JP4719063B2 - 取付具及び取付具の調整方法 - Google Patents

取付具及び取付具の調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、光電センサの光軸等の軸調整が必要な機器の取付具及びその調整方法に関するものである。
従来、軸調整が必要な機器、例えば、投光部及び受光部を備えた光電センサでは、その本体ケースを所定の取付箇所に取り付けた後に、光軸調整をしたい場合がある。そこで、特許文献1には、取付箇所に対して本体ケースを回動可能に取り付けるための取付具が開示されている。この取付具は、全体としてコの字状をなす第1及び第2の可動部を、互いの両直線部の並び方向が直交するように連結されてなる。そして、それぞれの可動部に螺入した調整ネジによって両直線部のなす角度を変えるように第1可動部及び第2可動部をそれぞれ弾性変更することで、光電センサの光軸方向を上下左右の直交2方向に変更することができる。光軸調整が終了した後、各調整ネジに螺着したナットを該ネジの頭部側に締め付けることで、直線部を調整ネジの頭部とナットに挟んで固定し、調整ネジが不用意に回ることや外力によって調整した光軸方向が左右方向に変動してしまうことを防止している。
特開2005−302692号公報
ところで、上記取付具は、光軸を固定するナットを締め付ける際に調整ネジが回らないように固定しておく必要があるため、1つの軸に対して2方向から作業しなければならず、固定作業が繁雑であり、固定の際に光軸が変動する虞がある。また、上記取付具は、撓みを利用して光軸の角度調整を行っているため、全体の肉厚が薄くなってしまい、光軸調整の際に調整ネジに大きな力を加えると、その力によって他の軸の可動部や直線部が撓んで光軸が変動してしまい、光軸調整が難しくなる虞がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、軸の調整及び固定が容易な取付具及び取付具の調整方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、機器を軸調整可能に所定の取付箇所に対して取り付けるための取付具であって、第1部材と第2部材とから構成され、前記第1部材が前記所定の取付箇所に取り付けられ、前記第2部材に前記機器が取り付けられ、前記第1部材には、前記第2部材を連結するための第1連結部と、前記第2部材の角度を前記取付箇所に対して平行な方向である第1の方向に回動させるための第1固定部と、前記第2部材の角度を前記取付箇所に対して垂直な方向である第2の方向に回動させるための第2固定部と、が備えられ、前記第2部材には、連結部材により前記第1連結部に対して前記第1の方向及び前記第2の方向に回動可能に連結され、該連結部材の操作に応じて回動可能と回動不能とに制御される第2連結部と、前記第1固定部に対して接離方向に移動される第1調整部と、前記第2固定部に対して接離方向に移動される第2調整部と、が備えられ、前記第1連結部及び前記第2連結部のうちの少なくともいずれか一方は半球状に形成されたものである。
この発明によれば、取付具は、第1部材と第2部材とを連結する第1連結部及び第2連結部が連結部材により回動可能と回動不能に制御されるため、該連結部材の操作により第1部材と第2部材との相対移動不能に容易に固定することができる。また、第2部材に設けられた第1調整部及び第2調整部を移動させるだけで第1部材と第2部材との相対角度が調整可能であるため、第1部材又は第2部材に取り付けられた機器の軸調整が容易に行える。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の取付具において、前記第1連結部及び前記第2連結部は、一方が凸状に形成されるとともに他方が凹状に形成され、前記第1連結部及び前記第2連結部は半球状に形成されたものである。この発明によれば、第1の方向と第2の方向に対して第1部材と第2部材との相対的な回動を可能とすることが容易にできる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載の取付具において、前記連結部材は、前記第1連結部と前記第2連結部のそれぞれに形成された挿通孔に挿通される連結ネジと、該連結ネジが螺入されるナットと、前記第1連結部及び前記第2連結部の一方を他方に向かって付勢する付勢手段と、を備えたものである。
