JP4710799B2 - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸発燃料処理装置に関する。
燃料タンク等で発生した蒸発燃料を処理するための蒸発燃料処理装置では、給油時に発生する蒸発燃料と、運転時等の非給油時(以下、適宜「運転時」と総称する)に発生する蒸発燃料の双方を適切に処理することが好ましい。たとえば特許文献1には、非給油時に作動するエバポ用キャニスタと並列して、給油時に作動する低通気抵抗の給油用キャニスタを設けた構成が記載されている。
ところで、実際に蒸発燃料を処理する場合には、これらのキャニスタ部の性能をさらに高め、かつ小型の構造とすることが望まれる。
特許3319108号公報
本発明は上記事実を考慮し、給油時及び運転時の双方で蒸発燃料の処理性能を向上させ、且つ小型の構造にできる蒸発燃料処理装置を得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明では、燃料タンクへの給油時に燃料タンクで発生した蒸発燃料が吸着される給油時用キャニスタ部と、前記給油時用キャニスタ部と並列で配置され、少なくとも車両運転時を含む燃料タンクへの非給油時に燃料タンクで発生した蒸発燃料が吸着される運転時用キャニスタ部と、前記給油時用キャニスタ部と前記運転時用キャニスタ部の双方に共通して設けられ給油時用キャニスタ部及び運転時用キャニスタ部から大気への蒸発燃料の吹き抜けを防止する吹き抜け防止部と、前記吹き抜け防止部と前記給油時用キャニスタ部とを連通する第一連通配管と、前記吹き抜け防止部と前記運転時用キャニスタ部とを連通する第二連通配管と、を有し、前記第一連通配管の通気抵抗が、前記第二連通配管の通気抵抗よりも大きくされていることを特徴とする。
したがって、この蒸発燃料処理装置では、燃料タンクへの給油時に発生した蒸発燃料は給油時用キャニスタで吸着し、非給油時に発生した蒸発燃料は運転時用キャニスタで吸着する。給油時用キャニスタと運転時用キャニスタとをそれぞれ、給油時と非給油時に応じて、最適な吸着能力に設定することで、蒸発燃料処理装置全体として、給油時、非給油時の双方で最適な吸着性能が得られる。
しかも、この蒸発燃料処理装置では、吹き抜け防止部によって、給油時用キャニスタ部及び運転時用キャニスタ部から大気への蒸発燃料の吹き抜けが防止されるので、これによっても、蒸発燃料処理装置全体として、高い処理能力が得られる。
吹き抜け防止部は、給油時用キャニスタ部と運転時用キャニスタ部の双方に共通して設けられているので、これらに別々に吹き抜け防止部を設けた構成と比較して、小型の構造とすることができる。
加えて、本発明は、前記吹き抜け防止部と前記給油時用キャニスタ部とを連通する第一連通配管と、前記吹き抜け防止部と前記運転時用キャニスタ部とを連通する第二連通配管と、を有し、前記第一連通配管の通気抵抗が、前記第二連通配管の通気抵抗よりも大きくされている。
これにより、吹き抜け防止部の蒸発燃料は、給油時用キャニスタ部よりも運転時用キャニスタ部に相対的に多く戻るようになる。したがって、たとえば、給油時用キャニスタ部の容量を、給油時に想定される蒸発燃料発生量を吸着可能な範囲で小さく設定した構成であっても、この給油時用キャニスタ部に過分に蒸発燃料が戻ってしまうことを防止できる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記運転時用キャニスタ部と前記吹き抜け防止部とが隣接して配置されていることを特徴とする。
これにより、給油時用キャニスタ部は相対的に吹き抜け防止部から離れた位置に配置されることとなり、吹き抜け防止部から給油時用キャニスタ部への蒸発燃料の戻りを防止できるようになる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記給油時用キャニスタ部と前記運転時用キャニスタ部の双方に共通して設けられパージによって発生された蒸発燃料が通過するパージバッファ部を有することを特徴とする
