JP4708162B2 - 無線通信システム及び無線通信制御方法 - Google Patents

無線通信システム及び無線通信制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4708162B2
JP4708162B2 JP2005319291A JP2005319291A JP4708162B2 JP 4708162 B2 JP4708162 B2 JP 4708162B2 JP 2005319291 A JP2005319291 A JP 2005319291A JP 2005319291 A JP2005319291 A JP 2005319291A JP 4708162 B2 JP4708162 B2 JP 4708162B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio base
base station
cell
wireless communication
station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005319291A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007129405A (ja
Inventor
浩輔 山崎
健也 米澤
和記 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2005319291A priority Critical patent/JP4708162B2/ja
Publication of JP2007129405A publication Critical patent/JP2007129405A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4708162B2 publication Critical patent/JP4708162B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、無線通信システム及び無線通信制御方法に関する。
従来より、無線接続サービスにおいて広域をカバーする広域セル方式の無線通信システムが知られている。その広域セル方式の無線通信システムの運用においては、単一のシステムを多数のユーザで共用することから、所望のネットワーク性能が得られない場合がある。また、多数のユーザからの負荷が少数の基地局にかかるために、基地局の処理能力がボトルネックとなる可能性がある。さらに、ビル影や屋内などに局所的に生じた電波の不感地帯に対して、干渉を抑制しながら対処するには、セルサイズが広大すぎる、基地局の設置コストが高い等の問題点がある。
それらの問題点に対処するための一方式として、広域セルよりも小さなピコセルを用いるピコセル方式が知られている。そのピコセル方式においては、上記電波の不感地帯にピコセルを配置することにより、サービスエリアの面的な拡張を低コストで実現することができる。また、通信トラヒックの高い場所にピコセルを配置することにより、ユーザからの負荷をピコセル基地局へ分散させることが可能となる。ピコセル方式を実現する従来のシステムとしては、セルラシステム、無線LANシステム、成層圏プラットホーム等の異なる複数の無線通信システムを構築し、又、それら複数の無線通信システムの端末機能を有する無線端末を準備し、該無線端末が適宜接続する無線通信システムを切り替えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、広域セル方式の無線通信システムとしてセルラシステムを構築し、ピコセル方式の無線通信システムとして無線LANシステムを構築する。
特開2003−87272号公報
しかし、上述したピコセル方式を実現する従来のシステムでは、広域セル方式とピコセル方式ではそれぞれ無線通信システムが異なるので、無線端末は複数の無線通信システムに対応しなければならず、端末コストや消費電力の増大といった問題が生じる。また、異なる無線通信システム間のハンドオーバ時には、単一の無線通信システム間のハンドオーバ時に比べて処理が複雑になる等のシステムにかかる負荷の増大も懸念される。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、広域セル方式とピコセル方式を、その無線接続サービスエリアが重なり合った環境においても、干渉を回避もしくは軽減しつつ、単一の無線通信システムで実現することのできる無線通信システム及び無線通信制御方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る無線通信システムは、特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セルと、前記広域セルと同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって前記広域セルよりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセルとを重なり合うように配置し、前記各セルを形成するための無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記各セルにおける干渉状況に基づき、前記各無線基地局が使用する周波数チャネル又は前記各無線基地局の送信電力を集中的に制御する集中制御局であり、前記無線基地局は、移動局装置に向けた干渉状況観測用の制御信号を送信し、前記移動局装置は、所望の無線基地局から受信した前記制御信号と所望の無線基地局以外の無線基地局から受信した前記制御信号との干渉状況を表す干渉状況値を算出し、干渉状況値を前記集中制御局へ通知する、ことを特徴とする。
本発明に係る無線通信システムは、特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セルと、前記広域セルと同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって前記広域セルよりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセルとを重なり合うように配置し、前記各セルを形成するための無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように制御する制御手段を、前記各ピコセルを形成するためのピコセル無線基地局ごとに備え、前記ピコセル無線基地局は、前記広域セルを形成するための広域セル無線基地局、他のピコセル無線基地局および移動局装置からのそれぞれの受信信号に基づいて、広域セル無線基地局、ピコセル無線基地局および移動局装置に係る各干渉状況値を算出し、周波数チャネルの空きを調べ、干渉状況値および周波数チャネルの空きに基づいて自局が使用する周波数チャネルおよび送信電力を決定し、決定した周波数チャネルおよび送信電力を他の無線基地局および移動局装置へ報知し、決定した周波数チャネルおよび送信電力を使用し、他のピコセル無線基地局から周波数チャネルおよび送信電力の通知を受けると、前記干渉状況値の算出および周波数チャネルの空きの調査を行う、ことを特徴とする。
本発明に係る無線通信システムは、特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セルと、前記広域セルと同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって前記広域セルよりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセルとを重なり合うように配置し、前記各セルを形成するための無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように制御する制御手段を前記無線基地局ごとにと、前記各セルにおける干渉状況を集中的に把握して前記各無線基地局へ通知する集中制御局と、を備え、前記制御手段は、前記集中制御局から通知された干渉状況に基づき、自局が使用する周波数チャネルおよび送信電力を決定し、前記無線基地局は、移動局装置に向けた干渉状況観測用の制御信号を送信し、前記移動局装置は、所望の無線基地局から受信した前記制御信号と所望の無線基地局以外の無線基地局から受信した前記制御信号との干渉状況を表す干渉状況値を算出し、干渉状況値を前記集中制御局へ通知する、ことを特徴とする。