この発明によれば、連結ネジを緩めることにより第1部材と第2部材とが相対的に回動可能に制御され、第1部材と第2部材とが付勢手段により互いに押圧されているため回動に際してぐらつくことがなく、安定して軸調整が行われる。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の取付具において、前記第1部材には、前記ナット及び前記連結ネジの頭部のうちの何れか一方を収容する収容部が形成され、該収容部に収容されたナット又は頭部は前記連結ネジの中心から径方向外側に向かって延びる複数の凸部を有し、前記収容部の内周面は前記凸部と周方向において係合するように形成されたものである。
この発明によれば、連結ネジを回動させた際、ナット又は連結ネジの頭部が収容部の内周面と係合して回動が規制されるため、連結ネジ又はナットを操作するだけで、第1部材と第2部材との相対的な回動可能と回動不能とを制御することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4記載の取付具において、前記第1部材には、前記ナット及び前記連結ネジの頭部のうちの何れか一方を収容する収容部が形成され、該収容部の底面は半球状に形成され、前記ナット及び前記連結ネジの頭部のうちの何れか一方は前記底面に応じて円弧状に形成されたものである。
この発明によれば、円弧状に形成されたナット又は頭部は、収容部の底面と面接触するため、回動不能な時にあっては接触面において発生する摩擦力によって第1部材と第2部材とが強固に固定され、回動可能なときにあっては付勢手段の付勢力が集中することなく接触面全体に加わるため、第1部材と第2部材との相対的な移動を安定して行うことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のうちの何れか一項に記載の取付具において、前記第1調整部及び前記第1固定部は、一方に貫通孔が形成されるとともに他方にネジ孔が形成され、第1軸調整用ネジ部材により連結されるとともに、第1付勢手段により前記第1調整部と前記第1固定部とが離間方向に付勢され、前記第2調整部及び前記第2固定部は、一方に貫通孔が形成されるとともに他方にネジ孔が形成され、第2軸調整用ネジ部材により連結されるとともに、第2付勢手段により前記第2調整部と前記第2固定部とが離間方向に付勢されたものである。
この発明によれば、第1調整部と第2調整部の付勢を第1付勢手段と第2付勢手段とにより行うことができるため、第1部材と第2部材には弾性を有する必要がない。このため、第1部材と第2部材の肉厚を厚くすることができ、振動や操作力によって機器の軸が移動するのを防ぐことができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のうちの何れか一項に記載の取付具において、前記第1部材には、前記取付箇所に取り付けるための第1取付部と、前記取付箇所に取り付けるためであって前記第1取付部から直交方向に突出形成された第2取付部とが設けられ、前記第1取付部には、その取付面と反対側に前記第2取付部の突出方向と同方向に前記第1連結部、第1固定部及び第2固定部が突出形成されており、前記第2部材に備えられた前記2連結部、第1調整部及び第2調整部は、それぞれ前記第1連結部、第1固定部及び第2固定部に対応するように形成されているものである。この発明によれば、異なる角度にて所定箇所に取付具を取り付けることができることから、使用性に優れる。
請求項8に記載の発明は、機器を所定の取付箇所に対して取り付けるための取付具に対して、前記機器の軸を調整する取付具の調整方法であって、前記取付具は、第1部材と第2部材とから構成され、前記第1部材が前記所定の取付箇所に取り付けられ、前記第2部材に前記機器が取り付けられ、前記第1部材には、前記第2部材を連結するための第1連結部と、前記第2部材の角度を前記取付箇所に対して平行な方向である第1の方向に回動させるための第1固定部と、前記第2部材の角度を前記取付箇所に対して垂直な方向である第2の方向に回動させるための第2固定部と、が備えられ、前記第2部材には、連結部材により前記第1連結部に対して前記第1の方向及び前記第2の方向に回動可能に連結され、該連結部材の操作に応じて回動可能と回動不能とに制御される第2連結部と、前記第1固定部に対して接離方向に移動される第1調整部と、前記第2固定部に対して接離方向に移動される第2調整部と、が備えられ、前記第1連結部及び前記第2連結部のうちの少なくともいずれか一方は半球状に形成されたものであり、前記第2連結部が前記連結部材により回動可能に制御された状態において、前記第1調整部及び前記第2調整部のうちの少なくとも一方を移動させて前記第1部材と前記第2部材との相対角度を調整する第1ステップと、前記第1ステップによる調整後、前記連結部材により前記第2連結部を回動不能に固定する第2ステップと、を備えたものである。
