JP4754933B2 - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置及びプログラムに関し、特に記録液滴を吐出する記録ヘッドに供給する記録液を収容した記録液カートリッジを交換可能に装着可能な画像形成装置及び同画像形成装置で使用するプログラムに関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、プリンタ/ファクシミリ/複写機の複合機などの画像形成装置として、インクなどの記録液の液滴を吐出する記録ヘッドを備え、この記録ヘッドから被記録媒体である用紙等に液滴を吐出して、画像形成(印刷、記録、印字、印写、画像形成はいずれも同義語として使用する。)を行なうことができるシリアルスキャン型或いはライン型の画像形成装置がある。
このような記録液を使用する画像形成装置においては、特許文献1などに記載されているように、記録ヘッドに供給する記録液を収容した記録液カートリッジを交換可能に装置本体に装着するようにしている。この場合、記録ヘッドに対して記録液を供給する方式には、記録ヘッドを搭載するキャリッジに記録液を収容した記録液カートリッジであるインクカートリッジを着脱自在に装着し、このインクカートリッジから記録ヘッドに記録液を供給する方式と、キャリッジ上に記録ヘッドに記録液を供給する記録液供給手段である小容量のサブタンクを搭載し、記録液カートリッジである大容量のインクカートリッジ(メインタンク)を装置本体側に設置し、サブタンクに装置本体側のインクカートリッジから記録液を補充供給する方式とが知られている。
特開2003−011361号公報
そして、このようなインクジェット方式の画像形成装置では、複数台の画像形成装置を同一環境下で使用する場合などに、インクカートリッジ内のインクがなくなる前に、今まで使用していた画像形成装置とは別の画像形成装置にインクカートリッジを付け替えて使用することが起こりえる。このような場合でも、インクカートリッジ内のインク残量等の情報を正確に管理するために、インクカートリッジに記憶素子(記憶手段)を備えることが知られている。これにより、画像形成装置では、使用するインクカートリッジが変わった場合でも、記憶素子の付いたインクカートリッジからインクに関する情報を読み出すことで、インクの状態に応じた印刷処理が可能となる。
例えば、特許文献1には、インクカートリッジに関する情報データ、例えば、インクカートリッジにおける識別番号並びに種別等の固有情報及びインクカートリッジに収容されたインクに関するインク残量、ヘッド駆動条件、ヘッドクリーニング条件もしくはインクカートリッジの使用回数等の可変情報とで構成された情報データを記録させた情報カードを装着可能とすることが記載されている。
特開2000−6440号公報
そして、インクカートリッジに取付ける記憶素子に関し、例えば、特許文献2ないし4には、記憶素子としてシーケンシャルアクセスしか行なわれない安価なEEPROMを用いて低コストを図ることが記載されている。
特開2002−144603号公報 特開2004−291645号公報 特開2004−243780号公報
ところで、画像形成装置の生産においては、単にモジュール単位での検査だけではなく、製造工程で組み立てられた画像形成装置が所期の品質を有していることを保障するために画像の検査も行なわれる。この画像の検査を行う検査工程では、実際に画像の印刷を行い、印刷された画像が期待通りの画像品質を保てていることを確認する。
そのため、一般には、通常の印刷モードで画像を出力させて検査を行なっているが、検査工程では、印刷機能及び画像品質に影響するメンテナンス機能のみが動作していればよく、また、検査時間を短縮する上で、電源をON(オン)にしてから、短時間で画像印刷が可能な状態になることも求められる。
しかしながら、上述したように記憶素子を備える記録液カートリッジを備える画像形成装置にあっては、検査工程でもインクカートリッジと装置本体との間で情報のやり取りが行なわれることになって、検査工程に時間がかかり、製造コストが高くなるという課題が生じている。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、画像検査に要する時間を短縮した画像形成装置を提供すること目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
