JP7400689B2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器 Download PDF

Info

Publication number
JP7400689B2
JP7400689B2 JP2020176215A JP2020176215A JP7400689B2 JP 7400689 B2 JP7400689 B2 JP 7400689B2 JP 2020176215 A JP2020176215 A JP 2020176215A JP 2020176215 A JP2020176215 A JP 2020176215A JP 7400689 B2 JP7400689 B2 JP 7400689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
base
fixed
movable contact
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020176215A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022067489A (ja
Inventor
彩加 三宅
信也 山本
大介 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2020176215A priority Critical patent/JP7400689B2/ja
Priority to CN202111091202.8A priority patent/CN114388300A/zh
Priority to DE102021125287.3A priority patent/DE102021125287A1/de
Priority to US17/496,785 priority patent/US11791117B2/en
Publication of JP2022067489A publication Critical patent/JP2022067489A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7400689B2 publication Critical patent/JP7400689B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/14Terminal arrangements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/04Mounting complete relay or separate parts of relay on a base or inside a case
    • H01H50/041Details concerning assembly of relays
    • H01H50/045Details particular to contactors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/023Details concerning sealing, e.g. sealing casing with resin
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/04Mounting complete relay or separate parts of relay on a base or inside a case
    • H01H50/041Details concerning assembly of relays
    • H01H50/042Different parts are assembled by insertion without extra mounting facilities like screws, in an isolated mounting part, e.g. stack mounting on a coil-support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • H01H50/18Movable parts of magnetic circuits, e.g. armature
    • H01H50/20Movable parts of magnetic circuits, e.g. armature movable inside coil and substantially lengthwise with respect to axis thereof; movable coaxially with respect to coil
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/54Contact arrangements
    • H01H50/546Contact arrangements for contactors having bridging contacts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/64Driving arrangements between movable part of magnetic circuit and contact
    • H01H50/641Driving arrangements between movable part of magnetic circuit and contact intermediate part performing a rectilinear movement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/64Driving arrangements between movable part of magnetic circuit and contact
    • H01H50/648Driving arrangements between movable part of magnetic circuit and contact intermediate part being rigidly combined with armature
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/02Non-polarised relays
