JP4712956B2 - 高ピッチのマルチスライス型ヘリカル心臓イメージングのためのハイブリッド再構成法 - Google Patents

高ピッチのマルチスライス型ヘリカル心臓イメージングのためのハイブリッド再構成法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、全体的には、コンピュータ断層撮影イメージングの方法及びシステムに関し、さらに詳細には、周期性の運動をしている被検体に対してマルチスライス型イメージングを行うためのコンピュータ断層撮影イメージング方法及びシステムに関する。
【0002】
【発明の背景】
周知のコンピュータ断層撮影(CT)イメージング・システムの少なくとも1つの構成では、X線源は、デカルト座標系のX−Y平面(一般に「画像作成面」と呼ばれる)内に位置するようにコリメートされたファンビーム(扇形状ビーム)を放出する。X線ビームは、例えば患者などの画像作成しようとする対象を透過する。ビームは、この対象によって減衰を受けた後、放射線検出器のアレイ上に入射する。検出器アレイで受け取った減衰したビーム状放射線の強度は、対象によるX線ビームの減衰に依存する。このアレイの各検出器素子は、それぞれの検出器位置でのビーム減衰の計測値に相当する電気信号を別々に発生する。すべての検出器からの減衰量計測値を別々に収集し、透過プロフィールが作成される。
【0003】
周知の第3世代CTシステムでは、X線源及び検出器アレイは、X線ビームが画像を作成しようとする対象を切る角度が一定に変化するようにして、画像作成面内でこの画像作成対象の周りをガントリと共に回転する。あるガントリ角度で検出器アレイより得られる一群のX線減衰量計測値(すなわち、投影データ)のことを「ビュー(view)」という。また、画像作成対象の「スキャン・データ(scan)」は、X線源と検出器が1回転する間に、様々なガントリ角度、すなわちビュー角度で得られるビューの集合からなる。アキシャル・スキャンでは、この投影データを処理し、画像作成対象を透過させて得た2次元スライスに対応する画像を構成する。投影データの組から画像を再構成するための一方法に、当技術分野においてフィルタ補正逆投影法(filtered back projection)と呼ぶものがある。この処理方法では、スキャンにより得た減衰量計測値を「CT値」、別名「ハウンスフィールド値」という整数に変換し、これらの整数値を用いて陰極線管ディスプレイ上の対応するピクセルの輝度を制御する。
【0004】
ヘリカルスキャンでは、X線源と検出器アレイが画像作成面内で被検体の周りをガントリと共に回転し、一方この被検体を支持しているテーブルは画像作成面を貫通するように移動する。X線源と検出器が1回転する間にテーブルが前進する距離は、ヘリカルスキャンのピッチ(pitch) により計測される。ピッチが大きいということは、X線源と検出器の1回転あたりのテーブル移動が大きいことを意味する。
【0005】
ハーフスキャン再構成では、X線源と検出器を被検体の周りで1回の全回転させない間で収集した投影データから画像を再構成している。典型的には、「ハーフスキャン(half scan) 」再構成では180度に1ファン角度を加えたビュー角度全体から取得したデータを利用している。「ファン角度」とは、画像作成面で検出器により検出可能なX線ビームがつくる扇形(fan) の角度のことである。この値は画像作成面での検出器の角度範囲に等しいと考えることができる。その理由は、周知のCTイメージング・システムの少なくとも1つにおいては、X線源が放出するX線ビームの角度カバー範囲が、検出器の角度範囲と同じであるか、より広いことによる。
【0006】
CTイメージング・システムを利用する少なくとも1つの診断処置では、石灰化沈着を観察し計数できるように、患者の心臓がスキャンされかつ画像化される。この処置の間、患者の心臓は周期的に拍動している。運動誘発性アーチファクトを減少するため、患者の心拍サイクルの同じ位相での心臓を表している画像のハーフスキャン再構成を作成する。再構成のためには通常、比較的静まった位相、例えば、心収縮期の直前の位相が選択される。心臓の全容積、または心臓容積の少なくとも大部分がこの方式により画像化される。したがって、この処置に関する少なくとも周知の変形形態の1つでは、マルチスライス型CTスキャナを用いて石灰化計数が実施される。マルチスライス型CTスキャナは、ファンビームの「面」と平行に複数の画像スライスを取得するように構成されている複数行の検出器を有している。ファンビームの厚さは、検出器の各行が患者身体の本質的に平行なスライスを表す減衰計測値を取得できるようにして決める。
