JP4703832B2 - コラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤、コラゲナーゼ阻害剤、皮膚化粧料および飲食品 - Google Patents

コラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤、コラゲナーゼ阻害剤、皮膚化粧料および飲食品 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人の皮膚の線維芽細胞によるコラーゲンの産生を活発化する作用を有するコラーゲン産生促進剤、女性ホルモンの一種であるエストロゲンと同様の作用を有するエストロゲン様作用剤、およびコラーゲンの減少・変性に関与するコラゲナーゼ活性を阻害するコラゲナーゼ阻害剤に関するものである。
また、本発明は、コラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤またはコラゲナーゼ阻害剤を配合することにより皮膚の老化予防・改善作用を付与した皮膚化粧料および美容作用を付与した飲食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
皮膚の表皮および真皮は、表皮細胞、線維芽細胞、およびこれらの細胞の外にあって皮膚構造を支持するエラスチン、コラーゲン等の細胞外マトリックスにより構成されており、若い皮膚においてはこれら皮膚組織の相互作用が恒常的を保つことにより水分保持、柔軟性、弾力性等が確保され、肌は外見的にも張りや艶があってみずみずしい状態に維持される。
【0003】
ところが、紫外線、空気の著しい乾燥、過度の皮膚洗浄等、ある種の外的因子の影響があったり加齢が進んだりすると、細胞外マトリックスの主要構成成分であるエラスチンは分解・変質を起こし、またコラーゲンは産生量が減少すると共に架橋による弾性低下を起こす。その結果、皮膚は保湿機能や弾力性が低下し、角質は異常剥離を始めるから、肌は張りや艶を失い、荒れ、シワ、くすみ等の老化症状を呈するようになる。
【0004】
このように、皮膚の老化に伴う変化、即ち、シワ、くすみ、きめの消失、弾力性の低下等には、コラーゲン、エラスチン等の真皮マトリックス成分の減少、変性が関与している。近年、この変化を誘導する因子として、特にマトリックス系プロテアーゼの関与が指摘されている。マトリックス系プロテアーゼの中でも、コラゲナーゼ、即ちMMP1(マトリックスメタロプロテアーゼ)は、皮膚の真皮マトリックスの主な構成成分であるタイプI,IIIコラーゲンを分解する酵素として知られるが、その発現は紫外線の照射により大きく増加し、紫外線によるコラーゲンの減少・変性の一因となり、皮膚のシワの形成等の大きな要因となると考えられる。したがって、コラーゲン産生の促進や、コラゲナーゼ活性の阻害は、皮膚の老化を防止・改善する上で重要である。
【0005】
上述のような機構による皮膚の老化を防止・改善するために最も普通に行われているのは、天然保湿因子(NMF)である糖、アミノ酸、有機酸、ピロリドンカルボン酸塩、コラーゲン、ヒアルロン酸等のムコ多糖類、グリセリン、1,3−ブチレングリコール等の保湿作用を有する物質を塗布して皮膚の保湿性を高めることである。
【0006】
しかしながら、保湿剤は表皮の角質の状態を改善するだけのものであって、真皮内の張力保持機構まで改善することは期待できない。また、保湿剤は皮膚からの水分蒸発を遅くするものであるから概して使用感が悪く、長期間使用すると皮膚障害を起こすことさえある。
【0007】
一方、加齢に伴う皮膚老化の一因は、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌が減退することにある。すなわち、エストロゲンは成人女性の健康維持に深く関わっていて、その分泌不足は種々の内科的疾患を招くほか、肌の過敏症、弾力性低下、潤いの減少等、好ましくない肌の変化の原因となることが知られている。
【0008】
そこで、エストロゲンの分泌が衰える更年期以後の女性に対して、エストロゲンと同様の作用をする物質を経皮的または経口的に投与することが行われている。そのためのエストロゲン様作用剤としては、従来より、ステロイド系エストロゲン、非ステロイド系エストロゲン、フラボン系化合物等が使われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第一の目的は、真皮層線維芽細胞におけるコラーゲン産生を促進して皮膚の老化を防止および/または改善し得る物質を見出し、それを有効成分として含有するコラーゲン産生促進剤を提供することにある。
