JP4758716B2 - 加熱装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、リフロー炉、加熱硬化炉などとして用いられる加熱装置の制御方法に関する。
リフロー炉などの加熱装置の制御方法において、装置立上げ時に炉内に設けられた複数のヒータに一斉に最大電力を供給すると、短時間のうちに加熱装置を立上げることができるものの、装置立上げ時の消費電力が工場電力設備の制限を上回り、電力障害を起こすおそれがある。
そこで、ヒータの立上げ時間を事前に実験によって測定しておき、ヒータの温度上昇とともに各ヒータの消費電流が減少し、一定値以下となるような時間を制御部に記憶させておき、その時間間隔をもって立上げ時間をずらしながら各ヒータを順に立上げるようにするヒータ立上げ方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特許第2885047号公報(第2−3頁、図5)
このように、各ヒータを予め実験で求めた時間毎に順に立上げるようにする加熱装置の制御方法でも、実験で想定されなかった環境の変化があると、始めに立上げられるヒータの立上げが完了せず、その消費電流が未だ大きい状態で、次のヒータに電力供給をはじめるおそれがあり、この場合は電力障害を起こすおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、限られた消費電力で加熱装置を効果的に立上げることができる加熱装置の制御方法を提供することを目的とするものである。
請求項1記載の発明は、ワークを搬送するコンベヤに沿ってこのコンベヤより上部および下部に炉体内の複数のゾーンがそれぞれ配置され、これらの上部および下部それぞれの複数のゾーンにそれぞれ設けられたヒータを立上げる加熱装置の制御方法において、各ゾーンの設定温度と現在温度との温度偏差に、各ゾーンごとに設定された固有の熱容量係数を掛ける演算により求められる各ゾーンの加熱優先度を決定し、加熱優先度の最大のゾーンまたは最大に近いゾーンと最小のゾーンまたは最小に近いゾーンとを含む2つのゾーンを組み合わせて1組のグループを作成するとともに、残ったゾーンの中から加熱優先度の最大のゾーンまたは最大に近いゾーンと最小のゾーンまたは最小に近いゾーンとを含む2つのゾーンを組み合わせることを繰り返すことで、複数のグループを作成し、各々のグループ内の2つのゾーン間の加熱優先度の比率に応じて2つのゾーンのヒータに分配されたオン出力の時間比率でヒータを排他的にオン/オフ制御することにより各グループごとにそのグループ内でのヒータの合計消費電力を制限する加熱装置の制御方法である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の加熱装置の制御方法における熱容量係数を、ワークを炉体内に搬入する入口および炉体内から搬出する出口に近いゾーンほど大きく設定するとともに、炉体の中央部に近いゾーンほど小さく設定した制御方法である。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の加熱装置の制御方法における熱容量係数を、コンベヤの上部に形成されたゾーンより下部に形成されたゾーンを大きく設定した制御方法である。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか記載の加熱装置の制御方法において、各ゾーンの温度偏差に熱容量係数を掛ける演算により決定される各ゾーンの加熱優先度が同一値または近似値となった場合は、各ゾーンの温度偏差と隣接ゾーンの温度偏差との誤差である隣接温度偏差に、隣接関係により設定された隣接係数を掛け、各ゾーンにおける隣接関係ごとの掛算の総和を演算することにより各ゾーンの加熱優先度を決定する制御方法である。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか記載の加熱装置の制御方法におけるグループの作成が、ゾーン内の温度変化および時間の経過の少なくとも一方により自動的に変更される制御方法である
請求項1記載の発明によれば、加熱優先度の最大のゾーンまたは最大に近いゾーンと最小のゾーンまたは最小に近いゾーンとを含む2つのゾーンを組み合わせるとともに、残ったゾーンの中から同様の2つのゾーンの組み合わせを繰り返すので、各グループごとに効率の良いゾーンの組み合わせを作成することができ、各グループ内の2つのゾーン間の加熱優先度の比率に応じて各ヒータに分配されたオン出力の時間比率でヒータを排他的にオン/オフ制御することにより、ヒータのデジタル制御において消費電力を効率良く制限できる。そして、各グループ内でヒータの消費電力を制限するので、限られた消費電力を最大限に有効利用して加熱装置を効果的に立上げることができる。その際、各ゾーンの設定温度と現在温度との温度偏差に熱容量係数を掛けることで、各ゾーンが有する固有の熱容量、すなわち加熱し易さおよび加熱し難さを加味しながら、加熱優先度の順番と、この順番に基づくゾーンの組み合わせを正確に決定できる。