記録液滴を吐出する記録ヘッドに供給する記録液を収容し、書替え可能な記憶手段を備えた記録液カートリッジを交換可能な画像形成装置において、
装置本体の製造機番号を判別する判別手段と、
前記判別手段による判別の結果に基づいて、装置本体の動作を行うモードを設定する設定手段と、を備え、
前記設定手段は、前記判別手段が前記製造機番号を、個々の装置を区別するための文字列以外であって、かつ、書き替え可能な特定の文字列であると判別した場合には、前記記録液カートリッジの前記記憶手段にアクセスすることなく、印刷可能な状態に移行するモードに設定し、
前記特定の文字列以外であると判別した場合には、前記記録液カートリッジの前記記憶手段にアクセスした後に印刷可能な状態に移行するモードに設定する
構成とした。
本発明に係るプログラムは、
記録液滴を吐出する記録ヘッドに供給する記録液を収容し、書替え可能な記憶手段を備えた記録液カートリッジを交換可能な画像形成装置の装置本体の製造機番号を判別する判別処理と、
前記判別処理による判別の結果に基づいて、装置本体の動作を行うモードを設定する設定処理と、をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記設定処理は、前記判別手段が前記製造機番号を、個々の装置を区別するための文字列以外であって、かつ、書き替え可能な特定の文字列であると判別した場合には、前記記録液カートリッジの前記記憶手段にアクセスすることなく、印刷可能な状態に移行するモードに設定し、
前記特定の文字列以外であると判別した場合には、前記記録液カートリッジの前記記憶手段にアクセスした後に印刷可能な状態に移行するモードに設定する
構成とした。
本発明に係る画像形成装置及びプログラムによれば、製造機番号が、個々の装置を区別するための文字列以外であって、かつ、書き替え可能な特定の文字列であると判別された場合には、記録液カートリッジの記憶手段にアクセスすることなく、印刷可能な状態に移行するモードに設定し、特定の文字列以外であると判別した場合には、記録液カートリッジの前記記憶手段にアクセスした後に印刷可能な状態に移行するモードに設定する構成としたので、記録液カートリッジの記憶手段との間での情報のやり取りに関する動作を省略して、画像検査の検査時間の短縮を図ることができ、また、検査工程内では記憶手段なしの記録液カートリッジを使用して検査できることで記憶素子分のコストを削減できる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。なお、図1は本発明に係る画像形成装置の全体概要を説明する模式的全体概要図、図2は同画像形成装置を説明する側面説明図、図3は同装置の要部平面説明図である。
この画像形成装置は、装置本体1の前面側に、用紙を装填するための給紙トレイ2と、画像が記録(形成)された用紙をストックするための排紙トレイ3と、記録液カートリッジであるインクカートリッジを着脱自在に装着するカートリッジ装填部4と、この装置に対して所要の指示を与えるスイッチ及びインクカートリッジの残量表示を行なう表示器を含む操作パネル5を備え、内部に画像を形成するための画像形成機構部を備えている。
そして、画像形成機構部は、フレーム11を構成する左右の側板11A、11Bに横架したガイド部材であるガイドロッド31とステー32とでキャリッジ33を主走査方向に摺動自在に保持し、主走査モータ114(図1参照)によってキャリッジ33を図3の矢示方向(キャリッジ主走査方向)に移動走査する。
このキャリッジ33には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色の記録液の液滴(インク滴)を吐出する4個の液滴吐出ヘッド(インクジェットヘッド)からなる記録ヘッド35を複数のインク吐出口を主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド35を構成するインクジェットヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどをインクを吐出するためのエネルギー発生手段として備えたものなどを使用できる。
この記録ヘッド35にはドライバICを搭載し、制御回路基板100との間でハーネス(フレキシブルプリントケーブル)102を介して接続されている。