本発明の第二の目的は、エストロゲン様作用を通じて皮膚の老化を防止および/または改善し得る物質を見出し、それを有効成分として含有するエストロゲン様作用剤を提供することにある。
本発明の第三の目的は、コラゲナーゼ阻害作用を通じてコラーゲンの減少・変性を抑制し、皮膚の老化を防止および/または改善し得る物質を見出し、それを有効成分として含有するコラゲナーゼ阻害剤を提供することにある。
本発明の第四の目的は、コラーゲン産生促進作用、エストロゲン様作用またはコラゲナーゼ阻害作用を有し、皮膚の老化防止および/または改善に有用な皮膚化粧料を提供することにある。
本発明の第五の目的は、エストロゲン様作用を有し、皮膚の老化防止および/または改善に有用な飲食品を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のコラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤およびコラゲナーゼ阻害剤は、月桃からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とし、本発明の皮膚化粧料は、本発明のコラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤またはコラゲナーゼ阻害剤を配合してなることを特徴とし、本発明の飲食品は、本発明のエストロゲン様作用剤を配合してなることを特徴とする。
【0011】
本発明のコラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤およびコラゲナーゼ阻害剤の好ましい実施形態において、前記抽出物は、極性溶媒を抽出溶媒に用いて得られる月桃の葉部および/または茎部からの抽出物であり、さらに好ましい実施形態において、前記極性溶媒は、水、メタノール、エタノール、プロパノール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコールまたはこれらの混合物である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】
〔コラーゲン産生促進剤・エストロゲン様作用剤・コラゲナーゼ阻害剤〕
本発明のコラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤およびコラゲナーゼ阻害剤の有効成分である「月桃からの抽出物」には、抽出処理によって月桃から得られる抽出液、該抽出液の希釈液もしくは濃縮液、該抽出液を乾燥して得られる乾燥物、またはこれらの粗精製物もしくは精製物のいずれもが含まれる。
【0014】
抽出処理の際に抽出原料として使用するものは、月桃(学名:Alpinia nutansまたは Alpinia speciosa)、特に月桃の葉部および/または茎部である。
【0015】
月桃(学名:Alpinia nutans または Alpinia speciosa)は、ショウガ科のAlpinia属に属し、九州南部からインドにまで分布している多年生常緑草木である。従って、月桃はこれらの地域から容易に入手が可能である。月桃は、夏に美しい花を開くため観賞用に栽培されている例もあるが、薬用に利用されることはなく、また生理活性物質が含まれているという報告もない。
【0016】
抽出原料として使用する月桃は、採取後直ちに乾燥し粉砕したものが適当である。乾燥は、天日で行ってもよいし、通常使用される乾燥機を用いて行ってもよい。月桃は、ヘキサン、ベンゼン等の非極性溶媒によって脱脂等の前処理を施してから抽出原料として使用してもよい。脱脂等の前処理を行うことにより、月桃の極性溶媒による抽出処理を効率よく行うことができる。
【0017】
抽出処理の際には、抽出溶媒として極性溶媒を使用するのが好ましい。月桃(特に月桃の葉部および/または茎部)に含まれるコラーゲン産生促進作用、エストロゲン様作用またはコラゲナーゼ阻害作用を示す成分は、極性溶媒を抽出溶媒とする抽出処理によって容易に抽出することができる。
【0018】
