JP4698799B2 - 回転抑制機能付金属板折曲装置 - Google Patents

回転抑制機能付金属板折曲装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特殊の金型を使用した金属板折曲装置に関するもので、棒状下型に回転抑制機能を付設したことに特徴があって、金属板を折り曲げるベンダー(プレスブレーキ)、油圧プレス、空圧プレス、機械作動プレス等として使用するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ベンダーのような金型で金属板を折り曲げる装置としては、溝を設けた平板状の下型とパンチ状の上型を使用し、平板状の下型の溝の上に金属板を乗せて、上型によって金属板を下型の溝に押圧して金属板を折り曲げていた。
【0003】
しかし、平板状の下型としては、折り曲げる金属板の厚さや折曲程度に応じて、その溝の大きさや形状が限定されているために、異なる大きさや異なる形状の溝を有する数十種類の平板状の下型を用意しなければならず、設備コストが嵩むばかりか、また、数十種類の平板状の下型を保管する場所を確保する必要があるためにスペースエコノミーの点で問題があり、さらには、使用目的に応じてその都度平板状の下型を交換するために手間がかかり作業効率が低下する等の不都合があった。
【0004】
特に、折り曲げる金属板が薄い場合には、溝の先端部分の巾が広いために金属板の鋭い折り曲げ精度が出ない傾向があり、折り曲げる金属板が厚い場合には、溝の先端部分が窮屈になるため、金属板面に擦傷が発生する欠陥があった。
【0005】
また、上型の押圧力が、金属板を介して、平板状の下型の溝面に対して直角方向にかかるために、逃げ場がない過大な押圧力によって金属板面と下型の溝面とが擦れ合つて、金属板面にくい込み傷が生じて、折り曲げた金属板製品の外観、見栄えを損なう欠点があった。
【0006】
さらに、上型の押圧力が平板状の下型の溝を支点として金属板面に線状に集中してかかるために、金属板の物理的組織が損傷、劣化して金属板に曲げ割れ(クラック)が発生したり、物理的強度が低下する欠陥があり、特に、折り曲げる際の金型の肩のRが小さい場合にはこの欠点が顕著に起こる欠点があった。
【0007】
さらに、上型のストロークが下死点まで達して金属板を折り曲げる機構であるために、上型の強力な押圧力が平板状の下型の溝に直接伝わり、衝撃が大きく、平板状の下型の溝面に擦傷、損傷が発生して平板状の下型の溝が摩耗、消耗する等の不都合があった。
【0008】
さらに、金属板を平板状の下型の溝に乗せて上型によって押さえ付けながら金属板を押圧して折り曲げるために、金属板の端部を折り曲げる場合や曲げ寸法が短い場合には、金属板が外れたり、金属板の端部を折り曲げたとしてもシャープに、奇麗に折り曲げられない問題や寸法精度が悪くなる問題もあった。
【0009】
そこで、本出願人会社では、従来の金属板折曲装置について鋭意検討を加えた結果、図1に示すような全く新しい特殊な下型を使用した金属板折曲装置を開発して特許出願(特願平10−373221号)を行ない、従来の金属板折曲装置の前述した欠点や問題点を解決した。
【0010】
特殊な下型を使用した金属板折り曲げ装置は、図1に示すように、通常のパンチ型の上型1と断面が半円状の2個の棒状下型2a、2bであって表面に金属接触面3a、3bを有するものによって金型を構成し、この2個の棒状下型2a、2bの逆凸曲面5a、5bを、図2に示すように、支持体4の表面に形成した中間に溝7を有する2個の凹曲面6a、6bに摺動回転可能に搭載した構造のものである。
【0011】
そして、2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bに金属板8を乗せ、図3に示すように、上型1によって金属板8を下方に押圧すると同時に、2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bを内側にV字状に回転しながら支持して金属板8を折り曲げる機構を有している。
【0012】
前述した特殊な下型を使用した金属板折曲装置は、従来の平板状の下型のように、折り曲げる金属板の厚さや折曲程度に応じて異なる大きさや形状の数十種類の平板状の下型を使用せずに、一組または小数組の棒状下型2a、2bよりなる下方を使用して金属板8を任意の程度に折り曲げる機能を有しており、設備コストの低減し、保管場所の省スペース化、下型交換不用による作業効率の向上等の利点がある。
【0013】
また、金属板8を折り曲げる際に、上型1の押圧力を低減させて、金属板8を介して下方にかかる上型1の押圧力を逃がすために、金属板8と棒状下型2a、2bとが摩擦して起こる金属板8の擦傷はなく、金属板8の外観、見栄えがよいという利点もある。
【0014】