この発明によれば、第1ステップにおいて、第2部材に設けられた第1調整部及び第2調整部を移動させるだけで第1部材と第2部材との相対角度が調整可能であるため、第1部材又は第2部材に取り付けられた機器の軸調整が容易に行える。取付具は、第1部材と第2部材とを連結する第1連結部及び第2連結部が連結部材により回動可能と回動不能に制御されるため、第2ステップにおいて、該連結部材の操作により第1部材と第2部材との相対移動不能に容易に固定することができる。
以上記述したように、本発明によれば、軸の調整及び固定が容易な取付具及び取付具の調整方法を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の取付具10は、軸調整が必要な機器、例えば投光部及び受光部を備えた光電センサの本体ケース11を、破線で示す所定の取付箇所W1に取り付けるためのものであり、接地状態で本体ケース11を直交2方向(図において水平方向(X方向)及び垂直方向(Z方向))に傾動させて投光部及び受光部の光軸調整ができるものである。
取付具10は、主として第1部材としてのブラケットベース20と第2部材としてのブラケットアーム30から構成されている。ブラケットベース20とブラケットアーム30は、連結部材としての連結ネジ40及びナット41(図4参照)により連結されている。ブラケットベース20は取付箇所W1に固定され、ブラケットアーム30には本体ケース11が取着される。
次に、ブラケットベース20の構成を説明する。
ブラケットベース20は、正面視L字状に形成されたベース部材21を備えている。ベース部材21は、図3(a)に示すように、略長方形板状に形成された第1取付部22と、図2(b)に示すように、その第1取付部22から直交方向に突出形成された第2取付部23とから構成されている。尚、本実施形態において、第2取付部23は、第1取付部22の前後両端(図面においてY軸方向両端)からそれぞれ突出形成されている。
第1取付部22及び第2取付部23は、それぞれの板厚方向に貫通する取付孔22a,23aが形成されており、第1取付部22又は第2取付部23を使用することにより、ブラケットベース20が取付箇所に取り付けられる。詳述すると、図1に示すように、第2取付部23の取付面23bを取付箇所W1に当接させ、該取付部23の取付孔23a(図2(b)参照)に挿通したネジ(図示略)により、本体ケース11が縦位置に取り付けられる。また、第1取付部の取付面22bを一点鎖線で示す取付箇所W2に当接させ、該取付部22の取付孔22a(図2(a)参照)に挿通したネジ(図示略)により、本体ケース11が横位置に取り付けられる。
ベース部材21には、第1取付部22の取付面と反対側に連結部(以下、第1連結部)24が形成されている。つまり、第1取付部22に対して、第2取付部23の突出方向と、第1連結部24の突出方向とが一致している。図5に示すように、第1連結部24は、円柱状に形成されるとともに、その先端は凹設されて半球面状の第1連結面24aが形成されている。また、第1連結部24には、その軸中心に沿って第1連結孔24bが貫通形成されている。更に、図4に示すように、第1連結部24には、第1取付部22の取付面22b側から収容部24cが凹設されている。図3(a)に示すように、収容部24cは十字状に形成されている。また、図4に示すように、収容部24cの内部底面24dは、第1連結面24aと対応して中心部分が突出する半球面状に形成されている。
図5に示すように、第1取付部22の取付面と反対側には、第1固定部25及び第2固定部26が突出形成されている。第1固定部25及び第2固定部26には、光軸の調整方向に沿ってネジ孔25a,26aが形成されている。図4に示すように、第1固定部25には、図面上下方向(X軸方向)に沿ってネジ孔25aが形成され、第2固定部26には、図面表裏方向(Z軸方向)に沿ってネジ孔26aが形成されている。
次に、ブラケットアーム30の構成を説明する。
ブラケットアーム30は、図4に示すように、半球状に形成された連結部(以下、第2連結部)31を備えている。連結部31の半球面状に形成された連結面(以下、第2連結面)31aは、第1連結部24の第1連結面24aと面接触するように形成されている。また、第2連結部31には、第1連結部24の第1連結孔24bと同軸状に第2連結孔31bが貫通形成されている。第2連結孔31bの内径は、連結ネジ40が挿通可能な大きさに形成され、第1連結孔24bの内径は、第2連結孔31bの内径よりも大きく、光軸調整において移動する連結ネジ40の移動を妨げない大きさに形成されている。
