JP4760939B2 - 現像剤搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像剤搬送装置および画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置において、画像形成時に像保持体表面に残留した現像剤や放電生成物、紙粉等の残留物を回収して、搬送する技術技術として、以下の特許文献1、2に記載の技術が従来公知である。
特許文献1としての特開2007−279264号公報には、現像剤が搬送される斜管部(30)に対して上下方向に現像剤が落下する導管(6)が合流する位置において、斜管部(30)の現像剤搬送方向に対して弾性変形可能なU字状の第2ワイパー(52)が配置され、第2ワイパー(52)が斜管部(30)内のスクリュー(35)に接触し、スクリュー(35)の回転に伴って上下動すると共に、第2ワイパー(52)の肩部に支持された弾性変形可能なU字状のワイパー(51)が第2ワイパーの上下動に連動して揺動する技術が記載されている。すなわち、特許文献1記載の技術では、2つのワイパー(51,52)が共に、上下方向に揺動、すなわち、斜管部(30)の壁に沿って上下動して現像剤を崩している。
特許文献2としての特開2008−129345号公報には、廃トナー搬送路(2d)に第2落下路(26d)が合流する位置に、廃トナー搬送路(2d)内のコイルオーガ(4)に接触する弾性変形可能な凝集防止部材(16)が配置されており、凝集防止部材(16)に、廃トナー搬送路(2d)の側面に沿って上下動する帯状擦り落とし部(20b)で廃トナー搬送路(2d)の側面に付着する現像剤を崩す技術が記載されている。
特開2007−279264号公報(「0019」〜「0020」、図3〜図6) 特開2008−129345号公報(「0031」〜「0039」、図5〜図10)
本発明は、現像剤の崩し性能を高めることを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1記載の発明の現像剤搬送装置は、
現像剤が搬送される第1の搬送路と、
前記第1の搬送路の下流に配置され、現像剤が搬送される第2の搬送路と、
前記第2の搬送路内に配置され、回転することで現像剤を搬送する螺旋状の搬送羽根と、
前記第1の搬送路と前記第2の搬送路との接続部に配置され、前記第2の搬送路の現像剤搬送方向に沿って前記第2の搬送路の側壁に対向して配置された崩し部及び、搬送羽根に接触可能且つ、前記崩し部と前記搬送羽根の回転中心との間で前記現像剤搬送方向に沿って延びる接触部、を有する現像剤崩し部材と、
前記第2の搬送路の一方の側壁に対向して配置された第1の崩し部と、前記第2の搬送路の他方の側壁に対向して配置された第2の崩し部と、を有する前記崩し部と、
前記第1の崩し部と前記搬送羽根の回転中心との間で前記現像剤搬送方向に沿って延びる第1の接触部と、前記第2の崩し部と前記搬送羽根の回転中心との間で前記現像剤搬送方向に沿って延びる第2の接触部と、を有する前記接触部と、
前記第1の接触部と前記第2の接触部とを連結する連結部と、
前記第2の搬送路の現像剤搬送方向上流端で前記現像剤搬送路に固定支持された前記第1の崩し部および前記第2の崩し部と、
前記第1の崩し部と前記第1の接触部との前記第2の搬送路の現像剤搬送方向下流端どうしを接続する第1の接続部と、
前記第2の崩し部と前記第2の接触部との前記第2の搬送路の現像剤搬送方向下流端どうしを接続する第2の接続部と、
前記第1の接触部と前記第2の接触部との前記第2の搬送路の現像剤搬送方向上流端どうしを連結する前記連結部と、
前記崩し部に比べて前記螺旋状の搬送羽根側に接近する方向に傾斜する接近傾斜部と、前記接近傾斜部の現像剤搬送方向下流側に設けられ且つ前記搬送羽根から離間する方向に傾斜する離間傾斜部と、を有する前記接触部と、
を備え、
前記崩し部から前記搬送羽根の回転中心に接近する方向に沿って、前記崩し部の第2の搬送路の現像剤搬送方向下流端と、前記接近傾斜部の前記螺旋状の搬送羽根側の端部と、の間の間隔が、前記搬送羽根の回転中心からの回転半径よりも小さい
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の現像剤搬送装置において、
前記崩し部に比べて前記螺旋状の搬送羽根側に接近する方向に傾斜する接近傾斜部と、前記接近傾斜部の現像剤搬送方向下流側に設けられ且つ前記搬送羽根から離間する方向に傾斜する離間傾斜部と、を有する前記接触部、
を備え、
前記接触部が前記崩し部よりも前記螺旋状の搬送羽根側に突出している領域の前記現像剤搬送方向に沿った長さは、前記離間傾斜部が前記螺旋状の搬送羽根から離間する前に、前記接近傾斜部が上流側の前記螺旋状の羽根に接触する長さに設定されている
ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の現像剤搬送装置において、
前記崩し部材に比べて前記螺旋状の搬送羽根に接近する方向に対して逆側に延びる前記連結部、
を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の現像剤搬送装置において、
弾性変形可能な弾性部材により構成された前記現像剤崩し部材、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項5に記載の発明の画像形成装置は、
潜像が形成される像保持体と、
前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する現像手段と、
前記像保持体表面の可視像を媒体に転写する転写手段と、
可視像が転写された前記像保持体表面に残留した残留物を回収して清掃する清掃器と、
前記清掃器で回収された現像剤を搬送する請求項1ないしのいずれかに記載の現像剤搬送装置と、
を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、
前記像保持体に対向して配置された中間転写体と、前記像保持体表面の可視像を前記中間転写体に転写する一次転写器と、前記中間転写体表面の可視像を媒体に転写する二次転写器と、前記媒体に転写後の前記中間転写体表面に残留した残留物を回収する中間転写体清掃器と、を有する前記転写手段と、
前記中間転写体清掃器で回収された残留物が搬送される前記第1の搬送路と、
前記像保持体の清掃器で回収された残留物が搬送される前記第2の搬送路と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、崩し部と搬送部材の回転中心との間に現像剤搬送方向に沿って延びる接触部が配置されていない構成に比べて、崩し部が二次元的な振動をし、現像剤の崩し性能を高めることができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、第1の崩し部と第2の崩し部とを独立して振動させることができる。