    • H01H51/04Non-polarised relays with single armature; with single set of ganged armatures
    • H01H51/06Armature is movable between two limit positions of rest and is moved in one direction due to energisation of an electromagnet and after the electromagnet is de-energised is returned by energy stored during the movement in the first direction, e.g. by using a spring, by using a permanent magnet, by gravity
    • H01H51/065Relays having a pair of normally open contacts rigidly fixed to a magnetic core movable along the axis of a solenoid, e.g. relays for starting automobiles

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

本発明は、電磁継電器に関する。
電磁継電器は、ベースと端子とを含む。ベースは、樹脂製であり、ベースには、端子が挿入される孔が設けられている。特許文献1に示されているように、端子は、圧入によりベースに固定される。
特開2016-110844号公報
高容量タイプの電磁継電器では、耐熱性の観点から、ベースは熱硬化性樹脂製であることが好ましい。しかし、端子が、熱硬化性樹脂製のベースに、圧入により固定されると、ベースに割れが生じたり、或いは、樹脂屑が発生したりし易くなる。そのため、熱硬化性樹脂製のベースに、端子を圧入により固定することは困難である。しかし、圧入せずに端子がベースに固定されると、端子の位置が安定的に定まらず、組み立て後の端子の位置にばらつきが生じてしまう。本開示の目的は、高い耐熱性を有すると共に、端子をベースに安定的に取り付けることができる電磁継電器を提供することにある。
本開示の一態様に係る電磁継電器は、ベースと、第1端子と、固定部材と、第1接着剤とを備える。ベースは、第1孔を含む。ベースは、熱硬化性樹脂製である。第1端子は、第1孔を通って延びている。固定部材は、ベースと別体である。固定部材は、熱硬化性樹脂よりも高い弾性を有する。固定部材は、第1端子をベースに固定する。固定部材は、第1支持壁と第1凹部とを含む。第1支持壁は、第1孔の内面と第1端子との間に配置される。第1支持壁は、第1端子に沿って上方へ延びる。第1凹部は、第1支持壁の上面に配置され、第1端子に臨んでいる。第1接着剤は、第1凹部内に充填されている。第1接着剤は、第1端子と第1支持壁とを接着している。
本態様に係る電磁継電器では、ベースは熱硬化性樹脂製である。そのため、高い耐熱性を有している。また、第1端子は、固定部材によって、ベースに固定される。固定部材は、熱硬化性樹脂よりも高い弾性を有している。そのため、ベースの割れ、或いは樹脂屑の発生が抑えられる。さらに、第1端子と第1支持壁とは、第1接着剤によって接着されている。そのため、第1端子が固定部材に強固に固定される。また、電磁継電器の動作時に、第1端子のバウンスが抑えられる。
ベースは、第2孔をさらに含んでもよい。電磁継電器は、第2端子と第2接着剤とをさらに備えてもよい。第2端子は、第2孔を通って延びていてもよい。固定部材は、第2支持壁と第2凹部とをさらに含んでもよい。第2支持壁は、第2孔の内面と第2端子との間に配置されてもよい。第2支持壁は、第2端子に沿って上方へ延びていてもよい。第2凹部は、第2支持壁の上面に配置され、第2端子に臨んでいてもよい。第2接着剤は、第2凹部内に充填されていてもよい。第2接着剤は、第2端子と第2支持壁とを接着していてもよい。
この場合、第2端子は、固定部材によって、ベースに固定される。そのため、ベースの割れ、或いは樹脂屑の発生が抑えられる。さらに、第2端子と第2支持壁とは、第2接着剤によって接着されている。そのため、第2端子が第2支持壁に強固に固定される。また、電磁継電器の動作時に、第2端子のバウンスが抑えられる。
固定部材は、連結部をさらに含んでもよい。連結部は、第1支持壁と第2支持壁とを連結してもよい。第1支持壁と連結部と第2支持壁とは、互いに一体的に形成されてもよい。この場合、部品点数が削減される。
第2接着剤は、固定部材よりも硬くてもよい。この場合、第2端子のバウンスがさらに抑えられる。第1接着剤は、固定部材よりも硬くてもよい。この場合、第1端子のバウンスがさらに抑えられる。
ベースは、第1孔に隣接する開口をさらに含んでもよい。固定部材は、圧入により、開口内に配置されてもよい。固定部材は、複数の突起をさらに含んでもよい。複数の突起は、開口内に配置され、ベースに接触していてもよい。この場合、ベースの割れを防ぎながら、固定部材の圧入により、第1端子が安定的にベースに固定される。
突起は、上下方向に延びており、曲面状の先端を含んでもよい。この場合、突起は、線接触により、ベースに接触する。そのため、突起が面接触によりベースに接触する場合と比べて、突起が弾性変形しやすい。それにより、ベースの割れの発生がさらに抑えられる。
ベースは、切り欠きを含んでもよい。切り欠きは、第1孔の縁に配置されてもよい。この場合、切り欠きに接着剤を充填することで、第1端子をベースに仮止めすることができる。それにより、電磁継電器の組み立て性が向上する。
本開示に係る電磁継電器では、ベースは熱硬化性樹脂製である。そのため、高い耐熱性を有している。また、第1端子は、固定部材によって、ベースに固定される。固定部材は、熱硬化性樹脂よりも高い弾性を有している。そのため、ベースの割れ、或いは樹脂屑の発生が抑えられる。さらに、第1端子と第1支持壁とは、第1接着剤によって接着されている。そのため、第1端子が固定部材に強固に固定される。また、電磁継電器の動作時に、第1端子のバウンスが抑えられる。
実施形態に係る電磁継電器の斜視図である。 電磁継電器の分解斜視図である。 電磁継電器の分解斜視図である。 電磁継電器の縦断面図である。 移動部材が開位置のときの電磁継電器の上面図である。 移動部材が閉位置のときの電磁継電器の上面図である。 移動部材及びその周辺の斜視図である。 ベースと第1、第2固定端子との斜視図である。 ベースと第1、第2固定端子との下面図である。 ベースと固定部材の分解図である。 ベースと固定部材の分解図である。 図9におけるXII-XII断面図である。 第1突起の拡大図である。
