JP4736209B2 - 水性除草剤組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は水性除草剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
現在、農耕地あるいは非農耕地用として数多くの除草剤が使用されているが、防除の対象となる雑草の種類は多く、単独の除草活性化合物によって多種の雑草を防除することは困難なため、しばしば複数の活性化合物を組合せた混合剤が用いられる。
特に、グリフォセートの塩やグルフォシネートの塩に代表される易水溶性除草剤は、非選択性除草剤として優れた剤であるが、一般に除草効果の発現に時間を要するために、近年、プロトポルフィリノーゲンオキダーゼ阻害型除草剤との混合によって速効性が付与された除草剤組成物が提案されている(特開平5−208904号公報)。
【0003】
一方、液状製剤、特に水性製剤は、例えば農薬散布時における製剤計量の簡便性の点で固形製剤に比べ使用者にとって望ましい製剤であり、特に、大規模農場等で使用されつつある、農薬製剤タンク及び水タンクを農薬散布(希釈)液タンクと固定配管で接続して農薬散布液調製を行うシステム(バルクデリバリーシステム)等において、特にこの製剤形態が使用される。また、前記易水溶性除草剤はその高い水溶性により、一般的に水性製剤として使用される場合が多い。
しかしながら、たとえば前記プロトポルフィリノーゲンオキダーゼ阻害型除草剤は、一般に水性製剤中で分解されやすいものが多いうえ、易水溶性除草剤とプロトポルフィリノーゲンオキダーゼ阻害型除草剤とを含有する水性製剤の製剤安定性(乳濁安定性、懸濁安定性等)も満足できるものではなく、化合物の分解性が低く、また、より製剤安定性の高い水性製剤が望まれていた。
本発明の目的は、長期間にわたって活性成分の分解が低く抑えられ且つ製剤安定性の高い、水易溶性除草活性成分および水難溶性除草活性成分を含有する水性除草剤組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる状況下、本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、本発明に至った。
すなわち本発明は、(a)水難溶性除草活性成分、(b)水易溶性除草活性成分、(c)ノニオン性界面活性剤およびアニオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種、(d)アニオン性水溶性高分子、(e)水難溶性有機溶剤及び(f)水を含有する水性除草剤組成物(以下、本組成物と記す。)に関するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本組成物における水難溶性除草活性成分は、20℃における水溶解度が10g/L以下のものである。
本組成物において用いられる水難溶性除草活性成分(以下、水難溶性活性成分と記す)として、代表的にはプロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ阻害型除草活性成分(以下、PPO活性成分と記す)を挙げることができる。PPO活性成分はプロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ酵素を阻害する作用によって除草活性を発揮する除草活性成分である。
【0006】
かようなPPO活性成分の具体例としては、2−フェニルピリダジンー3―オン骨格を有するピリダジノン系化合物、N−フェニルテトラヒドロフタルイミド骨格を有するイミド系化合物、1−フェニルピリミジン−2,6−ジオン骨格を有するウラシル系化合物、ジフェニルエーテル系化合物等が挙げられる。さらに具体例を挙げると、かかるイミド系化合物としては、ペンチル[2−クロロ−5−(シクロヘクス−1−エン−1,2−ジカルボキシミド)−4−フルオロフェノキシ]アセテート(一般名:フルミクロラックペンチル)、N−(7−フルオロ−3,4−ジヒドロ−3−オキソ−4−(2−プロピニル)−2H−1,4−ベンゾキサジン−6−イル)シクロヘクス−1−エン−1,2−ジカルボキシミド(一般名:フルミオキサジン)、エチル 2−クロロ−3−[2−クロロ−5−(1,3−ジオキソ−4,5,6,7−テトラヒドロイソインドリン−2−イル)フェニル]アクリレート(一般名:シニドンエチル)を;かかるピリダジノン系化合物としては、エチル 2−クロロ−4−フルオロ−5−(5−メチル−6−オキソ−4−トリフルオロメチル−1,6−ジヒドロピリダジン−1−イル)フェノキシアセテート、メチル [2−クロロ−4―フルオロ−5[(テトラヒドロ−3−オキソ−1H,3H−[1,3,4]チアジアゾロ[3,4−a]ピリダジン−1−イリデン)アミノ]フェニルチオ]アセテート(一般名:フルチアセットメチル)を;かかるウラシル系化合物としては、1−アリロキシカルボニル−1−メチルエチル 2−クロロ5−(3−メチル−2,6−ジオキソ−4−トリフルオロメチル−3、6―ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル)−ベンゾエート(一般名:ブタフェナシル);ジフェニルエーテル系化合物としては、エチル O−[5−(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリルオキシ)−2−ニトロベンゾイル]−DL−ラクテート(ラクトフェン)、メチル 5−(2,4−ジクロロフェノキシ)−2−ニトロベンゾエート(一般名:ビフェノックス)、エチル α,2−ジクロロ−5−[4−(ジフルオロメチル)−4,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]―4―フルオロベンゼンポロパノエート(カルフェントラゾンエチル);その他のPPO活性成分として、N−[2,4−ジクロロ−5−[4−(ジフルオロメチル)−4,5−ジヒドロ−3―メチル−5−オキソ−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]フェニル]メタンスルホンアミド(一般名:スルフェントラゾン)、エチル 2−クロロ−5−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチルピラゾール−3−イル)−4−フルオロフェノキシアセテート(一般名:ピラフルフェンエチル)、2−[2,4−ジクロロ−5−(2−プロピニルオキシ)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,5−a]ピリジン−3(2H)−オン(一般名:アザフェニジン)等を挙げることができる。
【0007】
水難溶性活性成分は1種または2種以上を使用することができ、本組成物中に、通常0.1〜30重量%、好ましくは0.3〜20重量%含有される。
【0008】
本組成物における水易溶性除草活性成分(以下、水溶性活性成分と記す)は、20℃における水溶解度が100g/L以上のものである。
