JP4722428B2 - 育児器具 - Google Patents

育児器具 Download PDF

Info

Publication number
JP4722428B2
JP4722428B2 JP2004234503A JP2004234503A JP4722428B2 JP 4722428 B2 JP4722428 B2 JP 4722428B2 JP 2004234503 A JP2004234503 A JP 2004234503A JP 2004234503 A JP2004234503 A JP 2004234503A JP 4722428 B2 JP4722428 B2 JP 4722428B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
seat
slit
child
childcare
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004234503A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006051159A (ja
Inventor
橋 明 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Combi Corp
Original Assignee
Combi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Combi Corp filed Critical Combi Corp
Priority to JP2004234503A priority Critical patent/JP4722428B2/ja
Priority to TW094125828A priority patent/TW200605821A/zh
Priority to KR1020050073302A priority patent/KR101224934B1/ko
Priority to CNB2005100916678A priority patent/CN100528038C/zh
Publication of JP2006051159A publication Critical patent/JP2006051159A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4722428B2 publication Critical patent/JP4722428B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D15/00Accessories for children's furniture, e.g. safety belts or baby-bottle holders
    • A47D15/001Mattresses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D1/00Children's chairs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B9/00Accessories or details specially adapted for children's carriages or perambulators
    • B62B9/10Perambulator bodies; Equipment therefor
    • B62B9/102Perambulator bodies; Equipment therefor characterized by details of the seat

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pediatric Medicine (AREA)
  • Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Special Chairs (AREA)