この蒸発燃料処理装置では、パージバッファ部を有しているので、燃料タンクから送られた蒸発燃料が給油時用キャニスタ又は運転時用キャニスタを介することなく直接エンジンに供給されてしまうことがなく、蒸発燃料処理装置として高い処理能力が得られる。
パージバッファ部は、給油時用キャニスタ部と前記運転時用キャニスタ部の双方に共通して設けられているので、これらに別々にパージバッファ部を設けた構成と比較して、小型の構造とすることができる。
本発明は上記構成としたので、給油時及び運転時の双方で蒸発燃料の処理性能を向上させ、且つ小型の構造にできる。
図1には、本発明の第一実施形態の蒸発燃料処理装置12が示されている。この蒸発燃料処理装置12は、第一ハウジング14と第二ハウジング16の2つのハウジングを有している。
第一ハウジング14の内部には、不織布などで構成されたフィルタ膜18A、18Bが、一端壁14A及び他端壁14Bのそれぞれに対して平行に備えられている。また、第二ハウジング16の内部にも、一端壁16A及び他端壁16Bのそれぞれに対して平行に、不織布などで構成されたフィルタ膜20A、20Bが備えられている。
第一ハウジング14内には隔壁22が設けられており、この隔壁22と2枚のフィルタ膜18A、18Bとで区画された一方の空間(第二ハウジング16に近いほうの空間)には、たとえば粒状の活性炭で構成された吸着体24が充填されて、ORVRキャニスタ部26とされている。また、区画された他方の空間(第二ハウジング16から遠いほうの空間)には、たとえば、活性炭をバインダと練り合わせて形成した吸着体28が充填されて、吹き抜け防止部30が構成されている。
ここで、吸着体24は、吸着体28と比較して、蒸発燃料を吸着する能力がより高くなるように設定されている。また、吸着体28は、吸着体24と比較して、吸着した蒸発燃料を放出する能力がより高くなるように設定されている。さらに、吸着体28は吸着体24と比較して、気体が通過するときの抵抗(通気抵抗)がより小さくなるように設定されている。
なお、他端壁14Bとフィルタ膜18Bの間は、ORVRキャニスタ部26と吹き抜け防止部30とを連通する連通部32とされている。
第二ハウジング16内には、たとえばORVRキャニスタ部26と略同様の粒状の活性炭で構成された吸着体34が充填されて、エバポキャニスタ部36とされている。また、第二ハウジング16内には、一端壁16Aからフィルタ膜20Aを貫通し、さらにエバポキャニスタ部36の内方に延出された隔壁38が設けられており、この隔壁38によって、吸着体34が部分的に2つの領域(図1では上下の領域)に区画されている。そして、区画された吸着体34のうち第一ハウジング14に遠い方の領域の吸着体34Pと隔壁38とによって、パージバッファ部42が構成されている。
第一ハウジング14の一端壁14Aと、第二ハウジング16の一端壁16Aには、ORVRキャニスタ部26及びエバポキャニスタ部36のそれぞれに対応する位置に、蒸発燃料導入ポート44、46が備えられている。蒸発燃料導入ポート44、46には、図示しない燃料タンクと連通された蒸発燃料導入配管48が分岐されてそれぞれ接続されている。蒸発燃料導入配管48の分岐部分にはベーパ切替弁50が設けられており、燃料タンクで発生した蒸発燃料を、ORVRキャニスタ部26とエバポキャニスタ部36のいずれか一方に選択的に送るようになっている。
また、第一ハウジング14の一端壁14Aには、吹き抜け防止部30に対応して大気連通ポート52が備えられ、大気連通配管54が接続されて、大気開放されている。
第二ハウジング16の他端壁16Bと第一ハウジング14の他端壁14Bの間には連通配管56が設けられており、その内部が、エバポキャニスタ部36と吹き抜け防止部30とを連通する連通部58とされている。ここで、連通部32の通気抵抗が連通部58の通気抵抗よりも大きくなるように、それぞれの形状等が設定されている。
