JP4750047B2 - 位置ずれ検出装置、位置ずれ検出方法、位置ずれ検出プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

位置ずれ検出装置、位置ずれ検出方法、位置ずれ検出プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、異なる印刷物における位置ずれに関する処理を行う位置ずれ検出装置、位置ずれ検出方法、位置ずれ検出プログラムおよび記録媒体に関するものである。
ビジネス分野において帳票は欠かすことのできないツールである。帳票とは、帳簿や伝票類の総称であり、流通、経理など様々な場所で利用されている。このため、帳票のデータは膨大な数となり、その管理方法に関する技術が多く知られている。
現在は、帳票もデジタル化が進み、デジタルデータとして保存されているが、帳票を印刷する機会も多い。印刷機器の交換により、帳票データの印刷物における位置ずれなどの誤りが発生する場合がある。そこで、管理者が膨大な帳票データを印刷し、交換前後の印刷物の違いを目視により検査し、誤り等がないことをチェックしている。
また、このような2つの画像の間の差分をチェックする技術としては、医療用画像処理の分野において、差分画像を作成するものが知られている(例えば、「特許文献1」参照)。
特開2005−33656号公報
しかしながら、管理者によるチェックは、2枚の印刷物を目視により比較し、異なる部分を特定するものであるため、目の移動量が大きく比較が困難であった。また、多大な時間と労力を要することとなり効率が悪い。また、上述のように差分画像を作成したとしても、もとの画像のいずれの部分が一致しないのかは容易に把握することができず、問題となっていた。
2枚の印刷物を重ね合わせて透かして検査する方法も考えられるが、紙の透明度はそれほど高くないため、細かい部分のチェックは難しい。プリンタの入れ替えとは別の用途として、プリンタの開発時や修理後の復旧時の確認でも同じことがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、2つの画像間において何れの部分が相互に一致しないのかを容易に把握することができる位置ずれ検出装置、位置ずれ検出方法、位置ずれ検出プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、第1の発明は、第1画像と第2画像との間の位置ずれを検出する位置ずれ検出装置であって、二値で表される所定サイズの前記第1画像および前記第2画像のうち何れか一方の画像中の線の幅をより太くする線幅変更手段と、前記線幅変更手段で何れか一方が画像中の線の幅をより太くされた前記第1画像および前記第2画像における対応点の位置ずれに応じて予め設定されている態様に基づいて、位置ずれ表示画像を作成する位置ずれ表示画像作成手段と、前記位置ずれ表示画像作成手段により作成された前記位置ずれ表示画像を可視出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
また、第2の発明は、第1画像に対する第2画像の位置ずれを検出する位置ずれ検出装置であって、前記第1画像および前記第2画像における対応点の位置ずれに基づいて、前記第1画像と前記第2画像の間の画像補正係数を算出する画像補正係数算出手段と、前記画像補正係数算出手段により算出された前記画像補正係数に基づいて、前記第1画像を補正し補正第1画像を得る画像補正手段と、前記画像補正手段による補正後の前記補正第1画像と前記第2画像の一致度が予め定められた閾値以下である場合に、前記第1画像中の一部の領域である第1領域と、前記第2画像中の一部の領域であってかつ前記第1領域に対応する領域である第2領域とにおける対応点の位置ずれに基づいて、前記第1領域と前記第2領域の間の領域補正係数を算出する領域補正係数算出手段と、前記領域補正係数算出手段により算出された前記領域補正係数に基づいて、前記第1領域を補正し補正第1領域を得る領域補正手段と、二値で表される所定サイズの前記第1画像および前記第2画像にそれぞれ含まれる、前記補正第1領域と前記第2領域における対応点の位置ずれに応じて予め設定されている態様に基づいて、位置ずれ表示画像を作成する位置ずれ表示画像作成手段と、前記位置ずれ表示画像作成手段により作成された前記位置ずれ表示画像を可視出力する出力手段とを備えたことを特徴とす
また、第3の発明は、第1画像に対する第2画像の位置ずれを検出する位置ずれ検出方法であって、二値で表される所定サイズの前記第1画像および前記第2画像のうち何れか一方の画像中の線の幅をより太くする線幅変更ステップと、前記線幅変更ステップで何れか一方が画像中の線の幅をより太くされた前記第1画像および前記第2画像における対応点の位置ずれに応じて予め設定されている態様に基づき、位置ずれ表示画像を作成する位置ずれ表示画像作成ステップと、前記位置ずれ表示画像作成ステップにより作成された前記位置ずれ表示画像を可視出力する出力ステップとを有することを特徴とする。
また、第4の発明は、第1画像に対する第2画像の位置ずれを検出する位置ずれ検出方法であって、前記第1画像および前記第2画像における対応点の位置ずれに基づいて、前記第1画像と前記第2画像の間の画像補正係数を算出する画像補正係数算出ステップと、前記画像補正係数算出ステップにより算出された前記画像補正係数に基づいて、前記第1画像を補正し補正第1画像を得る画像補正ステップと、前記画像補正ステップによる補正後の前記補正第1画像と前記第2画像の一致度が予め定められた閾値以下である場合に、前記第1画像中の一部の領域である第1領域と、前記第2画像中の一部の領域であってかつ前記第1領域に対応する領域である第2領域とにおける対応点の位置ずれに基づいて、前記第1領域と前記第2領域の間の領域補正係数を算出する領域補正係数算出ステップと、前記領域補正係数算出ステップにより算出された前記領域補正係数に基づいて、前記第1領域を補正し補正第1領域を得る領域補正ステップと、二値で表される所定サイズの前記第1画像および前記第2画像にそれぞれ含まれる、前記補正第1領域と前記第2領域における対応点の位置ずれに応じて予め設定されている態様に基づいて、位置ずれ表示画像を作成する位置ずれ表示画像作成ステップと、前記位置ずれ表示画像作成ステップにより作成された前記位置ずれ表示画像を可視出力する出力ステップとを有することを特徴とする。
第1の発明によれば、位置ずれ表示画像作成手段が、二値で表される所定サイズの第1画像および第2画像における対応点の位置ずれに応じて予め設定されている態様に基づいて、位置ずれ表示画像を作成し、出力手段が、位置ずれ表示画像作成手段により作成された位置ずれ表示画像を可視出力するので、位置ずれ表示画像を目視することにより、画像の差分を容易に把握することができるという効果を奏する。
第2の発明によれば、画像補正係数算出手段が、第1画像および第2画像における対応点の位置ずれに基づいて、第1画像と第2画像の間の画像補正係数を算出し、画像補正手段が、画像補正係数算出手段により算出された画像補正係数に基づいて、第1画像を補正し補正第1画像を得て、領域補正係数算出手段が、画像補正手段による補正後の補正第1画像と第2画像の一致度が予め定められた閾値以下である場合に、第1画像中の一部の領域である第1領域と、第2画像中の一部の領域であってかつ第1領域に対応する領域である第2領域とにおける対応点の位置ずれに基づいて、第1領域と第2領域の間の領域補正係数を算出し、領域補正手段が、領域補正係数算出手段により算出された領域補正係数に基づいて、第1領域を補正し補正第1領域を得て、位置ずれ表示画像作成手段は、補正第1領域と第2領域における対応点の位置ずれに応じて予め設定されている態様に基づいて、位置ずれ表示画像を作成するので、僅かな局所的歪みを位置ずれとして表示することがなく、位置ずれ表示画像における注目すべき画像の差分のみを容易に把握することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる位置ずれ検出装置、位置ずれ検出方法、位置ずれ検出プログラムおよび記録媒体の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像処理システム1の全体構成を示す図である。画像処理システム1は、画像処理装置10と、サーバ20と、第1プリンタ21と、第2プリンタ22と、スキャナ30とを備えている。
