JP4729672B2 - 発泡ウレタンロールの成形型 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、発泡ウレタンロールの成形型に関し、更に詳細には、メカニカルフロス(機械的攪拌)法により製造される発泡ロールを成形する際に使用されるロール成形型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コピー機やファクスその他事務機器等に使用される転写ローラまたは静電ローラ等の好適な製造方法として、一般に該ローラの原料に対して、水や発泡材を添加せず窒素等の不活性の造泡用気体を混合して所要の発泡体とする、所謂メカニカルフロス(機械的攪拌)法が知られている。
【0003】
前記メカニカルフロス法により得られる発泡体は、その内部に含まれる気泡の大きさが均一であり、かつ均質に分散すると共に、その形状の異方性が小さいといった利点を有している。これにより、例えば発泡体がローラ形状の場合、その周面における押圧力が一定となるため、前述した各種ローラに好適に使用し得る。
【0004】
ところで前記メカニカルフロス法においては、前記造泡用気体と原料とを混合して得られる造泡用気体混合済み原料(以下、ウレタン発泡原料と云う)を、図10に示す如く、得るべき製品の外部輪郭形状を画成する複数の独立した筒状のキャビティ76が形成されるロール成形型70内に注入することで、ロール状の発泡体を成形する方法が一般的に採用されていた。前記ロール成形型70は、前記キャビティ76を画成する各キャビティ半体78,78が当接面上に並列状態で凹設された一対のロール成形型72,72を回動可能に軸支したものであり、複数の該成形型72の所定位置には、ウレタン発泡原料Mを注入するための原料注入孔80が該キャビティ76と空間的に連通するよう開設されている。更に各キャビティ半体78,78には、得られるロール状発泡体の両端部位となる位置から、ロール成形型72,72の各端部に至る部位に掛けて該ロール成形型72,72が形締め(閉型)された際に挿入孔82を形成する断面半円状の溝82a,82aが夫々形成されており、該成形型72,72が開放された際に、この溝82aを介して中子84が装着されるようになっている。
【0005】
そして製品としてのロール状発泡体を成形するに際しては、前記ロール成形型70をなす一方のロール成形型72を回動して前記キャビティ半体78を開放させる。この状態で一方のロール成形型72の各キャビティ半体78に、前記溝82aを介して中子84を夫々装着する。この中子84自体は、前記ウレタン発泡ロールに同心的に挿通配置されるシャフトと同径の外径寸法に設定されると共に、該ロールの形成長さよりも充分に長い寸法に設定された棒状部材であり、当該溝82aに装着した際には、キャビティ半体78の軸心と整列した状態でその内側面との間に充分な成型用の空間が画成される。そしてこの中子84を装着したロール成形型70は、その一方のロール成形型72を回動することで閉型される。
【0006】
前記中子84が装着されたロール成形型70には、前記原料注入孔80を介してウレタン発泡原料Mが注入される。そして前記原料Mが注入されたロール成形型70に対して所定の加熱を施すことで、該原料Mが前記キャビティ76内で硬化反応を起こして所定のロール形状とされる。反応硬化終了後は、前記ロール成形型70をなす一対のロール成形型72,72を開型し、前記中子84の両端部を溝82a,82aから離脱させると共に、得られた発泡ウレタンロールをキャビティ半体78から離脱させ、該中子84を該ロールから引き抜くことによって完成品を得るようになっている。
【0007】
ところで前記メカニカルフロス法においては、流体状のウレタン発泡原料M中に気泡の基となる所謂造泡用の気体を充分に攪拌させて、均一に混合する必要がある。この充分な混合攪拌を達成するため、一般にオークスミキサ等の強い攪拌・剪断作用を発現する機器が好適に使用される。そして前記オークスミキサで充分に攪拌・剪断されたウレタン発泡原料Mは、チューブ等の所定経路を通して前記ロール成形型70に注入される。
【0008】