かような除草活性成分の具体例としては、例えばN−(ホスホノメチル)グリシン(一般名:グリフォセート)、DL−ホモアラニン−4−イル(メチル)ホスフィン酸(一般名:グリフォシネート)、4−[ヒドロキシ(メチル)ホスフィノイル]−L−ホモアラニル−L−アラニル−L−アラニン(一般名:ビアラフォス)等の農学的に許容される塩などのアミノ酸系除草活性成分;その他、3−イソプロピル−1H−2,1,3−ベンゾチアジアジン−4(3H)−オン2,2−ジオキサイド(一般名:ベンタゾン)、3,6−ジクロロピコリン酸(一般名:クロピラリド)、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸(一般名:2,4−D)、3,6−ジクロロ−2−メトキシ安息香酸(一般名:ダイカンバ)、2−(2,4―ジクロロフェノキシ)プロピオン酸(一般名:シジクロプロップ)、(4−クロロ−2−メチルフェノキシ酢酸(一般名:MCPA)、4−(4−クロロ−O−トリルオキシ)酪酸(一般名:MCPB)、2−(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)プロピオン酸(一般名:メコプロップ)、4−アミノ−3,5,6−トリクロロピコリン酸(一般名:ピクロラム)等の農学的に許容できる塩等を挙げることができる。農学的に許容できる塩としては、例えば、ナトリウム塩、アンモニウム塩、イソプロピルアンモニウム塩、トリメシウム塩、カリウム塩等を挙げることができる。
【0009】
水溶性活性成分は、これらの1種または2種以上を使用することができ、本組成物中に、通常、15〜80重量%含有され、好ましくは25〜65重量%、さらに好ましくは30〜60重量%含有される。
【0010】
本組成物における界面活性剤としては、ノニオン性界面活性剤およびアニオン性 界面活性剤から選ばれる少なくとも1種の界面活性剤が使用される。
ノニオン性界面活性剤としては、糖エステル型ノニオン性界面活性剤、脂肪酸エステル型ノニオン性界面活性剤、植物油型ノニオン性界面活性剤、アルコール型ノニオン性界面活性剤、アルキルフェノール型ノニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー型ノニオン性界面活性剤、ビスフェノール型ノニオン性界面活性剤、多芳香環型ノニオン性界面活性剤、シリコン型ノニオン性界面活性剤、およびフッ素型ノニオン性界面活性剤等を挙げることができる。
糖エステル型ノニオン性界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪族エステル、ショ糖脂肪酸エステル等が挙げられる。脂肪酸エステル型ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン樹脂酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸ジエステル等が挙げられる。植物油型ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等が挙げられる。アルコール型ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等が挙げられる。アルキルフェノール型ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンジアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル・ホルマリン縮合物等が挙げられる。ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー型ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー、アルキルポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマーエーテル、アルキルフェニルポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマーエーテル等が挙げられる。ビスフェノール型ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシビスフェニルエーテル等が挙げられる。多芳香環型ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンベンジルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンスチリルフェニルエーテル等が挙げられる。シリコン型ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンエーテル型シリコン系界面活性剤、ポリオキシエチレンエステル型シリコン系界面活性剤等が挙げられる。
【0011】
アニオン性界面活性剤としては、サルフェート型アニオン性界面活性剤アニオン性界面活性剤、スルフォネート型アニオン性界面活性剤、フォスフェート型アニオン性界面活性剤等を挙げることができる。サルフェート型アニオン性界面活性剤としては、アルキルサルフェート、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェート、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルサルフェート、ポリオキシスチリルフェニルエーテルサルフェート、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマーサルフェート等が挙げられる。スルフォネート型アニオン性界面活性剤としては、パラフィンスルフォネート、ジアルキルスルフォサクシネート、アルキルベンゼンスルフォネート、モノアルキルナフタレンスルフォネート、ジアルキルナフタレンスルフォネート、ナフタレンスルフォネート・ホルマリン縮合物、アルキルジフェニルエーテルジスルフォネート、リグニンスルフォネート、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルスルフォネート等が挙げられる。フォスフェート型アニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテルフォスフェート、ポリオキシエチレンモノアルキルフェニルエーテルフォスフェート、ポリオキシエチレンジアルキルフェニルエーテルフォスフェート、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテルフォスフェート、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマーフォスフェート、アルキルフォスフェート等が挙げられる。
【0012】