サーバ20は、印刷データ200を第1プリンタ21および第2プリンタ22に送信する。第1プリンタ21および第2プリンタ22は、それぞれ印刷データ200を取得し、印刷媒体、すなわち印刷用紙に出力する。スキャナ30は、第1プリンタ21により出力された第1印刷物210と、第2プリンタ22により出力された第2印刷物220を読み込む。画像処理装置10は、スキャナ30によりデータ化された第1印刷画像および第2印刷画像の間の位置ずれを可視化した位置ずれ表示画像を作成する。そして、位置ずれ表示画像230をディスプレイ12に表示させる。管理者は、この位置ずれ表示画像のみを目視することにより、第1印刷物210と第2印刷物220の一致状態を確認することができる。
図2は、画像処理装置10の機能構成を示すブロック図である。画像処理装置10は、印刷画像取得部100と、二値化部102と、画像保持部104と、補正係数算出部106と、補正部108と、画素値決定部110と、画素値決定テーブル保持部112と、位置ずれ表示画像作成部114と、位置ずれ表示画像出力部116を有している。
印刷画像取得部100は、スキャナ30により読み込まれた印刷画像を取得する。具体的には、第1プリンタ21により印刷された第1印刷物210をデータ化した第1印刷画像を取得する。さらに、第2プリンタ22により印刷された第2印刷物220をデータ化した第2印刷画像を取得する。
二値化部102は、印刷画像取得部100が取得した印刷画像を二値化する。具体的には、例えば、一定の明度を閾値とし、これより明るい画素を白、暗い画素を黒とする。画像保持部104は、二値化部102により二値化された後の第1印刷画像と第2印刷画像とを保持する。
補正係数算出部106は、第1印刷画像と第2印刷画像の間の補正係数を算出する。第1印刷画像および第2印刷画像のうち一方の画像の画素位置を(x,y)、他方の画像の対応する位置を(X,Y)とすると、補正係数(a〜f)は、(式1)により算出される。なお、補正係数(a〜f)は、一方の画像の画素位置から他方の画像の対応する位置を算出する際に利用する係数である。
Figure 0004750047
なお、この補正係数は、位置ずれ、回転、ゆがみを補正して、2枚の画像が重なり合うようにできるものである。より詳しくは、例えば特許第3636809号公報、特許第3600380号公報および特開平10−340348号公報などを参照することができる。例えば、位置ずれは、「e2+f2」で示される。伸縮は「|ad−bc−1|」で示される。また、歪みは「|b+c|」で示される。
なお、上記文献にかかる方法は、2画像の対応する点(同一の位置にあると考えられる点)を自動抽出した上で補正係数を算出するものである。具体的には、黒画素の連結成分を抽出し、抽出した連結成分中の対応する点を抽出する。また他の例としては、対応する座標を抽出する。しかし、対応する点の抽出に失敗する場合も考えられる。この場合には、対応する点を位置座標として管理者が入力し、この情報に基づいて、確実に補正係数を求めることとしてもよい。
補正部108は、補正係数算出部106により算出された補正係数を利用して、第1印刷画像および第2印刷画像のうちいずれか一方の画像を補正する。具体的には、対象となる印刷画像の各画素の位置を補正係数により再計算する。なお、本実施の形態においては、第1印刷画像を補正することとする。また、補正後の第1印刷画像を、補正第1画像と称する。
画素値決定部110は、画像保持部104が保持する第2印刷画像と、補正部108により得られた補正第1画像とを比較し、一致状態に応じて、各画素の画素値を決定する。このとき、画素値決定テーブル保持部112が保持する画素値決定テーブルを参照する。
図3は、画素値決定テーブル113のデータ構成を示す図である。画素値決定テーブル113は、補正第1画像の画素値と、第2印刷画像の画素値と、これらにより定まる画素値とを対応付けて保持している。図3に示すように画素値決定テーブル113によれば補正第1画像の画素値が黒であり、かつ第2印刷画像の画素値が黒である場合には、この画素に割り当てる画素値は緑である。また、補正第1画像の画素値が黒であり、第2印刷画像の画素値が白である場合には、この画素に割り当てる画素値は黄色である。同様に、補正第1画像の画素値が白であり、第2印刷画像の画素値が黒である場合には、この画素に割り当てる画素値は赤、補正第1画像の画素値が白であり、第2印刷画像の画素値が白である場合には、この画素に割り当てる画素値は白である。
再び説明を図2に戻す。位置ずれ表示画像作成部114は、画像保持部104が保持する第2印刷画像と補正部108により得られた補正第1画像とに基づいて、位置ずれ表示画像を作成する。この位置ずれ表示画像における各画素には画素値決定部110により決定された画素値を割り当てる。
位置ずれ表示画像出力部116は、位置ずれ表示画像作成部114により作成された位置ずれ表示画像を外部に出力する。具体的には、ディスプレイ12に出力する。ディスプレイ12は、出力された位置ずれ表示画像を表示する。
図4は、画像処理システム1における画像処理を示すフローチャートである。まず、画像処理システム1のサーバ20は、第1プリンタ21に印刷データ200を送信する(ステップS100)。次に、第1プリンタ21は、受信した印刷データ200を印刷媒体に印刷する(ステップS102)。さらに、サーバ20は、第2プリンタ22に印刷データ200を送信する(ステップS104)。次に、第2プリンタ22は、受信した印刷データ200を印刷媒体に印刷する(ステップS106)。
次に、スキャナ30は、第1プリンタ21により得られた第1印刷物および第2プリンタ22により得られた第2印刷物を読み込む(ステップS108)。すなわち、これらの印刷物をデータ化し、第1印刷画像および第2印刷画像を得る。次に、画像処理装置10は、第1印刷画像および第2印刷画像に基づいて、位置ずれ表示画像処理を行う(ステップS110)。以上で、画像処理システム1における位置ずれ表示画像作成処理が完了する。
図5は、図4を参照しつつ説明した位置ずれ表示画像処理(ステップS110)における画像処理装置10の詳細な処理を示すフローチャートである。まず、画像処理装置10の印刷画像取得部100が第1印刷画像および第2印刷画像を取得すると、二値化部102は、二値化を行う(ステップS120)。次に、補正係数算出部106は、補正係数を算出する(ステップS122)。次に、補正部108は、第1印刷画像を補正し、補正第1画像を得る(ステップS124)。
次に、画素値決定部110は、補正第1画像と第2印刷画像の対応する画素の一致状態に応じて、各画素の画素値を決定する(ステップS126)。次に、位置ずれ表示画像作成部114は、位置ずれ表示画像を作成する(ステップS128)。このとき、画素値決定部110により決定された画素値を各画素に割り当てる。次に、位置ずれ表示画像出力部116は、位置ずれ表示画像をディスプレイ12に出力する(ステップS130)。
図6は、第1印刷画像の補正処理(ステップS124)を説明するための図である。例えば、画像の位置が水平方向にずれている場合には、図6に示すように補正係数に基づいた再計算により画像を水平方向にシフトする。
例えば、帳票データにおいては、罫線の位置が僅かにずれているなど軽微な画像の不一致は問題とならない。そこで、位置ずれ表示画像を作成する前に、第1印刷画像を補正しておく。これにより、問題となる画像の不一致のみを認識可能な位置ずれ表示画像を作成することができる。
図7は、位置ずれ表示画像作成処理(ステップS128)を説明するための図である。画素値決定テーブル113により、補正第1画像と第2印刷画像のいずれの画素も黒である領域241には、緑を示す画素値が割り当てられる。補正第1画像の画素値が黒であり、第2印刷画像の画素値が白である領域242には、黄色が割り当てられる。また、補正第1画像の画素値が白であり、第2印刷画像の画素値が黒である領域243a,243bには、赤が割り当てられる。
このように、画素の一致状態に応じて異なる色を割り当てることにより、確認者は、目視により容易に画素の一致状態を認識することができる。したがって、位置ずれの領域を目視により特定する際の手間を大幅に低減することができる。
