前記方向識別手段が示す方向と超音波送受波器の指向性が所定の角度となるように設定する超音波送受波器。
  2. 端子板に3本以上の外部電極端子を設ける場合であって、方向識別手段に用いる2本の外部電極端子は他の外部電極端子と異なる形状を備えた請求項1記載の超音波送受波器。
  3. 圧電体の形状が超音波送受波器の指向性に異方性を与える請求項1または2に記載の超音波送受波器。
  4. ケースの天部の外壁面に整合層を備えた請求項1〜3のいずれか1項記載の超音波送受波器。
  5. 被測定流体が流れる流量測定部と、この流量測定部に設けられ超音波を送受信する請求項1〜4のいずれか1項記載の一対の超音波送受波器と、一方の前記超音波送受波器を駆動する駆動回路と、他方の前記超音波送受波器に接続され超音波パルスを検知する受信検知回路と、前記超音波パルスの伝搬時間を測定するタイマと、前記駆動回路と前記タイマを制御する制御部と、前記タイマの出力より流量を演算によって求める演算部とを備えた超音波流量計であって、前記超音波流量計では前記超音波送受波器の前記端子板の外側表面のみ観測可能な特徴を有し、前記超音波送受波器の取付角度は一方の超音波送受波器の方向識別手段が示す方向と他方の超音波送受波器の方向識別手段が示す方向が所定の角度となるように設定した超音波流量計。
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