ここで、連結ネジ40及びナット41について説明する。
図4に示すように、連結ネジ40とブラケットアーム30との間には付勢部材としてのスプリングワッシャ42と平ワッシャ43とが介在されている。スプリングワッシャ42は、連結ネジ40を反螺入方向に向かって付勢する。平ワッシャ43は、光軸調整時にあってはスプリングワッシャ42によりブラケットアーム30の移動が規制されるのを防ぎ、固定時にあっては連結ネジ40の締め込みによってブラケットアーム30が移動するのを防ぐ。これは、平ワッシャ43を使用しない場合、スプリングワッシャ42の端部がブラケットアーム30と係合し、その係合によって光軸調整時にあってはブラケットアーム30が移動しにくく、固定時にあってはブラケットアーム30が移動するためである。
図3(a)に示すように、ナット41は、十字状に形成されている。ナット41は、収容部24cの形状よりも小さく形成されている。これにより、光軸調整において移動する連結ネジ40の移動を妨げない。また、ナット41において、中心から先端までの長さL1は、その中心から収容部24cの軸中心に向かって突出する凸部24eの軸方向内側先端までの長さL2よりも大きく設定されている。このため、ナット41に螺入された連結ネジ40をねじ込んでブラケットアーム30を固定する固定時、又はネジをゆるめてブラケットアーム30を回動可能にする非固定時において、ナット41が収容部24cの内周面と当接し、ナット41が連結ネジ40とともに回動するのを規制する。従って、固定時又は非固定時においてナット41を固定する作業が必要なく、連結ネジ40のみの操作によって固定及び非固定が可能となる。
また、図4に示すように、収容部24cの底面24dに沿って湾曲形成されている。従って、ナット41は、底面24dと面接触する。上記したように、第1連結面24aは第2連結面31aと面接触している。このため、固定時にあっては、接触面積に応じた摩擦力が発生し、ブラケットアーム30の移動を規制する。また、非固定時にあっては、第2連結部31とナット41とにより第1連結部24を挟み込み、スプリングワッシャ42による付勢力が接触面全体に加わり、平らなナットを使用した場合のように付勢力が集中して加わることがないため、ブラケットアーム30の移動が容易になる。
図2(a)に示すように、連結部31には、取付アーム32が突出形成されている。取付アーム32は、所定平面(本実施形態ではYZ平面)に沿って延びる板状に形成されるとともに、板厚方向(X軸方向)に沿って取付孔32aが貫通形成され、該X軸と直交する面が取付面32bに設定されている。本実施形態において、取付アーム32には図1の本体ケース11の取付方向に従ってZ軸方向に沿って配列された2つの取付孔32aが形成されており、両取付孔32aの間隔は、図1に示す本体ケース11に形成された図示しない取付用ネジ孔の間隔(ピッチ)と一致している。この取付孔32aには、図1に示すネジS1が挿通され、該ネジS1によって取付面32bに本体ケース11が螺設される。
また、図2(a)に示すように、連結部31には、取付アーム32と略直交方向に沿って延びる第1調整部33が突出形成されている。第1調整部33は、取付アーム32と同じ平面であり光軸の調整方向(X軸方向)と直交する平面に沿って延びる板状に形成され、図5に示すように、板厚方向に沿ってネジ挿通孔33aが貫通形成されている。ネジ挿通孔33aは、第2連結孔31bの中心を中心とする円周方向又はその円周の接線方向に沿って延びる長孔に形成されている。
図2(b)に示すように、第1調整部33には、第2調整部34が第1調整部33の略突出方向に沿って突出形成されている。第2調整部34は、第1調整部33と直交する平面であり光軸の調整方向(Z軸)と直交する平面に沿って延びる板状に形成され、図5に示すように、板厚方向に沿ってネジ挿通孔34aが貫通形成されている。ネジ挿通孔34aは、第2連結面31aの中心を中心とする円周方向又はその円周の接線方向に沿って延びる長孔に形成されている。
図2(a)に示すように、第1調整部33のネジ挿通孔33aには第1軸調整用ネジ部材としての第1調整ネジ51が挿通され、その第1調整ネジ51は第1固定部25のネジ孔25aに螺入されている。第1調整部33と第1固定部25との間には、第1調整ネジ51が挿通されたワッシャ52及び付勢部材としてのスプリング53が介在されている。スプリング53は圧縮コイルスプリングであり、第1固定部25に対して第1調整部33を離間方向に付勢する。ワッシャ52は、光軸調整時において第1調整ネジ51及びスプリング53に対する第1調整部33の相対移動を容易にする。