さらに、主にチェックしたい差異を示す領域に目立つ色が割り当てられるように画素値決定テーブル113の色を登録してもよい。これにより、目視チェックが容易になる。本実施の形態においては、補正第1画像の画素値が白であり第2印刷画像の画素値が黒である領域を、補正第1画像の画素値が黒であり第2印刷画像の画素値が白である領域に比べて目立つようにしている。具体的には、補正第1画像の画素値が白であり、第2印刷画像の画素値が黒である領域には赤を割り当てている。一方、補正第1画像の画素値が黒であり、第2印刷画像の画素値が白である領域には黄色を割り当てている。黄色は白と見た目に区別がつきにくい。したがって、赤と黄色では相対的に赤が目立っている。このように、色相、明度等の違いの大きい色を割り当てることにより、目視を容易にすることができる。
図8は、位置ずれ表示画像の一例を示す図である。図8に示す補正第1画像212と第2印刷画像222から、位置ずれ表示画像232が作成される。補正第1画像212と第2印刷画像222において、「様」の位置がずれている。このため、位置ずれ表示画像においては、補正第1画像212の「様」に対応する「様」252には黄色が割り当てられている。第2印刷画像222の「様」に対応する「様」250には赤色が割り当てられている。
また、「1000」の次の「−」は、第2印刷画像222にのみ存在する。したがって、位置ずれ表示画像における「−」には赤色が割り当てられている。さらに、「1」の右側には補正第1画像212の「1」と第2印刷画像222の「1」が重ならない部分が存在し、この部分には赤色が割り当てられている。なお、これ以外の文字部分はすべて一致しており、緑色が割り当てられている。
このように、位置ずれ表示画像には、補正第1画像と第2印刷画像の各画素の画素の一致状態に応じた色が割り当てられているので、目視により容易に画素の一致状態を認識することができる。
図9は、実施の形態1にかかる画像処理装置10のハードウェア構成を示す図である。画像処理装置10は、ハードウェア構成として、画像処理装置10における画像処理を実行する画像処理プログラムなどが格納されているROM52と、ROM52内のプログラムに従って画像処理装置10の各部を制御するCPU51と、画像処理装置10の制御に必要な種々のデータを記憶するRAM53と、ネットワークに接続して通信を行う通信I/F57と、各部を接続するバス62とを備えている。
先に述べた画像処理装置10における画像処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
この場合には、画像処理プログラムは、画像処理装置10において上記記録媒体から読み出して実行することにより主記憶装置上にロードされ、上記ソフトウェア構成で説明した各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
また、本実施の形態の画像処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。
そうした第1の変更例としては、第1の実施の形態においては、第1プリンタ21および第2プリンタ22は、いずれも同一の印刷データ200を印刷媒体に出力したが、これにかえて異なる印刷データを出力してもよい。なお、この場合の印刷データは、同じ印刷結果が期待されるデータである必要がある。
また、第2の変更例としては、本実施の形態にかかる画像処理装置10は、二値化部102を有したが、印刷画像取得部100が取得する印刷画像が二値化データである場合には、二値化部102は有さなくてもよい。
また、第3の変更例としては、位置ずれ表示画像出力部116は、位置ずれ表示画像をディスプレイ12に出力するのにかえて、例えば、第1プリンタ21等に出力し、対応する印刷物を得てもよい。この場合には、ユーザは、印刷物を目視することにより、画像の一致状態を認識することができる。
また、第4の変更例としては、第1の実施の形態にかかる画像処理システム1は、第1プリンタ21と第2プリンタ22による印刷物の位置ずれを示す位置ずれ表示画像を作成したが、これにかえて、同一のプリンタにおける異なる給紙トレイから排紙された印刷媒体に印刷された印刷物の位置ずれを示す位置ずれ表示画像を作成してもよい。これにより、給紙トレイごとの位置ずれを目視により確認することができる。
また、第4の変更例としては、第1の実施の形態にかかる画像処理システム1は、画素の一致状態に応じて異なる画素値を割り当てた位置ずれ表示画像を作成したが、画素の一致状態に応じた異なる態様の画像を作成すればよく、画素を異ならせる実施の形態に限定されるものではない。例えば、丸で囲む、網掛けを行う、メッセージで位置ずれの有無を表現するなどの態様で示す位置ずれ表示画像を作成してもよい。
(第2の実施の形態)
図10は、第2の実施の形態にかかる画像処理装置13の機能構成を示すブロック図である。第2の実施の形態にかかる画像処理装置13は、第1の実施の形態にかかる画像処理装置13の機能構成に加えて、位置ずれ量算出部120と、位置ずれ量出力部122とを有している。位置ずれ量算出部120は、補正係数に基づいて、位置ずれ表示画像作成部114により作成された位置ずれ表示画像における位置ずれ量を算出する。具体的には、(式1)における係数(e,f)を算出する。位置ずれ量出力部122は、位置ずれ量算出部120により算出された位置ずれ量を出力する。
図11は、位置ずれ量出力部122により出力された位置ずれ量がディスプレイ12に表示される様子を示す図である。このように、この位置ずれ量が算出された第1印刷画像と第2印刷画像とに対応する位置ずれ表示画像を識別する画像IDと、算出された位置ずれ量とが表示される。管理者は、この値に基づいて、位置ずれを補正するための位置ずれ調整量を第1プリンタ21において設定する。これにより、第1印刷画像と第2印刷画像の間のずれを補正することができる。
図12は、第2の実施の形態にかかる画像処理システム1による位置ずれ表示画像作成処理を示すフローチャートである。第2の実施の形態にかかる位置ずれ表示画像作成処理においては、位置ずれ表示画像処理(ステップS110)の後、管理者が目視により位置ずれありと判断し、その旨の指定を行うと(ステップS112,Yes)、位置ずれ量算出部120は、この指定を受け付け、位置ずれ量を算出する(ステップS114)、次に、位置ずれ量出力部122は、位置ずれ量算出部120により算出された位置ずれ量を出力する(ステップS116)。以上で、第2の実施の形態にかかる画像処理システム1による画像処理が完了する。
なお、第2の実施の形態にかかる画像処理システムのこれ以外の構成および処理は、第1の実施の形態にかかる画像処理システム1の構成および処理と同様である。
第1の変更例としては、第2の実施の形態にかかる画像処理装置13は、位置ずれ量を算出、出力したが、これにかえて位置ずれを補正するための位置ずれ調整量を算出し、出力してもよい。この場合には、管理者は、位置ずれ調整量を第1プリンタ21において設定すればよい。なお、位置ずれ調整量は、位置ずれ量より算出される値であり第1プリンタ21の機種および個体性能に応じて定まる値である。
(第3の実施の形態)
図13は、第3の実施の形態にかかる画像処理装置14の機能構成を示すブロック図である。画像処理装置14は、第1の実施の形態にかかる画像処理装置10の機能構成に加えて線幅変更部124をさらに有している。線幅変更部124は、補正第1画像および第2印刷画像のうちいずれか一方の画像中の線をより太くする。なお、線を太くする対象の画像は、補正第1画像および第2印刷画像のうちいずれであってもよい。なお、いずれの画像を処理の対象とするかは予め設定しておく。画素値決定部110は、線幅変更部124により線が太くされた後の画像を利用して画素値を決定する。
図14は、第3の実施の形態にかかる画像処理装置14による位置ずれ表示画像処理(ステップS110)における詳細な処理を示すフローチャートである。第1印刷画像を補正した後(ステップS124)、線幅変更部124は、補正第1画像または第2印刷画像中の線を太くする(ステップS140)。
次に、画素値決定部110は、線幅変更部124により線が太くされた後の画像と、他方の画像との一致の状態に基づいて、画素値を決定する(ステップS126)。具体的には、補正第1画像の線が太くされた場合には、太め処理後の補正第1画像と第2印刷画像とを利用する。また、第2印刷画像の線が太くされた場合には、補正第1画像と、処理後の第2印刷画像とを利用する。