前記ロール成形型70に注入されるウレタン発泡原料Mには、原料の注入時等に発生する径が大きい気泡、単なる空気の泡(気泡と区別され、ボイドと呼ばれる)またはピンポール等の原因となる、所謂小さなボイド等の空気が多く含有されているが、該空気を効率的に前記キャビティ76内から排出するため、該ロール成形型70には外面に貫通する細孔、所謂排出孔86が一般に設けられている。
【0009】
また前記ウレタン発泡原料M中に含有される径が大きい気泡、ボイドまたは小さなボイド等の空気は、メカニカルフロス法を採用する以上、前記ウレタン発泡原料Mを攪拌・剪断するミキサでの攪拌・剪断不足や、該原料Mの供給開始時に全ての原料供給路内を満たしている空気が完全に押し出されず、粘度の高い該原料Mの流通によって巻き込まれる等を原因として発生するため、発生源自体を皆無とすることはメカニカルフロス法の特徴上困難である。またこれまでは、前記キャビティ76に至るまでの原料供給経路の長さを短くすることで、巻き込む気体量を減らす方法が採用されていたが、根本的な解決には至っていなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
更に長尺の発泡ウレタンロールを製造する場合、原料の注入不足による製品歩留まりの悪化を防止すべく、一般的に前記ロール成形型70を閉型して前記ウレタン発泡原料Mのキャビティ76内からの漏れを防ぐと共に、該ウレタン発泡原料Mを充分に充填する構造としている。しかしこのような構造故に前記ウレタン発泡原料M内に含有される前述の空気が、前記排出孔86から充分に排出されずに前記キャビティ76上部に溜まってしまっていた。このような状態でそのままの状態で反応・硬化を進行させると、残留した前記空気のために外部輪郭形状が崩れたり、ボイドまたはピンポール等が発生して発泡ウレタンロールの製品歩留まりが大きく悪化してしまう問題が発生する。
【0011】
また前述の現象を回避すべく、前記ウレタン発泡原料Mを過剰に供給することで、前記排出孔86から前述の空気等を過剰な該原料Mと共に排出させてしまう方法も考えられるが、その場合、該排出孔86から空気と共に漏れた該原料Mが反応・硬化してバリを形成してしまい、その結果、研磨等の後加工が必要となってしまう欠点が指摘される。
【0012】
更に、メカニカルフロス法により発泡ウレタンロールを製造する場合、前記ロール成形型70の内部に画成されるキャビティ76の大きさおよび形状により製造される該発泡ウレタンロールの大きさおよび形状が一意的に決定される。このため、所望の径および長さのローラ毎に所定の寸法、形状を有するキャビティを備える成形型がその都度必要となり、製造コストを上昇させている。
【0013】
【発明の目的】
この発明は、従来の技術に係るメカニカルフロス法により得られる発泡ウレタンロールの成形型に内在していた問題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、立設状態とした際にその上方が常に開口状態とされるキャビティを形成するロール成形型を使用し、ウレタン発泡原料を該キャビティの下方から供給すると共に、原料供給路を該キャビティの内周面の任意の部位に指向させることで、該原料を該原料供給路を介して原料供給孔から該内周面に衝突させるよう供給して該原料内部に含まれるボイドおよび小さなボイド等の空気を効率的に除去し得るようにすると共に、該キャビティの全長を上限とした任意長の発泡ウレタンロールを製造し得る発泡ウレタンロールの成形型を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本発明に係る発泡ウレタンロールの成形型は、立設状態で使用されるロール成形型の内部に形成されて長手方向に延在し、最終的に成形されるべき発泡ウレタンロールの外部輪郭形状を画成する少なくとも1つのキャビティと、
前記ロール成形型の底部近傍に開口し、メカニカルフロス法により得られるウレタン発泡原料を供給するノズルが接離自在に当接される原料注入孔と、
前記ロール成形型の底部近傍に開設され、前記原料注入孔を前記少なくとも1つのキャビティに所要の仰角をもって連通する原料供給路と、