Description

本発明は、新生児、乳児および児童を含む幼児の椅子あるいは寝台として用いられる育児器具に関する。
育児器具として、下方端にキャスターが設けられた左右一対の前脚および後脚と、各前脚および各後脚の上方端に連結された左右一対の側板と、一対の側板間に配置されるとともに各側板に被さる一対のアームレストを有する育児器具本体部とを備え、椅子あるいは寝台として用いられるものが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された育児器具において、育児器具本体部はアームレストの他に、座部と、座部の前方下方に連結されたステップと、座部の後端から垂直方向上方に伸びるよう連結された背部と、背部の上方に連結されたヘッドレストとを有している。これら各部は連結箇所において互いに傾動自在となっている。このため、育児器具は、幼児の椅子として機能するとともに、脚部と座部と背部とを略水平状態となるよう傾動させることにより幼児の寝台としても機能する。
また、前脚および後脚は側板に対して取付け軸を中心にして回動自在となっている。これにより、育児器具本体部の位置を高くしたり、低くしたりすることができる。さらに、育児器具本体部の座部と背部は、合成樹脂等のシートにより覆われている。
特開2003−24189号公報
しかしながら、幼児がこのような育児器具を椅子または寝台として使用する際に、この幼児から発散される汗や湿気等の水滴が、育児器具のシートの表面に滞留し、幼児にムレ等が生じて不快感を与えるという問題がある。特に、幼児から発散される汗量は成人から発散される汗量に比べて多く、育児器具のシートの表面に滞留する水分の量は、例えば成人用のソファ等のシートの表面に滞留する水分の量に比べて多くなる。
従来は、このような問題を解決するために、シートの材質として通気性の良好なものを用い、シートの表面に滞留する水分を乾燥除去する育児器具が使用されてきた。しかしながら、このようなシートは十分な通気性を確保することができず、シートの表面に滞留する水分の乾燥除去には限界があった。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、座部と背部に設けられたシートの通気性を向上させることができ、このことによって、当該シートに乗った幼児から発散される汗や湿気等の水滴を容易に乾燥して除去することができる育児器具を提供することを目的とする。
本発明は、座部と背部とを有する育児器具において、座部および背部はシートを有し、このシートは、通気用のスリットを有し、シートの裏側であってスリットに対応する位置に、通気用のメッシュ状部材が取り付けられていることを特徴とする育児器具である。本発明の育児器具によれば、座部と背部に設けられたシートの通気性を向上させることができ、このことにより、当該シートに乗った幼児から発散される汗や湿気等の水滴を容易に乾燥して除去することができる。また、シートの通気性を確保しながら、幼児がスリットに手を入れることにより育児器具本体の裏側から幼児の手が突き出てしまうことを防止することができ、また、スリット近傍におけるシートの強度を確保することができる。
本発明の育児器具においては、スリットはシートの縦方向に設けられていることが好ましい。このことにより、幼児の頭から尻までの全身から発散される汗や湿気等の水滴を、スリットを通る空気によりまんべんなく乾燥させることができ、シートにおける通気を効率よく行うことができる。
本発明の育児器具においては、シートに、スリットを開閉するジッパーを設けたことが好ましい。あるいは、シートに、スリットを開閉するボタンまたはベルクロを設けたことが好ましい。このことにより、幼児が育児器具を椅子または寝台として使用する際にはスリットを開口状態とし、使用しない場合にはスリットを閉止状態とすることができる。
本発明は、座部と背部とを有する育児器具において、座部および背部は連続して延びるシートを有し、このシートは、通気用のメッシュ状部材からなるマチ部を有し、メッシュ状部材からなるマチ部はシートにおける一方のシート部分と他方のシート部分との間に設けられており、マチ部と他方のシート部分との接続箇所に、一方のシート部分に沿って延びるメッシュ状部材からなる背面シートが取り付けられていることを特徴とする育児器具である。本発明の育児器具によれば、座部と背部に設けられたシートの通気性を向上させることができ、このことによって、当該シートに乗った幼児から発散される汗や湿気等の水滴を容易に乾燥して除去することができる。また、他方のシート部分の背面部と背面シートとの間に通気用空間を設けることができ、幼児の全身から発散される汗や湿気等の水滴をまんべんなくマチ部、通気用空間および背面シートを通る空気により乾燥させることができ、シートにおける通気を効率よく行うことができる。
本発明の育児器具においては、メッシュ状部材からなるマチ部はシートの横方向に設けられていることが好ましい。このことにより、幼児の全身から発散される汗や湿気等の水滴をまんべんなくマチ部を通る空気により乾燥させることができ、シートにおける通気を効率よく行うことができる。
本発明の育児器具においては、メッシュ状部材からなるマチ部は育児器具の座部と背部との接続部分の近傍に設けられていることが好ましい。このことにより、幼児の尻に当接する部分の通気性を向上させることができ、このシートに乗った幼児から発散され、この接続部分に流されて滞留する汗や湿気等の水滴を容易に乾燥して除去することができる。
本発明の育児器具によれば、座部と背部に設けられたシートの通気性を向上させることができ、このことによって、当該シートに乗った幼児から発散される汗や湿気等の水滴を容易に乾燥して除去することができる。