本発明に係る無線通信システムは、特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セルと、前記広域セルと同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって前記広域セルよりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセルとを重なり合うように配置し、前記各セルを形成するための無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように制御する制御手段を備え、第1の前記制御手段は、前記各セルにおける干渉状況に基づき、前記各無線基地局が使用する周波数チャネルを集中的に制御する集中制御局であり、前記無線基地局は、移動局装置に向けた干渉状況観測用の制御信号を送信し、前記移動局装置は、所望の無線基地局から受信した前記制御信号と所望の無線基地局以外の無線基地局から受信した前記制御信号との干渉状況を表す干渉状況値を算出し、干渉状況値を前記集中制御局へ通知し、第2の前記制御手段は、前記各無線基地局において自律分散的に送信電力を制御するものであり、前記各無線基地局および移動局装置からのそれぞれの受信信号に基づいて、各無線基地局および移動局装置に係る各干渉状況値を算出し、干渉状況値に基づいて自局が使用する送信電力を決定する、ことを特徴とする。
本発明に係る無線通信制御方法は、特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セルと、前記広域セルと同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって前記広域セルよりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセルとを重なり合うように配置した無線通信システムにおける無線通信制御方法であって、前記各セルを形成するための無線基地局が、移動局装置に向けた干渉状況観測用の制御信号を送信する過程と、前記移動局装置が、所望の無線基地局から受信した前記制御信号と所望の無線基地局以外の無線基地局から受信した前記制御信号との干渉状況を表す干渉状況値を算出し、干渉状況値を集中制御局へ通知する過程と、前記集中制御局が、前記各無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように、前記各セルにおける干渉状況に基づき、前記各無線基地局が使用する周波数チャネル又は前記各無線基地局の送信電力を集中的に制御する過程と、を有することを特徴とする。
本発明に係る無線通信制御方法は、特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セルと、前記広域セルと同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって前記広域セルよりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセルとを重なり合うように配置した無線通信システムにおける無線通信制御方法であって、前記各セルを形成するための無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように制御する制御過程を、前記各ピコセルを形成するためのピコセル無線基地局ごとに設け、前記ピコセル無線基地局が、前記広域セルを形成するための広域セル無線基地局、他のピコセル無線基地局および移動局装置からのそれぞれの受信信号に基づいて、広域セル無線基地局、ピコセル無線基地局および移動局装置に係る各干渉状況値を算出し、周波数チャネルの空きを調べ、干渉状況値および周波数チャネルの空きに基づいて自局が使用する周波数チャネルおよび送信電力を決定し、決定した周波数チャネルおよび送信電力を他の無線基地局および移動局装置へ報知し、決定した周波数チャネルおよび送信電力を使用し、他のピコセル無線基地局から周波数チャネルおよび送信電力の通知を受けると、前記干渉状況値の算出および周波数チャネルの空きの調査を行う、ことを特徴とする。
本発明に係る無線通信制御方法は、特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セルと、前記広域セルと同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって前記広域セルよりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセルとを重なり合うように配置した無線通信システムにおける無線通信制御方法であって、前記各セルを形成するための無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように制御する制御過程を前記無線基地局ごとに設け、前記無線基地局が、移動局装置に向けた干渉状況観測用の制御信号を送信し、前記移動局装置が、所望の無線基地局から受信した前記制御信号と所望の無線基地局以外の無線基地局から受信した前記制御信号との干渉状況を表す干渉状況値を算出し、干渉状況値を集中制御局へ通知し、前記集中制御局が、前記各セルにおける干渉状況を集中的に把握して前記各無線基地局へ通知し、前記無線基地局が、前記集中制御局から通知された干渉状況に基づき、自局が使用する周波数チャネルおよび送信電力を決定する、ことを特徴とする。
本発明に係る無線通信制御方法は、特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セルと、前記広域セルと同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって前記広域セルよりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセルとを重なり合うように配置した無線通信システムにおける無線通信制御方法であって、前記各セルを形成するための無線基地局が、移動局装置に向けた干渉状況観測用の制御信号を送信する過程と、前記移動局装置が、所望の無線基地局から受信した前記制御信号と所望の無線基地局以外の無線基地局から受信した前記制御信号との干渉状況を表す干渉状況値を算出し、干渉状況値を集中制御局へ通知する過程と、前記集中制御局が、前記各無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように、前記各セルにおける干渉状況に基づき、前記各無線基地局が使用する周波数チャネルを集中的に制御する過程と、前記無線基地局が、前記各無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように自律分散的に送信電力を制御する過程と、を有し、前記無線基地局が、前記各無線基地局および移動局装置からのそれぞれの受信信号に基づいて、各無線基地局および移動局装置に係る各干渉状況値を算出し、干渉状況値に基づいて自局が使用する送信電力を決定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、広域セル方式とピコセル方式を、その無線接続サービスエリアが重なり合った環境においても、干渉を回避もしくは軽減しつつ、単一の無線通信システムで実現することができる。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの全体構成を示す図である。図1において、広域セル基地局1は、特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セル100を形成する。小型無線基地局2(ピコセル基地局)は、広域セル100と同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって、広域セル100よりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセル200を形成する。小型無線基地局2は、ユーザ宅等の任意の場所に、例えばユーザ自身が設置することができる。広域セル基地局1及び小型無線基地局2は、共に本無線通信システムの基地局装置であって、同一の無線通信システムの無線基地局機能を有する。従って、本無線通信システムの無線端末装置である移動局装置3は、唯一の無線通信システムの端末機能を有するのみで、広域セル基地局1及び小型無線基地局2の双方に無線接続することができる。
