JP4730367B2 - 分割固定子製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、製造に適したモータの分割固定子、及び分割固定子の製造方法に関するものである。
プレス加工で打ち抜いた鋼板を積層して固定子コアを構成し、巻線を組み付けた状態で樹脂を射出成形することにより、固定子コアを製造する方法が知られている。
一方、固定子コアを複数個に分割して、巻線を組み付ける分割コアも固定子コアの製造方法として知られている。分割コアの場合には、焼きバメリングで複数の分割コアを一体的に組み立てることが行われている。
分割コアに対して、樹脂をモールドして分割固定子を製造する方法が、特許文献1に記載されている。
1つのティースを備える分割コアに、巻線をティースに巻きつけて、プレス型で巻きつけたコイルをティースの中心軸に向けて押圧成形すると同時に、プレス型が兼用する射出成形金型内に樹脂を射出することにより、モールドすることが記載されている。
この技術は、コイルの占積率を高めることができる利点がある。また、コイルの回りのみ樹脂モールドすれば良いので、使用する樹脂量を減らすことができる利点がある。
特開2007-143324号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明では、次のような問題があった。
(1)プレス型でコイルを押圧成形しているときには、プレス型とコイルとは当接した状態であり、プレス型とコイルの当接した部分には空間がないため樹脂が入らず、成形終了後コイルが直接露出した状態となり、絶縁上問題となる。また、絶縁を確保するため、コイル外側に絶縁インシュレータを設ける場合には、コストアップする問題がある。
(2)一方、ハイブリッド自動車の駆動用モータにおいては、樹脂モールドの目的が、絶縁性の確保になく、コイルの発熱の伝熱・放熱にあるため、コイルが露出すること自体、絶縁性の点からは問題ではない。
しかし、コイルが露出している近くの樹脂層はきわめて薄く形成され、それらが後で剥離してロータ周囲に付着する問題がある。
特に、特許文献1の技術では、プレスしているときに、同時に樹脂射出成形を行っているが、プレス加工では、プレス金型を開放したときに、材料内の残留応力によるスプリングバックによりコイルが外側に広がるため、樹脂層が破壊され、破壊された樹脂の切れ端が飛散する問題がある。これらの点から、特許文献1の技術を実用化するためには、技術の改良を必要としていた。
(3)また、ティースの中心軸に向けて周囲から均一にプレス型で押圧しつつ、樹脂モールドを同時に行うには、プレス技術と射出成形技術とを融合する高度な製造技術が要求され、製造設備が高価となり、製造コストが高くなる問題があった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、製造コストを低下させ、かつ実用的な製造技術で製造可能な分割固定子、及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る分割固定子製造方法は、次の工程を有している。
(1)切替可能な第1上型と第2上型、及び下型を有する成形金型において、分割コアを前記下型内にセットし、前記第1上型及び下型を用いて、ティース側の分割コア上にインシュレータを樹脂成形した後、前記第1上型を前記第2上型に切り替え、所定の形状に巻回された成形済みコイルを前記分割コアのティース部に嵌め込み、前記第2上型及び下型を用いて、前記成形済みコイルを樹脂モールドすることを特徴とする。
(2)(1)に記載する分割固定子製造方法において、前記第1上型及び下型の型締め前に前記分割コアのティース部の回りを囲むように前記下型内に樹脂を注入し、前記第1上型及び下型を型締め圧縮してインシュレータを成形し、前記第1上型及び下型を型開きして、次に前記第1上型を前記第2上型に切り替え、前記分割コアのティース部に前記成形済みコイルを嵌め込み、前記第2上型及び下型の型締め前に前記下型内に樹脂を注入し、前記第2上型及び下型を型締め圧縮して前記成形済みコイルを樹脂モールドすることを特徴とする。
(3)(1)に記載する分割固定子製造方法において、環状に形成した第1の固形樹脂体を前記第1上型及び下型の型締め前に前記分割コアのティース部の回りを囲むように前記下型内に配置して、前記第1上型及び下型を型締めし、加熱圧縮してインシュレータを形成し、前記第1上型及び下型を型開きして、次に前記第1上型を前記第2上型に切り替え、前記分割コアのティース部に前記成形済みコイルを圧縮しながら嵌め込み、環状に形成した第2の固形樹脂体を前記第2上型及び下型の型締め前に前記下型内に配置し、前記第2上型及び下型を型締めし、加熱圧縮して前記成形済みコイルを樹脂モールドすることを特徴とする。
