JP4731828B2 - D級アンプ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば携帯電話などに搭載されるD級アンプに関し、特に消費電力の低減を図ったD級アンプに関する。
一般に、ディジタル・アンプは、オーディオ信号と三角波搬送波とが入力されPWM(Plus Width Modulation:パルス幅変調)信号を出力するコンパレータと、コンパレータの出力を増幅するD級出力段とを有する。
このようなディジタル・アンプにおいては、コンパレータにてオーディオ信号と三角波とを比較し、PWM信号を得て、このPWM信号により出力段スイッチを制御し、D級出力段の出力から高周波成分を除去する出力LPF(Low Pass Filter)により高周波成分を除去してから、スピーカなどの負荷部を駆動する。
しかしながら、実際には、ディジタル・アンプにおいては、三角波の湾曲、パルス幅ひずみ、電源電圧の変動などに起因する非直線ひずみが発生するため、負帰還をかけて非直線ひずみを改善することが行われる。このような方法としては、例えば、コンパレータの前段に積分回路として積分アンプを設け、出力段の出力を積分アンプに負帰還する方法などがある。積分アンプは、方形波(PWM波)の帰還信号に含まれる低周波成分を抽出して増幅するものである。
ところで、このような三角波を入力して動作させるいわゆる他励発振型PWM方式に対し、三角波を入力しなくても自動的に発振して積分アンプの出力が三角波になるいわゆる自励発振型PWM方式のディジタル・アンプがある(例えば下記特許文献1など)。自励発振型PWM方式においては、三角波発振回路を不要とし、例えばコンパレータの代わりに、シュミット・トリガ回路を用いるものである。
図8は、従来の自励発振型D級アンプを示すブロック図である。図8に示すように、Sinより入力される音声信号を差動信号に変換する抵抗R101〜R104及び全差動アンプA101からなる差動信号出力部102と、差動信号が出力されるP側、N側の各電荷平衡型D級アンプとから差動(Bridge-Tied Load:BTL)出力のD級アンプ101が構成される。
N側電荷平衡型D級アンプは、オペアンプA102及びコンデンサC101からなる積分アンプ103Nと、抵抗R107、R109及びコンパレータCOMP101からなるシュミット・トリガ回路104NとからなるPWM波形生成回路と、出力バッファB101と、出力バッファB101の出力を積分アンプ103Nに負帰還する抵抗R111を有する帰還回路とを備える。積分アンプ103N及びシュミット・トリガ回路104NからなるPWM波形生成回路は、三角波を入力しなくても自動的に発振して積分アンプ103Nの出力が三角波になる自励発振型の発振回路となっている。また、シュミット・トリガ回路104Nは、入力電圧(積分アンプ103Nの出力)の「L」、「H」を判定する電圧が出力が「L」、「H」に応じて2つの閾値(V=R107/R1090、V=−R107/R109)を有するものである。また、P側電荷平衡型D級アンプもN側と同様に構成され、シュミット・トリガ回路104Pは、入力電圧(積分アンプ103Pの出力)の「L」、「H」を判定する電圧が出力が「L」、「H」に応じて2つの閾値(V=R108/R110、V=−R108/R110)を有するものである。
次に、従来のD級アンプの動作について説明する。図9は、D級アンプ101における各ノードの信号波形を示す図であって、図9(a)はSinから入力される音声信号(アナログ信号)、図9(b)は音声信号が無信号のときの出力バッファB102の出力波形、図9(c)はSinから図9(a)の音声信号が入力された場合のP側出力波形、図9(d)はSinから図9(a)の音声信号が入力された場合のN側出力波形、図9(e)はD級アンプの次段に接続される負荷にかかる振幅を示す図である。また、図10は横軸に時間をとり、縦軸に電圧をとって、積分アンプの出力電圧(コンパレータの入力電圧)と、OUTPの出力電圧との関係を示す図である。
先ず、Sinより音声信号が入力されない(音声信号=無信号)の場合について説明する。積分アンプ103N、103Pの非反転入力端子は、それぞれ基準電位Vcomに接続され、コンパレータCOMP101、102の反転入力端子は、それぞれ基準電位Vcomに接続されている。P側、N側の各電荷平衡型D級アンプは、同様の動作をするため、以下ではP側電荷平衡型D級アンプの動作について説明する。