第1の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。図1および図2は本発明による育児器具(ベビーラック)の第1の実施の形態を示す図である。
このうち、図1は、本実施の形態の育児器具(ベビーラック)10の斜視図であり、図2は、図1の育児器具10の育児器具本体部11に設けられたシート20の詳細を示す説明図である。
図1に示すように、育児器具10は、育児器具本体部11と、育児器具本体部11の側方に設けられた左右一対の側板12、12とを備えている。このうち育児器具本体部11は、座部11aと、この座部11aの後端から上方に延びるよう取り付けられた背部11bとを有し、また、育児器具本体部11の座部11aの下方に脚部13が設けられている。
さらに、育児器具本体部11の座部11aの両側方に設けられ各側板12、12は、一対のアームレスト11c、11cにより覆われ、また座部11aの前方下方にステップ11dが設けられている。育児器具本体部11の背部11bは、上部に設けられたヘッドレスト11eを有し、かつ、この背部11bは、座部11aに対して後方に倒すことができる構成となっている。
脚部13は、育児器具本体部11を支持するものであり、この脚部13は、左右一対の前脚13a、13aと、後脚13b、13bとからなっている。各前脚13aおよび各後脚13bは、図1に示すように、それぞれの中間部において互いに回動自在に連結され、育児器具10を側方から見てX字状に配置されている。
前脚13a、13aおよび後脚13b、13bの下方端にはそれぞれキャスター13c、13dが設けられている。各キャスター13c、13dはストッパ13eを有し、このストッパ13eを降下することにより各キャスター13c、13dは固定される。また、このキャスター13c、13dを固定させることにより、脚部13全体が床面Fに対して固定される。
このような育児器具10は、図1に示すように幼児用の椅子として用いることができるとともに、背部11bを後方に倒すことにより幼児用の寝台として用いることもできる。
本実施の形態の育児器具10において、育児器具本体部11には座部11aから背部11bまで連続して延びるシート20が設けられている。このシート20は、通気用のスリット21を有するとともに、このスリット21は、図1に示すように、シート20の中央部に縦方向に設けられている。また、シート20は座部11aおよび背部11bに設けられたフレーム11fにより支持されている。シート20および通気用のスリット21について図2を用いて以下に詳述する。
シート20の材質は、例えばポリエステル等の合成樹脂からなり、図2に示すように、このシート20の前面部20aが育児器具10に乗った幼児の体に直接接触する部分となっている。また、シート20のスリット21は、シート20の貫通溝からなり、シート20に設けられた合成樹脂の布部材からなる一対のスリット形成部材21b、21bの間に形成されている。これらの一対のスリット形成部材21b、21bは、シート20の前面部20aおよび背面部20bに縫合されて設けられている。
また、図2に示すように、シート20の背面部20b側におけるスリット21に対応する位置に、通気用のメッシュ状部材22が設けられている。このメッシュ状部材22は、図2に示すようにシート20の背面側20bに接続部23を介して接続されており、この接続部23は、シート20の背面部20bのうちスリット形成部材21bが縫合される部分に一緒に縫合されて取り付けられている。
また、ジッパー21aがシート20の一対のスリット形成部材21b、21b間に取り付けられており、このジッパー21aによってスリット21の表側(シート20の前面部20a側)が開閉されるようになっている。なお、スリット21を開閉する方法としては、上記のジッパー21aによる方法に限定されることはなく、例えばボタンを用いたボタン止め方式やベルクロファスナを用いたベルクロ止め方式を用いることができる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
幼児が椅子または寝台として使用される育児器具10に乗せられた場合、この幼児から発散される汗や湿気等の水滴が育児器具10のシート20の表面に生じる。
一方、幼児の体が直接接触するシート20には、例えばジッパー21aによって開閉自在となっているスリット21が設けられており、このスリット21を開口状態とすることによって、シート20の表側と裏側との間において十分な通気性を確保することができる。具体的には、図2においてシート20の一対のスリット形成部材21b、21b間に設けられたスリット21を通って図の矢印に示すように空気(AIR)が通過し、シート20の前面部20a上の水分がこのスリット21を通過する空気により乾燥される。このことによって、シート20に乗った幼児から発散される汗や湿気等の水滴を容易に乾燥して除去することができる。
この場合、この育児器具10においては、図1に示すように、シート20のスリット21は育児器具10の中央部に縦方向に設けられているので、幼児の頭から尻までの全身から発散される汗や湿気等の水滴をまんべんなくスリット21を通る空気により乾燥させることができ、シート20における通気を効率よく行うことができる。すなわち、幼児の頭から尻までの全身から発散される汗や湿気等の水分はシート20の中央部近傍に集まるので、スリット21をシート20の中央部に縦方向に設けることにより、スリット21を通る空気により確実に乾燥させることができる。
さらに、この育児器具10においては、スリット21は、その表側が当該スリット21に取り付けられたジッパー21aにより開閉されるので、あるいは、その表面がボタン止め方式またはベルクロ止め方式により開閉されるので、幼児が育児器具10を椅子または寝台として使用する際にはスリット21を開口状態とし、使用しない場合にはスリット21を閉止状態とすることができる。
