JPH1128586A - レーザマーキング装置 - Google Patents

レーザマーキング装置

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JPH1128586A
JPH1128586A JP9182783A JP18278397A JPH1128586A JP H1128586 A JPH1128586 A JP H1128586A JP 9182783 A JP9182783 A JP 9182783A JP 18278397 A JP18278397 A JP 18278397A JP H1128586 A JPH1128586 A JP H1128586A
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JP
Japan
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laser
switch
print
scanning
frequency
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JP9182783A
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English (en)
Inventor
Satoru Matsushita
悟 松下
Takashi Atomichi
隆 跡路
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Keyence Corp
Original Assignee
Keyence Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最適な印字条件に容易に設定可能なレーザマ
ーキング装置を提供することである。 【解決手段】 CPU21は、表示・入力装置23から
印字するマークおよび配置に関する情報、レーザ出力お
よび走査速度を入力し、ドット間距離を入力または設定
する。CPU21は、入力された走査速度およびドット
間距離に基づいてQスイッチ周波数を算出する。印字す
るマークおよび配置に関する情報および走査速度をガル
バノミラー制御部22に与え、レーザ出力に基づくラン
プ電流制御信号をランプ電源20に与え、Qスイッチ周
波数をQスイッチ制御部25に与えることにより、ガル
バノミラー、ランプ電源20およびQスイッチ15を制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象物に文字、記
号、図形等のマークを印字するためのレーザマーキング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザマーキング装置では、レーザ発振
器から出射されるレーザ光を対象物の表面に走査させる
ことにより対象物に文字、記号、図形等のマークを印字
する。レーザ発振器は、Qスイッチングによりレーザ光
をパルス発振させることにより高くかつ時間幅の短いレ
ーザ出力を得るためにQスイッチを有する。Qスイッチ
ングとは、光共振器の損失を増加させた状態でポンピン
グを行い、エネルギーを励起準位に蓄積して適当なとき
に損失を減少させ、レーザ作用を行わせることをいう。
これにより、パルス発振するレーザ光のエネルギーによ
り対象物に種々のマークを印字することができる。な
お、Qスイッチが作動しないときには、レーザ光は連続
発振する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】レーザマーキング装置
を使用する際には、印字条件として少なくともレーザ光
の走査速度、QスイッチのQスイッチ周波数およびレー
ザ出力(レーザパワー)の3つの値を指定する必要があ
る。
【0004】最適な印字条件は対象物の材質や印字する
マークの種類や大きさ等により異なるため、作業者がこ
れらの3つの値を調整しながら最適な印字条件に設定す
る作業は非常に困難である。
【0005】本発明の目的は、最適な印字条件に容易に
設定可能なレーザマーキング装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
(1)第1の発明 第1の発明に係るレーザマーキング装置は、対象物の表
面にレーザ光を照射してマークを印字するレーザマーキ
ング装置であって、Qスイッチを有し、レーザ光を出射
するレーザ発振器と、レーザ発振器から出射されるレー
ザ光を対象物の表面に走査させる走査手段と、印字すべ
きマークに関する印字情報、レーザ出力およびレーザ光
の走査速度を入力する入力手段と、入力手段により入力
されたレーザ光の走査速度に基づいてQスイッチの周波
数を算出する算出手段と、入力手段により入力された印
字情報、レーザ出力およびレーザ光の走査速度、ならび
に算出手段により算出されたQスイッチの周波数に基づ
いて、レーザ発振器および走査手段を制御する制御手段
とを備える。
【0007】レーザ光により対象物の表面に形成される
ドットの間隔を一定とすると、レーザ光の走査速度とQ
スイッチの周波数は比例関係にある。したがって、本発
明に係るレーザマーキング装置においては、印字情報、
レーザ出力およびレーザ光の走査速度が入力されると、
レーザ光の走査速度に基づいてQスイッチの周波数が算
出される。そして、入力された印字情報およびレーザ光
の走査速度に基づいて走査手段が制御され、入力された
レーザ出力および算出されたQスイッチの周波数に基づ
いてレーザ発振器が制御される。
【0008】したがって、指定すべき印字条件はレーザ
出力およびレーザ光の走査速度となり、Qスイッチの周
波数の指定は不要となる。その結果、最適な印字条件の
設定を容易に行うことが可能となる。
【0009】(2)第2の発明 第2の発明に係るレーザマーキング装置は、対象物の表
面にレーザ光を照射してマークを印字するレーザマーキ
ング装置であって、Qスイッチを有し、レーザ光を出射
するレーザ発振器と、レーザ発振器から出射されるレー
ザ光を対象物の表面に走査させる走査手段と、印字すべ
きマークに関する印字情報、レーザ出力およびQスイッ
チの周波数を入力する入力手段と、入力手段により入力
されたQスイッチの周波数に基づいてレーザ光の走査速
度を算出する算出手段と、入力手段により入力された印
字情報、レーザ出力およびQスイッチの周波数、ならび
に算出手段により算出されたレーザ光の走査速度に基づ
いて、レーザ発振器および走査手段を制御する制御手段
とを備える。
【0010】レーザ光により対象物の表面に形成される
ドットの間隔を一定とすると、レーザ光の走査速度とQ
スイッチの周波数は比例関係にある。したがって、本発
明に係るレーザマーキング装置においては、印字情報、
レーザ出力およびQスイッチの周波数が入力されると、
Qスイッチの周波数に基づいてレーザ光の走査速度が算
出される。そして、入力された印字情報および算出され
たレーザ光の走査速度に基づいて走査手段が制御され、
入力されたレーザ出力およびQスイッチの周波数に基づ
いてレーザ発振器が制御される。
【0011】したがって、指定すべき印字条件はレーザ
出力およびQスイッチの周波数となり、レーザ光の走査
速度の指定は不要となる。その結果、最適な印字条件の
設定を容易に行うことが可能となる。
【0012】(3)第3の発明 第3の発明に係るレーザマーキング装置は、対象物の表
面にレーザ光を照射してマークを印字するレーザマーキ
ング装置であって、Qスイッチを有し、レーザ光を出射
するレーザ発振器と、レーザ発振器から出射されるレー
ザ光を対象物の表面に走査させる走査手段と、印字すべ
きマークに関する印字情報、許容印字時間、レーザ出力
およびQスイッチの周波数を入力する入力手段と、入力
手段により入力された印字情報および許容印字時間に基
づいてレーザ光の走査速度を算出する算出手段と、入力
手段により入力された印字情報、レーザ出力およびQス
イッチの周波数、ならびに算出手段により算出されたレ
ーザ光の走査速度に基づいて、レーザ発振器および走査
手段を制御する制御手段とを備える。
【0013】許容印字時間が与えられると、印字すべき
マークの種類および配置に応じてマークを許容印字時間
内に印字するために必要なレーザ光の走査速度が定ま
る。したがって、本発明に係るレーザマーキング装置に
おいては、印字情報、許容印字時間、レーザ出力および
Qスイッチの周波数が入力されると、印字情報および許
容印字時間に基づいてレーザ光の走査速度が算出され
る。そして、入力された印字情報および算出されたレー
ザ光の走査速度に基づいて走査手段が制御され、入力さ
れたレーザ出力およびQスイッチの周波数に基づいてレ
ーザ発振器が制御される。