図3(b)に示すように、第2調整部34のネジ挿通孔34aには第2軸調整用ネジ部材としての第2調整ネジ61が挿通され、その第2調整ネジ61は第2固定部26のネジ孔26aに螺入されている。
第2調整部34と第2固定部26との間には、第2調整ネジ61が挿通されたワッシャ62及び付勢部材としてのスプリング63が介在されている。スプリング63は圧縮コイルスプリングであり、第2固定部26に対して第2調整部34を離間方向に付勢する。ワッシャ62は、光軸調整時において第2調整ネジ61及びスプリング63に対する第2調整部34の相対移動を容易にする。
次に、図6を用いて光軸の調整方法を説明する。
先ず、連結ネジ40を緩めてブラケットアーム30を非固定とする。この時、図3(a)に示すナット41は、収容部24cの内周面と当接して回転が規制されるため、ナット41を固定する作業が不要であり、連結ネジ40側からの操作のみでブラケットアーム30の非固定化が可能である。
次に、第1調整ネジ51及び第2調整ネジ61を操作して、本体ケース11の光軸角度を調整する。例えば、第1調整ネジ51を回転して第1調整部33を移動させてブラケットアーム30を水平方向に回動させる。この時、第1調整部33は、スプリング53(図5参照)により離間方向に付勢されているため、第1調整ネジ51の操作に応じて移動し、ブラケットアーム30が回動する。これにより、本体ケース11の光軸を水平方向(図において矢印AH方向)に回動させて水平方向の軸調整を行う。次に、第2調整ネジ61を回転して第2調整部34を移動させてブラケットアーム30を垂直方向に回動させる。この時、第2調整部34は、スプリング63(図5参照)により離間方向に付勢されているため、第2調整ネジ61の操作に応じて移動し、ブラケットアーム30が回動する。これにより、本体ケース11の光軸を垂直方向(図において矢印AV方向)に回動させて垂直方向の軸調整を行う。
軸調整が終了すると、連結ネジ40を締め込み、ブラケットアーム30を固定する。この時、図3(a)に示すナット41は、収容部24cの内周面と当接して回転が規制されるため、ナット41を固定する作業が不要であり、連結ネジ40側からの操作のみでブラケットアーム30の固定が可能である。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)取付具10はブラケットベース20とブラケットアーム30とから構成され、ブラケットベース20とブラケットアーム30は互いに備えた第1連結部24と第2連結部31において、連結ネジ40及びナット41により連結されている。この連結ネジ40とナット41とによる連結部材の操作によってブラケットアーム30が回動可能と回動不能に制御されるため、該連結部材の操作によりブラケットベース20とブラケットアーム30との相対移動不能に容易に固定することができる。
(2)ブラケットアーム30に設けた第1調整部33と第2調整部34とを移動させるだけでブラケットベース20とブラケットアーム30の相対的な角度調整が可能であるため、ブラケットアーム30に取り付けた本体ケース11の光軸調整を容易に行うことができる。
(3)ブラケットアーム30の第2連結部31を半球状に形成したため、第2連結部31の第2連結面31aに沿った周方向の回動、及び連結ネジ40を軸中心とした回動が可能となる。このため、X軸方向の回動、Z軸方向の回動が可能となり、ブラケットアーム30の角度調整、即ち本体ケース11の光軸調整を行うことができるようになる。
(4)ナット41を十字状に形成するとともに、ナット41を収容する収容部24cを十字状に形成したため、ナット41の凸部が収容部24cの内周面と周方向において係合する。このため、ナット41が回動しないように保持する作業が不要であり、連結ネジ40のみを操作することで、ブラケットアーム30を回動可能又は回動不能に制御することができる。
(5)収容部24cの底面24dは、ブラケットアーム30の回動を妨げないように半球面状に形成され、ナット41は、底面24dに対応した円弧状に形成されている。従って、円弧状に形成されたナット41は、収容部24cの底面24dと面接触するため、回動不能な時にあっては接触面において発生する摩擦力によってブラケットベース20とブラケットアーム30とが強固に固定され、回動可能なときにあってはスプリングワッシャ42の付勢力が集中することなく接触面全体に加わるため、ブラケットベース20とブラケットアーム30との相対的な移動を安定して行うことができる。
