JP4752665B2 - 電動送風機およびそれを用いた電気掃除機 - Google Patents

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本発明は、運転時に発生する高周波音を大幅に低減する電動送風機およびそれを用いた電気掃除機に関するものである。
従来、この種の電動送風機およびそれを用いた電気掃除機はよく知られている(例えば、特許文献1参照)。
これは、図6に示すように、複数のブレードを有したインペラ41と、周囲に配置された複数の静翼を有するエアガイド42と、これらを内包し中央に吸気口43を有したファンケース44と、インペラ41を回転駆動する電動機45と、電動機45の排気口46を覆うとともに排気口47を設けた防音筒48とを備えた電動送風機51であって、前記排気口47に、途中に短い円筒形で通路断面積を拡大する拡大部49を有した消音器50を備えている。
特開2001−32798号公報
しかしながら、前記従来の構成では、気流が拡大部49に流入した際に側壁に衝突して渦が発生するとともに、流れの剥離が起こることで気流音が発生してしまうという課題を有していた。また、防音筒48の排気口47を消音器50の中央部に配置しなくてはならず、電動機45の背面と防音筒48の排気口47の間に所定の風路を設ける必要があるため、電動送風機51の効率を維持しようとすると風路が大きくなり、結果、防音筒48が大きくなってしまうという課題も有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、コンパクトな消音構成で気流音の発生を抑え、かつ狙いの高周波音を大幅に低減できる低騒音の電動送風機およびそれを用いた電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電動送風機は、複数のブレードを有するインペラと、前記インペラの周囲に配置された複数の静翼を有するエアガイドと、前記インペラが固定された回転軸を駆動する電動機と、前記インペラに気流を流入させる吸気口を前面中央に有し側面に排気口を備え前記インペラとエアガイドを内包する状態で前記電動機に固定された略円筒形のファンケースと、排気口を有し前記電動機全体を内包する状態で前記ファンケースと気密に固定された防音筒と、所定の幅と深さを有する凹部を円周上に有し前記電動機表面の所定場所に設けた略円筒形の消音手段と、前記消音手段の凹部の開口端面に設けた柔軟性を有する薄膜部とを備えたものである。
これによって、インペラの回転によって発生した気流は凹部へ流入せずに消音手段の側面に沿ってスムーズに流れるようになり、渦や剥離の発生を防いで気流音を低減することができる。また凹部の深さに応じて決まる特定周波数の音が薄膜部を通じて共鳴することで音圧レベルが大幅に低減され、コンパクトで低騒音の電動送風機となる。
また、この電動送風機を用いた電気掃除機は、運転時にインペラで発生する高周波音は電動送風機内で共鳴効果によって大幅に低減され、掃除機本体からの高周波音の漏れが抑えられるため、耳障りな高周波音の少ない低騒音の電気掃除機を提供することができる。
本発明の電動送風機およびそれを用いた電気掃除機は、コンパクトな消音構成で運転時の気流音の発生を抑え、かつ突出した高周波音を大幅に低減することができる。
第1の発明は、複数のブレードを有するインペラと、前記インペラの周囲に配置された複数の静翼を有するエアガイドと、前記インペラが固定された回転軸を駆動する電動機と、前記インペラに気流を流入させる吸気口を前面中央に有し側面に排気口を備え前記インペラとエアガイドを内包する状態で前記電動機に固定された略円筒形のファンケースと、排気口を有し前記電動機全体を内包する状態で前記ファンケースと気密に固定された防音筒と、所定の幅と深さを有する凹部を円周上に有し前記電動機表面の所定場所に設けた略円筒形の消音手段と、前記消音手段の凹部の開口端面に設けた柔軟性を有する薄膜部とを備えた電動送風機とすることにより、インペラの回転によって発生した気流は凹部に流入せずに消音手段の側面に沿ってスムーズに流れるようになり、渦や剥離の発生を防いで気流音を低減することができる。また凹部の深さに応じて決まる特定周波数の音が薄膜部を通じて共鳴することで音圧レベルが大幅に低減される。なお、凹部は円周上に設けられているため、防音筒の排気口に向かって伝播する全ての音波に対して伝播方向に関わらず高周波音を低減することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、消音手段は、ファンケースと略同径で電動機の側面に設けたことにより、ファンケースの排気口から伝播する音波に対して特定周波数の音を凹部で共鳴させることで、気流音の発生を抑え、かつ高周波音を大幅に低減することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、消音手段は、電動機と略同径で電動機の背面に設けたことにより、ファンケースの排気口だけでなく電動機の排気口から伝播する音波に対しても特定周波数の音を共鳴させることで高周波音を低減することができるとともに、凹部の深さの設計自由度が広がり、共鳴周波数の設定数を増やすことができる。