JP4702380B2 - 接点装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パワー負荷用のリレーや電磁開閉器等に好適な接点装置に関する。
従来から、初期状態において接点オフとなる所謂常開型の接点装置が知られており、例えば特許文献1に開示されている。以下、この種の接点装置の従来例について図面を用いて説明する。尚、以下の説明では、図7における上下を上下方向と定めるものとする。この従来例は、図7に示すように、固定接点11aを有する一対の固定端子11、及び固定接点11aに接離する一対の可動接点20aを有する可動接触子20を封止容器10に収容して成る接点ブロックAと、固定接点11aに可動接点20aが接離するように可動接触子20を駆動する駆動ブロックBとを備えて成る。
封止容器10は、セラミックのような耐熱性材料により一面が開口する箱状に形成され、その上底部の2箇所に貫通孔(図示せず)が設けられている。これら貫通孔には、例えば銅系材料等により略有底円筒状に形成された固定端子11の一部が挿通される。固定端子11の下端部には固定接点11aが固着され、上端部には鍔部11bが設けられている。また、固定端子11は、その上端部が封止容器10から突出した状態で、鍔部11bの近傍が封止容器10にロウ付け等により気密接合される。
固定端子11の下方には、可動接触子20が配設されている。可動接触子20は、例えば銅系材料等により平板状に形成され、固定接点11aと接離する間隔を有して両端部に可動接点20aが固着されている。可動接触子20の中央部には挿通孔20bが設けてあり、この挿通孔20bに絶縁材料により略丸棒状に形成された可動軸21の上端部が挿通され且つかしめられることで可動軸21に可動接触子20が結合されている。尚、可動接触子20は後述する接圧ばね22によって可動接点20aが固定接点11aに接触する向き(上向き)に弾性付勢されている。
可動軸21の上部には、その全周を覆う形で固定鉄心30が配設されている。固定鉄心30は略円柱状に形成され、その断面略中央には可動軸21を挿通する挿通孔30aが軸方向に沿って設けられている。この固定鉄心30の上端部には径方向に突出する鍔部30cが一体に形成されており、該鍔部30cが後述する固定板34の上面に固着される。固定鉄心30の下端部は、固定板34の挿通孔34aに挿通されて後述する可動鉄心31の上端部と対向するように配設されており、挿通孔30aの内径よりも大きい内径を有した凹部30bが設けられている。また、固定鉄心30の鍔部30cには、固定鉄心30が外れるのを防止するためのキャップ36が覆設されている。キャップ36は、板状の金属部材を加工することで扁平な有底円筒状に形成されており、底板の中央に設けられた挿通孔36aに可動軸21が挿通された状態で固定板34の上面に接合されている。
可動軸21の下部には、その全周を覆う形で可動鉄心31が配設されている。可動鉄心31は略円柱状に形成され、その断面略中央には可動軸21が挿通される挿通孔31aが軸方向に沿って設けられている。この可動鉄心31は、その上端部が固定鉄心30の下端部と対向しており、下端部には挿通孔31aの内径よりも大きい内径を有した凹部31bが設けられている。また、この可動鉄心31は、その外周面が後述する有底筒部33の内周面に摺動する摺動面となっている。
固定鉄心30の凹部30bには、復帰ばね32が配設されている。復帰ばね32は、固定接点11aから可動接点20aが離れる方向へ可動鉄心31を弾性付勢するものであって、凹部30bの内径よりも若干小さい内径を有した圧縮コイルばねから成る。復帰ばね32は、固定鉄心30の挿通孔30aに挿通された可動軸21に外挿されて、その下端部が可動鉄心31の上端部に固定されるとともに上端部が凹部30bの上面に固定される。有底筒部33は、非磁性材料により有底円筒状に形成され、その下底部側に可動鉄心31を収納するとともに、その可動鉄心31と対向する固定鉄心30を開口部側に収納する。
固定板34は、鉄等の磁性金属材料により略矩形状に形成され、後述する継鉄42に連結されて固定鉄心30及び可動鉄心31と共に磁気回路を形成する。この固定板34は、前述したように、固定鉄心30の上端部を固着する前に挿通する挿通孔34aが略中央に設けられ、挿通孔34aの近傍が有底筒部33に気密接合される。固定板34と可動接触子20との間には、圧縮コイルばねから成る接圧ばね22が可動軸21に外挿された状態で配設されており、可動接点20aが固定接点11aに接触する向き(上向き)に可動接触子20を弾性付勢している。