【0007】
石灰化計数処置の幾つかでは、高ピッチのヘリカル心臓イメージングが利用されていることは周知である。例えば、一度に4スライスを収集するように構成された検出器を有するスキャナでは、3:1のピッチが使用される。「3:1のピッチ」とは、X線源と検出器が患者身体の周りの1回転を完了すると、テーブルが3検出器スライスの厚さに等しい量だけ前進することを意味している。こうした高ピッチ型は、計数評価を正確にするように十分な画像枚数を取得するのに要する時間を短縮するために使用される。
【0008】
周知のヘリカルスキャン技法の少なくとも1つでは、心臓石灰化計数のためにスキャンをした隣接した心拍サイクルをもつ画像同士の間で、領域の抜けが生じることが分かっている。こうした抜け領域により石灰化計数値の算定が不正確になることがある。例えば、周知のイメージング・システムの少なくとも1つにおいては、3:1のピッチでは、75bpm(拍動/分)未満で拍動している心臓を0.8秒/ガントリ回転の速度でスキャンすることができない。60bpm未満の心拍に対しては、1.0秒/ガントリ回転の速度でスキャンすることができない。
【0009】
完全なカバー範囲を得ることができない理由は、π+γの角度範囲にわたるような有効データに対する直線セグメントが、心拍サイクルの対応する各位相での心臓を表しているスライスの全部に対して利用可能とはならないことによる。(γは、少なくとも0度であり、かつファン角度の値未満であるかファン角度に等しい。)例えば、図3は、従来技術による2回の連続する心拍サイクルに対する4スライス型ヘリカルスキャンを表したものである。各検出器行2A、1A、1B及び2BのアイソセンタのZ軸位置を、2回の連続する心拍サイクル中のガントリ回転の関数として表している。スキャン速度が0.8秒/回転であり、心拍数が60bpmである場合を表しており、したがって、ガントリの1.25回の回転で1回の心拍サイクルが完了する。ガントリの各1回の回転は、X線源と検出器の角度2πに及ぶ移動を意味する。
【0010】
データ・セグメント50、52、54、56、58、60、62及び64の各々は、4つの検出器行2A、1A、1B及び2Bの組のうちの互いに隣接する1対においてデータの線形補間を使用して取得される。各セグメントのデータは、患者の心拍サイクルの一定の(または概ね一定の)位相φの周りに来るように時間的な中心を合わせる。検出器行1Aに対するセグメント52及び60では、隣接する検出器行2A及び1Bが存在するので、完全なハーフスキャン再構成として線形補間することができる。同様に、検出器行1Bに対するセグメント54及び62でも、隣接する検出器行1A及び2Bが存在するので、完全なハーフスキャン再構成として線形補間することができる。しかし、検出器行2Aから再構成される周辺スライスのセグメント50及び58に対しては、隣接する行が検出器行1Aだけしかないため、利用可能であるのは(π+γ)/2の角度範囲にわたるデータのみである。同様に、検出器行2Bから再構成される周辺スライスのセグメント56及び64に対しても、隣接する行が検出器行1Bだけしかないため、利用可能であるのは(π+γ)/2の角度範囲にわたるデータのみである。ハーフスキャン再構成は、セグメント52、54、60及び62からの中央のスライスに対してのみ利用可能である。したがって、検出器行2A及び2Bは適切なスキャンをすることができず、2心拍サイクルからなる画像同士の間で抜け領域ができてしまう。
【0011】
したがって、2心拍サイクルからなる画像同士の間で抜け領域を起こさせずに高ピッチのマルチスライス型ヘリカル心臓イメージングを再構成するための方法及び装置を提供することが望ましい。
【0012】
【発明の概要】
したがって、本発明の一態様では、その各々がアイソセンタを有する複数の検出器行を備えるマルチスライス型CTイメージング・システムにより被検体をスキャンするための方法が提供される。本方法は、周辺データ・セグメントを含むデータ・セグメントを取得するために、マルチスライス型CTイメージング・システムにより被検体をヘリカルスキャンするステップと、第1の周辺データ・セグメントからのデータを反対側の第2の周辺セグメントと合成して、1つの画像スライスを再構成するための1つのデータ組を形成するステップと、この合成データを画像スライスに再構成するステップとを含んでいる。
【0013】