また、第一ハウジング14と第二ハウジング16とは、それぞれの一端壁14A、16Aの近傍において連通配管60が設けられており、ORVRキャニスタ部26とエバポキャニスタ部36とが連通部61によって連通されている。連通部61にはパージ切替弁62が設けられており、ORVRキャニスタ部26からエバポキャニスタ部36へのベーパの移動を許容又は阻止するようになっている。
第二ハウジング16の一端壁16Aには、パージバッファ部42に対応して、排出ポート64が備えられている。排出ポート64には、図示しないエンジンの給気系に至るパージ排出配管66が接続されている。
なお、ベーパ切替弁50及びパージ切替弁62は、たとえば燃料タンクの給油時を検出する給油時センサから送られる情報に基づいて、図示しない制御回路により制御されるようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
燃料タンクへの給油時には、ベーパ切替弁50は、蒸発燃料をORVRキャニスタ部26には送るがエバポキャニスタ部36には送らないように、図示しない制御回路で制御される。蒸発燃料はORVRキャニスタ部26の吸着体24で吸着されるが、さらに蒸発燃料は、連通部32を経て吹き抜け防止部30にも流れるので、吸着体28によっても蒸発燃料が吸着される。
これに対し、運転時には、ベーパ切替弁50は、蒸発燃料をエバポキャニスタ部36には送るがORVRキャニスタ部26には送らないように、図示しない制御回路で制御される。蒸発燃料はエバポキャニスタ部36の吸着体34で吸着されるが、さらに蒸発燃料は、連通部58を経て吹き抜け防止部30にも流れるので、給油時と同様に吸着体28によっても蒸発燃料が吸着される。
以上の説明から分かるように、本実施形態では、給油時と運転時とで、蒸発燃料を吸着するキャニスタ部を別々に分けておくことで、それぞれの場合に最適な吸着性能を有するキャニスタ部とすることができる。すなわち、ORVRキャニスタ部26の通気抵抗は小さくして、給油時に短時間で大量に発生する蒸発燃料を確実に吸着可能とし、エバポキャニスタ部36の通気抵抗は大きくして、運転時等に長時間にわたって発生する蒸発燃料を、より少ない吸着体34の量で吸着可能とすることができる。
パージ時には、大気連通配管54を通じて流入した空気によって、吹き抜け防止部30がパージされる。このとき、パージ切替弁62を開くと、さらに、ORVRキャニスタ部26及びエバポキャニスタ部36がパージされる。また、パージ切替弁62を閉じると、エバポキャニスタ部36が優先して(実質的にはエバポキャニスタ部36のみが)パージされる。
特に、ORVRキャニスタ部26は、1回の給油から次回の給油までにパージが完了していればよいが、エバポキャニスタ部36には運転時に常に蒸発燃料が吸着されるので、このエバポキャニスタ部36のパージを優先して行う必要がある。本実施形態では、パージ切替弁62を設けたことで、エバポキャニスタ部36に対する優先的なパージが可能になっている。たとえば、エバポキャニスタ部36の通気抵抗がORVRキャニスタ部26の通気抵抗より大きくても、エバポキャニスタ部36をORVRキャニスタ部26よりも優先してパージできる。
パージ時にORVRキャニスタ部26及びエバポキャニスタ部36で生じた蒸発燃料は、いずれもパージバッファ部42を経て図示しないエンジンへと送られる。また、パージバッファ部42が設けられており、燃料タンクから送られた蒸発燃料は、エバポキャニスタ部36においてこのパージバッファ部42を通過するので、エンジンに直接供給されることは無い。結果として、蒸発燃料処理装置12における蒸発燃料の処理能力が高くなっている。
また、パージ後等(たとえば車両停車時)には、ORVRキャニスタ部26やエバポキャニスタ部36から蒸発燃料が拡散しようとすることがあるが、吹き抜け防止部30によってこの拡散が阻止され、蒸発燃料の大気中への放出も防止される。これによっても、蒸発燃料処理装置12における蒸発燃料の処理能力が高くなっている。