以下、図面を参照して実施形態に係る電磁継電器1について説明する。図1は、実施形態に係る電磁継電器1の斜視図である。図2及び図3は、電磁継電器1の分解斜視図である。図4は、電磁継電器1の縦断面図である。図5及び図6は、電磁継電器1の上面図である。
電磁継電器1は、接点ブロック2と、ハウジング3と、コイルブロック4と、第1固定端子13と、第2固定端子14とを備える。接点ブロック2とコイルブロック4とは、ハウジング3内に配置されている。ハウジング3は、ベース11と、ケース12とを含む。ベース11及びケース12は、例えば樹脂製である。なお、図1では、ケース12は省略されている。ベース11は、第1固定端子13と、第2固定端子14と、接点ブロック2と、コイルブロック4とを支持する。
本実施形態において、移動方向(Y1,Y2)と、支持方向(Z1,Z2)と、横方向(X1,X2)とは、以下のように定義される。移動方向(Y1,Y2)は、接点ブロック2とコイルブロック4とが互いに並ぶ方向である。移動方向(Y1,Y2)は、第1移動方向(Y1)と第2移動方向(Y2)とを含む。第1移動方向(Y1)は、接点ブロック2からコイルブロック4に向かう方向である。第2移動方向(Y2)は、第1移動方向(Y1)と反対の方向である。第2移動方向(Y2)は、コイルブロック4から接点ブロック2に向かう方向である。
支持方向(Z1,Z2)は、移動方向(Y1,Y2)に垂直な方向である。支持方向(Z1,Z2)は、ベース11と接点ブロック2とが互いに並ぶ方向である。支持方向(Z1,Z2)は、第1支持方向(Z1)と第2支持方向(Z2)とを含む。第1支持方向(Z1)は、接点ブロック2からベース11に向かう方向である。第2支持方向(Z2)は、第1支持方向(Z1)と反対の方向である。第2支持方向(Z2)は、ベース11から接点ブロック2に向かう方向である。或いは、支持方向(Z1,Z2)は、ベース11とコイルブロック4とが互いに並ぶ方向であってもよい。
横方向(X1,X2)は、移動方向(Y1,Y2)と支持方向(Z1,Z2)とに垂直な方向である。横方向(X1,X2)は、第1横方向(X1)と第2横方向(X2)とを含む。第2横方向(X2)は、第1横方向(X1)と反対の方向である。
第1固定端子13と第2固定端子14とは、例えば銅などの導電性を有する材料で形成されている。第1固定端子13と第2固定端子14とは、それぞれ支持方向(Z1,Z2)に延びている。第1固定端子13と第2固定端子14とは、横方向(X1,X2)に互いに離れて配置されている。第1固定端子13は、ベース11に固定される。第1固定端子13の先端は、ベース11から外方へ突出している。第2固定端子14は、ベース11に固定される。第2固定端子14の先端は、ベース11から外方へ突出している。
第1固定端子13には、第1固定接点21と第3固定接点23とが接続されている。第1固定接点21と第3固定接点23とは、第1固定端子13において支持方向(Z1,Z2)に互いに離れて配置されている。第2固定端子14には、第2固定接点22と第4固定接点24とが接続されている。第2固定接点22と第4固定接点24とは、第2固定端子14において支持方向(Z1,Z2)に互いに離れて配置されている。第1~第4固定接点21-24は、例えば銀、或いは銅などの導電性を有する材料で形成されている。
接点ブロック2は、第1可動接触片15と、第2可動接触片16と、移動部材17とを含む。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、横方向(X1,X2)に延びている。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、互いに別体である。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、支持方向(Z1,Z2)に互いに離れて配置されている。第1可動接触片15は、支持方向(Z1,Z2)において、第2可動接触片16とベース11との間に配置されている。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、例えば銅などの導電性を有する材料で形成されている。
第1可動接触片15には、第1可動接点31と第2可動接点32とが接続されている。第1可動接点31と第2可動接点32とは、横方向(X1,X2)に互いに離れて配置されている。第1可動接点31は、第1固定接点21と向かい合って配置されている。第2可動接点32は、第2固定接点22と向かい合って配置されている。
第2可動接触片16には、第3可動接点33と第4可動接点34とが接続されている。第3可動接点33と第4可動接点34とは、横方向(X1,X2)に互いに離れて配置されている。第3可動接点33は、第3固定接点23と向かい合って配置されている。第4可動接点34は、第4固定接点24と向かい合って配置されている。第1~第4可動接点31-34は、例えば銀、或いは銅などの導電性を有する材料で形成されている。
移動部材17は、第1可動接触片15と第2可動接触片16とを保持している。移動部材17は、電気絶縁性を有する樹脂製である。移動部材17は、支持方向(Z1,Z2)に、ハウジング3に支持されている。移動部材17は、ハウジング3に対して移動方向(Y1,Y2)に摺動可能である。移動部材17は、閉位置と開位置とに移動可能である。図5では、移動部材17は、開位置に位置している。移動部材17が開位置で、可動接点31-34が、それぞれ固定接点21-24から開離する。図6では、移動部材17は、閉位置に位置している。移動部材17が閉位置で、可動接点31-34が、それぞれ固定接点21-24に接触する。
コイルブロック4は、電磁力によって第1可動接触片15と第2可動接触片16とを移動させる。コイルブロック4は、第1移動方向(Y1)及び第2移動方向(Y2)に第1可動接触片15と第2可動接触片16とを移動させる。第1移動方向(Y1)は、移動方向(Y1,Y2)において、可動接点31-34が固定接点21-24に接触する方向である。第2移動方向(Y2)は、移動方向(Y1,Y2)において、可動接点31-34が固定接点21-24から離れる方向である。コイルブロック4は、コイル61と、スプール62と、可動鉄心63と、固定鉄心64と、ヨーク65とを含む。
コイル61は、スプール62に巻回されている。コイル61の軸線は、移動方向(Y1,Y2)に延びている。コイル61は、コイル端子66,67に接続されている。図2及び図3に示すように、コイル端子66,67は、コイルブロック4から第1支持方向(Z1)に突出している。コイル端子66,67は、ベース11から外方へ突出している。