【0014】したがって、指定すべき印字条件は許容印
字時間、レーザ出力およびQスイッチの周波数となり、
レーザ光の走査速度の指定は不要となる。その結果、最
適な印字条件の設定を容易に行うことが可能となる。
【0015】(4)第4の発明 第4の発明に係るレーザマーキング装置は、対象物の表
面にレーザ光を照射してマークを印字するレーザマーキ
ング装置であって、Qスイッチを有し、レーザ光を出射
するレーザ発振器と、レーザ発振器から出射されるレー
ザ光を対象物の表面に走査させる走査手段と、印字すべ
きマークに関する印字情報、許容印字時間およびレーザ
出力を入力する入力手段と、入力手段により入力された
印字情報および許容印字時間に基づいてレーザ光の走査
速度を算出し、かつ算出されたレーザ光の走査速度に基
づいてQスイッチの周波数を算出する算出手段と、入力
手段により入力された印字情報およびレーザ出力、なら
びに算出手段により算出されたレーザ光の走査速度およ
びQスイッチの周波数に基づいて、レーザ発振器および
走査手段を制御する制御手段とを備える。
【0016】許容印字時間が与えられると、印字すべき
マークの種類および配置に応じてマークを許容印字時間
内に印字するために必要なレーザ光の走査速度が定ま
る。また、レーザ光により対象物の表面に形成されるド
ットの間隔を一定とすると、レーザ光の走査速度とQス
イッチの周波数は比例関係にある。したがって、本発明
に係るレーザマーキング装置においては、印字情報、許
容印字時間およびレーザ出力が入力されると、印字情報
および許容印字時間に基づいてレーザ光の走査速度が算
出され、かつ算出されたレーザ光の走査速度に基づいて
Qスイッチの周波数が算出される。そして、入力された
印字情報および算出されたレーザ光の走査速度に基づい
て走査手段が制御され、入力されたレーザ出力および算
出されたQスイッチの周波数に基づいてレーザ発振器が
制御される。
【0017】したがって、指定すべき印字条件は許容印
字時間およびレーザ出力となり、レーザ光の走査速度お
よびQスイッチの周波数の指定は不要となる。その結
果、最適な印字条件の設定を容易に行うことが可能とな
る。
【0018】(5)第5の発明 第5の発明に係るレーザマーキング装置は、第1〜第4
の発明に係るレーザマーキング装置の構成において、入
力手段は、レーザ光により対象物の表面に形成されるド
ットの間隔をさらに入力し、算出手段は、入力手段によ
り入力されたドットの間隔にさらに基づいてQスイッチ
の周波数またはレーザ光の走査速度を算出するものであ
る。
【0019】この場合、ドットの間隔が入力されると、
そのドットの間隔に基づいてQスイッチの周波数または
レーザ光の走査速度が算出されるので、任意のドット間
隔で印字を行うことが可能となる。
【0020】(6)第6の発明 第6の発明に係るレーザマーキング装置は、対象物の表
面にレーザ光を照射してマークを印字するレーザマーキ
ング装置であって、Qスイッチを有し、レーザ光を出射
するレーザ発振器と、レーザ発振器から出射されるレー
ザ光を対象物の表面に走査させる走査手段と、複数の印
字見本に対応するレーザ光の走査速度およびレーザ出力
の関係を記憶する記憶手段と、印字すべきマークに関す
る印字情報、および複数の印字見本のいずれかを指定す
る指定情報を入力する入力手段と、入力手段により入力
された指定情報に基づいて記憶手段から対応するレーザ
光の走査速度およびレーザ出力を抽出する抽出手段と、
抽出手段により抽出されたレーザ光の走査速度に基づい
てQスイッチの周波数を算出する算出手段と、入力手段
により入力された印字情報、抽出手段により抽出された
レーザ光の走査速度およびレーザ出力、ならびに算出手
段により算出されたQスイッチの周波数に基づいて、レ
ーザ発振器および走査手段を制御する制御手段とを備え
る。
【0021】本発明に係るレーザマーキング装置におい
ては、複数の印字見本に対応するレーザ光の走査速度お
よびレーザ出力の関係が予め記憶手段に記憶される。し
たがって、印字情報、および印字見本のいずれかを指定
する指定情報が入力されると、指定情報に基づいてレー
ザ光の走査速度およびレーザ出力が抽出される。また、
レーザ光により対象物の表面に形成されるドットの間隔
を一定とすると、レーザ光の走査速度とQスイッチの周
波数は比例関係にある。したがって、抽出されたレーザ
光の走査速度に基づいてQスイッチの周波数が算出され
る。そして、入力された印字情報および抽出されたレー
ザ光の走査速度に基づいて走査手段が制御され、抽出さ
れたレーザ出力および算出されたQスイッチの周波数に
基づいてレーザ発振器が制御される。
【0022】したがって、指定すべき印字条件は指定情
報となり、レーザ光の走査速度、レーザ出力およびQス
イッチの周波数の指定は不要となる。その結果、最適な
印字条件の設定を容易に行うことが可能となる。
【0023】(7)第7の発明 第7の発明に係るレーザマーキング装置は、対象物の表
面にレーザ光を照射してマークを印字するレーザマーキ
ング装置であって、Qスイッチを有し、レーザ光を出射
するレーザ発振器と、レーザ発振器から出射されるレー
ザ光を対象物の表面に走査させる走査手段と、複数の印
字見本に対応するQスイッチの周波数およびレーザ出力
の関係を記憶する記憶手段と、印字すべきマークに関す
る印字情報、および複数の印字見本のいずれかを指定す
る指定情報を入力する入力手段と、入力手段により入力
された指定情報に基づいて記憶手段から対応するQスイ
ッチの周波数およびレーザ出力を抽出する抽出手段と、
抽出手段により抽出されたQスイッチの周波数に基づい
てレーザ光の走査速度を算出する算出手段と、入力手段
により入力された印字情報、抽出手段により抽出された
Qスイッチの周波数およびレーザ出力、ならびに算出手
段により算出されたレーザ光の走査速度に基づいて、レ
ーザ発振器および走査手段を制御する制御手段とを備え
る。
【0024】本発明に係るレーザマーキング装置におい
ては、複数の印字見本に対応するQスイッチの周波数お
よびレーザ出力の関係が予め記憶手段に記憶される。し
たがって、印字情報、および複数の印字見本のいずれか
を指定する指定情報が入力されると、指定情報に基づい
てQスイッチの周波数およびレーザ出力が抽出される。
また、レーザ光により対象物の表面に形成されるドット
の間隔を一定とすると、レーザ光の走査速度とQスイッ
チの周波数は比例関係にある。したがって、抽出された
Qスイッチの周波数に基づいてレーザ光の走査速度が算
出される。そして、入力された印字情報および算出され
たレーザ光の走査速度に基づいて走査手段が制御され、
抽出されたQスイッチの周波数およびレーザ出力に基づ
いてレーザ発振器が制御される。
【0025】したがって、指定すべき印字条件は指定情
報となり、レーザ光の走査速度、レーザ出力およびQス
イッチの周波数の指定は不要となる。その結果、最適な
印字条件の設定を容易に行うことが可能となる。
【0026】(8)第8の発明 第8の発明に係るレーザマーキング装置は、対象物の表
面にレーザ光を照射してマークを印字するレーザマーキ
ング装置であって、Qスイッチを有し、レーザ光を出射
するレーザ発振器と、レーザ発振器から出射されるレー
ザ光を対象物の表面に走査させる走査手段と、複数の印
字見本に対応する印字の濃度、レーザ光の走査速度およ
びレーザ出力の関係を記憶する記憶手段と、印字すべき
マークに関する印字情報、許容印字時間、および複数の
印字見本のいずれかを指定する指定情報を入力する入力
手段と、入力手段により入力された指定情報に基づいて
記憶手段から対応するレーザ光の走査速度およびレーザ
出力を抽出し、かつ指定情報により指定される印字見本
と等しい印字の濃度の印字見本に対応するレーザ光の走
査速度およびレーザ出力を抽出する抽出手段と、抽出手
段により抽出されたレーザ光の走査速度のうち許容印字
時間を満たす最も遅いレーザ光の走査速度および対応す
るレーザ出力を選択する選択手段と、選択手段により選
択されたレーザ光の走査速度に基づいてQスイッチの周
波数を算出する算出手段と、入力手段により入力された
印字情報、選択手段により選択されたレーザ光の走査速
度およびレーザ出力、ならびに算出手段により算出され
たQスイッチの周波数に基づいて、レーザ発振器および
走査手段を制御する制御手段とを備える。
【0027】本発明に係るレーザマーキング装置におい
ては、複数の印字見本に対応する印字の濃度、レーザ光
の走査速度およびレーザ出力の関係が予め記憶手段に記
憶される。したがって、印字情報、許容印字時間、およ
び複数の印字見本のいずれかを指定する指定情報が入力
されると、指定情報に基づいて等しい印字の濃度の印字
見本に対応するレーザ光の走査速度およびレーザ出力が
抽出される。