集中制御局4は、各小型無線基地局2に通信接続されている。広域セル基地局1及び集中制御局4は、公衆網5にそれぞれ通信接続されている。
図1に示されるように、広域セル100とピコセル200とは重なり合って配置されている。その重なり方は、広域セル100内に、ピコセル200全体が包含されてもよく、或いはピコセル200が部分的に包含されてもよい。また、ピコセル200同士が重なり合って配置されてもよい。また、広域セル100内に配置するピコセル200は、一つであってもよく、或いは複数であってもよい。
上述したように本無線通信システムにおいては、同一の無線通信システムの広域セル100とピコセル200が重なり合って配置され、さらにはピコセル200同士が重なり合って配置される場合がある。このために広域セル100及びピコセル200において同時に同じ周波数帯を用いるときには、各セル100,200で使用される周波数チャネルは互いに干渉を与え合うことが起こり得る。本実施形態においては、その干渉を回避あるいは軽減するために、各セル100,200を形成するための無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように制御する制御手段を設ける。具体的には、広域セル基地局1及び各小型無線基地局2がそれぞれ用いる周波数チャネル又は送信電力を調整する制御手段を設ける。
なお、「周波数帯」とは、ある無線通信システム全体に割り当てられた無線周波数帯域全体を指す。また、「周波数チャネル」とは、その周波数帯をさらに細分化したものを指す。例えば、ある無線通信システム全体に割り当てられた「周波数帯」が5.15GHz〜5.25GHzであったとすると、その周波数帯の中で使用可能な「周波数チャネル」としては例えば各々幅が約20MHzで中心の周波数が5.17GHz、5.19GHz、5.21GHz、5.23GHzの四種類を選択することができる。
以下、実施例を挙げて本実施形態に係る無線通信制御処理を詳細に説明する。なお、各実施例の説明においては、図1に例示されるように広域セル100内に2つのピコセル200が配置されている場合を例に挙げて説明する。
図2は、本発明の実施例1に係る無線通信制御処理手順を示すシーケンスチャートである。本実施例1においては、集中制御局4が集中的に周波数チャネル及び送信電力の調整を行う。
図2において、各基地局1,2及び各移動局装置3は通常動作中である(ステップS0)。集中制御局4は、定期的に、或いはイベントトリガ発生時(例えば、新規の小型無線基地局2の設置完了時)に、周波数チャネル切り替え・送信電力制御手順を開始し(ステップS1)、配下の広域セル基地局1及び各小型無線基地局2に対して、周波数チャネル切り替え・送信電力制御手順の起動を通知する(ステップS2)。
次いで、その通知を受信した広域セル基地局1及び各小型無線基地局2は、移動局装置3に向けた干渉状況観測用の制御信号を送信する(ステップS3,S4,S5)。その制御信号は一定の周期で送信される。各移動局装置3は、受信した制御信号の受信信号強度(RSSI(Received Signal Strength Indicator))を測定して、干渉状況を表す値(例えば、C/I値(Carrier to Interference Ratio))を算出する。そして、その算出した干渉状況値を、最寄りの基地局1,2(例えば、受信信号強度が最大である基地局)に通知する(ステップS6,S8)。その通知を受けた基地局1,2は、受け取った干渉状況値を集中制御局4に転送する(ステップS7,S9)。図2の例では、移動局装置3(A)の干渉状況値は、小型無線基地局2(A)を介して集中制御局4に通知される。また、移動局装置3(B)の干渉状況値は、小型無線基地局2(B)を介して集中制御局4に通知される。
次いで、集中制御局4は、その受信した干渉状況値に基づき、周波数チャネル間の干渉を回避あるいは軽減するように、広域セル基地局1及び各小型無線基地局2の周波数チャネル及び送信電力を決定する(ステップS10)。次いで、集中制御局4は、広域セル基地局1及び各小型無線基地局2に対して、決定した周波数チャネル及び送信電力を通知する(ステップS11,S12,S13)。
次いで、広域セル基地局1及び各小型無線基地局2は、それぞれ集中制御局4から通知された周波数チャネル及び送信電力を設定し、それぞれ移動局装置3に向けて自己の周波数チャネルを報知する(ステップS14,S15,S16)。その周波数チャネルを報知する制御信号は一定の周期で送信される。次いで、広域セル基地局1及び各小型無線基地局2は、一斉に、周波数チャネル及び送信電力を変更する(ステップS17)。その後、各基地局1,2及び各移動局装置3は通常動作を再開する(ステップS18)。
なお、集中制御局4は広域セル基地局1及び各小型無線基地局2の周波数チャネルのみ、或いは送信電力のみを決定し、これにより各セル100,200における周波数チャネル間の干渉を回避あるいは軽減するようにしてもよい。
また、上記した干渉状況観測用の制御信号を用いずに、受信した無線信号に基づいて受信信号強度を測定し、干渉状況値を算出してもよい。
上述した実施例1によれば、集中制御局4によって集中的に周波数チャネル及び送信電力の調整を行うので、その調整管理を一括して行うことができる。
図3は、本発明の実施例2に係る無線通信制御処理手順を示すシーケンスチャートである。本実施例2においては、各小型無線基地局2が自律分散的に周波数チャネル及び送信電力の調整を行う。なお、図3においては、新たに小型無線基地局2(B)が設置された場合を例示している。
図3において、広域セル基地局1、小型無線基地局2(A)及び各移動局装置3は通常動作中である(ステップS30)。新設された小型無線基地局2(B)は、電源がオンされると(ステップS31)、集中制御局4との間で、ネゴシエーションを行い、同期を確立する(ステップS32)。
次いで、小型無線基地局2(B)は、干渉状況の観測を行う(ステップS33)。この干渉状況の観測においては、広域セル基地局1、小型無線基地局2(A)及び各移動局装置3からのそれぞれの受信信号強度を測定する。そして、測定したRSSIに基づき、広域セル基地局1、小型無線基地局2(A)及び各移動局装置3に係る各干渉状況値(例えばC/I値)を算出する。また、周波数チャネルの空きを調べる。
次いで、小型無線基地局2(B)は、その干渉状況の観測結果に基づき、周波数チャネル間の干渉を回避あるいは軽減するように、自局が使用する周波数チャネル及び送信電力を決定する(ステップS34)。次いで、小型無線基地局2(B)は、その決定した自局の周波数チャネル及び送信電力を制御情報により各基地局1,2及び各移動局装置3に報知する(ステップS35)。その後、小型無線基地局2(B)は、ステップS34で決定した周波数チャネル及び送信電力で通常動作を開始する(ステップS36)。