(4)(1)乃至(3)に記載する分割固定子製造方法のいずれか1つにおいて、前記第1上型と第2上型とを同一の固定ベースに配するとともに、一対の下型を可動プラテン上に配し、一回の成形金型の型締めでインシュレータ成形と樹脂モールド成形を、異なる前記分割コアに対して、同時に行い、その後、前記可動プラテンの回転により、前記一対の下型の位置を入れ替えてインシュレータ成形と樹脂モールド成形を、異なる前記分割コアに対して、同時に行うことを特徴とする。
次に、上記構成を有する本発明の分割固定子の作用・効果について説明する。
本発明の分割固定子は、分割コアのティース側にインシュレータを介して成形済みコイルが嵌め込まれ、該コイルの端子部を残して樹脂モールドされるので、従来技術のように、コイルのスプリングバックが少ないため、樹脂モールドの厚みを管理することができ、コイルの絶縁性を確実にすることができる。
また、コイルは成形済みで形が既に整い、外径寸法が設計値内にあるため、成形用金型とコイルとの間の、樹脂が流入する隙間を設計値で管理でき、樹脂モールドの厚みを適切に管理できるため、樹脂モールド層が破損され、破損された樹脂片が飛散することがない。また、コイルは成形済みであり、コイルのスプリングクバックが生じることが少なく、薄い樹脂モールド層が破壊される恐れがない。
また、プレスによる同時成形を必要としないため、射出成形用金型で囲んで射出成形するだけなので、通常の射出成形技術で対応することができるため、製造コストを低減できる。
また、分割コアのティース側にインシュレータを介して、成形済みコイルを装着しているが、プレス加工されないため、コイルを介してインシュレータに無理な荷重が加わり、インシュレータが傷付くことがなく、インシュレータの絶縁性が確保される。インシュレータは、厚みが0.2〜0.3mmの樹脂製で傷や、割れ、ピンホール等の欠陥があってはならないものである。
また、バスバーホルダの環部品の上部に樹脂モールドすることなく、コイルの巻線部の空間のみに樹脂を成形することができるため、射出成形に使用する樹脂量を減少させることができる。コイルとコア、または分割固定子コアとバスバーコイル線とは、各々十分な距離を取ることにより絶縁性を確保しているので、コイル両端部とバスバーコイル線は、元々絶縁に関しては、樹脂モールドを必要としていなかった。従来は、固定子コア全体に対して、特に、18箇所のコイル部を含めて、成形用金型を固定子コアに当接させ、成形キャビティを形成していたため、コイル巻線部の空間のみに樹脂を成形しようとすると、成形用金型を極めて複雑な形状にしなければならず、技術的に困難であった。すなわち、18個のコイル部に各2個ある端子、合計36本の端子の周囲をシールしなければならず、装置が複雑となり、実現できなかった。
本発明の分割固定子では、18箇所の成形済みコイル部の1つずつを樹脂モールドするものであり、成形金型を分割固定子コアに当接させ、キャビティを形成するときに、2本の端末をシールすればすむため、成形金型を比較的自由に設計できるようになり、コイル巻線部の空間のみに樹脂モールドを行うことが可能となったのである。これにより、樹脂量を40%以上削減することが可能となった。
また、従来の固定子コア全体を樹脂モールドする製造方法では、大きな外形寸法に応じて直径方向に成形収縮が生じ、また、線膨張率の歪を受け、樹脂部に残留応力として残り、割れの発生等で、モータ性能に悪影響を与える恐れがあった。
それに対して、本発明の分割固定子によれば、分割固定子の隣同士が繋がっていないので、分割毎の小さな外径寸法に応じただけ一様に成形収縮し、また、その分の線膨張率の歪を受けるだけなので残留応力が小さくて済む。
また、固定子コア全体を同時に樹脂モールドするのと比較して、金型の設計自由度が大きくなり、金型コストを低減することができる。
また、1回の射出成形で行う成形キャビティの大きさが小さいため、流動性の悪い樹脂を、そのまま使用することができる。ハイブリッド自動車駆動用モータは、高トルクを必要とし、比較的高電圧を流し発熱量も大きいため、樹脂モールドの伝熱性を高める必要がある。そのため、樹脂に添加物を入れており、流動性が低下して成形キャビティ内の隅々、特にコイルの巻線部の内部空間に樹脂を隙間なく充填することが、技術的に困難であった。
本発明の分割固定子によれば、樹脂の射出ゲート配置により、流動長を短くでき、コイルの巻線部の内部空間の隅々まで樹脂を確実に充填することができる。
また、上記インシュレータが、分割コアに樹脂成形により固着されているので、分割コアにインシュレータを樹脂成形した後、成形済みコイルを型内にセットし、樹脂モールドすることにより、樹脂モールド金型に分割固定子コアを装着した後、一連の工程により、連続的に分割固定子を製造することができる。
また、型締め前に分割コアのティース側に樹脂を注入し、型締め圧縮してインシュレータを成形し、型開きして、次に樹脂モールド用上型に切り替え、型締め前に樹脂を注入し、前記成形済みコイルを嵌め込み、型締め圧縮して前記成形済みコイルを樹脂モールドするので、インシュレータの成形と、樹脂モールドとを1つの固定型で行えるため、ワークの移動をなくして製造効率を高めることができる。