さらに、請求項1に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、第1の崩し部と第2の崩し部とが互いに開いたり閉じたりしやすく、独立して振動させることができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、崩し部の下流端と接触湾曲部の搬送羽根側の端部との間の間隔が搬送羽根の回転半径よりも大きい場合に比べて、崩し部の下流端が搬送羽根に接触しにくくでき、接触時の騒音の発生を低減できる。
請求項2に記載の発明によれば、接触湾曲部が搬送羽根側に突出している領域の長さが搬送羽根が一回転した場合に進む距離以上の場合に比べて、崩し部を効率的に振動させることができ、現像剤の崩し性能を高めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、螺旋状の搬送羽根から離れない連結部に比べて、連結部が搬送羽根に接触することが低減され、接触時の騒音が低減されている。
請求項4に記載の発明によれば、現像剤崩し部材が弾性変形および弾性復元して振動し、現像剤を崩すことができる。
請求項5に記載の発明によれば、崩し部と搬送部材の回転中心との間に現像剤搬送方向に沿って延びる接触部が配置されていない構成に比べて、崩し部が二次元的な振動をし、現像剤の崩し性能を高めることができ、現像剤の詰まりを低減できる。
請求項6に記載の発明によれば、像保持体で回収された残留物に比べて、流動性が低い現像剤の詰まりを低減できる。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図2は可視像形成装置及び中間転写体清掃器の拡大説明図である。 図3は現像剤搬送装置全体の要部断面説明図である。 図4は実施例1のベルト残留物搬送路と合流搬送路との接続部分の斜視説明図である。 図5は図4のV−V線断面図である。 図6は図4においてベルト残留物搬送路が取り外された状態の説明図である。 図7は合流搬送路に取り付けられた崩し部材の部分の斜視説明図である。 図8は本発明の実施例1の崩し部材の斜視図である。 図9は崩し部材の説明図であり、図9Aは平面図、図9Bは側面図である。 図10は崩し部材の振動のシミュレーション結果の説明図であり、図10Aは要部断面図、図10Bは図10Aの状態から搬送部材が90度回転した状態の説明図、図10Cは図10Bの状態から搬送部材が90度回転した状態の説明図、図10Dは図10Cの状態から搬送部材が90度回転した状態の説明図である。 図11は実施例2の崩し部材の説明図であり、図11Aは斜視図、図11Bは、図11Aの矢印XIB方向から見た図、図11Cは平面図、図11Dは側面図、図11Eは図11Dの矢印XIE方向から見た図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(以下、実施例と記載する)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1において、画像形成装置の一例としての複写機Uは、操作部UI、画像入力装置U1、媒体供給装置U2、画像形成装置本体U3、および用紙処理装置U4を有している。なお、実施例1では、画像入力装置U1、媒体供給装置U2、画像形成装置本体U3、用紙処理装置U4は、互いに着脱可能に構成されている。
(操作部)
操作部UIは、複写開始や複写枚数の設定などに用いられる入力キーUIaを有する。また、前記操作部UIは、前記入力キーUIaにより入力された内容や、複写機Uの状態が表示される表示器UIbを有する。
(画像入力装置)
画像入力装置U1は、自動原稿搬送装置、画像読込装置などにより構成されており、配置された原稿に光を当て、その反射光を個体撮像素子で受け、赤:R、緑:G、青:Bの画像情報に変換し、予め設定された時期、いわゆるタイミングで、画像形成装置本体U3に入力する。
(媒体供給装置)
媒体供給装置U2は、媒体収容容器の一例としての複数の給紙トレイTR1,TR2,TR3,TR4を有している。また、前記媒体供給装置U2は、前記各給紙トレイTR1〜TR4に収容された画像記録用の媒体の一例としての記録用紙Sを取り出して、画像形成装置本体U3に搬送する媒体供給路SH1等を有している。
(画像形成装置本体)
図1において、画像形成装置本体U3は、前記媒体供給装置U2から搬送された記録用紙Sに画像記録を行う画像記録部、現像剤補給装置U3a、および用紙搬送路SH2、用紙排出路SH3、用紙反転路SH4、用紙循環路SH6等を有している。
また、画像形成装置本体U3は、制御部C、および前記制御部Cにより制御される潜像形成装置駆動回路の一例としてのレーザ駆動回路Dおよび電源回路E等を有している。前記レーザ駆動回路Dは、前記画像入力装置U1から入力された赤R、緑G、青Bの画像情報に基づいて、Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:黒の画像情報に変換し、それに応じた駆動信号を予め設定されたタイミングで、各色の潜像形成装置ROSy,ROSm,ROSc,ROSkに出力する。
図2は可視像形成装置及び中間転写体清掃器の拡大説明図である。
図1、図2において、前記各色の潜像形成装置ROSy,ROSm,ROSc,ROSkの下方には、装置本体に対して着脱可能な感光体ユニットUY,UM,UC,UKが配置されている。
K色の感光体ユニットUKは、静電潜像やトナーによる可視像の一例としてのトナー像が形成される像保持体の一例としての感光体ドラムPkと、帯電器の一例としての帯電ロールCRkと、像保持体清掃器の一例としての感光体クリーナCLkとを有する。ユニット化は、複数の部材を一体的装置本体に対して着脱可能としたことをいう。
前記各感光体ユニットUKの右側には、現像手段の一例としての現像装置Gkが配置されている。前記現像装置Gkは、感光体ドラムPkに対向して配置され、表面に現像剤を保持して回転する現像剤保持体の一例としての現像ロールR0kを有し、感光体ドラムPk表面の潜像を可視像に現像する。
そして、他の色Y,M,Cも同様に、感光体ドラムPy,Pm,Pc、帯電ロールCRy,CRm,CRcおよびクリーナCLy,CLm,CLcを有する感光体ユニットUY,UM,UCと、現像ロールR0y,R0m,R0cを有する現像装置Gy,Gm,Gcと、を有する。