封止容器10と固定板34との間には接合部材35が配設される。接合部材35は、金属材料により略円筒状に形成され、上端部側の開口の内周縁が封止容器10の内周面よりも内側に位置するようになっている。接合部材35は、その上端部が封止容器10の開口端部に気密接合されるとともに下端部が固定板34に気密接合される。また、接合部材35は筒部途中が全周に亘って屈曲されており、上端部側の開口断面よりも下端部側の開口断面の方が大きく形成されている。そして、この接合部材35は、前述した封止容器10及び固定板34に気密接合されることによって固定接点11a及び可動接点20a並びに固定鉄心30及び可動鉄心31を収容するための気密空間を形成し、この気密空間に水素を主体とするガスが気密封止される。
次に、駆動ブロックBについて説明する。この駆動ブロックBは、コイルボビン40にコイル巻線が巻回されて成るコイル41と、コイル41を外囲する継鉄42とを備える。継鉄42は、中央片及び両対向片で略U字状に形成され、その中央片に有底筒部33を挿通させる貫通孔42aが設けられている。この継鉄42は、固定鉄心30及び可動鉄心31並びに固定板34と共に磁気回路を成す。
以下、上述の従来例の動作について説明する。コイル41を励磁する前は、可動接点20aが固定接点11aと所定の距離(接点ギャップ)を有して対向している。コイル41を励磁すると、可動鉄心31が固定鉄心30に吸引されて移動することにより、可動鉄心31の移動に伴って可動軸21が駆動されて可動接点20aは接点ギャップを徐々に小さくしてゆき、やがて固定接点11aに当接する。コイル41の励磁が切られると、可動接触子20は主として復帰ばね32の付勢力によって復帰して逆向きに変位し、可動接点20aが固定接点11aから開離するとともに、可動鉄心31も所定の距離だけ復帰して元の状態に戻る。
ここで、固定鉄心30の鍔部30cとキャップ36との間には衝撃吸収体5が配設されている。衝撃吸収体5は、シリコンゴムのような弾性材料から略円盤状に形成され、中央に貫通した挿通孔5aに可動軸21が挿通され且つ鍔部30cの上面とキャップ36の下面とに当接した状態で鍔部30cとキャップ36との間に挟持される。而して、コイル41の励磁によって移動した可動鉄心31が固定鉄心30と当たることで発生する振動(衝撃)が衝撃吸収体5に吸収されるため、固定板34や継鉄42等の部材への振動の伝搬を抑制することができて動作音を低減できる。
特開2006−310248号公報
ところで、衝撃吸収体5は、上記従来例のように固定鉄心30の鍔部30c上面に設けるだけではなく、鍔部30cの下面にも設けて鍔部30cを衝撃吸収体5で挟持するように配設するのが望ましい。即ち、図8(a),(b)に示すように、鍔部30cの上面を覆うとともに可動軸21を挿通させる第1の挿通孔50aが貫設された第1の弾性部材50と、鍔部30cの下面を覆うとともに固定鉄心30を挿通させる第2の挿通孔51aが貫設された第2の弾性部材51とから衝撃吸収体5を構成するのが望ましい。
しかしながら、この場合には第1の弾性部材50を鍔部30cの上面に取り付ける作業と、第2の挿通孔51aに固定鉄心30を挿通させて第2の弾性部材51を鍔部30cの下面に取り付ける作業とを必要とするため、衝撃吸収体5を固定鉄心30に容易に取り付けることができないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、衝撃吸収体を固定鉄心の鍔部に容易に取り付けることのできる接点装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、固定接点部を有する固定端子、及び固定接点部に接離する可動接点部を有する可動接触子を備えた接点ブロックと、可動接触子が一端側に固定される可動軸と、可動軸の他端側に固定された可動鉄心と、可動軸が外挿されて可動鉄心と対向する固定鉄心と、固定鉄心と可動鉄心との間に磁気吸引力を発生させて可動鉄心を固定鉄心に当たる向きに移動させる駆動ブロックと、可動接触子に対向する固定鉄心の端部に当接して可動鉄心が固定鉄心に当たる際の衝撃を吸収する衝撃吸収体と、固定鉄心が挿通される挿通孔を有し、固定鉄心及び可動鉄心と共に磁気回路を形成する固定板とを備え、固定鉄心には、可動接触子と