JP4710534B2 - 消音器の支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用エンジンの排気系に接続される消音器を、車体下部に支持する、消音器の支持構造に関し、特に、消音器をゴム材などからなる弾性体を介して車体下部に支持する場合に好適な消音器の支持構造に関する。
従来、車両用エンジンの排気系に接続される消音器を複数の弾性体でなく、単一の弾性体を介して車体下部に支持するようにした消音器の支持構造が知られているが、かかる支持構造を採用した場合、弾性体が破損すると消音器が落下するため、弾性体が万一破損した場合でも消音器の落下を防止できるような消音器の支持構造が提案されている。
特許文献1には、消音器の振動について安定した振動吸収性能が得られると共に、弾性体が万一破損した場合にも、消音器の落下を防止できるようにした、廉価な消音器の支持構造が開示されている。具体的には、図8(特許文献の第4図)に示すように、車体側に固定される四角形の枠形状の支持枠101の弾性体支持枠部102の内側に弾性体103を左右翼部103a,103bにより支持する形状とし、このとき、弾性体103の上下面と弾性体支持枠部102の上下壁102a,102bとの間にそれぞれ上下空間104,105を形成している。そして、弾性体103の支持孔107に図示しない消音器に固定される支持部材106を挿入して、消音器を支持枠101で支持している。
図9(特許文献1の第5図)は、図8のA−A線に沿う断面図を示しており、弾性体103への支持部材106の挿通状態を示す。図9に示すように、弾性体103(中央ブロック部)は、断面が四角形状、すなわち、前後両側面が平面形状になっており、この弾性体103に形成された支持孔107に支持部材106が挿入されて、消音器が支持枠101で支持される。
このような消音器の支持構造により、消音器の振動について安定した振動吸収性能を得られるようにしている。そして、上面視で支持枠101の下壁102dを支持部材106に交差させることで、弾性体103が万一破損した場合でも、支持部材106が下壁102bに引っ掛かることで、消音器の落下を防止している。
特開2002−138826号公報(第4図、第5図)
前記特許文献1に開示の消音器の支持構造では、前述のように、弾性体103を上下方向に揺動可能に支持するように、弾性体103の上下面と弾性体支持枠部102の上下壁102a,102bとの間に空間104,105が形成されている。そして、前述のように、消音器を支持枠101に組み付ける際には、弾性体103の支持孔107に支持部材106を挿入する作業をしなければならない。
しかし、弾性体103の周囲には空間104,105が存在するから、その挿入作業において、その空間104,105に支持部材106を誤って挿入してしまい、誤った組み付けを行ってしまう場合がある。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、消音器を支持枠に組み付ける際に、支持部材を弾性体の支持孔に確実に挿入できる消音器の支持構造の提供を目的とする。
発明に係る消音器の支持構造は、消音器を弾性体を介して車体下部に弾性支持する構造であって、前記車体及び前記消音器の一方に固定されて、前記弾性体が固定された枠形状の支持枠と、前記車体及び前記消音器の他方に固定された支持部とを備え、前記弾性体の上下各面に沿ってその上側及び下側にそれぞれ空間が形成されるように、前記弾性体が前記支持枠に固定されて、かつ前記弾性体に支持孔が形成されており、前記支持部を前記支持孔に挿入することで、前記消音器を車体下部に弾性支持する消音器の支持構造において、前記支持枠の内側面に隙間充填部を前記支持枠と一体又は個別に設け、前記隙間充填部と前記弾性体との間に前記空間を形成し、前記空間の前記支持孔の軸方向から見た最大部位の寸法は、前記支持孔の当該支持孔の軸方向から見た最大部位の寸法よりも小さく、前記弾性体の、前記支持部が前記支持孔に挿入される側の側面は、すり鉢形状に前記支持孔に向かって傾斜することにより、前記挿入される側から見て、凹形状であり、 前記隙間充填部の、前記支持部が前記支持孔に挿入される側の側面は、前記弾性体の前記支持部が前記支持孔に挿入される側の側面の面位置が同一平面内に含まれるように、すり鉢形状に前記支持孔に向かって傾斜していることを特徴とする。
