JP4905091B2 - ミラー取付構造 - Google Patents

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この発明は、光投射デバイスに用いられるミラー取付構造(機構)に関し、特に、プロジェクタ(投写機)に用いられる曲面ミラーを保持するためのミラー取付構造に関するものである。
リアプロジェクタ、フロントプロジェクタ等の光投射デバイスは、投射光学系から投射される映像光を曲面ミラー(投射ミラー)で反射させてスクリーンに導くようになっている。この種の光投射デバイスで用いられる曲面ミラーは、反射光線を平行に遠方まで送るように、球面収差がない放物面鏡等の非球面ミラーであることが一般的である。
非球面ミラーは、放物線等、所定の非円形の曲線を、直線的に延びた所定の基軸を中心にして回転したときに形成される曲面により構成されているから、円面ミラーとは異なり、回転面の基軸による固有の唯一の鏡軸を有するから、映像光を正しい方向に反射するために、光投射デバイスの組立時に、高精度な三次元立体的な姿勢調整が必要である。
このことに対して、従来は、非球面ミラーを、保持部材に対して3点でフローティング支持し、各点においてフローティング量を個別に調整することにより、非球面ミラーの取付姿勢を調整することが行われている(例えば、特許文献1)。
特開2002−228905号公報
しかし、3点フローティング支持では、各支持点のフローティング量調整は、非球面ミラーの姿勢設定において、非球面ミラーを構成する幾何学的な3軸(立体座標軸)の全てに対して影響を与えるから、調整の自由度が高い反面、非球面ミラーの特定の座標軸周りの角度姿勢だけを調整するようなことができない。
このため、従来は、各支持点のフローティング量調整を繰り返し行い、試行錯誤によって非球面ミラーの姿勢調整を行わなくならない。このため、長い調整時間を要したり、正しく調整しきれないために、非球面ミラーで反射した映像光による投影画像に歪みが生じる等によって性能を犠牲にすることになる。
この発明は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、長い調整時間を要することなく、非球面ミラーの姿勢調整を適切に行うことができるミラー取付構造を提供することを目的としている。
この発明によるミラー取付構造は、投射光学系から投射される映像光を反射する曲面ミラーを保持部材に取り付けるミラー取付構造において、
前記曲面ミラーが所定の軸を回動中心として回動可能に且つ前記軸線の延在方向に移動可能に前記保持部材に取り付けられ、
前記軸を回動中心とした任意の回動角姿勢に変更可能に前記曲面ミラーを保持するミラー姿勢調整手段と、
前記曲面ミラーの前記軸線の延在方向の移動を規制する移動規制手段と、
を有する。
この発明によるミラー取付構造は、投射光学系から投射される映像光を反射する曲面ミラーを保持部材に取り付けるミラー取付構造において、
前記曲面ミラーの反射面は、所定の非円形の曲線を、直線的に延びた所定の基軸を中心にして回転したときに形成される曲面の一部を用いて形成されており、
前記曲面ミラーが、前記基軸と所定の角度で交差するか、もしくは、前記基軸と所定の角度で交差する軸線と平行な軸線である第1の軸線を回動中心として回動可能に且つ前記第1の軸線の延在方向に移動可能に前記保持部材に取り付けられ、
前記第1の軸線を回動中心とした任意の回動角姿勢に変更可能に前記曲面ミラーを前記保持部材より保持する第1の姿勢調整手段と、
前記曲面ミラーの前記第1の軸線の延在方向の移動を規制する移動規制手段と、
を有する。
この発明によるミラー取付構造は、投射光学系から投射される映像光を反射する曲面ミラーを保持部材に取り付けるミラー取付構造において、
前記曲面ミラーの反射面は、所定の非円形の曲線を、直線的に延びた所定の基軸を中心にして回転したときに形成される曲面の一部を用いて形成されており、