好適な極性溶媒の具体例としては、水、低級脂肪族アルコール、含水の低級脂肪族アルコール等を例示でき、これらを単独で、又はこれらの2種類以上の混合物として使用することができる。好適な低級脂肪族アルコールの具体例としては、メタノール、エタノール、プロパノール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコール等を例示することができる。
【0019】
2種類以上の極性溶媒の混合液を抽出溶媒として使用する場合、その混合比は適宜調整することができる。例えば、水と低級脂肪族アルコールとの混合液を使用する場合には、水と低級脂肪族アルコールとの混合比を7:3〜2:8(重量比)とすることができる。
【0020】
抽出処理は、月桃に含まれる可溶性成分を抽出溶媒に溶出させ得る限り特に限定されず、常法に従って行うことができる。抽出処理の際には、特殊な抽出方法を採用する必要はなく、室温ないし還流加熱下において任意の装置を使用することができる。
【0021】
例えば、抽出溶媒を満たした処理槽に抽出原料を投入し、時々攪拌しながら可溶性成分を溶出させる。この際、抽出条件は抽出原料量等に応じて適宜調節し得るが、抽出溶媒量は通常、抽出原料の5〜15倍量(重量比)あり、抽出時間は通常1〜3時間であり、抽出温度は通常、常温〜95℃である。
【0022】
抽出処理により可溶性成分を溶出させた後、ろ過して抽出残渣を除くことによって、抽出液を得ることができる。得られた抽出液は、該抽出液の希釈液若しくは濃縮液、該抽出液の乾燥物、又はこれらの粗精製物若しくは精製物を得るために、常法に従って希釈、濃縮、乾燥、精製等の処理を施してもよい。得られた抽出液はそのままでもコラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤またはコラゲナーゼ阻害剤として使用することができるが、濃縮液またはその乾燥物としたものの方が利用しやすい。抽出液の乾燥物を得るに当たっては、吸湿性を改善するためにデキストリン、シクロデキストリン等のキャリアーを添加してもよい。
【0023】
月桃からの抽出物は、特有の匂いと味を有しているため、その生理活性の低下を招かない範囲で脱色、脱臭等を目的とする精製を行うことが可能であるが、化粧料や飲食品に添加する場合には大量に使用するものではないから、未精製のままでも実用上支障はない。
【0024】
以上のようにして得られる月桃からの抽出物は、コラーゲン産生促進作用、エストロゲン様作用またはコラゲナーゼ阻害作用を有する。
月桃からの抽出物は、そのままでもコラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤またはコラゲナーゼ阻害剤として使用することができるが、常法に従って製剤化して使用することもできる。製剤化する場合、保存や取扱いを容易にするために、デキストリン、シクロデキストリン等の薬学的に許容され得るキャリアーその他任意の助剤を添加することができる。月桃からの抽出物は、製剤化により粉末状、顆粒状、錠剤状等、任意の剤形とすることができる。
【0025】
本発明のコラーゲン産生促進剤は、経皮的に吸収されて線維芽細胞に達し、コラーゲン産生を活発化して真皮層に十分なコラーゲンを補給することによって、皮膚の老化を防止および/または改善することができる。また、本発明のコラーゲン産生促進剤は、コラーゲン産生促進作用とともにエストロゲン様作用を併有するので、皮膚の老化防止と改善に多面的に作用して皮膚の老化を防止および/または改善することができる。
【0026】
本発明のエストロゲン様作用剤は、エストロゲン様作用を通じてエストロゲン分泌の衰えによる皮膚の老化を防止および/または改善することができる。
【0027】
本発明のコラゲナーゼ阻害剤は、コラゲナーゼ阻害作用を通じてコラゲナーゼによるコラーゲンの減少、変性等を抑制し、コラーゲンの減少、変性等によって生じる皮膚の老化を防止および/または改善することができる。
【0028】
〔皮膚化粧料〕
本発明のコラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤またはコラゲナーゼ阻害剤は、皮膚の老化を防止および/または改善することができるとともに、皮膚に適用した場合の使用感と安全性に優れているため、皮膚化粧料に配合するのに好適である。皮膚化粧料には、コラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤またはコラゲナーゼ阻害剤のいずれか1種を配合してもよいし、2種以上を組み合わせて配合してもよい。
【0029】