本組成物においては、中でも、アニオン性界面活性剤の使用が貯蔵安定性の面で好ましく、アニオン性界面活性剤の中でもサルフェート型アニオン性界面活性剤が好ましい。さらに、これらの中でもアルコキシサルフェート型アニオン性界面活性剤、アルキルサルフェート型アニオン性界面活性剤、アルコキシアルキルサルフェート型アニオン性界面活性剤が好ましく、特に炭素数が10から14のアルキルサルフェート型アニオン性界面活性剤が好ましい。なお、本組成物においてノニオン性界面活性剤が使用される場合には、除草効果の面で脂肪族アルコール型ノニオン性界面活性剤が好ましく、更には脂肪族アルコールエトキシレートが好ましく、特に脂肪族アルコールポリグリコールエーテルが好ましい。これらのノニオン性および/またはアニオン性界面活性剤は本組成物中に、通常0.1〜30重量%含有され、好ましくは1〜20重量%、更に好ましくは3〜10重量%含有される。
【0013】
本組成物におけるアニオン性水溶性高分子は、通常その分子内に、スルホン酸基、カルボン酸基、リン酸基、ホウ酸基、硫酸基の中から選ばれる少なくとも1種以上の官能基を有しており、これらの官能基は解離した酸、解離しない酸、または塩として該アニオン性水溶性高分子中に存在する。本発明におけるアニオン性水溶性高分子の中でも特にカルボン酸基を有するものが好ましい。
【0014】
また、本組成物におけるアニオン性水溶性高分子としては、主鎖構造内に糖構造を含有するもの、アルキル構造を含有するもの等を挙げることができ、中でも特に糖構造を有するもの、すなわち多糖類が好ましく用いられる。かようなアニオン性水溶性高分子としては、アラビアガム、ザンサンガム、ローカストガム、アルギン酸、アルギン酸の塩、カルボシキメチルセルロース、カルボシキメチルセルロースの塩、リグニンスルホン酸塩等が挙げられる。
【0015】
本組成物におけるアニオン性水溶性高分子の分子量としては、製剤学的に許容可能な範囲で使用できるが、通常、2000〜1000000の範囲のものが使用でき、好ましくは、10000〜100000である。
本組成物におけるアニオン性水溶性高分子の粘度は取扱い性の観点から、20℃における1%水溶液として、通常10000mPa・s以下、好ましくは、5000mPa・s以下である。アニオン性水溶性高分子は、本組成物中に、通常0.1〜20重量%含有され、好ましくは0.5〜10重量%、更に好ましくは1〜5重量%含有される。
【0016】
本組成物に使用される水難溶性溶剤は、通常、20℃における水溶解度が10g/L以下であり、その具体例としては、例えば、芳香族系溶剤、動植物油系溶剤、パラフィン系溶媒、エステル系溶剤等を挙げることができる。
【0017】
芳香族系溶媒としては、キシレン、アルキルベンゼン、アルキルナフタレン等を挙げることができ、動植物油類としては、菜種油、大豆油、アマニ油等をあげることができる。パラフィン系溶媒としては、炭素数5以上のノルマルパラフィン、炭素数5以上のイソパラフィン、および炭素数5以上のシクロパラフィン等を挙げることができ、好ましくは炭素数5〜70程度のノルマルパラフィン、炭素数5〜200程度のイソパラフィン、および炭素数5〜200程度のシクロパラフィン等を挙げることができ、さらに好ましくは炭素数5〜45程度のノルマルパラフィン、炭素数5〜100程度のイソパラフィン、および炭素数5〜100程度のシクロパラフィン等を挙げることができる。
【0018】
本組成物における水難溶性溶剤は単独で、あるいは2種以上の混合物として用いることができる。後に述べるEW製剤用の水難溶性溶剤としては、高溶解性の点で芳香族系溶剤が好ましく、中でも引火点が70℃以上、更には引火点が120℃以上の芳香族系溶剤が好ましい。また、後に述べるSE製剤用の水難溶性溶剤としては、低溶解性の点で脂肪族系溶剤が好ましく、中でもイソパラフィン、シクロパラフィン、エステル系溶剤が好ましい。また、本組成物において水難溶性溶剤の水難溶性活性成分に対する比率は、製剤形態、使用目的等により適宜決めることができるが、通常は0.1〜500重量倍、好ましくは1〜100重量倍、さらに好ましくは2〜50重量倍である。本組成物における水難溶性溶剤の含有量は、通常0.1〜50重量%、好ましくは1〜30重量%である。
【0019】
水難溶性溶剤の具体例としては、例えば、ハイゾールSAS−296(1−フェニル−1−キシリルエタンと1−フェニル−1−エチルフェニルエタンの混合物、日本石油株式会社の商品名)、ハイゾールSAS−LH(日本石油株式会社の商品名)、シェルゾールA(シェル化学株式会社の商品名)、シェルゾールAB(シェル化学株式会社の商品名)、シェルゾールE(シェル化学株式会社の商品名)、シェルゾールR(シェル化学株式会社の商品名)、シェルゾールT(シェル化学株式会社の商品名)、シェルゾールD−70(シェル化学株式会社の商品名)、カクタスソルベントHP−MN(メチルナフタレン80%、日鉱石油化学株式会社の商品名)、カクタスソルベントHP−DMN(ジメチルナフタレン80%、日鉱石油化学株式会社の商品名)、カクタスソルベントP−100(炭素数9〜10のアルキルベンゼン、日鉱石油化学株式会社の商品名)、カクタスソルベントP−150(アルキルベンゼン、日鉱石油化学株式会社の商品名)、カクタスソルベントP−180(メチルナフタレンとジメチルナフタレンの混合物、日鉱石油化学株式会社の商品名)、カクタスソルベントP−200(メチルナフタレンとジメチルナフタレンの混合物、日鉱石油化学株式会社の商品名)、カクタスソルベントP−220(メチルナフタレンとジメチルナフタレンの混合物、日鉱石油化学株式会社の商品名)、カクタスソルベントPAD−1(ジメチルモノイソプロピルナフタレン、日鉱石油化学株式会社の商品名)、ソルベッソ100(芳香族炭化水素、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、ソルベッソ150(芳香族炭化水素、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、ソルベッソ200(芳香族炭化水素、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、スワゾール100(トルエン、丸善石油株式会社の商品名)、スワゾール200(キシレン、丸善石油株式会社の商品名)、ビニサイザー20(ジイソトリデシルフタレート、花王株式会社の商品名)、ビニサイザー40(アジピン酸ジイソブチル、花王株式会社の商品名)、ビニサイザー50(アジピン酸ジイソデシル、花王株式会社の商品名)、ビニサイザー85(フタル酸ジアルキル、花王株式会社の商品名)、ビニサイザー105(フタル酸ジデシル、花王株式会社の商品名)ビニサイザー124(フタル酸ジアルキル、花王株式会社の商品名)、エキセパールO−OL(オレイン酸オクチル、花王株式会社の商品名)、エキセパールL−OL(オレイン酸ラウリル、花王株式会社の商品名)、エキセパールOD−OL(オレイン酸オクチルドデシル、花王株式会社の商品名)、トキサノンPP−1000(ポリオキシプロピリングリコール、三洋化成工業株式会社の商品名)、ニッコールIPA−A(ミリスチン酸イソプロピル、日光ケミカル株式会社の商品名)、ニッコールIPA−EX(ミリスチン酸イソプロピル、日光ケミカル株式会社の商品名)、テクリーンN−30(日本石油株式会社の商品名)、テクリーンN−32(日本石油株式