JP4720499B2 - 作業機械 - Google Patents

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Description

本発明は、油圧ショベル等の作業機械に装備される油圧配管を束ねるための束管装置に関するものである。
一般に、作業機械は、油圧ポンプからコントロールバルブを介して作動油を供給することにより各種アクチュエータ(例えば、ブーム起伏用のシリンダ等)を作動させるようになっている。
この種の作業機械は、複数の弁体を有する共通のコントロールバルブによって、各アクチュエータへの作動油の供給を個別に調整するように構成されているため、コントロールバルブにはアクチュエータの数に応じて複数本の油圧配管が接続されている。
そこで、前記作業機械には、前記複数の油圧配管を束ねる束管装置が用いられている(例えば、特許文献1)。
特許文献1の束管装置は、複数の油圧ホース(油圧配管)が嵌挿される複数の切欠き穴が形成された束管用ブロックを備え、この束管用ブロックは、各切欠き穴内でそれぞれ油圧ホースをその直径方向に挟持するようになっている。
各切欠き穴は、束管用ブロックの表面に対し平行に並べて形成されており、これら切欠き穴内に嵌挿された油圧ホースは、それぞれ束管用ブロックの表面で互いに平行に挟持される。そして、束管用ブロックは、その表面のうち各切欠き穴と反対側の面が、作業機械の床面に固定されるようになっている。
したがって、特許文献1の束管装置は、床面上を通る複数本の油圧ホースをそれぞれ各切欠き穴に嵌挿することにより、これら油圧ホースを略平行に並べて保持することができる。
実開平7−10059号公報
ところで、近年では、各油圧配管が鋭角に折れ曲がって作動油の流通を妨げる等の事態を抑制するために、コントロールバルブに接続された根元部分を緩やかに湾曲させた上で各油圧配管の途中部をコントロールバルブ自体に保持させることが望まれている。
そこで、前記特許文献1の束管装置をコントロールバルブに取り付け、この束管装置に各油圧配管を保持させることが考えられるが、特許文献1の束管装置はその取り付けに広いスペースを要する一方、複数の油圧配管が接続されたコントロールバルブの表面には広いスペースを確保することができないので、特許文献1の束管装置をコントロールバルブに取り付けるのは難しかった。
すなわち、複数の切欠き穴が並べて形成される表面と略同一面積とされた束管用ブロックの裏面を取付面に固定する特許文献1の束管装置では、油圧配管を複数本保持させるためにその本数(切り欠き部の数)の分だけ広い取付面を要するが、コントロールバルブの表面には複数本の油圧配管が接続されているので、束管ブロックを取り付けるのに充分な広い取付面を確保することができなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、複数本の油圧配管を小さなスペースでコンパクトに保持することができる油圧配管の束管装置備えた作業機械を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明は、コントロールバルブと、このコントロールバルブに接続された複数本の油圧配管と、これら油圧配管を介して作動油が供給されることにより作動するアクチュエータと、前記各油圧配管を保持するための束管装置とを備えた作業機械あって、前記各油圧配管は、前記アクチュエータのうち前記コントロールバルブよりも前方に位置する前側アクチュエータと前記コントロールバルブとを接続する第一油圧配管と、前記第一油圧配管以外の複数本の第二油圧配管とを含み、前記第一油圧配管は、前記コントロールバルブの左右方向の少なくとも一方の側面である接続面に接続され、この接続面から外側に突出するとともに前方に湾曲して前記前側アクチュエータに接続され、前記束管装置は、前記複数本の第二油圧配管を保持する保持部と、この保持を前記コントロールバルブに取り付ける取付部とを備え、前記保持部は、前記第一油圧配管の後方で前記コントロールバルブの接続面から外側に突出するとともに、この突出方向に並んだ前記複数本の第二油圧配管を上下方向に沿わせて保持することを特徴とする作業機を提供する。
本発明によれば、保持された複数本の油圧配管が並ぶ方向がコントロールバルブの外側へ向くように、保持部コントロールバルブの接続面から突出しているので、複数の切欠き穴が並べて形成される表面と略同一面積とされた束管用ブロックの裏面を対象箇所に取り付ける従来の束管装置と異なり、保持対象となる油圧配管の本数にかかわらず、少なくともコントロールバルブに取付部を取り付けることができる取付面積があれば、コントロールバルブに束管装置を取り付けることができる。