また、キャリッジ33には、記録ヘッド35に各色の記録液(インク)を供給するための各色のサブタンク36を搭載している。この各色のサブタンク36には各色のインク供給チューブ37を介して、カートリッジ装填部4に着脱自在に装着された記録液カートリッジであるインクカートリッジ38(38k、38c、38m、38y)から各色のインクが補充供給される。
なお、このカートリッジ装填4にはインクカートリッジ38内のインクを送液するための供給ポンプユニット39が設けられ、また、インク供給チューブ37は這い回しの途中でフレーム11を構成する後板11Cに係止部材40にて保持されている。
一方、装置本体1に装着された給紙トレイ2の用紙積載部(圧板)41上に積載した用紙42を給紙するための給紙部として、用紙積載部41から用紙42を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)43及び給紙コロ43に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド44を備え、この分離パッド44は給紙コロ43側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙42を記録ヘッド35の下方側に送り込むために、用紙42を案内するガイド部材45と、カウンタローラ46と、搬送ガイド部材47と、先端加圧コロ49を有する押さえ部材48とを備えるとともに、給送された用紙42を静電吸着して記録ヘッド35に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト51を備えている。
この搬送ベルト51は、無端状ベルトであり、搬送ローラ52とテンションローラ53との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。この搬送ベルト51は、例えば、抵抗制御を行っていない純粋な厚さ40μm程度の樹脂材、例えばETFEピュア材で形成した用紙吸着面となる表層と、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行った裏層(中抵抗層、アース層)とを有している。
そして、この搬送ベルト51の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ56を備えている。この帯電ローラ56は、搬送ベルト51の表層に接触し、搬送ベルト51の回動に従動して回転するように配置され、加圧力として軸の両端に各2.5Nをかけている。なお、搬送ローラ52はアースローラの役目も担っており、搬送ベルト51の中抵抗層(裏層)と接触配置され接地している。
また、搬送ベルト51の裏側には、記録ヘッド35による印写領域に対応してガイド部材57を配置している。このガイド部材57は、上面が搬送ベルト51を支持する2つのローラ(搬送ローラ52とテンションローラ53)の接線よりも記録ヘッド35側に突出させることで搬送ベルト51の高精度な平面性を維持するようにしている。
この搬送ベルト51は、副走査モータ115によって駆動ベルト59を介して搬送ローラ52が回転駆動されることによって周回移動する。
さらに、記録ヘッド35で画像が形成された用紙42を排紙するための排紙部として、搬送ベルト51から用紙43を分離するための分離爪61と、排紙ローラ62及び排紙コロ63とを備え、排紙ローラ62の下方に排紙トレイ3を備えている。
また、装置本体1の背面部には両面ユニット71が着脱自在に装着されている。この両面ユニット71は搬送ベルト51の逆方向回転で戻される用紙42を取り込んで反転させて再度カウンタローラ46と搬送ベルト51との間に給紙する。また、この両面ユニット71の上面は手差しトレイ72としている。
さらに、図3に示すように、キャリッジ33の走査方向の一方側の非印字領域には、記録ヘッド35のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構81を配置している。この維持回復機構81には、記録ヘッド35の各ノズル面をキャピングするためのキャップ部材82と、ノズル面をワイピングするためのワイパーブレード83と、空吐出(画像記録に寄与しない液滴の吐出)を行なうときに吐出された液滴を受けるための空吐出受け84などを備えている。また、キャリッジ33の走査方向の他方側の非印字領域には、同様に、空吐出時の液滴を受けるための空吐出受け85を配置している。