次いで、小型無線基地局2(B)からの周波数チャネル及び送信電力の通知を受けた小型無線基地局2(A)は、該通知によって小型無線基地局2(B)の開設に伴う周波数チャネル及び送信電力の設定を認識し、これにより干渉状況の観測を行う(ステップS41)。この干渉状況の観測においては、上記ステップS33と同様の観測処理を行う。また、周波数チャネルの空きを調べる。また、現在接続中の移動局装置3があれば、その移動局装置3で観測された干渉状況値を受け取る(ステップS42)。図3の例では、移動局装置3(A)で観測された干渉状況値を受け取る。
次いで、小型無線基地局2(A)は、その干渉状況の観測結果に基づき、周波数チャネル間の干渉を回避あるいは軽減するように、自局が使用する周波数チャネル及び送信電力を決定する(ステップS43)。次いで、小型無線基地局2(A)は、その決定した自局の周波数チャネル及び送信電力を制御情報により各基地局1,2及び各移動局装置3に報知する(ステップS44)。その後、小型無線基地局2(A)は、ステップS43で決定した周波数チャネル及び送信電力で通常動作を再開する(ステップS45)。
なお、小型無線基地局2は、上記した小型無線基地局2の開設時以外に、例えば定期的に、周波数チャネル及び送信電力の調整を自律的に行ってもよい。
上述した実施例2によれば、各小型無線基地局2によって自律分散的に周波数チャネル及び送信電力の調整を行うので、集中制御局4にはその調整にかかる処理が不要であり、集中制御局4の装置コストを最も低く抑えることができる。
図4は、本発明の実施例3に係る無線通信制御処理手順を示すシーケンスチャートである。本実施例3においては、上記した実施例1と実施例2の組合せの一例であって、集中制御局4が干渉状況を収集して各基地局1,2に転送し、各基地局1,2がその干渉状況から自律分散的に周波数チャネル及び送信電力の調整を行う。なお、図4において、図2及び図3の各ステップに対応する部分には同一の符号を付している。
図4において、各基地局1,2及び各移動局装置3は通常動作中である(ステップS0)。集中制御局4は、上記図2と同様に、周波数チャネル切り替え・送信電力制御手順を開始して各基地局1,2から干渉状況値を収集する(ステップS1〜S9)。次いで、集中制御局4は、その収集した干渉状況値を各基地局1,2に転送する(ステップS51,S52,S53)。
次いで、各基地局1,2は、それぞれ集中制御局4から受け取った干渉状況値に基づき、周波数チャネル間の干渉を回避あるいは軽減するように、自局が使用する周波数チャネル及び送信電力を決定する(ステップS43)。次いで、各基地局1,2は、それぞれ決定した周波数チャネル及び送信電力を設定し、それぞれ移動局装置3に向けて自己の周波数チャネルを報知する(ステップS14,S15,S16)。次いで、各基地局1,2は、一斉に、周波数チャネル及び送信電力を変更する(ステップS17)。その後、各基地局1,2及び各移動局装置3は通常動作を再開する(ステップS18)。
なお、各移動局装置3に対して予め周波数チャネルを変更する旨を通知しておくことにより、ステップS17の周波数チャネルの切り替えを円滑に行うことができる。
上述した実施例3によれば、集中制御局4によって干渉状況を収集して、各基地局1,2における自律分散的な周波数チャネル及び送信電力の調整に利用するので、詳細な干渉状況に基づいて調整を行うことができる。また、集中制御局4は干渉状況の収集及び転送を行うのみであり、集中制御局4の装置コストを低く抑えることができる。
図5は、本発明の実施例4に係る無線通信制御処理手順を示すシーケンスチャートである。本実施例4においては、上記した実施例3と同様に実施例1と実施例2の組合せの一例であって、集中制御局4が干渉状況を収集して各基地局1,2の周波数チャネルを決定し、各基地局1,2がその周波数チャネルにおける干渉状況を観測して自律分散的に送信電力の調整を行う。なお、図5において、図2及び図3の各ステップに対応する部分には同一の符号を付している。
図5において、各基地局1,2及び各移動局装置3は通常動作中である(ステップS0)。集中制御局4は、上記図2と同様に、周波数チャネル切り替え・送信電力制御手順を開始して各基地局1,2から干渉状況値を収集する(ステップS1〜S9)。次いで、集中制御局4は、その収集した干渉状況値に基づき、周波数チャネル間の干渉を回避あるいは軽減するように、各基地局1,2の周波数チャネルを決定する(ステップS10a)。
次いで、集中制御局4は、各基地局1,2に決定した周波数チャネルを通知する(ステップS11a,S12a,S13a)。次いで、各基地局1,2は、それぞれ集中制御局4から通知された周波数チャネルを設定し、それぞれ移動局装置3に向けて自己の周波数チャネルを報知する(ステップS14,S15,S16)。次いで、各基地局1,2は、一斉に周波数チャネルを変更する(ステップS17a)。
次いで、各基地局1,2は、それぞれに、上記図3と同様の干渉状況の観測を行う(ステップS41)。次いで、各基地局1,2は、それぞれの干渉状況の観測結果に基づき、周波数チャネル間の干渉を回避あるいは軽減するように、自局が使用する送信電力を決定し、その決定に従って送信電力を制御する(ステップS43a)。その後、各基地局1,2及び各移動局装置3は通常動作を再開する(ステップS18)。
なお、各基地局1,2は、定期的に、送信電力の調整を自律的に行ってもよい。
上述した実施例4によれば、集中制御局4によって集中的に周波数チャネルのみの調整を行い、送信電力については各基地局1,2で自律分散的に調整するので、周波数チャネルの調整管理を一括して行うことができるとともに、送信電力の調整を各基地局1,2のリアルタイムな干渉状況に基づいて行うことができる。また、集中制御局4は送信電力の調整を行わないので、その負荷が軽減される。
上述したように本実施形態によれば、広域セル基地局1及び各小型無線基地局2がそれぞれ用いる周波数チャネル又は送信電力を調整する制御手段を設けたので、同一の無線通信システムの広域セル100とピコセル200が重なり合って配置されていても、さらにはピコセル200同士が重なり合って配置されたとしても、周波数チャネル間の干渉を回避あるいは軽減することができ、通信品質を良好に保つことが可能になる。
これにより、広域セル方式とピコセル方式を単一の無線通信システムで実現することができる。この結果として、以下に示す効果が得られる。
(1)ビル影や屋内など、局所的に電波の届かない地域においても、ピコセルの配置によって十分な受信信号強度が得られ、無線接続サービスエリアの拡張に寄与することができる。
(2)ユーザ数が膨大となった場合においても、一広域セル基地局では収容しきれないユーザをピコセル基地局によって収容することができるので、所望のネットワーク性能を維持しつつユーザ数の増大に対応することができる。
(3)周波数チャネル或いは送信電力を自動的に制御することができるので、ピコセル基地局の設置に際しての事前のセル設計やチャネル設計が不要となり、人的工数の削減に繋がる。
(4)広域セル方式とピコセル方式を同一の無線通信システムで実現することができるので、無線端末は唯一つの無線通信システムに対応すればよく、端末コストや消費電力の増大を防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、無線通信方式としては、例えば、時分割多元接続方式(TDMA)、周波数分割多元接続方式(FDMA)、符号分割多元接続方式(CDMA)、空間分割多元接続方式(SDMA)のいずれの多元接続方式を適用してもよい。また、セルのセクタ化やアレイアンテナの導入などによる空間分割を用いることにより、さらに効率的な運用も可能である。
本発明の一実施形態に係る無線通信システムの全体構成を示す図である。 本発明の実施例1に係る無線通信制御処理手順を示すシーケンスチャートである。 本発明の実施例2に係る無線通信制御処理手順を示すシーケンスチャートである。 本発明の実施例3に係る無線通信制御処理手順を示すシーケンスチャートである。 本発明の実施例4に係る無線通信制御処理手順を示すシーケンスチャートである。
符号の説明
1…広域セル基地局、2…小型無線基地局(ピコセル基地局)、3…移動局装置、4…集中制御局、5…公衆網、100…広域セル、200…ピコセル

Claims (8)

