JP4695901B2 - 走査光学装置及びそれを用いたカラー画像形成装置 - Google Patents

走査光学装置及びそれを用いたカラー画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子写真プロセスを有するレーザービームプリンターやデジタル複写機、マルチファンクションプリンタ、等の画像形成装置に好適な走査光学装置に係り、特に、複数の光束を複数の被走査面に導光しカラー画像を形成するタンデム型カラー画像形成装置に適用される走査光学装置に関するものである。
従来よりレーザビームプリンタ(LBP)等の走査光学装置においては画像信号に応じて光源素子から光変調され出射した光束を、例えば、回転多面鏡(ポリゴンミラー)より成る光偏向器により周期的に偏向させ、fθ特性を有する結像光学素子によって感光性の記録媒体(感光ドラム)面上にスポット状に集束させ、その感光ドラム面上を光走査して画像記録を行っている。
図9は従来の走査光学装置の要部概略図である。
図9において光源手段1から出射した発散光束はコリメータレンズ2により略平行光束に変換され、絞り3によって該光束を制限して副走査方向にのみ所定の屈折力を有するシリンドリカルレンズ4に入射している。
シリンドリカルレンズ4に入射した略平行光束のうち主走査断面内においては略平行光束の状態で射出する。また、副走査断面内においては集束してポリゴンミラーから成る光偏向器5の偏向面(反射面)5aにほぼ線像として結像している。
そして光偏向器5の偏向面5aで偏向された光束をfθ特性を有する結像光学素子6を介して被走査面としての感光ドラム面8上に導光し、光偏向器5を矢印A方向に回転させることによって感光ドラム面8上を矢印B方向に光走査して画像情報の記録を行なっている。
特開平11−223783号公報 特登録2725067号公報 特開2001−281575号公報
近年、オフィスにおけるドキュメントのカラー化が進み、レーザビームプリンタやデジタル複写機等の画像形成装置においてもカラー画像を高速に出力できることが求められている。このような環境の下、カラー画像形成装置はその生産性の高さから走査光学装置や感光体、現像器を色相毎に用意しそれを並列に配置した所謂タンデム型カラー画像形成装置が主流となっている。
このタンデム型画像形成装置に用いる走査光学装置は、従来より様々な形態の装置が知られており、例えば、特許文献1に開示されている複数の走査光学装置を色相分(4個)並列に複数個配置したタイプ、特許文献2に開示されている色相(4色)に対応した複数の光束が光偏向器および光偏向器と感光ドラム面の間の光路に設けられた結像光学素子(fθレンズ)を共用したタイプ等が開示されている。
しかしながらこれらの走査光学装置は一部の結像光学素子(fθレンズ)を除き、色相の数に応じて結像光学素子(fθレンズ)を必要とし、特に、光偏向器と光源手段の間の光路に設けられた入射光学系においては、色相間での共用化が難しい為、同一の入射光学系を複数個用意せざるを得ない状況であった。
このためタンデム型画像形成装置に用いる走査光学装置は、従来例の図9に示した単一の走査光学装置に比べ構成が複雑でかつコストが高いという問題点があった。
また、特許文献3には色相毎の入射光学系を共用させた走査光学装置が開示されている。
しかしながら、特許文献3は、色相に対応した4本の光束の夫々の主光線が副走査断面内で光偏向器の回転軸と垂直な平面(主走査断面)に対して平行となるような光学系を取っているので、光偏向器の偏向面上で4本の光束を空間的に分離するために光偏向器が大型化する問題起こる。
つまり、色相に対応した4本の光束の夫々の主光線が副走査断面内で光偏向器の偏向面に対して垂直に入射するので、偏向面を大型化しないと、偏向面上で4本の光束の夫々の主光線の空間分離ができない問題起こる。
上記の従来例の問題を解決するために、本発明では、複数の発光部を備えたモノリシックマルチ半導体レーザと、前記複数の発光部から発光された複数の発散光束の夫々の光束を集光する第1の光学系と、前記第1の光学系で集光された複数の光束の全ての光束が通過する開口部を有する絞りと、前記絞りの開口部を通過した前記複数の光束の全ての光束を同一偏向面で偏向する光偏向器と、前記絞りと前記光偏向器の間の光路に配置され、前記光偏向器の同一偏向面に入射する複数の光束の全ての光束の主光線を副走査断面内において前記偏向面に対して異なる角度で入射させる第2の光学系と、前記光偏向器の同一偏向面で偏向された複数の光束を異なる感光ドラム面上に分離する分離光学系と、前記光偏向器の同一偏向面で偏向された複数の光束を異なる感光ドラム面上に結像させる結像光学系と、を有する走査光学装置であって、
前記光偏向器の同一の偏向面に入射する複数の光束のうち異なる感光ドラム面に分離される同一偏向面で偏向された隣接する光束の主光線の副走査方向の角度差θs(rad)は、
θs>(1.64×λ×|βso|)/ρ
λ:前記光束の波長、βso:前記結像光学系の副走査方向の横倍率、
ρ:前記感光ドラム面上における副走査方向のスポット径
を満足し、且つ、
前記第2の光学系による前記絞りと前記絞りの共役点間の副走査方向の横倍率βsiは、
1/20<|βsi|<1/3
を満たすことを特徴とする構成とした。
以上、本発明によれば、簡易な入射光学系で装置の肥大化、高価格化を招くことなく、同一基板上に位置する複数の発光部からの複数の光束に対し、光偏向器上の同一偏向面上でそれぞれが分離するに必要な副走査方向の角度差を付与した。これにより単一の光源素子からの複数の光束を共通の入射光学系で光偏向器上の同一偏向面上まで導光し、さらに、同一偏向面で偏向された複数の光束を分離光学素子によりそれぞれの色相に対応する感光体ドラムに分離する分離光学系を可能とし、走査光学装置及び画像形成装置の小型、低価格化を実現するものである。