上述の方法及び対応する装置により、2心拍サイクルからなる画像同士の間で抜け領域を起こさせないような高ピッチのマルチスライス型ヘリカル心臓イメージングを提供できる。この結果、心臓石灰化計数がより正確になる。さらに、本発明による方法及び対応する装置は、より一般的に、周期性の運動を有するその他の被検体を画像化する際に有用である。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を参照すると、「第3世代」のCTスキャナに典型的なガントリ12を含むものとして、コンピュータ断層撮影(CT)イメージング・システム10を示している。ガントリ12は、このガントリ12の対向面上に位置する検出器アレイ18に向けてX線ビーム16を放出するX線源14を有する。検出器アレイ18は、投射され被検体22(例えば、患者)を透過したX線を一体となって検知する検出器素子20により形成される。検出器アレイ18は、単一スライス構成で製作される場合とマルチ・スライス構成で製作される場合がある。マルチスライス構成では、検出器アレイ18は素子20からなる幾つかの平行な行を有する。各検出器素子20は、入射したX線ビームの強度を表す電気信号、すなわち患者22を透過したX線ビームの減衰を表す電気信号を発生する。マルチスライス検出器構成での素子20の各列は、扇形状X線ビーム16の面と平行な画像スライスの1つに対応している。X線源14は、ビーム16が選択した検出器行数(例えば、4行)上に入射できるだけの十分な厚さを有するように構成される。これらの検出器行は、スキャン中に患者22に対する平行なスライス(または概ね平行なスライス)による減衰を同時に検出する動作が可能となるように構成する。
【0015】
X線投影データを収集するためのスキャンの間に、ガントリ12及びガントリ上に装着されたコンポーネントは回転中心24の周りを回転する。ガントリ12の回転及びX線源14の動作は、CTシステム10の制御機構26により制御される。制御機構26は、X線源14に電力及びタイミング信号を供給するX線制御装置28と、ガントリ12の回転速度及び位置を制御するガントリ・モータ制御装置30とを含む。制御機構26内にはデータ収集システム(DAS)32があり、これによって検出器素子20からのアナログ・データをサンプリングし、このデータを後続の処理のためにディジタル信号に変換する。画像再構成装置34は、サンプリングされディジタル化されたX線データをDAS32から受け取り、高速で画像再構成を行う。再構成された画像はコンピュータ36に入力として渡され、コンピュータにより大容量記憶装置38内に格納される。
【0016】
コンピュータ36はまた、キーボードを有するコンソール40を介して、オペレータからのコマンド及びスキャン・パラメータを受け取る。付属の陰極線管ディスプレイ42により、オペレータはコンピュータ36からの再構成画像やその他のデータを観察することができる。コンピュータ36は、オペレータの発したコマンド及びパラメータを用いて、DAS32、X線制御装置28及びガントリ・モータ制御装置30に対して制御信号や制御情報を提供する。さらにコンピュータ36は、モータ式テーブル46を制御してガントリ12内での患者22の位置決めをするためのテーブル・モータ制御装置44を操作する。詳細には、テーブル46により患者22の各部分がガントリ開口48を通過できる。
【0017】
上記で説明したように、図3は、2回の連続する心拍サイクルに対する従来技術による4スライス型ヘリカルスキャンを表している。この従来技術による実施形態では、周辺セグメント50、56、58及び64に対して利用可能であるのは(π+γ)/2の角度範囲にわたるデータのみであるため、抜けが生じてしまう。これと比べて、本発明の実施の一形態では、2回の連続する心拍サイクルにおいてデータを合成し再構成のためのハーフスキャンのデータ組を形成することにより、これらのセグメント間での抜けを排除している。図4は、本発明の実施の一形態によるヘリカルスキャンを表したものである。図4では、75拍動/分の心拍数を表し、ガントリ12の1回転あたり0.8秒のスキャン速度での各検出器行のアイソセンタのZ軸位置を、2回の連続する心拍サイクル中のガントリの回転サイクルの関数として表している。(Z軸位置は、ヘリカルスキャン中のテーブル46の並進方向に対応させている。)0.8秒/回転というスキャン速度は、1つの心拍サイクル中にスキャンを受けた第1の周辺セグメント56を、次の心拍サイクルの対応する位相φの間にスキャンを受ける反対側の第2の周辺セグメント58と少なくとも概ね一致させるように選択したものである。