前記K色の感光体ユニットUKと、現像ロールR0kを有する現像装置GkとによりK色の可視像形成装置UK+Gkが構成される。同様に、Y,M,Cの感光体ユニットUY,UM,UCと、現像ロールR0y,R0m,R0cを有する現像装置Gy,Gm,GcとによりそれぞれY,M,Cの可視像形成装置UY+Gy,UM+Gm,UC+Gcが構成される。
前記感光体ユニットUY,UM,UC,UKおよび現像装置Gy,Gm,Gc,Gkは、画像形成装置本体U3に対して着脱可能に装着されている。
図1において、回転する感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pk表面は、それぞれ帯電ロールCRy,CRm,CRcおよびCRkにより一様に帯電された後、前記潜像形成装置ROSy,ROSm,ROSc,ROSkの出力する潜像書込光の一例としてのレーザビームLy,Lm,Lc,Lkにより、回転する感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pk表面に静電潜像が形成される。前記感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pk表面の静電潜像は、現像装置Gy,Gm,Gc,GkによりY:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:黒、の色の可視像の一例としてのトナー像に現像される。
前記現像装置Gy〜Gkにおいて、現像により消費された現像剤は、前記現像剤補給装置U3aに着脱可能に装着される現像剤収容容器の一例としてのトナーカートリッジKy,Km,Kc,Kkから補給される。実施例1では、前記現像剤としてトナーとキャリアを含む二成分現像剤を使用しており、トナーカートリッジKy,Km,Kc,Kkからは、現像装置Gy〜Gkのトナー濃度よりもトナーの割合の多い、いわゆる高濃度現像剤が補給される。したがって、実施例1の現像装置Gy〜Gkでは、少量のキャリアを含む高濃度現像剤を補給しつつ、劣化したキャリアを含む現像剤を現像装置Gy〜Gkから、少しずつ排出することで、キャリアの交換を行っている。なお、このようなキャリアを少しずつ交換する技術は、従来公知であり、例えば、特開2000−81787号公報、特開2003−84570号公報などに記載されているため詳細な説明は省略する。
前記現像装置Gy〜Gkにおいて、劣化したキャリアを含む現像剤は、前記現像装置Gy〜Gkの後端部に劣化現像剤排出口G1y〜G1kから排出されると共に、前記トナーカートリッジKy〜Kkから新たなキャリアを含む現像剤を補給することで、前記現像装置Gy〜Gk内の現像剤が少しずつ新しい現像剤と交換される。劣化剤排出口G1y〜G1kから排出された現像剤は後方に延びる劣化現像剤搬送路G2y〜G2kに流入し、前記劣化現像剤搬送路G2y〜G2k内に配置された、劣化現像剤搬送部材G3y〜G3kにより後方に搬送される。
感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pk表面上のトナー像は、一次転写器の一例としての1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kにより、中間転写体の一例としての中間転写ベルトB上に順次重ねて転写され、中間転写ベルトB上に多色画像が形成される。中間転写ベルトB上に形成された多色可視像の一例としてのカラートナー像は、2次転写領域Q4に搬送される。
なお、K色の画像情報のみの場合はK色の感光体ドラムPkおよび現像装置Gkのみが使用され、K色のトナー像のみが形成される。
1次転写後、感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pkの表面に付着した残留現像剤や放電生成物等の残留物は、前記クリーナCLy,CLm,CLc,CLkにより除去される。
前記各可視像形成装置UY+Gy,UM+Gm,UC+Gc,UK+Gkの下方には、中間転写装置の一例としてのベルトモジュールBMが支持されている。
前記ベルトモジュールBMは、前記中間転写ベルトBを有する。前記中間転写ベルトBは、中間転写体駆動部材の一例としての駆動ロールRdと、張力発生部材の一例としてのテンションロールRtと、蛇行防止部材の一例としてのウォーキングロールRwと、従動部材の一例としての複数のアイドラロールRfと、二次転写対向部材の一例としてのバックアップロールT2aとにより構成される中間転写部材支持部材の一例としてのベルト支持ロールRd+Rt+Rw+Rf+T2aにより矢印Ya方向に回転移動可能に支持されている。
前記中間転写ベルトBと、ベルト支持ロールRd+Rt+Rw+Rf+T2aと、前記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kと、により、実施例1のベルトモジュールBMが構成されている。
前記バックアップロールT2aの下方には、2次転写ユニットUtが配置されている。前記2次転写ユニットUtは、二次転写部材の一例としての2次転写ロールT2bを有する。前記2次転写ロールT2bは、前記中間転写ベルトBを挟んでバックアップロールT2aに離隔および圧接可能に配置されており、前記2次転写ロールT2bが中間転写ベルトBと圧接する領域により2次転写領域Q4が形成されている。また、前記バックアップロールT2aには接触給電部材の一例としてのコンタクトロールT2cが接触している。前記コンタクトロールT2cには、制御部Cにより制御される電源回路Eから予め設定されたタイミングでトナーの帯電極性と同極性の2次転写電圧が印加される。
前記バックアップロールT2a、前記2次転写ロールT2b及び前記コンタクトロールT2cにより、2次転写器T2が構成されている。
また、前記ベルトモジュールBMと、二次転写器T2とにより実施例1の転写手段BM+T2が構成されているが、例えば、感光体から直接用紙に転写するようにしてもよい。
前記ベルトモジュールBM下方には用紙搬送路SH2が配置されている。前記媒体供給装置U2の媒体供給路SH1から給紙された記録用紙Sは、媒体搬送部材の一例としての媒体搬送ロールRaにより、前記用紙搬送路SH2の時期調整部材の一例としてのレジロールRrに搬送される。前記レジロールRrは、前記中間転写ベルトB上に形成されたカラートナー像が2次転写領域Q4に搬送されるタイミングに合わせて、前記記録用紙Sを下流側に搬送し、記録用紙SはレジガイドSGr、転写前ガイドSG1で案内されて、2次転写領域Q4に搬送される。
前記中間転写ベルトB上のカラートナー像は、前記2次転写領域Q4を通過する際に前記2次転写器T2により記録用紙Sに転写される。なお、多色画像の場合は中間転写ベルトB表面に重ねて1次転写されたトナー像が一括して記録用紙Sに2次転写される。