図15は、補正第1画像中の線を太くする処理(ステップS140)を説明するための図である。図15に示す例においては、線の左右をともに1画素ずつ太くしている。このように、予め定められた幅だけ線を太くする。なお、太くする程度は任意である。
図16は、第3の実施の形態にかかる位置ずれ表示画像作成処理(ステップS128)を説明するための図である。画素値決定テーブル113により、太め処理後の補正第1画像と第2印刷画像のいずれの画素も黒である領域245には、緑が割り当てられる。太め処理後の補正第1画像の画素値が黒であり、第2印刷画像の画素値が白である領域246a,246b,246cには、黄色が割り当てられる。また、太め処理後の補正第1画像の画素値が白であり、第2印刷画像の画素値が黒である領域247には、赤が割り当てられる。
本実施の形態においては、図16の領域246a,246b,246cのように太め処理が施された画像が黒の領域に目立たない色を割り当てることにより、問題とならない程度の位置ずれの部分を目立たなくしている。これにより、目視検出すべき程度の位置ずれが生じている部分のみを目立たせることができる。
図17は、位置ずれ表示画像の一例を示す図である。図17に示す太め処理後の補正第1画像212と第2印刷画像222から、位置ずれ表示画像234が作成される。補正第1画像212は、太め処理が施されているため、補正第1画像212のみが黒となる画素が多く存在し、位置ずれ表示画像234においては、緑で示される各文字の周囲に黄色の領域が多く存在する。しかし、黄色は目立たないので目視においては、これらの領域は判別し難い。このような僅かなずれは問題とならないため、このように、目立たない色が割り当てられている。
また、第1の実施の形態において図8を参照しつつ説明した例においては、「1」の右側に赤色の領域が存在したが、このような位置ずれは問題とならないため、この領域は目立たなくすることが望ましい。第3の実施の形態においては、太め処理を施すことにより、「1」の右側も黄色の領域となっている。このように、予め線を太くする処理を行うことにより、赤色の領域を減らすことができるので、注目すべき領域のみに目立つ色を割り当てることができる。
図17に示す例においては、「様」の領域256と、1000の次の「−」の領域のみに赤色が割り当てられている。これらは、いずれも注目すべき領域である。このように、第3の実施の形態においては、注目すべき領域のみに目立つ色を割り当てることができる。
第3の実施の形態にかかる画像処理システム1のこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像処理システム1の構成および処理と同様である。
第3の実施の形態の変更例としては、補正第1画像中の線を太くする場合には、補正前の第1印刷画像中の線を太くすることとしてもよい。
(第4の実施の形態)
図18は、第4の実施の形態にかかる画像処理装置15の機能構成を示すブロック図である。第4の実施の形態にかかる画像処理装置15は、第1の実施の形態にかかる画像処理装置10の機能構成に加えて、相違度算出部126をさらに有している。相違度算出部126は、第1印刷画像と第2印刷画像の間の相違度を算出する。具体的には、対応する画素値が一致しない画素数をカウントし、画素数が閾値以上である場合には、一致しないと判定する。位置ずれ表示画像出力部116は、相違度算出部126により算出された相違度が予め定められた閾値以上である場合に、これらの画像は一致しないと判断し、これらの画像から作成された位置ずれ表示画像を出力する。
図19は、第4の実施の形態にかかる画像処理装置15による位置ずれ表示画像作成処理(ステップS110)における詳細な処理を示すフローチャートである。位置ずれ表示画像を作成した後(ステップS128)、相違度算出部126は、第1印刷画像と第2印刷画像の相違度を算出する(ステップS150)。不一致と判断される場合には(ステップS152,No)、位置ずれ表示画像出力部116は、位置ずれ表示画像作成部114により作成された位置ずれ表示画像を出力する(ステップS130)。一方、一致と判断される場合には(ステップS152,Yes)、これらの画像においては、注目すべき位置ずれが存在しないと判断し、これらの画像から作成された位置ずれ表示画像は出力しない。以上で、位置ずれ表示画像作成処理(ステップS110)が完了する。
このように、第4の実施の形態にかかる画像処理システムによれば、第1印刷画像と第2印刷画像とが一致しないと判断された場合にのみ、位置ずれ表示画像を出力し、管理者による目視検査を促すので、管理者の処理負担を軽減することができる。例えば、膨大な量の印刷物が検査対象となる場合がある。このような場合に、すべての位置ずれ表示画像を目視検査するのでは多大な労力を要してしまう。これに対し、第4の実施の形態にかかる画像処理システムにおいては、目視検査を行うまでもなく画像処理装置15において一致と判定できる位置ずれ表示画像については出力を行わないので、目視検査の労力を軽減することができる。
なお、第4の実施の形態にかかる画像処理システムのこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像処理システムの構成および処理と同様である。
第4の実施の形態の第1の変更例を説明する。第1の変更例にかかる画像処理装置においては、第1印刷画像と第2印刷画像とから作成される位置ずれ表示画像と、第1印刷画像または第2印刷画像に含まれる各画像の形状に基づいて、相違度を算出する。
図20−1および図20−2は、第1の変更例にかかる相違度算出処理を説明するための図である。図20−1の左図は、第1印刷画像中の画像と第2印刷画像中の画像とが一致はしないが重なっている状態を示している。この場合、元の画像(第1印刷画像または第2印刷画像)と一致する部分を抜き出すと、残りの部分は、右図に示すような形状となる。
一方、図20−2の左図は、第1印刷画像中の画像と第2印刷画像中の画像とは全く重ならない状態を示している。この場合、元の画像と一致する部分を抜き出すと、残りの部分は、右図に示すような形状となる。すなわち、元の画像と同一の形状が残される。
以上のように、一致の程度が低いほど、残りの部分に、元の画像と類似した形状が現れる。そこで、第1の変更例にかかる相違度算出部126は、この残りの部分と元の画像との相違度を算出してもよい。この値により、第1印刷画像と第2印刷画像との一致の程度を判断することができる。
また、第2の変更例としては、第4の実施の形態にかかる画像処理システムにおいては、相違度が閾値以上であり、不一致と判断された位置ずれ表示画像を出力したが、これにかえて、相違度と位置ずれ表示画像を識別する位置ずれ表示画像IDとを対応付けて出力してもよい。図21は、ディスプレイ12に表示された表示画面を示す図である。表示画面には、位置ずれ表示画像IDと相違度とが表示されている。
さらに、相違度が低い順または高い順にソートして表示してもよい。さらに、画像IDを指定することにより、対応する位置ずれ表示画像が表示されるようにしてもよい。これにより、管理者は、目視が必要と判断した位置ずれ表示画像のみを目視検査することができる。
さらに、相違度が予め定めた閾値以上である位置ずれ表示画像には、閾値以上であることを認識可能に識別表示してもよい。閾値以上であることを示す情報を合わせて表示してもよく、閾値以上の画像に対応する画像IDを他の画像IDとは異なる字体、異なる色で表示してもよい。
また、第3の変更例としては、第4の実施の形態にかかる画像処理システムにおいては、求めた相違度から比較した画像が不一致と判断された場合には、位置ずれ表示画像を出力したが、この際さらに警告を示す画像を表示してもよい。また他の例としてはスピーカより警告音を出力してもよい。
また、第4の変更例としては、画像処理装置は、画素値決定部110と、画素値決定テーブル保持部112とを有さなくてもよい。この場合には、位置ずれ表示画像作成部114は二値の位置ずれ表示画像を作成する。
(第5の実施の形態)