光源手段に用いられる半導体レーザの進歩により、3つ以上の複数の発光部を有する光源の実用化が進んでいる。特に、垂直共振器型面発光レーザ(Vcsel:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)は半導体基板と垂直方向に光が出射する構成のため、従来の端面発光型と比較し格段に発光部数の増加、2次元並列集積化、発光部のレイアウトが容易であるという特徴を有している。
このような光源手段を使用する場合、複数の発光部を同一基板に備えた光源手段から色相毎に光束を分離することが有効であり、任意の1つの色相を形成するための感光ドラムに1本のみならず複数本の光束を分離することができるため、所謂マルチビーム走査によるさらなる高速化も可能となる。
本実施例ではこのような環境の下、装置の肥大化や構成の複雑化を招くことなく、複数の発光部を同一基板に備えた光源素子からの複数の光束を、共用化した入射光学系により整形し、光偏向器5の同一の偏向面で偏向された複数の光束をミラー等の分離光学系で色相毎に感光体ドラムに分離することを可能とし、走査光学装置及び画像形成装置の小型、低価格化を実現することを目的とする。
本実施例において、使用される垂直共振器型面発光レーザ(Vcsel:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)の発光部数は4個、又は、8個であるが、発光部数は2個以上であれば良い。高速化を考慮すると、使用される垂直共振器型面発光レーザ(Vcsel:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)の発光部数は4個以上が好ましい。
図1は本発明の実施例1における走査光学装置の主走査断面図である。但し、図1は後述する分離光学系は不図示である(図3に明示)。
図2、図3は実施例1における走査光学装置の副走査断面図であり、図2は光源素子1から光偏向器5までの光路図を、図3は光偏向器5から被走査面である感光体ドラム8までの光路図を示している。
本発明において、主走査断面とは、光偏向器の回転軸を法線とする平面と定義され、副走査断面とは、結像光学系の光軸を含み主走査断面と直交する平面と定義される。
また、本発明において、主走査方向とは主走査断面内で定義される結像光学系の光軸に垂直方向(光束の走査方向)を示し、副走査方向とは副走査断面内で定義される結像光学系の光軸に垂直方向(像担持体の移動方向)を示す。
光源素子である半導体レーザ1は垂直共振器型面発光レーザであり、4つの発光部を有している。4つの発光部は副走査方向に配列されており、主走査方向には4つの発光部は互いに離間していない。
よって、走査光学装置の主走査断面図を示す図1は、同一点として扱うことが可能であり、4つの発光部から出射した光束は完全に重なるため、図1ではこのうちの1本の光束のみ図示している。このレーザから出射された4本の発散光束(11k、11c、11m、11y)は共通のコリメータレンズ2により4本の平行光束に変換された後、絞り3により主走査方向の光束幅及び副走査方向の光束幅が制限される。
本実施例1は、偏向面に入射する光束の主走査方向の幅が偏向面の主走査方向の幅より小さいアンダーフィルド光学系である。
その後、4本の光束は副走査方向のみ屈折力を有するシリンドリカルレンズ4に入射し、反射ミラー9で折り返された後、副走査方向は光偏向器であるポリゴンミラー5の偏向面5a近傍に一旦結像され、主走査方向は平行光束の状態ままポリゴンミラー5の偏向面5aに入射する。
本実施例で使用される垂直共振器型面発光半導体レーザの定義を以下に述べる。
本実施例で使用される垂直共振器型面発光半導体レーザ(Vcsel:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)は半導体基板と垂直方向に光束が出射する構成のため、従来の端面発光型半導体レーザと比較し格段に複数の発光部数の増加、2次元並列集積化、発光部のレイアウトが容易であるという特徴を有している。
本実施例で使用される垂直共振器型面発光半導体レーザ(隣接する発光部の間隔は500μm以下)は、モノリシックマルチ半導体レーザである。
モノリシックマルチ半導体レーザとは、同一基板上に複数の発光部を備えたレーザである。
光偏向器であるポリゴンミラー5はモーター等の駆動手段(不図示)により図中矢印A方向に一定速度で回転している。ポリゴンミラー5の同一偏向面5aにより偏向走査された4本の光束はfθ特性を有する結像光学素子6に入射する。本実施例において結像光学素子6は単玉レンズでありかつ4本の光束が共に通過しており、結像光学素子6によりfθ特性、主走査方向及び副走査方向の像面湾曲が補正された4本の光束はそれぞれの光束毎に配置された分離素子7である第1の折り返しミラー(71k、71c、71m、71y)に入射し、一部の光束はさらに第2の折り返しミラー(72k、72m、72y)を介しそれぞれの被走査面8上に配置された感光体ドラム(8k、8c、8m、8y)に向け導光され、ポリゴンミラー5を矢印A方向に回転させることによって該感光体ドラム8上を矢印B方向に光走査している。これにより複数の感光体ドラム(8k、8c、8m、8y)上に夫々走査線を形成し、カラー画像記録を行っている。
また、単玉レンズ6は、副走査断面内においてポリゴンミラー5の各偏向面5aの面倒れを補正する面倒れ補正系を担っている。ポリゴンミラー5の偏向面の偏向点と被走査面8の結像点を共役関係としている。