2次転写後の前記中間転写ベルトBは、中間転写ベルトBの右側下方に設けられた中間転写体用の清掃器の一例としてのベルトクリーナCLBにより清掃される。前記ベルトクリーナCLBにより、2次転写時に転写されず残った中間転写ベルトB上の現像剤や紙粉等の残留物が、中間転写ベルトBから除去される。図2において、中間転写ベルトBから除去された残留物は、ベルトクリーナCLB内の下部に設けられた後方に延びるベルト残留物搬送路CLB1に流入し、ベルト残留物搬送路CLB1内に配置された、ベルトクリーナ残留物搬送部材CLB2により、画像形成装置本体U3の後側に搬送される。なお、前記2次転写ロールT2bおよびベルトクリーナCLBは、中間転写ベルトBと離隔および接触自在に配置されている。
トナー像が2次転写された記録用紙Sは、案内部材の一例としての転写後ガイドSG2、搬送部材の一例としての媒体搬送ベルトBHを通って、定着装置Fに搬送される。定着装置Fは、加熱定着部材の一例としての加熱ロールFhと、加圧定着部材の一例としての加圧ロールFpとを有し、加熱ロールFhと加圧ロールFpとが圧接する領域である定着領域Q5に記録用紙Sが搬送される。前記記録用紙S上のトナー像は、定着領域Q5を通過する際に、定着装置Fにより加熱定着される。前記定着装置Fの下流側には、切替部材の一例としての切替ゲートGT1が設けられている。前記切替ゲートGT1は、用紙搬送路SH2を搬送されて定着領域Q5で加熱定着された記録用紙Sを、用紙処理装置U4の用紙排出路SH3または用紙反転路SH4側のいずれかに、設定に応じて選択的に切り替える。
前記用紙排出路SH3に搬送された用紙Sは、用紙処理装置U4の用紙搬送路SH5に搬送され、前記用紙搬送路SH5に配置された反り補正部材の一例としてのカール補正部材U4aにより、用紙Sの反り、いわゆるカールが補正された後、媒体排出部材の一例としての排出ロールRhから用紙処理装置U4の媒体排出部の一例としての排出トレイTH1に用紙の画像記録面が上向き、いわゆるフェイスアップで排出される。
前記切替ゲートGT1により画像形成装置本体U3の前記用紙反転路SH4側に搬送された用紙Sは、可撓性切替部材の一例としてのマイラーゲートGT2を通って画像形成装置本体U3の前記用紙反転路SH4に搬送される。
このとき、記録用紙Sの画像定着面を下向きに排出する場合には、前記マイラーゲートGT2を記録用紙Sの後端が通過した直後に、前記記録用紙Sを反転させる。この際に、前記マイラーゲートGT2は、用紙反転路SH4に搬送されてきた記録用紙Sをそのまま一旦通過させ、通過した記録用紙Sが反転されてくると、用紙搬送路SH3,SH5側に搬送する。そして、前記記録用紙Sは、画像定着面が下を向いた状態、いわゆるフェイスダウンで排出トレイTH1に排出される。
前記画像形成装置本体U3の用紙反転路SH4の途中には用紙循環路SH6が接続されており、その接続部にはマイラーゲートGT3が配置されている。前記画像形成装置本体U3の用紙反転路SH4の下流端は、用紙処理装置U4の用紙反転路SH7に接続されている。
前記切替ゲートGT1を通って用紙搬送路SH4に搬送された記録用紙Sは、前記マイラーゲートGT3により前記用紙処理装置U4の用紙反転路SH7側に搬送される。前記マイラーゲートGT3は用紙反転路SH4を搬送されてきた記録用紙Sをそのまま一旦通過させ、通過した記録用紙Sが反転されてくると、用紙循環路SH6側に搬送する。
前記用紙循環路SH6に搬送された記録用紙Sは前記給紙路SH1を通って前記転写領域Q4に再送され、両面印刷が行われ用紙処理装置U4に搬送され、排出トレイTH1に排出される。
前記符号SH1〜SH7で示された要素により用紙搬送路SHが構成されている。また、前記符号SH,Ra,Rr,Rh,SGr,SG1,SG2,BH、GT1〜GT3で示された要素により用紙搬送装置SUが構成されている。
(廃現像剤搬送装置)
図3は現像剤搬送装置全体の要部断面説明図である。
前記画像形成装置本体U3の後部には、現像剤搬送装置の一例としての廃現像剤搬送装置UHが支持されている。
前記廃現像剤搬送装置UHは、5つの上下方向に延びる現像剤落下ユニットUH11,UH12,UH13,UH14,UH15を有している。最も左側、すなわち最も−Y側であり、図3の表示では最も右側に配置された第1の現像剤落下ユニットUH11は、前記クリーナCLkから延びる前記残留物搬送路CLk1が接続されている。第1の現像剤落下ユニットUH11の右側に配置された第2の現像剤落下ユニットUH12には、C色のクリーナCLcから延びる前記残留物搬送路CLc1と、K色の現像装置Gkから延びる前記劣化現像剤搬送路G2kが接続されている。
第2の現像剤落下ユニットUH12の右側に配置された第3の現像剤落下ユニットUH13には、M色のクリーナCLmから延びる前記残留物搬送路CLm1と、C色の現像装置Gcから延びる前記劣化現像剤搬送路G2cが接続されている。第3の現像剤落下ユニットUH13の右側に配置された第4の現像剤落下ユニットUH14には、Y色のクリーナCLyから延びる前記残留物搬送路CLy1と、M色の現像装置Gmから延びる前記劣化現像剤搬送路G2mが接続されている。第4の現像剤落下ユニットUH14の右側に配置された第5の現像剤落下ユニットUH15には、Y色の現像装置Gyから延びる前記劣化現像剤搬送路G2yが接続されている。さらに、第5の現像剤落下ユニットUH15の左側には、ベルトクリーナCLBから延びる前記ベルト残留物搬送路CLB1が接続されている。なお、ベルト残留物搬送路CLB1の詳細については後述する。
前記現像剤落下ユニットUH11〜UH15の下端は、水平方向に延びる合流搬送路UH2により接続されている。実施例1の前記合流搬送路UH2は、前記現像剤落下ユニットUH11〜UH15の下端を左右方向に貫通した状態で接続されており、前記合流搬送路UH2の内部には、左右方向に延びる搬送部材の一例としての合流搬送オーガUH2cが、収容されている。前記合流搬送オーガUH2cの左端には、駆動源の一例としての合流搬送モータUH2dから駆動が伝達され、前記合流搬送路UH2内の廃現像剤は、第1〜第4の現像剤落下ユニットUH11〜UH14からの現像剤は左方から右方に、第5の現像剤落下ユニットUH15およびベルト残留物搬送路CLB1空の現像剤は右方から左方に搬送される。