図22は、第5の実施の形態にかかる画像処理システム2の全体構成を示す図である。第5の実施の形態にかかる画像処理システム2は、サーバ20と複合機(MFP:Multi Function Peripheral)23と備えている。複合機23は、プリンタ機能とスキャナ機能とを有している。第5の実施の形態においては、まず第1給紙トレイ24から出力される印刷画像の位置調整を管理者が行い、画像処理システム2が、第1給紙トレイ24と第2給紙トレイ25それぞれから出力される印刷画像の位置ずれを調整する。給紙トレイにより印刷位置が変動する場合がある。このような位置ずれを調整することができる。
例えば定型帳票などのプレ印刷された用紙の印字対象枠内に数字などを印刷する場合がある。プレ印刷された用紙への印刷においては、所定の給紙トレイで印字位置が合うようにプリンタの設定で位置を調整しても、別の給紙トレイでは別個に位置合わせを行う必要がある。
第1給紙トレイ24および第2給紙トレイ25には、プレ印刷された印刷媒体が格納されている。第1給紙トレイ24および第2給紙トレイ25が格納する印刷媒体それぞれに印刷データ200を印刷する。そして、第1給紙トレイ24から排出された第1印刷媒体に印刷データ200が印刷された第1印刷物と第2給紙トレイ25から排出された第2印刷媒体に印刷データ200が印刷された第2印刷物とをそれぞれスキャナにより読み込む。そして、これらの印刷物における位置ずれに基づいて、位置ずれを補正する。
図23は、複合機23の機能構成を示すブロック図である。複合機23は、印刷画像取得部100と、二値化部102と、画像保持部104と、補正係数算出部106と、印刷位置調整部128とを有している。印刷画像取得部100、二値化部102、画像保持部104および補正係数算出部106の機能は、他の実施の形態における各部の機能と同様である。印刷位置調整部128は、補正係数算出部106により算出された補正係数に基づいて、第1給紙トレイ24および第2給紙トレイ25のうちいずれか一方から印刷媒体が排紙される際の印刷位置を調整する。
図24は、第5の実施の形態にかかる画像処理システム2における画像処理を示すフローチャートである。サーバ20は複合機23に印刷データを送信する(ステップS200)。次に、複合機23は、第1給紙トレイ24から排出された印刷媒体に印刷データを出力し、第1印刷物を得る(ステップS202)。なお、前提として、複合機23から排出された印刷媒体への印刷データの出力において、印刷位置が適切な位置となるように予め設定を行っておく。そして、実際にプレ印刷用紙としての印刷媒体に印刷データを印刷する。管理者は、印刷結果に基づいて、MFPの設定により微調整を試行錯誤的に行う。
次に、複合機23は、第2給紙トレイ25から排出された印刷媒体に印刷データを出力し、第2印刷物を得る(ステップS204)。次に、第1印刷物および第2印刷物をスキャナで読み込む(ステップS206)。なお、スキャナに載せる際には、第1印刷物のセット位置と第2印刷物のセット位置とが一致するよう慎重に合わせる。例えば、どちらの紙もスキャナの原稿台の縁にきちんと沿わせるなどの配慮が望ましい。
次に、第1印刷物をデータ化した第1印刷画像と第2印刷物をデータ化した第2印刷画像とに基づいて、印刷位置調整処理を行う(ステップS208)。以上で画像処理が完了する。
図25は、印刷位置調整処理(ステップS208)における複合機23の詳細な処理を示すフローチャートである。まず二値化部102は、第1印刷画像および第2印刷画像を二値化する(ステップS220)。次に、補正係数算出部106は、第1印刷画像と第2印刷画像に基づいて、補正係数を算出する(ステップS222)。次に、印刷位置調整部128は、補正係数に基づいて、MFPの設定において、第2印刷媒体への印刷の際の印刷位置を調整する(ステップS224)。以上で、印刷位置調整処理が完了する。
以上のように、第5の実施の形態にかかる画像処理システム2は、第1トレイにおいては、管理者が試行錯誤により印刷位置を調整するが、第2トレイにおいては、補正係数に基づいて、印刷位置を調整することができるので、調整処理の効率化を図ることができる。
なお、第5の実施の形態にかかる画像処理システム2のこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像処理システム2の構成および処理と同様である。
(第6の実施の形態)
図26は、第6の実施の形態にかかる画像処理システム3の全体構成を示す図である。実施の形態6にかかる画像処理システム3は、サーバ20と、画像処理装置16と、複合機26とを備えている。複合機26は、スキャナ機能とプリンタ機能とを備えている。複合機26は、第5の実施の形態にかかる複合機23と同様、第1給紙トレイ27から排出された印刷媒体に印刷データを印刷して第1印刷物を得る。さらに、第2給紙トレイ28から排紙された印刷媒体に印刷データを印刷して第2印刷物を得る。そして、第1印刷物および第2印刷物をスキャナにより取り込み、第1印刷画像および第2印刷画像を得る。
画像処理装置16は、複合機26から第1印刷画像および第2印刷画像を得る。そして、第1印刷画像および第2印刷画像に基づいて、第2給紙トレイ28から排出された印刷媒体への印刷の際の印刷位置を調整するための調整量を算出し、出力する。すなわち、第5の実施の形態にかかる複合機23が行っていた機能の一部を画像処理装置16が行う。
図27は、第6の実施の形態にかかる画像処理装置16の機能構成を示すブロック図である。画像処理装置16は、印刷画像取得部100と、二値化部102と、画像保持部104と、補正係数算出部106と、印刷位置調整情報出力部130とを備えている。位置ずれ量算出部120は、補正係数算出部106により算出された補正係数から印刷位置の調整量を算出し、調整量を含む印刷位置調整情報を出力する。ディスプレイ12は、補正係数算出部106により出力された印刷位置調整情報を画面表示する。具体的には、ディスプレイ12には、対象となった第1印刷画像および第2印刷画像の画像IDと、これらの画像から算出された印刷位置調整量とが表示される。
管理者は、この表示を参照し、表示されている印刷位置調整量を複合機26に設定することにより、第2トレイ28から排出される印刷媒体に印刷する際の位置を調整することができる。
なお、第6の実施の形態にかかる画像処理システム3のこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像処理システムの構成および処理と同様である。
(第7の実施の形態)
図28は、第7の実施の形態にかかる画像処理システムにおける画像処理装置17の機能構成を示すブロック図である。第7の実施の形態にかかる画像処理装置17は、画像全体に対する補正係数である画像補正係数以外に、画像中の一部の領域に対する局所的な補正係数である領域補正係数を算出する。そして、領域補正係数に基づいて、一部の領域の補正を行う。
画像処理装置17は、印刷画像取得部100と、二値化部102と、画像保持部104と、画素値決定部110と、画素値決定テーブル保持部112と、位置ずれ表示画像作成部114と、位置ずれ表示画像出力部116に加えて、さらに、画像補正係数算出部140と、画像補正部142と、指示取得部150と、画像補正係数評価部152と、領域設定部154と、領域補正係数算出部156と、領域補正部158とを有している。
画像補正係数算出部140および画像補正部142は、それぞれ他の実施の形態にかかる補正係数算出部106および補正部108に相当する。すなわち、画像補正係数算出部140は、画像全体における補正係数である画像補正係数を算出する。ここで、画像補正係数は、他の実施の形態にかかる補正係数に相当する。画像補正部142は、画像補正係数に基づいて第1印刷画像および第2印刷画像のうちいずれか一方の画像を補正する。なお、本実施の形態においては、第1印刷画像を補正する。
指示取得部150は、ユーザから領域補正指示を取得する。領域補正指示とは、画像全体ではなく画像中の所定の領域単位で補正を行う旨の指示である。例えば、画像処理装置17がウインドウシステムを備えている場合には、図29に示すような設定画面をユーザに提示する。そして、ユーザから領域補正の有無を受け付ける。
画像補正係数評価部152は、指示取得部150が領域補正指示を取得すると、画像補正係数算出部140により算出された画像補正係数を評価する。これは、画像補正係数による補正のみで、第1印刷画像に対し十分な精度の補正が施せているか否かを判定するものである。