会社の商品名)、テクリーンN−33(日本石油株式会社の商品名)、マシン油46P(日米礦油株式会社の商品名)、農薬マシン油P(日米礦油株式会社の商品名)、農薬オイルH(日米礦油株式会社の商品名)、スーパーオイルA(日米礦油株式会社の商品名)、スーパーオイルB(日米礦油株式会社の商品名)、スーパーオイルC(日米礦油株式会社の商品名)、スーパーオイルD(日米礦油株式会社の商品名)、スーパーオイルE(日米礦油株式会社の商品名)、スーパーオイルF(日米礦油株式会社の商品名)、1号スピンドル油(日米礦油株式会社の商品名)、2号スピンドル油(日米礦油株式会社の商品名)、Bマシン油(日米礦油株式会社の商品名)、Cマシン油(日米礦油株式会社の商品名)、ナフテゾールM(ナフテン/イソパラフィン/ノルマルパラフィン/アロマ=75%以上/5〜10%/10%以下/5%以下、日本石油化学工業株式会社の商品名)、ナフテゾールM(ナフテン/イソパラフィン/ノルマルパラフィン/アロマ=70%以上/5〜10%/15%以下/5%以下、日本石油化学工業株式会社の商品名)、アイソゾール300(日本石油化学工業株式会社の商品名)、アイソゾール400(日本石油化学工業株式会社の商品名)、エクソールD80(パラフィンとシクロパラフィンの混合溶媒、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、エクソールD110(パラフィンとシクロパラフィンの混合溶媒、エクソン化学株式会社の商品名)、エクソールD130(パラフィンとシクロパラフィンの混合溶媒、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、エクソールD160(パラフィンとシクロパラフィンの混合溶媒、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、アイソパーE(ケロシン、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、アイソパーG(ケロシン、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、アイソパーH(ケロシン、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、アイソパーM(ケロシン、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、ネオチオゾール(ケロシン、中央化成株式会社の商品名)IPソルベント 2028(イソパラフィン系オイル、出光石油化学株式会社)、IPソルベント2835(イソパラフィン系オイル、出光石油化学株式会社)、ナプレックス38(ナフテン系オイル、エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス205(エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス207(エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス215(エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス247(エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス2210(エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス307(エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス309(エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス326(エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス335(エクソンモービル石油株式会社の商品名)等を挙げることができる。
【0020】
本組成物は、(a)水難溶性活性成分、(b)水溶性活性成分、(c)ノニオン性界面活性剤およびアニオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種及び(d)アニオン性水溶性高分子、(e)水難溶性溶剤及び(f)水を含有し、必要に応じて、粘度調節剤、消泡剤、凍結防止剤、防腐剤、安定化剤、着色剤、香料、効力増強剤、薬害軽減剤等を含有することができる。
【0021】
本組成物において使用し得る粘度調節剤としては、ザンサンガム、ラムザンガム、ローカストビーンガム、カラギーナン、ウェラントガム等の天然多糖類、ポリアクリル酸ナトリウムの合成高分子、カルボキシメチルセルロース等の半合成高分子、アルミニウムシリケート、スメクタイト、ベントナイト、ヘクライト、乾式シリカ等の鉱物質粉末、アルミナゾル等を挙げることがでる。例えば、ザンサンガムとして、ケルザンS(モンサント社製)等が挙げられ、アルミニウムシリケートとして、ビーガムR(バンダビルト製)等が挙げられる。また、乾式シリカとして、アエロジル200(デグサヒュルス製)が挙げられ、乾式シリカとアルミナゾルの混合物して、アエロジルCOK−84(デグサヒュルス製)が挙げられる。粘度調節剤を使用する場合、その量は本組成物中、通常0.01〜10重量%であり、好ましくは0.1〜5重量%である。また、これらの粘度調節剤は、より少量で増粘効果を得るよう、水中で十分に溶解および/あるいは膨潤せしめる必要があるため、水溶性活性成分を添加する前に加えておくことが好ましい。
【0022】
本組成物において使用し得る消泡剤としては、例えばアンチフォームC(ダウ・コーニング社の商品名)、アンチフォームCE(ダウ・コーニング社の商品名)、TSA730(東芝シリコーン社の商品名)、TSA731(東芝シリコーン社の商品名)、TSA732(東芝シリコーン社の商品名)、YMA6509(東芝シリコーン社の商品名)等のシリコーン系消泡剤、フルオウェットPL80(クラリアント社の商品名)等のフッ素系消泡剤が挙げられる。消泡剤を使用する場合、その量は、製剤中に、通常0.001〜3重量%程度である。
【0023】
本組成物において使用し得る凍結防止剤としては、例えばプロピレングリコール等の水溶性グリコール類が挙げられ、凍結防止剤を使用する場合、その量は製剤中、通常0.5〜30重量%、好ましくは1〜20重量%、さらに好ましくは5〜10重量%程度である。
【0024】
本組成物において使用し得る防腐剤としては、例えばp−ヒドロキシ安息香酸エステル、サリチル酸誘導体、イソチアゾリン−3−オン誘導体等が挙げられ、防腐剤を使用する場合、その量は製剤中、通常0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜3重量%、さらに好ましくは0.1〜1重量%程度である。
【0025】