前記少なくとも1つのキャビティにおける内周面で、かつ所要の仰角をもって該キャビティに開口する前記原料供給路が指向する側に延設した所要深さの凹溝部とからなり、
前記ノズルからのウレタン発泡原料を前記原料供給路を介して所要の仰角で前記キャビティへ圧力下に注入することで、該ウレタン発泡原料は前記凹溝部に衝突しつつ該キャビティ内に充填されてそのレベルを上昇させ、該ウレタン発泡原料に含まれるボイドを主として該凹溝部に沿って集中させ得るよう構成したことを特徴とする。
【0015】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本願の別の発明に係る発泡ウレタンロールの成形型は、
立設状態で使用されるロール成形型の内部に形成されて長手方向に延在し、最終的に成形されるべき発泡ウレタンロールの外部輪郭形状より0.5〜5mmだけ大きな内径寸法に設定した少なくとも1つのキャビティと、
前記ロール成形型の底部近傍に開口し、メカニカルフロス法により得られるウレタン発泡原料を供給するノズルが接離自在に当接される原料注入孔と、
前記ロール成形型の底部近傍に開設され、前記原料注入孔を前記少なくとも1つのキャビティに所要の仰角をもって連通する原料供給路とからなり、
前記原料供給路は、その開口面積が原料注入孔からキャビティへ向かうにつれてラッパ状に拡大するよう形成され、
前記ノズルからのウレタン発泡原料を前記原料供給路を介して所要の仰角で前記キャビティへ圧力下に注入することで、該ウレタン発泡原料は該キャビティの内周面に衝突しつつ、該キャビティ内に充填されてそのレベルを上昇させ、該ウレタン発泡原料に含まれるボイドを主として該内周面の近傍に集中させ得るよう構成したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に本発明の好適な実施例に係る発泡ウレタンロールの成形型につき、好適な実施例を挙げて、以下説明する。なお、本発明においてボイドとは、殊に記載がなければ前述したボイドおよび該ボイドより小さな、所謂小さなボイドのことを指す。また前記小さなボイドは、キュア後にピンポールの元となる気泡のことであり、その大きさが経験的に1.5〜2mm程度以下で、このため浮力の違いによる分離が困難である。以下に記される[発明の実施の形態]においては、必要に応じて「小さなボイド」を前述の意味で使用する。
【0017】
本願の発明者は、不活性ガス等の気体を発泡体原料に混入させて機械的に撹拌するメカニカルフロス法により得られたウレタン発泡原料を、立設状態で使用され、その上方が開口状態にあるキャビティを形成するロール成形型の該キャビティ底部から、該キャビティの側面等の部位に衝突させるように連続的に供給することで、ボイド、ピンホール等の発生の原因となる空気等を該キャビティ上方の開口部から排出させると共に、該ウレタン発泡原料内に含まれる小さなボイドが該衝突部位を基点として、該ウレタン発泡原料が流動する部位に沿って選択的に存在することを確認し、この現象を利用して該小さなボイドを最終的に得られる発泡ウレタンロールR中から容易かつ効果的に除去し得ることを知見したものである。
【0018】
本発明の好適な実施例に係るロール成形型10は、図1および図2に示すように、開閉自在に構成した一対のロール成形型12,12からなり、その各内側にロール成形用のキャビティ半体32,32が夫々凹設されることで、型締め(閉型)時に筒状の得るべき発泡ロールウレタンの外部輪郭形状を画成する内周面34を有するキャビティ30が形成される構造となっている。またパーティングラインPの一部をなすと共に、前記一対のロール成形型12,12を閉型した際に対向的に当接し合う前記キャビティ半体32,32の当接面12a,12aにおける長手縁部36,36には、夫々対応的に所要の面取り部37,37が形成され、該面取り部37,37により前記長手縁部36,36に沿うと共に、キャビティ30の全高に亘って所定深さ凹溝部38(後述[0023])が断面V字形状に形成されるようになっている。なお前記一対のロール成形型12,12を閉型した際に対向的に当接する夫々の当接面12a,12a間にできる区切り線は一般にパーティングラインPと称され、本願でもこの用語を使用している。