前記合流搬送路UH2の右部には、上下方向に延びる搬送路の一例としての落下搬送路UH3の上端が、接続されており、前記合流搬送路UH2の合流箇所まで搬送された廃現像剤は、前記落下搬送路UH3に流入して落下、搬送される。実施例1の前記落下路方向搬送路UH3の内部には、上下方向に延びて、上下方向に往復運動することで、前記落下搬送路UH3の内壁面に、付着した廃現像剤を崩す架橋防止部材UH3cが収容されている。実施例1の前記架橋防止部材UH3cは、線材が弦巻き状に形成された、いわゆるコイルバネにより構成されている。前記落下搬送路UH3の上部右側には、前記架橋防止部材UH3cを上下方向に往復動させる架橋防止モータユニットUH3dが支持されている。なお、前記架橋防止部材UH3cや、前記架橋防止モータユニットUH3dは、例えば、特開2005−091848号公報に記載されているように公知であるため、詳細な説明は省略する。
前記落下方向搬送路UH3の下端には、左右方向に延びる容器搬送路UH4が接続されており、前記落下方向搬送路UH3を落下した廃現像剤が流入する。前記容器搬送路UH4の内部には、左右方向に延びる容器搬送オーガUH4cが収容されている。前記容器搬送路UH4の右端には、左右方向搬送モータUH4dが支持されている。前記容器搬送オーガUH4cには、前記左右方向搬送モータUH4dから駆動が伝達され、前記容器搬送路UH4内の廃現像剤が、左方から右方に搬送される。
前記容器搬送路UH4の右端には、上下方向に延びる現像剤回収容器UH6が接続されており、前記容器搬送路UH4を搬送された現像剤が、流入して回収される。
(ベルト残留物搬送路と合流搬送路との接続部の説明)
図4は実施例1のベルト残留物搬送路と合流搬送路との接続部分の斜視説明図である。
図5は図4のV−V線断面図である。
図3、図4において、前記合流搬送路UH2の右端部では、第5の現像剤落下ユニットUH15の左側に落下搬送路UH3との接続部材UH2aが支持されており、接続部材UH2aと第5の現像剤落下ユニットUH15との間に、接続部の一例としての搬送路接続部材1が支持されている。図4において、前記搬送路接続部材1は、後部の円筒部1aと、円筒部1aの前端に一体的に形成されて図示しない画像形成装置本体U3の枠体に固定支持される被固定部1bとを有する。
図4、図5において、前記円筒部1aの下部には、円筒部1aの軸方向に直交する方向に延びる筒状の合流連結部1cが形成されており、合流連結部1cには、第2の搬送路の一例としての合流搬送路UH2が挿入された状態で装着されている。前記合流連結部1cと円筒部1aとの間には、上下方向に貫通する接続口1dが形成されている。
図5において、前記円筒部1aは、前端から接続口1dに向かうに連れて内径が小さくなる径窄部1eが形成されている。
図4、図5において、前記円筒部1a内部には、ベルトクリーナCLBから延びる第1の搬送路の一例としてのベルト残留物搬送路CLB1が挿入されている。前記ベルト残留物搬送路CLB1の後端には、下方に開口する流出口2が形成されている。前記ベルト残留物搬送路CLB1の内部には、第1の搬送部材の一例としての残留物搬送オーガ3が回転可能に支持されており、ベルト残留物搬送路CLB1内の現像剤を流出口2に向けて搬送する。
図5に示すように、円筒部1aにベルト残留物搬送路CLB1が装着された状態では、流出口2が接続口1dの上方に配置されており、流出口2から流出した現像剤は接続口1dに向けて落下して搬送される。なお、ベルト残留物搬送路CLB1が円筒部1aに挿入される際には、径窄部1eで案内されて挿入されやすくなっていると共に、接続口1dと流出口2との距離、すなわち隙間が狭くなっている。したがって、流出口2から落下する現像剤が舞う等して漏出する隙間が狭くなっており、現像剤の漏出が低減されている。
図6は図4においてベルト残留物搬送路が取り外された状態の説明図である。
図7は合流搬送路に取り付けられた崩し部材の部分の斜視説明図である。
図5、図6において、前記合流搬送路UH2の右端の上面には、左右方向に延びる開口の一例としての流入口6が形成されている。図5において、実施例1の流入口6は、前記接続口1dの下方に配置されており、ベルト残留物搬送路CLB1から流出して接続口1dを通過した現像剤が流入口6を介して合流搬送路UH2内部に流入する。なお、実施例1の流入口6は、ベルト残留物搬送路CLB1からの現像剤等だけでなく、第5の現像剤落下ユニットUH15からの現像剤等も流入可能に構成されている。
図6、図7において、流入口6の右端部には、切れ込み状に形成された部材導入部6aが前後一対形成されており、前記部材導入部6aの右方には装着部の一例としての装着孔6bが形成されている。
図5〜図7において、合流搬送路UH2内部には、左右方向に延びる第2の搬送部材の一例としての前記合流搬送オーガUH2cが回転可能に支持されている。前記合流搬送オーガUH2cは、左右方向に延びる回転軸7と、前記回転軸7の外周に支持された螺旋状の搬送羽根8とを有する。前記搬送羽根8は、流入口6から落下搬送路UH3の上端までの領域において、上流側である右方から下流側である左方に向けて現像剤を搬送する巻き方向の螺旋により構成されている。したがって、流入口6から流入した現像剤は、合流搬送オーガUH2cにより、落下搬送路UH3に向けて搬送される。
図8は本発明の実施例1の崩し部材の斜視図である。
図9は崩し部材の説明図であり、図9Aは平面図、図9Bは側面図である。
図5〜図7において、前記流入口6には、現像剤崩し部材11が支持されている。図5〜図9において、前記崩し部材11は、合流搬送路UH2の現像剤搬送方向に沿って延び、且つ、合流搬送路UH2の側壁に対向して配置された前後一対の前崩し部12および後崩し部13を有する。すなわち、実施例1の崩し部材11は、第1の崩し部の一例としての前崩し部12と、第2の崩し部の一例としての後崩し部13と、からなる崩し部12+13を有する。崩し部12+13とは、搬送路の壁に沿って配置され、搬送路内に配置された搬送部材の回転に連動して搬送路の壁に付着した現像剤を崩す部材を指す。
前記各崩し部12,13の右端部には、前記部材導入部6aに対応して外側に傾斜して延びる導出部12a,13aが形成されており、導出部12a,13aの右端には、合流搬送路UH2の外側面に沿って延びる外膨部12b,13bが形成されている。前記外膨部12b,13bの右端には、前後方向内側に延び、装着口6bに嵌った状態で支持される被支持部12c,13cが形成されている。
合流搬送オーガUH2cの現像剤搬送方向の下流側である前記前崩し部12の左端には、第1の接続部の一例として、後側に湾曲するU字形状の前接続部16が一体的に形成されており、後崩し部13の左端には、第2の接続部の一例として、前側に湾曲するU字形状の後接続部17が一体的に形成されている。前記前接続部16と後接続部17とにより実施例1の接続部16+17が構成されている。