【0028】一方、許容印字時間が与えられると、印字
すべきマークの種類および配置に応じてマークを許容印
字時間内に印字するために必要なレーザ光の走査速度が
定まる。また、レーザ光により対象物の表面に形成され
るドットの間隔を一定とすると、レーザ光の走査速度と
Qスイッチの周波数は比例関係にある。
【0029】したがって、抽出されたレーザ光の走査速
度のうち許容印字時間を満たす最も遅いレーザ光の走査
速度および対応するレーザ出力が選択され、選択された
レーザ光の走査速度に基づいてQスイッチの周波数が算
出される。そして、入力された印字情報および選択され
たレーザ光の走査速度に基づいて走査手段が制御され、
選択されたレーザ出力および算出されたQスイッチの周
波数に基づいてレーザ発振器が制御される。
【0030】したがって、指定すべき印字条件は許容印
字時間および指定情報となり、レーザ光の走査速度、レ
ーザ出力およびQスイッチの周波数の指定は不要とな
る。その結果、最適な印字条件の設定を容易に行うこと
が可能となる。
【0031】この場合、許容印字時間を満たす範囲内で
最も遅いレーザ光の走査速度が選択されるので、鮮明な
印字が可能となる。
【0032】(9)第9の発明 第9の発明に係るレーザマーキング装置は、第8の発明
に係るレーザマーキング装置の構成において、選択手段
は、抽出手段により抽出されたレーザ出力のうち所定値
以上のレーザ出力および対応するレーザ光の走査速度を
検出し、検出されたレーザ光の走査速度のうち最も遅い
レーザ光の走査速度および対応するレーザ出力を選択す
るものである。
【0033】それにより、ある濃度以上では、レーザ出
力により濃度が調整され、ある濃度未満ではレーザ光の
走査速度およびQスイッチの周波数により濃度が調整さ
れる。
【0034】この場合、許容印字時間および所定値以上
のレーザ出力を満たす範囲内で最も遅いレーザ光の走査
速度が選択されるので、鮮明な印字が可能となる。
【0035】(10)第10の発明 第10の発明に係るレーザマーキング装置は、対象物の
表面にレーザ光を照射してマークを印字するレーザマー
キング装置であって、Qスイッチを有し、レーザ光を出
射するレーザ発振器と、レーザ発振器から出射されるレ
ーザ光を対象物の表面に走査させる走査手段と、複数の
印字見本に対応する印字の濃度、Qスイッチの周波数お
よびレーザ出力の関係を記憶する記憶手段と、印字すべ
きマークに関する印字情報、許容印字時間および複数の
印字見本のいずれかを指定する指定情報を入力する入力
手段と、入力手段により入力された指定情報に基づいて
記憶手段から対応するQスイッチの周波数およびレーザ
出力を抽出し、かつ指定情報により指定される印字見本
と等しい印字の濃度の印字見本に対応するQスイッチの
周波数およびレーザ出力を抽出する抽出手段と、抽出手
段により抽出されたQスイッチの周波数のうち許容印字
時間を満たす最も低いQスイッチの周波数および対応す
るレーザ出力を選択する選択手段と、選択手段により選
択されたQスイッチの周波数に基づいてレーザ光の走査
速度を算出する算出手段と、入力手段により入力された
印字情報、選択手段により選択されたQスイッチの周波
数およびレーザ出力、ならびに算出手段により算出され
たレーザ光の走査速度に基づいて、レーザ発振器および
走査手段を制御する制御手段とを備える。
【0036】本発明に係るレーザマーキング装置におい
ては、複数の印字見本に対応する印字の濃度、Qスイッ
チの周波数およびレーザ出力の関係が予め記憶手段に記
憶される。したがって、印字情報、許容印字時間、およ
び複数の印字見本のいずれかを指定する指定情報が入力
されると、指定情報に基づいて等しい印字の濃度の印字
見本に対応するQスイッチの周波数およびレーザ出力が
抽出される。
【0037】一方、許容印字時間が与えられると、印字
すべきマークの種類および配置に応じてマークを許容印
字時間内に印字するために必要なレーザ光の走査速度が
定まる。また、レーザ光により対象物の表面に形成され
るドットの間隔を一定とすると、レーザ光の走査速度と
Qスイッチの周波数は比例関係にある。
【0038】したがって、抽出されたQスイッチの周波
数のうち許容印字時間を満たす最も低いQスイッチの周
波数および対応するレーザ出力が選択され、選択された
Qスイッチの周波数に基づいてレーザ光の走査速度が算
出される。そして、入力された印字情報および算出され
たレーザ光の走査速度に基づいて走査手段が制御され、
選択されたレーザ出力およびQスイッチの周波数に基づ
いてレーザ発振器が制御される。
【0039】したがって、指定すべき印字条件は許容印
字時間および指定情報となり、レーザ光の走査速度、レ
ーザ出力およびQスイッチの周波数の指定は不要とな
る。その結果、最適な印字条件の設定を容易に行うこと
が可能となる。
【0040】この場合、許容印字時間を満たす範囲内で
最も低いQスイッチの周波数が選択されるので、鮮明な
印字が可能となる。
【0041】(11)第11の発明 第11の発明に係るレーザマーキング装置は、第10の
発明に係るレーザマーキング装置の構成において、選択
手段は、抽出手段により抽出されたレーザ出力のうち所
定値以上のレーザ出力および対応するQスイッチの周波
数を検出し、検出されたQスイッチの周波数のうち最も
低いQスイッチの周波数および対応するレーザ出力を選
択するものである。
【0042】それにより、ある濃度以上では、レーザ出
力により濃度が調整され、ある濃度未満では、レーザ光
の走査速度およびQスイッチの周波数により濃度が調整
される。
【0043】この場合、許容印字時間および所定値以上
のレーザ出力を満たす範囲内で最も低いQスイッチの周
波数が選択されるので、鮮明な印字が可能となる。
【0044】(12)第12の発明 第12の発明に係るレーザマーキング装置は、対象物の
表面にレーザ光を照射してマークを印字するレーザマー
キング装置であって、Qスイッチを有し、レーザ光を出
射するレーザ発振器と、レーザ発振器から出射されるレ
ーザ光を対象物の表面に走査させる走査手段と、発泡印
字の度合いに対応するレーザ光の走査速度およびQスイ
ッチの周波数の関係を記憶する記憶手段と、印字すべき
マークに関する印字情報、発泡の度合いおよびレーザ出
力を入力する入力手段と、入力手段により入力された発
泡の度合いに基づいて記憶手段から対応するレーザ光の
走査速度およびQスイッチの周波数を抽出する抽出手段
と、入力手段により入力された印字情報およびレーザ出
力、ならびに抽出手段により抽出されたレーザ光の走査
速度およびQスイッチの周波数に基づいて、レーザ発振
器および走査手段を制御する制御手段とを備える。
【0045】本発明に係るレーザマーキング装置におい
ては、発泡印字の度合いに対応するレーザ光の走査速度
およびQスイッチの周波数の関係が予め記憶手段に記憶
される。したがって、印字情報、発泡の度合いおよびレ
ーザ出力が入力されると、発泡の度合いに基づいてレー
ザ光の走査速度およびQスイッチの周波数が抽出され
る。そして、入力された印字情報および抽出されたレー
ザ光の走査速度に基づいて走査手段が制御され、入力さ
れたレーザ出力および抽出されたQスイッチの周波数に
基づいてレーザ発振器が制御される。
【0046】したがって、指定すべき印字条件は発泡の
度合いおよびレーザ出力となり、レーザ光の走査速度お
よびQスイッチの周波数の指定は不要となる。その結
果、最適な印字条件の設定を容易に行うことが可能とな
る。
【0047】(13)第13の発明 第13の発明に係るレーザマーキング装置は、対象物の
表面にレーザ光を照射してマークを印字するレーザマー
キング装置であって、Qスイッチを有し、レーザ光を出
射するレーザ発振器と、レーザ発振器から出射されるレ
ーザ光を対象物の表面に走査させる走査手段と、発泡印
字の度合いに対応するレーザ光の走査速度およびQスイ
ッチの周波数の関係を記憶する記憶手段と、印字すべき
マークに関する印字情報、印字の濃度および発泡の度合
いを入力する入力手段と、入力手段により入力された印
字の濃度に基づいてレーザ出力を設定する設定手段と、
入力手段により入力された発泡の度合いに基づいて記憶
手段から対応するレーザ光の走査速度およびQスイッチ
の周波数を抽出する抽出手段と、入力手段により入力さ
れた印字情報、設定手段により設定されたレーザ出力、
ならびに抽出手段により抽出されたレーザ光の走査速度
およびQスイッチの周波数に基づいて、レーザ発振器お
よび走査手段を制御する制御手段とを備える。
【0048】本発明に係るレーザマーキング装置におい
ては、発泡印字の度合いに対応するレーザ光の走査速度
およびQスイッチの周波数の関係が予め記憶手段に記憶
される。また、レーザ出力と印字の濃度は一定の関係を