すなわち、事前に加熱した分割固定子コアを2面、3面、あるいは4面のスライドコアで固定するものの内、4方向から下型スライドコアで挟み込み、分割固定子コアのインシュレータ形成部の底面に液状の樹脂を注入し、その後、上型内を上下移動する上型スライドコアを下降させ、インシュレータを圧縮成形する。次に、樹脂モールド用上型に切り替え、型締め前に樹脂を注入し、成形済みコイルを圧縮しながら嵌め込む。次に、上型スライドコアを下降させて、注入されている樹脂を、更に圧縮成形して、コイル空間内に樹脂モールドを充填する。
また、環状の固形樹脂を型締め前に分割コアのティース側に嵌め込んで加熱圧縮してインシュレータを形成し、型開きして、次に樹脂モールド用上型に切り替え、環状の固形樹脂を型締め前に下型に嵌め込んで、成形済みコイルを圧縮しながら嵌め込み、型締めで加熱圧縮して成形済みコイルを樹脂モールドするので、固形樹脂体を嵌め込むだけで済むため、射出成形ユニットを必要とせず、また、樹脂加熱圧縮するため、上型圧縮に大きな力を必要とせず、製造設備のコストを低減できる。
すなわち、インシュレータの材料も、樹脂モールドの材料も、環状に形成された固形樹脂体を嵌め込むだけのため、射出及び圧縮装置、注入のための樹脂吐出装置を必要としない。また、材料は各々、加熱して溶融させるので、上型で圧縮するのに、大きな力を必要としない。
また、インシュレータ成形用型と、樹脂モールド用型との各々一方を同一形状とし、その同じ型の方を可動プラテン上に配し、一回の可動型の型締めでインシュレータ成形と樹脂モールドを並行して行い、その後、可動型を入れ替えて新たなインシュレータ成形と、インシュレータ成形が終わった方に樹脂モールドを同時に行うので、大量生産に適した製造方法を提供できる。特に、従来の固定子が、大型設備を用いて、多くの時間をかけて1回の樹脂モールドで完成していたのに比較して、1つのモータで十数個の分割固定子を必要とするため、分割固定子を効率よく、小型設備で、短いサイクルタイムで成形し、大量生産する必要がある。その場合に有効な手段である。
以下、本発明における分割固定子、及び分割固定子製造方法を具体化した一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に、分割固定子の製造手順を示す。分割固定子コア10は、成形済みのコイルが装着されるティース部11を備えている。分割固定子コア10は、プレス打ち抜きで製造された鋼板を積層して構成している。ここでは、分割固定子コア10は、18個組み合わさることにより、環状の完成した固定子コアになる構造とする。分割固定子コア10を(a)に示す。次に、分割固定子コア10のティース部11に、インシュレータ12が装着された状態を図1の(b)に示す。インシュレータ12は、ティース部11を覆う筒部12b、分割固定子コア10のティース部11が突き出した以外の内面部分を覆い、上下方向に延設されたカバー部12a、筒部12bの上下に突き出した2箇所の突起部12cを備えている。特に、インシュレータ12bの側面の厚みは、0.2〜0.3mmである。
図1の(c)に、成形済みのエッジワイズコイル13をインシュレータ12の筒部12bを介して、ティース部11に装着した図を示す。エッジワイズコイル13は、断面が平角(矩形状)のコイル線をティース部11の形状に内径を合わせて成形したものである。
エッジワイズコイル13は、カバー部12aを介して、分割固定子コア10に密着している。また、エッジワイズコイル13は、左右方向は筒部12bを介してティース部11により位置決めされている。また、上下方向は、インシュレータ12の突起部12cにより位置決めされている。これにより、エッジワイズコイル13は、分割固定子コア10に対して、定位置に位置決めされている。エッジワイズコイル13には、カバー部12a近くで上に突き出ている長端末13aと、ティース部11先端付近で上に突き出ている長端末13bが備えられている。
本実施例では、成形済みコイルとして、エッジワイズコイル13について説明するが、断面が丸形でも、角形でも、成形されて形状が確定しているものであれば、他の種類のコイルでも同じである。
図1の(d)に、樹脂モールドされた分割固定子18を示す。(c)のエッジワイズコイル13部分が樹脂モールド14されている。樹脂モールドの成形方法については、後で詳細に説明する。分割固定子18の樹脂モールド14からは、一対の長端末13a,13bが外部に突き出ている。樹脂モールドされた分割固定子18の断面図を図3に示す。こ
の断面図は、エッジワイズコイル13と樹脂モールド14との位置関係を示すものである。
分割固定子コア10にインシュレータ12を介して、エッジワイズコイル13が装着され、エッジワイズコイル13のコイル部分を囲む部分にのみ樹脂モールド14が形成されている。図3は、分割固定子コア10の上にバスバー17を保持する樹脂製のバスバーホルダ16が取り付けられている状態を示している。バスバー17に対して、長端末13a,13bが曲げられて、接続される。