  1. 特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セルと、前記広域セルと同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって前記広域セルよりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセルとを重なり合うように配置し、
    前記各セルを形成するための無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように制御する制御手段を備え
    前記制御手段は、前記各セルにおける干渉状況に基づき、前記各無線基地局が使用する周波数チャネル又は前記各無線基地局の送信電力を集中的に制御する集中制御局であり、
    前記無線基地局は、移動局装置に向けた干渉状況観測用の制御信号を送信し、
    前記移動局装置は、所望の無線基地局から受信した前記制御信号と所望の無線基地局以外の無線基地局から受信した前記制御信号との干渉状況を表す干渉状況値を算出し、干渉状況値を前記集中制御局へ通知する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セルと、前記広域セルと同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって前記広域セルよりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセルとを重なり合うように配置し、
    前記各セルを形成するための無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように制御する制御手段を、前記各ピコセルを形成するためのピコセル無線基地局ごとに備え
    前記ピコセル無線基地局は、
    前記広域セルを形成するための広域セル無線基地局、他のピコセル無線基地局および移動局装置からのそれぞれの受信信号に基づいて、広域セル無線基地局、ピコセル無線基地局および移動局装置に係る各干渉状況値を算出し、周波数チャネルの空きを調べ、干渉状況値および周波数チャネルの空きに基づいて自局が使用する周波数チャネルおよび送信電力を決定し、決定した周波数チャネルおよび送信電力を他の無線基地局および移動局装置へ報知し、決定した周波数チャネルおよび送信電力を使用し、
    他のピコセル無線基地局から周波数チャネルおよび送信電力の通知を受けると、前記干渉状況値の算出および周波数チャネルの空きの調査を行う、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セルと、前記広域セルと同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって前記広域セルよりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセルとを重なり合うように配置し、
    前記各セルを形成するための無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように制御する制御手段を前記無線基地局ごとにと、
    前記各セルにおける干渉状況を集中的に把握して前記各無線基地局へ通知する集中制御局と、を備え
    前記制御手段は、前記集中制御局から通知された干渉状況に基づき、自局が使用する周波数チャネルおよび送信電力を決定し、
    前記無線基地局は、移動局装置に向けた干渉状況観測用の制御信号を送信し、
    前記移動局装置は、所望の無線基地局から受信した前記制御信号と所望の無線基地局以外の無線基地局から受信した前記制御信号との干渉状況を表す干渉状況値を算出し、干渉状況値を前記集中制御局へ通知する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  4. 特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セルと、前記広域セルと同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって前記広域セルよりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセルとを重なり合うように配置し、
    前記各セルを形成するための無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように制御する制御手段を備え
    第1の前記制御手段は、前記各セルにおける干渉状況に基づき、前記各無線基地局が使用する周波数チャネルを集中的に制御する集中制御局であり、
    前記無線基地局は、移動局装置に向けた干渉状況観測用の制御信号を送信し、
    前記移動局装置は、所望の無線基地局から受信した前記制御信号と所望の無線基地局以外の無線基地局から受信した前記制御信号との干渉状況を表す干渉状況値を算出し、干渉状況値を前記集中制御局へ通知し、
    第2の前記制御手段は、前記各無線基地局において自律分散的に送信電力を制御するものであり、前記各無線基地局および移動局装置からのそれぞれの受信信号に基づいて、各無線基地局および移動局装置に係る各干渉状況値を算出し、干渉状況値に基づいて自局が使用する送信電力を決定する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  5. 特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セルと、前記広域セルと同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって前記広域セルよりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセルとを重なり合うように配置した無線通信システムにおける無線通信制御方法であって、
    前記各セルを形成するための無線基地局が、移動局装置に向けた干渉状況観測用の制御信号を送信する過程と、
    前記移動局装置が、所望の無線基地局から受信した前記制御信号と所望の無線基地局以外の無線基地局から受信した前記制御信号との干渉状況を表す干渉状況値を算出し、干渉状況値を集中制御局へ通知する過程と、
    前記集中制御局が、前記各無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように、前記各セルにおける干渉状況に基づき、前記各無線基地局が使用する周波数チャネル又は前記各無線基地局の送信電力を集中的に制御する過程と、
    を有することを特徴とする無線通信制御方法。
  6. 特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セルと、前記広域セルと同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって前記広域セルよりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセルとを重なり合うように配置した無線通信システムにおける無線通信制御方法であって、
    前記各セルを形成するための無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように制御する制御過程を、前記各ピコセルを形成するためのピコセル無線基地局ごとに設け、
    前記ピコセル無線基地局が、
    前記広域セルを形成するための広域セル無線基地局、他のピコセル無線基地局および移動局装置からのそれぞれの受信信号に基づいて、広域セル無線基地局、ピコセル無線基地局および移動局装置に係る各干渉状況値を算出し、周波数チャネルの空きを調べ、干渉状況値および周波数チャネルの空きに基づいて自局が使用する周波数チャネルおよび送信電力を決定し、決定した周波数チャネルおよび送信電力を他の無線基地局および移動局装置へ報知し、決定した周波数チャネルおよび送信電力を使用し、