「少なくとも概ね一致させる」という表現は、互いに反対側の周辺検出器行2A及び2Bのアイソセンタが心拍サイクルの実質的に同じ位相φにおいて実質的に同じZ軸位置にあり、セグメント56及び58を合成すると不一致に起因するアーチファクトを実質的に伴なわない画像が作成されることを意味している。周辺セグメント56及び58の各々が、角度範囲(π+γ)/2にわたる画像データだけしか表していない図3の従来技術の方法と比べて、周辺セグメント56及び58を合成し角度範囲π+γにわたるハーフスキャンのデータ組とすることができる。同様に、セグメント50は直前の心拍サイクルからの別のセグメント(図示せず)と合成し、またセグメント64は後続の心拍サイクルからの別のセグメント(図示せず)と合成する。次いで、得られたハーフスキャンのデータ組を画像スライスに再構成し、心臓石灰化の計数を行う。勿論、この実施形態では、中央の各セグメントについても画像スライスに再構成して計数を行う。
【0018】
周辺セグメントをこの方式により合成することにより、外側の画像スライスの時間分解能が、中央のスライス52、54、60及び62の時間分解能よりも2倍改善される。さらに、角度範囲がπ+γ未満にわたるセグメントのみからハーフスキャン・セグメントを合成することは不可能であることは明白である。合成が不可能なセグメントは、スキャン開始時点のセグメントとスキャン終了時点のセグメントである。この数は、ヘリカルスキャン中にいくら多くのセグメントを収集しようとも不変である。これと比べて図3に示す従来技術による方法では、各心拍サイクル中で2つの周辺セグメントが無駄になっている。スキャンが非常に長ければ、その間に無駄になる周辺セクタの数も多くなる。
【0019】
上で指摘したように、この実施形態では周辺セグメント56と58の完全な一致は必要でない。しかしながら、周辺セグメントの合成によりかなりのアーチファクトが導入される場合には、一致の確度をより高める必要があることが指摘されている。実施の一形態では、ガントリ12の回転速度を調整することにより一致が改善される。75bpmを超え115bpm未満の心拍数では、4スライス式で3:1のピッチでの石灰化計数に対して、0.8秒/回転のガントリ12の回転速度でのスキャンが適している。60〜75bpmの心拍数では、4スライス式で3:1のピッチでの石灰化計数に対して、0.8〜1.0秒/回転のガントリ12の回転速度でのスキャンが適している。ガントリ12の回転速度とは、X線源14と検出器アレイ18が患者22の心臓の周りを回転する速度であることを理解されたい。より一般的には、厚さが等しくピッチがP:1であるN個の隣接するスライスをもつ実施形態において、B拍動/分の心拍数では、ガントリ回転速度(R秒/回転)がR=60P÷[(N−1)B]である場合にセグメント56と58は心拍サイクルの同じ位相φで互いに一致する。例えば、図4によって、{B,P,R,N}={75,3,0.8,4}、並びに{B,P,R,N}={60,3,1.0,4}であるような4スライス型の各実施形態を等しく表すことができる。検出器アレイ18が1行しかなければ、すなわち、イメージング・システム10が単一スライス型イメージング・システムであれば、合成すべきスライスが存在しなくなるので、当然Nは1を超える値となる。
【0020】
図5で示す4スライス型の別の実施形態では、60〜75bpmの心拍数に対して、0.8秒/回転のガントリ12の回転速度及び3:1のピッチを使用している。検出器行2Bの有効データ・セグメント56は、外挿により取得したデータ66の別のセグメントにより補完される。補完用データ、すなわちセグメント56をセグメント56及び66を備えるハーフスキャンの少なくとも1つのデータ組に延長するためのデータは、1つまたは複数の検出器行2A、1A、1B及び2Bのうちのデータ・セグメントの単一心拍サイクル内で同時に取得したデータから外挿することにより取得される。この実施形態の変形形態の1つでは、一致するデータ・セグメントが利用可能でないような場合であっても、直後及び直前の心拍サイクルのうちの少なくとも1つの対応する位相で取得した1つまたは複数のセグメント58、60、62、64からの外挿により、セグメント56をハーフスキャンのデータ組56、66まで延長することができる。これら2つの変形形態では、有効データ・セグメント58も同様の外挿により補完され、セグメント68が取得される。いずれの変形形態でも、この外挿により、当該スキャンの周辺スライスの位置でのハーフスキャン再構成を提供し、従来技術による方法で生じているようなカバー範囲のギャップを防止している。スキャンされたセグメントは、ハーフスキャン再構成したデータ組を含め、心臓石灰化を計数するための画像に再構成される。