発明によれば、支持部を空間に誤って挿入することを防止して、支持部を弾性体の支持孔に確実に挿入することができる。
本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という。)を図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態は、本発明に係る消音器の支持構造を、自動車用エンジンの排気系に適用して搭載した車両であり、図1は、その車両1において、自動車用エンジンの排気系2に適用された消音器の支持構造10を示し、図2は、消音器3を支持した状態の消音器の支持構造10の斜視図を示し、図3は、消音器の支持構造10の正面図を示し、図4は、消音器の支持構造10の斜視図を示す。
図1及び図2において、図示しない自動車用のエンジンに、その運転により排出される排気ガスを大気に排出するための排気系2が接続されており、この排気系2は、エンジンの排気ポートに連結される排気マニホールドに接続されて車体4の前後方向に延長される排気管5と、その排気管5の下流部に接続される消音器3とを備える。
消音器3は、密閉の楕円筒状に形成されていて、その縦軸線L−Lが車体4の前後方向に沿うように、その車体4下部に、支持構造10をもって弾性支持される。消音器3の、前壁から前方に延びる入口管6の前端には、接続フランジ7を介して排気管5の下流端が接続され、また、消音器3の後壁からテールパイプ8が延びており、このテールパイプ8の後端は大気に開口されている。消音器3は、従来公知の消音構造を備えており、排気系2を流れる排気ガスより発生する排気騒音を効果的に吸収できるようになっている。
図3及び図4に示すように、消音器の支持構造10は、車体4の下部に固定される支持枠11と、消音器3に固定される支持部材31とを備えている。
支持枠11は、弾性体支持枠部12と、その弾性体支持枠部12の上面から両側方に延長される取付部13a,13bを有している。
弾性体支持枠部12は、略四角形の枠形状をなしており、すなわち、車体前後方向に向く前後面12a,12bが開放されると共に、上下面及び左右側面が、上下壁12c,12d及び左右側壁12e,12fにより閉鎖状に取り囲まれた形状をなしており、上壁12cから左右側方に取付部13a,13bが延長されている。下壁12dは、上面視で支持部材31の下方で交差する位置にあり、支持部材31と交差する交差部を構成している。
弾性体支持枠部12は、支持枠11の取付部13a,13bが、車体4下部、すなわち例えばフロア4a(図2に示す)下に固定した例えば図示しない縦桁に、ボルト・ナット等により固定されている。そして、このような固定状態で、弾性体支持枠部12の前後面12a,12bが、車体前後方向を向いている。
弾性体支持枠部12内側には、上壁12cと左側壁12eとの結合部内側、すなわち、弾性体支持枠部12内側の左上コーナ部に、その内方に向かって凸となる隙間充填部材(以下、左上隙間充填部材という。)14と、上壁12cと右側壁12fとの結合部内側、すなわち、弾性体支持枠部12内側の右上コーナ部に、その内方に向かって凸となる隙間充填部材(以下、右上隙間充填部材という。)15と、下壁12d内側で左寄りの部位に、その内方に向かって凸となる隙間充填部材(以下、左下隙間充填部材という。)16と、下壁12d内側で右寄りの部位に、その内方に向かって凸となる隙間充填部材(以下、右下隙間充填部材という。)17とがそれぞれ設けられている。これら隙間充填部材14,15,16,17は、弾性体支持枠部12内側に、互いに隣り合う隙間充填部材と離間されて配置されている。これら隙間充填部材14,15,16,17は、例えばラバーにより形成されている。隙間充填部材14,15,16,17は、車体前後方向で所定の厚さとされ、具体的には、弾性体支持枠部12の車体前後方向における幅よりも若干幅が小さく形成されている。