なお、本実施の形態に示すシート20は、図1に示すベビーラックからなる育児器具10以外にも例えばチャイルドシートやベビーカーにも用いることができる。
第2の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。図3および図4は本発明による育児器具(ベビーラック)の第2の実施の形態を示す図である。このうち、図3は、本実施の形態の育児器具(ベビーラック)10の斜視図であり、図4は、図3の育児器具10のシート30およびマチ部31の詳細を示す説明図である。
本実施の形態による育児器具10は、スリット21が設けられたシート20を用いる代わりに、通気用のメッシュ状部材31aからなるマチ部31を設けたシート30を用いる点が異なるのみであり、他は実質的に図1および図2に示す第1の実施の形態と同様の構成を有している。図3および図4に示す第2の実施の形態おいて、図1および図2に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。このシート30およびマチ部31について図3および図4を用いて以下に詳しく説明する。
本実施の形態の育児器具10において、育児器具本体部11には座部11aから背部11bまで連続して延びるシート30が設けられており、このシート30は、通気用のメッシュ状部材31aからなるマチ部31を有している。このマチ部31は、図3に示すように、育児器具10のシート30の横方向に設けられており、さらに、育児器具10の座部11aと背部11bとの接続部分11gよりわずかに上方の近傍に設けられている。このシート30および通気用のメッシュ状部材31aからなるマチ部31について図4を用いて以下に詳述する。
本実施の形態におけるシート30の材質は、第1の実施の形態におけるシート20の材質と同様に例えばポリエステル等の合成樹脂からなっている。図4に示すように、シート30の前面は後述するマチ部31を境として背部11b側の一方のシート部分30aと、座部11a側の他方のシート部分30bとに区画されている。そして、この一方のシート部分30aの前面部30cおよび他方のシート部分30bの前面部30dが育児器具10に乗った幼児の体に直接接触する部分となっている。
前述のように、一方のシート部分30aと他方のシート部分30bとの間に、通気用のメッシュ状部材31aからなるマチ部31が設けられており、このマチ部31の両端縁が、一方のシート部分30aおよび他方のシート部分30bに各々縫合されている。
さらに、メッシュ状部材31aからなるマチ部31の他方のシート部分30b側の端縁には、メッシュ状部材31aと同様の通気性を有するメッシュ状部材からなる背面シート30gが接続され、この背面シート30gは一方のシート部分30aの前面部30cに対向する一方の背面部30e側に延び、さらに背面シート30gは背部11bの背面側に延びている。一方のシート部分30aの背面部30eと背面シート30gとの間に通気用空間Nが形成されている。なお、他方のシート部分30bの前面部30dと、この他方の前面部30dに対向する他方の背面部30fは、マチ部31が他方の前面部30dに縫合されている箇所において互いに縫合されて接続されている。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
幼児が椅子または寝台として使用される育児器具10に乗せられた場合、この幼児から発散される汗や湿気等の水滴が育児器具10のシート30の表面に生じる。
一方、幼児の体が直接接触するシート30には、メッシュ状部材31aを有するマチ部31が設けられており、このマチ部31が通気性を有するので、シート30の前面部30c、30d側と背面部30e、30f側との間において通気用空間Nを介して十分な通気性を確保することができる。
具体的には、図4に示すように、シート30の前面部30c、30d側の空気(AIR)がマチ部31のメッシュ状部材31aを通過して、一方のシート部分30aの背面部30eと背面シート30gとの間の通気用空間Nに入り、さらに、この空気は背面シート30gの通気性のメッシュ状部材を通過してシート30の裏側に送られる。このことにより、育児器具10の十分な通気性を確保することができ、シート30の前面部30c、30d上の水分がマチ部31を通過する空気により乾燥される。このため、シート30に乗った幼児から発散される汗や湿気等の水滴を容易に乾燥して除去することができる。
また、この育児器具10においては、シート30のマチ部31は育児器具10の横方向に設けられているので、幼児の全身から発散される汗や湿気等の水滴をまんべんなくマチ部31を通る空気により乾燥させることができ、シート30における通気を効率よく行うことができる。さらに、このマチ部31が育児器具10の座部11aと背部11bとの接続部分11gの近傍に設けられているので、シート30に乗った幼児から発散され、この接続部分11gに流されて滞留する汗や湿気等の水滴を容易に乾燥して除去することができる。
なお、本実施の形態に示すシート30は、図3に示すベビーラックからなる育児器具10以外にも例えばチャイルドシートやベビーカーにも用いることができる。
以下、図面を参照して本発明の第2の実施の形態の変形例について説明する。図5および図6は本発明による育児器具がベビーラックではなくベビーカーからなる場合において、このベビーカーの構成を示す図である。このうち、図5は、本実施の形態のベビーカー40の斜視図であり、図6は、図5のベビーカー40のシート60およびマチ部51の詳細を示す説明図である。