有する。したがって、印字情報、および印字の濃度およ
び発泡の度合いが入力されると、印字の濃度に基づいて
レーザ出力が設定され、発泡の度合いに基づいてレーザ
光の走査速度およびQスイッチの周波数が抽出される。
そして、入力された印字情報および抽出されたレーザ光
の走査速度に基づいて走査手段が制御され、設定された
レーザ出力および抽出されたQスイッチの周波数に基づ
いてレーザ発振器が制御される。
【0049】したがって、指定すべき印字条件は印字の
濃度および発泡の度合いとなり、レーザ光の走査速度、
レーザ出力およびQスイッチの周波数の指定は不要とな
る。その結果、最適な印字条件の設定を容易に行うこと
が可能となる。
【0050】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例における
レーザマーキング装置の概略図である。
【0051】図1において、YAGレーザ発振器1から
出射されたレーザ光は、1対のガルバノミラー3a,3
bにより反射され集光レンズ4により対象物100に照
射される。制御装置2は、YAGレーザ発振器1および
1対のガルバノミラー3a,3bを制御する。
【0052】各ガルバノミラー3a,3bは、駆動モー
タ31の回転軸32にミラー33が取り付けられ、回転
軸32の回動に伴ってミラー33が回動するように構成
されている。一方のガルバノミラー3aによりレーザ光
が主走査方向Xに走査され、他方のガルバノミラー3b
によりレーザ光が副走査方向Yに走査される。なお、主
走査方向Xと副走査方向Yとは互いに直交する方向であ
る。それにより、対象物100の表面に、文字、記号、
図形等のマークが印字される。対象物100は、搬送装
置101により主走査方向Xと平行な方向に搬送され
る。
【0053】図2は図1のレーザマーキング装置の主要
部の構成を示すブロック図である。YAGレーザ発振器
1において、収納ケース10にYAG(イットリウム・
アルミニウム・ガーネット)の棒状結晶体からなるYA
Gロッド11およびそのYAGロッド11を励起するた
めのランプ12が内蔵されている。YAGロッド11の
両端面は、収納ケース10から外部に露出している。Y
AGロッド11の一方の端面の前方に出力ミラー13が
配置され、YAGロッド11の他方の端面の後方に全反
射ミラー14が配置されている。また、YAGロッド1
1と全反射ミラー14との間にQスイッチ15が配置さ
れている。
【0054】YAGロッド11の前端面の近傍でレーザ
光の光路に干渉しない位置に赤外線カットフィルタ16
およびフォトダイオード等の受光素子17が配設されて
いる。
【0055】制御装置2は、ランプ電源20、CPU
(中央演算処理装置)21、ガルバノミラー制御部2
2、表示・入力装置23、メモリ24およびQスイッチ
制御部25を含む。
【0056】ランプ電源20は、YAGレーザ発振器1
のランプ12に電流を供給する。ガルバノミラー制御部
22は、図1のガルバノミラー3a,3bの駆動モータ
31を制御する。表示・入力装置23は、使用者により
入力された各種データおよび各種指令をCPU21に与
えるとともに、CPU21からの指令に基づいて各種表
示を行う。Qスイッチ制御部25は、YAGレーザ発振
器1のQスイッチ15を制御する。
【0057】受光素子17の出力信号は、増幅器18を
介してCPU21に与えられる。CPU21は、ランプ
電源20にランプ12の点灯を指令するランプオン信号
ONおよびランプ電源20からランプ12に供給する電
流(ランプ電流)を制御するランプ電流制御信号CNを
与える。また、CPU21は、ガルバノミラー制御部2
2、表示・入力装置23およびQスイッチ制御部25に
指令を与えるとともに、表示・入力装置23により入力
された各種データをメモリ24に格納する。
【0058】本実施例では、YAGレーザ発振器1がレ
ーザ発振器に相当し、ガルバノミラー3a,3bが走査
手段に相当し、表示・入力装置23が入力手段に相当す
る。また、CPU21が算出手段、抽出手段および選択
手段を構成し、CPU21、ガルバノミラー制御部22
およびQスイッチ制御部25が制御手段を構成する。さ
らに、メモリ24が記憶手段に相当する。
【0059】なお、本実施例では、レーザ発振器として
YAGレーザ発振器を用いているが、Qスイッチを有す
る他のレーザ発振器を用いてもよい。
【0060】使用者が表示・入力装置23によりランプ
12の点灯を指令すると、CPU21はランプ電源20
にランプオン信号ONを与える。それにより、ランプ電
源20からランプ12に電流が供給され、ランプ12が
点灯する。
【0061】ランプ光がYAGロッド11に照射される
と、ランプ光の中の特定の波長領域の光でYAGロッド
11が励起され、誘導放出光を発生する。YAGロッド
11の端面から発生した誘導放出光は、出力ミラー13
と全反射ミラー14との間で多重反射することにより増
幅されてレーザ発振し、一部のレーザ光が出力ミラー1
3を透過して出射される。
【0062】パルス発振時には、Qスイッチ15がQス
イッチングによりレーザ光をパルス発振させることによ
り、高くかつ時間幅の短いレーザ出力が得られる。Qス
イッチ15が作動しないときには、レーザ光は連続発振
する。
【0063】使用者が表示・入力装置23により印字を
指令すると、CPU21からの指令によりガルバノミラ
ー制御部22が図1の一対のガルバノミラー3a,3b
を制御する。それにより、レーザ光が主走査方向Xおよ
び副走査方向Yに走査され、対象物100にマークが印
字される。
【0064】YAGレーザ発振器1のYAGロッド11
の端面近傍から収納ケース10の外部に漏れ出たランプ
光は赤外線カットフィルタ16を通して受光素子17に
より受光される。赤外線カットフィルタ16は熱の影響
を除去する。受光素子17の出力信号は増幅器18によ
り増幅され、光量の測定値としてCPU21に与えられ
る。
【0065】次に、本実施例のレーザマーキング装置に
おける印字条件の設定方法を説明する。印字条件として
は、少なくともガルバノミラー3a,3bによるレーザ
光の走査速度(以下、走査速度と略記する)、YAGレ
ーザ発振器1のレーザ出力およびQスイッチ25のQス
イッチ周波数の3つの値を設定する。
【0066】図3は本実施例のレーザマーキング装置の
第1の動作例を示すフローチャートである。
【0067】走査速度が一定であるとすると、Qスイッ
チ周波数が小さくなるほどドット間の距離が大きくな
り、最終的には直線を印字しても点線に見えるようにな
る。これは、Qスイッチの周期が長くなるためであり、
Qスイッチ周波数の減少に比例して走査速度も減少させ
れば、Qスイッチ周波数の減少を相殺することができ
る。
【0068】すなわち、ドット間の距離を一定であると
すると、走査速度とQスイッチ周波数とは比例関係にあ
る。したがって、ドット間の距離が決まれば、走査速度
からQスイッチ周波数を算出することができ、逆に、Q
スイッチ周波数から走査速度を算出することもできる。
【0069】使用者は、表示・入力装置23により印字
するマークおよび配置に関する情報、レーザ出力PLお
よび走査速度VSを指定する。ここで、印字するマーク
および配置に関する情報とは、例えば、フォント(書
体)、文字高さ、幅比、文字傾斜、印字方向、文字太
さ、線間隔、文字間隔、行間隔、開始点の座標等であ
る。
【0070】CPU21は、表示・入力装置23から印
字するマークおよび配置に関する情報を入力し(ステッ
プS1)、レーザ出力PLを入力し(ステップS2)、
走査速度VSを入力する(ステップS3)。
【0071】そして、CPU21は、使用者が表示・入
力装置23によりドット間距離DDを指定した場合に
は、表示・入力装置23からドット間距離DDを入力
し、使用者がドット間距離DDを指定しない場合には、
ドット間距離DDを予め与えられた値に設定する(ステ
ップS4)。
【0072】次に、CPU21は、走査速度VSおよび
ドット間距離DDから次式によりQスイッチ15の周波
数(以下、Qスイッチ周波数と呼ぶ)fsを算出する
(ステップS5)。
【0073】fs=(k・VS)/DD ここで、kは所定の定数である。
【0074】CPU21は、印字するマークおよび配置
に関する情報および走査速度VSをガルバノミラー制御
部22に与え、レーザ出力PLに基づくランプ電流制御
信号CNをランプ電源20に与え、Qスイッチ周波数f
sをQスイッチ制御部25に与えることにより、ガルバ
ノミラー3a,3b、ランプ電源20およびQスイッチ
15を制御する(ステップS6)。
【0075】このように、使用者は、レーザ出力PLお
よび走査速度VSを指定するだけで、Qスイッチ周波数
fsを指定することなく、最適な印字条件を設定するこ
とができる。