しかし、上型1の押圧力によって板厚の金属板8を折り曲げようとする場合、下方の棒状下型2a、2bの回転がよいためか、金属接触面3a、3bが金属板8面より逃げて行く傾向があり、上型1の押圧力を適切に支持して金属板8に伝えられず、図4に示すように、金属板8の折曲角度(R)が甘い(ルーズ)ままの状態で、金属接触面3a、3bとが離れて行き、金属板8の折曲部分が溝9に入り込んで、金属板8の折曲角度(R)が甘くなり、折目が鋭く綺麗に折り曲がらず、折り曲げ精度が低下するという問題があった。
【0015】
さらに、前述した金属板折曲装置によって金属板8の折曲角度を90度より鋭角に折り曲げようとする場合、図4に示すように、2個の棒状下型の金属接触面の相接触する部分が離れて行き、金属板8の折曲角度がルーズになるために、金属板8の折曲角度を90度より鋭角には折り曲げることは困難であった。
【0016】
また、前述した金属板折曲装置によって金属板8を折り曲げようとする場合、上型1によって金属板8を下方の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bに押圧するために、どうしても、金属板8の下面、すなわち、棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bに接する面に擦傷やスリット傷等が発生して製品として品質低下を起こしたり、場合によっては出荷不可能になる問題もあった。
【0017】
さらに、上型1のストロークが下死点まで達して金属板8を折り曲げた後、上型1を上方に戻して、折り曲げた金属板8を下方より取りだし、棒状下型2a、2bを逆回転させて金属接触面3a、3bが水平になるように復元する必要があるが、棒状下型2a、2bの自重だけでは十分に復元しない場合が多く、手を使って復元なければならず、作業効率が低下する問題もあった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来のように、異なる大きさや形状の数十種類の平板状の下型を使用せずに、押しバネ等の回転抑制機能を有する二個一組または小数組の回転する棒状下型を使用して、2個の棒状下型の回転を抑制して、2個の棒状下型の金属接触面に金属板面を追随させて密着させ、上型の押圧力を適切に金属板に伝え、金属板の折曲角度(R)を使用目的に応じて、鋭く綺麗に折り曲げて金属板の折曲精度を高めることに主たる目的がある。
【0019】
また、本発明は、2個の棒状下型を使用して金属板を折曲げる場合に、棒状下型の金属接触面にV字状の鋭角折曲面を形成することによって、金属板の折曲角度を90度より鋭角に折り曲げることに目的がある。
【0020】
さらに、本発明は、2個の棒状下型を2個の凹曲面を設けた支持体に搭載したユニットの複数個を長手方向に一列に併設することによって、従来の金属板折曲装置においては不可能であった長尺の金属板を折り曲げることに目的がある。
【0021】
さらに、本発明は、手によって2個の棒状下型の金属接触面を水平になるように復元するのでなく、自動的に2個の棒状下型の金属接触面を逆回転させて水平に復元することに目的がある。
【0022】
さらに、本発明は、本発明は、従来の平板状の下型のように、折り曲げる金属板の厚さや折曲程度に応じて異なる大きさや形状の数十種類の平板状の下型を使用することなく、一個または小数個の棒状下型を使用して金属板を任意の程度に折り曲げることによって、設備コストを低減し、保管場所の確保を不要または最小化し、下型の交換を不要にして作業効率を向上させることに目的がある。
【0023】
さらに、本発明は、上型の押圧力を棒状下型の2個の棒状下型の金属接触面の全面で受けて分散させることによって、金属板の物理的組織の損傷、劣化を無くし、金属板に曲げ割れ(クラック)が発生することを防止するとともに、金属板の物理的強度を維持して丈夫な折り曲げた金属板製品にすることに目的がある。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明は、回転抑制機能付金属板折曲装置に関するもので、

2個の断面が半円状の棒状下型の逆凸曲面を、中間に溝を有する2個の凹曲面を設けた支持体に摺動回転可能に搭載し、2個の棒状下型の鍔部または逆凸曲面に引上軸の上端を回転可能に取り付け、各引上軸を支持体に設けたストッパーを貫通して支持体の側面に突設し、各引上軸の突設部分に押しバネを嵌め込むとともに、各引上軸の下端に調整ネジを上下に摺動可能に取り付け、金属板の折り曲げ条件に応じて、調整ネジの位置を移動して押しバネの弾力による棒状下型の回転抑止力を調整して、2個の棒状下型の2個の棒状下型の金属接触面に金属板を乗せて、上型によって金属板を棒状下型に押圧して2個の棒状下型の金属接触面をV字状に回転させて金属板を折り曲げるについて、押しバネの弾力に抗して支持体に取り付けた引上軸を引き上げ、押しバネの回転抑止力によって2個の棒状下型の金属接触面の回転を抑制させて金属板の折目を鋭く綺麗に折り曲げることに特徴がある。