前記前接続部16の右端には、第1の接触部の一例として右方に延びる前接触部18が一体的に形成されており、前記後接続部17の右端には、第2の接触部の一例として右方に延びる後接触部19が一体的に形成されている。すなわち、各接触部18,19は、各崩し部12,13と回転軸7の中心との間に配置されている。
前記前接触部18および後接触部19は、各接続部16,17の右端から右方に延びる左端部18a,19aを有する。左端部18a,19aの右端には、接触部本体の一例として、右方に延びる下屈曲部18b,19bが一体に形成されている。図9において、下屈曲部18b,19bは、離間傾斜部の一例であって、下流側接触部の一例として、左端部18a,19aの右端から右方に行くほど互いの前後方向の間隔が狭くなるように前後方向内側、すなわち、回転軸7の回転中心に近づく方側に傾斜し、且つ、下方、すなわち回転軸7に近づく方向に傾斜する下降接触部18b1,19b1を有する。また、下降接触部18b1,19b1の下端18b2,19b2には、接近傾斜部の一例であって、上流側接触部の一例として、右方に行くほど互いの前後方向の間隔が狭くなるように前後方向内側に傾斜し、且つ、上方に傾斜する上昇接触部18b3,19b3が一体的に形成されている。
前記前接触部18および後接触部19により実施例1の接触部18+19が構成されている。
前記上昇接触部18b3,19b3の右端には、連結部の一例としての右連結部21が一体的に支持されている。右連結部21は、上昇接触部18b3,19b3の右端から右方に行くほど上方、すなわち、回転軸7から離れる方向に傾斜する前後一対の傾斜部21a,21bと、傾斜部21a,21bの右端どうしを連結する右端部21cと、を有する。
図6〜図9に示すように、実施例1の崩し部材11は、1本の線材を折曲げて形成されており、弾性変形可能な弾性部材に構成されている。なお、線材としては、例えば、ステンレス等の金属を使用することが可能である。したがって、崩し部材11は、被支持部12c,13cを固定端として、振動可能に支持されている。なお、実施例1の崩し部材11は、弾性変形可能な構成としたが、この構成に限定されず、弾性変形不能な構成とし且つ、被支持部12c,13cを回転中心として、重力の作用と搬送羽根8との接触とで振動可能とすることも可能である。
図7、図9Aにおいて、実施例1の崩し部材11では、下屈曲部18b,19bが崩し部12,13よりも搬送羽根8側に突出している領域の左右方向に沿った長さL1が、搬送羽根8が一回転した場合に現像剤搬送方向に沿って進む距離、いわゆる螺旋のピッチよりも長く設定されている。
また、図9Bにおいて、実施例1の崩し部材11では、崩し部12,13の現像剤搬送方向下流端である左端と、下屈曲部18b,19bの搬送羽根8側の端部である下端18b2,19b2と、の間の間隔L2が、合流搬送オーガUH2cの搬送羽根8の回転半径よりも小さく設定されている。
図5、図6において、合流搬送路UH2の流出口6には、流出口6の縁に沿って漏出防止部材の一例としてのシール23が支持されている。実施例1のシール23は、崩し部材11が支持された状態で合流搬送路UH2に貼付される。なお、シール23は、部材導入部6aおよび装着孔6bを塞いだ状態で貼り付けられる。
したがって、図5に示すように、シール23が圧縮された状態で合流搬送路UH2と合流連結部1cとの隙間が密閉されると共に、部材導入部6aおよび装着孔6bが塞がれており、現像剤の漏出が防止されている。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1の複写機Uでは、画像形成時に各現像装置Gy〜Gkから排出された現像剤や各クリーナCLy,CLm,CLc,CLk,CLBで回収された現像剤や放電生成物等は、現像剤落下ユニットUH11〜UH15や合流搬送路UH2、落下搬送路UH3を通じて、廃トナー回収装置UH4に搬送され、回収される。
このとき、ベルトクリーナCLBで回収された現像剤は、現像装置Gy〜Gk内での撹拌や、現像領域での現像、一次転写ロールT1y〜T1kでの一次転写、二次転写器T2での二次転写を受け、劣化しており、現像剤の流動性が特に低下している。
ベルトクリーナCLBで回収された現像剤が、流出口2から落下し、接続口1dを介して流入口6に流入する際に、流入口6の内部や接続口1dの近傍で現像剤が付着して、凝集し、塊状に成長することがある。塊状に成長した現像剤は、崩し部材11を配置していない場合、接続口1dを覆うように成長し、最終的に接続口1dが塞がれ、現像剤が詰まってしまう恐れがある。これに応じて、実施例1では、流入口6から接続部1dにかけて崩し部材11が配置されている。
実施例1の崩し部材11は、前崩し部12と後崩し部13とに対して、それぞれ、前接触部18及び後接触部19が接続されており、各接触部18,19が合流搬送オーガUH2cに接触している。したがって、合流搬送オーガUH2cの回転に伴って、螺旋状の搬送羽根8に各接触部18,19が押されて上方に傾斜したり弾性変形した後、搬送羽根8を乗り越えると弾性復元したり、重力で下方に傾斜することを繰り返し、振動する。
このとき、実施例1の崩し部材11では、前接触部18と後接触部19が、回転軸7を挟んで、前後に離れている。したがって、螺旋状の搬送羽根8に対して、前接触部18と後接触部19とが接触するタイミングが異なる。したがって、前接触部18と後接触部19が異なるタイミングで独立して振動する。
また、螺旋状の搬送羽根8に各接触部18,19が接触する際に、螺旋状の搬送羽根8の面に沿って、上下方向だけでなく、前後方向にも押される。したがって、実施例1の崩し部材11では、各接触部18,19は、従来技術のように上下方向の単純な1次元方向の振動ではなく、上下方向および前後方向の成分を有する二次元的な振動が発生する。したがって、前接触部18と後接触部19がそれぞれ独立して二次元的な振動をし、前崩し部12と後崩し部13も二次元的な振動をして、流入口6や接続口1dの内部に付着した現像剤を崩す。したがって、実施例1の崩し部材11では、1次元的な振動をする従来技術では、十分に崩しきれなかった現像剤の塊も崩すことが可能となり、現像剤を崩す能力が向上している。
特に、実施例1の崩し部材11では、連結部21が接触部18,19に対して、右方に延びる傾斜部21a,21bの更に右方の右端部21cで連結されている。したがって、接触部18,19が振動する際に、一方の振動が他方の振動に影響を与えにくく、また、前後方向に広がる際に、左右方向に長い傾斜部21a,21bの弾性変形で、前後に開きやすくなっている。よって、各崩し部12,13が独立した二次元的な振動が阻害されにくく、現像剤を崩す能力が向上している。