音声信号が無信号の場合、積分アンプ103Pの非反転入力端子の電圧Vsin=Vcomである。図10(a)に示すように、OUTPのVoutがHレベル(電源レベル)であれば(時間T1)、抵抗R112を通って積分アンプ103PのコンデンサC102に電流が流れ込むため積分アンプ103Pの出力電圧Vは低下していく。この積分アンプ103Pの出力電圧VがコンパレータCOMP102のスレッショルドレベルV以下になると、OUTPのVoutがLレベルとなり、積分アンプ103Pから電流が流れ出すため、積分アンプ103Pの出力電圧Vは上がっていく。積分アンプ103Pの出力電圧VがコンパレータCOMP102のスレッショルドレベルVを超えるとコンパレータCOMP102がHレベルを出力し、OUTPがHレベルとなる。これを繰り返すことで発振する。このとき、OUTPから帰還回路を介して積分アンプ103Pに流れ込む電荷量と、積分アンプ103PからOUTP側に流れ出す電荷量とが等しくなることから、出力の平均レベルは積分アンプ103Pの非反転入力レベル(Vcom)に等しくなる(図9(b))。
次に、Sinから音声信号が入力された場合について説明する。図8(a)に示すSinから入力される音声信号の入力振幅に応じて、差動アンプA101の出力レベル(Aop)は、以下のようになる。
Aop=(Vsin−Vcom)×R104/(2×R101)
Aopのレベルが積分アンプA103の非反転レベルVcomよりも高いレベルにあるとき、Aopから積分アンプA103に電流が流れ込む。このとき、OUTPがHレベルであると、積分アンプ103Pへ流れ込む電流は、Aopからの電流と帰還回路からの電流とが加算されるため、図10(b)の時間T1に示すように、無信号時、すなわち図10(a)の時間T1に比して早くその出力電圧がコンパレータCOMP102のスレッショルドレベルVに達し、OUTPがLレベルとなる。すなわち、Hレベルの幅が短くなる。逆にOUTPがLレベルであると積分アンプ103Pへ流れ込む電流は、帰還回路からの電流からAopからの電流が減算されるため、無信号時に比してコンパレータCOMP2のスレッショルドレベルLに達する時間(時間T2)が長くかかる。すなわち、Lレベルの時間幅が長くなる。
また、AopのレベルがVcomよりも低いレベルにあるときも同様であり、図10(c)に示すように、Hレベルのときは、積分アンプ103Pへ流れ込む電流が減算されてその時間T1が長くなり、Lレベルのときは積分アンプA103への電流が加算されその時間T2が短くなる。以上のようにして、図9(c)、(d)に示すように、Aopのレベルに応じて出力パルスのDutyが変化するPWM波形を生成することができる。
この出力をフィルタリングすることによって得られる出力波形は以下の通りとなる。
OUTP=(Vsin−Vcom)×R104×R112/(2×R101×R106)+Vcom
即ち、P側の積分アンプ103Pから出力バッファB102までのループは、反転アンプをシリーズに接続した形となっている。N側の積分アンプ103Nから出力バッファB101までのループも同様である。
特開2003−115730号公報
しかしながら、電荷平衡型のD級アンプにおいて、電圧制御型の図8に示すような回路構成とすると、積分アンプとしてオペアンプが必要となる、このオペアンプは、サンプリング周波数fsに対して十分なゲイン(Gain)をもつことを要求されることから電力の消費が極めて大きいという問題点がある。特に、電力が限られた例えば携帯電話などに搭載される場合は、D級アンプにおける電力の消費量を低減することが好ましい。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、電力の消費を低減することができる電荷平衡型のD級アンプを提供することを目的とする。
本発明にかかるD級アンプは、電圧信号を電流変換して差動信号を出力する電圧制御電流源回路と、前記差動信号の一方を第1の入力信号とし前記第1の入力信号及び電流変換された帰還信号により電荷が蓄積される第1の容量素子と、前記第1の容量素子の電位と基準電位とを比較してパルス幅変調信号を出力する第1のコンパレータと、前記第1のコンパレータの出力側に接続され前記容量素子に前記電流変換された帰還信号を出力する第1の帰還回路と、前記差動信号の他方を第2の入力信号とし前記第2の入力信号及び電流変換された帰還信号により電荷が蓄積される第2の容量素子と、前記第2の容量素子の電位と基準電位とを比較してパルス幅変調信号を出力する第2のコンパレータと、前記第2のコンパレータの出力側に接続され前記容量素子に前記電流変換された帰還信号を出力する第2の帰還回路とを有し、前記第1及び第2のコンパレータは、ヒステリシス特性を有し、かつ高入力インピーダンスを有するヒステリシスコンパレータであることを特徴とする。