図5に示すように、本実施の形態のベビーカー40は、座部44bと背部44aとを有するベビーカー本体部40aと、ベビーカー本体部40a上に設けられ、座部44bから背部44aまで連結して延びるシート60とを備えている。このうち座部44b側のシート部分60bは、座部44b側に設けられたベースシート(支持体、図示せず)により支持され、背部44a側のシート部分60aは、背部44a側に設けられたリクライニング機構(図示せず)により支持されている。
また、ベビーカー本体部40aは、に示すように、双輪式の前輪43cを有する左右一対の前脚43aと、双輪式の後輪43dを有する左右一対の後脚43bとからなる脚部43と、ほぼ逆U字状に屈曲された手押杆48と、左右一対のアームレスト47と、を具備している。手押杆48は、左右一対の背パイプ50と操作装置49とを含んで構成されており、当該背パイプ50の下端近傍にはそれぞれ上記アームレスト47の一端が枢着され、そのアームレスト47の他端部には前脚43aの頂端部が枢着されている。左右の後脚43bの頂端部は、アームレスト47の中間部に枢着されており、その後脚43bの中間部には、く字状に形成されたブラケット45の一端が枢着されている。そして、そのブラケット45の中間位置には、手押杆48を構成する背パイプ50の先端がそれぞれ枢着されている。
ベビーカー40が展開された状態では(図5)、ブラケット45の他端に形成された係合部(図示せず)と、背パイプ50の下端部に摺動可能に装着されたロック部材(図示せず)とが係合することによって、その展開状態が維持されるようになっている。一方、ベビーカー40が展開された状態にある場合に、手押杆48の操作装置49を操作することによって、ブラケット45の係合部とロック部材との係合が離脱されるようになっている。ブラケット45の係合部とロック部材との係合が離脱されると、アームレスト47等が、背パイプ50等との枢着点を中心として上方へ揺動することができ、前脚43aと後脚43bとがほぼ平行状態に揺動されることによって、ベビーカー40は折り畳まれるようになっている。更に、左右の背パイプ50を前方に移動させると、手押杆48等が前方にコ字状に折り曲げられるようになっており、ベビーカー40は、更にコンパクトに折り畳まれるようになっている。
次に、ベビーカー本体部40a上に設けられ、ベビーカー本体部40aの背部44aから座部44bまで連結して延びるシート60について説明する。
このシート60は、図3および図4に示すシート30と同様の構成となっており、通気用のメッシュ状部材からなるマチ部51を有している。このマチ部51は、ベビーカー40のシート60の横方向に設けられている。このシート60および通気用のメッシュ状部材からなるマチ部51について図6を用いて以下に詳述する。
本実施の形態におけるシート60の材質は、第1の実施の形態におけるシート20の材質と同様に例えばポリエステル等の合成樹脂からなっている。図6に示すように、シート60の前面は後述するマチ部51を境として背部44a側の一方のシート部分60aと、座部44b側の他方のシート部分60bとに区画されている。そして、この一方のシート部分60aの前面部および他方のシート部分60bの前面部がベビーカー40に乗った幼児の体に直接接触する部分となっている。
前述のように、一方のシート部分60aと他方のシート部分60bとの間に、通気用のメッシュ状部材からなるマチ部51が設けられており、このマチ部51の両端縁が、一方のシート部分60aおよび他方のシート部分60bに各々縫合されている。
さらに、図4に示すシート30と同様に、メッシュ状部材からなるマチ部51の一方のシート部分60a側の端縁には、メッシュ状部材と同様の通気性を有するメッシュ状部材からなる背面シート(図示せず)が接続され、この背面シートは一方のシート部分60aの前面部に対向する一方の背面部側に延びている。また、図4に示すシート30と同様に、一方のシート部分60aの背面部と背面シートとの間に通気用空間(図示せず)が形成されている。
この変形例のベビーカー40によれば、図3に示すベビーラックと同様に、幼児の体が直接接触するシート60には、メッシュ状部材を有するマチ部51が設けられており、このマチ部51が通気性を有するので、シート60の前面部側と背面部側との間において通気用空間を介して十分な通気性を確保することができる。
本発明の第1の実施の形態の育児器具(ベビーラック)の斜視図 図1の育児器具(ベビーラック)のシートおよびスリットの詳細を示す説明図 本発明の第2の実施の形態の育児器具(ベビーラック)の斜視図 図3の育児器具(ベビーラック)のシートおよびメッシュ状部材のマチ部の詳細を示す説明図 本発明の第2の実施の形態の変形例におけるベビーカーからなる育児器具の斜視図 図5のベビーカーのシートおよびメッシュ状部材のマチ部の詳細を示す説明図
符号の説明
10 育児器具(ベビーラック)
11 育児器具本体部
11a 座部
11b 背部
11c、11c アームレスト
11d ステップ
11e ヘッドレスト
11f フレーム
11g 接続部分
12、12 側板
13 脚部
13a、13a 前脚
13b、13b 後脚
13c、13d キャスター
13e ストッパ
20 シート
20a 前面部
20b 背面部
21 スリット
21a ジッパー
21b、21b スリット形成部材
22 メッシュ状部材
23 接続部
30 シート
30a 一方のシート部分
30b 他方のシート部分
30c 一方の前面部
30d 他方の前面部
30e 一方の背面部
30f 他方の背面部
30g 背面シート
31 マチ部
31a メッシュ状部材
40 ベビーカー
40a ベビーカー本体部
43 脚部
43a 前脚
43b 後脚
43c 前輪
43d 後輪
44a 背部
44b 座部
45 ブラケット
47 アームレスト
48 手押杆
49 操作装置
50 背パイプ
51 マチ部
60 シート
60a 一方のシート部分
60b 他方のシート部分