このように構成したインクジェット記録装置においては、給紙トレイ2から用紙42が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙42はガイド部材45で案内され、搬送ベルト51とカウンタローラ46との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド部材47で案内されて先端加圧コロ49で搬送ベルト51に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、図示しない制御回路基板101に設けた後述するACバイアス供給部から帯電ローラ56に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト51が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト51上に用紙42が給送されると、用紙42が搬送ベルト51に吸着され、搬送ベルト51の周回移動によって用紙42が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ33を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド35を駆動することにより、停止している用紙42にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙42を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙42の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙42を排紙トレイ3に排紙する。
次に、この画像形成装置の制御部の概要について図4を参照して説明する。なお、同図は同制御部の全体ブロック説明図である。
この制御部300は、この画像形成装置全体の制御を司る、本発明に係る処理をする手段などを兼ねたマイクロコンピュータで構成した主制御部301及び印刷制御を司るマイクロコンピュータで構成した印刷制御部302とを備えている。
そして、主制御部301は、プリンタドライバ401を搭載したパーソナルコンピュータ等の本発明に係る情報処理装置であるホスト400から転送されて通信回路101から入力される印刷データ等の情報に基づいて、用紙42に画像を形成するために、前述したように、主走査モータ114や副走査モータ115を主走査モータ駆動回路303及び副走査モータ304を介して駆動制御するとともに、印刷制御部302に対して印刷用データを送出するなどの制御を行なう。
また、主制御部301には、キャリッジ33の位置を検出するキャリッジ位置検出回路305からの検出信号が入力され、主制御部301はこの検出信号に基づいてキャリッジ33の移動位置及び移動速度を制御する。キャリッジ位置検出回路305は、例えばキャリッジ33の走査方向に配置されたエンコーダシートのスリット数を、キャリッジ33に搭載されたフォトセンサで読み取って計数することで、キャリッジ33の位置を検出する。主走査モータ駆動回路303は、主制御部301から入力されるキャリッジ移動量に応じて主走査モータ201を回転駆動させて、キャリッジ33を所定の位置に所定の速度で移動させる。
また、主制御部301には搬送ベルト51の移動量を検出する搬送量検出回路306からの検出信号が入力され、主制御部301はこの検出信号に基づいて搬送ベルト51の移動量及び移動速度を制御する。搬送量検出回路306は、例えば搬送ローラ52の回転軸に取り付けられた回転エンコーダシートのスリット数を、フォトセンサで読み取って計数することで搬送量を検出する。副走査モータ駆動回路304は、主制御部301から入力される搬送量に応じて副走査モータ205を回転駆動させて、搬送ローラ52を回転駆動して搬送ベルト51を所定の位置に所定の速度で移動させる。
主制御部301は、給紙コロ駆動回路307に給紙コロ駆動指令を与えることによって給紙コロ43を一回転させる。主制御部301は、維持回復機構駆動用モータ駆動回路308を介して維持回復機構81の駆動源であるモータを回転駆動することにより、キャップ82の昇降、キャップ82内を吸引ポンプで吸引するノズル吸引、ワイパーブレード83の昇降などを行なわせる。
主制御部301は、インク供給モータ駆動回路311を介して供給ユニット24のポンプを駆動するためのインク供給モータを駆動制御し、カートリッジ装填部4に装填されたインクカートリッジ38からサブタンク36に対してインクを補充供給させる。