対向する一端部において径方向に突出する鍔部が設けられ、固定板には、衝撃吸収体を挟んで固定鉄心の鍔部が固着され、固定鉄心の鍔部には、固定板に接合されて固定鉄心が外れるのを防止するためのキャップが衝撃吸収体を挟んで覆設され、衝撃吸収体は、鍔部の厚み方向における一端側を覆うとともに可動軸を挿通させる第1の挿通孔が貫設された第1の弾性部材と、鍔部の厚み方向における他端側を覆うとともに固定鉄心を挿通させる第2の挿通孔が貫設された第2の弾性部材とから成り、第1の弾性部材及び第2の弾性部材の外周縁が互いに一体に形成され、第1の弾性部材の外面において鍔部の厚み方向に突出するとともに第1の挿通孔の全周を覆い且つ先端部がキャップに当接する第1の周壁部と、第2の弾性部材の外面において鍔部の厚み方向に突出するとともに第2の挿通孔の全周を覆い且つ先端部が固定板に当接する第2の周壁部との少なくとも何れか一方が設けられたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、第1の周壁部及び第2の周壁部の両方が設けられたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、第1の挿通孔又は第2の挿通孔の少なくとも何れか1つには、挿通孔と連通する切り欠きが設けられたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第1の弾性部材と第2の弾性部材とが一体に形成された衝撃吸収体を固定鉄心の鍔部に取り付けるので、従来例のように第1の弾性部材と第2の弾性部材とを個別に固定鉄心の鍔部に取り付ける必要が無く、したがって衝撃吸収体を固定鉄心の鍔部に容易に取り付けることができる。また、個々では掴み難い第1の弾性部材及び第2の弾性部材が一体に形成されているので容易に掴むことができる。また、請求項1,2の発明によれば、各挿通孔の全周を覆う凸部を設けることで固定接点部と可動接点部との接離に伴って生じる消耗粉等の異物が装置内部に侵入するのを防止することができ、接点装置の開閉動作の信頼性を向上することができる
請求項の発明によれば、挿通孔と連通して一部を切り欠くことで固定鉄心の鍔部に衝撃吸収体を取り付ける際の抵抗を小さくすることができ、衝撃吸収体を固定鉄心の鍔部に更に容易に取り付けることができる。また、切り欠きを設けることで材料の使用量を削減することができ、製造コストを低減することができる。
(実施形態1)
以下、本発明に係る接点装置の実施形態1について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は従来例と共通であるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略するものとする。また、以下の説明では、図1(a)における上下を上下方向と定めるものとする。本実施形態は、従来例と同様に、固定接点11aを有する固定端子11、及び固定接点11aに接離する可動接点20aを有する可動接触子20を備えた接点ブロックAと、可動接触子20が上端部に固定される可動軸21と、可動軸21の下端部に固定された可動鉄心31と、可動軸21が外挿されて可動鉄心31と対向するとともに上端部に径方向に突出する鍔部30cが設けられた固定鉄心30と、固定鉄心30と可動鉄心31との間に磁気吸引力を発生させて可動鉄心31を固定鉄心30に当たる向きに移動させる駆動ブロックBとを備え(図7参照)、鍔部30cには、図1(a),(b)に示す衝撃吸収体5が取り付けられている。
尚、本実施形態では、固定端子11の下端部に固着された接点材料から成る固定接点11aが固定接点部となっているが、固定接点11aを設けずに固定端子11の下端部を固定接点部としても構わない。また、本実施形態では、可動接触子20において固定接点11aが接離する部位に固着された接点材料から成る可動接点20aが可動接点部となっているが、当該部位に可動接点20aを固着せずに可動接点部としても構わない。
衝撃吸収体5は、例えばシリコンゴム等の弾性材料から成り、図1(a),(b)に示すように、鍔部30cの上面を覆うとともに可動軸21を挿通させる第1の挿通孔50aが貫設された第1の弾性部材50と、鍔部30cの下面を覆うとともに固定鉄心30を挿通させる第2の挿通孔51aが貫設された第2の弾性部材51とから構成され、第1の弾性部材50及び第2の弾性部材51の外周縁が互いに一体に形成されている。尚、第1の弾性部材50及び第2の弾性部材51は、その間に鍔部30cの厚み寸法と略等しい厚み寸法の空間が形成されるように一体に形成される。