【0019】
また前記キャビティ30は、ロール成形型10に所要間隔で8本が平行に設けられており、丸棒状に成形された中子46(後述[0025])がその軸心を該キャビティ30に整列させた状態で挿脱自在にセットされるようになっている。またロール成形型10には、ウレタン発泡原料Mをキャビティ30に供給するための原料注入孔18が一方のロール成形型12に複数穿設されており、内部に画成される2本のキャビティ30,30に対して、1つの原料注入孔18が共通的に対応するよう設定されている。前記キャビティ半体32には、前記ロール成形型12に8本形成されるため、本実施例の場合、前記原料注入孔18は該ロール成形型12に計4箇所形成されることになる。
【0020】
前記各原料注入孔18と、該原料注入孔18に対応的に各キャビティ半体12に設けられる原料供給孔14との間は、図2に示す如く、閉型時に該注入孔18から供給孔14に向かって開口面積が拡大される、所謂ラッパ状の原料供給路16で連通されており、該原料注入孔18にウレタン発泡原料Mが注入された際には、この原料供給路16を介して左右の各キャビティ30,30に夫々分散して圧力下に供給されるようになっている。すなわち前記原料注入孔18から対応する2つのキャビティ30,30に供給されるウレタン発泡原料Mが流通する前記原料供給路16は、下側の供給元が1カ所、上方の供給先が2カ所となった所謂V字形状を呈している。
【0021】
前記原料注入孔18の形状については、ウレタン発泡原料Mが注入される外側が小さく、前記原料供給路16側が大きく、すなわちテーパー状に加工されている。このテーパー加工により、前記原料注入孔18からウレタン発泡原料Mを注入し、キュアさせて得られる発泡ウレタンロールRを離型させた後にロール成形型10に残る原料くずを開型した側のロール成形型12の内側から容易に除去し得る(図2参照)。
【0022】
また前記原料供給孔14と原料供給路16との接続部分は、図3に示す如く、ウレタン発泡原料Mが該原料供給路16からキャビティ30における底部30aに供給される際に、その供給経路上に所謂かげ(図3(b)参照)となる部分が生じないように構成される(図3(a)参照)。すなわち前記原料供給路16がキャビティ30に連通する部位は、半球状をなす前記底部30aに対して略接線方向において接続するようにされている。このような構成とされることで、前記原料供給路16から供給されるウレタン発泡原料Mが渦等を生じることなく最もスムーズに供給され、供給時に小さなボイドの原因となる気体を巻き込まないようされている。また後述する中子46についても同様で、例えば挿入孔22に挿入される先端部46bと、製品としての発泡ウレタンロールRとされた際に挿入されるべきシャフトと同径に設定される中央部46aとの外径が異なる場合には、該先端部46bから中央部46aへの太さの変化が緩やかになされる形状であることが望ましい(中子については[0025]で説明)。
【0023】
更に前記キャビティ30においてウレタン発泡原料Mが供給される前記原料供給路16は、図4、図5および図6に示す如く、内周面34におけるパーティングラインPを指向するように構成されている。そして前記パーティングラインPの一部をなす前記キャビティ半体32,32と当接面12a,12aとを連接する長手縁部36,36には、夫々面取りが施されて面取り部37,37が形成されている。この面取り部37,37は、前記ロール成形型10を閉型することで凹溝部38を形成するものである。また前記面取り部37は、前記ロール成形型10を横断平面で見た際に、該面取り部37と前記パーティングラインPとがなす角が略60度となるように設定される(図5参照)。すなわち前記キャビティ30には、パーティングラインPを中心とした頭頂角略120度となる断面V字形状の凹溝部38が該キャビティ30の全高に亘って設けられることになる。この凹溝部38はウレタン発泡原料Mの供給方向延長上だけでなく、前記キャビティ30の軸芯を中心とした反対側、すなわち180度方向にも同様に設けられる(図5および図6参照)。なお図5および図6については、前記原料供給孔14から圧力下に供給される発泡ウレタン原料Mの挙動が夫々矢印で概略的に示されている。