(6)第1調整部33と第2調整部34とをそれぞれスプリング53,63により離間方向に向かって付勢するようにした。従って、ブラケットベース20とブラケットアーム30には弾性力を有する必要がない。このため、ブラケットベース20とブラケットアーム30との肉厚をそれぞれ厚くすることができ、振動やネジの操作力によってブラケットアーム30が移動することがなく、本体ケース11の光軸移動を防ぐことができる。
(7)本実施形態の取付具10は、ブラケットベース20とブラケットアーム30の2部品により構成し、本体ケース11をブラケットアーム30に取り付けた。従って、形状や取付ピッチが異なる本体ケースを所定の取付箇所に取り付ける場合、ブラケットアームを変更するだけでよく、容易に対応することができる。例えば、図1において、上記実施形態の本体ケース11に比べて取付ピッチが広い本体ケースでは、その取付ピッチに応じて取付アームの長さを長くしたブラケットアームをブラケットベース20と連結する。また、本実施形態の本体ケース11に比べて厚みが大きい本体ケースでは、取付アームを図面左側にオフセットしたブラケットアームをブラケットベース20と連結する。つまり、ブラケットベース20を共通で用いることができるため、取付具全体を作り直す場合に比べてコストが少なくなる。
尚、本実施形態では、平板状の取付アーム32の取付面32bに本体ケース11を取り付けるようにしたため、本実施形態の本体ケース11に比べて厚みが大きい本体ケースの場合、取付状態を縦位置とすれば本実施形態の取付具10により所定の取付箇所に取り付けることができる。従って、取付状態によっては、ブラケットアーム30を変更することなく、対応することが可能である。
尚、上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態では、第2連結部31を半球状に形成した(図5参照)が、ブラケットアーム30が直交する2軸方向において回動可能であれば形状を適宜変更してもよく、例えば、図7に示すように、所定の軸方向に沿って延びる円弧状に形成された連結部71を有するブラケットアーム70に具体化してもよい。
また、上記実施形態では、第1連結部24の第1連結面24aを半球凹状に形成したが、部分的に第2連結面31aと当接するように形成してもよい。また、第2連結部31が回動可能であればよく、凹部の形状を適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、第1連結部24を円筒状としたが、第2連結部31が回動可能であればよく、例えば、6角形、8角形などの多角形筒状に形成してもよい。
・上記実施形態に対して、第1連結部24を半球凸状に形成するとともに、第2連結部31を半球凹状に形成してもよい。
・上記実施形態では、ナット41を十字状に形成した、つまり連結ネジ40が螺入される中心部分から径方向外側に向かって4つの凸部を等角度間隔で形成したが、凸部の数を2個、3個、5個以上の数に適宜変更しても良い。
・上記実施形態では、ナット41を十字状に形成したが、連結ネジ40の頭部を十字状に形成するとともに該頭部を収容部24cに収容するように連結ネジを第1連結孔24b及び第2連結孔31bに挿通し、ブラケットアーム30側からナットを螺着してブラケットベース20とブラケットアーム30とを連結するようにしてもよい。この場合、ナットは、十字状、任意の多角形状等、適宜変更することもできる。
・上記実施形態では、ブラケットベース20を第1部材とし、ブラケットアーム30を第2部材としたが、ブラケットベース20を第2部材、ブラケットアーム30を第1部材としてもよい。
光電センサ及び取付具の正面図。 (a)は取付具の左側面図、(b)は取付具の底面図。 (a)は光電センサ及び取付具の右側面図、(b)は取付具の平面図。 図2(a)のA−A線断面図。 取付具の分解斜視図。 光電センサ及び取付具の斜視図。 別のブラケットアームの斜視図。
符号の説明
10…取付具、11…本体ケース、20…ブラケットベース、21…ベース部材22b,23b,32b…取付面、24…第1連結部、24c…収容部、24d…底面、24e…凸部、25…第1固定部、26…第2固定部、30…ブラケットアーム、31…第2連結部、33…第1調整部、34…第2調整部、40…連結ネジ、41…ナット、W1,W2…取付箇所。

Claims (8)

  1. 機器を軸調整可能に所定の取付箇所に対して取り付けるための取付具であって、
    第1部材と第2部材とから構成され、前記第1部材が前記所定の取付箇所に取り付けられ、前記第2部材に前記機器が取り付けられ、
    前記第1部材には、前記第2部材を連結するための第1連結部と、前記第2部材の角度を前記取付箇所に対して平行な方向である第1の方向に回動させるための第1固定部と、前記第2部材の角度を前記取付箇所に対して垂直な方向である第2の方向に回動させるための第2固定部と、が備えられ、