主制御部301には、サブタンク36が満タン状態にあることを検知するサブタンク満タンセンサ312からの検知信号、カートリッジ装填部4の前カバー6の開閉を検知するカートリッジカバーセンサ312からの検知信号などが入力される。
また、主制御部301は、カートリッジ通信回路314を通じて、カートリッジ装填部4に装着された各インクカートリッジ38に設けられる記憶手段である不揮発性メモリ115k、115c、115m、115y(区別しない場合は「不揮発性メモリ115」という。)に記憶されている情報を取り込んで、所要の処理を行なって、本体記憶手段である不揮発性メモリ(例えばEEPROM)315に格納保持する。
ここで、インクカートリッジ38の残量検出は、インクカートリッジ38の不揮発性メモリ115に記憶しているその時の残量情報を読み出して本体側の不揮発性メモリ315に一時格納保存するとともに、記録ヘッド34からの吐出滴数をカウントして、このカウント値に基づいて使用インク量を算出し、インク残量と使用インク量に基づいて得られる新たなインク残量を、印刷毎、インクカートリッジ38からサブタンク36に対するインク補給毎にインクカートリッジ38の不揮発性メモリ115に書き込む。そして、インクカートリッジ38の不揮発性メモリ115に格納されるインク残量を読み出してインクなし(インクエンド又はインクニアーエンド。以下「記録液残量なし」という。)を検出する。
印刷制御部302は、主制御部301からの信号とキャリッジ位置検出回路305及び搬送量検出回路306などからのキャリッジ位置や搬送量に基づいて、記録ヘッド34の液滴を吐出させるための圧力発生手段を駆動するためのデータを生成して、ヘッド駆動回路310に与える。
ヘッド駆動回路310は、印刷制御部302からの印刷データに基づいて記録ヘッド34の圧力発生手段(ピエゾ型ヘッドであれば圧電素子)を駆動して、所要のノズルから液滴を吐出させる。
そこで、本発明の一実施形態における通常モードと特殊モードの設定に関する処理について図5を参照して説明する。
ここでは、操作パネル5に設けた電源ボタン(電源スイッチ)5Aが押された際、電源ボタン5A以外のボタンすべて(ここでは、ボタン5B、5Cとする。)が同時に押されていた(これを「特定のキー操作の入力」という。)か否かを判別する。
そして、操作パネル5に設けた電源ボタン5Aが押された際、すなわち、電源がオンになったとき、電源ボタン5A以外のすべてのボタン5B、5Cが同時に押されていたとき(特定のキー操作の入力があったとき)には、特殊モードの指定がなされたものとして、後述するように通常モードで行なう処理、動作を省略した特殊モードで動作する設定を行い、操作パネル5の電源ボタンのみ押されていたときには通常モードで動作する設定を行う。
このように、操作パネルから予め定めた特定のキー操作で入力が行なわれたときに、通常と異なる予め定めた特殊モードで動作させることによって、通常動作で行なう処理、動作を省略した特殊モードで動作させることができ、画像検査工程では特殊モードで動作させることによって、電源をオンしてから印刷可能な状態になるまでの時間が通常モードに比べ大幅に短縮することができ、検査工程にかかる時間を短縮でき、更には画像形成装置一台あたりにかかるコストの削減を行うことができる。
次に、本発明の他の実施形態における特殊モードと通常モードの設定に関する処理について図5を参照して説明する。
この実施形態では、電源がオンされたときに、制御回路基板101上に設けたコネクタ(図示しない)に接続手段(ケーブル)が接続されているか否かを判別し、コネクタに接続手段が接続されているときには、特殊モードの指定がなされたものとして、特殊モードで動作する設定を行い、コネクタに接続手段が接続されていないときには通常モードで動作する設定を行う。
このように構成しても前記実施形態と同様に、電源をオンしてから印刷可能な状態になるまでの時間が通常モードに比べ大幅に短縮することができる。また、操作パネルのキー操作という操作が不要になり、コネクタにケーブルを接続するだけでよく、特殊モードの指定操作が容易になる。
次に、本発明の更に他の実施形態における特殊モードと通常モードの設定に関する処理について図7を参照して説明する。