【0024】
また前記溝38が形成されない場合であっても、前記ウレタン発泡原料M中に含有される径が大きい気泡またはボイド等の大部分は、その浮力の違いにより該原料M中から上方の開放空間に放出されるため、該ボイド等による不良品率は大きく低減される。
【0025】
前記中子46は、図1に示すように、キャビティ30(キャビティ半体32)よりも充分に長尺に作製された所要径の丸棒であって、その一端部側に位置する共通基台40に夫々のキャビティ30の数だけ櫛歯状に植設されている。前記共通基台40の両端には、前記中子46と平行に位置決めピン42,42が突設されており、この位置決めピン42をロール成形型10の対応位置に凹設した基準凹溝部20,20に合致させることで、夫々の中子46を対応するキャビティ30に同心的にセットし得るようになっている。このように前記中子46をキャビティ30に同心的にセットするために該キャビティ30の底部中心には、該中子46の外径に略同一とされ該中子46の挿入を許容し得る挿入孔22が該キャビティ30を形成する前記キャビティ半体32,32に凹設されている。
【0026】
また前記中子46の代わりに、図7に示す如く、製造するべきローラ用のシャフト50を装着するようにしてもよい。この場合、前記シャフト50の上端および下端には夫々上延長固定部材52および下延長固定部材54が取り付けられている。すなわち上延長固定部材52が前記共通基台40側に前記中子46に代わって同様に取り付けられ、下延長固定部材54が前記シャフト50を取り付けた状態で前記挿入孔22に同心的にセットし得るように構成されている。このようにシャフト50を上端および下端に夫々上延長固定部材52および下延長固定部材54を取り付け、前記共通基台40側を用いることで該シャフト50をキャビティ30に同心的にセットした状態でウレタン発泡原料Mを供給すれば、該シャフト50を内挿されて製品状態となったローラ部材が得られる。
【0027】
【実施例の作用】
次に、実施例に係る発泡ウレタンロールの成形型の作用につき以下説明する。前記ロール成形型10による発泡ウレタンロールRの製造過程を説明するために、図示しない混合装置により所定の原料と、造泡用気体とを混合したウレタン発泡原料Mが調整済みであると共に、ロール成形型12,12を閉型してキャビティ30が画成されると共に、前記中子46がセットされた状態で所定位置に配置されており、必要に応じて該原料Mを供給するノズル19を介して該キャビティ30内に注入可能な状態にされているものとする。
【0028】
前述した図示しない混合装置から供給されるウレタン発泡原料Mは、図8に示す如く、先ず前記ロール成形型10の底部表面に設けられた原料注入孔18からノズル19を介して供給される(図8(a)参照)。なおこの際、供給される前記ウレタン発泡原料M内には、混合装置によって攪拌・剪断が施されているが、該攪拌・剪断によって前述したボイド(ピンポールの原因となる小さなボイドを含む)が発生している。
【0029】
供給されたウレタン発泡原料Mは、前記原料供給路16を介して夫々のキャビティ30に底部の原料供給孔14から該原料供給路16の指向する方向に注入された圧力をもって供給される(図8(b)参照)。このような供給がなされると前記ウレタン発泡原料Mは、原料供給路16の指向先に位置する凹溝部38に対してある程度の勢いを持って衝突し、その後前記キャビティ30内に平均的に充填されることになる(図4および図5参照)。なお前記キャビティ30内に至るまでにも、供給される前記ウレタン発泡原料M内に、混合装置から原料供給孔14までの間の経路に存在している空気を巻き込む等して、前記ボイドが更に増加している。
【0030】