ここで複数の発光部を同一基板に備えた光源素子(単一基板内に複数の発光部を備えた光源手段)からの近接した複数光束の分離に関し説明する。副走査断面内において複数の光束の分離を行う為には従来の複数の光束の主光線が副走査断面内で光偏向器の回転軸と垂直な平面(主走査断面)に対して平行となるような空間分離タイプ(複数の光束の夫々の主光線が副走査断面内で光偏向器の偏向面に対して垂直に入射する)と、複数の光束間に角度差をつけて光偏向器の偏向面に入射させて複数の光束を副走査断面内で分離する角度分離タイプが考えられる。
前者の空間分離タイプは4つの光束をポリゴンミラーの偏向面に互いに平行となる状態で入射させ、かつ光束が空間的に重複しない程度に離間させて分離する方法である。空間分離タイプの最大の問題はポリゴンミラー、入射光学系(コリメータレンズ、シリンドリカルレンズ)が副走査方向に大きくなることであり、かつ光偏向器上で光束が大きく離間している為に結像光学素子の共用化も困難となる。その結果、走査光学装置の肥大及び高コスト化につながってしまい、光源手段から入射光学系までを共用化したメリットが薄れてしまう。
一方、後者の角度分離タイプはポリゴンミラー5の偏向面上の近接した点(厳密には離間している)に副走査方向の角度差をもって4本の光束を入射させ、その副走査方向の角度差を利用して結像光学素子6通過後に分離する方法である。この方法はポリゴンミラー5、入射光学系2、3,4の大きさが大きくならずコンパクト、低コストに実現可能であるという特長をもつ一方、光偏向器5に大きな角度を有して光束入射させる為、結像光学素子6による収差補正が難しいという問題がある。
しかしながらこの問題は、結像光学素子6の工夫で克服することが可能であり、後述する。
本実施例1ではコンパクト、低コストというメリットを最大限生かすべく、光偏向器5上で4本の光束に角度を付け角度分離を行っている。光束分離を行う為には、副走査断面内において隣り合う光束が重複してはならないため、隣り合う光束間の主光線の副走査方向の角度差はポリゴンミラー5上における副走査方向のFナンバーの逆数よりも大きくする必要がある。
よって、異なる被走査面(8k、8c、8m、8y)へ分離される隣り合う光束間の主光線の角度差θs(rad)は、
θs>1/Fno.Por
を満たす必要がある。
ポリゴンミラー5上における副走査方向のFナンバーFno.porは、
Fno.por=ρ/(1.64×λ×|βso|)
λ:光源素子から出射される光束の発振波長、
βso:結像光学素子6の副走査方向の横倍率、
ρ:被走査面8上における副走査方向のスポット径
となるため、異なる被走査面(8k、8c、8m、8y)へ分離される隣り合う光束間の主光線の副走査方向の角度差θs(rad)は、
θs>(1.64×λ×|βso|)/ρ・・・(条件式A)
を満足する必要がある。
本発明の条件式Aの左辺の光学パラメータについて、以下に説明する。
結像光学素子6の副走査方向の横倍率βsoの値は、被走査面上の収差(像面湾曲、歪曲収差)を考慮すると、0.5≦|βso|≦3.0が好ましい。
被走査面8上における副走査方向のスポット径ρの値は、レーザビームプリンタ、デジタル複写機の解像度を考慮すると、30≦ρ≦100(μm)となるように設計することが好ましい。
光源素子1から出射される光束の発振波長λの値は、レーザビームプリンタ、デジタル複写機に適用される光源素子の発振波長を考慮に入れると、赤外光(780nm)、可視光(670nm)、青色光(405nm)、等を含む380≦λ≦820(nm)を取り得る。
表1に本実施例1における光学設計パラメータを示す。No.は面番号、Ryは主走査方向の曲率半径(mm)、Rzは副走査方向の曲率半径(mm)、Asph.は非球面係数、Dは面間隔(mm)、Glassは材質、Nは屈折率を示す。
絞り3の開口部の形状は楕円形状であり主走査方向の開口部の幅は3.4mmである。絞り3の副走査方向の開口部の幅は0.8mmである。絞り3の開口部の数は1つである。
ガラス製のコリメータレンズ2の入射面は平面で、出射面は回転対称非球面である。
コリメータレンズ2の出射面の形状は、光軸方向をX、レンズの径方向をhとしたとき以下の式で定義される。
Figure 0004695901
ガラス製のシリンドリカルレンズ4の入射面は、主走査方向がノンパワー(平面)で、副走査方向が正のパワーを有する非球面(非円弧)である。(但し、Kは非球面係数)なる式で表されるものである。
シリンドリカルレンズ4の出射面の形状は、光軸方向をX、副走査方向をZとしたとき以下の式で定義される。
Figure 0004695901
Figure 0004695901
結像光学素子6の入射面の形状は、光軸方向をX、主走査方向をYとしたとき以下の式で定義される。
Figure 0004695901
(但し、Rは光軸上の主走査方向の曲率半径,K,B4,B6,B8,B10は非球面係数)なる式で表されるものである。
結像光学素子6の出射面6bの形状は、光軸方向をX、主走査方向をY、副走査方向をZとしたとき以下の式で定義される。
Figure 0004695901
(但し、Rは光軸上の主走査方向の曲率半径,K,Eijは非球面係数)なる式で表されるものである。
表1に示した通り、プラスチック製の結像光学素子6の入射面6aは主走査断面形状が非球面形状(非円弧形状)であり、副走査断面形状が平面(直線)である主走査方向のみにパワー(屈折力)を有するシリンドリカル面である。プラスチック製の結像光学素子6の出射面6bは主走査断面形状(母線形状)が円弧であり、副走査断面形状(子線形状)は非円弧であり、主走査方向(母線方向)に沿って光軸から離れるに従い曲率半径及び非球面量が連続的に変化する自由曲面で形成されている。