    他のピコセル無線基地局から周波数チャネルおよび送信電力の通知を受けると、前記干渉状況値の算出および周波数チャネルの空きの調査を行う、
    ことを特徴とする無線通信制御方法。
  7. 特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セルと、前記広域セルと同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって前記広域セルよりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセルとを重なり合うように配置した無線通信システムにおける無線通信制御方法であって、
    前記各セルを形成するための無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように制御する制御過程を前記無線基地局ごとに設け、
    前記無線基地局が、移動局装置に向けた干渉状況観測用の制御信号を送信し、
    前記移動局装置が、所望の無線基地局から受信した前記制御信号と所望の無線基地局以外の無線基地局から受信した前記制御信号との干渉状況を表す干渉状況値を算出し、干渉状況値を集中制御局へ通知し、
    前記集中制御局が、前記各セルにおける干渉状況を集中的に把握して前記各無線基地局へ通知し、
    前記無線基地局が、前記集中制御局から通知された干渉状況に基づき、自局が使用する周波数チャネルおよび送信電力を決定する、
    ことを特徴とする無線通信制御方法。
  8. 特定の無線通信方式の無線接続サービスエリアを提供する広域セルと、前記広域セルと同じ無線通信方式の無線接続サービスエリアであって前記広域セルよりも小さい無線接続サービスエリアを提供するピコセルとを重なり合うように配置した無線通信システムにおける無線通信制御方法であって、
    前記各セルを形成するための無線基地局が、移動局装置に向けた干渉状況観測用の制御信号を送信する過程と、
    前記移動局装置が、所望の無線基地局から受信した前記制御信号と所望の無線基地局以外の無線基地局から受信した前記制御信号との干渉状況を表す干渉状況値を算出し、干渉状況値を集中制御局へ通知する過程と、
    前記集中制御局が、前記各無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように、前記各セルにおける干渉状況に基づき、前記各無線基地局が使用する周波数チャネルを集中的に制御する過程と、
    前記無線基地局が、前記各無線基地局が同時に同じ周波数帯を利用可能なように自律分散的に送信電力を制御する過程と、を有し、
    前記無線基地局が、前記各無線基地局および移動局装置からのそれぞれの受信信号に基づいて、各無線基地局および移動局装置に係る各干渉状況値を算出し、干渉状況値に基づいて自局が使用する送信電力を決定する、
    ことを特徴とする無線通信制御方法。
JP2005319291A 2005-11-02 2005-11-02 無線通信システム及び無線通信制御方法 Active JP4708162B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005319291A JP4708162B2 (ja) 2005-11-02 2005-11-02 無線通信システム及び無線通信制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005319291A JP4708162B2 (ja) 2005-11-02 2005-11-02 無線通信システム及び無線通信制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007129405A JP2007129405A (ja) 2007-05-24
JP4708162B2 true JP4708162B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=38151712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005319291A Active JP4708162B2 (ja) 2005-11-02 2005-11-02 無線通信システム及び無線通信制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4708162B2 (ja)

Families Citing this family (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8712461B2 (en) * 2007-08-10 2014-04-29 Qualcomm Incorporated Autonomous adaptation of transmit power
US8923212B2 (en) * 2007-08-17 2014-12-30 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for interference management
GB0801534D0 (en) * 2008-01-28 2008-03-05 Fujitsu Lab Of Europ Ltd Communications systems
US8340060B2 (en) * 2008-03-03 2012-12-25 Ntt Docomo, Inc. OFDMA-based co-channel femtocell
US8260206B2 (en) 2008-04-16 2012-09-04 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for uplink and downlink inter-cell interference coordination
GB2459641B (en) * 2008-04-16 2012-06-27 Ubiquisys Ltd Basestation power control
US8725083B2 (en) * 2008-05-13 2014-05-13 Qualcomm Incorporated Self calibration of downlink transmit power
JP5094547B2 (ja) * 2008-05-19 2012-12-12 京セラ株式会社 基地局装置
JP4990226B2 (ja) * 2008-06-10 2012-08-01 株式会社日立製作所 無線基地局及び無線通信システム
JP5156498B2 (ja) * 2008-06-18 2013-03-06 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 基地局及び移動通信方法
BRPI0913648A2 (pt) * 2008-07-01 2015-10-20 Nokia Siemens Networks Oy offset de preâmbulo para estações de base femto
US8611822B2 (en) 2008-07-15 2013-12-17 Qualcomm Incorporated Wireless communication systems with femto cells
JP5123782B2 (ja) * 2008-08-05 2013-01-23 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 基地局及び移動通信方法
US8687545B2 (en) 2008-08-11 2014-04-01 Qualcomm Incorporated Anchor carrier in a multiple carrier wireless communication system