Claims (7)

  1. 座部と背部とを有する育児器具において、
    座部および背部はシートを有し、
    このシートは、通気用のスリットを有し、
    シートの裏側であってスリットに対応する位置に、通気用のメッシュ状部材が取り付けられていることを特徴とする育児器具。
  2. スリットはシートの縦方向に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の育児器具。
  3. シートに、スリットを開閉するジッパーを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の育児器具。
  4. シートに、スリットを開閉するボタンまたはベルクロを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の育児器具。
  5. 座部と背部とを有する育児器具において、
    座部および背部は連続して延びるシートを有し、
    このシートは、通気用のメッシュ状部材からなるマチ部を有し、
    メッシュ状部材からなるマチ部はシートにおける一方のシート部分と他方のシート部分との間に設けられており、
    マチ部と他方のシート部分との接続箇所に、一方のシート部分に沿って延びるメッシュ状部材からなる背面シートが取り付けられていることを特徴とする育児器具。
  6. メッシュ状部材からなるマチ部はシートの横方向に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の育児器具。
  7. メッシュ状部材からなるマチ部は育児器具の座部と背部との接続部分の近傍に設けられていることを特徴とする請求項5または6に記載の育児器具。
JP2004234503A 2004-08-11 2004-08-11 育児器具 Expired - Fee Related JP4722428B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004234503A JP4722428B2 (ja) 2004-08-11 2004-08-11 育児器具
TW094125828A TW200605821A (en) 2004-08-11 2005-07-29 Baby nursing appliance and sheet material thereof
KR1020050073302A KR101224934B1 (ko) 2004-08-11 2005-08-10 육아 기구 및 육아 기구용 시트
CNB2005100916678A CN100528038C (zh) 2004-08-11 2005-08-11 育儿器具及片材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004234503A JP4722428B2 (ja) 2004-08-11 2004-08-11 育児器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006051159A JP2006051159A (ja) 2006-02-23
JP4722428B2 true JP4722428B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=36029002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004234503A Expired - Fee Related JP4722428B2 (ja) 2004-08-11 2004-08-11 育児器具