また、プラスチック製の結像光学素子6の主走査断面内における非球面の非球面形状は曲率変化に変曲点を持たない形状で形成されている。
更に、出射面6bの形状を詳細に説明する。
出射面6bの副走査断面形状(子線形状)は全域において非円弧(非球面)でありその曲率半径の絶対値は光軸から主走査方向に離れるに従い増加しており、非球面量も光軸から主走査方向に離れるに従い増加している。また、結像光学系の光軸を挟んだ主走査方向の左右で非対称に子線曲率半径が変化している。
出射面6bの形状を上記の構成とすることで、光偏向器で偏向された光束が結像光学素子6の入射面6aならびに出射面6bに到達する副走査方向の位置より各被走査面8c、8m、8y、8k上の照射位置を光軸に近づけることができたので、各像高における照射位置を揃えて走査線湾曲の問題を飛躍的に改善させることができた。
なお、本実施例において、上記の如くレンズ形状表現式を定義したが、本発明はこれに限定されるものではない。
図11に本実施例における走査光学装置の光学特性(主走査方向像面湾曲、副走査方向像面湾曲、歪曲収差、照射位置)を示す。同図において全ての光束において実用上問題無いレベルの光学特性が確保されていることが示されている。
本実施例1では、光源素子の4つの発光部から出射される光束の発振波長λ=0.78μm(赤外光)、結像光学素子6の副走査方向の横倍率βs=−2.36、被走査面8上における副走査方向のスポット径ρ=70μmであるため、
θs>0.043(rad)
となるが、rad単位をdeg単位(角度)に直すと、
θs>2.47(deg)
を満足する必要がある。本実施例1における4本の光束のポリゴンミラー5の回転軸に垂直な面に対する角度は表1に示すとおり、±8.25°、±2.68°であり、同一偏向面で偏向された隣り合う光束間(11yと11m、11mと11c、11cと11k)の副走査方向の角度差θsは5.36°〜5.57°であり、角度分離するに充分な角度が与えられている。
次に、本実施例1における分離光学系に関し説明を行う。図3に示すとおり本実施例1においては分離光学系を構成する分離光学素子として折り返しミラー71k、71y、71m、71c、72k、72y、72mを用い、結像光学素子6で屈折された後の複数の光束をそれぞれ異なる位置において折り返しミラー71k、71y、71m、71c、72k、72y、72mにより偏向している。この折り返しミラー71k、71y、71m、71c、72k、72y、72mによる光束分離は最も簡易で低コストな手法であるが、複数の光束の主光線間の角度を小さくすることができる反射型プリズムを用いる手法もあり、この手法を選択しても折り返しミラーと同様の効果を得ることが可能である。
本実施例1で用いられる折り返しミラー71k、71y、71m、71c、72k、72y、72mは、平面ミラーである。
本実施例1における分離光学系は、光束毎に1枚の折り返しミラー71c、又は、光束毎に2枚の折り返しミラー(71k、72k)、(71y、72y)、(71m、72m)から構成されるようにしたが、分離光学系はその構成に限定されない。
例えば、分離光学系は、全ての光束毎に1枚の折り返しミラーとする構成や全ての光束毎に2枚以上の折り返しミラーとする構成でも良い。
次に、本実施例1における結像光学素子6に関し説明を行う。本実施例では角度分離により光束を分離している為、光偏向器5から出射する光束は副走査方向にそれぞれ異なる大きな角度をもって結像光学素子6に入射することになり、このような異なる角度を有した複数の光束を同時に収差補正する必要がある。
図4は、本実施例1における走査光学装置の光偏向器5から被走査面8までの副走査断面を模式的に表したものであり、図3から分離光学系を取り去って表記したものに相当する。図4に示したとおり、本実施例1は角度分離で複数の光線を分離しているため、ポリゴンミラー5の偏向面上での4本の光束(51k、51c、51m、51y)および被走査面8上での4本の光束(81k、81c、81m、81y)はそれぞれ近接している。これらの両点における離間量は、副走査断面内において100μm以下と結像光学素子6の焦点距離と比較して非常に小さい為、光学的には一点として扱っても差し支えない。
この場合、近似的に一点から出射した光束が一点に結像する問題に置き換えられるため、互いに異なる角度を有した複数の光束を同時に収差補正するためには、主走査方向の各位置においてそれぞれ4本の光束が通る範囲で結像光学素子6の副走査方向の球面収差を補正すれば良いことが分かる。
そのため、本実施例1では、単玉レンズ6の副走査方向の出射面形状を非円弧とし、かつ、その副走査方向の非円弧量が主走査方向の軸上から軸外に行くに従い変化する面を用いることにより、全走査位置(全像高)において副走査方向の球面収差を補正することを可能とした。これにより、副走査方向の入射角が大きい場合においても複数の光束夫々の副走査方向の像面湾曲、複数の光束夫々の走査線湾曲を良好に補正することが可能となり、単玉レンズ6という容易な構成においても前述した角度分離におけるデメリットを克服可能である。
なお、本実施例1では結像光学系を単玉レンズ6で構成したが、結像光学系を複数枚の結像光学素子で構成しても、副走査方向の入射角が大きい場合においても複数の光束夫々の主走査方向及び副走査方向の像面湾曲、複数の光束夫々の走査線湾曲を良好に補正することが可能である。
例えば、光偏向器5側の第1の結像レンズのみ4本の光束が通過する共用レンズとし、被走査面側の第2の結像レンズを4本の光束毎に配置する構成(第2の結像レンズは4枚)を取っても良い。