本発明においては、入力信号を電流変換し、帰還回路を電流源とすることで、従来必要であったオペアンプ及び容量素子からなる積分アンプを容量素子に置き換えることができ、消費電力を飛躍的に低減することができる。
ここで、前記第1及び第2のコンパレータは、ヒステリシス特性を有するヒステリシスコンパレータからなる。このヒステリシスコンパレータは、図8に示したような、コンパレータの外部に抵抗からなる正帰還回路を有するヒステリシス付きコンパレータとは異なり、ヒステリシス特性を有するコンパレータである。このようなコンパレータとしては、例えば入力が入力差動対を構成するMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタのゲートにのみ接続され、出力論理に応じて入力差動対のバランスが変化するように構成するなどすればよく、これにより入力インピーダンスが高く、かつヒステリシスを有するコンパレータとして機能させることができる。このようなヒステリシスコンパレータにより、積分アンプを容量素子に置き換えても発振を安定化させて正常に動作させることができる。
更に、第1及び第2の入力信号にクロック信号を夫々重畳する第1及び第2のオシレータ回路を有してもよい。入力信号にクロック信号を重畳することにより、BTL出力とする場合には両者の位相を揃えることができ、また、発振を安定化させるためヒステリシスを持たないコンパレータを使用するものとすることができる。
また、第1及び第2の帰還回路は、第1及び第2のコンパレータの出力を帰還するものとすることができ、コンパレータからのPWM信号を帰還することができる。また、前記コンパレータの出力を増幅する出力バッファを有し、前記帰還回路は前記出力バッファの出力を帰還するものとしてもよく、PWM信号を増幅した後、帰還してもよい。
本発明に係るD級アンプによれば、従来必要であったオペアンプ及び容量素子からなる積分アンプを容量素子に置き換えることにより、消費電力を飛躍的に低減することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、電荷平衡型フィードバックループを有するD級アンプに適用したものである。
図1は、本実施の形態におけるD級アンプを示すブロック図である。図1に示すように、D級アンプ1は、Sinから入力される例えば音声などの電圧信号を電流変換する電圧制御電流源回路F1と、電流変換された信号及びフィードバック(帰還)信号の電荷が蓄積される積分用容量素子C1、C2と、積分用容量素子C1、C2の電位と基準電位Vcomとをそれぞれ比較するPWM変換用ヒステリシスコンパレータCOMP1、COMP2と、ヒステリシスコンパレータCOMP1、COMP2の出力をそれぞれ増幅する出力バッファ(Dアンプ)B1、B2と、出力バッファB1、B2の出力をそれぞれフィードバックする定電流源帰還回路I1、I2とを有する。
電圧制御電流源回路F1は、非反転入力端子が基準電位Vcomに接続され、反転入力端子に抵抗R1を介して電圧信号がSinから入力され、この電圧信号を次段のN側電荷平衡型D級アンプ3N、P側電荷平衡型D級アンプ3Pに出力するための差動信号に変換する全差動アンプ2を有する。
この電圧制御電流源回路F1は、Sinから入力電圧信号と非反転入力との差電圧を抵抗R1で除した電流を出力する回路であり、N側電荷平衡型D級アンプ3N、P側電荷平衡型D級アンプ3Pへは、極性が異なる差動信号が出力されるよう構成されている。すなわち、Sinから入力電圧信号が入力された場合に、この信号レベルに応じた電流−Iin、Iinを出力し、コンデンサなどの容量素子C1、C2に電荷を加減算する。
ヒステリシスコンパレータCOMP1、COMP2は、図8に示すコンパレータCOMP101及び抵抗R107、R109からなるシュミット・トリガ回路とは異なり、例えば特開2001−148621号公報などに記載されているような高入力インピーダンスでかつヒステリシスを有するコンパレータであり、例えば、入力がMOSトランジスタのゲートにのみ接続することで高入力インピーダンスを得ることができ、入力差動対を出力論理に応じてアンバランスにすることでヒステリシス特性を持たせたものとして構成することができる。以下、このようなヒステリシスコンパレータの一具体例について説明しておく。