前記凹溝部38に対して勢いを持って衝突するようにウレタン発泡原料Mが供給された場合、該原料M中に含まれる前記ボイドは衝突により該凹溝部38に沿って集中的に偏在するようになる(図8(c)参照)。そして前記ボイドが主として除去された、所謂クリーンなウレタン発泡原料Mが前記キャビティ30内に充填されていき、該キャビティ30内で供給量に伴ってレベルを増し、予め設定された高さに至り該ウレタン発泡原料Mの供給が停止されるに至る(図8(d)参照)。そして前記ロール成形型10を加熱板(図示せず)等により外部から加熱を施し、前記ウレタン発泡原料Mがキャビティ30の外部輪郭形状を有する状態でキュアさせて、該形状を有する発泡ウレタンロールRを得るものである。なお図5に示すように、前記原料供給孔14から圧力下に供給された発泡ウレタン原料Mは、前記原料供給路16が指向する前記凹溝部38に衝突した後、左右の内周部34に沿って該キャビティ30の軸芯を中心とした反対側、すなわち180度方向で該原料M同士が衝突することになるので、前記ボイドは反対側の該凹溝部38にも沿う形で集中的に偏在するようになる。
【0031】
そして、図8(e)に示す如く、最終的に製造された発泡ウレタンロールRを前記成形体10を開型して脱型させ、前記凹溝部38に対応して形成された突出部分を切り取った後、所定の研磨および検査等の後加工を実施することで製品としての発泡ウレタンロールRが得られる。
【0032】
前記ウレタン発泡原料Mの供給スピードについては、遅いほどピンポールの発生が多く、すなわち前記凹溝部38近傍に前記ボイドが滞留せずに移動してしまうため、速い方がよい。例えば製品長さ350mm、内径20mm(必要原料量:45g)の円筒状の発泡ウレタンロールを製造する際には、必要とされる原料を8〜12秒程度で供給することが好ましい。
【0033】
前述の本実施例においては、前記パーティングラインP上に凹溝部38を設けるようにして、ロール成形型10の作製時に容易に加工し得るよう構成しているが、該凹溝部38の形成位置については、キャビティ30における内周面34の何れかの部位であれば採用可能である。また前記凹溝部38は、前記キャビティ30の全高に亘って形成されるものであり、これが該キャビティ30の途中までしか形成されていない場合には、その高さ以上の発泡ウレタンロールを製造する場合に該位置以上の高さ位置で前記ボイドの製品部分への存在確率が増大し、その結果製品歩留まりが低下するので注意が必要である。
【0034】
【別の実施例】
更に図9に示す如く、得るべき発泡ウレタンロールRの外径より0.5〜5mm、好ましくは1〜2mm程度大きめの内径を有するキャビティ62を備えるロール成形型60を使用し、内周面63の所要位置に指向する原料供給路66を介して原料注入孔68から注入されたウレタン発泡原料Mを原料供給孔64から吐出して供給し、大きめの発泡ウレタンロールを製造・脱型後に所要の寸法まで外周面を研磨して最終製品たる発泡ウレタンロールRを得るようにしてもよい。この場合、前記凹溝部38が形成されないため前記ボイドは一部位に集中することはないが、前述の実施例と同様に内周部63に指向しウレタン発泡原料Mが吐出されるよう原料供給路66が設けられ、該ボイドの大部分が前記内周面63近傍であって、大きめに設定された部分近傍に含まれるようになるため、やはり該ボイドの容易かつ効果的な除去が可能となる。なお前述した発泡ウレタンロールRの外径とキャビティ62の内径との差が、0.5mmを下回ると、前記ボイドの効率的な除去が困難となり、逆に5mmを越えると、該ボイドの存在確率が大きく低下すると共に、該発泡ウレタンロールRキュア後の研磨量が多くなり、製造コストが増大してしまうので注意が必要である。
【0035】
この別の実施例に係るロール成形型60についても、前述の実施例と同様に前記原料供給孔64と原料供給路66との接続部分を、ウレタン発泡原料Mが該原料供給路66からキャビティ62における底部62bに供給される際に、その供給経路上に所謂かげとなる部分が生じないように構成ることで、前記ボイドの効率的な除去が可能となる。
【0036】