そして、本実施形態では、吹き抜け防止部30を、ORVRキャニスタ部26及びエバポキャニスタ部36の双方に共通化して設けている。したがって、このような吹き抜け防止部を、ORVRキャニスタ部26とエバポキャニスタ部36のそれぞれに対応して別々に設けた構成と比較して、部品点数が少なくて済むと共に、スペース効率も高くなる。
同様に、本実施形態では、パージバッファ部42についても、ORVRキャニスタ部26及びエバポキャニスタ部36の双方に共通化して設けている。したがって、このようなパージバッファ部を、ORVRキャニスタ部26とエバポキャニスタ部36のそれぞれに対応して別々に設けた構成と比較して、部品点数が少なくて済むと共に、スペース効率も高くなる。
図2には、本発明の第二実施形態の蒸発燃料処理装置82が示されている。第二実施形態において、第一実施形態と同一の構成要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
第二実施形態では、第一実施形態と異なり、一つのハウジング84内に、一端壁84Aと平行なフィルタ膜85Aと、他端壁84Bと平行なフィルタ膜85Bとが設けられている。さらにハウジング84内に、フィルタ膜85A、85Bと垂直で、互いに平行な2枚の隔壁87、89が設けられている。そして、フィルタ膜85A、85Bと隔壁87、89とによって、ハウジング84内に吹き抜け防止部30、エバポキャニスタ部36及びORVRキャニスタ部26が構成されて、これらが一体的にモジュール化されている。また、特に第二実施形態では、吹き抜け防止部30に隣接して、エバポキャニスタ部36が配置されており、連通部32が連通部58よりも長くなるため、通気抵抗が大きくなる。
このように、第二実施形態では、連通部32の通気抵抗を、連通部58の通気抵抗よりも大きくしており、吹き抜け防止部30で発生した蒸発燃料の戻りが生じても、この蒸発燃料は、ORVRキャニスタ部26ではなくエバポキャニスタ部36に多く戻る。したがって、ORVRキャニスタ部26の容量を、蒸発燃料を吸着可能な範囲で小さく設定した構成において、ORVRキャニスタ部26への過分な蒸発燃料の戻りを防止できることとなる。
なお、第二実施形態ではこのように、吹き抜け防止部30からORVRキャニスタ部26への蒸発燃料の戻りをより効果的に防止できるが、エバポキャニスタ部36はORVRキャニスタ部26よりも優先的にパージされるので、エバポキャニスタ部36に多くの蒸発燃料の戻りが発生しても不都合は生じない。
また、第二実施形態では、吹き抜け防止部30、エバポキャニスタ部36及びORVRキャニスタ部26を一体的にモジュール化したので、たとえば第一実施形態と比較して、より小型の構成とすることができる。逆に、第一実施形態のように2つのハウジングを有する構成では、それぞれのハウジングを所望の位置に配置できるので、結果として第二実施形態よりも配置の自由度を高めることが可能になる。
上記では、エバポキャニスタ部36をORVRキャニスタ部26よりも優先的にパージするためにパージ切替弁62を備えた構成を挙げたが、エバポキャニスタ部36を優先的にパージするための手段は、これに限定されず、たとえば以下の第三実施形態の蒸発燃料処理装置91や、第四実施形態の蒸発燃料処理装置93を挙げることができる。なお、以下の第三実施形態及び第四実施形態においても、第一実施形態と同一の構成要素、部材等には同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図3に示す第三実施形態の蒸発燃料処理装置91のように、パージ切替弁62に代えて、可変絞りオリフィス92を設けてもよい。この構成では、可変絞りオリフィス92の絞り量を調整することで(完全に閉じる場合も含む)、エバポキャニスタ部36をORVRキャニスタ部26よりも優先的にパージすることが可能となる。
また、図4に示す第四実施形態の蒸発燃料処理装置93のように、第二ハウジング16内の隔壁38とフィルタ膜20Aとで区画された一方の領域(第一ハウジング14に近いほうの領域)に、あらたにフィルタ94又は活性炭96を配置して、この部分での局所的な通気抵抗を高めた構成でもよい。この構成では、パージ切替弁62や可変絞りオリフィス92は不要となるので、低コストとなる。