本発明のコラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤またはコラゲナーゼ阻害剤を配合し得る皮膚化粧料は特に限定されないが、その具体例としては、軟膏、クリーム、乳液、ローション、パック、入浴剤等を例示することができる。
【0030】
本発明の皮膚化粧料におけるコラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤またはコラゲナーゼ阻害剤の配合量は、皮膚化粧料の種類や抽出物の生理活性等によって適宜調整することができるが、好適な配合率は標準的な月桃抽出物に換算して約0.01〜10重量%である。
【0031】
本発明の皮膚化粧料には、コラーゲン産生促進作用、エストロゲン様作用またはコラゲナーゼ阻害作用の妨げにならない限り、皮膚化粧料の製造に通常使用される各種主剤および助剤、その他の任意の助剤を配合することができ、皮膚の老化防止・改善に関し本発明のコラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤またはコラゲナーゼ阻害剤のみが主剤となるものに限られるわけではない。
【0032】
本発明の皮膚化粧料において、本発明のコラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用またはコラゲナーゼ阻害剤とともに構成成分として利用可能なものとしては、例えば、グリセリン、コラーゲン、ヒアルロン酸およびその塩、コンドロイチン酸およびその塩、キチン、キトサン等の保湿剤;パラジメチルアミノ安息香酸アミル等の紫外線吸収剤;グリセロリン脂質、スフィンゴリン脂質等の複合脂質;β−カロチン、油溶性甘草エキス、リコカルコンA、バイカリン、バイカレインその他の活性酸素消去作用を有する物質;アズレン、グリチルリチン酸およびその塩類、グリチルレチン酸およびその誘導体、酸化亜鉛等の抗炎症作用物質;リボフラビン、トコフェロール、アスコルビン酸、葉酸等のビタミンおよびその誘導体類;ホホバ油、ラノリン、流動パラフィン、スクワラン、イソステアリルアルコール等の油性成分;ステアリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ジエタノールアミン、ステアリン酸グリセリン等の界面活性剤;エリソルビン酸ナトリウム等の酸化防止剤;エチルパラベン等の防腐剤;オウバク抽出物、カミツレ抽出物、カンゾウ根抽出物、ローズマリー抽出物、マロニエ抽出物等の植物性抽出物;コラーゲン、加水分解コンキオリン、エラスチン等の動物性抽出物;アミノ酸、コレステロール類;植物ステロール類;リポプロテイン類;ビフィズス菌培養物、乳酸菌培養物、酵母抽出物、ブクリョウ抽出物等の微生物由来成分;褐藻抽出物、紅藻抽出物等の藻類抽出物;γ−オリザノール等の血行促進剤;硫黄等の抗脂漏剤;香料;アルコール;カルボキシポリマー等の増粘剤;チタンイエロー、ベニバナその他着色料等を例示することができる。
【0033】
〔飲食品〕
本発明のエストロゲン様作用剤の有効成分は、消化管で消化されるようなものではないことが確認されているので、任意の飲食品や栄養補助食品に配合するのに好適である。特に、本発明のエストロゲン様作用剤は、エストロゲン様作用を通じて皮膚の老化を防止及び/又は改善することができるので、美容用飲食品に配合するのに好適である。ここで、「美容用飲食品」とは、美肌または皮膚の老化防止・改善を図ることを目的とした飲食物を意味する。
【0034】
本発明の飲食品は、本発明のエストロゲン様作用剤をその生理活性を妨げないような任意の飲食品に配合したものであってもよいし、本発明のエストロゲン様作用剤を主成分とする栄養補助食品であってもよい。
【0035】
本発明のエストロゲン様作用剤を配合して飲食品を製造する際には、例えば、デキストリン、デンプン等の糖類;ゼラチン、大豆タンパク、トウモロコシタンパク等のタンパク質;アラニン、グルタミン、イソロイシン等のアミノ酸類;セルロース、アラビアゴム等の多糖類;大豆油、中鎖脂肪酸トリグリセリド等の油脂類、等の任意の助剤を添加して任意の剤形に製剤化することができる。
【0036】
本発明の飲食品におけるエストロゲン様作用剤の配合量は、添加対象飲食品の一般的な摂取量を考慮して成人1日当たり月桃抽出物の摂取量が1日あたり約1〜1000mg程度となるように調整することが好ましい。
【0037】