US9143946B2 (en) 2008-09-15 2015-09-22 Qualcomm Incorporated Interference management in a multi-carrier communication system
DE602008001803D1 (de) * 2008-10-24 2010-08-26 Ntt Docomo Inc Koordination der Funkressourcenzuteilung in einem Makro-/Mikrozellen-Funkkommunikationssystem
US20110263264A1 (en) * 2008-10-27 2011-10-27 Nec Europe Ltd. Method for operation of a wimax network and wimax network
JP5137884B2 (ja) * 2009-03-18 2013-02-06 三菱電機株式会社 無線通信システム、無線基地局および制御局
US8717983B2 (en) 2009-04-07 2014-05-06 National Taiwan University MediaTek Inc. Mechanism of dynamic resource transaction for wireless OFDMA systems
KR101587542B1 (ko) * 2009-05-15 2016-01-21 삼성전자주식회사 계층 셀 시스템을 위한 자원 할당 방법 및 상기 방법을 수행하기 위한 전송 프레임
US8838116B2 (en) * 2009-05-19 2014-09-16 Qualcomm Incorporated Minimizing interference to non-associated users
KR101510485B1 (ko) * 2009-06-01 2015-04-08 엘지전자 주식회사 펨토 기지국 및 그 자원 관리 방법
JP5345900B2 (ja) * 2009-06-16 2013-11-20 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線通信システム間の周波数共用方法及び周波数共用通信システム
JP5345899B2 (ja) * 2009-06-16 2013-11-20 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線通信システム間の周波数共用方法及び周波数共用通信システム
US8644273B2 (en) * 2009-07-01 2014-02-04 Apple Inc. Methods and apparatus for optimization of femtocell network management
KR20120037948A (ko) * 2009-07-21 2012-04-20 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 채널상태 정보를 전송하는 장치 및 방법
CN102498732B (zh) * 2009-08-19 2015-05-13 松下电器(美国)知识产权公司 干扰控制方法、宏终端、宏基站以及毫微微基站
JP2011077964A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Sharp Corp 通信システム、干渉調整方法、基地局装置及び移動局装置
US9084130B2 (en) * 2009-10-01 2015-07-14 Nec Corporation Mobile communication system, base station, network device, and control method and program thereof
KR101524752B1 (ko) 2009-10-23 2015-06-10 삼성전자주식회사 셀간 협력을 위한 통신 시스템
JP5375579B2 (ja) * 2009-12-16 2013-12-25 富士通株式会社 無線基地局及び通信方法
CN102111883B (zh) * 2009-12-29 2015-11-25 株式会社Ntt都科摩 家庭基站分配无线资源的方法及家庭基站
JP5396286B2 (ja) * 2010-01-08 2014-01-22 株式会社Nttドコモ 移動通信方法及び無線基地局
US8953507B2 (en) * 2010-02-11 2015-02-10 Qualcomm Incorporated Frequency and time domain range expansion
EP2549791B1 (en) * 2010-03-17 2017-11-22 Fujitsu Limited Wireless communication system, communication control method, and base station
GB2479936B (en) * 2010-04-30 2014-06-04 Ubiquisys Ltd Management of macro network kpi impacts for a mass deployment of femtocells
JP5696382B2 (ja) * 2010-07-06 2015-04-08 日本電気株式会社 基地局装置、無線リソースの割当て方法、及びプログラム
US9332510B2 (en) * 2010-08-17 2016-05-03 Qualcomm Incorporated Apparatus and method for controlling inter-cell interference between femtocells and macrocells
JP5648408B2 (ja) * 2010-10-13 2015-01-07 富士通株式会社 移動通信システム、通信制御装置、通信制御方法及び無線基地局
JP5583035B2 (ja) * 2011-01-06 2014-09-03 株式会社日立製作所 無線システム及び無線通信方法
KR101503042B1 (ko) 2011-04-22 2015-03-16 주식회사 케이티 부하 분산 방법, 이를 수행하는 펨토 기지국 및 펨토 기지국 관리 시스템
KR20120119828A (ko) 2011-04-22 2012-10-31 주식회사 케이티 인터넷?인트라넷 서비스를 동시 지원하는 패킷 데이터 네트워크 게이트웨이 장치 및 펨토 기지국
JP2013005248A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Sharp Corp 集中制御局装置、制御局装置、端末装置、通信システム及び通信方法
JP5631283B2 (ja) * 2011-09-15 2014-11-26 三菱電機株式会社 無線通信システムおよび送信電力決定方法
DE112012005907B4 (de) 2012-02-20 2019-12-12 Mitsubishi Electric Corporation Kommunikationssystem, Kommunikationsendgerät und Kommunikationsverfahren
US20130225183A1 (en) * 2012-02-24 2013-08-29 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for turning off macro carriers to deploy femtocells
CN110149690B (zh) * 2013-01-30 2022-09-13 索尼公司 通信控制设备、通信控制方法和终端设备