図4に示すように、スプール62は、移動方向(Y1,Y2)に延びるスプール孔621を含む。可動鉄心63の少なくとも一部は、スプール62のスプール孔621内に配置されている。可動鉄心63は、第1移動方向(Y1)及び第2移動方向(Y2)に移動可能に設けられている。固定鉄心64は、スプール62のスプール孔621内に配置されている。固定鉄心64は、移動方向(Y1,Y2)において、可動鉄心63と向かい合って配置されている。コイル61は、通電されることで可動鉄心63を第1移動方向(Y1)に移動させる電磁力を発生させる。
可動鉄心63は、移動部材17に接続されている。第1可動接触片15と可動鉄心63とは、移動部材17によって電気的に絶縁されている。第2可動接触片16と可動鉄心63とは、移動部材17によって電気的に絶縁されている。可動鉄心63は、移動部材17と移動方向(Y1,Y2)に一体的に移動する。可動鉄心63は、コイル61から発生する磁力に応じて第1移動方向(Y1)に移動する。この可動鉄心63の移動に伴い、移動部材17が閉位置に移動する。移動部材17の移動に伴い、第1可動接触片15と第2可動接触片16とが第1移動方向(Y1)又は第2移動方向(Y2)に移動する。
ヨーク65は、コイル61を囲むように配置されている。ヨーク65は、コイル61によって構成される磁気回路上に配置されている。ヨーク65は、第1ヨーク73と、第2ヨーク74と、第3ヨーク75と、第4ヨーク76とを含む。第1ヨーク73と第2ヨーク74とは、横方向(X1,X2)及び支持方向(Z1,Z2)に延びている。第1ヨーク73と第2ヨーク74とは、移動方向(Y1,Y2)において、コイル61と向かい合っている。コイル61は、移動方向(Y1,Y2)において、第1ヨーク73と第2ヨーク74との間に位置する。第2ヨーク74は、固定鉄心64に接続されている。
第3ヨーク75と第4ヨーク76とは、移動方向(Y1,Y2)及び支持方向(Z1,Z2)に延びている。第3ヨーク75と第4ヨーク76とは、横方向(X1,X2)において、コイル61と向かい合っている。コイル61は、横方向(X1,X2)において、第3ヨーク75と第4ヨーク76との間に位置する。
図7は、移動部材17及びその周辺の斜視図である。移動部材17は、支持部25と、接続部26と、連結部27とを含む。支持部25は、第1可動接触片15と第2可動接触片16とを支持している。接続部26は、可動鉄心63に接続される。連結部27は、支持部25と接続部26との間に位置する。連結部27は、支持部25と接続部26とを接続している。連結部27は、支持方向(Z1,Z2)において支持部25の中央部に接続される。連結部27は、支持方向(Z1,Z2)において、第1可動接触片15と第2可動接触片16との間の位置において、支持部25に接続される。連結部27は、移動方向(Y1,Y2)に延びている。
支持部25は、支持方向(Z1,Z2)に延びている。支持部25は、第1可動接触片15からベース11に向かって、第1支持方向(Z1)に延びている。図4に示すように、支持部25は、第2可動接触片16からケース12の天面123に向かって、第2支持方向(Z2)に延びている。支持部25は、第1支持孔28と、第2支持孔29と、隔壁30とを含む。第1可動接触片15は、第1支持孔28内に配置されている。第1可動接触片15は、第1可動接点31と第2可動接点32との間において、支持部25に支持されている。第1可動接触片15は、支持部25から、第1横方向(X1)と第2横方向(X2)とに延びている。
第2可動接触片16は、第2支持孔29内に配置されている。第2可動接触片16は、第3可動接点33と第4可動接点34との間において、支持部25に支持されている。第2可動接触片16は、支持部25から、第1横方向(X1)と第2横方向(X2)とに延びている。隔壁30は、第1支持孔28と第2支持孔29とを区画する。隔壁30は、第1可動接触片15と第2可動接触片16との間に配置される。
図2及び図4に示すように、ベース11は、底面55と、第1壁部56と、第2壁部57と、第3壁部58と、第4壁部59とを含む。底面55は、支持方向(Z1,Z2)において、接点ブロック2とコイルブロック4とを支持している。底面55は、接点ブロック2とコイルブロック4とに対して第1支持方向(Z1)に位置している。第1壁部56と、第2壁部57と、第3壁部58と、第4壁部59とは、底面55から第2支持方向(Z2)に延びている。
第1壁部56と第2壁部57とは、移動方向(Y1,Y2)に互いに離れて配置されている。第1壁部56と第2壁部57とは、移動方向(Y1,Y2)に移動部材17の支持部25と向かい合っている。支持部25は、移動方向(Y1,Y2)において、第1壁部56と第2壁部57との間に位置する。第1壁部56と第2壁部57とは、横方向(X1,X2)に延びている。第3壁部58と第4壁部59とは、横方向(X1,X2)に支持部25と向かい合っている。支持部25は、横方向(X1,X2)において、第1壁部56と第2壁部57との間に位置する。第3壁部58と第4壁部59とは、移動方向(Y1,Y2)に延びている。
移動部材17は、第1部材17aと第2部材17bとを含む。第1部材17aと第2部材17bとは、互いに別体である。第2部材17bは、スナップフィットにより第1部材17aに連結される。第1支持孔28と第2支持孔29とは、第1部材17aと第2部材17bとの間に設けられる。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、移動方向(Y1,Y2)において第1部材17aと第2部材17bとの間に保持される。第1部材17aは、連結部27に接続されている。第1部材17aは、連結部27及び接続部26と一体的に形成されている。
図4に示すように、接点ブロック2は、第1接点バネ51と第2接点バネ52とを含む。第1接点バネ51は、第1可動接触片15と支持部25との間に配置されている。第1接点バネ51は、第1支持孔28内に配置されている。第1可動接点31が第1固定接点21に接触し、且つ、第2可動接点32が第2固定接点22に接触している状態で、第1接点バネ51は、第1可動接触片15を第1固定端子13及び第2固定端子14に向けて押圧する。第1接点バネ51は、コイルバネであり、移動部材17が開位置のとき、自然長の状態にある。第1可動接触片15は、第1接点バネ51を介して、移動部材17に接続されている。
第2接点バネ52は、第2可動接触片16と支持部25との間に配置されている。第2接点バネ52は、第2支持孔29内に配置されている。第3可動接点33が第3固定接点23に接触し、且つ、第4可動接点34が第4固定接点24に接触している状態で、第2接点バネ52は、第2可動接触片16を第1固定端子13及び第2固定端子14に向けて押圧する。第2接点バネ52は、コイルバネであり、移動部材17が開位置のとき、自然長の状態にある。第2可動接触片16は、第2接点バネ52を介して、移動部材17に接続されている。