【0076】なお、使用者がドット間距離DDを指定し
ない場合には、CPU21は、例えばドット同士が25
%程度相互に重なるようにドット間距離DDを自動的に
計算する。一方、使用者がドット間距離DDを任意に指
定する場合には、点線状の印字のように非常にドット間
の間隔が広がった印字や、後述する発泡印字のようにド
ット間の間隔が非常に詰まった印字を行うことも可能と
なる。
【0077】図4は本実施例のレーザマーキング装置の
第2の動作例を示すフローチャートである。
【0078】使用者は、表示・入力装置23により印字
するマークおよび配置に関する情報、レーザ出力PLお
よびQスイッチ周波数fsを指定する。それにより、C
PU21は、表示・入力装置23から印字するマークお
よび配置に関する情報を入力し(ステップS11)、レ
ーザ出力PLを入力し(ステップS12)、Qスイッチ
周波数fsを入力する(ステップS13)。
【0079】そして、CPU21は、使用者が表示・入
力装置23によりドット間距離DDを指定した場合に
は、表示・入力装置23からドット間距離DDを入力
し、使用者がドット間距離DDを指定しない場合には、
ドット間距離DDを予め定められた値に設定する(ステ
ップS14)。
【0080】次に、CPU21は、Qスイッチ周波数f
sおよびドット間距離DDから次式により走査速度VS
を算出する(ステップS15)。
【0081】VS=(fs・DD)/k ここで、kは所定の定数である。
【0082】CPU21は、印字するマークおよび配置
に関する情報および走査速度VSをガルバノミラー制御
部22に与え、レーザ出力PLに基づくランプ電流制御
信号CNをランプ電源20に与え、Qスイッチ周波数f
sをQスイッチ制御部25に与えることにより、ガルバ
ノミラー3a,3b、ランプ電源20およびQスイッチ
15を制御する(ステップS16)。
【0083】このように、使用者は、Qスイッチ周波数
fsおよびレーザ出力PLを指定するだけで、走査速度
VSを指定することなく、最適な印字条件を設定するこ
とができる。
【0084】図5は本実施例のレーザマーキング装置の
第3の動作例を示すフローチャートである。
【0085】走査速度が高過ぎると、ガルバノミラー3
a,3bの慣性が無視できなくなり、印字が乱れる。ま
た、走査速度の増加に伴ってQスイッチ周波数が増加す
ると、レーザ出力が低下する。そのため、できるだけ走
査速度を遅く設定することが望ましい。しかし、走査速
度が低過ぎると、使用者が要求するタクトタイム内に印
字を終了できなくなる。なお、タクトタイムとは、印字
に要する時間の許容値であり、許容印字時間に相当す
る。
【0086】したがって、使用者が指定するタクトタイ
ムを満足する範囲内で印字すべきマークを印字可能な最
低の走査速度を算出すれば、自動的に最も鮮明な印字が
可能となる。
【0087】使用者は、表示・入力装置23により印字
するマークおよび配置に関する情報、レーザ出力PL、
タクトタイムTTおよびQスイッチ周波数fsを指定す
る。それにより、CPU21は、表示・入力装置23か
ら印字するマークおよび配置に関する情報を入力し(ス
テップS21)、レーザ出力PLを入力し(ステップS
22)、タクトタイムTTを入力し(ステップS2
3)、Qスイッチ周波数fsを入力する(ステップS2
4)。そして、後述する図6の走査速度VSの算出処理
を行う(ステップS25)。
【0088】CPU21は、印字するマークおよび配置
に関する情報および走査速度VSをガルバノミラー制御
部25に与え、レーザ出力PLに基づくランプ電流制御
信号CNをランプ電源20に与え、Qスイッチ周波数f
sをQスイッチ制御部25に与えることにより、ガルバ
ノミラー3a,3b、ランプ電源20およびQスイッチ
15を制御する(ステップS26)。
【0089】このように、使用者はレーザ出力PL、タ
クトタイムTTおよびQスイッチ周波数fsを指定する
だけで、走査速度VSを指定することなく、最適な印字
条件を設定することができる。
【0090】図6は走査速度の算出処理を示すフローチ
ャートである。まず、CPU21は、入力されたマーク
および配置に関する情報を印字情報に変換する(ステッ
プS101)。そして、印字情報に基づいてYAGレー
ザ発振器1からレーザ光を出射せずにガルバノミラー3
a,3bを制御して最高速度で印字を行う(ステップS
102)。
【0091】そして、印字に要した時間から印字距離D
Lを算出する(ステップS103)。さらに、印字距離
DLおよびタクトタイムTTに基づいてタクトタイムT
T内で指定されたマークを印字することができる最低の
走査速度を走査速度VSとして算出する。それにより、
自動的に鮮明な印字が可能となる。
【0092】図7は本実施例のレーザマーキング装置の
第4の動作例を示すフローチャートである。
【0093】使用者は、表示・入力装置23により印字
するマークおよび配置に関する情報、レーザ出力PLお
よびタクトタイムTTを指定する。それにより、CPU
21は、表示・入力装置23から印字するマークおよび
配置に関する情報を入力し(ステップS31)、レーザ
出力PLを入力し(ステップS32)、タクトタイムT
Tを入力する(ステップS33)。
【0094】そして、CPU21は、使用者が表示・入
力装置23によりドット間距離DDを指定した場合に
は、表示・入力装置23からドット間距離DDを入力
し、使用者がドット間距離DDを指定しない場合には、
ドット間距離DDを予め定められた値に設定する(ステ
ップS34)。
【0095】次に、CPU21は、マークおよび配置に
関する情報およびタクトタイムTTに基づいて図6に示
した走査速度VSの算出処理を行う(ステップS3
5)。さらに、CPU21は、走査速度VSおよびドッ
ト間距離DDに基づいて次式によりQスイッチ周波数f
sを算出する(ステップS36)。
【0096】fs=(k・VS)/DD ここで、kは所定の定数である。
【0097】CPU21は、印字するマークおよび配置
に関する情報および走査速度VSをガルバノミラー制御
部22に与え、レーザ出力PLに基づくランプ電流制御
信号CNをランプ電源20に与え、Qスイッチ周波数f
sをQスイッチ制御部25に与えることにより、ガルバ
ノミラー3a,3b、ランプ電源20およびQスイッチ
15を制御する(ステップS37)。
【0098】このように、使用者は、レーザ出力PLお
よびタクトタイムTTを指定するだけで、走査速度VS
およびQスイッチ周波数fsを指定することなく、最適
な印字条件を設定することができる。
【0099】図8は本実施例のレーザマーキング装置の
第5の動作例を示すフローチャートである。
【0100】ここでは、図9に示す印字リスト200が
予め作成されているものとする。図9の印字リスト20
0には異なる印字の濃度を有する複数の印字見本201
が形成されている。これらの印字見本201は、走査速
度およびレーザ出力を変化させることにより形成された
ものである。図9において、各破線上の印字見本201
は等しい印字の濃度を有する。ここで、印字の濃度と
は、印字の深さ、発色の程度等も含む。各印字見本20
1には指定情報として番号が付されている。
【0101】本実施例のレーザマーキング装置は、レー
ザ出力および走査速度を自動的に変化させることにより
図9に示した印字リスト200を作成する機能を有す
る。メモリ24には、印字リスト200の各印字見本2
01に対応する印字の濃度、走査速度およびレーザ出力
が記憶されている。
【0102】使用者は、表示・入力装置23により印字
するマークおよび配置に関する情報および印字リスト2
00の中の印字見本201の番号を指定する。それによ
り、CPU21は、表示・入力装置23から印字するマ
ークおよび配置に関する情報を入力し(ステップS4
1)、印字リスト200の中の印字見本201の番号を
入力する(ステップS42)。
【0103】そして、CPU21は、入力された印字見
本201の番号に対応するレーザ出力および走査速度V
Sをメモリ24から読み込む(ステップS43)。さら
に、CPU21は、読み込んだ走査速度VSおよび予め
定められたドット間距離DDから次式によりQスイッチ
周波数fsを算出する(ステップS44)。
【0104】fs=(k・VS)/DD ここで、kは所定の定数である。
【0105】CPU21は、印字するマークおよび配置
に関する情報および走査速度VSをガルバノミラー制御
部22に与え、レーザ出力PLに基づくランプ電流制御
信号CNをランプ電源20に与え、Qスイッチ周波数f
sをQスイッチ制御部25に与えることにより、ガルバ
ノミラー3a,3b、ランプ電源20およびQスイッチ
15を制御する(ステップS45)。
【0106】このように、使用者は、印字リスト200