図2は、上記特開2001−148621号公報に記載のヒステリシスコンパレータを示す回路図である。図2に示すように、このヒステリシスコンパレータ200は、反転入力端子INNにゲートが接続されたP型MOSトランジスタのP201と非反転入力端子(基準電圧端子)INPにゲートが接続されたP型MOSトランジスタP202とにより一対の入力差動段が構成され、これらのトランジスタのソースが共通接続されて、定電流I240を得る定電流源を介して高電源側のVDDラインに接続されている。
能動負荷はN型MOSトランジスタのN203,N204,N205,N206から構成されている。このうち、N203,N204が通常の能動負荷対トランジスタであり、N205,N206がヒステリシスコンパレータ200に特有のヒステリシス制御能動負荷トランジスタである。
N203及びN205のドレインはP201のドレインに接続され、ソースは低電源側のGNDラインに接続されている。N204及びN206のドレインはP202のドレインに接続し、ソースは低電源側のGNDラインに接続している。また、N203のゲート及びN204のゲートがP201及びN203のドレインに接続されている。
また、N型MOSトランジスタのN207及びN208のドレインがそれぞれ定電流I247およびI248を得るそれぞれの定電流源を介してVDDラインに接続され、且つそれぞれのゲートに接続し、ソースがGNDラインに接続されている。
また、出力段のトランジスタとしてN型MOSトランジスタのN209が設けられ、このN209のドレインが定電流源I249を介してVDDラインに接続され、ソースがGNDラインに接続され、また、ドレインが出力端子OUTに接続している。
更に、スイッチS221が、N205のゲートとN207のゲートとの接続ノード及びGNDライン間に接続され、このスイッチS221により両者間の開閉動作を行う。同様にスイッチS222が、N206のゲートとN208のゲートとの接続ノード及びGNDライン間に接続され、このスイッチS222により両者間の開閉動作を行う。そして、スイッチS221の開閉動作を行うラインがOUTから導かれ、スイッチS222の開閉動作を行うラインがOUTからインバータ231を介して導かれている。これらのスイッチS221、222はP型MOSトランジスタ及びN型MOSトランジスタにより構成され、そのソース−ドレイン経路が接続ノードとGNDライン間に設けられ、ゲートにOUTからの出力信号又はインバータを介した出力信号が印加されて開閉動作を行う。これらのスイッチS221、S222は、出力レベルに応じてスイッチS221、S222を切り替え、それに応じてヒステリシス制御能動負荷トランジスタであるN型トランジスタN205、N206を動作させることにより、入力差動段に電流のアンバランスを生じさせ入力スレッショルド電圧にヒステリシス特性をもたせる。
すなわち、図2のヒステリシスコンパレータは、入力差動段を構成するP201、P202、N203、N204と、出力段を構成するN209と、N203と並列に接続されたN205と、N204と並列に接続されたN206と、N205に流れる電流を制御するN207と、N206に流れる電流を制御するN208と、出力レベルがVDDと同一レベルのときはN205にドレイン電流を流さず、出力レベルがGNDと同一レベルのときはN205にN207と同じドレイン電流を流すという制御を行うスイッチS221と、出力レベルがVDDと同一レベルのときはN206にN208と同じドレイン電流を流し、出力レベルがGNDと同一レベルのときはN206にドレイン電流を流さないという制御を行うスイッチS222と、出力を反転してスイッチS222を制御するインバータ231とを有して構成されている。
次に、このヒステリシスコンパレータ200の動作について説明する。反転入力端子INNに加わる電圧VINNが非反転入力端子INPに加わる電圧VINPよりも高く、出力端子OUTの電位がGNDと同一レベルになっている場合、P201のゲートに加わる電圧の方がP202のゲートに加わる電圧よりも高いため、電流I241<電流I242となる。このため、P201のドレイン電位は低くなり、N204はゲート電圧が低いためドレイン−ソース間抵抗値が高くなる。従って、N209のゲート電位が高くなり、N209に電流が流れて出力はGNDに引っ張られる。
この状態から反転させるには、N203のドレイン電流I243>N204のドレイン電流I244となる必要がある。ここで、出力がGNDレベルにあるとき、スイッチS222がONされ、スイッチS221がOFFされる。このためN205にはカレントミラー構成になっているN207のドレイン電流I247と同じ電流が流れる。このとき、N206はゲート電位がGNDレベルに引っ張られるので電流は流れない。したがって、VINNとVINPとが等しいとき、能動負荷回路に流れる電流は、