接続部26は、横方向(X1,X2)に延びている。図7に示すように、接続部26は、コア接続部37と、第1取付部38と、第2取付部39とを含む。コア接続部37は、第1取付部38と第2取付部39との間に位置する。コア接続部37は、連結部27に接続されている。図4及び図7に示すように、コア接続部37は、孔43と係止溝44とを含む。孔43は、支持方向(Z1,Z2)に延びている。孔43は、第1支持方向(Z1)に向かって開かれている。係止溝44は、孔43に連通しており、第2支持方向(Z2)に向かって延びている。係止溝44の幅は、孔43の幅よりも狭い。
可動鉄心63は、筒部71と、軸部77と、ヘッド部78とを含む。軸部77は、筒部71から移動部材17側へ突出している。軸部77の外径は、筒部71の外径よりも小さい。ヘッド部78の外径は、軸部77の外径よりも大きい。ヘッド部78の外径は、係止溝44の幅よりも大きい。軸部77は、係止溝44内に配置される。ヘッド部78は、孔43内に配置される。
図7に示すように、第1取付部38は、コア接続部37から第1横方向(X1)に延びている。第1取付部38は、第1突起45を含む。第1突起45は、第1取付部38からコイルブロック4に向かって突出している。第2取付部39は、コア接続部37から第2横方向(X2)に延びている。第2取付部39は、第2突起46を含む。第2突起46は、第2取付部39からコイルブロック4に向かって突出している。
電磁継電器1は、第1復帰バネ53と第2復帰バネ54とを含む。第1復帰バネ53と第2復帰バネ54とは、移動部材17とコイルブロック4との間に配置されている。第1復帰バネ53は、コア接続部37に対して、第1横方向(X1)に位置する。第2復帰バネ54は、コア接続部37に対して、第2横方向(X2)に位置する。言い換えれば、コア接続部37は、横方向(X1,X2)において第1復帰バネ53と第2復帰バネ54との間に位置する。第1復帰バネ53と第2復帰バネ54とは、移動部材17を第2移動方向(Y2)に付勢する。第1突起45には、第1復帰バネ53が取り付けられる。第2突起46には、第2復帰バネ54が取り付けられる。
次に、電磁継電器1の動作について説明する。コイル61に通電されていないときには、コイルブロック4は励磁されていない。この場合、移動部材17は、可動鉄心63と共に、復帰バネ53,54の弾性力によって第2移動方向(Y2)に押圧されており、移動部材17が図5に示す開位置に位置している。この状態では、移動部材17を介して、第1可動接触片15及び第2可動接触片16も第2移動方向(Y2)に押圧されている。従って、移動部材17が開位置で、第1可動接点31及び第2可動接点32は、第1固定接点21及び第2固定接点22から開離している。同様に、移動部材17が開位置で、第3可動接点33及び第4可動接点34は、第3固定接点23及び第4固定接点24から開離している。
コイル61に通電されると、コイルブロック4が励磁される。この場合、コイル61の電磁力により、可動鉄心63が、復帰バネ53,54の弾性力に抗して、第1移動方向(Y1)に移動する。それにより、移動部材17と第1可動接触片15と第2可動接触片16とが共に第1移動方向(Y1)に移動する。従って、図6に示すように、移動部材17は、閉位置へ移動する。その結果、移動部材17が閉位置で、第1可動接点31及び第2可動接点32は、第1固定接点21及び第2固定接点22にそれぞれ接触する。同様に、移動部材17が閉位置で、第3可動接点33及び第4可動接点34は、第3固定接点23及び第4固定接点24にそれぞれ接触する。それにより、第1可動接触片15及び第2可動接触片16とは、第1固定端子13と第2固定端子14に対して、電気的に接続される。
コイル61への電流が停止され消磁されると、可動鉄心63は、復帰バネ53,54の弾性力によって第2移動方向(Y2)に押圧される。それにより、移動部材17と第1可動接触片15と第2可動接触片16とが共に第2移動方向(Y2)に移動する。従って、図5に示すように、移動部材17は、開位置へ移動する。その結果、移動部材17が開位置で、第1可動接点31及び第2可動接点32は、第1固定接点21及び第2固定接点22から開離する。同様に、移動部材17が開位置で、第3可動接点33及び第4可動接点34は、第3固定接点23及び第4固定接点24から開離する。
次に、第1、第2固定端子13,14のベース11への固定構造について説明する。図8は、ベース11と第1、第2固定端子13,14との斜視図である。図9は、ベース11と第1、第2固定端子13,14との下面図である。なお、以下の説明において、下方は、第1支持方向(Z1)を意味する。上方は、第2支持方向(Z2)を意味する。図8及び図9に示すように、電磁継電器1は、固定部材80を備えている。第1、第2固定端子13,14は、固定部材80によって、ベース11に固定される。ベース11は、例えば、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂製である。
図10及び図11は、ベース11と固定部材80の分解図である。図12は、図9におけるXII-XII断面図である。図10及び図11に示すように、ベース11は、第1孔91と、第2孔92と、開口93とを含む。第1孔91と第2孔92とは、上下方向にベース11を貫通している。開口93は、第1孔91及び第2孔92に隣接している。図9に示すように、第1孔91内には、第1固定端子13が配置される。第1固定端子13は、第1孔91を通って延びている。第2孔92内には、第2固定端子14が配置される。第2固定端子14は、第2孔92を通って延びている。開口93は、ベース11の下面に配置されている。開口93は、第1孔91及び第2孔92に隣接している。
固定部材80は、ベース11と別体である。固定部材80は、熱硬化性樹脂よりも高い弾性を有する材料で形成されている。固定部材80は、例えば、ナイロン製である。固定部材80は、第1固定端子13と第2固定端子14とをベース11に固定する。図11に示すように、固定部材80は、第1支持壁81と、第2支持壁82と、連結部83とを含む。第1支持壁81と、連結部83と、第2支持壁82は、互いに一体的に形成されている。
第1支持壁81は、連結部83から上方へ延びている。第1支持壁81は、第1固定端子13に沿って上方へ延びている。第1支持壁81は、第1孔91の内面と第1固定端子13との間に配置される。第1支持壁81の上面は、ベース11の底面55よりも上方に位置している。第1支持壁81の上面には、第1凹部84が配置されている。第1凹部84は、第1固定端子13に臨んでいる。第1凹部84は、第1固定端子13側に開かれている。