この実施形態では、電源がオンされたときに、主制御部301内のROMに予め格納されている装置の製造機番号が予め定めた特殊文字列、例えば「temp」であるか否かを判別し、特殊文字列であるときには、特殊モードの指定がなされたものとして、特殊モードで動作する設定を行い、特殊文字列でないときには通常モードで動作する設定を行う。
このように構成しても前記実施形態と同様に、電源をオンしてから印刷可能な状態になるまでの時間が通常モードに比べ大幅に短縮することができる。また、操作パネルのキー操作という操作が不要になり、検査工程完了までは予め特殊文字列を入力しておくだけで特殊モードとなり、更に特殊モードの指定が容易になる。
次に、通常モード(通常の動作)と特殊モードの動作について図8以降を参照して説明する。
まず、図8を参照して、電源オン時に行われる初期動作の処理について説明する。
この初期動作処理では、先ず、動作するモードが、通常と同じ動作をする通常モードであるか、通常動作と異なる特殊モードであるかを判別する。
そして、通常モードである場合には、各インクカートリッジ38毎に設けられているEEPROM115(以下では「記憶素子」という。)の初期化処理を実施する(カートリッジ装着情報を通知処理)。初期化処理が正常に終了した場合には、当該インクカートリッジは装着されているとする。すべてのインクカートリッジが装着されていない場合には、インクカートリッジ未装着とする。その後、インクカートリッジ38の情報更新処理を実施する。そして、インクカートリッジ38に設置されている記憶素子にアクセス可能な場合には、インクカートリッジ38のインク残量を、カートリッジ情報更新処理にて取得したインク残量として処理し、アクセス不可の場合には、インクカートリッジ38のインク残量を不明として処理する(インク残量通知処理)。
一方、特殊モードである場合には、上述した通常モードで行なうインクカートリッジ38の記憶素子の初期化処理、カートリッジ情報の更新処理、インク残量通知処理を行なわないで、この処理を抜ける。
上記のカートリッジ情報の更新処理(電源ON時)は、図9に示すように、インクカートリッジ38に設置されている記憶素子から、製造情報、使用期限、新品情報、色情報、インク量情報を取得する(カートリッジ情報取得)。そして、取得した新品情報に基づいて装着されているインクカートリッジ38が新品であるか否かを判別し、新品であるときには、当該インクカートリッジ38に装着されている記憶素子の初期化処理を行ない、新品でないときには、当該インクカートリッジ38に設置されている記憶素子からインク量、メンテナンス回数、カートリッジ時間情報を取得する。
次に、カートリッジ装填部4のカバー6が開いたときの処理について図10を参照して説明する。この処理では、先ず、動作するモードが、通常と同じ動作をする通常モードであるか、通常動作と異なる特殊モードであるかを判別する。
そして、通常モードであるときには、インクカートリッジ38に設置されている記憶素子へのアクセスを禁止し、インクカートリッジ38のインク残量を「0」として処理する。その後、カートリッジ装着情報の通知処理を行なうが、インクカートリッジ用の前カバー6が開いているときにはインクカートリッジが未装着として処理する。
一方、特殊モードである場合には、上述した通常モードで行なうインクカートリッジ38の記憶素子へのアクセス禁止処理、カートリッジ装着情報の通知処理を行なわないで、この処理を抜ける。
次に、カートリッジ装填部4のカバー6が閉じられたときの処理について図11を参照して説明する。
この処理では、先ず、動作するモードが、通常と同じ動作をする通常モードであるか、通常動作と異なる特殊モードであるかを判別する。
そして、通常モードであるときには、各インクカートリッジ38毎に設けられている記憶素子の初期化処理を実施する(カートリッジ装着情報を通知処理)。初期化処理が正常に終了した場合には、当該インクカートリッジは装着されているとする。すべてのインクカートリッジが装着されていない場合には、インクカートリッジ未装着とする。その後、インクカートリッジ38の情報更新処理を実施する。そして、インクカートリッジ38に設置されている記憶素子にアクセス可能な場合には、インクカートリッジ38のインク残量を、カートリッジ情報更新処理にて取得したインク残量として処理し、アクセス不可の場合には、インクカートリッジ38のインク残量を不明として処理する(インク残量通知処理)。
一方、特殊モードである場合には、上述した通常モードで行なうインクカートリッジ38の記憶素子の初期化処理、カートリッジ情報の更新処理、インク残量通知処理を行なわないで、この処理を抜ける。