I243+I247=I244
となりI243<I244であるため反転しない。
この状態からVINNを下げて(VINPを上げて)、I243=I244となるとき、回路は平衡となり、この状態よりVINNが下がると反転する。この時P201に流れる電流I241とP202に流れる電流I242は、
I247=I241−I242
となっている。したがって、I247に応じてヒステリシス幅が変化する。
VINNがVINPよりも低く、出力端子OUTの電位がVDDと同一レベルになっている場合、前記P201のゲートに加わる電圧の方が前記P202のゲートに加わる電圧よりも低いため、I241>I242となる。このため、P201のドレイン電位は高くなり、N204はゲート電圧が高いためドレイン−ソース間抵抗値が低くなる。したがって、N209のゲート電位が低くなり、N209が電流を流さなくなり、出力はVDDに引っ張られる。
この状態から反転させるには、I243<I244となる必要がある。ここで、出力がVDDレベルにある場合、スイッチS222がOFFされ、スイッチS221がONされる。このためN206にはカレントミラー構成になっているN208のドレイン電流I248と同じ電流が流れる。ここで、N205はゲート電位がGNDレベルに引っ張られるので電流は流れない。したがって、VINNとVINPが等しいとき、能動負荷回路に流れる電流は、
I244+I248=I243
となりI243>I244であるため反転しない。
この状態からVINNを上げて(VINPを下げて)、I243=I244となるとき、回路は平衡となり、これ状態よりVINNが上がると反転する。このI241とI242は、
I248=I242−I241
となっている。したがって、I248に応じてヒステリシス幅が変化する。
ゆえに、I247及びI248によりヒステリシスをコントロールすることができる。このように図2に示すヒステリシスコンパレータ200は、能動負荷トランジスタ対N203,N204とヒステリシス制御トランジスタ対N205,N206が並列に接続されており、N205は電流I247を、N206は出力レベルに応じてそれぞれ電流I248を流す構成になっている。そして、このヒステリシス制御トランジスタ対に流れる電流をそれぞれ独立に制御しているから、設計の自由度が高く、立ち上がり立ち下がりのしきい値を個別に制御することができ、N205及びN206を制御することにより、ヒステリシスを自由にコントロールすることができる。また、能動負荷トランジスタ対N203,N204とヒステリシス制御能動負荷トランジスタ対N205,N206とが同じ極性、すなわち同じN型MOSトランジスタであるから、ヒステリシス特性が製造によるバラツキの影響を受けにくいという効果も奏する。
なお、本実施の形態におけるヒステリシスコンパレータは、高入力インピーダンスでかつヒステリシス特性を有するコンパレータであれば上記の構成に限るものではなく、入力に抵抗分割回路をもたない、例えば差動対を構成するトランジスタの後段に接続された増幅器の出力を利用して正帰還をかける回路や、コンパレータの入力差動対と並列に別の差動対を設け、当該差動対の同相入力をコンパレータの出力に接続し、逆相入力を一定電圧の参照電圧に接続してコンパレータにヒステリシスを設定する正帰還ループに用いた回路などとして構成してもよい。
出力バッファB1、B2は、ヒステリシスコンパレータCOMP1、2と、論理を揃えるためのインバータを介して接続されたD級出力段であり、負荷電流をON/OFF制御するパワー・スイッチング回路からなる。
定電流源帰還回路I1、I2は、電圧レベルの違い(H(High)レベル又はL(Low)レベル)により電流の流れる方向を制御することができる電圧制御電流源回路(論理制御電流源回路)であり、出力バッファB1、B2の出力に論理を揃えるためのインバータを介して接続されている。各定電流源帰還回路I1、I2は、トランジスタからなるスイッチング素子及び電源電位VDDOとGND電位との間に接続された、例えばカレントミラー回路などからなる2つの定電流源を有し、OUTPがHレベルのときは定電流Ifbが定電流源帰還回路I1、I2から流れ出し、OUTPがLレベルのときは、定電流Ifbが定電流源帰還回路I1、I2に流れこむように構成される。また、本実施の形態においては、出力バッファB1、B2の出力を帰還するように構成されているが、ヒステリシスコンパレータCOMP1、2の出力を帰還するように構成してもよいことは勿論である。