図8及び図12に示すように、第1凹部84には、第1接着剤85が充填されている。なお、図8では、理解の容易のために、第1接着剤85にハッチングが付されている。第1接着剤85は、固化されており、第1支持壁81と第1固定端子13とを接着している。第1接着剤85は、固定部材80よりも硬い材料製である。すなわち、第1接着剤85は、固定部材80よりも高い剛性を有する。第1接着剤85は、例えばエポキシ樹脂系の接着材である。
第2支持壁82は、第1支持壁81と横方向(X1,X2)に並んでいる。第2支持壁82は、連結部83から上方へ延びている。第2支持壁82は、第2固定端子14に沿って上方へ延びている。第2支持壁82は、第2孔92の内面と第2固定端子14との間に配置される。第2支持壁82の上面は、ベース11の底面55よりも上方に位置している。第2支持壁82の上面には、第2凹部86が配置されている。第2凹部86は、第2固定端子14に臨んでいる。第2凹部86は、第2固定端子14側に開かれている。
第2凹部86には、第2接着剤87が充填されている。なお、理解の容易のために図8では、第2接着剤87にハッチングが付されている。第2接着剤87は、固化されており、第2支持壁82と第2固定端子14とを接着している。第2接着剤87は、固定部材80よりも硬い材料製である。すなわち、第2接着剤87は、固定部材80よりも高い剛性を有する。第2接着剤87は、例えばエポキシ樹脂系の接着材である。
連結部83は、第1支持壁81と第2支持壁82とを連結している。連結部83は、横方向(X1,X2)に延びている。連結部83の高さは、第1支持壁81及び第2支持壁82の高さよりも低い。連結部83は、開口93内に配置される。
固定部材80は、複数の第1突起88a,88bと、複数の第2突起89a,89bとを含む。複数の第1突起88a,88bと、複数の第2突起89a,89bとは、連結部83から突出している。複数の第1突起88a,88bと、複数の第2突起89a,89bとは、開口93内に配置される。複数の第1突起88a,88bと、複数の第2突起89a,89bとは、開口93の内面へ向かって突出している。複数の第1突起88a,88bは、移動方向(Y1,Y2)において、第1支持壁81と並ぶ。複数の第2突起89a,89bは、移動方向(Y1,Y2)において、第2支持壁82と並ぶ。複数の第1突起88a,88bと複数の第2突起89a,89bとは、開口93の内面に接触しており、固定部材80は、圧入により、開口93内に配置されている。
図13は、第1突起88aの拡大図である。図13に示すように、第1突起88aは、曲面状の先端881を含む。他の第1突起88b及び第2突起89a,89bは、第1突起88aと同じ形状を有している。第1突起88a,88bの数は、2つに限らず、1つであってもよい。或いは、第1突起88a,88bの数は、2つより多くてもよい。第2突起89a,89bの数は、2つに限らず、1つであってもよい。或いは、第2突起89a,89bの数は、2つより多くてもよい。
図9及び図10に示すように、ベース11は、第1切り欠き94と第2切り欠き95とを含む。第1切り欠き94は、ベース11の下面において、第1孔91の縁に配置されている。第1切り欠き94は、第1固定端子13に臨んでいる。第2切り欠き95は、ベース11の下面において、第2孔92の縁に配置されている。第2切り欠き95は、第2固定端子14に臨んでいる。
以上説明した本実施形態に係る電磁継電器1では、ベース11は熱硬化性樹脂製である。そのため、高い耐熱性を有している。また、第1固定端子13と第2固定端子14とは、固定部材80によって、ベース11に固定される。固定部材80は、熱硬化性樹脂よりも高い弾性を有している。そのため、ベース11の割れ、或いは樹脂屑の発生が抑えられる。さらに、第1固定端子13と第1支持壁81とは、第1接着剤85によって接着されている。第2固定端子14と第2支持壁82とは、第2接着剤87によって接着されている。そのため、第1固定端子13と第2固定端子14とが、固定部材80に強固に固定される。また、電磁継電器1の動作時に、第1固定端子13と第2固定端子14とのバウンスが抑えられる。
ベース11に、第1切り欠き94と第2切り欠き95とが設けられている。電磁継電器1の組み立て時には、第1固定端子13が第1孔91に配置された状態で、第1切り欠き94に接着剤を充填することで、第1固定端子13をベース11に仮止めすることができる。また、第2固定端子14が第2孔92に配置された状態で、第2切り欠き95に接着剤を充填することで、第2固定端子14をベース11に仮止めすることができる。その後、固定部材80をベース11に取り付けることで、第1固定端子13と第2固定端子14とのベース11への固定が容易になる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記の実施形態では、コイルブロック4が、移動部材17を第2移動方向(Y2)に押し出すことで、可動接点31-34が固定接点21-24から開離する。また、コイルブロック4が移動部材17を第1移動方向(Y1)に引き込むことで、可動接点31-34が固定接点21-24に接触する。しかし、接点を開閉するための移動部材17の動作方向は、上記の実施形態と逆であってもよい。すなわち、コイルブロック4が移動部材17を第2移動方向(Y2)に押し出すことで、可動接点31-34が固定接点21-24に接触してもよい。コイルブロック4が移動部材17を第1移動方向(Y1)に引き込むことで、可動接点31-34が固定接点21-24から開離してもよい。
第1固定端子13、第2固定端子14、第1可動接触片15、及び第2可動接触片16の形状、或いは配置が変更されてもよい。例えば、第1固定端子13と第2固定端子14とは、上記の実施形態と異なる方向にベース11から突出してもよい。第1可動接触片15と第2可動接触片16とは、一体であってもよい。すなわち、一体の可動接触片に、第1~第4可動接点31-34が接続されてもよい。或いは、第2可動接触片16と第3、第4可動接点33,34と、第3、第4固定接点23,24とは、省略されてもよい。
コイル61、スプール62、可動鉄心63、固定鉄心64、或いはヨーク65の形状、或いは配置が変更されてもよい。第1~第4固定接点21-24の形状、或いは配置が変更されてもよい。第1~第4可動接点31-34の形状、或いは配置が変更されてもよい。ベース11の形状は、変更されてもよい。