本組成物は、(a)水難溶性活性成分、(b)水溶性活性成分、(c)ノニオン性界面活性剤およびアニオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種(以下、界面活性成分と記す)、(d)アニオン性水溶性高分子及び(e)水難溶性溶剤を含有する水性除草剤組成物であり、水を主とする溶媒(以下、水溶媒と記す)中に前記(a) 水難溶性活性成分、(b)水溶性活性成分、(c)界面活性成分、(d)アニオン性水溶性高分子及び(e)水難溶性溶剤が存在する。
【0026】
本組成物において、水溶媒は連続相(水相)を形成し、水溶性活性成分は通常、水相に溶解して存在する。水難溶性活性成分は水相には実質的に溶解せず、水相に分散した状態で存在する。本組成物は、水難溶性活性成分の分散形態によって、種々の製剤学的形態を取りうる。
【0027】
本組成物の製剤学的形態としては、水難溶性活性成分が水相に固体微粒子として懸濁してなる場合と水難溶性活性成分が水相に液体微粒子として乳濁してなる場合とがある。
水難溶性活性成分が水相に固体微粒子として懸濁してなる場合の製剤学的形態としては、水難溶性活性成分を溶剤に溶解してなる油滴がカプセル化されて水相に懸濁してなるカプセルサスペンション製剤、固体の水難溶性活性成分が水相に懸濁しかつ水相に溶剤が乳濁してなるサスポエマルション製剤、カプセル化された固体あるいは液体の水難溶性活性成分が水相に懸濁しかつ水相に溶剤が乳濁してなるカプセルサスポエマルション製剤等が挙げられる。
【0028】
一方、 水難溶性活性成分が液体微粒子として水相に乳濁してなる場合の製剤学的形態としては、例えば、液体の水難溶性活性成分が水相に乳濁したエマルション製剤、固体の水難溶性活性成分を溶剤に溶解してなる油滴が水相に乳濁したエマルション製剤、固体の水難溶性活性成分を溶剤に懸濁させてなる油滴が水相に乳濁したサスポエマルション製剤等が挙げられる。
【0029】
カプセルサスペンジョン製剤(以下、CS製剤と記すことがある)は、有効成分を膜物質中に内包した体積中位径が数μm〜数十μmの微小粒(マイクロカプセル)が水中に懸濁した製剤である。マイクロカプセルを形成する膜物質としては、例えばポリウレア、ポリウレタン、ポリアミド、尿素ホルマリン樹脂、メラミンホルマリン樹脂、ゼラチン、アルブミン、およびキトサン等を挙げられる。本組成物がCS製剤の場合、通常0.1〜50μm、好ましくは、0.5〜40μm、更に好ましくは1〜30μm程度の体積中位径に調整された水難溶性活性成分を含むマイクロカプセルが、水溶性活性成分、界面活性成分及びアニオン性水溶性高分子を含む水相中に分散している。
【0030】
マイクロカプセル化法として、例えば、界面重合法、In−situ法、相分離(コアセルベーション)法、液中乾燥法等の公知の方法を挙げることができる。
界面重合法は通常、互いに混じり合わない2つの溶媒中にモノマーを溶解し、両液の界面において高分子を合成する界面重合反応を用いてマイクロカプセルを調製する方法である。In−situ法は通常、互いに混じり合わない2相のどちらか一方の相にモノマーと必要に応じ触媒を溶解しておき、該モノマーを界面で重合させて芯物質の表面に均一な膜を形成することによりマイクロカプセルを調製する方法である。
【0031】
相分離(コアセルベーション)法は通常、高分子溶液の溶媒の組成がわずかに変化したときに濃厚相と希薄な連続相に分離する現象(コアセルベーション)を利用し、溶媒に親和性の高い相分離誘起剤の添加や、静電相互作用や水素結合によって、1種類以上の高分子コロイドを界面に析出せしめ膜を形成させることによりマイクロカプセルを調製する方法である。
【0032】
液中乾燥法は通常、壁材となる高分子を溶解させた溶媒中に、芯となる溶液もしくは固体を分散させ、これを更にその溶媒とまじらない溶媒に分散させた後、最初の溶媒を徐々に除去して高分子を芯物質の界面に析出させることによりマイクロカプセルを調製する方法である。
【0033】
かかるマイクロカプセル化方法や膜物質の種類は目的により、適宜選択することができる。水難溶性活性成分をマイクロプセル化する場合に、必要に応じて水難溶性活性成分を水難溶性溶剤中に予め溶解あるいは懸濁させておくこともできる。本組成物がCS製剤の場合には、例えば、界面活性成分、アニオン性水溶性高分子、水溶性活性成分および水、必要によりさらに粘度調節剤、消泡剤、凍結防止剤、防腐剤等を混合後、ケミカルミキサー等の攪拌機を用いて、該混合物中に、予め調製したマイクロカプセルの水分散液を添加して、該マイクロカプセルを分散させることにより得ることができる。
【0034】
本組成物において、水難溶性溶剤相が本組成物中に乳濁し、かつ該水難溶性溶剤相の内または外に水難溶性活性成分が分散する場合は、水難溶性溶剤相の微小液滴(以下、サスポエマルション粒子と記す)が水相と乳濁液を形成し、かつ水難溶性活性成分がサスポエマルション粒子中または水相中に分散してなる組成物であり、その具体的製剤としては、サスポエマルション製剤(以下、SE製剤と記すことがある)が挙げられ、サスポエマルション粒子は、本組成物中に乳濁して存在しており、水溶性活性成分、界面活性成分、アニオン性水溶性高分子を含む水相と乳濁液を形成している。SE製剤における水難溶性活性成分の体積平均粒径は、通常0.1〜50μm、好ましくは0.3〜30μm、更に好ましくは0.5〜20μm程度である。
【0035】
本組成物がSE製剤の場合は、例えば、アニオン性水溶性高分子を水に溶解せしめ、次いでこれに界面活性成分、水難溶性活性成分、水溶性活性成分および水難溶性活性成分を実質的に溶解しない水難溶性溶剤、必要によりさらに粘度調節剤、消泡剤、凍結防止剤、防腐剤等の助剤を添加、混合後、ガラスビーズ、ジルコニア等のメディアを用いた湿式粉砕の手法を用いて粉砕分散と乳化を同時に行ない得ることができる。また、乳濁液と懸濁液を別々に製造してからそれらを混合することもできる。その他、エマルションを予め調製しておき、そこへ水難溶性活性成分を粉砕分散させる方法、あるいは水難溶性活性成分を粉砕分散させた懸濁液を予め調製し、その中に水難溶性溶剤を乳化させる方法等が挙げられる。
【0036】
本組成物において、水難溶性活性成分が水難溶性溶剤に溶解し、該溶剤相が水相中に分散する場合は、すなわち、水難溶性活性成分が水難溶性溶剤の微小液滴中に溶解し、かつ該水難溶性活性成分が溶解した小液滴が水相中に乳濁してなる組成物であり、また、水難溶性活性成分が液体の状態で水相中に分散する場合は、すなわち、水難溶性活性成分の小液滴(以下、 該水難溶性活性成分の小液滴及び前記水難溶性活性成分が溶解した小液滴を総称してエマルション粒子と記すことがある)が水相中に乳濁してなる組成物である。これらの組成物の具体的製剤としては、エマルション製剤(以下、EW製剤と記すことがある)が挙げられる。
【0037】
水難溶性活性成分が常温で固体あるいは半固体である場合には予め水難溶性溶剤に溶解し、その溶液を水中に乳化分散させてEW製剤とする。水難溶性活性成分が常温で液体である場合には、水難溶性活性成分をそのまま、あるいは予め水難溶性溶剤に溶解しその溶液を、水に乳化分散させてEW製剤とすることができる。