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4722428B2 (ja)
KR (1) KR101224934B1 (ja)
CN (1) CN100528038C (ja)
TW (1) TW200605821A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5410883B2 (ja) * 2009-08-21 2014-02-05 コイト電工株式会社 起倒式シート

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6435960U (ja) * 1987-08-31 1989-03-03
JPH0332990U (ja) * 1989-04-06 1991-03-29
JP2000326778A (ja) * 1999-05-20 2000-11-28 Car Mate Mfg Co Ltd 乳幼児用シート
JP2002120618A (ja) * 2000-10-17 2002-04-23 Toyota Industries Corp シート及びそのシートを備えたベビーカー
JP2003019962A (ja) * 2001-07-09 2003-01-21 Combi Corp 幌装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6435960A (en) * 1987-07-30 1989-02-07 Ricoh Kk Thin film transistor
JP3032990B2 (ja) * 1991-08-30 2000-04-17 株式会社あじかん オムレツ類焼成食品の連続製造方法
JP3236514B2 (ja) * 1996-09-24 2001-12-10 コンビ株式会社 幼児用着座装置
JP3599582B2 (ja) * 1998-11-06 2004-12-08 株式会社フジキ ベビーキャリーバスケット及びその使用方法
JP2001008792A (ja) * 1999-06-29 2001-01-16 Itoki Crebio Corp 椅子用座体等の身体支持部材並びにその製造方法
JP4896310B2 (ja) * 2001-07-16 2012-03-14 コンビ株式会社 幼児用椅子
JP2003285677A (ja) * 2002-03-28 2003-10-07 Takata Corp チャイルドシート

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6435960U (ja) * 1987-08-31 1989-03-03
JPH0332990U (ja) * 1989-04-06 1991-03-29
JP2000326778A (ja) * 1999-05-20 2000-11-28 Car Mate Mfg Co Ltd 乳幼児用シート
JP2002120618A (ja) * 2000-10-17 2002-04-23 Toyota Industries Corp シート及びそのシートを備えたベビーカー
JP2003019962A (ja) * 2001-07-09 2003-01-21 Combi Corp 幌装置

Also Published As

Publication number Publication date
TWI361055B (ja) 2012-04-01
JP2006051159A (ja) 2006-02-23
TW200605821A (en) 2006-02-16
CN1732830A (zh) 2006-02-15
KR101224934B1 (ko) 2013-01-22
KR20060050375A (ko) 2006-05-19
CN100528038C (zh) 2009-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4299013B2 (ja) 乳母車の座席ハンモック
JP5194294B2 (ja) 乳幼児用ベッドの支持構造
JP4757594B2 (ja) ベビーカー
JP4855035B2 (ja) ベビーカー
JPH0775984B2 (ja) ベビーカーのリクライニング若しくは倒伏機構
TWI627085B (zh) Baby carriage
JP3981027B2 (ja) 育児器具の座席ハンモック
JP2007210533A (ja) ベビーカー
JP4722428B2 (ja) 育児器具
TWI357316B (ja)
JP4722334B2 (ja) ベビーカーの幌装置
JP4159164B2 (ja) 乳幼児用マット
JP2018202982A (ja) ベビーカー
JP6957023B2 (ja) 幌及び幌を備えた育児器具
US20060071453A1 (en) Ventilated strollers and methods of ventilating strollers
JP7378868B1 (ja) 乳母車
JP6964922B1 (ja) ケープ及びケープ付き育児器具
JP4159868B2 (ja) ハンモック型ベビーカー
JP2001129026A (ja) 車椅子
JP2021123170A (ja) 子供用育児器具の幌
JP3723307B2 (ja) ベッド
JP6109639B2 (ja) 乳母車
JP4213149B2 (ja) ベビーカー
JP4188016B2 (ja) ベビーカー
JP2005013462A (ja) 車椅子の乗員保持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100702

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110311

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110406

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees