JP4718916B2 - レーザマーキング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザマーキング装置に関する。
従来、加工対象物の表面にレーザ光を走査させて、文字・記号・図形等のマーキング情報(以下単に、「マーク」という。)を印字するレーザマーキング装置が知られている。レーザマーキング装置は、所望のマークを印字するために、加工対象物の材質等に応じた最適な印字条件(例えば、レーザ出力値、レーザ光の走査速度、パルス幅等)を設定している。そのため、加工対象物の材質等が変更されると、その都度、変更した印字条件(テスト印字条件)の印字(テストマーキング)と、テスト印字条件によって印字されたマーク(テストマーク)の形状確認を繰り返し、最適な印字条件を探索する必要があった。
そこで、こうしたレーザマーキング装置では、従来より、最適な印字条件の探索を容易にする提案がなされている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、レーザマーキング装置の制御手段が、印字条件のいずれか1つのパラメータ(例えば、パルス幅)を、他のパラメータ(例えば、走査速度及び出力)に基づいて演算することにより、テスト印字条件に設定するパラメータの数を削減して、最適な印字条件の探索を容易にしている。
特開平11−28586号公報
しかしながら、上記するレーザマーキング装置では、加工面でのレーザ光を所定のビーム径に成形して収束させるために、一般的に、ガルバノミラー等の偏向手段によって歪んだビーム径のレーザ光を補正して収束させる収束レンズ(例えばfθレンズ)を採用している。そのため、以下の問題を招いていた。
すなわち、上記するレーザマーキング装置では、fθレンズのレーザ光に対する透過率が、fθレンズの中央と端部で異なる。そのため、fθレンズに対するレーザ光の走査位置が変更されると、設定したレーザ光の出力と収束されたレーザ光の強度との間に誤差を生じる。その結果、上記するテストマーキングでは、テストマーキングの走査位置毎に印字結果のバラツキを生じて、最適な印字条件の探索を困難にする問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであって、その目的は、最適な印字条件の探索を容易にしたレーザマーキング装置を提供することである。
請求項1に記載の発明は、レーザ光源から出射したレーザ光を偏向する偏向手段と、前記偏向手段の偏向した前記レーザ光を印字面に収束する収束レンズと、前記レーザ光源と前記偏向手段を駆動制御して、前記収束したレーザ光を前記印字面に走査する走査制御手段とを備え、前記走査制御手段の走査した前記レーザ光によって前記印字面に文字・記号・図形等のマーキング情報を印字するレーザマーキング装置において、前記レーザ光源のレーザ出力値と前記レーザ光の走査速度の少なくともいずれか一方からなる複数のテスト印字条件に基づいてテスト印字を行うテストマーキングモードを有し、前記走査制御手段が、前記テストマーキングモードのときに、前記複数のテスト印字条件に基づく各レーザ光を、前記収束レンズにより前記レーザ光が収束される照射点を含む前記印字面における前記収束レンズの光軸中心から略等距離となる前記印字面の領域に走査してテスト印字を行うことを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、テスト印字条件に基づくレーザ光を、収束レンズの光軸中心から略等距離となる領域、すなわち収束レンズの透過率を略等しくする領域に走査してマーキング情報(以下単に、「テストマーク」という。)を印字することができる。従って、テストマークを印字する際に、収束レンズに起因するレーザ強度のバラツキを回避することができる。その結果、テストマークの印字結果(例えば、マークの形状や鮮明度等)の再現性を向上することができ、最適な印字条件の探索を容易にすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレーザマーキング装置において、前記レーザ出力値と前記走査速度の少なくともいずれか一方からなる前記複数のテスト印字条件を入力する条件入力手段と、前記条件入力手段から入力された前記複数のテスト印字条件を記憶する記憶手段とを備え、前記走査制御手段が、前記テストマーキングモードのときに、前記記憶手段の記憶した前記複数のテスト印字条件に基づく各レーザ光を、前記収束レンズにより前記レーザ光が収束される照射点を含む前記印字面における前記収束レンズの光軸中心から略等距離となる前記印字面の領域に走査することを要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、テスト印字条件を記憶手段に記憶する分だけ、テスト印字条件の再現性を、さらに向上することができる。従って、最適な印字条件の探索を、より容易にすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のレーザマーキング装置において、前記テストマーキングモードの印字結果に基づいて設定される最適印字条件と、前記最適印字条件に基づいて印字する前記マーキング情報を記憶する記憶手段を備え、前記走査制御手段が、前記テストマーキングモードのときに、前記複数のテスト印字条件に基づくレーザ光を走査して、それぞれ前記記憶手段の記憶する前記マーキング情報をテスト印字することを要旨とする。
請求項3に記載の発明によれば、最適印字条件で印字するマーキング情報をテストマークにすることができ、最適印字条件の印字に即した印字条件を設定することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のレーザマーキング装置において、前記レーザ出力値と前記走査速度の少なくともいずれか一方の基準値に基づいて、前記基準値を所定の数値だけ変更した値からなる前記テスト印字条件を生成する条件生成手段を備え、前記条件入力手段が、前記基準値からなる前記テスト印字条件を入力し、前記記憶手段は、前記基準値に対応する前記テスト印字条件と、前記条件生成手段の生成した前記テスト印字条件を記憶し、前記走査制御手段が、前記テストマーキングモードのときに、前記記憶手段の記憶する前記複数のテスト印字条件に基づく各レーザ光を、前記収束レンズにより前記レーザ光が収束される照射点を含む前記印字面における前記収束レンズの光軸中心から略等距離となる前記印字面の領域に走査することを要旨とする。
請求項4に記載の発明によれば、少なくともレーザ出力値と走査速度のいずれか一方の基準値に基づいて、基準値を変更させた値に関するテスト印字条件を生成し、生成したテスト印字条件のテストマークを印字する際に、収束レンズに起因するレーザ強度のバラツキを回避することができる。従って、基準値の入力のみによって、基準値を含む条件範囲のテストマークを、レーザ強度の誤差無く印字することができ、最適な印字条件の探索を、より容易にすることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のレーザマーキング装置において、前記条件入力手段が、前記基準値を変更させる前記数に関する情報を入力することを要旨とする。
請求項5に記載の発明によれば、条件入力手段から入力した数分だけ基準値を変更させることができる。従って、テスト印字条件の条件範囲の自由度を拡張することができ、最適な印字条件の探索を、より容易にすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項2又は3に記載のレーザマーキング装置において、少なくとも前記レーザ出力値と前記走査速度のいずれか一方の最大値及び最小値に基づいて、前記最小値を所定の数値だけ前記最大値まで加算した値からなる前記テスト印字条件と前記最大値を所定の数値だけ前記最小値まで減算した値からなる前記テスト印字条件のいずれか一方を生成する条件生成手段を備え、前記条件入力手段が、前記テスト印字条件における前記最大値及び前記最小値に関する情報を入力し、前記記憶手段が、前記最大値からなる前記テスト印字条件と前記最小値からなる前記テスト印字条件と、前記条件生成手段の生成した前記テスト印字条件を記憶し、前記走査制御手段が、前記テストマーキングモードのときに、前記記憶手段の記憶する前記複数のテスト印字条件に基づく各レーザ光を、前記収束レンズにより前記レーザ光が収束される照射点を含む前記印字面における前記収束レンズの光軸中心から略等距離となる前記印字面の領域に走査することを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、少なくともレーザ出力値と走査速度のいずれか一方の最大値と最小値に基づいて、最大値と最小値の間の値からなるテスト印字条件を生成し、生成した各テスト印字条件のテストマークを印字する際に、収束レンズに起因するレーザ強度のバラツキを回避することができる。従って、最大値と最小値の入力のみによって、最大値と最小値を含む条件範囲のテストマークを、レーザ強度の誤差無く印字することができ、最適な印字条件の探索を、より容易にすることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のレーザマーキング装置において、前記条件入力手段が、前記最小値に加算する前記数と前記最大値から減算する前記数のいずれか一方に関する情報を入力することを要旨とする。
請求項7に記載の発明によれば、条件入力手段から入力した数分だけ、最小値と最大値のいずれか一方を変更させることができる。従って、テスト印字条件の条件範囲の自由度を拡張することができ、最適な印字条件の探索を、より容易にすることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1つに記載のレーザマーキング装置において、前記複数のテスト印字条件が、それぞれ前記テスト印字条件を識別可能にする条件識別情報を有し、前記走査制御手段が、前記テストマーキングモードのときに、前記複数のテスト印字条件に基づいてテスト印字した前記マーキング情報の近傍に、それぞれ対応する前記テスト印字条件の前記条件識別情報を印字することを要旨とする。
請求項8に記載の発明によれば、テストマークの近傍に、対応する条件識別情報を印字することができる。従って、テストマークに対応するテスト印字条件を、テストマーク近傍の条件識別情報によって識別することができる。その結果、テストマークに対応するテスト印字条件の判別を容易にすることができ、印字に最適な条件の探索を、さらに容易にすることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1つに記載のレーザマーキング装置において、前記走査制御手段が、前記テストマーキングモードのときに、前記複数のテスト印字条件に基づいてテスト印字した前記マーキング情報の近傍に、対応する前記テスト印字条件の前記レーザ出力値と前記走査速度の少なくともいずれか一方に応じた条件マークを印字することを要旨とする。
請求項9に記載の発明によれば、テストマークの近傍に、少なくとも対応するレーザ出力値と走査速度のいずれか一方に対応する条件マークを印字することができる。従って、テストマークに対応するテスト印字条件の内容を、テストマーク近傍の条件マークによって知ることができる。その結果、テストマークに対応するテスト印字条件の確認を容易に
することができ、印字に最適な条件の探索を、さらに容易にすることができる。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のレーザマーキング装置において、前記条件マークが、前記レーザ出力値と前記走査速度の少なくともいずれか一方であることを要旨とする。
請求項10に記載の発明によれば、テストマークの近傍に、少なくとも対応するレーザ出力値と走査速度のいずれか一方を印字することができる。従って、テストマークに対応するテスト印字条件の内容を、より容易に知ることができる。その結果、テストマークに対応するテスト印字条件の確認を、さらに容易にすることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図6に従って説明する。図1は、レーザマーキング装置10の構成を説明する概略斜視図である。
図1において、レーザマーキング装置10には、レーザ光源11が備えられている。レーザ光源11は、例えば気体ガスレーザの炭酸ガスレーザ、固体レーザであるYAGレーザ、半導体レーザ、ファイバレーザ等である。レーザ光源11は、その下方に配設されたベルトコンベア等の搬送ラインTRに搬送される加工対象物Wの印字面Waに、強度変調可能な加工用のレーザ光Lを出射するようになっている。そして、レーザ光源11にレーザ光Lを出射するための所定の駆動信号(レーザ光源駆動信号SL:図2参照)が入力されると、レーザ光源駆動信号SLに対応するレーザ出力値のレーザ光Lが、レーザ光源11から出射されるようになっている。
レーザ光Lの光路途中には、レーザ光源11側から順に、偏向手段としての一対のガルバノミラー12X,12Yと収束レンズ13が配設されている。
一対のガルバノミラー12X,12Yは、それぞれ対応するガルバノモータMX,MYに回動可能に連結駆動されるミラーであって、それぞれの回動軸心が、レーザ光Lの光路途中に位置するように配設されている。ガルバノミラー12Xは、その回動軸が前記印字面Waに対して直交するように配設され、ガルバノミラー12Yは、その回動軸が前記印字面Waに対して平行となるように配設されている。そして、各ガルバノモータMX,MYに所定の駆動信号(ガルバノミラー駆動信号SG:図2参照)が入力されると、各ガルバノミラー12X,12Yが、ガルバノミラー駆動信号SGに応じて回動する。各ガルバノミラー12X,12Yが回動すると、レーザ光源11からのレーザ光Lが、回動する各ガルバノミラー12X,12Yの偏向反射によって、前記印字面Wa上に走査される。
本実施形態では、各ガルバノミラー12X,12Yの走査方向を、それぞれX方向及びY方向とし、印字面Waの法線方向をZ方向という。尚、前記加工対象物Wは、前記Y方向に搬送されるようになっている。
収束レンズ13は、ガルバノミラー12Yからのレーザ光Lを、前記印字面Wa上の位置に収束するレンズであって、例えばfθレンズである。そして、ガルバノミラー12Yからのレーザ光Lが収束レンズ13に入射すると、各ガルバノミラー12X,12Yの偏向によって歪んだレーザ光Lのビーム径が補正されて、所定のビーム径に収束された状態のレーザ光Lが、前記印字面Wa上に走査される。レーザ光Lが走査されると、走査された位置の加工対象物Wが溶融・昇華して、レーザ光Lの走査軌跡に沿う文字・記号・図形等のマーキング情報(例えば、文字や文字列、記号や記号列、図形や図形郡、さらにはこれらの結合したもの:以下単に、「マークM」という。)が、印字面Wa上に印字される。
本実施形態では、前記印字面Wa上の位置であって、レーザ光Lの収束される位置を照射点BSとし、照射点BSの走査される領域、すなわちマークMの印字される領域を印字領域Sという。
加工対象物W(搬送ラインTR)の下方には、搬送される加工対象物Wの位置を検出可能にするセンサ14が配設されている。センサ14は、搬送される加工対象物Wが前記収束レンズ13の反Z方向に侵入するタイミングで、マークMの印字を開始させるための信号(加工対象物検出信号SD:図2参照)を出力するようになっている。
次に、上記するレーザマーキング装置10の電気的構成について以下に説明する。図2は、レーザマーキング装置10の電気的構成を説明する電気ブロック回路図である。
レーザマーキング装置10には、コントローラー部20とヘッド部21が備えられて、これらコントローラー部20とヘッド部21が、各ラインドライバ20A,21Aを介して接続されている。コントローラー部20には、CPU等からなる走査制御手段としての制御装置22、コンソール等からなる入出力装置23、不揮発性メモリ等からなる記憶手段としての記憶装置24及び前記ラインドライバ20Aが備えられている。ヘッド部21には、レーザ光源駆動回路25、モータ駆動回路26、印字トリガ生成回路27及び前記ラインドライバ21Aが備えられている。
制御装置22は、入出力装置23から入力される各種データに基づいて、前記レーザ光源11と前記ガルバノミラー12X,12Yを駆動制御して、加工対象物Wの印字面Waに、マークMを印字させる印字処理を実行する。
詳述すると、制御装置22は、加工対象物Wに対して最適な印字条件(以下単に、最適印字条件としての「最適条件情報CO」という。)を探索するための印字(以下単に、テスト印字としての「テストマーキング」という。)と、前記最適条件情報COに基づく印字(以下単に、「通常マーキング」という。)を実行するようになっている。尚、本実施形態における印字条件(最適条件情報CO)は、レーザ出力値と走査速度の双方からなる条件であるが、いずれか一方のみからなる条件であってもよく、他のパラメータを付加してもよい。例えば、レーザ光源11のパルス幅や発振周波数を付加してもよく、特異点(レーザ光Lの走査開始点や走査終了点等)に対するガルバノミラー12X,12Yの走査遅延を補償するための時間、搬送ラインTRにおける加工対象物Wの搬送速度等を付加してもよい。
入出力装置23は、各種データを入力する条件入力手段としての入力部23aと、入力された各種データ等を表示するための表示部23bとを備えて、テストマーキングを実行するための印字条件設定モードとしてのテストマーキングモードと、通常マーキングを実行するための通常マーキングモードを選択可能にしている。
入出力装置23は、テストマーキングモードで印字するマークM(以下単に「テストマークMT」という。)の形状や線の太さ等に関する情報を、既定形式のテストマーク情報Itとして制御装置22に入力するようになっている。なお、本実施形態のテストマークMTは、図6に示すように、四角形状の図形「□」であって、前記通常マークと同一のマークであるが、これに限られるものではない。
入出力装置23は、通常マーキングモードで印字するマークM(以下単に、「通常マークMO」という。)の印字面Wa上の位置に関する情報(位置情報)と、その形状や線の太さ等に関する情報を、既定形式の通常マーク情報Imとして制御装置22に入力するようになっている。
また、入出力装置23は、前記最適条件情報COを、後述する条件識別情報INC(図3参照)に相対する条件識別番号として入力するようになっている。
記憶装置24は、複数の異なるテスト条件情報CT、最適条件情報CO、複数の異なるテスト座標情報PT、複数の異なるテスト印字データST、及び通常印字データSOを格納するようになっている。
テスト条件情報CTは、テストマーキングに使用する印字条件(レーザ出力値と走査速度)に関する情報であって、図3に示すように、レーザ出力値に関するレーザ出力情報ILと、走査速度に関する走査速度情報ISと、レーザ出力情報IL及び走査速度情報ISに関連付けられた識別番号(条件識別番号)等を示す条件識別情報INCからなる情報である。
尚、本実施形態のテスト条件情報CTは、図4に示すように、それぞれ条件識別番号「A1」、「A2」、・・・、「A10」を示す条件識別情報INCに関連付けられている。そして、走査速度情報ISに対応する走査速度と、レーザ出力情報ILに対応するレーザ出力値が、それぞれ「A1」、「A2」、・・・、「A10」の順に、徐々に増加するように設定されている。これらレーザ出力値と走査速度の範囲は、予め試験等に基づいて設定されて、加工対象物Wの構成材料が変更される場合であっても、少なくともいずれか1つの印字条件によってテストマークMTを印字可能とする範囲に設定されるのが好ましい。
最適条件情報COは、通常マーキングに使用するための最適な条件に関する情報であって、前記テスト条件情報CTの中のいずれか1つであり、そのテスト条件情報CTに対応する条件識別情報INC(条件識別番号)によって規定されている。例えば、通常マーキングに使用する条件が条件識別番号「A5」に対応するテスト条件情報CTである場合には、最適条件情報COが、条件識別番号「A5」に対応する条件識別情報INCによって規定される。
テスト座標情報PTは、テストマークMTの印字面Wa上の位置(以下単に、「テスト印字位置Pn」という。)に関する情報である。テスト座標情報PTは、前記収束レンズ13の光軸中心Cに対して相対的に規定される情報であって、図5に示すように、前記収束レンズ13の光軸中心Cからの距離に関する距離情報IRと、前記光軸中心Cを中心にした時計回りの角度に関する角度情報Iθと、前記距離情報IR及び角度情報Iθに関連付けられた識別番号(座標識別番号)等を示す座標識別情報INPとからなる情報である。
詳述すると、各テスト座標情報PTは、図6に示すように、それぞれ座標識別番号「P1」、「P2」、・・・、「P10」を示す座標識別情報INPに関連付けられた情報であって、その距離情報IRは、全て、後述するテスト径R2に相対する同一情報である。
つまり、各テスト座標情報PTに対応するテスト印字位置Pnは、前記光軸中心Cを中心にして収束レンズ13のレンズ径R1よりも小さい径(テスト径R2)からなる同一円Cn上にあって、前記テスト条件情報CTの数で分割した位置、すなわち10分割した位置に設定されている。換言すると、各テスト座標情報PTに対応するテスト印字位置Pnは、それぞれ光軸中心Cと中心とする正10角形の各頂点に位置するようになっている。
従って、同一円Cn上の各テスト印字位置Pnでは、ガルバノミラー12Yからのレーザ光Lが、それぞれ収束レンズ13の透過率を略等しくする領域で走査される。そのため、各テスト印字位置Pnでは、それぞれ照射点BSにおけるレーザ光Lの強度が、収束レ
ンズ13の透過率によるバラツキを回避して、対応するレーザ出力情報IL及び走査速度情報ISのみと相関する強度となる。
図2に示すように、テスト印字データSTは、テストマークMTを印字するためのレーザ光L(照射点BS)の走査速度ベクトルに関するデータであって、テストマーキングモードが選択されるときに、制御装置22によって、前記テストマーク情報It、前記テスト条件情報CT及び前記テスト座標情報PTに基づいて生成されるデータである。
詳述すると、各テスト印字データSTは、それぞれ対応するテスト条件情報CTの条件識別情報INC(条件識別番号)に関連付けられたデータであって、対応するテストマークMTの中心位置が、同一円Cn上のテスト印字位置Pnとなるように生成されたデータである。
例えば、条件識別番号「A1」に対応するテスト印字データSTは、条件識別番号「A1」のテスト条件情報CTと座標識別番号「P1」のテスト座標情報PTに基づいて生成されて、そのテストマークMTの中心位置が、座標識別番号「P1」のテスト印字位置Pnとなるように生成されたレーザ光L(照射点BS)の走査速度ベクトル成分に関するデータである。同様に、各条件識別番号「A1」〜「A10」に対応するテスト印字データSTは、対応するテストマークMTの中心位置が、対応する同一円Cn上のテスト印字位置Pnとなるように生成されたレーザ光L(照射点BS)の走査速度ベクトル成分に関するデータである。
尚、本実施形態のテスト印字データSTには、レーザ出力情報IL(レーザ出力値)と、レーザ光源11のオン・オフを規定するオン・オフ情報が付加されている。
通常印字データSOは、通常マークMOを印字するためのレーザ光(照射点BS)の走査速度ベクトルに関するデータであって、通常マーキングモードが選択されるときに、制御装置22によって、前記通常マーク情報Im及び前記最適条件情報COに基づいて生成されるデータである。つまり、通常印字データSOは、通常マークMOの位置が通常マーク情報Imの位置情報に相対するように生成された前記レーザ光Lの走査速度ベクトル成分に関するデータである。
尚、本実施形態の通常印字データSOには、レーザ出力情報IL(レーザ出力値)と、レーザ光源11のオン・オフを規定するオン・オフ情報が付加されている。
そして、テストマーキングモードが選択されると、制御装置22は、テストマーク情報It、テスト条件情報CT及びテスト座標情報PTに基づいて、各テスト印字データSTを生成し、生成した各テスト印字データSTを記憶装置24に格納する。各テスト印字データSTを格納すると、制御装置22は、格納した各テスト印字データSTを、後述する印字トリガ生成回路27からのトリガ信号STGを基準として、条件識別番号の順序が「A1」、「A2」、・・・、「A10」となるように、順次前記ラインドライバ20Aに出力する。そして、制御装置22は、ラインドライバ20A,21Aを介して、各テスト印字データSTをヘッド部21に順次出力させる。
一方、通常マーキングモードが選択されると、制御装置22は、通常マーク情報Im及び最適条件情報COに基づいて通常印字データSOを生成し、生成した通常印字データSOを記憶装置24に格納する。そして、制御装置22は、格納した通常印字データSOを、後述する印字トリガ生成回路27からのトリガ信号STGを基準として、ヘッド部21に出力させる。
レーザ光源駆動回路25は、コントローラー部20からの前記テスト印字データST(あるいは通常印字データSO)を受けて、そのオン・オフ情報とレーザ出力情報ILに基
づいて、対応するレーザ出力値のレーザ光Lを出力させるための信号(レーザ光源駆動信号SL)を生成するようになっている。また、レーザ光源駆動回路25は、生成した前記レーザ光源駆動信号SLを、レーザ光源11に出力するようになっている。
モータ駆動回路26は、コントローラー部20からの前記テスト印字データST(あるいは通常印字データSO)を受けて、テストマークMT(あるいは通常マークMO)に対応する走査経路上を、走査速度情報ISに対応する走査速度のレーザ光Lによって走査させるための信号(前記ガルバノミラー駆動信号SG)を生成するようになっている。また、モータ駆動回路26は、生成したガルバノミラー駆動信号SGを、対応するガルバノモータMX,MYに出力するようになっている。
印字トリガ生成回路27は、前記センサ14からの加工対象物検出信号SDを受けて、テスト印字データST(あるいは通常印字データSO)の印字処理を開始させるための信号(トリガ信号STG)を生成し、生成したトリガ信号STGを、前記ラインドライバ20A,21Aを介して、コントローラー部20に出力させるようになっている。
次に、上記するレーザマーキング装置10を使用したテストマーキングと通常マーキングについて以下に説明する。
まず、入出力装置23によってテストマーキングモードを選択すると、入出力装置23から制御装置22にテストマーク情報Itが出力される。すると、制御装置22は、入力されたテストマーク情報Itと、予め記憶されたテスト条件情報CT及びテスト座標情報PTに基づいて、条件識別番号「A1」、「A2」、・・・、「A10」に対応する各テスト印字データSTを生成し、生成した各テスト印字データSTを記憶装置24に格納する。そして、制御装置22は、各テスト印字データSTをヘッド部21に出力するタイミングを待つ。
やがて、搬送されるテストマーキング用の加工対象物Wが収束レンズ13の直下に侵入すると、制御装置22は、印字トリガ生成回路27からのトリガ信号STGに応答して、格納した各テスト印字データSTを、条件識別番号「A1」、「A2」、・・・、「A10」の順に、順次ヘッド部21に出力する。テスト印字データSTを出力すると、制御装置22は、まずヘッド部21のレーザ光源駆動回路25を介してレーザ光源11を駆動制御し、条件識別番号「A1」に対応するレーザ出力値のレーザ光を出力させる。また、制御装置22は、ヘッド部21のモータ駆動回路26を介してガルバノモータMX,MYを駆動制御し、収束レンズ13で収束したレーザ光Lを、座標識別番号「P1」に対応するテスト印字位置Pnの領域に、対応する走査速度で走査させる。これによって、条件識別番号「A1」に対応するテストマークMTを、座標識別番号「P1」に対応する領域に印字する。
以後同様に、制御装置22は、条件識別番号「A2」、「A3」、・・・、「A10」の順に、各条件識別番号に対応するテストマークMTを、それぞれ対応する座標識別番号「P2」、「P3」、・・・、「P10」の領域に順次印字して、テストマーキングを終了する。
これによって、各テストマークMTを印字する際に、収束レンズ13の透過率に起因したレーザ光Lの強度の誤差を回避することができる。従って、同一円Cn上の各テスト印字位置Pnに印字したテストマークMTの形状や鮮明度に基づいて、加工対象物Wに最適な条件を正確に把握することができ、その選択を容易にすることができる。
続いて、テストマーキングを終了すると、同一円Cn上の各テスト印字位置Pnに印字したテストマークMTの形状や鮮明度に基づいて、加工対象物Wに最適な印字条件を選択
し、選択した印字条件に対応する条件識別番号を入出力装置23から入力する。例えば、座標識別番号「P5」のテスト印字位置Pnに印字したテストマークMTが最適な場合には、入出力装置23から「A5」を入力する。これによって、条件識別番号「5」に対応するテスト条件情報CTが最適条件情報COとして規定される。
そして、入出力装置23によって通常マーキングモードを選択すると、入出力装置23から制御装置22に通常マーク情報Imが出力される。すると、制御装置22は、条件識別番号「5」に対応するテスト条件情報CTを参照して通常印字データSOを生成し、生成した通常印字データSOを記憶装置24に格納する。そして、制御装置22は、通常印字データSOをヘッド部21に出力するタイミングを待つ。
やがて、搬送される通常マーキング用の加工対象物Wが収束レンズ13の直下に侵入すると、制御装置22は、印字トリガ生成回路27からのトリガ信号STGに応答して、通常印字データSOをヘッド部21に出力する。通常印字データSOを出力すると、制御装置22は、ヘッド部21のレーザ光源駆動回路25を介してレーザ光源11を駆動制御し、条件識別番号「A5」に対応するレーザ出力値のレーザ光を出力させる。また、制御装置22は、ヘッド部21のモータ駆動回路26を介してガルバノモータMX,MYを駆動制御し、収束レンズ13で収束したレーザ光Lを、通常マーク情報Imの位置情報に対応する印字面Wa上の位置に、対応する走査速度で走査させる。これによって、加工対象物W上に、最適な印字条件による通常マークMOを印字することができる。
次に、上記のように構成した第1実施形態の効果を以下に記載する。
(1)上記第1実施形態によれば、記憶装置24に、レーザ出力値と走査速度からなるテスト条件情報CTと、収束レンズ13の光軸中心Cからの距離が略等距離(テスト径R2)となるテスト印字位置Pnに関するテスト座標情報PTを記憶するようにした。そして、テスト条件情報CTとテスト座標情報PTに基づいてテスト印字データSTを生成し、テスト印字データSTに基づく印字によって、それぞれ光軸中心Cから略等距離となる各テスト印字位置Pnに、それぞれ異なる印字条件(レーザ出力値と走査速度)のテストマークMTを形成するようにした。
従って、テストマークMTを印字する際に、収束レンズ13の透過率に起因したレーザ光Lの強度の誤差を回避することができる。その結果、各テスト印字位置Pnに印字したテストマークMTの形状や鮮明度に基づいて、加工対象物Wに対する最適な条件を正確に把握することができ、その選択を容易にすることができる。
(2)さらに、記憶装置24の記憶する情報に基づいてテスト印字データSTを生成するため、条件識別番号に対応した条件の印字を、適宜実行することができる。従って、テストマークMTの再現性を向上することができるとともに、印字条件の設定時間を削減して、レーザマーキング装置10の操作性を向上することができる。ひいては加工対象物Wに最適な条件を容易に探索することができる。
(3)上記第1実施形態によれば、テストマーキングで印字するテストマークMTの再現性を向上できるため、同一の印字条件を複数回にわたって印字する必要がなくなる。従って、テストマーキング用の加工対象物Wの消費量を削減することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を、図7に従って説明する。尚、第2実施形態では、第1実施形態のテスト座標情報PTを変更する構成である。そのため、以下では、その変更点について詳細に説明する。
図7に示すように、記憶装置24には、テスト印字位置Pnに関する一種類のテスト座
標情報PTが記憶されている。テスト座標情報PTは、第1実施形態に示すテスト座標情報PTと同じく、距離情報IR、角度情報Iθ及び座標識別情報INPからなる情報であって、本実施形態では、図6に示す座標識別番号「P1」に対応する情報が格納されている。
今、入出力装置23によってテストマーキングモードを選択すると、入出力装置23から制御装置22にテストマーク情報Itが出力される。
そして、搬送される加工対象物Wが収束レンズ13の直下に侵入すると、制御装置22は、印字トリガ生成回路27からのトリガ信号STGに応答して、条件識別番号「A1」に対応するテスト印字データSTを生成し、生成したテスト印字データSTを記憶装置24に格納する。すなわち、制御装置22は、条件識別番号「A1」に対応するテストマークMTを、座標識別番号「P1」の領域に印字させるためのテスト印字データSTを生成する。
テスト印字データSTを生成すると、制御装置22は、条件識別番号「A1」に対応するテスト印字データSTを記憶装置24に格納し、格納したテスト印字データSTをヘッド部21に出力する。これによって、条件識別番号「A1」に対応するテストマークMTを、座標識別番号「P1」に対応するテスト印字位置Pnの領域に印字する。
続いて、後続する加工対象物Wが収束レンズ13の直下に侵入すると、制御装置22は、印字トリガ生成回路27からのトリガ信号STGに再度応答して、条件識別番号「A2」に対応するテスト印字データSTを生成し、生成したテスト印字データSTを記憶装置24に格納する。そして、格納した条件識別番号「A2」に対応するテスト印字データSTをヘッド部21に出力し、条件識別番号「A2」に対応するテストマークMTを、後続する加工対象物Wの座標識別番号「P1」に対応する領域に印字する。
以後同様に、制御装置22は、印字トリガ生成回路27からのトリガ信号STGを受ける度に、順次条件識別番号「A3」、「A4」、・・・、「A10」に対応するテスト印字データSTを生成し、各条件識別番号に対応するテストマークMTを、異なる加工対象物Wの座標識別番号「P1」に対応する領域に印字する。
(1)上記第2実施形態によれば、1つのテスト座標情報PTからなる簡単な構成によって、加工対象物Wに対する最適な条件を正確に把握することができる。
(2)しかも、加工対象物W毎に、テスト印字データSTを生成してテストマークMTを印字するため、印字したテストマークMTを逐次確認することができる。従って、記憶装置24に格納するテスト印字データSTの容量や、テストマークMTの印字回数を最小限に抑えることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明を具体化した第3実施形態を、図8及び図9に従って説明する。尚、第3実施形態では、第2実施形態の記憶装置24に、基準値情報CB、ピッチ情報CP及びステップ情報CSを追加し、これらの情報に基づいてテスト条件情報CTを生成する構成である。そのため、以下では、その変更点について詳細に説明する。
図8に示すように、入出力装置23は、条件設定情報Icを、条件生成手段としての制御装置22に入力するようになっている。
条件設定情報Icは、テストマーキングモードで使用する印字条件の中で、少なくともレーザ出力値と走査速度のいずれか一方の「基準値」に関する情報と、前記「基準値」を基準にして変更させる数量(ピッチ)に関する情報と、前記「基準値」を基準にして変更させる回数(ステップ数)に関する情報である。
制御装置22は、入出力装置23からの条件設定情報Icを受けて、前記「基準値」、「ピッチ」、「ステップ数」に対応するテスト条件情報CTを生成するようになっている。
例えば、レーザ出力値の「基準値」が10(J)、ピッチが+10(J)、ステップ数が10からなる条件設定情報Icの場合、制御装置22は、「基準値」である10(J)を10(J)間隔で増加させた10個のレーザ出力値に基づいてテスト条件情報CTを生成するようになっている。
尚、この際、制御装置22は、図9に示すように、「基準値」に対応する条件識別番号を「A1」とし、ステップ数の増加にともなって、対応する条件識別番号が、順に「A2」、「A3」、・・・、「A10」となるように、各テスト条件情報CTを生成するようになっている。また、制御装置22は、前記条件設定情報Icが、レーザ出力値と走査速度のいずれか一方の「基準値」に関する情報を有していない場合には、各テスト条件情報CTのレーザ出力情報ILあるいは走査速度情報ISを、予め設定された設定値に対応させるようになっている。本実施形態では、条件設定情報Icが、レーザ出力値の「基準値」に関する情報のみで構成されているため、各テスト条件情報CTの走査速度を、走査速度情報ISの設定値としての500mm/秒にするようになっている。
また、制御装置22は、入出力装置23から入力される条件設定情報Icに基づいて、前記「基準値」に対応する基準値情報CBと、前記ピッチに対応するピッチ情報CPと、前記ステップ数に対応するステップ情報CSを記憶装置24に格納するようになっている。
今、入出力装置23によってテストマーキングモードを選択すると、入出力装置23から制御装置22にテストマーク情報It及び条件設定情報Icが出力される。尚、本実施形態の条件設定情報Icでは、レーザ出力値の「基準値」が10(J)、ピッチが+10(J)、ステップ数が10である。
すると、制御装置22は、条件設定情報Icに基づいて、基準値情報CB、ピッチ情報CP及びステップ情報CSを生成し、生成した基準値情報CB、ピッチ情報CP及びステップ情報CSを記憶装置24に格納する。各情報を格納すると、制御装置22は、格納した基準値情報CB、ピッチ情報CP及びステップ情報CSを参照して、対応する各テスト条件情報CTを生成する。
そして、搬送される加工対象物Wが収束レンズ13の直下に侵入すると、制御装置22は、印字トリガ生成回路27からのトリガ信号STGに応答して、条件識別番号「A1」(レーザ出力値が「基準値」である10(J))に対応するテスト印字データSTを生成し、生成したテスト印字データSTを記憶装置24に格納する。換言すると、制御装置22は、「基準値」のレーザ出力値からなるテストマークMTを、座標識別番号「P1」に対応する位置に印字させるためのテスト印字データSTを生成して格納する。
前記テスト印字データSTを格納すると、制御装置22は、条件識別番号「A1」に対応するテスト印字データSTを記憶装置24からヘッド部21に出力して、条件識別番号「A1」に対応するテストマークMTを、座標識別番号「P1」に対応する領域に印字する。
続いて、後続する加工対象物Wが収束レンズ13の直下に侵入すると、制御装置22は、印字トリガ生成回路27からのトリガ信号STGに再度応答して、条件識別番号「A2」(レーザ出力値が20(J))に対応するテスト印字データSTを生成し、生成したテ
スト印字データSTを記憶装置24に格納する。そして、制御装置22は、記憶装置24に格納した条件識別番号「A2」に対応するテスト印字データSTをヘッド部21に出力して、条件識別番号「A2」に対応するテストマークMTを、後続する加工対象物Wの座標識別番号「P1」に対応する領域に印字する。
以後同様に、制御装置22は、印字トリガ生成回路27からのトリガ信号STGを受ける度に、順次レーザ出力値を10(J)ずつ増加させるテスト印字データSTを生成し、各条件識別番号に対応するテストマークMTを、異なる加工対象物Wの座標識別番号「P1」に対応する領域に印字する。
上記第3実施形態によれば、基準値、ピッチ及びステップ数を入力する簡単な構成によって、基準値を変更した複数のテスト印字データSTを生成することができる。その結果、テスト条件を設定するための操作性を向上することができ、加工対象物Wに対する最適な条件を、より容易に把握することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明を具体化した第4実施形態を、図10及び図11に従って説明する。尚、第4実施形態では、第2実施形態の記憶装置24に、最大値情報CMX、最小値情報CMN及びステップ情報CSを追加し、これらの情報に基づいてテスト条件情報CTを生成する構成である。そのため、以下では、その変更点について詳細に説明する。
図10に示すように、入出力装置23は、条件設定情報Icを、条件生成手段としての制御装置22に入力するようになっている。
条件設定情報Icは、テストマーキングモードで使用する印字条件の中で、少なくともレーザ出力値と走査速度のいずれか一方の「最小値」及び「最大値」に関する情報と、前記「最小値」と前記「最大値」との間を等分割する分割数(ステップ数)に関する情報である。
制御装置22は、入出力装置23からの条件設定情報Icを受けて、前記「最小値」、「最大値」、「ステップ数」に対応するテスト条件情報CTを生成するようになっている。例えば、レーザ出力値の「最小値」が20(J)、「最大値」が80(J)、ステップ数が2からなる条件設定情報Icの場合、制御装置22は、「最小値」である20(J)と、「最大値」である80(J)と、「最小値」と「最小値」との間で等間隔となる2個のレーザ出力値(40(J)と60(J))に基づいてテスト条件情報CTを生成するようになっている。
尚、この際、制御装置22は、図11に示すように、「最小値」に対応する条件識別番号を「A1」とし、ステップ数の増加にともなって、対応する条件識別番号が、順に「A2」、「A3」、「A4」となるように、各テスト条件情報CTを生成する。また、制御装置22は、前記条件設定情報Icが、レーザ出力値と走査速度のいずれか一方の「最小値」及び「最大値」に関する情報を有していない場合には、各テスト条件情報CTのレーザ出力情報ILあるいは走査速度情報ISを、予め設定された設定値に対応させるようになっている。本実施形態では、条件設定情報Icが、レーザ出力値の「最小値」及び「最大値」に関する情報のみによって構成されているため、各テスト条件情報CTの走査速度を、走査速度情報ISの設定値としての500mm/秒にするようになっている。
また、制御装置22は、入出力装置23から入力される条件設定情報Icに基づいて、前記「最小値」に対応する最小値情報CMNと、前記「最大値」に対応する最大値情報CMXと、前記ステップ数に対応するステップ情報CSを記憶装置24に格納するようになっている。
今、入出力装置23によってテストマーキングモードを選択すると、入出力装置23から制御装置22にテストマーク情報It及び条件設定情報Icが出力される。尚、本実施形態の条件設定情報Icでは、レーザ出力値の「最小値」が20(J)、「最大値」が80(J)、ステップ数が2である。
すると、制御装置22は、条件設定情報Icに基づいて、最小値情報CMN、最大値情報CMX及びステップ情報CSを生成し、生成した最小値情報CMN、最大値情報CMX及びステップ情報CSを記憶装置24に格納する。各情報を格納すると、制御装置22は、格納した最小値情報CMN、最大値情報CMX及びステップ情報CSを参照して、対応するテスト条件情報CTを生成する。
そして、搬送される加工対象物Wが収束レンズ13の直下に侵入すると、制御装置22は、印字トリガ生成回路27からのトリガ信号STGに応答して、条件識別番号「A1」(レーザ出力値が「最小値」である20(J))に対応するテスト印字データSTを生成し、生成したテスト印字データSTを記憶装置24に格納する。換言すると、制御装置22は、「最小値」のレーザ出力値からなるテストマークMTを、座標識別番号「P1」に対応する位置に印字させるためのテスト印字データSTを生成して格納する。
前記テスト印字データSTを格納すると、制御装置22は、条件識別番号「A1」に対応するテスト印字データSTを記憶装置24からヘッド部21に出力して、条件識別番号「A1」に対応するテストマークMTを、座標識別番号「P1」に対応する領域に印字する。
続いて、後続する加工対象物Wが収束レンズ13の直下に侵入すると、制御装置22は、印字トリガ生成回路27からのトリガ信号STGに再度応答して、条件識別番号「A2」(レーザ出力値が40(J))に対応するテスト印字データSTを生成し、生成したテスト印字データSTを記憶装置24に格納する。そして、制御装置22は、記憶装置24に格納した条件識別番号「A2」に対応するテスト印字データSTをヘッド部21に出力して、条件識別番号「A2」に対応するテストマークMTを、後続する加工対象物Wの座標識別番号「P1」に対応する領域に印字する。
以後同様に、制御装置22は、印字トリガ生成回路27からのトリガ信号STGを受ける度に、順次条件識別番号「A3」、「A4」に対応するテスト印字データSTを生成し、各条件識別番号に対応するテストマークMTを、異なる加工対象物Wの座標識別番号「P1」に対応する領域に印字する。
上記第4実施形態によれば、最大値、最小値及びステップ数を入力する簡単な構成によって、最大値と最小値を含む複数のテスト印字データSTを生成することができる。その結果、テスト条件を設定するための操作性を向上することができ、加工対象物Wに対する最適な条件を、より容易に把握することができる。
(第5実施形態)
次に、本発明を具体化した第5実施形態を、図12に従って説明する。尚、第5実施形態では、第1実施形態におけるテスト印字データSTを変更した構成である。そのため、以下では、その変更点について詳細に説明する。
本実施形態におけるテスト印字データSTは、テストマークMT、条件識別情報INC(条件識別番号)、条件マークとしての「レーザ出力値」及び「走査速度」を印字するためのレーザ光L(照射点BS)の走査速度ベクトルに関するデータである。そのテスト印字データSTは、テストマーキングモードが選択されるときに、制御装置22によって、前記テストマーク情報It、前記テスト条件情報CT及び前記テスト座標情報PTに基づ
いて生成されるデータである。
詳述すると、各テスト印字データSTは、対応するテストマークMTの中心位置が、テスト印字位置Pnとなるように生成されたデータであって、印字される「条件識別番号」、「レーザ出力値」及び「走査速度」からなる指標MCの位置が、対応するテストマークMTのY方向近傍に位置するように生成されたデータである。
そして、制御装置22が条件識別番号「A1」、「A2」、・・・、「A10」に対応する各テスト印字データSTを順次出力し、各条件識別番号に対応するテストマークMTを、それぞれ対応する座標識別番号「P1」、「P2」、・・・、「P10」の領域に順次印字する。すると、印字面Waには、図12に示すように、各テストマークMTが印字される度に、各テストマークMTの近傍に、対応する「条件識別番号」、「レーザ出力値」及び「走査速度」からなる指標MCが印字される。
上記第5実施形態によれば、各テストマークMTの近傍に、それぞれ対応する「条件識別番号」、「レーザ出力値」及び「走査速度」からなる指標MCがあわせて印字されるため、各印字条件を容易に確認することができる。ひいては、加工対象物Wに対する最適な条件を、より容易に把握することができる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、テスト印字位置Pnを、光軸中心Cを中心とする正10角形の各頂点に具体化した。これに限らず、光軸中心Cから等距離となる点によって形成されるN角形(N派整数)の各頂点であってもよい。さらには、図13に示すように、光軸中心Cを中心とする正N角形(Nは整数:図13ではN=3)の外接円C1と内接円C2との間の領域Sn内の位置であってもよく、各テスト印字位置Pnに収束されるレーザ光の強度が、対応するテスト条件情報CTのレーザ出力値に相対する位置であればよい。
・上記実施形態では、テスト座標情報PTを距離情報IR及び角度情報Iθによって構成するようにしたが、これに限らず、光軸中心Cを基点としたXY座標系に関する情報によって構成してもよく、光軸中心Cから略等距離となる位置を示す情報であればよい。従って、テスト座標情報PTが光軸中心Cを示す情報であってもよい。
・上記第3及び第4実施形態では、第2実施形態に基づいて、制御装置22の生成した各テスト条件情報CTに対応するテストマークMTを、それぞれ異なる印字面Waに印字する構成にした。これに限らず、第1実施形態に基づいて、制御装置22の生成した各テスト条件情報CTに対応するテストマークMTを、同一の印字面Waに印字する構成にしてもよい。
・上記第3及び第4実施形態では、条件設定情報Icがステップ数に関する情報を有する構成にした。これに限らず、所定のステップ数に関する情報を、予め記憶装置24に格納する構成であってもよい。
・上記第4実施形態では、「最小値」と「最大値」との間をステップ数で分割する構成にしたが、これに限らず、例えば所定のピッチで分割する構成にしてもよい。
・上記第5実施形態では、条件マークを「レーザ出力値」及び「走査速度」として具体化したが、これに限らず、条件マークは、「レーザ出力値」及び「走査速度」に対応する予め設定された記号・図形等のマークであってもよい。