さらに、本発明では、保持部の突出方向に並べて複数本の油圧配管を並べて保持するように構成されているので、コントロールバルブ外面における占有面積(取付面積)を変更することなく、保持部を前記特定方向に延ばして形成することにより油圧配管の保持本数を増加することができる。
したがって、本発明によれば、複数本の油圧配管を小さなスペースでコンパクトに保持することができる。
前記各第二油圧配管に直径寸法の異なる2種類の配管が含まれている場合、前記保持部には、前記第二油圧配管のうち直径の大きな配管を保持する大径保持部と、直径の小さな配管を保持する小径保持部とが、前記保持部の突出方向と直交する方向の別々の位置に分けて形成されていることが好ましい。
この構成によれば、大径保持部と小径保持部とが保持部の突出方向と直交する方向の別々の位置に分けて形成されているので、当該保持部に油圧配管を保持させる際には、直径寸法の大きな配管を一の方向から、小さな配管を他の方向から、それぞれ保持させることができる。つまり、この構成では、直径寸法の種類ごとに保持させる方向を規定することができるので、配管を保持させる方向が無作為に設定されている場合と異なり、当該保持に要する手間を軽減することができる。
前記保持部の具体的な態様としては、第二油圧配管が嵌装される複数の凹部を有し、これら凹部内で前記第二油圧配管をその直径方向に挟持するように構成され、前記各凹部は、保持部の突出方向に並んで形成されているとともに、これら凹部のうち少なくとも1の凹部は、保持対象となる第二油圧配管を複数本嵌挿可能な深さ寸法に設定されていることが好ましい。
この構成によれば、1の凹部によって複数本の第二油圧配管をまとめて保持することができるので、前記保持部の突出方向に凹部の数を増やして第二油圧配管の保持本数を増やす場合と異なり、当該突出方向の保持部の寸法を増やすことなく、より多くの第二油圧配管を保持することができる。
前記保持部が取付部の途中部に立設された構成としてもよいが、前記取付部がコントロールバルブの外面に取り付けられた状態において、当該取付部の面のうちコントロールバルブと反対側の面の縁部から前記保持部が突出していることが好ましい。
この構成によれば、取付部の縁部から保持部が延びる構成とすることにより、保持部を取付部の隅に寄せて配置することができるため、隅に寄せて空いたコントロールバルブの外側のスペースを油圧配管を通すスペースとして有効に活用することができ、これにより油圧配管と保持部との干渉を抑制することができる。
また前記取付部は、前記コントロールバルブの後部に取り付けられていることが好ましい
この構成によれば、コントロールバルブから前へ延びる第一油圧配管との干渉を避けながら、当該コントロールバルブに対し束管装置を取り付けることができる。
本発明によれば、複数本の油圧配管を小さなスペースでコンパクトに保持することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る油圧ショベルの全体構成を示す側面図である。
図1を参照して、作業機械の一例としての油圧ショベル1は、クローラ2aを有する下部走行体2と、この下部走行体2上に旋回自在に搭載される上部旋回体3と、この上部旋回体3の前部に起伏自在に装備されたアタッチメント4とを備えている。
アタッチメント4は、ブーム5と、このブーム5の先端部に連結されるアーム6とから構成されており、そのアーム6の先端部にバケット7が揺動自在に取り付けられている。
ブーム5は、ブームシリンダ8の伸縮動作によって起伏し、アーム6は、アームシリンダ9の伸縮動作によって揺動し、バケット7は、バケット用シリンダ10の伸縮動作によってアーム6に対して揺動する。すなわち、本実施形態では、ブームシリンダ8、アームシリンダ9及びバケット用シリンダ10がアタッチメント駆動用シリンダを構成している。
上部旋回体3は、前記下部走行体2上に旋回自在に取り付けられた旋回フレーム11と、旋回フレーム11の前部に設けられたキャブ12と、旋回フレーム11上に設けられたコントロールバルブ14(図2参照)と、このコントロールバルブ14に取り付けられたクランプ15(束管装置:図2参照)とを備えている。なお、キャブ12の運転席に着座した乗員から見た方向を用いて以下説明する。
図2は、図1の旋回フレームの一部を省略して示す前方斜視図である。図3は、図1の旋回フレームの一部を省略して示す後方斜視図である。
図1〜図3を参照して、旋回フレーム11には、左右一対の縦板16が立設され、これら縦板16の前部同士の間には前記ブーム5が左右方向に沿った軸回りに支持されている。