の中の印字見本201の番号を指定するだけで、走査速
度VS、レーザ出力PLおよびQスイッチ周波数fsを
指定することなく、最適な印字条件を設定することがで
きる。
【0107】なお、使用者は、印字見本201の番号を
指定する代わりに、印字の濃度を直接指定してもよい。
【0108】上記の動作例では、印字リスト200の印
字見本201が走査速度およびレーザ出力を変化させる
ことにより作成され、メモリ24に各印字見本201に
対応する印字の濃度、走査速度およびレーザ出力の関係
が記憶されているが、印字リスト200の印字見本20
1がQスイッチ周波数およびレーザ出力を変化させるこ
とにより作成され、メモリ24に各印字見本201に対
応する印字の濃度、Qスイッチ周波数およびレーザ出力
の関係が記憶されてもよい。
【0109】この場合、ステップS43で入力された印
字見本201の番号に対応するレーザ出力PLおよびQ
スイッチ周波数fsを読み込み、ステップS44でQス
イッチ周波数fsおよびドット間隔DDに基づいて走査
速度VSを算出する。
【0110】図10および図11は本実施例のレーザマ
ーキング装置の第6の動作例を示すフローチャートであ
る。
【0111】印字の濃度は、レーザ出力により調整する
ことができる。しかし、レーザ出力がある値以下になる
と、印字の濃度が急激に薄くなる。このため、ある値以
上のレーザ出力では、印字の濃度をレーザ出力により調
整し、ある値未満のレーザ出力では、印字の濃度を走査
速度およびQスイッチ周波数で調整する。走査速度を増
加させ、同時にQスイッチ周波数を増加させると、1ド
ット当たりのチャージ量が減少し、印字の濃度が低下す
る。
【0112】ここでは、図9と同様に、図12に示す印
字リスト200が予め作成されているものとする。図1
2の印字リスト200には異なる印字の濃度を有する複
数の印字見本201が形成されている。これらの印字見
本201は、走査速度およびレーザ出力を変化させるこ
とにより形成されたものである。図12において、各破
線上の印字見本201は等しい印字の濃度を有する。各
印字見本201には指定情報として番号が付されてい
る。
【0113】本実施例のレーザマーキング装置は、走査
速度およびレーザ出力を変化させることにより図12に
示した印字見本201を自動的に作成する機能を有す
る。メモリ24には、印字リスト200の各印字見本2
01に対応する印字の濃度、走査速度およびレーザ出力
の関係が記憶されている。
【0114】使用者は、表示・入力装置23により印字
するマークおよび配置に関する情報、タクトタイムTT
および印字リスト200の中の印字見本201の番号を
指定する。それにより、CPU21は、表示・入力装置
23から印字するマークおよび配置に関する情報を入力
し(図10のステップS51)、タクトタイムTTを入
力し(ステップS52)、印字リスト200の中の印字
見本201の番号を入力する(ステップS53)。
【0115】そして、CPU21は、入力された印字見
本201と同じ印字の濃度を有する印字見本201の印
字条件(走査速度およびレーザ出力)をメモリ24から
読み込む(ステップS54)。さらに、CPU21は、
印字するマークおよび配置に関する情報およびタクトタ
イムTTに基づいてタクトタイムTT内で指定されたマ
ークを印字可能な最低走査速度VS0を算出する(ステ
ップS55)。
【0116】次いで、CPU21は、読み込んだ印字条
件のうち最低走査速度VS0以上の走査速度を含む印字
条件を抽出する(ステップS56)。
【0117】タクトタイムTTを満足できないほど高い
印字の濃度の印字見本201が指定された場合には、抽
出すべき印字条件がないので(ステップS57)、表示
・入力装置23により警告を出力し(ステップS5
8)、ステップS53に戻る。
【0118】抽出すべき印字条件がある場合には(ステ
ップS57)、抽出された印字条件のうち所定値PL0
以上のレーザ出力を含む印字条件を検出する(図11の
ステップS59)。そして、検出された印字条件のうち
最も低い走査速度を含む印字条件を選択する(ステップ
S60)。選択された印字条件の走査速度およびレーザ
出力をそれぞれ走査速度VSおよびレーザ出力PLとす
る(ステップS61)。
【0119】さらに、CPU21は、走査速度VSに基
づいてQスイッチ周波数fsを算出する(ステップS6
2)。Qスイッチ周波数fsの算出方法は、図8のステ
ップS44と同様である。
【0120】CPU21は、印字するマークおよび配置
に関する情報および走査速度VSをガルバノミラー制御
部22に与え、レーザ出力PLに基づくランプ信号CN
をランプ電源20に与え、Qスイッチ周波数fsをQス
イッチ制御部25に与えることにより、ガルバノミラー
3a,3b、ランプ電源20およびQスイッチ15を制
御する(ステップS63)。
【0121】このように、使用者は、タクトタイムTT
および印字リスト200の中の印字見本201の番号を
指定するだけで、走査速度VS、レーザ出力PLおよび
Qスイッチ周波数fsを指定することなく、最適な印字
条件を設定することができる。
【0122】上記の動作例では、ある濃度以上では、レ
ーザ出力により印字の濃度が調整され、ある濃度未満で
は、走査速度により印字の濃度が調整される。
【0123】上記の動作例では、印字リスト200の印
字見本201が走査速度およびレーザ出力を変化させる
ことにより作成され、、メモリ24に各印字見本201
に対応する印字の濃度、走査速度およびレーザ出力の関
係が記憶されているが、印字リスト200の印字見本2
01がQスイッチ周波数およびレーザ出力を変化させる
ことにより作成され、メモリ24に各印字見本201に
対応する印字の濃度、Qスイッチ周波数およびレーザ出
力の関係が記憶されてもよい。
【0124】この場合には、ステップS55で最低Qス
イッチ周波数を算出し、ステップS56で読み込んだ印
字条件のうち最低Qスイッチ周波数以上のQスイッチ周
波数を含む印字条件を抽出する。また、ステップS60
で検出された印字条件のうち最も低いQスイッチ周波数
を含む印字条件を選択し、ステップS61で選択された
印字条件のQスイッチ周波数およびレーザ出力をそれぞ
れQスイッチ周波数fsおよびレーザ出力PLとし、ス
テップS62でQスイッチ周波数fsに基づいて走査速
度VSを算出する。
【0125】図13は本実施例のレーザマーキング装置
の第7の動作例を示すフローチャートである。
【0126】レーザマーキング装置による特殊な印字例
として発泡印字(黒色印字)がある。この発泡印字は、
Qスイッチ周波数を高めに設定しかつ走査速度を低めに
設定して印字を行うものであり、対象物の材質によって
は鮮明な印字が可能である。発泡印字では、走査速度と
Qスイッチ周波数との関係は一律に決まらない。
【0127】本実施例のレーザマーキング装置では、走
査速度およびQスイッチ周波数を変化させることにより
異なる発泡印字の度合いの複数の印字見本を作成する機
能を有する。メモリ24には、対象物の材質ごとに各発
泡印字の度合いに対応する走査速度およびQスイッチ周
波数の関係が予め記憶される。
【0128】使用者は、表示・入力装置23により印字
するマークおよび配置に関する情報、レーザ出力PLお
よび、対象物の材質および発泡印字の度合いを指定す
る。それにより、CPU21は、表示・入力装置23か
ら印字するマークおよび配置に関する情報を入力し(ス
テップS71)、レーザ出力PLを入力し(ステップS
72)、対象物の材質を入力し(ステップS73)、発
泡印字の度合いを入力する(ステップS74)。
【0129】そして、CPU21は、対象物の材質およ
び発泡印字の度合いに基づいてメモリ24から走査速度
VSおよびQスイッチ周波数fsを読み込む(ステップ
S75)。
【0130】CPU21は、印字するマークおよび配置
に関する情報および走査速度VSをガルバノミラー制御
部22に与え、レーザ出力PLに基づくランプ制御信号
CNをランプ電源20に与え、Qスイッチ周波数fsを
Qスイッチ制御部25に与えることにより、ガルバノミ
ラー3a,3b、ランプ電源20およびQスイッチ15
を制御する(ステップS76)。
【0131】このように、使用者はレーザ出力PL、対
象物の材質および発泡印字の度合いを指定するだけで、
走査速度VSおよびQスイッチ周波数fsを指定するこ
となく、最適な印字条件を設定することができる。
【0132】図14は本実施例のレーザマーキング装置
の第8の動作例を示すフローチャートである。
【0133】第8の動作例では第7の動作例におけるレ
ーザ出力PLを印字の濃度に置き換えている。
【0134】第8の動作例においても、メモリ24に、
対象物の材質ごとに、各発泡印字の度合いに対応する走