図2に、分割固定子18を18個組み合わせた固定子19を示す。図3に、分割固定子18の断面図を示す。
18個の分割固定子18が環状に組み合わされ、外側に加熱され、膨張して内径が大きくなっている外筒15が嵌め込まれる。その後、常温に冷却されることにより、外筒15の内径が縮小して、18個の分割固定子18が締りバメされ、一体化され固定子19となる。いわゆる外筒の焼きバメである。
次の工程において、図示していないが、分割固定子18の長端末13aは、左側に2つの分割固定子を越えた3つ目の分割固定子18の長端末13bと、バスバーホルダ16内のバスバー17により接続される。このように、18個の長端末は、順次バスバーホルダ16内のバスバー17により接続され、U,V,W相の3つのモータコイルを構成される。
次に、分割固定子18を製造するための本発明の分割固定子製造方法について説明する。図4に、インシュレータを成形するための成形金型の構造を示す。図5に、樹脂モールドを成形するための成形金型の構造を示す。断面図であるが、見やすいようにハッチングを省略している。
図4に示すように、分割固定子コア10が、下型21に4方向で保持され、2面、3面、あるいは4面のスライドコアで固定するものの内、この図では、一対の下型スライドコア21a,21bに挟まれて固定される。その状態で、上型22が下降する。上型22は、ガイド型22aによりガイドされ上下方向にスライド移動する上型スライドコア22bを備えている。下型21と上型22との間には、退避可能な注入装置24が保持されている。
次に、インシュレータ成形工程を説明する。
(1)下型スライドコア21a,21bが左右に開いた状態で、分割固定子コア10が置かれ、下型スライドコア21a,21bが内側に閉じて分割固定子コア10を左右から位置決め保持する。ここで、分割固定子コア10は、事前に加熱されている。
(2)上型22が、開いた状態で注入装置24がティース部11の周りを1周することにより、インシュレータ用材料25であるエポキシ高熱伝導材をキャビティK1内に必要量注入する。図4は、インシュレータ用材料25を注入した状態を示している。注入が終了すると、注入装置24は、退避する。
(3)上型22が下降して、先ず上型スライドコア22bがティース部11の先端と当接する。この状態で、分割固定子コア10、下型21a,21b、ガイド型22a及び上型スライドコア22bにより、キャビティK1が構成されている。
(4)その後、ガイド型22aがさらに下降して、インシュレータ12を形成するためのキャビティKを形成する。これにより、インシュレータ用材料25は、図1の(b)のインシュレータ12の形状に成形される。
(5)インシュレータ用材料25が固化するのを待って、上型22が上昇する。
次に、樹脂モールドを成形する成形金型構造について説明する。図5に示すように、下
型21、下型スライドコア21a,21bの構造は、図4と全く同じである。また、上型のガイド型26aの構造も、図4と全く同じである。ガイド型26aによりガイドされ上下方向にスライド移動する上型スライドコア26bの、キャビティを形成する下側の面の構造が図4とは相違している。下型21と上型26との間には、退避可能な注入装置27が保持されている。
樹脂モールド工程においては、キャビティK2内にエッジワイズコイル13がインサートされた状態で成形を行うため、エッジワイズコイル13の長端末13a,13bのシール構造が問題となる。図10にシール構造を示す。本発明では、分割樹脂モールド型内にエッジワイズコイル13を自動組み付け可能とするために、コイル端子である長端末13a,13bを成形型でシールして、その根元までモールドで仕切る型構造としている。
下型21のキャビティK2から、エッジワイズコイル13の長端末13aが突き出ている位置に対応して、下型21に深い溝21dが形成され、上型26に長い凸部26eが形成されている。深い溝21dと長い凸部26eとで、長端末13aの外周をシールしている。
また、長端末13bが突き出ている位置に対応して、下型21に浅い溝21cが形成され、上型26に短い凸部26dが形成されている。浅い溝21cと短い凸部26dとで、長端末13bの外周をシールしている。コイルの表層の傷付き防止のため、型の接触面には必要に応じてエラストマー等の緩衝体を用いている。
図11に、シール構造の別の例を示す。図11では、図10の一点鎖線で示した部分についてのみ、図示している。この方法は、上型26と下型21とを分離するパーティングライン29を平面とせずに、段差付のパーティングライン29とすることにより、長い凸部26eを形成しないで、長端末13a,13bの外周をシールすることができる。
次に、樹脂モールド成形工程を説明する。
(1)下型スライドコア21a,21bが左右に開いた状態で、インシュレータ12が成形された分割固定子コア10が置かれ、下型スライドコア21a,21bが内側に閉じて分割固定子コア10を左右から保持する。ここで、分割固定子コア10は、事前に加熱されている。この状態で、成形済みのエッジワイズコイル13がインサートされる。