JP2014209688A (ja) * 2013-04-16 2014-11-06 日本電信電話株式会社 無線通信システム、無線通信方法、無線基地局装置および遠隔制御装置
EP3209045B1 (en) 2014-10-16 2020-08-12 Sony Corporation Communications control device, base station, and communication control method

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09506756A (ja) * 1995-03-24 1997-06-30 ノーザン・テレコム・リミテッド マイクロセルラ無線通信システムにおける無線周波数チャネル選択方法
JPH11150755A (ja) * 1997-08-15 1999-06-02 Lucent Technol Inc 動的チャネル割当て方法
JPH11275625A (ja) * 1998-03-26 1999-10-08 Nec Corp セルラシステム
JP2000287253A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 移動体通信システム
JP2001127679A (ja) * 1999-08-20 2001-05-11 Alcatel Cdma移動無線システム
WO2005057975A1 (en) * 2003-12-12 2005-06-23 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Mobile communications in a hierarchical cell structure

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09506756A (ja) * 1995-03-24 1997-06-30 ノーザン・テレコム・リミテッド マイクロセルラ無線通信システムにおける無線周波数チャネル選択方法
JPH11150755A (ja) * 1997-08-15 1999-06-02 Lucent Technol Inc 動的チャネル割当て方法
JPH11275625A (ja) * 1998-03-26 1999-10-08 Nec Corp セルラシステム
JP2000287253A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 移動体通信システム
JP2001127679A (ja) * 1999-08-20 2001-05-11 Alcatel Cdma移動無線システム
WO2005057975A1 (en) * 2003-12-12 2005-06-23 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Mobile communications in a hierarchical cell structure

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007129405A (ja) 2007-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4708162B2 (ja) 無線通信システム及び無線通信制御方法
EP2397002B1 (en) Controlling cell activation in a radio communication network
US8077640B2 (en) Method for supporting asymmetric service flexible in multi-carrier time division duplex mobile communication system
KR970002762B1 (ko) 마호(maho)를 이용한 디지탈 이동 무선 시스템의 지향성 변환 제어
CN102415186B (zh) 确定网络小区之间的时变射频隔离特性
US8243641B2 (en) Method and apparatus for transmitting and receiving signal in a wireless communication system
JP3205137B2 (ja) 無線通信システム及び移動無線端末
WO2014011600A1 (en) Systems and methods for channel scanning for multirole device
GB2491912A (en) Machine-to-machine communication terminal location using timing measurement taken during hard handover
US10827378B2 (en) Communication control apparatus, communication control method, radio communication apparatus, radio communication method and radio communication system
JP2006352477A (ja) 無線通信システム、無線基地局、監視装置、及びその制御方法
CN110267236B (zh) 一种基于物联网的无线网络功率控制方法及***
WO1999039536A1 (fr) Procede de selection d'un canal de communications et station de base
JP2007228213A (ja) 移動通信システムにおける無線基地局の負荷制御方式
KR20100136413A (ko) 기지국의 관리 장치, 관리 방법 및 단말
EP2795959B1 (en) Method for changing the configuration of a relay node, corresponding relay node and corresponding cellular network system
JP2016527840A (ja) 補償セルの利用可能なキャパシティに基づく通信システム無線カバレッジ再構成
JP2011120095A (ja) 干渉制御方法、制御装置および基地局装置
JPH11355840A (ja) 無線通信システムおよびその制御方法
JP2009055330A (ja) 移動体通信システム
GB2370722A (en) Controlling base stations to increase traffic capacity
US20040151139A1 (en) Method and arrangement for generating pilot beacons in wireless communication systems
CN101815247B (zh) 广播信道周期的设置方法
JP3068369B2 (ja) 無線ゾーン切替え方式
JP5111169B2 (ja) 基地局装置、無線通信システムの運用方法、無線通信システム、及び基地局の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071015

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071015

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080813

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080814

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20101228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110316