図10は崩し部材の振動のシミュレーション結果の説明図であり、図10Aは要部断面図、図10Bは図10Aの状態から搬送部材が90度回転した状態の説明図、図10Cは図10Bの状態から搬送部材が90度回転した状態の説明図、図10Dは図10Cの状態から搬送部材が90度回転した状態の説明図である。
実施例1の崩し部材11の独立した二次元振動について、計算機で模擬実験、いわゆるシミュレーションを行った。実験結果を図10に示す。実験の結果、図10A、図10B、図10C、図10Dに示すように、前崩し部12および前接触部18の振動と、後崩し部13および後接触部19の振動とが、独立していると共に、二次元的な振動をしていることが確認された。なお、崩し部材11は、図7等に示されるように、搬送羽根8との接触で、軸7の方向に対して上方に傾斜しており、図10では、傾斜した状態での前後方向の成分を含む振動が図示してある。
また、実施例1の崩し部材11では、前記長さL1が、搬送羽根8のピッチよりもく設定されている。各接触部18,19が搬送羽根8に接触する場合、搬送羽根8がまず上流側の上昇接触部18b3,19b3に接触した後、上方に傾斜や弾性変形し、下端18b2,19b2が搬送羽根8を乗り越えると下方に傾斜や弾性復元し、下降接触部18b1,19b1が搬送羽根8に接触する。このとき、長さL1がピッチよりもくなっており、下降接触部18b1,19b1が搬送羽根8から離間する前に、上流側の搬送羽根8が上昇接触部18b3,19b3に接触する。仮に、長さL1がピッチよりもい場合、下降接触部18b1,19b1が搬送羽根8から離間して、下屈曲部18b,19bが搬送羽根8に接触せず、崩し部材11が振動しない期間を経て、上昇接触部18b3,19b3が次の搬送羽根8に接触することとなり、崩し部材11が振動しない期間が発生する。これに対して、実施例1では、長さL1が搬送羽根8のピッチよりもく、絶え間なく下屈曲部18b,19bのどこかが搬送部材8に接触して、振動しており、長さL1がピッチよりもい場合に比べて、現像剤を崩す能力が向上している。
さらに、実施例1では、下降接触部18b1,19b1が、崩し部の高さから段差状に下方に曲がっている構成ではなく、上流側に行くに連れて下方に傾斜している。したがって、各接触部18,19が搬送羽根8を乗り越える際に、下端18b2,19b2が搬送羽根を乗り越えた後、下降接触部18b1,19b1が搬送羽根8に接触する。仮に、段差状に下方に曲がっている場合、下端18b2,19b2を乗り越えた後、弾かれたように下方に傾斜または弾性復元して、回転軸7や搬送羽根8に、崩し部材11の下端18b2,19b2等が衝突して、騒音が発生しやすい。これに対して、実施例1の崩し部材11では、下端18b2,19b2が搬送羽根を乗り越えた後、下降接触部18b1,19b1が搬送羽根8に接触しており、騒音の発生が低減されている。
また、実施例1の崩し部材11では、連結部21が右方に行くほど上方に傾斜しており、崩し部材11が振動する際に、連結部21が搬送羽根8に接触することが抑制されている。したがって、連結部21と搬送羽根8等とが接触して、騒音が発生することが低減されている。
さらに、実施例1の崩し部材11では、間隔L2が、搬送羽根8の回転半径よりも小さく設定されており、自由に振動する接続部16,17が下端18b2,19b2よりも十分上方に配置されている。したがって、下端18b2,19b2が搬送羽根8を乗り越えル際に、接続部16,17が弾かれて自由に振動しても、回転軸7や搬送羽根8に接触することが低減されており、騒音の発生が低減されている。
また、実施例1の崩し部11は、線材を折り曲げて一体形成されており、個別の部品を連結した構成に比べて、部品点数が削減され、組み立ても容易になっている。
図11は実施例2の崩し部材の説明図であり、図11Aは斜視図、図11Bは、図11Aの矢印XIB方向から見た図、図11Cは平面図、図11Dは側面図、図11Eは図11Dの矢印XIE方向から見た図である。
次に本発明の実施例2の説明をするが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
図11において、実施例2の崩し部材11′では、崩し部12′+13′を構成する前崩し部12′および後崩し部13′の左部には、左方に行くに連れて下方に傾斜する傾斜崩し部12d,13dが形成されている。傾斜崩し部12d,13dの左端には、前後方向内側に湾曲する各接続部16,17が形成され、各接続部16,17の内端には、右方に延びる接触部18′,19′が形成されている。実施例2の各接触部18′,19′は、右方に行くほど上方に傾斜する上昇接触部により構成されている。前接触部18′および後接触部19′により実施例2の接触部18′+19′が構成されている。
前記各接触部18′,19′の右端には、連結部21′が一体的に形成されており、傾斜部21a′,21b′の右部が斜め上方に傾斜しており、右端どうしが右端部21cで連結されている。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2の崩し部材11′では、実施例1と同様に、前崩し部12′や前接触部18′と、後崩し部13′や後接触部19′とが、異なるタイミングで螺旋状の搬送羽根8に接触する。したがって、実施例1と同様に、各崩し部12′、13′が、それぞれ独立して二次元的な振動をし、現像剤が崩される。したがって、一次元的な振動しかしない場合に比べて、現像剤を崩す能力が向上している。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H07)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としての複写機を例示したが、これに限定されず、例えば、プリンタ、FAX、あるいはこれらの複数または全ての機能を有する複合機等により構成することも可能である。
(H02)前記実施例において、前記複写機Uは、4色のトナーが使用される構成に限定されず、例えば、5色以上や、3色以下や単色の画像形成装置にも適用可能である。
(H03)前記実施例において、崩し部材11,11′は、1本の線材を折り曲げて形成されているが、この構成に限定されず、板材を折り曲げて形成したり、あるいは、複数の部材を連結して崩し部材11,11′を形成することが可能である。
(H04)前記実施例において、崩し部材11,11′は、前後対称の構成を例示したが、この構成に限定されず、左右非対称の形状とすることも可能である。例えば、前側を実施例1の崩し部材11、後側を実施例2の崩し部材11′の形状とすることも考えられる。また、例えば、現像剤が前側で塊が成長する構成の場合、例えば、前崩し部と前接触部のみとして後崩し部と後接触部を省略したり、被支持部12c,13cで支持せずに崩し部材11,11′の後崩し部13で支持して、前側崩し部12のみが振動するように構成することも可能である。