第1固定接点21、及び/又は、第3固定接点23は、第1固定端子13と一体であってもよい。第1固定接点21、及び/又は、第3固定接点23は、第1固定端子13の一部であって、第1固定端子13の他の部分と面一であってもよい。第2固定接点22、及び/又は、第4固定接点24は、第2固定端子14と一体であってもよい。第2固定接点22、及び/又は、第4固定接点24は、第2固定端子14の一部であって、第2固定端子14の他の部分と面一であってもよい。
第1可動接点31、及び/又は、第2可動接点32は、第1可動接触片15と一体であってもよい。第1可動接点31、及び/又は、第2可動接点32は、第1可動接触片15の一部であって、第1可動接触片15の他の部分と面一であってもよい。第3可動接点33、及び/又は、第4可動接点34は、第2可動接触片16と一体であってもよい。第3可動接点33、及び/又は、第4可動接点34は、第2可動接触片16の一部であって、第2可動接触片16の他の部分と面一であってもよい。
移動部材17の形状は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。第1部材17aの形状が変更されてもよい。例えば、第1部材17aは、連結部27及び接続部26と別体であってもよい。第2部材17bの形状が変更されてもよい。連結部27の形状が変更されてもよい。接続部26の形状が変更されてもよい。
ベース11、固定部材80、第1接着剤85、及び第2接着剤87の材料は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。ベース11の形状は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、第1孔91と第2孔92の位置、或いは形状は変更されてもよい。開口93の位置、或いは形状は変更されてもよい。第1切り欠き94、及び、第2切り欠き95の位置、或いは形状は変更されてもよい。第1切り欠き94、及び、第2切り欠き95は、省略されてもよい。
固定部材80の形状は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、第1支持壁81と第2支持壁82との位置、或いは形状が変更されてもよい。連結部83の位置、或いは形状は、変更されてもよい。第1突起88a,88b、及び、第2突起89a,89bの位置、或いは形状は、変更されてもよい。第1突起88a,88b、及び、第2突起89a,89bは、省略されてもよい。固定部材80は、2つ以上の部品に分割されていてもよい。例えば、固定部材80は、連結部83において分割されてもよい。第1固定端子13と第2固定端子14とは、それぞれ分割された部品で固定されてもよい。
本開示に係る電磁継電器では、第1端子がベースに固定される際のベースの割れ、或いは樹脂屑の発生が抑えられる。また、電磁継電器の動作時に、第1端子のバウンスが抑えられる。
11:ベース, 13:第1固定端子, 14:第2固定端子, 80:固定部材, 81:第1支持壁, 82:第2支持壁, 83:連結部, 84:第1凹部, 85:第1接着剤, 86:第2凹部, 87:第2接着剤, 88a:第1突起, 91:第1孔, 92:第2孔, 93:開口, 94:第1切り欠き

Claims (8)

  1. 第1孔を含み、熱硬化性樹脂製のベースと、
    前記第1孔を通って延びる第1端子と、
    前記第1孔の内面と前記第1端子との間に配置され前記第1端子に沿って上方へ延びる第1支持壁と、前記第1支持壁の上面に配置され前記第1端子に臨む第1凹部とを含み、前記ベースと別体であり、前記熱硬化性樹脂よりも高い弾性を有し、前記第1端子を前記ベースに固定する固定部材と、
    前記第1凹部内に充填され、前記第1端子と前記第1支持壁とを接着している第1接着剤と、
    を備える電磁継電器。
  2. 前記ベースは、第2孔をさらに含み、
    前記電磁継電器は、
    前記第2孔を通って延びる第2端子と、
    第2接着剤と、
    をさらに備え、
    前記固定部材は、
    前記第2孔の内面と前記第2端子との間に配置され、前記第2端子に沿って上方へ延びる第2支持壁と、
    前記第2支持壁の上面に配置され前記第2端子に臨む第2凹部と、
    をさらに含み、
    前記第2接着剤は、前記第2凹部内に充填され、前記第2端子と前記第2支持壁とを接着している、
    請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記固定部材は、前記第1支持壁と前記第2支持壁とを連結する連結部をさらに含み、
    前記第1支持壁と前記連結部と前記第2支持壁とは、互いに一体的に形成されている、
    請求項2に記載の電磁継電器。
  4. 前記第2接着剤は、前記固定部材よりも硬い材料製である、
    請求項2又は3に記載の電磁継電器。
  5. 前記第1接着剤は、前記固定部材よりも硬い材料製である、
    請求項1から4のいずれかに記載の電磁継電器。
  6. 前記ベースは、前記第1孔に隣接する開口をさらに含み、
    前記固定部材は、圧入により、前記開口内に配置されており、
    前記固定部材は、前記開口内に配置され前記ベースに接触する複数の突起をさらに含む、
    請求項1から5のいずれかに記載の電磁継電器。
  7. 前記突起は、上下方向に延びており、曲面状の先端を含む、
    請求項6に記載の電磁継電器。
  8. 前記ベースは、前記第1孔の縁に配置された切り欠きを含む、
    請求項1から7のいずれかに記載の電磁継電器。
JP2020176215A 2020-10-20 2020-10-20 電磁継電器 Active JP7400689B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020176215A JP7400689B2 (ja) 2020-10-20 2020-10-20 電磁継電器
CN202111091202.8A CN114388300A (zh) 2020-10-20 2021-09-17 电磁继电器
DE102021125287.3A DE102021125287A1 (de) 2020-10-20 2021-09-29 Elektromagnetisches relais
US17/496,785 US11791117B2 (en) 2020-10-20 2021-10-08 Electromagnetic relay