次に、本実施例1における光源素子1に関し説明する。前述のとおり、本実施例の光源素子1は、4つの近接した発光部を有する垂直共振器型面発光半導体レーザ(Vcsel)である。
この垂直共振器型面発光半導体レーザは半導体基板と垂直方向に光が出射する構成のため、従来の端面発光型半導体レーザと比較し格段に複数の発光部数の増加、2次元並列集積化、発光部のレイアウトが容易である。
したがって、従来の端面発光型半導体レーザと比較し単一の光源素子からの光束分離に適しており、さらに8つの発光部からの光束を4つの被走査面8c、8m、8y、8kに2本ずつ、16個の発光部からの光束を4つの被走査面8c、8m、8y、8kに4本ずつ、あるいは24個の発光部からの光束を6つの被走査面に4本ずつ分離すると言った構成も可能である。
したがって、光源素子1の発光部数は被走査面数の整数倍であることが望ましい。
次に、本実施例1における入射光学系(光源素子1から光偏向器5までの光学系)に関し説明する。図5は本実施例における走査光学装置の光源素子1から光偏向器5までの副走査断面を模式的に表したものであり、(a)は4本の光束の主光線のみを表示した図、(b)はそのうちの1本の主光線と瞳端光線を表示した図である。単一の光源素子1から出射した4本の光束はコリメータレンズ2により平行光化された後、直後に配置された絞り3に入射し、このとき4本の光束の主光線は絞り3の開口部の同位置において交差する。
複数の光束の主光線の出射角は発光部の光軸からの離間量と絞り3の位置で決まるため、光源素子1からの副走査方向の出射角を大きくするためには光源素子1から光偏向器5間の中点より光源素子1側に配置することが望ましい。
絞り3からの複数の光束は、シリンドリカルレンズ4によりポリゴンミラー5の後に位置する絞り3の共役点に向け屈折される。このときポリゴンミラー5の同一の偏向面に入射する複数の光束の夫々の主光線の副走査方向の入射角(光偏向器5の回転軸に垂直な面に対する角度)を大きくするためには、副走査断面内においてシリンドリカルレンズ4による絞り3とその共役点間の結像を縮小結像(|βsi|≦1)とすればよい。
よって、シリンドリカルレンズ4による絞り3とその共役点間の副走査方向の横倍率の絶対値|βsi|≦1とすれば、副走査断面内において光源素子1からの複数の光束の主光線の出射角を拡大することが可能となる。
言い方を換えると、偏向面に入射する光束の主光線の副走査方向の入射角とは、副走査断面内において光偏向器5の偏向面の法線と光束の主光線が成す角度と定義される。
このときシリンドリカルレンズ4による絞り3とその共役点間の副走査方向の横倍率βsiは、
1/20<|βsi|<1/3
を満たすことが望ましい。
これは絞り3から出射する光束の主光線のシリンドリカルレンズ4の光軸に対する副走査方向の傾角をθa、光偏向器5(回転多面鏡)に入射する光束の主光線の副走査方向の傾角をθpとするとき、3<θp/θa<20であることと等価である。
この条件式において上限を超えると絞り3からシリンドリカルレンズ4までの距離が長く、シリンドリカルレンズ4から光偏向器5の偏向面までの距離が短くなるため入射光学系の配置が難しくなり、下限を超えると複数の光束を分離するに必要な分離角度が得られなくなる。
更に好ましくは、1/15<|βsi|<1/8を満たすことが望ましい。
本実施例1では表1に示すように光源素子1の最も下部にある発光部からの光束の主光線のシリンドリカルレンズ4の光軸に対する副走査方向の傾角θaを0.77°、光偏向器5に入射する光束の主光線の副走査方向の傾角θpを−8.25°とすることで|θp/θa|=10.7とし、入射光学系2、3、4の配置を可能にすると共に光偏向器5以降での複数光束の分離を可能としている。なお他の3本の光束もそれぞれの副走査方向の傾角は異なるものの|θp/θa|の値はほぼ同じであることは言うまでも無い。
次に、本実施例1における入射光学系のサイズであるが、シリンドリカルレンズ4上での複数の光束の主光線の離間量が5.6mmでありシリンドリカルレンズ4の外径を同量だけ大きくする必要がある。しかしながら、従来の複数の光束の主光線が副走査断面内で光偏向器の回転軸と垂直な平面(主走査断面)に対して平行となるような光学系(複数の光束の夫々の主光線が副走査断面内で光偏向器の偏向面に対して垂直に入射する)の場合と比較するとこの量は小さくかつシリンドリカルレンズ4はプラスチック化が可能なため対応も容易である。
一方、ガラス製であることが好ましいコリメータレンズ2及び金属製であるポリゴンミラー5上では光束は空間的にほぼ重複している(厳密には離間している)ので従来のサイズと同等の大きさのコリメータレンズ2やポリゴンミラー5で差し支えない。
したがって相対的に加工コストの高い光学素子により大きいサイズを必要とする従来の複数の光束の主光線が副走査断面内で光偏向器の回転軸と垂直な平面(主走査断面)に対して平行となるような光学系(複数の光束の夫々の主光線が副走査断面内で光偏向器の偏向面に対して垂直に入射する)と比較しそのメリットは大きい。
以上、本実施例1においては、副走査断面内においてシリンドリカルレンズ4による絞り3とその共役点(偏向面の後ろに位置する)間の結像を縮小結像(1/20<|βsi|<1/3)とすることで、簡易な入射光学系で装置の肥大化、高価格化を招くことなく、近接した複数の発光部からの複数の光束に対しポリゴンミラー5上でそれぞれが分離するに必要な副走査方向の角度差を付与できる効果得られる。
(変形例1)
本実施例1では、結像光学系を構成する結像光学素子は1枚のfθレンズとしたが、それに限定されない。結像光学系を構成する結像光学素子は、2枚以上のfθレンズでも良い。また、結像光学素子はレンズ以外に回折光学素子、曲面ミラーでも良い。