画像全体が伸縮、回転している場合だけでなく、局所的に歪みが発生している場合も多々ある。スキャナでの撮像時の紙送り装置の具合によりわずかな歪みは避けられないが、このような僅かな歪みは問題とならない。大きな局所的歪みは位置ずれとして問題となるが、このような僅かな歪みの部分を位置ずれとして表示した場合本来問題としている位置ずれの領域が目立たなくなってしまう。そこで、このような僅かな局所的歪みは予め補正しておくこととする。
画像補正係数評価部152は、画像補正係数による補正である画像補正後の第1印刷画像と第2印刷画像の対応する画素値を比較し、一致する画素値の数が予め定められた閾値以上である場合に、画像補正により画像の位置が一致したと判断する。
領域設定部154は、画像補正後の第1印刷画像中の領域である第1領域を設定する。具体的には、第1印刷画像を予め設定されたサイズの矩形領域に分割する。これにより得られた複数の領域それぞれを第1領域として設定する。
領域補正係数算出部156は、第2印刷画像から領域設定部154により得られた任意の第1領域に対応する領域である第2領域を特定する。そして、第1領域と第2領域の間の補正係数である領域補正係数を算出する。
具体的には、まず、第2印刷画像中の領域を第2領域となる可能性のある第2領域候補として設定する。第2領域候補は、第1領域とサイズおよび形状が同一の任意の領域である。第2領域候補の第2印刷画像における位置は、第1領域の第1印刷画像における位置の近傍に設定する。さらに、第1領域に対応する位置から1画素単位でずらすことにより、複数の第2領域候補を設定する。
なお、第2領域候補の設定範囲は例えば第1領域に対応する位置を基準点とし、基準点から所定の距離以内と予め定めておく。このように、第2領域の候補を探索する範囲は予め設定しておく。
さらに、領域補正係数算出部156は、複数の第2領域候補それぞれと第1領域との間の相違度を算出する。具体的には、二値画像において不一致となる画素の数を相違度として算出する。相違度が最も小さい第2領域候補を第1領域に対応する第2領域として決定する。なお、多値画像において評価する場合には、対応する画素値の差の絶対値の累積値を相違度として算出してもよい。
なお、第2領域候補を設定するにあたり、伸縮、回転等の歪みに起因した位置ずれを考慮してもよい。具体的には、第1領域に伸縮、回転等を施し、これと第2画領域候補との相違度を算出してもよい。
領域補正係数算出部156は、こうして決定された第2領域と第1領域の間の補正係数を領域補正係数として算出する。領域補正部158は、領域補正係数算出部156により算出された領域補正係数に基づいて、補正第1印刷画像中の領域を補正する。画素値決定部110は、領域補正部158による補正が行われた場合には、領域補正部158による補正後の第1印刷画像と第2印刷画像とに基づいて、画素値を決定する。
図30は、第7の実施の形態にかかる画像処理装置17による位置ずれ表示画像処理(ステップS110)を示すフローチャートである。まず二値化部102により第1印刷画像および第2印刷画像が二値化される(ステップS160)。次に、画像補正係数算出部140は、二値化後の第1印刷画像および第2印刷画像の補正係数、すなわち画像補正係数を算出する(ステップS162)。次に、画像補正部142は、画像補正係数を利用して第1印刷画像を補正する(ステップS164)。すなわち、画像補正を施す。
さらに、指示取得部150がユーザから領域補正指示を取得している場合には(ステップS166,Yes)、画像補正係数評価部152は、画像補正部142により算出された画像補正係数を評価する(ステップS168)。
画像補正係数評価部152が評価結果から画像補正後の第1印刷画像と第2印刷画像とが一致しないと判断した場合には(ステップS170,No)、領域設定部154は、領域設定を行う(ステップS172)。例えば、図31に示すように第1印刷画像を四分割して得られた4つの領域それぞれを第1領域として設定する。この場合、第2印刷画像のうち各第1領域に対応する領域を第2領域候補としてさらに設定する。さらに、相違度に基づいて各第1領域に対応する第2領域を設定する。
次に、領域補正係数算出部156は、領域設定部154により設定された任意の第1領域と、これに対応する第2領域の間の補正係数、すなわち領域補正係数を算出する(ステップS174)。これをすべての第1領域について行い、すべての第1領域について領域補正係数を算出すると(ステップS176,Yes)、領域補正部158は、各領域補正係数を用いて対応する第1領域を補正する(ステップS178)。なお、図31に示す例においては、4つの第1領域それぞれに対する領域補正係数が算出されると(ステップS176,Yes)、ステップS178へ進む。
すべての第1領域、すなわち4つの第1領域についての領域補正が終了すると(ステップS180,Yes)、画素値決定部110は、領域補正後の第1印刷画像と第2印刷画像とに基づいて、画素値を決定する(ステップS182)。次に、位置ずれ表示画像作成部114は、画素値決定部110により決定された画素値に基づいて、位置ずれ表示画像を作成する(ステップS184)。次に、位置ずれ表示画像出力部116は、位置ずれ表示画像を出力する(ステップS186)。以上で処理が完了する。
図32は、画像補正後の第1印刷画像および第2印刷画像と、これらから作成される位置ずれ表示画像とを示す図である。図32に示す例のように、画像補正後の第1印刷画像と第2印刷画像において、右側の「B」の文字の位置は一致したが、左側の「A」の文字の位置が一致しないとする。この場合には、画像全体を補正することにより「A」の文字の位置ずれを補正しようとすると、補正不要な「B」の文字まで補正されるため、「B」の文字に位置ずれが生じてしまう。このような場合に、領域補正を行うことにより「A」の文字の位置ずれのみを補正することができる。
具体的には、図33に示すように、画像補正後の第1印刷画像を四分割し、各第1領域について領域補正係数を算出し、この領域補正係数に基づいて第1領域を補正する。図33に示す例においては、左側の2つの第1領域を左側に(マイナスx方向に)1画素だけシフトする。図34は、シフト後の第1印刷画像、すなわち領域補正後の第1印刷画像と、第2印刷画像と、これらから作成される位置ずれ表示画像とを示す図である。図34に示すように、第1印刷画像に対して画像補正だけでなく領域補正を施すことにより、「A」および「B」ともに文字の位置を一致させることができる。これにより、局所的な歪みに起因した不要な位置ずれを排除し、印刷結果が大きく異なる部分のみを視認可能に表示した位置ずれ表示画像をユーザに提供することができる。
なお、第7の実施の形態にかかる画像処理システムのこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像処理システムの構成および処理と同様である。
第1の変更例としては、本実施の形態においては、画像補正後の第1印刷画像のうち定められた矩形を第1領域として設定したが、これにかえて画像補正後の第1印刷画像から黒画素連結成分を求め、この連結成分を領域として設定してもよい。また、他の例としては、黒画素連結成分の外接矩形を領域として設定してもよい。これらの場合には、得られた第1領域についてのみ領域補正を行えばよい。
第2の変更例としては、本実施の形態においては画像補正を行った後に、領域補正を行ったが、領域補正を行う場合には、画像補正は行わないこととしてもよい。画像全体に影響する原因による歪みが生じていないことが予めわかっているような場合には、このように、領域補正を行うことにより、適切な位置ずれ表示画像をユーザに提示することができる。
(第8の実施の形態)
図35は、第8の実施の形態にかかる画像処理システムにおける画像形成装置18の機能構成を示すブロック図である。第8の実施の形態にかかる画像形成装置18の機能構成は、第7の実施の形態にかかる画像形成装置17の機能構成とほぼ同様であるが、画像補正係数評価部を備えない。第8の実施の形態にかかる画像形成装置18は、一度画像補正後の第1印刷画像と第2印刷画像から位置ずれ表示画像を作成し、出力する。そして、この時点でユーザから領域補正指示があると、この指示にしたがい、画像補正後の第1印刷画像に対して領域補正を施す。そして、領域補正後の第1印刷画像と第2印刷画像から位置ずれ表示画像を作成し、出力する。