上記のカートリッジ情報の更新処理(カバー閉時)は、図12に示すように、インクカートリッジ38に設置されている記憶素子から、製造情報、使用期限、新品情報、色情報、インク量情報を取得する(カートリッジ情報取得)。そして、取得した新品情報に基づいて装着されているインクカートリッジ38が新品であるか否かを判別する。
そして、新品であるときには、当該インクカートリッジ38に装着されている記憶素子の初期化処理を行なう。新品でないときには、新品情報に基づいて装着されているインクカートリッジ38が以前使用されていたものと同じであるか否かを判別する。
そして、以前使用されたいたものと同じであれば、当該インクカートリッジ38に設置されている記憶素子からインク量、メンテナンス回数、カートリッジ時間情報を取得する。以前使用されたいたものと同じでなければ、当該インクカートリッジ38に設置されている記憶素子からインク量、メンテナンス回数、カートリッジ時間情報を取得した後、当該インクカートリッジ38が装着された画像形成装置情報と画像形成装置にて印刷を行った枚数情報をインクカートリッジ38に設置されている記憶素子へ記憶する(情報記憶処理)。
次に、インクカートリッジ38からサブタンク36へのインク供給を行った後の処理について図13を参照して説明する。
この処理では、先ず、動作するモードが、通常と同じ動作をする通常モードであるか、通常動作と異なる特殊モードであるかを判別する。
そして、通常モードであるときには、滴吐出動作にて消費したインク消費量とインクカートリッジ38のインク容量よりインク残量を算出する。その後、使用しているインクカートリッジ38が純正品であるかの検出処理を行ない、次いで、インクカートリッジ38の情報更新処理を行い、更にインク残量を前記算出したインク残量として処理する(インク残量通知処理)。
一方、特殊モードである場合には、上述した通常モードで行なうインク残量算出処理、非純正品検出処理、カートリッジ情報の更新処理、インク残量通知処理を行なわないで、この処理を抜ける。
上記の非純正品検出処理は、図14に示すように、インクカートリッジ38からサブインクタンク35へインク供給動作が正常に完了したか否かを判別し、インク供給動作が完了しなかった場合(失敗していた場合)には、非純正品検出不可として処理を終了し、インク供給動作が完了した場合(成功した場合)には、インクカートリッジ38に設置されている記憶素子より取得した、インクカートリッジ38が空になったかの履歴を参照し、空になった履歴がある場合には、使用しているカートリッジ38が非純正品と判定し、履歴がない場合には、純正品と判定する。
また、上記のカートリッジ情報の更新処理(インク供給後)は、図15に示すように、インクカートリッジ38からサブタンク36へインク供給動作を完了したときに、インクカートリッジ38が空となったか否かの判別を行い、空になっていないときには処理を終了し、空になったときには、画像形成装置内のメモリ(EEPROM)315)に保存されている、画像形成装置の情報と画像形成装置にて印刷した枚数に関する情報をインクカートリッジ38に設置されている記憶素子へ記憶する。
以上のように、特殊モードでは通常モードと異なってインクカートリッジに設置されている記憶素子へアクセスせずに動作するため、画像形成装置の製造過程で画像を検査するときには、動作モードを特殊モードに設定することにより、記憶素子の付いていないダミーカートリッジを使用することができ、記憶素子分(IDチップ分)のコストを削減することができる。つまり、記憶素子のないインクカートリッジを使用して検査することができるので、記憶素子付きのインクカートリッジを使用する場合に比べ、画像形成装置一台あたり、「記憶素子のコスト×カートリッジ数」のコストダウンを図ることができる。さらに、記憶素子にアクセスしないので、アクセス処理にかかっていた時間を短縮することができ、その結果、画像検査にかかる、トータル時間を短縮することができる。
なお、上記実施形態では画像形成装置がサブタンクを備えた構成である例で説明した、このような構成に限るものではない。すなわち、キャリッジに着脱自在に装着されるインクカートリッジないしインクタンクの構成であっても、上述したように装置本体側から補充供給されるサブタンクの構成のいずれであっても適用することができる。