また、本実施例1では、アンダーフィルド光学系を採用したが、偏向面に入射する光束の主走査方向の幅が偏向面の主走査方向の幅より大きいオーバーフィルド光学系を本実施例に適用しても良い。
また、本実施例1では、分離光学系を構成する分離光学素子を折り返しミラーは平面ミラーとしたが、分離光学素子を曲面ミラーとし、分離光学素子に結像性能を付与しても良い。
本実施例1では、光源素子として単一基板に複数の発光部を有する垂直共振器型面発光半導体レーザ(モノリシックマルチ半導体レーザ)を使用したが、本発明では複数の発光部を有する端面発光型半導体レーザを微小間隔(500μm以下)離して複数個設けた光源手段でも良い。
例えば、2つの発光部を有する端面発光型半導体レーザを微小間隔(500μm以下)離して2個設けた光源手段を実施例1の垂直共振器型面発光半導体レーザに適用しても良い。
図7は、本発明の実施例2における走査光学装置の主走査断面図である。図8は、実施例2における走査光学装置の光源素子1から光偏向器5までの副走査断面図である。本実施例2において実施例1と異なる点は光源素子1の発光部配列を2次元化した点、入射光学系に凹レンズを付加した点であり、他は実施例1と同様である。
光源素子1は垂直共振器型面発光レーザ(Vcsel)であり、本実施例2においては図10に示すとおりその発光部が2列(主走査対応方向)×4行(副走査対応方向)の2次元配列を持つ8個の発光部(1k−1、1k−2、1m−1、1m−2、1c−1、1c−2、1y−1、1y−2)よりなっている。
本実施例で使用される垂直共振器型面発光半導体レーザ(隣接する発光部の間隔は500μm以下)は、モノリシックマルチ半導体レーザである。
モノリシックマルチ半導体レーザとは、同一基板上に複数の発光部を備えたレーザである。
なお、本実施例における発光部配列は図10に示すように、行方向(副走査方向に対応)の発光部を繋ぐ線分と列方向(主走査方向に対応)の発光部を繋ぐ線分が直交しない2次元配列としているが、両者を直交させた発光部配列を有する光源素子1を、発光部の基板の法線に対して回転させて使用しても良い。
光源素子1から出射した8本の光束はコリメータレンズ2により平行光に変換された後、直後に配置された絞り3に入射し、絞り3の開口部の位置において8本の光束の主光線が交差する。なお、図7は簡単のため1本の光束のみ図示しており他の光束は不図示である。
図8は、副走査断面図であり、副走査方向に分離された4本の光束(12k−1、12m−1、12c−1、12y−1)のみ図示しており、他の4本(12k−2、12m−2、12c−2、12y−2)は図示した4本の光束に重なっているため不図示である。
絞り3からの複数の光束は、副走査方向にのみ負のパワーを有するシリンドリカルレンズ41により屈折された後、副走査方向にのみ正のパワーを有するシリンドリカルレンズ42によりポリゴンミラー5の後に位置する絞り3の共役点に向け屈折される。実施例1と同様、ポリゴンミラー5の同一の偏向面に入射する複数の光束の夫々の主光線の副走査方向の入射角(光偏向器5の回転軸に垂直な面に対する角度)を大きくするためには、副走査断面内において、シリンドリカルレンズ41、42による絞り3とそのポリゴンミラー5の後に位置する共役点間の結像を縮小結像とすればよい。
よって、シリンドリカルレンズ41、42による絞り3とその共役点間の副走査方向の横倍率の絶対値|βsi|≦1とすれば、副走査断面内において光源素子1からの複数の光束の主光線の出射角を拡大することが可能となる。
特に本実施例1おいては、副走査方向にのみ正のパワーを有するシリンドリカルレンズ42の前方に副走査方向にのみ負のパワーを有するシリンドリカルレンズ41を導入し、シリンドリカルレンズを負レンズ+正レンズの2枚系としたことにより、シリンドリカルレンズ2枚で定義される副走査方向の主平面位置をポリゴンミラー5側に移動させることが可能となる。これにより絞り3からシリンドリカルレンズ42までの距離を大きくとらなくても、より小さな副走査方向の横倍率となり、つまりポリゴンミラー5上の同一の偏向面に入射する複数の光束の夫々の主光線の副走査方向の入射角を大きくすることができる。
言い方を換えると、偏向面に入射する光束の主光線の副走査方向の入射角とは、副走査断面内において光偏向器5の偏向面の法線と光束の主光線が成す角度と定義される。
表2に本実施例における設計パラメータを示す。
表2に本実施例2における光学設計パラメータを示す。No.は面番号、Ryは主走査方向の曲率半径(mm)、Rzは副走査方向の曲率半径(mm)、Asph.は非球面係数、Dは面間隔(mm)、Glassは材質、Nは屈折率を示す。
ガラス製のコリメータレンズ2の入射面は平面で、出射面は回転対称非球面である。
絞りの形状は楕円形状であり主走査方向の開口部の幅は3.4mmである。絞りの副走査方向の開口部の幅は0.8mmである。
ガラス製のシリンドリカルレンズ41の入射面は、主走査方向がノンパワー(平面)で、副走査方向が負のパワーを有する非球面(非円弧)である。
ガラス製のシリンドリカルレンズ42の入射面は、主走査方向がノンパワー(平面)で、副走査方向が正のパワーを有する非球面(非円弧)である。
なおコリメータレンズ2及びシリンドリカルレンズ41、42の形状の定義式は実施例1と同じである。
Figure 0004695901
光偏向器5以降の結像光学系6、分離光学系71、72の構成、配置は実施例1と同様であり、その結果得られる光学特性も同様である。
実施例1と同様、このときシリンドリカルレンズ41、シリンドリカルレンズ42による絞り3とその共役点間の副走査方向の横倍率βsiは、