また、電動機の回転数に応じた共鳴周波数の設定もしやすくなる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、薄膜部は、弾性素材のフィルムまたはシートで構成したことにより、薄膜部の材質や厚みが幅広く選定できるようになり、適した柔軟性と耐熱性を有する薄膜部を容易に設けることができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、消音手段は、複数の凹部を有したことにより、それぞれの凹部で特定周波数の音が共鳴することで、消音効果を大幅に向上することができる。
第6の発明は、特に、第5の発明において、消音手段は、異なる深さの凹部を有したことにより、それぞれの凹部の深さに応じて決まる特定周波数の音が共鳴することで、複数の異なる共鳴周波数の音を一度に低減することができる。
第7の発明は、特に、第5の発明において、消音手段は、同じ深さの凹部を有したことにより、同じ特定周波数の音がそれぞれの凹部で共鳴し、消音効果を大幅に向上することができる。
第8の発明は、特に、第5の発明において、消音手段は、各凹部間の境界壁をなくして凹部を設けたことにより、境界壁分の肉厚が不要になるため、限られた寸法内でより多くの異なる深さの凹部を消音手段に設けることが可能になり、より多くの共鳴周波数の音を低減することができる。
第9の発明は、特に、第1〜第8のいずれか1つの発明における電動送風機を用いた電気掃除機とすることにより、運転時にインペラで発生する高周波音は電動送風機内で共鳴効果によって大幅に低減され、掃除機本体からの高周波音の漏れが抑えられるため、耳障りな高周波音の少ない低騒音の電気掃除機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図3は、本発明の実施の形態1における電動送風機を示すものである。
図1、図2に示すように、本実施の形態における電動送風機1aは、板金製の前シュラウド2とこれに対向する後シュラウド3で7枚のブレード4を挟持して構成されたインペラ5と、インペラ5の周囲に配置された12枚の静翼6を有するエアガイド7と、インペラ5が先端部に固定された回転軸8を駆動する電動機9と、インペラ5に気流を流入させる吸気口10を前面中央に有し側面に排気口11を備えインペラ5とエアガイド7を内包する状態で電動機9に固定された略円筒形のファンケース12と、排気口13を背面に有し電動機9全体を内包する状態でファンケース12の前面と気密に固定された防音筒14とを備えている。
また、電動機9の側面にはファンケース12と略同径で略円筒形の消音手段15aを、電動機9の背面には電動機9と略同径で略円筒形の消音手段16aをそれぞれ設け、これを固定した構成としている。そして、消音手段15aは深さがそれぞれ10.5mm、7mmで幅がともに5mmである2つの凹部17aを円周上に有し、消音手段16aは深さが21mmで幅が5mmの凹部18aを円周上に有しており、消音手段15a、16aともに凹部の開口端面に開口端面と略同一面となるように厚さ0.05mmのシリコンフィルムなどの柔軟性を有する薄膜部19a、20aをそれぞれ設け、凹部に粘着テープで接着固定している。
なお、薄膜部19a、20aに用いる素材としては、シリコンなど弾性素材のフィルムのほかに、ゴムシート、ポリマーシートなどの樹脂素材や、アルミホイルなどの金属素材も考えられ、柔軟性と耐熱性を有するものが用いられる。薄膜部の厚みは、空気流れをスムーズにさせるため、使用環境に耐えうる強度を確保した上で、できる限り薄く設定するのが望ましい。
また、電動機9は固定子21を内包し排気口22を有するフレーム23、ブラケット24に、回転子25を固着した回転軸8を軸受け前26、軸受け後27を介して支持しており、整流子28から回転子25に電力が供給される。
また、ファンケース12の内面は静翼6の上端部と当接し、かつ隣り合う静翼6間で独立したボリュート室29を形成している。
以上のように構成された電動送風機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、整流子28から回転子25に電力が供給されて電動機9が駆動しインペラ5が高速回転する。これにより、電動送風機1aに吸引されてファンケース12の吸気口10からインペラ5へ空気流Cが流入する。流入した空気流Cは、高速回転しているインペラ5のブレード4から運動エネルギを与えられ、インペラ5の外周部から排出される。排出された空気流Dはエアガイド7に配置された静翼6で形成されるボリュート室29を通過しながら減速し、運動エネルギを静圧に変換する。空気流Dの一部はファンケース12側面の排気口11から流出し、消音手段15aと防音筒14の間の風路をスムーズに通過して防音筒14の排気口13へ流れていく。この際、凹部17aの開口端面に薄膜部19aが固定されているため、気流は凹部17aに流入せず渦の発生や剥離はほとんど発生しない。残りの空気流はエアガイド7の裏面の戻り通路を通り、ブラケット24の連通穴を通り、電動機9内部を通過してフレーム23に設けられた排気口22より流出し、電動機9背面に設置された消音手段16aと防音筒14の間の風路を流れて防音筒14の排気口13から流出する。この場合にも、凹部18aの開口端面に薄膜部20aが固定されているため、凹部での渦や剥離の発生はほとんどなく、気流音の発生も抑えられる。空気流Eは防音筒14の排気口13から流出した空気流を示す。