衝撃吸収体5は、図2(a),(b)に示すように、第2の挿通孔51aの径寸法が鍔部30cの径寸法よりも大きくなるように第2の挿通孔51aの周縁を径方向に伸ばして広げ、鍔部30cを第2の挿通孔51aに挿通させて第1の弾性部材50と第2の弾性部材51とで鍔部30cを挟持するように取り付けられる。このように、第1の弾性部材50と第2の弾性部材51とが一体に形成された衝撃吸収体5を鍔部30cに取り付けるので、従来例のように第1の弾性部材50と第2の弾性部材51とを個別に鍔部30cに取り付ける必要が無く、したがって衝撃吸収体5を鍔部30cに容易に取り付けることができる。また、個々では掴み難い第1の弾性部材50及び第2の弾性部材51が一体に形成されているので、衝撃吸収体5を容易に掴むことができる。
尚、図3(a),(b)に示すように、第2の弾性部材51に第2の挿通孔51aと連通する断面略半円形状の切り欠き51bを設けても構わない。この場合、第2の挿通孔51aの周縁を径方向に伸ばして広げ易くなる、即ち、衝撃吸収体5を鍔部30cに取り付ける際の抵抗を小さくすることができ、衝撃吸収体5を鍔部30cに更に容易に取り付けることができる。また、切り欠き51bを設けることで材料の使用量を削減することができ、製造コストを低減することができる。勿論、切り欠き51bの形状は上記のものに限定される必要は無く、例えば図3(c),(d)に示すように、切り欠き51bを衝撃吸収体5の側面まで延設しても構わない。また、図3(e),(f)に示すように、第2の弾性部材51に断面略矩形状の切り欠き51bを設けるとともに、第1の弾性部材50にも第1の挿通孔50aと連通する断面略矩形状の切り欠き50bを設け、各切り欠き50b,51bを互いに連通させるようにしても構わない。
(実施形態2)
以下、本発明に係る接点装置の実施形態2について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は実施形態1と共通であるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略するものとする。また、以下の説明では、図4(a)における上下を上下方向と定めるものとする。本実施形態は、図4(a)〜(c)に示すように、第1の弾性部材50の上面に上方向に突出する複数(図示では4つ)の凸部50cを周方向に亘って突設するとともに、第2の弾性部材51の下面に下方向に突出する複数(図示では4つ)の凸部51cを周方向に亘って突設している。
ここで、衝撃吸収体5を鍔部30cに取り付けた状態において、図4(d)に示すように、第1の弾性部材50は凸部50cの先端部のみがキャップ36と当接し、第2の弾性部材51は凸部51cの先端部のみが固定板34と当接するので、実施形態1のように第1の弾性部材50及び第2の弾性部材51が各々キャップ36及び固定板34と全面で当接する場合と比較して接触面積を小さくすることができる。而して、可動鉄心31が固定鉄心30と当たることで発生する振動が各凸部50c,51cのみを介してキャップ36及び固定板34に伝搬するので、外部に伝搬する振動が小さくなって接点装置の動作音をより低減することができる。
尚、図5(a)〜(c)に示すように、第1の弾性部材50の上面に、径方向に沿って下方向に窪んだ複数(図示では4つ)の凹部50dを設けるとともに、第2の弾性部材51の下面に、径方向に沿って上方向に窪んだ複数(図示では4つ)の凹部51dを設けても構わない。この場合でも、上記と同様に接点装置の動作音を低減することができる。
(実施形態3)
以下、本発明に係る接点装置の実施形態3について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は実施形態1と共通であるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略するものとする。また、以下の説明では、図6(a)における上下を上下方向と定めるものとする。本実施形態は、図6(a)〜(c)に示すように、第1の弾性部材50の上面に、上方向に突出するとともに第1の挿通孔50aの全周を覆う略円環状の第1の周壁部50eを突設し、第2の弾性部材51の下面に、下方向に突出するとともに第2の挿通孔51aの全周を覆う略円環状の第2の周壁部51eを突設している。