1/20<|βsi|<1/3
を満たすことが望ましい。
これは絞り3から出射する光束の主光線のシリンドリカルレンズ42の光軸に対する副走査方向の傾角をθa、光偏向器5に入射する光束の主光線の副走査方向の傾角をθpとするとき、3<θp/θa<20であることと等価である。
この条件式において上限を超えると絞り3からシリンドリカルレンズ42までの距離が長く、シリンドリカルレンズ42から偏向面5aまでの距離が短くなるため入射光学系の配置が難しくなり、下限を超えると複数の光束を分離するに必要な分離角度が得られなくなる。
更に好ましくは、1/20<|βsi|<1/3を満たすことが望ましい。
本実施例1では表2に示すように光源素子1の最も下部にある発光部からの光束の主光線のシリンドリカルレンズ42の光軸に対する副走査方向の傾角θaを0.81°、光偏向器5に入射する光束の主光線の副走査方向の傾角θpを−8.65°とすることで|θp/θa|=10.6とし、入射光学系の配置を可能にすると共に光偏向器5以降のfθレンズ6と被走査面8の間の光路中で複数の光束の空間分離を可能としている。
また、表2に示すように、副走査断面内において異なる被走査面に分離される同一の偏向面で偏向された隣接する光束間の主光線のなす角度θsは隣り合う光束間で空間的な重複が無いように、
θs>(1.64×λ×|βs0|)/ρ
θs>2.47(deg)
を満足する必要がある。本実施例2においても実施例1と同様、同一の偏向面で偏向された隣接する光束間の副走査方向の角度差θsを5.15〜5.64°と設定しており、副走査断面内において複数の光束を角度分離するに充分な角度が与えられている。
光偏向器5の偏向面5aは平面なので、θs=θpである。
本実施例2の結像光学系6は、図7の如く一枚の結像光学素子(fθレンズ)6から構成されている。
また、単玉レンズ6は、副走査断面内においてポリゴンミラー5の各偏向面5aの面倒れを補正する面倒れ補正系を担っている。ポリゴンミラー5の偏向面の偏向点と被走査面8の結像点を共役関係としている。
ポリゴンミラー5から出射した8本の光束は結像光学素子(fθレンズ)6という共通のレンズを介して2本ずつ7つの分離光学素子である折り返しミラー(71k、71y、71m、71c、72k、72y、72m)に入射し、4つの被走査面である感光体ドラム面(8k、8c、8m、8y)上をそれぞれ2本の光束により1つの感光体ドラム面をマルチビーム走査する。
本実施例2における分離光学系は、7つの分離光学素子である折り返しミラー71k、71y、71m、71c、72k、72y、72mで構成される。
本実施例1で使用された図3の結像光学系を本実施例2でも使用している。
以上、本実施例2においても実施例1と同様、簡易な入射光学系で装置の肥大化、高価格化を招くことなく、近接した複数の発光部からの複数の光束に対しポリゴンミラー5上でそれぞれが分離するに必要な副走査方向の角度差を付与できる効果得られる。
これにより、単一光源素子1からの複数の光束を共通の入射光学系でポリゴンミラー5まで導光し、さらに、ポリゴンミラー5の同一の偏向面5aで偏向走査された複数の光束を分離光学素子によりそれぞれの色相に対応する感光体ドラムに分離する分離光学系を可能とし、走査光学装置及び画像形成装置の小型、低価格化を実現するものである。
さらに、本実施例2の固有の特徴として光源素子であるVcselの2次元発光部配列により、各被走査面(8k、8c、8m、8y)に複数の光束を同時に分離することが可能となること、副走査方向のパワーが負であるシリンドリカルレンズ41の導入によりさらに入射光学系が小型化することから、走査光学装置及び画像形成装置の一層の小型化と高速走査化を実現するものである。
以上、本実施例2においては、副走査断面内においてシリンドリカルレンズ41、42による絞り3とその共役点(偏向面の後ろに位置する)間の結像を縮小結像(1/20<|βsi|<1/3)とすることで、簡易な入射光学系で装置の肥大化、高価格化を招くことなく、近接した複数の発光部からの複数の光束に対しポリゴンミラー5上でそれぞれが分離するに必要な副走査方向の角度差を付与できる効果得られる。
(変形例2)
本実施例2では、結像光学系を構成する結像光学素子は1枚のfθレンズとしたが、それに限定されない。結像光学系を構成する結像光学素子は、2枚以上のfθレンズでも良い。また、結像光学素子はレンズ以外に回折光学素子、曲面ミラーでも良い。
また、本実施例2では、アンダーフィルド光学系を採用したが、偏向面に入射する光束の主走査方向の幅が偏向面の主走査方向の幅より大きいオーバーフィルド光学系を本実施例に適用しても良い。
また、本実施例2では、分離光学系を構成する分離光学素子を折り返しミラーは平面ミラーとしたが、分離光学素子を曲面ミラーとし、分離光学素子に結像性能を付与しても良い。
本実施例2では、光源素子として単一基板に複数の発光部を有する垂直共振器型面発光半導体レーザ(モノリシックマルチ半導体レーザ)を使用したが、本発明では複数の発光部を有する端面発光型半導体レーザを微小間隔(500μm以下)離して複数個設けた光源手段でも良い。
例えば、4つの発光部を有する端面発光型半導体レーザを微小間隔(500μm以下)離して2個設けた光源手段を実施例2の垂直共振器型面発光半導体レーザに適用しても良い。
図6は本実施例のカラー画像形成装置の要部概略図である。図6において、160はカラー画像形成装置、110は各々実施例1、実施例2に示した構成を有する走査光学装置、121,122,123,124は各々像担持体としての感光ドラム、131,132,133,134は各々現像器、151は搬送ベルトである。