また、弾性体支持枠部12内には、ラバー等により形成される弾性体18が固定されている。弾性体18は、中央ブロック部18aと、その左右側面から若干下向き、かつ側方に張り出す左右翼部18b,18cとから構成されている。中央ブロック部18aの中央には、車体前後方向に貫通する支持孔(支持部材挿通孔)21が形成されており、この支持孔21に、後述の支持部材31が貫通支持されている。左右翼部18b,18cの外面(端部)は、弾性体支持枠部12の左右側壁12e,12fの内面にそれぞれ焼付け等により固定されている。具体的には、左上隙間充填部材14と左下隙間充填部材16との間に左翼部18bが配置されて、左翼部18bが左側壁12eの内面に固定され、右上隙間充填部材15と右下隙間充填部材17との間に右翼部18cが配置されて、右翼部18cが右側壁12fの内面に固定されている。弾性体18の車体前後方向における幅は、弾性体支持枠部12の車体前後方向における幅よりも若干狭く形成されている。
そして、弾性体18の上面、すなわち、中央ブロック部18aから左右翼部18b,18cにわたる上面と、左上隙間充填部材14及び右上隙間充填部材15、並びに上壁12cにおける左上隙間充填部材14と右上隙間充填部材15とで囲まれた部分との間には、空間(又は隙間、以下、上空間という。)19が形成されている。また、弾性体18の下面、すなわち、中央ブロック部18aから左右翼部18b,18cにわたる下面と、左下隙間充填部材16及び右下隙間充填部材17、並びに下壁12dにおける左下隙間充填部材16と右下隙間充填部材17とで囲まれた部分との間には、空間(又は隙間、以下、下空間という。)20が形成されている。すなわち、弾性体18の上下面に沿うように上下空間19,20が形成されている。この上下空間19,20により、弾性体10は、弾性体支持枠部12内で、当該上下空間19,20の幅の範囲内で上下方向に変移(揺動)可能となる。
ここで、上下空間19,20の、車体前後方向から見た幅は、所定の寸法とされている。具体的には、後述の支持部材31の、車体前後方向から見た外径、より具体的にはその支持部材31の抜出し防止部31a(支持部材31の最大部位とも言える。)の、車体前後方向から見た外径よりも小さい幅になっている。又は、上下空間19,20の、車体前後方向から見た幅は、支持孔21の、車体前後方向から見た直径よりも小さい幅になっている。すなわち、上下空間19,20の車体前後方向から見た最大部位の寸法は、支持孔21の車体前後方向から見た最大部位の寸法よりも小さくなっている。
図5は、図3のB−B線に沿う断面図を示す。図5に示すように、弾性体18の前後両側面(開放端面)18d,18eは、車体前後方向から見て凹形状になっている。具体的には、弾性体18の前後両側面18d,18eは、すり鉢形状になるように支持孔21に向かって傾斜されている。そして、左上隙間充填部材14の前後両側面14a,14b及び右下隙間充填部材17の前後両側面17a,17bも、この弾性体18の前後両側面18d,18eの面位置が同一平面内に含まれるように、内側に向かって傾斜されている。なお、図示しないが、右上隙間充填部材15及び左下隙間充填部材16それぞれの前後両側面も、この弾性体18の前後両側面18d,18eの面位置が同一平面内に含まれるように、内側に向かって傾斜されている。
次に支持部材31の構造に関して、以下のようになる。
図1及び消音器の支持構造の組み付けの際の状態を示す図6に示すように、消音器3の上方に、車体前後方向にのびる取付部材32が取り付けられている。消音器3の前後部の上縁に、その縦軸線L−Lより若干一側に偏らせて、前後部ブラケット33,34が設けられており、この前後部ブラケット33,34に、ボルト及びナット等の固定手段によって、取付部材32の前後両端が固定されている。取付部材32の中間部には、支持部材31が設けられている。支持部材31は、アングル状に屈曲した棒状のステーにより構成されている。支持部材31の自由端部(先端)は、消音器3の長手方向の後方に延長されて、その自由端には、ポペット状の抜出し防止部31aが一体に形成されている。
次に作用を説明する。
先ず、消音器3(支持部材31)を支持枠11に組み付ける際には、図6に示すように、消音器3を、車体の下部に固定、支持するために、消音器3に固定した支持部材31を、車体下部の縦桁等に固定した支持枠11の前方に位置させて、図4に示すように、その支持部材31(同図で点線で示す支持部材31)の自由端(抜出し防止部31a)を、支持枠11の弾性体18の中央部に対向させる。そして、消音器3を車両後方に平行移動させることで、支持部材31の自由端部(抜出し防止部31a)は、図1に示すように、弾性体18の支持孔21に貫通支持される。このとき、抜出し防止部31aは、弾性体18の後面より後方に突出してその後面に係合し、支持部材31が、弾性体18からの抜け出しが防止される。これにより、図2に示すように、消音器3は、単一の弾性体18を有する支持部材31を介して車体4下部に弾性支持される。