なお、パージ切替弁62に代えて、可変絞りオリフィス92やフィルタ94又は活性炭96を配置した例は、図3及び図4では第一実施形態と略同一の構成を基にしたが、第二実施形態の構成を基にこれらを適用することも可能である。
さらに、第二実施形態のように、連通部32の通気抵抗を連通部58の通気抵抗よりも大きくする構成を、第一実施形態や、第三実施形態、第四実施形態に適用してもよい。たとえば第一実施形態において、連通部58を構成している連通配管56をより太くすることで、連通部58の通気抵抗を小さくし、相対的に連通部32の通気抵抗が大きくなるようにすればよい。
本発明の第一実施形態の蒸発燃料処理装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の第二実施形態の蒸発燃料処理装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の第三実施形態の蒸発燃料処理装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の第四実施形態の蒸発燃料処理装置の概略構成を示す断面図である。
符号の説明
12 蒸発燃料処理装置
14 第一ハウジング
14A 一端壁
14B 他端壁
16 第二ハウジング
16A 一端壁
16B 他端壁
18A、18B フィルタ膜
20A、20B フィルタ膜
22 隔壁
24 吸着体
26 ORVRキャニスタ部(給油時用キャニスタ部)
28 吸着体
30 吹き抜け防止部
32 連通部(第一連通手段)
34 吸着体
36 エバポキャニスタ部(運転時用キャニスタ部)
38 隔壁
42 パージバッファ部
44 蒸発燃料導入ポート
46 蒸発燃料導入ポート
48 蒸発燃料導入配管
50 ベーパ切替弁
52 大気連通ポート
54 大気連通配管
56 連通配管
58 連通部(第二連通手段)
60 連通配管
61 連通部
62 パージ切替弁
64 排出ポート
66 パージ排出配管
82 蒸発燃料処理装置
84 ハウジング
84A 一端壁
84B 他端壁
85A フィルタ膜
85B フィルタ膜
87 隔壁
91 蒸発燃料処理装置
92 可変絞りオリフィス
93 蒸発燃料処理装置
94 フィルタ
96 活性炭

Claims (3)

  1. 燃料タンクへの給油時に燃料タンクで発生した蒸発燃料が吸着される給油時用キャニスタ部と、
    前記給油時用キャニスタ部と並列で配置され、少なくとも車両運転時を含む燃料タンクへの非給油時に燃料タンクで発生した蒸発燃料が吸着される運転時用キャニスタ部と、
    前記給油時用キャニスタ部と前記運転時用キャニスタ部の双方に共通して設けられ給油時用キャニスタ部及び運転時用キャニスタ部から大気への蒸発燃料の吹き抜けを防止する吹き抜け防止部と、
    前記吹き抜け防止部と前記給油時用キャニスタ部とを連通する第一連通配管と、
    前記吹き抜け防止部と前記運転時用キャニスタ部とを連通する第二連通配管と、
    を有し、
    前記第一連通配管の通気抵抗が、前記第二連通配管の通気抵抗よりも大きくされていることを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  2. 前記運転時用キャニスタ部と前記吹き抜け防止部とが隣接して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料処理装置。
  3. 前記給油時用キャニスタ部と前記運転時用キャニスタ部の双方に共通して設けられパージによって発生された蒸発燃料が通過するパージバッファ部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蒸発燃料処理装置。
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