図6において、カラー画像形成装置160には、パーソナルコンピュータ等の外部機器152からR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色信号が入力する。これらの色信号は、装置内のプリンタコントローラ153によって、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各画像データ(ドットデータ)に変換される。これらの画像データは、それぞれ走査光学装置110に入力される。そして、これらの走査光学装置からは、各画像データに応じて変調された光ビーム141,142,143,144が出射され、これらの光ビームによって感光ドラム121,122,123,124の感光面が主走査方向に走査される。
本実施例のカラー画像形成装置は上述の如く走査光学装置110からの各々の画像データに基づいた4本の光ビームを用いて各色の潜像を各々対応する感光ドラム121,122,123,124面上に形成している。その後、記録材に多重転写して1枚のフルカラー画像を形成している。
前記外部機器152としては、例えばCCDセンサを備えたカラー画像読取装置が用いられても良い。この場合には、このカラー画像読取装置と、カラー画像形成装置160とで、カラーデジタル複写機が構成される。
以上、本実施例では、コリメータレンズ2、絞り3、シリンドリカルレンズ4といった従来の入射光学系の構成要素のみで、かつ装置の肥大化、高価格化を招くことなく、近接した発光部からの光束に対しポリゴンミラー5上でそれぞれが分離するに必要な角度差を付与した。これにより単一の光源素子1からの複数の光束を共通の入射光学系でポリゴンミラー5まで導光し、さらに、光偏向器5で偏向走査された複数の光束をミラー等の分離光学系71、72によりそれぞれの色相に対応する感光体ドラムに分離する光学系を可能とし、走査光学装置及び画像形成装置の小型、低価格化を実現するものである。
本発明の実施例1における走査光学装置の主走査断面図 本発明の実施例1における走査光学装置の光源素子から光偏向器までの副走査断面図 本発明の実施例1における走査光学装置の光偏向器から被走査面までの副走査断面図 本発明の実施例1における走査光学装置の光偏向器から被走査面までの副走査断面の模式図 本発明の実施例1における走査光学装置の光源素子から光偏向器までの副走査断面の模式図。(a)は4本の光束の主光線のみを表示、(b)は1本の光束の主光線と瞳端光線を表示 本発明の実施例1における画像形成装置 本発明の実施例2における走査光学装置の主走査断面図 本発明の実施例2における走査光学装置の光源素子1から光偏向器5までの副走査断面図 従来の走査光学装置における斜視図 本発明の実施例2における走査光学装置の光源素子1の発光部配列を示す図 本発明の実施例1における収差図
符号の説明
1 光源素子(垂直共振器型面発光レーザ)
11 レーザ出射光束
2 コリメーターレンズ
3 開口絞り
4 シリンドリカルレンズ
41 シリンドリカルレンズ
42 シリンドリカルレンズ、
5 光偏向器(ポリゴンミラー)
6 結像光学素子(fθレンズ)
7 分離光学素子(折り返しミラー)
71、72 折り返しミラー
8 被走査面(感光体ドラム)
k ブラック
c シアン
m マゼンタ
y イエロー

Claims (6)

  1. 複数の発光部を備えたモノリシックマルチ半導体レーザと、前記複数の発光部から発光された複数の発散光束の夫々の光束を集光する第1の光学系と、前記第1の光学系で集光された複数の光束の全ての光束が通過する開口部を有する絞りと、前記絞りの開口部を通過した前記複数の光束の全ての光束を同一偏向面で偏向する光偏向器と、前記絞りと前記光偏向器の間の光路に配置され、前記光偏向器の同一偏向面に入射する複数の光束の全ての光束の主光線を副走査断面内において前記偏向面に対して異なる角度で入射させる第2の光学系と、前記光偏向器の同一偏向面で偏向された複数の光束を異なる感光ドラム面上に分離する分離光学系と、前記光偏向器の同一偏向面で偏向された複数の光束を異なる感光ドラム面上に結像させる結像光学系と、を有する走査光学装置であって、
    前記第2の光学系による前記絞りと前記絞りの共役点間の副走査方向の横倍率βsiは、
    1/20<|βsi|<1/3
    を満たすことを特徴とする走査光学装置。
  2. 前記第2の光学系による前記絞りと前記絞りの共役点間の副走査方向の横倍率βsiは、
    1/15<|βsi|<1/8
    を満たす請求項1に記載の走査光学装置。
  3. 前記光偏向器の同一の偏向面に入射する複数の光束のうち異なる感光ドラム面に分離される同一偏向面で偏向された隣接する光束の主光線の副走査方向の角度差θs(rad)は、
    θs>(1.64×λ×|βso|)/ρ
    λ:前記光束の波長、βso:前記結像光学系の副走査方向の横倍率、
    ρ:前記感光ドラム面上における副走査方向のスポット径
    を満足する請求項1又は2に記載の走査光学装置。
  4. 0.5≦|βso|≦3.0、30≦ρ≦100(μm)、380≦λ≦820(nm)を満足する請求項3に記載の走査光学装置。
  5. 請求項1乃至4に記載の走査光学装置と、前記複数の感光ドラムと、を有するカラー画像形成装置。
  6. 更に、外部機器から入力したデータを画像信号に変換して前記走査光学装置に入力せしめるプリンタコントローラと有する請求項5に記載のカラー画像形成装置。
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