また、記録液カートリッジとしては、内部に負圧を発生させる手段を有するものでも、記録液を収容する収容部と負圧発生部とを分離した構成のもののいずれであっても適用できる。例えば、従来のインクカートリッジ、インクタンク、サブタンク等と称される記録液供給手段ないし記録液収容手段としては、特開2001−1539号公報、特開2001−58670号公報、特開2001−63091号公報、特開2003−53987号公報、特開2003−112435号公報などに記載されているものがあり、これらのいずれであっても本発明を適用することができる。なお、これらの従来の記録液供給手段ないし記録液収容手段について、インク収容部(タンク)と負圧発生手段との関係及び負圧発生手段の構成をまとめると図16に示すようになる。
また、本発明に係る画像形成装置は、プリンタ単機能構成のものに限らず、プリンタ/ファクシミリ/複写などの複合機能を有する画像形成装置であっても良い。
本発明に係る画像形成装置の全体構成を説明する側面説明図である。 同装置の要部平面説明図である。 同装置の要部斜視説明図である。 同装置の制御部の概略ブロック説明図である。 本発明の一実施形態における通常モードと特殊モードの設定に関する処理の説明に供するフロー図である。 本発明の他の実施形態における通常モードと特殊モードの設定に関する処理の説明に供するフロー図である。 本発明の更に他の一実施形態における通常モードと特殊モードの設定に関する処理の説明に供するフロー図である。 通常モードと特殊モードにおける電源オン時の処理の説明に供するフロー図である。 図8のカートリッジ情報更新処理の説明に供するフロー図である。 通常モードと特殊モードにおけるカートリッジカバー開時の処理の説明に供するフロー図である。 通常モードと特殊モードにおけるカートリッジカバー閉時の処理の説明に供するフロー図である。 図11のカートリッジ情報更新処理の説明に供するフロー図である。 通常モードと特殊モードにおけるインク供給後の処理の説明に供するフロー図である。 図13の非純正品検出処理の説明に供するフロー図である。 図13のカートリッジ情報更新処理の説明に供するフロー図である。 従来の記録液供給手段のタンク及び負圧発生手段との関係及び負圧発生手段の構成の説明に供する説明図である。
符号の説明
33…キャリッジ
34…記録ヘッド
36…サブタンク
38…インクカートリッジ
115…EEPROM(記憶手段)

Claims (2)

  1. 記録液滴を吐出する記録ヘッドに供給する記録液を収容し、書替え可能な記憶手段を備えた記録液カートリッジを交換可能な画像形成装置において、
    装置本体の製造機番号を判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別の結果に基づいて、装置本体の動作を行うモードを設定する設定手段と、を備え、
    前記設定手段は、前記判別手段が前記製造機番号を、個々の装置を区別するための文字列以外であって、かつ、書き替え可能な特定の文字列であると判別した場合には、前記記録液カートリッジの前記記憶手段にアクセスすることなく、印刷可能な状態に移行するモードに設定し、
    前記特定の文字列以外であると判別した場合には、前記記録液カートリッジの前記記憶手段にアクセスした後に印刷可能な状態に移行するモードに設定する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録液滴を吐出する記録ヘッドに供給する記録液を収容し、書替え可能な記憶手段を備えた記録液カートリッジを交換可能な画像形成装置の装置本体の製造機番号を判別する判別処理と、
    前記判別処理による判別の結果に基づいて、装置本体の動作を行うモードを設定する設定処理と、をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記設定処理は、前記判別手段が前記製造機番号を、個々の装置を区別するための文字列以外であって、かつ、書き替え可能な特定の文字列であると判別した場合には、前記記録液カートリッジの前記記憶手段にアクセスすることなく、印刷可能な状態に移行するモードに設定し、
    前記特定の文字列以外であると判別した場合には、前記記録液カートリッジの前記記憶手段にアクセスした後に印刷可能な状態に移行するモードに設定する
    ことを特徴とするプログラム。
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