査速度およびQスイッチ周波数の関係が予め記憶され
る。また、メモリ24に、印字の濃度とレーザ出力との
関係も予め記憶される。
【0135】使用者は、表示・入力装置23により印字
するマークおよび配置に関する情報、印字の濃度、対象
物の材質および発泡印字の度合いを指定する。それによ
り、CPU21は、表示・入力装置23から印字するマ
ークおよび配置に関する情報を入力し(ステップS8
1)、印字の濃度を入力し(ステップS82)、対象物
の材質を入力し(ステップS83)、発泡印字の度合い
を入力する(ステップS84)。
【0136】そして、CPU21は印字の濃度に基づい
てレーザ出力PLを決定する(ステップS85)。ま
た、CPU21は、対象物の材質および発泡印字の度合
いに基づいてメモリ24から走査速度VSおよびQスイ
ッチ周波数fsを読み込む(ステップS86)。
【0137】CPU21は、印字するマークおよび配置
に関する情報および走査速度VSをガルバノミラー制御
部22に与え、レーザ出力PLに基づくランプ電流制御
信号CNをランプ電源20に与え、Qスイッチ周波数f
sをQスイッチ制御部25に与えることにより、ガルバ
ノミラー3a,3b、ランプ電源20およびQスイッチ
15を制御する(ステップS87)。
【0138】このように、使用者は印字の濃度、対象物
の材質、発泡印字の度合いを指定するだけで、走査速度
VS、レーザ出力PLおよびQスイッチ周波数fsを指
定することなく、最適な印字条件を設定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるレーザマーキング装
置の概略図である。
【図2】図1のレーザマーキング装置における主要部の
構成を示すブロック図である。
【図3】図1および図2のレーザマーキング装置の第1
の動作例を示すフローチャートである。
【図4】図1および図2のレーザマーキング装置の第2
の動作例を示すフローチャートである。
【図5】図1および図2のレーザマーキング装置の第3
の動作例を示すフローチャートである。
【図6】走査速度の算出処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】図1および図2のレーザマーキング装置の第4
の動作例を示すフローチャートである。
【図8】図1および図2のレーザマーキング装置の第5
の動作例を示すフローチャートである。
【図9】印字リストの一例を示す図である。
【図10】図1および図2のレーザマーキング装置の第
6の動作例を示すフローチャートである。
【図11】図1および図2のレーザマーキング装置の第
6の動作例を示すフローチャートである。
【図12】印字リストの一例を示す図である。
【図13】図1および図2のレーザマーキング装置の第
7の動作例を示すフローチャートである。
【図14】図1および図2のレーザマーキング装置の第
8の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 レーザ発振器 2 制御部 15 Qスイッチ 20 ランプ電源 21 CPU 22 ガルバノミラー制御部 23 表示・入力装置 24 メモリ 25 Qスイッチ制御部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物の表面にレーザ光を照射してマー
    クを印字するレーザマーキング装置であって、 Qスイッチを有し、前記レーザ光を出射するレーザ発振
    器と、 前記レーザ発振器から出射されるレーザ光を前記対象物
    の表面に走査させる走査手段と、 印字すべきマークに関する印字情報、レーザ出力および
    レーザ光の走査速度を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記レーザ光の走査速度
    に基づいてQスイッチの周波数を算出する算出手段と、 前記入力手段により入力された前記印字情報、前記レー
    ザ出力および前記レーザ光の走査速度、ならびに前記算
    出手段により算出された前記Qスイッチの周波数に基づ
    いて、前記レーザ発振器および前記走査手段を制御する
    制御手段とを備えたことを特徴とするレーザマーキング
    装置。
  2. 【請求項2】 対象物の表面にレーザ光を照射してマー
    クを印字するレーザマーキング装置であって、 Qスイッチを有し、前記レーザ光を出射するレーザ発振
    器と、 前記レーザ発振器から出射されるレーザ光を前記対象物
    の表面に走査させる走査手段と、 印字すべきマークに関する印字情報、レーザ出力および
    Qスイッチの周波数を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記Qスイッチの周波数
    に基づいてレーザ光の走査速度を算出する算出手段と、 前記入力手段により入力された前記印字情報、前記レー
    ザ出力および前記Qスイッチの周波数、ならびに前記算
    出手段により算出された前記レーザ光の走査速度に基づ
    いて、前記レーザ発振器および前記走査手段を制御する
    制御手段とを備えたことを特徴とするレーザマーキング
    装置。
  3. 【請求項3】 対象物の表面にレーザ光を照射してマー
    クを印字するレーザマーキング装置であって、 Qスイッチを有し、前記レーザ光を出射するレーザ発振
    器と、 前記レーザ発振器から出射されるレーザ光を前記対象物
    の表面に走査させる走査手段と、 印字すべきマークに関する印字情報、許容印字時間、レ
    ーザ出力およびQスイッチの周波数を入力する入力手段
    と、 前記入力手段により入力された前記印字情報および前記
    許容印字時間に基づいてレーザ光の走査速度を算出する
    算出手段と、 前記入力手段により入力された前記印字情報、前記レー
    ザ出力および前記Qスイッチの周波数、ならびに前記算
    出手段により算出された前記レーザ光の走査速度に基づ
    いて、前記レーザ発振器および前記走査手段を制御する
    制御手段とを備えたことを特徴とするレーザマーキング
    装置。
  4. 【請求項4】 対象物の表面にレーザ光を照射してマー
    クを印字するレーザマーキング装置であって、 Qスイッチを有し、前記レーザ光を出射するレーザ発振
    器と、 前記レーザ発振器から出射されるレーザ光を前記対象物
    の表面に走査させる走査手段と、 印字すべきマークに関する印字情報、許容印字時間およ
    びレーザ出力を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記印字情報および前記
    許容印字時間に基づいてレーザ光の走査速度を算出し、
    かつ前記算出されたレーザ光の走査速度に基づいてQス
    イッチの周波数を算出する算出手段と、 前記入力手段により入力された前記印字情報および前記
    レーザ出力、ならびに前記算出手段により算出された前
    記レーザ光の走査速度および前記Qスイッチの周波数に
    基づいて、前記レーザ発振器および前記走査手段を制御
    する制御手段とを備えたことを特徴とするレーザマーキ
    ング装置。
  5. 【請求項5】 前記入力手段は、レーザ光により前記対
    象物の表面に形成されるドットの間隔をさらに入力し、 前記算出手段は、前記入力手段により入力された前記ド
    ットの間隔にさらに基づいて前記Qスイッチの周波数ま
    たは前記レーザ光の走査速度を算出することを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載のレーザマーキング装
    置。
  6. 【請求項6】 対象物の表面にレーザ光を照射してマー
    クを印字するレーザマーキング装置であって、 Qスイッチを有し、前記レーザ光を出射するレーザ発振
    器と、 前記レーザ発振器から出射されるレーザ光を前記対象物
    の表面に走査させる走査手段と、 複数の印字見本に対応するレーザ光の走査速度およびレ
    ーザ出力の関係を記憶する記憶手段と、 印字すべきマークに関する印字情報、および前記複数の
    印字見本のいずれかを指定する指定情報を入力する入力
    手段と、 前記入力手段により入力された前記指定情報に基づいて
    前記記憶手段から対応するレーザ光の走査速度およびレ
    ーザ出力を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記レーザ光の走査速度
    に基づいてQスイッチの周波数を算出する算出手段と、 前記入力手段により入力された前記印字情報、前記抽出
    手段により抽出された前記レーザ光の走査速度および前