【0025】
また、本発明は、前述した回転抑制機能付金属板折曲装置の各引上軸の下端に、調整ネジを上下に摺動可能に取り付け、金属板の折り曲げ条件に応じて、調整ネジの位置を移動して押しバネの弾力による棒状下型の回転抑止力を調整し、金属板の折曲条件に応じて適切に、金属板の折目をより鋭く綺麗に折り曲げることに特徴がある。
【0026】
さらに、本発明は、前述した回転抑制機能付金属板折曲装置の2個の棒状下型の金属接触面の相接触する部分の長手方向に、断面がV字状の鋭角折曲面を形成して、金属板の折曲角度を90度より鋭角に折り曲げることに特徴がある。
【0027】
さらに、本発明は、前述した回転抑制機能付金属板折曲装置を1ユニットとして、この複数のユニットを長手方向に一列に併設して、長尺の金属板を折り曲げることに特徴がある。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の回転抑制機能付金属板折曲装置の一例を説明すると、金型としては、図5に示すパンチ型の上型1と断面が半円状の2個の棒状下型2a、2bによって下型を構成し、この2個の棒状下型2a、2bを支持体4に搭載するが、2個の棒状下型2a、2bの鍔部9a、9b(棒状下型2a、2bの逆凸曲面5a、5bでもよい)に複数の引上軸10をピン18を介して取り付けて、各引上軸10を支持体4に設けたストッパー11を貫通して支持体4の側面に摺動可能に突設し、各引上軸10の突設部分に、棒状下型2a、2bの回転を抑制させる押しバネ12を嵌め込むとともに、各引上軸10の下端に調整ネジを上下に摺動可能に取り付けて、各引上軸10に嵌め込んだ押しバネ12をストッパー11と調整ネジ16とによって嵌装した状態に支持体4の側面に取り付ける。
【0029】
断面が半円状の2個の棒状下型2a、2bは、下方に逆凸曲面5a、5bと上方に金属接触面3a、3bを有し、この2個の棒状下型2a、2bの逆凸曲面5a、5bを、支持体4に形成した中間に溝7を設けた2個の凹曲面6a、6bに搭載し、2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bの内端部に力が加わると、図6に示すように、2個の棒状下型2a、2bの逆凸曲面5a、5bが内側(中央方向)に摺動回転して、金属接触面3a、3bがV字状に傾斜するようにする。
【0030】
金属板8を折り曲げるについては、2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bに金属板8を乗せた後、図6に示すように、上型1を所定の押圧力で下降させて金属板8を下方に押圧させて行き、棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bを内側にV字状に摺動回転させて金属板8の折り曲げを開始すると、2個の棒状下型2a、2bの鍔部9a、9bが持ち上がるとともに各引上軸10も持ち上がり、これによって各引上軸10の下端の調整ネジ16を持ち上げて、各引上軸10の突設部分に嵌め込んだ押しバネ12を弾力に抗して支持体4に設けたストッパー11に対して圧縮して行く。
【0031】
すなわち、上型1によって、弾力として1〜500kg/cm2 、望ましくは、8〜180kg/cm2 を有する押しバネ12を圧縮して行く際に発生する抗力が、棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bの回転に対して抑制力として働き、棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bが金属板8面より逃げることなく、上型1の押圧力を金属板8に的確に伝え、金属板8を転棒状下型2a、2bの金属板8面に適切に圧着しながらV字状に折り曲げて行く。
【0032】
そして、前述した状態で所定の折曲角度の位置まで上型1のストロークを下降させ、棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bを90度の折曲角度までV字状に傾斜させると、金属板8も90度の折曲角度まで、折目を鋭く綺麗に折り曲げることができるとともに、この際に、上型1の押圧力を下方の2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bの全面で受けて分散させるために、金属板8面と棒状下型2a、2bとが擦れ合つて起こる金属板8面の擦傷がなく、外観、見栄えのよい金属板折曲製品に加工できる。
【0033】