前記曲面ミラーが、前記基軸と所定の角度で交差するか、もしくは、前記基軸と所定の角度で交差する軸線と平行な軸線である第1の軸線を回動中心として回動可能に前記保持部材に取り付けられ、
前記第1の軸線を回動中心とした任意の回動角姿勢に変更可能に前記曲面ミラーを前記保持部材より保持する第1の姿勢調整手段を有し、
前記曲面ミラーは、前記第1の軸線方向に離れた二箇所に各々設けられた第1の係合部と、前記第1の係合部の配置部位より前記第1の軸線周りの回動半径方向に離れた部位の一箇所に設けられた第2の係合部とを有し、
前記第1の係合部は、各々前記保持部材の二箇所に設けられた第1の被係合部に、前記第1の軸線周りに回動可能に、且つ前記第1の軸線方向に移動可能に係合しており、
第2の係合部は、前記保持部材の一箇所に設けられた第2の被係合部に、前記第1の軸線周りの回動方向には変位可能であるが、前記第1の軸線方向の移動を規制された態様で係合している。
この発明によるミラー取付構造は、より好ましくは、前記第1の係合部は円柱状の軸部材により構成され、前記第1の被係合部は前記第1の係合部を受け入れるV溝により構成され、更に、前記第1の係合部を前記第1の被係合部に押し付ける板ばね部材を有する。
この発明によるミラー取付構造は、より好ましくは、更に、前記基軸および前記基軸と所定の角度で交差する軸線とによって形成される平面に対して所定の角度で交差する第2の軸線を回動中心として前記保持部材を回動可能に支持する基台を有し、前記第2の軸線を回動中心とした任意の回動角姿勢に変更可能に前記保持部材を前記基台より保持する第2の姿勢調整手段を有する。
この発明によるミラー取付構造によれば、曲面ミラーを構成する3軸の幾何学的な立体座標軸のうち特定された一つの座標軸、例えば、非球面ミラーの鏡軸(基軸)に対して直交する軸線(第1の軸線)周りの非球面ミラーを姿勢角度(仰角姿勢)のみを、曲面ミラーを構成する立体座標軸の他の座標軸周りの角度姿勢を変動させることなく、調整することができる。これにより、非球面ミラーの姿勢調整を、長い調整時間を要することなく、適切に行うことができる。
この発明によるミラー取付構造の一つの実施形態を、図を参照して説明する。
まず、図1を参照して、この発明によるミラー取付構造が適用される光投射デバイスの全体構成の一例を説明する。
この光投射デバイスは、投光器11より映像光を投射し、映像光は、曲面ミラー13、平面ミラー15の各々で反射し、一般に鉛直配置のスクリーン17に投影される。この発明によるミラー取付構造は、曲面ミラー13の取付構造に適用される。
つぎに、この発明によるミラー取付構造に用いられる曲面ミラー13の一つの実施形態を、図2を参照して、幾何学的に説明する。
曲面ミラー13は、非球面凹面鏡であり、所定の非円形の曲線、この実施形態では、たとえば、放物線や、放物線に近似した曲線PLを、直線的に延びた所定の基軸、つまり、Z軸を中心にして回転したときに形成される曲面の一部を用いて放物面鏡として形成されている。この場合、Z軸(基軸)が曲面ミラー13の鏡軸になる。
ここで、曲面ミラー13の3軸の幾何学的な立体座標軸を定義する。Z軸を水平軸とし、放物線PLの頂点(0点)P1において、Z軸に直角に公差(直交)する水平座標軸をX軸、Z軸に直角に公差(直交)する垂直座標軸をY軸とする。Z軸とX軸とY軸は、各々、頂点P1において、互いに直交する。
曲面ミラー13は、図2、図3に示されているように、XY平面で見て、軸縦方向(Y軸方向)の寸法がA1で、X軸(頂点P1)を上側に偏倚した位置に含み、Y軸をX軸方向の1/2中間位置として横方向(X軸方向)の寸法がA5の矩形の外郭形状Maをなしている。曲面ミラー13の有効反射領域Mbは、軸縦方向(Y軸方向)の寸法がA1より小さい寸法A3で、X軸(頂点P1)を含まず、Y軸をX軸方向の1/2中間位置として横方向(X軸方向)の寸法がA5より小さい寸法A7の矩形に構成されている。X軸と平行なミラー上縁はL1、ミラー下縁はL3により示されている。
図4〜図9は、この発明によるミラー取付構造の一つの実施形態を示している。
曲面ミラー13は、基軸(鏡軸)をなすZ軸と直交する軸線、つまり、X軸と、XZ平面において平行な軸線である第1の軸線Xaを回動中心として回動可能に、保持部材21に取り付けられている。以下に、この取付構造の詳細を説明する。
曲面ミラー13は、第1の係合部として、第1の軸線Xa上において、第1の軸線Xaの延在方向に離れた二箇所、つまり、曲面ミラー13の左右両外側縁部に、各々、円柱状の軸部材29を一体的に有する。左右二つの軸部材29は、中心軸線がともに第1の軸線Xa上にある同一軸線軸である。ここに、軸部材29は、ミラー上縁L1に近い部位にある。
保持部材21は、底部23と、底部23の左右両側に垂直に設けられた一対の垂直支持部25を有する。左右の垂直支持部25の上縁部には、各々、第1の被係合部として、左右方向(第1の軸線Xaの延在方向)に延びたV溝27が形成されている。左右のV溝27は、各々、左右の軸部材29を、第1の軸線Xa周りに回動可能に、且つ第1の軸線Xaの延在方向に移動可能に受け入れている。
左右の垂直支持部25の上縁部には、各々、板ばね31の一端が固定されている。板ばね31は各々、自由端側において、軸部材29をV溝27に押し付けている。
この軸支構造により、曲面ミラー13は、がた付きを一切含むことなく第1の軸線Xa周りに回動可能になる。このことは、高度な取付精度を要求される光学機器にとって重要なことである。
曲面ミラー13は、第1の軸線Xaより第1の軸線Xa周りの回動半径方向に離れた部位、つまり、ミラー下縁L3に近い部位の左右両側に、各々、耳片部33を一体的に有する。図8に示されているように、左右二つの耳片部33には、各々、貫通孔41が明けられている。各貫通孔41には、左右両側の垂直支持部25の前部に各々ねじ止め固定されたスタッドボルト39が、遊嵌合状態で、充分な径方向間隙をもって貫通している。スタッドボルト39の頭部と耳片部33との間に圧縮コイルばね43が挟まれている。圧縮コイルばね43は、耳片部33を垂直支持部25の前部に向けて付勢している。
左右両側の垂直支持部25の前部には各々雌ねじ孔35が形成されており、各雌ねじ孔35に調整雄ねじ部材37がねじ係合している。調整雄ねじ部材37は雌ねじ孔35とのねじ係合側とは反対側の端部(先端部)にて耳片部33に当接している。耳片部33は圧縮コイルばね43のばね力によって調整雄ねじ部材37の先端部に押し付けられている。
調整雄ねじ部材37は、二面取り部37Aを有し、二面取り部37Aに係合するスパナ工具(図示省略)によって回されることにより、垂直支持部25の前部より突出量を変化し、調整雄ねじ部材37のねじ込み量により決まる突出量をもって、圧縮コイルばね43のばね力によって押し付けられている耳片部33の位置の図7、図8で見て左右方向の位置をがた付きを含むことなく設定する。
このようにして、耳片部33、調整雄ねじ部材37、スタッドボルト39、圧縮コイルばね43は、第1の軸線Xaを回動中心とした任意の回動角姿勢に変更可能に曲面ミラー13を保持部材21より保持する第1の姿勢調整手段をなす。
曲面ミラー13は、図5、図6に示されているように、軸部材29の配置部位より第1の軸線Xa周りの回動半径方向に離れた部位、つまり、ミラー下縁L3に近い部位のX軸方向の中央部の一箇所に、第2の係合部として、突出片47を一体的に有する。保持部材21の底部23の一箇所には、第2の被係合部として、凹状係合部45が形成されている。
突出片47は、凹状係合部45に、第1の軸線Xa周りの回動方向には変位可能であるが、第1の軸線Xaの延在方向の移動を規制された態様で係合している。これにより、曲面ミラー13は保持部材21に対して第1の軸線Xaの延在方向(X軸方向と同じ方向)には、がた付き移動しない。
上述の調整雄ねじ部材37のねじ込み量調整によって、曲面ミラー13を、基軸(鏡軸)をなすZ軸と直交するX軸と、ZX平面において平行な軸線である第1の軸線Xaを回動中心として回動させることができ、第1の軸線Xaを回動中心とした任意の回動角姿勢に安定保持することができる。
これにより、曲面ミラー13を構成する3軸の幾何学的な立体座標軸のうち、鏡軸(基軸=Z軸)に対して直交する第1の軸線Xa周りの曲面ミラー13を姿勢角度(仰角姿勢)のみを、曲面ミラー13を構成する立体座標軸の他の座標軸(Z軸やY軸)周りの角度姿勢を変動させることなく、的確に調整することができる。
この曲面ミラー13の第1の軸線Xa周りの回動角調整において、Z軸と第1の軸線Xaとが不変の直交関係にあり、曲面ミラー13は保持部材21に対して第1の軸線Xaの延在方向には、がた付き移動しないことにより、鏡軸(基軸=Z軸)は、YZ平面にあることを維持する。
これにより、非球面ミラーである曲面ミラー13の姿勢調整を、長い調整時間を要することなく、適切に行うことができる。
曲面ミラー13は、軸部材29の配置部位より離れた一箇所における突出片47と凹状係合部45との係合によって第1の軸線Xaの延在方向の移動を規制され、左右の軸部材29とV溝27との係合部においては、第1の軸線Xaの延在方向に移動可能であるから、鏡軸位置を変動させることなく、温度変化による曲面ミラー13の第1の軸線Xaの延在方向の熱変形が逃がされる。
これにより、温度変化が生じても、曲面ミラー13の鏡軸位置の変動、曲面ミラー13の熱変形による光学的特性の劣化が生じることがなく、曲面ミラー13で反射した映像光による投影画像に歪みが生じることがない。
なお、突出片47と凹状係合部45との係合は、曲面ミラー13のY軸方向の熱変形を拘束する係合関係ではないので、曲面ミラー13のY軸方向の熱変形も逃がされる。
保持部材21は、図5、図6、図9に示されているように、光学シャーシ等による基台51上に配置され、基台51に保持部材21に設けられた垂直軸部材53と保持部材21の底部23に設けられた軸受孔55との回動可能な嵌合により、基軸(Z軸)および当該基軸と直角で交差するX軸とによって形成されるXZ平面に対して所定の角度で交差する第2の軸線CL(図7参照)を回動中心として、基台51に対して首振り可能になっている。
保持部材21の第2の軸線CL周りの回動は、Y軸が垂直姿勢になる曲面ミラー13の第1の軸線Xa周りの回動姿勢において、XZ平面と平行な平面に直交する垂直軸線周りの回動である。
第2の姿勢調整手段として、保持部材21の複数箇所に長穴形状のボルト取付孔57(図4参照))が形成されており、ボルト取付孔57に挿入された締結ボルト(図示省略)が各々基台51に形成されたねじ孔(図示省略)にねじ係合することにより、第2の軸線CLを回動中心とした任意の回動角姿勢に変更可能に保持部材21を基台51より保持する。
これにより、第2の軸線CL周りの曲面ミラー13を姿勢角度のみを、曲面ミラー13を構成する立体座標軸の他の座標軸(Z軸やX軸)周りの角度姿勢を変動させることなく、的確に調整することができる。
なお、軸部材29は、X軸上に設けられていてもよい。この場合には、曲面ミラー13は、第1の軸線Xaに代えてX軸周りに回動することになり、その他のことは、第1の軸線Xa周りに回動する場合と同じである。
この発明によるミラー取付構造が適用される光投射デバイスの全体構成の一例を示す配置図である。 この発明によるミラー取付構造に用いられる曲面ミラーの一つの実施形態を幾何学的に説明する説明図である。 図2のIII方向矢視の曲面ミラーの図である。 この発明によるミラー取付構造の一つの実施形態を示す斜視図である。 図4のV矢視図である。 図5のVI部分の拡大図である。 図4のVII矢視図である。 図7の線VIII−VIIIによる拡大断面図である。 この発明によるミラー取付構造の一つの実施形態の下部取付部を示す斜視図である。
符号の説明
11 投光器
13 曲面ミラー
15 平面ミラー
17 スクリーン
21 保持部材
23 底部
25 垂直支持部
27 V溝
29 軸部材
31 板ばね
33 耳片部
37 調整雄ねじ部材
39 スタッドボルト
43 圧縮コイルばね
45 凹状係合部
47 突出片
51 基台
53 垂直軸部材
55 軸受孔
57 ボルト取付孔

Claims (5)

  1. 投射光学系から投射される映像光を反射する曲面ミラーを保持部材に取り付けるミラー取付構造において、
    前記曲面ミラーが所定の軸を回動中心として回動可能に且つ前記軸線の延在方向に移動可能に前記保持部材に取り付けられ、
    前記軸を回動中心とした任意の回動角姿勢に変更可能に前記曲面ミラーを保持するミラー姿勢調整手段と、
    前記曲面ミラーの前記軸線の延在方向の移動を規制する移動規制手段と、
    を有することを特徴とするミラー取付構造。
  2. 投射光学系から投射される映像光を反射する曲面ミラーを保持部材に取り付けるミラー取付構造において、
    前記曲面ミラーの反射面は、所定の非円形の曲線を、直線的に延びた所定の基軸を中心にして回転したときに形成される曲面の一部を用いて形成されており、
    前記曲面ミラーが、前記基軸と所定の角度で交差するか、もしくは、前記基軸と所定の角度で交差する軸線と平行な軸線である第1の軸線を回動中心として回動可能に且つ前記第1の軸線の延在方向に移動可能に前記保持部材に取り付けられ、
    前記第1の軸線を回動中心とした任意の回動角姿勢に変更可能に前記曲面ミラーを前記保持部材より保持する第1の姿勢調整手段と、
    前記曲面ミラーの前記第1の軸線の延在方向の移動を規制する移動規制手段と、
    を有することを特徴とするミラー取付構造。
  3. 投射光学系から投射される映像光を反射する曲面ミラーを保持部材に取り付けるミラー取付構造において、
    前記曲面ミラーの反射面は、所定の非円形の曲線を、直線的に延びた所定の基軸を中心にして回転したときに形成される曲面の一部を用いて形成されており、
    前記曲面ミラーが、前記基軸と所定の角度で交差するか、もしくは、前記基軸と所定の角度で交差する軸線と平行な軸線である第1の軸線を回動中心として回動可能に前記保持部材に取り付けられ、
    前記第1の軸線を回動中心とした任意の回動角姿勢に変更可能に前記曲面ミラーを前記保持部材より保持する第1の姿勢調整手段を有し、
    前記曲面ミラーは、前記第1の軸線方向に離れた二箇所に各々設けられた第1の係合部と、前記第1の係合部の配置部位より前記第1の軸線周りの回動半径方向に離れた部位の一箇所に設けられた第2の係合部とを有し、
    前記第1の係合部は、各々前記保持部材の二箇所に設けられた第1の被係合部に、前記第1の軸線周りに回動可能に、且つ前記第1の軸線方向に移動可能に係合しており、
    第2の係合部は、前記保持部材の一箇所に設けられた第2の被係合部に、前記第1の軸線周りの回動方向には変位可能であるが、前記第1の軸線方向の移動を規制された態様で係合していることを特徴とするミラー取付構造。
  4. 請求項3に記載のミラー取付構造において、
    前記第1の係合部は円柱状の軸部材により構成され、前記第1の被係合部は前記第1の係合部を受け入れるV溝により構成され、更に、前記第1の係合部を前記第1の被係合部に押し付ける板ばね部材を有することを特徴とするミラー取付構造。
  5. 請求項2から4の何れか一項に記載のミラー取付構造において、
    前記基軸および前記基軸と所定の角度で交差する軸線とによって形成される平面に対して所定の角度で交差する第2の軸線を回動中心として前記保持部材を回動可能に支持する基台を有し、
    前記第2の軸線を回動中心とした任意の回動角姿勢に変更可能に前記保持部材を前記基台より保持する第2の姿勢調整手段を有することを特徴とするミラー取付構造。
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