また、弾性体18の上下面に形成される上下空間19,20の、車体前後方向から見た幅が、支持部材31の、車体前後方向から見た外径、より具体的にはその支持部材31の抜出し防止部31aの、車体前後方向から見た外径よりも小さくなっているから、消音器3を車両後方に移動させて、支持部材31の自由端部を弾性体18の支持孔21に挿入する際、支持部材31の自由端部(抜出し防止部31a)が上下空間19,20に入り込むこともなく、支持部材31の自由端部(抜出し防止部31a)が弾性体18の支持孔21に確実に挿入される。
また、隙間充填部材14,15,16,17の前後両側面及び弾性体18の前後両側面18d,18eがすり鉢形状に傾斜されているから、この傾斜部分に支持部材31の自由端部が当たった場合、支持部材31の自由端部がその傾斜部分により支持孔21に向かうように案内されて、支持部材31の自由端部が弾性体18の支持孔21に確実に挿入される。
このように消音器(支持部材)3を支持枠11に組み付けることで、実使用時には、排気系2の、熱膨張や熱収縮による車体4前後方向の伸縮が、弾性体18に車体4の前後方向に形成された支持孔21と支持部材31との相対移動で吸収される。
この場合、支持孔21と支持部材31との間に摩擦があり、この摩擦により、支持枠11と支持部材31との間で弾性体18が多少の変形力を受けることがあるが、この変形力は、振動吸収性能の安定性を欠くほどではない。これにより、排気系2に伸縮を生じても弾性体18のバネ定数はほぼ一定に保たれ、安定した吸収性能が得られる。
また、支持枠11は、下壁12dが支持部材31と上面視で交差しているため、弾性体18に万一破損を生じても、支持部材31が支持枠11の下壁12dに引っ掛かることで、消音器3の落下も防止される。
また、車両の悪路などの走行時に生じ易い消音器3の比較的大きな変位も支持枠11により効果的に拘束することができ、さらに、弾性体18は、廉価に提供することができる。
また、一般に車両の車体4のフロア4aは、上下方向の剛性が、その水平方向のそれに比較して低く、上下方向の振動が入力されると、車室内で振動を感じ易くなる。したがって、消音器3の振動を吸収して、その振動が車体4へ伝達されないようにする場合、上下方向の振動が良く吸収されるようにすることが望ましいが、前記支持構造のように、弾性体18を車体4の幅方向の両側部で、支持枠11の弾性体支持枠部12の左右側壁12e,12fに固定し、弾性体18の上方及び下方にそれぞれ下空間19,20を形成することにより、弾性体18の上下方向の変形に対する弾性体18のばね定数を小さく設定でき、上下方向の振動吸収を効果的に行うことができる。
次に本実施形態における効果を説明する。
前述のように、上下空間19,20の幅を、支持部材31の外径、より具体的にはその支持部材31の抜出し防止部31aの外径よりも小さくしている。又は、上下空間19,20の幅を、支持孔21の直径よりも小さい幅にしている。これにより、支持部材31の自由端部(抜出し防止部31a)を弾性体18の支持孔21に確実に挿入できる。
また、前述のように、隙間充填部材14,15,16,17の前後両側面及び弾性体18の前後両側面18d,18eをすり鉢形状に傾斜させている。これにより、支持部材31の自由端部を弾性体18の支持孔21に確実に挿入できる。
以上、本発明の実施形態を説明した。しかし、本発明は、前記実施形態として実現されることに限定されるものではない。
すなわち、前記実施形態では、消音器の支持構造を、自動車の排気系に実施した場合を説明した。しかし、これに限定されるものではない。他の車両にも実施できることは勿論である。
また、前記実施形態では、支持枠において、弾性体支持枠部12と隙間充填部材14,15,16,17とを別体にしている。しかし、これに限定されるものではない。図7は、弾性体支持枠部12の他の形状を示す。図7に示すように、弾性体支持枠部12に、隙間充填部材14,15,16,17が取り付けられていた位置に隙間充填部12g,12h,12i,12jを一体的に設ける。すなわち例えば、弾性体支持枠部12に、その内側の左右上下のそれぞれのコーナ部を弾性体18に向かって凸とする隙間充填部12g,12h,12i,12jを一体的に設ける。