コントロールバルブ14は、両縦板16間でブーム5の後方位置に設けられている。このコントロールバルブ14は、複数の切換弁14aを備え、油圧ポンプ(図示せず)から供給された作動油を複数のホース17を介して各種アクチュエータに供給するようになっている。
具体的に、コントロールバルブ14は、比較的大きな直径寸法に設定された図2に示す大径ホース17aを介して上部旋回体3を旋回させる油圧モータ18や前記各シリンダ8〜10(それぞれアクチュエータの一例)に作動油を供給する。
また、コントロールバルブ14は、前記大径ホース17aよりも小さな直径寸法に設定された図3に示す小径ホース17bを介して当該コントロールバルブ14の切換弁(アクチュエータの一例)14aのパイロットポートに作動油を供給する。
クランプ15は、コントロールバルブ14の後部左側面に取り付けられている。このように、クランプ15がアタッチメント4よりも後方に配置されたコントロールバルブ14の後部位置に配設されているので、当該コントロールバルブ14からアタッチメント4側(前方)へ延びる大径ホース17aとの干渉を避けながらクランプ15を取り付けることができる。
図4は、図2のクランプ15の全体構成を示す斜視図である。図5は、図2のクランプ15の、(a)は正面図、(b)は平面図をそれぞれ示している。図6は、図2のクランプ15の要部を拡大して示す平面図である。
図4〜図6を参照して、クランプ15は、合成樹脂により形成されたクランプ本体19と、このクランプ本体19に嵌入された金属性のブッシュ20とを備えている。
クランプ本体19は、略長方形の板状に形成された取付部21と、この取付部21の長手方向の端部に立設された保持部22とを一体に有する平面視略L字型に形成されている。
取付部21には、その厚み方向に貫通する一対の貫通孔21aが形成され、この貫通孔21a内に円筒状のブッシュ20が嵌入されている。そして、この取付部21は、ブッシュ20を通したボルト(図示せず)によって前記コントロールバルブ14の左側面に取り付けられる。この取り付け状態において、取付部21は、その長手方向が前後方向に沿い、かつ、その後端部から左方へ保持部22が突出した姿勢とされる。以下、この取り付け状態における方向を用いて説明する。
保持部22には、前方へ開くとともに上下に貫通する7個の小径凹部23と、後方へ開くとともに上下に貫通する5個の大径凹部24とが、それぞれ左右方向に並んで形成されている(これら小径凹部23同士、又は大径凹部24同士が並ぶ方向を、以下特定方向と称する)。
各小径凹部23は、図6に詳しく示すように、前記小径ホース17bよりも若干小さい左右幅寸法W1にそれぞれ設定されているとともに、小径ホース17bの直径の略2倍の前後深さ寸法D1にそれぞれ設定されている。
したがって、各小径凹部23は、図の二点鎖線で示すように小径ホース17bを前方からそれぞれ2本ずつ受け入れることが可能とされ、受け入れた各小径ホース17bが各小径凹部23の内側面に形成された円弧状切欠き23aによって左右に挟持される。なお、各小径凹部23の開口部の内側面は、小径ホース17bを挿入し易いように前方が先広がりとなるテーパ状に形成されている。
各大径凹部24は、前記大径ホース17aよりも若干小さい左右幅寸法W2にそれぞれ設定されているとともに、大径ホース17aの直径の略2倍の前後深さ寸法D2にそれぞれ設定されている。
したがって、各大径凹部24は、図の二点鎖線で示すように大径ホース17aを後方からそれぞれ2本ずつ受け入れることが可能とされ、受け入れた各大径ホース17aが各大径凹部24の内側面に形成された円弧状切欠き24aによって左右に挟持される。なお、各大径凹部24の開口部の内側面も大径ホース17aを挿入し易いように後方が先広がりとなるテーパ状に形成されている。
このように構成されたクランプ15では、7個の小径凹部23にそれぞれ2本の小径ホース17bを嵌挿することにより合計14本の小径ホース17bを保持させることができるとともに、5個の大径凹部24にそれぞれ2本の大径ホース17aを嵌挿することにより合計10本の大径ホース17aを保持させることができる。
このとき、コントロールバルブ14に対しては、前記取付部21の表面積S1(図5の(b)参照)に相当するスペースだけを確保すればよい。
したがって、コントロールバルブ14に占有するスペースを可及的に小さくしながら、複数本のホース17をコントロールバルブ14に保持させることができる。