容量素子C1、C2は、電圧制御電流源回路F1からの出力と、それぞれ定電流源帰還回路I1、I2からの帰還電流(Ifb)とにより電荷を蓄積する。すなわち、容量素子C1、C2に電流が流れると容量素子C1、C2の電位が低下し、定電流源帰還回路I1、I2に電流が流れこむと容量素子C1、C2の電位が上昇する。この電位をヒステリシスコンパレータCOMP2が基準電位Vcomと比較することにより、PWM波形を出力する。
このように、電圧制御電流源回路F1及び帰還回路I1、I2を共に電流源回路とすることにより、上述した図8に示す従来のD級アンプにおける積分アンプ103N、103Pを容量素子C1、C2に置き換える。このように積分アンプを省略して容量素子のみで積分回路を構成することで、電力の消費を極めて低減することができる。
次に、本実施の形態におけるD級アンプの動作について説明する。図3(a)は、入力信号が無信号の場合における電圧制御電流源回路F1の出力と容量素子C2との間のノード電位Vintpを示し、図3(b)は、そのときOUTPから出力される出力波形を示す図である。また、図4は、入力電圧信号Vsin>Vcomの場合であって、図4(a)乃至図4(d)は、それぞれVintp、OUTP、Vintn、OUTNにおける出力波形を示す。また、図5は、入力電圧信号Vsin<Vcomの場合であって、図5(a)乃至図5(d)は、それぞれVintp、OUTP、Vintn、OUTNにおける出力波形を示す。
Vsin入力がVcomと等しいとき、すなわち、電圧制御電流源回路F1からの電流入力が0となるため、Vintpに流れ込む電流と、Vintpに流れ出る電流が同じになる。すなわち、Iin=0であるので、いずれの電流もIfbとなる。同様に、Vintnに流れ込む電流と、Vintnに流れ出る電流が同じになる。すなわち、−Iin=0であるので、いずれの電流もIfbとなっている。
したがって、図3(a)に示すように、Vintpは、上りと下りの傾きが等しい三角波となる。この三角波の上端及び下端は、ヒステリシスコンパレータCOMP2の2つの閾値により決定される。また、Sinが無信号の場合、Vintp=Vintnとなり、OUTP=OUTNとなり、N側電荷平衡型D級アンプ3N、P側電荷平衡型D級アンプ3Pの出力波形はいずれも図3(a)に示す波形となる。
次に、Vsinに信号が入力された場合について説明する。Vsin>Vcomの場合、出力OUTPがHレベルのときは、Vintpに流れ込む電流はIfb+Iinとなり、Iin<0であるため、無信号時より上りの傾きが小さくなり(図4(a))、したがってHの時間が長くなる(図4(b))。逆に出力OUTPがLレベルのときは、下りの傾きが大きくなり(図5(a))、したがってLの時間が短くなる(図5(b))。Vintnでは、この逆となり、出力OUTNがHレベルのとき、VintnではHの時間が短くなり(図4(c)、図4(d))、出力OUTNがLレベルのとき、Hの時間が長くなる(図5(c)、図5(d))。
本実施の形態においては、入力信号から差動信号を出力する全差動アンプを電圧制御電流源回路F1とし、フィードバック回路を、出力バッファB1、B2の出力がHレベルかLレベルかで定電流Ifbの方向(流れ出し又は流れ込み)を制御する定電流源帰還回路I1、I2に置き換えることにより、電力消費を飛躍的に低減させることができる。
また、帰還のための定電流源帰還回路I1、I2は、出力OUTP、OUTNの電源レベル(VDD)に応じて電流が変化する回路とすることで、電源電圧の変化によって入力オフセット電圧が増減する割合を示すPSRR(Power Supply Rejection Ratio:電源電圧除去比)性能を向上させることができる。
また、図1に示す本実施の形態におけるD級アンプにおいて、入力電圧信号を電流変換した電圧制御電流源回路F1の出力信号に、クロックを重畳させてもよい。図6は、本実施の形態の変形例を示す図であって、D級アンプに電流オシレータ回路を設けた場合のD級アンプを示すブロック図である。なお、図6に示す変形例及び後述する図7に示す他の変形例において、図1に示すD級アンプと同一構成要素には同一の符号を付してその詳細な説明は省略するものとする。
図6に示すように、本変形例におけるD級アンプ11は、図1に示すD級アンプに更にオシレータOSC1と、電流源I3とからなる電流オシレータ回路12を設けたものである。このように、電流オシレータ回路12から出力するクロックは、電圧制御電流源回路F1からの2つの出力信号に重畳されるように構成することで、差動のクロック動作における位相を揃えることができる。