    前記第2部材には、連結部材により前記第1連結部に対して前記第1の方向及び前記第2の方向に回動可能に連結され、該連結部材の操作に応じて回動可能と回動不能とに制御される第2連結部と、前記第1固定部に対して接離方向に移動される第1調整部と、前記第2固定部に対して接離方向に移動される第2調整部と、が備えられ、
    前記第1連結部及び前記第2連結部のうちの少なくともいずれか一方は半球状に形成されたことを特徴とする取付具。
  2. 前記第1連結部及び前記第2連結部は、一方が凸状に形成されるとともに他方が凹状に形成され、前記第1連結部及び前記第2連結部は半球状に形成された、ことを特徴とする請求項1記載の取付具。
  3. 前記連結部材には、
    前記第1連結部と前記第2連結部のそれぞれに形成された挿通孔に挿通される連結ネジと、該連結ネジが螺入されるナットと、前記第1連結部及び前記第2連結部の一方を他方に向かって付勢する付勢手段と、
    が備えられたことを特徴とする請求項1又は2記載の取付具。
  4. 前記第1部材には、前記ナット及び前記連結ネジの頭部のうちの何れか一方を収容する収容部が形成され、該収容部に収容されたナット又は頭部は前記連結ネジの中心から径方向外側に向かって延びる複数の凸部を有し、前記収容部の内周面は前記凸部と周方向において係合するように形成された、ことを特徴とする請求項3記載の取付具。
  5. 前記第1部材には、前記ナット及び前記連結ネジの頭部のうちの何れか一方を収容する収容部が形成され、該収容部の底面は半球状に形成され、前記ナット及び前記連結ネジの頭部のうちの何れか一方は前記底面に応じて円弧状に形成された、ことを特徴とする請求項3又は4記載の取付具。
  6. 前記第1調整部及び前記第1固定部は、一方に貫通孔が形成されるとともに他方にネジ孔が形成され、第1軸調整用ネジ部材により連結されるとともに、第1付勢手段により前記第1調整部と前記第1固定部とが離間方向に付勢され、
    前記第2調整部及び前記第2固定部は、一方に貫通孔が形成されるとともに他方にネジ孔が形成され、第2軸調整用ネジ部材により連結されるとともに、第2付勢手段により前記第2調整部と前記第2固定部とが離間方向に付勢される、
    ことを特徴とする請求項1〜5のうちの何れか一項に記載の取付具。
  7. 前記第1部材には、前記取付箇所に取り付けるための第1取付部と、前記取付箇所に取り付けるためであって前記第1取付部から直交方向に突出形成された第2取付部とが設けられ、前記第1取付部には、その取付面と反対側に前記第2取付部の突出方向と同方向に前記第1連結部、第1固定部及び第2固定部が突出形成されており、前記第2部材に備えられた前記2連結部、第1調整部及び第2調整部は、それぞれ前記第1連結部、第1固定部及び第2固定部に対応するように形成されていることを特徴とする請求項1〜6のうちの何れか一項に記載の取付具。
  8. 機器を所定の取付箇所に対して取り付けるための取付具に対して、前記機器の軸を調整する取付具の調整方法であって、
    前記取付具は、第1部材と第2部材とから構成され、前記第1部材が前記所定の取付箇所に取り付けられ、前記第2部材に前記機器が取り付けられ、
    前記第1部材には、前記第2部材を連結するための第1連結部と、前記第2部材の角度を前記取付箇所に対して平行な方向である第1の方向に回動させるための第1固定部と、前記第2部材の角度を前記取付箇所に対して垂直な方向である第2の方向に回動させるための第2固定部と、が備えられ、
    前記第2部材には、連結部材により前記第1連結部に対して前記第1の方向及び前記第2の方向に回動可能に連結され、該連結部材の操作に応じて回動可能と回動不能とに制御される第2連結部と、前記第1固定部に対して接離方向に移動される第1調整部と、前記第2固定部に対して接離方向に移動される第2調整部と、が備えられ、
    前記第1連結部及び前記第2連結部のうちの少なくともいずれか一方は半球状に形成されており、
    前記第2連結部が前記連結部材により回動可能に制御された状態において、前記第1調整部及び前記第2調整部のうちの少なくとも一方を移動させて前記第1部材と前記第2部材との相対角度を調整する第1ステップと、
    前記第1ステップによる調整後、前記連結部材により前記第2連結部を回動不能に固定する第2ステップと、
    を備えたことを特徴とする取付具の調整方法。
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