(2)上型26が、開いた状態で注入装置27がティース部11の周りを1周することにより、樹脂モールド材料28をキャビティK2内に必要量注入する。図5は、樹脂モールド材料28を注入した状態を示している。注入が終了すると、注入装置27は、退避する。
(3)上型26が下降して、上型スライドコア26bがティース部11の先端と当接する。この状態で、分割固定子コア10、下型21c、21d、ガイド型26a、及び上型スライドコア26bにより、キャビティK2が構成されている。
(4)その後、ガイド型26aがさらに下降して、樹脂モールド14を形成するためのキャビティK2を形成する。キャビティK2は、エッジワイズコイル13を含むものであり、キャビティK1と比較して、大きなキャビティである。樹脂モールド材料28をキャビティK2内に注入することにより、樹脂モールド材料28は、図1の(d)の樹脂モールド14の形状に成形される。
(5)が固化するのを待って、上型26が上昇する。
以上詳細に説明したように、本実施例の分割固定子18によれば、分割固定子コア10のティース11側にインシュレータ12を介して成形済みエッジワイズコイル13が嵌め込まれ、エッジワイズコイル13の長端末13a,13bを残して樹脂モールド14されるので、コイルの絶縁性を確実にすることができる。
また、エッジワイズコイル13は成形済みで形が既に整い、外径寸法が設計値内にある
ため、樹脂が流入する成形用金型とコイルとの隙間を設計値で管理できるため、成形用金型とコイルが当接することがなく、樹脂モールドの厚みが極端に薄い部分をなくし、樹脂モールド層が破損され、破損された樹脂片が飛散することがない。
また、エッジワイズコイル13は成形済みであり、成形によりコイル内部に発生する残留応力を熱処理等により取り除いてあるので、コイルのスプリングバックが生じることがなく、薄い樹脂モールド層が破壊される恐れがない。
また、プレスによる同時成形を必要としないため、射出成形用金型で囲んで射出成形するだけなので、通常の射出成形技術で対応することができるため、製造コストを低減できる。
また、分割コアのティース側にインシュレータを介して、成形済みコイルを装着しているが、プレス加工されないため、コイルを介してインシュレータに無理な荷重が加わり、インシュレータが傷付くことがなく、インシュレータの絶縁性が確保される。
また、コイルの巻線部の空間のみに樹脂を成形することができるため、射出成形に使用する樹脂量を減少させることができる。コイルの両端部とバスバーコイル線とは、十分な距離を取ることにより絶縁性を確保しているので、コイル両端部とバスバーコイル線とは、元々樹脂モールドを必要としていなかった。従来は、固定子コア全体に対して、特に、18箇所のコイル部を含めて、成形用金型を固定子コアに当接させ、成形キャビティを形成していたため、コイル巻線部の空間のみに樹脂を成形しようとすると、36箇所でコイル端子のシールを行わなければ成らず、成形用金型を極めて複雑な形状にしなければならず、技術的に困難であった。
本発明の分割固定子では、18箇所のコイル部の1つずつを樹脂モールドするものであり、コイル端子のシールも2箇所で済むため、コイル巻線部の空間のみに樹脂モールドを行うことが可能となったのである。これにより、樹脂量を40%以上削減することが可能となった。
すなわち、図15に従来の樹脂モールドの状態を断面図で示す。従来の樹脂モールド14は、エッジワイズコイル13の巻線空間のみならず、バスバーコイル線17まで取り囲んでまとめて樹脂モールドしていたのである。図15と図3とを比較すると、樹脂モールド材料を40%以上低減できたことが示している。
また、1回の射出成形で行う成形キャビティの大きさが小さいため、流動性の悪い樹脂を、そのまま使用することができる。ハイブリッド自動車駆動用モータは、高トルクを必要とし、比較的高電圧を流し発熱量も大きいため、樹脂モールドの伝熱性を高める必要がある。そのため、樹脂に添加物を入れており、流動性が低下して成形キャビティ内の隅々、特にコイルの巻線部の内部空間に樹脂を隙間なく充填することが、技術的に困難であった。
本発明の分割固定子によれば、成形キャビティの容積が小さくなるため、コイルの巻線部の内部空間の隅々まで樹脂を確実に充填することができる。これにより、コイルで発生した熱を、樹脂モールドを介して外部に放熱する効率を高くすることができる。
また、固定子コア全体を同時に樹脂モールドするのと比較して、コイル端子をシールするのが2本のみとなるため、金型の設計が容易となり、金型コストを低減することができる。
また、インシュレータ12が、分割固定子コア10に樹脂成形により固着されているので、分割固定子コア10にインシュレータ12を樹脂成形した後、エッジワイズコイル13をティース11に嵌め込んで、樹脂モールドすることにより、下型21に分割固定子コア10を装着した後、一連の工程により、連続的に分割固定子18を製造することができる。