通常0.1〜50μmで、好ましくは、0.3〜40μm、更に好ましくは0.5〜30μm程度に調整されたエマルション粒子は、水溶性活性成分、界面活性成分及びアニオン性水溶性高分子を含む水相中に分散している。
【0038】
本組成物がエマルション製剤の場合、例えば、水難溶性活性成分を水難溶性溶剤に溶解するときには、界面活性成分、アニオン性水溶性高分子、水溶性活性成分、および水、必要によりさらに粘度調節剤、消泡剤、凍結防止剤、防腐剤等からなる混合物中に、水難溶性活性成分を水難溶性溶剤に溶解させた溶液を、ホモジナイザー等の攪拌機を用いて分散させることにより得られる。一方、水難溶性活性成分が常温において液体でかつ水難溶性溶剤を用いないときには、界面活性成分、イオン系の水溶性高分子、水溶性活性成分、および水、必要によりさらに粘度調節剤、消泡剤、凍結防止剤、防腐剤等からなる混合物中に、水難溶性活性成分を、ホモジナイザー等の攪拌機を用いて直接分散させることにより得られる。
【0039】
水難溶性溶剤を用いる本組成物において、水難溶性溶剤の種類及び量を適宜選択することにより、所望の製剤形態(SE製剤、EW製剤)とすることができる。例えば使用する水難溶性活性成分を溶解する種類及び量の水難溶性溶剤を用いた場合には本組成物はEW製剤となり、固体または半固体の水難溶性活性成分を実質的に溶解しない水難溶性溶剤を用いた場合や、固体または半固体の水難溶性活性成分の溶解度より小さい比率で水難溶性溶剤を用いた場合にはSE製剤となる。
【0040】
本組成物は、さらに他の除草剤を含有していてもよく、その他、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、植物生長調節剤、肥料等を含有することもできる。
【0041】
本組成物によって防除できる雑草としては、ソバカズラ、サナエタデ、ギシギシ、スベリヒユ、ハコベ、ウシハコベ、シロザ、アオゲイトウ、ノハラガラシ、ナズナ、アメリカツノクサネム、エビスグサ、ヤブジラミ、イチビ、アメリカキシゴジカ、フィールドパンジー、ヤエムグラ、アメリカアサガオ、マルバアサガオ、セイヨウヒルガオ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、シロバナチョウセンアサガオ、イヌホオズキ、オオイヌノフグリ、オナモミ、ヒマワリ、イヌカミツレ、コーンマリーゴールド、ヨモギ、セイタカアワダチソウ、オオツメクサ等の広葉雑草、カモジグサ、イヌビエ、エノコログサ、アキノエノコログサ、メヒシバ、スズメノカタビラ、ノスズメノテッポウ、エンバク、カラスムギ、セイバンモロコシ、シバムギ、ウマノチャヒキ、ギョウジシバ等のイネ科雑草およびツユクサ等のツユクサ科雑草、コゴメガヤツリ、ハマスゲ等のカヤツリグサ科雑草等が挙げられる。
【0042】
本組成物は、畑地、休耕地、水田の畦畔、果樹園、牧草地、芝生地、森林または非農耕地等の除草剤として用いることができる。例えば、雑草の出芽前または出芽後に、本組成物を、土壌処理、茎葉処理または湛水処理することができる。土壌処理には、土壌表面処理、土壌混和処理等があり、茎葉処理には、植物体の上方からの処理のほか、作物に付着しないように雑草に限って処理する局部処理等があり、本組成物はいずれの処理においても適用可能である。水田等の場合、場合により水口処理、水面処理等、希釈することなくそのまま処理することもできる。また、散布処理用に希釈した本組成物を、ヘリコプター、飛行機またはラジコンヘリにより空中散布することもできる。
【0043】
本組成物の施用量は、活性成分の混合比、製剤形態、対象雑草の種類、気象条件等により異なるが、1ヘクタール当りの総活性成分量として、通常100〜20000g、好ましくは500〜8000gである。必要により、さらに展着剤等の補助剤を添加してもよい。展着剤として、液体窒素、アグリデックス(ヘレナ化学社の商品名)、ダイナミック(ヘレナ化学社の商品名)、インデュース(ヘレナ化学社の商品名)、およびシルウェットL−77(日本ユニカー製)等が挙げられる。
【0044】
【実施例】
以下、本発明を実施例にてより詳細に説明するが、本発明は以下の例のみに限定されるものではない。
実施例1
芳香族系高沸点有機溶剤(エクソンモービル化学社製、商品名:ソルベッソ200)30gにフルミクロラックペンチル6.8gを溶解し均一な溶液を得た。得られた溶液にアルキル硫酸ナトリウム/EO2モル(ローディア社製、商品名:ローダペックスN70K)100gを加え、T.K.オートホモミクサー(商品名、特殊機化工業製ディスパー)を用いて常温で10分間、5000回転/分で攪拌した。T.K.オートホモミクサーで攪拌下(常温、5000回転/分)、該分散液中に徐々に8重量%アラビアガム水溶液249gを加え、更に攪拌(5000回転/分)を常温で10分継続し、均一なエマルションスラリーを得た。次いで、T.K.オートホモミクサーで攪拌下(常温、5000回転/分)、該スラリーにグリフォサートイソプロピルアミン塩の水溶液(純度62%)774.2gおよびシリカ/酸化アルミニウム混合物(デグサヒュルス製、商品名:アエロジルCOK−84)20gを添加し、更に攪拌(5000回転/分)を常温で10分継続し、本発明組成物を得た。
【0045】
実施例2
アルキル硫酸ナトリウム/EO2モルに代えてアルキル硫酸ナトリウム/EO3モル(ローディア社製、商品名:ローダペックス3N70)を用いる以外は実施例1と同様の操作を行い、本発明組成物を得た。
【0046】
実施例3
アルキル硫酸ナトリウム/EO2モルに代えて脂肪族アルコールポリグリコールエーテル(クラリアント社製、商品名:エマルソーゲンM)を用い、8重量%アラビアガム水溶液249gに代えて、11.2重量%アラビアガム水溶液179gを用いる以外は実施例1と同様の操作を行い、本発明組成物を得た。
【0047】
実施例4
アルキル硫酸ナトリウム/EO2モル100gに代えてポリオキシエチレントリスチリルエーテルフォスフェート(ローディア社製、商品名:ソプロフォールFLK)10gを用い、8重量%アラビアガム水溶液249gに代えて12.6重量%アラビアガム水溶液159gを用いる以外は実施例1と同様の操作を行い、本発明組成物を得た。
【0048】
実施例5
ポリオキシエチレントリスチリルエーテルフォスフェートに代えてポリオキシエチレン脂肪族アルコール(クラリアント社製、商品名:ゲナポールC100)を用いる以外は実施例4と同様の操作を行い、本発明組成物を得た。
【0049】
実施例6
ポリオキシエチレントリスチリルエーテルフォスフェートに代えて脂肪族アルコールエーテルサルフェートのナトリウム塩(クラリアント社製、商品名:ゲナポールLROペースト)を用いる以外は実施例4と同様の操作を行い、本発明組成物を得た。
【0050】
実施例7
ポリオキシエチレントリスチリルエーテルフォスフェートに代えてシリコーン系界面活性剤(日本ユニカー社製、商品名:シルウェット560)を用いる以外は実施例4と同様の操作を行い、本発明組成物を得た。
【0051】
実施例8
ポリオキシエチレントリスチリルエーテルフォスフェート10gに代えてトリスチリルフェニルサルフェート(ローディア社製、商品名:ソプロフォールTSS−10)6gを用い、12.6重量%アラビアガム水溶液159gに代えて12.3重量%アラビアガム水溶液163gを用いる以外は実施例4と同様の操作を行い、本発明組成物を得た。