また、このようにクロックを重畳すれば、発振周波数を安定化させることができるため、図6に示すヒステリシスコンパレータCOMP1、COMP2は、ヒステリシス特性をもたないコンパレータに置き換えることができる。図7は、本実施の形態におけるD級アンプの他の変形例を示すブロック図である。
図7に示すように、本変形例のD級アンプ21は、図6に示すD級アンプのヒステリシスコンパレータCOMP1、COMP2の代わりに、コンパレータCOMP11、COMP12を設けたものである。電流オシレータ回路12を設けることにより、発振周波数が安定化するため、ヒステリシスコンパレータを不要とすることができる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態におけるD級アンプを示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるヒステリシスコンパレータの一例を示す回路図である。 (a)は、入力信号Sinが無信号の場合における電圧制御電流源の出力と容量素子C2との間のノード電位Vintp、(b)は、そのときOUTPから出力される出力波形を示す図である。 入力電圧信号Vsin>Vcomの場合であって、(a)乃至(d)は、それぞれVintp、OUTP、Vintn、OUTNにおける出力波形を示す。 入力電圧信号Vsin<Vcomの場合であって、図3(a)乃至図3(d)は、それぞれVintp、OUTP、Vintn、OUTNにおける出力波形を示す。 本発明の実施の形態におけるD級アンプの変形例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるD級アンプの他の変形例を示すブロック図である。 従来の自励発振型D級アンプを示すブロック図である。 D級アンプ101における各ノードにおける信号波形を示す図であって、(a)はSinから入力される音声信号、(b)は音声信号が無信号のときの出力バッファB2の出力波形、(c)はSinから(a)の音声信号が入力された場合のP側出力波形、(d)はSinから(a)の音声信号が入力された場合のN側出力波形、(e)はD級アンプの次段に接続される負荷にかかる振幅を示す図である。 横軸に時間をとり、縦軸に電圧をとって、積分アンプの出力電圧(コンパレータの入力電圧)と、OUTPの出力電圧との関係を示す図である。
符号の説明
1,11,21 D級アンプ 2 N側電荷平衡型D級アンプ 3 P側電荷平衡型D級アンプ I1,I2 帰還回路 B1,B2 出力バッファ C1,C2 容量素子 COMP1,COMMP2 ヒステリシスコンパレータ COMP11,COMP12 コンパレータ F1 電圧制御電流源

Claims (4)

  1. 電圧信号を電流変換して差動信号を出力する電圧制御電流源回路と、
    前記差動信号の一方を第1の入力信号とし前記第1の入力信号及び電流変換された帰還信号により電荷が蓄積される第1の容量素子と、前記第1の容量素子の電位と基準電位とを比較してパルス幅変調信号を出力する第1のコンパレータと、前記第1のコンパレータの出力側に接続され前記容量素子に前記電流変換された帰還信号を出力する第1の帰還回路と、
    前記差動信号の他方を第2の入力信号とし前記第2の入力信号及び電流変換された帰還信号により電荷が蓄積される第2の容量素子と、前記第2の容量素子の電位と基準電位とを比較してパルス幅変調信号を出力する第2のコンパレータと、前記第2のコンパレータの出力側に接続され前記容量素子に前記電流変換された帰還信号を出力する第2の帰還回路とを有し、
    前記第1及び第2のコンパレータは、ヒステリシス特性を有し、かつ高入力インピーダンスを有するヒステリシスコンパレータである、
    ことを特徴とするD級アンプ。
  2. 前記第1及び第2の入力信号にクロック信号を夫々重畳する第1及び第2のオシレータ回路を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のD級アンプ。
  3. 前記第1及び第2の帰還回路は、前記第1及び第2のコンパレータの出力を帰還する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のD級アンプ。
  4. 前記第1及び第2のコンパレータの出力を夫々増幅する第1及び第2の出力バッファを有し、
    前記第1及び第2の帰還回路は夫々前記第1及び第2の出力バッファの出力を帰還することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のD級アンプ。
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