以上説明したように、前記油圧ショベル1によれば、保持された複数本のホース17が並ぶ方向(すなわち、各小径凹部23及び各大径凹部24が並ぶ方向:特定方向)がコントロールバルブ14の外側(前記実施形態では左側方)へ向くように、保持部22の前記特定方向の一方の端末をコントロールバルブ14に取り付けることができるので、保持の対象となるホース17の数が多くなるほど広い取付面積が要求される従来のクランプと異なり、保持の対象となるホース17の本数にかかわらず、少なくともコントロールバルブ14の外面に取付部21を取り付けることができる取付面積(取付部21の表面積S1に対応する面積)があれば、コントロールバルブ14にクランプ15を取り付けることができる。
さらに、前記油圧ショベル1では、保持部22の特定方向(前記実施形態では、左右方向)に並べて複数本のホース17を並べて保持するように構成されているので、コントロールバルブ14外面における占有面積を変更することなく、保持部22を左方に延ばして形成することによりホース17の保持本数を増加することができる。
具体的に、前記実施形態のように、取付部21をコントロールバルブ14の左側面に取り付けた状態において、前記特定方向がコントロールバルブ14の左側面と交差するように保持部22が取付部21から突出した構成によれば、取付部をコントロールバルブ14の左側面に取り付けることにより、当該左側面から左側に突出する保持部22に沿って複数のホース17を並べて保持させることができる。
また、大径凹部24と小径凹部23とが前後方向に分けて形成された前記実施形態によれば、保持部22にホース17を保持させる際には、大径ホース17aを後方から、小径ホース17bを前方から、それぞれ一律に保持させることができるので、直径寸法の種類にかかわらずホース17を保持させる方向が無作為に設定されている場合と異なり、当該保持に要する手間を軽減することができる。
大径凹部24及び小径凹部23がホース17を2本ずつ嵌挿可能な深さ寸法D1、D2に設定された前記実施形態によれば、1の凹部23、24によって2本のホース17をまとめて保持することができるので、左方へ凹部23、24の数を増やしてホース17の保持本数を増やす場合と異なり、左右方向の保持部の大きさを維持しながらより多くのホース17を保持することができる。
保持部22が取付部21の後端部から突出して形成された前記実施形態によれば、保持部22を取付部21の後方に寄せて配置することができるため、後方に寄せて空いたコントロールバルブ14の外側のスペースをホース17を通すスペースとして有効に活用することができ、これによりホース17と保持部22との干渉を抑制することができる。
アタッチメント4の駆動用のシリンダ8〜10の後方に配置されたコントロールバルブ14の後部に取付部21が取り付けられた前記実施形態によれば、コントロールバルブ14から前方(各シリンダ8〜10側)へ延びるホース17との干渉を避けながら、当該コントロールバルブ14に対しクランプ15を取り付けることができる。
なお、前記実施形態では、小径凹部23及び大径凹部24によってホース17を保持するようにしているが、ホース17を保持する構成は特に限定されることはなく、例えば、図7に示すように、保持部22に対し鉤状の突起25を左右に並べて複数個設け、この突起25と保持部22との間でホース17を保持させることもできる。すなわち、保持部22は、ホース17をコントロールバルブ14の外周面に交差する方向に並べて保持できる形状であればよい。
また、前記突起25を設ける場合には、前記実施形態と同様に、幅寸法W2に設定された大径ホース17a用の大径用突起25aと、幅寸法W1に設定された小径ホース17b用の小径用突起25bとを設けることもでき、さらにこれら突起25a、25bと保持部22との間に形成される溝の深さ寸法を前記D1、D2とすることにより一個の突起25で2本のホース17を保持するように構成することもできる。
そして、前記実施形態では、クランプ15がL字型に形成された構成について説明しているが、保持部22が取付部21の長手方向の途中部に立設されたT字型のクランプ15としてもよい。
さらに、前記実施形態では、取付部21に対し保持部22が角度をもって連結された構成について説明したが、図8に示すように、取付部21の長手方向の端面から保持部22が延びて形成されたクランプ26としてもよい。なお、取付部21及び保持部22の構成については、前記実施形態と同様の構成であるため、ここでは説明を省略する。
そして、このクランプ26によれば、例えば、取付部21をコントロールバルブ14の後面に取り付けることにより、当該後面に沿って保持部22をコントロールバルブ14の左外側に突出して配設することができる。