    記レーザ出力、ならびに前記算出手段により算出された
    前記Qスイッチの周波数に基づいて、前記レーザ発振器
    および前記走査手段を制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とするレーザマーキング装置。
  7. 【請求項7】 対象物の表面にレーザ光を照射してマー
    クを印字するレーザマーキング装置であって、 Qスイッチを有し、前記レーザ光を出射するレーザ発振
    器と、 前記レーザ発振器から出射されるレーザ光を前記対象物
    の表面に走査させる走査手段と、 複数の印字見本に対応するQスイッチの周波数およびレ
    ーザ出力の関係を記憶する記憶手段と、 印字すべきマークに関する印字情報、および前記複数の
    印字見本のいずれかを指定する指定情報を入力する入力
    手段と、 前記入力手段により入力された前記指定情報に基づいて
    前記記憶手段から対応するQスイッチの周波数およびレ
    ーザ出力を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記Qスイッチの周波数
    に基づいてレーザ光の走査速度を算出する算出手段と、 前記入力手段により入力された前記印字情報、前記抽出
    手段により抽出された前記Qスイッチの周波数および前
    記レーザ出力、ならびに前記算出手段により算出された
    前記レーザ光の走査速度に基づいて、前記レーザ発振器
    および前記走査手段を制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とするレーザマーキング装置。
  8. 【請求項8】 対象物の表面にレーザ光を照射してマー
    クを印字するレーザマーキング装置であって、 Qスイッチを有し、前記レーザ光を出射するレーザ発振
    器と、 前記レーザ発振器から出射されるレーザ光を前記対象物
    の表面に走査させる走査手段と、 複数の印字見本に対応する印字の濃度、レーザ光の走査
    速度およびレーザ出力の関係を記憶する記憶手段と、 印字すべきマークに関する印字情報、許容印字時間およ
    び前記複数の印字見本のいずれかを指定する指定情報を
    入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記指定情報に基づいて
    前記記憶手段から対応するレーザ光の走査速度およびレ
    ーザ出力を抽出し、かつ前記指定情報により指定される
    印字見本と等しい印字の濃度の印字見本に対応するレー
    ザ光の走査速度およびレーザ出力を抽出する抽出手段
    と、 前記抽出手段により抽出された前記レーザ光の走査速度
    のうち前記許容印字時間を満たす最も遅いレーザ光の走
    査速度および対応するレーザ出力を選択する選択手段
    と、 前記選択手段により選択された前記レーザ光の走査速度
    に基づいてQスイッチの周波数を算出する算出手段と、 前記入力手段により入力された前記印字情報、前記選択
    手段により選択された前記レーザ光の走査速度および前
    記レーザ出力、ならびに前記算出手段により算出された
    前記Qスイッチの周波数に基づいて、前記レーザ発振器
    および前記走査手段を制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とするレーザマーキング装置。
  9. 【請求項9】 前記選択手段は、前記抽出手段により抽
    出されたレーザ出力のうち所定値以上のレーザ出力およ
    び対応するレーザ光の走査速度を検出し、検出されたレ
    ーザ光の走査速度のうち最も遅いレーザ光の走査速度お
    よび対応するレーザ出力を選択することを特徴とする請
    求項8記載のレーザマーキング装置。
  10. 【請求項10】 対象物の表面にレーザ光を照射してマ
    ークを印字するレーザマーキング装置であって、 Qスイッチを有し、前記レーザ光を出射するレーザ発振
    器と、 前記レーザ発振器から出射されるレーザ光を前記対象物
    の表面に走査させる走査手段と、 複数の印字見本に対応する印字の濃度、Qスイッチの周
    波数およびレーザ出力の関係を記憶する記憶手段と、 印字すべきマークに関する印字情報、許容印字時間およ
    び前記複数の印字見本のいずれかを指定する指定情報を
    入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記指定情報に基づいて
    前記記憶手段から対応するQスイッチの周波数およびレ
    ーザ出力を抽出し、かつ前記指定情報により指定される
    印字見本と等しい印字の濃度の印字見本に対応するQス
    イッチの周波数およびレーザ出力を抽出する抽出手段
    と、 前記抽出手段により抽出された前記Qスイッチの周波数
    のうち前記許容印字時間を満たす最も低いQスイッチの
    周波数および対応するレーザ出力を選択する選択手段
    と、 前記選択手段により選択された前記Qスイッチの周波数
    に基づいてレーザ光の走査速度を算出する算出手段と、 前記入力手段により入力された前記印字情報、前記選択
    手段により選択された前記Qスイッチの周波数および前
    記レーザ出力、ならびに前記算出手段により算出された
    前記レーザ光の走査速度に基づいて、前記レーザ発振器
    および前記走査手段を制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とするレーザマーキング装置。
  11. 【請求項11】 前記選択手段は、前記抽出手段により
    抽出されたレーザ出力のうち所定値以上のレーザ出力お
    よび対応するQスイッチの周波数を検出し、検出された
    Qスイッチの周波数のうち最も低いQスイッチの周波数
    および対応するレーザ出力を選択することを特徴とする
    請求項10記載のレーザマーキング装置。
  12. 【請求項12】 対象物の表面にレーザ光を照射してマ
    ークを印字するレーザマーキング装置であって、 Qスイッチを有し、前記レーザ光を出射するレーザ発振
    器と、 前記レーザ発振器から出射されるレーザ光を前記対象物
    の表面に走査させる走査手段と、 発泡印字の度合いに対応するレーザ光の走査速度および
    Qスイッチの周波数の関係を記憶する記憶手段と、 印字すべきマークに関する印字情報、発泡の度合いおよ
    びレーザ出力を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記発泡の度合いに基づ
    いて前記記憶手段から対応するレーザ光の走査速度およ
    びQスイッチの周波数を抽出する抽出手段と、 前記入力手段により入力された前記印字情報および前記
    レーザ出力、ならびに前記抽出手段により抽出された前
    記レーザ光の走査速度および前記Qスイッチの周波数に
    基づいて、前記レーザ発振器および前記走査手段を制御
    する制御手段とを備えたことを特徴とするレーザマーキ
    ング装置。
  13. 【請求項13】 対象物の表面にレーザ光を照射してマ
    ークを印字するレーザマーキング装置であって、 Qスイッチを有し、前記レーザ光を出射するレーザ発振
    器と、 前記レーザ発振器から出射されるレーザ光を前記対象物
    の表面に走査させる走査手段と、 発泡印字の度合いに対応するレーザ光の走査速度および
    Qスイッチの周波数の関係を記憶する記憶手段と、 印字すべきマークに関する印字情報、印字の濃度および
    発泡の度合いを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記印字の濃度に基づい
    てレーザ出力を設定する設定手段と、 前記入力手段により入力された前記発泡の度合いに基づ
    いて前記記憶手段から対応するレーザ光の走査速度およ
    びQスイッチの周波数を抽出する抽出手段と、 前記入力手段により入力された前記印字情報、前記設定
    手段により設定された前記レーザ出力、ならびに前記抽
    出手段により抽出された前記レーザ光の走査速度および
    前記Qスイッチの周波数に基づいて、前記レーザ発振器
    および前記走査手段を制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とするレーザマーキング装置。
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