本発明のエストロゲン様作用剤を配合し得る飲食品は特に限定されないが、その具体例としては、清涼飲料、炭酸飲料、栄養飲料、果実飲料、乳酸飲料等の飲料(これら飲料の濃縮液および調製用粉末を含む);アイスクリーム、アイスシャーベット、かき氷等の氷菓;そば、うどん、はるさめ、ぎょうざの皮、シュウマイの皮、中華麺、即席麺等の麺類;飴、キャンディー、ガム、チョコレート、スナック菓子、ビスケット、ゼリー、ジャム、クリーム、焼き菓子等の菓子類;かまぼこ、ハム、ソーセージ等の水産・畜産加工食品;加工乳、発酵乳等の乳製品;サラダ油、天ぷら油、マーガリン、マヨネーズ、ショートニング、ホイップクリーム、ドレッシング等の油脂および油脂加工食品;ソース、たれ等の調味料;錠剤状、顆粒状等の種々の形態の健康・栄養補助食品類;その他スープ、シチュー、サラダ、惣菜、漬物、等を例示することができる。
【0038】
以上説明した本発明のコラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤、コラゲナーゼ阻害剤、皮膚化粧料および飲食品は、ヒトに対して好適に適用されるものであるが、それぞれの作用効果が奏される限り、ヒト以外の動物に対して適用することもできる。
【0039】
【実施例】
以下、実施例を示して本発明をさらに詳細に説明する。
【0040】
〔製造例1〕
月桃(学名:Alpinia nutans または Alpinia speciosa)の葉または茎の粗砕物300gを抽出溶媒2000mlに投入し、ゆるく攪拌しながら3時間、70℃に保った。その後、濾過し、濾液を40℃で減圧下にて濃縮し、さらに減圧乾燥機で乾燥して、月桃抽出物を得た。4種類の抽出溶媒を用いて上記抽出を行なったところ、抽出物の収率は表1のとおりであった。なお、抽出溶媒が混合物の場合、以下に示す混合比は重量基準によるものである。
【0041】
Figure 0004703832
【0042】
〔製造例2〕
製造例1で用いたものと同じ月桃の葉または茎の粗砕物300gを抽出溶媒200mlに投入し、攪拌しながら80℃に3時間保持した後、濾過して抽出液を得た。4種類の抽出溶媒を用いて上記抽出を行い、表2に示した固形分濃度の抽出液約1500mlを得た。なお、抽出溶媒が混合物の場合、以下に示す混合比は重量基準によるものである。
【0043】
Figure 0004703832
【0044】
〔試験例1〕コラーゲン産生促進作用の試験
製造例1および2で得られた試料1〜14について、Websterらの方法(Anal.Biochem.,Vol.96, 220, 1979)によりコラーゲン産生促進作用を試験した。具体的には、以下のようにして試験を行った。
【0045】
ヒトの線維芽細胞をプレートに播種し、37℃、5%二酸化炭素下、試料添加培地(試料濃度:200ppmまたは50ppm)で数日間培養した後、β−アミノプロピオニトリルと[H]−プロリンとを添加し、更に24時間培養した。当該培養液全体にペプシン/酢酸溶液を加えて4℃下で16時間消化し、次いでこの消化液にキャリアーを加えて0.7M食塩で沈殿させ、更に中性条件下で再溶解させて、4.2M食塩で再沈殿させた。得られた沈殿物を20%エタノールで洗浄した後、その沈殿物の放射活性を測定した。
【0046】
コラーゲン産生促進率は、試料無添加時の放射活性を100%として算出した。各試料のコラーゲン産生促進率(%)を表3に示す。なお、試料が製造例2による抽出液の場合、「試料濃度」は固形分換算濃度である。
【0047】
Figure 0004703832
【0048】
表3に示される結果より、月桃の葉部または茎部からの抽出物が線維芽細胞のコラーゲン産生を促進する作用を有することが確認された。また、かかる月桃抽出物のコラーゲン産生促進作用の強さは月桃抽出物の濃度に依存して変化し、月桃抽出物の濃度を調節することによりコラーゲン産生促進作用の強さを調節できることが確認された。
【0049】
〔試験例2〕エストロゲン様作用の試験
製造例1および2で得られた試料1〜14について、エストロゲン依存性細胞の増殖に対する影響を調べるThomasらの方法(In Vitro Cell.Dev.Biol.28A,595-602,1992)により、エストロゲン様作用の試験を行った。具体的には、以下のようにして試験を行った。
【0050】