金属板8を前述した所定の折曲角度まで折り曲げた時点で、上型1の下降を停止して、上型1を上方に引き上げて押圧力を開放すると、圧縮していた各押しバネ11の弾力によって引上軸10の下端の調整ネジ16を押し下げると同時に引上軸10を押し下げ、これによって2個の棒状下型2a、2bの鍔部9a、9bを押し下げるとともに2個の棒状下型2a、2bの逆凸曲面5a、5bを外側(側面方向)に摺動回転して、2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bを自動的に水平状態に復元させるので、折り曲げた金属板8を下方より取り出し、以後、必要に応じて前述した操作を繰り返せばよい。
【0034】
金属板8を折り曲げるについては、上型1のストロークの位置を、2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bが90度の折曲角度までV字状に傾斜させる位置(下死点)まで下降させずに、その途中でストロークを停止して、金属板8の折曲角度を90度よりも鈍角の状態に折り曲げてもよく、上型1のストロークが浅ければ、2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bの傾斜は小さく、金属板8の折曲角度は鈍角になるのて、必要に応じて、金属板8の折曲角度と具合は上型1のストロークの程度によって調整してもよいことはいうまでもない。
【0035】
2個の棒状下型2a、2bの断面を半円状に形成しているが、半円状以外に、丸棒の断面の約3分の1を長手方向に水平に切り落としたもの、丸棒の断面の約3分の2を長手方向に水平に切り落としたものも、本発明でいう断面が半円状という概念に含まれる。
【0036】
棒状下型2a、2bに設ける押しバネ11は、棒状下型2a、2bの鍔部9a、9bに取り付けてもよいが、棒状下型2a、2bに鍔部9a、9bがない場合には、棒状下型2a、2bの凸面面5a、5bの外側面の下部に設けた溝に直接取り付けてもよい。
【0039】
押しバネ11としては、通常使用しているものを用いればよく、押しバネ11の弾力としては、折り曲げる金属板8の厚さや材質等によって適宜決定するが、通常の場合、1〜500kg/cm2 、望ましくは、8〜180kg/cm2 を有するものを用いると良い。
【0037】
押しバネ11の弾力が1kg/cm2 未満であると、上型1の押圧力によって押しバネ12を圧縮して行く際に発生する抗力が弱くなり、棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bの回転に対して十分な抑制力として働かず、棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bが金属板8面より逃げる傾向があり、上型1の押圧力が適切に金属板8に伝わり難くなる。
【0038】
また、押しバネ11の弾力が500kg/cm2 を超えると、棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bが金属板8面より逃げることはなくなり、上型1の押圧力が適切に金属板8に伝わるが、上型1の押圧力によって押しバネ12を圧縮して行く際に発生する抗力が必要以上に強くなるために、上型1の押圧力として過剰の力を要し、エネルギー・ロスとなる。
【0039】
棒状下型2a、2bと鍔部9a、9bの素材としては、金型鋼、ベアリング鋼、クロームモリブデン等の硬度があって耐摩耗性の高いものが最適であるが、普通鋼や普通鋼の表面に焼き入れをしたものを使用してもかまわない。
【0040】
棒状下型2a、2bと鍔部9a、9bの長さと太さ(厚さ)は、折り曲げる金属板8の厚さや材質、金属板8の折曲角度等によって適宜決定するが、通常の場合、棒状下型2a、2bの長さは1〜500cm、太さは0.5〜300cmあれば十分であり、また、2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bの面積は1×5cm〜300×500cmあれば十分である。
【0041】
支持体4の素材は前述した棒状下型2a、2bの素材と同様なものを使用し、また、支持体4の大きさは2個の棒状下型2a、2bより大きくすればよく、さらに、支持体4の2個の凹曲面6a、6bの大きさは2個の棒状下型2a、2bの逆凸曲面5a、5bより若干大きくして、棒状下型2a、2bの逆凸曲面5a、5bが支持体4の凹曲面6a、6bの内で回転摺動可能に形成する。
【0042】