(H05)前記実施例において、画像形成装置として、画像入力装置U1、媒体供給装置U2、画像形成装置本体U3、用紙処理装置U4に分離可能ないわゆる大型機の構成を例示したが、この構成に限定されず、特許文献2記載の技術のようないわゆる中型機や小型機に適用することも可能である。また、装着・分離可能な装置がこの他に存在する構成も可能であり、逆に、画像入力装置U1と媒体供給装置U2が一体化されて分離不能な構成等、任意の構成を採用可能である。
(H06)前記実施例において、長さL1や間隔L2等の設定は実施例に例示した設定とすることが望ましいが、その他の設定とすることも可能である。
(H07)前記実施例において、搬送部材として、回転軸7と搬送羽根8とを有するオーガを例示したが、この構成に限定されず、回転軸を有しない螺旋状の搬送羽根のみで構成されたコイルスプリング状の構成とすることも可能である。
1…接続部、
8…搬送羽根、
11,11′…現像剤崩し部材、
12,12′…第1の崩し部、
12+13,12′+13′…崩し部、
13,13′…第2の崩し部、
16…第1の接続部、
17…第2の接続部、
18,18′…第1の接触部、
18+19,18′+19′…接触部、
18b1,19b1…離間傾斜部、
18b3,19b3…接近傾斜部、
19,19′…第2の接触部、
21…連結部、
B…中間転写体、
BM+T2…転写手段、
CLB…中間転写体清掃器、
CLB1…第1の搬送路、
CLy,CLm,CLc,CLk,CLB…清掃器、
Gy,Gm,Gc,Gk…現像手段、
Py,Pm,Pc,Pk…像保持体、
T1y,T1m,T1c,T1k…一次転写器、
T2…二次転写器、
U…画像形成装置、
UH…現像剤搬送装置、
UH2…第2の搬送路。

Claims (6)

  1. 現像剤が搬送される第1の搬送路と、
    前記第1の搬送路の下流に配置され、現像剤が搬送される第2の搬送路と、
    前記第2の搬送路内に配置され、回転することで現像剤を搬送する螺旋状の搬送羽根と、
    前記第1の搬送路と前記第2の搬送路との接続部に配置され、前記第2の搬送路の現像剤搬送方向に沿って前記第2の搬送路の側壁に対向して配置された崩し部及び、搬送羽根に接触可能且つ、前記崩し部と前記搬送羽根の回転中心との間で前記現像剤搬送方向に沿って延びる接触部、を有する現像剤崩し部材と、
    前記第2の搬送路の一方の側壁に対向して配置された第1の崩し部と、前記第2の搬送路の他方の側壁に対向して配置された第2の崩し部と、を有する前記崩し部と、
    前記第1の崩し部と前記搬送羽根の回転中心との間で前記現像剤搬送方向に沿って延びる第1の接触部と、前記第2の崩し部と前記搬送羽根の回転中心との間で前記現像剤搬送方向に沿って延びる第2の接触部と、を有する前記接触部と、
    前記第1の接触部と前記第2の接触部とを連結する連結部と、
    前記第2の搬送路の現像剤搬送方向上流端で前記現像剤搬送路に固定支持された前記第1の崩し部および前記第2の崩し部と、
    前記第1の崩し部と前記第1の接触部との前記第2の搬送路の現像剤搬送方向下流端どうしを接続する第1の接続部と、
    前記第2の崩し部と前記第2の接触部との前記第2の搬送路の現像剤搬送方向下流端どうしを接続する第2の接続部と、
    前記第1の接触部と前記第2の接触部との前記第2の搬送路の現像剤搬送方向上流端どうしを連結する前記連結部と、
    前記崩し部に比べて前記螺旋状の搬送羽根側に接近する方向に傾斜する接近傾斜部と、前記接近傾斜部の現像剤搬送方向下流側に設けられ且つ前記搬送羽根から離間する方向に傾斜する離間傾斜部と、を有する前記接触部と、
    を備え、
    前記崩し部から前記搬送羽根の回転中心に接近する方向に沿って、前記崩し部の第2の搬送路の現像剤搬送方向下流端と、前記接近傾斜部の前記螺旋状の搬送羽根側の端部と、の間の間隔が、前記搬送羽根の回転中心からの回転半径よりも小さい
    ことを特徴とする現像剤搬送装置。
  2. 前記崩し部に比べて前記螺旋状の搬送羽根側に接近する方向に傾斜する接近傾斜部と、前記接近傾斜部の現像剤搬送方向下流側に設けられ且つ前記搬送羽根から離間する方向に傾斜する離間傾斜部と、を有する前記接触部、
    を備え、
    前記接触部が前記崩し部よりも前記螺旋状の搬送羽根側に突出している領域の前記現像剤搬送方向に沿った長さは、前記離間傾斜部が前記螺旋状の搬送羽根から離間する前に、前記接近傾斜部が上流側の前記螺旋状の羽根に接触する長さに設定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤搬送装置。
  3. 前記崩し部材に比べて前記螺旋状の搬送羽根に接近する方向に対して逆側に延びる前記連結部、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の現像剤搬送装置。
  4. 弾性変形可能な弾性部材により構成された前記現像剤崩し部材、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の現像剤搬送装置。
  5. 潜像が形成される像保持体と、
    前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する現像手段と、
    前記像保持体表面の可視像を媒体に転写する転写手段と、
    可視像が転写された前記像保持体表面に残留した残留物を回収して清掃する清掃器と、
    前記清掃器で回収された現像剤を搬送する請求項1ないしのいずれかに記載の現像剤搬送装置と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記像保持体に対向して配置された中間転写体と、前記像保持体表面の可視像を前記中間転写体に転写する一次転写器と、前記中間転写体表面の可視像を媒体に転写する二次転写器と、前記媒体に転写後の前記中間転写体表面に残留した残留物を回収する中間転写体清掃器と、を有する前記転写手段と、
    前記中間転写体清掃器で回収された残留物が搬送される前記第1の搬送路と、
    前記像保持体の清掃器で回収された残留物が搬送される前記第2の搬送路と、
    を備えたことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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