【0052】
実施例9
ポリオキシエチレントリスチリルエーテルフォスフェートに代えてトリスチリルフェニル型界面活性剤/EO20モル(クラリアント社製、商品名:エマルソーゲン3474)を用いる以外は実施例4と同様の操作を行い、本発明組成物を得た。
【0053】
実施例10
ポリオキシエチレントリスチリルエーテルフォスフェート10gに代えてフォスフェートエステル型界面活性剤/EO・PO・EOブロックポリマー(クラリアント社製、商品名:ディスパージャーミッテル3618)3gを用い、12.6重量%アラビアガム水溶液159gに代えて12重量%アラビアガム水溶液166gを用いる以外は実施例4と同様の操作を行い、本発明組成物を得た。
【0054】
実施例11
フォスフェートエステル型界面活性剤/EO・PO・EOブロックポリマーに代えてアルコールPO・EOブロックポリマー(クラリアント社製、商品名:エマルソーゲン3510)を用いる以外は実施例10と同様の操作を行い、本発明組成物を得た。
【0055】
実施例12
芳香族系高沸点有機溶剤(エクソンモービル化学社製、商品名:ソルベッソ200)150gにフルミクロラックペンチル34.2gおよびイソシアネート(住友バイエルウレタン社製、商品名:スミジュールN−3200)1.2gを溶解し均一な溶液を得た。これをエチレングリコール3.2gを含む6重量%アラビアガム水溶液189.6g中に加え、T.K.オートホモミクサーを用いて常温で6000回転/分で攪拌し、微小滴を得た。次いで、60℃で20時間緩やかに攪拌し、次いで水125gを加え、フルミクロラックペンチル6.8重量%を含有するマイクロカプセルを得た。このマイクロカプセル100gを脂肪族アルコールエーテルサルフェートのナトリウム塩(クラリアント社製、商品名:ゲナポールLROペースト)32g、ポリオキシエチレン脂肪族アルコール(クラリアント社製、商品名:ゲナポールC100) 32g、メトキシプロパノール16g、アエロジルCOK−84(乾式シリカとアルミナゾルの混合物) 20g、グリフォサートイソプロピルアミン塩の水溶液(純度62%)774.2gおよび水25.8gを、T.K.オートホモミクサーで攪拌下(常温、5000回転/分)、アエロジル分散液900gに加え、攪拌(5000回転/分)をさらに常温で10分継続し、本発明組成物を得た。
【0056】
実施例13
脂肪族アルコールエーテルサルフェートのナトリウム塩32g、ポリオキシエチレン脂肪族アルコール32g及びメトキシプロパノール16gに代えて、シリコーン系界面活性剤(日本ユニカー社製、商品名:シルウェット806)72gを用い、分散液調製における水の量25.8gを33.8gとした以外は実施例12と同様の操作を行い、本発明組成物を得た。
【0057】
実施例14
アラビアガム(三栄薬品製、商品名:アラビックコールSS)20gを水237.9gに溶解し、アラビアガム水を得る。本アラビアガム水にアルキル硫酸ナトリウム/EO2モル(ローディア社製、商品名:ローダペックスN70K)5g、脂肪族アルコールポリグリコールエーテル(クラリアント社製、商品名:エマルソーゲンM)30g、芳香族溶剤系高沸点溶剤(エクソンモービル化学社製、商品名:ソルベッソ200)30g、アンチフォームCE(ダウ・コーニング社製)0.5g、ポリエチレングリコール50g、グリフォサートイソプロピルアミン塩の水溶液(純度62%)774.2g、シリカ/酸化アルミニウム混合物(デグサヒュルス製、商品名:アエロジルCOK−84)20g、およびフルミオキサジン2.4gを加え、全量をダイノミルで粉砕し、本発明組成物を得る。
【0058】
実施例15
芳香族溶剤系高沸点溶剤(エクソンモービル化学社製、商品名:ソルベッソ200)に代えてオレイン酸メチルを用いる以外は実施例14と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0059】
実施例16
酢酸ベンジル80gにフルミオキサジン2.4gを溶解し均一な溶液を得る。該溶液を9.6重量%アラビアガム水溶液207.9g、アルキル硫酸ナトリウム/EO2モル(ローディア社製、商品名:ローダペックスN70K)5g、脂肪族アルコールポリグリコールエーテル(クラリアント社製、商品名:エマルソーゲンM)30g、ポリエチレングリコール50g、アンチフォームCE(ダウ・コーニング社製)0.5g、およびグリフォサートイソプロピルアミン塩の水溶液(純度62%)774.2gの混合液中に、T.K.オートホモミクサー(商品名、特殊機化工業製ディスパー)を用いて常温で10分間、5000回転/分で乳化分散する。T.K.オートホモミクサーで攪拌下(常温、5000回転/分)、該乳化液中にシリカ/酸化アルミニウム混合物(デグサヒュルス製、商品名:アエロジルCOK−84)20gを添加し、更に攪拌(5000回転/分)を常温で10分継続し、本発明組成物を得る。
【0060】
実施例17
フルミオキサジンに代えてフルミクロラックペンチルを用いる以外は実施例14と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0061】
実施例18
フルミオキサジンに代えてカルフェントラゾンエチルを用いる以外は実施例14と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0062】
実施例19
フルミオキサジンに代えてスルフェントラゾンを用いる以外は実施例14と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0063】
実施例20
フルミオキサジンに代えてフルチアセットメチルを用いる以外は実施例14と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0064】
実施例21
フルミオキサジンに代えてピラフルフェンエチルを用いる以外は実施例14と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0065】
実施例22
フルミオキサジンに代えてシニドンエチルを用いる以外は実施例14と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0066】
実施例23
フルミオキサジンに代えてアザフェニジンを用いる以外は実施例14と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0067】
実施例24
フルミオキサジンに代えてラクトフェンを用いる以外は実施例14と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0068】
実施例25
フルミオキサジンに代えてビフェノックスを用いる以外は実施例14と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0069】
実施例26