【0021】
実施の一形態では、本発明に関する1つまたは複数の方法は、イメージング・システム10のソフトウェア内(すなわち、ファームウェア内)で実現される。例えば、画像再構成装置34は、これらの方法のうちの1つまたは複数を実現するためのソフトウェアまたはファームウェアを備えている。パラメータP、B、N及びRのうちの少なくとも幾つかは、オペレータ・コンソール40を介してコンピュータ36に入力される。これらのパラメータのうちの1つまたは複数(例えばN)は、実施の一形態では固定されている。別の実施形態では、コンピュータ36は、パラメータP、B、N及びRのうちの1つを残りの3つのパラメータから算出する。
【0022】
本発明の様々な実施形態に関する上記の説明から、2心拍サイクルからなる画像間で抜け領域を起こさせずに高ピッチのマルチスライス型ヘリカル心臓イメージングが達成されることは明らかである。本発明の具体的な実施形態を詳細に記載し図示してきたが、これらは説明および例示のためのものに過ぎず、本発明を限定する意図ではないことを明瞭に理解されたい。例えば、本発明の方法及び装置は心臓に対するイメージングに限定されるものではなく、むしろ周期性の運動を有するあらゆる被検体に適用することができる。こうした心臓以外の被検体に対しては、Bは拍動/分を単位とする心拍数ではなく、サイクル/分を単位とするサイクル速度となる。さらに、本明細書に記載したCTシステムは、X線源と検出器の双方がガントリと共に回転する「第3世代」システムである。検出器素子が個々に補正され所与のX線ビームに対して実質的に均一のレスポンスを提供できるならば、検出器が全周の静止した検出器でありかつX線源のみがガントリと共に回転する「第4世代」システムを含め、別の多くのCTシステムも使用可能である。したがって、本発明の精神及び範囲は、添付の特許請求の範囲の各項及びこれと法的に等価なものによってのみ限定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】CTイメージング・システムの外観図である。
【図2】図1に示すシステムの概略ブロック図である。
【図3】従来技術によるヘリカルスキャンに関し、各検出器行のアイソセンタのZ軸位置を、2回の連続する心拍サイクル中のガントリ回転サイクルの関数として表したグラフであり、スキャン速度が0.8秒/ガントリ回転で、心拍数が60拍動/分の場合を表している。
【図4】2回の隣接するサイクルに対するデータを合成してハーフスキャン再構成を得ている本発明の実施の一形態についてのグラフであり、スキャン速度が0.8秒/ガントリ回転で、心拍数が75拍動/分の場合を表していると共に、スキャン速度が1.0秒/回転で、心拍数が60拍動/分の場合も表している。
【図5】同じ(1つの)隣接する心拍サイクルにおける他の検出器行からデータを外挿した本発明の実施の一形態についてのグラフであり、スキャン速度が0.8秒/ガントリ回転で、心拍数が60拍動/分の場合を表している。
【符号の説明】
10 コンピュータ断層撮影(CT)イメージング・システム
12 ガントリ
14 X線源
16 X線ビーム
18 検出器アレイ
20 検出器素子
22 被検体(患者)
24 ガントリの回転中心
26 制御機構
28 X線制御装置
30 ガントリ・モータ制御装置
32 データ収集システム(DAS)
34 画像再構成装置
36 コンピュータ
38 大容量記憶装置
40 コンソール
42 陰極線管ディスプレイ
44 テーブル・モータ制御装置
46 テーブル
48 ガントリ開口
50 データ・セグメント
52 別のデータ・セグメント
54 別のデータ・セグメント
56 別のデータ・セグメント
58 別のデータ・セグメント
60 別のデータ・セグメント
62 別のデータ・セグメント
64 別のデータ・セグメント
66 セグメント56を補完するため外挿により取得したデータ・セグメント
68 セグメント58を補完するため外挿により取得したデータ・セグメント
2A 4検出器行のうちの1行
1A 4検出器行のうちの別の1行
1B 4検出器行のうちの別の1行
2B 4検出器行のうちの別の1行
φ 患者の心拍サイクルの一定の位相

Claims (10)

  1. 各行がそれぞれのアイソセンタを有する複数の検出器(18)行を備えるマルチスライス型CTイメージング・システム(10)により、被検体(22)をスキャンする方法であって、