次に、インシュレータ成形工程と樹脂モールド成形工程を同時に行う第2の実施例である全体システムについて説明する。図6に第2の実施例のシステムの構成を示す。
固定ベース30に、インシュレータ用上型セット33(上型22を備える。)と、樹脂モールド用上型セット34(上型26を備える。)が、多数個取りを行うため、各々複数セット配置されている。固定ベース30は、可動プラテン37に対して近づき離れる方向に、移動可能である。
インシュレータ用材料を注入するための注入装置24、及び樹脂モールド用材料を注入するための注入装置27は、図示を省略している。
図4に示すインシュレータ成形と、図5に示す樹脂モールド成形とで、同じ下型21、下型スライドコア21a,21b(これらのセットを下型セット31と呼ぶ。)を用いているので、一対の下型セット31,32が、中心軸を中心にして180度回転可能な可動プラテン37に付設されている。
また、下型セット31に分割固定子コア10をチャックして供給するための搬送機36が、付設されている。また、下型セット32に成形済みのエッジワイズコイル13をチャックして供給し、分割固定子18をチャックして搬出するための搬送機35が付設されている。
図7に、図6のシステムの稼動方法を示す。
可動プラテン37に対して、固定ベースが離れているとき、すなわち、型が開いた状態のときに、搬送機36が、下型セット31に分割固定子コアをセットする(S1)。同じタイミングで、搬送機35が、下型セット32にエッジワイズコイル13を型内組み付け(インサート)する(S2)。
次に、固定ベース30が可動プラテン37に近づいて型を閉じて(S3)、下型セット31と上型セット33とは、図4で説明したインシュレータ成形を行う(S4)。同じタイミングで、下型セット32と上型セット34とは、図5で説明した樹脂モールド成形を行う(S5)。両成形が終了すると、固定ベース30が可動プラテン37から離れて型を開く(S6)。搬送機35が下型セット32から、完成した分割固定子18を取り出す(S7)。
次に、可動プラテン37が180度回転して(S8)、下型セット31が上型セット34に対応する位置に、下型セット32が上型セット33に対応する位置に移動する。
この状態で、下型セット31は、インシュレータ成形された分割固定子コア10を保持しているので、それに対して、搬送機35が、エッジワイズコイル13を型内組付けする。一方、下型セット32は、空の状態であり、それに対して、搬送機36が分割固定子コア10をセットする。そして、同じ作業を繰り返す。
以上詳細に説明したように、第2の実施例によれば、インシュレータ成型用の上型22を用いて、型締め前に分割固定子コア10のティース11側に樹脂を注入し、型締め圧縮してインシュレータ12を成形し、型開きして、次に樹脂モールド用の上型26に切り替え、型締め前に樹脂を注入し、エッジワイズコイル13を嵌め込み、型締め圧縮してエッジワイズコイル13を樹脂モールドするので、インシュレータ12の成形と、樹脂モールド14とを1つの同じ下型21で行えるため、ワークの移動をなくして製造効率を高めることができる。
すなわち、事前に加熱した分割固定子コア10を両側から一対の下型スライドコア21a,21bで挟み込み、分割固定子コア10のインシュレータキャビティK1に液状の樹脂を注入し、その後、上型ガイド型22a及び上型スライドコア22bを下降させ、インシュレータ12を成形する。
次に、エッジワイズコイル13をインシュレータ12の上に嵌め込む。そして、エッジ
ワイズコイル13の周囲に液状の樹脂モールドを注入する。次に、共通形状の上型26が下降して、注入されている樹脂モールド材料により、コイル空間内に樹脂モールドを行う。これらの工程により、製造効率を高くすることができる。
また、一対の下型セット31,32を同一の可動プラテン37上に配し、一回の固定ベース30の型締めでインシュレータ成形と樹脂モールドを同時に行い、その後、下型セット31,32を入れ替えてインシュレータ成形された方に樹脂モールドを行うことと、新たなインシュレータ成形とを、同時に行うので、大量生産に適した製造方法を提供できる。特に、従来の固定子が、1回の樹脂モールドで完成していたのに比較して、1つのモータで18個の分割固定子を必要とするため、分割固定子を効率よく大量生産する必要がある。その場合に有効な手段である。
次に、第3の実施例について説明する。第3の実施例は、基本的には、第1実施例と同じなので、異なる点のみ詳細に説明し、同じ点は説明を割愛する。
図13に、インシュレータ成形の工程を示す。第1実施例と相違しているのは、注入装置24がなく、環状のインシュレータ用固形樹脂51が、分割固定子コア10の内周部に置かれる点である。固定樹脂51は、インシュレータ用材料が、予めロの字状に成形された材料タブレットである。
この固形樹脂51は、事前に加熱された分割固定子コア10に置かれることにより、加熱溶融される。同時に、上型スライドコア22b及び上型ガイド型22aが下降して、インシュレータ用のキャビティK1を形成するときに、樹脂を圧縮成形して、インシュレータ12の形状に成形する。