例えば、図36に示すように画像補正後の第1印刷画像と第2印刷画像から作成された位置ずれ表示画像とともに「領域位置あわせ実行」ボタンを表示する。ユーザが「領域位置合わせ実行」ボタンを選択すると、指示取得部150は、領域補正指示を取得する。
図37は、第8の実施の形態にかかる画像処理装置18による位置ずれ表示画像処理(ステップS110)を示すフローチャートである。ステップS120からステップS130までの処理は、第1の実施の形態にかかる画像処理装置10における位置ずれ表示画像処理(ステップS110)における処理、すなわち図5に示すステップS120からステップS130までの処理と同様である。
位置ずれ表示画像出力後に、指示取得部150がユーザより領域補正指示を取得すると(ステップS300,Yes)、領域設定部154は、第1領域および第2領域を設定する(ステップS302)。次に、領域補正係数算出部156は各第1領域に対する領域補正係数を算出し(ステップS304,306)、領域補正係数算出部156は、領域補正を行う(ステップS308,310)。そして、領域補正後の位置ずれ表示画像を作成する(ステップS312〜316)。なお、ステップS302からステップS316の処理は、それぞれ図31を参照しつつ説明した第7の実施の形態にかかるステップS172〜ステップS186の処理と同様である。
なお、第8の実施の形態にかかる画像処理システムのこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像処理システムの構成および処理と同様である。
以上のように、上記実施の形態にかかる画像システムにおいては、プリンタの入れ替え等により生じる出力設定の変更に際し、その設定の簡素化を図ることができ、利便性を向上させることができる。
第1の実施の形態にかかる画像処理システム1の全体構成を示す図である。 画像処理装置10の機能構成を示すブロック図である。 画素値決定テーブル113のデータ構成を示す図である。 画像処理システム1における画像処理を示すフローチャートである。 図4を参照しつつ説明した位置ずれ表示画像処理(ステップS110)における画像処理装置10の詳細な処理を示すフローチャートである。 第1印刷画像の補正処理(ステップS124)を説明するための図である。 位置ずれ表示画像作成処理(ステップS128)を説明するための図である。 位置ずれ表示画像の一例を示す図である。 実施の形態1にかかる画像処理装置10のハードウェア構成を示す図である。 第2の実施の形態にかかる画像処理装置10の機能構成を示すブロック図である。 位置ずれ量出力部122により出力された補正値がディスプレイ12に表示される様子を示す図である。 第2の実施の形態にかかる画像処理システム1による位置ずれ表示画像作成処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる画像処理装置14の機能構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態にかかる画像処理装置14による位置ずれ表示画像処理(ステップS110)における詳細な処理を示すフローチャートである。 補正第1画像中の線を太くする処理(ステップS140)を説明するための図である。 第3の実施の形態にかかる位置ずれ表示画像作成処理(ステップS128)を説明するための図である。 位置ずれ表示画像の一例を示す図である。 第4の実施の形態にかかる画像処理装置15の機能構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態にかかる画像処理装置15による位置ずれ表示画像処理(ステップS110)における詳細な処理を示すフローチャートである。 第1の変更例にかかる相違度算出処理を説明するための図である。 第1の変更例にかかる相違度算出処理を説明するための図である。 ディスプレイ12に表示された表示画面を示す図である。 第5の実施の形態にかかる画像処理システム2の全体構成を示す図である。 複合機23の機能構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態にかかる画像処理システム2における画像処理を示すフローチャートである。 印刷位置調整処理(ステップS208)における複合機23の詳細な処理を示すフローチャートである。 第6の実施の形態にかかる画像処理システム3の全体構成を示す図である。 第6の実施の形態にかかる画像処理装置16の機能構成を示すブロック図である。 第7の実施の形態にかかる画像処理システムにおける画像処理装置17の機能構成を示すブロック図である。 設定画面を示す図である。 第7の実施の形態にかかる画像処理装置17による位置ずれ表示画像処理(ステップS110)を示すフローチャートである。 領域設定を説明するための図である。 画像補正後の第1印刷画像および第2印刷画像と、これらから作成される位置ずれ表示画像とを示す図である。 第1領域を示す図である。 シフト後の第1印刷画像、すなわち領域補正後の第1印刷画像と、第2印刷画像と、これらから作成される位置ずれ表示画像とを示す図である。 第8の実施の形態にかかる画像処理システムにおける画像形成装置18の機能構成を示すブロック図である。 設定画面を示す図である。 第8の実施の形態にかかる画像処理装置18による位置ずれ表示画像処理(ステップS110)を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像処理システム
10 画像処理装置
12 ディスプレイ
20 サーバ
21,22 プリンタ
23,26 複合機
24,25,27,28 給紙トレイ
30 スキャナ
51 CPU
52 ROM
53 RAM
57 通信I/F
62 バス
100 印刷画像取得部
102 二値化部
104 画像保持部
106 補正係数算出部
108 補正部
110 画素値決定部
112 画素値決定テーブル保持部
113 画素値決定テーブル
114 位置ずれ表示画像作成部
116 位置ずれ表示画像出力部
120 位置ずれ量算出部
122 位置ずれ量出力部
124 線幅変更部
126 相違度算出部
128 印刷位置調整部
130 印刷位置調整情報出力部
140 画像補正係数算出部
142 画像補正部
150 指示取得部
152 画像補正係数評価部
154 領域設定部
156 領域補正係数算出部
158 領域補正部

Claims (21)

  1. 第1画像と第2画像との間の位置ずれを検出する位置ずれ検出装置であって、
    二値で表される所定サイズの前記第1画像および前記第2画像のうち何れか一方の画像中の線の幅をより太くする線幅変更手段と、
    前記線幅変更手段で何れか一方が線の幅を太くされた前記第1画像および前記第2画像における対応点の位置ずれに応じて予め設定されている態様に基づいて、位置ずれ表示画像を作成する位置ずれ表示画像作成手段と、
    前記位置ずれ表示画像作成手段により作成された前記位置ずれ表示画像を可視出力する出力手段と
    を備えたことを特徴とする位置ずれ検出装置。
  2. 前記位置ずれ表示画像作成手段は、前記第1画像中の画素と前記第2画像中の画素とが一致する部分と一致しない部分とに対し、異なる画素値を割り当てることを特徴とする請求項1に記載の位置ずれ検出装置。
  3. 前記位置ずれ表示画像作成手段は、前記第1画像中の画素と前記第2画像中の画素とが一致する部分に対し、一致しない部分に比べて、人間の視覚において視認し易い色の画素値を割り当てることを特徴とする請求項2に記載の位置ずれ検出装置。
  4. 前記位置ずれ表示画像作成手段は、さらに、前記第1画像中の黒画像領域と前記第2画像中の白画像領域とが重なる部分と、前記第1画像中の白画像領域と前記第2画像中の黒画像領域とが重なる部分とに対し異なる画素値を割り当てることを特徴とする請求項2または3に記載の位置ずれ検出装置。
  5. 前記第1画像および前記第2画像における対応点の位置ずれに基づいて、補正係数を算出する補正係数算出手段と、
    前記補正係数算出手段により算出された前記補正係数に基づいて、前記第1画像および前記第2画像のうち何れか一方を補正する補正手段と