ここで、インペラ5のブレード枚数Nは有限であるため、内部を通過する気流に圧力脈動を生じる。脈動の周波数はインペラ5の毎秒回転数Zとブレード枚数Zの積で表され、NZ音と呼ばれる高周波音として発生する。また、その倍音である2NZ音、3NZ音以降の高周波音もあわせて発生し、空気伝播、固体伝播しながらあらゆる方向に伝わることができるため、大きな消音効果を得るためには、音源であるインペラ付近の防音筒14内で消音することが重要となる。
電動機9側面に設置された消音手段15aでは、それぞれの凹部17aの深さに応じて決まる2つの特定周波数の音が共鳴し、ファンケース12側面の排気口11から伝播する高周波音は凹部を通過する際に大幅に低減される。一方、電動機9背面に設置された消音手段16aでは、凹部18aの深さに応じて決まる特定周波数の音が共鳴し、ファンケース12と電動機9の排気口22から伝播する高周波音を大幅に低減する。高周波音を低減対象とした場合、凹部の幅は波長の1/10程度で十分な効果が得られ、短幅にすることでそれぞれの凹部を共鳴空間とし、共鳴周波数がインペラ5で発生するNZ音およびその倍音の周波数と等しくなるように凹部の深さを設定することで、図3に示すように高周波音を大幅に低減することができる(なお、図3は本実施の形態における電動送風機を用いた電気掃除機の運転音の音圧レベルである)。
これは、この凹部17a、18aが音響回路におけるサイドブランチの役割を果たすためであり、凹部の深さをL[m]とすると、次式で表される共鳴周波数f[Hz]の音に対して消音効果があるといわれている。
f=c/4L (c:音速[m/s])
また、電動機9側面の消音手段16aでは設定できる凹部18aの最大深さがファンケース12の外径と電動機9の外径の差で決まるため、消音可能な周波数帯域が限定されてしまう。そのため、電動機9側面の消音手段15aで消音させるのが困難な周波数帯域については、電動機9背面の消音手段16aで狙うように設計すればよい。これによって、NZ音とその倍音を含めた高周波音を低減させることが可能になる。なお、凹部17a、18aは円周上に設けられているため、防音筒14の排気口13に向かって伝播する全ての音波に対して伝播方向に関わらず高周波音を低減することができる。
以上のように、本実施の形態においては、電動機の側面および背面に薄膜部を有する消音手段を設けた電動送風機とすることにより、インペラで発生したNZ音およびその倍音を防音筒内で共鳴効果によって大幅に低減し、耳障りな高周波音の少ない低騒音の電気掃除機にすることができる。
また、消音手段は、電動機の側面と背面に設けたことにより、ファンケースの排気口だけでなく電動機の排気口から伝播する音波に対しても特定周波数の音を共鳴させることで高周波音を低減することができるとともに、凹部の深さの設計自由度が広がり、共鳴周波数の設定数を増やすことができる。また、電動機の回転数に応じた共鳴周波数の設定もしやすくなる。なお、消音手段は、必要に応じて、電動機の側面と背面のうちいずれか一方のみとすることでもよいものである。
また、消音手段は、複数の凹部を有することにより、それぞれの凹部で特定周波数の音が共鳴することで、消音効果を大幅に向上することができるが、凹部は異なる深さの凹部を有することにより、それぞれの凹部の深さに応じて決まる特定周波数の音が共鳴し、複数の異なる共鳴周波数の音を一度に低減することができる。さらに、凹部は同じ深さの凹部を有することにより、同じ特定周波数の音がそれぞれの凹部で共鳴し、消音効果を大幅に向上することができるものである。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における電動送風機を示すものである。実施の形態1と基本構成は同じであるので、同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における電動送風機1bは、消音手段の構成において実施の形態1と相違するものである。すなわち、消音手段15bは、複数の凹部17b間の境界壁をなくして凹部を設けたものであり、消音手段16bも、複数の凹部18b間の境界壁をなくして凹部を設けたものである。また、消音手段15b、16bともに凹部17b、18bの開口端面に開口端面と略同一面となるように薄膜部19b、20bをそれぞれ設けている。他の構成は実施の形態1と同じである。