フルミオキサジンに代えてブタフェナシルを用いる以外は実施例14と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0070】
実施例27
3リットルのステンレスビーカー中、フルミオキサジン4g、グリフォサート16g、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート(東邦化学製、商品名:ソルボンT−20)10g、カルボキシメチルセルロース10gおよび水660gを混合し、φ1.0〜1.5mmのガラスビーズ1050gを加え、T.K.オートホモミクサー(商品名、特殊機化工業製ディスパー)を用いて常温で30分間、5000回転/分で攪拌後、ガラスビーズを除去し、粉砕スラリーを得た。得られた粉砕スラリー70gに芳香族系高沸点有機溶剤(エクソンモービル化学社製、商品名:ソルベッソ200)30gを加え、T.K.オートホモミクサーで攪拌(常温、5000回転/分)を10分間行って、本発明組成物を得た。
実施例28
3リットルのステンレスビーカー中、フルミオキサジン4g、グリフォサート16g、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート(東邦化学製、商品名:ソルボンT−20)10g、カルボキシメチルセルロース10gおよび水660gを混合し、φ1.0〜1.5mmのガラスビーズ1050gを加え、T.K.オートホモミクサー(商品名、特殊機化工業製ディスパー)を用いて常温で30分間、5000回転/分で攪拌後、ガラスビーズを除去し、粉砕スラリーを得た。得られた粉砕スラリー70gに芳香族系高沸点有機溶剤(エクソンモービル化学社製、商品名:ソルベッソ200)3gおよび水27gを加え、T.K.オートホモミクサーで攪拌(常温、5000回転/分)を10分間行って、本発明組成物を得た。
【0071】
比較例1
脂肪族アルコールエーテルサルフェートのナトリウム塩32g、ポリオキシエチレン脂肪族アルコール32g及びメトキシプロパノール16gに代えて、ポリオキシエチレン牛脂アルキルアミン(ウィットコ社製、商品名:ウィットコアミンTAM−45)60gを用い、分散液調製における水の量25.8gを45.8gとした以外は実施例12と同様の操作を行い、比較製剤を得た。
【0072】
試験例1
実施例1〜13および比較例1で得られた各製剤をガラス瓶に入れ、60℃において5日間保存した。フルミクロラックペンチルの含量を製剤調製直後と比較し、分解率を算出した。その結果を表1に記す。
【0073】
【表1】
Figure 0004736209
【0074】
比較例2
8重量%アラビアガム水溶液に代えて水を用いる以外は実施例1と同様の操作を行い、エマルション製剤を得た。
【0075】
比較例3
8重量%アラビアガム水溶液に代えて水を用いる以外は実施例2と同様の操作を行い、エマルション製剤を得た。
【0076】
試験例2
実施例1〜13、比較例2〜3で得られた各製剤をポリ容器に移し、10分後、製剤の均一性を目視で確認した。その結果を表3に記す。
【0077】
【表2】
Figure 0004736209
【0078】
比較例4
芳香族系高沸点有機溶剤(エクソンモービル化学社製、商品名:ソルベッソ200)30gに代えて水30gを用いる以外は実施例27と同様の操作を行い、フロアブル製剤を得た。
【0079】
試験例3
17cm×12cm×7cmのプラスチックポットに畑地土壌を詰めブタクサ種子を播種し、温室内で28日間育成させた。実施例28および比較例4の各製剤を所定量の水で希釈し、小型散布機で植物体上方より均一に散布した。処理後7日間温室内で育成し、除草効力を評価した。結果を表に示す。
【0080】
評価基準
除草効力の評価は、調査時の供試雑草の生育状態が無処理のそれと比較して全くないしほとんど違いがないものを「0」とし、供試植物が完全枯死または生育が完全に抑制されているものを「10」として、0〜10の11段階に区分し、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10で示す。除草効力の評価値「7」、「8」、「9」、「10」は優れた除草効力であることを意味し、評価値「5」以下は実用上不十分な除草効力であることを意味する。
【0081】
【表3】
Figure 0004736209
【0082】
試験例4
17cm×12cm×7cmのプラスチックポットに畑地土壌を詰めオナモミ種子を播種し、温室内で28日間育成させた。実施例28および比較例4の各製剤を所定量の水で希釈し、小型散布機で植物体上方より均一に散布した。処理後7日間温室内で育成し、除草効力を評価した。結果を表に示す。尚、評価基準は試験例3と同じである。
【0083】
【表4】
Figure 0004736209
【0084】
【発明の効果】
本発明によれば、長期間にわたって活性成分の分解が低く抑えられ、且つ製剤安定性の高い水性除草剤組成物を提供できる。

Claims (6)

  1. (a)プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ阻害型除草活性成分、(b)N−(ホスホノメチル)グリシンの農学的に許容できる塩、(c)ノニオン性界面活性剤およびアニオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種、(d)アラビアガム、(e)芳香族系溶剤又はエステル系溶剤である水難溶性有機溶剤及び(f)水を含有する水性除草剤組成物。
  2. (a)プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ阻害型除草活性成分を0.1〜30重量%、(b)N−(ホスホノメチル)グリシンの農学的に許容できる塩を15〜80重量%、(c)ノニオン性界面活性剤およびアニオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種を0.1〜30重量%、(d)アラビアガムを0.1〜20重量%及び(e)芳香族系溶剤又はエステル系溶剤である水難溶性有機溶剤を0.1〜50重量%含有する請求項1に記載の水性除草剤組成物。
  3. 水難溶性有機溶剤が芳香族溶剤又はオレイン酸メチルである請求項1又は2に記載の水性除草剤組成物。
  4. 水難溶性有機溶剤が芳香族溶剤である請求項1又は2に記載の水性除草剤組成物。
  5. プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ阻害型除草活性成分が、フルミクロラックペンチル、フルミオキサジン、カルフェントラゾンエチル、スルフェントラゾン、フルチアセットメチル、ピラフルフェンエチル、シニドンエチル、アザフェニジン、ラクトフェン、ビフェノックスまたはブタフェナシルである請求項1〜4のいずれかに記載の水性除草剤組成物。
  6. 雑草または雑草の発生域に請求項1〜5のいずれかに記載の水性除草剤組成物を施用することを特徴とする雑草防除方法。
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