金属板8の折れ曲がり具合は2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bの位置によっても調整でき、2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bが、丸棒の断面の約3分の1を長手方向に水平に切り落としたもの、すなわち、半円状の断面において金属接触面3a、3bの位置が上方にある場合には、2個の棒状下型2a、2bの摺動回転による2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bの接触面が小さくなり、また、2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bが、丸棒の断面の約3分の2を長手方向に水平に切り落としたもの、すなわち、半円状の断面において金属接触面3a、3bの位置が下方にある場合には、2個の棒状下型2a、2bの摺動回転による2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bの接触面が大きくなる。
棒状下型2a、2bと鍔部9a、9bの長さと太さ(厚さ)は、折り曲げる金属板8の厚さや材質、金属板8の折曲角度等によって適宜決定するが、通常の場合、棒状下型2a、2bの長さは1〜500cm、太さは0.5〜300cmあれば十分であり、また、2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bの面積は1×5cm〜300×500cmあれば十分である。
【0043】
さらに、上型1によって金属板8を棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bに押圧して金属板8の折曲角度を90度より鋭角に折り曲げようとする場合には、図7に示すように、2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bの相接触する部分の長手方向に、断面がV字状の鋭角折曲面14a、14bを形成するとよい。
【0044】
すなわち、2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bに金属板8を乗せた後、上型1を下降させて金属板8を下方に押圧させて行き、棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bと鋭角折曲面14a、14bを内側にV字状に摺動回転させて金属板8の折り曲げを開始すると、7図に示すように、2個の棒状下型2a、2bの鍔部9a、9bを持ち上げるとともに各引上軸10を持ち上げ、これによって各引上軸10の下端の調整ネジ16を持ち上げて、各引上軸10の突設部分に嵌め込んだ押しバネ12を弾力に抗して支持体4に設けたストッパー11に対して圧縮して行く。
【0045】
この際に押しバネ12を圧縮して行く際に発生する抗力が、棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bと鋭角折曲面14a、14bの回転に対して抑制力として働き、金属板8を金属接触面3a、3bと鋭角折曲面14a、14bより逃げることなく、上型1の押圧力を金属板8に的確に伝え、金属板8面を金属接触面3a、3bと鋭角折曲面14a、14bに適切に圧着しながらV字状に折り曲げて行き、金属板8の折曲角度を90度前後に折り曲げる第一段階の折り曲げを行う。
【0046】
さらに、上型1を下降させて金属板8を下方に押圧させて行き、棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bと鋭角折曲面14a、14bを内側に一段と摺動回転させて金属板8の折り曲げ、棒状下型2a、2bの鍔部9a、9bと各引上軸10を一層持ち上げて調整ネジ16を一層持ち上げて、各バネ12を弾力に抗してストッパー11に対して一層圧縮して行く。
【0047】
この際に押しバネ12をさらに圧縮して行く際に発生する抗力が、棒状下型2a、2bのと鋭角折曲面14a、14bの回転に対して一段と抑制力として働き、金属板8面を金属接触面3a、3bと鋭角折曲面14a、14bより逃げることなく、上型1の押圧力を金属板8により的確に伝え、鋭角折曲面14a、14bの金属板8面に適切に圧着しながらV字状に折り曲げて行き、金属板8の折曲角度を90度より鋭角、たとえば、60度に折り曲げる第二段階の折り曲げを行う。
【0048】
複数の引上軸10は、前述したように棒状下型2a、2bと鍔部9a、9bに取り付ける以外に、棒状下型2a、2bの逆凸曲面5a、5bに取り付けてもよい。
【0049】
長尺の金属板8を2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bに押圧して折り曲げる場合に、一個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bの長さでは短い時には、棒状下型2a、2b搭載した支持体4を1ユニットとして、この複数個のユニットを長手方向に一列に併設することによって、長尺の金属板8を折り曲げるようにしてもかまわない。
【0050】
【発明の効果】