なお前記キャビティ30,62における夫々の内周面34,63等に対して、キュア後の脱型を容易になし得るべく、フッ素加工の如き剥離性を向上させる加工を施こすようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上に説明した如く、本発明に係る発泡ウレタンロールの成形型によれば、立設状態で使用することで、その上方が常に開口状態とされるキャビティに対して下方からウレタン発泡原料を供給すると共に、該原料の原料供給路を該キャビティの内周面の任意の部位に指向させ、該原料供給路を介して原料供給孔から原料を該内周面に衝突させるよう吐出させて供給することで、該原料内部に含まれるボイドをキャビティ上方の開口部から排出させるか、または該衝突させた部位近傍に集中させるようにしたので、これにより該ボイド等による不良率を低減し、歩留まりを向上させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係るロール成形型を一部切り欠いて示す斜視図である。
【図2】実施例に係るロール成形型の原料供給孔近傍を一部切り欠いて示す拡大斜視図である。
【図3】実施例に係るロール成形型の原料供給孔近傍(a)と、該原料供給孔に原料供給の際に供給かげが発生するロール成形型の原料供給孔近傍(b)とを示す概略断面図である。
【図4】実施例に係るロール成形型内における供給されたウレタン発泡原料の動きを示す概略断面図である。
【図5】図4に係る供給されたウレタン発泡原料の動きを上から見た概略平面図である。
【図6】凹溝部の形状をロール成形型を一部切り欠いて示す拡大斜視図である。
【図7】中子に代えてシャフトを使用して一体的に製品としての発泡ウレタンロールを一体的に得る際の共通基台と該シャフトとを示す概略斜視図である。
【図8】実施例に係る発泡ウレタンロールの製造工程を示す工程図である。
【図9】別の実施例に係るロール成形型をを一部切り欠いて示す斜視図である。
【図10】従来の技術に係るロール成形型を示すものであって、(a)は開放した状態の平面図、(b)は縦断側面図である。
【符号の説明】
10 ロール成形型
12 (一対の)ロール成形型
12a 当接面
16 原料供給路
18 原料注入孔
19 ノズル
30 キャビティ
30a 底部
32 キャビティ半体
34 内周面
36 長手縁部
37 面取り部
38 凹溝部
60 ロール成形型
60a (一対の)ロール成形型
62 キャビティ
62a キャビティ半体
62b 底部
63 内周面
66 原料供給路
68 原料供給孔

Claims (17)

  1. 立設状態で使用されるロール成形型(10)の内部に形成されて長手方向に延在し、最終的に成形されるべき発泡ウレタンロール(R)の外部輪郭形状を画成する少なくとも1つのキャビティ(30)と、
    前記ロール成形型(10)の底部近傍に開口し、メカニカルフロス法により得られるウレタン発泡原料(M)を供給するノズル(19)が接離自在に当接される原料注入孔(18)と、
    前記ロール成形型(10)の底部近傍に開設され、前記原料注入孔(18)を前記少なくとも1つのキャビティ(30)に所要の仰角をもって連通する原料供給路(16)と、
    前記少なくとも1つのキャビティ(30)における内周面(34)で、かつ所要の仰角をもって該キャビティ(30)に開口する前記原料供給路(16)が指向する側に延設した所要深さの凹溝部(38)とからなり、
    前記ノズル(19)からのウレタン発泡原料(M)を前記原料供給路(16)を介して所要の仰角で前記キャビティ(30)へ圧力下に注入することで、該ウレタン発泡原料(M)は前記凹溝部(38)に衝突しつつ、該キャビティ(30)内に充填されてそのレベルを上昇させ、該ウレタン発泡原料(M)に含まれるボイドを主として該凹溝部(38)に沿って集中させ得るよう構成した
    ことを特徴とする発泡ウレタンロールの成形型。
  2. 前記キャビティ(30)は、前記ロール成形型(10)を立設状態とした際にその上方が開口している請求項1記載の発泡ウレタンロールの成形型。
  3. 前記凹溝部(38)は、前記キャビティ(30)の全高に亘って形成される請求項1または2記載の発泡ウレタンロールの成形型。
  4. 前記原料供給路(16)の開口面積は、原料注入孔(18)からキャビティ(30)へ向かうにつれてラッパ状に拡大するようになっている請求項1〜3の何れか一項に記載の発泡ウレタンロールの成形型。
  5. 前記キャビティ(30)の底部(30a)は半球状をなし、前記原料供給路(16)が該キャビティ(30)に連通する部位は、前記半球状をなす底部(30a)に略接線方向において接続している請求項4記載の発泡ウレタンロールの成形型。