これにより、隙間充填部材14,15,16,17を個別に設けることなく、当該隙間充填部材14,15,16,17の機能を弾性体支持枠部12の形状で簡単に実現できる。
なお、図7に示すように、弾性体支持枠部12を上壁12cの中央部分を開口した形状にしても良い。この場合、前記取付部13a,13bを設けた部材を弾性体支持枠部12の上壁12cの外側面の取り付けるようにしたりする。
また、このように弾性体支持枠部12に一体的に設けた隙間充填部12g,12h,12i,12jについても、前述するように、前後両側面を、前後方向から見て、凹形状にする。
また、前記実施形態では、隙間充填部材14,15,16,17又は隙間充填部12g,12h,12i,12jの前後両側面を凹形状する場合を説明した。しかし、少なくとも間充填部材14,15,16,17又は隙間充填部12g,12h,12i,12jの車体前後方向における支持部材31が支持孔21に挿入される側の側面、すなわち、本実施形態では車両前方側に向く側面を、当該挿入される側から見て、凹形状にすれば良い。また、弾性体18についても同様に、弾性体18の車体前後方向における支持部材31が支持孔21に挿入される側の側面を、当該挿入される側から見て、凹形状にすれば良い。
また、前記実施形態では、車体に支持枠11を固定し、消音器3に支持部材31を固定した場合について説明した。しかし、これに限定されるものではない。例えば、車体に支持部材31を固定し、消音器3に支持枠11を固定しても良い。
また、前記実施形態では、支持枠を四角形に形成している。しかし、これに限定されるものではない。例えば、支持枠を、円形、楕円形、多角形などの他の形状に形成しても良く、さらにまた、それを閉形状に形成しなくても良い。
また、前記実施形態では、支持部31及び支持孔21の向きを車体前後方向としたが、これに限定されるものではない。例えば、支持部31及び支持孔21の向きが車体幅方向となるように、支持構造10を配置しても良い。
本発明の実施形態の、自動車用エンジンの排気系に適用した消音器の支持構造を搭載した車両を示す図である。 消音器を支持した状態の前記消音器の支持構造を示す斜視図である。 前記消音器の支持構造を示す正面図である。 前記消音器の支持構造を示す斜視図である。 前記図3のB−B線に沿う断面図である。 消音器の支持構造の組み付けの際の状態を示す斜視図である。 上下左右のコーナ部に隙間充填部を形成した支持枠の形状を示す斜視図であ る。 従来の消音器の支持構造を示す断面図である。 前記従来の消音器の支持構造を示す他の断面図である。
符号の説明
3 消音器、4 車体、11 支持枠、12 弾性体支持枠部、12d 下壁、14,15,16,17 隙間充填部材、18 弾性体、18b,18c 翼部、19,20 空間、21 支持孔、31 支持部材、31a 抜出し防止部

Claims (1)

  1. 消音器を弾性体を介して車体下部に弾性支持する構造であって、前記車体及び前記消音器の一方に固定されて、前記弾性体が固定された枠形状の支持枠と、前記車体及び前記消音器の他方に固定された支持部とを備え、前記弾性体の上下各面に沿ってその上側及び下側にそれぞれ空間が形成されるように、前記弾性体が前記支持枠に固定されて、かつ前記弾性体に支持孔が形成されており、前記支持部を前記支持孔に挿入することで、前記消音器を車体下部に弾性支持する消音器の支持構造において、
    前記支持枠の内側面に隙間充填部を前記支持枠と一体又は個別に設け、前記隙間充填部と前記弾性体との間に前記空間を形成し、
    前記空間の前記支持孔の軸方向から見た最大部位の寸法は、前記支持孔の当該支持孔の軸方向から見た最大部位の寸法よりも小さく、
    前記弾性体の、前記支持部が前記支持孔に挿入される側の側面は、すり鉢形状に前記支持孔に向かって傾斜することにより、前記挿入される側から見て、凹形状であり、
    前記隙間充填部の、前記支持部が前記支持孔に挿入される側の側面は、前記弾性体の前記支持部が前記支持孔に挿入される側の側面の面位置が同一平面内に含まれるように、すり鉢形状に前記支持孔に向かって傾斜していることを特徴とする消音器の支持構造。
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