ヒト乳ガン由来のMCF−7細胞を75cmフラスコでコンフルエント様になるまで培養し、トリプシン処理によりこのMCF−7細胞を集め、10%活性炭処理したFBS、1%NEAAおよび1mMピルビン酸ナトリウムを含みフェノールレッドを含まない最少栄養培地を用いて、3×10個/mlに調製した。
【0051】
得られたMCF−7細胞を24穴マイクロプレートに0.9mlづつ播種し、これを定着させるために37℃、5%二酸化炭素下で培養した。6時間後(0日目)、フェノールレッドを含まない最少栄養培地で終濃度の10倍の濃度に調製した試料溶液100μl(試料濃度:125ppmまたは62.5ppm)を上記マイクロプレートに添加し、培養を続けた。
【0052】
培養開始から6日目、MCF−7細胞の細胞数を測定するために、上記最少栄養培地をMTT培地に交換し、2−プロパノールを添加することで細胞内に生成したブルーホルマザンを抽出し、570nmの吸光度を測定した。それとともに、濁度として650nmの吸光度を測定し、両者の差をもってブルーホルマザン量とした。
陽性対照としては、0.02ppmエチニルエストラジオールを使用した。エストロゲン様作用(エストロゲン依存性増殖作用)の強さは、試料無添加時の吸光度を100%として算出した。各試料のエストロゲン様作用(エストロゲン依存性増殖作用)の強さを表4に示す。
【0053】
Figure 0004703832
【0054】
表4に示される結果より、月桃の葉部または茎部からの抽出物がエストロゲン様作用を有することが確認された。また、かかる月桃抽出物のエストロゲン様作用の強さは月桃抽出物の濃度に依存して変化し、月桃抽出物の濃度を調節することによりエストロゲン様作用の強さを調節できることが確認された。
【0055】
〔試験例3〕コラゲナーゼ阻害作用の試験
製造例1で得られた試料1〜3および5〜7について、以下の方法によりコラゲナーゼ阻害作用を試験した。
【0056】
(1)20mM塩化カルシウム含有0.1Mトリス塩酸緩衝液(pH7.1)に試料を溶解した試料溶液50μl、コラゲナーゼ溶液(濃度:0.1g/ml)50μlおよび基質溶液(濃度:0.5M)400μlを混合し、37℃で30分間インキュベーションした。次いで、25mMクエン酸溶液1mlを加えて反応を停止し、酢酸エチル5mlで抽出した。得られた抽出液について、波長320nmにおける吸光度(対照液:酢酸エチル)を測定した。以下、この吸光度を「試料溶液添加・酵素添加時の吸光度」という。
【0057】
(2)コラゲナーゼ溶液の代わりにトリス塩酸緩衝液を用いる他は、上記(1)と同様にして吸光度を測定した。以下、この吸光度を「試料溶液添加・酵素無添加時の吸光度」という。
【0058】
(3)試料溶液の代わりに試料溶液と等量のトリス塩酸緩衝液を用いる他は、上記(1)と同様にして吸光度を測定した。以下、この吸光度を「試料無添加・酵素添加時の吸光度」という。
【0059】
(4)コラゲナーゼ溶液の代わりにトリス塩酸緩衝液を用いるとともに、試料溶液の代わりに試料溶液と等量のトリス塩酸緩衝液を用いる他は、上記(1)と同様にして吸光度を測定した。以下、この吸光度を「試料無添加・酵素無添加時の吸光度」という。
【0060】
(5)上記測定結果より、以下の式を用いてコラゲナーゼ阻害率(%)を算出した。
【0061】
【式1】
コラゲナーゼ阻害率(%)=〔1−(A−B)/(C−D)〕×100
【0062】
上記式中、「A」は試料溶液添加・酵素添加時の吸光度を、「B」は試料溶液添加・酵素無添加時の吸光度を、「C」は試料無添加・酵素添加時の吸光度を、「D」は試料無添加・酵素無添加時の吸光度を表す。
【0063】
試料溶液の濃度を段階的に減少させて上記阻害率の測定を行い、コラゲナーゼ活性を50%阻害する試料溶液濃度(ppm)を内挿法により求めた。試料1〜3および5〜7についてのコラゲナーゼ活性50%阻害濃度(ppm)を表5に示す。
【0064】
Figure 0004703832
【0065】
表5に示される結果より、月桃の葉部または茎部からの抽出物がコラゲナーゼ阻害作用を有することが確認された。また、かかる月桃抽出物のコラゲナーゼ阻害作用の強さは月桃抽出物の濃度に依存して変化し、月桃抽出物の濃度を調節することによりコラゲナーゼ阻害作用の強さを調節できることが確認された。
【0066】
〔試験例4〕肌荒れ改善作用(皮膚の老化防止・改善作用)の試験
製造例1で得られた月桃葉部50%エタノール抽出物(試料2)を配合した乳液(以下「実施例乳液」という。)を常法に従って調製した。実施例乳液の組成を以下に示す。
【0067】