図14に、樹脂モールド成形工程を示す。第1実施例と相違しているのは、注入装置27がなく、環状の樹脂モールド用固形樹脂52が、分割固定子コア10のインシュレータ12の上に置かれる点である。また、エッジワイズコイル13が分割固定子コア10に搭載された後、環状の樹脂モールド固形樹脂52が、エッジワイズコイル13の外側に置かれる点である。固定樹脂52は、樹脂モールド用材料が、予めロの字状に成形された材料タブレットである。
この固形樹脂52は、加熱溶融される。すなわち、エッジワイズコイル13が、外部で加熱された状態で、圧縮しながらティース部11に嵌め込まれる。このときに、固定樹脂52は、加熱溶融される。
次に、上型スライドコア22b及び上型ガイド型26aが下降して、樹脂モールド用のキャビティK2を形成するときに、樹脂を圧縮成形して、エッジワイズコイル13の巻線内の空間に樹脂を押し込んで樹脂モールド14の形状に成形する。
第3の実施例においても、インシュレータ成形工程と樹脂モールド成形工程を同時に行うシステムが採用される。そのシステムの構成を示す図を図12に示す。
基本構成は、図6と同じなので相違する点のみ説明する。
インシュレータ用固形樹脂体51が、搬送機36により分割固定子コア10に供給される。また、樹脂モールド用固形樹脂体52が、搬送機35により分割固定子コア10に供給する。
第3の実施例の効果を説明する。
第3の実施例の分割固定子製造方法によれば、環状の固形樹脂51を型締め前に分割固定子コア10のティース11側に嵌め込んで加熱圧縮してインシュレータ12を形成し、型開きしてエッジワイズコイル13を上型に嵌め込み、環状の固形樹脂52を型締め前に嵌め込み、加熱圧縮してエッジワイズコイル13を樹脂モールドするので、固形樹脂51,52を嵌め込むだけのため、加圧注入装置24,27を必要とせず、また、加熱圧縮しているため、上型駆動に大きな力を必要とせず、製造設備のコストを低減できる。
すなわち、インシュレータ12の材料も、樹脂モールド14の材料も、環状に形成された固形樹脂体51,52を嵌め込むだけのため、注入装置24,27、注入のために樹脂材料を加圧する加圧装置等を必要としない。
次に、第4の実施例について説明する。第4の実施例は、樹脂モールド材料18として、熱可塑性樹脂を使用する点が第1実施例と相違するのみで、他の点は同じなので、相違点のみ詳細に説明する。
樹脂モールド工程においては、従来、熱硬化性樹脂材料を使用している。熱可塑性樹脂は、熱硬化性樹脂と比較して、一般に成形粘度が10〜100倍程度高く、流動性が悪いため、固定子コア全体を樹脂モールドする従来の方法では、全く検討の対象にさえならなかったのである。
しかしながら、本発明の分割固定子によれば、キャビティの容積が1/10以下となるため、熱可塑性樹脂を使用できる可能性がある。本発明者は、熱可塑性樹脂を使用するために、さらに、工夫を重ねた。
図8に、樹脂モールド成形時に樹脂を射出するゲート数を多数とする場合を示す。金型は省略している。エッジワイズコイル13に対して、外周に8箇所、内周の角部に4箇所、計12箇所の直径が2mmのゲートを設置している。従来困難であった射出成形による、厚み0.3mm以下薄肉、かつ30MPa以下低圧成形を両立させる基本工法である。ゲート数を大幅に増加することにより、1点当たりの流動長を短くでき、同時に、流動長を短くできる分、流動抵抗が減るため型内圧を下げることができる。
これによれば、キャビティ内の圧力を30MPa以下で樹脂モールド材料を供給可能である。これにより、金型に必要な押圧力を低減して、成形機を小型化できる利点がある。
使用する熱可塑性樹脂は、PPS,LCP,PBT,PEN,PEEK,フッ素樹脂,芳香族ポリアミド樹脂等である。特に、耐熱性、熱伝導性、成形性、耐クラック性等を考慮して選定する。
図9に、ゲート数を増やした場合の別の実施例を示す。図9では、外周に4箇所ゲートを配置している。薄肉、かつ低圧成形を両立させるため、射出圧縮成形を用いた工法である。一般に、射出位置は、圧縮時に材料流動距離が均等最短になるように、ほぼ製品中央から1点ゲートで行う。しかし、固定子の分割モールドでは、樹脂材料を充填させる形状は、分割コア周状のロ字状の範囲である。そのため、4辺と4立ち面方向の充填を保証するため、4方向に最低1箇所のゲート配置を型構造と併用する構成としている。
この場合、図8と比較して、熱可塑性樹脂を供給するのに困難がある。しかし、樹脂射出時に、上型を開いて型内圧力をより低下させれば、4箇所のゲートでも熱可塑性樹脂の注入が可能である。そして、注入後、高速型締めを行い、樹脂モールド材料を圧縮することにより、樹脂モールド成形が可能となる。また、ゲート数は、4辺中対角する2方向の2ゲートでも、型開き量を更に拡げることで、流動性が確保できる。
第4の実施例によれば、熱可塑性樹脂を用いて、モータの固定子を製造できるため、熱硬化性樹脂のように、型内での反応硬化時間を必要とせず、超ハイサイクル成形ができ、高生産性を実現できる。