ここで、衝撃吸収体5を鍔部30cに取り付けた状態において、図6(d)に示すように、第1の周壁部50eの先端部がキャップ36と当接し、第2の周壁部51eの先端部が固定板34と当接することで、固定鉄心30の挿通孔30aの周方向に沿ったキャップ36と第1の弾性部材50との隙間が埋められるとともに、固定板34の挿通孔34aの周方向に沿った固定板34と第2の弾性部材51との隙間が埋められる。
而して、固定接点11aと可動接点20aとの接離に伴って生じる消耗粉等の異物6が固定鉄心30の挿通孔30a及び固定板34の挿通孔34aを介して可動鉄心31へ侵入するのを第1の周壁部50e及び第2の周壁部51eによって遮ることができるので、接点装置の開閉動作の信頼性を向上することができる。
本発明に係る接点装置の実施形態1を示す図で、(a)は衝撃吸収体の断面図で、(b)衝撃吸収体を下側から見た平面図である。 同上の衝撃吸収体の取付方法を示す図で、(a)は取り付ける前の状態を示す要部断面図で、(b)は取り付けた後の状態を示す要部断面図である。 (a)〜(f)は、同上の衝撃吸収体に切り欠きを設けた場合を示す図である。 本発明に係る接点装置の実施形態2を示す図で、(a)〜(c)は、衝撃吸収体の概略図で、(d)は衝撃吸収体を取り付けた状態を示す要部断面図である。 (a)〜(c)は、同上の衝撃吸収体に複数の凹部を設けた場合を示す図である。 本発明に係る接点装置の実施形態3を示す図で、(a)〜(c)は、衝撃吸収体の概略図で、(d)は衝撃吸収体を取り付けた状態を示す要部断面図である。 従来の接点装置を示す断面図である。 同上の衝撃吸収体を固定鉄心の鍔部の厚み方向における両側に取り付ける場合を示す図で、(a)は衝撃吸収体を取り付ける前の状態を示す要部断面図で、(b)は衝撃吸収体を取り付けた後の状態を示す要部断面図である。
符号の説明
11 固定端子
11a 固定接点(固定接点部)
20 可動接触子
20a 可動接点(可動接点部)
21 可動軸
30 固定鉄心
30c 鍔部
31 可動鉄心
5 衝撃吸収体
50 第1の弾性部材
50a 第1の挿通孔
51 第2の弾性部材
51a 第2の挿通孔
A 接点ブロック
B 駆動ブロック

Claims (3)

  1. 固定接点部を有する固定端子、及び固定接点部に接離する可動接点部を有する可動接触子を備えた接点ブロックと、可動接触子が一端側に固定される可動軸と、可動軸の他端側に固定された可動鉄心と、可動軸が外挿されて可動鉄心と対向する固定鉄心と、固定鉄心と可動鉄心との間に磁気吸引力を発生させて可動鉄心を固定鉄心に当たる向きに移動させる駆動ブロックと、可動接触子に対向する固定鉄心の端部に当接して可動鉄心が固定鉄心に当たる際の衝撃を吸収する衝撃吸収体と、固定鉄心が挿通される挿通孔を有し、固定鉄心及び可動鉄心と共に磁気回路を形成する固定板とを備え、固定鉄心には、可動接触子と対向する一端部において径方向に突出する鍔部が設けられ、固定板には、衝撃吸収体を挟んで固定鉄心の鍔部が固着され、固定鉄心の鍔部には、固定板に接合されて固定鉄心が外れるのを防止するためのキャップが衝撃吸収体を挟んで覆設され、衝撃吸収体は、鍔部の厚み方向における一端側を覆うとともに可動軸を挿通させる第1の挿通孔が貫設された第1の弾性部材と、鍔部の厚み方向における他端側を覆うとともに固定鉄心を挿通させる第2の挿通孔が貫設された第2の弾性部材とから成り、第1の弾性部材及び第2の弾性部材の外周縁が互いに一体に形成され、第1の弾性部材の外面において鍔部の厚み方向に突出するとともに第1の挿通孔の全周を覆い且つ先端部がキャップに当接する第1の周壁部と、第2の弾性部材の外面において鍔部の厚み方向に突出するとともに第2の挿通孔の全周を覆い且つ先端部が固定板に当接する第2の周壁部との少なくとも何れか一方が設けられたことを特徴とする接点装置。
  2. 前記第1の周壁部及び第2の周壁部の両方が設けられたことを特徴とする請求項1記載の接点装置。
  3. 前記第1の挿通孔又は第2の挿通孔の少なくとも何れか1つには、挿通孔と連通する切り欠きが設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の接点装置
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