本実施形態のレーザマーキング装置を示す概略斜視図。 第1実施形態のレーザマーキング装置の電気的構成を示す電気ブロック回路図。 同じく、テスト条件情報を説明する説明図。 同じく、テスト条件情報を説明する説明図。 同じく、テスト座標情報を説明する説明図。 同じく、テスト座標情報を説明する説明図。 第2実施形態のレーザマーキング装置の電気的構成を示す電気ブロック回路図。 第3実施形態のレーザマーキング装置の電気的構成を示す電気ブロック回路図。 第3実施形態のテスト条件情報を説明する説明図。 第4実施形態のレーザマーキング装置の電気的構成を示す電気ブロック回路図。 第4実施形態のテスト条件情報を説明する説明図。 第5実施形態のテストマークを説明する説明図。 変更例のテスト印字位置を説明する説明図。
符号の説明
10…レーザマーキング装置、11…レーザ光源、12X,12Y…偏向手段を構成するガルバノミラー、13…収束レンズ、22…走査制御手段及び条件生成手段としての制御装置、23a…条件入力手段としての入力部、24…記憶手段としての記憶装置、C…光軸中心、INC…条件識別情報、M…文字・記号・図形等のマーキング情報としてのマーク、L…レーザ光、Sn…領域、Wa…印字面。

Claims (10)

  1. レーザ光源から出射したレーザ光を偏向する偏向手段と、前記偏向手段の偏向した前記レーザ光を印字面に収束する収束レンズと、前記レーザ光源と前記偏向手段を駆動制御して、前記収束したレーザ光を前記印字面に走査する走査制御手段とを備え、前記走査制御手段の走査した前記レーザ光によって前記印字面に文字・記号・図形等のマーキング情報を印字するレーザマーキング装置において、
    前記レーザ光源のレーザ出力値と前記レーザ光の走査速度の少なくともいずれか一方からなる複数のテスト印字条件に基づいてテスト印字を行うテストマーキングモードを有し、
    前記走査制御手段は、前記テストマーキングモードのときに、前記複数のテスト印字条件に基づく各レーザ光を、前記収束レンズにより前記レーザ光が収束される照射点を含む前記印字面における前記収束レンズの光軸中心から略等距離となる前記印字面の領域に走査してテスト印字を行うことを特徴とするレーザマーキング装置。
  2. 請求項1に記載のレーザマーキング装置において、
    前記レーザ出力値と前記走査速度の少なくともいずれか一方からなる前記複数のテスト印字条件を入力する条件入力手段と、
    前記条件入力手段から入力された前記複数のテスト印字条件を記憶する記憶手段とを備え、
    前記走査制御手段は、前記テストマーキングモードのときに、前記記憶手段の記憶した前記複数のテスト印字条件に基づく各レーザ光を、前記収束レンズにより前記レーザ光が収束される照射点を含む前記印字面における前記収束レンズの光軸中心から略等距離となる前記印字面の領域に走査することを特徴とするレーザマーキング装置。
  3. 請求項1又は2に記載のレーザマーキング装置において、
    前記テストマーキングモードの印字結果に基づいて設定される最適印字条件と、前記最適印字条件に基づいて印字する前記マーキング情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記走査制御手段は、前記テストマーキングモードのときに、前記複数のテスト印字条件に基づくレーザ光を走査して、それぞれ前記記憶手段の記憶する前記マーキング情報をテスト印字することを特徴とするレーザマーキング装置。
  4. 請求項2に記載のレーザマーキング装置において、
    前記レーザ出力値と前記走査速度の少なくともいずれか一方の基準値に基づいて、前記基準値を所定の数値だけ変更した値からなる前記テスト印字条件を生成する条件生成手段を備え、
    前記条件入力手段は、前記基準値からなる前記テスト印字条件を入力し、
    前記記憶手段は、前記基準値に対応する前記テスト印字条件と、前記条件生成手段の生成した前記テスト印字条件を記憶し、
    前記走査制御手段は、前記テストマーキングモードのときに、前記記憶手段の記憶する前記複数のテスト印字条件に基づく各レーザ光を、前記収束レンズにより前記レーザ光が収束される照射点を含む前記印字面における前記収束レンズの光軸中心から略等距離となる前記印字面の領域に走査することを特徴とするレーザマーキング装置。
  5. 請求項4に記載のレーザマーキング装置において、
    前記条件入力手段は、前記基準値を変更させる前記数に関する情報を入力することを特徴とするレーザマーキング装置。
  6. 請求項2又は3に記載のレーザマーキング装置において、
    少なくとも前記レーザ出力値と前記走査速度のいずれか一方の最大値及び最小値に基づいて、前記最小値を所定の数値だけ前記最大値まで加算した値からなる前記テスト印字条件と前記最大値を所定の数値だけ前記最小値まで減算した値からなる前記テスト印字条件のいずれか一方を生成する条件生成手段を備え、
    前記条件入力手段は、前記テスト印字条件における前記最大値及び前記最小値に関する情報を入力し、
    前記記憶手段は、前記最大値からなる前記テスト印字条件と前記最小値からなる前記テスト印字条件と、前記条件生成手段の生成した前記テスト印字条件を記憶し、
    前記走査制御手段は、前記テストマーキングモードのときに、前記記憶手段の記憶する前記複数のテスト印字条件に基づく各レーザ光を、前記収束レンズにより前記レーザ光が収束される照射点を含む前記印字面における前記収束レンズの光軸中心から略等距離となる前記印字面の領域に走査することを特徴とするレーザマーキング装置。
  7. 請求項6に記載のレーザマーキング装置において、
    前記条件入力手段は、前記最小値に加算する前記数と前記最大値から減算する前記数のいずれか一方に関する情報を入力することを特徴とするレーザマーキング装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1つに記載のレーザマーキング装置において、
    前記複数のテスト印字条件は、それぞれ前記テスト印字条件を識別可能にする条件識別情報を有し、
    前記走査制御手段は、前記テストマーキングモードのときに、前記複数のテスト印字条件に基づいてテスト印字した前記マーキング情報の近傍に、それぞれ対応する前記テスト印字条件の前記条件識別情報を印字することを特徴とするレーザマーキング装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載のレーザマーキング装置において、
    前記走査制御手段は、前記テストマーキングモードのときに、前記複数のテスト印字条件に基づいてテスト印字した前記マーキング情報の近傍に、対応する前記テスト印字条件の前記レーザ出力値と前記走査速度の少なくともいずれか一方に応じた条件マークを印字することを特徴とするレーザマーキング装置。
  10. 請求項9に記載のレーザマーキング装置において、
    前記条件マークは、前記レーザ出力値と前記走査速度の少なくともいずれか一方であることを特徴とするレーザマーキング装置。
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