    マルチスライス型CTイメージング・システム(10)により周期性の運動をしている被検体のサイクルを有する被検体(22)をヘリカルスキャンして、周辺データ・セグメント(56、58)を含むデータ・セグメント(50、52、54、56、58、60、62、64)を取得するステップと、
    前記周期のある位相において走査された第1の周辺データ・セグメント(56)からのデータを次の周期の対応する位相において走査され、周期性の運動をしている前記被検体のサイクルの位相が前記第1の周辺データ・セグメント(56)と反対側の検出器行の第2の周辺データ・セグメント(58)とにおいて実質的に同じとなる、前記第2の周辺データ・セグメント(58)と合成して、1つの画像スライスを再構成するための1つのデータ組を形成するステップと、
    前記合成データを画像スライスに再構成するステップと、を含む方法。
  2. 合成データを再構成する前記ステップが、ハーフスキャンのデータ組を再構成することを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の周辺データ・セグメント(56)からのデータを前記第2の周辺データ・セグメント(58)と合成して、1つの画像スライスを再構成するための1つのデータ組を形成する前記ステップが、前記ヘリカルスキャンの並進方向で概ね一致したアイソセンタを有する反対側の周辺検出器行(2A、2B)に対するセグメントに対応した周辺セグメントを選択することを含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記被検体が周期性の運動をしており、前記方法は、さらに、周期性の運動をしている前記被検体のサイクルの位相が前記第1の周辺データ・セグメント(56)と前記第2の周辺データ・セグメント(58)とにおいて実質的に同じとなるように、前記ヘリカルスキャンに対するピッチP、スライス数N、及びX線源(14)と検出器アレイ(18)の回転速度Rを選択するステップを含む請求項3に記載の方法。
  5. 前記被検体が患者の心臓であり、前記方法は、さらに、再構成画像スライスに対して心臓石灰化を計数するステップを含む請求項1乃至4のいずれかに記載の方法。
  6. 各行がそれぞれのアイソセンタを有する複数の検出器(18)行を備えるマルチスライス型CTイメージング・システム(10)あって、
    周期性の運動をしている被検体のサイクルを有する被検体(22)をヘリカルスキャンして、周辺データ・セグメント(56、58)を含むデータ・セグメント(50、52、54、56、58、60、62、64)を取得し、
    第1の周辺データ・セグメント(56)からのデータを次の周期の対応する位相において走査され、周期性の運動をしている前記被検体のサイクルの位相が前記第1の周辺データ・セグメント(56)と反対側の検出器行の第2の周辺データ・セグメント(58)とにおいて実質的に同じとなる、前記第2の周辺データ・セグメント(58)と合成して、1つの画像スライスを再構成するための1つのデータ組を形成し、
    前記合成データを画像スライスに再構成するように構成されていること、
    を特徴とするマルチスライス型CTイメージング・システム(10)。
  7. 前記システムは、前記合成データを再構成するために、ハーフスキャンのデータ組を再構成するように構成されている請求項に記載のシステム(10)。
  8. 前記システムは、前記第1の周辺データ・セグメントからのデータを前記第2の周辺データ・セグメントと合成して1つの画像スライスを再構成するための1つのデータ組を形成するために、前記ヘリカルスキャンの並進方向で概ね一致したアイソセンタを有する反対側の周辺検出器行(2A、2B)に対するセグメントに対応した周辺セグメントを選択するように構成されている請求項6又は7に記載のシステム(10)。
  9. さらに、周期性の運動をしている前記被検体のサイクルの位相が第1の周辺データ・セグメント(56)と前記第2の周辺データ・セグメント(58)とにおいて実質的に同じとなるように、前記ヘリカルスキャンに対するピッチP、スライス数N、及びX線源(14)と検出器アレイ(18)の回転速度Rを選択するように構成されている請求項6乃至8のいずれかに記載のシステム(10)。
  10. 前記被検体が患者の心臓であり、さらに、再構成画像スライスに対して心臓石灰化を計数するように構成されている請求項6乃至9のいずれかに記載のシステム(10)。
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