  6. 前記ロール成形型(10)は一対のロール成形型(12,12)からなり、夫々のロール成形型(12,12)の内部に前記キャビティ(30)の半体を形成するキャビティ半体(32,32)が凹設されている請求項1〜5の何れか一項に記載の発泡ウレタンロールの成形型。
  7. 前記凹溝部(38)は、前記一対のロール成形型(12,12)が形締めした際に対向的に当接し合う前記キャビティ半体(32,32)の当接面(12a,12a)における長手縁部(36,36)に形成される請求項6記載の発泡ウレタンロールの成形型。
  8. 前記長手縁部(36,36)に沿って形成される凹溝部(38)は、該長手縁部(36,36)に施した面取り部(37,37)により形成される請求項7記載の発泡ウレタンロールの成形型。
  9. 前記面取り部(37)と前記当接面(12a)とがなす角度は略60度に設定される請求項8記載の発泡ウレタンロールの成形型。
  10. 前記キャビティ(30)の内面には、前記ウレタン発泡原料(M)との剥離性を向上させる加工が施されている請求項1〜9の何れか一項に記載の発泡ウレタンロールの成形型。
  11. 前記発泡ウレタンロール(R)は、前記ロール成形型(10)から脱型された発泡体に対して、前記凹溝部(38)に対応して形成された部位の除去により得られる請求項1〜10の何れか一項に記載の発泡ウレタンロールの成形型。
  12. 立設状態で使用されるロール成形型(60)の内部に形成されて長手方向に延在し、最終的に成形されるべき発泡ウレタンロール(R)の外部輪郭形状より0.5〜5mmだけ大きな内径寸法に設定した少なくとも1つのキャビティ(62)と、
    前記ロール成形型(60)の底部近傍に開口し、メカニカルフロス法により得られるウレタン発泡原料(M)を供給するノズル(19)が接離自在に当接される原料注入孔(68)と、
    前記ロール成形型(60)の底部近傍に開設され、前記原料注入孔(68)を前記少なくとも1つのキャビティ(62)に所要の仰角をもって連通する原料供給路(66)とからなり、
    前記原料供給路(66)は、その開口面積が原料注入孔(68)からキャビティ(62)へ向かうにつれてラッパ状に拡大するよう形成され、
    前記ノズル(19)からのウレタン発泡原料(M)を前記原料供給路(66)を介して所要の仰角で前記キャビティ(62)へ圧力下に注入することで、該ウレタン発泡原料(M)は該キャビティ(62)の内周面(63)に衝突しつつ、該キャビティ(62)内に充填されてそのレベルを上昇させ、該ウレタン発泡原料(M)に含まれるボイドを主として該内周面(63)の近傍に集中させ得るよう構成した
    ことを特徴とする発泡ウレタンロールの成形型。
  13. 前記キャビティ(62)は、前記ロール成形型(60)を立設状態とした際にその上方が開口している請求項12記載の発泡ウレタンロールの成形型。
  14. 前記キャビティ(62)の底部(62b)は半球状をなし、前記原料供給路(66)が該キャビティ(62)に連通する部位は、前記半球状をなす底部(62b)に略接線方向において接続している請求項12または13記載の発泡ウレタンロールの成形型。
  15. 前記ロール成形型(60)は一対のロール成形型(60a,60a)からなり、夫々のロール成形型(60a,60a)の内部に前記キャビティ(62)の半体を形成するキャビティ半体(62a,62a)が凹設されている請求項12〜14の何れか一項に記載の発泡ウレタンロールの成形型。
  16. 前記キャビティ(62)の内面には、前記ウレタン発泡原料(M)との剥離性を向上させる加工が施されている請求項12〜15の何れか一項に記載の発泡ウレタンロールの成形型。
  17. 前記発泡ウレタンロール(R)は、前記ロール成形型(60)から脱型された発泡体の余分な外周部を除去することで得られる請求項12〜16の何れか一項に記載の発泡ウレタンロールの成形型。
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