すなわち、コントロールバルブ14の角部を構成する後面、左側面のうち、後面に取付部21を取り付けることにより、保持部22を左側面から突出するように取り付けることができる。
したがって、このクランプ26においても、保持の対象となるホース17の本数にかかわらず、少なくともコントロールバルブ14の外面に取付部21を取り付けることができる取付面積があれば、コントロールバルブ14にクランプ26を取り付けることができる。
そして、前記各実施形態では、クランプ15、26をコントロールバルブ14の後部左側面又は後面に取り付ける構成について説明したが、クランプ15、26の取付位置は特に限定されることはない。すなわち、取付部21の表面積S1を取り付けることができる取付面を確保することができるコントロールバルブ14の外面位置を適宜選択して、クランプ15、26を取り付ければよい。
本発明の実施形態に係る油圧ショベルの全体構成を示す側面図である。 図1の旋回フレームの一部を省略して示す前方斜視図である。 図1の旋回フレームの一部を省略して示す後方斜視図である。 図2のクランプの全体構成を示す斜視図である。 図2のクランプの、(a)は正面図、(b)は平面図をそれぞれ示している。 図2のクランプの要部を拡大して示す平面図である。 本発明の別の実施形態に係るクランプの要部を拡大して示す平面図である。 本発明の別の実施形態に係るクランプを示す、(a)は平面図、(b)は斜視図をそれぞれ示している。
1 油圧ショベル(作業機械)
4 アタッチメント
8 ブームシリンダ(アタッチメント駆動用シリンダの一例)
9 アームシリンダ(アタッチメント駆動用シリンダの一例)
10 バケット用シリンダ(アタッチメント駆動用シリンダの一例)
14 コントロールバルブ
14a 切換弁(アクチュエータの一例)
15、26 クランプ(束管装置)
17 ホース(油圧配管)
17a 大径ホース
17b 小径ホース
18 油圧モータ(アクチュエータの一例)
19 クランプ本体
20 ブッシュ
21 取付部
22 保持部
23 小径凹部
24 大径凹部

Claims (5)

  1. コントロールバルブと、このコントロールバルブに接続された複数本の油圧配管と、これら油圧配管を介して作動油が供給されることにより作動するアクチュエータと、前記各油圧配管を保持するための束管装置とを備えた作業機械あって、
    前記各油圧配管は、前記アクチュエータのうち前記コントロールバルブよりも前方に位置する前側アクチュエータと前記コントロールバルブとを接続する第一油圧配管と、前記第一油圧配管以外の複数本の第二油圧配管とを含み、
    前記第一油圧配管は、前記コントロールバルブの左右方向の少なくとも一方の側面である接続面に接続され、この接続面から外側に突出するとともに前方に湾曲して前記前側アクチュエータに接続され、
    前記束管装置は、前記複数本の第二油圧配管を保持する保持部と、この保持を前記コントロールバルブに取り付ける取付部とを備え、
    前記保持部は、前記第一油圧配管の後方で前記コントロールバルブの接続面から外側に突出するとともに、この突出方向に並んだ前記複数本の第二油圧配管を上下方向に沿わせて保持することを特徴とする作業機
  2. 前記複数本の第二油圧配管には直径寸法の異なる2種類の配管が含まれており、前記保持部には、前記第二油圧配管のうち直径の大きな配管を保持する大径保持部と、直径の小さな配管を保持する小径保持部とが、前記保持部の突出方向と直交する方向の別々の位置に分けて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の作業機
  3. 前記保持部は、第二油圧配管が嵌装される複数の凹部を有し、これら凹部内で前記第二油圧配管をその直径方向に挟持するように構成され、前記各凹部は、前記保持部の突出方向に並んで当該保持部に形成されているとともに、これら凹部のうち少なくとも1の凹部は、保持対象となる第二油圧配管を複数本嵌挿可能な深さ寸法に設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業機
  4. 前記取付部がコントロールバルブの外面に取り付けられた状態において、当該取付部の面のうちコントロールバルブと反対側の面の縁部から前記保持部が突出していることを特徴とする請求項の何れか1項に記載の作業機
  5. 前記取付部は、前記コントロールバルブの後部に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の作業機械。
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