請求項2記載の発明によれば、熱容量係数を、炉体の入口および出口に近いゾーンほど大きく設定するとともに、炉体の中央部に近いゾーンほど小さく設定したので、炉体の入口および出口から外部へ漏れる加熱雰囲気により温度上昇し難いゾーンに対して、適切な加熱優先度を決定できる。
請求項3記載の発明によれば、熱容量係数を、コンベヤの上部のゾーンより下部のゾーンを大きく設定したので、下部から上部に上昇する加熱雰囲気により温度上昇し難い下部のゾーンに対して、適切な加熱優先度を決定できる。
請求項4記載の発明によれば、各ゾーンの温度偏差に熱容量係数を掛ける演算により決定される各ゾーンの加熱優先度が同一値または近似値となった場合は、さらに隣接温度偏差および隣接係数により左右上下のゾーン間の隣接関係を加味しながら、加熱優先度の順番と、この順番に基づくゾーンの組み合わせをより正確に決定できる。
請求項5記載の発明によれば、立上げ運転中のゾーン内の温度変化および時間の経過の少なくとも一方により、2つのゾーンの組み合わせが自動的に変更されるので、立上げ開始時から本加熱運転に入るまでの立上げ運転中での状況の変化、環境の変化にも効率良く対応でき、立上げ運転に要する時間を短縮できる
以下、本発明を図1乃至図に示された実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
図2は、リフローはんだ付け用の加熱装置を示し、炉体11内を貫通するように、ソルダペーストを介し電子部品を搭載したプリント配線基板(以下、この電子部品搭載基板を「ワークW」という)を搬送するコンベヤ12が配設されている。このコンベヤ12は、炉体11の入口11aからワークWを炉体11内に搬入し、炉体11内を搬送し、炉体11内から出口11bを経てワークWを搬出する。
炉体11内には、入口11aと出口11bとの間に、隔壁により区画形成された複数のゾーン1,2,3,4,5,6,7が、コンベヤ12に沿って配置されている。これらのゾーン1,2,3,4,5,6,7は、コンベヤ12より上部に形成されたゾーン1(H),2(H),3(H),4(H),5(H),6(H),7(H)と、コンベヤ12より下部に形成されたゾーン1(L),2(L),3(L),4(L),5(L),6(L),7(L)とに分かれている。ゾーン1(H)〜5(H),1(L)〜5(L)は、プリヒート用ゾーンであり、ゾーン6(H),7(H),6(L),7(L)は、リフロー用ゾーンである。
これらの各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)には、各ゾーン内雰囲気を循環させるためのファン13と、各ゾーン内雰囲気を加熱するためのヒータ14と、各ゾーン内雰囲気温度を検出するための温度センサ15とが、それぞれ設置されている。
それぞれのヒータ14および温度センサ15は、各ゾーン内雰囲気温度を監視しながら各ヒータ14への供給電力を制御するコントローラ16に接続されている。このコントローラ16は、本加熱運転を開始するに当って、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)内の雰囲気温度を立上げるための立上げ運転を制御し、本加熱運転中は、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)内の雰囲気温度を所定のプリヒート温度またはリフロー温度に保つように制御する。
コントローラ19が各ヒータ14を制御する制御方式としては、温度センサ15からの温度情報に基づきスイッチング回路を制御して、ヒータオンデューティ比(=オン時間/スイッチング周期)を制御するパルス幅変調方式(いわゆるPWM方式)や、スイッチング周波数変調方式(いわゆるPFM方式)などが適する。
このように、それぞれのヒータ14により加熱される複数のゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)を有する加熱装置を立上げる際のコントローラ16による制御方法を、図1に示されたフローチャートを参照しながら説明する。なお、この図1において、丸数字は、制御手順を示すステップ番号を表わす。
(ステップ1)
各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)内のヒータ14の結線が3相(R、S、T)のうちのどの相かを割り当て、相間のバランスをとる。
(ステップ2)
各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)ごとに設定温度(設定値)SV1H,SV1L、……SV7H,SV7Lを決定する。
(ステップ3)
各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)ごとに現在温度(現在値)PV1H,PV1L、……PV7H,PV7Lを測定する。
(ステップ4)
各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)ごとに設定温度と現在温度との温度偏差(設定値−現在値)Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lを演算する。
Z1H=SV1H−PV1H
Z1L=SV1L−PV1L



Z7H=SV7H−PV7H
Z7L=SV7L−PV7L
これらの各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の温度偏差Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lが最大のゾーンから最小のゾーンまでの順番により、加熱優先度の最大のゾーンから最小のゾーンまでの順番を決定しても良い。
しかしながら、この実施の形態では、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)が固有の熱容量を有していることを考慮して、次のステップ5で加熱優先度の順番を決定する。
(ステップ5)
各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)は、同一の熱エネルギを与えられても炉体11の中央部に近いほど温度上昇し易く、炉体11の入口11aおよび出口11bに近いゾーンほど、炉体11の中央部のゾーンより温度上昇し難く、熱容量が大きい。また、コンベヤ12の上部のゾーン1(H)〜7(H)より下部のゾーン1(L)〜7(L)の方が温度上昇し難いので、熱容量が大きい。これらを考慮して、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)が有する固有の熱容量を事前にマトリクス化して熱容量係数K1を設定する。
すなわち、熱容量係数K1は、下記の表1に示されるように、入口11aおよび出口11bに近いゾーンほど大きく設定するとともに、炉体11の中央部に近いゾーンほど小さく設定し、また、上部のゾーン1(H)〜7(H)より下部のゾーン1(L)〜7(L)を大きく設定する。
そして、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の温度偏差Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lに、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)ごとに設定された固有の熱容量係数K1を掛ける演算により、加熱優先度を決定する。掛算の数値が大きいほど、加熱優先度が大きい。
Figure 0004758716
ステップ2、3、4、5の演算例を下記の表2に示す。この表2中の丸数字は、ステップ番号と対応する。
Figure 0004758716
(ステップ6)
ステップ5により加熱優先度を決定することが困難な場合、例えば掛算の数値が同一値または近似値などの場合は、隣接する左右上下のゾーン間の隣接温度偏差に、隣接関係により設定された隣接係数K2を掛ける演算により、補助的に、ゾーンの加熱優先度を決定する。
すなわち、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の設定温度と現在温度との温度偏差(設定値−現在値)Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lと、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)に隣接する隣接ゾーンの設定温度と現在温度との温度偏差Z0H,Z0L、Z1H,Z1L、……Z7H,Z7L、Z8H,Z8Lとを演算し、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の温度偏差Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lと隣接ゾーンの温度偏差Z0H,Z0L、Z1H,Z1L、……Z7H,Z7L、Z8H,Z8Lとの誤差である隣接温度偏差に、隣接関係により設定された隣接係数K2(例えば左右間はK2=0.5、上下間はK2=0.8)を掛け、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)における隣接関係ごとの掛算の総和Y1H,Y1L、……Y7H,Y7Lを、下記の式に示されるように演算することにより、加熱優先度を決定する。
なお、Z0H,Z0Lは、炉体11の入口11a側の外部ゾーンの設定温度と現在温度との温度偏差であり、Z8H,Z8Lは、炉体11の出口11b側の外部ゾーンの設定温度と現在温度との温度偏差であり、これらのZ0H,Z0L,Z8H,Z8Lは存在しないゾーンのため、仮想の値を代入する。
Y1H=(Z0H−Z1H)×0.5+(Z2H−Z1H)×0.5+(Z1L−Z1H)×0.8
Y1L=(Z0L−Z1L)×0.5+(Z2L−Z1L)×0.5+(Z1H−Z1L)×0.8



Y7H=(Z6H−Z7H)×0.5+(Z8H−Z7H)×0.5+(Z7L−Z7H)×0.8
Y7L=(Z6L−Z7L)×0.5+(Z8L−Z7L)×0.5+(Z7H−Z7L)×0.8
このように、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の温度偏差と隣接ゾーンの温度偏差との誤差である隣接温度偏差に隣接係数K2を掛けることで、該当ゾーンのみでなく、隣接ゾーンとの相互影響を加味しながら、加熱優先度の順番と、この順番に基づくゾーンの組み合わせを正確に決定できる。
(ステップ7)
ステップ5、6の演算により、加熱優先度の最大のゾーンから最小のゾーンまでの順番を決定し、加熱優先度の最大のゾーンと最小のゾーンとを組み合わせて1組のグループを作成するとともに、残ったゾーンの中から加熱優先度の最大のゾーンと最小のゾーンとを順次組み合わせてグループを作成してゆく。組み合わせ結果の例を下記の表3に示す。加熱優先度の大きい方をマスター(優先側)とし、小さい方をスレーブ(非優先側)として2つのゾーンを1グループとする。
Figure 0004758716
(ステップ8)
これらの各組み合わせのグループ内で、2つのヒータ14,14に対するオン出力の時間比率を分配することで、ヒータの消費電力を制限する。例えば、表3に示されたゾーン7(L),5(H)で組み合わされたヒータ14,14を排他的にオン/オフ制御することで、ヒータの消費電力を制限する。
この排他的なオン/オフ制御は、組み合わされたグループのヒータ14,14をそれぞれに一定周期(例えば2秒間)で通電されるパルスにより温度制御する制御方式において、組み合わされたゾーン7(L),5(H)のヒータ14,14間でオンの重複を避けるように、すなわち同時にパルスを発信しないようにタイムスライスさせる。
例えば、図3に示されるようにゾーン7(L)のヒータ14を1.5/2秒間オンにするときは、ゾーン5(H)のヒータ14を同秒間オフに制御するとともに、ゾーン7(L)のヒータ14を0.5/2秒間オフにするときは、ゾーン5(H)のヒータ14を同秒間オンに制御することで、常に1組のヒータ14,14が足して所定電力になるように効率良く運転する。
組み合わされた1グループ内でヒータ14,14に分配されたオン出力の時間比率は、加熱優先度の比率に応じて組み合わせグループごとに決定する。例えば、ゾーン2(L),4(L)の組み合わせグループでは、加熱優先度の比率が1に近いので、それらのヒータ14,14に分配されるオン出力の時間比率も1に近くなるように自動制御する
図4は、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の平均的な時間・温度特性および時間・消費電力特性を示し、この図に実線で示されるように各ゾーンのヒータに設定温度と現在温度との温度偏差に応じた電力をそれぞれ供給する通常立上げ時の消費電力W1よりも、図に粗い点線および細かい点線で示されるようにステップ7で組み合わされた複数のゾーンのヒータをステップ8の制御方式で立上げたときの消費電力W2の方が、ヒータ消費電力が少なくて済む。
さらに、ステップ7による複数のゾーン組み合わせは、ヒータ立上げ運転の開始直前にコントローラ16が演算したステップ7によるゾーンの組み合わせを固定した場合(図に示される細かい点線)と、ヒータ立上げ運転中に、各ゾーンの温度が所定値以上変化するごとに、および所定時間ごとに、コントローラ16が自動的に図1に示されたフローチャートの演算をし直して、加熱優先度の順番が変化したときは、その変化に応じてステップ7のゾーンの組み合わせを自動的に変更する場合(図に示される粗い点線)とがあり、これらを比較すると、ゾーン内の温度変化および時間の経過の少なくとも一方によりゾーンの組み合わせを自動的に変更する場合(粗い点線)の立上げ完了までの所要時間T2は、ゾーンの組み合わせを固定した場合(細かい点線)の立上げ完了までの所要時間T3よりも短縮できることが分かる。
すなわち、通常のヒータ立上げ運転をした場合は、短い時間で立上げ運転を完了できるが、立上げ時の消費電力が大きくなり、また、ゾーン組み合わせ固定で立上げ運転をした場合は、立上げ時の消費電力が小さくなり、さらに、ゾーン組み合わせ可変で立上げ運転をした場合は、立上げ時の消費電力が小さく、かつ立上げ運転に要する時間も短くなる。
次に、この実施の形態の効果を説明する。
加熱優先度の大きなゾーンと小さなゾーンとを含む複数のゾーンを組み合わせて作成したグループ内でヒータの消費電力を制限するので、限られた消費電力を有効利用して加熱装置を効果的に立上げることができる。
加熱優先度の最大のゾーンまたは最大に近いゾーンと最小のゾーンまたは最小に近いゾーンとを含む2つのゾーンを組み合わせるとともに、残ったゾーンの中から同様の2つのゾーンの組み合わせを繰り返すので、各グループごとに効率の良いゾーンの組み合わせを作成することができ、各グループ内でヒータの消費電力を制限するので、限られた消費電力を最大限に有効利用して加熱装置を効果的に立上げることができる。
例えば、ステップ5、6で決定された加熱優先度の最大のゾーンと最小のゾーン7(L),5(H)を組み合わせるとともに、残ったゾーンの中から加熱優先度の最大のゾーンと最小のゾーン7(H),3(H)、さらに6(L),4(H)、さらに6(H),2(H)、さらに1(L),5(L)、さらに1(H),3(L)、さらに2(L),4(L)を順次組み合わせることにより、熱量を多く必要とするゾーンと少なくて済むゾーンとを自動的に探し出して、加熱するのに効率の良いゾーンの組み合わせを作成することができ、これらの組み合わせの中でヒータ14,14の消費電力を制限するので、限られた消費電力を最大限に有効利用して加熱装置を効果的に立上げることができる。
各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の設定温度SV1H,SV1L、……SV7H,SV7Lと、現在温度PV1H,PV1L、……PV7H,PV7Lとの温度偏差Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lにより加熱優先度を決定するので、温度偏差の大きなゾーンと小さなゾーンとを含む複数のゾーンを組み合わせることで、限られた消費電力を有効利用して加熱装置を効果的に立上げることができる。
各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の設定温度SV1H,SV1L、……SV7H,SV7Lと、現在温度PV1H,PV1L、……PV7H,PV7Lとの温度偏差Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lに熱容量係数K1を掛けることで、各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)が有する固有の熱容量、すなわち加熱し易さおよび加熱し難さを加味しながら、加熱優先度の順番と、この順番に基づくゾーンの組み合わせを正確に決定できる。
熱容量係数K1を、炉体11の入口11aおよび出口11bに近いゾーンほど大きく設定するとともに、炉体11の中央部に近いゾーンほど小さく設定したので、炉体11の入口11aおよび出口11bから外部へ漏れる加熱雰囲気により温度上昇し難いゾーンに対して、適切な加熱優先度を決定できる。
熱容量係数K1を、コンベヤ12の上部のゾーン1(H)〜7(H)より下部のゾーン1(L)〜7(L)を大きく設定したので、下部から上部に上昇する加熱雰囲気により温度上昇し難い下部のゾーン1(L)〜7(L)に対して、適切な加熱優先度を決定できる。