このように、本実施の形態では、各凹部間に境界壁を設けない消音手段15b、16bを有する電動送風機としたことにより、実施の形態1と同様の消音効果が得られるとともに、限られた寸法内でより多くの異なる深さの凹部を消音手段に設けることが可能になり、より多くの共鳴周波数の音を低減することができる。すなわち、消音手段に設けた深さの異なる凹部の数だけ共鳴周波数が存在し、異なる深さの凹部を多く設けるほど、多くの周波数の音を低減することができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における電気掃除機を示すものである。
図に示すように、電気掃除機30は、本体吸気口31に連通した集塵室32と排気口33を備えた送風室34を有する掃除機本体35と、集塵室32に本体吸気口31と気密に装着された集塵袋36と、送風室34内に設置された実施の形態1、2の電動送風機1aと、本体吸気口31に気密に接続されたホース37と、電気掃除機30の電源入切や吸引力などの設定を操作するための各種スイッチを有した把持部38と、床面から塵埃を吸引するための床ノズル39と、床ノズル39と把持部38を気密に接続するための接続管40から構成されている。
以上のように構成された電気掃除機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、電動送風機1aを駆動することにより、電動送風機1aに吸引されて集塵室32内を負圧状態にする。これにより、床ノズル39が塵埃を含む空気流Aを吸引し、接続管40と把持部38およびホース37内の風路を通過して本体吸気口31から集塵袋36に流入する。集塵袋36で塵埃から分離された清潔な空気流Bは、送風室34内に設置された電動送風機1aに吸引され、空気流Eが掃除機本体35の排気口33から掃除機外部へ排出される。
電動送風機1a内においては、実施の形態1、2で説明したとおり、消音手段15a、15bあるいは16a、16bを設けたので、電動送風機1aのインペラ5で発生したNZ音およびその倍音が防音筒14内で共鳴効果によって大幅に低減され、掃除機本体35からの高周波音の漏れが抑えられる。
このように、実施の形態1、2における電動送風機1aを用いることにより、図3で既述したとおり、耳障りな高周波音の少ない低騒音の電気掃除機を提供することができる。
なお、電気掃除機の運転モードに応じて電動送風機のインペラの毎秒回転数は変わり発生する高周波音の周波数が異なるため、運転モードも考慮した共鳴周波数の設定を行うことが望ましい。
以上のように、本発明にかかる電動送風機およびそれを用いた電気掃除機は、コンパクトな消音構成で運転時の気流音の発生を抑え、かつ突出した高周波音を大幅に低減することができるので、家庭用、業務用などの電気掃除機としてはもちろんのこと、各種機器に適用できる。
本発明の実施の形態1における電動送風機の構成を示す断面図 同電動送風機のインペラとエアガイドを示す平断面図 同電動送風機を用いた電気掃除機の運転音の音圧レベルを表すグラフ 本発明の実施の形態2における電動送風機の構成を示す断面図 本発明の実施の形態3における電気掃除機の構成を示す断面図 従来の電動送風機の断面図
符号の説明
1a、1b 電動送風機
4 ブレード
5 インペラ
6 静翼
7 エアガイド
8 回転軸
9 電動機
10 吸気口
11 排気口
12 ファンケース
13 排気口
14 防音筒
15a、15b、16a、16b 消音手段
17a、17b、18a、18b 凹部
19a、19b、20a、20b 薄膜部
30 電気掃除機

Claims (9)

  1. 複数のブレードを有するインペラと、前記インペラの周囲に配置された複数の静翼を有するエアガイドと、前記インペラが固定された回転軸を駆動する電動機と、前記インペラに気流を流入させる吸気口を前面中央に有し側面に排気口を備え前記インペラとエアガイドを内包する状態で前記電動機に固定された略円筒形のファンケースと、排気口を有し前記電動機全体を内包する状態で前記ファンケースと気密に固定された防音筒と、所定の幅と深さを有する凹部を円周上に有し前記電動機表面の所定場所に設けた略円筒形の消音手段と、前記消音手段の凹部の開口端面に設けた柔軟性を有する薄膜部とを備えた電動送風機。
  2. 消音手段は、ファンケースと略同径で電動機の側面に設けた請求項1に記載の電動送風機。
  3. 消音手段は、電動機と略同径で電動機の背面に設けた請求項1または2に記載の電動送風機。
  4. 薄膜部は、弾性素材のフィルムまたはシートで構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動送風機。
  5. 消音手段は、複数の凹部を有した請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動送風機。
  6. 消音手段は、異なる深さの凹部を有した請求項5に記載の電動送風機。
  7. 消音手段は、同じ深さの凹部を有した請求項5に記載の電動送風機。
  8. 消音手段は、各凹部間の境界壁をなくして凹部を設けた請求項5に記載の電動送風機。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の電動送風機を用いた電気掃除機。
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