月桃葉部抽出物(製造例1の試料2) 1.0g
セチルアルコール 0.5g
ミツロウ 2.0g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(10E.0) 1.0g
モノステアリン酸グリセリル 1.0g
ヒアルロン酸 0.1g
プロピレングリコール 5.0g
エタノール 3.0g
パラオキシ安息香酸メチル 0.3g
香料 0.03g
精製水 残部(全量を100mlとする)
【0068】
実施例乳液と、月桃抽出物を含まないほかは実施例乳液と同じ組成からなる比較例乳液とについて、下記の評価試験を行った。
被験者:22〜43歳の女性多数の中から、皮溝・皮丘が消え、広範囲の角質がめくれている(表6に示す評点が1)、または皮溝・皮丘が不鮮明で、角質が部分的にめくれている(表6に示す評点が2)、肌荒れと判定された20名を選抜して被験者とした。
塗布試験:各被験者に、顔の右半分には実施例乳液を、左半分には比較例乳液を、朝夕各1回、30日間塗布させた。
【0069】
[判定1:肌荒れ改善効果]
塗布試験終了後、シルフロ(FLEXICL DEVELOPMENTS LTD製)によるレプリカ法を用いて顔のレプリカをとり、50倍の顕微鏡で皮紋の状態および角質剥離の状態を観察し、表6に示す評価基準で肌の状態を判定した。判定結果を表7に示す。
【0070】
Figure 0004703832
【0071】
Figure 0004703832
【0072】
表7に示されるように、実施例乳液を塗布した領域は、比較例乳液を塗布した領域に比べて顕著に肌荒れ(皮膚の老化)が改善された。
【0073】
[判定2・官能評価]
使用感と肌への効果について、実施例乳液と比較例乳液とを比較した場合の優劣を被験者全員に質問した。回答の集計結果を表8に示す。
【0074】
Figure 0004703832
【0075】
表8に示される結果より、官能評価によっても、上記判定1と同様の効果と、優れた使用感とが確認された。
判定1および2の結果より、月桃抽出物を配合した皮膚化粧料が皮膚の老化防止・改善作用(肌荒れ改善作用)を有するとともに、皮膚に適用した場合の使用感と安全性に優れていることが確認された。
【0076】
〔実施例1〕
下記の組成の乳液を常法により製造した。
ホホバオイル 4g
オリーブオイル 2g
スクワラン 2g
セタノール 2g
モノステアリン酸グリセリル 2g
ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.0) 2.5g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0) 2g
1,3−ブチレングリコール 3g
パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
香料 0.05g
月桃抽出物(製造例1の試料3) 0.1g
月桃抽出物(製造例2の試料9) 1g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0077】
〔実施例2〕
下記の組成の化粧水を常法により製造した。
グリセリン 3g
1,3−ブチレングリコール 3g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0) 0.5g
パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
クエン酸 0.1g
クエン酸ソーダ 0.1g
香料 0.05g
月桃抽出物(製造例1の試料1) 0.2g
月桃抽出物(製造例2の試料9) 2g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0078】
〔実施例3〕
下記の組成のクリームを常法により製造した。
流動パラフィン 5g
サラシミツロウ 4g
セタノール 3g
スクワラン 10g
ラノリン 2g
ステアリン酸 1g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0) 1.5g
モノステアリン酸グリセリル 3g
1,3−ブチレングリコール 6g
パラオキシ安息香酸メチル 1.5g
香料 0.1g
月桃抽出物(製造例1の試料3) 0.1g
月桃抽出物(製造例2の試料9) 1g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0079】