なお、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更して実施することもできる。
例えば、本実施例では、1つのエッジワイズコイル13を有する分割固定子10について説明したが、2つのティース部11を備える分割固定子コアに、2つのエッジワイズコイル13を各々装着して、全体を樹脂モールドしても良い。また、3つのティース部11を備える分割固定子コアに、3つのエッジワイズコイル13を各々装着して、全体を樹脂モールドしても良い。
また、実施例の説明でも記載したが、本実施例では、エッジワイズコイルについて説明したが、コイル巻線の断面が丸や正方形等であっても、コイルとして成形されておれば、本発明が適用できることは、明解である。
分割固定子18の製造手順を示す図面である。 分割固定子18を18個組み合わせ、外筒15により焼きバメされた固定子19を示す図である。 分割固定子18の断面図である。 インシュレータを成形するための成形金型の構造を示す図である。 樹脂モールドを成形するための成形金型の構造を示す図である。 第2の実施例であるインシュレータ成形工程と樹脂モールド成形工程を同時に行うシステムの構成を示す図である。 図6のシステムの稼動方法を示す図である。 樹脂モールド成形時に樹脂を注入するゲート数を多数とする場合を示す図である。 ゲート数を増やした場合の別の実施例を示す図である。 長端末13a,13bのシール構造を示す図である。 長端末13a,13bの別のシール構造を示す図である。 第3実施例のインシュレータ成形工程と樹脂モールド成形工程を同時に行うシステムの構成を示す図である。 第3実施例のインシュレータ成形の工程を示す図である。 第3実施例の樹脂モールド成形工程を示す図である。 従来の固定子の断面図である。
符号の説明
10 分割固定子コア
11 ティース部
12 インシュレータ
13 エッジワイズコイル
15 外筒
18 分割固定子
21 下型
21a,21b 下型スライドコア
22 インシュレータ成形用の上型
22a ガイド型
22b インシュレータ用上型スライドコア
26 樹脂モールド成型用の上型
26a ガイド型
26b 樹脂モールド用上型スライドコア
31 下型セット
33 インシュレータ用上型セット
34 樹脂モールド用上型セット
35,36 搬送機

Claims (4)

  1. 切替可能な第1上型と第2上型、及び下型を有する成形金型において、分割コアを前記下型内にセットし、前記第1上型及び下型を用いて、ティース側の分割コア上にインシュレータを樹脂成形した後、前記第1上型を前記第2上型に切り替え、所定の形状に巻回された成形済みコイルを前記分割コアのティース部に嵌め込み、前記第2上型及び下型を用いて、前記成形済みコイルを樹脂モールドすることを特徴とする分割固定子製造方法。
  2. 請求項1に記載する分割固定子製造方法において、
    前記第1上型及び下型の型締め前に前記分割コアのティース部の回りを囲むように前記下型内に樹脂を注入し、前記第1上型及び下型を型締め圧縮してインシュレータを成形し、
    前記第1上型及び下型を型開きして、
    次に前記第1上型を前記第2上型に切り替え、
    前記分割コアのティース部に前記成形済みコイルを嵌め込み、前記第2上型及び下型の型締め前に前記下型内に樹脂を注入し、
    前記第2上型及び下型を型締め圧縮して前記成形済みコイルを樹脂モールドすることを特徴とする分割固定子製造方法。
  3. 請求項1に記載する分割固定子製造方法において、
    環状に形成した第1の固形樹脂体を前記第1上型及び下型の型締め前に前記分割コアのティース部の回りを囲むように前記下型内に配置して、前記第1上型及び下型を型締めし、加熱圧縮してインシュレータを形成し、
    前記第1上型及び下型を型開きして、
    次に前記第1上型を前記第2上型に切り替え、
    前記分割コアのティース部に前記成形済みコイルを圧縮しながら嵌め込み、環状に形成した第2の固形樹脂体を前記第2上型及び下型の型締め前に前記下型内に配置し、
    前記第2上型及び下型を型締めし、加熱圧縮して前記成形済みコイルを樹脂モールドすることを特徴とする分割固定子製造方法。
  4. 請求項1乃至請求項3に記載する分割固定子製造方法のいずれか1つにおいて、
    前記第1上型と第2上型とを同一の固定ベースに配するとともに、一対の下型を可動プラテン上に配し、一回の成形金型の型締めでインシュレータ成形と樹脂モールド成形を、異なる前記分割コアに対して、同時に行い、その後、前記可動プラテンの回転により、前記一対の下型の位置を入れ替えてインシュレータ成形と樹脂モールド成形を、異なる前記分割コアに対して、同時に行うことを特徴とする分割固定子製造方法。
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