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020176215A JP7400689B2 (ja) 2020-10-20 2020-10-20 電磁継電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022067489A JP2022067489A (ja) 2022-05-06
JP7400689B2 true JP7400689B2 (ja) 2023-12-19

Family

ID=80929039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020176215A Active JP7400689B2 (ja) 2020-10-20 2020-10-20 電磁継電器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11791117B2 (ja)
JP (1) JP7400689B2 (ja)
CN (1) CN114388300A (ja)
DE (1) DE102021125287A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7124758B2 (ja) * 2019-02-20 2022-08-24 オムロン株式会社 リレー
JP7088074B2 (ja) * 2019-02-20 2022-06-21 オムロン株式会社 リレー
JP7400689B2 (ja) * 2020-10-20 2023-12-19 オムロン株式会社 電磁継電器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020136101A (ja) 2019-02-20 2020-08-31 オムロン株式会社 リレー

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6092432U (ja) * 1983-11-30 1985-06-24 松下電工株式会社 電磁継電器
DE19537612C1 (de) * 1995-10-09 1997-01-09 Siemens Ag Elektromagnetisches Relais und Verfahren zu dessen Herstellung
EP1164613B1 (en) * 1999-03-05 2004-12-29 Omron Corporation Electromagnetic relay
JP2000315448A (ja) * 1999-05-06 2000-11-14 Omron Corp 電磁リレー
JP3870049B2 (ja) * 2001-08-17 2007-01-17 Necトーキン株式会社 電磁継電装置
JP5623873B2 (ja) * 2010-11-08 2014-11-12 パナソニック株式会社 電磁リレー
JP5992721B2 (ja) * 2012-04-27 2016-09-14 富士通コンポーネント株式会社 電磁継電器
CN105359243B (zh) * 2013-06-28 2018-06-05 松下知识产权经营株式会社 触点装置以及搭载有该触点装置的电磁继电器
JP6433706B2 (ja) * 2014-07-28 2018-12-05 富士通コンポーネント株式会社 電磁継電器及びコイル端子
JP6414453B2 (ja) 2014-12-05 2018-10-31 オムロン株式会社 電磁継電器
JP6981732B2 (ja) * 2015-09-28 2021-12-17 富士通コンポーネント株式会社 電磁継電器
JP7204365B2 (ja) * 2018-07-31 2023-01-16 富士通コンポーネント株式会社 電磁継電器
JP7253906B2 (ja) * 2018-11-30 2023-04-07 富士通コンポーネント株式会社 電磁継電器の端子、及び電磁継電器
JP2022011914A (ja) * 2020-06-30 2022-01-17 富士通コンポーネント株式会社 電磁継電器
JP7400689B2 (ja) * 2020-10-20 2023-12-19 オムロン株式会社 電磁継電器
JP2023013760A (ja) * 2021-07-16 2023-01-26 富士通コンポーネント株式会社 リレー

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020136101A (ja) 2019-02-20 2020-08-31 オムロン株式会社 リレー

Also Published As

Publication number Publication date
DE102021125287A1 (de) 2022-04-21
CN114388300A (zh) 2022-04-22
US11791117B2 (en) 2023-10-17
JP2022067489A (ja) 2022-05-06
US20220122793A1 (en) 2022-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7400689B2 (ja) 電磁継電器
CN111599646B (zh) 电磁继电器和基体
JP7452375B2 (ja) 電磁継電器
WO2020170895A1 (ja) リレー
JP2005222946A (ja) 電磁リレー及びリセプタクル
US11456136B2 (en) Relay having insulation distance between electromagnet and contacts
JP4453676B2 (ja) 電磁継電器
US7046107B2 (en) Contact device
US11398362B2 (en) Terminal and relay
CN112582218A (zh) 继电器
JP7322643B2 (ja) リレー
US11456135B2 (en) Relay
JP7392626B2 (ja) 電磁継電器
JP4702380B2 (ja) 接点装置
CN114388304A (zh) 电磁继电器
JP7287225B2 (ja) リレー
JP7380028B2 (ja) リレー
JP2021150026A (ja) 電磁接触器
CN112582217A (zh) 继电器
JP2011108555A (ja) 電磁継電器、電磁継電器の製造方法及び組立体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7400689

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150