    をさらに備え、
    前記線幅変更手段は、
    前記補正手段で何れか一方が補正された前記第1画像と前記第2画像のうち何れか一方の画像中の線の幅をより太くする
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の位置ずれ検出装置。
  6. 前記補正手段で何れか一方が補正された記第1画像と前記第2画像との間の画像の相違度を算出する相違度算出手段をさらに備え、
    前記出力手段は、前記相違度算出手段により算出された前記相違度が予め定められた閾値よりも大きい場合に、前記位置ずれ表示画像を出力することを特徴とする請求項に記載の位置ずれ検出装置。
  7. 前記相違度算出手段は、前記第1画像と前記第2画像に含まれる画像の形状に基づいて、相違度を算出することを特徴とする請求項に記載の位置ずれ検出装置。
  8. 第1媒体保持手段が保持する印刷媒体に対象データが印刷された第1印刷物をデータ化した前記第1画像を取得する第1画像取得手段と、
    第2媒体保持手段が保持する印刷媒体に前記対象データが印刷された第2印刷物をデータ化した第2画像を取得する第2画像取得手段と
    をさらに備え、
    前記位置ずれ表示画像作成手段は、前記第1画像取得手段が取得した前記第1画像および前記第2画像取得手段が取得した前記第2画像に基づいて、前記位置ずれ表示画像を作成することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の位置ずれ検出装置。
  9. 前記第1画像中の一部の領域である第1領域と、前記第2画像中の一部の領域であってかつ前記第1領域に対応する領域である第2領域とにおける対応点の位置ずれに基づいて、前記第1領域と前記第2領域の間の領域補正係数を算出する領域補正係数算出手段と、
    前記領域補正係数算出手段により算出された前記領域補正係数に基づいて、前記第1領域を補正し補正第1領域を得る領域補正手段と
    をさらに備え、
    前記線幅変更手段は、
    前記補正第1領域と前記第2領域をそれぞれ含む前記第1画像および前記第2画像のうち何れか一方の画像中の線の幅をより太くする
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の位置ずれ検出装置。
  10. 前記第1領域は、予め定められたサイズの矩形であることを特徴とする請求項に記載の位置ずれ検出装置。
  11. 前記第1領域は、黒画素の連結成分が存在する領域であることを特徴とする請求項に記載の位置ずれ検出装置。
  12. 前記第1領域は、黒画素の連結成分の外接矩形であることを特徴とする請求項に記載の位置ずれ検出装置。
  13. ユーザから領域補正の指示を取得する指示取得手段をさらに備え、
    前記領域補正係数算出手段は、前記指示取得手段が前記指示を取得した場合に、前記領域補正係数を算出することを特徴とする請求項から12のいずれか一項に記載の位置ずれ検出装置。
  14. 第1画像に対する第2画像の位置ずれを検出する位置ずれ検出装置であって、
    前記第1画像および前記第2画像における対応点の位置ずれに基づいて、前記第1画像と前記第2画像の間の画像補正係数を算出する画像補正係数算出手段と、
    前記画像補正係数算出手段により算出された前記画像補正係数に基づいて、前記第1画像を補正し補正第1画像を得る画像補正手段と、
    前記画像補正手段による補正後の前記補正第1画像と前記第2画像の一致度が予め定められた閾値以下である場合に、前記第1画像中の一部の領域である第1領域と、前記第2画像中の一部の領域であってかつ前記第1領域に対応する領域である第2領域とにおける対応点の位置ずれに基づいて、前記第1領域と前記第2領域の間の領域補正係数を算出する領域補正係数算出手段と、
    前記領域補正係数算出手段により算出された前記領域補正係数に基づいて、前記第1領域を補正し補正第1領域を得る領域補正手段と
    二値で表される所定サイズの前記第1画像および前記第2画像にそれぞれ含まれる、前記補正第1領域と前記第2領域における対応点の位置ずれに応じて予め設定されている態様に基づいて、位置ずれ表示画像を作成する位置ずれ表示画像作成手段と、
    前記位置ずれ表示画像作成手段により作成された前記位置ずれ表示画像を可視出力する出力手段と
    を備えたことを特徴とする位置ずれ検出装置。
  15. 第1画像に対する第2画像の位置ずれを検出する位置ずれ検出方法であって、
    二値で表される所定サイズの前記第1画像および前記第2画像のうち何れか一方の画像中の線の幅をより太くする線幅変更ステップと、
    前記線幅変更ステップで何れか一方が線の幅を太くされた前記第1画像および前記第2画像における対応点の位置ずれに応じて予め設定されている態様に基づき、位置ずれ表示画像を作成する位置ずれ表示画像作成ステップと、
    前記位置ずれ表示画像作成ステップにより作成された前記位置ずれ表示画像を可視出力する出力ステップと
    を有することを特徴とする位置ずれ検出方法。
  16. 前記第1画像中の画素と前記第2画像中の画素とが一致する部分と一致しない部分とに対し、異なる画素値を割り当てる画素値決定ステップをさらに有することを特徴とする請求項15に記載の位置ずれ検出方法。
  17. 前記第1画像および前記第2画像における対応点の位置ずれに基づいて、補正係数を算出する補正係数算出ステップと、
    前記補正係数算出ステップにおいて算出された前記補正係数に基づいて、前記第1画像および前記第2画像のうち何れか一方を正する補正ステップと
    をさらに有し、
    前記線幅変更ステップは、
    前記補正ステップで何れか一方が補正された記第1画像と前記第2画像のうち何れか一方の画像中の線の幅をより太くする
    ことを特徴とする請求項15または16に記載の位置ずれ検出方法。
  18. 前記補正ステップで何れか一方が補正された記第1画像と前記第2画像との間の画像の相違度を算出する相違度算出ステップをさらに有し、
    前記出力ステップにおいては、前記相違度算出ステップにおいて算出された前記相違度が予め定められた閾値よりも大きい場合に、前記位置ずれ表示画像を出力することを特徴とする請求項17に記載の位置ずれ検出方法。
  19. 第1画像に対する第2画像の位置ずれを検出する位置ずれ検出方法であって、
    前記第1画像および前記第2画像における対応点の位置ずれに基づいて、前記第1画像と前記第2画像の間の画像補正係数を算出する画像補正係数算出ステップと、
    前記画像補正係数算出ステップにより算出された前記画像補正係数に基づいて、前記第1画像を補正し補正第1画像を得る画像補正ステップと、
    前記画像補正ステップによる補正後の前記補正第1画像と前記第2画像の一致度が予め定められた閾値以下である場合に、前記第1画像中の一部の領域である第1領域と、前記第2画像中の一部の領域であってかつ前記第1領域に対応する領域である第2領域とにおける対応点の位置ずれに基づいて、前記第1領域と前記第2領域の間の領域補正係数を算出する領域補正係数算出ステップと、
    前記領域補正係数算出ステップにより算出された前記領域補正係数に基づいて、前記第1領域を補正し補正第1領域を得る領域補正ステップと、
    二値で表される所定サイズの前記第1画像および前記第2画像にそれぞれ含まれる、前記補正第1領域と前記第2領域における対応点の位置ずれに応じて予め設定されている態様に基づいて、位置ずれ表示画像を作成する位置ずれ表示画像作成ステップと、
    前記位置ずれ表示画像作成ステップにより作成された前記位置ずれ表示画像を可視出力する出力ステップと
    を有することを特徴とする位置ずれ検出方法。
  20. 請求項15から19のいずれか一項に記載の位置ずれ検出方法をコンピュータに実行させるための位置ずれ検出プログラム。
  21. 請求項15から19のいずれか一項に記載の位置ずれ検出方法をコンピュータに実行させるための位置ずれ検出プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能記録媒体。
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