本発明によると、回転抑制機能としての押しバネを付設した二個一組または二個小数組の棒状下型の回転を抑制して、棒状下型の金属接触面に金属板面を追随させて密着させ、上型の押圧力を適切に金属板に伝えて、金属板の折曲角度(R)を使用目的に応じて、折目を鋭く綺麗に折り曲げることが可能であって、金属板の折曲精度を高めることができる優れた効果がある。
【0051】
また、本発明によると、2個の棒状下型2a、2bの金属接触面3a、3bの長手方向に、断面がV字状の鋭角折曲面14a、14bを形成することによって、金属板8の折曲角度を90度以下に、折目を鋭く綺麗に折り曲げることができる利点がある。
【0052】
さらに、本発明によると、金型によって金属板を折り曲げる際、金属板を介して棒状下型の溝面にかかる上型の押圧力を半減するとともに、2個の棒状下型の金属接触面を回転させることによって逃がすために、金属板面と棒状下型の溝面とが擦れ合つて起こる金属板面に起こる擦傷は無く、折り曲げた金属板の外観、見栄えをよくして金属板の製品としての品質を向上することができる。
【0053】
さらに、本発明によると、2個の棒状下型を2個の凹曲面を設けた支持体に搭載したユニットの複数個を長手方向に一列に併設することによって、長尺の金属板を折り曲げることができる長所がある。
【0054】
さらに、本発明によると、手によって2個の棒状下型の金属接触面を水平になるように復元することなく、自動的に2個の棒状下型の金属接触面を逆回転させて水平に復元することが可能であって、金属板の折曲作業効率を一段と向上させることができる。
【0055】
さらに、本発明によると、上型のストロークを下死点まで達することなく、金属板を折り曲げることが可能であるために、上型のストロークによる衝撃を軽減でき、上型の押圧力による棒状下型の溝面と金属板面との擦れ合いの程度を小さくして、棒状下型の溝面の擦傷、損傷を無くして、棒状下型の溝の摩耗、消耗を防止して、金型の寿命を向上させることができ、金型を半永久的に安定して使用するする長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】棒状下型と支持体とによって構成する従来の金属板折曲装置の展開図である。
【図2】棒状下型を摺動回転可能に支持体の凹曲面に搭載して金属板を折り曲げる状態を示す従来の金属板折曲装置の断面図である。
【図3】上型によって金属板を押圧して棒状下型を摺動回転させることによって、金属板を折り曲げた状態を示す従来の金属板折曲装置の断面図である。
【図4】金属板の折り曲げる際、棒状下型の金属接触面が金属板より逃げて、金属板の折曲角度がルーズになった状態を示す従来の金属板折曲装置の断面図である。
【図5】押しバネを設けた棒状下型を摺動回転可能に支持体の凹曲面に搭載して金属板を折り曲げる状態を示す本発明の回転抑制機能付金属板折曲装置の断面図である。
【図6】押しバネを設けた棒状下型の摺動回転によって金属接触面をV字状に傾斜させて金属板を折り曲げた状態を示す本発明の回転抑制機能付金属板折曲装置の断面図である。
【図7】棒状下型の金属接触面の長手方向に断面がV字状の鋭角折曲面を形成するとともに押しバネを設けることによって、金属板を90度以下の折曲角度に折り曲げた状態を示す本発明の回転抑制機能付金属板折曲装置の説明図である。
【符号の説明】
1 上型
2 棒状下型
3 金属接触面
4 支持体
5 逆凸曲面
6 凹曲面
7 溝
8 金属板


10 引上軸
11 ストッパー
12 押しバネ
14 鋭角折曲面
15 ワッシャー
16 調整ネジ
18 ピン

Claims (2)

  1. 2個の断面が半円状の棒状下型の逆凸曲面を、中間に溝を有する2個の凹曲面を設けた支持体に摺動回転可能に搭載し、2個の棒状下型の鍔部または逆凸曲面に引上軸の上端を回転可能に取り付け、各引上軸を支持体に設けたストッパーを貫通して支持体の側面に突設し、各引上軸の突設部分に押しバネを嵌め込むとともに、各引上軸の下端に調整ネジを上下に摺動可能に取り付け、金属板の折り曲げ条件に応じて、調整ネジの位置を移動して押しバネの弾力による棒状下型の回転抑止力を調整して、2個の棒状下型の2個の棒状下型の金属接触面に金属板を乗せて、上型によって金属板を棒状下型に押圧して2個の棒状下型の金属接触面をV字状に回転させて金属板を折り曲げるについて、押しバネの弾力に抗して支持体に取り付けた引上軸を引き上げ、押しバネの回転抑止力によって2個の棒状下型の金属接触面の回転を抑制させて金属板を折り曲げ、回転抑制機能付金属板折曲装置。
  2. 2個の棒状下型の金属接触面の相接触する部分の長手方向に、断面がV字状の鋭角折曲面を形成した請求項1記載の回転抑制機能付金属板折曲装置。
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