〔実施例4〕
下記の組成のパックを常法により製造した。
ポリビニルアルコール 15g
ポリエチレングリコール 3g
プロピレングリコール 7g
エタノール 10g
パラオキシ安息香酸エチル 0.05g
香料 0.05g
月桃抽出物(製造例2の試料9) 5g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0080】
〔実施例5〕
下記の混合物を打錠して、錠剤状の栄養補助食品とした。
月桃抽出物(製造例1の試料2) 50重量部
粉糖(ショ糖) 188重量部
グリセリン脂肪酸エステル 12重量部
【0081】
〔実施例6〕
下記の混合物を顆粒状に形成して、栄養補助食品とした。
月桃抽出物(製造例1の試料1) 34重量部
ビートオリゴ糖 1000重量部
ビタミンC 167重量部
ステビア抽出物 10重量部
【0082】
【発明の効果】
本発明により、コラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤およびコラゲナーゼ阻害剤が提供される。本発明のコラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤およびコラゲナーゼ阻害剤は、皮膚の老化を防止および/または改善するのに有用である。
また、本発明により、コラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤またはコラゲナーゼ阻害剤が配合された皮膚化粧料が提供される。本発明の皮膚化粧料は、コラーゲン産生促進作用、エストロゲン様作用またはコラゲナーゼ阻害作用を有しており、しかも皮膚に適用した場合の使用感と安全性に優れているので、皮膚の老化を防止および/または改善するのに有用である。
さらに、本発明により、エストロゲン様作用剤が配合された飲食品が提供される。本発明の飲食品は、皮膚の老化を防止および/または改善するのに有用である。

Claims (9)

  1. 月桃からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とするコラーゲン産生促進剤(皮膚化粧料及び飲食品の用途を除く)。
  2. 前記抽出物が、極性溶媒を抽出溶媒に用いて得られる月桃の葉部および/または茎部からの抽出物であることを特徴とする請求項1記載のコラーゲン産生促進剤(皮膚化粧料及び飲食品の用途を除く)。
  3. 前記極性溶媒が、水、メタノール、エタノール、プロパノール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコールまたはこれらの混合物であることを特徴とする請求項2記載のコラーゲン産生促進剤(皮膚化粧料及び飲食品の用途を除く)。
  4. 月桃からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とするエストロゲン様作用剤(皮膚化粧料及び飲食品の用途を除く)。
  5. 前記抽出物が、極性溶媒を抽出溶媒に用いて得られる月桃の葉部および/または茎部からの抽出物であることを特徴とする請求項4記載のエストロゲン様作用剤(皮膚化粧料及び飲食品の用途を除く)。
  6. 前記極性溶媒が、水、メタノール、エタノール、プロパノール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコールまたはこれらの混合物であることを特徴とする請求項5記載のエストロゲン様作用剤(皮膚化粧料及び飲食品の用途を除く)。
  7. 月桃からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とするコラゲナーゼ阻害剤(皮膚化粧料及び飲食品の用途を除く)。
  8. 前記抽出物が、極性溶媒を抽出溶媒に用いて得られる月桃の葉部および/または茎部からの抽出物であることを特徴とする請求項7記載のコラゲナーゼ阻害剤(皮膚化粧料及び飲食品の用途を除く)。
  9. 前記極性溶媒が、水、メタノール、エタノール、プロパノール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコールまたはこれらの混合物であることを特徴とする請求項8記載のコラゲナーゼ阻害剤(皮膚化粧料及び飲食品の用途を除く)。
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