温度偏差Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lに熱容量係数K1により各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)が有する固有の熱容量を加味するとともに、さらに各ゾーン1(H)〜7(H),1(L)〜7(L)の温度偏差Z1H,Z1L、……Z7H,Z7Lと、隣接ゾーンの温度偏差Z0H,Z0L、Z1H,Z1L、……Z7H,Z7L、Z8H,Z8Lとの誤差である隣接温度偏差に、隣接係数K2を掛けることで、該当ゾーンのみでなく、隣接ゾーンとの相互影響を加味しながら、加熱優先度の順番と、この順番に基づくゾーンの組み合わせを正確に決定できる。
3に示されるように、組み合わされた複数のヒータを排他的にオン/オフ制御することで、ヒータのデジタル制御において消費電力を効率良く制限できる。その際、複数のヒータをそれぞれに一定周期中のパルスにて温度コントロールする制御方式において、組み合わされた複数のヒータ間で同時にオンとなる重複を避けるようにタイムスライスさせることで、これらのヒータの消費電力を容易に制限できる。
に粗い点線で示されるように、立上げ運転中のゾーン内の温度変化および時間の経過の少なくとも一方により、複数のゾーンの組み合わせが自動的に変更されると、立上げ開始時から本加熱運転に入るまでの立上げ運転中での状況の変化、環境の変化にも効率良く対応でき、立上げ運転に要する時間を短縮できる。すなわち、比較的短時間に効果的な炉体11の昇温を行なうことができる
発明は、リフロー式はんだ付け用のリフロー炉、熱硬化性樹脂の加熱硬化炉などの加熱装置の制御方法として利用可能である。
本発明にかかる加熱装置の制御方法の一実施の形態を示すフローチャートである。 同上加熱装置の概要図である。 同上加熱装置の制御方法の具体例を示すヒータのオン/オフ制御タイムチャートである。 同上加熱装置の制御方法による時間・温度特性および時間・消費電力特性を示す特性図である。
W ワーク
1(H)〜7(H),1(L)〜7(L) ゾーン
11 炉体
11a 入口
11b 出口
12 コンベヤ
14 ヒータ
K1 熱容量係数
K2 隣接係数

Claims (5)

  1. ワークを搬送するコンベヤに沿ってこのコンベヤより上部および下部に炉体内の複数のゾーンがそれぞれ配置され、これらの上部および下部それぞれの複数のゾーンにそれぞれ設けられたヒータを立上げる加熱装置の制御方法において、
    各ゾーンの設定温度と現在温度との温度偏差に、各ゾーンごとに設定された固有の熱容量係数を掛ける演算により求められる各ゾーンの加熱優先度を決定し、
    加熱優先度の最大のゾーンまたは最大に近いゾーンと最小のゾーンまたは最小に近いゾーンとを含む2つのゾーンを組み合わせて1組のグループを作成するとともに、残ったゾーンの中から加熱優先度の最大のゾーンまたは最大に近いゾーンと最小のゾーンまたは最小に近いゾーンとを含む2つのゾーンを組み合わせることを繰り返すことで、複数のグループを作成し、
    各々のグループ内の2つのゾーン間の加熱優先度の比率に応じて2つのゾーンのヒータに分配されたオン出力の時間比率でヒータを排他的にオン/オフ制御することにより各グループごとにそのグループ内でのヒータの合計消費電力を制限する
    ことを特徴とする加熱装置の制御方法。
  2. 熱容量係数は、
    ワークを炉体内に搬入する入口および炉体内から搬出する出口に近いゾーンほど大きく設定するとともに、炉体の中央部に近いゾーンほど小さく設定した
    ことを特徴とする請求項1記載の加熱装置の制御方法。
  3. 熱容量係数は、
    コンベヤの上部に形成されたゾーンより下部に形成されたゾーンを大きく設定した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の加熱装置の制御方法。
  4. 各ゾーンの温度偏差に熱容量係数を掛ける演算により決定される各ゾーンの加熱優先度が同一値または近似値となった場合は、各ゾーンの温度偏差と隣接ゾーンの温度偏差との誤差である隣接温度偏差に、隣接関係により設定された隣接係数を掛け、各ゾーンにおける隣接関係ごとの掛算の総和を演算することにより各ゾーンの加熱優先度を決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の加熱装置の制御方法。
  5. グループの作成は、
    ゾーン内の温度変化および時間の経過の少なくとも一方により自動的に変更される
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の加熱装置の制御方法。
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